JP2017003716A - 構造体内の電子部品交換構造、この構造を用いた機器、同画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
・電子部品と信号線の接続箇所に手が届かないので交換できないこと、
・交換するためにフレームを解体する作業が必要となること、
・構造体内の電子部品が一つ壊れただけでも、機械を丸々交換することになり、引き取った機械が廃棄処分等され得ること、
等の問題がある。
・この構造を用いた画像形成装置等の機器における電子部品の故障に対して、部品交換のみで修理を完了することができ、ユーザーのワークフローを止める時間を短くすることができ、
・部品交換のみで修理を完了することができるので、この構造を用いた画像形成装置等の機器が故障しても、その機器を丸ごと引き取って処分(廃棄)する必要がなくなり、環境負荷を低減することができる、
という効果を奏する。
要するに、信号線の線長を電子部品と信号線の接続箇所がパイプ構造の部材の外部まで出せるだけの余裕を持たせる。このことで、接続箇所にアクセスできる状態まで電子部品を引き出すことができ、電子部品の交換ができる。また、信号線を迂回させた経路に着脱可のカバー部材を設ける。このことで、ユーザーの接触や周囲の部品との接触などによる破損を防止することができる。なお、本明細書におけるパイプ状との記載は、筒状の断面形状のみならずコの字状の断面形状等の類似の構造も含む。
参考のために、構造体内の電子部品交換構造の基本的な構成を説明する。図1はパイプ構造の部材に電子部品を取り付ける際の配置の一例を示す図である。電子部品1はパイプ状の構造のフレーム2の内部で信号線3−1と接続されている。信号線3−1はゆるみなく配線されているため、電子部品1をフレーム2との締結を外しても接続箇所3−2に届かない。そのため、電子部品と信号線の接続を離すことができない。信号線3−1がフレーム2の内部を通ろうとも外部を通ろうとも、接続箇所3−2がフレーム2の内部にあれば、この課題は変わらない。なお、接続箇所は図示していないが、図中の丸印(符号3−2で示す)を付した部位の辺りにある。信号線3−1は図の向きからみて触ることができる箇所を実線で、フレーム2の内部または電子部品1等の部品、部材等の裏側にあるものを点線で示している。
図2は本発明の第一の実施形態を示す図である。
本実施形態は、信号線3−1の線長に余裕を持たせ、迂回させた信号線3−1を保護する部材を設けた構成を有する。図中に符号5で示す破線円で囲んだ領域で信号線3−1を迂回させる。この時、信号線固定部品4を用いて信号線3−1の経路を定めてもよい。このようにあらかじめ信号線3−1を迂回させて線長に余裕を持たせた構成にしておくことでフレーム2に締結された電子部品1を外すときに接続箇所3−2をフレーム内部から外へ出すことができる。
図2で説明した第一実施形態において、保護部材9を取り外して、信号線固定部品4のロックを外して信号線3−1の迂回を解き、電子部品1をフレーム2から取り外す。すると、図3に示すように信号線3−1の線長に余裕を持たせておいた分だけ電子部品1を移動させることができ、接続箇所3−2をフレーム2の外へ出すことができる。これによりフレーム2を解体することなく、接続箇所3−2へ直接にアクセスでき、電子部品1の交換を実施できる。
図4は本発明の第二の実施形態を示す図である。
本実施形態は、電子部品1を交換する際に信号線3−1の接続端子(電子部品1の裏側でかつパイプ状のフレーム2内で電子部品1に接続されている)をフレーム2の外部に固定する構成を有する。接続端子および接続端子に接続された信号線3−1を固定するための箇所6をフレーム2に追加することで、電子部品1の交換作業の際に接続端子をフレーム2の内部に落としてしまうことを防ぐ。これにより電子部品の交換作業が非効率になることを防ぐ。信号線を固定するための箇所についてはフレーム2がそのような機能を持つ構造でも、部品を追加する形でも構わない。また、その位置は周囲の部品構成と迂回させた信号線3−1に余裕を持たせた線長の値によって任意である。
図5は本発明の第三の実施形態を示す図である。
本実施形態も、電子部品1を交換する際に信号線3−1の接続端子をフレーム2の外部に留める構成を有する。例えばフレーム2に、信号線3−1は通るが、接続端子は通らないスリット7を設けておく。すると、スリット7の縁に接続端子を引っかけておくことができるので、フレーム2の内部に接続端子を落としてしまうことを防げる。また、図4に示した第二の実施形態と異なり、接続端子及び接続端子に接続された信号線3−1をフレーム2等に固定しないので、第二の実施形態での電子部品1の交換作業における「固定」と「固定の解除」の2工程が不要となり、交換作業が効率的に実施できる。すなわち、接続端子を固定しないので交換作業の際の手順が少ない。なお、スリット7の形状およびサイズについては図5に示したものに限定されない。信号線の太さや本数と接続端子の大きさによって任意である。また、スリット7のエッジ処理・保護についても求める機能によって適宜に処理、保護すればよい。
