JP4535471B2 - 給水システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は貯水槽上に植物栽培コンテナを載置した植物栽培ユニットを複数敷設して形成した植物栽培ユニット群に給水を行う給水システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現代社会における都市部には自然が不足しているが、人間の自然に対する希求に応えて自然不足を補うべく、都市部における緑化対策が図られている。かかる緑化対策は、ビルの屋上、ベランダ、テラス、イベント会場等を人工的に緑化することで行われ、具体的には例えば、実公平1−25558号に開示されているような床面に載置可能な平坦状の内底板の周縁に沿って枠板を立設して、その内部に芝を植え込むブロック箱体等を使用して緑化を図っている。
【0003】
しかし、上記ブロック箱体に関する技術は、給水に関しては何ら開示されておらず、一般的な方法として、枠体上部から人手により給水する方法が考えられ、かかる給水は多大な労力が必要になる不具合を生じていた。
【0004】
そこで上記不具合を解消するために、水道等の水源から給水管によって植物に給水する技術が提案され、例えば特開平10−164989号には、育成材を充填する栽培槽の下方に貯水槽が設けられた底面灌水型のプランターに関して、貯水槽の上流側の給水口と下流側のオーバーフロー口が設けられ、給水口側とオーバーフロー口側とに仕切り板で仕切って複数の貯水室を構成すると共に、この仕切り板の上端部に越流部が設けられ、貯水室間の水位差を小さくする技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記プランターに関する技術は、給水口が貯水槽毎に設けられ、この給水口の数だけ給水管が必要となると共に、給水管と給水口の接続作業が必要であって、多大な費用と施工のための労力が必要となる不具合を生じていた。
【0006】
また、水源から分岐された給水管は、分岐の数が多くなるほど水圧が低下してしまうため、広範囲の緑化対策には適さず、広範囲に緑化する場合は、水源を増やさなければならないという不具合を生じていた。
【0007】
本発明は上記不具合に鑑みなされたものであって、施工のための労力及び費用を低減し、且つ広範囲の緑化エリアに対して良好な給水が可能である安価な給水システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の給水システムは、貯水槽上に植物栽培コンテナを載置した植物栽培ユニットを、隣接するように複数敷設して植物栽培ユニット群を形成し、前記植物栽培ユニット群に給水管を介して給水する給水システムにおいて、前記貯水槽の側壁上端部に凹溝を形成して、前記凹溝により前記貯水槽間に水を流すことが可能な流水経路を形成し、前記流水経路に対して直交する方向に前記給水管を配置し、前記給水管から一の前記貯水槽に給水される水を、隣接する他の前記貯水槽に前記流水経路により前記給水管の延びる方向と直交する方向の一方側から他方側に流れるように向きを規制して流すことを特徴とする。前記給水管は多孔質管とすると好適である。
【0009】
前記貯水槽は連係部により連係し、さらには前記連係部を前記貯水槽の少なくとも一側壁上端部に一体形成すると好適である。また前記植物栽培ユニット群の前記貯水槽上であり、且つ前記植物栽培コンテナ相互間に空間部を形成するとよい。また前記植物栽培コンテナには少なくとも一側壁に内向きへこみ部を形成するとよい。
【0010】
また、本発明の給水システムは、前記一の貯水槽が傾斜した敷設面に敷設され、前記敷設面における前記一の貯水槽よりも低い場所に前記他の貯水槽が敷設されることを特徴とする
【0011】
また、本発明の給水システムは、貯水槽上に植物栽培コンテナを載置した植物栽培ユニットを、隣接するように複数敷設して植物栽培ユニット群を形成し、前記植物栽培ユニット群に給水管を介して給水する給水システムにおいて、前記貯水槽の側壁上端部に凹溝を形成して、前記凹溝により前記貯水槽間に水を流すことが可能な流水経路を形成し、一の前記貯水槽を傾斜した敷設面に敷設すると共に、前記敷設面における前記一の貯水槽よりも低い場所に他の前記貯水槽を敷設して、前記一の貯水槽に給水可能に前記給水管を配置し、前記給水管から前記一の貯水槽に給水される水を、隣接する前記他の貯水槽に前記流水経路により前記傾斜した敷設面の高い場所から低い場所に流れるように向きを規制して流すことを特徴とする。
