JP2017008233A - ゴム組成物および空気入りタイヤ - Google Patents

ゴム組成物および空気入りタイヤ Download PDF

Info

Publication number
JP2017008233A
JP2017008233A JP2015126289A JP2015126289A JP2017008233A JP 2017008233 A JP2017008233 A JP 2017008233A JP 2015126289 A JP2015126289 A JP 2015126289A JP 2015126289 A JP2015126289 A JP 2015126289A JP 2017008233 A JP2017008233 A JP 2017008233A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surfactant
rubber composition
content
silica
mass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015126289A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6627276B2 (ja
Inventor
新 築島
Shin Chikushima
新 築島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP2015126289A priority Critical patent/JP6627276B2/ja
Publication of JP2017008233A publication Critical patent/JP2017008233A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6627276B2 publication Critical patent/JP6627276B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Tires In General (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

【課題】加硫物にしたときの低発熱性および切断時伸びに優れるゴム組成物およびこれを用いた空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】ジエン系ゴムと、シリカと、シランカップリング剤と、界面活性剤と、を含有し、上記シリカの含有量が、上記ジエン系ゴム100質量部に対して50〜200質量部であり、上記シランカップリング剤の含有量が、上記シリカの含有量に対して0.1〜20質量%であり、上記界面活性剤の含有量が、上記シリカの含有量に対して0.1〜10質量%であり、上記界面活性剤が、イオン性界面活性剤および非イオン性界面活性剤を含み、上記界面活性剤中の上記イオン性界面活性剤の含有量が、10〜50モル%である、ゴム組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、ゴム組成物および空気入りタイヤに関する。
従来、空気入りタイヤのタイヤトレッド(トレッド部)に用いられるゴム組成物が知られている。このようなゴム組成物においては、シリカの分散性を向上させる目的で、イオン性界面活性剤を添加する場合がある。
例えば、特許文献1には、「ジエン系ゴム成分100重量部に対し、シリカを5〜100重量部、シリカシランカップリング剤を前記シリカ重量に対して1〜20重量%、及び・・・カチオン性界面活性剤を含有することを特徴とするゴム組成物」が開示されている([請求項1])。なお、特許文献1における「カチオン性界面活性剤」は、特定の4級アンモニウム塩である([0025])。
特開2007−238682号公報
本発明者が、イオン性界面活性剤を配合したタイヤ用ゴム組成物の加硫物について検討したところ、低発熱性および切断時伸び(EB)が不十分である場合があった。
本発明は、以上の点を鑑みてなされたものであり、加硫物にしたときの低発熱性および切断時伸びに優れるゴム組成物およびこれを用いた空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明者らが鋭意検討を行なった結果、界面活性剤としてイオン性界面活性剤と非イオン性界面活性剤とを特定量で併用することで、上記目的が達成されることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、以下の[1]〜[7]を提供する。
[1]ジエン系ゴムと、シリカと、シランカップリング剤と、界面活性剤と、を含有し、上記シリカの含有量が、上記ジエン系ゴム100質量部に対して50〜200質量部であり、上記シランカップリング剤の含有量が、上記シリカの含有量に対して0.1〜20質量%であり、上記界面活性剤の含有量が、上記シリカの含有量に対して0.1〜10質量%であり、上記界面活性剤が、イオン性界面活性剤および非イオン性界面活性剤を含み、上記界面活性剤中の上記イオン性界面活性剤の含有量が、10〜50モル%である、ゴム組成物。
