JP2017011912A - 機電一体型回転機 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力変換装置のみを容易に交換することができる機電一体型回転機を提供する。【解決手段】回転機本体20と、回転機本体20へ電力を供給する電力供給装置30と、回転機本体20および電力供給装置30を冷却する冷媒1が流通する冷媒通路40とが同一筐体に設けられる。筐体は、電力供給装置30を収容する第一収容部11Bと、回転機本体20を収容する第二収容部11Aとを有する。冷媒通路40は、電力供給装置30に設けられる第一冷媒通路41と、第一冷媒通路41と連絡し回転機本体20に設けられる第二冷媒通路42とを有し、第一冷媒通路41および第二冷媒通路42は、冷媒1を給排するための冷媒接続部41a,42cを有し、第一収容部11Bの第一冷媒通路41を開閉する開閉バルブ50を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、インバータ部と回転機部とが同一筐体に設けられた機電一体型回転機に関する。
回転機として、例えば、回転機部と、回転機部に駆動電流を供給するインバータ部とを備え、前記回転機部および前記インバータ部が同一筐体に設けられると共に、前記回転機部および前記インバータ部を冷却する冷媒が流通する冷媒通路を前記筐体内に設けられる機電一体型回転機が知られている。このような機電一体型回転機は種々開発されている。
例えば、下記特許文献1には、ステータと、前記ステータに発生する回転磁界により回転するロータと、モータ制御用のスイッチング素子が納められるパワーボックス部と、前記パワーボックス部に形成されたパワー部冷却水路と、前記ステータに形成された冷却水路とを備え、前記パワー部冷却水路と前記ステータの前記冷却水路とを連通する連絡水路を設けた電気自動車用モータが開示されている。
特開平9−46972号公報
ところで、機電一体型回転機において、前記インバータ部で不具合が発生した場合、機電一体型回転機全体を交換すると、前記インバータ部のみを交換する場合と比べて、正常な前記回転機部も交換する分だけ交換費用が増加してしまう可能性があり、前記インバータ部のみを交換することが望まれていた。
しかしながら、上記特許文献1に記載の電気自動車用モータにおいて、前記パワーボックス部のみを交換する場合、当該電気自動車用モータを搭載する箇所の周辺を養生したり、前記水路内の全ての冷却水を予め抜いたりするなどの前処理を行う必要があり、交換作業が煩雑になってしまうという課題があった。
以上のことから、本発明は、前述した問題に鑑み提案されたもので、インバータ部のみを容易に交換することができる機電一体型回転機を提供することを目的としている。
前述した課題を解決する第1の発明に係る機電一体型回転機は、
回転機部と、前記回転機部へ電力を供給するインバータ部と、前記回転機部および前記インバータ部を冷却する冷媒が流通する冷媒通路とが同一筐体に設けられ、
前記筐体は、前記インバータ部を収容する第一収容部と、前記回転機部を収容する第二収容部とを有し、
前記冷媒通路は、前記インバータ部に設けられる第一冷媒通路と、前記第一冷媒通路と連絡し前記回転機部に設けられる第二冷媒通路とを有し、
前記第一冷媒通路および前記第二冷媒通路は、前記冷媒が給排されるための接続部を有し、
前記第一収容部の前記第一冷媒通路を開閉する開閉バルブを備える
ことを特徴とする。
前述した課題を解決する第2の発明に係る機電一体型回転機は、第1の発明に係る機電一体型回転機であって、
前記筐体は、当該筐体の外面部と前記第一冷媒通路とを連通する連通孔を有し、
前記開閉バルブは、前記連通孔に挿入される
ことを特徴とする。
前述した課題を解決する第3の発明に係る機電一体型回転機は、第2の発明に係る機電一体型回転機であって、
前記連通孔は、前記第一収容部に設けられる
ことを特徴とする。
前述した課題を解決する第4の発明に係る機電一体型回転機は、第2または第3の発明に係る機電一体型回転機であって、