【0012】
また、本発明の給水システムは、前記貯水槽は所定位置の側壁上端部に設けられた連係部で相互に連係され、前記凹溝が前記連係部に形成されていることを特徴とする。
【0013】
また上記給水システムは、前記貯水槽上で且つ前記植物栽培ユニット相互間に空間部が形成され、前記空間部に給水管が配置されていることを特徴とする。即ち流水経路に直交する任意の空間部に給水管を配置する。
【0014】
さらに上記給水システムは、前記貯水槽に敷設方向を指示する指示部が設けられ前記指示部に従って前記貯水槽を敷設することにより前記流水経路が形成されていることを特徴とする。
【0015】
【作用】
次に作用について説明する。
【0016】
例えば本発明の給水システムで、貯水槽上に植物栽培コンテナを載置した植物栽培ユニットを複数敷設して植物栽培ユニット群を形成し、この植物栽培ユニット群に給水する給水システムに関して、貯水槽上に植物栽培コンテナを載置した植物栽培ユニットを、隣接するように複数敷設して植物栽培ユニット群を形成し、植物栽培ユニット群に給水管を介して給水する給水システムにおいて、貯水槽の側壁上端部に凹溝を形成して、隣接する貯水槽の凹溝により貯水槽間の水の流れである流水経路を形成し、流水経路に対して直交する方向に給水管を配置し、或いは、一の貯水槽を傾斜した敷設面に敷設すると共に、敷設面における一の貯水槽よりも低い場所に他の貯水槽を敷設して、一の貯水槽に給水可能に給水管を配置し、給水管から一の貯水槽に給水される水を、隣接する他の貯水槽に流水経路を介して流す構成により、最低限給水管は1つあれば足り、給水管の配置作業の煩雑さを低減すると共に、経費を低減することが可能となる。
【0017】
また、前記貯水槽を敷設する場合に、流水経路を形成するために貯水槽の敷設方向を指示する指示部を貯水槽に設けることで、施工時に作業者がこの指示部に従って施工すれば良く、施工時の煩雑さを低減できる。
【0018】
また、貯水槽を連係部で連結することで、植物栽培ユニット群が離散することがなく、緑化エリアを保持することが可能となる。
【0019】
また、前記連係部が貯水槽の少なくとも一側壁上端部に一体形成されるようにすることで、施工時の部品点数が少なくてすみ、施工作業を容易化することができる。
【0020】
また、前記流水経路を貯水槽の側壁上端部に形成されている凹溝により形成することで、流水管などを接続する必要がなく、部品点数が少なくてすみ、施工作業がより容易化する。この場合、敷設面上に部分的な突起等があっても、凹溝の高さが側壁の高さを越えない限り、流水方向が凹溝による流水経路に規制されるので、水が迂回することなく全ての貯水槽に満たされることとなる。
【0021】
また、前記貯水槽上であり、植物栽培コンテナ相互間に空間部を形成することで、植物栽培ユニット群内の通気性が向上し、根ぐされが防止される。さらに前記流水経路と直交する任意の空間部に給水管を配置することで、優れた外観意匠性が得られると共に、給水管の配置作業が容易となる。更には前記給水管を多孔質管とすることで、上記本発明の給水・灌水システムをより有効利用することが可能となる。
【0022】
また、前記植物栽培コンテナは、少なくとも一側壁に内向きへこみ部を形成することで、この内向きへこみ部内に給水管を配置することが可能になり、さらに給水管を植物栽培コンテナによって上部から保持できると共に貯水槽によって下部から保持できて給水管の支持金具が不必要となり、より部品点数が減り、施工作業が容易化される。
【0023】
【発明の実施の形態】
次に本発明の給水システムの具体的な実施形態を図面に沿って説明するが、本発明はかかる実施形態によって限定されるものではない。
【0024】
本給水システムは、貯水槽10上に植物栽培コンテナ20を載置した植物栽培ユニットを複数敷設して形成した植物栽培ユニット群に給水管60を介して給水するものであるため、その構成要素である貯水槽10、植物栽培コンテナ20について順に説明する。
【0025】
図1から図3は本発明の給水システムで使用する貯水槽を示し、図1は本発明の給水システムにおける貯水槽の平面図、図2は図1の貯水槽のA−A矢視断面図、図3は図1の貯水槽のB−B矢視断面図である。
