JP2017011907A - 電力計測装置、電力管理システム、および、電力管理方法 - Google Patents

電力計測装置、電力管理システム、および、電力管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017011907A
JP2017011907A JP2015126069A JP2015126069A JP2017011907A JP 2017011907 A JP2017011907 A JP 2017011907A JP 2015126069 A JP2015126069 A JP 2015126069A JP 2015126069 A JP2015126069 A JP 2015126069A JP 2017011907 A JP2017011907 A JP 2017011907A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
abnormality
power
storage unit
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015126069A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6580881B2 (ja
Inventor
高橋 寿明
Toshiaki Takahashi
寿明 高橋
久保田 洋
Hiroshi Kubota
洋 久保田
岸本 卓也
Takuya Kishimoto
卓也 岸本
晃喜 後藤
Akiyoshi Goto
晃喜 後藤
寛成 鳥居
Hironari Torii
寛成 鳥居
森田 正之
Masayuki Morita
正之 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP2015126069A priority Critical patent/JP6580881B2/ja
Publication of JP2017011907A publication Critical patent/JP2017011907A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6580881B2 publication Critical patent/JP6580881B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/30Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for improving the carbon footprint of the management of residential or tertiary loads, i.e. smart grids as climate change mitigation technology in the buildings sector, including also the last stages of power distribution and the control, monitoring or operating management systems at local level
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S20/00Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
    • Y04S20/20End-user application control systems
    • Y04S20/242Home appliances

Landscapes

  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)

Abstract

【課題】 検出した異常の解析を容易に行うことができる電力測定装置、電力管理システム、および、電力管理方法を提供する。【解決手段】 実施形態によれば、電力計測装置は、第1の記憶部と、検出部と、保存処理部とを有する。第1の記憶部は、分電盤における主幹回路と主幹回路から分岐する複数の分岐回路とに流れる電流の計測値をそれぞれの回路ごとに所定期間分記憶する。検出部は、第1の記憶部に記憶した計測値に基づく電流波形により各分岐回路における異常を検出する。保存処理部は、検出部により異常を検出した場合、検出した異常状態の発生時を基準とする所定の時間帯における電流の計測値をログ情報として第1の記憶部とは異なる記憶領域を有する第2の記憶部に保存する。【選択図】図7