前記連通孔は、前記第一収容部と前記第二収容部との分割面近傍に設けられる
ことを特徴とする。
前述した課題を解決する第5の発明に係る機電一体型回転機は、第2から第4の何れか一つの発明に係る機電一体型回転機であって、
前記開閉バルブは、円柱形状をなすヘッド部と、前記ヘッド部に設けられるシール部とを有し、
前記ヘッド部は、基端部に設けられたボルト孔を有し、
前記ヘッド部の外周部と前記連通孔の内周部は、互いに噛み合うネジ部を有する
ことを特徴とする。
前述した課題を解決する第6の発明に係る機電一体型回転機は、第5の発明に係る機電一体型回転機であって、
前記シール部は、軟性樹脂材である
ことを特徴とする。
前述した課題を解決する第7の発明に係る機電一体型回転機は、第2から第6の何れか一つの発明に係る機電一体型回転機であって、
前記連通孔は、前記開閉バルブの長さ以上の大きさを有する
ことを特徴とする。
本発明によれば、開閉バルブにより第一収容部の第一冷媒通路を閉塞して冷媒の流れを止め、この状態にてインバータ部が備える電気機器などの修理や交換といった補修作業などを容易に行うことができる。
本発明の主な実施形態に係る機電一体型回転機の断面図である。 前記機電一体型回転機が備える開閉バルブの斜視図である。 図2におけるIII−III矢視断面図である。 前記開閉バルブが冷媒通路を開放した状態の説明図である。 前記開閉バルブが冷媒通路を閉塞した状態の説明図である。
本発明に係る機電一体型回転機について以下に説明するが、本発明は以下に説明する実施形態のみに限定されるものではない。
[主な実施形態]
本発明の主な実施形態に係る機電一体型回転機について、図1〜図4Bに基づいて説明する。
本実施形態に係る機電一体型回転機10は、図1に示すように、回転機本体(回転機部)20と、回転機本体20へ電力を供給する電力供給装置(インバータ部)30と、回転機本体20および電力供給装置30を冷却する冷媒1が流通する冷媒通路40とが同一筐体11に設けられた機器である。
筐体11は、電力供給装置30を収容する第一収容部(電力供給装置収容部)11Bと、回転機本体20を収容する第二収容部(回転機本体収容部)11Aとを有する。第一収容部11Bと第二収容部11Aとは、分離可能となっている。すなわち、第一収容部11Bおよび第二収容部11Aは、互いに接触し分割可能な分割面11Bd,11Acをそれぞれ有する。
筐体11における第二収容部11Aは、回転機本体20のフレームの一部をなしている。
筐体11における第一収容部11Bは、ケース本体11Baと、蓋部材11Bbとを有する。ケース本体11Baは、底板部11Baaと側板部11Babとフランジ部11Bacとを有する。側板部11Babは、下端側が底板部11Baaの端部と接続している。フランジ部11Bacは、側板部11Babの上端側と接続している。蓋部材11Bbは、天井板部11Bbaと側板部11Bbbとフランジ部11Bbcとを有する。側板部11Bbbは、上端側が天井板部11Bbaの端部と接続している。フランジ部11Bbcは、側板部11Bbbの下端側と接続している。
回転機本体20は、ロータシャフト21aを径方向中心に設けた円筒形状のロータ21と、ロータ21の周囲に空隙を介して設けられ当該ロータ21を覆うステータ22とを備える。なお、ロータ21およびステータ22を有する回転機本体20は、上述の筐体11の第二収容部11A内に配置される。
電力供給装置30は、スイッチング素子(例えば、IGBTなど)を内蔵したパワーモジュール33および前記スイッチング素子をON−OFF制御するゲート駆動回路や回転機本体20の電圧,電流,回転子位置および温度などを検出して所望の状態に回転機本体20を制御する制御回路などを実装した制御モジュール35を備える。パワーモジュール33は、後述する第一収容部11Bの支持部分32を介してケース本体11Baの底板部11Baaに支持されている。制御モジュール35は、支持部材34によりパワーモジュール33に支持されている。
