JP2017015340A - 被加熱体の製造方法および加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被加熱体を搭載した搬送治具を常時開口している開口部から加熱スペースに挿入して加熱するにあたって、加熱スペースの奥行き増加や開口部を遮蔽する扉の設置を行うことなく、加熱スペース内への外気侵入を抑制する。【解決手段】前端側が開口部30とされ後端側が背壁24により閉塞された箱状の加熱スペース21と、被加熱体K1を搭載し、開口部30を介して加熱スペース21に挿入および回収を行う板状の搬送治具10と、を備える加熱装置S1を用い、搬送治具10の挿入状態では、搬送治具10の上面11と上側の内壁31との第1の隙間G1、搬送治具10の下面12と下側の内壁32との第2の隙間G2、および、搬送治具10の挿入先端部13と背壁24との第3の隙間G3を連通するU字状をなす空気通路40が構成され、加熱スペース21の下側の内壁32に、空気流れを阻害する突起状の阻害部50を設けた。【選択図】図3

Description

本発明は、常時開口した加熱スペースを有する加熱装置を用いた被加熱体の製造方法、および、そのような製造方法に好適な加熱装置に関する。
従来、この種の加熱装置としては、たとえば特許文献1に記載のものが提案されている。この加熱装置は、前端側が被加熱体を出し入れするための常時開口している開口部とされ、後端側が背壁により閉塞された箱状の加熱スペースを備えている。
また、この加熱装置は、加熱スペースに対して挿入および回収を行う搬送治具を備えている。この搬送治具は、上下の板面の一方を上面、他方を下面とする板状をなし、当該上下の板面の少なくとも一方に電子部品等の被加熱体を搭載した状態で、加熱スペースに対して挿入および回収を行うものである。
そして、このような加熱装置を用いて被加熱体の加熱工程を行うのであるが、その加熱工程は、次のとおりである。被加熱体が搭載された搬送治具は、当該搬送治具における上面、下面をそれぞれ上方、下方に向けるとともに、左右の両端部を加熱スペースの左右の内壁に当接させつつ、開口部から加熱スペースに挿入された状態とされ、当該挿入状態にて被加熱体の加熱を行う。
また、この特許文献1に記載の様な従来の加熱装置は、通常、加熱スペースの前端側の開口部を開閉するドアを有している。つまり、加熱スペースへ被加熱体を挿入して加熱するときには、当該ドアにより加熱スペースが閉じられており、加熱スペース内は、適切な温度に確保されるようになっている。
特許第5294607号公報(図5参照)
しかしながら、近年では、加熱スペースへの被加熱体の出し入れを頻繁に行いたい等の理由から、上記したドアを省略した構成としたものが使用されてきている。この場合、加熱スペースの開口部は常時開口することになり、開口部を介して加熱スペース内部と外気とが常時連通した状態となる。そのため、この場合、加熱スペース内への外気侵入により、特に開口部付近の温度低下が懸念される。
この点について、図8に示される、本発明者が検討した試作品としてのドア無しの加熱装置を例にとって、具体的に述べる。この図8の試作品は、上記のドアが無いこと以外、加熱スペースや搬送治具は従来の一般的な加熱装置に準じた構成としている。
ここでは、板状の搬送治具10は、上面11に被加熱体K1を搭載し、開口部30から加熱スペース21に挿入されて被加熱体K1の加熱を行う。この挿入状態では、搬送治具10は、上面11、下面12をそれぞれ上方、下方に向けている。
そして、図示しないが、この挿入状態では、搬送治具10の左右の両端部は、加熱スペース21の左右の内壁に当接した状態とされている。典型的には、搬送治具10の左右の両端部は、加熱スペース21の左右の内壁に設けられた溝に嵌った状態で摺動されることにより、当該挿入がなされていく。
また、この搬送治具10の挿入にあたっては、搬送治具10の挿入先端部13が加熱スペース21の背壁24に当たって破損等のダメージを生じないように、搬送治具10の挿入先端部13と背壁24とを離間させた状態で、当該挿入を完了する。
そうすると、図8に示されるように、加熱工程における当該挿入状態では、搬送治具10の左右の両端部が加熱スペース21の左右の内壁に当接していることから、加熱スペース21内の空間は、搬送治具10によって上下に区画される。さらに、背壁24側の隙間により当該上下空間が連通した状態とされ、結果的に、加熱スペース21の内壁および搬送治具10により仕切られたU字状の空気通路40が形成される。
