JP2017013031A - 調湿素子 - Google Patents

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【課題】吸湿剤として樹脂製の吸湿剤を採用したとしても基材から剥離しにくく、長期使用に耐える調湿素子を提供することこと。【解決手段】一対の平板部材A同士の間に処理対象空気が流通する第一流路1と、第一流路1に臨む第一周壁の少なくとも一部に吸湿剤a1を接着してなる吸湿層aとを有する調湿部DSを備える調湿素子であって、第一流路1に臨む前記第一周壁の少なくとも一部を構成する平板部材Aがポリエステル系樹脂を主成分として構成され、吸湿剤a1が、ポリアクリル酸系樹脂を主成分とするものであり、ポリエステル系樹脂を主成分として構成される第一周壁の少なくとも一部に対して、ウレタン系樹脂を主成分とするバインダー組成物により前記吸湿剤a1が接着されている。【選択図】図2

Description

本発明は、一対の平板部材同士の間に処理対象空気が流通する第一流路と、前記第一流路に臨む第一周壁の少なくとも一部に吸湿剤を接着してなる吸湿層とを有する調湿部を備える調湿素子に関する。
従来より、吸湿剤による吸湿作用を用いた調湿素子が知られている。この種の調湿素子は、一対の平板部材同士の間に処理対象空気を流通する第一流路が形成され、前記第一流路に臨む第一周壁の少なくとも一部に吸湿剤を接着してなる吸湿層が形成され、処理対象空気を調湿する調湿部としてある。また、平板部材の一方の面側に調湿部が形成され、他方の面側に冷却用空気が流通する第二流路を有する冷却部が形成されることで、複数の平板部材のそれぞれの間に、調湿部と冷却部とが交互に積層されている。これにより、第一流路に冷却すべき処理対象空気を流通し、第二流路に冷却用空気を流通させて、平板部材を介して処理対象空気の保有する熱を冷却用空気に伝導させて処理対象空気を冷却することができる。
また、第一、第二流路には、処理対象空気の流れる方向を誘導する第一、第二誘導部材が設けられ、第一、第二誘導部材は、第一、第二流路に臨む前記第一、第二周壁の一部を構成している。
さらに平板部材と第一、第二誘導部材とにおける処理対象空気の流通するガス流路に臨む表面に、吸湿剤を接着してなる吸湿層を設けてあるので、処理対象空気としての吸湿空気がもつ水分を吸湿剤に吸湿させることにより、吸湿空気からの放熱を促し、冷却用空気による冷却効率を高められるものとなっている。
ここで、強度や熱交換効率の高さから平板部材および波板部材の材料としてアルミニウムなどの金属材料が用いられることが多い。また、吸湿剤としては、取り扱い性が高く安定で長寿命であることからシリカゲルやゼオライトなどの無機吸湿剤が用いられる場合が多い。
しかし、近年、調湿素子を搭載する機器の軽量化、低コスト化が求められており、上記金属材料や無機吸湿剤に代えて、より安価で軽量な樹脂材料を用いて調湿素子を構成することが考えられている。たとえば、特許文献1においては平板部材および波板部材の材料としてポリプロピレンフィルムを用い、吸湿剤の材料としては無機吸湿剤を用いることが考えられている。
特開2012−170832号公報
しかし、無機吸湿剤を利用する場合には、重量以外にも、吸湿後放湿させて再度吸湿可能にする再生を行う場合に、高温を要しエネルギー効率に改善の余地があるなどの問題があり、ポリアクリル酸系樹脂などを主成分とする樹脂製の吸湿剤の利用が検討されている。
ところが、このような樹脂製の吸湿剤は、低温で再生できる利点はあるものの、吸放湿の際に、無機吸湿剤に比べて大きな体積変化を生じるという特性を有するために、吸湿剤が平板部材および波板部材の基材から剥離しやすく、寿命の低下につながるという問題があった。