[2]上記非イオン性界面活性剤が、不飽和炭素結合を有する、上記[1]に記載のゴム組成物。
[3]上記非イオン性界面活性剤が、カルボン酸、カルボン酸エステル、ケトン、アルコール、アルデヒド、アミン、および、アミドからなる群から選ばれる少なくとも1種である、上記[1]または[2]に記載のゴム組成物。
[4]上記非イオン性界面活性剤が、カルボン酸グリセリンエステルである、上記[3]に記載のゴム組成物。
[5]上記イオン性界面活性剤が、アンモニウム塩、ピリジニウム塩、イミダゾリウム塩、硫酸エステル塩およびカルボン酸塩からなる群から選ばれる少なくとも1種である、上記[1]〜[4]のいずれかに記載のゴム組成物。
[6]タイヤ用ゴム組成物である、上記[1]〜[5]のいずれかに記載のゴム組成物。
[7]上記[1]〜[6]のいずれかに記載のゴム組成物をタイヤトレッドに用いた空気入りタイヤ。
本発明によれば、加硫物にしたときの低発熱性および切断時伸びに優れるゴム組成物およびこれを用いた空気入りタイヤを提供できる。
本発明の空気入りタイヤの実施態様の一例を表すタイヤの部分断面概略図である。
[ゴム組成物]
本発明のゴム組成物は、ジエン系ゴムと、シリカと、シランカップリング剤と、界面活性剤と、を含有し、上記シリカの含有量が、上記ジエン系ゴム100質量部に対して50〜200質量部であり、上記シランカップリング剤の含有量が、上記シリカの含有量に対して0.1〜20質量%であり、上記界面活性剤の含有量が、上記シリカの含有量に対して0.1〜10質量%であり、上記界面活性剤が、イオン性界面活性剤および非イオン性界面活性剤を含み、上記界面活性剤中の上記イオン性界面活性剤の含有量が、10〜50モル%である、ゴム組成物である。
本発明のゴム組成物は、加硫物にしたときの低発熱性および切断時伸び(EB)に優れる。その理由は、明らかではないが、以下のように推測される。
まず、界面活性剤としてイオン性界面活性剤のみを配合したゴム組成物を考える。イオン性界面活性剤は、シリカに強く相互作用して、シリカの分散性向上に寄与する。シリカの分散性が向上することで、ゴム組成物の加硫物は、低発熱性が良好となる。
ところで、イオン性界面活性剤は、極性が大きくジエン系ゴム中で凝集しやすいため、配合量に比べて、シリカの分散性を向上させる効率は、良いとは言えない場合がある。加えて、ゴム組成物の加硫物は、ジエン系ゴム中のイオン性界面活性剤の凝集体(ミセル)を起点として破断しやすくなり、切断時伸びが劣る場合がある。
このとき、イオン性界面活性剤の極性を小さくすることが考えられる。この場合、界面活性剤の凝集が抑制されて、切断時伸びの改善は見られるが、シリカに対する相互作用が弱くなってシリカの分散性が低下し、低発熱性が不十分となる場合がある。
これに対して、本発明のゴム組成物においては、界面活性剤として、イオン性界面活性剤と、イオン性界面活性剤よりも極性が小さい非イオン性界面活性剤とを、特定量で併用することで、界面活性剤の凝集が抑制される。その結果、界面活性剤の凝集体(ミセル)を起点とした破断が抑制され、切断時伸びが良好となる。なお、非イオン性界面活性剤は、イオン性界面活性剤と比べて、シリカに対する相互作用は弱い。しかし、イオン性界面活性剤の凝集が抑制されることで、配合量当たりの、シリカの分散性を向上させる効率は向上し、その結果、低発熱性も良好となる。
なお、上記メカニズムは推定であり、上記メカニズム以外のメカニズムで効果が発現する場合であっても、本発明の範囲内であるものとする。
以下、本発明のゴム組成物に含有される各成分について詳述する。
〔ジエン系ゴム〕
上記ジエン系ゴムとしては、加硫可能なジエン系ゴムであれば特に限定されず、例えば、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、クロロプレンゴム(CR)、ブチルゴム(IIR)、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)、アクリルニトリルゴム(NBR)、水素化ニトリルゴム(H−NBR)、エチレン・プロピレン・ジエンゴム(EPDM)等が挙げられ、これらを1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
これらのうち、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)およびブタジエンゴム(BR)からなる群から選ばれる少なくとも1種が好ましい。
〔シリカ〕
上記シリカとしては、特に限定されず、タイヤ等の用途でゴム組成物に配合される従来公知のシリカを使用でき、例えば、湿式シリカ、乾式シリカ、ヒュームドシリカ、珪藻土などが挙げられ、これらを1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
上記シリカの窒素吸着比表面積は、100〜230m2/gが好ましく、150〜185m2/gがより好ましい。シリカの窒素吸着比表面積はASTM D3037−81のBET法に準拠して求める。
上記シリカの含有量は、上記ジエン系ゴム100質量部に対して、50〜200質量部であり、55〜150質量部が好ましく、60〜120質量部がより好ましい。
