JP2017004989A - ウエーハの製造方法及びウエーハ製造装置 - Google Patents

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秀夫 岩田
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Abstract

【課題】絶縁膜が形成された一方の半導体基板に貼り合わせた他方の半導体基板の外周部を除去し該絶縁膜を露出させ、所望のSOI基板を形成する。
【解決手段】本発明にかかるウエーハの製造方法は、第2の半導体基板3の外周部4を上面側から砥石162で研削し砥石162が絶縁膜3に達する直前に研削を終了させる外周部研削工程と、第2の半導体基板3の外周部4をエッチングにより除去し第1の半導体基板1の上面1aに形成される絶縁膜2を露出させて露出部7を形成するエッチング工程とからなり、絶縁膜2をキズつけることなく第2の半導体基板3の外周部4のみを完全に除去することができる。したがって、高品質のSOI基板を製造することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、ウエーハの製造方法及びその製造方法の実施に用いられるウエーハ製造装置とに関する。
近年、半導体チップの信号処理速度の向上等を図るために、SOI(Silicon On Insulator)構造を有する半導体基板(以下では、「SOI基板」とする。)が実用化されている。SOI基板を製造する方法としては、例えば下記の特許文献1に示すように、2枚の半導体基板を貼り合わせる方法が提案されている。この方法では、外周部を所定の深さだけ研削することにより中央部に凸部が形成され凸部の周囲に凹部が形成された第1の半導体基板と、熱処理によって表面全面に熱酸化膜(絶縁膜)が形成された第2の半導体基板とを用意する。次いで、第2の半導体基板の絶縁膜上に第1の半導体基板の凸部及び凹部を対向させて貼り合わせる。その後、第1の半導体基板の露出面側を研削することにより凸部のみを第2の半導体基板の絶縁膜上に残し、凸部を活性層(SOI層)としてSOI基板を形成している。
特開平04−085827号公報
しかし、上記したSOI基板の製造方法では、研削後の活性層の外縁部が、第2の半導体基板の表面に対して垂直に形成されたりナイフエッジ状に形成されたりするため、活性層の外縁部が割れてチッピングが発生し易くなり、これによって生じた屑が活性層に付着して、活性層にデバイス形成を行ったときに異物として残存することが問題となっている。そこで、第1の半導体基板を第2の半導体基板に貼り合わせた後に第1の半導体基板の外周部に対してエッジトリミングを行うことが考えられるが、第2の半導体基板に形成された絶縁膜にキズをつけずに外周部を完全に除去することが困難であるため、絶縁膜上に第1の半導体基板が薄く残存してしまうという問題がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、絶縁膜が形成された半導体基板に他の半導体基板を貼り合わせてなるSOI基板の製造にあたり、他の半導体基板の外周部を除去して絶縁膜を露出させることを目的としている。
本発明は、表面に絶縁膜が形成された第1の半導体基板の上面側に該絶縁膜を介して第2の半導体基板を貼り合わせてなるウエーハの該第2の半導体基板の外周部を除去して該第1の半導体基板の上面の絶縁膜を露出させるウエーハの製造方法であって、該第2の半導体基板の外周部を上面側から砥石で研削し、該砥石が該絶縁膜に達する直前に研削を終了させる外周部研削工程と、該外周部研削工程における研削後に残存する該第2の半導体基板の該外周部をエッチングにより除去し該第1の半導体基板の上面を露出させて露出部を形成するエッチング工程と、からなる。
本発明は、上記ウエーハの製造方法の実施に用いられるウエーハ製造装置であって、ウエーハを保持する保持テーブルと、上記第2の半導体基板の外周部を砥石で研削する研削手段と、該第2の半導体基板の該外周部にエッチング液を供給することにより該外周部を除去し上記第1の半導体基板の上面を露出させて前記露出部を形成するエッチング手段と、を備える。
本発明に係るウエーハの製造方法は、第2の半導体基板の外周部を上面側から砥石で研削し砥石が絶縁膜に達する直前に研削を終了させる外周部研削工程と、第2の半導体基板の外周部をエッチングにより除去し第1の半導体基板の上面側を露出させて露出部を形成するエッチング工程とからなるため、絶縁膜を傷つけることなく第2の半導体基板の外周部のみを除去することができ、第1の半導体基板の外周部の絶縁膜を露出させることができる。よって、例えば高品質のSOI基板を製造することができる。