具体的に言えば、この空気通路40は、搬送治具10の上面11とこれに対向する加熱スペース21の上側の内壁31との間の第1の隙間G1、搬送治具10の下面12とこれに対向する加熱スペース21の下側の内壁32との間の第2の隙間G2、および、搬送治具10の挿入先端部13と加熱スペース21の背壁24との間の第3の隙間G3を連通し、第3の隙間G3をUターン部分とするものとして構成されている。
そうすると、図8中の矢印に示されるように、加熱工程においては、加熱スペース21内の熱い空気は、搬送治具10の上面11側の第1の隙間G1側にて開口部30から流出していく。また、これに伴って、冷たい外気が、搬送治具10の下面12側の第2の隙間G2側にて開口部30から加熱スペース21へ流入していく。
このような加熱スペース21内への外気侵入により、加熱スペース21内の温度、特に開口部30付近の温度低下が発生し、被加熱体K1の加熱処理が不十分になってしまうおそれがある。
このような問題に対して、加熱スペース21の奥行きを増加させることで、搬送治具10を加熱スペース21の奥深くに配置することが考えられるが、装置体格の増加等につながり、好ましくない。
また、開口部30を遮蔽する扉等の設置が考えられるが、その扉や当該扉の作動手段を設けるため、機構の複雑化を招くと共に、上記した従来のドア有りの構成と同じことになってしまい、常時開口することの利点が生かせなくなってしまう。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、被加熱体を搭載した搬送治具を常時開口している開口部から加熱スペースに挿入して加熱する加熱装置を用いた被加熱体の製造方法において、加熱スペースの奥行きの増加や開口部を遮蔽する扉の設置を行うことなく、加熱スペース内への外気侵入を抑制することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、前端側が常時開口している開口部(30)とされ、後端側が背壁(24)により閉塞された箱状の加熱スペース(21)と、
上下の板面の一方を上面(11)、他方を下面(12)とする板状をなし、当該上下の板面の少なくとも一方に被加熱体(K1)を搭載した状態で、開口部を介して加熱スペースに対して挿入および回収を行う搬送治具(10)と、を備える加熱装置(S1)を用い、
被加熱体が搭載された搬送治具は、当該搬送治具における上面、下面をそれぞれ上方、下方に向けるとともに、左右の両端部(15、16)を加熱スペースの左右の内壁(33、34)に当接させつつ、開口部から加熱スペースに挿入された状態とされ、当該挿入状態にて被加熱体の加熱を行う加熱工程を有する被加熱体の製造方法であって、
加熱工程における搬送治具の加熱スペースへの挿入状態では、搬送治具の上面とこれに対向する加熱スペースの上側の内壁(31)との間の第1の隙間(G1)、搬送治具の下面とこれに対向する加熱スペースの下側の内壁(32)との間の第2の隙間(G2)、および、搬送治具の挿入先端部(13)と加熱スペースの背壁との間の第3の隙間(G3)を連通し、第3の隙間をUターン部分とするU字状をなし、空気が流れる空気通路(40)が構成されるものであり、
加熱スペースにおける上側の内壁および下側の内壁、搬送治具における上面および下面のうちの少なくとも1箇所に、空気通路における空気の流れを阻害する突起状の阻害部(50)を設けることにより、加熱工程において、空気通路の気流に抵抗を与えるようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、空気通路において第1の隙間および第2の隙間に位置する加熱スペースにおける上側の内壁および下側の内壁、さらには、搬送治具における上面および下面のうちの少なくとも1箇所に、突起状の阻害部を設けることにより、空気通路の気流に抵抗が生じ、空気流れが遅くなる。そのため、空気通路における空気の循環が抑制され、加熱スペース内の温度低下を抑制することができる。
よって、本発明によれば、加熱スペースの奥行きの増加や開口部を遮蔽する扉の設置を行うことなく、加熱スペース内への外気侵入を抑制することができる。
請求項3に記載の発明によれば、前端側が常時開口している開口部(30)とされ、後端側が背壁(24)により閉塞された箱状の加熱スペース(21)と、
