JP2017014948A - プラズマ発生用電極、電極パネルおよびプラズマリアクタ - Google Patents

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Kazuhiko Madokoro
和彦 間所
一哉 内藤
Kazuya Naito
一哉 内藤
上西 真里
Mari Uenishi
真里 上西
田中 裕久
Hirohisa Tanaka
裕久 田中
灘浪 紀彦
Norihiko Nadanami
紀彦 灘浪
茂仁 坂井
Shigehito Sakai
茂仁 坂井
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【課題】誘電体の表面にPMが堆積することを抑制できる、プラズマ発生用電極、電極パネルおよびプラズマリアクタを提供する。【解決手段】電極23は、縦方向および横方向にそれぞれ延びる線状部31,32を有する格子状をなし、2本の縦線状部31および2本の横線状部32に取り囲まれる四角形状の網目33を多数有している。網目33は、排ガスの流通方向の最上流側の第1部分34で最も小さく(細かく)、排ガスの流通方向の下流側ほど段階的に大きく(粗く)なっている。言い換えれば、電極23の縦線状部31および横線状部32による格子の密度は、排ガスの流通方向の最上流側の第1部分34で最も高く、排ガスの流通方向の下流側ほど段階的に低くなっている。【選択図】図2

Description

本発明は、プラズマ発生用電極、電極パネルおよびプラズマリアクタに関し、とくに、内燃機関(エンジン)からの排ガスに含まれるPM(粒子状物質)を除去するための装置に好適なプラズマ発生用電極、電極パネルおよびプラズマリアクタに関する。
エンジン、とくにディーゼルエンジンから排出される排ガスには、CO(一酸化炭素)、HC(炭化水素)、NOx(窒素酸化物)およびPM(Particulate Matter:粒子状物質)などが含まれる。
排ガスに含まれるPMを除去する手法として、たとえば、PMをDPF(Diesel particulate filter)で捕集し、燃料のポスト噴射または排気管内噴射により排ガスを昇温させて、DPFに捕集されたPMを燃焼させる手法が提案されている。しかしながら、この手法は、PMを燃焼させる際に燃料を消費することによる燃費の悪化の問題を有している。また、いわゆる街乗り(市街地走行)では、排ガスの温度がPMを燃焼させる高温にならないため、かかる手法は、街乗りに多用される小型車には不向きである。
そこで、排ガスの流れ方向と平行、かつ、その流れ方向と直交する方向に互いに対向するように配置された複数の平板状の誘電体にそれぞれ電極を内蔵し、電極間に電圧を印加することにより、低温プラズマ(非平衡プラズマ)を発生させて、誘電体間を流れる排ガス中のPMを酸化して除去する手法が提案されている。
特許第4220778号公報
ところが、排ガス中のPMは誘電体間を下流側に進むにつれて酸化するため、誘電体間(反応器内)のPM濃度に偏りが生じる。その結果、図5に示されるように、誘電体間の上流側において、PMが誘電体の表面に付着して堆積するおそれがある。誘電体の表面におけるPMの堆積は、PM除去性能の低下の原因となる。
本発明の目的は、誘電体の表面にPMが堆積することを抑制できる、プラズマ発生用電極、電極パネルおよびプラズマリアクタを提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明の一の局面に係るプラズマ発生用電極は、排ガスの流通方向に延在する誘電体を備えるプラズマリアクタに用いられ、プラズマを発生させるためのプラズマ発生用電極であって、流通方向の上流側部分には、厚さ方向に貫通する孔が相対的に高い密度で形成され、下流側部分には、厚さ方向に貫通する孔が相対的に低い密度で形成され、孔は、平面視で、多角形状である。
なお、密度とは、単位面積当たりの孔の個数である。
