JP2017008847A5 - - Google Patents

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上記目的を達成するため、請求項1、3、9、10、11、12に記載の発明では、
熱媒体を吸入して吐出するポンプ(11、12)と、
熱媒体を貯留するリザーブタンク(55)と、
熱媒体と熱交換される複数の熱機器(13、16、17、18、20A、20B)と、
複数の熱機器のうち少なくとも1つの熱機器に対して熱媒体の流れの上流側に配置され、熱媒体の流路の開度を調整する上流側バルブ(22)と、
複数の熱機器(13、16、17、18、20A、20B)のうち少なくとも1つの熱機器に対して熱媒体の流れの下流側に配置され、熱媒体の流路の開度を調整する下流側バルブ(23)と、
上流側バルブ(22)と少なくとも1つの熱機器との間における熱媒体の流路、および少なくとも1つの熱機器と下流側バルブ(23)との間における熱媒体の流路のうち少なくとも一部を形成し、熱媒体の圧力に応じて膨張・収縮するホース(43、46、47、48、50、51)とを備え、
複数の熱機器のうち他の少なくとも1つの熱機器に熱媒体が流通している場合、上流側バルブ(22)における熱媒体の圧力損失が下流側バルブ(23)における熱媒体の圧力損失よりも大きくなることによって、少なくとも1つの熱機器における熱媒体の流量が制限されることを特徴とする。
これによると、上流側バルブ(22)における熱媒体の圧力損失が下流側バルブ(23)における熱媒体の圧力損失以下になっている場合と比較して、少なくとも1つの熱機器における熱媒体の圧力を低くできるので、ホース(43、46、47、48、50、51)の膨張を抑制してホースの容積を小さく抑えることができる。そのため、リザーブタンク(55)内の熱媒体の減少を抑制できる。
さらに、請求項1に記載の発明では、
上流側バルブ(22)の開度が下流側バルブ(23)の開度よりも小さくなることによって、上流側バルブ(22)における熱媒体の圧力損失が下流側バルブ(23)における熱媒体の圧力損失よりも大きくなり、
上流側バルブ(22)および下流側バルブ(23)はそれぞれ、熱媒体の流路と連通する開口部(222a、232a)が形成された弁体(222、232)を有しており、
上流側バルブ(22)の開口部(222a)の形状と下流側バルブ(23)の開口部(232a)の形状とが互いに異なっていることによって、上流側バルブ(22)の開度が下流側バルブ(23)の開度よりも小さくなることを特徴とする。
これにより、少なくとも1つの熱機器における熱媒体の圧力を確実に低くできる。また、簡素な構成によって、上流側バルブ(22)および下流側バルブ(23)の開度を互いに異ならせることができる。
さらに、請求項3に記載の発明では、
上流側バルブ(22)および下流側バルブ(23)はそれぞれ、熱媒体の流路と連通する開口部(222a、232a)が形成された弁体(222、232)と、弁体(222、232)からの冷却水の漏れを抑制するシール部材(223、233)とを有しており、
下流側バルブ(23)のシール部材(233)のシール力が上流側バルブ(22)のシール部材(223)のシール力よりも弱くなっていることによって、上流側バルブ(22)における熱媒体の圧力損失が下流側バルブ(23)における熱媒体の圧力損失よりも大きくなることを特徴とする。
これにより、少なくとも1つの熱機器における熱媒体の圧力を確実に低くできる。
さらに、請求項9に記載の発明では、
他の少なくとも1つの熱機器に熱媒体が流通している場合において、
熱媒体の圧力、熱媒体の温度、およびリザーブタンク(55)に貯留されている熱媒体の液面の高さのうち少なくとも1つに基づいて、リザーブタンク(55)に貯留されている熱媒体が増加すると判断される場合、
下流側バルブ(23)における熱媒体の圧力損失が上流側バルブ(22)における熱媒体の圧力損失よりも大きくなることによって、少なくとも1つの熱機器における熱媒体の流量が制限されることを特徴とする。
これによると、リザーブタンク(55)に貯留されている熱媒体が増加すると判断される場合、少なくとも1つの熱機器における熱媒体の圧力を高くできるので、ホース(43、46、47、48、50、51)を膨張させてホースの容積を大きくできる。そのため、リザーブタンク(55)内の熱媒体の増加を抑制できる。
さらに、請求項10に記載の発明では、
他の少なくとも1つの熱機器に熱媒体が流通している場合において、
