JP2017012025A - 緑化ユニット装置および植栽ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 この緑化ユニット装置1は、植物2を設置する基本ユニット4A〜4Dを上下左右に複数組み合わせた緑化ユニット装置である。この緑化ユニット装置1は、組替え可能な複数の基本ユニット44A〜4Dと、これら基本ユニット4A〜4Dを組み合わせて互いに固定可能なユニット固定手段と、このユニット固定手段で固定された各基本ユニット4A〜4Dにそれぞれ灌水を行う灌水手段6とを備える。各基本ユニット4A〜4Dは、それぞれ正面が窓とされた箱状とされ底部に植物2が設置される。
【選択図】 図1
Description
組替え可能な前記複数の植栽ユニットと、
これら植栽ユニットを組み合わせて互いに固定可能なユニット固定手段と、
このユニット固定手段で固定された各植栽ユニットにそれぞれ灌水を行う灌水手段と、
を備え、
前記各植栽ユニットは、それぞれ正面が窓とされた箱状とされ底部に植物が設置されることを特徴とする。
このような緑化ユニット装置をオフィス等の室内に設けることで、室内空間の価値の向上を図ることができる。
前記灌水手段は、上または下に隣接する植栽ユニットに設けた流路同士を繋ぐ継手を有するものとしても良い。この場合、様々な植栽ユニットの上下の組み合わせに対応することが可能となる。したがって、複数の植栽ユニットの組み合わせのバリエーションを多くして、使用者等の要求に沿う形状の緑化ユニット装置を容易に実現できる。
前記ユニット固定手段は、上下に隣接する植栽ユニットを互いに位置決めして組み合わせる位置決め手段を含むものとしても良い。この場合、植栽ユニットを上下に組み合わせるとき、位置決め手段で互いに位置決めして組み合わせることができ、組立てを簡単化することができる。
有底の箱状に形成され植物が設置されるプランタ設置部と、
このプランタ設置部における上縁部から上下方向に延びる複数の柱部と、
これら柱部の上端部を繋ぐ水平方向に延びる複数の連結部とで正面が窓とされた箱状とされ且つ流路を有し、
この流路は、前記プランタ設置部に設置された植物に水を導く流路部分と、この植栽ユニットに隣接して組み合わせられる植栽ユニットに水を導く流路部分とを有する。
流路は、プランタ設置部に設置された植物に水を導く流路部分と、この植栽ユニットに隣接して組み合わせられる植栽ユニットに水を導く流路部分とを有するため、複数の植栽ユニットを自由に且つ簡易に組替えることができる。したがって、複数の植栽ユニットの組み合わせのバリエーションを多くして、使用者等の要求に沿う形状を容易に実現できる。
この発明の緑化ユニット装置は、複数組替え可能に組み合わせる植栽ユニットであって、有底の箱状に形成され植物が設置されるプランタ設置部と、このプランタ設置部における上縁部から上下方向に延びる複数の柱部と、これら柱部の上端部を繋ぐ水平方向に延びる複数の連結部とで正面が窓とされた箱状とされ且つ流路を有し、この流路は、前記プランタ設置部に設置された植物に水を導く流路部分と、この植栽ユニットに隣接して組み合わせられる植栽ユニットに水を導く流路部分とを有する。このため、複数の植栽ユニットを簡易に組み合わせて使用することができる。
ベースユニット3は、その外形が平面視略矩形状で床面に設置される。このベースユニット3は、構成する植栽ユニット4の左右方向A1の列数に合わせて、左右方向A1に複数(この例は4つ)隣接して設けられる。なおベースユニット3は一つであっても良い。この場合、ベースユニット3は、構成する植栽ユニット4の全長に応じた長さに規定される。図1および図3に示すように、各ベースユニット3の上面に、植栽ユニット4または灌水手段6のタンクケース7を重ねるように設置しボルト等により固定するようになっている。隣接するベースユニット3,3間に図示外のスペーサを挟み、これら隣接するベースユニット3,3は複数のボルト等を介して互いに固定される。なお各ベースユニット3をボルト等により床面FLに固定しても良い。
図5(A)は、この緑化ユニット装置におけるユニット固定手段5の要部の断面図(図5(B)のVA-VA線断面図)である。図5(B)はこのユニット固定手段5の要部の正面図である。図4および図5に示すように、ユニット固定手段5は、位置決め手段である位置決めプレート14、上部リブ15、ボルト(図示せず)およびナット16を有する。
