JP2017011660A - ネットワークシステム、及び、ネットワークシステムの制御方法 - Google Patents

ネットワークシステム、及び、ネットワークシステムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】制御装置とサーバーとがネットワークを介して接続されたシステムにおいて、制御装置とサーバーとがネットワークを介して通信する構成を利用して、設定項目への設定値の設定を簡易化する。【解決手段】ネットワークシステム1のメンテナンスサーバー17は、POS端末13を識別するPOS端末識別情報と、複数の設定項目についての設定項目及び設定値の組み合わせと、を対応付けた設定管理情報を記憶し、設定管理情報を記憶する際、所定の設定項目の設定値については、記憶する他の設定管理情報の当該所定の設定項目の設定値と異なる値となるように変更して記憶する。【選択図】図3

Description

本発明は、ネットワークシステム、及び、ネットワークシステムの制御方法に関する。
従来、制御装置(プリンター)とサーバーとを有するネットワークシステム(プリンターシステム)において、サーバーが制御装置の設定を管理するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2014−032454号公報
ところで、通常、制御装置は、制御装置が備える機構に関する設定情報(設定項目と設定値との組み合わせ)や、ネットワークに関する設定情報を記憶し、設定情報に基づいて各種処理を実行する。そして、設定値を設定すべき設定項目は複数あり、ユーザーが各設定項目に設定値を設定する作業が煩雑であった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、制御装置とサーバーとがネットワークを介して接続されたシステムにおいて、制御装置とサーバーとがネットワークを介して通信する構成を利用して、設定項目への設定値の設定を簡易化することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のネットワークシステムは、制御装置と、前記制御装置とネットワークを介して接続されたサーバーとを備え、前記サーバーは、前記制御装置を識別する制御装置識別情報と、複数の設定項目についての前記設定項目及び設定値の組み合わせと、を対応付けた設定管理情報を記憶し、前記設定管理情報を記憶する際、所定の前記設定項目の前記設定値については、記憶する他の前記設定管理情報の当該所定の前記設定項目の前記設定値と異なる値となるように変更して記憶し、前記制御装置から前記制御装置識別情報を指定して、前記設定項目の前記設定値の送信の要求があった場合、指定された前記制御装置識別情報を含む前記設定管理情報に基づいて前記設定値を取得し、取得した前記設定値を送信し、前記制御装置は、前記サーバーから受信した前記設定値に基づいて、対応する前記設定項目に前記設定値を設定することを特徴とする。
本発明の構成によれば、制御装置とサーバーとがネットワークを介して接続されたシステムにおいて、制御装置とサーバーとがネットワークを介して通信する構成を利用して、設定項目への設定値の設定を簡易化できる。
また、本発明のネットワークシステムは、複数の前記制御装置がローカルネットワークに接続され、所定の前記設定項目は、前記ローカルネットワークに接続された複数の前記制御装置のそれぞれについて前記設定値の値を異ならせる必要のある前記設定項目であることを特徴とする。
本発明の構成によれば、ローカルネットワークに接続された複数の制御装置のそれぞれについて設定値の値を異ならせる必要のある設定項目について、異なる設定値を設定できる。
また、本発明のネットワークシステムは、前記制御装置は、前記設定項目に前記設定値を設定した場合、前記設定項目への前記設定値の設定が完了したことを示す情報、及び、前記設定項目に設定された前記設定値を含む設定完了通知情報を送信し、前記サーバーは、前記制御装置から受信した前記設定完了通知情報に基づいて、前記設定管理情報の前記設定項目の前記設定値を更新することを特徴とする。
本発明の構成によれば、制御装置における設定項目と設定値との組み合わせと、サーバーにおける設定項目と設定値との組み合わせとの同一性を維持できる。
また、本発明のネットワークシステムは、前記サーバーは、1の前記制御装置の前記設定管理情報について、少なくとも1つの前記設定項目の前記設定値に更新があった場合、更新が行われた前記設定項目を管理し、前記設定管理情報の更新後、当該1の前記制御装置から、前記制御装置識別情報を指定して、前記設定項目に対応する前記設定値の送信の要求があった場合、管理する更新が行われた前記設定項目の設定値を送信することを特徴とする。
本発明の構成によれば、サーバーから制御装置に送信するデータのデータ量を削減できる。
また、上記目的を達成するために、本発明は、制御装置と、前記制御装置とネットワークを介して接続されたサーバーとを備えるネットワークシステムの制御方法であって、前記サーバーは、前記制御装置を識別する制御装置識別情報と、複数の設定項目についての前記設定項目及び設定値の組み合わせと、を対応付けた設定管理情報を記憶し、前記設定管理情報を記憶する際、所定の前記設定項目の前記設定値については、記憶する他の前記設定管理情報の当該所定の前記設定項目の前記設定値と異なる値となるように変更して記憶し、前記制御装置から前記制御装置識別情報を指定して、前記設定項目の前記設定値の送信の要求があった場合、指定された前記制御装置識別情報を含む前記設定管理情報に基づいて前記設定値を取得し、取得した前記設定値を送信し、前記制御装置は、前記サーバーから受信した前記設定値に基づいて、対応する前記設定項目に前記設定値を設定することを特徴とする。
本発明の構成によれば、制御装置とサーバーとがネットワークを介して接続されたシステムにおいて、制御装置とサーバーとがネットワークを介して通信する構成を利用して、設定項目への設定値の設定を簡易化できる。
本実施形態に係るネットワークシステムの構成を示す図。 店舗システムの構成を示す図。 ネットワークシステムが備える各装置の機能的構成を示すブロック図。 POS端末、及び、店舗管理サーバーの動作を示すフローチャート。 会計用ユーザーインターフェースを示す図。 POS端末の動作を示すフローチャート。 POS端末、及び、店舗管理サーバーの動作を示すフローチャート。 POS端末、及び、店舗管理サーバーの動作を示すフローチャート。 POS端末、及び、店舗管理サーバーの動作を示すフローチャート。 POS端末、及び、メンテナンスサーバーの動作を示すフローチャート。 メンテナンスサーバーの動作を示すフローチャート。 POS端末設定情報管理データベースを示す図。 POS端末設定情報管理データベースを示す図。 POS端末、及び、メンテナンスサーバーの動作を示すフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るネットワークシステム1の構成を示す図である。
図1に示すように、ネットワークシステム1は、複数の店舗管理システム10(図1では、2つの第1店舗管理システム101、及び、第2店舗管理システム102)を備える。
店舗管理システム10は、スーパーマーケットや、コンビニエンスストア、デパート、飲食店等の店舗を運営する企業が利用するシステムである。図1において、第1店舗管理システム101は企業K1が利用するシステムであり、第2店舗管理システム102は企業K2が利用するシステムである。企業K1及び企業K2は、提携関係が全くない別の企業であり、第1店舗管理システム101と第2店舗管理システム102との間で情報の送受信は行われない。
本実施形態では、店舗は、商品を販売する施設であるものとする。ただし、店舗は、商品を販売する施設に限らず、飲食物や、所定のサービスを提供する施設等、会計が行われる施設であればよい。また、本実施形態では、店舗管理システム10を利用する主体は企業であるものとする。ただし、店舗管理システム10を利用する主体は企業に限らない。
店舗管理システム10は、1又は複数の店舗システム11と、店舗管理サーバー12とを備えており、各店舗システム11と、店舗管理サーバー12とは、インターネットを含んで構成されたグローバルネットワークGNを介して通信可能に接続される。
図2は、店舗システム11を示す図である。
店舗システム11は店舗ごとに設けられたシステムであり、後述するように会計を行う機能、及び、会計に応じてレシートを発行する機能を備える。
店舗システム11が適用される店舗には、顧客が会計を行なうレジカウンターLが設けられる。各レジカウンターLには、会計に応じてレシートを発行可能なPOS端末13(クライアント)が設けられる。POS端末13により発行されたレシートは、レジ担当者によって顧客に引き渡される。
POS端末13の構成、機能、及び、機能に基づく処理については後述する。
図2に示すように、店舗システム11は、ローカルネットワークLNを備える。
POS端末13は、LANに係る通信規格に従って、ローカルネットワークLNと接続する。POS端末13がローカルネットワークLNと接続する際に使用する通信規格は何でもよく、また、有線接続でも無線接続でもよい。
ローカルネットワークLNには、通信装置15が接続される。通信装置15は、ローカルネットワークLNと、グローバルネットワークGNとを接続するインターフェース装置である。通信装置15は、モデム(又は、ONU(Optical Network Unit))としての機能、ルーター機能、NAT(Network Address Translation)機能、及び、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバー機能等を有する。通信装置15は、ローカルネットワークLNに接続された機器と、グローバルネットワークGNに接続された機器との間で行われる通信に際し、機器間で送受信されるデータを転送する。なお、図1では、通信装置15を1つのブロックで表現するが、通信装置15は、機能に応じた複数の装置を有する構成でもよい。
