JP2017012759A - 吸収性物品用の賦形された不織布、当該賦形された不織布を含む吸収性物品、及び上記賦形された不織布の製造方法 - Google Patents
吸収性物品用の賦形された不織布、当該賦形された不織布を含む吸収性物品、及び上記賦形された不織布の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017012759A JP2017012759A JP2016132712A JP2016132712A JP2017012759A JP 2017012759 A JP2017012759 A JP 2017012759A JP 2016132712 A JP2016132712 A JP 2016132712A JP 2016132712 A JP2016132712 A JP 2016132712A JP 2017012759 A JP2017012759 A JP 2017012759A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nonwoven fabric
- shaped
- absorbent article
- shaping
- thermoplastic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
Abstract
Description
例えば、特許文献1では、フィット性、風合い、ドライ感及びソフト感等の吸収性物品の表面シートに要求される諸物性が向上した吸収性物品の表面シートが記載されている。
なお、特許文献1に記載の表面シートは、厚さ方向に開口する開孔を有するものの、開口が、表面シートの厚さ方向に開口しており且つ開孔の下端周縁部が表面シートの底面を形成しているため、開孔が存在しない場所における、表面シートの裏面の空気は、表面シートの表面に移動しにくい。
以上より、本開示は、優れた肌触りと、一方の面側の空気を、他方の面側に移動させやすいことによる厚さ方向の優れた通気性とを有する、吸収性物品用の賦形された不織布を提供することを目的とする。
なお、本明細書では、吸収性物品用の賦形された不織布を、単に、「賦形された不織布」と称する場合がある。
[態様1]
第1面と、第1面と反対側の第2面と、厚さ方向とを有し、上記第2面を吸収性物品の構成部材に対向させて用いられる、吸収性物品用の賦形された不織布であって、
上記不織布が、熱可塑性樹脂繊維を含み、
上記不織布が、第1面に開口部を有し且つ第2面側に窪んでいる複数の凹部と、上記凹部以外の領域に設けられている、第1面から第2面に貫通する複数の貫通孔とを備え、
上記複数の凹部のそれぞれが、上記開口部の端縁から第2面側に向け、上記厚さ方向に延出する周壁部と、上記周壁部の、上記開口部と反対側の端縁と連結している底部とを有しており、そして
上記複数の凹部の少なくとも一部が、その周壁部に、上記周壁部を第1面から第2面に貫通する孔部を備えている、
ことを特徴とする、上記不織布。
また、態様1に記載の賦形された不織布は、第2面側に窪んでいる複数の凹部を有するので、第2面側において、凹部以外の領域が平面方向の通気路を形成し、賦形された不織布が、平面方向の通気性に優れる。さらに、上記賦形された不織布は、複数の貫通孔と、複数の凹部の少なくとも一部の周壁部に形成された孔部とを備え、それらが、平面方向の通気路と連通する厚さ方向の通気路を形成するので、賦形された不織布が、一方の面側の空気を、他方の面側に移動させやすいことによる厚さ方向の通気性に優れる。
従って、態様1に記載の賦形された不織布は、優れた肌触りと、一方の面側の空気を、他方の面側に移動させやすいことによる厚さ方向の優れた通気性との効果を有する。
上記複数の貫通孔のそれぞれにおいて、上記不織布の一部からなる部分破断部であって、その一部が上記不織布と連結している部分破断部が、第2面側に窪んでいる、態様1に記載の不織布。
態様2に記載の賦形された不織布では、賦形された不織布の一部からなる部分破断部が、賦形された不織布の第2面側に窪むことにより、貫通孔が形成されている。その結果、上述の平面方向の通気路と、厚さ方向の通気路とが確実に連通することになる。また、部分破断部が第2面側に窪んでいるので、態様2に記載の賦形された不織布は、第1面の肌触りに優れる。
従って、態様2に記載の賦形された不織布は、優れた肌触りと、一方の面側の空気を、他方の面側に移動させやすいことによる厚さ方向の優れた通気性とを有する。
上記不織布が、上記複数の凹部以外の領域に、上記熱可塑性樹脂繊維を融着させた、複数の融着部を有しており、上記複数の貫通孔の少なくとも一部において、上記部分破断部の端部が、上記複数の融着部の一部を含んでいる、態様2に記載の不織布。