図4(D)および図6に示すように、各位置決めプレート14は、矩形板状にそれぞれ形成され、プランタ設置部8の底面8bにおける四隅付近部に固定される。各位置決めプレート14は、上部リブ15の連結部10への取付位置に応じて、プランタ設置部8の底面8bに固定される。換言すれば、位置決めプレート14のプランタ設置部8の底面8bへの固定位置に対応して、上部リブ15が連結部10の内側面に取り付けられている。
図8は、この緑化ユニット装置における灌水手段6の構成を示すブロック図である。この灌水手段6は、前述のユニット固定手段5(図4(A))で固定された各基本ユニット4A〜4D(図1)にそれぞれ灌水を行うものである。灌水手段6は、タンクケース7、タンク18、ポンプ19、電磁弁21、および制御手段22を有する灌水ユニットKuと、給水チューブ13と、継手20(図10)とを有する。タンクケース7には、水を貯留するタンク18が収納されている。またタンクケース7内には、ポンプ19、複数の電磁弁21、および制御手段22が搭載されている。タンク18とポンプ19との間およびポンプ19と定められた電磁弁21との間に、給水チューブ13がそれぞれ配管接続されている。各電磁弁21には、複数系列(図8の例では4系列)の給水チューブ13がそれぞれ配管接続されている。
以上説明した緑化ユニット装置1によれば、複数の基本ユニット4A〜4Dを使用者等の好みに合わせて自由に組替え、ユニット固定手段5は、これら基本ユニット4A〜4Dを組み合わせて固定し得る。灌水手段6は、固定された各基本ユニット4A〜4Dにそれぞれ灌水を行う。このように基本ユニット4A〜4Dを自由に組替えてユニット固定手段5で固定できるため、複数の基本ユニット4A〜4Dを簡易に組み合わせて使用することができる。各基本ユニット4A〜4Dは、それぞれ正面が開放された箱状とされ底部8aに植物2が設置されるため、使用者等は、植物2を直接鑑賞することができるうえ、各基本ユニット4A〜4Dに対して植物2を設置または交換することが容易に行える。このような緑化ユニット装置1をオフィス等の室内に設けることで、室内空間の価値の向上を図ることができる。
灌水手段6は、上または下に隣接する基本ユニット4A,4Aに設けられる給水チューブ13,13同士を繋ぐ継手20,(20A)を有する。このため、様々な基本ユニット4Aの上下の組み合わせに対応することが可能となる。したがって、複数の基本ユニット4A〜4Dの組み合わせのバリエーションを多くして、使用者等の要求に沿う形状の緑化ユニット装置1を容易に実現できる。
ユニット固定手段5は、上下に隣接する基本ユニット4A,4Aを互いに位置決めして組み合わせる位置決めプレート14を含む。このため、基本ユニット4A,4Aを上下に組み合わせるとき、位置決めプレート14で互いに位置決めして組み合わせることができ、組立てを簡単化することができる。
以下の説明においては、各形態で先行する形態で説明している事項に対応している部分には同一の参照符号を付し、重複する説明を略する。構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分は、特に記載のない限り先行して説明している形態と同様とする。同一の構成から同一の作用効果を奏する。実施の各形態で具体的に説明している部分の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、実施の形態同士を部分的に組合せることも可能である。
各基本ユニット4Aへの給水量が不所望に異なる場合がある。また設置した植物の種類によっては給水量を個別に調整したい場合がある。このような場合に給水量調整手段25により各基本ユニット4Aへの給水量を適宜調整し得る。
2…植物
4…植栽ユニット
5…ユニット固定手段
6…灌水手段
8…プランタ設置部
9…柱部
13…給水チューブ(流路)
13A,13B…流路部分
14…位置決めプレート(位置決め手段)
17…カバー部材
18…タンク
19…ポンプ
20,20A…継手,T字継手
25…給水量調整手段
Ku…灌水ユニット
Claims (9)
- 植物を設置する植栽ユニットを上下左右に複数組み合わせた緑化ユニット装置であって、
組替え可能な前記複数の植栽ユニットと、
これら植栽ユニットを組み合わせて互いに固定可能なユニット固定手段と、
このユニット固定手段で固定された各植栽ユニットにそれぞれ灌水を行う灌水手段と、