この構成によれば、プラズマ発生用電極における排ガスの流通方向の上流側部分では、孔が相対的に高い密度で形成されているので、相対的に高いプラズマ密度のプラズマを発生させることができ、下流側部分では、孔が相対的に低い密度で形成されているので、相対的に低いプラズマ密度のプラズマを発生させることができる。その結果、プラズマ反応器の上流側では、PMを効率よく除去することができ、誘電体の表面にPMが堆積することを抑制できる。一方、プラズマ反応器の下流側では、上流側で除去されずに流下したPMが誘電体の表面に付着しても、そのPMを下流側部分で発生したプラズマまたは上流側から流下した活性種(ラジカル、オゾンなど)により除去することができ、誘電体の表面にPMが堆積することを抑制できる。
よって、誘電体の表面にPMが堆積することを抑制でき、PM除去性能の低下を抑制することができる。
さらには、孔が平面視で多角形状であることにより、孔の各角がプラズマ発生用電極に電圧が印加されたときの放電の起点になるので、密度の高いプラズマを発生することが可能となる。
プラズマ発生用電極は、縦方向に延びる複数の縦線状部および横方向に延びる複数の横線状部を有する格子状をなしていてもよい。
この場合、孔は、格子状の網目であってもよい。
たとえば、上流側部分における縦線状部間の間隔と横線状部間の間隔とが同じである場合、プラズマ発生用電極の下流側部分では、縦線状部間の間隔が横線状部間の間隔よりも広く設定されているか、または、横線状部間の間隔が縦線状部間の間隔よりも広く設定されていてもよい。
これにより、上流側部分において、下流側部分と比較して、孔(網目)のサイズを小さくすることができ、孔の密度を高くすることができる。
また、上流側部分における縦線状部間の間隔と横線状部間の間隔とが同じであるか否かに拘わらず、プラズマ発生用電極の上流側部分では、下流側部分と比較して、縦線状部間の間隔および/または横線状部間の間隔が狭く設定されてもよい。
これにより、上流側部分において、下流側部分と比較して、孔(網目)のサイズを小さくすることができ、孔の密度を高くすることができる。
また、本発明は、プラズマ発生用電極の形態のみならず、誘電体および電極を備える電極パネルや、複数の電極パネルを備えるプラズマリアクタの形態で実現することもできる。
すなわち、本発明の他の局面に係る電極パネルは、誘電体と、誘電体バリア放電によるプラズマを発生させるための電極とを備える電極パネルであって、電極として、前記プラズマ発生用電極を用いたものである。
また、本発明のさらに他の局面に係るプラズマリアクタは、複数の電極パネルが間隔を空けて並列に設けられ、電極パネル間に誘電体バリア放電によるプラズマを発生させるプラズマリアクタであって、電極パネルとして、前記電極パネルを用いたものである。
本発明によれば、誘電体の表面にPMが堆積することを抑制でき、PM除去性能の低下を抑制することができる。更に、密度の高いプラズマを発生することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るプラズマ発生用電極、電極パネルおよびプラズマリアクタが用いられたPM除去装置の構成を図解的に示す断面図である。 プラズマ発生用電極の構成を図解的に示す平面図である。 プラズマ発生用電極の他の構成を図解的に示す平面図である。 プラズマ発生用電極のさらに他の構成を図解的に示す平面図である。 PMが誘電体の表面に堆積した様子を示す写真である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<PM除去装置>
図1は、本発明の一実施形態に係るプラズマ発生用電極23、電極パネル21およびプラズマリアクタ4が用いられたPM除去装置1の構成を図解的に示す断面図である。
PM除去装置1は、たとえば、自動車のエンジン(図示せず)から排出される排ガスに含まれるPMを除去するための装置であり、エキゾーストパイプなどの排気管2の途中部に介装される。PM除去装置1は、流通管3、プラズマリアクタ4およびパルス発生電源5を備えている。
流通管3は、一端部および他端部にそれぞれ排ガス流入口11および排ガス流出口12を有する管状(筒状)をなしている。排ガス流入口11は、排気管2におけるエンジン側の部分2Aに接続され、排ガス流出口12は、排気管2におけるエンジン側と反対側の部分2Bに接続されている。エンジンから排出される排ガスは、排気管2におけるエンジン側の部分2Aを流れ、排ガス流入口11から流通管3に流入して、流通管3を流通し、排ガス流出口12から排気管2におけるエンジン側と反対側の部分2Bに流出する。