上下の板面の一方を上面(11)、他方を下面(12)とする板状をなし、当該上下の板面の少なくとも一方に被加熱体(K1)を搭載した状態で、開口部を介して加熱スペースに対して挿入および回収を行う搬送治具(10)と、を備え、
被加熱体が搭載された搬送治具は、当該搬送治具における上面、下面をそれぞれ上方、下方に向けるとともに、左右の両端部(15、16)を加熱スペースの左右の内壁(33、34)に当接させつつ、開口部から加熱スペースに挿入された状態とされ、当該挿入状態にて被加熱体の加熱を行う加熱装置であって、
搬送治具の加熱スペースへの挿入状態では、搬送治具の上面とこれに対向する加熱スペースの上側の内壁(31)との間の第1の隙間(G1)、搬送治具の下面とこれに対向する加熱スペースの下側の内壁(32)との間の第2の隙間(G2)、および、搬送治具の挿入先端部(13)と加熱スペースの背壁との間の第3の隙間(G3)を連通し、第3の隙間をUターン部分とするU字状をなし、空気が流れる空気通路(40)が構成されるものであり、
加熱スペースにおける上側の内壁および下側の内壁、搬送治具における上面および下面のうちの少なくとも1箇所に、空気通路における空気の流れを阻害する突起状の阻害部(50)が設けられていることを特徴とする。
それによれば、上記請求項1の製造方法に用いて好適な製造装置を提供できる。そのため、本発明によっても、加熱スペースの奥行き増加や開口部を遮蔽する扉の設置を行うことなく、加熱スペース内への外気侵入を抑制することができる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
本発明の第1実施形態にかかる加熱装置を示す概略斜視図である。 (a)は、図1中の搬送治具単体を示す概略斜視図であり、(b)は、図1中の被加熱体を搭載した状態の搬送治具を示す概略断面図である。 図1中の加熱装置における加熱スペースを示す概略断面図である。 図3中の一点鎖線A−Aに沿った概略断面図である。 本発明の第2実施形態にかかる加熱装置における阻害部を示す概略断面図である。 (a)〜(c)は、本発明の他の実施形態としての阻害部の配置位置のバリエーションを示す概略断面図である。 (a)〜(c)は、本発明の他の実施形態としての阻害部の配置位置のバリエーションを示す概略断面図である。 本発明者が検討した試作品としてのドア無しの加熱装置を示す概略断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態にかかる加熱装置S1について、図1〜図4を参照して述べる。この加熱装置S1は、たとえば自動車などの車両に搭載される各種電子装置を製造するときに、電子部品等の被加熱体K1を加熱する加熱工程を行うためのものとして適用されるものである。
本実施形態のS1は、大きくは、被加熱体K1を収容して加熱する加熱スペース21を、複数個有する加熱炉20と、加熱スペース21に対して被加熱体K1の挿入および回収を行う搬送治具10と、を備えて構成されている。
加熱スペース21を含む加熱炉20の具体的詳細(図3、図4参照)については後述するが、加熱スペース21は、大きくは図1に示されるように、加熱用または伝熱用の壁体22、23、24、25によって前面側に常時開口する箱状に区画されたスペースとして構成されたものである。
そして、図1に示されるように、複数個の加熱スペース21は、上下方向および左右方向に並ぶ格子状配列を構成している。図1では、複数個の加熱スペース21は、上下方向(つまり垂直方向)に4個、左右方向(つまり水平方向)に3個の4×3の格子状配列を形成している。
搬送治具10は、被加熱体K1を載置し、被加熱体K1とともに加熱スペース21に挿入され、加熱後に取り出されて回収されるものである。ここで、被加熱体K1は、加熱を要する電子部品等であればよいが、たとえばセンサ部品や、モールド部品、各種基板等が挙げられる。
なお、この搬送治具10の挿入および回収は、図示しない駆動手段等により行われるようになっている。このような駆動手段は、たとえば搬送治具10を保持するアーム部と、コンピュータ制御されるロボット等よりなり、アーム部の移動制御を行う制御部と、を備えたものである。そして、搬送治具10は、図1中の矢印Y1に示されるように、被加熱体K1とともに、加熱スペース21に挿入可能となっている。