態様3に記載の賦形された不織布は、凹部以外の領域に、融着部を有し、部分破断部の端部が、融着部の一部を含んでいる。その結果、部分破断部の端部が毛羽立ちにくくなり、第1面の肌触りに優れる。従って、態様3に記載の賦形された不織布、並びにそれを含む吸収性物品は、優れた肌触りを有する。
上記複数の融着部が連続的又は間欠的に配置されている融着領域により区画される区画領域の内側に、上記複数の凹部のうち少なくとも1つが配置されている、態様3に記載の不織布。
態様4に記載の賦形された不織布では、凹部が、融着領域により区画される区画領域の内側に配置されているので、凹部により、平面方向の通気路が確保され、そして区画領域上に形成される貫通孔により、厚さ方向の通気路が確保される。従って、態様4に記載の賦形された不織布は、一方の面側の空気を、他方の面側に移動させやすいことによる厚さ方向の優れた通気性を有する。
また、態様4に記載の賦形された不織布が吸収性物品に用いられた場合には、高湿度の空気が、上記平面方向の通気路と、上記厚さ方向の通気路とを通って吸収性物品の外に移動しやすくなる。従って、態様4に記載の賦形された不織布を含む吸収性物品は、一方の面側(吸収性物品の資材側)の空気を、他方の面側(吸収性物品の外側)に移動させやすいことによる厚さ方向の優れた通気性を有する。
上記孔部が、上記熱可塑性樹脂繊維が溶融されることなく形成された周縁部を有している、態様1〜4のいずれか一項に記載の不織布。
態様5に記載の賦形された不織布、並びにそれを含む吸収性物品は、孔部が、熱可塑性樹脂繊維が溶融されることなく形成された周縁部を有しているため、優れた肌触りを有する。
上記熱可塑性樹脂繊維が、長繊維を含む、態様1〜5のいずれか一項に記載の不織布。
態様6に記載の賦形された不織布、並びにそれを含む吸収性物品は、優れた肌触りを有する。
上記熱可塑性樹脂繊維が、捲縮性繊維を含む、態様1〜6のいずれか一項に記載の不織布。
態様7に記載の賦形された不織布は、捲縮性繊維を含むので、賦形された不織布に力が加わっても、賦形された不織布の形状を維持しやすい。その結果、上述の平面方向の通気路と、厚さ方向の通気路とが確保されやすい。従って、態様7に記載の賦形された不織布は、一方の面側の空気を、他方の面側に移動させやすいことによる厚さ方向の優れた通気性を有する。
また、態様7に記載の賦形された不織布を含む吸収性物品は、体圧等が加わっても、賦形された不織布が、その形状を保持しやすい。従って、態様7に記載の賦形された不織布を含む吸収性物品は、一方の面側(吸収性物品の資材側)の空気を、他方の面側(吸収性物品の外側)に移動させやすいことによる厚さ方向の優れた通気性を有する。
上記不織布が、スパンボンド不織布、又はスパンボンド不織布と、メルトブローン不織布との積層不織布である、態様1〜7のいずれか一項に記載の不織布。
態様8に記載の賦形された不織布は、特定の不織布から形成されているため、経済性に優れる。また、上述の特定の不織布は、長繊維であり、繊維が細いため、優れた肌触りを有する。
液透過性シートと、液不透過性シートと、それらの間の吸収体とを備えた吸収性物品であって、
上記液透過性シートが、態様1〜8のいずれか一項に記載の不織布であり、その第2面が上記吸収体と対向している、
上記吸収性物品。
態様9に記載の吸収性物品では、賦形された不織布と、吸収性物品の資材との間且つ凹部以外の領域に平面方向の通気路が形成される。また、賦形された不織布が、複数の貫通孔と、複数の凹部の少なくとも一部の周壁部に形成された孔部とを備え、それらが、平面方向の通気路と連通する厚さ方向の通気路を形成する。その結果、吸収性物品内の高湿度の空気が、上記平面方向の通気路を通って、賦形された不織布の平面方向に移動することができる。また、平面方向に移動した高湿度の空気が、厚さ方向の通気路を通過して、吸収性物品の外に移動することができる。従って、態様9に記載の吸収性物品は、優れた肌触りと、一方の面側(吸収性物品の資材側)の空気を、他方の面側(吸収性物品の外側)に移動させやすいことによる厚さ方向の優れた通気性とを有する。
液透過性シートと、液不透過性シートと、それらの間の吸収体と、上記液不透過性シートの、上記吸収体と反対側の面に配置された外装シートとを備える吸収性物品であって、
上記外装シートが、態様1〜8のいずれか一項に記載の不織布であり、その第2面が上記液不透過性シートと対向している、
上記吸収性物品。
態様10に記載の吸収性物品は、肌触りに優れる。
態様1〜8のいずれか一項に記載の不織布を製造する方法であって、
第1面及び第2面を有し、熱可塑性樹脂繊維を含む、賦形すべき不織布を予熱するステップ、及び
