JP2017003781A - 光学素子切替装置の移動速度制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】光学素子の切り替えで耐久性の低下が生じることを防止可能とする。【解決手段】ケーシング122と、4つの光学素子126を保持し、ケーシング122に移動可能に支持されるターレット130と、ケーシング122に支持されターレット130を移動させる駆動装置134と、ケーシング122に支持され凹部130Bに係合することで4つの光学素子126それぞれを光軸O上に位置決めをする係合機構138と、を備える光学素子切替装置120の移動速度制御方法であって、凹部130Bが係合機構138に係合した状態から、ターレット130の移動を開始する工程と、ターレット130の移動速度Vを加速させる工程と、係合機構138が次の凹部130Bに係合する際には移動速度Vを減速する工程と、係合機構138が凹部130Bに係合した際には移動速度Vをゼロとする工程と、を含む。【選択図】図7
Description
本発明は、顕微鏡などを含む画像測定装置に用いられる光学素子切替装置の移動速度制御方法に係り、特に、光学素子の切り替えで耐久性の低下が生ずることを防止可能な光学素子切替装置の移動速度制御方法に関する。
従来、特許文献1に示すような光学素子切替装置が用いられている。この光学素子切替装置は、固定部材と、1つ以上の光学素子を保持し、1つ以上の光学素子それぞれに対応して位置決めするための凹部が複数設けられ、固定部材に移動可能に支持される可動部材と、固定部材に支持され可動部材を移動させる駆動装置と、固定部材に支持され凹部に係合することで1つ以上の光学素子それぞれを光軸上に位置決めをする係合機構と、を備える。即ち、この光学素子切替装置では、凹部に、係合機構を構成するクリックボールを落とし込んで、各光学素子の位置決めを行う構成となっている。
しかしながら、このような構成の光学素子切替装置では、光学素子を移動させた際には、各凹部に必ずクリックボールが落とし込まれることとなる。つまり、可動部材を移動させて光学素子が光軸上を通過するたびに、クリックボールが凹部に落し込まれて振動が発生する。このため、光学素子が単に光軸上を通過することを繰り返すだけで、振動が発生して、光学素子切替装置の組み付け状態を変化させるだけでなく、各構成要素の摩耗・消耗を促し、耐久性を低下させるおそれがある。
本発明は、前記の問題点を解決するべくなされたもので、光学素子の切り替えで耐久性の低下が生ずることを防止可能な光学素子切替装置の移動速度制御方法を提供することを課題とする。
本願の請求項1に係る発明は、固定部材と、1つ以上の光学素子を保持し、該1つ以上の光学素子それぞれに対応して位置決めするための凹部が複数設けられ、該固定部材に移動可能に支持される可動部材と、該固定部材に支持され該可動部材を移動させる駆動装置と、該固定部材に支持され前記凹部に係合することで該1つ以上の光学素子それぞれを光軸上に位置決めをする係合機構と、を備える光学素子切替装置の移動速度制御方法であって、前記凹部が前記係合機構に係合した状態から、前記可動部材の移動を開始する工程と、該可動部材の移動速度を加速させる工程と、前記係合機構が次の該凹部に係合する際には該移動速度を減速する工程と、該係合機構が該凹部に係合した際には該移動速度をゼロとする工程と、を含むことにより、前記課題を解決したものである。
本願の請求項2に係る発明は、前記移動速度を減速する際の最大減速加速度で該移動速度の減速を継続させた場合には、前記係合機構が前記凹部に係合した際に該移動速度がゼロとなる、または該係合機構が該凹部に係合する以前に該移動速度がゼロとなるようにしたものである。
本願の請求項3に係る発明は、前記移動速度の減速を、前記凹部間の中間の位置またはそれ以前の位置で開始するようにしたものである。
本願の請求項4に係る発明は、前記移動速度の減速加速度の大きさを、該移動速度の減速開始時に比べ減速終了時に小さくするようにしたものである。
本願の請求項5に係る発明は、前記光学素子切替装置が記憶部を備え、該記憶部に予め記憶された制御信号で前記移動速度を決定するようにしたものである。
本願の請求項6に係る発明は、前記光学素子切替装置が前記凹部に対応する位置を検出する検出部を備え、前記係合機構が前記凹部それぞれに係合した際に、該検出部の出力に基づいて前記駆動装置を駆動させる駆動信号を修正するようにしたものである。
