JP2011143865A - 自動車用自動警音器 - Google Patents
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Abstract
【課題】西暦2012年には、走行音の静かな電気自動車やハイブリッド自動車に擬似走行音(接近音)を発生させる装置の搭載が義務付けされようとしており、それに対応する自動車用自動警音器を得る。
【解決手段】バッテリーを動力源とするそれらの自動車には、消費電力を限りなく減らすことが求められている。電力を使用しない方法で、警告音を発生させるものとして、走行に伴う空気抵抗(風)を利用し、音を発生させるものとしてこの自動車用自動警音器を発明した。大き目の開口部から空気の流れを取り込み、口径を絞り速度を上げた風を羽根に穴を開けたファンに通過させることにより発生する音を、ファンの後に取り付けられたラッパ状の拡声管で音量を上げた物を、自動車用自動警音器として作成した。
【選択図】図2
【解決手段】バッテリーを動力源とするそれらの自動車には、消費電力を限りなく減らすことが求められている。電力を使用しない方法で、警告音を発生させるものとして、走行に伴う空気抵抗(風)を利用し、音を発生させるものとしてこの自動車用自動警音器を発明した。大き目の開口部から空気の流れを取り込み、口径を絞り速度を上げた風を羽根に穴を開けたファンに通過させることにより発生する音を、ファンの後に取り付けられたラッパ状の拡声管で音量を上げた物を、自動車用自動警音器として作成した。
【選択図】図2
Description
本発明は、自動車の接近を歩行者に警告音をもって促す装置に関する。
従来の自動車は大多数が内燃機関をもち、走行時にはエンジン音や排気音が比較的大きかったため、低速走行時でも、歩行者に、その音をもって自動車の接近を知らせることができた。
しかし、近年電気自動車やハイブリッド自動車などの、走行音の非常に静かな自動車が、開発され、市場に急速に広まっており、それらから発生する音は従来の自動車の走行音と比較すると、非常に小さいため、視覚障害者や、聴力の低下した方達には、自動車が接近していることに気づかず事故が発生することが危惧されており、西暦2012年にはそれらの自動車に擬似走行音(接近音)を発生させる装置の搭載が義務付けされようとしている。
従来考えられていた警告音発生器としては、バッテリーを使用し、スピーカーによる警告音の制御法についての考案が多い。
従来考えられていた警告音発生器としては、バッテリーを使用し、スピーカーによる警告音の制御法についての考案が多い。
従来の方法として、警告音はバッテリーとスピーカーおよびスピード検知器を組み合わせたものとして考えられており、電気自動車にとっては貴重な電源を使用するものであり、エネルギーの有効な利用とはいえない方法である。
本発明は、以上のような従来の欠点に鑑み、警告音を、バッテリーとスピーカーを使用せずに、自動車の走行に伴い発生する風力により、自動的に音を発生させる、エネルギーの有効な利用機能をもつ自動車用自動警音器を提供することを目的としている。
本発明は、以上のような従来の欠点に鑑み、警告音を、バッテリーとスピーカーを使用せずに、自動車の走行に伴い発生する風力により、自動的に音を発生させる、エネルギーの有効な利用機能をもつ自動車用自動警音器を提供することを目的としている。
さらに、設定された回転数以上では、発電をして、バッテリーに給電をするエネルギーの有効な利用機能をもつものである。
上記目的を達成するために、本発明は「請求項1」から「請求項4」までの構成要件で自動車用自動警音器を構成している。
以上の説明から明らかなように、本説明にあっては次に列挙する効果が得られる。
自動車が走行するときに発生する風「空気抵抗」が、自動車に取りつけられ、穴あけされたファンを通過するときに発生する走行音により、歩行者などに自動車の接近を、バッテリーを消費せずに、警告音を発生させられる。
自動車が走行するときに発生する風「空気抵抗」が、自動車に取りつけられ、穴あけされたファンを通過するときに発生する走行音により、歩行者などに自動車の接近を、バッテリーを消費せずに、警告音を発生させられる。
ファンの後部に取り付け、車両の下部あるいは横方向にラッパ状に開いた管により音量を増幅できる。
ファンの前に風を防ぐための開閉可能な遮蔽板を設けることにより、停止時には遮蔽板を自動的に閉じて、ファンへの風を止める機能を設ける。これにより停止時には風向きにかかわらず、音を発生させないことが可能となる。
ファンの回転軸にモーターを接続することにより、ファンの回転が得られにくい低速走行時にはモーターにより、ファンの起動を補助し、連続した回転が得られる。高速走行時には、このモーターで発電し、バッテリーへの充電ができる。
以下本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は自動車用自動警音器を自動車に取り付けた正面図である。Fの位置が望ましい。
図2は自動車用自動警音器を自動車に取り付けた左側面図である。
図2は自動車用自動警音器を自動車に取り付けた左側面図である。
電気自動車やハイブリッド自動車などの走行音の小さな自動車に装備される。
図1—F 穴あけされたファン
図2、図3―S 遮蔽版
図2、図3―F 穴あけされたファン
図2、図3―M モーター
図2、図3―R ラッパ状の拡声器の管
図2、図3―S 遮蔽版
図2、図3―F 穴あけされたファン
図2、図3―M モーター
図2、図3―R ラッパ状の拡声器の管
Claims (4)
- 自動車前部に取り付けたファンに複数の穴、あるいはスリットを設けたり、ファンの形状を変えたりする事で、そこを通過する風により発生する音を走行音として利用する。
- 発生する音を大きくするため、ファンの後部にラッパ状の管を取り付ける。
- 自動車の停車時には音が発生せぬよう、遮蔽板を自動的に閉じる機能を設ける。
- ファンの回転が得られにくい低速走行時には、ファンの起動を補助し、
高速走行時には、バッテリーへの充電をするためにファンの回転軸にモーターを取り付ける。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010007591A JP2011143865A (ja) | 2010-01-16 | 2010-01-16 | 自動車用自動警音器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010007591A JP2011143865A (ja) | 2010-01-16 | 2010-01-16 | 自動車用自動警音器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011143865A true JP2011143865A (ja) | 2011-07-28 |
Family
ID=44459110
Family Applications (1)
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JP2010007591A Pending JP2011143865A (ja) | 2010-01-16 | 2010-01-16 | 自動車用自動警音器 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2011143865A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013035436A (ja) * | 2011-08-09 | 2013-02-21 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 電動車両 |
CN106314270A (zh) * | 2015-06-30 | 2017-01-11 | 大星电机工业株式会社 | 用于环保车辆的声音生成系统和控制该系统的方法 |
-
2010
- 2010-01-16 JP JP2010007591A patent/JP2011143865A/ja active Pending
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JP2013035436A (ja) * | 2011-08-09 | 2013-02-21 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 電動車両 |
CN106314270A (zh) * | 2015-06-30 | 2017-01-11 | 大星电机工业株式会社 | 用于环保车辆的声音生成系统和控制该系统的方法 |
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