この矢印Y1の方向は、搬送治具10の加熱スペース21への挿入方向であり、以下、単に挿入方向Y1ということにする。さらに言えば、この挿入方向Y1は、加熱炉20の前面側から背面側に向かう方向に相当し、また、挿入方向Y1と反対方向が、搬送治具10の取り出し方向になる。
また、図1、図2に示されるように、搬送治具10は、上下の板面の一方を上面11、他方を下面12とする板状をなし、当該上下の板面の少なくとも一方に被加熱体K1を搭載した状態で、加熱スペース21に対して挿入および回収を行うものである。このような搬送治具10は、Al等の熱伝導性に優れた金属板等よりなる。
また、図1、図2に示されるように、搬送治具10においては、挿入方向Y1の先端側の端部が挿入先端部13、後端側の端部が挿入後端部14とされている。また、搬送治具10においては、挿入方向Y1および上下方向の両方向と直交する左右方向にて、左側の端部が左端部15、右側の端部が右端部16とされている。
ここでは、搬送治具10は、挿入方向Y1を長手方向とする長方形板状をなしており、短辺となる側面が挿入先端部13および挿入後端部14に相当し、長辺となる側面が左端部15および右端部16に相当する。
そして、この搬送治具10には、搭載される被加熱体K1を固定する固定手段が設けられておいる。ここでは、図1、図2に示されるように、搬送治具10の厚さ方向に貫通する貫通穴17が、固定手段として構成されている。
被加熱体K1は、搬送治具10の上面11側から貫通穴17に挿入されることにより、搬送治具10の上面11に搭載され固定されている。ここでは、被加熱体K1は、貫通穴17への挿入部分よりも搬送治具10の上面11上に位置する部分が拡径したキノコ形状をなしている。そして、図1、図2の例では、6個の被加熱体K1が搬送治具10に搭載されている。
次に、加熱スペース21を含む加熱炉20について、図1、図3、図4を参照して、より具体的に述べる。加熱炉20は、複数個の加熱スペース21全体を常時、所望の加熱温度に保持している。そして、加熱完了した加熱スペース21において、被加熱体K1とともに搬送治具10を回収した後、加熱前の被加熱体K1を搭載した別の搬送治具10を挿入するようになっている。
図1に示されるように、加熱炉20は、外形が断熱板26a、26b、26c、26dで区画されたもので、この断熱板26a〜26dで囲まれた、前面側が開口する直方体の箱形状をなす。断熱板は、上部断熱板26a、下部断熱板26b、側部断熱板26c、背部断熱板26d(図3参照)よりなり、耐熱性および断熱性に優れる通常の断熱材料よりなる。
壁体22〜25は、熱伝導性に優れたAl等の金属よりなる板であり、加熱炉20において断熱板26a〜26dで囲まれた空間内に距離を隔てて上下方向に対向配置された複数個の第1壁体22と、第1壁体22間にて距離を隔てて左右方向に棚状に配置された複数個の第2壁体23と、加熱炉20の背面側を塞ぐ第3壁体としての背壁24(図3参照)と、加熱炉20の上面側および下面側を塞ぐ第4壁体25とよりなる。
これにより、図3に示されるように、個々の加熱スペース21は、各壁体22〜25で区画されて、前面側すなわち前端側が常時開口している開口部30とされ、背面側すなわち開口部30とは反対側の後端側が背壁24により閉塞された箱状の空間として構成されている。
具体的に、本実施形態では、加熱スペース21は、長手方向の一端である前端側が常時開口し、他端である後端側が閉塞された直方体箱状の空間として形成されている。ここで、開口部30は、被加熱体K1を搭載した搬送治具10を出し入れするためのものであり、この開口部30を介して、搬送治具10の加熱スペース21への挿入および回収がなされるようになっている。
図3、図4を参照して加熱スペース21の内壁構成について述べておく。箱状をなす加熱スペース21において、垂直方向における上側の内壁31は、上側の第2壁体23により構成され、下側の内壁32は、下側の第2壁体23により構成される。
また、上述したように開口部30と反対側は、第3の壁体としての背壁24により遮蔽されている。そして、図4に示されるように、加熱スペース21において、左右方向における左側の内壁33は、左側の第1壁体22により構成され、右側の内壁34は、右側の第1の壁体22により構成される。
このような内壁構成を有する加熱スペース21において、対向する左右の内壁33、34には、保持溝28が設けられている。この保持溝28は、搬送治具10における左右の両端部15、16を挿入方向Y1に移動可能な状態で支持するもので、具体的には、図1、図3、図4に示されるように、左右の内壁33、34にて挿入方向Y1に沿って延びる溝として構成されている。