【0026】
貯水槽10は主として底面11と側壁12とからなる上部が開口した平面視略方形で、側壁12の上端部には外方向に略鉤型の連係部13が形成されている。前記連係部13は上面部13m及び垂下部13nとからなり、上面13mの広狭によって分けられる幅広連係部13aと幅狭連係部13bの2種類からなる。前記2種類の連係部13を利用し、複数の貯水槽10を敷設した場合に幅狭連係部13bの上方から幅広連係部13aを覆い被せることによって、各々の貯水槽10が連結される構成である。
【0027】
幅広連係部13a及び幅狭連係部13bは、各貯水槽10に四辺ある側壁12のうち各二辺ずつの側壁12上端部に設けられ、二箇所の幅広連係部13a同士は隣接して形成されていると共に、二箇所の幅狭連係部13b同士は隣接して形成されている。つまり、同一連係部13を上端部に形成された側壁12が隣接することとなり、例えばある側壁12の上端部に幅広連係部13aが形成されていれば、時計回りに幅広連係部13a、幅狭連係部13b、幅狭連係部13bの順に形成されている。
【0028】
幅広連係部13aの上面部13mは、幅狭連係部13bの上面部13mよりも少なくとも板厚分低く形成し、連係状態を維持した場合に貯水槽10の傾き及びがたつきを軽減するように構成されている。そして、相互に隣接して貯水槽10を敷設する際に幅狭連係部13bと幅広連係部13aがぶつかり合う位置である貯水槽10の角部分においては、一部を垂下部13nを切除してなる切欠部13oが形成されている。前記垂下部13nの切除長さ(切欠部13oの長さ)は、隣接する連係部13の重合を阻害しない状態とすることを意図して適宜に決定される。
【0029】
さらに図12に示すように、貯水槽10の側壁12のうち対向する側壁12の上端部にある連係部13において、その略中央位置に流水用の凹溝14が形成されている。前記凹溝14は略水平面である凹面部14aと傾斜した側面である凹側面部14bとからなり、幅狭連係部13bに形成されている凹溝14の凹面部14aの高さは、幅広連係部13aの凹溝の凹面部14aの高さより板厚分低く形成し、且つ幅狭連係部13bの凹溝14の凹側面部14b間の距離は、幅広連係部13aの凹溝14の凹側面部14b間の距離よりも長く形成し、貯水槽10の連係状態を維持した場合に、貯水槽10及びその貯水槽群の傾き及びがたつきを軽減するように構成されている。
【0030】
また、貯水槽10の底面11には、後述する植物栽培コンテナ20を載置する際に位置決めするための位置決め凸部11aが設けられ、前記位置決め凸部11aによって植物栽培コンテナ20の位置が決定される。この位置決め凸部11aにより、植物栽培コンテナ20のがたつきを防止することができると共に、貯水槽10及び植物栽培コンテナ20を複数敷設した場合に植物栽培コンテナ20間の間隔を最適間隔に維持することが可能となる。
【0031】
さらに貯水槽10の底面には図13に示すように、所定の傾斜を有する敷設面上に貯水槽10を複数敷設する際の貯水槽10の方向を決定する指示部11bが形成され、施工時に指示部11bに従って貯水槽10を敷設することにより、容易に貯水槽10を正規に敷設することが可能となる。
【0032】
例えば本実施形態例の貯水槽10では、幅広連係部13aが隣り合う側壁12が示す角部分近傍に指示部11bが形成されいるが、この貯水槽10を複数敷設面に敷設する場合に、傾斜した敷設面の低い場所から敷設を開始し、且つ指示部11bを前記敷設面の低い方向に向けて敷設する。その後、順次指示部11bを同一方向にして貯水槽10を敷設していく。本敷設方法によって、前記幅広連係部13aが傾斜した敷設面の低い方向に位置すると共に幅狭連係部13bが傾斜した敷設面の高い方向に位置することになり、傾斜した敷設面のより低い場所に位置する貯水槽10の幅狭連係部13b上に、次に敷設する貯水槽10の幅広連係部13aが覆い被さるように敷設することとなって、容易に正規の敷設作業を行うことができる。このとき各貯水槽10間には上記凹溝14が傾斜方向に沿って位置し、図16及び図21に示すように、前記凹溝14で貯水槽10間の流水が可能となるが、傾斜した敷設面の高い場所からの水流を覆い被さっている幅広連係部13aから他の貯水槽10へ流水するため、貯水槽10間での水漏れを防止することができる。
【0033】