本発明によれば、光学素子の切り替えで耐久性の低下が生じることを防止可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。
本発明に係る第1実施形態について、図1〜図8を用いて説明する。
最初に、図1を用いて、光学素子切替装置が用いられる画像測定装置の概略構成について説明する。
画像測定装置100は、図1に示す如く、ベース102と、ベース102上に立設された1対のコラム104と、1対のコラム104間に渡されたビーム(図示せず)と、を備える。ビーム上には、X方向及びZ方向へ移動するXZ移動機構(図示せず)が配置されており、それらは上部カバー106の内側に収納されている。XZ移動機構上には、画像検出ユニット110が取り付けられている。画像検出ユニット110には、照明系108が設けられている。なお、ベース102には、ベース面102AをY方向へ移動可能とするY移動機構(図示せず)が組み込まれている。このため、ベース面102Aに載置される被測定物に対して、画像検出ユニット110を相対的に3次元的に移動させることができ、画像測定装置100は被測定物を3次元で測定することが可能とされている。
次に、図2(A)、(B)〜図5を用いて、画像検出ユニット110及び光学素子切替装置120の概略構成について説明する。
画像検出ユニット110は、図2(A)、(B)、図3に示す如く、対物レンズ112と、光学素子切替装置120で切り替えられる光学素子126A、126B、126C、126D(光学素子126とも総称する)と、対物レンズ112と光学素子126で形成される画像を検出するCCDカメラ114と、を備える。つまり、画像検出ユニット110は、光学素子切替装置120で切り替えられる光学素子126で、様々な画像(例えば、倍率が異なるような画像)を検出することができる。
光学素子切替装置120は、図2(A)、(B)〜図5に示す如く、ケーシング(固定部材)122と、ターレット(可動部材)130と、駆動装置134と、係合機構138と、位置確認機構142と、を備える。つまり、光学素子切替装置120は、画像検出ユニット110の光軸Oに対して、ターレット130に保持された光学素子126を駆動装置134で移動させ切り替えるパワーターレットとして機能する。
以下に、光学素子切替装置120の各構成要素について説明する。
ケーシング122は、図2(A)、(B)〜図4(A)、(B)に示す如く、ターレット130だけでなく、駆動装置134と、係合機構138と、位置確認機構142と、を支持している。そして、ケーシング122は、対物レンズ112とCCDカメラ114も支持し、画像検出ユニット110のケーシングとしても機能している。
ターレット130は、図2(A)、(B)、図3、図5に示す如く、4つの光学素子126を保持しケーシング122に移動可能に支持されている。具体的には、ターレット130は、図4(B)、図5に示す如く、円盤形状とされている。そして、ターレット130では、回転中心から等距離の径方向位置で、周方向に等間隔で(90°毎)光学素子126が保持されている。なお、ターレット130の中心には、シャフト129が連結されている。このため、シャフト129を中心に、ターレット130がケーシング122に対して回転することで、4つの光学素子126の切り替えが行われる構成となっている。シャフト129には、図3、図4(B)、図5に示す如く、従動プーリ136が設けられている。
また、ターレット130には、図3、図4(B)に示す如く、デテント130Aが設けられている。デテント130Aは、ケーシング122に対して係合機構138で所定位置(所定の角度)に保持され、ターレット130上の4つの光学素子126それぞれを位置決めする部材である。具体的には、デテント130Aは、ターレット130の外周側面で構成されている(つまり、デテント130Aは、光軸Oとほぼ平行、言い換えれば光学素子126の側面とほぼ平行に設けられている)。そして、図4(B)に示す如く、4つの光学素子126それぞれに対応して、デテント130Aには位置決めするための略V字形状の凹部130Bが備えられている。本実施形態では、光学素子126が4つとされていることから、凹部130Bは、ターレット130に90°間隔で設けられている。なお、本実施形態では、光学素子126が、例えば、倍率の異なる中間レンズであるが、偏光板や位相板などであってもよい。