〔シランカップリング剤〕
上記シランカップリング剤としては、特に限定されず、従来公知のシランカップリング剤を使用でき、具体的には、例えば、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)トリスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス(3−トリメトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(2−トリメトキシシリルエチル)テトラスルフィド、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、2−メルカプトエチルトリメトキシシラン、2−メルカプトエチルトリエトキシシラン、3−トリメトキシシリルプロピル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、3−トリエトキシシリルプロピル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、2−トリエトキシシリルエチル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、3−トリメトキシシリルプロピルベンゾチアゾールテトラスルフィド、3−トリエトキシシリルプロピルベンゾチアゾールテトラスルフィド、3−トリエトキシシリルプロピルメタクリレートモノスルフィド、3−トリメトキシシリルプロピルメタクリレートモノスルフィド、ビス(3−ジエトキシメチルシリルプロピル)テトラスルフィド、ジメトキシメチルシリルプロピル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、ジメトキシメチルシリルプロピルベンゾチアゾールテトラスルフィド等が挙げられ、これらを1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
また、上記以外のシランカップリング剤としては、具体的には、例えば、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、3−[エトキシビス(3,6,9,12,15−ペンタオキサオクタコサン−1−イルオキシ)シリル]−1−プロパンチオールなどのメルカプト系シランカップリング剤;3−オクタノイルチオプロピルトリエトキシシランなどのチオカルボキシレート系シランカップリング剤;3−チオシアネートプロピルトリエトキシシランなどのチオシアネート系シランカップリング剤;等が挙げられ、これらを1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
上記シランカップリング剤の含有量は、上記シリカの含有量に対して、0.1〜20質量%であり、1〜18質量%が好ましく、3〜15質量%がより好ましい。
〔界面活性剤〕
本発明のゴム組成物においては、上記界面活性剤の含有量が、上記シリカの含有量に対して0.1〜10質量%であり、上記界面活性剤が、イオン性界面活性剤および非イオン性界面活性剤を含み、上記界面活性剤中の上記イオン性界面活性剤の含有量が、10〜50モル%である。これにより、上述したように、本発明のゴム組成物は、加硫物にしたときの低発熱性および切断時伸び(EB)に優れる。
〈イオン性界面活性剤〉
上記イオン性界面活性剤は、疎水基とイオン性基である親水基とを有する界面活性剤であり、疎水基として、飽和または不飽和の脂肪族炭化水素基(炭素数は、例えば5〜20であり、10〜20が好ましい)を有することが好ましい。
上記イオン性界面活性剤としては、例えば、カチオン性界面活性剤およびアニオン性界面活性剤からなる群から選ばれる少なくとも1種が好適に挙げられる。
上記イオン性界面活性剤であるカチオン性界面活性剤としては、例えば、アンモニウム塩、ピリジニウム塩、イミダゾリウム塩などが挙げられる。
アンモニウム塩としては、例えば、第4級アンモニウム塩が挙げられ、その具体例としては、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロリド、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムブロミド、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムヨージド、オクタデシルトリメチルアンモニウムクロリド、オクタデシルトリメチルアンモニウムブロミド、オクタデシルトリメチルアンモニウムヨージド、ジメチルエチルヘキサデシルアンモニウムクロリド、ジメチルエチルヘキサデシルアンモニウムブロミド、ジメチルエチルヘキサデシルアンモニウムヨージド、ジメチルエチルオクタデシルアンモニウムクロリド、ジメチルエチルオクタデシルアンモニウムブロミド、ジメチルエチルオクタデシルアンモニウムヨージド、ベンジルジメチルヘキサデシルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルヘキサデシルアンモニウムブロミド、ベンジルジメチルヘキサデシルアンモニウムヨージド、ベンジルジメチルオクダデシルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルオクダデシルアンモニウムブロミド、ベンジルジメチルオクダデシルアンモニウムヨージド等が挙げられる。