プラズマリアクタ(プラズマ反応器)4は、流通管3内に配置されている。プラズマリアクタ4は、複数の電極パネル21を備えている。
電極パネル21は、四角板状をなし、誘電体22にプラズマ発生用電極(以下、単に「電極」という。)23を内蔵した構成、言い換えれば、電極23をその両面から誘電体22で挟み込んだ構成を有している。かかる構成の電極パネル21は、たとえば、誘電体22の材料からなる1対の四角板状の分割部分の一方上に導電性ペーストをパターン印刷し、その導電性ペーストを1対の分割部分で挟み込むように、一方の分割部分と他方の分割部分とを貼り合わせて、それらを焼成することにより作製される。誘電体22の材料としては、たとえば、Al(アルミナ)を用いることができる。導電性ペーストとしては、たとえば、タングステンペーストを用いることができる。複数の電極パネル21は、それぞれ流通管3における排ガスの流通方向(排ガス流入口11から排ガス流出口12に向かう方向)に延在し、流通方向と直交する方向に等間隔を空けて並列に配置(互いに対向して配置)されている。
電極23には、電極パネル21の積層方向の一端側から順に、プラス配線24およびマイナス配線25が交互に接続されている。プラス配線24およびマイナス配線25は、それぞれパルス発生電源5のプラス端子およびマイナス端子と電気的に接続されている。
<電極>
図2は、電極23の構成を図解的に示す平面図である。
電極23は、縦方向および横方向にそれぞれ延びる線状部31,32を有する格子状をなしている。言い換えれば、電極23は、縦方向に延びる複数の線状部31(以下、「縦線状部31」という。)および横方向に延びる複数の線状部32(以下、「横線状部32」という。)を備え、2本の縦線状部31および2本の横線状部32に取り囲まれる四角形状の網目33を多数有している。電極23は、横線状部32が排ガスの流通方向に沿うように設けられている。
電極23は、網目33の大小により、第1部分34、第2部分35、第3部分36および第4部分37に分けられる。
第1部分34は、排ガスの流通方向の最上流側に設けられている。第1部分34では、たとえば、縦線状部31間の間隔と横線状部32間の間隔とが同じに設定され、略正方形状の網目33が縦方向および横方向に整列して形成されている。
なお、縦線状部31間の間隔と横線状部32間の間隔とが同じである必要はなく、それらが互いに異なっていてもよい。
第2部分35は、第1部分34に対して排ガスの流通方向の下流側に設けられている。第2部分35では、たとえば、縦線状部31間の間隔が横線状部32間の間隔の2倍に設定され、横線状部32間の間隔が第1部分34における横線状部32間の間隔と同じに設定されている。第2部分35では、横方向(排ガスの流通方向)に長い略長方形状の網目33が縦方向および横方向に整列して形成されている。
第3部分36は、第2部分35に対して排ガスの流通方向の下流側に設けられている。第3部分36では、たとえば、縦線状部31間の間隔が横線状部32間の間隔の4倍に設定され、横線状部32間の間隔が第1部分34および第2部分35における横線状部32間の間隔と同じに設定されている。第3部分36では、第2部分35の網目33よりも横方向に長い略長方形状の網目33が縦方向および横方向に整列して形成されている。
第4部分37は、第3部分36に対して排ガスの流通方向の下流側であって、最下流側に設けられている。第4部分37では、たとえば、縦線状部31間の間隔が横線状部32間の間隔の8倍に設定され、横線状部32間の間隔が第1部分34、第2部分35および第3部分36における横線状部32間の間隔と同じに設定されている。第4部分37では、第3部分36の網目33よりも横方向に長い略長方形状の網目33が縦方向および横方向に整列して形成されている。
これにより、電極23の網目33は、排ガスの流通方向の最上流側の第1部分34で最も小さく(細かく)、排ガスの流通方向の下流側ほど段階的に大きく(粗く)なっている。言い換えれば、電極23の縦線状部31および横線状部32による格子の密度は、排ガスの流通方向の最上流側の第1部分34で最も高く、排ガスの流通方向の下流側ほど段階的に低くなっている。