POS端末13は、ローカルネットワークLNを介して、互いに通信可能である。
また、POS端末13は、ローカルネットワークLNの通信装置15を介して、グローバルネットワークGNにアクセスし、グローバルネットワークGNと接続する機器と通信可能である。
店舗管理サーバー12は、POS端末13、その他の機器をクライアントとする、クラウドシステムのクラウドサーバーである。
店舗管理サーバー12の構成、機能、及び、機能に基づく処理については、後述する。
図1に示すように、グローバルネットワークGNには、メンテナンスサーバー17(サーバー)が接続される。メンテナンスサーバー17は、POS端末13、その他の機器をクライアントとする、クラウドシステムのクラウドサーバーである。
メンテナンスサーバー17の構成、機能、及び、機能に基づく処理については、後述する。
なお、図1では、店舗管理サーバー12、及び、メンテナンスサーバー17を、それぞれ、1つのブロックによって表現するが、これは店舗管理サーバー12、及び、メンテナンスサーバー17が、それぞれ、単一のサーバー装置により構成されることを意味するものではない。例えば、店舗管理サーバー12、又は、メンテナンスサーバー17は、複数のサーバー装置を含んで構成されたものでもよく、分散系システムや、ホスト系システムの一部の機能により実現されるものでもよい。
図3は、ネットワークシステム1が備えるPOS端末13、店舗管理サーバー12、及び、メンテナンスサーバー17の機能的構成を示すブロック図である。
POS端末13は、ロール紙を収容し、ロール紙にライン型のサーマルヘッドによってドットを形成することにより画像を印刷するラインサーマルプリンターである。
図3に示すように、POS端末13は、制御装置制御部20と、印刷ユニット21(デバイス)と、制御装置記憶部22と、制御装置通信部23と、制御装置デバイス通信部24と、を備える。
制御装置制御部20は、図示しないCPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、POS端末13を制御する。
制御装置制御部20は、処理制御部201と、クライアント機能部202と、を備える。
処理制御部201は、POS端末13にインストールされたファームウェア、その他付随するプログラムに基づいて処理を実行する機能ブロックである。
クライアント機能部202は、POS端末13にインストールされたウェブブラウザー、その他付随するプログラムに基づいて処理を実行する機能ブロックである。
制御装置記憶部22は、不揮発性メモリーを備え、各種データを記憶する。
制御装置記憶部22は、後述する設定ファイル221を記憶する。
制御装置通信部23は、制御装置制御部20の制御で、ローカルネットワークLNにアクセスし、ローカルネットワークLNに接続された機器と通信する。
また、制御装置通信部23は、制御装置制御部20の制御で、ローカルネットワークLNの通信装置15を介してグローバルネットワークGNにアクセスし、グローバルネットワークGNに接続された機器と通信する。
制御装置デバイス通信部24は、USBの規格に従ったポートや、USB以外のシリアル通信規格に従ったポート、その他通信規格に従ったポートを有するインターフェースボードを備える。制御装置デバイス通信部24は、制御装置制御部20の制御で、ポートに接続されたデバイスと通信する。なお、制御装置デバイス通信部24が無線通信機能を備え、デバイスと無線通信する構成でもよい。
図3の例では、POS端末13の制御装置制御部20に、デバイスとして、バーコードスキャナーBS、カスタマーディスプレーCD、キャッシュドロアーKS、及び、タッチパネルTPが接続される。
また、POS端末13の制御装置制御部20には、デバイスとして、印刷ユニット21が接続される。
バーコードスキャナーBSは、商品や、商品の包装等に付されたバーコードを読み取り、読取結果を示すデータを制御装置デバイス通信部24に出力する。制御装置デバイス通信部24は、バーコードスキャナーBSから入力されたデータを、制御装置制御部20に出力する。
カスタマーディスプレーCDは、液晶ディスプレー等の表示装置であり、制御装置制御部20の制御で、画像を表示する。カスタマーディスプレーCDに表示された情報は、レジカウンターLで会計を行う顧客が視認できる。
キャッシュドロアーKSは、現金を収容するトレイや、トレイをロックする機構、トレイを引き出す機構等を備え、制御装置制御部20の制御で、ロックを解除し、トレイを引き出す。
タッチパネルTPは、液晶表示パネルや有機ELパネル等の表示パネルと、当該表示装置に重ねて設けられ、ユーザー(レジ担当者を含む。)のタッチ操作を検出するタッチセンサーと、を有する。タッチパネルTPは、レジカウンターLにおいて、レジ担当者が視認可能であり、タッチ操作可能な位置に設けられる。タッチパネルTPは、制御装置制御部20の制御で、表示パネルに画像を表示する。制御装置制御部20のクライアント機能部202は、所定の手段で取得したHTMLファイルに基づいて、タッチパネルTPにウェブページを表示可能である。また、タッチパネルTPは、ユーザーのタッチ操作を検出した場合、タッチ操作された位置を示す信号を制御装置制御部20に出力する。制御装置制御部20は、タッチパネルTPからの入力に基づいて、ユーザーのタッチ操作に対応する処理を実行する。
印刷ユニット21は、POS端末13の筐体に収容されたロール紙を搬送する搬送機構、サーマルヘッドによってロール紙にドットを形成し画像を印刷する印刷機構、カッターによってロール紙を切断する切断機構等を備える印刷装置である。
印刷ユニット21は、制御装置制御部20の制御で、搬送機構によりロール紙を搬送しつつ、印刷機構によりロール紙にレシートに係る画像を印刷し、切断機構により所定の位置でロール紙を切断して、レシートを発行する。
本実施形態では、印刷ユニット21は、POS端末13の筐体に収納される。しかしながら、POS端末13の筐体の外側で、POS端末13とは独立した装置として、印刷ユニット21がPOS端末13の制御装置制御部20に接続される構成でもよい。
図3に示すように、店舗管理サーバー12は、店舗管理サーバー制御部40と、店舗管理サーバー記憶部41と、店舗管理サーバー通信部42と、を備える。
店舗管理サーバー制御部40は、図示しないCPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、店舗管理サーバー12を制御する。
店舗管理サーバー制御部40は、会計関連処理実行部401を備える。
会計関連処理実行部401は、店舗管理サーバー12にインストールされたサーバーソフトウェアで動作する所定のウェブアプリケーション、その他付随するプログラムに基づいて処理を実行する機能ブロックである。
店舗管理サーバー記憶部41は、図示しないハードディスクや、EEPROM等の不揮発性メモリーを備え、各種データを記憶する。
店舗管理サーバー記憶部41は、商品マスター411を記憶する。商品マスター411は、店舗で販売される商品について、商品の商品コードと、商品の単価と、その他の商品に関する情報とを対応付けて記憶する。
店舗管理サーバー記憶部41は、会計情報管理データベース412を記憶する。会計情報管理データベース412については後述する。
図3に示すように、メンテナンスサーバー17は、メンテナンスサーバー制御部50と、メンテナンスサーバー記憶部51と、メンテナンスサーバー通信部52とを備える。
メンテナンスサーバー制御部50は、図示しないCPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、メンテナンスサーバー17を制御する。
メンテナンスサーバー記憶部51は、図示しないハードディスクや、EEPROM等の不揮発性メモリーを備え、各種データを記憶する。
メンテナンスサーバー記憶部51は、エラー管理データベース511、及び、POS端末設定情報管理データベース512を記憶する。これらデータベースについては後述する。
メンテナンスサーバー通信部52は、メンテナンスサーバー制御部50の制御で、グローバルネットワークGNにアクセスし、当該ネットワークと接続する機器(POS端末13を含む。)と通信する。
次に、店舗に設置されたPOS端末13の電源がオンされた場合の、POS端末13の動作について説明する。
図4は、電源がオンされた場合のPOS端末13、及び、店舗管理サーバー12の動作を示すフローチャートである。図4(A)はPOS端末13の動作を示し、(B)は店舗管理サーバー12の動作を示す。
レジ担当者は、POS端末13の電源をオンする(ステップS1)。本例では、POS端末13は、レジカウンターLに設置された状態であり、レジ担当者は、例えば、店舗の開店時にPOS端末13の電源をオンする。本実施形態では、POS端末13の電源のオンに応じて、自動で、ブラウザーが起動する。
図4(A)に示すように、ブラウザーの起動に応じて、POS端末13のクライアント機能部202は、店舗管理サーバー12の所定のURLにアクセスする(ステップSA1)。店舗管理サーバー12のURLや、店舗管理サーバー12との通信で送受信するデータのフォーマット、その他の店舗管理サーバー12との間で通信を行うのに必要な情報は、POS端末13に予め登録される。
図4(B)に示すように、POS端末13からの所定のURLへのアクセスに応じて、店舗管理サーバー12の会計関連処理実行部401は、店舗管理サーバー通信部42を制御して、所定のHTMLファイルをPOS端末13に送信する(ステップSB1)。所定のHTMLファイルは、少なくとも後述する会計用ユーザーインターフェース60を表示させる機能を有するHTMLファイルである。