駆動装置134は、図3、図5に示す如く、ケーシング122に支持されターレット130を移動(回転)させるための装置である。具体的には、電動のパルスモータなどである。駆動装置134には、駆動プーリ135が設けられ、タイミングベルト137を介して、ターレット130に連結された従動プーリ136を回転させる構成となっている。つまり、ターレット130は、駆動装置134によって、電動駆動される。
係合機構138は、図2(A)、図3、図4(B)に示す如く、ケーシング122に支持されターレット130の凹部130Bに係合することで4つの光学素子126それぞれを光軸O上に位置決めをする機構である。具体的には、係合機構138は、保持部材138Aと、ベアリング部材138Bと、軸部材138BBと、板ばね138Cと、を備える。
図2(A)に示す如く、保持部材138Aは、一対の支持部を備えるコの字形状の部材であり、デテント130Aに対峙するように、ケーシング122の内側に固定されている。一対の支持部のターレット130側(デテント130A側)で、板ばね138Cの両端部が支持されている。
図2(A)に示す如く、板ばね138Cの中央部にはそれぞれ、ベアリング部材138Bを非接触で配置可能とする開口部が設けられている。そして、その開口部を跨ぐように、板ばね138Cにはデテント130A側が凹形状となるように屈曲された2つの屈曲部が設けられている。屈曲部は、ベアリング部材138Bを支持する軸部材138BBと、その凹形状の部分で当接している。つまり、この屈曲部で、軸部材138BBをターレット130側に押圧する構成となっている。よって、図4(B)に示す如く、板ばね138Cは、(ケーシング122に支持され)ベアリング部材138Bを介して、(ほぼ光学素子126の側面と平行である)デテント130Aに対して押圧力を与えることができる(即ち、係合機構138は、光学素子126の側面側からデテント130Aに押圧力を与える配置とされている)。
図4(B)に示す如く、軸部材138BBは、板ばね138Cに支持されている。軸部材138BBには、ベアリング部材138Bが、転動体などを介して回転可能に支持されている。ベアリング部材138Bは、円筒形状である。そして、ベアリング部材138Bは、軸部材138BBを介して板ばね138Cに押圧されて、デテント130Aに係合する構成(直接接触する構成)となっている。
位置確認機構142は、どの光学素子126が光軸O上に位置決めされたかを確認可能とする機構である。つまり、位置確認機構142は、係合機構138が凹部130Bに係合した際に光軸O上に位置決めされた光学素子126の確認(特定)を可能とする。位置確認機構142は、図3、図4(A)、図5に示す如く、3つのセンサ144A、144B、144C(センサ144とも総称する)とインデックスプレート146とを備える。センサ144は、例えば、発光素子と受光素子とから構成されるフォトカプラなどである。インデックスプレート146は、円盤形状でありターレット130を支持するシャフト129に固定されている。インデックスプレート146の周方向の複数個所(例えば90°毎に3か所)には、図4(A)に示す如く、光学素子126の位置に対応するスリット146A、146B、146Cが設けてある。例えば、スリット146A、146B、146Cをセンサ144の発光素子からの光が通過し受光素子でその光を受光した際には、センサ144が‘H’信号を出力する。そして、インデックスプレート146で、センサ144の発光素子からの光が遮られた際には、センサ144が‘L’信号を出力する。これらの‘H’信号及び‘L’信号は、図5に示す如く、制御基板CUに出力される。結果的に、各光学素子126を移動制御した位置(角度)は、センサ144の出力を制御基板CUで処理することで確認することができる。
例えば、図6(A)、(B)を用いて、センサ144出力について説明する。
図6(A)はセンサ144出力と光軸O上にくる光学素子126との関係を示す表であり、図6(B)は光学素子126を変更(移動)した際に移動するインデックスプレート146の位置とセンサ144の位置とを示す図である。なお、図6(B)において示されているのは、インデックスプレート146とセンサ144である。しかし、光学素子126の位置が判別容易となるように、各光学素子126A、126B、126C、126Dの位置を便宜上白丸(光軸O上にくる光学素子126を特に二重白丸で表示)でインデックスプレート146上に重ねて示している。同時に、一点鎖線の十字形が光軸Oを示している。また、白抜き矢印は移動方向(回転方向)Pを示している。