本実施形態は、信号線3−1をパイプ構造のフレーム2の外部で中継コネクタに接続して信号線を分離する構成を有する。具体的には、外部からアクセスできる箇所に中継コネクタ8を追加して信号線を分離する。そのことで、電子部品1だけでなく、信号線単体でも交換でき、また接続端子を交換できる。中継コネクタ8の設置箇所についてはフレーム2の外部であれば任意である。なお、中継コネクタ8を図示するために保護部材9は図6では記載を省略してある。
本実施形態は、保護部材9を固定可能とした構成を有する。固定可能な保護部材10を用いることで、ユーザーの接触や周囲の部品との接触をより確実に防ぐことができる。すなわち、
・信号線3−1の経路を電子部品1と信号線の接続箇所がパイプ構造のフレーム2の外部まで出すために迂回させて余分な線長を持たせることで、接続箇所にアクセスできる状態まで電子部品1を引き出すことができ、電子部品1の交換ができ、
・また、信号線3−1を迂回させた経路に着脱可のカバー部材(保護部材11)を設けることで、ユーザーの接触や周囲の部品との接触などによる破損を防止することができる。
これにより電子部品1の組付け時や電子部品1の交換時の失敗を防ぐことができる。なお図7ではネジ10−1を用いて保護部材10を固定しているが、スナップフィットなどの固定手段を採用することができ、図示の例には限定されない。また、着脱できる固定方法が好ましい。
本実施形態は、保護部材9の内部を視認可能とした構成を有する。具体的には保護部材11が多数の小孔11−1を有し、信号線3−1を迂回させている箇所が視認できる。このような保護部材11を用いることで、保護部材11自身で信号線3−1を踏みつけていないか、挟み込んでいないか、周囲の部品と接触していないか等を確認できる。図7に示した実施形態のように信号線3−1を固定しても構わない。なお信号線3−1を迂回させている箇所を視認するための構造は、図示の例のものには限定されない。例えば保護部材11自体を透明な素材で構成する等の手段を採用できる。
2 :フレーム
3−1 :信号線
3−2 :接続箇所
4 :信号線固定部品
6 :固定箇所
7 :スリット
8 :中継コネクタ
9 :保護部材
10 :保護部材
10−1 :ネジ
11 :保護部材
11−1 :小孔
Claims (8)
- 電子部品と信号線の接続箇所がパイプ構造の部材の内部にあり、
前記パイプ構造の部材の内部に前記信号線を通した構造において、
前記信号線を迂回させ、該迂回させた前記信号線の部分を保護する部材を有し、
前記電子部品と前記信号線の接続箇所を前記パイプ構造の部材の外部に移動可能とすることを特徴とする構造体内の電子部品交換構造。 - 請求項1の構造体内の電子部品交換構造において、
前記信号線の接続端子を前記パイプ構造の部材の外部で固定する、
ことを特徴とする構造体内の電子部品交換構造。 - 請求項1の構造体内の電子部品交換構造において、
前記信号線の接続端子を前記パイプ構造の部材の外部に留める構造を有する、
ことを特徴とする構造体内の電子部品交換構造。 - 請求項1乃至3の構造体内の電子部品交換構造において、
前記パイプ構造の部材の外部に中継コネクタを設けて前記信号線を分離する構造を有する、
ことを特徴とする構造体内の電子部品交換構造。 - 請求項1の構造体内の電子部品交換構造において、
前記パイプ構造の部材の外部に固定できる保護部材を有する、
ことを特徴とする構造体内の電子部品交換構造。 - 請求項1の構造体内の電子部品交換構造において、
前記信号線の迂回箇所を視認できる保護部材を有する、
ことを特徴とする構造体内の電子部品交換構造。 - 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の構造体内の電子部品交換構造を具備することを特徴とする機器。
- 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の構造体内の電子部品交換構造を具備する機器であることを特徴とする画像形成装置。
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JP2015116183A JP2017003716A (ja) | 2015-06-08 | 2015-06-08 | 構造体内の電子部品交換構造、この構造を用いた機器、同画像形成装置 |
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