予熱された、上記賦形すべき不織布を、第1賦形部材及び第2賦形部材を備える一対の賦形部材の間に、その第1面及び第2面が、それぞれ、第2賦形部材及び第1賦形部材と接するように通すことにより、上記賦形すべき不織布を賦形し、賦形された不織布を形成するステップ、
を含み、
上記一対の賦形部材において、第1賦形部材が、一方向に延びる、複数の突稜と、上記複数の突稜の間に配置された、複数の凹溝とを備え、第2賦形部材が、上記一方向に沿って間欠的に配置され且つ上記複数の凹溝のそれぞれと噛み合うように配置された、先端部を含む、複数のピンを備える、
上記方法。
態様11に記載の方法により製造される賦形された不織布は、上述の効果を有する。
初めに、本開示の、吸収性物品用の賦形された不織布を、適宜図面を用いて説明する。
図1〜図4は、本開示の実施形態の1つ(以下、「第1実施形態」と称する)に従う、吸収性物品用の賦形された不織布1を説明するための図である。図1は、第1実施形態に従う賦形された不織布1の平面図である。図2は、図1の領域IIの拡大図である。図3は、図2のIII−III端面における端面図である。図4は、図2のIV−IV端面における端面図である。
なお、図1では、見やすさの観点から、貫通孔が図示されていない。また、図4は端面図ではあるが、説明のため、奥に配置されている、凹部7の周壁部13に形成された孔部19を示している。
また、図1及び図2では、第1凹部7と、第2凹部8とを区別するため、第1凹部7を実線で表記し、そして第2凹部8を波線で表記している。
なお、周壁部13の、開口部9側の端縁16の全体が、開口部9の端縁14の全体と連結しており、そして周壁部13の、底部17側の端縁15の全体が、底部17の端縁18の全体と連結している。
また、賦形された不織布1は、第2面5側に窪んでいる複数の第1凹部7を有するので、第2面5側において、凹部以外の領域23が平面方向の通気路を形成し、賦形された不織布1が、平面方向DPの通気性に優れる。さらに、賦形された不織布1は、複数の貫通孔11と、複数の第1凹部7の少なくとも一部の周壁部13に形成された孔部19とを備え、それらが、平面方向DPの通気路と連通する厚さ方向DTの通気路を形成するので、賦形された不織布1が、第2面5側の空気を、第1面3側に移動させやすいことによる厚さ方向DTの通気性に優れる。
貫通孔11では、部分破断部21の端部22が、融着部25の一部を含んでいる。
そうすることにより、部分破断部21の端部22が毛羽立ちにくくなり、第1面3の肌触りに優れる。
複数の融着領域27のそれぞれは、第1方向D1と平行な方向に延びており、そして1セット2本の融着領域27が、第2方向D2に所定の間隔Wを空けて複数セット配置されている。同様に、複数の融着領域28のそれぞれは、第2方向D2と平行な方向に延びており、そして1セット2本の融着領域28が、第1方向D1に所定の間隔Wを空けて複数セット配置されている。
そうすることにより、第1凹部7により、平面方向DPの通気路が確保され、区画領域29上に形成される第2凹部8及び貫通孔11により、厚さ方向DTの通気路が確保され、第2面5側の空気を、第1面3側に移動させやすくなる。
より具体的には、孔部19の内部空間には、賦形された不織布1の熱可塑性樹脂繊維のうち、破断により形成された破断端部を備えた破断された熱可塑性樹脂繊維におけるその破断端部が含まれている。従って、孔部19の内部空間は、熱可塑性樹脂繊維が溶融によって硬化した部分は存在せず、柔軟な熱可塑性樹脂繊維の一部、あるいは、熱可塑性樹脂繊維のうち破断によって形成された破断端部を有する破断された熱可塑性樹脂繊維により形成されている。それにより、使用者の肌が孔部19の内部空間に触れたとしても、溶融により硬化した熱可塑性樹脂繊維が存在しないため、不織布の硬さ及び粗さを感じにくい。
従って、破断端部は、熱可塑性樹脂繊維を溶融した場合のように、繊維の端部が溶けて丸くなって繊維径が大きくなることはなく、引き裂かれることにより先細りになったか、又は繊維径の変化がほとんど生じていない。それにより、使用者の肌が孔部19の内部空間に触れた場合であっても、ごわつき、繊維の引っ掛かりによる違和感等を覚えにくい。
従って、孔部19の内部空間内には、その内部空間に架け渡された熱可塑性樹脂繊維と、一部の延出した繊維とが混在した状態となっていて、完全に開放された空間とはなっていない。
それにより、肌を賦形された不織布の平面方向に滑らせた際の滑らかさをより確保することができる。
株式会社大栄科学精器製作所製 FS−60DS[測定面44mm(直径),測定圧3g/cm2]を準備し、標準状態(温度23±2℃,相対湿度50±5%)の下、不織布の異なる5つの部位を加圧し、各部位における加圧10秒後の厚さを測定し、5つの測定値の平均値を不織布の厚さとする。
