JP2017013967A - シートの走行位置調整装置及びこれを備えたシートの搬送装置、並びに、シートの搬送方法 - Google Patents

シートの走行位置調整装置及びこれを備えたシートの搬送装置、並びに、シートの搬送方法 Download PDF

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Shigeyoshi Kiribe
▲繁▼嘉 桐部
喜弘 北村
Yoshihiro Kitamura
喜弘 北村
松尾 洋
Hiroshi Matsuo
洋 松尾
翔伍 一氏
Shogo Kazuji
翔伍 一氏
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Abstract

【課題】幅方向におけるシートの走行位置を所望の位置に移動させる際に、シートが所望の位置からずれることを十分に抑制し得るシートの走行位置調整装置等を提供する。【解決手段】 帯状のシートを順次下流側に送る第1のローラ、位置調整ローラ部及び第2のローラを備え、位置調整ローラ部は、前記第1のローラから送られた前記シートを受ける受けローラと、前記第2のローラに前記シートを送る送りローラとを有し、前記受けローラと前記送りローラとが回動したとき、前記受けローラ及び前記送りローラに対して前記第1及び第2のローラが相対的に移動可能に構成された、シートの走行位置調整装置。【選択図】 図2

Description

本発明は、シートの走行位置調整装置及びこれを備えたシートの搬送装置、並びに、シートの搬送方法に関する。
従来、帯状のシートを長手方向に搬送する際、その走行位置が幅方向にずれることがあり、この位置ずれを調整し、シートの走行位置を、幅方向の所望の位置に移動させて調整するシートの走行位置調整装置が用いられている。
かかるシートの走行位置調整装置として、シートの走行位置が所望の位置からずれることを抑制すべく、幅方向におけるシートの位置を検知し、その検知結果に基づいて位置調整用ローラを幅方向に移動させるように構成されたシートの走行位置調整装置が提案されている(特許文献1参照)。
この走行位置調整装置では、走行位置調整方式として、エンドピボット方式、及び、センターピボット方式が採用されている。
エンドピボット方式は、例えば、シートが架けられた1つの位置調整用ローラを、このローラから離れた位置に位置する回動軸を中心として回動させることによって、シートの走行位置を幅方向の所望の位置に移動させる方式である。
一方、センターピボット方式は、例えば、シートの搬送方向に配されてシートがそれぞれ架けられた2つの位置調整用ローラを一体として、該2つの位置調整用ローラの間に位置する回動軸を中心として回動させることによって、シートの走行位置を幅方向の所望の位置に移動させる方式である。
特開平08−301494号公報
しかし、上記特許文献1に示すようなシートの走行位置調整装置を用いても、シートの走行位置が所望の位置から幅方向にずれる場合があり、未だ、シートの走行位置が所望の位置からずれることを十分に抑制されているとはいい難い。
本発明は、上記事情に鑑み、シートの走行位置が所望の位置から幅方向にずれることを十分に抑制しつつ、幅方向におけるシートの走行位置を所望の位置に移動させることが可能なシートの走行位置調整装置及びこれを用いたシートの搬送装置、並びに、シートの搬送方法を提供することを課題とする。
本発明に係るシートの走行位置調整装置は、
帯状のシートが順次架けられて該シートをその長手方向に順次下流側に送る第1のローラ、位置調整ローラ部及び第2のローラを備え、
前記位置調整ローラ部は、前記第1のローラから送られた前記シートを受ける受けローラと、前記第2のローラに前記シートを送る送りローラとを有し、
前記受けローラと前記送りローラとは、前記シートの走行位置をその幅方向に移動させるように、回動軸を中心として回動するようになっており、
前記受けローラと前記送りローラとが回動したとき、
前記第1のローラに対する前記シートの接触部分の下流側端縁の中心と、前記受けローラに対する前記シートの接触部分の上流側端縁の中心とを結ぶ第1の仮想線が、前記受けローラの回動軸と略平行に位置するように、前記受けローラに対して前記第1のローラが相対的に移動可能に構成され、
且つ、
前記送りローラに対する前記シートの接触部分の下流側端縁の中心と、前記第2のローラに対する前記シートの接触部分の上流側端縁の中心とを結ぶ第2の仮想線が、前記送りローラの回動軸と略平行に位置するように、前記送りローラに対して前記第2のローラが相対的に移動可能に構成されている。
ここで、「第1の仮想線が前記受けローラの回動軸と略平行」とは、完全に平行、及び、一方に対して他方が0±1°以内にあることを意味する。
また、「第2の仮想線が前記送りローラの回動軸と略平行」とは、完全に平行、及び、一方に対して他方が絶対値として0±1°以内にあることを意味する。