Description

本発明の実施形態は、電力計測装置、電力管理システム、および、電力管理方法に関する。
従来、トラッキングによる漏電を検出し、漏電を検出した場合に警報を発報する漏電検出装置がある。しかしながら、従来の漏電検出装置では、警報を発報した後で、如何なる状態で異常が発生したかを解析するのは困難である。また、従来の漏電検出装置では、警報を発報した後、検出した漏電に対して危険を回避するための技術的な手法が提案されていない。
特開2015−34700号公報 特許第4601631号
本発明は、検出した異常の解析を容易に行うことができる電力計測装置、電力管理システム、および、電力管理方法を提供することを目的とする。
実施形態によれば、電力計測装置は、第1の記憶部と、検出部と、保存処理部とを有する。第1の記憶部は、分電盤における主幹回路と主幹回路から分岐する複数の分岐回路とに流れる電流の計測値をそれぞれの回路ごとに所定期間分記憶する。検出部は、第1の記憶部に記憶した計測値に基づく電流波形により各分岐回路における異常を検出する。保存処理部は、検出部により異常を検出した場合、検出した異常状態の発生時を基準とする所定の時間帯における電流の計測値をログ情報として第1の記憶部とは異なる記憶領域を有する第2の記憶部に保存する。
本発明によれば、検出した異常の解析を容易に行える電力計測装置、電力管理システム、および、電力管理方法を提供できる。
図1は、第1の実施形態に係る電力管理システムの構成例を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係る分電盤の構成例を示す図である。 図3は、第1の実施形態に係る電力計測装置の構成例を示すブロック図である。 図4は、第1の実施形態に係るホームゲートウエイ装置の構成例を示すブロック図である。 図5は、第1の実施形態に係るサーバの構成例について説明するためのブロック図である。 図6は、第1の実施形態に係る電力計測装置における電流計測処理の動作例を説明するためのフローチャートである。 図7は、第1の実施形態に係る電力計装装置におけるログ保存処理の動作例を説明するためのフローチャートである。 図8は、第1の実施形態に係るホームゲートウエイ装置におけるログの保存指示処理の動作例を説明するためのフローチャートである。 図9は、第2の実施形態に係る電力管理システムの構成例を示すブロック図である。 図10は、第2の実施形態に係る電力管理システムにおける分電盤の周辺の構成を示す図である。 図11は、第2の実施形態に係る電力計測装置における異常検出処理の動作例を説明するためのフローチャートである。 図12は、第2の実施形態に係るホームゲートウエイ装置による異常報知処理の動作例を説明するためのフローチャートである。 図13は、第2の実施形態に係るホームゲートウエイ装置によるオフ制御処理の動作例を説明するためのフローチャートである。
以下で説明する第1の実施形態に係る電力計測装置(13)は、第1の記憶部(35)と制御部(31)が実現する機能としての検出部(S22)と制御部(31)が実現する機能としての保存処理部(S24、S26)とを有する。第1の記憶部は、分電盤(12)における主幹回路(21)と主幹回路から分岐する複数の分岐回路(23)とに流れる電流の計測値をそれぞれの回路ごとに所定期間分記憶する。検出部は、第1の記憶部に記憶した計測値に基づく電流波形により各分岐回路における異常を検出する。保存処理部は、検出部により異常を検出した場合、検出した異常状態の発生時を基準とする所定の時間帯における電流の計測値をログ情報として第1の記憶部とは異なる記憶領域を有する第2の記憶部(36)に保存する。
また、以下に説明する第1の実施形態に係る電力計測装置(13)は、さらに受信部(33)を有する。受信部は、外部機器(11)から主幹回路または特定の分岐回路の電流の計測値を保存する指示を受信する。保存処理部(S24)は、外部機器から受信した指示に応じて保存が指示された回路の電流の計測値をログ情報として第2の記憶部に保存する。
また、以下に説明する第1の実施形態に係る電力計測装置(13)は、さらに通信部(33)を有する。通信部(33)は、外部装置(18)とデータ通信する。第2の記憶部は、外部装置が有する記憶領域である。保存処理部(S26)は、通信部によりログ情報とログ情報の第2の記憶部への保存指示とを外部装置へ送信する。
また、以下に説明する第2の実施形態に係る電力管理システム(101)は、電力計測装置(13)と管理装置(11、18)とを有する。電力計測装置は、記憶部(35)と制御部(31)が実現する機能としての検出部(S51)と送信部(33)とを有する。記憶部は、分電盤(12)において主幹回路(21)から分岐する複数の分岐回路(23)に流れる電流の計測値を分岐回路ごとに所定期間分記憶する。検出部は、記憶部に記憶した計測値に基づく電流波形により各分岐回路における異常状態を検出する。送信部は、検出部により異常状態を検出した分岐回路を示す情報を含む異常通知を管理装置へ送信する。管理装置は、制御部41又は制御部51が実現する機能としての報知処理部(S66、S67)と制御部(S71−S78)とを有する。報知処理部は、異常通知により異常が検出された分岐回路を特定し、特定した分岐回路又は特定した分岐回路に接続された電気機器を示す特定情報を含む情報を利用者へ報知する。制御部は、利用者が指示する箇所への電力供給をオフする。
また、以下に説明する第2の実施形態に係る電力管理システム(101)において、管理装置の制御部(S72)は、利用者からの異常が検出された分岐回路に接続された電気機器に対する電源オフの指示に応じて、電源オフが指示された電気機器の電源をオフする。
また、以下に説明する第2の実施形態に係る電力管理システム(101)において、管理装置の制御部(S74)は、利用者からの分電盤と商用電源(16)との間に設けられるスマートメータ(113)による電源供給の遮断指示に応じて、スマートメータの管理者へスマートメータからの電源供給の停止を要請する。
また、以下に説明する第2の実施形態に係る電力管理システム(101)において、管理装置の制御部(S76)は、利用者からの異常が検出された分岐回路に接続された開閉器(112)に対するオフの指示に応じて開閉器をオフする。
また、以下に説明する第2の実施形態に係る電力管理システム(101)は、さらに、遮断回路を有する。遮断回路は、分電盤において主幹回路に設けられた主幹ブレーカ(22)および各分岐回路にそれぞれ設けられた分岐ブレーカ(24)の何れかを遮断する。管理装置の制御部(S78)は、利用者からの異常が発生した分岐回路の分岐ブレーカ又は主幹ブレーカの遮断の指示に応じて、遮断が指示された分岐ブレーカ又は主幹ブレーカを遮断回路により遮断させる。
また、以下に説明する第1の実施形態に係る電力管理方法は、分電盤における主幹回路と前記主幹回路から分岐する複数の分岐回路とに流れる電流の計測値をそれぞれの回路ごとに所定期間分第1の記憶部に記憶し(S12)、第1の記憶部に記憶した計測値に基づく電流波形により各分岐回路における異常状態を検出し(S22)、電流波形の異常状態を検出した場合、検出した異常状態が発生した前後の時間帯における電流の計測値をログ情報として第1の記憶部とは異なる記憶領域を有する第2の記憶部に保存する(S24)。
また、以下に説明する第1の実施形態に係る電力管理方法は、分電盤において主幹回路から分岐する複数の分岐回路に流れる電流の計測値を分岐回路ごとに所定期間分記憶し(S11)、記憶した計測値に基づく電流波形により各分岐回路における異常状態を検出し(S51)、異常状態を検出した分岐回路を示す情報を含む異常通知を管理装置へ送信し(S54)、管理装置が受信した異常通知により異常が検出された分岐回路を特定し(S66)、特定した分岐回路又は特定した分岐回路に接続された電気機器を示す特定情報を含む情報を利用者へ報知し(S67)、利用者からの指示に応じて異常が発生した箇所への電力供給をオフする(S71−S78)。
(第1実施形態)
まず、第1の実施形態に係る電力計測装置および電力管理装置を含む電力管理システムについて説明する。
電力管理システムは、宅内(又は施設)内に設置されている電気機器の消費電力の可視化したり、制御したりする為のシステムである。電力管理システムは、例えば、HEMS(Home Energy Management System)などを含み、HEMSの規格である「ECHONET」または「ECHONET Lite」などの通信規格に準拠して種々の処理を行う。電力管理システムは、電力計測装置および電力管理装置を含むシステムである。
図1は、第1の実施形態に係る電力管理システム1の構成例を示す図である。
図1において、電力管理システム1は、ホームゲートウエイ装置11、分電盤12、電力計測装置13、電気機器14、ユーザ端末15、外部ネットワーク17、および、サーバ18を有する。また、ホームゲートウエイ装置11、分電盤12、電力計測装置13、電気機器14、および、ユーザ端末15は、ホームネットワーク2を構成する。
ホームゲートウエイ装置11、分電盤12、電力計測装置13、電気機器14、ユーザ端末15は、宅内(又は施設内)に設置される。ホームゲートウエイ装置11は、ホームネットワーク2により、分電盤12、電力計測装置13、電気機器14、ユーザ端末15に接続される。また、サーバ18は、外部ネットワーク17を介してホームネットワーク2のホームゲートウエイ装置11に接続される。