上述の電力供給装置30は、ヒートシンク31をさらに備える。ヒートシンク31は、ヒートシンク本体31aと複数の放熱フィン31bとを備える。ヒートシンク本体31aは、例えば、直方体状をなしている。複数の放熱フィン31bは、ヒートシンク本体31aの表面に設けられる。ヒートシンク31は、電力供給装置30の熱を詳細につき後述する冷媒通路40内を流通する冷媒1へ放熱可能に配置される。ヒートシンク31は、パワーモジュール33と接触して配置されることが好ましい。これは、パワーモジュール33が、電力供給装置30内にて他の素子と比べて高温となり易い素子であり、電力供給装置30内から効率良く放熱することができるからである。前記ヒートシンク31は、複数の放熱フィン31bが前記冷媒通路40内を流通する冷媒1と接触するように配置される。これにより、ヒートシンク31の放熱フィン31bが冷媒1と直接熱交換することになり、電力供給装置30、特にパワーモジュール33の熱を効率良く放熱することができるからである。
冷媒通路40は、第一冷媒通路41と第二冷媒通路42とを有する。
第一冷媒通路41は、第一冷媒接続部41aと第一冷媒送給部41bと第一冷媒熱交換部41cと第一冷媒連絡部41dとを有する。第一冷媒接続部41aの一方の端部側(基端部側)である冷媒接続口41aaは、冷媒を冷却する冷媒冷却装置などにニップルなどの接続手段を用いて接続している。第一冷媒接続部41aの他方の端部側(先端部側)は、第一冷媒送給部41bの一方の端部側(基端部側)と接続している。第一冷媒送給部41bの他方の端部側(先端部側)は、第一冷媒熱交換部41cの一方の端部側(基端部側)と接続している。第一冷媒熱交換部41cの他方の端部側(先端部側)は、第一冷媒連絡部41dの一方の端部側(基端部側)と接続している。第一冷媒連絡部41dの他方の端部側(先端部側)は、詳細につき後述する第二冷媒通路42における第二冷媒連絡部42dの一方の端部側(基端部側)と接続している。
第二冷媒通路42は、第二冷媒熱交換部42aと第二冷媒接続部42cと第二冷媒連絡部42dとを有する。第二冷媒連絡部42dの一方の端部側が第一冷媒通路41の第一冷媒連絡部41dの他方の端部側と接続している。第二冷媒連絡部42dの他方の端部側(先端部側)が第二冷媒熱交換部42aの一方の端部側(基端部側)と接続している。第二冷媒熱交換部42aは、回転機本体20のステータ22の径方向外側にて、ステータ22の周方向に延設する形状をなしている。第二冷媒熱交換部42aの一方の端部へ流通した冷媒1は、他方の端部へ流通し、第二冷媒接続部42cを通って、第二冷媒接続部42cの一方の端部である冷媒接続口42caを介して系外へ排出される。系外へ排出された冷媒は、例えば、冷媒冷却装置へ送られ再度冷媒を冷却して、冷媒冷却装置で冷却された冷媒が冷媒接続口41aaを介して冷媒通路40における第一冷媒通路41の第一冷媒接続部41aへ送られることになる。
よって、冷媒1が冷媒通路40内を流通することにより電力供給装置30および回転機本体20との熱交換と、前記冷媒冷却装置により熱交換後の冷媒の冷却とが繰り返し行われることになる。
上述の機電一体型回転機10は、さらに、連通孔11Cを備える。連通孔11Cは、筐体11の第一収容部11Bの外面部11Bcと冷媒通路40における第一冷媒通路41の第一冷媒連絡部41dとに連通している。この連通孔11Cには、第一冷媒通路41の第一冷媒連絡部41dを開閉する開閉バルブ50が挿入される。連通孔11Cの内周部には、詳細につき後述する開閉バルブ50のネジ部51abaと噛み合うネジ部11Caが形成されている。
連通孔11Cは、第一収容部11Bに設けられることが好ましい。これは、電力供給装置30を取り外すときに、第一冷媒通路41から冷媒1が排出されるのをより確実に防ぐことができるからである。
連通孔11Cは、第一収容部11Bと第二収容部11Aとの分割面11Bd,11Ac近傍に設けられることがより好ましい。これは、電力供給装置30を取り外すときに、第一冷媒通路41から冷媒1が排出されるのをより一層確実に防ぐことができるからである。