さらに、「回動軸」とは、シートの幅方向の位置を調整すべくシートの搬送方向を変えるための回動の中心となる軸を意味する。
かかる構成によれば、受けローラ及び送りローラが回動することによって、第1のローラ及び第2のローラに対して受けローラ及び送りローラが傾くことになり、これにより、幅方向におけるシートの位置を所望の位置に移動させて調整することができる。
ここで、受けローラ及び送りローラが回動するだけでは、第1のローラ及び第2のローラに対する受けローラ及び送りローラの傾きによって、第1のローラと受けローラとの間、及び、送りローラと第2のローラとの間において、シートをその面方向に対して捻る力に加えて、シートをその面方向において曲げる方向の力も作用する場合がある。
ところが、シートを捻じる方向の力がシートに作用しても、シートの走行位置は幅方向にずれ難いが、シートを曲げる方向の力がシートに作用すると、シートの走行位置が幅方向にずれ易くなり、その結果、このシートを曲げる方向の力によって、せっかくシートを所望の位置に移動させたのにもかかわらず、所望の位置からさらに位置ずれが発生してしまう。
しかし、上記構成によれば、受けローラ及び送りローラを回動させたとき、受けローラ及び送りローラに対して第1及び第2のローラを上記のように相対的に移動することによって、第1のローラと受けローラとの間、送りローラと第2のローラとの間で、シートを曲げる方向の力をほとんど発生させずに、シートを捻じる方向の力をシートに作用させて、シートの走行位置を幅方向に移動させることができる。
従って、シートの走行位置が所望の位置からずれることを十分に抑制しつつ、幅方向におけるシートの走行位置を所望の位置に移動させ得る。
上記構成のシートの走行位置調整装置においては、
前記受けローラの回動軸及び前記送りローラの回動軸が、一致しているように構成されていてもよい。
かかる構成によれば、受けローラ及び送りローラを、共通の回動軸を中心として回動させることができるため、効率的に、シートの走行位置が所望の位置からずれることを抑制し得る。
上記構成のシートの走行位置調整装置においては、
前記幅方向における前記シートの走行位置を検知する検知部をさらに備え、
前記検知部の検知結果に基づいて、前記受けローラ及び前記送りローラの回動量と、前記受けローラ及び前記送りローラに対する前記第1及び第2のローラの相対的な移動量とが調整されるように構成されていてもよい。
かかる構成によれば、検知部の検知結果に基づいて、受けローラ及び送りローラの回動量と、受けローラに対する第1のローラの相対的な移動量及び送りローラに対する第2ローラの相対的な移動量を調整できるため、シートが所望の位置からずれることを、一層十分に抑制し得る。
本発明のシートの搬送装置は、
前記シートの走行位置調整装置を備え、
前記シートの走行位置調整装置によって、前記幅方向における前記シートの走行位置を調整しながら、前記シートを搬送するように構成されている。
かかる構成によれば、上記シートの走行位置調整装置によって幅方向におけるシートの走行位置を所望の位置に調整しながら、シートを搬送することができるため、シートの走行位置を所望の位置に十分に調整しつつ、シートを搬送することができる。
本発明のシートの搬送方法は、
前記シートの走行位置調整装置を用い、
前記幅方向における前記シートの走行位置を調整しながら、前記シートを搬送する。
かかる構成によれば、上記シートの走行位置調整装置によって幅方向におけるシートの走行位置を所望の位置に調整しながら、シートを搬送することがきるため、シートの走行位置を所望の位置に十分に調整しつつ、シートを搬送することができる。
以上の通り、本発明によれば、シートの走行位置が所望の位置からずれることを十分に抑制しつつ、幅方向におけるシートの走行位置を所望の位置に移動させることが可能なシートの走行位置調整装置、並びに、これを用いたシートの搬送装置及び搬送方法が提供される。
本発明の一実施形態に係るシートの走行位置調整を備えたシートの搬送装置の概略側面図 本実施形態のシートの走行位置調整装置を備えたシートの搬送装置の概略上面図 本実施形態のシートの走行位置調整装置に備えられた固定用支持部、回動用支持部、移動用支持部及び土台部を示す概略上面図 本実施形態のシートの走行位置調整装置の、受けローラ及び送りローラが回動する前の状態を示す図であって、図4(a)は概略側面図であり、図4(b)は、概略上面図 本実施形態のシートの走行位置調整装置の、受けローラ及び送りローラが回動したときに第1及び第2のローラが移動していない状態を示す図であって、図5(a)は概略側面図であり、図5(b)は、概略上面図 本実施形態のシートの走行位置調整装置の、受けローラ及び送りローラが回動したときに第1及び第2のローラが移動した状態を示す図であって、図6(a)は概略側面図であり、図6(b)は、概略上面図 本発明の他の実施形態のシートの走行位置調整装置を示す概略側面図 本発明の他の実施形態のシートの走行位置調整装置を示す概略側面図 本発明の他の実施形態のシートの走行位置調整装置を示す概略側面図 本発明の他の実施形態のシートの走行位置調整装置を示す概略側面図 本発明の他の実施形態のシートの走行位置調整装置を示す概略側面図 本発明の他の実施形態のシートの走行位置調整装置を示す概略側面図 実施例で用いたシートの走行位置調整装置を示す概略側面図 実施例で用いたシートの走行位置調整装置を用いたときの、シートの搬送方向に第2のローラを移動させた位置と、幅方向におけるシートの位置ずれとの関係を示すグラフ