図4(A)に示すように、POS端末13のクライアント機能部202は、制御装置通信部23を制御して、所定のHTMLファイルを受信し、取得する(ステップSA2)。
次いで、クライアント機能部202は、取得した所定のHTMLファイルを実行して、会計用ユーザーインターフェース60(図5)をタッチパネルTPに表示する(ステップSA3)。
図5は、タッチパネルTPに表示された会計用ユーザーインターフェース60の一例を示す図である。
図5の会計用ユーザーインターフェース60において、左上部には、顧客が購入した商品の商品名、商品の単価、及び、商品の数量が一覧表示される一覧表示エリア61が設けられる。一覧表示エリア61の右方には、顧客が購入した商品の合計金額、会計に際して顧客から預かった貨幣の金額、及び、顧客に渡す釣銭の金額が表示される金額表示エリア62が設けられる。
一覧表示エリア61の下方には、バーコードスキャナーBSによって読み取られたバーコードの情報(以下、「バーコード情報」という。)が表示されるバーコード情報表示エリア63が設けられる。バーコード情報は、基本的には、商品に割り当てられた商品コードである。
バーコード情報表示エリア63の右方には、ソフトウェアテンキー64が設けられる。ソフトウェアテンキー64は、会計を確定する確定キー641、及び、小計(顧客が購入した商品の合計金額の計算)を指示する小計キー642を有する。
以後、レジカウンターLにおいて、レジ担当者は、会計用ユーザーインターフェース60を用いて、会計を行う。
このように、POS端末13の電源のオンに応じて、POS端末13のタッチパネルTPにレジカウンターLで行われる会計(業務)で使用する会計用ユーザーインターフェース60が自動で表示される。このため、レジ担当者は、POS端末13の電源のオン時に、店舗管理サーバー12のURLへの入力等の作業を行う必要がなく、レジ担当者の作業効率が良く、利便性が高い。
次に、レジカウンターLでの会計に応じてPOS端末13が行う会計処理について詳述する。
図6は、会計処理の実行時のPOS端末13の動作を示すフローチャートである。
図6に示すように、会計処理において、POS端末13の制御装置制御部20のクライアント機能部202は、商品情報取得処理を実行する(ステップSC1)。
商品情報取得処理において、クライアント機能部202は、顧客が購入した商品ごとに、店舗管理サーバー12と通信して、商品の商品名、及び、商品の単価(以下、「商品関連情報」という。)を取得し、取得した商品関連情報に基づく処理を実行する。以下、商品情報取得処理について詳述する。
図7は、商品情報取得処理の実行時のPOS端末13の動作、及び、店舗管理サーバー12の動作を示すフローチャートである。図7(A)は、POS端末13の動作を示し、図7(B)は、店舗管理サーバー12の動作を示す。
レジカウンターLにおける会計において、レジ担当者は、バーコードスキャナーBSによって、顧客が購入する商品や商品の包装等に付されたバーコードを読み取る(ステップS2)。バーコードの読み取りに応じて、バーコードスキャナーBSは、読取結果に基づくデータ(以下、「読取結果データ」という。)を、バーコードスキャナーBSが接続されたポートを介して、POS端末13の制御装置デバイス通信部24に出力する。制御装置デバイス通信部24は、読取結果データを、制御装置制御部20に出力する。
読取結果データは、商品の商品コードを示す情報を含むデータである。
図7(A)に示すように、POS端末13の制御装置制御部20のクライアント機能部202は、制御装置デバイス通信部24からの入力に基づいて、読取結果データを取得する(ステップSD1)。
次いで、クライアント機能部202は、読取結果データに基づいて、商品コードを取得する(ステップSD2)。
次いで、クライアント機能部202は、会計用ユーザーインターフェース60のバーコード情報表示エリア63にステップSD2で取得した商品コードを表示する(ステップSD3)。
次いで、クライアント機能部202は、制御装置通信部23を制御して、ステップSD2で取得した商品コードの商品の商品名、及び、商品の単価を問い合わせるデータ(以下、「商品情報要求データ」という。)を、店舗管理サーバー12に送信する(ステップSD4)。
図7(B)に示すように、店舗管理サーバー12の店舗管理サーバー制御部40の会計関連処理実行部401は、店舗管理サーバー通信部42を制御して、商品情報要求データを受信する(ステップSE1)。
次いで、会計関連処理実行部401は、受信した商品情報要求データに基づいて、商品コードを取得し、店舗管理サーバー記憶部41が記憶する商品マスター411を参照し、取得した商品コードの商品の商品名、及び、商品の単価を取得する(ステップSE2)。
ステップSE2の処理は、店舗管理サーバー12(サーバー)によるリクエストに対応する処理に相当する。
次いで、会計関連処理実行部401は、店舗管理サーバー通信部42を制御して、ステップSE2で取得した商品の商品名、及び、商品の単価を示す商品情報応答データをPOS端末13に送信する(ステップSE3)。
商品情報応答データはレスポンスに対応し、ステップSE3の処理は、リクエストに対応する処理の処理結果を示すレスポンスを送信する処理に相当する。
図7(A)に示すように、POS端末13の制御装置制御部20のクライアント機能部202は、制御装置通信部23を制御して、商品情報応答データを受信する(ステップSD5)。
次いで、クライアント機能部202は、受信した商品情報応答データに基づいて、商品の商品名、及び、商品の単価を取得し、会計用ユーザーインターフェース60の一覧表示エリア61の対応する領域に、商品の商品名、商品の単価、及び、商品の数量の組み合わせを表示する(ステップSD6)。
商品情報取得処理において、顧客が購入する商品のそれぞれについて、レジ担当者によりバーコードスキャナーBSによるバーコードの読み取りが行われ、バーコードの読み取りに応じて、POS端末13、及び、店舗管理サーバー12により図7のフローチャートで示す処理が実行される。
全ての商品のバーコードの読み取り、及び、読み取りに応じた各装置の処理が完了すると、図6のステップSC1の商品情報取得処理が完了する。
全ての商品のバーコードの読み取り、及び、読み取りに応じた各装置の処理が完了すると、一覧表示エリア61に、顧客が購入する商品の商品名、単価、及び、数量の組み合わせが一覧表示された状態となる。
図6に示すように、ステップSC1の商品情報取得処理の実行後、クライアント機能部202は、会計金額取得処理を実行する(ステップSC2)。ステップSC2の会計金額取得処理において、クライアント機能部202は、顧客が購入した商品の合計金額を取得し、顧客の支払いに応じて顧客に渡す釣銭の金額を取得する。以下、会計金額取得処理について詳述する。
図8は、会計金額取得処理の実行時のPOS端末13の動作、及び、対応する店舗管理サーバー12の動作を示すフローチャートである。図8(A)は、POS端末13の動作を示し、図8(B)は、店舗管理サーバー12の動作を示す。
全ての商品のバーコードの読み取りが完了すると、レジ担当者は、ソフトウェアテンキー64の小計キー642を操作する(ステップS3)。
図8(A)に示すように、小計キー642が操作されたことを検出すると、POS端末13の制御装置制御部20のクライアント機能部202は、小計の計算を要求する小計計算要求データを生成し、制御装置通信部23を制御して、店舗管理サーバー12に送信する(ステップSF1)。小計計算要求データの送信に応じて、クライアント機能部202は、経過時間の計測を開始する。
図8(B)に示すように、店舗管理サーバー12の会計関連処理実行部401は、店舗管理サーバー通信部42を制御して、小計計算要求データを受信する(ステップSG1)。
次いで、会計関連処理実行部401は、受信した小計計算要求データに基づいて、小計を計算する(ステップSG2)。なお、会計関連処理実行部401は、POS端末13から受信した商品情報応答要求データ、その他付随するデータに基づいて、顧客が購入した商品の商品コードを管理する。ステップSG2において、会計関連処理実行部401は、管理する商品コードに基づいて、適宜、商品マスター411を参照し、小計(顧客が購入した商品の合計金額)を計算する。小計を計算する方法は、上述した方法に限らず、どのような方法でもよい。
次いで、会計関連処理実行部401は、計算した小計を示す小計応答データをPOS端末13に送信する(ステップSG3)。
図8(A)に示すように、POS端末13の制御装置制御部20のクライアント機能部202は、制御装置通信部23を制御して、小計応答データを受信する(ステップSF2)。
次いで、クライアント機能部202は、受信した小計応答データに基づいて、金額表示エリア62の対応する領域に、小計(顧客が購入した商品の合計金額)を表示する(ステップSF3)。
小計が金額表示エリア62に表示されると、顧客は、金銭をレジ担当者に引き渡す。レジ担当者は、顧客から金銭を受け取り、ソフトウェアテンキー64に受け取った金銭の額を入力し、確定キー641を操作する(ステップS4)。確定キー641が操作されたことを検出すると、クライアント機能部202は、顧客から受け取った金銭の額を金額表示エリア62の対応する領域に表示する。
さらに、確定キー641が操作されたことを検出すると、クライアント機能部202は、釣銭の額の計算を要求する釣銭計算要求データを店舗管理サーバー12に送信する(ステップSF4)。釣銭計算要求データの送信に応じて、クライアント機能部202は、経過時間の計測を開始する。
図8(B)に示すように、店舗管理サーバー12の会計関連処理実行部401は、店舗管理サーバー通信部42を制御して、釣銭計算要求データを受信する(ステップSG4)。
次いで、会計関連処理実行部401は、釣銭の額を計算する(ステップSG5)。
次いで、会計関連処理実行部401は、計算した釣銭の額を示す釣銭応答データをPOS端末13に送信する(ステップSG6)。
