JP2017013787A - エコカーサウンドジェネレーター装置及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フェードアウトモード実行ステップ(S63)は、フェードアウト速度モード(S65)とフェードアウト時間モード(S67)を含む。フェードアウト速度モード(S65)は、フェードアウト車両速度算出ステップ(S651)とフェードアウト速度出力調整ステップ(S653)を含む。フェードアウト時間モード(S67)では、車両の速度が事前設定フェードアウトモード判断の速度以上である場合、制御部は、音響出力部の出力を車両の速度が事前設定の速度以上の範囲に進入した後、経過時間に応じて事前設定フェードアウト時間割合で減少させる。
【選択図】図9
Description
また、車両の速度及び一定速度範囲以上の速度進入経過時間を考慮してフェードアウト機能を実行することによって、フェードアウト機能の実現時頻繁な速度変化によって発生する不快感乃至不安感の発生を防止することもできる。
例えば、車両状態感知部100は、車両の始動ボタン110と、車両の動力生成手段である電気モーターの出力トルクを感知するトルクセンサー120、車両の変速機が備えられる場合、車両の変速機の変速レンジを感知して出力するインヒビタスイッチ130、運転者の車両の加速の可否を確認しようと加速ペダルの位置を感知出力する加速ペダル位置センサー140、運転者の制動ブレーキペダルの位置を確認しようとブレーキペダルの位置を感知出力するブレーキペダル位置センサー150と、車両の動力エネルギーの充電状態を感知するためのバッテリー感知センサー160と、車に別途の充電コネクター(図示せず)が備えられる場合、充電コネクターとの接続の可否を確認するための充電ケーブル接続感知部170を含むことができる。
場合により、車がハイブリッドカーである場合、すなわち、内燃機関としての車両のエンジンを含む場合、エンジンの作動状態、すなわち始動状態の可否を感知して、エンジンのエンジン回転速度を感知するクランクポジションセンサー(CPS)がさらに備えられてもよく、図示されなかったが車輪自体の回転速度を感知して車速を感知する別個の車速センサーをさらに備えてもよい。その他、車両の作動レディー(READY)状態、電気モーター作動スピード及び車両の走行速度などの様々な車両作動状態を感知するように構成されることができる。各々の作動状態は、各々別途のセンサー等を介して感知するように構成でき、ここで感知された各々の作動状態を通して車両の速度、加速度などが判断できて、これを利用して現在作動状態により適した形態の作動音を発生させることができる。
本実施形態で音源再生部600は、単にボリュームを変化させて作動音を出力させたり、ボリュームとピッチを同時に変化させて1オクターブ以上の周波数変化を通した認知向上をなす作動音を出力したり、音源ミキシング610を利用して音源のピッチとボリュームの変化がない100Hz〜300Hz範囲の基本低周波数音源を基本作動音として形成して、車両の速度に応じて周波数変化されて初期に発生された周波数領域よりも大きい周波数成分を持つ音源にボリュームが増加する音源を付加的作動音として選定してミキシング出力したり、一定車両速度を基準として領域を分割してピッチ及びボリュームと周波数変更範囲を異なるようにする音源を車両の速度に応じた作動音として選定しするが、複数個の音源の重なる区間では音源をフェードイン/フェードアウトする方式で二つの重なった音源間の自然な繋がりを可能にする。
また、急加速または急制動の音源出力方式で基本低周波数音源を基本作動音として形成して、急加速走行音の場合、周波数変更範囲を広くして強く加速している状態を示す音源をミキシングしたり、急制動走行音の場合、車両の速度が減少するにつれて高周波領域から低周波領域に移動しながらボリュームを同時に減らす音源を使用して車両の減速状態を表現可能にする。また、一定車両速度を越える急加速の場合、基本低周波数音源を基本作動音として形成するが、周波数変更範囲が広くて低周波数領域から高周波数領域に移動するにつれてボリュームが増加する音源を急加速走行音として使用して、作動音のピッチ及びボリュームの増加を通した一定の速度以上での急加速状態を歩行者乃至運転者に、認知可能とさせてもよい。
このような外部出力部810と内部出力部820は、再生する作動音に応じてどちらか一つが選択されるか、全部選択されて作動音を出力するように制御部400によって動作制御され得る。外部出力部810は、車両のボンネットの内部に配置されるように取り付けられてもよく、車両の前方または側面に位置した歩行者または運転者に現在の車両作動状態に対する作動音を伝達して、内部出力部820は、車両の室内に別途取り付けられてもよく、作動音を車両の室内空間に伝達して運転者に現在の車両作動状態に対する作動音を伝達する。
本実施形態で診断確認ステップ(S30)は、車両の初期化ステップで実行される付属ステップとして記述されたが、場合により車両のOBD(On Board Diagnostic)ターミナルに車両診断装備(図示せず)が接続されるか否かを判断して、車両診断装備を介して音源の再生及び増幅出力が正常な状態を成すか否かを診断する過程が実行されてもよいなど様々な変形が可能で、場合により初期化ステップは排除された構成を取ってもよいなど様々な変形が可能である。