ホームゲートウエイ装置11は、電力管理装置として機能する。ホームゲートウエイ装置11は、ホームネットワーク2と外部ネットワーク17とを接続する。ホームゲートウエイ装置11は、電力計測装置13、電気機器14、および、ユーザ端末15に接続する。ホームゲートウエイ装置11は、電力計測装置13から電流の計測値に関する情報を取得する。ホームゲートウエイ装置11は、各電気機器14から機器情報を取得する。また、ホームゲートウエイ装置11は、ユーザ端末15に情報を提供したり、ユーザ端末15から操作指示を受け付けたりする。なお、ホームゲートウエイ装置11は、後述するサーバ18の機能の一部又は全部を具備するものであっても良い。
分電盤12は、商用電源16に接続される主幹回路を複数の分岐回路に分岐させる。各分岐回路には、それぞれ電気機器が接続される。分電盤12が分岐する各分岐回路は、宅内の各所に設けられる電気機器の電源用のコンセントに接続される。1つの分岐回路には、複数の電気機器が接続可能である。例えば、1つの分岐回路には、合計の電力が所定の電力値以下となる範囲で複数の電気機器が接続可能である。また、分電盤12は、電力計測装置13が接続される。分電盤12の構成例については、後で詳細に説明する。
電力計測装置13は、電力を計測するためのユニットである。本実施形態に係る電力計測装置13は、分電盤12において、主幹回路および各分岐回路を流れる電流の測定値を取得する。電力計測装置13は、所定時間分の電流の計測値を保持する機能と電流の計測値をログ情報として保存する機能とを有する。また、電力計測装置13は、電流の計測に基づいて各系統における電流波形と判定する機能を有する。電力計測装置13は、各系統における電流波形に基づいて異常状態を検出する機能を有する。電力計測装置13の構成については、後で詳細に説明する。
電気機器14は、分電盤12により分岐される複数の分岐回路に設けられる電源用のコンセントに接続される。電気機器14は、商用電源16から供給される電源電圧及び電源周波数に対応する機器であれば良く、特定の機器に限定されるものではない。電気機器は、例えば、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、TV、掃除機、照明、給湯器、及び充電器などの種々の電気的負荷である。
電気機器14には、HEMSに対応した電気機器とHEMSに対応していない電気機器とを含んでも良い。HEMSに対応する電気機器14は、ホームゲートウエイ装置11と通信する機能を有する。例えば、HEMSに対応する電気機器14は、機器固有の識別情報である機器識別子および自身の動作の状態を示す動作状態などを含む機器情報をホームゲートウエイ装置11に送信する機能を有する。
ユーザ端末15は、制御部、記憶部、表示部および操作部などを有する情報機器である。ユーザ端末15は、種々の画面表示およびユーザによる操作の受け付けを行う。ユーザ端末15は、例えば、リモートコントローラ、タブレット端末、PC(Personal Computer)、携帯電話機、PDA(Personal Data Assistance)などである。ユーザ端末15は、無線通信または有線通信によりホームゲートウエイ装置11と通信する。また、ユーザ端末15は、外部ネットワーク17に接続し、外部ネットワーク17を介してホームゲートウエイ装置11と通信するものであっても良い。
ユーザ端末15は、例えば、ホームネットワーク2内の電気機器14における消費電力のモニタリング、及びホームネットワーク2内の電気機器の制御を行う為のアプリケーションプログラム(以下アプリケーション)を有する。ユーザ端末15は、ホームゲートウエイ装置11またはサーバ18から消費電力を示すデータを受けとり、アプリケーションを用いてホームネットワーク2内の電気機器の消費電力を可視化する為の消費電力確認画面を表示部に表示する。また、ユーザ端末15は、アプリケーションを用いてホームネットワーク2内の電気機器の制御を行う為の制御画面を表示する。ユーザ端末15は、制御画面でのユーザによる操作に応じて、ホームネットワーク2内の電気機器を制御する為の制御信号を生成し、ホームゲートウエイ装置11に送信する。あるいは、ユーザ端末15は、既存のブラウザ機能を用いて前述のサービスを実現してもよい。たとえば、ホームゲートウエイ装置11から生成された消費電力確認画面または電気機器の制御画面を受信し、ユーザに表示してもよい。また、ユーザの操作にもとづいて対応する制御命令をホームゲートウエイ装置11に送信し、ホームゲートウエイ装置11によって生成された電気機器を制御するための制御信号を電気機器宛てに送信してもよい。
商用電源16は、各宅内に電力を供給する電源である。商用電源16は、所定の規格に準じた電力を供給する。例えば、商用電源16は、所定電圧値および周波数の交流電圧を供給する。
外部ネットワーク17は、宅外に設けられたネットワークである。外部ネットワーク17は、例えば、インターネットまたはイントラネットなどのネットワークであっても良いし、モバイル通信ネットワークを含むネットワークであっても良い。外部ネットワーク17は、ホームゲートウエイ装置11を介してホームネットワーク2に接続される。
サーバ18は、外部ネットワーク17を介してホームゲートウエイ装置11に接続される。サーバ18は、電力管理装置として機能する。サーバ18は、後述するホームゲートウエイ装置11の機能および動作を行うようにしても良い。また、サーバ18の機能の一部又は全部は、ホームゲートウエイ装置11に設けても良い。
次に、分電盤12の構成について説明する。
図2は、分電盤12の構成例を示す図である。
分電盤12は、主幹回路21および複数の分岐回路23を有する。主幹回路21は、主幹ブレーカ22が接続される。また、複数の分岐回路23は、それぞれ分岐ブレーカ24が接続される。
主幹ブレーカ22及び分岐ブレーカ24は、例えば二次側(下流側)の回路に過負荷または短絡などにより異常な電流が流れた場合に一次側(上流側)からの電源供給を遮断する。主幹ブレーカ22は、主幹回路21と分岐回路23との分岐点と商用電源16との間に設けられる。分岐ブレーカ24は、主幹回路21と分岐回路23との分岐点と電気機器14が接続されるコンセントなどとの間に設けられる。
また、主幹回路21には、主幹ブレーカ22を流れる電流値を計測する計器用変流器(CT:Cureent Transformer)25が設けられる。また、各分岐回路23は、各分岐ブレーカ24を流れる電流値を計測するCT25がそれぞれ設けられる。また、分電盤12内には、電力計測装置13が設けられる。分電盤12内において、各CT25は、電力計測装置13に接続される。
次に、電力計測装置13の構成について説明する。
図3は、電力計測装置13の構成例を示すブロック図である。
図3において、電力計測装置13は、制御部31、インターフェース(I/F)32、通信部33、制御データ記憶部34、計測データ記憶部35、および、ログ情報記憶部36を有する。
制御部31は、CPU等のプロセッサ、プログラムメモリ、ワーキングメモリ及び各種インターフェースなどに構成される。制御部31は、プロセッサがプログラムメモリに記憶したプログラムを実行することにより、各種の処理機能を実現する。例えば、制御部31は、各CT25が計測する電流値に基づいて、各部(主幹回路、および、各分岐回路)における電流波形をそれぞれ取得する。制御部31は、対象となる分器回路に接続された各電気機器を流れる電流の波形の合成波として、各分岐回路の電流波形を取得する。制御部31は、宅内の各電気機器を流れる電流の波形の合成波として主幹回路の電流波形を取得する。
通信部33は、ホームゲートウエイ装置11と通信する機能を有する。例えば、通信部33は、制御部31が分電盤12内を流れる電流に異常を検出した場合、ホームゲートウエイ装置11に異常を通知する。
インターフェース32は、主幹回路21および各分岐回路23のそれぞれに設けた電流計測器(CT)25が接続される。インターフェース32は、各CT25が計測した電流値を取得する。
制御データ記憶部34は、制御データを記憶する。制御データ記憶部34は、不揮発性のメモリにより構成される。例えば、制御データ記憶部34は、電流波形からトラッキングなどの異常な電流波形を検出するための基準データなどを記憶する。また、制御データ記憶部34は、各種の設定情報を記憶する。
計測データ記憶部35は、各CT25が計測する主幹回路21及び各分岐回路23を流れる電流値を所定時間分記憶する。計測データ記憶部35は、所定期間分のデータを保持できるメモリであれば良く、例えば、RAMなどにより構成される。
ログ情報記憶部36は、ログ情報を保存する。ログ情報記憶部36は、例えば、ログ情報として、CT25による電流の計測値とともに計測の対象となった分岐回路を示す情報および計測した時間帯などの情報を記憶する。ログ情報記憶部36は、書込み可能な不揮発性メモリであれば良く、例えば、半導体メモリあるいはハードディスクドライブ(HDD)などにより構成される。
次に、ホームゲートウエイ装置11の構成について説明する。
図4は、ホームゲートウエイ装置11の構成例を示すブロック図である。
図4において、ホームゲートウエイ装置11は、制御部41、記憶部42および通信部43を備える。
制御部41は、CPU等のプロセッサ、プログラムメモリ、ワーキングメモリ及び各種インターフェースなどに構成される。制御部は、プロセッサがプログラムメモリに記憶したプログラムを実行することにより、各種の処理機能を実現する。
記憶部42は、種々の情報を記憶する。記憶部42は、書換え可能な不揮発性のメモリを含む。例えば、記憶部42は、半導体メモリあるいはHDDなどの記憶装置によって構成される。
通信部43は、外部ネットワーク17を介してサーバ18と通信する。また、通信部43は、ホームネットワーク2内の電力計測装置13、各電気機器14、及びユーザ端末15と通信する。通信部43は、無線通信部43aと有線通信部43bとを有する。