図8(A)に示すように、POS端末13のクライアント機能部202は、制御装置通信部23を制御して、釣銭応答データを受信する(ステップSF5)。
次いで、クライアント機能部202は、受信した釣銭応答データに基づいて、金額表示エリア62の対応する領域に、釣銭の額を表示する(ステップSF6)。
レジ担当者は、金額表示エリア62に表示された釣銭の額に基づいて、顧客に対して釣銭を引き渡す。
以上のように、ステップSC2の会計金額取得処理において、クライアント機能部202は、顧客が購入した商品の合計金額を取得し、顧客の支払いに応じて顧客に渡す釣銭の金額を取得する。
図6に示すように、会計金額取得処理の実行後、クライアント機能部202は、レシート発行処理を実行する(ステップSC3)。ステップSC3のレシート発行処理において、クライアント機能部202は、店舗管理サーバー12と通信し、顧客が購入した商品に関する情報や、顧客が購入した商品の合計金額を示す情報等が印刷されたレシートを発行する。以下、レシート発行処理について詳述する。
図9は、レシート発行処理の実行時のPOS端末13の動作、及び、店舗管理サーバー12の動作を示すフローチャートである。図9(A)はPOS端末13の動作を示し、図9(B)は店舗管理サーバー12の動作を示す。
図9(A)に示すように、会計金額取得処理が終了すると、POS端末13の制御装置制御部20のクライアント機能部202は、会計情報を取得する(ステップSH1)。
会計情報は、会計ごとに一意に付与される識別情報(以下、「会計識別情報」という。)と、顧客が購入した商品のそれぞれの商品コード、商品名、単価、数量の組み合わせを示す情報(以下、「購入商品情報」という。)と、合計購入金額(小計)、顧客から受け取った貨幣の金額、及び、顧客に引き渡した釣銭の金額を示す情報(以下、「会計金額情報」という。)と、会計が行われた時刻を示す情報(以下、「会計時刻情報」という。)と、会計が行われた店舗の識別情報である店舗識別情報と、を含む情報である。
なお、会計中、クライアント機能部202は、購入商品情報に含まれる情報、及び、会計金額情報に含まれる情報を、所定の記憶領域に記憶する。ステップSH1において、クライアント機能部202は、当該所定の記憶領域に記憶した情報に基づいて、購入商品情報、及び、会計金額情報を取得する。
また、会計時刻情報が示す会計が行われた時刻は、確定キー641が操作された時刻である。会計時刻情報が示す会計が行われた時刻は、確定キー641が操作された時刻に限らず、会計に際して1つ目の商品のバーコードが読み取られた時刻等、会計に由来する時刻であればよい。
また、クライアント機能部202は、会計に応じて、会計識別情報を生成する機能を有し、当該機能に基づいて、会計識別情報を生成する。会計識別情報の値は、各店舗で行われる会計のそれぞれについて、一意な値とされる。
会計情報の取得後、クライアント機能部202は、制御装置通信部23を制御して、取得した会計情報を示す会計情報データを店舗管理サーバー12に送信する(ステップSH2)。
図9(B)に示すように、店舗管理サーバー12の店舗管理サーバー制御部40の会計関連処理実行部401は、店舗管理サーバー通信部42を制御して、会計情報データを受信する(ステップSI1)。
次いで、会計関連処理実行部401は、受信した会計情報データが示す会計情報に基づいて、所定のレイアウトのレシートの発行を指示する記録データを生成する(ステップSI2)。
記録データは、所定のレイアウトに従って、いわゆるトップロゴや、ボトムロゴ、会計識別情報、会計が行われた時刻、顧客が購入した商品の商品名、単価、数量、合計購入金額、顧客から受け取った貨幣の金額、顧客に引き渡した釣銭の金額等が記録されたレシートの発行を指示する制御データである。記録データは、XMLのフォーマットに従って情報が記述されたXMLドキュメントである。
次いで、会計関連処理実行部401は、店舗管理サーバー通信部42を制御して、生成した記録データを、POS端末13に送信する(ステップSI3)。
また、会計関連処理実行部401は、ステップSI1で会計情報データを受信した後、店舗管理サーバー記憶部41が記憶する会計情報管理データベース412にアクセスする(ステップSI4)。
会計情報管理データベース412の1件のレコードは、会計識別情報と、購入商品情報と、会計金額情報と、会計時刻情報と、店舗識別情報と、を関連付けて記憶する。
次いで、ステップSI1で受信した会計情報データに基づいて、会計情報管理データベース412に、会計識別情報と、購入商品情報と、会計金額情報と、会計時刻情報と、店舗識別情報とを関連付けた1件のレコードを生成する(ステップSI5)。
このように、店舗管理サーバー12は、会計に応じた会計情報を累積的に記憶する。これにより、店舗ごとの売上や、店舗における商品ごとの売り上げを管理できる。
図9(A)に示すように、POS端末13の制御装置制御部20のクライアント機能部202は、制御装置通信部23を制御して記録データを受信する(ステップSH3)。
次いで、クライアント機能部202は、XMLドキュメントの記録データに基づいて、処理制御部201が対応するコマンド体系の記録コマンドを生成する(ステップSH4)。クライアント機能部202は、生成した記録コマンドを処理制御部201に出力する。
次いで、処理制御部201は、生成した記録コマンドに基づいて、印刷ユニット21を制御して、レシートを発行する(ステップSH5)。
ステップSH5で発行されたレシートは、レジ担当者により、顧客に引き渡される。
以上のように、本実施形態では、会計に応じて、POS端末13が、店舗管理サーバー12の機能を利用して会計処理を行ってレシートを発行する。また、店舗管理サーバー12は、会計処理に基づく会計情報を累積に記憶する。
次に、メンテナンスサーバー17について説明する。
メンテナンスサーバー17は、店舗管理システム10を利用する企業にかかわらず店舗管理システム10の店舗システム11が備えるPOS端末13の状態を管理する機能を有する。また、メンテナンスサーバー17は、店舗システム11のPOS端末13の保守を担当する者(以下、「保守担当者」という。)や、店舗管理システム10の関係者等に対して、POS端末13の状態に関する有益な情報を提供する機能を有する。
以下、POS端末13の状態を管理する際のメンテナンスサーバー17の動作について説明する。
図10は、メンテナンスサーバー17がPOS端末13の状態を管理するときの、POS端末13、及び、メンテナンスサーバー17の動作を示すフローチャートである。図10(A)はPOS端末13の動作を示す、(B)はメンテナンスサーバー17の動作を示す。
図10(A)に示すように、POS端末13のクライアント機能部202は、制御装置通信部23を制御して、ログデータを生成し、メンテナンスサーバー17に送信する(ステップSJ1)。
ログデータは、監視項目の状態を表すステータス情報データを有するデータである。
監視項目とは、POS端末13において、状態を監視し、ログを取る対象とすることが事前に定められた項目のことである。本実施形態では、監視項目として、監視項目:RAM使用率、監視項目:CPU使用率、及び、監視項目:データ転送速度がある。
監視項目:RAM使用率は、RAMの使用率(以下、「RAM使用率」という。)に関する監視項目である。
監視項目:CPU使用率は、CPUの使用率(以下、「CPU使用率」という。)に関する監視項目である。
監視項目:データ転送速度は、データ転送速度に関する監視項目である。データ転送速度とは、グローバルネットワークGNを介して送信可能な単位時間あたりのデータのデータ量である。
ここで、処理制御部201は、各監視項目についてログを取り、図示しないログファイルに記述する機能を有する。
詳述すると、処理制御部201は、監視項目:RAM使用率について、所定の手段により、所定の間隔でRAM使用率を取得し、取得したRAM使用率を示す情報と、取得した日時(日付+時刻)を示す情報とを対応付けて、ログファイルに記録する。この結果、RAM使用率に関し、ログファイルには、RAM使用率情報が、日時を示す情報と共に、時系列で記録される。
また、処理制御部201は、監視項目:CPU使用率について、所定の手段により、所定の間隔でCPU使用率を取得し、取得したCPU使用率を示す情報と、取得した日時(日付+時刻)を示す情報とを対応付けて、ログファイルに記録する。この結果、CPU使用率に関し、ログファイルには、CPU使用率を示す情報が、日時を示す情報と共に、時系列で記録される。
また、処理制御部201は、監視項目:データ転送速度について、所定の手段により、所定の間隔でデータ転送速度を取得し、取得したデータ転送速度を示す情報と、取得した日時(日付+時刻)を示す情報とを対応付けて、ログファイルに記録する。この結果、監視項目:データ転送速度に関し、ログファイルには、データ転送速度を示す情報が、日時を示す情報と共に、時系列で記録される。
なお、本実施形態における監視項目は、あくまで一例である。例えば、監視項目として、正常に通信を行うことができない状態である通信エラーに関する監視項目、正常に印刷を行うことができない状態であるプリンターエラーに関する監視項目、メモリーの状態に関する監視項目、印刷機構、切断機構、搬送機構、その他の機構の状態に関する監視項目、CPUの割り当てが行われる動作プロセスに関する監視項目、及び、POS端末13に接続されたデバイスに関する監視項目等の他の監視項目が存在してもよい。
ステップSJ1において、クライアント機能部202は、ログファイルを参照する。次いで、クライアント機能部202は、ログファイルに記述された監視項目:RAM使用率の情報を取得する。次いで、クライアント機能部202は、取得した情報に基づいて、RAM使用率を示す情報と、RAM使用率を取得した日時を示す情報とを含むRAM使用率状態情報を生成する。次いで、クライアント機能部202は、監視項目:RAM使用率を識別するRAM使用率識別情報と、生成したRAM使用率状態情報とを有するスタータス情報データ(以下、監視項目:RAM使用率に係るステータス情報データを「RAM使用率ステータス情報データ」という。)を生成する。