また、上記ウエーハの製造方法が用いられるウエーハ製造装置は、上記第2の半導体基板の外周部を砥石で研削する研削手段と、第2の半導体基板の外周部にエッチングを行うエッチング手段とを備えるため、第2の半導体基板の外周部を砥石で研削後、エッチング手段から外周部にエッチング液を供給して外周部のみを除去して第1の半導体基板1の絶縁膜を露出させることができ、1つの装置において所望のSOI基板を製造することが可能となる。
ウエーハ製造装置の構成を示す斜視図である。 エッチング手段の構成を示す斜視図である。 (a)は第1の半導体基板の構成を示す断面図である。(b)は絶縁膜形成工程を示す断面図である。(c)は貼り合わせ工程を示す断面図である。 外周部研削工程を示す断面図である。 (a)はエッチング工程を示す断面図である。(b)は第2の半導体基板の外周部が除去されて第1の半導体基板の絶縁膜が露出した状態を示す断面図である。
図1に示すウエーハ製造装置100は、装置ベース10を有し、その上面10aには、カセットステージ11が形成されている。カセットステージ11には、ウエーハ5などの被加工物を複数収容できるカセット12を載置することが可能となっている。カセットステージ11は、昇降可能な構成となっている。
ウエーハ製造装置100は、被加工物を保持してX軸方向に移動可能でかつ回転可能な保持テーブル13を備えている。また、保持テーブル13の移動経路を跨ぐようにして門型のコラム15が立設されている。保持テーブル13は、その周縁においてウエーハ5の外周部を吸引保持するリング状の保持面13aを有している。保持面13aには、不図示の吸引源が接続されている。
ウエーハ製造装置100は、保持テーブル13に保持されるウエーハ5の外周部を研削する第1の研削手段16aと、第1の研削手段16aと対面して配置され保持テーブル13に保持されるウエーハ5の外周部を研削する第2の研削手段16bとが配設されている。第1の研削手段16a及び第2の研削手段16bは、Y軸方向の軸心を有するスピンドル160と、スピンドル160を回転可能に囲繞するスピンドルハウジング161と、ウエーハ5の外周部を除去する砥石162とをそれぞれ備えている。なお、ウエーハ5を研削するときに2つの研削手段を同時に稼働させなくてもよいが、同時に稼働させる構成にしてもよい。
コラム15のX軸方向前方側には、第1の研削手段16aをZ軸方向に研削送りする第1の研削送り手段17aと、第1の研削手段16aをY軸方向に割り出し送りする第1の割り出し送り手段18aと、第2の研削手段16bをZ軸方向に研削送りする第2の研削送り手段17bと、第2の研削手段16bをY軸方向に割り出し送りする第2の割り出し送り手段18bとが配設されている。第1の研削送り手段17a及び第2の研削送り手段17bは、Z軸方向に延在するボールネジ170と、ボールネジ170の一端に接続されたモータ171と、ボールネジ170と平行に延在する一対のガイドレール172と、第1の研削手段16aと第2の研削手段16bとに連結された昇降部173とをそれぞれ備えている。昇降部173の一方の面には一対のガイドレール172が摺接し、昇降部173の中央部に形成された図示しないナットにボールネジ170が螺合している。各モータ171が各ボールネジ170を回動させることにより、第1の研削手段16aと第2の研削手段16bとを各昇降部173とともにZ軸方向に昇降させることができる。
第1の割り出し送り手段18a及び第2の割り出し送り手段18bは、Y軸方向に延在するボールネジ180と、ボールネジ180の一端に接続されたモータ181と、ボールネジ180と平行に延在するガイドレール182と、一方の面に昇降部173が連結されるとともに第1の研削手段16aと第2の研削手段16bとをY軸方向に往復移動させる移動部183とをそれぞれ備えている。各移動部183の他方の面にはガイドレール182が摺接しており、移動部183の中央部に形成されたナットにボールネジ180が螺合している。各モータ181によって駆動されて各ボールネジ180が回動すると、各移動部183とともに第1の研削手段16aと第1の研削手段16bとをY軸方向にそれぞれ割り出し送りすることが可能となっている。
ウエーハ製造装置100は、研削後のウエーハ5の外周部をエッチングするエッチング手段20と、研削後のウエーハ5を保持テーブル13からエッチング手段20へ搬送する搬送手段19とを備えている。搬送手段19は、円盤状のプレート190と、プレート190の下部に取り付けられた支持部191とを少なくとも備えている。搬送手段19を構成する各支持部191は、ウエーハ5の径方向に移動可能となっており、ウエーハ5の外周側を内周側に向けて押圧してウエーハ5をエッジクランプすることができ、この状態でウエーハ5を所望の搬送先に搬送することができる。