連通孔11Cは、開閉バルブ50の長さ以上の大きさを有することが好ましい。これは、開閉バルブ50で第一冷媒通路41の開放状態であっても筐体11の外面から開閉バルブ50が飛び出すことがなく、他の周辺機器や取り付け作業への影響を与えないからである。
開閉バルブ50は、ヘッド部材(ヘッド部)51とシール部材(シール部)52とを有する。
ヘッド部材51は、ヘッド本体51aと軸体51bとを備える。ヘッド本体51aは円柱形状をなしている。ヘッド本体51aは、ボルト孔51aaaおよびネジ部51abaを備える。ボルト孔51aaaは、ヘッド本体51aの一方の端面部51aaに形成される。ネジ部51abaは、ヘッド本体51aの外周部51abに形成される。軸体51bは、基端部側がヘッド部材51aの他方の端面部51acに接続される。軸体51bは、先端フランジ部51baおよび中間フランジ部51bbを備える。先端フランジ部51baは、軸体51bの先端部に形成される。中間フランジ部51bbは、軸体51bの先端部と基端部の間に形成される。
シール部材52は、軸体51bの先端部側、具体的には、中間フランジ部51bbおよび先端フランジ部51baを被覆し、連通孔11Cを挿通可能で、且つ、冷媒通路40を閉塞可能な形状をなしている。シール部材52として、例えば、ポリエチレンなどの軟性樹脂を用いることが好ましい。これは、開閉バルブ50で冷媒通路40を閉塞したときに、シール部材52が変形し第一冷媒通路41の第一冷媒連絡部41dと密着して冷媒1の流通をより確実に抑制することができるからである。
ここで、上述の機電一体型回転機10が備える開閉バルブ50の動作について、図4Aおよび図4Bを用いて説明する。
機電一体型回転機10が稼働している場合には、図4Aに示すように、開閉バルブ50が第一冷媒通路41の第一冷媒連絡部41dを開放した状態となり、冷媒1が第一冷媒通路41内を流通し、第一冷媒通路41の第一冷媒熱交換部41cにて、ヒートシンク41と熱交換することになる。熱交換後の冷媒1は、第二冷媒通路42内に流通し、第二冷媒通路42の第二冷媒熱交換部42aにて回転機本体20と熱交換することになる。そして、熱交換後の冷媒1は、第二冷媒通路42における第二冷媒接続部42cの冷媒接続口42caを介して系外へ排出されることになる。
また、故障や修理などで電力供給装置30を取り外す場合には、図4Bに示すように、レンチなどで開閉バルブ50を回転し、開閉バルブ50の軸力によってシール部材52が第一冷媒通路41内の流路壁に押しつぶされることで第一冷媒通路41の第一冷媒連絡部41dを閉塞した状態とする。これにより、第一冷媒通路41内の冷媒1が当該第一冷媒通路41から排出するのを防ぐことができる。なお、第一冷媒通路41の冷媒接続口41aaを閉塞することで、第一冷媒通路41内からの冷媒1の排出をより確実に防ぐことができる。
したがって、本実施形態によれば、回転機本体20と電力供給装置30と冷媒通路40とが同一筐体11に設けられ、筐体11は、電力供給装置30を収容する第一収容部11Bと、回転機本体20を収容する第二収容部11Aとを有し、冷媒通路40は、電力供給装置30に設けられる第一冷媒通路41と、第一冷媒通路41と連絡し回転機本体20に設けられる第二冷媒通路42とを有し、第一冷媒通路41および第二冷媒通路42は、冷媒1が系外へ給排されるための冷媒接続部41a,42cを有し、第一収容部11Bの第一冷媒通路41を開閉する開閉バルブ50を備えることにより、開閉バルブ50で第一冷媒通路41を閉塞して、第一冷媒通路41内の冷媒1が第一冷媒通路41から排出されるのを防ぐことができる。これにより、故障や修理などで電力供給装置30を取り外す場合に、機電一体型回転機10が設置される箇所の周辺を養生したり、機電一体型回転機10内の全ての冷媒1を抜いたりする前処理が不要となり、電力供給装置30のみを容易に交換することができる。
筐体11は、当該筐体11の外面部11Bcと第一冷媒通路41とを連通する連通孔11Cを有し、開閉バルブ50は、連通孔11Cに挿入されることにより、開閉バルブ50で第一冷媒通路41を開閉する作業を機電一体型回転機10の外側から容易に行うことができる。