ピリジニウム塩の具体例としては、テトラデシルピリジニウムクロリド、テトラデシルピリジニウムブロミド、テトラデシルピリジニウムヨージド、ヘキサデシルピリジニウムクロリド、ヘキサデシルピリジニウムブロミド、ヘキサデシルピリジニウムヨージド、1−テトラデシル−4−メチルピリジニウムクロリド、1−テトラデシル−4−メチルピリジニウムブロミド、1−テトラデシル−4−メチルピリジニウムヨージド、1−ヘキサデシル−4−メチルピリジニウムクロリド、1−ヘキサデシル−4−メチルピリジニウムブロミド、1−ヘキサデシル−4−メチルピリジニウムヨージド等が挙げられる。
イミダゾリウム塩の具体例としては、1−ドデシル−3−メチルイミダゾリウムクロリド、1−ドデシル−3−メチルイミダゾリウムブロミド、1−ドデシル−3−メチルイミダゾリウムヨージド、1−メチル−3−ドデシルイミダゾリウムクロリド、1−メチル−3−ドデシルイミダゾリウムブロミド、1−メチル−3−ドデシルイミダゾリウムヨージド、1−ドデシル−2−メチル−3−ベンジルイミダゾリウムクロリド、1−ドデシル−2−メチル−3−ベンジルイミダゾリウムブロミド、1−ドデシル−2−メチル−3−ベンジルイミダゾリウムヨージド、1−テトラデシル−3−メチルイミダゾリウムクロリド、1−テトラデシル−3−メチルイミダゾリウムブロミド、1−テトラデシル−3−メチルイミダゾリウムヨージド、1−メチル−3−テトラデシルイミダゾリウムクロリド、1−メチル−3−テトラデシルイミダゾリウムブロミド、1−メチル−3−テトラデシルイミダゾリウムヨージド、1−ヘキサデシル−3−メチルイミダゾリウムクロリド、1−ヘキサデシル−3−メチルイミダゾリウムブロミド、1−ヘキサデシル−3−メチルイミダゾリウムヨージド、1−ヘキサデシル−4−メチルイミダゾリウムクロリド、1−ヘキサデシル−4−メチルイミダゾリウムブロミド、1−ヘキサデシル−4−メチルイミダゾリウムヨージド、1−メチル−3−ヘキサデシルイミダゾリウムクロリド、1−メチル−3−ヘキサデシルイミダゾリウムブロミド、1−メチル−3−ヘキサデシルイミダゾリウムヨージド等が挙げられる。
上記イオン性界面活性剤であるアニオン性界面活性剤としては、例えば、スルホン酸塩、硫酸エステル塩、カルボン酸塩(脂肪酸塩)などが挙げられる。
スルホン酸塩の具体例としては、ドデシルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム、ドデシルジフェニルエーテルジスルホン酸カルシウムなどのアルキルジフェニルエーテルジスルホン酸塩;ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムなどのアルキルベンゼンスルホン酸塩;等が挙げられる。
硫酸エステル塩の具体例としては、ドデシル硫酸ナトリウム、テトラデシル硫酸ナトリウム、ペンタデシル硫酸ナトリウム、ヘキサデシル硫酸ナトリウム、オクチル硫酸ナトリウム等が挙げられる。
カルボン酸塩(脂肪酸塩)の具体例としては、オレイン酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム、カプリン酸ナトリウム、カプリル酸ナトリウム、カプロン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、オレイン酸カリウム、オレイン酸カルシウム等が挙げられる。
上記イオン性界面活性剤としては、アンモニウム塩、ピリジニウム塩、イミダゾリウム塩、硫酸エステル塩およびカルボン酸塩(脂肪酸塩)からなる群から選ばれる少なくとも1種であることが好ましく、アンモニウム塩、ピリジニウム塩および硫酸エステル塩からなる群から選ばれる少なくとも1種であることがより好ましく、低発熱性および切断時伸びがより優れるという理由からは、ピリジニウム塩が更に好ましい。
〈非イオン性界面活性剤〉
上記非イオン性界面活性剤は、疎水基と非イオン性基である親水基とを有する界面活性剤であり、疎水基として、飽和または不飽和の脂肪族炭化水素基(炭素数は、例えば5〜20であり、10〜20が好ましい)を有することが好ましい。
上記非イオン性界面活性剤は、不飽和炭素結合を有すること(例えば、疎水基として、不飽和の脂肪族炭化水素基を有すること)が好ましい。
これにより、本発明のゴム組成物の加硫物は、熱老化試験後の切断時伸びが良好となり、耐熱老化性に優れる。この理由は明らかではないが、例えば、硫黄が不飽和炭素結合と反応してゴム成分の強度が増したり、不飽和であると炭素結合が折れ曲がるので界面活性剤が整列されず凝集しにくくなったりするためと推測される。
上記非イオン性界面活性剤としては、例えば、カルボン酸、カルボン酸エステル、ケトン、アルコール、アルデヒド、アミン、および、アミドからなる群から選ばれる少なくとも1種が好適に挙げられる。