エッチング手段20は、図2に示すように、ウエーハ5を保持する保持面21aを有し昇降可能なスピンナーテーブル21と、エッチング液をスピンナーテーブル21に保持されるウエーハ5の外周部に供給するエッチング液供給ノズル22とを備えている。スピンナーテーブル21の下端には、回転軸210が接続されており、回転軸210にはモータからなる回転手段211が接続されている。回転手段211が駆動されて回転軸210が回転することにより、スピンナーテーブル21を所定の回転速度で回転させることができる。なお、図1に示したスピンナーテーブル21の位置は、スピンナーテーブル21に対するウエーハ5の搬入及び搬出を行う待機位置であり、図2に示したスピンナーテーブル21の位置は、待機位置よりも下降した位置であってエッチング液供給ノズル22からウエーハ5にエッチング液を供給してエッチングを行う供給位置である。
エッチング液供給ノズル22は、アーム部220の一端に取り付けられており、アーム部220の他端は、鉛直方向の軸心を中心として回転可能な回転軸221に接続されている。エッチング液供給ノズル22には、不図示のエッチング液供給源が接続されている。そして、回転軸221の回転によりアーム部220が旋回すると、エッチング液供給ノズル22をスピンナーテーブル21に保持されるウエーハ5の中心とウエーハ5の外周部との間で移動させることが可能となっている。
次に、ウエーハ製造装置100を使用したウエーハの製造方法について説明する。ウエーハ5は、SOI基板の一例であり、シリコン基板からなる2枚の半導体基板を貼り合わせて形成したものである。ウエーハ5を形成するために、まず、図3(a)に示すように、外周部が面取りされた第1の半導体基板1を用意してその表面全面に絶縁膜を形成する。具体的には、図3(b)に示すように、第1の半導体基板1の上面1a,下面1b及び面取りされた側面に、例えばシリコン熱酸化膜(SiO2)からなる絶縁膜2を熱処理によって形成する(絶縁膜形成工程)。
その後、図3(c)に示すように、第1の半導体基板1と同径の第2の半導体基板3を用意し、その上面3aを上向きにして第1の半導体基板1の上面1aと第2の半導体基板3の下面3bとを対向させて貼り合わせる(貼り合わせ工程)。このようにして第1の半導体基板1と第2の半導体基板3とが一体となったウエーハ5を形成する。第2の半導体基板3の外周部4は露出しており、この外周部4に対して研削及びエッチングを施す。
(1)外周部研削工程
加工前のウエーハ5を、図1に示すカセット12に収容し、カセット12をカセットステージ11に載置する。そして、カセット12からウエーハ5を取り出して保持テーブル13に搬送する。保持テーブル13の保持面13aでウエーハ5を吸引保持後、保持テーブル13を第1の研削手段16a及び第2の研削手段16bの下方に移動させる。本実施形態では、第1の研削手段16aのみで研削する場合について説明する。
次に、図4に示すように、第1の研削手段16aの下方側に移動してきた保持テーブル13を例えば矢印A方向に回転させる。また、第1の研削手段16aにおいては、図1に示したスピンドル160を回転させて砥石162を例えば矢印B方向に回転させる。そして、第1の研削送り手段17aが第1の研削手段16aを下降させ、第2の半導体基板3の外周部4の上面側に、回転する砥石162を切り込ませて研削し、外周部4の一部を除去して厚みの薄い外周残存部6を形成する。
砥石162によって除去する径方向の幅は、外周部4の面取り部分を除去できる程度の幅であればよく、図1に示した第1の割り出し送り手段18aによって第1の研削手段16aをY軸方向に割り出し送りして砥石162の位置を適宜調整する。このようにして第1の研削手段16aにより第2の半導体基板3の外周部4をリング状に研削し、砥石162が絶縁膜2に達する直前に研削を終了する。その結果、第2の半導体基板3の外周残存部6が絶縁膜2の上に残存した状態となる。砥石162が絶縁膜2に達する直前とは、例えば、第2の半導体基板3が数μm程度残存している時を意味する。
また、残存量が5μmより大きい場合は、ウエットエッチングで残存部分を除去すると、同時に研削されたウエーハの側面がウエットエッチングされ、研削したときの面粗さより粗くなるため、残存量は1μmから5μm以下が好ましい。
(2)エッチング工程
外周部研削工程を実施した後、第2の半導体基板3の外周残存部6に対してエッチングを施す。まず、図1に示した搬送手段19の支持部191が、保持テーブル13に保持されたウエーハ5の外周部をエッジクランプして持ち上げ、待機位置で待機するスピンナーテーブル21にウエーハ5を搬入する。そして、図示しない吸引源の吸引力を保持面21aに作用させてウエーハ5を吸引保持したら、スピンナーテーブル21がZ軸方向に下降し、図2に示した供給位置に移動する。