以下、本発明の一実施形態に係るシートの走行位置調整装置を備えたシートの搬送装置及びシートの搬送方法について、図1〜図6を参酌して説明する。
図1〜図4に示すように、本実施形態のシート40の搬送装置1は、帯状のシート40が巻回されてなるロール体50からシート40を繰り出す供給部3と、シート40の走行位置調整装置10と、シート40を巻き取って回収する回収部5とを備えている。
シート40の走行位置調整装置10は、帯状のシート40が順次架けられて該シート40を順次下流側に送る第1のローラ11、走行位置調整ローラ部13及び第2のローラ15を備える。
位置調整ローラ部13は、第1のローラ11から送られたシート40を受ける受けローラ13aと、受けローラ13aに平行に配され、第2のローラ15にシート40を送る送りローラ13bとを有する。受けローラ13aと送りローラ13bとは、常に平行を維持しつつ、シート40の走行位置をその幅方向に移動させるように、それぞれの回動軸Rを中心として回動するようになっている。
シート40の走行位置調整装置10は、受けローラ13a及び送りローラ13bが回動したとき、
第1のローラ11に対するシート40の接触部分の下流側端縁S1の中心S1aと、受けローラ13aに対するシート40の接触部分の上流側端縁S2の中心S2aとを結ぶ第1の仮想線L1が、受けローラ13aの回動軸Rと平行に位置するように、受けローラ13aに対して第1のローラ11が相対的に移動可能に構成されている、
また、送りローラ13bに対するシート40の接触部分の下流側端縁S3の中心S3aと、第2のローラ15に対するシート40の接触部分の上流側端縁S4の中心S4aとを結ぶ第2の仮想線L2が、送りローラ13bの回動軸Rと平行に位置するように、送りローラ13bに対して第2のローラ15が相対的に移動可能に構成されている。
本実施形態では、図4に示すように、受けローラ13aの回動軸R及び送りローラ13bの回動軸Rは、第1のローラ11の自転軸r1に垂直な仮想平面Pに沿って位置している。また、受けローラ13aの回動軸R及び送りローラ13bの回動軸Rが、一致している。さらに、回動軸Rは、後述する基準状態にあるとき、自転軸r1と平行な方向において第1の仮想線L1と異なる位置に配されている。
ここで、自転軸r1は、第1のローラ11がシート40を搬送する際の自転の中心となる軸を意味する。
シート40の走行位置調整装置10は、第1のローラ11を支持しつつ搬送方向に移動する第1の移動用支持部17と、該第1の移動用支持部17を移動させる第1の移動用駆動部18と、受けローラ13aと送りローラ13bとを支持しつつ回動する回動用支持部21と、該回動用支持部21を、回動軸Rを中心として回動させる回動用駆動部23と、第2のローラ15を支持しつつ搬送方向に移動する第2の移動用支持部25と、該第2の移動用支持部25を移動させる第2の移動用駆動部27と、第1の移動用支持部17を移動可能に支持し、回動用支持部21を回動可能に支持し、且つ、第2の移動用支持部25を移動可能に支持する土台部29とを備えている。
シート40の走行位置調整装置10は、シート40の幅方向の走行位置を検知する検知部31と、検知部31で検知された検知結果に基づいて、受けローラ13a及び送りローラ13bの回動量と、第2のローラ15の移動量とを調整する制御部33とを備えている。
供給部3は、ロール体50からシート40を繰り出して供給するものである。このような供給部3は、ロール体50からシート40を繰り出し可能なものであればよく、特に限定されるものではない。
回収部5は、シート40を巻き取って回収するものである。このような回収部5は、シート40を巻き取り可能なものであればよく、特に限定されるものではない。
シート40の走行位置調整装置10は、上記の通り、帯状のシート40が順次架けられて該シート40を順次下流側に送る第1のローラ11、位置調整ローラ部13及び第2のローラ15を備えている。
本実施形態では、第1のローラ11の自転軸r1と第2のローラ15の自転軸r3とは、平行に配されている。すなわち、第1のローラ11の自転軸r1と第2のローラ15の自転軸r3とが、同一平面上に位置するように配されている。
ここで、自転軸r3は、第2のローラ15がシート40を搬送する際の自転の中心となる軸を意味する。