複数の電極23は、各網目33の位置が一致するように(各網目33が上下に重なり合うように)配置されている。
<作用効果>
パルス発生電源5から互いに対向する電極23間にパルス電圧(たとえば、ピーク電圧:8kV、パルス繰り返し周波数:100Hz)が印加されると、網目33を取り囲む縦線状部31および横線状部32のエッジ(端縁)、とくに縦線状部31と横線状部32との交点(網目33の角)が起点となって放電が生じ、電極パネル21間に誘電体バリア放電によるプラズマが発生する。そして、プラズマの発生により、電極パネル21間を流通する排ガスに含まれるPMが酸化(燃焼)されて除去される。
第1部分34の網目33が最も小さいので、電極パネル21間における排ガスの流通方向の最上流部分(第1部分34と対向する部分)では、最も強い放電が生じ、最も高いプラズマ密度のプラズマが発生する。そのため、電極パネル21間における排ガスの流通方向の最上流部分では、PMを効率よく除去することができ、電極パネル21の表面にPMが堆積することを抑制できる。そして、電極パネル21間における排ガスの流通方向の最上流部分よりも下流側の部分(第2部分35、第3部分36および第4部分37と対向する部分)では、最上流部分で除去されずに流下したPMが電極パネル21(誘電体22)の表面に付着しても、そのPMを下流側部分で発生したプラズマまたは上流側から流下した活性種(ラジカル、オゾンなど)により除去することができ、電極パネル21の表面にPMが堆積することを抑制できる。
よって、電極パネル21の表面の全域において、PMが堆積することを抑制できる。その結果、PM除去装置1のPM除去性能を良好に維持することができる。
なお、電極23の横線状部32間の間隔は、電極パネル21間における横線状部32間の中央と対向する部分にもプラズマが発生するような間隔であればよく、たとえば、0.1〜1.0mmの範囲内に設定される。これにより、電極23の第4部分37における縦線状部31間の間隔が大きくても、電極パネル21間における第4部分37と対向する全領域でプラズマを発生させることができる。
また、電極パネル21間の間隔は、誘電体バリア放電が生じる間隔であればよく、たとえば、0.2〜5.0mmの範囲内で設定される。
<変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、図2に示される構成において、第2部分35では、縦線状部31間の間隔が横線状部32間の間隔の2倍に設定されているとしたが、これは単なる一例であり、縦線状部31間の間隔が第1部分34における縦線状部31間の間隔よりも大きければよい。第3部分36では、縦線状部31間の間隔は、第2部分35における縦線状部31間の間隔よりも大きければよく、横線状部32間の間隔の4倍に限らない。第4部分37では、縦線状部31間の間隔は、第3部分36における縦線状部31間の間隔よりも大きければよく、横線状部32間の間隔の8倍に限らない。
電極23は、図3に示される構成であってもよい。すなわち、図3に示される電極23では、第2部分35において、縦線状部31間の間隔が第1部分34における縦線状部31間の間隔と同じに設定され、横線状部32間の間隔が縦線状部31間の間隔の2倍に設定されている。また、第3部分36において、縦線状部31間の間隔が第1部分34および第2部分35における縦線状部31間の間隔と同じに設定され、横線状部32間の間隔が縦線状部31間の間隔の4倍に設定されている。第4部分37では、縦線状部31間の間隔が第1部分34、第2部分35および第3部分36における縦線状部31間の間隔と同じに設定され、横線状部32間の間隔が縦線状部31間の間隔の8倍に設定されている。
図3に示される構成であっても、図2に示される構成と同様の作用効果を奏することができる。