第1実施形態では、第1凹部7が略直方体状に形成されているが、本開示の不織布では、凹部の形状は任意であり、例えば、円柱状、角柱状等が挙げられる。
また、本開示の不織布では、賦形された不織布の凹部の底部において、熱可塑性樹脂繊維が融着していないことが好ましい。肌触りの観点からである。
続いて、本開示の吸収性物品について説明する。
本開示の実施形態の1つ(第2実施形態)に従う吸収性物品は、液透過性シートと、液不透過性シートと、それらの間の吸収体とを備える。また、上記液透過性シートが、上述の賦形された不織布であり、その第2面が上記吸収体と対向している。
そうすることにより、賦形された不織布の第2面と、吸収性物品の資材との間且つ凹部以外の領域に、平面方向の通気路が形成され、吸収性物品内の高湿度の空気が、上記平面方向の通気路を通って、賦形された不織布と、資材との間を、賦形された不織布の平面方向に移動することができる。また、平面方向に移動した高湿度の空気が、厚さ方向の通気路である孔部及び貫通孔を通過して、吸収性物品の外に移動することができる。
そうすることにより、吸収性物品が、肌触りに優れる。
続いて、本開示の賦形された不織布の製造方法(以下、「本開示の方法」と称する場合がある)について説明する。
本開示の方法は、次の各ステップを含む。
(1)第1面及び第2面を有し、熱可塑性樹脂繊維を含む、賦形すべき不織布を予熱するステップ(以下、「予熱ステップ」と称する場合がある)
(2)予熱された、賦形すべき不織布を、第1賦形部材及び第2賦形部材を備える一対の賦形部材の間に、その第1面及び第2面が、それぞれ、第2賦形部材及び第1賦形部材と接するように通すことにより、賦形すべき不織布を賦形し、賦形された不織布を形成するステップ(以下、「賦形ステップ」と称する場合がある)
なお、一対の賦形部材において、第1賦形部材が、一方向に延びる、複数の突稜と、複数の突稜の間に配置された、複数の凹溝とを備え、第2賦形部材が、一方向に沿って間欠的に配置され且つ上記複数の凹溝のそれぞれと噛み合うように配置された、先端部を含む、複数のピンを備える。
なお、複数の突稜123と、複数の凹溝124とは、一方向DO(搬送方向MD)と直交する他方向DA(幅方向CD)に、交互に配置されている。
一対のテーパー面131,131はまた、略三角形の形状を有し、平坦面130から離れるに従って、その幅が小さくなるように形成されている。
下方の第2賦形ロール125は、一方向DO(搬送方向MD)に一列に並んでいる複数のピン126を、予熱された、賦形すべき不織布113の第1面3と接触させ、ピン126の先端部128に接触している部分を、上方の第1賦形ロール121の凹溝124内に押し込む。
なお、熱可塑性樹脂繊維等が、複数種の熱可塑性樹脂を含む場合、例えば、複合繊維である場合には、上記融点は、複数種の熱可塑性樹脂のうち、融点の低い方の熱可塑性樹脂の融点を意味する。
なお、本明細書において、噛込深さは、図9に符号Dで示されるように、第1賦形部材の突稜の先端と、第2賦形部材のピンの先端との間の高さを意味する。
一対のテーパー面は、平坦面から離れるにつれ、その幅が小さくなることが好ましく、例えば、略三角形、略台形等の形状を有することが好ましい。賦形された不織布において、一対のテーパー面が配置されていた方向の、凹部の周壁部に孔部を形成しない観点からである。
なお、賦形すべき不織布がスパンボンド不織布、又はスパンボンド不織布と、メルトブローン不織布との積層不織布である場合には、スパンボンド不織布を構成する熱可塑性樹脂繊維を熱融着させた融着部が、賦形ステップにおいて破断し、賦形された不織布が、上記エンボス部の周囲に(好ましくは、上記エンボス部に隣接する)貫通孔を有する点で好ましい。
上記熱可塑性樹脂繊維は、長繊維であることができる。上記熱可塑性樹脂繊維が長繊維である場合には、賦形された不織布の単位体積当たりの熱可塑性樹脂繊維の末端の数が少なくなり、賦形された不織布が肌触りに優れる傾向がある。
上述の複合繊維としては、芯鞘型繊維、サイドバイサイド型繊維、島/海型繊維等の複合繊維が挙げられる。
賦形すべきの不織布として、スパンボンド不織布を準備した。スパンボンド不織布は、芯鞘型複合繊維(芯:PP系コポリマー,鞘:PP,繊度:1.4dtex)から形成され、坪量は27g/m2であった。スパンボンド不織布は、図1に示されるような融着部を有していた。
賦形された不織布No.1の電子顕微鏡写真を図10及び図11に示す。図10は、賦形された不織布No.1の第1面の平面図であり、そして図11は、賦形された不織布No.1の第2面の斜視図である。
3 第1面
5 第2面
7 凹部(第1凹部)
8 第2凹部
9 開口部
11 貫通孔
13 周壁部
14 (開口部の)端縁
15,16 (周壁部の)端縁
17 底部
18 (底部の)端縁