また、受けローラ13aと送りローラ13bは、所定の間隔を空けて、互いにその自転軸r2a、r2bが平行に配されている。
ここで、自転軸r2a、r2bは、受けローラ13a及び送りローラ13bがシート40を搬送する際の自転の中心となる軸をそれぞれ意味する。
受けローラ13aと送りローラ13bの自転軸r2a、r2bは、第1のローラ11の自転軸r1と第2のローラ15の自転軸r3とを含む仮想平面に平行な平面に沿って配されており、且つ、回動する前の基準状態において、第1のローラ11の自転軸r1及び第2のローラ15の自転軸r3に平行になるように配されている。
受けローラ13a及び送りローラ13bは、回動軸Rを中心として、これらが一体となって回動するようになっている。
第1のローラ11は、シート40が架けられて該シート40を下流側に送ることが可能であればよく、その具体的な構成は、特に限定されない。
本実施形態では、第1のローラ11は、該第1のローラ11を支持しつつ上記搬送方向に移動する第1の移動用支持部17によって支持されている。
第1の移動用支持部17は、第1の移動用駆動部18によって、シート40の搬送方向に沿って移動するようになっている。
第1の移動用駆動部18は、第1の移動用支持部17を移動させることが可能であればよく、その具体的な構成は、特に限定されない。
土台部29に支持された状態で、このように第1の移動用駆動部18によって駆動されることにより、図3に示すように、第1の移動用支持部17は、搬送方向に沿って移動するようになっている。また、この移動によって、第1のローラ11が搬送方向に沿って移動するようになっている。
受けローラ13a及び送りローラ13bは、回動していない基準状態、且つ、シート40が幅方向に位置ずれしていない状態においては、第1のローラ11に対するシート40の接触部分の下流側端縁S1の中心S1aと、受けローラ13aに対するシート40の接触部分の上流側端縁S2の中心S2aとを結ぶ第1の仮想線L1が、受けローラ13aの回動軸Rと平行に位置し、且つ、送りローラ13bに対するシート40の接触部分の下流側端縁S3の中心S3aと、第3のローラ15に対するシート40の接触部分の上流側端縁S4の中心S4aとを結ぶ第2の仮想線L2が、送りローラ13bの回動軸Rと平行に位置するように、配されている。
受けローラ13a及び送りローラ13bは、シート40が架けられて該シート40を下流側に送ることが可能であり、且つ、シート40の走行位置を幅方向に移動させるようにそれぞれの回動軸Rを中心として回動可能であればよく、その具体的な構成は、特に限定されない。
受けローラ13a及び送りローラ13bは、これらローラ13a、13bを支持しつつ回動する回動用支持部21によって支持されている。
回動用支持部21は、受けローラ13a及び送りローラ13bを支持するようになっている。回動用支持部21は、回動用駆動部23によって、回動するようになっている。
回動用駆動部23は、回動用支持部21を回動させることが可能であればよく、その具体的な構成は、特に限定されない。
土台部29に支持された状態で、このように回動用駆動部23によって駆動されることにより、図3に示すように、回動用支持部21は、その上流側を中心として下流側が円弧を描くように、回動するようになっている。また、この回動によって、受けローラ13aと送りローラ13bとが一体となって、回動軸Rを中心として回動するようになっている。
このように受けローラ13a及び送りローラ13bが回動することによって、その回動量に応じてシート40の走行位置が、幅方向の所望の位置に移動するようになっている。
第2のローラ15は、シート40の搬送方向に移動するようになっている。
第2のローラ15は、シート40が架けられて該シート40を下流側に送ることが可能であり、且つ、シート40を移動可能であればよく、その具体的な構成は、特に限定されない。
第2のローラ15は、送りローラ13bが回動したとき、第2の仮想線L2が回動軸Rと平行に位置するように、シート40の搬送方向に移動するようになっている。
本実施形態では、第2のローラ15は、該第2のローラ15を支持しつつ上記搬送方向に移動する第2の移動用支持部25によって支持されている。
第2の移動用支持部25は、第2の移動用駆動部27によって、シート40の搬送方向に沿って移動するようになっている。
第2の移動用駆動部27は、第2の移動用支持部25を移動させることが可能であればよく、その具体的な構成は、特に限定されない。
土台部29に支持された状態で、このように第2の移動用駆動部27によって駆動されることにより、図3に示すように、第2の移動用支持部25は、搬送方向に沿って移動するようになっている。また、この移動によって、第2のローラ15が搬送方向に沿って移動するようになっている。
検知部31は、シート40の幅方向の位置を検知するように構成されている。
本実施形態では、検知部31が2つ備えられている。