熱媒体の圧力、熱媒体の温度、およびリザーブタンク(55)に貯留されている熱媒体の液面の高さのうち少なくとも1つに基づいて、リザーブタンク(55)に貯留されている熱媒体が減少すると判断される場合、
上流側バルブ(22)における熱媒体の圧力損失が下流側バルブ(23)における熱媒体の圧力損失よりも大きくなることによって、少なくとも1つの熱機器における熱媒体の流量が制限されることを特徴とする。
これによると、リザーブタンク(55)に貯留されている熱媒体が減少すると判断される場合、少なくとも1つの熱機器における熱媒体の圧力を低くできるので、ホース(43、46、47、48、50、51)の膨張を抑制させてホースの容積を小さくできる。そのため、リザーブタンク(55)内の熱媒体の減少を抑制できる。
さらに、請求項11に記載の発明では、
他の少なくとも1つの熱機器に熱媒体が流通している場合において、
少なくとも1つの熱機器の温度、または他の少なくとも1つの熱機器の温度が所定温度を超えると推定される場合、
下流側バルブ(23)における熱媒体の圧力損失が上流側バルブ(22)における熱媒体の圧力損失よりも大きくなることによって、少なくとも1つの熱機器における熱媒体の流量が制限されることを特徴とする。
これによると、少なくとも1つの熱機器の温度、または他の少なくとも1つの熱機器の温度が所定温度を超えると推定される場合、少なくとも1つの熱機器における熱媒体の圧力を高くできるので、熱媒体の沸騰温度を上昇させることができる。そのため、熱媒体の沸騰を抑制できる。
さらに、請求項12に記載の発明では、
複数の熱機器は、熱媒体と相手側流体とを熱交換させる熱交換器(16、17、18、20)を含んでおり、
相手側流体の温度が所定温度を超えると推定される場合、
下流側バルブ(23)における熱媒体の圧力損失が上流側バルブ(22)における熱媒体の圧力損失よりも大きくなることによって、少なくとも1つの熱機器における熱媒体の流量が制限されることを特徴とする。
これによると、相手側流体の温度が所定温度を超えると推定される場合、少なくとも1つの熱機器における熱媒体の圧力を高くできるので、熱媒体の沸騰温度を上昇させることができる。そのため、熱媒体の沸騰を抑制できる。

Claims (14)

  1. 熱媒体を吸入して吐出するポンプ(11、12)と、
    前記熱媒体を貯留するリザーブタンク(55)と、
    前記熱媒体と熱交換される複数の熱機器(13、16、17、18、20A、20B)と、
    前記複数の熱機器のうち少なくとも1つの熱機器に対して前記熱媒体の流れの上流側に配置され、前記熱媒体の流路の開度を調整する上流側バルブ(22)と、
    前記複数の熱機器のうち少なくとも1つの熱機器に対して前記熱媒体の流れの下流側に配置され、前記熱媒体の流路の開度を調整する下流側バルブ(23)と、
    前記上流側バルブ(22)と前記少なくとも1つの熱機器との間における前記熱媒体の流路、および前記少なくとも1つの熱機器と前記下流側バルブ(23)との間における前記熱媒体の流路のうち少なくとも一方の流路を形成し、前記熱媒体の圧力に応じて膨張・収縮するホース(43、46、47、48、50、51)とを備え、
    前記複数の熱機器のうち他の少なくとも1つの熱機器に前記熱媒体が流通している場合、前記上流側バルブ(22)における前記熱媒体の圧力損失が前記下流側バルブ(23)における前記熱媒体の圧力損失よりも大きくなることによって、前記少なくとも1つの熱機器における前記熱媒体の流量が制限され
    前記上流側バルブ(22)の開度が前記下流側バルブ(23)の開度よりも小さくなることによって、前記上流側バルブ(22)における前記熱媒体の圧力損失が前記下流側バルブ(23)における前記熱媒体の圧力損失よりも大きくなり、
    前記上流側バルブ(22)および前記下流側バルブ(23)はそれぞれ、前記熱媒体の流路と連通する開口部(222a、232a)が形成された弁体(222、232)を有しており、
    前記上流側バルブ(22)の開口部(222a)の形状と前記下流側バルブ(23)の開口部(232a)の形状とが互いに異なっていることによって、前記上流側バルブ(22)の開度が前記下流側バルブ(23)の開度よりも小さくなることを特徴とする車両用熱管理装置。
  2. 前記複数の熱機器(13、16、17、18、20A、20B)のうち他の少なくとも1つの熱機器に前記熱媒体が流通している場合、前記上流側バルブ(22)の開度が0%になり、前記下流側バルブ(23)の開度が0%よりも大きくなることによって、前記少なくとも1つの熱機器における前記熱媒体の流通が遮断されることを特徴とする請求項に車両用熱管理装置。