有線通信部43bは、有線通信を行う各機器に接続されている。例えば、有線通信部43bは、LANケーブルが挿入される接続ポート、および通信回路等により構成される。有線通信部43bは、ホームゲートウエイ装置11を外部ネットワーク17と通信可能に接続する。
無線通信部43aは、無線通信を行う各機器に通信接続する。例えば、無線通信部43aは、ホームゲートウエイ装置11と電力計測装置13、各電気機器14、及びユーザ端末15と無線通信を行う。無線通信部43aは、電波または赤外線などを送受信する送受信機などにより構成される。
また、記憶部42は、当該ホームネットワーク2内の各電気機器14に関する情報を示す情報を機器リストとして記憶する。機器リストは、各電気機器14に対して、機器識別子、動作状態、設置場所および消費電力などの情報を示す。
機器識別子は、電気機器を特定することができる情報である。機器識別子は、例えば、製品の種類毎に割り振られる型番、型番とMACアドレスとの組合せ、または型番と任意の文字列との組合せなどで良い。
動作状態は、例えばECHONET Liteに規定されている電文方式で表現される、電気機器14の状態を示す情報である。例えば、動作状態は、電気機器の電源がオンであるかオフであるかを示す情報を含む。また、動作状態は、電気機器が異常状態であることを示す情報を含んでも良い。さらに、動作状態は、電気機器の動作モード(例えば、節電運転状態または待機状態など)など種々の運転状態を示す情報を含んでも良い。具体例としては、電気機器がエアコンである場合、動作状態は、冷房、暖房、送風、除湿、設定温度、及び風量などのように、種々の状態を示すものであってもよい。
設置場所は、たとえば分電盤12により分岐された複数の分岐回路23のうちの当該電気機器14が接続されている分岐回路23を特定することができる情報(例えば、分岐回路番号)を含む。また例えば、設置場所は、リビング、玄関、寝室などの宅内における場所(分岐回路のコンセントが設置された場所)を示す情報を含んでも良い。制御部41は、ユーザ端末15からユーザが入力する設置場所を示す情報を取得し、取得した情報に基づいて設置場所を機器リストに設定しても良い。消費電力は、各電気機器が消費する電力を示す。例えば、制御部41は、電力計測装置13が計測する計測値に基づいて消費電力を算出する。また、制御部41は、機器情報に含まれる動作状態に基づいて消費電力を算出しても良い。制御部41は、サーバ18から各電気機器の消費電力を示す情報を取得しても良い。
制御部41は、各電気機器14から取得する機器情報に基づいて、機器リストを更新する。例えば、制御部41は、各電気機器14から取得する機器情報に含まれる機器識別子により電気機器を特定し、特定した各電気機器の動作状態および消費電力を判定する。制御部41は、各電気機器から受信した機器情報に基づいて判定した動作状態および消費電力を示す情報により機器リストの情報を更新する。
また、制御部41は、機器リストをユーザ端末15に送信することにより、消費電力の確認画面あるいは各電気機器の制御操作画面をユーザ端末15に表示させることができる。また、制御部41は、消費電力の確認画面及び制御操作画面を生成し、ユーザ端末に送信する構成であってもよい。また、制御部41は、機器リストをサーバ18に所定のタイミング(例えば周期的タイミング、または任意のタイミング)で送信しても良い。
次に、サーバ18の構成について説明する。
サーバ18は、HEMSに対応した電気機器14に関する各種情報を管理する。例えば、サーバ18は、外部ネットワーク17を介してユーザ端末15から制御信号を受信した場合に、受信した制御信号をホームゲートウエイ装置11に送信する。これにより、サーバ18は、ホームネットワーク2内の電気機器14を制御することができる。また、サーバ18は、外部ネットワーク17を介してホームゲートウエイ装置11から機器リストを取得し、ユーザ端末15に送信することができる。これにより、サーバ18は、消費電力確認画面及び制御画面をユーザ端末15に表示させることができる。サーバ18は、ホームゲートウエイ装置11から取得した機器リストを用いて消費電力の確認画面及び制御画面を生成し、ユーザ端末15に送信する構成であってもよい。
図5は、サーバ18の構成例について説明するためのブロック図である。
図5に示す構成例において、サーバ18は、制御部51、記憶部52、及び通信部53を備える。
制御部51は、CPU等のプロセッサ、プログラムメモリ、ワーキングメモリ及び各種インターフェースなどに構成される。制御部は、プロセッサがプログラムメモリに記憶したプログラムを実行することにより、各種の処理機能を実現する。
記憶部52は、種々の情報を記憶する。記憶部52は、書換え可能な不揮発性メモリにより構成する。例えば、記憶部52は、半導体メモリ、ハードディスクドライブなどの記憶装置によって構成される。記憶部52は、電気機器毎の登録情報を記憶する。
通信部53は、外部ネットワーク17を介してホームゲートウエイ装置11及びユーザ端末15と通信を行う。
次に、第1の実施形態に係る電力管理システム1の動作について説明する。
図6は、第1の実施形態に係る電力計測装置13における電流計測処理の動作例を説明するためのフローチャートである。
図6に示すように、電力計測装置13のインターフェース32は、主幹回路21及び各分岐回路23に設けた各CT25が計測する電流値を取得する(ステップS11)。例えば、インターフェース32は、所定の周期で各CT25が計測する電流値を所定期間取得する。計測データ記憶部35は、インターフェース32により取得する電流の計測値(計測データ)を保持(蓄積)する(ステップS12)。計測データ記憶部35は、回路ごとに各CT25が計測する少なくとも所定期間分の電流値を保持する。
上述の電流計測処理により、電力計測装置13の制御部31は、常時、計測データ記憶部35が保持する所定期間分の各回路における電流の計測値をモニタリングできる。なお、電力計測装置13の計測データ記憶部35が保持する電流の計測値は、ホームゲートウエイ装置11がモニタリングするようにしても良い。
図7は、第1の実施形態に係る電力計測装置13におけるログ保存処理の動作例を説明するためのフローチャートである。
電力計測装置13の制御部31は、任意のタイミングでのホームゲートウエイ装置11からのログの保存指示を受け付けている(ステップS21)。ホームゲートウエイ装置11からのログの保存指示が無い場合(ステップS21、YES)、制御部31は、計測データ記憶部35が保持する電流の計測値に基づく異常判定処理を行う(ステップS22)。例えば、制御部31は、異常判定処理として、電流の計測値に基づく電流波形によりトラッキングなどの異常状態を検出する。たとえばトラッキング検出の方法は、測定した電流値の時間変化が予め設定された閾値以上である場合、異常であると判定することが考えられる。また、制御部31は、所定の周期で異常判定処理を実施しても良い。
異常判定処理により電流の計測値から異常を検出した場合(ステップS23、YES)、制御部31は、異常が検出された回路における異常発生前後の所定時間帯の電流の計測値をログ情報として、ログ情報記憶部36に保存(記憶)する(ステップS24)。例えば、制御部31は、異常が発生した時刻および異常が発生した回路などを含む異常内容を示す情報に対応づけて、所定時間帯の電流の計測値であるログ情報をログ情報記憶部36に保存する。これにより、制御部31は、計測した電流値に基づく電流波形から異常が検出された場合、異常発生前後の電流の計測値をログ情報として、計測データ記憶部35とは別の記憶領域であるログ情報記憶部36に保存できる。
また、制御部31は、異常が検出された回路における異常発生前後の所定時間帯の電流の計測値を外部機器としてのサーバ18に保存するか否かを判断する(ステップ25)。例えば、ログ情報をサーバ18に保存するか否かは、制御データ記憶部34に記憶するログ情報の保存に関する設定情報により設定する。また、ログ情報の保存先となる外部機器を示す情報も設定情報により設定しても良い。この場合、制御部31は、設定情報に基づいてログ情報をサーバ18に保存するか否かを判断する。
ログ情報をサーバ18に記憶すると判断した場合(ステップS25、YES)、制御部31は、ログ情報をサーバ18に保存させる処理を行う(ステップS26)。例えば、制御部31は、ホームゲートウエイ装置11及び外部ネットワーク17を介してサーバ18へログ情報の保存要求を送信する。サーバ18からログ情報の保存可能を示す応答を受信すると、制御部31は、異常内容を示す情報とともに電流の計測値であるログ情報をサーバ18へ送信する。これより、電力計測装置13の制御部31は、宅外の記憶装置であるサーバ18にログ情報を記憶させることができる。なお、制御部31は、ホームゲートウエイ装置11などのサーバ18以外の外部機器にログ情報を保存するようにしても良い。
また、ホームゲートウエイ装置11からログの保存指示を受けた場合(ステップS21、NO)、電力計測装置13の制御部31は、ホームゲートウエイ装置11からの指示に従ってログ情報を保存する(ステップS24)。例えば、制御部31は、ホームゲートウエイ装置11が指示する時間帯の電流の計測値をログ情報として、ログ情報記憶部36に保存(記憶)する。また、制御部31は、ログの保存が指示された回路について、保存指示を受けた時間前後の所定時間帯における電流の計測値をログ情報として保存しても良い。
また、サーバ18へのログの保存指示をホームゲートウエイ装置11から受信した場合(ステップ25、YES)、制御部31は、保存が指示されたログ情報をサーバ18に保存させる処理を行う(ステップS26)。これより、電力計測装置13の制御部31は、ホームゲートウエイ装置11からの指示に応じてサーバ18にログ情報を保存させることができる。なお、制御部31は、ホームゲートウエイ装置11が指示する保存先にログ情報を保存するようにしても良い。