2つの検知部31は、第1のローラ11の上流側直近と、第2のローラ15の下流側直近にそれぞれ配されており、上流側の検知部31は、第1のローラ11に入るシート40の幅方向の走行位置を検知し、下流側の検知部31は、第2のローラ15から出たシート40の幅方向の走行位置を検知するようになっている。
かかる検知部31は、シート40の幅方向の走行位置を検知可能であればよく、特に限定されない。
2つの検知部31は、検知結果を制御部33に送信するようになっている。
制御部33は、検知部31で検知された検知結果に基づいて、受けローラ13a及び送りローラ13bの回動量と、第1のローラ11及び第2のローラ15の移動量とを調整するようになっている。
制御部33は、上流側の検知部31による検知結果と、下流側の検知部31による検知結果とを受信して、幅方向にシート40を所望の位置まで移動させるように、すなわち、下流側の検知部31によってシート40の走行位置が所望の位置に移動したことが検知されるように、受けローラ13a及び送りローラ13bの回動量を決定し、回動用駆動部23によって、回動用支持部21を介して受けローラ13a及び送りローラ13bを回動させるようになっている。
さらに、制御部33は、受けローラ13a及び送りローラ13bの回動量に応じて、第1のローラ11及び第2のローラ15の移動量を決定し、第1の移動用駆動部18及び第2の移動用駆動部27を介して、第1の移動用支持部17及び第2の移動用支持部25を移動させるようになっている。
このような制御部33としては、例えば、中央演算処理装置(CPU)等が挙げられる。
受けローラ13a及び送りローラ13bの回動量、並びに、第1のローラ11及び第2のローラ15の移動量は、例えば予備実験等によって適宜決定され得る。また、例えば、後述するようにして決定することができる。
シート40の搬送装置1では、供給部3によって、ロール体50からシート40を繰り出し、繰り出したシート40を、シート40の位置調整装置10の第1のローラ11、位置調整ローラ部13及び第2ローラ15に順次架けながら下流側に搬送し、回収部5によってシート40を巻き取って回収する。
このとき、図4に示すように、シート40の位置調整装置10では、受けローラ13a及び送りローラ13bは、基準状態になっている。
この状態で、上流側及び下流側の検知部31によって、第1のローラ11に入る際のシート40の幅方向の走行位置と、第2のローラ15から出たシート40の幅方向の走行位置とを検知し、検知結果を制御部33に送信する。
検知部31の検知結果が送信されると、制御部33は、シート40を幅方向の所望の位置に移動させるために、受けローラ13a及び送りローラ13bの回動量を決定する。
また、受けローラ13a及び送りローラ13bの回動量に応じて、第1の仮想線L1が回動軸Rと平行に位置するように、第1のローラ11の移動量を決定し、且つ、第2の仮想線L2が回動軸Rと平行に位置するように、第2のローラ15の移動量を決定する。
そして、決定された回動量に基づいて、制御部33は、図5に示すように受けローラ13a及び送りローラ13bを回動させつつ、決定された移動量に基づいて、図6に示すように、第1のローラ11及び第2のローラ15をシート40の搬送方向に移動させる。
具体的には、まず、受けローラ13a及び送りローラ13bが回動することによって、第1のローラ11及び第2のローラ15に対して受けローラ13a及び送りローラ13bが傾くことになり、これにより、幅方向におけるシート40の走行位置を所望の位置に移動させて調整する。
このとき、図5に示すように、第1のローラ11に対して受けローラ13aが傾くと、第1のローラ11と受けローラ13aとの間において、第1の仮想線L1が回動軸Rと平行に位置していないため、シート40をその面方向に対して捻る力に加えて、その面方向において曲げる方向の力も作用することになる。
また、図5に示すように、第2のローラ15に対して送りローラ13bが傾くと、送りローラ13bと第2のローラ15との間において、第2の仮想線L2が回動軸Rと平行に位置していないため、シート40をその面方向に対して捻る力に加えて、その面方向において曲げる方向の力も作用することになる。
ここで、シート40を捻じる方向の力がシート40に作用しても、シート40の走行位置は幅方向にずれ難いが、シート40を曲げる方向の力がシート40に作用すると、シート40の走行位置が幅方向にずれ易くなる。そのため、図5に示すように、第1のローラ11と受けローラ13aとの間、及び、送りローラ13bと第2のローラ15との間において、このシート40を曲げる方向の力が発生すると、せっかくシート40を所望の位置に移動させたのにもかかわらず、所望の位置からのさらなる位置ずれが発生してしまう。
従って、受けローラ13a及び送りローラ13bを回動させただけでは、所望の位置にシート40を移動させても、シート40がその位置から幅方向にずれてしまう。