同様にして、クライアント機能部202は、監視項目:CPU使用率に関し、監視項目:CPU使用率を識別するCPU使用率識別情報と、CPU使用率を示すCPU使用率状態情報と、CPU使用率を取得した日時を示す情報とを有するステータス情報データ(以下、監視項目:CPU使用率に係るステータス情報データを「CPU使用率ステータス情報データ」という。)を生成する。
また、クライアント機能部202は、監視項目:データ転送速度に関し、監視項目:データ転送速度を識別するデータ転送速度識別情報と、データ転送速度を示すデータ転送速度状態情報と、データ転送速度を取得した日時を示す情報とを有するステータス情報データ(以下、監視項目:データ転送速度に係るステータス情報データを「データ転送速度ステータス情報データ」という。)を生成する。
次いで、クライアント機能部202は、POS端末13が設けられた店舗を識別する店舗識別情報と、POS端末13を識別するPOS端末識別情報と、監視項目ごとに生成したステータス情報データを含むログデータを生成する。
POS端末識別情報は、例えば、POS端末13の製造段階で割り当てられるシリアル番号である。
次いで、クライアント機能部202は、生成したログデータを、メンテナンスサーバー17に送信する。
なお、クライアント機能部202は、ステップSJ1の処理を所定の間隔をあけて定期的に実行する。例えば、クライアント機能部202は、5分毎に、ステップSJ1の処理を実行する。この結果、POS端末13からメンテナンスサーバー17に対して、所定の間隔をあけて定期的にログデータの送信が行われる。
図10(B)に示すように、メンテナンスサーバー17のメンテナンスサーバー制御部50は、メンテナンスサーバー通信部52を制御して、POS端末13が送信したログデータを受信する(ステップSK1)。
次いで、メンテナンスサーバー制御部50は、受信したログデータに含まれる店舗識別情報、及び、POS端末識別情報を取得する(ステップSK2)。
次いで、メンテナンスサーバー制御部50は、ログデータに含まれるステータス情報データのうち、以下のステップSK4の処理を実行していない1つのステータス情報データを取得する(ステップSK3)。
次いで、メンテナンスサーバー制御部50は、ステップSK3で取得したステータス情報データに基づいて、対応する監視項目の状態がエラー状態であるか否かを判別する(ステップSK4)。
ここで、エラー状態とは、障害が発生し、対応する処置を行う必要がある状態を意味する。そして、監視項目ごとに、監視項目の状態をエラー状態であると判別するための条件が予め定められ登録される。
ステップSK4において、メンテナンスサーバー制御部50は、ステータス情報データに基づいて、対応する監視項目について、監視項目の状態をエラー状態であると判別するための条件を満たすか否かを判別する。条件を満たす場合、メンテナンスサーバー制御部50は、監視項目の状態がエラー状態であると判別する。
例えば、ステップSK3で取得したステータス情報に対応する監視項目が監視項目:RAM使用率の場合、ステップSK4において、メンテナンスサーバー制御部50は、以下の処理を実行する。ここで、監視項目:RAM使用率の状態をエラー状態であると判別するための条件は、RAM使用率の値と、所定の閾値とが所定の関係となった場合に成立する条件とされる。エラー状態と判別する条件は、例えば、RAM使用率が所定の閾値を上回ることであり、また例えば、RAM使用率の増加又は低下のペースが所定の閾値を上回ることである。ここで閾値を上回るとは、例えば、RAM使用率が瞬間的に閾値を上回ることに加え、RAM使用率が閾値を超えた状態が所定期間継続する状態にある場合も含む。監視項目:RAM使用率に関し、メンテナンスサーバー制御部50は、RAM使用率ステータス情報データに基づいて、監視項目:RAM使用率に係る条件を満たすか否かを判別し、満たす場合は、監視項目:RAM使用率の状態がエラー状態であると判別する。
ステップSK4において、監視項目の状態がエラー状態であると判別した場合、メンテナンスサーバー制御部50は、エラー管理データベース511(店舗システム情報)にエラー管理情報を登録する(ステップSK5)。
エラー管理データベース511は、エラー状態となった監視項目ごとに、エラー管理情報を記憶するデータベースである。
エラー管理情報とは、店舗識別情報と、POS端末識別情報と、ステータス情報データとを含む情報である。
ステップSK5において、メンテナンスサーバー制御部50は、ステップSK2で取得した店舗識別情報、及び、POS端末識別情報と、ステップSK3で取得したステータス情報データとを含むエラー管理情報を生成する。次いで、メンテナンスサーバー制御部50は、生成したエラー管理情報を、エラー管理データベース511に登録する。
ここで、エラー管理データベース511が記憶するエラー管理情報は、対応するPOS端末13の対応する監視項目のエラー状態が解消した場合、所定の手段によって、削除される。この結果、エラー管理データベース511は、エラー状態となった後、エラー状態が未解消の監視項目に係るエラー管理情報が記憶された状態となる。
ステップSK5の処理後、メンテナンスサーバー制御部50は、処理手順をステップSK6に移行する。
一方、ステップSK4において、ステップSK3で取得したステータス情報データに対応する監視項目の状態がエラー状態でないと判別した場合(ステップSK4:NO)、メンテナンスサーバー制御部50は、処理手順をステップSK6へ移行する。
ステップSK6において、メンテナンスサーバー制御部50は、ログデータに含まれるステータス情報データのうち、ステップSK4以下の処理を未実行のステータス情報データが存在するか否かを判別する(ステップSK6)。未処理のステータス情報データが存在する場合(ステップSK6:YES)、メンテナンスサーバー制御部50は、処理手順をステップSK3へ移行する。未処理のステータス情報データが存在しない場合(ステップSK6:NO)、メンテナンスサーバー制御部50は、処理を終了する。
以上のようにしてエラー管理データベース511に記憶されたエラー管理情報に基づいて、メンテナンスサーバー17のメンテナンスサーバー制御部50は、保守担当者、企業の関係者、その他の権限を有する者に、POS端末13の状態に関する有益な情報を提供する。
詳述すると、メンテナンスサーバー制御部50は、POS端末識別情報を入力可能な所定のユーザーインターフェースを提供する。保守担当者等は、当該ユーザーインターフェースに、状態に関する情報を取得することを望むPOS端末13のPOS端末識別情報を入力する。メンテナンスサーバー制御部50は、必要な認証を行ったうえで、当該ユーザーインターフェースに入力されたPOS端末識別情報を取得する。次いで、メンテナンスサーバー制御部50は、エラー管理データベース511から、取得したPOS端末識別情報を有するエラー管理情報を特定する。次いで、メンテナンスサーバー制御部50は、特定したエラー管理情報が有するステータス情報データに基づいて、対応する監視項目に関する情報が表示されたユーザーインターフェースを提供する。保守担当者等は、当該ユーザーインターフェースを参照することにより、特定のPOS端末13について、エラー状態の監視項目に関するステータス情報データに基づく情報を取得することができる。
ところで、POS端末13の制御装置記憶部22は、設定ファイル221を記憶する。
設定ファイル221には、印刷ユニット21を含むPOS端末13が有する機構に関する設定項目や、通信に関する設定項目、POS端末13の識別に関する設定項目等の各種設定項目について、設定項目と設定値との組み合わせが記述される。
以下の説明では、設定項目と設定値との組み合わせを設定情報という。
本実施形態では、POS端末13が有する機構に関する設定項目として、少なくとも、設定項目:印刷速度がある。設定項目:印刷速度には、設定値として、高速を示す値を有する設定値、中速を示す値を有する設定値、又は、低速を示す値を有する設定値が設定される。
また、通信に関する設定項目として、少なくとも、設定項目:IPアドレス、設定項目:デフォルトゲートウェイアドレス、設定項目:DNS(Domain Name System)サーバーアドレスがある。
設定項目:IPアドレスには、POS端末13のIPアドレスを示す設定値(以下、設定としてのIPアドレスを「IPアドレス値」という。)が設定される。
設定項目:デフォルトゲートウェイアドレスには、デフォルトゲートウェイのアドレスを示す設定値(以下、設定値としてのデフォルトゲートウェイのアドレスを「デフォルトゲートウェイアドレス値」という。)が設定される。
設定項目:DNSサーバーアドレスには、DNSサーバーのアドレスを示す設定値(以下、設定値としてのDNSサーバーのアドレスを「DNSサーバーアドレス値」という。)が設定される。
また、POS端末13の識別に関する設定項目として、少なくとも、設定項目:POS端末番号がある。
設定項目:POS端末番号には、POS端末番号を示す設定値(以下、設定値としてのPOS端末番号を「POS端末番号値」という。)が設定される。
POS端末番号とは、店舗システム11のローカルネットワークLNに接続するPOS端末13の識別に利用する情報である。POS端末番号は、店舗システム11が有するPOS端末13のそれぞれ(ローカルネットワークLNに接続するPOS端末13のそれぞれ)で異なる値である必要があるが、1の店舗システム11の1のPOS端末13のPOS端末番号と、他の店舗システム11の他のPOS端末13のPOS端末番号とで、値が異なった状態である必要はない。
なお、本実施形態で挙げる設定項目は、複数の設定項目のうちの一部を例示したものであり、通常、設定ファイル221には、本実施形態で例示する設定項目以外の設定項目に係る設定情報が記述される。
例えば、POS端末13が有する機構に関する設定項目として、印刷濃度に関する設定項目があってもよい。また例えば、通信に関する設定項目として、無線通信に係るSSIDやパスキーに関する設定項目があってもよく、プロキシサーバーに係る設定項目があってもよい。
特に本実施形態では、POS端末13は、適宜、店舗管理サーバー12や、メンテナンスサーバー17にアクセスするが、これらサーバーへのアクセスに関する設定情報も設定ファイル221に記述される。
POS端末13の制御装置制御部20は、設定ファイル221に記述された設定情報に基づいて処理を実行する。例えば、制御装置制御部20は、設定ファイル221に記述されたPOS端末13が有する機構に関する設定項目の設定値に基づいて、印刷ユニット21を制御して、レシートを発行する。また例えば、制御装置制御部20は、設定ファイル221に記述された通信に関する設定項目の設定値に基づいて、制御装置通信部23を制御して、ローカルネットワークLNに接続する他のPOS端末13や、店舗管理サーバー12と通信する。
このように、POS端末13は、設定ファイル221に記述された設定情報に基づいて各種処理を実行する。従って、POS端末13を業務で使用するためには、設定ファイル221における各設定項目に、適切な設定値を設定する必要がある。従来は、各POS端末13に、個別に、設定項目への設定値の設定を行ったが、この場合、作業が煩雑であった。
以上を踏まえ、本実施形態に係るメンテナンスサーバー17、及び、POS端末13は、設定項目への設定値の設定に関し、以下の処理を実行する。
図11は、店舗に店舗システム11を構築する際のメンテナンスサーバー17の動作を示すフローチャートである。
メンテナンスサーバー17は、店舗システム11を店舗に構築するために、店舗システム11に導入する各POS端末13の設定項目に設定値を設定する前に、図11のフローチャートで示す処理を実行する。
図11に示すように、メンテナンスサーバー17のメンテナンスサーバー制御部50は、対応する店舗(店舗システム11を構築する店舗)のPOS端末設定情報管理データベース512を参照し、ステップSL2以下の処理を実行する対象とするPOS端末関連情報を特定する(ステップSL1)。
以下、ステップSL1で特定したPOS端末関連情報を、「対象POS端末関連情報」という。
以下、ステップSL1の処理について詳述する。
図12(A)は、POS端末設定情報管理データベース512の内容を模式的に示す図である。図12(B)は、POS端末設定情報管理データベース512の1件のレコード(設定管理情報)の内容を示す図である。
メンテナンスサーバー記憶部51には、企業にかかわらず、店舗ごとに、POS端末設定情報管理データベース512が記憶される。すなわち、メンテナンスサーバー記憶部51には、各店舗のPOS端末設定情報管理データベース512が記憶される。ステップSL1において、メンテナンスサーバー制御部50は、店舗システム11を構築する店舗のPOS端末設定情報管理データベース512を参照する。店舗に店舗システム11を構築する際に、当該店舗に対応するPOS端末設定情報管理データベース512が、保守担当者、その他の権限を有する者によりメンテナンスサーバー記憶部51に記憶される。
図12(A)に示すように、POS端末設定情報管理データベース512は、店舗システム11に導入されるPOS端末13ごとに、POS端末関連情報を有する。また、POS端末関連情報は、設定項目ごとに設定管理情報を有する。
図12(B)に示すように、設定管理情報は、POS端末識別情報と、設定成功/失敗情報と、更新有無情報と、設定項目と、設定値とを有する。
設定成功/失敗情報は、過去にPOS端末関連情報に基づく設定項目への設定値の設定が行われ、設定が成功したことを示す値(以下、「成功値」という。各図では、「1」と表現する。)と、過去にPOS端末関連情報に基づく設定項目への設定値の設定が行われていないか、又は、設定項目への設定値の設定が試みられたものの失敗したことを示す値(以下、「失敗値」という。各図では、「0」と表現する。)と、のいずれかの値をとる。設定成功/失敗情報については、後に詳述する。
更新有無情報は、対応する設定項目について、直近に行われたPOS端末関連情報に基づく設定項目への設定値の設定後に、設定値の更新が行われたことを示す値(以下、「更新有値」という。各図では、「1」と表現する。)と、過去にPOS端末関連情報に基づく設定項目への設定値の設定が行われていないか、又は、直近に行われたPOS端末関連情報に基づく設定項目への設定値の設定後に、設定値の更新が行われてないことを示す値「以下、「更新無値」という。各図では、「0」と表現する。」と、のいずれかの値を取る。更新有無情報については、後に詳述する。
保守担当者等は、所定の手段で、POS端末設定情報管理データベース512に、店舗システム11に導入されるPOS端末13のそれぞれについて、POS端末関連情報(各POS端末13の各設定項目の設定管理情報)を登録する。
図12(A)は、初期状態のPOS端末設定情報管理データベース512の内容を示す。
図12(A)に示すように、各POS端末関連情報において、それぞれの設定管理情報のPOS端末識別情報の値は、対応するPOS端末13のPOS端末識別情報の値とされる。
また、各POS端末関連情報において、それぞれの設定管理情報の設定成功/失敗情報の値は、初期値である失敗値とされる。
また、各POS端末関連情報において、それぞれの設定管理情報の更新有無情報の値は、初期値である更新無値とされる。
また、各POS端末関連情報において、それぞれの設定管理情報の設定項目の値は、対応する設定項目の値(設定項目名)とされる。
また、各POS端末関連情報において、それぞれの設定管理情報の設定値の値は、初期値であるヌル値とされる。後に明らかとなるとおり、ステップSL2以下の処理では、コピー元データ(後述)に基づいて、各設定管理情報の設定値が更新される。
ステップSL1において、メンテナンスサーバー制御部50は、対応する店舗のPOS端末設定情報管理データベース512に登録されたPOS端末関連情報のうち、ステップSL2以下の処理を実行した状態ではないPOS端末関連情報を特定し、対象POS端末関連情報とする。後に明らかとなる通り、POS端末設定情報管理データベース512に登録されたPOS端末関連情報が、順次、ステップSL2以下の処理の対象とされて、設定管理情報の設定値が更新される。
ステップSL1の処理後、メンテナンスサーバー制御部50は、コピー元データを参照する(ステップSL2)。
コピー元データとは、設定項目のそれぞれについて、設定すべき設定値を示す情報を有する情報である。
ここで、本実施形態に係る設定項目は、設定項目:印刷速度、設定項目:IPアドレス、設定項目:デフォルトゲートウェイアドレス、設定項目:DNSサーバーアドレス、設定項目:POS端末番号である。
これら監視項目のうち、設定項目:印刷速度、設定項目:デフォルトゲートウェイアドレス、及び、設定項目:DNSサーバーアドレスについては、店舗システム11に導入されるPOS端末13のそれぞれについて、設定される設定値の値を同一とすることが求められる。特に設定項目:印刷速度の関しては、設定値を同一とすることにより、各レジで発行されるレシートに印刷される画像の印刷品質を近似させることができ、顧客満足度の向上につながるからである。
一方、監視項目のうち、設定項目:IPアドレス、及び、設定項目:POS端末番号については、店舗システム11に導入されるPOS端末13のそれぞれについて、設定される設定値の値を異ならせることが求められる。監視項目:IPアドレスについては、IPアドレスの競合を防止するためであり、設定項目:POS端末番号については、当該監視項目は、店舗システム11におけるPOS端末13を識別するための情報だからである。
そして、コピー元データは、監視項目のうち、設定項目:印刷速度、設定項目:デフォルトゲートウェイアドレス、及び、設定項目:DNSサーバーアドレスの設定値については、これら設定項目にすべき設定値として、適切な値の設定値を有する。
一方、コピー元データは、監視項目のうち、設定項目:IPアドレス、及び、設定項目:POS端末番号の設定値については、これら設定項目にすべき設定値として、所定の初期値を有する。以下、コピー元データが有する設定項目:IPアドレスの設定値の初期値を「IPアドレス初期値」といい、設定項目:POS端末番号の設定値の初期値を「POS端末番号初期値」という。
コピー元データは、保守担当者等によって事前に登録される。
ステップSL2の処理後、メンテナンスサーバー制御部50は、コピー元データから、IPアドレス初期値、及び、POS端末番号初期値を取得する(ステップSL3)。
次いで、メンテナンスサーバー制御部50は、IPアドレス初期値に基づいて、IPアドレス値を決定し、また、POS端末番号初期値に基づいて、POS端末番号値を決定する(ステップSL4)。
詳述すると、メンテナンスサーバー制御部50は、IPアドレス値について、ステップSL4の処理によるIPアドレス値の決定を未だ実行してない場合は、IPアドレス初期値をIPアドレス値とする。一方、既に、ステップSL4の処理を行って、対象POS端末関連情報に係るPOS端末13以外のPOS端末13について、IPアドレス値を決定している場合、メンテナンスサーバー制御部50は、IPアドレス初期値に基づいて、IPアドレス値の値を、既に決定したIPアドレス値の値以外の値とする。例えば、メンテナンスサーバー制御部50は、IPアドレス値を決定する度に、IPアドレス初期値をインクリメントし、新たにIPアドレス値を決定する場合は、直近のインクリメント後のIPアドレス初期値を、新たなIPアドレス値とする。
ステップSL4において、メンテナンスサーバー制御部50は、IPアドレス値と同様の方法で、POS端末番号値の値を、対象POS端末関連情報に係るPOS端末13以外のPOS端末13に係るPOS端末番号値と異なる値とする。
次いで、メンテナンスサーバー制御部50は、コピー元データと、ステップSL4で決定したIPアドレス値、及び、POS端末番号値とに基づいて、対象POS端末関連情報の各設定管理情報が有する設定値を更新する(ステップSL5)。
詳述すると、ステップSL5において、メンテナンスサーバー制御部50は、対象POS端末関連情報における設定項目:印刷速度、設定項目:デフォルトゲートウェイアドレス、及び、設定項目:DNSサーバーアドレスに係る設定管理情報の設定値については、コピー元データの設定値により更新する。
一方、ステップSL5において、メンテナンスサーバー制御部50は、対象POS端末関連情報における設定項目:IPアドレス、及び、設定項目:POS端末番号に係る設定管理情報の設定値については、ステップSL4で決定したIPアドレス値、及び、POS端末番号値により更新する。
次いで、メンテナンスサーバー制御部50は、ステップSL2以下の処理を行っていないPOS端末関連情報があるか否かを判別する(ステップSL6)。
ステップSL2以下の処理を行っていないPOS端末関連情報がある場合(ステップSL6:YES)、メンテナンスサーバー制御部50は、処理手順をステップSL1へ移行する。
ステップSL2以下の処理を行っていないPOS端末関連情報がなお場合(ステップSL6:NO)、メンテナンスサーバー制御部50は、処理を終了する。
図13は、図12に示す初期状態のPOS端末設定情報管理データベース512について、図11のフローチャートの処理が完了した後の内容を示す図である。
図12と、図13との比較で明らかなとおり、図11のフローチャートの処理により、POS端末設定情報管理データベース512の各設定管理情報の設定値が適切に更新される。特に、監視項目:IPアドレスに係る設定管理情報については、それぞれの設定管理情報の設定値(IPアドレス値)の値が、異なった状態となる。また、監視項目:POS端末番号に係る設定管理情報については、それぞれの設定管理情報の設定値(POS端末番号値)の値が、異なった状態となる。
このように、本実施形態では、コピー元データに基づいて、自動で、POS端末設定情報管理データベース512の各設定管理情報の設定値が更新される。このため、保守担当者等は、設定管理情報のそれぞれについて設定値を更新する作業が必要なく、コピー元データを登録すればよく、作業が簡易である。つまり、保守担当者等は、各POS端末13のそれぞれの設定項目について、1つ1つ設定値を登録する必要がなく、作業が容易である。
特に、店舗システム11に導入されるPOS端末13のそれぞれについて(ローカルネットワークLNに接続されたPOS端末13のそれぞれについて)設定値の値を異ならせる必要のある設定項目については、コピー元データに基づいて設定値が自動で一意な値とされる。このため、保守担当者等の作業をより効果的に簡易化できる。
図11のフローチャートの処理(以下、「初期設定処理」という。)が完了した後の所定の店舗のPOS端末設定情報管理データベース512について、保守担当者は、任意の設定管理情報が有する設定値を、所定の手段により、更新できる。
そして、1の設定管理情報の設定値が更新された場合、メンテナンスサーバー制御部50は、当該1の設定更新情報の値を、更新有値とする。
次に、ある店舗に店舗システム11を構築する場合において、店舗システム11に導入されるPOS端末13と、メンテナンスサーバー17との動作について説明する。
店舗システム11に導入されるPOS端末13の設定項目への設定値の設定は、ローカルネットワークLNとは別のネットワークである設定用ネットワークにPOS端末13が接続された状態で行われる。POS端末13は、設定用ネットワークに接続された状態のときに参照すべき設定ファイル(以下、「代替設定ファイル」という。)を設定ファイル221とは別に記憶し、設定用ネットワークに接続された状態では、代替設定ファイルに基づいて、各種処理を行う。特に、代替設定ファイルには、メンテナンスサーバー17と通信するために必要な情報が記述されており、設定用ネットワークに接続されたPOS端末13は、代替設定ファイルに基づいて、メンテナンスサーバー17と正常に通信できる。
設定用ネットワークは、例えば、POS端末13を出荷する工場や、店舗システム11の保守を行うシステムインテグレーターが管理する施設、店舗においてPOS端末13等の各種装置のメンテナンスが行われるエリア等に構築される。
図14は、POS端末13、及び、メンテナンスサーバー17の動作を示すフローチャートである。(A)はPOS端末13の動作を示し、(B)はメンテナンスサーバー17の動作を示す。
図14の説明では、POS端末13は、設定用ネットワークに接続された状態である。
図14(A)に示すように、POS端末13のクライアント機能部202は、POS端末13が導入される店舗の店舗識別情報、及び、POS端末識別情報(制御装置識別情報)を指定して、設定項目の設定値の送信の要求を指示する送信要求データを送信する(ステップSM1)。
ステップSM1は、設定用ネットワークに接続されたPOS端末13の設定を担当する者による指示をトリガーとして行われる。ここで、1のPOS端末13について、ステップSM1の処理は、1回だけ行われるのではなく、複数回行われる場合がある。
図14(B)に示すように、メンテナンスサーバー17のメンテナンスサーバー制御部50は、送信要求データを受信する(ステップSN1)。
次いで、メンテナンスサーバー制御部50は、送信要求データで指定された店舗識別情報が示す店舗に対応するPOS端末設定情報管理データベース512を参照し、当該データで指定されたPOS端末識別情報に対応するPOS端末関連情報を取得する(ステップSN2)。
次いで、メンテナンスサーバー制御部50は、取得したPOS端末関連情報の設定成功/失敗情報を参照し、過去にPOS端末関連情報に基づく設定項目への設定値の設定が行われ、設定が成功したことがあるか否かを判別する(ステップSN3)。
ステップSN3において、メンテナンスサーバー制御部50は、設定成功/失敗情報の値が成功値の場合、過去にPOS端末関連情報に基づく設定項目への設定値の設定が行われ、設定が成功したことがあると判別する。
過去にPOS端末関連情報に基づく設定項目への設定値の設定が行われ、設定が成功したことがない場合(ステップSN3:NO)、換言すれば、POS端末関連情報に基づく設定項目への設定値の設定が行われてない場合、又は、試みられた設定が失敗した場合、メンテナンスサーバー制御部50は、以下の処理を実行する(ステップSN4)。
ステップSN4において、メンテナンスサーバー制御部50は、ステップSN2で取得したPOS端末関連情報が有する設定管理情報のそれぞれに基づいて、全ての設定項目についての設定項目と設定値とを対応付けた情報を含む応答データ(以下、「第1応答データ」という。)を生成する。
ステップSN4の処理後、メンテナンスサーバー制御部50は、処理手順をステップSN8へ移行する。
一方、過去にPOS端末関連情報に基づく設定項目への設定値の設定が行われ、設定が成功したことがある場合(ステップSN3:YES)、メンテナンスサーバー制御部50は、ステップSN2で取得したPOS端末関連情報が有する設定管理情報のそれぞれに基づいて、直近で行われたPOS端末関連情報に基づく設定項目への設定値の設定後に、設定値の更新が行われた設定管理情報があるか否かを判別する(ステップSN5)。
ステップSN5において、メンテナンスサーバー制御部50は、設定管理情報のうち、更新有無情報の値が更新有値である設定管理情報が1つでもある場合、直近で行われたPOS端末関連情報に基づく設定項目への設定値の設定後に、設定値の更新が行われた設定管理情報があると判別する。
直近で行われたPOS端末関連情報に基づく設定項目への設定値の設定後に、設定値の更新が行われた設定管理情報がない場合(ステップSN5:NO)、メンテナンスサーバー制御部50は、設定値を更新する必要なる設定項目がないことを示す応答データ(以下、「第2応答データ」という。)を生成する(ステップSN6)。
ステップSN6の処理後、メンテナンスサーバー制御部50は、処理手順をステップSN8へ移行する。
直近で行われたPOS端末関連情報に基づく設定項目への設定値の設定後に、設定値の更新が行われた設定管理情報がある場合(ステップSN5:YES)、メンテナンスサーバー制御部50は、設定値の更新が行われた設定管理情報(更新有無情報の値が更新有値の設定管理情報)に基づいて、設定値の更新が行われた設定項目についての設定項目と設定値とを対応付けた情報を含む応答データ(以下、「第3応答データ」という。)を生成する(ステップSN7)。
ステップSN6の処理後、メンテナンスサーバー制御部50は、処理手順をステップSN8へ移行する。
ステップSN8において、メンテナンスサーバー制御部50は、生成した応答データ(第1応答データ、第2応答データ、又は、第3応答データ)をPOS端末13に送信する。
図14(A)に示すように、POS端末13のクライアント機能部202は、応答データを受信する(ステップSM2)。
次いで、クライアント機能部202は、受信した応答データに基づいて、設定ファイル221の設定項目に設定値を設定する(ステップSM3)。
詳述すると、受信した応答データが第1応答データの場合、クライアント機能部202は、第1応答データに基づいて、全ての監視項目について、設定値を設定する。
受信した応答データが第2応答データの場合、クライアント機能部202は、監視項目に対する設定値の設定を行わない。
受信した応答データが第3応答データの場合、クライアント機能部202は、当該データが有する監視項目と設定値との組み合わせに基づいて、対応する監視項目に設定値を設定する。
このように、本実施形態では、メンテナンスサーバー制御部50は、POS端末13からの設定値の送信の要求に応じて、常に全ての監視項目についての設定値を送信するのではなく、POS端末13における設定値と、メンテナンスサーバー17における設定値との値が異なる設定項目についての設定を送信する。このような構成のため、不必要に、設定値を送信することを抑制でき、通信するデータのデータ量の削減を図ることができる。
ステップSM3の処理後、メンテナンスサーバー制御部50は、設定項目への設定値の設定が完了したことを示す情報、及び、ステップSM3で設定値の設定が行われたか否かにかかわらず、全ての設定項目について、設定項目と設定値との組み合わせを含む設定完了通知情報をメンテナンスサーバー17に送信する(ステップSM4)。
図14(B)に示すように、メンテナンスサーバー制御部50は、設定完了通知情報を受信する(ステップSN9)。
次いで、メンテナンスサーバー制御部50は、受信した設定完了通知情報に基づいて、対応するPOS端末関連情報の各設定管理情報の設定値を更新する(ステップSN10)。
ステップSM10において、メンテナンスサーバー制御部50は、設定完了通知情報が有する設定項目と設定値との組み合わせに基づいて、各設定項目に対応する設定管理情報の設定値を更新する。
ここで、POS端末13の設定ファイル221に記述された設定値の値は、所定の手段により、変更可能である。これを踏まえ、ステップSM10の処理が行われることにより、POS端末13の設定ファイル221に記述された設定値が更新された場合でも、POS端末13における設定ファイル221の内容(設定項目と設定値との組み合わせの状態)と、メンテナンスサーバー17のPOS端末設定情報管理データベース512のPOS端末関連情報の内容(各設定管理情報における設定項目と設定値との組み合わせの状態)との同一性が維持される。
以上説明したように、本実施形態に係るネットワークシステム1において、メンテナンスサーバー17(サーバー)は、POS端末13(制御装置)を識別するPOS端末識別情報(制御装置識別情報)と、複数の設定項目についての設定項目及び設定値の組み合わせと、を対応付けた設定管理情報を記憶し、設定管理情報を記憶する際、所定の設定項目の設定値については、記憶する他の設定管理情報の当該所定の設定項目の設定値と異なる値となるように変更して記憶し、POS端末13からPOS端末識別情報を指定して、設定項目の設定値の送信の要求があった場合、指定されたPOS端末識別情報を含む設定管理情報に基づいて設定値を取得し、取得した設定値を送信する。POS端末13は、メンテナンスサーバー17から受信した設定値に基づいて、対応する設定項目に設定値を設定する。
この構成によれば、必要に応じて、POS端末13の設定項目に設定される設定値の値を、他のPOS端末13の設定項目に設定される設定値の値と異ならせた上で、POS端末13における設定項目への設定値の設定にかかる保守担当者等(ユーザー)の作業を軽減できる。すなわち、上記構成によれば、POS端末13とメンテナンスサーバー17とがグローバルネットワークGN(ネットワーク)を介して接続されたシステムにおいて、POS端末13とメンテナンスサーバー17とがグローバルネットワークGNを介して通信する構成を利用して、設定項目への設定値の設定を簡易化できる。
また、本実施形態では、メンテナンスサーバー17は、ローカルネットワークLNに接続された複数のPOS端末13のそれぞれについて設定値の値を異ならせる必要のある設定項目について、設定管理情報の記憶に際して、値を異ならせる。
この構成によれば、ローカルネットワークLNに接続された複数のPOS端末13のそれぞれについて設定値の値を異ならせる必要のある設定項目について、異なる設定値を設定できる。
また、本実施形態では、POS端末13は、設定項目に設定値を設定した場合、設定項目への設定値の設定が完了したことを示す情報、及び、設定項目に設定された設定値を含む設定完了通知情報を送信する。メンテナンスサーバー17は、POS端末13から受信した設定完了通知情報に基づいて、設定管理情報の設定項目の設定値を更新する。
この構成によれば、POS端末13における設定項目と設定値との組み合わせと、メンテナンスサーバー17における設定項目と設定値との組み合わせとの同一性を維持できる。
また、本実施形態では、メンテナンスサーバー17は、1のPOS端末13の設定管理情報について、少なくとも1つの設定項目の設定値に更新があった場合、更新が行われた設定項目を管理し、設定管理情報の更新後、当該1のPOS端末13から、POS端末識別情報を指定して、設定項目に対応する設定値の送信の要求があった場合、管理する更新が行われた設定項目の設定値を送信する。
この構成によれば、メンテナンスサーバー17からPOS端末13に送信するデータのデータ量を削減できる。
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。
また例えば、上述した実施形態では、店舗システム11が、店舗に適用される場合を例示して発明を説明したが、店舗システム11が適用される施設は、店舗に限らない。
また例えば、ネットワークシステム1を構成する各装置の通信方法はどのような方法でもよい。
また、上述した実施形態では、POS端末13の記録方式は、サーマル式としたが、記録方式は何でもよい。
また例えば、図を用いて説明した各機能ブロックはハードウェアとソフトウェアにより任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成を示唆するものではない。
また、機能ブロック図に示した機能ブロックは、各装置の機能的構成を示すもので、具体的な実装形態を制限しない。つまり、図中の機能ブロックに対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上記実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアで実現してもよく、あるいは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。
1…ネットワークシステム、13…POS端末(制御装置)、17…メンテナンスサーバー(サーバー)、GN…グローバルネットワーク、LN…ローカルネットワーク。

Claims (5)

  1. 制御装置と、前記制御装置とネットワークを介して接続されたサーバーとを備え、
    前記サーバーは、
    前記制御装置を識別する制御装置識別情報と、複数の設定項目についての前記設定項目及び設定値の組み合わせと、を対応付けた設定管理情報を記憶し、
    前記設定管理情報を記憶する際、所定の前記設定項目の前記設定値については、記憶する他の前記設定管理情報の当該所定の前記設定項目の前記設定値と異なる値となるように変更して記憶し、
    前記制御装置から前記制御装置識別情報を指定して、前記設定項目の前記設定値の送信の要求があった場合、指定された前記制御装置識別情報を含む前記設定管理情報に基づいて前記設定値を取得し、取得した前記設定値を送信し、
    前記制御装置は、
    前記サーバーから受信した前記設定値に基づいて、対応する前記設定項目に前記設定値を設定する
    ことを特徴とするネットワークシステム。
  2. 複数の前記制御装置がローカルネットワークに接続され、
    所定の前記設定項目は、前記ローカルネットワークに接続された複数の前記制御装置のそれぞれについて前記設定値の値を異ならせる必要のある前記設定項目である
    ことを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 前記制御装置は、
    前記設定項目に前記設定値を設定した場合、前記設定項目への前記設定値の設定が完了したことを示す情報、及び、前記設定項目に設定された前記設定値を含む設定完了通知情報を送信し、
    前記サーバーは、
    前記制御装置から受信した前記設定完了通知情報に基づいて、前記設定管理情報の前記設定項目の前記設定値を更新する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のネットワークシステム。
  4. 前記サーバーは、
    1の前記制御装置の前記設定管理情報について、少なくとも1つの前記設定項目の前記設定値に更新があった場合、更新が行われた前記設定項目を管理し、
    前記設定管理情報の更新後、当該1の前記制御装置から、前記制御装置識別情報を指定して、前記設定項目に対応する前記設定値の送信の要求があった場合、管理する更新が行われた前記設定項目の設定値を送信する
    ことを特徴とする請求項3に記載のネットワークシステム。
  5. 制御装置と、前記制御装置とネットワークを介して接続されたサーバーとを備えるネットワークシステムの制御方法であって、
    前記サーバーは、
    前記制御装置を識別する制御装置識別情報と、複数の設定項目についての前記設定項目及び設定値の組み合わせと、を対応付けた設定管理情報を記憶し、
    前記設定管理情報を記憶する際、所定の前記設定項目の前記設定値については、記憶する他の前記設定管理情報の当該所定の前記設定項目の前記設定値と異なる値となるように変更して記憶し、
    前記制御装置から前記制御装置識別情報を指定して、前記設定項目の前記設定値の送信の要求があった場合、指定された前記制御装置識別情報を含む前記設定管理情報に基づいて前記設定値を取得し、取得した前記設定値を送信し、
    前記制御装置は、
    前記サーバーから受信した前記設定値に基づいて、対応する前記設定項目に前記設定値を設定する
    ことを特徴とするネットワークシステムの制御方法。
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