19 孔部
20 周縁部
21 部分破断部
22 端部
23 凹部以外の領域
25 融着部
27,28 融着領域
29 区画領域
Claims (11)
- 第1面と、第1面と反対側の第2面と、厚さ方向とを有し、前記第2面を吸収性物品の構成部材に対向させて用いられる、吸収性物品用の賦形された不織布であって、
前記不織布が、熱可塑性樹脂繊維を含み、
前記不織布が、第1面に開口部を有し且つ第2面側に窪んでいる複数の凹部と、前記凹部以外の領域に設けられている、第1面から第2面に貫通する複数の貫通孔とを備え、
前記複数の凹部のそれぞれが、前記開口部の端縁から第2面側に向け、前記厚さ方向に延出する周壁部と、前記周壁部の、前記開口部と反対側の端縁と連結している底部とを有しており、そして
前記複数の凹部の少なくとも一部が、その周壁部に、前記周壁部を第1面から第2面に貫通する孔部を備えている、
ことを特徴とする、前記不織布。 - 前記複数の貫通孔のそれぞれにおいて、前記不織布の一部からなる部分破断部であって、その一部が前記不織布と連結している部分破断部が、第2面側に窪んでいる、請求項1に記載の不織布。
- 前記不織布が、前記複数の凹部以外の領域に、前記熱可塑性樹脂繊維を融着させた、複数の融着部を有しており、前記複数の貫通孔の少なくとも一部において、前記部分破断部の端部が、前記複数の融着部の一部を含んでいる、請求項2に記載の不織布。
- 前記複数の融着部が連続的又は間欠的に配置されている融着領域により区画される区画領域の内側に、前記複数の凹部のうち少なくとも1つが配置されている、請求項3に記載の不織布。
- 前記孔部が、前記熱可塑性樹脂繊維が溶融されることなく形成された周縁部を有している、請求項1〜4のいずれか一項に記載の不織布。
- 前記熱可塑性樹脂繊維が、長繊維を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の不織布。
- 前記熱可塑性樹脂繊維が、捲縮性繊維を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の不織布。
- 前記不織布が、スパンボンド不織布、又はスパンボンド不織布と、メルトブローン不織布との積層不織布である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の不織布。
- 液透過性シートと、液不透過性シートと、それらの間の吸収体とを備えた吸収性物品であって、
前記液透過性シートが、請求項1〜8のいずれか一項に記載の不織布であり、その第2面が前記吸収体と対向している、
前記吸収性物品。 - 液透過性シートと、液不透過性シートと、それらの間の吸収体と、前記液不透過性シートの、前記吸収体と反対側の面に配置された外装シートとを備える吸収性物品であって、
前記外装シートが、請求項1〜8のいずれか一項に記載の不織布であり、その第2面が前記液不透過性シートと対向している、
前記吸収性物品。 - 請求項1〜8のいずれか一項に記載の不織布を製造する方法であって、
第1面及び第2面を有し、熱可塑性樹脂繊維を含む、賦形すべき不織布を予熱するステップ、及び
予熱された、前記賦形すべき不織布を、第1賦形部材及び第2賦形部材を備える一対の賦形部材の間に、その第1面及び第2面が、それぞれ、第2賦形部材及び第1賦形部材と接するように通すことにより、前記賦形すべき不織布を賦形し、賦形された不織布を形成するステップ、
を含み、
前記一対の賦形部材において、第1賦形部材が、一方向に延びる、複数の突稜と、前記複数の突稜の間に配置された、複数の凹溝とを備え、第2賦形部材が、前記一方向に沿って間欠的に配置され且つ前記複数の凹溝のそれぞれと噛み合うように配置された、先端部を含む、複数のピンを備える、
前記方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016132712A JP6628696B2 (ja) | 2016-07-04 | 2016-07-04 | 吸収性物品用の賦形された不織布、当該賦形された不織布を含む吸収性物品、及び上記賦形された不織布の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016132712A JP6628696B2 (ja) | 2016-07-04 | 2016-07-04 | 吸収性物品用の賦形された不織布、当該賦形された不織布を含む吸収性物品、及び上記賦形された不織布の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2015132129A Division JP6000412B1 (ja) | 2015-06-30 | 2015-06-30 | 吸収性物品用の賦形された不織布、当該賦形された不織布を含む吸収性物品、及び上記賦形された不織布の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2017012759A true JP2017012759A (ja) | 2017-01-19 |