  3. 熱媒体を吸入して吐出するポンプ(11、12)と、
    前記熱媒体を貯留するリザーブタンク(55)と、
    前記熱媒体と熱交換される複数の熱機器(13、16、17、18、20A、20B)と、
    前記複数の熱機器のうち少なくとも1つの熱機器に対して前記熱媒体の流れの上流側に配置され、前記熱媒体の流路の開度を調整する上流側バルブ(22)と、
    前記複数の熱機器のうち少なくとも1つの熱機器に対して前記熱媒体の流れの下流側に配置され、前記熱媒体の流路の開度を調整する下流側バルブ(23)と、
    前記上流側バルブ(22)と前記少なくとも1つの熱機器との間における前記熱媒体の流路、および前記少なくとも1つの熱機器と前記下流側バルブ(23)との間における前記熱媒体の流路のうち少なくとも一方の流路を形成し、前記熱媒体の圧力に応じて膨張・収縮するホース(43、46、47、48、50、51)とを備え、
    前記複数の熱機器のうち他の少なくとも1つの熱機器に前記熱媒体が流通している場合、前記上流側バルブ(22)における前記熱媒体の圧力損失が前記下流側バルブ(23)における前記熱媒体の圧力損失よりも大きくなることによって、前記少なくとも1つの熱機器における前記熱媒体の流量が制限され
    前記上流側バルブ(22)および前記下流側バルブ(23)はそれぞれ、前記熱媒体の流路と連通する開口部(222a、232a)が形成された弁体(222、232)と、前記弁体(222、232)からの前記冷却水の漏れを抑制するシール部材(223、233)とを有しており、
    前記下流側バルブ(23)のシール部材(233)のシール力が前記上流側バルブ(22)のシール部材(223)のシール力よりも弱くなっていることによって、前記上流側バルブ(22)における前記熱媒体の圧力損失が前記下流側バルブ(23)における前記熱媒体の圧力損失よりも大きくなることを特徴とする車両用熱管理装置。
  4. 前記ポンプは第1ポンプ(11)であり、
    さらに、前記熱媒体を吸入して吐出する第2ポンプ(12)を備え、
    前記上流側バルブ(22)は、前記第1ポンプ(11)が吐出した前記熱媒体、および前記第2ポンプ(12)が吐出した前記熱媒体のいずれかを前記少なくとも1つの熱機器に選択的に流入させ、
    前記下流側バルブ(23)は、前記少なくとも1つの熱機器から流出した前記熱媒体を、前記第1ポンプ(11)および前記第2ポンプ(12)のいずれかに選択的に流入させることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の車両用熱管理装置。
  5. 前記他の少なくとも1つの熱機器に前記熱媒体が流通している場合において、
    前記熱媒体の圧力、前記熱媒体の温度、および前記リザーブタンク(55)に貯留されている前記熱媒体の液面の高さのうち少なくとも1つに基づいて、前記リザーブタンク(55)に貯留されている前記熱媒体が増加すると判断される場合、
    前記下流側バルブ(23)における前記熱媒体の圧力損失が前記上流側バルブ(22)における前記熱媒体の圧力損失よりも大きくなることによって、前記少なくとも1つの熱機器における前記熱媒体の流量が制限されることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の車両用熱管理装置。
  6. 前記他の少なくとも1つの熱機器に前記熱媒体が流通している場合において、
    前記熱媒体の圧力、前記熱媒体の温度、および前記リザーブタンク(55)に貯留されている前記熱媒体の液面の高さのうち少なくとも1つに基づいて、前記リザーブタンク(55)に貯留されている前記熱媒体が減少すると判断される場合、
    前記上流側バルブ(22)における前記熱媒体の圧力損失が前記下流側バルブ(23)における前記熱媒体の圧力損失よりも大きくなることによって、前記少なくとも1つの熱機器における前記熱媒体の流量が制限されることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の車両用熱管理装置。
  7. 前記他の少なくとも1つの熱機器に前記熱媒体が流通している場合において、
    前記少なくとも1つの熱機器の温度、または前記他の少なくとも1つの熱機器の温度が所定温度を超えると推定される場合、