図3に示される構成において、第2部分35では、横線状部32間の間隔が縦線状部31間の間隔の2倍に設定されているとしたが、単なる一例であり、横線状部32間の間隔が第1部分34における横線状部32間の間隔よりも大きければよい。第3部分36では、横線状部32間の間隔が第2部分35における横線状部32間の間隔よりも大きければよい。第4部分37では、横線状部32間の間隔が第3部分36における横線状部32間の間隔よりも大きければよい。
また、電極23は、図4に示される構成であってもよい。すなわち、図4に示される電極23では、第2部分35において、縦線状部31間の間隔が第1部分34における縦線状部31間の間隔の2倍に設定され、横線状部32間の間隔が縦線状部31間の間隔と同じに設定されている。また、第3部分36において、縦線状部31間の間隔が第2部分35における縦線状部31間の間隔の2倍に設定され、横線状部32間の間隔が縦線状部31間の間隔と同じに設定されている。第4部分37では、縦線状部31間の間隔が第3部分36における縦線状部31間の間隔の2倍に設定され、横線状部32間の間隔が縦線状部31間の間隔と同じに設定されている。
図4に示される構成であっても、図2に示される構成と同様の作用効果を奏することができる。
図4に示される構成において、第2部分35では、縦線状部31間の間隔および横線状部32間の間隔がそれぞれ第1部分34における縦線状部31間の間隔および横線状部32間の間隔よりも大きければよい。第3部分36では、縦線状部31間の間隔および横線状部32間の間隔がそれぞれ第2部分35における縦線状部31間の間隔および横線状部32間の間隔よりも大きければよい。第4部分37では、縦線状部31間の間隔および横線状部32間の間隔がそれぞれ第3部分36における縦線状部31間の間隔および横線状部32間の間隔よりも大きければよい。
電極23は、第1部分34、第2部分35、第3部分36および第4部分37を有する構成に限らず、排ガスの流通方向の上流側および下流側に、それぞれ相対的に小さい網目33が形成された部分および相対的に大きい網目33が形成された部分を有していれば、網目33の大小により2つまたは3つの部分に分かれていてもよいし、5つ以上の部分に分かれていてもよい。
また、電極23に四角形状の網目33が形成された構成を取り上げたが、三角形、六角形、星形等の多角形または角を有する任意の形状の孔が電極23を厚さ方向に貫通して形成されていてもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
4 プラズマリアクタ
21 電極パネル
22 誘電体
23 電極(プラズマ発生用電極)
33 網目(孔)
34 第1部分(上流側部分)
35 第2部分(下流側部分)
36 第3部分(下流側部分)
37 第4部分(下流側部分)

Claims (5)

  1. 排ガスの流通方向に延在する誘電体を備えるプラズマリアクタに用いられ、プラズマを発生させるためのプラズマ発生用電極であって、
    前記流通方向の上流側部分には、厚さ方向に貫通する孔が相対的に高い密度で形成され、下流側部分には、厚さ方向に貫通する孔が相対的に低い密度で形成され、
    前記孔は、平面視で、多角形状である、プラズマ発生用電極。
  2. 請求項1に記載のプラズマ発生用電極であって、
    縦方向に延びる複数の縦線状部および横方向に延びる複数の横線状部を有する格子状をなしている、プラズマ発生用電極。
  3. 請求項2に記載のプラズマ発生用電極であって、
    前記下流側部分では、
    前記縦線状部間の間隔が前記横線状部間の間隔よりも広く設定されているか、
    または、
    前記横線状部間の間隔が前記縦線状部間の間隔よりも広く設定されている、プラズマ発生用電極。
  4. 誘電体と、
    誘電体バリア放電によるプラズマを発生させるための電極とを備え、
    前記電極として、請求項1ないし3のいずれか一項に記載のプラズマ発生用電極が用いられている、電極パネル。
  5. 複数の電極パネルが間隔を空けて並列に設けられ、前記電極パネル間に誘電体バリア放電によるプラズマを発生させるプラズマリアクタであって、
    前記電極パネルとして、請求項4に記載の電極パネルが用いられている、プラズマリアクタ。
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