したがって、本発明は上記実状に鑑み、吸湿剤として樹脂製の吸湿剤を採用したとしても基材から剥離しにくく、長期使用に耐える調湿素子を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明にかかる調湿素子の特徴構成は、一対の平板部材同士の間に処理対象空気が流通する第一流路と、前記第一流路に臨む第一周壁の少なくとも一部に吸湿剤を接着してなる吸湿層とを有する調湿部を備える調湿素子であって、
前記第一流路に臨む前記第一周壁の少なくとも一部を構成する前記平板部材がポリエステル系樹脂を主成分として構成され、
前記吸湿剤が、ポリアクリル酸系樹脂を主成分とするものであり、
ポリエステル系樹脂を主成分として構成される前記第一周壁の少なくとも一部に対して、ウレタン系樹脂を主成分とするバインダー組成物により前記吸湿剤が接着されている点にある。
上記構成によると、第一流路に臨む第一周壁の少なくとも一部がポリエステル系樹脂を主成分として構成され、吸湿剤が、ポリアクリル酸系樹脂を主成分とするものであり、いずれも軽量の樹脂材料とすることで、金属や無機材料を用いる場合に比べて調湿素子を全体として軽量化するのに寄与する。
また、ポリエステル系樹脂は耐熱性に優れ、第一流路に臨む第一周壁が熱により変形するのを抑制し、調湿素子の耐久性向上、長寿命化に寄与する。さらに、ポリアクリル酸系樹脂は、吸湿剤として高い吸湿能力を有するので、調湿素子の吸湿、熱交換能力を高くすることができる。
本発明者らは、ウレタン系樹脂を主成分とするバインダー組成物により接着すると、上記ポリエステル系樹脂はウレタン樹脂により強固に固定される点を実験的に明らかにした。
ウレタン系樹脂は、一般にポリアクリル酸系樹脂とは接合性が高く、またウレタン系樹脂は、吸湿により吸湿剤の体積が変化しても柔軟に変形する柔軟性を有するから、吸湿剤が第一流路に臨む第一周壁から脱離するのを効果的に抑制することができる。
ここで、第一流路に臨む第一周壁として、従来検討されていたポリプロピレン樹脂を用いた場合、ウレタン系樹脂を主成分とするバインダー組成物を用いてもポリアクリル酸系樹脂を接合するのが困難であった。そこで、本発明者らは鋭意研究の結果、第一流路に臨む第一周壁を構成する材料としては、ポリエステル系樹脂を用いることにより、ウレタン系樹脂との接合性を高くできることを実験的に明らかにした。
すなわち、上記構成によると、ポリアクリル酸系樹脂を主成分とする吸湿剤が、ウレタン系樹脂を主成分とするバインダー組成物により、ポリエステル系樹脂を主成分とする第一流路に臨む第一周壁に確実かつ強固に固定されることが明らかになった。
また、本発明にかかる調湿素子のさらなる特徴構成は、前記第一流路には、処理対象空気の流れる方向を誘導する第一誘導部材が設けられ、
前記第一誘導部材は、前記第一流路に臨む前記第一周壁の一部を構成する点にある。
第一流路に処理対象空気の流れ方向に沿う山部を備えた波板部材や、処理対象空気の流れ方向に沿う突起部を備えた整流部材等からなる第一誘導部材が設けられていると、処理対象空気の流れを所定の方向に誘導することができる。また、たとえば、第一誘導部材が平板部材どうしの間に接触する状態で設けられるなどにより、前記第一流路に臨む前記第一周壁の一部を構成していると、第一誘導部材はスペーサーとして機能するとともに、第一流路には、第一誘導部材で仕切られるガス流路を多数形成した状態となる。これにより、第一流路に臨む平板部材同士の離間距離を、第一誘導部材により規制することができ一定の間隔に形成しやすい。また、第一誘導部材が平板部材同士の間に介在することにより、平板部材の変形を防止する補強構造とすることができる。