上記のように、第1の実施形態に係る電力計測装置は、主幹回路及び各分岐回路で計測する電流の計測値に基づく電流波形に異常を検出した場合、異常発生前後の所定時間帯における電流の計測値をログ情報として、電流の計測値を記憶する記憶領域とは別の記憶領域に記憶する。これにより、第1の実施形態に係る電力計測装置によれば、異常発生前後の所定時間帯における電流の計測値をログ情報として保存できる。
また、第1の実施形態に係る電力計測装置は、サーバなどの電力計測装置とは別の外部装置にログ情報を保存させるようにしても良い。これにより、電力計測装置、分電盤、あるいは、宅内全体で異常事態が発生した場合であっても、異常発生時前後の電流の計測値をセーフティに保存でき、異常発生後における電流の計測値をログ情報から確実に確認できる。
次に、第1の実施形態に係るホームゲートウエイ装置11の動作について説明する。
図8は、第1の実施形態に係るホームゲートウエイ装置11におけるログの保存指示処理の動作例を説明するためのフローチャートである。
ホームゲートウエイ装置11の制御部41は、各電気機器14と通信することにより機器情報を受信する(ステップS31)。ホームゲートウエイ装置11の制御部41は、定期的又はイベントが発生するごとに各電気機器14と通信し、電気機器14から動作状態を示す情報を含む機器情報を受信する。例えば、制御部41は、HEMSに対応する規格に従って電気機器14から機器情報を取得するものであっても良い。
電気機器14から機器情報を受信すると、制御部41は、受信した機器情報に当該電気機器における異常を示す情報(異常情報)が含まれるか否かを判断する(ステップS32)。受信した機器情報に異常情報が含まれると判断すると(ステップS32、YES)、制御部41は、当該電気機器14が接続されている分岐回路を判定する(ステップS33)。例えば、ホームゲートウエイ装置11の記憶部42は、各電気機器14の状態などを示す機器リストを記憶している。制御部41は、各電気機器14から随時受信する機器情報により機器リストを更新するとともに、受信した機器情報に異常情報が含まれるか否か判断する。これにより、ある電気機器14から受信した機器情報に異常情報が含まれると判断した場合、制御部41は、機器リストにより当該電気機器14(異常情報を発信した電気器機器)が接続されている分岐回路を示す情報(分岐回路番号)を特定する。
異常情報を発信した電気機器が接続されている分岐回路を特定すると、制御部41は、特定した分岐回路に流れる電流の計測値をログ情報として保存する旨の指示(ログの保存指示)を電力計測装置13へ送信する(ステップS34)。言い換えると、制御部41は、電気機器から受信した機器情報により当該電気機器における異常を検出した場合、電力計測装置13に対して電流の計測データをログとして保存する指示を送信する。
例えば、ログの保存指示は、電流値の保存対象を示す情報(保存対象となる回路、又は、保存対象とする電流の計測データを示す情報)とログを保存する時間帯を示す情報を含む。保存対象を示す情報は、例えば、分岐回路番号などの分岐回路を特定する情報である。ログを保存する時間帯を示す情報は、異常が発生した時刻を示す情報であっても良いし、ログを保存する時間帯を具体的に示す情報であっても良い。前者の場合は、異常が発生した時刻前後の所定時間帯をログ情報の保存時間帯として良い。
なお、ホームゲートウエイ装置11は、ユーザ端末15からログの保存要求を受けた場合にも、ログの保存指示を電力計測装置13へ送信するようにしても良い。例えば、ユーザ端末15は、利用者が指定する回路(主幹回路及び各分岐回路の一部又は全部)における電流の計測値をログ情報として保存する指示の入力を受け付ける。利用者がログの保存指示を入力すると、ユーザ端末15は、利用者の指示に応じてログの保存要求をホームゲートウエイ装置11へ送信する。ユーザ端末15からログの保存要求を受信すると、ホームゲートウエイ装置11の制御部41は、受信したログの保存要求に応じてログの保存指示を生成し、生成したログの保存指示を電力計測装置13へ送信するようにすれば良い。
上記のように、第1の実施形態に係る電力管理システムにおいて、ホームゲートウエイ装置は、各電気機器から受信する機器情報により異常を検出した場合、或いは、ユーザ端末からログの保存要求を受信した場合、電力計測装置へログの保存指示を送信する。電力計測装置は、ホームゲートウエイ装置からのログの保存指示に従って指定された回路の電流の計測値をログ情報として保存する。これにより、第1の実施形態に係る電力管理システムによれば、ホームゲートウエイ装置が各電気機器に異常を検出した場合、或いは、ユーザ端末にログの保存要求が入力された場合、指定された電流の計測値をログ情報として保存できる。
(第2実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態は、各分岐回路を流れる電流の計測値から異常を検出した場合、利用者に異常を報知する電力管理システムがある。また、第2の実施形態に係る電力管理システムは、分岐回路を特定する情報、または、分岐回路に接続されている電気機器を示す情報を含む情報を異常の報知として利用者へ提供する。
さらに、第2の実施形態に係る電力管理システムは、異常を報知した利用者からの要求に応じて、異常が検出された電気機器あるいは分岐回路に接続された開閉器をオフしたり、商用電源と分電盤との間に接続されたスマートメータによる宅内への電源供給を遮断させたり、分電盤内の分岐ブレーカ又は主幹ブレーカを遮断したりする。
図9は、第2の実施形態に係る電力管理システム101の構成例を示すブロック図である。また、図10は、第2の実施形態に係る電力管理システム101における分電盤12の周辺の構成を示す図である。
図9において、電力管理システム101は、ホームゲートウエイ装置11、分電盤12、電力計測装置13、電気機器14、ユーザ端末15、外部ネットワーク17、サーバ18、遮断回路111、および、開閉器112を有する。さらに、図9において、分電盤12と商用電源16との間には、スマートメータ113が接続される。なお、図9において、第1の実施形態で説明した図1と同様な箇所には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
遮断回路111は、分電盤12内の各ブレーカを遮断させるための回路である。遮断回路111は、ホームゲートウエイ装置11から指示に応じて分電盤12内のブレーカを遮断する。遮断回路111は、図10に示すように、分電盤12内の各ブレーカとホームゲートウエイ装置11に接続される。遮断回路111は、分電盤12内に設けても良いし、分電盤12の近傍に設けても良い。また、遮断回路111は、ブレーカごとに設けても良いし、主幹ブレーカ及び複数の分岐ブレーカのうちの選択したブレーカを遮断させるものであっても良い。なお、ホームゲートウエイ装置11は、遮断回路111に特定のブレーカを遮断させるための制御信号を供給する機能を有する。
各開閉器112は、対応する分岐回路23に流れる電流をオフする機能を有するスイッチである。開閉器112は、ホームゲートウエイ装置11からの制御信号に応じてオフする。例えば、開閉器112は、ホームゲートウエイ装置11からオフを指示する制御信号によりオフし、当該分岐回路に流れる電流を遮断する。なお、ホームゲートウエイ装置11は、開閉器112をオフさせるための制御信号を供給する機能を有する。
スマートメータ113は、商用電源16から宅内に供給する電力を計測する。スマートメータ113は、商用電源16から宅内に供給する電力を停止する機能を有する。例えば、スマートメータ113は、電力会社の設備(例えば、電力会社のサーバ)からの制御に従って宅内への電源供給を停止する。なお、運用よっては、ホームゲートウエイ装置11が直接的にスマートメータ113に商用電源16から宅内への電源供給の停止を制御できるようにしても良い。
なお、第2の実施形態に係るホームゲートウエイ装置11は、図4に示すようなハードウエア構成で実現できる。ただし、第2の実施形態に係るホームゲートウエイ装置11は、後述する第2の実施形態としての動作を実現するためのプログラムおよび設定情報などが記憶部42などの記憶装置に記憶される。これにより、ホームゲートウエイ装置11の制御部41は、後述する処理機能を実行する。また、第2の実施形態に係るホームゲートウエイ装置11が実施する各種の処理は、サーバ18が実施しても良い。
次に、第2の実施形態に係る電力管理システム101の動作について説明する。
図11は、第2の実施形態に係る電力計測装置13における異常検出処理の動作例を説明するためのフローチャートである。
電力計測装置13では、図6に示すような電流計測処理により主幹回路21及び各分岐回路23における電流の計測値を計測データ記憶部35に蓄積している。この状態において、電力計測装置13の制御部31は、所定のタイミングで計測データ記憶部35が保持する電流の計測データに基づく電流波形による異常判定を行う(ステップS51)。
異常判定によって計測した電流波形に異常を検出した場合(ステップS51、YES)、制御部31は、異常発生時の前後となる所定の時間帯における、異常が検出された回路の電流の計測値をログ情報として、ログ情報記憶部36に保存する(ステップS53)。制御部31は、サーバ18などに外部装置にログ情報を保存するようにしても良い。