次いで、回転手段211が回転軸210を回転させることにより、図5(a)に示すように、スピンナーテーブル21を例えば矢印A方向に回転させる。続いて図2に示した回転軸221が回転することにより、エッチング液供給ノズル22を外周残存部6の上方に移動させ、エッチング液供給源23から送られるエッチング液24を外周残存部6に供給する。そうすると、エッチング液24の化学作用によって絶縁膜2上の外周残存部6が除去され、図5(b)に示すように、第1の半導体基板1の上面1aにおける絶縁膜2を露出させて露出部7が形成される。
エッチング工程で用いるエッチング液24としては、例えば水酸化テトラメチルアンモニウム(TMAH)を用いることができる。このエッチング液24は、シリコンのみを溶解させるため、エッチング液24が絶縁膜2に付着しても絶縁膜2が溶解することはない。
エッチング工程の終了後は、例えば図1に示した搬送手段19が、外周残存部6が除去されたウエーハWの外周をエッジクランプしてスピンナーテーブル21から搬出し、例えばカセット12に収容する。エッチング後のウエーハ5は、第2の半導体基板3の外周部4が完全に除去された状態となるため、搬送手段19によって外周部4が除去されたウエーハ5を搬送するときに、第2の半導体基板3の外周部に支持部191が接触することがない。
このように、本発明のウエーハの製造方法では、外周部研削工程を実施して第2の半導体基板3の外周部4を上面側から砥石162で研削し絶縁膜2が露出する直前に研削を終了させて第1の半導体基板1の上面1a側に第2の半導体基板3の外周残存部6を形成した後、エッチング工程を実施して外周残存部6をエッチングによって除去し第1の半導体基板1の上面側を露出させて露出部7を形成するため、絶縁膜2を傷つけることなく第2の半導体基板3の外周部4のみを完全に除去することができる。そのため、高品質のSOI基板を製造することが可能となる。
また、ウエーハ製造装置100は、ウエーハ5を保持する保持テーブル13と、ウエーハ5の外周部を砥石162で研削する第1の研削手段16a及び第2の研削手段16bと、研削後のウエーハ5の外周部をエッチングするエッチング手段20と、保持テーブル13からエッチング手段20へ研削後のウエーハ5を搬送する搬送手段19とを備えるため、外周部4の研削から、外周部4が研削されたウエーハ5のエッチング手段20への搬送、外周残存部6のエッチングまでを、1つの装置内において自動的に行うことができる。
1:第1の半導体基板 1a:上面 1b:下面 2:絶縁膜
3:第2の半導体基板 3a:上面 3b:下面 4:外周部
5:ウエーハ 6:外周残存部 7:露出部
100:ウエーハ製造装置
10:装置ベース 10a:上面 11:カセットステージ 12:カセット
13:保持テーブル 13a:保持面 15:コラム
16a:第1の研削手段 16b:第2の研削手段
160:スピンドル 161:スピンドルハウジング 162:砥石
17a:第1の研削送り手段 17b:第2の研削送り手段
170:ボールネジ 171:モータ 172:ガイドレール 173:昇降部
18a:第1の割り出し送り手段 18b:第2の割り出し送り手段
180:ボールネジ 181:モータ 182:ガイドレール 183:移動部
19:搬送手段 190:プレート 191:支持部
20:エッチング手段
21:スピンナーテーブル 21a:保持面 210:回転軸
211:回転手段
22:エッチング液供給ノズル 220:アーム部 221:回転軸
23:エッチング液供給源 24:エッチング液

Claims (2)

  1. 表面に絶縁膜が形成された第1の半導体基板の上面側に該絶縁膜を介して第2の半導体基板を貼り合わせてなるウエーハの該第2の半導体基板の外周部を除去して該第1の半導体基板の上面の絶縁膜を露出させるウエーハの製造方法であって、
    該第2の半導体基板の外周部を上面側から砥石で研削し、該砥石が該絶縁膜に達する直前に研削を終了させる外周部研削工程と、
    該外周部研削工程における研削後に残存する該第2の半導体基板の該外周部をエッチングにより除去し該第1の半導体基板の上面を露出させて露出部を形成するエッチング工程と、
    からなるウエーハの製造方法。
  2. 請求項1記載のウエーハの製造方法の実施に用いられるウエーハ製造装置であって、
    ウエーハを保持する保持テーブルと、
    前記第2の半導体基板の外周部を砥石で研削する研削手段と、
    該第2の半導体基板の該外周部にエッチング液を供給することにより該外周部を除去し前記第1の半導体基板の上面を露出させて前記露出部を形成するエッチング手段と、
    を備えるウエーハの製造装置。
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