ここで、たとえば、第一流路が波板部材から構成される第一誘導部材により区画されていると、平板部材と波板部材とを波板部材の山部にて接合することにより、第一流路を波板部材により区画することができる。
また、本発明にかかる調湿素子のさらなる特徴構成は、前記平板部材の一方の面側に前記調湿部が形成され、他方の面側に冷却用空気が流通する第二流路を有する冷却部が形成されることで、複数の前記平板部材のそれぞれの間に、前記調湿部と前記冷却部とが交互に積層される点にある。
第一流路と第二流路とを積層してあれば、第一流路に流通される処理対象空気の流れが、平板部材を介して第二流路に流通される冷却用空気の流れと熱交換可能な形態となる。そのため、処理対象空気を冷却用空気により冷却することができる。ここで、第一流路に臨む第一周壁に、吸湿剤を接着してなる吸湿層を設けてあるから、処理対象空気のもつ水分を吸湿剤に吸湿させることにより、冷却用空気による冷却効率を高めることができる構成となる。
また、たとえば、調湿部と冷却部とを交互に多段に積層して設けてある場合、第一流路に流通される処理対象空気の流れが、第二流路に流通される冷却用空気の流れに挟まれる形態となる。そのため、処理対象空気を冷却用空気により冷却する冷却効率を高くすることができる。
なお、上述の説明では吸湿層による吸湿による冷却効果について述べたが、吸湿層の放湿による加熱再生効果についても同様に効率が高められることが明らかである。
また、本発明にかかる調湿素子のさらなる特徴構成は、前記第一流路には、処理対象空気の流れる方向を誘導する第一誘導部材が設けられ、
前記第二流路には、冷却用空気の流れる方向を誘導する第二誘導部材が設けられ、
前記第一流路を通流する処理対象空気の流れと、前記第二流路を通流する冷却用空気の流れとが、直交流となるように前記第一誘導部材及び前記第二誘導部材が配置される点にある。
処理対象空気の流れ方向と、冷却用空気の流れ方向とが、直交流となると、調湿部から冷却部に伝達される熱は、調湿部において第一誘導部材で誘導される複数の流路を横断する方向に伝導させられる。そのため、平板部材の表面を伝熱面としてきわめて有効に利用でき、熱交換効率を高められる形態となる。
また、本発明にかかる調湿素子のさらなる特徴構成は、前記第一流路には、処理対象空気の流れる方向を誘導する第一誘導部材が設けられ、
前記第二流路には、冷却用空気の流れる方向を誘導する第二誘導部材が設けられ、
前記第一流路を通流する処理対象空気の流れと、前記第二流路を通流する冷却用空気の流れとが、並行流又は対向流となるように前記第一誘導部材及び前記第二誘導部材が配置される点にある。
つまり、たとえば、調湿部の空気の経路内の上流側の吸湿剤で多くの吸着が行われて、吸着熱が発生しているのか、あるいは、その経路内の下流側で多くの吸着が行われて吸着熱が発生しているのかにかかわらず、冷却部を流れる冷却用空気と調湿部を流れる処理対象空気とが平板部材を間に挟んで並行または対向して流れていれば、冷却部を流れる冷却用空気は調湿部を冷却するために有効に活用される。その結果、調湿部での吸着処理を良好に行わせることができる。特に冷却部を流れる冷却用空気と調湿部を流れる処理対象空気とが対向流となっていれば、調湿部を流れる処理対象空気と冷却部を流れる冷却用空気との熱交換効率が高まる。
したがって、一対の平板部材同士の間に処理対象空気が流通する第一流路に臨む前記第一周壁に吸湿剤が強固に接合し、かつ、吸湿剤の剥離脱落を抑制することができるから、長期使用に耐える調湿素子を提供できるようになった。また、これにより、調湿素子が用いられる機器の軽量化、低コスト化できるようになった。
空調システムの概略図 調湿素子の概略図 調湿素子の要部説明図 調湿素子の組み立て図 平板部材の拡大模式図