そして、搬送治具10を加熱スペース21に挿入するときには、搬送治具10の左右の両端部15、16を保持溝28に嵌めて当接させた状態で、搬送治具10を摺動させながら、当該挿入を行っていく。
これにより、図3、図4に示されるように、加熱スペース21に挿入された搬送治具10は、搬送治具10における上面11、下面12をそれぞれ上方、下方に向けるとともに、左右の両端部13、14を加熱スペース21の左右の内壁33、34に当接させた状態とされる。そして、加熱工程では、この挿入状態にて被加熱体K1の加熱が行われるようになっている。
ここで、図1に示されるように、上記した各壁体22〜25の内部の適所、ここでは、第1壁体22内に電気ヒータ27が設けられている。この電気ヒータ27は、加熱炉20における各加熱スペース21を所望の加熱温度に保持するためのものである。
そして、加熱工程において、被加熱体K1の投入は、被加熱体K1を搭載した搬送治具10を、所望の加熱温度とされている加熱スペース21に挿入することにより行われる。搬送治具10の挿入完了後、所定時間、加熱を行い、その後、加熱完了した被加熱体K1および搬送治具10を、加熱スペース21から回収する。こうして、本実施形態の加熱工程がなされるのである。
本実施形態では、このような加熱装置S1、および、この加熱装置S1を用いた被加熱体K1の加熱工程を有する被加熱体K1の製造方法を提供するものであるが、本実施形態では、さらに次に述べるような特徴点を有している。
まず、本実施形態においても、図3に示されるように、搬送治具10を加熱スペース21に挿入した状態では、上記図8に示したものと同様のU字状の空気通路40が、加熱スペース21内に形成される。
すなわち、空気通路40は、搬送治具10の上面11とこれに対向する加熱スペース21の上側の内壁31との間の第1の隙間G1、搬送治具10の下面12とこれに対向する加熱スペース21の下側の内壁32との間の第2の隙間G2、および、搬送治具10の挿入先端部13と加熱スペース21の背壁24との間の第3の隙間G3の各隙間を連通し、第3の隙間G3をUターン部分とするU字状をなすものとされる。
そして、本実施形態においては、加熱スペース21における上側の内壁31および下側の内壁32、搬送治具10における上面11および下面12の4面のうちの少なくとも1箇所に、突起状の阻害部50を設けるようにしている。
つまり、突起としての阻害部50は、第1の隙間G1および第2の隙間G2に位置する加熱スペース21の内壁および搬送治具10の板面のうちの少なくとも1箇所に位置するものである。
さらに言えば、阻害部50は、当該隙間G1、G2において加熱スペース21の内壁から、これに対向する搬送治具10の板面に向かって突出するものか、あるいは、逆に搬送治具10の板面から、これに対向する加熱スペース21の内壁に向かって突出するものとされる。
このような突起状の阻害部50は、空気通路40における空気流れを阻害するものであり、この阻害部50を設けることにより、空気通路40の気流に抵抗が与えられ、空気通路40における空気循環が抑制されることになる。
本実施形態では、図3、図4に示されるように、阻害部50は、加熱スペース21の下側の内壁32のうち背壁24側の端部において、搬送治具10の下面12に向かって突出するものとされている。なお、阻害部50の配置位置に関するその他のバリエーションの具体例については、後述の図6や図7等に示してある。
このような阻害部50は、Al等の金属よりなり、加熱スペース21の下側の内壁32つまり下側の第2壁体23と一体に成形されたものでもよいし、接着やネジ止め等により下側の内壁32に固定された別体のものであってもよい。
また、阻害部50の突出高さは、阻害部50によって空気通路40の通路面積を狭くすることで空気通路40における空気流れを阻害するのに十分な高さがあればよい。また、図4に示されるように、阻害部50は、幅が空気通路40の幅と同等とされており、空気通路40の幅方向全域に存在することが望ましい。これによれば、幅方向に余分な隙間が存在しないものとなる。
この空気流れの阻害に関する究極の形態としては、第1の隙間G1または第2の隙間G2において、阻害部50の突出先端部が、当該阻害部50に対向する加熱スペース21の内壁または搬送治具10の板面に接触することにより、空気通路40における空気流れを遮断している状態である。