しかし、図5に示す状態から、図6に示すように、受けローラ13a及び送りローラ13bを回動させたとき、第1の仮想線L1が回動軸Rと平行に位置するように、第1のローラ11をシート40の搬送方向に移動させることによって、第1のローラ11と受けローラ13aとの間でシート40に上記曲げる方向の力が作用することを抑制することができる。
また、受けローラ13a及び送りローラ13bを回動させたとき、第2の仮想線L2が回動軸Rと平行に位置するように、第2のローラ15をシート40の搬送方向に移動させることによって、送りローラ13bと第2のローラ15との間でシート40に上記曲げる方向の力が作用することを抑制することができる。
これにより、第1のローラ11と受けローラ13aとの間、及び、送りローラ13bと第2のローラ15との間で、シート40を曲げる方向の力をシート40にほとんど作用させずに、シート40を捻じる方向の力をシート40に作用させて、シート40の走行位置を幅方向に移動させることができる。
従って、シート40の走行位置調整装置10によれば、シート40の走行位置が所望の位置からずれることを十分に抑制しつつ、幅方向におけるシート40の走行位置を所望の位置に移動させることが可能となる。
また、図4に示すように、基準状態では、第1のローラ11の自転軸r1に垂直な方向において、第1のローラ11と第2のローラ15の最も内側を最短で結ぶ間隔と、受けローラ13a及び送りローラ13bの最も外側同士を最短で結ぶ間隔とが等しくなっている。
この間隔をDとすると、この状態から、図5に示すように、受けローラ13a及び送りローラ13bを、回動軸Rを中心として角度θ回動させたときには、第1のローラ11の自転軸r1に垂直な方向において、受けローラ13a及び送りローラ13bの最も外側同士を最短で結ぶ間隔は、D×cosθとなる。
そして、図6に示すように、第1のローラ11の自転軸r1と垂直な方向において、第1のローラ11と第2のローラ15の最も内側を最短で結ぶ間隔がD×cosθとなるように、第1のローラ11及び第2のローラ15を搬送方向に沿って移動させることによって、第1の仮想線L1及び第2の仮想線L2が、回動軸Rと平行に位置するようにすることができる。
このように、受けローラ13a及び送りローラ13bの回動前での、第1のローラ11と第2のローラ15の内側の間隔をDとし、受けローラ13a及び送りローラ13bの回動量を角度θとするとき、受けローラ13a及び送りローラ13bが回動したときに、第1のローラ11と第2のローラ15の内側の間隔がD×cosθとなるように、第1のローラ11及び第2のローラ15の移動量を決定し得る。
このようにして、走行位置調整装置10によって、受けローラ13a及び送りローラ13bを回動させたとき、第1のローラ11及び第2のローラ15をシート40の搬送方向に移動させて、シート40の走行位置を幅方向の所望の位置に調整しながら、シート40を搬送する。
なお、第1のローラ11を移動させたとき、回動軸Rに平行な方向に対して、第1の仮想線L1が0±1°以内の範囲内であればよい。ただし、そのずれは、好ましくは、シート40の幅に対してそれぞれ絶対値で0±0.1°以内である。
また、第2のローラ15を移動させたとき、回動軸Rに平行な方向に対して、第2の仮想線L2が絶対値で0±1°以内の範囲内であればよい。ただし、そのずれは、好ましくは、シート40の幅に対して絶対値で0±0.1°以内である。
以上の通り、本実施形態のシート40の走行位置調整装置10は、第1のローラ11、位置調整ローラ部13及び第2のローラ15を備え、位置調整ローラ部13は、第1のローラ11から送られたシート40を受ける受けローラ13aと、第2のローラ15にシート40を送る送りローラ13bとを有し、受けローラ13aと送りローラ13bとは、シート40の走行位置をその幅方向に移動させるように、それぞれの回動軸R(ここでは、共通の回動軸R)を中心として回動するようになっており、受けローラ13aと送りローラ13bとが回動したとき、第1の仮想線L1が、受けローラ13aの回動軸Rと平行に位置するように、受けローラ13aに対して第1のローラ11が相対的に移動可能に構成され、且つ、第2の仮想線L2が、送りローラ13bの回動軸Rと平行に位置するように、送りローラ13bに対して第2のローラ15が相対的に移動可能に構成されている。
かかる構成によれば、受けローラ13a及び送りローラ13bが回動することによって、第1のローラ11及び第2のローラ15に対して受けローラ13a及び送りローラ13bが傾くことになり、これにより、幅方向におけるシート40の位置を所望の位置に移動させて調整することができる。
また、受けローラ13a及び送りローラ13bを回動させたとき、第1の仮想線L1が受けローラ13aの回動軸Rと平行に位置するように、第1のローラ11が受けローラ13aに対して相対的に移動すると共に、第2の仮想線L2が送りローラ13bの回動軸Rと平行に位置するように、第2のローラ15が送りローラ13bに対して相対的に移動することができる。