以下に、本発明の実施形態にかかる調湿素子を説明する。尚、以下に好適な実施形態を記すが、これら実施形態はそれぞれ、本発明をより具体的に例示するために記載されたものであって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々変更が可能であり、本発明は、以下の記載に限定されるものではない。
本発明の実施形態にかかる調湿素子は、たとえば図1に示すようにデシカント式の空調システムの処理対象空気と冷却用空気とを温湿度調整する調湿素子D1,D2として用いられる。この調湿素子D1,D2は、図2、3に示すように、一対の平板部材A同士の間に処理対象空気を流通する第一流路1が形成され、第一流路1に臨む第一周壁の少なくとも一部に吸湿剤a1を接着してなる吸湿層aが形成され、処理対象空気を調湿する調湿部DSとしてある。
また、第一流路1には、処理対象空気の流れる方向を誘導する第一誘導部材が設けられ、第一誘導部材は、第一流路1に臨む第一周壁の一部を構成している。
また、平板部材Aの一方の面側に調湿部DSが形成され、他方の面側に冷却用空気が流通する第二流路2を有する冷却部CSが形成されることで、複数の平板部材Aのそれぞれの間に、調湿部DSと冷却部CSとが交互に積層されている。
さらに、第一流路1には、処理対象空気の流れる方向を誘導する第一誘導部材が設けられ、第二流路2には、冷却用空気の流れる方向を誘導する第二誘導部材が設けられ、第一流路1を通流する処理対象空気の流れと、第二流路2を通流する冷却用空気の流れとが、直交流となるように第一誘導部材及び第二誘導部材が配置されている。
ここで、第一流路1に臨む第一周壁の少なくとも一部を構成する平板部材Aがポリエステル系樹脂を主成分として構成され、吸湿剤a1が、ポリアクリル酸系樹脂を主成分とするものであり、ポリエステル系樹脂を主成分として構成される第一周壁の少なくとも一部に対して、ウレタン系樹脂を主成分とするバインダー組成物bにより吸湿剤a1が接着されている。
〔空調システム〕
次に、本実施形態の調湿素子D1,D2を備える空気調和システムについて説明する。
図1は、調湿素子D1,D2を備える空気調和システムの構成を示す図である。図示するように、この空気調和システムは2つの調湿素子D1,D2を備える。後述するように、図1には、調湿素子D1で除湿運転が行われ、調湿素子D2で再生運転が行われている状態を記載している。空気調和システムは、室外空間から取り込んだ室外空気を処理対象空気として一方の調湿素子D1の調湿部DSに流し、その調湿部DSを通過した後の処理対象空気を室内空間に送出するように構成されている。空気調和システムは、室外空間から取り込んだ室外空気を室内に供給するための給気通路L1と、室内空間から取り出した室内空気を室外に排出するための排気通路L2とを有する。尚、本実施形態では、空気を流すためのファンやブロアなどの説明は省略している。
給気通路L1の途中には、室外から室内に向かって、調湿素子D1と顕熱熱交換器20とが順に配置されている。排気通路L2の途中には、室内から室外に向かって、顕熱熱交換器20と加熱器21と調湿素子D2とが順に配置されている。室外空間から給気通路L1に取り込まれた空気は、調湿素子D1の調湿部DSの流入口Winに導入され、調湿部DSにおいて吸着処理が行われた後、即ち、空気の除湿が行われた後、調湿部DSの流出口Woutから出て、給気通路L1を介して顕熱熱交換器20へ向かう。
顕熱熱交換器20では、調湿素子D1によって除湿(水分の吸着処理)が行われた後の室外空気と、室内から取り込まれた室内空気との熱交換が行われ、両者の温度が近付くことになる。つまり、調湿素子D1での水分の吸着処理によって水分が減少された後の室外空気は、顕熱熱交換器20でその温度が室内空気の温度に近付けられた状態で、給気通路L1を介して室内へと供給される。