上記非イオン性界面活性剤であるカルボン酸としては、飽和または不飽和の脂肪酸(1価の鎖状カルボン酸)が好ましく、このような脂肪酸の具体例としては、ステアリン酸、パルミチン酸、ラウリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸などのいわゆる高級脂肪酸が挙げられる。
これらのうち、上述した理由から、不飽和炭素結合を有する高級脂肪酸(例えば、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸など)が好ましい。
上記非イオン性界面活性剤であるカルボン酸エステルとしては、上述した飽和または不飽和の脂肪酸と多価アルコールとのエステルが挙げられる。多価アルコールとしては、例えば、グリセリン、ポリグリセリン、ソルビタン、プロピレングリコール、ショ糖などが挙げられる。
このようなカルボン酸エステルとしては、例えば、カルボン酸グリセリンエステル(モノグリセリド)が挙げられ、その具体例としては、ラウリン酸グリセリン、ステアリン酸グリセリン、リノレン酸グリセリン等が挙げられる。
上記非イオン性界面活性剤であるケトンとしては、いわゆる高級ケトンが挙げられ、その具体例としては、2−ペンタデカノン、2−ヘキサデカノン、2−ヘプタデカノン、2−オクタデカノン、2−ノナデカノン等が挙げられる。
上記非イオン性界面活性剤であるアルコールとしては、いわゆる高級アルコールが挙げられ、その具体例としては、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、パルミチルアルコール、オレイルアルコール、ラウリルアルコール等が挙げられる。
上記非イオン性界面活性剤であるアルデヒドとしては、例えば、ラウリルアルデヒド、ミリスチルアルデヒド、セチルアルデヒド、ステアリルアルデヒド、オレイルアルデヒド等が挙げられる。
上記非イオン性界面活性剤であるアミンとしては、例えば、ラウリルアミン、ジラウリルアミン、ラウリルジメチルアミン、ステアリルアミン、ジステアリルアミン、ステアリルジメチルアミン等が挙げられる。
上記非イオン性界面活性剤であるアミドとしては、いわゆる高級脂肪酸アミドが挙げられ、その具体例としては、ステアリン酸アミド、オレイン酸アミド、ラウリン酸アミド、エチレンビスステアロアミド、メチレンビスステアロアミド、エチレンビスラウロアミド、ステアロオレオアミド等が挙げられる。
上記非イオン性界面活性剤としては、上述したカルボン酸またはカルボン酸エステルが好ましく、低発熱性および切断時伸びがより優れるという理由から、カルボン酸エステルがより好ましい。
なお、上述したイオン性界面活性剤および非イオン性界面活性剤は、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
〈含有量〉
上記界面活性剤の含有量は、上記シリカの含有量に対して、0.1〜10質量%であるが、本発明のゴム組成物を加硫物にしたときの低発熱性および切断時伸びがより優れるという理由から、2.0〜10質量%が好ましく、3.0〜10質量%がより好ましい。
また、上記界面活性剤中の上記イオン性界面活性剤の含有量は、10〜50モル%であるが、本発明のゴム組成物を加硫物にしたときの低発熱性がより優れるという理由から、20〜50モル%が好ましく、35〜50モル%がより好ましい。
〔その他の添加剤〕
本発明のゴム組成物は、必要に応じて、更に、添加剤を含有できる。
上記添加剤としては、例えば、上記シリカ以外の充填剤(例えば、カーボンブラック)、酸化亜鉛、ステアリン酸、老化防止剤、加工助剤、各種オイル、可塑剤、液状ポリマー、テルペン系樹脂、熱硬化性樹脂、加硫剤、加硫促進剤などのゴム組成物に一般的に使用される各種添加剤が挙げられ、その含有量も特に限定されず、適宜選択できる。
〔ゴム組成物の製造方法〕
本発明のゴム組成物を製造する方法は特に限定されず、例えば、上述した各成分を、公知の方法、装置(例えば、バンバリーミキサー、ニーダー、ロールなど)を用いて、60〜145℃で1〜30分間、混練する方法などが挙げられる。
また、本発明のゴム組成物は、従来公知の加硫条件で加硫し、加硫物とすることができる。
〔用途〕
本発明のゴム組成物の用途は、特に限定されないが、加硫物の低発熱性および切断時伸びが優れることから、例えば、タイヤ用ゴム組成物、より具体的には、タイヤトレッド用ゴム組成物に好ましく適用できる。
[タイヤ]
本発明のタイヤ(空気入りタイヤ)は、上述した本発明のゴム組成物を用いて製造した空気入りタイヤである。なかでも、本発明のゴム組成物をタイヤトレッドに用いて製造した空気入りタイヤが好ましい。
図1に、本発明の空気入りタイヤの実施態様の一例を表すタイヤの部分断面概略図を示すが、本発明の空気入りタイヤは図1に示す態様に限定されるものではない。
図1において、符号1はビード部を表し、符号2はサイドウォール部を表し、符号3はタイヤトレッド部を表す。
左右一対のビード部1間においては、繊維コードが埋設されたカーカス層4が装架されており、このカーカス層4の端部はビードコア5およびビードフィラー6の廻りにタイヤ内側から外側に折り返されて巻き上げられている。
タイヤトレッド3においては、カーカス層4の外側に、ベルト層7がタイヤ1周に亘って配置されている。