図6(B)に示す如く、光学素子126Aの位置に相当するインデックスプレート146の位置にはスリットがなく、光学素子126B、126C、126Dの位置に相当するインデックスプレート146の位置にはスリット146A、146B、146Cがそれぞれ設けられているとする。
図6(B)の左端一番目で示すインデックスプレート146の位置においては、全てのセンサ144の位置にスリット146A、146B、146Cがくる。このため、全てのセンサ144の出力が‘H’となり、図6(A)の一行目に示す如く、光学素子126Aが光軸O上にくることを制御基板CU上で確認することができる。
次に、図6(B)の左端から二番目で示すインデックスプレート146の位置においては、センサ144A、144Bの位置にスリット146B、146Cがきて、センサ144Cの位置にはスリットがこない。このため、センサ144A、144Bの出力が‘H’となり、且つセンサ144Cの出力が‘L’となり、図6(A)の二行目に示す如く、光学素子126Bが光軸O上にくることを制御基板CU上で確認することができる。
次に、図6(B)の左端から三番目で示すインデックスプレート146の位置においては、センサ144A、144Cの位置にスリット146C、146Aがきて、センサ144Bの位置にはスリットがこない。このため、センサ144A、144Cの出力が‘H’となり、且つセンサ144Bの出力が‘L’となり、図6(A)の三行目に示す如く、光学素子126Cが光軸O上にくることを制御基板CU上で確認することができる。
そして、図6(B)の右端一番目で示すインデックスプレート146の位置においては、センサ144B、144Cの位置にスリット146A、146Bがきて、センサ144Aの位置にはスリットがこない。このため、センサ144B、144Cの出力が‘H’となり、且つセンサ144Aの出力が‘L’となり、図6(A)の四行目に示す如く、光学素子126Dが光軸O上にくることを制御基板CU上で確認することができる。
なお、図4(A)、(B)から明らかなように、4つの凹部130Bとインデックスプレート146の3つのスリット146A、146B、146Cとの位置関係は定まっている。つまり、センサ144は、4つの凹部130Bに対応する位置を検出する構成ともいえる。言い換えると、光学素子切替装置120は凹部130Bに対応する位置を検出する検出部(センサ144)を備えているといえる。
図5に示す如く、制御基板CUは、駆動装置134及びセンサ144A、144B、144Cに接続されている。制御基板CUは、例えば、図示しないコントローラに内蔵されており、図示しない処理部で各種の処理・制御を行う。例えば、制御基板CUでは、駆動パルス信号(駆動信号)を設定し、その駆動パルス信号により、駆動装置134をフィードフォワード制御して駆動させる(駆動装置はDC電圧値などでDC制御されてもよい)。具体的には、この駆動パルス信号で、ターレット130の移動速度V、移動方向(回転方向)P、移動量(回転角度θ)などが規定される。
また、制御基板CUには、図示せぬ入力手段が接続されており、その入力手段から光学素子126の変更指令(切り替え指令)などが入力される。なお、入力手段から、直接、ターレット130の移動速度V、移動方向(回転方向)P、移動量(回転角度θ)などが入力されてもよい。
また、制御基板CUには、記憶部MRが設けられており、駆動装置134の駆動制御のための各種初期値・更新値などが記憶されている。例えば、記憶部MRは、ターレット130の移動速度Vなどを規定する制御信号を記憶している。制御基板CUでは、光学素子126の変更指令に対応する制御信号が記憶部MRから読み出され、駆動パルス信号が設定される(言い換えると、光学素子切替装置120が記憶部MRを備え、記憶部MRに予め記憶された制御信号で移動速度Vが決定される構成である)。
また、制御基板CUでは、上述したように、係合機構138が凹部130Bに係合した際に、センサ144の出力(‘H’信号あるいは‘L’信号)に基づいて光軸O上にある光学素子126が確認(特定)される。なお、制御基板CUでは、センサ144の出力に基づいて、設定した駆動パルス信号による凹部130B間の想定される移動量を確認することもできる。そして、必要に応じて、制御基板CUでは、駆動パルス信号を修正することができる(その修正値は、記憶部MRに書き込まれる構成でもよい)。その場合には、設定した駆動パルス信号による想定される凹部130Bの位置と実際のセンサ144出力による凹部130Bの位置との間にずれがあっても、そのずれをリセットすることができ、且つそのずれが複数の凹部130B間で累積されることを防止することができる。