顕熱熱交換器20で熱交換が行われた後の室内空気は、排気通路L2の途中に設けられた加熱器21によって昇温される。図1に示す例では、加熱器21には熱媒通流路22が接続され、その熱媒通流路22を流れる熱媒と、排気通路L2を流れる室内空気との間での熱交換が行われる。そして、昇温された後の室内空気は、排気通路L2を介して調湿素子D2に供給される。
加熱器21によって昇温された後の空気は、排気通路L2を介して調湿素子D2の調湿部DSの流入口Winに導入され、調湿部DSにおいて脱着処理が行われた後、即ち、吸湿剤a1の再生に利用された後、調湿部DSの流出口Woutから出て、排気通路L2を介して室外へと排出される。
加えて、本実施形態の空気調和システムでは、調湿素子D1の冷却部CSには室外空気が流れるように構成されている。具体的には、空気調和システムは、調湿素子D1よりも上流側の給気通路L1の途中の分岐部位23と、調湿素子D2よりも下流側の排気通路L2の途中の合流部位24とを接続する分岐通路L3を有する。分岐通路L3を流れる室外空気は、調湿素子D1の冷却部CSの流入口Cinに導入され、調湿部DSが吸着処理を行った場合に発生する吸着熱を平板部材Aを介して吸収した後、冷却部CSの流出口Coutから出て、排気通路L2の合流部位24に至る。このように、調湿素子D1の調湿部DSには、室外空気に吸着熱が加わった温度の空気が流れ、調湿素子D1の冷却部CSには、室外空気と同等の温度の空気が流れる。つまり、冷却部CSに流れる空気の温度は調湿部DSに流れる空気の温度よりも低くなっているので、冷却部CSを流れる空気によって、調湿部DSを確実に冷却することができる。
また、図示を省略するが、空気調和システムは、調湿素子D1と調湿素子D2とを切り換える切換機構等を備えている。その結果、吸着処理に利用した後の調湿素子D1を次に再生すること、及び、吸湿剤a1の再生を行った後の調湿素子D2を次に吸着処理に利用することが可能となる。同じく図示を省略するが、空気調和システムを用いて、室内へ供給される空気を加湿するような運転も可能である。
〔調湿素子〕
一対の調湿素子D1、D2の夫々は、図2、3に示すように、通過する処理対象空気に含まれる水分を吸湿する第一流路1を形成する調湿部DSと、調湿部DSでの吸湿により発生した熱を冷却用空気にて受け取る第二流路2を形成する冷却部CSとを、平板部材Aで区画しつつ隣接する段ごとに交互に積層して構成されている。
より具体的には、図4に示すように、調湿部DSと冷却部CSとには、薄板を波板状に加工した波板部材B(B1,B2,………)が、波面が平板部材A(A1,A2,………)の板面に沿う状態で配設されており、冷却部CSに配設される第二誘導部材としての波板部材B(B1,………)と、調湿部DSに配設される第一誘導部材としての波板部材B(B2、………)とは波面の波が互いに直交する状態で配設され、平板部材Aと波板部材Bとを波板部材Bの山部Baにて接合して、第一、第二流路1,2の平面視における流れ方向が互いに交差する方向に形成されている。
尚、第一流路1を形成する調湿部DSに配設される波板部材Bには吸湿剤a1を含む吸湿層aが塗布されており、当該調湿部DSを通流する処理対象空気の湿分を吸湿可能に構成されている。
これにより、調湿素子D1、D2には、調湿部DSと冷却部CSの積層方向視で、調湿部DSに対し特定方向から処理対象空気を通流させて吸湿している状態で、冷却部CSに対し特定方向と直交する方向から冷却用空気を通流させて調湿部DSでの吸湿に伴う吸湿熱を回収可能に構成されている。
〔空調システムの運転方法〕
切換機構は、図1に示すように、一方側の調湿素子D1を吸湿側とすると共に他方側の調湿素子D2を再生側とする第一通流状態と、図示は省略するが、他方側の調湿素子D2を吸湿側とすると共に一方側の調湿素子D1を再生側とする第二通流状態とを、切り換え可能に構成されている。