ビード部1においては、リムに接する部分にリムクッション8が配置されている。
本発明の空気入りタイヤは、例えば、従来公知の方法に従って製造できる。また、タイヤに充填する気体としては、通常のまたは酸素分圧を調整した空気の他、窒素、アルゴン、ヘリウムなどの不活性ガスを使用できる。
以下に、実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。ただし、本発明はこれらに限定されるものではない。
〔ゴム組成物の調製〕
下記第1表に示される成分を、下記第1表に示される割合(質量部)で配合した。
具体的には、まず、下記第1表に示される成分のうち硫黄および加硫促進剤を除く成分を、80℃のバンバリーミキサーで5分間混合した。次に、ロールを用いて、硫黄および加硫促進剤を混合し、ゴム組成物を得た。
〔加硫ゴムシートの作製〕
得られた各ゴム組成物(未加硫)を、金型(15cm×15cm×0.2cm)中、160℃で15分間プレス加硫して、加硫ゴムシートを作製した。
〔tanδ(60℃)〕
得られた各加硫ゴムシートについて、粘弾性スペクトロメーター(東洋精機製作所社製)により、初期歪み10%、振幅±2%、周波数20Hz、温度60℃の条件で、損失正接(tanδ(60℃))を測定した。結果を下記第1表に示す。結果は、標準例1のtanδ(60℃)を100とする指数で表した。値が小さいほど低発熱性に優れる。
〔EB(常態)〕
得られた各加硫ゴムシートについて、引張速度500mm/分での引張試験をJIS K6251に準拠して行い、切断時伸び(EB)を室温にて測定した(EB(常態)[%])。結果を下記第1表に示す。結果は、標準例1の値を100とする指数で表した。値が大きいほど、切断時伸びに優れる。
〔EB(熱老化後)/EB(常態)〕
得られた各加硫ゴムシートに対して、熱老化試験(100℃、168時間)を施した後、上記と同様にして、切断時伸び(EB)を室温にて測定した(EB(熱老化後)[%])。そして、熱老化試験前の切断時伸びを示すEB(常態)に対するEB(熱老化後)の比(EB(熱老化後)/EB(常態))を求めた。結果を下記第1表に示す。結果は、標準例1の値を100とする指数で表した。値が大きいほど、熱老化試験後の切断時伸びに優れる。すなわち、耐熱老化性に優れる。
上記第1表に示されている各成分の詳細は以下のとおりである。
・SBR:Nipol 1723(ゴム分100質量部に対する油展量:37.5質量部、日本ゼオン社製)
・BR:NIPOL BR 1220(日本ゼオン社製)
・シリカ:Zeosil 1165mp(窒素吸着比表面積:165m2/g、Rhodia社製)
・シランカップリング剤:Si69(ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、エボニックデグサ社製)
・イオン性界面活性剤1:アンモニウム塩(ヘキサデシルトリメチルアンモニウムブロミド、東京化成工業社製)
・イオン性界面活性剤2:ピリジニウム塩(ヘキサデシルピリジニウムブロミド、東京化成工業社製)
・イオン性界面活性剤3:硫酸エステル塩(ヘキサデシル硫酸ナトリウム、和光純薬工業社製)
・非イオン性界面活性剤1:不飽和カルボン酸(リノレン酸、東京化成工業社製)
・非イオン性界面活性剤2:不飽和カルボン酸(オレイン酸、東京化成工業社製)
・非イオン性界面活性剤3:不飽和カルボン酸グリセリンエステル(リノレン酸グリセリン(モノグリセリド))
・非イオン性界面活性剤4:飽和カルボン酸(ステアリン酸、東京化成工業社製)
・カーボンブラック:ショウブラックN339(窒素吸着比表面積:90m2/g、キャボットジャパン社製)
・プロセスオイル:エキストラクト4号S(昭和シェル石油社製)
・老化防止剤:SANTOFLEX 6PPD(Soltia Europe社製)
・ワックス:サンタイト(精工化学社製)
・酸化亜鉛:酸化亜鉛3種(正同化学工業社製)
・硫黄:油処理硫黄(軽井沢精錬所社製)
・加硫促進剤1:ノクセラーCZ−G(大内新興化学工業社製)
・加硫促進剤2:Perkacit DPG(Flexsys社製)
上記第1表に示す結果から明らかなように、実施例1〜9は、標準例1と比べて、低発熱性および切断時伸びが優れていた。
なお、実施例1〜6を対比すると、不飽和炭素結合を有する非イオン性界面活性剤1〜3を使用した実施例1〜5は、不飽和炭素結合を有しない非イオン性界面活性剤4を使用した実施例6よりも、EB(熱老化後)/EB(常態)の値が大きく、耐熱老化性に優れていた。
また、実施例1と実施例7と実施例8とを対比すると、シリカの含有量に対する界面活性剤の含有量(第1表中「界面活性剤/シリカ」と表記)が1.4質量%である実施例7、同含有量が2.9質量%である実施例1、および、同含有量が8.6質量%である実施例8の順に、低発熱性および切断時伸びが良好であった。
また、実施例1と実施例9とを対比すると、界面活性剤中のイオン性界面活性剤の含有量(第1表中「イオン性界面活性剤比」と表記)が20モル%である実施例9よりも、同含有量が43モル%である実施例1の方が、低発熱性が良好であった。
これに対して、非イオン性界面活性剤1のみを使用した比較例1、ならびに、非イオン性界面活性剤1と非イオン性界面活性剤2とを併用した比較例2は、低発熱性が不十分であった。