このように、受けローラ13a及び送りローラ13bを回動させたとき、受けローラ13a及び送りローラ13bに対して第1及び第2のローラ11、15を上記のように相対的に移動することによって、第1のローラ11と受けローラ13aとの間、送りローラ13bと第2のローラ15との間で、シート40を曲げる方向の力をほとんど発生させずに、シート40を捻じる方向の力をシート40に作用させて、シート40の走行位置を幅方向に移動させることができる。
従って、シート40の走行位置が所望の位置からずれることを十分に抑制しつつ、幅方向におけるシート40の走行位置を所望の位置に移動させ得る。
本実施形態のシート40の走行位置調整装置10は、受けローラ13aの回動軸R及び送りローラ13bの回動軸Rが、一致しているように構成されている。
かかる構成によれば、受けローラ13a及び送りローラ13bを、共通の回動軸Rを中心として回動させることができるため、効率的に、シート40の走行位置が所望の位置からずれることを抑制し得る。
また、本実施形態のシート40の走行位置調整装置10は、幅方向におけるシート40の走行位置を検知する検知部31をさらに備え、検知部31の検知結果に基づいて、受けローラ13a及び送りローラ13bの回動量と、受けローラ13a及び送りローラ13bに対する第1及び第2のローラ11、15の相対的な移動量とが調整されるように構成されている。
かかる構成によれば、検知部31の検知結果に基づいて、受けローラ13a及び送りローラ13bの回動量と、受けローラ13a及び送りローラ13bに対する第1及び第2のローラ11、15の相対的な移動量とを調整できるため、シート40が所望の位置からずれることを、一層十分に抑制し得る。
本実施形態のシート40の搬送装置1は、シート40の走行位置調整装置10を備え、シート40の走行位置調整装置10によって、幅方向におけるシート40の走行位置を調整しながら、シート40を搬送することがきるため、シート40の走行位置を所望の位置に十分に調整しつつ、シート40を搬送することができる。
本実施形態のシート40の搬送方法は、シート40の走行位置調整装置10を用い、幅方向におけるシート40の走行位置を調整しながらシート40を搬送する。
本実施形態のシート40の搬送方法は、シート40の走行位置調整装置10を用い、幅方向におけるシート40の走行位置を調整しながらシート40を搬送することがきるため、シート40の走行位置を所望の位置に十分に調整しつつ、シート40を搬送することができる。
本実施形態のシート40の走行位置調整装置10、シート40の搬送装置1及び搬送方法は、上記の通りであるが、本発明のシート40の走行位置調整装置、シートの搬送装置及び搬送方法は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更できることは勿論である。
例えば、図7〜図9に示すように、シート40の位置調整装置10において、受けローラ13a及び送りローラ13bの回動軸Rの位置を変更したり、受けローラ13aと送りローラ13bを別々の回動軸Rを中心にそれぞれ回動するように変更したり、第1及び第2のローラ11、15を移動させる代わりに位置調整ローラ部13(受けローラ13a及び送りローラ13b)を移動させたりすることができる。この他、第1及び第2のローラ11、15、並びに位置調整ローラ部13の移動方向を変更したりすることもできる。
さらに、例えば、図10に示すように、シート40の位置調整装置10は、1つの位置調整用ローラ13を備え、該位置調整用ローラ13が、受けローラ13a及び送りローラ13bとなる態様のものであってもよい。すなわち、該位置調整用ローラ13が、受けローラ13a及び送りローラ13bの機能を有する態様のものであってもよい。
また、本実施形態や図7〜図10に示すように、シート40の位置調整装置10は、シート40の第1のローラ11に入る側と、第2のローラ15から出る側とが反対側となるように構成されていてもよい。また、図11に示すように、シート40の位置調整装置10は、第2のローラ15から出たシート部材40が、シート40の第1のローラ11に入る側と、第2のローラ15から出る側とが、同じ側となるように構成されていてもよい。
さらに、例えば、図12に示すように、シート40の位置調整装置10は、第1のローラ11の上流側、及び/または、第2のローラ15の下流側に、ダンサーロール部65を備えていてもよい。受けローラ13a及び送りローラ13bに対して第1及び第2のローラ11、15を搬送方向に相対的に移動させると、その分、シート40のパス長さが変化し、シート40の張力が変化することになるが、ダンサーロール部65が備えられることによって、パス長及び張力の変化を抑制し得る。
次に実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