次に、光学素子切替装置120の移動速度制御方法の一例について、図7、図8(A)、(B)を用いて以下に説明する。なお、図7は、光学素子126の変更手順を示すフローチャート図である。図8(A)は、回転角度θ(0°〜180°)に対する移動速度Vの変化を示す図である。図8(B)はターレット130と係合機構138とを示す上面配置図であり、左端から、回転角度θが0°、45°、90°、135°、180°、それぞれの場合の位置関係を示した図である。なお、図8(B)では、光学素子126Aを特に二重白丸で表示する。同時に、一点鎖線の十字形が光軸Oを示している。また、白抜き矢印は移動方向(回転方向)Pを示している。
本実施形態では、ターレット130の回転角度θが0°、90°、180°、270°のときに、光学素子126がそれぞれ、光軸O上に配置される構成となっている。ここでは、回転角度θが0°の状態からターレット130を移動(回転)させて、別の光学素子126に切り替えることを想定する。
まず、入力手段から光学素子126の変更指令が制御基板CUに出力される(図7、ステップS2)。
次に、制御基板CUの処理部にて、入力した光学素子126の変更指令に対応する記憶部MRの制御信号が読み出される。そして、処理部は、その制御信号に基づいて駆動パルス信号の設定を行う(図7、ステップS4)。具体的には、この駆動パルス信号が、ターレット130の移動速度V、移動方向(回転方向)P、移動量(回転角度θ)などを規定する。
次に、駆動パルス信号が駆動装置134に出力され、凹部130Bが係合機構138に係合した状態(図8(B)の左端一番目の図で示すθ=0°の状態)から、図8(A)に示す如く、ターレット130の移動(回転)が移動方向Pで開始する(図7、ステップS6)。このとき、ターレット130の移動速度Vを一定の加速度で加速させる(図7、ステップS8)。本実施形態では、この一定の加速度は駆動装置134が脱調しない最大の加速度とされている。
次に、移動方向Pにおける次の凹部130Bとの丁度中間の位置(図8(B)の左端から二番目の図で示すθ=45°の状態)で、ターレット130の移動速度Vの減速を開始する(図7、ステップS10)。本実施形態では、このときの減速加速度を、上述した最大の加速度と同一の大きさで一定としている。このため、次の凹部130Bに係合機構138が係合する際には、移動速度Vをゼロとすることができる(この状態は、移動速度Vを減速する際の最大減速加速度で移動速度Vの減速を継続させた場合には、係合機構138が凹部130Bに係合した際に移動速度Vがゼロとなる状態である)。基本的には、本実施形態では、係合機構138が次の凹部130Bに係合する際には移動速度Vを減速することとしている。
次に、係合機構138が凹部130Bに係合した際(図8(B)の左端から三番目の図で示すθ=90°の状態)には、実際に移動速度Vをゼロとする(図7、ステップS12)。つまり、このとき、ターレット130を一旦停止させる。
次に、目的の光学素子126が光軸O上に位置決めされているか(目標位置への到達完了?)を、設定された駆動パルス信号すべてで駆動装置134を駆動制御したか否かで処理部が判断する(図7、ステップS14)。
設定された駆動パルス信号すべてで駆動装置134を駆動制御したのであれば、目的の光学素子126が光軸O上に位置決めされているとする(図7、ステップS14でYes)。その場合には、次に、センサ144の出力を確認する(図7、ステップS16)。具体的には、係合機構138が凹部130Bに係合した際にセンサ144から出力される出力信号(‘H’信号あるいは‘L’信号)に基づいて、光軸O上にある光学素子126が確認(特定)される。センサ144の出力から判断される光軸O上にある光学素子126と、駆動パルス信号で駆動制御された光軸O上にある光学素子126とが同一であれば、そのまま終了する。センサ144の出力から判断される光軸O上にある光学素子126と、駆動パルス信号で駆動制御された光軸O上にある光学素子126とが同一でなければ、例えば、図示せぬ出力手段にエラー出力を行い、オペレータの支持を仰ぐようにすることができる。