より詳細には、エンジン始動音稼動ステップ(S42)は、エンジン始動判断ステップ(S43)とエンジン始動音出力ステップ(S44)を含む。エンジン始動判断ステップ(S43)で制御部400は、エンジン状態感知信号から車両の始動可否を判断するが、エンジン状態感知信号は、始動ボタン110からの始動信号を利用してもよく、場合により車両状態感知部100のクランクポジションセンサーを利用してもよい。
走行音稼動ステップ(S45)は、走行状態判断ステップ(S46)と走行音出力ステップ(S47)を含むが、走行状態判断ステップ(S46)は、車両状態感知部100の電気モーターの作動スピード、電気モーターの作動トルク及び加速ペダル位置のうち少なくともいずれか一つにより車両の速度を感知することができるが、制御部400は、感知された車両の速度と格納部(410)に格納された事前設定データのうちの一つである走行判断のための事前設定速度を比較する。
軽加速走行判断ステップ(S473)で制御部400は、車両走行加速度信号が、事前設定基準値の範囲内に存在するか否かを判断して、これに該当する場合、現在の車両の走行状態が、定速走行状態を含む軽加速状態と判断する。この時、事前設定基準値は、格納部(410)に格納された事前設定値として本実施形態では第1事前設定加速度基準値(as0)と第2事前設定加速度基準値(as1)を含む。
本実施形態で事前設定基準値を第1事前設定加速度基準値(as0)と第2事前設定加速度基準値(as1)の範囲に設定したが、場合により急制動を判断するための別途の事前設定基準値を設定して判断過程を細分化させてもよいなど設計仕様に応じて様々な構成が可能である。
その後、制御部400は、各ステップS475、S476、S477で再生生成された音源を利用して音源増幅部700及び音響出力部800を介して外部乃至内部出力を実行して各状態に対応する走行音を出力する(S478)。
高速中止確認ステップ(S57)は、車両状態感知部100の車両の走行速度信号及びエンジン状態感知信号、すなわち始動持続の可否を判断するエンジン始動信号を更新して現在の車両作動状態を確認して、車両の高速走行の可否を判断して、走行音の中止の可否を判断実行する。すなわち、高速中止確認ステップ(S57)で車両の走行状態であり走行音を出力している場合、車が高速走行状態に移行する際に仮想走行音が不要であると判断してこれを中止することになるが、高速中止確認ステップ(S57)は、高速走行判断ステップ(S48)と走行音中止ステップ(S49)を含み、場合により軽加速走行状態判断ステップ(S50)をさらに含んでもよい。すなわち、制御部400は、現在の車両の速度を確認乃至更新して、現在の車両の速度を事前設定速度(Vs)と比較して、現在車両の速度が事前設定速度(Vs)を超えたか否かを確認判断する。仮に、ステップS48で超えたものと確認される場合、制御部400は現在の車が高速走行状態に移行したと判断して、走行音の出力が不要であると判断して走行音の出力を排除する走行音中止ステップ(S49)を実行する。このような事前設定速度(Vs)は、先述された場合と同じ値を備えてもよいが、車両の走行に伴う路面の騒音が車両のエンジン音を越える場合であれば、設計仕様により多様に調整されてもよい。
走行音中止ステップ(S49)後、軽加速走行状態判断ステップ(S50)を実行して、持続的に車両の速度を更新して車両の速度が事前設定の速度(Vs)以下の領域に到達したか否かを確認することによって、該当領域に到達時、走行音の出力する必要があると判断して再び該当の速度領域への進入時走行音を出力するように制御の流れを走行音出力ステップ(S47)に移行させる。
フェードアウト速度モード(S65)は、フェードアウト車両速度算出ステップ(S651)とフェードアウト速度出力調整ステップ(S653)を含むが、フェードアウト車両速度算出ステップ(S651)では、事前設定ホールディング時間の間入力される車両速度を平均してフェードアウト車両速度が更新算出されて、フェードアウト速度出力調整ステップ(S653)では、フェードアウト車両速度に応じて事前設定フェードアウト速度割合で音響出力部の出力が減少される。
出力状態確認ステップ(S58)は、車両停車確認ステップ(S51)と車両始動確認ステップ(S53)を含むが、制御部400は、車両停車確認ステップ(S51)で車両の速度を確認して現在の車両の走行の可否乃至停車両の可否を確認する。すなわち、高速中止確認ステップ(S57)の高速走行判断ステップ(S48)で車両の走行速度が高速走行状態でないと判断される場合、制御部400は、車両停車確認ステップ(S51)を実行するが、車両停車確認ステップ(S51)で車両が停車されたと判断されなかった場合、制御部400は、制御の流れをステップS48に移行して走行音を持続して高速走行判断ステップを繰り返す。一方、車が停車されたと判断される場合、車両始動確認ステップ(S53)を実行してエンジンの中断乃至車両の始動ボタンによる終了信号の発生の可否を確認して、車両のエンジン始動が持続されたと判断される場合、制御部400は、制御の流れをステップS44に移行してエンジン始動音を持続して車両の走行状態への切換えの可否を確認する。