    前記下流側バルブ(23)における前記熱媒体の圧力損失が前記上流側バルブ(22)における前記熱媒体の圧力損失よりも大きくなることによって、前記少なくとも1つの熱機器における前記熱媒体の流量が制限されることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の車両用熱管理装置。
  8. 前記複数の熱機器は、前記熱媒体と相手側流体とを熱交換させる熱交換器(16、17、18、20)を含んでおり、
    前記相手側流体の温度が所定温度を超えると推定される場合、
    前記下流側バルブ(23)における前記熱媒体の圧力損失が前記上流側バルブ(22)における前記熱媒体の圧力損失よりも大きくなることによって、前記少なくとも1つの熱機器における前記熱媒体の流量が制限されることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の車両用熱管理装置。
  9. 熱媒体を吸入して吐出するポンプ(11、12)と、
    前記熱媒体を貯留するリザーブタンク(55)と、
    前記熱媒体と熱交換される複数の熱機器(13、16、17、18、20A、20B)と、
    前記複数の熱機器のうち少なくとも1つの熱機器に対して前記熱媒体の流れの上流側に配置され、前記熱媒体の流路の開度を調整する上流側バルブ(22)と、
    前記複数の熱機器のうち少なくとも1つの熱機器に対して前記熱媒体の流れの下流側に配置され、前記熱媒体の流路の開度を調整する下流側バルブ(23)と、
    前記上流側バルブ(22)と前記少なくとも1つの熱機器との間における前記熱媒体の流路、および前記少なくとも1つの熱機器と前記下流側バルブ(23)との間における前記熱媒体の流路のうち少なくとも一方の流路を形成し、前記熱媒体の圧力に応じて膨張・収縮するホース(43、46、47、48、50、51)とを備え、
    前記複数の熱機器のうち他の少なくとも1つの熱機器に前記熱媒体が流通している場合、前記上流側バルブ(22)における前記熱媒体の圧力損失が前記下流側バルブ(23)における前記熱媒体の圧力損失よりも大きくなることによって、前記少なくとも1つの熱機器における前記熱媒体の流量が制限され
    前記他の少なくとも1つの熱機器に前記熱媒体が流通している場合において、
    前記熱媒体の圧力、前記熱媒体の温度、および前記リザーブタンク(55)に貯留されている前記熱媒体の液面の高さのうち少なくとも1つに基づいて、前記リザーブタンク(55)に貯留されている前記熱媒体が増加すると判断される場合、
    前記下流側バルブ(23)における前記熱媒体の圧力損失が前記上流側バルブ(22)における前記熱媒体の圧力損失よりも大きくなることによって、前記少なくとも1つの熱機器における前記熱媒体の流量が制限されることを特徴とする車両用熱管理装置。
  10. 熱媒体を吸入して吐出するポンプ(11、12)と、
    前記熱媒体を貯留するリザーブタンク(55)と、
    前記熱媒体と熱交換される複数の熱機器(13、16、17、18、20A、20B)と、
    前記複数の熱機器のうち少なくとも1つの熱機器に対して前記熱媒体の流れの上流側に配置され、前記熱媒体の流路の開度を調整する上流側バルブ(22)と、
    前記複数の熱機器のうち少なくとも1つの熱機器に対して前記熱媒体の流れの下流側に配置され、前記熱媒体の流路の開度を調整する下流側バルブ(23)と、
    前記上流側バルブ(22)と前記少なくとも1つの熱機器との間における前記熱媒体の流路、および前記少なくとも1つの熱機器と前記下流側バルブ(23)との間における前記熱媒体の流路のうち少なくとも一方の流路を形成し、前記熱媒体の圧力に応じて膨張・収縮するホース(43、46、47、48、50、51)とを備え、
    前記複数の熱機器のうち他の少なくとも1つの熱機器に前記熱媒体が流通している場合、前記上流側バルブ(22)における前記熱媒体の圧力損失が前記下流側バルブ(23)における前記熱媒体の圧力損失よりも大きくなることによって、前記少なくとも1つの熱機器における前記熱媒体の流量が制限され
    前記他の少なくとも1つの熱機器に前記熱媒体が流通している場合において、
    前記熱媒体の圧力、前記熱媒体の温度、および前記リザーブタンク(55)に貯留されている前記熱媒体の液面の高さのうち少なくとも1つに基づいて、前記リザーブタンク(55)に貯留されている前記熱媒体が減少すると判断される場合、
    前記上流側バルブ(22)における前記熱媒体の圧力損失が前記下流側バルブ(23)における前記熱媒体の圧力損失よりも大きくなることによって、前記少なくとも1つの熱機器における前記熱媒体の流量が制限されることを特徴とする車両用熱管理装置。