設定された駆動パルス信号すべてで駆動装置134を駆動制御していなければ、設定された駆動パルス信号の残りで駆動装置134を駆動制御する(図7、ステップS14でNo)。その場合には、図7のステップS6からステップS14までを、設定された駆動パルス信号すべてで駆動装置134を駆動制御するまで繰り返すこととなる。なお、移動速度Vに関して、回転角度θ(90°〜180°)の場合は、回転角度θ(0°〜90°)の場合と同様なので、図8(A)、(B)における回転角度θ(90°〜180°)に対する記載については説明を省略する。
このように、本実施形態では、係合機構138が凹部130Bに係合した際には移動速度Vをゼロとしているので、ターレット130の停止をしない場合に比べて、振動を低減することが可能である。しかも、係合機構138が次の凹部130Bに係合する際にはターレット130の移動速度Vを減速している。即ち、本実施形態では、係合機構138が凹部130Bに係合した際には移動速度Vをゼロとするように、ターレット130の移動速度Vを減速している。このため、凹部130Bと係合機構138との係合の際に生じる振動をさらに低減することが可能となる。つまり、目的の光学素子126を用いた測定を、光学素子126の切り替え後にすぐに実施することが可能である。しかも、振動による位置誤差の発生も防止でき、高精度な位置決めを実現することができる。
また、本実施形態では、移動速度Vを減速する際の最大減速加速度で移動速度Vの減速を継続させた場合であり、係合機構138が凹部130Bに係合した際に移動速度Vがゼロとなる状態である。このため、係合機構138が凹部130Bに係合するまでに、ターレット130の移動速度Vに急激な加速度がかからず、係合機構138とデテント130Aとの間に生じる振動や摩耗をより防止することができる。
また、本実施形態では、一定の加速度で移動速度Vを加速させ、且つその同一の加速度で、移動速度Vを減速している。このため、ターレット130の加速と減速とを安定して実現でき、移動速度Vの加速減速の制御を極めて容易に実現可能である。なお、本実施形態では、駆動装置134によるターレット130の移動速度Vが最大移動速度に至る前に、減速が開始されている。このため、図8(A)に示す移動速度Vでは、一定の移動速度となる部分がないが、移動速度Vは台形を示すように制御されてもよい。
また、本実施形態では、ターレット130の移動速度Vの減速が凹部130B間の中間の位置で開始されている。このため、ターレット130の移動速度Vの制御をより単純にでき、且つ移動速度Vの確実な減速を実現することができる。
また、本実施形態では、光学素子切替装置120が記憶部MRを備え、記憶部MRに予め記憶された制御信号で移動速度Vが決定される。即ち、オペレータは、駆動装置134の駆動制御のための設定を行う必要がなく、簡単に駆動装置134を制御することができる。なお、これに限らず、光学素子切替装置が記憶部MRを備えても備えなくてもよく、オペレータが入力手段で直接駆動装置の駆動制御のための設定を行ってもよい。
また、本実施形態では、駆動装置134がフィードフォワード制御される。このため、フィードバック制御を行う場合に比べて、光学素子切替装置120の構成要素を少なくでき、且つその制御も単純化することができる。なお、これに限らず、駆動装置がフィードバック制御されてもよい。
また、本実施形態では、光学素子切替装置120が凹部130Bに対応する位置を検出するセンサ144を備えている。このため、実際に光軸O上に位置決めされる光学素子126を特定することができる。
なお、図7を用いて説明はしなかったものの、本実施形態では、係合機構138が凹部130Bそれぞれに係合した際(例えば、図7のステップS12の際に実施可能)に、センサ144の出力に基づいて駆動装置134を駆動させる駆動信号を修正することができる。この場合には、設定した駆動パルス信号による想定される凹部130Bの位置と実際のセンサ144出力による凹部130Bの位置との間にずれがあっても、そのずれをリセットすることができ、且つそのずれが複数の凹部130B間で累積されることを防止することができる。つまり、より迅速に且つ高精度にターレット130の位置決めを実現することが可能である。なお、これに限らず、必ずしも検出部を備えなくてもよい。
即ち、本実施形態によれば、凹部130Bを通過する度に係合機構138にかかる衝撃荷重を緩和でき、光学素子126の切り替えで耐久性の低下が生じることを防止できる。
本発明について上記実施形態を挙げて説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。即ち本発明の要旨を逸脱しない範囲においての改良並びに設計の変更が可能なことは言うまでもない。
例えば、第1実施形態においては、移動速度Vの減速は、凹部130B間の中間の位置で開始されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図9(A)、(B)に示す第2実施形態の如くであってもよい。図9(A)は、回転角度θ(0°〜90°)に対する移動速度Vの変化を示す図である。図9(B)はターレット130と係合機構138とを示す上面配置図であり、左端から、回転角度θが0°、45°、90°、それぞれの場合の位置関係を示した図である。なお、光学素子126Aを特に二重白丸で表示する。同時に、一点鎖線の十字形が光軸Oを示している。また、白抜き矢印は移動方向(回転方向)Pを示している。
第2実施形態では、ターレット130の移動速度Vの減速が凹部130B間の中間以前の位置で開始されている。具体的には、回転角度θ=15°の位置から移動速度Vの減速を開始している。即ち、移動速度Vの減速開始の時期を早めているので、一定の減速加速度の大きさであっても、移動速度Vの減速加速度の大きさは、移動速度Vの減速開始時に比べ減速終了時に小さくされている。このため、本実施形態では、第1実施形態の場合に比べて、凹部130Bへ係合する直前の移動速度Vをより低減することができる。これにより、係合機構138が凹部130Bへ係合した際の衝撃負荷を更に低減でき、より振動を少なくすることが可能である。
あるいは、移動速度Vの減速が、凹部130B間の中間以降の位置で開始されてもよい。その際には、第1実施形態よりも、速くターレット130の移動を実現でき、光学素子126の切り替えを迅速に行うことができる。
上記実施形態では、移動速度Vの減速加速度の大きさは、移動速度の減速開始時から減速終了時まで一定であったが、本発明はこれに限定されない。例えば、図10(A)、(B)に示す第3実施形態の如くであってもよい。図10(A)は、回転角度θ(0°〜90°)に対する移動速度Vの変化を示す図である。図10(B)はターレット130と係合機構138とを示す上面配置図であり、左端から、回転角度θが0°、45°、90°、それぞれの場合の位置関係を示した図である。なお、光学素子126Aを特に二重白丸で表示する。同時に、一点鎖線の十字形が光軸Oを示している。また、白抜き矢印は移動方向(回転方向)Pを示している。
第3実施形態では、図10(A)に示す如く、移動速度Vの減速が、凹部130B間の中間の位置で開始されているものの、移動速度Vの減速加速度の大きさは、移動速度Vの減速開始時に比べ減速終了時に小さくされている。具体的には、移動速度Vの減速開始時には、加速時より大きな減速加速度で減速を開始している。そして、所定の位置(例えばθ=75°の位置)から減速加速度を大幅に小さくしている。即ち、係合機構138が次の凹部130Bに係合する直前には加速の際の加速度の大きさよりも小さな値で減速している。このため、本実施形態では、第1実施形態とほぼ同様のターレット130の移動時間が可能でありながら、凹部130Bへ係合機構138が係合した際の衝撃負荷を第1実施形態の場合に比べて低減することが可能である。なお、本実施形態は、移動速度Vを減速する際の最大減速加速度で移動速度Vの減速を継続させた場合には、係合機構138が凹部130Bに係合する以前に移動速度Vがゼロとなる態様に該当する。
また、上記実施形態では、ターレット130は円盤形状であったが、本発明はこれに限定されない。例えば、第4実施形態として図11に示すような構成であってもよい。
本実施形態では、図11に示す如く、光学素子切替装置220が、固定部材222上に直動スライダ(図示せず)を介して、1つの光学素子226を保持する可動部材230を配置する構成である。この光学素子226は、光軸O上に出し入れされる部材である。例えば、可動部材230にラック(図示せず)が設けられ、駆動装置234に設けられたピニオン(図示せず)で、ラックに噛み合い、可動部材230は固定部材222に対して直線状に移動制御される。デテント230Aは可動部材230の(図11の)上側面に設けられ、係合機構238がデテント230Aに対峙するように固定部材222に配置されている。第4実施形態では、光学素子226の配置数を円盤形状のときに比べて、容易に増減させることができる。
また、上記実施形態では、光学素子が1つあるいは4つとされていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、光学素子は1つ以上であればよい。