200 作動スイッチ
300 CAN通信部
400 制御部
500 音源格納部
510 データスイッチ部
600 音源再生部
700 音源増幅部
800 音響出力部
810 外部出力部
820 内部出力部
Claims (7)
- 車両作動状態を感知する車両状態感知部と;
車両作動状態に応じて出力されることができる多数個の作動音が音源データ形態で格納される音源格納部と;
前記音源格納部に格納された作動音のうちいずれか一つ以上を選択して出力される音源を調整再生する音源再生部と;
前記音源再生部によって調整再生される作動音を増幅させる音源増幅部と;
前記音源増幅部で増幅された増幅作動音を出力する音響出力部と;
前記車両状態感知部の感知信号の印可を受けて、印可を受けた感知信号に応じて前記作動音を調整変更する方式で各々異なるように再生されるように前記音源再生部を動作制御する制御部と;を含み、
前記車両状態感知部は、車両の速度を感知して、
前記制御部は、前記車両状態感知部の車両速度信号に応じて事前設定速度範囲に到達した場合、前記音響出力部の出力を車両の速度と事前設定速度範囲到達後の経過時間の事前設定割合でフェードアウトさせることを特徴とする、
エコカーサウンドジェネレーター装置。 - 車両作動状態を感知する車両状態感知部と;車両作動状態に応じて出力されることができる多数個の作動音が音源データ形態で格納される音源格納部と;前記音源格納部に格納された作動音のうちいずれか一つ以上を選択して出力される音源を調整再生する音源再生部と;前記音源再生部によって調整再生される作動音を増幅させる音源増幅部と;前記音源増幅部で増幅された増幅作動音を出力する音響出力部と;前記車両状態感知部の感知信号の印可を受けて、印可を受けた感知信号に応じて前記作動音を調整変更する方式で各々異なるように再生されるように前記音源再生部を動作制御する制御部と;を含み、前記車両状態感知部は、車両の速度を感知して、前記制御部は、前記車両状態感知部の車両速度信号に応じて事前設定速度範囲に到達した場合、前記音響出力部の出力を車両の速度と事前設定速度範囲到達後の経過時間の事前設定割合でフェードアウトさせることを特徴とするエコカーサウンドジェネレーター装置を提供する提供ステップと;
前記制御部が車両状態感知部が感知した車両作動状態に応じてエコカーの作動サウンド発生可否を判断して、前記音源格納部に格納された音源から選択されるいずれか一つ以上の音源を音響出力部を介して作動音として出力する作動音実行ステップと;を含み、
前記作動音実行ステップは:前記車両状態感知部の車両速度信号に応じて事前設定速度範囲に到達した場合、前記音響出力部の出力を車両の速度と事前設定速度範囲到達後の経過時間の事前設定割合でフェードアウトさせるフェードアウトステップを含むことを特徴とする、
エコカーサウンドジェネレーター装置制御方法。 - 前記フェードアウトステップ(S60)は、前記車両の速度と事前設定されたフェードアウトモード判断速度を比較するフェードアウトモード判断ステップ(S61)と、前記フェードアウトモード判断ステップ(S61)で判断されたフェードアウトモードを実行するフェードアウトモード実行ステップ(S63)と、を含むことを特徴とする請求項2に記載のエコカーサウンドジェネレーター装置制御方法。
- 前記フェードアウトモード実行ステップ(S63)は、前記車両速度が事前設定フェードアウトモード判断の速度以下である場合、前記音響出力部の出力を車両の速度に応じて事前設定フェードアウト速度割合で減少させるフェードアウト速度モードを含むことを特徴とする請求項3に記載のエコカーサウンドジェネレーター装置制御方法。
- 前記フェードアウト速度モード(S65)は、事前設定ホールディング時間の間入力される車両速度を平均してフェードアウト車両速度を更新算出するフェードアウト車両速度算出ステップ(S651)と、前記フェードアウト車両速度に応じて事前設定フェードアウト速度割合で前記音響出力部の出力を減少させるフェードアウト速度出力調整ステップ(S653)と、を含むことを特徴とする請求項4に記載のエコカーサウンドジェネレーター装置制御方法。
- 前記フェードアウトモード実行ステップ(S63)は、前記車両速度が事前設定フェードアウトモード判断の速度以上である場合、前記音響出力部の出力を前記車両速度が事前設定の速度以上の範囲に進入した後、経過時間に応じて事前設定フェードアウト時間割合で減少させるフェードアウト時間モード(S67)を含むことを特徴とする請求項3に記載のエコカーサウンドジェネレーター装置制御方法。
- 前記フェードアウト時間モード(S67)は、前記車両速度が事前設定の速度以上の範囲に進入した後、経過時間を確認するタイムカウンティングステップ(S671)と、前記経過時間に応じて事前設定フェードアウト時間割合で前記音響出力部の出力を減少させるフェードアウト時間出力調整ステップ(S673)と、を含むことを特徴とする請求項6に記載のエコカーサウンドジェネレーター装置制御方法。
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