  11. 熱媒体を吸入して吐出するポンプ(11、12)と、
    前記熱媒体を貯留するリザーブタンク(55)と、
    前記熱媒体と熱交換される複数の熱機器(13、16、17、18、20A、20B)と、
    前記複数の熱機器のうち少なくとも1つの熱機器に対して前記熱媒体の流れの上流側に配置され、前記熱媒体の流路の開度を調整する上流側バルブ(22)と、
    前記複数の熱機器のうち少なくとも1つの熱機器に対して前記熱媒体の流れの下流側に配置され、前記熱媒体の流路の開度を調整する下流側バルブ(23)と、
    前記上流側バルブ(22)と前記少なくとも1つの熱機器との間における前記熱媒体の流路、および前記少なくとも1つの熱機器と前記下流側バルブ(23)との間における前記熱媒体の流路のうち少なくとも一方の流路を形成し、前記熱媒体の圧力に応じて膨張・収縮するホース(43、46、47、48、50、51)とを備え、
    前記複数の熱機器のうち他の少なくとも1つの熱機器に前記熱媒体が流通している場合、前記上流側バルブ(22)における前記熱媒体の圧力損失が前記下流側バルブ(23)における前記熱媒体の圧力損失よりも大きくなることによって、前記少なくとも1つの熱機器における前記熱媒体の流量が制限され
    前記他の少なくとも1つの熱機器に前記熱媒体が流通している場合において、
    前記少なくとも1つの熱機器の温度、または前記他の少なくとも1つの熱機器の温度が所定温度を超えると推定される場合、
    前記下流側バルブ(23)における前記熱媒体の圧力損失が前記上流側バルブ(22)における前記熱媒体の圧力損失よりも大きくなることによって、前記少なくとも1つの熱機器における前記熱媒体の流量が制限されることを特徴とする車両用熱管理装置。
  12. 熱媒体を吸入して吐出するポンプ(11、12)と、
    前記熱媒体を貯留するリザーブタンク(55)と、
    前記熱媒体と熱交換される複数の熱機器(13、16、17、18、20A、20B)と、
    前記複数の熱機器のうち少なくとも1つの熱機器に対して前記熱媒体の流れの上流側に配置され、前記熱媒体の流路の開度を調整する上流側バルブ(22)と、
    前記複数の熱機器のうち少なくとも1つの熱機器に対して前記熱媒体の流れの下流側に配置され、前記熱媒体の流路の開度を調整する下流側バルブ(23)と、
    前記上流側バルブ(22)と前記少なくとも1つの熱機器との間における前記熱媒体の流路、および前記少なくとも1つの熱機器と前記下流側バルブ(23)との間における前記熱媒体の流路のうち少なくとも一方の流路を形成し、前記熱媒体の圧力に応じて膨張・収縮するホース(43、46、47、48、50、51)とを備え、
    前記複数の熱機器のうち他の少なくとも1つの熱機器に前記熱媒体が流通している場合、前記上流側バルブ(22)における前記熱媒体の圧力損失が前記下流側バルブ(23)における前記熱媒体の圧力損失よりも大きくなることによって、前記少なくとも1つの熱機器における前記熱媒体の流量が制限され
    前記複数の熱機器は、前記熱媒体と相手側流体とを熱交換させる熱交換器(16、17、18、20)を含んでおり、
    前記相手側流体の温度が所定温度を超えると推定される場合、
    前記下流側バルブ(23)における前記熱媒体の圧力損失が前記上流側バルブ(22)における前記熱媒体の圧力損失よりも大きくなることによって、前記少なくとも1つの熱機器における前記熱媒体の流量が制限されることを特徴とする車両用熱管理装置。
  13. 前記上流側バルブ(22)の開度が前記下流側バルブ(23)の開度よりも小さくなることによって、前記上流側バルブ(22)における前記熱媒体の圧力損失が前記下流側バルブ(23)における前記熱媒体の圧力損失よりも大きくなることを特徴とする請求項9ないし12のいずれか1つに記載の車両用熱管理装置。
  14. 前記複数の熱機器(13、16、17、18、20A、20B)のうち他の少なくとも1つの熱機器に前記熱媒体が流通している場合、前記上流側バルブ(22)の開度が0%になり、前記下流側バルブ(23)の開度が0%よりも大きくなることによって、前記少なくとも1つの熱機器における前記熱媒体の流通が遮断されることを特徴とする請求項13に車両用熱管理装置。
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