本発明は、顕微鏡などを含む画像測定装置に用いられる光学素子切替装置に広く適用することができる。
100…画像測定装置
102…ベース
102A…ベース面
104…コラム
106…上部カバー
108…照明系
110…画像検出ユニット
112…対物レンズ
114…CCDカメラ
120、220…光学素子切替装置
122…ケーシング
126、126A、126B、126C、126D、226…光学素子
129…シャフト
130…ターレット
130A、230A…デテント
130B、230B…凹部
134、234…駆動装置
135…駆動プーリ
136…従動プーリ
137…タイミングベルト
138、238…係合機構
138A、238A…保持部材
138B、238B…ベアリング部材
138BB、238BB…軸部材
138C…板ばね
142…位置確認機構
144、144A、144B、144C…センサ
146…インデックスプレート
146A、146B、146C…スリット
222…固定部材
230…可動部材
CU…制御基板
MR…記憶部
O…光軸
P…移動方向(回転方向)
V…移動速度
θ…回転角度
102…ベース
102A…ベース面
104…コラム
106…上部カバー
108…照明系
110…画像検出ユニット
112…対物レンズ
114…CCDカメラ
120、220…光学素子切替装置
122…ケーシング
126、126A、126B、126C、126D、226…光学素子
129…シャフト
130…ターレット
130A、230A…デテント
130B、230B…凹部
134、234…駆動装置
135…駆動プーリ
136…従動プーリ
137…タイミングベルト
138、238…係合機構
138A、238A…保持部材
138B、238B…ベアリング部材
138BB、238BB…軸部材
138C…板ばね
142…位置確認機構
144、144A、144B、144C…センサ
146…インデックスプレート
146A、146B、146C…スリット
222…固定部材
230…可動部材
CU…制御基板
MR…記憶部
O…光軸
P…移動方向(回転方向)
V…移動速度
θ…回転角度
Claims (6)
- 固定部材と、1つ以上の光学素子を保持し、該1つ以上の光学素子それぞれに対応して位置決めするための凹部が複数設けられ、該固定部材に移動可能に支持される可動部材と、該固定部材に支持され該可動部材を移動させる駆動装置と、該固定部材に支持され前記凹部に係合することで該1つ以上の光学素子それぞれを光軸上に位置決めをする係合機構と、を備える光学素子切替装置の移動速度制御方法であって、
前記凹部が前記係合機構に係合した状態から、前記可動部材の移動を開始する工程と、
該可動部材の移動速度を加速させる工程と、
前記係合機構が次の該凹部に係合する際には該移動速度を減速する工程と、
該係合機構が該凹部に係合した際には該移動速度をゼロとする工程と、
を含むことを特徴とする光学素子切替装置の移動速度制御方法。 - 前記移動速度を減速する際の最大減速加速度で該移動速度の減速を継続させた場合には、前記係合機構が前記凹部に係合した際に該移動速度がゼロとなる、または該係合機構が該凹部に係合する以前に該移動速度がゼロとなることを特徴とする請求項1に記載の光学素子切替装置の移動速度制御方法。
- 前記移動速度の減速は、前記凹部間の中間の位置またはそれ以前の位置で開始されることを特徴とする請求項1または2に記載の光学素子切替装置の移動速度制御方法。
- 前記移動速度の減速加速度の大きさは、該移動速度の減速開始時に比べ減速終了時に小さくされていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の光学素子切替装置の移動速度制御方法。
- 前記光学素子切替装置は記憶部を備え、該記憶部に予め記憶された制御信号で前記移動速度が決定されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の光学素子切替装置の移動速度制御方法。
- 前記光学素子切替装置は前記凹部に対応する位置を検出する検出部を備え、前記係合機構が前記凹部それぞれに係合した際に、該検出部の出力に基づいて前記駆動装置を駆動させる駆動信号が修正されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の光学素子切替装置の移動速度制御方法。
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