本実施形態例における貯水槽10の連係部13は幅広連係部13aと幅狭連係部13bにより構成したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、少なくとも一側壁に連係部13が設けられていればよく、例えば図24及び図25に示すように、流水方向に沿って、傾斜した敷設面の低い位置(下流側)にのみ略鉤型の連係部13を設け、この連係部13に対向する側壁12の上端部には鉤型連係部13を設けず、前記連係部13を側壁12の上端部に係合する構成であっても良い。また連係部13の形状も本実施形態例の略鉤型に限定されるものではない。
【0034】
尚、貯水槽10の材質は合成樹脂製のものが良好であり、塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリスチレンなどが用いられ、真空成型、ブロー成型、射出成型、押し出し成型等の成型方法で形成するとよい。また貯水槽10の大きさは、例えば25cm×25cm、25cm×50cm、50cm×50cmとする等適宜である。
【0035】
図4及び図5は本発明の植物栽培コンテナを示し、図4は本発明の給水システムにおける植物栽培コンテナの平面図、図5は図4の植物栽培コンテナの縦断面図である。
【0036】
植物栽培コンテナ20は底面21と側壁22からなる上部が開口した平面視略方形で、側壁22の下部は内向きにへこんで内向きへこみ部22aが形成されている。この内向きへこみ部22aは全ての側壁22に設けても良いが、図26に示すように少なくとも一つの側壁22に設ける構成であっても良い。また、内向きへこみ部22aの代わりに、図27に示すように側壁22の上部に向かうほど開口面積が増大するように、側壁22を傾斜面をとする構成であっても良い。
【0037】
植物栽培コンテナ20の底面21には、断面略十字形、略L字形、略T字形等で有れば好適である柱状部材23が複数立設され、植物栽培コンテナ20内の植物を上部からの踏圧に対して強固に保護するように構成されていると共に、個々の柱状部材23で受けた圧力を底面21で分散し、植物栽培コンテナ20自体の破損等を防止している。この柱状部材23の構成及び断面形状、個数、配列等は、本実施形態例に限定されるものではない。
【0038】
前記柱状部材23の立設場所以外の底面21の適宜箇所に、有れば好適である通水兼通気孔24及び敷設面に向かって突出している中空状の吸水凸部25が形成されている。前記通水兼通気孔24は、植物栽培コンテナ20内の余剰水を貯水槽10内に流し出す為に設けられていると共に、植物栽培コンテナ20内に充填する育成材内の通気を良くする為に設けられている。この通水兼通気孔24の形状、個数、構成、配置等は本実施形態例に限定されるものではない。前記吸水凸部25の頂部平面には吸水孔25aが設けられ、貯水槽内の水分を毛細管現象により吸水する構成となっている。
【0039】
そして、図6及び図7に示すように、植物栽培コンテナ20の底面21に脚部26が設けられ、この脚部26に前記貯水槽底面11に設けられた位置決め凸部11aに対応する位置決め凹部26aが形成され、植物栽培コンテナ20を貯水槽10に載置して支持する構成となっており、植物栽培コンテナ20を貯水槽10上に載置する場合に、前記位置決め凸部11aと位置決め凹部26aを嵌合することで好適な場所で植物栽培コンテナ20が支持される。また前記脚部26は、前記吸水凸部25を前記貯水槽底面11の上面から所定間隔離して支持するように構成され、吸水効率を向上させている。なお前記脚部26はより好適にする場合、植物栽培コンテナ底面21と貯水槽10内の水位との間に空気層を形成可能な高さに保持し、前記吸水凸部25及び脚部26のみが水没するように構成すれば、前記通水兼通気孔24からの植物に対しての通気が良好となり、植物が丈夫に育つこととなる。
【0040】
さらに植物栽培コンテナ20の側壁22の略中央部には、有れば好適であるコンテナ連係凸部27a及びコンテナ連係凹部27bが設けられている。図11に示すように、このコンテナ連係凸部27a及び凹部27bは、複数の貯水槽10が敷設された状態で、前記貯水槽10上に植物栽培コンテナ20を載置した時に、前記コンテナ連係凸部27aが他の植物栽培コンテナ20のコンテナ連係凹部27bに係合するようになっており、植物栽培コンテナ20の前後左右方向への圧力に対して、強固に保持可能に構成されている。このコンテナ連係凸部27a及び凹部27bの場所、構成、形状等は本実施形態例に限定されるものではない。