図3、図4の例では、この究極の形態を採用している。つまり、第2の隙間G2において、阻害部50の突出先端部が、この阻害部50に対向する搬送治具10の下面12に接触することにより、空気通路40における空気流れを遮断している。
このように阻害部50が空気通路40における空気流れを遮断するものとすれば、空気流れの抵抗に与えられる阻害効果が最大限に発揮される。つまり、この遮断により、空気通路40の空気循環が停止される。
ところで、上述のように、本実施形態のようなU字状の空気通路40において、搬送治具10の上面11側の第1の隙間G1における開口部30を空気出口とし、下面12側の第2の隙間G2における開口部30を空気入口とし、第3の隙間G3をUターンするように空気が循環する。そして、この空気通路40における空気流れにより、加熱スペース21内の温度低下、特に、開口部30付近における温度低下が発生する。
しかし、本実施形態では、空気通路40において第1の隙間G1および第2の隙間G2に位置する加熱スペース21における上側の内壁31および下側の内壁32、さらには、搬送治具10における上面11および下面12のうちの少なくとも1箇所に、突起状の阻害部50を設けるようにしている。
それにより、空気通路40の気流に抵抗が生じ、空気流れが遅くなるため、空気通路40における空気の循環が抑制され、加熱スペース21内の温度低下が抑制される。よって、本実施形態によれば、加熱スペース21の奥行きを増加させたり、開口部30を遮蔽する扉の設置することなく、加熱スペース21内への外気侵入を抑制することができる。
なお、もし、搬送治具10の挿入先端部13と加熱スペース21の背壁24との間の第3の隙間G3に突起状の阻害部50を設けると、加熱スペース21に搬送治具10を挿入したときに、搬送治具10の挿入先端部13が阻害部50に当たってダメージを受けるおそれがある。
その点、本実施形態では、加熱スペース21の上下の内壁31、32、および、搬送治具10の上面11および下面12の少なくとも1箇所、つまり、第1の隙間G1および第2の隙間G2に、阻害部50を設けている。これにより、搬送治具10の挿入時に挿入先端部13が加熱スペース21の背壁24側の部分に当たることを回避しやすくしている。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態にかかる加熱装置の要部について、図5を参照して述べる。本実施形態は、上記第1実施形態に比べて、阻害部50の構成が相違するものであり、この相違点を中心に述べることとする。
上記第1実施形態では、上記図3、図4に示したように、空気通路40における空気流れの阻害に関して、阻害部50によって空気流れを遮断する形態を表した。しかし、阻害部50による空気流れの阻害は、空気通路40の遮蔽に限定されるものではなく、当該空気流れの阻害効果が発揮されるように空気抵抗を与えるものであればよい。
つまり、上記の阻害効果が発揮されるものならば、阻害部50の突出先端部と、当該阻害部50に対向する加熱スペース21の内壁または搬送治具10の板面との間に、多少の隙間が設けられていてもよい。
図5の例では、第2の隙間G2において、阻害部50の突出先端部が、この阻害部50に対向する搬送治具10の下面12に接触せずに隙間を有して配置されている。この場合、阻害部50の突出先端部と搬送治具10の下面12との狭い隙間により、空気抵抗が増大し、空気流れの阻害効果が発揮される。
(他の実施形態)
なお、阻害部50の配置位置については、上記図3のような加熱スペース21の下側の内壁32のうち背壁24側の端部に限定されるものではなく、図6(a)〜(c)、図7(a)〜(c)に示されるような種々のバリエーションが採用可能である。なお、図6、図7は図3と同様の断面方向を示しているが、図6、図7では、被加熱体K1、保持溝28および背部断熱板26dは、図示を省略してある。
まず、図6(a)に示される例では、阻害部50は、第1の隙間G1に位置する加熱スペース21の上側の内壁31のうち背壁24側の端部において、搬送治具10の上面11に向かって突出するものとされている。そして、本例の阻害部50の突出先端部は、第1の隙間G1において、搬送治具10の上面11に接触して空気流れを遮断している。