説明を追加すると、切換機構は、給気通路L1を、室外空間から取り込んだ処理対象空気が、一方側の調湿素子D1の調湿部DSを通流する状態とし、排気通路L2を、室内空間から取り出した冷却用空気が、蒸発器Jと、一方側の調湿素子D1の冷却部CSと、凝縮器Gと、他方側の調湿素子D2の調湿部DSとを、記載の順に通流する状態とする第一通流状態と、図示は省略するが、給気通路L1を、室外空間から取り込んだ処理対象空気が、他方側の調湿素子D2の調湿部DSを通流する状態とし、排気通路L2を、室内空間から取り出した冷却用空気が、蒸発器Jと、他方側の調湿素子D2の冷却部CSと、凝縮器Gと、一方側の調湿素子D1の調湿部DSとを、記載の順に通流する状態とする第二通流状態とを、切換可能に構成されている。
因みに、切換機構が、空気の通流状態を、第一通流状態に切り換えている場合には、室外空気は、調湿素子D1の調湿部DSを通過することで除湿されつつ、冷却部CSを通過する室内空気にて冷却され、空調空気として室内空間へ供給される。一方、調湿素子D2の調湿部DSは、凝縮器Gで加熱された室内空気が供給されるため、吸着した水分を放出することにより再生される。
〔平板部材と波板部材〕
平板部材Aおよび波板部材Bは、ポリエステル系樹脂から構成されている。このようなポリエステル系樹脂としては、たとえばポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等のポリエステルや、これらのポリエステル樹脂原料を他の樹脂成分などとともに共重合させたポリエステル共重合体や他の樹脂材料を混合したポリエステルブレンド材料を利用することができ、たとえば、帝人デュポンフィルム株式会社製のメリネックスを用いることができる。
なお、ポリエステル系樹脂を主成分とするという場合、ポリエステルを構成する樹脂原料が、ポリエステルを構成しない樹脂原料のいずれに比べても多く用いられていれば、ポリエステル系樹脂が主成分となっているものとし、樹脂原料以外の添加物を考慮しないものとする。
また、平板部材Aは、ポリエステル系樹脂フィルムの裏面に吸湿剤a1を接着して吸湿層aを形成したものを用いるものとする。また、波板部材Bとしては第一流路1に配置されるものとして両面に吸湿剤が接着した吸湿層aが形成されているものを用い、第二流路2に配置されるものとしては、両面ともポリエステル系樹脂がそのまま露出したものが用いられる。
〔吸湿剤〕
吸湿剤a1は、ポリアクリル酸系樹脂を主成分とするものであり、紙おむつ、保冷剤等に用いられる一般的な吸水性樹脂が広く用いられる。このような吸湿性のポリアクリル酸系樹脂は、親水性のカルボキシル基を有し、かつ網目構造の中に多数の水分子を取り込んでゲル構造を作ることにより高い吸水性を発揮するものであり、たとえば、日本エクスラン工業株式会社製のHU750Pを用いることができる。
なお、ポリアクリル酸系樹脂を主成分とするか否かについても、種々の添加物を除いた吸湿剤a1として機能する樹脂原料中に含まれるポリアクリル酸系樹脂の割合によって判断するものとする。
〔バインダー組成物〕
バインダー組成物bは、ウレタン樹脂を主成分として含有する。ウレタン樹脂としては、ポリオールと2官能性イソシアネートとを原料として合成される種々の水性ウレタン系ポリマーを分散剤としての変性アルコールに分散させたものが利用でき、たとえば、第一工業製薬株式会社製のスーパーフレックスE−2000を用いることができる。