また、シリカに対する界面活性剤(イオン性界面活性剤および非イオン性界面活性剤)の配合量が少ない比較例3は、低発熱性が不十分であった。
また、シリカに対する界面活性剤(イオン性界面活性剤および非イオン性界面活性剤)の配合量が多い比較例4は、低発熱性が不十分であった。
また、界面活性剤におけるイオン性界面活性剤の配合量が少ない比較例5は、低発熱性が不十分であった。
また、界面活性剤におけるイオン性界面活性剤の配合量が多い比較例6は、低発熱性および切断時伸びが不十分であった。
1:ビード部
2:サイドウォール部
3:タイヤトレッド部
4:カーカス層
5:ビードコア
6:ビードフィラー
7:ベルト層
8:リムクッション

Claims (7)

  1. ジエン系ゴムと、シリカと、シランカップリング剤と、界面活性剤と、を含有し、
    前記シリカの含有量が、前記ジエン系ゴム100質量部に対して50〜200質量部であり、
    前記シランカップリング剤の含有量が、前記シリカの含有量に対して0.1〜20質量%であり、
    前記界面活性剤の含有量が、前記シリカの含有量に対して0.1〜10質量%であり、
    前記界面活性剤が、イオン性界面活性剤および非イオン性界面活性剤を含み、
    前記界面活性剤中の前記イオン性界面活性剤の含有量が、10〜50モル%である、ゴム組成物。
  2. 前記非イオン性界面活性剤が、不飽和炭素結合を有する、請求項1に記載のゴム組成物。
  3. 前記非イオン性界面活性剤が、カルボン酸、カルボン酸エステル、ケトン、アルコール、アルデヒド、アミン、および、アミドからなる群から選ばれる少なくとも1種である、請求項1または2に記載のゴム組成物。
  4. 前記非イオン性界面活性剤が、カルボン酸グリセリンエステルである、請求項3に記載のゴム組成物。
  5. 前記イオン性界面活性剤が、アンモニウム塩、ピリジニウム塩、イミダゾリウム塩、硫酸エステル塩およびカルボン酸塩からなる群から選ばれる少なくとも1種である、請求項1〜4のいずれか1項に記載のゴム組成物。
  6. タイヤ用ゴム組成物である、請求項1〜5のいずれか1項に記載のゴム組成物。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のゴム組成物をタイヤトレッドに用いた空気入りタイヤ。
JP2015126289A 2015-06-24 2015-06-24 ゴム組成物および空気入りタイヤ Active JP6627276B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015126289A JP6627276B2 (ja) 2015-06-24 2015-06-24 ゴム組成物および空気入りタイヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015126289A JP6627276B2 (ja) 2015-06-24 2015-06-24 ゴム組成物および空気入りタイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017008233A true JP2017008233A (ja) 2017-01-12
JP6627276B2 JP6627276B2 (ja) 2020-01-08

Family

ID=57760972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015126289A Active JP6627276B2 (ja) 2015-06-24 2015-06-24 ゴム組成物および空気入りタイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6627276B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116333426A (zh) * 2022-12-22 2023-06-27 广州敬信高聚物科技有限公司 一种充电桩电缆用防水低介电热塑性弹性体绝缘料及其制备方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002275311A (ja) * 2001-01-10 2002-09-25 Bridgestone Corp ゴム組成物及びタイヤ
JP2007238682A (ja) * 2006-03-06 2007-09-20 Toyo Tire & Rubber Co Ltd ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP2013133401A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Bridgestone Corp ゴム組成物の製造方法
WO2013133207A1 (ja) * 2012-03-06 2013-09-12 一方社油脂工業株式会社 未加硫ゴム用防着剤および防着処理済み未加硫ゴムの製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002275311A (ja) * 2001-01-10 2002-09-25 Bridgestone Corp ゴム組成物及びタイヤ