【0041】
尚、植物栽培コンテナ20の材質は、前記貯水槽10と同様に合成樹脂製のものが良好であり、塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリスチレン等が用いられ、真空成型、ブロー成型、射出成型、押し出し成型等の成型方法で形成するとよい。また、植物栽培コンテナ20の大きさ及び形状は、前記貯水槽10内に載置可能な大きさであればどの様な大きさ及び形状であっても良い。
【0042】
ここで上記貯水槽10上に上記植物栽培コンテナ20を載置した状態について説明する。図8から図10までは、貯水槽10上に植物栽培コンテナ20を載置した状態の平面図であり、図8は本発明における植物栽培コンテナと貯水槽の載置状態を示す平面図、図9は本発明のおける植物栽培コンテナ及び貯水槽に育成材を充填した状態を示す平面図、図10は本発明における植物栽培コンテナ及び貯水槽に植栽した状態を示す平面図である。
【0043】
ここで貯水槽10上には植物栽培コンテナ20を載置し、この植物栽培コンテナ20内に育成材30を充填し、この充填された育成材30上に植物40を載置するように構成されている。
【0044】
前記育成材30はどのようなものであってもよいが、屋上、或いはベランダ等に敷設する場合は、出来るだけ軽量であればよりよく、パーライト、バーミキュライト、ピートモス、バーク堆肥、チャフコン、木質腐朽有機物、ゼオライト等が考えられる。また上記育成材30の内の数種類を、又は必要と思われる根腐れ防止用の珪酸塩白土などを植栽の種類、環境などに応じて適宜選定し、保水性、排水性を良好にするためバランスよく配合した軽量育成材等が考えられる。かかる通気性良好な軽量育成材を採用することにより、植物の根が傷むことを防止できる。これらの軽量育成材による荷重は、従来の客土の約1/3であり、敷設面への荷重付加を軽減することができる。
【0045】
前記育成材30は施工現場で充填するようにしても良いが、予め工場などで植物栽培コンテナ20に充填し、現場では植物栽培コンテナ20を載置するだけの状態或いは一体化した植物栽培ユニットである貯水槽10及び植物栽培コンテナ20を敷設するだけの状態にしてもよく、この場合は、育成材30を植物栽培コンテナ20内に充填してプレス機をかけた後に、少なくとも育成材30の上面をバインダ処理することが望ましく、例えば、ポバールなどをお湯でとかした液体を育成材30上に吹き付け処理、アルギン酸溶液やでんぷん溶液等を散布し、バインダ粉の散布後にその散布面に温水等の水分を供給散布処理、又はバインダシート等を載置してそのシート上面に温水などの水分を供給散布処理等が考えられ、前記様々な処理後に表面を自然乾燥或いは強制乾燥等して乾燥処理する。
【0046】
上記バインダ処理は、植物育成条件や育成材の混合物の性質、特長などを考慮して適宜選定する。そして、バインダ処理により、少なくとも育成材30の表面が固定化されるので、育成材30の飛散、移動が防止でき、運搬などの取り扱いが極めて容易となる。
【0047】
また前記植物40として芝生等が考えられるが、前記育成材30が充填された植物栽培コンテナ20上に芝ユニットを載置し、上部から給水することで、前記バインダ処理された表面からバインダ溶液が前記通水兼通気孔24から貯水槽10内に流れ、芝の根が前記育成材30内に伸長することになり、芝が育成材30に根付くようになる。前記植物40はどの様なものであっても良く、植木や花等でも良く、又、前記育成材30上に種子を巻いて植栽するようにしても良い。
【0048】
次に、貯水槽10及び植物栽培コンテナ20からなる植物栽培ユニットを連係して敷設面上に敷設した状態について説明する。図14及び図15は、植物栽培コンテナ及び貯水槽の連係状態を示し、図14は本発明における空間部を示す一部拡大断面図、図15は本発明における空間部に給水管を配置した状態を示す一部拡大断面図である。
【0049】
植物栽培ユニットを連設するに際しては、貯水槽10同士を幅広連係部13a及び幅狭連係部13bで連結し、貯水槽10上の位置決め凸部11aに位置決め凹部26aを嵌合して植物栽培コンテナ20を載置し、コンテナ連係凸部27aと凹部27bを係合して連結する。このとき植物栽培コンテナ側壁22に内向きへこみ部22aが形成されているため、前記貯水槽10上で且つ植物栽培コンテナ側壁22相互間に空間部50が形成される。この空間部50には給水管60を配置し、植物栽培コンテナ20上部から給水管60が見えなくなって装飾性が向上するように構成されている。