また、計測した電流波形に異常を検出した場合(ステップS51、YES)、制御部31は、異常が検出された回路を示す回路情報と異常通知情報と含む異常通知をホームゲートウエイ装置11へ送信する(ステップS54)。回路情報は、例えば、電流波形の異常が検出された主幹回路又は分岐回路を示す回路番号である。また、異常通知情報は、異常の内容を示す情報である。例えば、異常通知情報は、異常と判定した電流波形を示す情報を含んでも良い。
次に、第2の実施形態に係るホームゲートウエイ装置11の動作について説明する。
図12は、第2の実施形態に係るホームゲートウエイ装置11による異常報知処理の動作例を説明するためのフローチャートである。
ホームゲートウエイ装置11では、常時、電力計測装置13からの異常通知を受信できるようになっている。電力計測装置13からの異常通知を受信すると(ステップS61、YES)、ホームゲートウエイ装置11の制御部41は、受信した異常通知を解析する(ステップS62)。制御部41は、受信した異常通知に含まれる情報により検出した異常の内容を特定する。また、制御部41は、制御データ記憶部34などに記憶されている設定情報に基づいて、異常内容に応じた制御内容を決定する。
すなわち、制御部41は、異常通知の内容と設定情報とにより、通知された異常に応じて強制的にオフ(強制オフ)することが必要な箇所があるか否かを判断する(ステップS63)。ここで、強制オフとは、利用者からのオンの指示を待たずに異常が検出されたら直ちにオフとする事とする。強制オフは、予め設定されるものであり、異常内容に対応づけて強制オフする箇所を示す情報が設定情報として制御データ記憶部34に記憶されているものとする。強制オフが必要であると判断した場合(ステップS63、YES)、制御部41は、強制オフすべき箇所をオフする制御を行う(ステップS64)。なお、各箇所に対するオフの制御は、例えば、後述する図13のS71−S78の処理により実現可能である。
また、制御部41は、異常通知の内容と設定情報とにより、通知された異常が利用者への報知(異常報知)することが必要な異常であるか否かを判断する(ステップS65)。ここで、異常報知とは、利用者のユーザ端末15に検出された異常内容などを報知する処理である。例えば、異常報知の内容は、予め設定されるものであり、異常内容に対応づけて異常報知の要否や異常報知先を示す情報(例えば、ユーザ端末15のアドレス情報、或いは、利用者のメールアドレス)などが予め設定情報として制御データ記憶部34に記憶されているものとする。
異常報知が必要であると判断した場合(ステップS65、YES)、制御部41は、異常通知に基づいて、異常が検出された分岐回路又は異常が検出された分岐回路に接続された電気機器を特定する特定情報を判定する(ステップS66)。例えば、制御部41は、電力計測装置13から受信した異常通知に含まれる情報により異常が検出された分岐回路(例えば、分岐回路番号)を特定する。制御部41は、異常が検出された分岐回路を特定すると、当該分岐回路に接続されている電気機器を示す情報(例えば、機器名)を記憶部42に記憶している機器リストにより特定する。
異常が検出された分岐回路又は異常が検出された分岐回路に接続された電気機器などの特定情報を判定すると、制御部41は、判定した特定情報を含む異常報知を送信する(ステップS67)。例えば、制御部41は、異常報知先を設定情報に基づいて特定する。異常報知先を特定すると、制御部41は、異常が検出された分岐回路或いは当該分岐回路に接続された電気機器などを示す特定情報と異常内容を示す異常通知情報と含む情報を異常報知先へ送信する。
なお、上述した図12に示す処理は、サーバ18が実行しても良い。この場合、サーバ18は、ホームゲートウエイ装置11を介して電力計測装置13からの異常通知を受信すればよい。また、サーバ18は、宅内のユーザ端末15へ異常報知を行う場合には、ホームゲートウエイ装置11を介してユーザ端末15へ異常報知するようにすれば良い。
上記のように、第2の実施形態に係る電力管理システムにおいて、電力計測装置は、各分岐回路を流れる電流の計測値から異常を検出した場合、ホームゲートウエイ装置又はサーバへ異常通知を行う。ホームゲートウエイ装置又はサーバは、電力計測装置からの異常通知に基づいて異常が検出された分岐回路又は異常が検出された分岐回路に接続された電気機器などを示す特定情報を判定し、判定した特定情報を含む異常報知をユーザ端末などの異常通知先へ送信する。これにより、第2の実施形態に係る電力管理システムによれば、分岐回路が流れる電流の計測値に異常が検出された場合、当該分岐回路又は当該分岐回路に接続されている電気機器を示す情報を含む異常報知を利用者に対して提供できる。
図13は、第2の実施形態に係るホームゲートウエイ装置11によるオフ制御処理の動作例を説明するためのフローチャートである。
ホームゲートウエイ装置11では、常時、ユーザ端末15からの各部に対する各部に対するオフの指示を受信できるようになっている。ユーザ端末15からオフの指示を受信すると(ステップS70、YES)、ホームゲートウエイ装置11の制御部41は、受信した指示が特定の電気機器の電源をオフする指示を含むかを判断する(ステップS71)。制御部41は、受信したオフの指示が特定の電気機器の電源をオフする指示を含むと判断した場合(ステップS71、YES)、制御部41は、オフすることが指示された電気機器を特定し、特定した電気機器をオフする制御を実行する(ステップS72)。例えば、制御部41は、特定した電気機器に対して電源をオフさせる制御信号を送信することにより、当該電気機器をオフする。
また、ユーザ端末15からオフの指示を受信した場合(ステップS70、YES)、ホームゲートウエイ装置11の制御部41は、受信した指示がスマートメータ113からの電源供給を停止させる指示を含むか否かを判断する(ステップS73)。制御部41は、スマートメータ113からの電源供給停止の指示を含むと判断した場合(ステップS73、YES)、制御部41は、スマートメータ113からの電源供給を停止させるために、スマートメータ113を管理する電力会社へ電源供給の停止要請を送信する(ステップS74)。例えば、制御部41は、外部ネットワーク17を介して電力会社に対して電源供給停止の要請を送信する。
なお、ホームゲートウエイ装置11がスマートメータ113から宅内への電源供給を停止させることができる運用形態である場合、ホームゲートウエイ装置11の制御部41は、スマートメータ113に対して宅内への電源供給を停止させるようにしても良い。
また、ユーザ端末15からオフの指示を受信した場合(ステップS70、YES)、ホームゲートウエイ装置11の制御部41は、受信した指示が分岐回路23のオフの指示を含むかを判断する(ステップS75)。制御部41は、分岐回路23のオフする指示を含むと判断した場合(ステップS75、YES)、制御部41は、指定された分岐回路23をオフする制御を行う(ステップS76)。例えば、制御部41は、オフが指定された分岐回路23を特定し、特定した分岐回路23に設けられている開閉器112を特定する。分岐回路23の開閉器112を特定すると、制御部41は、特定した開閉器112へオフの制御信号を送信し、開閉器112をオフすることにより分岐回路23をオフする。
また、ユーザ端末15からオフの指示を受信した場合(ステップS70、YES)、ホームゲートウエイ装置11の制御部41は、受信した指示が特定の回路(主幹回路又は分岐回路)におけるブレーカの遮断の指示を含むかを判断する(ステップS77)。制御部41は、ブレーカを遮断する指示を含むと判断した場合(ステップS77、YES)、制御部41は、指定されたブレーカを遮断する制御を行う(ステップS78)。例えば、制御部41は、遮断が指定されたブレーカを特定し、特定したブレーカを遮断させる制御信号を遮断回路111へ供給する。すると、制御部41からの制御信号を受けた遮断回路111は、指定されたブレーカを遮断させる。
なお、上述した図13に示す処理は、サーバ18が実行しても良い。この場合、サーバ18は、外部ネットワーク17またはホームゲートウエイ装置11を介してユーザ端末15からのオフの指示を受信し、ホームゲートウエイ装置11を介して各部をオフする制御を実行するようにすれば良い。
上記のように、第2の実施形態に係る電力管理システムは、各分岐回路を流れる電流の計測値から異常を検出したことを利用者に報知した後、利用者からの要求に応じて異常が検出された電気機器あるいは分岐回路に接続された開閉器をオフしたり、商用電源と分電盤との間に接続されたスマートメータによる宅内への電源供給を遮断させたり、分電盤内の分岐ブレーカ又は主幹ブレーカを遮断したりする。
これにより、第2の実施形態に係る電力管理システムによれば、異常が検出された電気機器又は分岐回路を特定して利用者に報知でき、利用者からの指示に応じて電気機器または電気機器に電力を供給する電路を遮断することができる。この結果、第2の実施形態に係る電力管理システムによれば、利用者が宅内にいる場合も宅外にいる場合も、分岐回路の電流によって検出された異常を利用者に通知でき、利用者からの異常検出箇所に対するオフ制御の指示を受け付けることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1、101…電力管理システム、2…ホームネットワーク、11…ホームゲートウエイ装置、12…分電盤、13…電力計測装置、14…電気機器、15…ユーザ端末、18…サーバ、21…主幹回路、22…主幹ブレーカ、23…分岐回路、24…分岐ブレーカ、25…計器用変流器(CT)、31…制御部、32…インターフェース、33…通信部、34…制御データ記憶部、35…計測データ記憶部、36…ログ情報記憶部、41…制御部、42…記憶部、43…通信部、51…制御部、52…記憶部、53…通信部、111…遮断回路、112…開閉器、113…スマートメータ。