バインダー組成物bが分散剤を含有すると、ウレタン系樹脂の分散性を高め、安定化することができる。すると、バインダー組成物中のウレタン系樹脂が、平板部材Aと波板部材Bとに塗布される場合、塗布面に均一にかつ安定に塗布されることになる。ここで、分散剤が変性アルコールであれば、平板部材Aと波板部材Bとを構成するポリエステル系樹脂や吸湿剤a1を構成するポリアクリル酸系樹脂に対するウレタン系樹脂の接着性を損なわず、また、吸湿剤a1を構成するポリアクリル酸系樹脂の吸湿性能に悪影響を与えることもないので好ましい。
なお、ポリアクリル酸系樹脂を主成分とするか否かについても、種々の添加物を除いた吸湿剤a1として機能する樹脂原料中に含まれるポリアクリル酸系樹脂の割合によって判断するものとする。
〔調湿素子の製造方法〕
60〜100μmのPETフィルムを、表面同士を沿わせる形態で2枚張り合わせ、フィルム端面を封止した基材試料を作成する。上記吸湿粒子とバインダー組成物bの重量比(バインダーは分散剤を含まない重量で)を90対10程度とした混合液を作成し、これに、基材試料を浸漬した後引き揚げ、基材試料に付着した余剰の混合液を除去した後、90℃にて20分間乾燥させることにより、図5に示すように、基材試料両面に吸湿剤a1の接着された吸湿層aを形成した。吸湿層aの膜厚は約50μmであった。
得られた基材試料の端面封止を除去して2枚に分割すると、それぞれが、裏面に吸湿層aを形成した平板部材Aとなる。
同様にシート厚さ60〜100μm、波面間厚さ3mm〜10mmのPET製の波板部材Bに混合液を作用させることで、両面に吸湿層aを形成した波板部材Bとなる。
上記平板部材A(A1)の表面側に、両面とも吸湿層aを形成していない波板部材B(B2)を積層し、その波板部材B(B1)上にさらに、表面側が対向するように平板部材A(A2)を積層する。さらにその平板部材A(A2)の吸湿層a側に、両面に吸湿層aを形成した波板部材B(B2)を、先の波板部材B(B1)と波の形成方向が交差(図では直交)するように積層する。このように各部材A,B(A1,B1,A2,B2,………)を順次多段に積層して接合すると、平板部材Aと波板部材Bとの表面に吸湿剤a1を接着してなる吸湿層aを設けてある調湿部DSとして機能する第一流路1と、冷却部CSとして機能する第二流路2とが、隣接する段ごとに交互に、平面視における流れ方向が互いに交差する方向に形成される状態に配置され、調湿素子D1,D2が得られる。なお、平板部材Aと波板部材Bとを積層した状態で接合するには、融着、接着等種々公知の手段を適用することができる。
〔調湿素子の剥離耐久性〕
上記平板部材Aの裏面の吸湿層aに対して、日本工業規格のJIS−K5600−5−6に規定された付着力(クロスカット法)による試験を行った。試験は、得られたサンプルを600時間浸水させた直後の状態で行った。ここで、剥離率としては、クロスカット試験片のマス目を拡大鏡で観察し、各マス目の方形面積と剥離面積とを目測し、マス目全体である25(5×5)マスの面積に対する剥離面積の割合の平均値(%)を用いた。
その結果、吸湿層aの剥離率は1%以下であった。つまり、上記調湿素子の吸湿層aは吸湿剤a1を強固に保持するため、長期使用に耐えることが明らかになった。
また、PETフィルムに代えてPPフィルムに対して、上記と同様に吸湿層aを形成したところ、明らかに吸湿層aの接着強度が弱く、吸湿剤a1の剥離脱落が起きていることがわかり、長期使用に耐えないことが分かった。
〔別実施形態〕
(1) 上記実施形態では、第一流路1に流通する処理対象空気の流れ方向と、第二流路2に流通する冷却用空気の流れ方向とが、調湿部DSと冷却部CSとの積層方向視で直交する方向に配置したが、これに限らず、第一流路1と第二流路2との流れ方向が、直交しない角度で交差する方向であってもよいし、同方向(並行流)に形成されるものであってもよいし、対向流に形成されるものであってもよい。また、調湿部DSでの第1空気の流れ方向と冷却部CSでの第2空気の流れ方向とが、調湿部DSと冷却部CSとの積層方向視で、相互に10度程度の角度をもって交差していてもよい。