【0050】
前記給水管60には特に給水管支持金具を設ける必要がなく、給水管60の上下及び左右の動きを植物栽培コンテナ20の側壁22と貯水槽10によって保持できるようになっている。前記給水管60としては多孔質管が好適であり、穴あき管、しみ出し管、ドリップ式点滴管等様々なものが考えられる。
【0051】
次に本発明の給水システムについて説明する。図17から図20及び図22は複数の貯水槽10或いは植物栽培コンテナ20を敷設した状態を示し、図17は本発明における貯水槽群に給水管を配置した状態を示す一部拡大平面図、図18は図17に植物を植えた植物栽培コンテナを載置した状態を示す平面図、図19は本発明における緑化エリア完成時の一部拡大平面図、図20は本発明の植物栽培ユニット群を示す一部拡大断面図、図22は本発明の給水システムの施工例を示す平面図である。
【0052】
図に於いて給水管60には水源から主管60aが配置され、この主管60aから複数の給水管60が分岐装置61を介して分岐されている。この水源からの給水は自動的に行っても良く、例えば電磁弁等を介して、予め定められた時間に給水を開始し、所定時間経過後に給水を停止するように構成しても良い。
【0053】
ここで敷設面は図22に示すAからBへ傾斜し、貯水槽10は指示部11bがB方向を向くように複数敷設されている。このように敷設された貯水槽10の凹溝14は、前記傾斜方向であるAからBに向かう方向に流水可能に構成され、前記給水管60はCからAへ向かって配置されている。この給水管60はCからAに向かって配置されることで、給水管60途中に複数設けられた孔(図示せず)から水が貯水槽10上に流れ、貯水槽10内で溢れた水は前記凹溝14に沿って他の貯水槽10内へ流れる構成となっている。尚、前記給水管60の配置はAからCであっても良いことはいうまでもない。
【0054】
この給水管60の配置場所は、上流から適宜間隔をおいて複数配置することが望ましいが、少なくとも最上流側に1つ設ければ、全ての貯水槽10に均等に給水することができる。つまり、上流の貯水槽10に給水管60から給水され、上流の貯水槽10内の水分が多くなった場合に、自然に前記凹溝14からオーバーフローし、次の貯水槽10へ給水される構成となっているため、全ての貯水槽10に水分がいきわたると共に、凹溝14の水位までの水分は貯水槽10内に保持されているため、全ての貯水槽10内に均等に給水することが可能となる。この貯水槽群の最下流の貯水槽10の水分は、凹溝14からオーバーフローし、敷設面に流れるため、貯水槽10内の余剰水を外部に排出することが可能となり、植物の根ぐされを防止することが可能となる。
【0055】
例えば図22に於いて給水管Mから貯水槽Dに給水された水分は貯水槽D内に貯えられ、満水になると凹溝14から貯水槽Eへ流水し、その後貯水槽Fへ流水することとなり、貯水槽Gに給水された水分は貯水槽G内に貯えられ、満水になると凹溝14から貯水槽Hへ流水し、その後貯水槽Iへ流水することとなり、貯水槽Jに給水された水分は貯水槽J内に貯えられ、満水になると凹溝14から貯水槽Kへ流水し、その後貯水槽Lへ流水することとなる。
【0056】
上記構成にすることにより、例えば、貯水槽Eを敷設した敷設面に突起等があった場合も、流水方向が一方向(貯水槽Dから貯水槽Eを介して貯水槽F方向等)に規制されているため、貯水槽Dからの水分が貯水槽G、J等に迂回することなく、貯水槽Eへ流水し、その後貯水槽Fへ流出する。以上により、貯水槽E内、或いは貯水槽F内に給水されない(給水時に水分が行き渡らない)という不具合が生じることがなくなる。
【0057】
なお前記給水管60を複数配置する場合は、リレー方式により、順次ブロック毎に給水するようにすることが望ましく、これにより給水による水圧低下を防いで、全ブロックに均等に給水することが可能となる。
【0058】
また上記のように貯水槽10上に植物栽培コンテナ20を敷設して植物栽培ユニット群を形成した場合、植物栽培コンテナ20間に多少の隙間が形成されるが、この隙間から空気の流通が可能となり、植物栽培コンテナ20の下部と上部の通気を可能としている。また、この隙間は、植物を植えることにより、植物の成長と共に上部からは目視することが難しくなり、装飾性の欠如とはならなくなる。