開閉バルブ50は、円柱形状をなすヘッド部材51のヘッド本体51aと、ヘッド部材51に設けられるシール部材52とを有し、ヘッド本体51aは、基端部51aaに設けられたボルト孔51aaaを有し、ヘッド本体51aの外周部51abと連通孔11Cの内周部は、互いに噛み合うネジ部51aba,11Caを有することにより、第一冷媒通路41の開閉をより確実に、且つ、容易に行うことができる。
なお、上記では、第一冷媒通路41から第二冷媒通路42へ冷媒1が流通する機電一体型回転機10を用いて説明したが、第二冷媒通路42から第一冷媒通路41へ冷媒1が流通する機電一体型回転機とすることも可能である。
また、上記の実施形態の機電一体型回転機10の他、例えば回転機本体20と電力供給装置30を回転軸方向に一体化した機電一体型回転機10で、回転機本体20と電力供給装置本体30の双方に冷媒通路を設けてこれら冷媒通路が直列に接続した冷媒通路であっても、上述の機電一体型回転機10と同様な作用効果を奏する。
1 冷媒
10 機電一体型回転機
11 筐体
11A 第二収容部(回転機本体収容部)
11B 第一収容部(電力供給装置収容部)
11Ba ケース本体
11Bb 蓋部材
11C 連通孔
11Ca ネジ部
20 回転機本体(回転機部)
21 ロータ
22 ステータ
30 電力供給装置(インバータ部)
31 ヒートシンク(放熱板)
31a ヒートシンク本体
31b 放熱フィン
33 パワーモジュール
35 制御モジュール
40 冷媒通路
41 第一冷媒通路
41a 第一冷媒接続部
41b 第一冷媒送給部
41c 第一冷媒熱交換部
42 第二冷媒通路
42a 第二冷媒熱交換部
42c 第二冷媒接続部
50 開閉バルブ
51 ヘッド部材(ヘッド部)
51aba ネジ部
52 シール部材(シール部)

Claims (7)

  1. 回転機部と、前記回転機部へ電力を供給するインバータ部と、前記回転機部および前記インバータ部を冷却する冷媒が流通する冷媒通路とが同一筐体に設けられ、
    前記筐体は、前記インバータ部を収容する第一収容部と、前記回転機部を収容する第二収容部とを有し、
    前記冷媒通路は、前記インバータ部に設けられる第一冷媒通路と、前記第一冷媒通路と連絡し前記回転機部に設けられる第二冷媒通路とを有し、
    前記第一冷媒通路および前記第二冷媒通路は、前記冷媒が給排されるための接続部を有し、
    前記第一収容部の前記第一冷媒通路を開閉する開閉バルブを備える
    ことを特徴とする機電一体型回転機。
  2. 請求項1に記載された機電一体型回転機であって、
    前記筐体は、当該筐体の外面部と前記第一冷媒通路とを連通する連通孔を有し、
    前記開閉バルブは、前記連通孔に挿入される
    ことを特徴とする機電一体型回転機。
  3. 請求項2に記載された機電一体型回転機であって、
    前記連通孔は、前記第一収容部に設けられる
    ことを特徴とする機電一体型回転機。
  4. 請求項2または請求項3に記載された機電一体型回転機であって、
    前記連通孔は、前記第一収容部と前記第二収容部との分割面近傍に設けられる
    ことを特徴とする機電一体型回転機。
  5. 請求項2から請求項4の何れか一項に記載された機電一体型回転機であって、
    前記開閉バルブは、円柱形状をなすヘッド部と、前記ヘッド部に設けられるシール部とを有し、
    前記ヘッド部は、基端部に設けられたボルト孔を有し、
    前記ヘッド部の外周部と前記連通孔の内周部は、互いに噛み合うネジ部を有する
    ことを特徴とする機電一体型回転機。
  6. 請求項5に記載された機電一体型回転機であって、
    前記シール部は、軟性樹脂材である
    ことを特徴とする機電一体型回転機。
  7. 請求項2から請求項6の何れか一項に記載された機電一体型回転機であって、
    前記連通孔は、前記開閉バルブの長さ以上の大きさを有する
    ことを特徴とする機電一体型回転機。
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