JP2017015340A - 被加熱体の製造方法および加熱装置 - Google Patents
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Abstract
Description
上下の板面の一方を上面(11)、他方を下面(12)とする板状をなし、当該上下の板面の少なくとも一方に被加熱体(K1)を搭載した状態で、開口部を介して加熱スペースに対して挿入および回収を行う搬送治具(10)と、を備える加熱装置(S1)を用い、
被加熱体が搭載された搬送治具は、当該搬送治具における上面、下面をそれぞれ上方、下方に向けるとともに、左右の両端部(15、16)を加熱スペースの左右の内壁(33、34)に当接させつつ、開口部から加熱スペースに挿入された状態とされ、当該挿入状態にて被加熱体の加熱を行う加熱工程を有する被加熱体の製造方法であって、
加熱工程における搬送治具の加熱スペースへの挿入状態では、搬送治具の上面とこれに対向する加熱スペースの上側の内壁(31)との間の第1の隙間(G1)、搬送治具の下面とこれに対向する加熱スペースの下側の内壁(32)との間の第2の隙間(G2)、および、搬送治具の挿入先端部(13)と加熱スペースの背壁との間の第3の隙間(G3)を連通し、第3の隙間をUターン部分とするU字状をなし、空気が流れる空気通路(40)が構成されるものであり、
加熱スペースにおける上側の内壁および下側の内壁、搬送治具における上面および下面のうちの少なくとも1箇所に、空気通路における空気の流れを阻害する突起状の阻害部(50)を設けることにより、加熱工程において、空気通路の気流に抵抗を与えるようにしたことを特徴とする。
上下の板面の一方を上面(11)、他方を下面(12)とする板状をなし、当該上下の板面の少なくとも一方に被加熱体(K1)を搭載した状態で、開口部を介して加熱スペースに対して挿入および回収を行う搬送治具(10)と、を備え、
被加熱体が搭載された搬送治具は、当該搬送治具における上面、下面をそれぞれ上方、下方に向けるとともに、左右の両端部(15、16)を加熱スペースの左右の内壁(33、34)に当接させつつ、開口部から加熱スペースに挿入された状態とされ、当該挿入状態にて被加熱体の加熱を行う加熱装置であって、
搬送治具の加熱スペースへの挿入状態では、搬送治具の上面とこれに対向する加熱スペースの上側の内壁(31)との間の第1の隙間(G1)、搬送治具の下面とこれに対向する加熱スペースの下側の内壁(32)との間の第2の隙間(G2)、および、搬送治具の挿入先端部(13)と加熱スペースの背壁との間の第3の隙間(G3)を連通し、第3の隙間をUターン部分とするU字状をなし、空気が流れる空気通路(40)が構成されるものであり、
加熱スペースにおける上側の内壁および下側の内壁、搬送治具における上面および下面のうちの少なくとも1箇所に、空気通路における空気の流れを阻害する突起状の阻害部(50)が設けられていることを特徴とする。
本発明の第1実施形態にかかる加熱装置S1について、図1〜図4を参照して述べる。この加熱装置S1は、たとえば自動車などの車両に搭載される各種電子装置を製造するときに、電子部品等の被加熱体K1を加熱する加熱工程を行うためのものとして適用されるものである。
本発明の第2実施形態にかかる加熱装置の要部について、図5を参照して述べる。本実施形態は、上記第1実施形態に比べて、阻害部50の構成が相違するものであり、この相違点を中心に述べることとする。
なお、阻害部50の配置位置については、上記図3のような加熱スペース21の下側の内壁32のうち背壁24側の端部に限定されるものではなく、図6(a)〜(c)、図7(a)〜(c)に示されるような種々のバリエーションが採用可能である。なお、図6、図7は図3と同様の断面方向を示しているが、図6、図7では、被加熱体K1、保持溝28および背部断熱板26dは、図示を省略してある。
11 搬送治具の上面
12 搬送治具の下面
13 搬送治具の挿入先端部
15 搬送治具の左端部
16 搬送治具の右端部
21 加熱スペース
24 加熱スペースの背壁
30 加熱スペースの開口部
31 加熱スペースの上側の内壁
32 加熱スペースの下側の内壁
33 加熱スペースの左側の内壁
34 加熱スペースの右側の内壁
40 空気通路
50 阻害部
K1 被加熱体
Claims (3)
- 前端側が常時開口している開口部(30)とされ、後端側が背壁(24)により閉塞された箱状の加熱スペース(21)と、