図1に示すような第1ローラ11、受けローラ13a、送りローラ13b、及び、第2ローラ15を用い、図13に示すように、第1の仮想線L1を回動軸Rと一致させた状態で、受けローラ13a及び送りローラ13bを、基準状態から、共通の回動軸Rを中心として回動させたとき、第2のローラ15をシート40の搬送方向に移動させて、該第2のローラ15の位置と、幅方向におけるシート40の位置ずれを調べた。結果を、図14に示す。
図13、図14に示すように、第2の仮想線L2が、回動軸Rと平行な方向に沿って位置するように第2のローラ15が移動している場合に、幅方向において最もシート40の位置ずれが少なかった。一方、第2の仮想線L2が、回動軸Rと平行な方向から外れる程度が大きくなるように第2のローラ15が移動するほど、幅方向におけるシート40の位置ずれが大きくなる傾向にあった。なお、図13、図14では、回動軸Rと平行となる位置に対する第2の仮想直線L2のずれ量をオフセット量と表す。また、図14(a)では、オフセット量を長さ(mm)で示し、図14(b)は、オフセット量を角度(°)で示す。
この結果、第2の仮想線L2が、回動軸Rと平行に位置するように第2のローラ15を移動させることによって、シート40を面方向に曲げる方向の力の発生を抑制し得ることがわかった。
また、このことから、受けローラ13a及び送りローラ13bの回動によって、第1の仮想線L1が回動軸Rと平行に位置しなくなった場合には、該第1の仮想線L1が回動軸Rと平行に位置するように第1のローラ11を移動させることによって、シート40をその面方向に曲げる方向の力の発生を抑制し得ることも、容易に理解される。
従って、第1及び第2のローラ11、15に対して受けローラ13a及び送りローラ13bを移動させることによって、シート40をその面方向に曲げる方向の力の発生を抑制し得ることも、容易に理解される。
1:シートの搬送装置、3:供給部、5:回収部、10:シートの走行位置調整装置、11:第1のローラ、13:位置調整ローラ部、13a:受けローラ、13b:送りローラ、15:第2のローラ、17:第1の移動用支持部、18:第1の移動用駆動部、21:回動用支持部、23:回動用駆動部、25:第2の移動用支持部、27:第2の移動用駆動部、29:土台部、31:検知部、33:制御部、40:シート、50:ロール体、R:回動軸、r1、r2a、r2b、r3:自転軸、L1:第1の仮想線、L2:第2の仮想線、P:仮想平面

Claims (5)

  1. 帯状のシートが順次架けられて該シートをその長手方向に順次下流側に送る第1のローラ、位置調整ローラ部及び第2のローラを備え、
    前記位置調整ローラ部は、前記第1のローラから送られた前記シートを受ける受けローラと、前記第2のローラに前記シートを送る送りローラとを有し、
    前記受けローラと前記送りローラとは、前記シートの走行位置をその幅方向に移動させるように、回動軸を中心として回動するようになっており、
    前記受けローラと前記送りローラとが回動したとき、
    前記第1のローラに対する前記シートの接触部分の下流側端縁の中心と、前記受けローラに対する前記シートの接触部分の上流側端縁の中心とを結ぶ第1の仮想線が、前記受けローラの回動軸と略平行に位置するように、前記受けローラに対して前記第1のローラが相対的に移動可能に構成され、
    且つ、
    前記送りローラに対する前記シートの接触部分の下流側端縁の中心と、前記第2のローラに対する前記シートの接触部分の上流側端縁の中心とを結ぶ第2の仮想線が、前記送りローラの回動軸と略平行に位置するように、前記送りローラに対して前記第2のローラが相対的に移動可能に構成された、シートの走行位置調整装置。
  2. 前記受けローラの回動軸及び前記送りローラの回動軸が、一致しているように構成された、請求項1に記載のシートの走行位置調整装置。
  3. 前記幅方向における前記シートの走行位置を検知する検知部をさらに備え、
    前記検知部の検知結果に基づいて、前記受けローラ及び前記送りローラの回動量と、前記受けローラ及び前記送りローラに対する前記第1及び第2のローラの相対的な移動量とが調整されるように構成された、請求項1または2に記載のシートの走行位置調整装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のシートの走行位置調整装置を備え、
    前記シートの走行位置調整装置によって前記幅方向における前記シートの走行位置を調整しながら、前記シートを搬送するように構成された、シートの搬送装置。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載のシートの走行位置調整装置を用い、
    前記幅方向における前記シートの走行位置を調整しながら前記シートを搬送する、シートの搬送方法。
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