図6(b)に示される例では、阻害部50は、第2の隙間G2に位置する加熱スペース21の下側の内壁32のうち開口部30寄りの部位において、搬送治具10の下面12に向かって突出するものとされている。そして、本例の阻害部50の突出先端部は、第2の隙間G2において、搬送治具10の下面12に接触して空気流れを遮断している。
図6(c)に示される例では、阻害部50は、第1の隙間G1に位置する加熱スペース21の上側の内壁31のうち開口部30寄りの部位において、搬送治具10の上面11に向かって突出するものとされている。そして、本例の阻害部50の突出先端部は、第1の隙間G1において、搬送治具10の上面11に接触して空気流れを遮断している。
図7(a)に示される例では、阻害部50は2個設けられている。一方の阻害部50は、第1の隙間G1に位置する加熱スペース21の上側の内壁31において、搬送治具10の下面12に向かって突出するものとして設けられている。
他方の阻害部50は、第2の隙間G2に位置する加熱スペース21の下側の内壁32において、搬送治具10の下面12に向かって突出するものとして設けられている。そして、本例の阻害部50の突出先端部は、第1の隙間G1、第2の隙間G2において、それぞれ搬送治具10の上面11、下面12に接触して空気流れを遮断している。
上記のように図6(a)〜(c)および図7(a)の例では、阻害部50を加熱スペース21の内壁側に設けている。つまり、阻害部50は、内壁に接着やねじ止め等で固定されるか、内壁と一体成形されたものである。
これに対して、図7(b)、(c)に示される例では、阻害部50が搬送治具10側に設けられたものとされている。つまり、この場合の阻害部50は、搬送治具10の上面11もしくは下面12に接着やねじ止め等で固定されるか、内壁と一体成形され、搬送治具10とともに挿入および回収がなされるものである。
図7(b)に示される例では、阻害部50は、第2の隙間G2に位置する搬送治具10の下面12において、加熱スペース21の下側の内壁32に向かって突出するものとされている。そして、本例の阻害部50の突出先端部は、第2の隙間G2において、加熱スペース21の下側の内壁32に接触して空気流れを遮断している。
図7(c)に示される例では、阻害部50は、第1の隙間G1に位置する搬送治具10の上面11において、加熱スペース21の上側の内壁31に向かって突出するものとされている。そして、本例の阻害部50の突出先端部は、第1の隙間G1において、加熱スペース21の上側の内壁31に接触して空気流れを遮断している。
さらには、図6、図7に示されるような各配置位置を適宜組み合わせて、阻害部50を複数箇所に設けるようにしてもよい。また、これらの各配置位置について、阻害部50が空気流れを遮断する形態ではなく、上記図5に示したような突出先端部側に隙間を設けた形態であってもよい。
このように、阻害部50は、第1の隙間G1および第2の隙間G2に位置する加熱スペース21の内壁および搬送治具10の板面のうちの1箇所もしくは複数箇所に位置するものであればよく、図6、図7以外の配置位置についても適宜可能である。ただし、阻害部50の配置位置を決めるにあたっては、搬送治具10の挿入および回収時を含めて、搬送治具10に搭載されている被加熱体K1と阻害部50との干渉が発生しないようにすることが必要である。
なお、上記第1実施形態では、加熱炉20は、複数個の加熱スペース21を有するものであったが、加熱炉20としては、加熱スペース21を1個のみ有するものであってもよい。
また、上記第1実施形態では、被加熱体K1は、搬送治具10の上面11に搭載されていたが、固定手段を適宜変更することにより、下面12に搭載されていてもよいし、当該上下両面に搭載されていてもよい。たとえば、図2において搬送治具10の下面12側から、被加熱体K1を貫通穴17に圧入してやれば、下面12への搭載状態となる。
また、搬送治具10に搭載される被加熱体K1は複数個でなくてもよく、1個であってもよい。
また、上記第1実施形態では、搬送治具10における左右の両端部15、16を加熱スペース21の左右の内壁33、34に当接させて支持する形態として保持溝28の例を示したが、これに限定されるものではない。たとえば、加熱スペース21の左右の内壁33、34より突出する棚を設け、この棚の上に、搬送治具10における左右の両端部15、16を当接させて支持するようにしてもよい。