Claims (10)

  1. 分電盤における主幹回路または前記主幹回路から分岐する複数の分岐回路に流れる電流の計測値をそれぞれの回路ごとに所定期間分記憶する第1の記憶部と、
    前記第1の記憶部に記憶した計測値に基づく電流波形により各回路における異常を検出する検出部と、
    前記検出部により異常を検出した場合、検出した異常状態の発生時を基準とする所定の時間帯における少なくとも異常状態を検出した回路の電流の計測値または電流波形をログ情報として前記第1の記憶部とは異なる記憶領域を有する第2の記憶部に保存する保存処理部と、
    を有する電力計測装置。
  2. さらに、外部機器から前記主幹回路または特定の分岐回路の電流の計測値を保存する指示を受信する受信部を有し、
    前記保存処理部は、前記外部機器から受信した指示に応じて、保存が指示された回路の電流の計測値または電流波形をログ情報として前記第2の記憶部に保存する、
    前記請求項1に記載の電力計測装置。
  3. さらに、外部装置とデータ通信する通信部を有し、
    前記第2の記憶部は、外部装置が有する記憶領域であり、
    前記保存処理部は、前記通信部により前記ログ情報と前記ログ情報の前記第2の記憶部への保存指示とを前記外部装置へ送信する、
    前記請求項1又は2の何れに記載の電力計測装置。
  4. 電力計測装置と管理装置とを有する電力管理システムにおいて、
    前記電力計測装置は、
    分電盤において主幹回路または主幹回路から分岐する複数の分岐回路に流れる電流の計測値を分岐回路ごとに所定期間分記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶した計測値に基づく電流波形により各回路における異常状態を検出する検出部と、
    前記検出部により異常状態を検出した回路を示す情報を含む異常通知を前記管理装置へ送信する送信部と、
    前記管理装置は、
    前記異常通知により異常が検出された回路を特定し、特定した回路又は特定した回路に接続された電気機器を示す特定情報を含む情報を利用者へ報知する報知処理部と、
    前記利用者の指示によって前記特定した回路への電力供給を遮断する制御部と、を有する、
    電力管理システム。
  5. 前記管理装置の前記制御部は、前記利用者からの異常が検出された回路に接続された電気機器に対する電源オフの指示に応じて、前記電源オフが指示された電気機器の電源をオフする、
    請求項4に記載の電力管理システム。
  6. 前記管理装置の前記制御部は、前記利用者からの前記分電盤と商用電源との間に設けられるスマートメータによる電源供給の遮断指示に応じて、前記スマートメータの管理者へ前記スマートメータからの電源供給の停止を要請する、
    請求項4又は5の何れかに記載の電力管理システム。
  7. 前記管理装置の前記制御部は、前記利用者からの前記異常が検出された回路に接続された開閉器に対するオフの指示に応じて、前記開閉器をオフする、
    請求項4乃至6の何れか1項に記載の電力管理システム。
  8. さらに、前記分電盤において主幹回路に設けられた主幹ブレーカまたは各分岐回路にそれぞれ設けられた分岐ブレーカの何れかを遮断する遮断回路を有し、
    前記管理装置の前記制御部は、
    さらに、前記利用者からの前記異常が発生した分岐回路の分岐ブレーカ又は主幹ブレーカの遮断の指示に応じて、前記遮断が指示された分岐ブレーカ又は主幹ブレーカを遮断する、
    請求項4乃至7の何れか1項に記載の電力管理システム。
  9. 分電盤における主幹回路または前記主幹回路から分岐する複数の分岐回路に流れる電流の計測値をそれぞれの回路ごとに所定期間分第1の記憶部に記憶し、
    前記第1の記憶部に記憶した計測値に基づく電流波形により各回路における異常状態を検出し、
    前記検出により電流波形の異常状態を検出した場合、検出した異常状態が発生した前後の時間帯における少なくとも異常状態を検出した回路の電流の計測値をログ情報として前記第1の記憶部とは異なる記憶領域を有する第2の記憶部に保存する、
    を有する電力管理方法。
  10. 分電盤において主幹回路または主幹回路から分岐する複数の分岐回路に流れる電流の計測値を分岐回路ごとに所定期間分記憶し、
    前記記憶した計測値に基づく電流波形により各回路における異常状態を検出し、
    前記検出により異常状態を検出した回路を示す情報を含む異常通知を管理装置へ送信し、
    前記管理装置が受信した異常通知により異常が検出された回路を特定し、特定した回路又は特定した回路に接続された電気機器を示す特定情報を含む情報を利用者へ報知し、
    前記利用者からの指示に応じて異常が発生した箇所への電力供給をオフする、
    電力管理方法。
JP2015126069A 2015-06-23 2015-06-23 電力計測装置および電力管理方法 Active JP6580881B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015126069A JP6580881B2 (ja) 2015-06-23 2015-06-23 電力計測装置および電力管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015126069A JP6580881B2 (ja) 2015-06-23 2015-06-23 電力計測装置および電力管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017011907A true JP2017011907A (ja) 2017-01-12
JP6580881B2 JP6580881B2 (ja) 2019-09-25