上下の板面の一方を上面(11)、他方を下面(12)とする板状をなし、当該上下の板面の少なくとも一方に被加熱体(K1)を搭載した状態で、前記開口部を介して前記加熱スペースに対して挿入および回収を行う搬送治具(10)と、を備える加熱装置(S1)を用い、
前記被加熱体が搭載された前記搬送治具は、当該搬送治具における前記上面、前記下面をそれぞれ上方、下方に向けるとともに、左右の両端部(15、16)を前記加熱スペースの左右の内壁(33、34)に当接させつつ、前記開口部から前記加熱スペースに挿入された状態とされ、当該挿入状態にて前記被加熱体の加熱を行う加熱工程を有する被加熱体の製造方法であって、
前記加熱工程における前記搬送治具の前記加熱スペースへの挿入状態では、前記搬送治具の前記上面とこれに対向する前記加熱スペースの上側の内壁(31)との間の第1の隙間(G1)、前記搬送治具の前記下面とこれに対向する前記加熱スペースの下側の内壁(32)との間の第2の隙間(G2)、および、前記搬送治具の挿入先端部(13)と前記加熱スペースの前記背壁との間の第3の隙間(G3)を連通し、前記第3の隙間をUターン部分とするU字状をなし、空気が流れる空気通路(40)が構成されるものであり、
前記加熱スペースにおける前記上側の内壁および前記下側の内壁、前記搬送治具における前記上面および前記下面のうちの少なくとも1箇所に、前記空気通路における空気の流れを阻害する突起状の阻害部(50)を設けることにより、前記加熱工程において、前記空気通路の気流に抵抗を与えるようにしたことを特徴とする被加熱体の製造方法。 - 前記第1の隙間または前記第2の隙間において、前記阻害部の突出先端部が、当該阻害部に対向する前記加熱スペースの内壁または前記搬送治具の板面に接触することにより、前記空気通路における空気流れを遮断していることを特徴とする請求項1に記載の被加熱体の製造方法。
- 前端側が常時開口している開口部(30)とされ、後端側が背壁(24)により閉塞された箱状の加熱スペース(21)と、
上下の板面の一方を上面(11)、他方を下面(12)とする板状をなし、当該上下の板面の少なくとも一方に被加熱体(K1)を搭載した状態で、前記開口部を介して加熱スペースに対して挿入および回収を行う搬送治具(10)と、を備え、
前記被加熱体が搭載された前記搬送治具は、当該搬送治具における前記上面、前記下面をそれぞれ上方、下方に向けるとともに、左右の両端部(15、16)を前記加熱スペースの左右の内壁(33、34)に当接させつつ、前記開口部から前記加熱スペースに挿入された状態とされ、当該挿入状態にて前記被加熱体の加熱を行う加熱装置であって、
前記搬送治具の前記加熱スペースへの挿入状態では、前記搬送治具の前記上面とこれに対向する前記加熱スペースの上側の内壁(31)との間の第1の隙間(G1)、前記搬送治具の前記下面とこれに対向する前記加熱スペースの下側の内壁(32)との間の第2の隙間(G2)、および、前記搬送治具の挿入先端部(13)と前記加熱スペースの前記背壁との間の第3の隙間(G3)を連通し、前記第3の隙間をUターン部分とするU字状をなし、空気が流れる空気通路(40)が構成されるものであり、
前記加熱スペースにおける前記上側の内壁および前記下側の内壁、前記搬送治具における前記上面および前記下面のうちの少なくとも1箇所に、前記空気通路における空気の流れを阻害する突起状の阻害部(50)が設けられていることを特徴とする加熱装置。
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---|---|---|---|---|
JPS4332167Y1 (ja) * | 1966-09-29 | 1968-12-27 | ||
JPH08285461A (ja) * | 1995-04-09 | 1996-11-01 | Daido Plant Kogyo Kk | メッシュベルトコンベヤ形雰囲気炉 |
JP2005352306A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Kyushu Nissho:Kk | 加熱装置 |
JP2010107137A (ja) * | 2008-10-31 | 2010-05-13 | Koyo Thermo System Kk | 熱処理装置 |
JP2016200378A (ja) * | 2015-04-14 | 2016-12-01 | 株式会社デンソー | 加熱装置 |
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