| JP6628696B2 JP6628696B2 (ja) | 2020-01-15 |
Family
ID=57828374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016132712A Active JP6628696B2 (ja) | 2016-07-04 | 2016-07-04 | 吸収性物品用の賦形された不織布、当該賦形された不織布を含む吸収性物品、及び上記賦形された不織布の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6628696B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020092893A (ja) * | 2018-12-13 | 2020-06-18 | 王子ホールディングス株式会社 | 吸収性物品、吸収性物品の製造方法及びそれに用いる製造装置 |
Citations (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01119251A (ja) * | 1987-10-30 | 1989-05-11 | Kao Corp | 衛生用品の表面材 |
| JPH01256955A (ja) * | 1988-04-08 | 1989-10-13 | Shinkiyokutou Sangyo Kk | 生理用ナプキンの表面材 |
| JPH0458951A (ja) * | 1990-06-26 | 1992-02-25 | Uni Charm Corp | 吸収性物品の表面シート |
| JP2003116909A (ja) * | 2001-10-12 | 2003-04-22 | Kao Corp | 吸収性物品 |
| JP2005348938A (ja) * | 2004-06-10 | 2005-12-22 | Daio Paper Corp | 吸収性物品 |
| JP2007216034A (ja) * | 2007-03-16 | 2007-08-30 | Kao Corp | 吸収性物品用シート |
| JP2008025084A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-02-07 | Uni Charm Corp | 不織布 |
| WO2008146541A1 (ja) * | 2007-06-01 | 2008-12-04 | Uni-Charm Corporation | シート状部材の積層体 |
| JP2014519421A (ja) * | 2011-04-26 | 2014-08-14 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 微細テクスチャーウェブを作製する方法 |
-
2016
- 2016-07-04 JP JP2016132712A patent/JP6628696B2/ja active Active
Patent Citations (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01119251A (ja) * | 1987-10-30 | 1989-05-11 | Kao Corp | 衛生用品の表面材 |
| JPH01256955A (ja) * | 1988-04-08 | 1989-10-13 | Shinkiyokutou Sangyo Kk | 生理用ナプキンの表面材 |
| JPH0458951A (ja) * | 1990-06-26 | 1992-02-25 | Uni Charm Corp | 吸収性物品の表面シート |
| JP2003116909A (ja) * | 2001-10-12 | 2003-04-22 | Kao Corp | 吸収性物品 |
| JP2005348938A (ja) * | 2004-06-10 | 2005-12-22 | Daio Paper Corp | 吸収性物品 |
| JP2008025084A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-02-07 | Uni Charm Corp | 不織布 |