(2) 上記実施形態では、第一流路1の内周面すべて(すなわち、波板部材Bの両面及び上下の平板部材Aの第一流路1側面)に吸湿層aを設けたが、たとえば、平板部材Aの第一流路1側面に吸湿層aを設けて波板部材Bの両面には吸湿層aを設けないなど、第一流路1に臨む表面のうち少なくとも一部に吸湿層aが設けられていれば、その吸湿層aでの吸放湿に基づいて生じる熱を第二流路2に伝導可能な構成となるので、上記構成に限られるものではない。
(3) バインダー組成物bとして、変性アルコールを分散剤としてウレタン樹脂を分散させてあるウレタン系樹脂を用いたが、これに限らず種々のウレタン系樹脂を適用することができる。この場合、ウレタン樹脂が、吸湿剤a1と平板部材Aとを接着する機能を果たす状態であれば、他に種々公知の添加物を含んでもよいし、分散剤として他の成分を用いることも可能である。さらに、バインダー組成物bのウレタン樹脂含有率についても上記接着機能が阻害されない範囲で任意に設定できることが明らかである。
(4) 上記調湿素子は、図1の空調システムに限らず種々公知の形態の空調システムに適用できることが明らかである。
本発明の調湿素子は、たとえば、デシカント式の空調システムとして利用することができる。
1 :第一流路
2 :第二流路
100 :空調システム
A :平板部材
B :波板部材(第一誘導部材)
Ba :山部
a :吸湿層
a1 :吸湿剤
b :バインダー組成物

Claims (5)

  1. 一対の平板部材同士の間に処理対象空気が流通する第一流路と、前記第一流路に臨む第一周壁の少なくとも一部に吸湿剤を接着してなる吸湿層とを有する調湿部を備える調湿素子であって、
    前記第一流路に臨む前記第一周壁の少なくとも一部を構成する前記平板部材がポリエステル系樹脂を主成分として構成され、
    前記吸湿剤が、ポリアクリル酸系樹脂を主成分とするものであり、
    ポリエステル系樹脂を主成分として構成される前記第一周壁の少なくとも一部に対して、ウレタン系樹脂を主成分とするバインダー組成物により前記吸湿剤が接着されている調湿素子。
  2. 前記第一流路には、処理対象空気の流れる方向を誘導する第一誘導部材が設けられ、
    前記第一誘導部材は、前記第一流路に臨む前記第一周壁の一部を構成している請求項1に記載の調湿素子。
  3. 前記平板部材の一方の面側に前記調湿部が形成され、他方の面側に冷却用空気が流通する第二流路を有する冷却部が形成されることで、複数の前記平板部材のそれぞれの間に、前記調湿部と前記冷却部とが交互に積層されている請求項1又は2に記載の調湿素子。
  4. 前記第一流路には、処理対象空気の流れる方向を誘導する第一誘導部材が設けられ、
    前記第二流路には、冷却用空気の流れる方向を誘導する第二誘導部材が設けられ、
    前記第一流路を通流する処理対象空気の流れと、前記第二流路を通流する冷却用空気の流れとが、直交流となるように前記第一誘導部材及び前記第二誘導部材が配置されている請求項3に記載の調湿素子。
  5. 前記第一流路には、処理対象空気の流れる方向を誘導する第一誘導部材が設けられ、
    前記第二流路には、冷却用空気の流れる方向を誘導する第二誘導部材が設けられ、
    前記第一流路を通流する処理対象空気の流れと、前記第二流路を通流する冷却用空気の流れとが、並行流又は対向流となるように前記第一誘導部材及び前記第二誘導部材が配置されている請求項3に記載の調湿素子。
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