Family

ID=57761997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015126069A Active JP6580881B2 (ja) 2015-06-23 2015-06-23 電力計測装置および電力管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6580881B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10039174B2 (en) 2014-08-11 2018-07-31 RAB Lighting Inc. Systems and methods for acknowledging broadcast messages in a wireless lighting control network
US10085328B2 (en) 2014-08-11 2018-09-25 RAB Lighting Inc. Wireless lighting control systems and methods
US10531545B2 (en) 2014-08-11 2020-01-07 RAB Lighting Inc. Commissioning a configurable user control device for a lighting control system
JP2020053770A (ja) * 2018-09-25 2020-04-02 株式会社東芝 管理装置及び管理方法
JP2022528369A (ja) * 2019-03-27 2022-06-10 ヤンジョン・インテリジェント・エレクトリカル・インスティテュート,ノース・チャイナ・エレクトリック・パワー・ユニバーシティ 電力消費行為のための検出方法、装置、電子機器および記憶媒体
JP7442129B2 (ja) 2020-03-12 2024-03-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 エネルギーマネジメントシステム、及び、情報提示方法

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002233082A (ja) * 2001-02-01 2002-08-16 Nec Access Technica Ltd 電力線搬送制御システム及び制御機器
JP2002311069A (ja) * 2001-04-18 2002-10-23 Nitto Electric Works Ltd 電力モニタ及びそれを使用した配電盤システム
JP2006238511A (ja) * 2005-02-22 2006-09-07 Hioki Ee Corp 電源監視レコーダ
JP2007330070A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Hanshin Electric Co Ltd 電子機器監視システム
JP2013096825A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Mitsubishi Electric Corp 電力測定装置、電力測定システム、及び電力測定方法
JP2014093823A (ja) * 2012-11-01 2014-05-19 Mitsubishi Electric Corp マージングユニットおよび解析システム
US20140180968A1 (en) * 2012-12-18 2014-06-26 Samsung Electronics Co. Ltd. Method and apparatus for managing energy consumption in a home network system
JP2014155385A (ja) * 2013-02-12 2014-08-25 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電気のスマートメータを用いた通電確認システム
JP2014171288A (ja) * 2013-03-01 2014-09-18 Amagasaki Denki Co Ltd 電力監視装置
JP2015034700A (ja) * 2013-08-07 2015-02-19 三菱電機株式会社 漏電検出装置、漏電検出方法、及び、プログラム

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002233082A (ja) * 2001-02-01 2002-08-16 Nec Access Technica Ltd 電力線搬送制御システム及び制御機器
JP2002311069A (ja) * 2001-04-18 2002-10-23 Nitto Electric Works Ltd 電力モニタ及びそれを使用した配電盤システム
JP2006238511A (ja) * 2005-02-22 2006-09-07 Hioki Ee Corp 電源監視レコーダ
JP2007330070A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Hanshin Electric Co Ltd 電子機器監視システム
JP2013096825A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Mitsubishi Electric Corp 電力測定装置、電力測定システム、及び電力測定方法
JP2014093823A (ja) * 2012-11-01 2014-05-19 Mitsubishi Electric Corp マージングユニットおよび解析システム
US20140180968A1 (en) * 2012-12-18 2014-06-26 Samsung Electronics Co. Ltd. Method and apparatus for managing energy consumption in a home network system
JP2014155385A (ja) * 2013-02-12 2014-08-25 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電気のスマートメータを用いた通電確認システム
JP2014171288A (ja) * 2013-03-01 2014-09-18 Amagasaki Denki Co Ltd 電力監視装置
JP2015034700A (ja) * 2013-08-07 2015-02-19 三菱電機株式会社 漏電検出装置、漏電検出方法、及び、プログラム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10039174B2 (en) 2014-08-11 2018-07-31 RAB Lighting Inc. Systems and methods for acknowledging broadcast messages in a wireless lighting control network
US10085328B2 (en) 2014-08-11 2018-09-25 RAB Lighting Inc. Wireless lighting control systems and methods
US10219356B2 (en) 2014-08-11 2019-02-26 RAB Lighting Inc. Automated commissioning for lighting control systems
US10531545B2 (en) 2014-08-11 2020-01-07 RAB Lighting Inc. Commissioning a configurable user control device for a lighting control system
US10855488B2 (en) 2014-08-11 2020-12-01 RAB Lighting Inc. Scheduled automation associations for a lighting control system
US11398924B2 (en) 2014-08-11 2022-07-26 RAB Lighting Inc. Wireless lighting controller for a lighting control system
JP2020053770A (ja) * 2018-09-25 2020-04-02 株式会社東芝 管理装置及び管理方法
JP2022528369A (ja) * 2019-03-27 2022-06-10 ヤンジョン・インテリジェント・エレクトリカル・インスティテュート,ノース・チャイナ・エレクトリック・パワー・ユニバーシティ 電力消費行為のための検出方法、装置、電子機器および記憶媒体
JP7249431B2 (ja) 2019-03-27 2023-03-30 ヤンジョン・インテリジェント・エレクトリカル・インスティテュート,ノース・チャイナ・エレクトリック・パワー・ユニバーシティ 電力消費行為のための検出方法、装置、電子機器および記憶媒体
JP7442129B2 (ja) 2020-03-12 2024-03-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 エネルギーマネジメントシステム、及び、情報提示方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6580881B2 (ja) 2019-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6580881B2 (ja) 電力計測装置および電力管理方法
EP3032841B1 (en) Indoor device, home system, control method, and program
GB2540364A (en) Power load management apparatus and method
KR101103364B1 (ko) 전력사용량 모니터링 시스템 및 방법
JP2006345662A (ja) 集合住宅用遠隔監視制御システム
WO2019206059A1 (zh) 用电保护断路器
JP2018121445A (ja) 冷凍サイクル機器の遠隔制御システムおよび家電機器の遠隔制御システム
JP2017017776A (ja) 電力管理装置、電力管理システム、電力管理方法、及び、プログラム
KR100977169B1 (ko) 부하의 전류 제어장치 및 방법
CN105423482A (zh) 一种温度检测方法及空调
JP2017103985A (ja) 計測システム
JP6340697B2 (ja) 遠隔監視方法、遠隔監視システム、第1通信装置、第2通信装置及びサーバ装置
KR20110127032A (ko) 스마트 홈을 위한 댁내 망 제어 시스템 및 방법
JP6263818B2 (ja) コントローラ、およびそれを用いた機器状態判定システム
JP2017017777A (ja) 電力管理装置、電力管理システム、及び電力管理方法
EP3565217B1 (en) Method for realizing value-added service and cloud server
KR102576610B1 (ko) Ai 차단기 원격 감시 제어 시스템 및 그 방법
KR101742024B1 (ko) 전력 관제 방법 및 전력 관제 시스템
JP2017011542A (ja) 制御システム、制御方法、及びプログラム
JP2018013407A (ja) 漏水検知システム
KR20150111804A (ko) 지능형 전원 플러그 및 전원 어댑터
US9829943B2 (en) Remote monitoring method, remote monitoring system, first communication apparatus, second communication apparatus and server apparatus
KR102101735B1 (ko) 분전 회로별 전력 관리 방법 및 분전 회로별 전력 관리 방법을 실행시키는 프로그램이 기록된 기록 매체
CN106813342A (zh) 一种红外加湿装置及其控制方法
JP2018142836A (ja) 電力監視処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180308

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190311

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20190422

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20190422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190730

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190829

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6580881

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151