【0059】
さらに上記植物栽培ユニット群は図19に示すように、外周から縁石70等により囲むことにより、装飾性を向上することができる。この時に、例えば縁石70内、或いは貯水槽10上で且つ縁石70に接する植物栽培コンテナ20の側壁22の内向きへこみ部22aと縁石70間の空間に主管60aを配置するように構成すればより装飾性が向上する。
【0060】
また、植物栽培コンテナ20上に板材71等を載置することにより、様々なレイアウトを楽しむことができると共に、より装飾性を向上することができる。前記板材71の材質として、木製、石製、鉄製、プラスチック製等様々な材質が考えられる。その他に、ライト、支持板上に腰掛け、机、時計台、手摺り、支柱、遊具等に使用する支柱等を固定しても良く、より多彩なレイアウトを楽しむことができる。
【0061】
また貯水槽の変形例として図23に示すように、4つの貯水槽10を仕切部12aで仕切った1ユニットとして形成すると敷設作業がより簡単になる。この場合、ユニット内の各貯水槽10間には連係部13を設けずに、凹溝14のみを設けておけば良く、4つの貯水槽10を一回の敷設作業で行うことができ、敷設作業に費やす時間及び労力を低減することが可能となる。同様に植物栽培コンテナ20も上記貯水槽10と同様に4つの植物栽培コンテナ20を1ユニットとして前記貯水槽10上に載置するように構成してもよく、これによってより敷設作業に費やす時間及び労力を低減することができる。
【0062】
以上、本発明の給水システムについて説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような変形及び拡張することができる。例えば、植物栽培コンテナ20及び貯水槽10の形状及び構成は本発明の要旨の範囲内である全てを包含するものである。特に実施形態では略方形の植物栽培コンテナ20及び貯水槽10で説明したが、これに限定されるものではなく、例えば三角形、六角形、円形、楕円形等様々な形状が考えられる。
【0063】
また、貯水槽10の側壁12上端部に設けられた凹溝14の数及び構成、形状は上記実施形態に限定されるものではなく、一側壁12上端部に2以上の凹溝14を形成してもよく、且つ幅狭連係部13bには凹溝14を形成しない構成であっても良い。また、流水経路として略V字形の凹溝形状であっても良い。
【0064】
また、給水管60、貯水槽10、植物栽培コンテナ20の敷設状態は、貯水槽10の流水方向に直交する方向に給水管60が配置されていればどの様な配置、構成であっても良い。
【0065】
また、本実施形態では、給水として水分についてのみ説明したが、これに限定されるものではなく、液体肥料、殺虫剤溶液、これらの混合溶液等も含まれ、液体状のものであれば全て含まれる。
【0066】
【発明の効果】
以上のように本発明の給水システムは上記構成であるから、その使用によって施工のための労力及び費用を低減し、且つ広範囲の緑化エリアに対して良好な給水を可能とする効果を有する。また安価な提供が可能であり、広く利用されることが期待される。
【0067】
さらに本発明の給水システムは水の流れが流水経路に規制され、流水経路内の貯水槽全てに傾斜面に沿って給水がなされるため、全ての貯水槽内に均一に給水が行き渡って均等に給水することができ、全ての植物栽培コンテナ内の植物を良好に栽培することができる。つまり、給水が行き渡らない貯水槽が存在しないこととなり、ある植物栽培コンテナ内の植物のみ枯れるという不具合を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給水システムにおける貯水槽の平面図。
【図2】図1の貯水槽のA−A矢視断面図。
【図3】図1の貯水槽のB−B矢視断面図。
【図4】本発明の給水システムにおける植物栽培コンテナの平面図。
【図5】図4の植物栽培コンテナの縦断面図。
【図6】本発明における植物栽培コンテナと貯水槽の分離状態を示す縦断面図。
【図7】本発明における植物栽培コンテナと貯水槽の載置状態を示す縦断面図。
【図8】本発明における植物栽培コンテナと貯水槽の載置状態を示す平面図。
【図9】本発明のおける植物栽培コンテナ及び貯水槽に育成材を充填した状態を示す平面図。