| JP2007216034A (ja) * | 2007-03-16 | 2007-08-30 | Kao Corp | 吸収性物品用シート |
| WO2008146541A1 (ja) * | 2007-06-01 | 2008-12-04 | Uni-Charm Corporation | シート状部材の積層体 |
| JP2014519421A (ja) * | 2011-04-26 | 2014-08-14 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 微細テクスチャーウェブを作製する方法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020092893A (ja) * | 2018-12-13 | 2020-06-18 | 王子ホールディングス株式会社 | 吸収性物品、吸収性物品の製造方法及びそれに用いる製造装置 |
| JP7052701B2 (ja) | 2018-12-13 | 2022-04-12 | 王子ホールディングス株式会社 | 吸収性物品、吸収性物品の製造方法及びそれに用いる製造装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP6628696B2 (ja) | 2020-01-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6000412B1 (ja) | 吸収性物品用の賦形された不織布、当該賦形された不織布を含む吸収性物品、及び上記賦形された不織布の製造方法 | |
| JP5087419B2 (ja) | 不織布 | |
| JP5099752B2 (ja) | 表面シートの製造方法 | |
| JP6214598B2 (ja) | 吸収性物品 | |
| JP5103100B2 (ja) | 表面シートの製造方法 | |
| JP4255440B2 (ja) | 立体シート | |
| TWI662951B (zh) | 吸收性物品用不織布 | |
| US10786400B2 (en) | Absorbent article | |
| JP5829327B1 (ja) | 吸収性物品用不織布 | |
| JP2009153731A (ja) | 吸収性物品の表面シート及びその製造方法 | |
| JP2005334374A (ja) | 吸収性物品の表面シート | |
| WO2016194243A1 (ja) | 吸収性物品用不織布 | |
| WO2016104768A1 (ja) | 吸収性物品用の、賦形された不織布を製造する方法 | |
| TWI675138B (zh) | 吸收性物品用不織布 | |
| JP5771518B2 (ja) | 不織布 | |
| JP4771919B2 (ja) | 波形シート | |
| JP2016221237A (ja) | 吸収性物品 | |
| JP2017012759A (ja) | 吸収性物品用の賦形された不織布、当該賦形された不織布を含む吸収性物品、及び上記賦形された不織布の製造方法 | |
| JP5989188B1 (ja) | 吸収性物品用の、賦形された不織布を製造する方法 | |
| JP2011250966A (ja) | 使い捨ておむつ | |
| JP6395700B2 (ja) | 吸収性物品用の不織布、及び当該不織布の製造方法 | |
| JP2016221312A (ja) | 吸収性物品用の、賦形された不織布を製造する方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160704 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180529 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190322 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190402 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190530 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191105 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191203 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6628696 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |