JP6720521B2 - 情報処理装置、情報処理システム、及び、情報処理装置の制御方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、及び、情報処理装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、及び、情報処理装置の制御方法に関する。
従来、店舗に設けられた装置から会計情報(売り上げ情報)を受信し、受信した会計情報を記憶し、記憶した会計情報に基づいて処理を実行する制御装置(売上管理サーバー)が知られる(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−160400号公報
ここで、会計に基づいて会計情報が印刷されたレシートを発行可能な印刷装置が広く普及した状態である。レシートに印刷される会計情報には、顧客が購入した商品に関する情報や、顧客の支払いに関する情報等、店舗の経営や、店舗の管理にとって有益な情報が含まれるため、外部装置を介して、会計情報を簡易に活用できるようにしたいとするニーズがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、レシートに印刷される会計情報を、外部装置を介して簡易に活用できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、会計に関する会計情報が印刷されたレシートを発行する印刷装置と通信可能であり、複数のAPIが登録された情報処理装置であって、データベースを記憶する記憶部と、前記印刷装置から前記会計情報を受信し、受信した前記会計情報を前記データベースに記憶させ、前記APIを指定するAPI指定情報を含み、応答を要求する応答要求情報を外部装置から受信した場合、前記データベースに記憶させた前記会計情報に基づいて、前記API指定情報が指定する前記APIにより処理を実行し、処理結果を示す情報を前記外部装置に送信する制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、情報処理装置に、データベースに基づく処理を実行する機能を有するAPIが登録される。そして、外部装置は、APIを利用して、データベースに基づく処理を情報処理装置に実行させて処理結果を取得することができる。このため、外部装置を介してレシートに印刷される会計情報を簡易に活用できる。
また、本発明は、前記印刷装置は店舗に設けられ、前記データベースが記憶する前記会計情報は、前記会計情報に対応する前記会計を識別する統括識別情報を含み、前記APIのうち、所定のAPIは、前記データベースが記憶する前記会計情報に基づいて、前記店舗を識別する店舗識別情報のうち、特定の前記店舗識別情報の前記店舗に設けられた前記印刷装置が発行した前記レシートに係る前記統括識別情報を取得する機能を有し、前記制御部は、前記所定のAPIを指定する前記API指定情報、及び、前記店舗識別情報を含む前記応答要求情報を前記外部装置から受信した場合、前記所定のAPIにより処理を実行し、前記応答要求情報に含まれる前記店舗識別情報の前記店舗に設けられた前記印刷装置により発行された前記レシートに係る前記統括識別情報を取得し、処理結果を示す情報として送信することを特徴とする。
本発明の構成によれば、所定のAPIを利用して、外部装置を介して、特定の店舗において発行されたレシートに係る統括識別情報を簡易に取得することが可能となる。
また、本発明は、前記会計情報は、前記印刷装置を識別する印刷装置識別情報、及び、前記会計情報に対応する前記会計を識別する統括識別情報を含み、前記APIのうち、所定のAPIは、特定の前記印刷装置識別情報の前記印刷装置が発行した前記レシートに係る前記統括識別情報を取得する機能を有し、前記制御部は、前記所定のAPIを指定する前記API指定情報、及び、前記印刷装置識別情報を含む前記応答要求情報を前記外部装置から受信した場合、前記所定のAPIにより処理を実行し、前記応答要求情報に含まれる前記印刷装置識別情報の前記印刷装置が発行した前記レシートに係る前記統括識別情報を取得し、処理結果を示す情報として送信することを特徴とする。
本発明の構成によれば、所定のAPIを利用して、外部装置を介して、特定の印刷装置が発行したレシートに係る統括識別情報を簡易に取得することが可能となる。
また、本発明は、前記会計情報は、前記会計情報に対応する前記会計を識別する統括識別情報、及び、前記会計で購入された商品に関する購入商品情報を含み、前記APIのうち、所定のAPIは、特定の前記統括識別情報に係る前記会計情報に含まれる前記購入商品情報を取得する機能を有し、前記制御部は、前記所定のAPIを指定する前記API指定情報、及び、前記統括識別情報を含む前記応答要求情報を前記外部装置から受信した場合、前記所定のAPIにより処理を実行し、前記応答要求情報に含まれる前記統括識別情報に係る前記会計情報に含まれる前記購入商品情報を取得し、処理結果を示す情報として送信することを特徴とする。
本発明の構成によれば、所定のAPIを利用して、外部装置を介して、購入商品情報を簡易に取得することが可能となる。
また、本発明は、前記会計情報は、前記会計情報に対応する前記会計を識別する統括識別情報、及び、前記会計における支払いに関する金額情報を含み、前記APIのうち、所定のAPIは、特定の前記統括識別情報に係る前記会計情報に含まれる前記金額情報を取得する機能を有し、前記制御部は、前記所定のAPIを指定する前記API指定情報、及び、前記統括識別情報を含む前記応答要求情報を前記外部装置から受信した場合、前記所定のAPIにより処理を実行し、前記応答要求情報に含まれる前記統括識別情報に係る前記会計情報に含まれる前記金額情報を取得し、処理結果を示す情報として送信することを特徴とする。
本発明の構成によれば、所定のAPIを利用して、外部装置を介して、金額情報を簡易に取得することが可能となる。
また、本発明は、前記会計情報は、前記会計情報に対応する前記会計を識別する統括識別情報、及び、前記会計における割引に関する割引情報を含み、前記APIのうち、所定のAPIは、特定の前記統括識別情報に係る前記会計情報に含まれる前記割引情報を取得する機能を有し、前記制御部は、前記所定のAPIを指定する前記API指定情報、及び、前記統括識別情報を含む前記応答要求情報を前記外部装置から受信した場合、前記所定のAPIにより処理を実行し、前記応答要求情報に含まれる前記統括識別情報に係る前記会計情報に含まれる前記割引情報を取得し、処理結果を示す情報として送信することを特徴とする。
本発明の構成によれば、所定のAPIを利用して、外部装置を介して、割引情報を簡易に取得することが可能となる。
また、本発明は、前記会計情報は、前記会計情報に対応する前記会計を識別する統括識別情報、及び、前記会計における税に関する税情報を含み、前記APIのうち、所定のAPIは、特定の前記統括識別情報に係る前記会計情報に含まれる前記税情報を取得する機能を有し、前記制御部は、前記所定のAPIを指定する前記API指定情報、及び、前記統括識別情報を含む前記応答要求情報を前記外部装置から受信した場合、前記所定のAPIにより処理を実行し、前記応答要求情報に含まれる前記統括識別情報に係る前記会計情報に含まれる前記税情報を取得し、処理結果を示す情報として送信することを特徴とする。
本発明の構成によれば、所定のAPIを利用して、外部装置を介して、税情報を簡易に取得することが可能となる。
また、上記目的を達成するために、本発明は、会計に関する会計情報が印刷されたレシートを発行する印刷装置と通信可能であり、複数のAPIが登録された情報処理装置と、前記情報処理装置と通信可能な外部装置と、を備える情報処理システムであって、前記外部装置は、前記APIを指定するAPI指定情報を含み、応答を要求する応答要求情報を前記情報処理装置に送信し、前記情報処理装置は、前記印刷装置から前記会計情報を受信し、受信した前記会計情報をデータベースに記憶させ、前記応答要求情報を前記外部装置から受信した場合、前記データベースに記憶させた前記会計情報に基づいて、前記API指定情報が指定する前記APIにより処理を実行し、処理結果を示す情報を前記外部装置に送信する制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、情報処理システムの情報処理装置に、データベースに基づく処理を実行する機能を有するAPIが登録される。そして、外部装置は、APIを利用して、データベースに基づく処理を情報処理装置に実行させて処理結果を取得することができる。このため、外部装置を介してレシートに印刷される会計情報を簡易に活用できる。
また、上記目的を達成するために、本発明は、会計に関する会計情報が印刷されたレシートを発行する印刷装置と通信可能であり、複数のAPIが登録された情報処理装置の制御方法であって、前記印刷装置から前記会計情報を受信し、受信した前記会計情報をデータベースに記憶させ、前記APIを指定するAPI指定情報を含み、応答を要求する応答要求情報を外部装置から受信した場合、前記データベースに記憶させた前記会計情報に基づいて、前記API指定情報が指定する前記APIにより処理を実行し、処理結果を示す情報を前記外部装置に送信することを特徴とする。
本発明の構成によれば、情報処理装置に、データベースに基づく処理を実行する機能を有するAPIが登録される。そして、外部装置は、APIを利用して、データベースに基づく処理を情報処理装置に実行させて処理結果を取得することができる。このため、外部装置を介してレシートに印刷される会計情報を簡易に活用できる。
本実施形態に係る会計システムの構成を示す図。 会計システムの各装置の機能的構成を示すブロック図。 タブレット端末、印刷装置、制御サーバーの動作を示すフローチャート。 レシートの一例を示す図。 会計情報管理データベースを示す図。 印刷装置データベースを示す図。 レシート発行条件入力画面を示す図。 WebAPI「Receipts」に係るクエリーパラメーターを示す図。 WebAPI「Receipts」に係るリクエスト行の一例を示す図。 WebAPI「Receipts」に係るプロパティーを示す図。 応答データの一例を示す図。 応答データの一例を示す図。 一覧表示画面を示す図。 統括識別情報入力画面を示す図。 WebAPI「Receipt」に係るリクエスト行の一例を示す図。 WebAPI「Receipt」に係るプロパティーを示す図。 プロパティー「puroducts」に属するプロパティーを示す図。 応答データの一例を示す図。 詳細表示画面を示す図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る会計システム1(情報処理システム)の構成を示す図である。
図1に示すように、会計システム1は、複数の店舗システム11を備える。店舗システム11は、スーパーマーケットや、コンビニエンスストア、デパート、飲食店等の店舗に用いられるシステムである。店舗は、商品の提供が行われ、商品の提供に応じて、顧客による会計が行われる施設であればよい。本実施形態において、「商品」は、物体として顧客に引き渡される商品だけでなく、顧客に提供されるサービスや、顧客に提供される飲食物等、対価と引き換えに顧客に提供される対象を意味する。
店舗システム11は、顧客が購入した商品に応じた会計を行う機能、会計に応じてレシートを発行する機能等を備える。
店舗システム11が適用される店舗には、顧客が会計を行なうレジカウンターLが設けられる。レジカウンターLには、ロール紙(記録媒体)に印刷する機能を有する印刷装置12が設けられる。また、レジカウンターLには、印刷装置12と無線通信可能に接続され、印刷装置12を制御するタブレット端末13が設けられる。
レジカウンターLにおける会計に際し、レジ担当者は、印刷装置12に接続されたバーコードリーダーBRで商品や商品の包装に付されたバーコードを読み取り、また、タブレット端末13に対して会計に対応する入力を行う。印刷装置12は、バーコードリーダーBRによる読み取りに基づくデータを、タブレット端末13に送信する。タブレット端末13は、印刷装置12から受信したバーコードリーダーBRの読み取りに基づくデータや、レジ担当者による会計に対応する入力に基づいて、印刷装置12にレシートを発行させる。印刷装置12により発行されたレシートは、レジ担当者により顧客に引き渡される。
印刷装置12、及び、タブレット端末13の構成、機能、及び、機能に基づく処理については後述する。
店舗システム11は、ローカルエリアネットワークLNを備える。
印刷装置12は、LANに係る通信規格に従って、ローカルエリアネットワークLNと接続する。
ローカルエリアネットワークLNには、通信装置14が接続される。通信装置14は、ローカルエリアネットワークLNと、インターネット、電話網、その他の通信網を含むグローバルネットワークGNとを接続するインターフェース装置である。通信装置14は、モデム(又は、ONU(Optical Network Unit))に係る機能、ルーター機能、NAT(Network Address Translation)機能、及び、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバー機能等を有する。通信装置14は、ローカルエリアネットワークLNに接続された機器と、グローバルネットワークGNに接続された機器との間で行われる通信に際し、機器間で送受信されるデータを転送する。なお、図1では、通信装置14を1つのブロックで表現するが、通信装置14は、機能に応じた複数の装置を有する構成でもよい。
印刷装置12は、通信装置14を介して、グローバルネットワークGNにアクセス可能である。
グローバルネットワークGNには、制御サーバー15(情報処理装置)が接続される。制御サーバー15は、印刷装置12、及び、後述する管理装置17(外部装置)をクライアントとする、クラウドシステムのクラウドサーバーである。すなわち、制御サーバー15は、クライアントからの要求等をトリガーとして、所定の演算処理を実行する。制御サーバー15は、必要に応じて、演算処理の結果に基づくデータを、クライアントに送信する。なお、図1では、制御サーバー15を、1つのブロックによって表現するが、これは制御サーバー15が単一のサーバー装置により構成されることを意味するものではない。例えば、制御サーバー15は、複数のサーバー装置を含んで構成されたものでもよい。すなわち、制御サーバー15は、後述する各種処理を実行可能な構成であれば、その形態を問わない。
グローバルネットワークGNには、管理装置17(外部装置)が接続される。
管理装置17は、店舗システム11が適用された店舗を運営する会社の本社等に設けられた端末である。店舗の経営者等の権限を有する者は、管理装置17を操作して、制御サーバー15から所定のサービスの提供を受けることができる。制御サーバー15が提供するサービスについては後述する。
図2は、会計システム1が備える各装置の機能的構成を示すブロック図である。
タブレット端末13は、前面の広い領域にタッチパネル22が設けられたタブレット型の(板状の)端末である。タブレット端末13は、レジカウンターLにおける会計に際し、会計に関する各種処理を実行して印刷装置12を制御するホストコンピューターとして機能する。
図2に示すように、タブレット端末13は、タブレット端末制御部20と、タブレット端末通信部21と、タッチパネル22と、タブレット端末記憶部23と、を備える。
タブレット端末制御部20は、CPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、タブレット端末13を制御する。タブレット端末13には、所定のアプリケーション(以下、「タブレット端末アプリケーションTAP」と表現する。)が事前にインストールされる。タブレット端末制御部20は、タブレット端末アプリケーションTAP、その他の付随するプログラムを読み出して実行することにより、タブレット端末アプリケーション実行部201として機能する。
タブレット端末通信部21は、タブレット端末制御部20の制御で、所定の無線通信の規格に従って、印刷装置12と通信する。タブレット端末13と印刷装置12との間で行われる通信の無線通信規格は、アドホックモードに対応する無線LANに係る規格や、インフラストラクチャーモードに対応する無線LANに係る規格、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信に係る規格等、どのような規格でもよい。
タッチパネル22は、液晶表示パネル等の表示パネルと、表示パネルに重ねて設けられたタッチセンサーとを備える。表示パネルは、タブレット端末制御部20の制御で、各種画像を表示する。タッチセンサーは、タッチ操作を検出し、タブレット端末制御部20に出力する。タブレット端末制御部20は、タッチセンサーからの入力に基づいて、タッチ操作に対応する処理を実行する。
タブレット端末記憶部23は、不揮発性メモリーを備え、各種データを記憶する。
印刷装置12は、ロール紙を収容し、収容したロール紙にライン型のサーマルヘッドでドットを形成して画像を印刷するラインサーマルプリンターである。
図2に示すように、印刷装置12は、印刷装置制御部30と、印刷部31と、印刷装置記憶部32と、印刷装置通信部33と、印刷装置ネットワーク通信部34と、デバイス通信部35と、を備える。
印刷装置制御部30は、CPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、印刷装置12を制御する。
印刷部31は、印刷装置12の筐体に収容されたロール紙を搬送する搬送機構や、サーマルヘッドによってロール紙にドットを形成して画像を印刷する印刷機構、ロール紙を所定の位置で切断する切断機構等のロール紙への印刷に関する各種機構を備える。印刷部31は、印刷装置制御部30の制御で、搬送機構によりロール紙を搬送し、印刷機構によりロール紙にレシートに係る画像を印刷し、切断機構により所定の位置でロール紙を切断して、レシートを発行する。
印刷装置記憶部32は、不揮発性メモリーを備え、各種データを記憶する。
印刷装置通信部33は、印刷装置制御部30の制御で、タブレット端末13と所定の無線通信規格に従って通信する。
印刷装置ネットワーク通信部34は、印刷装置制御部30の制御で、グローバルネットワークGNと接続する機器(制御サーバー15を含む。)と所定の通信規格に従って通信する。
デバイス通信部35は、USBの規格に従ったポートや、USB以外のシリアル通信規格に従ったポート、その他ポートを備えるインターフェースボードを備える。各ポートには、デバイスが接続可能である。デバイス通信部35は、印刷装置制御部30の制御で、ポートを介して印刷装置12に接続されたデバイスと通信する。
なお、デバイス通信部35が、無線通信機能を備え、デバイスと無線通信する構成でもよい。
印刷装置12には、デバイスとして、バーコードリーダーBR、カスタマーディスプレーCD、及び、自動釣銭機JTが接続される。
バーコードリーダーBRは、商品や、商品の包装等に付されたバーコードを読み取り、読取結果を示すデータをデバイス通信部35に出力する。デバイス通信部35は、バーコードリーダーBRから入力されたデータを、印刷装置制御部30に出力する。
カスタマーディスプレーCDは、印刷装置制御部30の制御で、会計に関する情報を表示する。カスタマーディスプレーCDに表示された情報は、レジカウンターLで会計を行う顧客が視認できる。
自動釣銭機JTは、顧客から受け取った貨幣を投入する貨幣受取口と、釣銭に係る貨幣を排出する釣銭排出口とを備え、印刷装置制御部30の制御で、貨幣受取口を介して貨幣が投入された場合、対応する釣銭を釣銭排出口から排出する。
制御サーバー15は、印刷装置12、及び、管理装置17をクライアントとするクラウドサーバーである。
図2に示すように、制御サーバー15は、制御サーバー制御部40(制御部)と、制御サーバーネットワーク通信部41と、制御サーバー記憶部42(記憶部)と、を備える。
制御サーバー制御部40は、CPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、制御サーバー15を制御する。
制御サーバーネットワーク通信部41は、制御サーバー制御部40の制御で、グローバルネットワークGNと接続する機器(印刷装置12、及び、管理装置17を含む。)と所定の通信規格に従って通信する。
制御サーバー記憶部42は、各種データ(会計情報管理データベース421(データベース)、印刷装置データベース422を含む。)を記憶する。
管理装置17は、店舗システム11が適用された店舗を運営する主体が管理する装置である。
図2に示すように、管理装置17は、管理装置制御部60と、管理装置ネットワーク通信部61と、管理装置記憶部62と、管理装置表示部63と、を備える。
管理装置制御部60は、CPUや、ROM、RAM等を備え、管理装置17を制御する。管理装置17には、ブラウザーがインストールされる。管理装置制御部60は、ブラウザー、その他の付随するプログラムを読み出して実行することにより、ブラウザー実行部601として機能する。
管理装置ネットワーク通信部61は、管理装置制御部60の制御で、グローバルネットワークGNと接続する機器(制御サーバー15を含む。)と所定の通信規格に従って通信する。
管理装置記憶部62は、各種データを記憶する。
管理装置表示部63は、液晶表示パネル等の表示パネルを備え、管理装置制御部60の制御に従って、各種情報を表示する。
次に、レジカウンターLで顧客の会計が行われた場合の、タブレット端末13、印刷装置12、及び、制御サーバー15の動作について説明する。
図3は、レジカウンターLで会計が行われた場合のタブレット端末13、印刷装置12、及び、制御サーバー15の動作を示すフローチャートである。図3の(A)はタブレット端末13の動作を示し、(B)は印刷装置12の動作を示し、(C)は制御サーバー15の動作をそれぞれ示す。
図3の(A)に示すように、タブレット端末13のタブレット端末制御部20のタブレット端末アプリケーション実行部201は、顧客の会計に応じて会計処理(決済処理)を実行し、会計処理に基づいて印刷データを生成する(ステップSA1)。印刷データは、レシートの発行を指示する制御データである。
ステップSA1の処理について詳述すると、タブレット端末アプリケーション実行部201は、顧客の会計に伴う印刷装置12からの入力や、タッチパネル22に対するレジ担当者の入力に応じて、レシート情報を生成する。レシート情報とは、印刷装置12に発行させるレシートに印刷する情報である。レシート情報の具体的な内容については、例を挙げて後述する。
次いで、タブレット端末アプリケーション実行部201は、生成したレシート情報に基づいて、印刷データを生成する。印刷データは、所定のレイアウトに従ってレシート情報が印刷されたレシートの発行を指示する制御データである。印刷データは、印刷装置12のコマンド体系に従った複数の制御コマンドを含んで構成される。
ステップSA1で印刷データを生成した後、タブレット端末アプリケーション実行部201は、タブレット端末通信部21を制御して、生成した印刷データを、印刷装置12に送信する(ステップSA2)。
図3の(B)に示すように、印刷装置12の印刷装置制御部30は、印刷装置通信部33を制御して、印刷データを受信する(ステップSB1)。
次いで、印刷装置制御部30は、ステップSB1で受信した印刷データに基づいて、印刷部31を制御して、レシートを発行する(ステップSB2)。発行されたレシートは、顧客に引き渡される。
図4は、印刷データに基づいて印刷装置12により発行されるレシートの一例であるレシートR1を示す図である。
図4で例示するレシートR1には、店舗の名称を図案化したロゴ情報J1が印刷される。
また、レシートR1には、店舗の住所、及び、電話番号を示す店舗情報J2が印刷される。
また、レシートR1には、レシートを識別するレシート識別情報J3が印刷される。
また、レシートR1には、レシートが発行された日時を示す発行日時情報J4が印刷される。
また、レシートR1には、顧客が購入した商品に関する情報を示す明細情報J5が、1又は複数、印刷される。明細情報J5は、顧客が購入した商品について、商品の購入数量を示す購入数量情報J51、商品の名称を示す商品名情報J52、及び、商品の単価を示す単価情報J53を有する。
また、レシートR1には、小計を示す小計情報J6が印刷される。
また、レシートR1には、税金に関する税額情報J7が印刷される。
また、レシートR1には、合計金額を示す合計金額情報J8が印刷される。
印刷装置制御部30は、印刷データに基づいて、ロゴ情報J1〜合計金額情報J8を印刷する。
次いで、印刷装置制御部30は、印刷装置ネットワーク通信部34を制御して、シリアル番号J9、及び、ステップSB1で受信した印刷データを、制御サーバー15に送信する(ステップSB3)。
シリアル番号J9は、印刷装置12の製造段階で、印刷装置12に一意に割り当てられる識別情報である。シリアル番号J9は、「印刷装置識別情報」に相当する。
なお、ステップSB3において、シリアル番号J9、及び、印刷データを送信するのに必要な通信に関する情報(送信先に関する情報や、通信に用いるプロトコル、送信するデータのフォーマット等)は、印刷装置12に事前に登録される。
図3の(C)に示すように、制御サーバー15の制御サーバー制御部40は、制御サーバーネットワーク通信部41を制御して、印刷装置12が送信したシリアル番号J9及び印刷データを受信する(ステップSC1)。
次いで、制御サーバー制御部40は、所定の方法で、受信した印刷データから会計情報を抽出する(ステップSC2)。
会計情報は、レシートに印刷されるレシート情報のうち、予め定められた情報である。具体的には、図4で例示したレシートR1では、レシート識別情報J3、発行日時情報J4、明細情報J5(購入数量情報J51、商品名情報J52、及び、単価情報J53の組み合わせ)、小計情報J6、税額情報J7、及び、合計金額情報J8が会計情報である。
次いで、制御サーバー制御部40は、制御サーバー記憶部42が記憶する会計情報管理データベース421(データベース)にアクセスして、ステップSC1で受信したシリアル番号J9、及び、ステップSC2で抽出した会計情報に基づいて、会計情報管理データベース421に1件のレコードを生成する(ステップSC3)。
図5は、会計情報管理データベース421のレコードに含まれる情報を模式的に示す図である。
図5に示すように、会計情報管理データベース421のレコードは、統括識別情報J10を有する。統括識別情報J10は、対応するレシートを識別する識別情報(=会計情報に対応する会計を識別する識別情報)である。制御サーバー制御部40は、所定のルールに従って、一意な値の統括識別情報J10を生成し、レコードに含める。
図5に示すように、会計情報管理データベース421のレコードは、シリアル番号J9を有する。
ステップSC3において、制御サーバー制御部40は、ステップSC1で受信したシリアル番号J9をレコードに含める。
図5に示すように、会計情報管理データベース421のレコードは、レシート識別情報J3を有する。
ステップSC3において、制御サーバー制御部40は、ステップSC2で抽出した会計情報にレシート識別情報J3が含まれる場合は、会計情報に含まれるレシート識別情報J3を取得し、レコードに含める。含まれない場合、制御サーバー制御部40は、所定の手段でレシート識別情報J3を取得し、レコードに含める。
図5に示すように、会計情報管理データベース421のレコードは、払い戻し有無情報J11を有する。
払い戻し有無情報J11は、ステップSC1で受信した印刷データに係る会計について、払い戻しが行われたか否かを示す情報である。
ステップSC3において、制御サーバー制御部40は、払い戻し有無情報を、デフォルト値である「払い戻しが行われてないことを示す値」とする。払い戻し有無情報J11は、対応する会計について払い戻しが行われた場合に、権限を有する者によって、所定の方法で、「払い戻しが行われたことを示す値」へと変更される。
図5に示すように、会計情報管理データベース421のレコードは、合計金額情報J8を有する。
ステップSC3において、制御サーバー制御部40は、ステップSC2で抽出した会計情報に合計金額情報J8が含まれる場合は、会計情報に含まれる合計金額情報J8を取得し、レコードに含める。含まれない場合、制御サーバー制御部40は、ヌル値の合計金額情報J8をレコードに含める。
図5に示すように、会計情報管理データベース421のレコードは、小計情報J6を有する。
ステップSC3において、制御サーバー制御部40は、ステップSC2で抽出した会計情報に小計情報J6が含まれる場合は、会計情報に含まれる小計情報J6を取得し、レコードに含める。含まれない場合、制御サーバー制御部40は、ヌル値の小計情報J6をレコードに含める。
図5に示すように、会計情報管理データベース421のレコードは、顧客人数情報J12を有する。
顧客人数情報J12は、会計を行った顧客の人数を示す情報である。例えば、店舗が飲食店の場合、複数の顧客がまとまって1つの会計を行う場合がある。また、レシートには、顧客人数情報J12が印刷される場合がある。この場合、会計情報に、顧客人数情報J12が含まれる。
ステップSC3において、制御サーバー制御部40は、ステップSC2で抽出した会計情報に顧客人数情報J12が含まれる場合は、会計情報に含まれる顧客人数情報J12を取得し、レコードに含める。含まれない場合、制御サーバー制御部40は、ヌル値の顧客人数情報J12をレコードに含める。
図5に示すように、会計情報管理データベース421のレコードは、販売方法情報J13を有する。
販売方法情報J13は、商品や、サービス等の販売(提供)がどのような方法で行われたかを示す情報である。販売の方法として、例えば、「店内での販売」や、「店外での販売」、「ドライブスルーによる販売」、「ケータリングによる販売」、「宅配による販売」等がある。レシートには、販売方法情報J13が印刷される場合がある。この場合、会計情報に、販売方法情報J13が含まれる。
ステップSC3において、制御サーバー制御部40は、ステップSC2で抽出した会計情報に販売方法情報J13が含まれる場合は、会計情報に含まれる販売方法情報J13を取得し、レコードに含める。含まれない場合、制御サーバー制御部40は、ヌル値の販売方法情報J13をレコードに含める。
図5に示すように、会計情報管理データベース421のレコードは、顧客識別情報J14を有する。
顧客識別情報J14は、会計を行った顧客を識別する識別情報である。会計で顧客識別情報J14が記録されたカードが読み取られ、レシートに顧客識別情報J14が印刷される場合がある。この場合、会計情報に、顧客識別情報J14が含まれる。
ステップSC3において、制御サーバー制御部40は、ステップSC2で抽出した会計情報に顧客識別情報J14が含まれる場合は、会計情報に含まれる顧客識別情報J14を取得し、レコードに含める。含まれない場合、制御サーバー制御部40は、ヌル値の顧客識別情報J14をレコードに含める。
図5に示すように、会計情報管理データベース421のレコードは、スタッフ識別情報J15を有する。
スタッフ識別情報J15は、会計を担当した店舗側の担当者を識別する識別情報である。レシートには、スタッフ識別情報J15が印刷される場合がある。この場合、会計情報に、スタッフ識別情報J15が含まれる。
ステップSC3において、制御サーバー制御部40は、ステップSC2で抽出した会計情報にスタッフ識別情報J15が含まれる場合は、会計情報に含まれるスタッフ識別情報J15を取得し、レコードに含める。含まれない場合、制御サーバー制御部40は、ヌル値のスタッフ識別情報J15をレコードに含める。
図5に示すように、会計情報管理データベース421のレコードは、スタッフ由来情報J16を有する。
スタッフ由来情報J16は、上述したスタッフ識別情報J15の値がヌル値でない場合において、スタッフ識別情報J15が、印刷データから抽出された情報(=レシートに印刷された情報)であるか否かを示す情報である。
ステップSC3において、制御サーバー制御部40は、スタッフ識別情報J15が会計情報に含まれており、スタッフ識別情報J15がヌル値でない場合は、スタッフ識別情報J15が印刷データから抽出された情報であることを示す値のスタッフ由来情報J16をレコードに含める。ステップSC3において、制御サーバー制御部40は、スタッフ識別情報J15が会計情報に含まれておらず、スタッフ識別情報J15がヌル値の場合は、スタッフ識別情報J15が印刷データから抽出された情報でないことを示す値のスタッフ由来情報J16をレコードに含める。
図5に示すように、会計情報管理データベース421のレコードは、会員所属情報J17を有する。
会員所属情報J17は、顧客が所属するサービスプログラムの名称を示す情報である。顧客は、所定の組織が提供する所定のサービスプログラム(例えば、ポイントを付与するサービスプログラム)に所属する場合がある。また、会計において、顧客が所属するサービスプログラムが所定の手段で取得されて、サービスプログラムの名称を示す会員所属情報J17がレシートに印刷される場合がある。
ステップSC3において、制御サーバー制御部40は、会員所属情報J17が会計情報に含まれる場合は、会計情報に含まれる会員所属情報J17を取得し、レコードに含める。含まれない場合、制御サーバー制御部40は、ヌル値の会員所属情報J17をレコードに含める。
図5に示すように、会計情報管理データベース421のレコードは、会員識別情報J18を有する。
会員識別情報J18は、顧客が属するサービスプログラムにおける、顧客の会員番号を示す情報である。
顧客が所定のサービスプログラムに所属する場合において、レシートに、会員識別情報J18が印刷される場合がある。
ステップSC3において、制御サーバー制御部40は、会員識別情報J18が会計情報に含まれる場合は、会計情報に含まれる会員識別情報J18を取得し、レコードに含める。含まれない場合、制御サーバー制御部40は、ヌル値の会員識別情報J18をレコードに含める。
図5に示すように、会計情報管理データベース421のレコードは、取消有無情報J19を有する。
取消有無情報J19は、レコードの生成の元となった印刷データに係る会計が、取り消されたか否かを示す情報である。店舗において行われた会計は、顧客による商品の返品等により取り消される場合がある。
ステップSC3において、制御サーバー制御部40は、取消有無情報J19を、デフォルト値である「取り消しが行われてないことを示す値」とする。取消有無情報J19は、対応する会計について取り消しが行われた場合に、権限を有する者によって、所定の方法で、「取り消しが行われたことを示す値」へと変更される。
図5に示すように、会計情報管理データベース421のレコードは、取消対象関連情報J20を有する。
取消対象関連情報J20は、レコードの生成の元となった印刷データに係る会計が、他の会計の取り消しに応じて行われた会計である場合に、取り消された他の会計に関する情報を有する。
ステップSC3において、制御サーバー制御部40は、デフォルト値であるヌル値の取消対象関連情報J20をレコードに含める。取消対象関連情報J20は、所定の場合に、権限を有する者によって、所定の方法で変更される。
図5に示すように、会計情報管理データベース421のレコードは、取消対象リンク先情報J21を有する。
取消対象リンク先情報J21は、レコードの生成の元となった印刷データに係る会計が、他の会計の取り消しに応じて行われた会計である場合において、取り消された他の会計に関する情報のリンクがある場合に、当該リンクのリンク先を示す情報である。
ステップSC3において、制御サーバー制御部40は、デフォルト値であるヌル値の取消対象リンク先情報J21をレコードに含める。取消対象リンク先情報J21は、権限を有する者によって、所定の方法で変更される。
図5に示すように、会計情報管理データベース421のレコードは、取消理由情報J22を有する。
取消理由情報J22は、レコードの生成の元となった印刷データに係る会計が、他の会計の取り消しに応じて行われた場合において、取り消された他の会計が、どのような理由により取り消されたのかを示す情報である。
ステップSC3において、制御サーバー制御部40は、デフォルト値であるヌル値の取消理由情報J22をレコードに含める。取消理由情報J22は、権限を有する者によって、所定の方法で変更される。
図5に示すように、会計情報管理データベース421のレコードは、発行日時情報J4を有する。
ステップSC3において、制御サーバー制御部40は、ステップSC2で抽出した会計情報に発行日時情報J4が含まれる場合は、会計情報に含まれる発行日時情報J4を取得し、レコードに含める。含まれない場合、制御サーバー制御部40は、ヌル値の発行日時情報J4をレコードに含める。
図5に示すように、会計情報管理データベース421のレコードは、税名称情報J23を有する。
税名称情報J23は、会計に消費税等の税が適用される場合に、税の名称を示す情報である。
ステップSC3において、制御サーバー制御部40は、ステップSC2で抽出した会計情報に税名称情報J23が含まれる場合は、会計情報に含まれる税名称情報J23を取得し、レコードに含める。含まれない場合は、制御サーバー制御部40は、ヌル値の税名称情報J23をレコードに含める。
図5に示すように、会計情報管理データベース421のレコードは、税額情報J7を有する。
ステップSC3において、制御サーバー制御部40は、ステップSC2で抽出した会計情報に税額情報J7が含まれる場合は、会計情報に含まれる税額情報J7を取得し、レコードに含める。含まれない場合、制御サーバー制御部40は、ヌル値の税額情報J7をレコードに含める。
図5に示すように、会計情報管理データベース421のレコードは、割引名称情報J24を有する。
割引名称情報J24は、会計に所定の割引が適用された場合に、適用された割引の名称を示す情報である。会計では、所定の割引が適用される場合がある。この場合において、適用された割引の名称を示す情報がレシートに印刷される場合がある。
ステップSC3において、制御サーバー制御部40は、ステップSC2で抽出した会計情報に割引名称情報J24が含まれる場合は、会計情報に含まれる割引名称情報J24を取得し、レコードに含める。含まれない場合、制御サーバー制御部40は、ヌル値の割引名称情報J24をレコードに含める。
図5に示すように、会計情報管理データベース421のレコードは、割引額情報J25を有する。
割引額情報J25は、会計に所定の割引が適用される場合において、割り引かれた金額を示す情報である。
ステップSC3において、制御サーバー制御部40は、ステップSC2で抽出した会計情報に割引額情報J25が含まれる場合は、会計情報に含まれる割引額情報J25を取得し、レコードに含める。含まれない場合、制御サーバー制御部40は、ヌル値の割引額情報J25をレコードに含める。
図5に示すように、会計情報管理データベース421のレコードは、支払方法名称情報J26を有する。
会計において、顧客による支払いは、「現金による支払い」のほか、「クレジットカードによる支払い」や、「小切手による支払い」、「ポイントによる支払い」等の「現金による支払い」以外の方法で行われる場合がある。そして、支払方法名称情報J26は、顧客の支払い方法の名称を示す情報である。レシートには、支払方法名称情報J26が印刷される場合がある。
ステップSC3において、制御サーバー制御部40は、ステップSC2で抽出した会計情報に支払方法名称情報J26が含まれる場合は、会計情報に含まれる支払方法名称情報J26を取得し、レコードに含める。含まれない場合、制御サーバー制御部40は、ヌル値の支払方法名称情報J26をレコードに含める。
図5に示すように、会計情報管理データベース421のレコードは、支払額情報J27を有する。
支払額情報J27は、支払方法名称情報J26が示す名称に係る支払い方法で顧客が支払った金額を示す情報である。
ステップSC3において、制御サーバー制御部40は、ステップSC2で抽出した会計情報に支払額情報J27が含まれる場合は、会計情報に含まれる支払額情報J27を取得し、レコードに含める。含まれない場合、制御サーバー制御部40は、ヌル値の支払額情報J27をレコードに含める。
図5に示すように、会計情報管理データベース421のレコードは、商品情報J28を有する。
商品情報J28は、購入商品情報J281を含み、所定の場合には取消商品情報J282を含む。
購入商品情報J281は、顧客が購入した商品に関する情報である。商品情報J28には、顧客が購入した商品のそれぞれに対応して、1又は複数の購入商品情報J281が含まれる。
図5に示すように、購入商品情報J281は、商品名情報J52、購入数量情報J51、及び、単価情報J53を有する。
ステップSC3において、制御サーバー制御部40は、ステップSC2で抽出した会計情報に商品名情報J52、購入数量情報J51、又は、単価情報J53が含まれる場合は、会計情報に含まれる商品名情報J52、購入数量情報J51、又は、単価情報J53を取得し、レコードに含める。制御サーバー制御部40は、商品名情報J52、購入数量情報J51、又は、単価情報J53のうち、ステップSC2で抽出した会計情報に含まれない情報については、ヌル値とする。
図5に示すように、購入商品情報J281は、購入商品割引名称情報J2811を有する。
購入商品割引名称情報J2811は、購入した商品について所定の割引が適用された場合に、適用された割引の名称を示す情報である。レシートには、顧客が購入した1の商品について所定の割引が適用された場合に、当該1の商品に関する情報と対応付けて適用された割引の名称を示す情報が印刷される場合がある。
ステップSC3において、制御サーバー制御部40は、ステップSC2で抽出した会計情報に購入商品割引名称情報J2811が含まれる場合は、会計情報に含まれる購入商品割引名称情報J2811を取得し、レコードに含める。含まれない場合、制御サーバー制御部40は、ヌル値の購入商品割引名称情報J2811をレコードに含める。
図5に示すように、購入商品情報J281は、購入商品割引額情報J2812を有する。
購入商品割引額情報J2812は、購入した商品について所定の割引が適用された場合に、割り引かれた額を示す情報である。レシートには、顧客が購入した1の商品について所定の割引が適用された場合に、当該1の商品に関する情報と対応付けて割引により割り引かれた額を示す情報が印刷される場合がある。
ステップSC3において、制御サーバー制御部40は、ステップSC2で抽出した会計情報に購入商品割引額情報J2812が含まれる場合は、会計情報に含まれる購入商品割引額情報J2812を取得し、レコードに含める。含まれない場合、制御サーバー制御部40は、ヌル値の購入商品割引額情報J2812をレコードに含める。
取消商品情報J282は、会計において顧客による購入が取り消された商品に関する情報である。顧客による商品の購入の取り消しは、顧客の指示に基づいて行われるほか、例えば、レジ担当者の誤った処理の訂正を目的として行われる。
商品情報J28には、会計において商品の購入の取り消しがあった場合において、購入が取り消された商品のそれぞれに対応して、1又は複数の取消商品情報J282が含まれる。
図5に示すように、取消商品情報J282は、取消商品名情報J2821、取消商品数量情報J2822、取消商品単価情報J2823、取消商品割引名称情報J2824、及び、取消商品割引額情報J2825を有する。
取消商品名情報J2821は、購入が取り消された商品の名称を示す情報である。
取消商品数量情報J2822は、購入が取り消された商品の数量を示す情報である。
取消商品単価情報J2823は、購入が取り消された商品に割引が適用された場合に、適用された割引の名称を示す情報である。
取消商品割引額情報J2825は、購入が取り消された商品に割引が適用された場合に、適用された割引により割り引かれた額を示す情報である。
ステップSC3において、制御サーバー制御部40は、会計情報に、取消商品名情報J2821、取消商品数量情報J2822、取消商品単価情報J2823、取消商品割引名称情報J2824、又は、取消商品割引額情報J2825が含まれる場合、会計情報に含まれる取消商品名情報J2821、取消商品数量情報J2822、取消商品単価情報J2823、取消商品割引名称情報J2824、又は、取消商品割引額情報J2825を取得し、レコードに含める。制御サーバー制御部40は、取消商品名情報J2821、取消商品数量情報J2822、取消商品単価情報J2823、取消商品割引名称情報J2824、又は、取消商品割引額情報J2825のうち、ステップSC2で抽出した会計情報に含まれない情報については、ヌル値とする。
以上、会計情報管理データベース421のレコードに含まれる情報を説明したが、例示した情報は一例であり、レコードに他の情報が含まれてもよい。
また、会計情報管理データベース421のレコードが有する各情報の値は、所定の方法で権限を有する者により変更可能である。
なお、小計情報J6、及び、合計金額情報J8は、「会計における支払いに関する金額情報」に相当する。
また、割引名称情報J24、及び、割引額情報J25は、「会計における割引に関する割引情報」に相当する。
また、税額情報J7、及び、税名称情報J23は、「会計における税に関する税情報」に相当する。
また、会計情報管理データベース421のレコードに含まれる各情報は、「会計情報」に相当する。
以上のように、会計情報管理データベース421には、店舗システム11が適用されたいずれかの店舗において行われた会計に応じて、会計に対応する会計情報を有するレコードが生成される。
ここで、制御サーバー15は、上述した会計情報管理データベース421のほか、印刷装置データベース422を記憶する。
印刷装置データベース422は、各店舗システム11が備える印刷装置12について、印刷装置12が設けられた店舗を管理するデータベースである。
図6は、印刷装置データベース422のレコードに含まれる情報を模式的に示す図である。
印刷装置データベース422は、各店舗システム11が備える印刷装置12に対応して、レコードを有する。
図6に示すように、印刷装置データベース422のレコードは、印刷装置12のシリアル番号J9と、印刷装置12が設けられた店舗の店舗識別情報J30と、印刷装置12に係る印刷装置基礎情報J31を有する。
店舗識別情報J30とは、店舗を識別する識別情報である。
印刷装置基礎情報J31は、印刷装置12に関する基礎的な情報であり、例えば、店舗において印刷装置12が設けられたレジカウンターLのレーン番号や、印刷装置12の型番、印刷装置12のファームウェアのバージョン等を含む。
次に、制御サーバー15による会計情報管理データベース421に基づく処理について説明する。
制御サーバー15には、後述するように、複数のWebAPI(Application Programming Interface)(API)が登録される。そして、制御サーバー15は、管理装置17からのアクセスに応じて、会計情報管理データベース421に基づいて、登録されたWebAPIにより処理を行って、ユーザーが必要とする情報を提供することができる。
以下、会計情報管理データベース421に基づく情報を提供する場合の制御サーバー15の処理について詳述する。
ここで、ユーザーは、特定の店舗において発行されたレシートや、特定の店舗において特定の日にちに発行されたレシート、特定の印刷装置12が発行したレシート、特定の印刷装置12が特定の日にちに発行したレシートについて、レシートに係る統括識別情報J10を取得することを望む場合がある。レシートの統括識別情報J10を取得することができれば、後述する手段により、レシートに係る会計の詳細な情報を取得することが可能となるからである。
本実施形態において、制御サーバー15は、管理装置17からのアクセスに応じて、以下の方法で、ユーザーが指定する所定の条件で発行されたレシートの統括識別情報J10を提供する。
なお、以下の例では、管理装置17が制御サーバー15にアクセスする場合を例にして説明を行うが、制御サーバー15にアクセス可能な装置は、管理装置17に限らない。制御サーバー15にアクセスする装置は、ブラウザーがインストールされ、正当な権限を有するものが使用する装置であればよい。
所定の条件で発行されたレシートの統括識別情報J10を取得することを望むユーザーは、管理装置17のブラウザーを立ち上げ、レシート発行条件入力画面G71(図7)の表示に係る制御サーバー15の所定のURLへのアクセスを指示する。URLは、所定の方法で、ユーザーに事前に通知される。
管理装置17の管理装置制御部60のブラウザー実行部601は、ユーザーの指示に応じて、制御サーバー15の所定のURLにアクセスする。制御サーバー15の制御サーバー制御部40は、所定のURLへのアクセスに応じて、レシート発行条件入力画面G71(図7)を表示させるHTMLファイルを管理装置17に送信する。
管理装置17のブラウザー実行部601は、受信したHTMLファイルに基づいてレシート発行条件入力画面G71を管理装置表示部63に表示する。
なお、詳細な説明は省略するが、管理装置17から制御サーバー15へのアクセスに際し、ユーザーが正当な権限を有する者か否かを判別する認証が所定の方法で適切に行われる。
図7は、レシート発行条件入力画面G71を示す図である。
図7に示すように、レシート発行条件入力画面G71は、店舗識別情報入力欄N71を有する。店舗識別情報入力欄N71は、店舗識別情報J30を入力する入力欄である。店舗識別情報入力欄N71への店舗識別情報J30の入力は必須である。ユーザーは、統括識別情報J10を取得することを望むレシートが発行された店舗の店舗識別情報J30を、店舗識別情報入力欄N71に入力する。
図7に示すように、レシート発行条件入力画面G71は、シリアル番号入力欄N72を有する。シリアル番号入力欄N72は、シリアル番号J9を入力する入力欄である。ユーザーは、特定の印刷装置12が発行したレシートに係る統括識別情報J10を取得することを望む場合、シリアル番号入力欄N72に、当該特定の印刷装置12のシリアル番号を入力する。
図7に示すように、レシート発行条件入力画面G71は、発行日入力欄N73を有する。発行日入力欄N73は、特定の日にち(年、月、日)を示す情報を入力する入力欄である。ユーザーは、特定の日にちに発行されたレシートに係る統括識別情報J10を取得することを望む場合、発行日入力欄N73に、当該特定の日にちを示す情報を入力する。
以下、発行日入力欄N73への入力によりユーザーが指定した日にちを示す情報のことを「レシート発行指定日情報」といい、符号として「J32」を付す。
図7に示すように、レシート発行条件入力画面G71は、確定ボタンKB71を有する。確定ボタンKB71は、レシート発行条件入力画面G71への入力を確定するボタンである。
レシート発行条件入力画面G71に対して、ユーザーは、例えば、以下の入力を行う。
例えば、特定の日にちに、特定の店舗で発行されたレシートに係る統括識別情報J10を取得することを望む場合、ユーザーは、店舗識別情報入力欄N71に当該特定の店舗の店舗識別情報J30を入力し、発行日入力欄N73に当該特定の日にちを示す情報J32を入力する。
また例えば、特定の日にちに、特定の印刷装置12が発行したレシートに係る統括識別情報J10を取得することを望む場合、ユーザーは、シリアル番号入力欄N72に当該特定の印刷装置12のシリアル番号J9を入力し、発行日入力欄N73に当該特定の日にちを示す情報J32を入力する。
レシート発行条件入力画面G71の確定ボタンKB71が操作されたことを検出すると、管理装置17のブラウザー実行部601は、レシート発行条件入力画面G71の各入力欄に入力された情報を取得する。
次いで、ブラウザー実行部601は、制御サーバー15に登録されたWebAPIの1つであるWebAPI「Receipts」を用いてHTTPリクエストを生成し、生成したHTTPリクエストを制御サーバー15に送信する。ブラウザー実行部601は、例えば、レシート発行条件入力画面G71に係るHTMLファイルに実装されたスクリプトの機能により、HTTPリクエストの生成、及び、送信を実行する。
以下、WebAPI「Receipts」、及び、WebAPI「Receipts」を用いたHTTPリクエストについて詳述する。
なお、HTTPリクエストは、「APIを指定するAPI指定情報を含み、応答を要求する応答要求情報」に相当する。
WebAPI「Receipts」に係るHTTPリクエストについて、リクエスト行のメソッドは「GET」である。
また、HTTPリクエストのリクエスト行には、パス名として制御サーバー15の所定のURLが記録されると共に、WebAPI「Receipts」を指定する情報がルールに従って記録される。また、パス名には、WebAPI「Receipts」にパラメーターとして受け渡す情報がクエリーパラメーターによりルールに従って記録される。
図8は、WebAPI「Receipts」に係るクエリーパラメーターの説明に利用する図である。
また、図9の(9A)は、WebAPI「Receipts」に係るHTTPリクエストのリクエスト行の一例であり、図9の(9B)は別の一例である。なお、「{BASE_URL}」は、制御サーバー15の所定のURLを示す。
図8に示すように、WebAPI「Receipts」に係るクエリーパラメーターとして、6つのクエリーパラメーターが準備される。
WebAPI「Receipts」に係るクエリーパラメーターのうち、クエリーパラメーター「shop_id」は、店舗識別情報J30に対応するクエリーパラメーターである。ブラウザー実行部601は、店舗識別情報入力欄N71に入力された店舗識別情報J30に基づいて、クエリーパラメーター「shop_id」を記録する(図9の(9A)、(9B)参照。)。
また、WebAPI「Receipts」に係るクエリーパラメーターのうち、クエリーパラメーター「serial_no」は、シリアル番号J9に対応するクエリーパラメーターである。ブラウザー実行部601は、シリアル番号入力欄N72に入力されたシリアル番号J9に基づいて、クエリーパラメーター「serial_no」を記録する。
また、WebAPI「Receipts」に係るクエリーパラメーターのうち、クエリーパラメーター「date」は、上述したレシート発行指定日情報J32に対応するクエリーパラメーターである。ブラウザー実行部601は、発行日入力欄N73に入力されたレシート発行指定日情報J32に基づいて、クエリ―パラメーター「date」を記録する。
制御サーバー15の制御サーバー制御部40は、管理装置17が送信したWebAPI「Receipts」に係るHTTPリクエストを受信する。
次いで、制御サーバー制御部40は、受信したHTTPリクエストで指定されたWebAPI「Receipts」、及び、リクエスト行に記録されたクエリーパラメーターに基づいて、以下の処理を実行する。すなわち、制御サーバー制御部40は、WebAPI「Receipts」の機能により、会計情報管理データベース421から、HTTPリクエストに応じた情報を収集し、収集した情報が記録されたJSON(JavaScript (登録商標)Object Notation)形式のデータ(以下、「応答データ」という。)を生成し、生成した応答データをHTTPレスポンスで応答する。
なお、HTTPレスポンス、及び、HTTPレスポンスに含まれる応答データは、「処理結果を示す情報」に相当する。
図10は、WebAPI「Receipts」の応答データに係るプロパティーの説明に利用する図である。
図10に示すように、WebAPI「Receipts」の応答データに係るプロパティーとして、9つのプロパティーが準備される。
WebAPI「Receipts」の応答データに係るプロパティーのうち、プロパティー「items」は、ユーザーが指定した条件で発行されたレシートに係る統括識別情報J10を有するプロパティーである。
プロパティー「items」について、制御サーバー制御部40は、WebAPI「Receipts」の機能により、以下の方法でユーザーが指定した条件で発行されたレシートに係る統括識別情報J10を取得する。
すなわち、制御サーバー制御部40は、印刷装置データベース422を参照し、ユーザーが指定した店舗識別情報J30の店舗に設けられた印刷装置12のそれぞれのシリアル番号J9を取得する。
次いで、制御サーバー制御部40は、会計情報管理データベース421を参照し、ユーザーが指定した条件に対応するレコードを特定する。
例えば、制御サーバー制御部40は、ユーザーが店舗識別情報J30を指定した場合、ユーザーが指定した店舗識別情報J30の店舗に設けられた印刷装置12のそれぞれのシリアル番号J9の値と同一の値のシリアル番号J9を有するレコードのそれぞれを特定する。
また例えば、制御サーバー制御部40は、ユーザーがシリアル番号J9と、レシート発行指定日情報J32とを指定した場合、ユーザーが指定したシリアル番号J9の値と同一の値のシリアル番号J9を有し、ユーザーが指定したレシート発行指定日情報J32が示す日にちに属する日時を示す発行日時情報J4を有するレコードを特定する。
次いで、制御サーバー制御部40は、特定したレコードのそれぞれが有する統括識別情報J10を取得する。
図11は、図9の(9A)で例示したリクエスト行に係るHTTPリクエストに対する応答データの一例を示す図である。
図12は、図9の(9B)で例示したリクエスト行に係るHTTPリクエストに対する応答データの一例を示す図である。
図11、及び、図12に示すように、制御サーバー制御部40は、WebAPI「Receipts」の機能により、クエリーパラメーターとして付加された情報を反映して、JSON形式の応答データを生成する。
上述したように、制御サーバー制御部40は、HTTPリクエストに応じて応答データを生成し、生成した応答データをHTTPレスポンスで応答する。
管理装置17のブラウザー実行部601は、HTTPレスポンスを受信する。
次いで、ブラウザー実行部601は、受信したHTTPレスポンスに含まれる応答データに基づいて、少なくとも、ユーザーが指定した条件で発行されたレシートのそれぞれの統括識別情報J10が一覧表示された一覧表示画面G131(図13)を表示する。
図13は、図11で例示した応答データに基づいて表示される一覧表示画面G131の一例を示す図である。
図13に示すように、一覧表示画面G131には、プロパティー「items」に基づいて、ユーザーが指定した条件に対応するレシートの統括識別情報J10が一覧表示される。
ユーザーは、一覧表示画面G131を参照することにより、指定した条件に対応するレシートの統括識別情報J10を簡易かつ的確に認識し、取得することができる。
次に、ユーザーが、特定のレシートについて、レシートに係る会計の詳細な情報を取得することを望む場合がある。制御サーバー15は、管理装置17からのアクセスに応じて、以下の方法で、ユーザーが指定するレシートに係る会計に関する情報を提供する。
特定のレシートに係る会計に関する詳細な情報を取得することを望むユーザーは、管理装置17のブラウザーを立ち上げ、統括識別情報入力画面G141(図14)の表示に係る制御サーバー15の所定のURLへのアクセスを指示する。URLは、所定の方法で、ユーザーに事前に通知される。
管理装置17の管理装置制御部60のブラウザー実行部601は、ユーザーの指示に応じて、制御サーバー15の所定のURLにアクセスする。制御サーバー15の制御サーバー制御部40は、所定のURLへのアクセスに応じて、統括識別情報入力画面G141(図14)を表示させるHTMLファイルを管理装置17に送信する。
管理装置17のブラウザー実行部601は、受信したHTMLファイルに基づいて統括識別情報入力画面G141(図14)を管理装置表示部63に表示する。
図14は、統括識別情報入力画面G141を示す図である。
図14に示すように、統括識別情報入力画面G141は、統括識別情報入力欄N141を有する。統括識別情報入力欄N141は、統括識別情報J10を入力する入力欄である。ユーザーは、会計に関する詳細な情報を取得することを望むレシートの統括識別情報J10を、統括識別情報入力欄N141に入力する。
図14に示すように、統括識別情報入力画面G141は、確定ボタンKB141を有する。確定ボタンKB141は、統括識別情報入力画面G141への入力を確定するボタンである。
統括識別情報入力画面G141の確定ボタンKB141が操作されたことを検出すると、管理装置17のブラウザー実行部601は、統括識別情報入力欄N141に入力された統括識別情報J10を取得する。
次いで、ブラウザー実行部601は、制御サーバー15に登録されたWebAPIの1つであるWebAPI「Receipt」を用いてHTTPリクエストを生成し、生成したHTTPリクエストを制御サーバー15に送信する。ブラウザー実行部601は、例えば、統括識別情報入力画面G141に係るHTMLファイルに実装されたスクリプトの機能により、HTTPリクエストの生成、及び、送信を実行する。
以下、WebAPI「Receipt」、及び、WebAPI「Receipt」を用いたHTTPリクエストについて詳述する。
WebAPI「Receipts」に係るHTTPリクエストについて、リクエスト行のメソッドは「GET」である。
また、HTTPリクエストのリクエスト行には、パス名として制御サーバー15の所定のURLが記録されると共に、WebAPI「Receipt」を指定する情報がルールに従って記録される。また、パス名には、WebAPI「Receipt」に受け渡す「統括識別情報J10」がクエリーパラメーターによりルールに従って記録される。
図15は、WebAPI「Receipt」に係るHTTPリクエストのリクエスト行の一例を示す図である。
図15に示すように、ブラウザー実行部601は、統括識別情報入力画面G141の統括識別情報入力欄N141に入力された統括識別情報J10を、クエリーパラメーターとして、リクエスト行に記録されたURLに付加する。
なお、図15の例では、リクエスト行のうち、「receipts/A5B8D5CD−0683−41DE―8BE4−6D14F0971481」の部分が、「APIを指定するAPI指定情報」に相当する。制御サーバー15の制御サーバー制御部40は、リクエスト行に、APIを示す文言として「receipts」が記述され、クエリーパラメーターに統括識別情報J10が記述されている場合は、処理に用いるAPIとして、WebAPI「Receipt」が指定されたと判別する。
制御サーバー15の制御サーバー制御部40は、管理装置17が送信したWebAPI「Receipt」に係るHTTPリクエストを受信する。
次いで、制御サーバー制御部40は、受信したHTTPリクエストで指定されたWebAPI「Receipt」、及び、リクエスト行に記録されたクエリーパラメーターに基づいて、以下の処理を実行する。すなわち、制御サーバー制御部40は、WebAPI「Receipt」の機能により、会計情報管理データベース421から、HTTPリクエストに応じた情報を収集し、収集した情報が記録されたJSON式の応答データを生成し、生成した応答データをHTTPレスポンスで応答する。
図16は、WebAPI「Receipt」の応答データに係るプロパティーの説明に利用する図である。
図16に示すように、WebAPI「Receipt」の応答データに係るプロパティーとして、複数のプロパティーが準備される。
WebAPI「Receipt」の応答データに係るプロパティーのうち、プロパティー「guid」は、統括識別情報J10に対応するプロパティーである。
WebAPI「Receipt」の応答データに係るプロパティーのうち、プロパティー「serial_no」は、シリアル番号J9に対応するプロパティーである。
WebAPI「Receipt」の応答データに係るプロパティーのうち、プロパティー「shop_id」は、店舗識別情報J30に対応するプロパティーである。
WebAPI「Receipt」の応答データに係るプロパティーのうち、プロパティー「printed_at」は、発行日時情報J4に対応するプロパティーである。
WebAPI「Receipt」の応答データに係るプロパティーのうち、プロパティー「receipt_id」は、レシート識別情報J3に対応するプロパティーである。
WebAPI「Receipt」の応答データに係るプロパティーのうち、プロパティー「is_refund」は、払い戻し有無情報J11に対応するプロパティーである。
WebAPI「Receipt」の応答データに係るプロパティーのうち、プロパティー「total」は、合計金額情報J8に対応するプロパティーである。
WebAPI「Receipt」の応答データに係るプロパティーのうち、プロパティー「subtotal」は、小計情報J6に対応するプロパティーである。
WebAPI「Receipt」の応答データに係るプロパティーのうち、プロパティー「guests」は、顧客人数情報J12に対応するプロパティーである。
WebAPI「Receipt」の応答データに係るプロパティーのうち、プロパティー「sale_type」は、販売方法情報J13に対応するプロパティーである。
WebAPI「Receipt」の応答データに係るプロパティーのうち、プロパティー「consumer_id」は、顧客識別情報J14に対応するプロパティーである。
WebAPI「Receipt」の応答データに係るプロパティーのうち、プロパティー「staff.id」(オブジェクト型のプロパティー「staff」に属するプロパティー)は、スタッフ識別情報J15に対応するプロパティーである。
WebAPI「Receipt」の応答データに係るプロパティーのうち、プロパティー「staff.has_original_id」(オブジェクト型(Type:object)のプロパティー「staff」に属するプロパティー)は、スタッフ由来情報J16に対応するプロパティーである。
WebAPI「Receipt」の応答データに係るプロパティーのうち、プロパティー「memberships[].name」(アレイ型(Type:array)のプロパティー「memberships」に属するプロパティー)は、会員所属情報J17に対応するプロパティーである。
WebAPI「Receipt」の応答データに係るプロパティーのうち、プロパティー「memberships[].account_no」(アレイ型(Type:array)のプロパティー「memberships」に属するプロパティー)は、会員識別情報J18に対応するプロパティーである。
WebAPI「Receipt」の応答データに係るプロパティーのうち、プロパティー「is_void」は、取消有無情報J19に対応するプロパティーである。
WebAPI「Receipt」の応答データに係るプロパティーのうち、プロパティー「void.target」(オブジェクト型(Type:object)のプロパティー「void」に属するプロパティー)は、取消対象関連情報J20に対応するプロパティーである。
WebAPI「Receipt」の応答データに係るプロパティーのうち、プロパティー「void.target.href」(オブジェクト型(Type:object)のプロパティー「void」に属するプロパティー)は、取消対象リンク先情報J21に対応するプロパティーである。
WebAPI「Receipt」の応答データに係るプロパティーのうち、プロパティー「void.type」(オブジェクト型(Type:object)のプロパティー「void」に属するプロパティー)は、取消理由情報J22に対応するプロパティーである。
WebAPI「Receipt」の応答データに係るプロパティーのうち、プロパティー「taxes[].name」(アレイ型(Type:array)のプロパティー「taxes」に属するプロパティー)は、税名称情報J23に対応するプロパティーである。
WebAPI「Receipt」の応答データに係るプロパティーのうち、プロパティー「taxes[].value」(アレイ型(Type:array)のプロパティー「taxes」に属するプロパティー)は、税額情報J7に対応するプロパティーである。
WebAPI「Receipt」の応答データに係るプロパティーのうち、プロパティー「products」は、アレイ型(Type:array)のプロパティーである。プロパティー「products」に関しては、図17を用いて後述する。
WebAPI「Receipt」の応答データに係るプロパティーのうち、プロパティー「discounts[].name」(アレイ型(Type:array)のプロパティー「discounts」に属するプロパティー)は、割引名称情報J24に対応するプロパティーである。
WebAPI「Receipt」の応答データに係るプロパティーのうち、プロパティー「discounts[].value」(アレイ型(Type:array)のプロパティー「discounts」に属するプロパティー)は、割引額情報J25に対応するプロパティーである。
WebAPI「Receipt」の応答データに係るプロパティーのうち、プロパティー「payment_methods[].name」(アレイ型(Type:array)のプロパティー「payment_methods」に属するプロパティー)は、支払方法名称情報J26に対応するプロパティーである。
WebAPI「Receipt」の応答データに係るプロパティーのうち、プロパティー「payment_methods[].value」(アレイ型(Type:array)のプロパティー「payment_methods」に属するプロパティー)は、支払額情報J27に対応するプロパティーである。
図17は、上述したプロパティー「puroducts」に属するプロパティーの説明に利用する図である。
プロパティー「name」は、商品名情報J52に対応するプロパティーである。
プロパティー「quantity」は、購入数量情報J51に対応するプロパティーである。
プロパティー「price」は、単価情報J53に対応するプロパティーである。
プロパティー「discounts[].name」(アレイ型(Type:array)のプロパティー「discounts」に属するプロパティー)は、購入商品割引名称情報J2811に対応するプロパティーである。
プロパティー「discounts[].value」(アレイ型(Type:array)のプロパティー「discounts」に属するプロパティー)は、購入商品割引額情報J2812に対応するプロパティーである。
プロパティー「modifiers[].name」(アレイ型(Type:array)のプロパティー「modifiers」に属するプロパティー)は、取消商品名情報J2821に対応するプロパティーである。
プロパティー「modifiers[].quantity」(アレイ型(Type:array)のプロパティー「modifiers」に属するプロパティー)は、取消商品数量情報J2822に対応するプロパティーである。
プロパティー「modifiers[].price」(アレイ型(Type:array)のプロパティー「modifiers」に属するプロパティー)は、取消商品単価情報J2823に対応するプロパティーである。
プロパティー「modifiers[].discounts[].name」(アレイ型(Type:array)のプロパティー「modifiers」に属する、アレイ型(Type:array)のプロパティー「discounts」に属するプロパティー)は、取消商品割引名称情報J2824に対応するプロパティーである。
プロパティー「modifiers[].discounts[].value」(アレイ型(Type:array)のプロパティー「modifiers」に属する、アレイ型(Type:array)のプロパティー「discounts」に属するプロパティー)は、取消商品割引額情報J2825に対応するプロパティーである。
応答データの生成に際し、制御サーバー制御部40は、会計情報管理データベース421を参照し、ユーザーが指定した統括識別情報J10の値と同一の値の統括識別情報J10を有するレコードを特定する。
次いで、制御サーバー制御部40は、特定したレコードから、応答データを生成するのに必要な情報を取得し、取得した情報に基づいて応答データを生成する。
図18は、図15で例示したリクエスト行に係るHTTPリクエストに対する応答データの一例を示す図である。
図18に示すように、制御サーバー制御部40は、WebAPI「Receipt」の機能により、クエリーパラメーターとして付加された情報を反映して、JSON形式の応答データを生成する。
上述したように、制御サーバー制御部40は、HTTPリクエストに応じて応答データを生成し、生成した応答データをHTTPレスポンスで応答する。
管理装置17のブラウザー実行部601は、HTTPレスポンスを受信する。
次いで、ブラウザー実行部601は、受信したHTTPレスポンスに含まれる応答データに基づいて、応答データに含まれる情報の少なくとも一部が表示された詳細表示画面G191(図19)を表示する。
図19は、図18で例示した応答データに基づいて表示される詳細表示画面G191の一例を示す図である。
図19に示すように、詳細表示画面G191には、応答データに基づいて、ユーザーが指定したレシートに係る会計に関する情報が表示される。
ユーザーは、詳細表示画面G191を参照することにより、指定したレシートに係る会計に関する情報を簡易、かつ、的確に認識し、取得できる。
以上説明したように、本実施形態に係る制御サーバー15(情報処理装置)は、会計に関する会計情報が印刷されたレシートを発行する印刷装置12と通信可能であり、複数のAPIが登録される。制御サーバー15は、会計情報管理データベース421(データベース)を記憶する制御サーバー記憶部42と、印刷装置12から会計情報を受信し、受信した会計情報を会計情報管理データベース421に記憶させ、APIを指定するAPI指定情報を含み、応答を要求する応答要求情報(HTTPリクエスト)を、管理装置17(外部装置)から受信した場合、会計情報管理データベース421に記憶させた会計情報に基づいて、API指定情報が指定するAPIにより処理を実行し、処理結果を示す情報を管理装置17に送信する制御サーバー制御部40と、を備える。
この構成によれば、制御サーバー15に、会計情報管理データベースに基づく処理を実行する機能を有するAPIが登録される。そして、管理装置17は、APIを利用して、会計情報管理データベース421に基づく処理を制御サーバー15に実行させて処理結果を取得することができる。このため、管理装置17を介してレシートに印刷される会計情報を簡易に活用できる。
また、本実施形態において、印刷装置12は店舗に設けられる。会計情報管理データベース421が記憶する会計情報は、会計情報に対応する会計を識別する統括識別情報J10を含む。WebAPI「Receipts」は、会計情報管理データベース421が記憶する会計情報に基づいて、特定の店舗識別情報J30の店舗に設けられた印刷装置12が発行したレシートの統括識別情報J10を取得する機能を有する。そして、制御サーバー制御部40は、WebAPI「Receipts」を指定するAPI指定情報、及び、店舗識別情報を含む応答要求情報を管理装置17から受信した場合、WebAPI「Receipts」により処理を実行し、応答要求情報に含まれる店舗識別情報の店舗に設けられた印刷装置12により発行されたレシートに係る統括識別情報J10を取得し、処理結果を示す情報として送信する。
この構成によれば、WebAPI「Receipts」を利用して、管理装置17を介して、特定の店舗において発行されたレシートに係る統括識別情報J10を簡易に取得することが可能となる。
また、本実施形態において、会計情報は、シリアル番号J9(印刷装置識別情報)、及び、統括識別情報J10を含む。WebAPI「Receipts」は、特定のシリアル番号J9の印刷装置12が発行したレシートに係る統括識別情報J10を取得する機能を有する。制御サーバー制御部40は、WebAPI「Receipts」を指定するAPI指定情報、及び、シリアル番号J9を含む応答要求情報を管理装置17から受信した場合、WebAPI「Receipts」により処理を実行し、応答要求情報に含まれるシリアル番号J9の印刷装置12が発行したレシートに係る統括識別情報J10を取得し、処理結果を示す情報として送信する。
この構成によれば、WebAPI「Receipts」を利用して、管理装置17を介して、特定の印刷装置12が発行したレシートに係る統括識別情報J10を簡易に取得することが可能となる。
また、本実施形態において、会計情報は、統括識別情報J10、及び、会計で購入された商品に関する購入商品情報J281を含む。WebAPI「Receipt」は、特定の統括識別情報J10に係る会計情報に含まれる購入商品情報J281を取得する機能を有する。制御サーバー制御部40は、WebAPI「Receipt」を指定するAPI指定情報、及び、統括識別情報J10を含む応答要求情報を管理装置17から受信した場合、WebAPI「Receipt」により処理を実行し、応答要求情報に含まれる統括識別情報J10に係る会計情報に含まれる購入商品情報J281を取得し、処理結果を示す情報として送信する。
この構成によれば、WebAPI「Receipt」を利用して、管理装置17を介して、購入商品情報J281を簡易に取得することが可能となる。
また、本実施形態において、会計情報は、統括識別情報J10、及び、会計における支払いに関する金額情報(小計情報J6や、合計金額情報J8等)を含む。WebAPI「Receipt」は、特定の統括識別情報J10に係る会計情報に含まれる金額情報を取得する機能をする。制御サーバー制御部40は、WebAPI「Receipt」を指定するAPI指定情報、及び、統括識別情報J10を含む応答要求情報を管理装置17から受信した場合、WebAPI「Receipt」により処理を実行し、応答要求情報に含まれる統括識別情報J10に係る会計情報に含まれる金額情報を取得し、処理結果を示す情報として送信する。
この構成によれば、WebAPI「Receipt」を利用して、管理装置17を介して、金額情報を簡易に取得することが可能となる。
また、本実施形態において、会計情報は、統括識別情報J10、及び、会計における割引に関する割引情報(割引名称情報J24や、割引額情報J25等)を含む。WebAPI「Receipt」は、特定の統括識別情報J10に係る会計情報に含まれる割引情報を取得する機能を有する。制御サーバー制御部40は、WebAPI「Receipt」を指定するAPI指定情報、及び、統括識別情報J10を含む応答要求情報を管理装置17から受信した場合、WebAPI「Receipt」により処理を実行し、応答要求情報に含まれる統括識別情報J10に係る会計情報に含まれる割引情報を取得し、処理結果を示す情報として送信する。