JP2007238682A (ja) * 2006-03-06 2007-09-20 Toyo Tire & Rubber Co Ltd ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP2013133401A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Bridgestone Corp ゴム組成物の製造方法
WO2013133207A1 (ja) * 2012-03-06 2013-09-12 一方社油脂工業株式会社 未加硫ゴム用防着剤および防着処理済み未加硫ゴムの製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116333426A (zh) * 2022-12-22 2023-06-27 广州敬信高聚物科技有限公司 一种充电桩电缆用防水低介电热塑性弹性体绝缘料及其制备方法
CN116333426B (zh) * 2022-12-22 2024-01-09 广州敬信高聚物科技有限公司 一种充电桩电缆用防水低介电热塑性弹性体绝缘料及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6627276B2 (ja) 2020-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4603615B2 (ja) トレッド又はカーカスコード被覆用ゴム組成物及びタイヤ
JP4930661B1 (ja) タイヤ用ゴム組成物および空気入りタイヤ
JP6248621B2 (ja) ゴム組成物およびこれを用いる空気入りタイヤ
JP5194546B2 (ja) ゴム組成物
WO2015199123A1 (ja) ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP5177304B2 (ja) ゴム組成物および空気入りスタッドレスタイヤ
JP2009051481A (ja) 更生タイヤ用トレッド及び更生タイヤ
JP2008255211A (ja) ゴム組成物
JP6057683B2 (ja) ベーストレッド用ゴム組成物、その製造方法及び空気入りタイヤ
JP2005248021A (ja) トレッド用ゴム組成物
US20170267843A1 (en) Rubber Composition and Pneumatic Tire Using Same
JP2007023155A (ja) ゴム組成物
JP2011246563A (ja) タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP2014218614A (ja) ゴム・カーボンブラック用カップリング剤およびゴム組成物
JP7040277B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP2007321039A (ja) タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いたタイヤ
JP2007077322A (ja) ゴム組成物
JP6627276B2 (ja) ゴム組成物および空気入りタイヤ
JP6358967B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物の製造方法およびタイヤ
JP7067468B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物、及び空気入りタイヤ
JP5625964B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5857681B2 (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP2011046817A (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物
JP5862715B2 (ja) ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP2012180387A (ja) ベーストレッド用ゴム組成物及び空気入りタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180615

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190730

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190930

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6627276

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250