また、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能であり、また、上記各実施形態は、上記の図示例に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。
10 搬送治具
11 搬送治具の上面
12 搬送治具の下面
13 搬送治具の挿入先端部
15 搬送治具の左端部
16 搬送治具の右端部
21 加熱スペース
24 加熱スペースの背壁
30 加熱スペースの開口部
31 加熱スペースの上側の内壁
32 加熱スペースの下側の内壁
33 加熱スペースの左側の内壁
34 加熱スペースの右側の内壁
40 空気通路
50 阻害部
K1 被加熱体

Claims (3)

  1. 前端側が常時開口している開口部(30)とされ、後端側が背壁(24)により閉塞された箱状の加熱スペース(21)と、
    上下の板面の一方を上面(11)、他方を下面(12)とする板状をなし、当該上下の板面の少なくとも一方に被加熱体(K1)を搭載した状態で、前記開口部を介して前記加熱スペースに対して挿入および回収を行う搬送治具(10)と、を備える加熱装置(S1)を用い、
    前記被加熱体が搭載された前記搬送治具は、当該搬送治具における前記上面、前記下面をそれぞれ上方、下方に向けるとともに、左右の両端部(15、16)を前記加熱スペースの左右の内壁(33、34)に当接させつつ、前記開口部から前記加熱スペースに挿入された状態とされ、当該挿入状態にて前記被加熱体の加熱を行う加熱工程を有する被加熱体の製造方法であって、
    前記加熱工程における前記搬送治具の前記加熱スペースへの挿入状態では、前記搬送治具の前記上面とこれに対向する前記加熱スペースの上側の内壁(31)との間の第1の隙間(G1)、前記搬送治具の前記下面とこれに対向する前記加熱スペースの下側の内壁(32)との間の第2の隙間(G2)、および、前記搬送治具の挿入先端部(13)と前記加熱スペースの前記背壁との間の第3の隙間(G3)を連通し、前記第3の隙間をUターン部分とするU字状をなし、空気が流れる空気通路(40)が構成されるものであり、
    前記加熱スペースにおける前記上側の内壁および前記下側の内壁、前記搬送治具における前記上面および前記下面のうちの少なくとも1箇所に、前記空気通路における空気の流れを阻害する突起状の阻害部(50)を設けることにより、前記加熱工程において、前記空気通路の気流に抵抗を与えるようにしたことを特徴とする被加熱体の製造方法。
  2. 前記第1の隙間または前記第2の隙間において、前記阻害部の突出先端部が、当該阻害部に対向する前記加熱スペースの内壁または前記搬送治具の板面に接触することにより、前記空気通路における空気流れを遮断していることを特徴とする請求項1に記載の被加熱体の製造方法。
  3. 前端側が常時開口している開口部(30)とされ、後端側が背壁(24)により閉塞された箱状の加熱スペース(21)と、
    上下の板面の一方を上面(11)、他方を下面(12)とする板状をなし、当該上下の板面の少なくとも一方に被加熱体(K1)を搭載した状態で、前記開口部を介して加熱スペースに対して挿入および回収を行う搬送治具(10)と、を備え、
    前記被加熱体が搭載された前記搬送治具は、当該搬送治具における前記上面、前記下面をそれぞれ上方、下方に向けるとともに、左右の両端部(15、16)を前記加熱スペースの左右の内壁(33、34)に当接させつつ、前記開口部から前記加熱スペースに挿入された状態とされ、当該挿入状態にて前記被加熱体の加熱を行う加熱装置であって、
    前記搬送治具の前記加熱スペースへの挿入状態では、前記搬送治具の前記上面とこれに対向する前記加熱スペースの上側の内壁(31)との間の第1の隙間(G1)、前記搬送治具の前記下面とこれに対向する前記加熱スペースの下側の内壁(32)との間の第2の隙間(G2)、および、前記搬送治具の挿入先端部(13)と前記加熱スペースの前記背壁との間の第3の隙間(G3)を連通し、前記第3の隙間をUターン部分とするU字状をなし、空気が流れる空気通路(40)が構成されるものであり、
    前記加熱スペースにおける前記上側の内壁および前記下側の内壁、前記搬送治具における前記上面および前記下面のうちの少なくとも1箇所に、前記空気通路における空気の流れを阻害する突起状の阻害部(50)が設けられていることを特徴とする加熱装置。
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