この構成によれば、WebAPI「Receipt」を利用して、管理装置17を介して、割引情報を簡易に取得することが可能となる。
また、本実施形態において、会計情報は、統括識別情報J10、及び、会計における税に関する税情報(税額情報J7、及び、税名称情報J23)を含む。WebAPI「Receipt」は、特定の統括識別情報J10に係る会計情報に含まれる税情報を取得する機能を有する。制御サーバー制御部40は、WebAPI「Receipt」を指定するAPI指定情報、及び、統括識別情報J10を含む応答要求情報を管理装置17から受信した場合、WebAPI「Receipt」により処理を実行し、応答要求情報に含まれる統括識別情報J10に係る会計情報に含まれる税情報を取得し、処理結果を示す情報として送信する。
この構成によれば、WebAPI「Receipt」を利用して、管理装置17を介して、税情報を簡易に取得することが可能となる。
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。
例えば、上述した制御サーバー15の制御方法(情報処理装置の制御方法)が、制御サーバー15が備えるコンピューター、又は、制御サーバー15に接続される外部装置を用いて実現される場合、本発明を、当該方法を実現するためにコンピューターが実行するプログラム、このプログラムをコンピューターで読み取り可能に記録した記録媒体、或いは、このプログラムを伝送する伝送媒体の態様で構成することも可能である。上記記録媒体としては、磁気的、光学的記録媒体又は半導体メモリーデバイスを用いることができる。具体的には、フレキシブルディスク、HDD(Hard Disk Drive)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、Blu−ray(登録商標)Disc、光磁気ディスク、フラッシュメモリー、カード型記録媒体等の可搬型の、或いは固定式の記録媒体が挙げられる。また、上記記録媒体は、制御サーバー15や、制御サーバー15に接続された外部装置が備える内部記憶装置であるRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD等の不揮発性記憶装置でもよい。
また例えば、上述した実施形態では、会計に応じて、印刷装置12は、制御サーバー15に印刷データを送信し、制御サーバー15が印刷データから会計情報を抽出した。しかしながら、印刷装置12が印刷データから会計情報を抽出して制御サーバー15に送信する構成でもよい。
また例えば、上述した実施形態では、会計情報管理データベース421、及び、印刷装置データベース422が記憶する情報を具体的に例示して説明したが、これらデータベースが記憶する情報は例示した情報に限らない。
また、図を用いて説明した各機能ブロックはハードウェアとソフトウェアにより任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成を示唆するものではない。
1…会計システム(情報処理システム)、12…印刷装置、13…タブレット端末、15…制御サーバー(情報処理装置)、17…管理装置、20…タブレット端末制御部、21…タブレット端末通信部、22…タッチパネル、23…タブレット端末記憶部、30…印刷装置制御部、31…印刷部、32…印刷装置記憶部、33…印刷装置通信部、34…印刷装置ネットワーク通信部、35…デバイス通信部、40…制御サーバー制御部(制御部)、41…制御サーバーネットワーク通信部、42…制御サーバー記憶部(記憶部)、60…管理装置制御部、61…管理装置ネットワーク通信部、62…管理装置記憶部、63…管理装置表示部、201…タブレット端末アプリケーション実行部、421…会計情報管理データベース、422…印刷装置データベース、601…ブラウザー実行部、BR…バーコードリーダー、CD…カスタマーディスプレー、JT…自動釣銭機。

Claims (8)

  1. 会計に関する会計情報が印刷されたレシートを発行する印刷装置と通信可能であり、複数のAPIが登録された情報処理装置であって、
    前記印刷装置を識別する印刷装置識別情報、前記レシートを識別する統括識別情報、及び、前記レシートを発行する発行日時情報を関連付けたレコードを含む会計情報管理データベースを記憶する記憶部と、
    前記印刷装置から前記レシートに印刷される前記会計情報を受信し、受信した前記会計情報に基づいて前記レコードを生成して前会計情報管理データベースに記憶させ、
    前記複数のAPIのうち1のAPIを指定するAPI指定情報及び所定の情報に対応するパラメーターを含み、応答を要求する応答要求情報を外部装置から受信した場合、前記会計情報管理データベースに記憶させた前記会計情報に基づいて、前記API指定情報が指定する前記1のAPI及び前記パラメーターにより処理を実行し、処理結果を示す情報を前記外部装置に送信する制御部と、を備え、
    前記所定の情報は、前記印刷装置識別情報、前記発行日時情報の少なくとも1つである、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記記憶部は、前記印刷装置識別情報と、前記印刷装置が設けられる店舗の店舗識別情報とを対応付けて記憶する印刷装置データベースを記憶し、
    前記所定の情報は、前記店舗識別情報を含み、
    前記パラメーターが前記店舗識別情報に対応するパラメーターと前記印刷装置識別情報に対応するパラメーターであるとき、
    記制御部は、
    前記処理として、前記店舗に設けられた前記印刷装置により発行された前記レシートに係る前記統括識別情報を取得し、前記処理結果を示す前記情報として前記店舗に設けられた前記印刷装置により発行された前記レシートに係る前記統括識別情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記会計情報管理データベースは、前記統括識別情報と関連付けられ、前記会計で購入された商品に関する購入商品情報を前記会計情報として含み、
    前記情報処理装置は、前記複数のAPIのうち、前記パラメーターとして前記統括識別情報が記述される第2APIが登録され、
    前記制御部は、
    前記第2APIを指定する第2API指定情報、及び、前記統括識別情報に対応する前記パラメーターを含み、応答を要求する第2応答要求情報を前記外部装置から受信した場合、前記第2APIにより処理を実行し、前記会計情報管理データベースに含まれる前記統括識別情報と関連付けられた前記購入商品情報を取得し、取得した前記購入商品情報を前記処理結果を示す前記情報として送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記会計情報管理データベースは前記統括識別情報と関連付けられ、前記会計における支払いに関する金額情報を前記会計情報として含み、
    記制御部は、
    前記第2応答要求情報を前記外部装置から受信した場合、前記第2APIにより処理を実行し、前記会計情報管理データベースに含まれる前記統括識別情報と関連付けられた前記金額情報を取得し、取得した前記金額情報を前記処理結果を示す前記情報として送信する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記会計情報管理データベースは前記統括識別情報と関連付けられ、前記会計における割引に関する割引情報を前記会計情報として含み、
    記制御部は、
    前記第2応答要求情報を前記外部装置から受信した場合、前記第2APIにより処理を実行し、前記会計情報管理データベースに含まれる前記統括識別情報と関連付けられた前記割引情報を取得し、取得した前記割引情報を前記処理結果を示す前記情報として送信する
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の情報処理装置。
  6. 前記会計情報管理データベースは前記統括識別情報と関連付けられ、前記会計における税に関する税情報を含み、
    記制御部は、
    前記第2応答要求情報を前記外部装置から受信した場合、前記第2APIにより処理を実行し、前記会計情報管理データベースに含まれる前記統括識別情報と関連付けられた前記税情報を取得し、取得した前記税情報を前記処理結果を示す前記情報として送信する
    ことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 会計に関する会計情報が印刷されたレシートを発行する印刷装置と通信可能であり、複数のAPIが登録された情報処理装置と、前記情報処理装置と通信可能な外部装置と、を備える情報処理システムであって、
    前記外部装置は、
    前記複数のAPIのうち1のAPIを指定するAPI指定情報及び所定の情報に対応するパラメーターを含み、応答を要求する応答要求情報を前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置は、
    前記印刷装置を識別する印刷装置識別情報、前記レシートを識別する統括識別情報、及び、前記レシートを発行する発行日時情報を関連付けたレコードを含む会計情報管理データベースを記憶する記憶部と、
    前記印刷装置から前記レシートに印刷される前記会計情報を受信し、受信した前記会計情報に基づいて前記レコードを生成して前記会計情報管理データベースに記憶させ、
    前記応答要求情報を前記外部装置から受信した場合、前記会計情報管理データベースに記憶させた前記会計情報に基づいて、前記API指定情報が指定する前記1のAPI及び前記パラメーターにより処理を実行し、処理結果を示す情報を前記外部装置に送信する制御部と、を備え、
    前記所定の情報は、前記印刷装置識別情報、前記発行日時情報の少なくとも1つである、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  8. 会計に関する会計情報が印刷されたレシートを発行する印刷装置と通信可能であり、複数のAPIが登録された情報処理装置の制御方法であって、
    前記印刷装置を識別する印刷装置識別情報、前記レシートを識別する統括識別情報、及び、前記レシートを発行する発行日時情報を関連付けたレコードを含む会計情報管理データベースを記憶し、
    前記印刷装置から前記レシートに印刷される前記会計情報を受信し、受信した前記会計情報に基づいて前記レコードを生成して前記会計情報管理データベースに記憶させ、
    前記複数のAPIのうち1のAPIを指定するAPI指定情報及び所定の情報に対応するパラメーターを含み、応答を要求する応答要求情報を外部装置から受信した場合、前記会計情報管理データベースに記憶させた前記会計情報に基づいて、前記API指定情報が指定する前記1のAPI及び前記パラメーターにより処理を実行し、処理結果を示す情報を前記外部装置に送信し、
    前記所定の情報は、前記印刷装置識別情報、前記発行日時情報の少なくとも1つである、
    ことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
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