を備え、
前記各植栽ユニットは、それぞれ正面が窓とされた箱状とされ底部に植物が設置されることを特徴とする緑化ユニット装置。 - 請求項1に記載の緑化ユニット装置において、前記灌水手段は、水を貯留するタンクおよびこのタンクに貯留された水を各植栽ユニットに供給するポンプを有する灌水ユニットと、前記ポンプで吸い上げた水を複数の植栽ユニットにそれぞれ導く流路とを備える緑化ユニット装置。
- 請求項2に記載の緑化ユニット装置において、前記各植栽ユニットに前記流路が設けられ、この流路は、前記各植栽ユニットに水を導く流路部分と、前記各植栽ユニットに隣接する次段の植栽ユニットに水を導く流路部分とを有する緑化ユニット装置。
- 請求項2または請求項3に記載の緑化ユニット装置において、前記灌水手段は、各植栽ユニットへの給水量を調整する給水量調整手段を有する緑化ユニット装置。
- 請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載の緑化ユニット装置において、前記各植栽ユニットは、上下方向に延びる複数の柱部を有し、いずれかの柱部における内側面部に沿って前記流路を設けた緑化ユニット装置。
- 請求項5に記載の緑化ユニット装置において、前記灌水手段は、上または下に隣接する植栽ユニットに設けた流路同士を繋ぐ継手を有する緑化ユニット装置。
- 請求項5または請求項6に記載の緑化ユニット装置において、前記柱部における内側面部には、前記流路を覆うカバー部材を設けた緑化ユニット装置。
- 請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の緑化ユニット装置において、前記ユニット固定手段は、上下に隣接する植栽ユニットを互いに位置決めして組み合わせる位置決め手段を含む緑化ユニット装置。
- 複数組替え可能に組み合わせる植栽ユニットであって、
有底の箱状に形成され植物が設置されるプランタ設置部と、
このプランタ設置部における上縁部から上下方向に延びる複数の柱部と、
これら柱部の上端部を繋ぐ水平方向に延びる複数の連結部とで正面が窓とされた箱状とされ且つ流路を有し、
この流路は、前記プランタ設置部に設置された植物に水を導く流路部分と、この植栽ユニットに隣接して組み合わせられる植栽ユニットに水を導く流路部分とを有する植栽ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015129499A JP2017012025A (ja) | 2015-06-29 | 2015-06-29 | 緑化ユニット装置および植栽ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015129499A JP2017012025A (ja) | 2015-06-29 | 2015-06-29 | 緑化ユニット装置および植栽ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017012025A true JP2017012025A (ja) | 2017-01-19 |
Family
ID=57827329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015129499A Pending JP2017012025A (ja) | 2015-06-29 | 2015-06-29 | 緑化ユニット装置および植栽ユニット |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2017012025A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7454260B2 (ja) | 2021-12-27 | 2024-03-22 | サンエービルドシステム株式会社 | T型コネクタ及びt型コネクタを用いた潅水装置 |
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-
2015
- 2015-06-29 JP JP2015129499A patent/JP2017012025A/ja active Pending
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