【図10】本発明における植物栽培コンテナ及び貯水槽に植栽した状態を示す平面図。
【図11】本発明における植物栽培コンテナ同士の連係状態を示す一部拡大断面図。
【図12】本発明における貯水槽の連係部の連係状態を示す一部拡大斜視図。
【図13】本発明における貯水槽を貯水槽群として敷設した状態を示す一部拡大平面図。
【図14】本発明における空間部を示す一部拡大断面図。
【図15】本発明における空間部に給水管を配置した状態を示す一部拡大断面図。
【図16】本発明における流水経路を示す一部拡大斜視図。
【図17】本発明における貯水槽群に給水管を配置した状態を示す一部拡大平面図。
【図18】図17に植物栽培コンテナを載置した状態を示す平面図。
【図19】本発明における緑化エリア完成時の一部拡大平面図。
【図20】本発明の植物栽培ユニット群を示す一部拡大断面図。
【図21】本発明における空間部の流水経路を示す拡大断面図。
【図22】本発明の給水システムの施工例を示す平面図。
【図23】本発明における貯水槽の変形例を示す平面図。
【図24】本発明における貯水槽の別の変形例を示す平面図。
【図25】図24の貯水槽の連係部を示す一部拡大斜視図。
【図26】本発明における植物栽培コンテナの変形例を示す断面図。
【図27】本発明における植物栽培コンテナの別の変形例を示す断面図。
【符号の説明】
10 貯水槽
11a 位置決め凸部
11b 指示部
12 側壁
13 連係部
13a 幅広連係部
13b 幅狭連係部
13m 上面部
13n 垂下部
14 凹溝
20 植物栽培コンテナ
22 側壁
22a 内向きへこみ部
23 柱状部材
26a 位置決め凹部
27a コンテナ連係凸部
27b コンテナ連係凹部
30 育成材
40 植物
50 空間部
60 給水管

Claims (6)

  1. 貯水槽上に植物栽培コンテナを載置した植物栽培ユニットを、隣接するように複数敷設して植物栽培ユニット群を形成し、
    前記植物栽培ユニット群に給水管を介して給水する給水システムにおいて、
    前記貯水槽の側壁上端部に凹溝を形成して、前記凹溝により前記貯水槽間に水を流すことが可能な流水経路を形成し、
    前記流水経路に対して直交する方向に前記給水管を配置し、
    前記給水管から一の前記貯水槽に給水される水を、隣接する他の前記貯水槽に前記流水経路により前記給水管の延びる方向と直交する方向の一方側から他方側に流れるように向きを規制して流すことを特徴とする給水システム。
  2. 前記一の貯水槽が傾斜した敷設面に敷設され、前記敷設面における前記一の貯水槽よりも低い場所に前記他の貯水槽が敷設されることを特徴とする請求項1記載の給水システム。
  3. 貯水槽上に植物栽培コンテナを載置した植物栽培ユニットを、隣接するように複数敷設して植物栽培ユニット群を形成し、
    前記植物栽培ユニット群に給水管を介して給水する給水システムにおいて、
    前記貯水槽の側壁上端部に凹溝を形成して、前記凹溝により前記貯水槽間に水を流すことが可能な流水経路を形成し、
    一の前記貯水槽を傾斜した敷設面に敷設すると共に、前記敷設面における前記一の貯水槽よりも低い場所に他の前記貯水槽を敷設して、前記一の貯水槽に給水可能に前記給水管を配置し、
    前記給水管から前記一の貯水槽に給水される水を、隣接する前記他の貯水槽に前記流水経路により前記傾斜した敷設面の高い場所から低い場所に流れるように向きを規制して流すことを特徴とする給水システム。
  4. 前記貯水槽は所定位置の側壁上端部に設けられた連係部で相互に連係され、前記凹溝が前記連係部に形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の給水システム。
  5. 前記貯水槽上で且つ前記植物栽培ユニット相互間に空間部が形成され、前記空間部に給水管が配置されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の給水システム。
  6. 前記貯水槽に敷設方向を指示する指示部が設けられ、前記指示部に従って前記貯水槽を敷設することにより前記流水経路が形成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の給水システム。
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