JP2013188096A - 絶縁装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 配電線作業において電線や腕金、碍子などの充電部の短絡、地絡を防止するために取り付ける絶縁装置を提供する。
【解決手段】 リング外周の一部が開口され、変形自在なリング状部材2と、リング状部材2の外周側を覆った状態で、リング状部材2の軸心方向にスライド自在に配設された透視自在な絶縁シート3と、を備え、リング状部材2が充電部200または充電部200の近傍を保持した状態で、絶縁シート3が充電部200を覆う。
【選択図】 図3

Description

この発明は、配電線作業において電線や腕金、碍子などの充電部の短絡、地絡を防止するために取り付ける絶縁装置に関する。
配電線作業では、電線や腕金、碍子などの充電部の近傍で作業を行わなくてはならない場合があり、その際に充電部に工具や部材などが接触して短絡や地絡することを防止するために、図7に示すように充電部に絶縁シート100を巻いて保護する必要がある。従来は、シート本体110を充電部200に被せた状態で、シートクリップ120によって固定する必要があった。これらの作業は、絶縁ヤットコなどの間接活線工具を用いて取り付け、取り外し作業を行うため、作業が困難で時間を要していた。具体的には、絶縁シート100よりも充電部200A、200Bが大きく複数の絶縁シート100A、100Bを取り付けるような場合は、まず1枚目のシート本体110Aを充電部200A上の適切な位置に載置し、シートクリップ120Aによって固定する。そして、2枚目のシート本体110Bを、1枚目のシート本体110Aと重複し充電部200A、200Bが露出しないような位置に載置し、シートクリップ120Bによって固定する。このようにして取り付け作業を行うため、作業途中でシート本体110A、110Bがずれてしまうなど、取り付けが困難であった。
従来から、遠隔絶縁棒を用いて危険を伴うことなく、高所に取り付けられた対象物に容易に被せることができる防護用シートが知られている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1の技術は、引留グリップを覆うことにより重なり合う部分に、着脱可能な接着部が取り付けられ、シートの略重心位置には、第1把持部が取り付けられており、接着部の周囲の端部には、第2把持部が取り付けられているものである。また、使い勝手を向上させた間接活線工法における防護用シート及びその取付方法、並びに防護用シートの取付クリップが知られている(例えば、特許文献2参照。)。この特許文献2の技術は、絶縁シートと、絶縁シートを補強する芯材と、芯材を着脱可能に保持する芯材保持部と、充電部に被覆した状態で前記絶縁シートを固定する固定部と、を備えるものである。
特開2007−060793号公報 特開2010−176878号公報
しかしながら、特許文献1および2のいずれの技術も、防護用シートを充電部に被せた場合には、作業者および作業監督者から、作業箇所である充電部が視認できない、視認しにくいおそれがある。また、特許文献1および2のいずれの技術も、絶縁シートよりも充電部が大きく複数の絶縁シートを取り付ける際に、作業途中で絶縁シートがずれてしまった場合などに、複数の絶縁シートの位置調節をすることが困難であった。
そこでこの発明は、取り付けが容易で、作業部である充電部に被せた状態でも充電部を視認可能で、位置調節が可能な絶縁装置を提供することを目的としている。
前記の課題を解決するために、請求項1の発明は、リング外周の一部が開口され、変形自在なリング状部材と、前記リング状部材の外周側を覆った状態で、前記リング状部材の軸心方向にスライド自在に配設された透視自在な絶縁シートと、を備え、前記リング状部材が充電部または充電部の近傍を保持した状態で、前記絶縁シートが充電部を覆う、ことを特徴とする絶縁装置である。
この発明によれば、リング状部材を充電部または充電部の近傍を保持するように取り付けるだけで、絶縁シートによって充電部が覆われるようになっている。具体的には、リング状部材は、リング外周の一部が開口され、変形自在であるので、充電部への取り付け時には開口を拡開、拡縮するように変形することで、充電部の大きさ、形状、取り付け位置などによらず容易に取り付けられる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の絶縁装置において、前記リング状部材の外面には、前記外面から外方に突出する突起部が形成され、前記絶縁シートの外周には、長孔が形成され、前記リング状部材の突起部を、前記絶縁シートの長孔に挿通した状態で、該突起部が該長孔をスライド自在である、ことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、リング状部材を充電部または充電部の近傍を保持するように取り付けるだけで、絶縁シートが充電部を覆うようになっているので、取り付け作業が容易になる。具体的には、リング状部材は、リング外周の一部が開口され、変形自在であるので、充電部への取り付け時には開口を拡開、拡縮するように変形することができるので、充電部の大きさ、形状、取り付け位置などによらず容易に取り付け可能である。また、従来であれば、まず絶縁シートが充電部を覆うように被せた状態で、次にシートクリップなどを用いて絶縁シートを固定して充電部に取り付ける必要があったが、本件発明の絶縁装置は、ワンステップで取り付けることができるので、作業時間を短縮できる。また、このように構成が簡易であり、簡単な操作で取り付けることができるので、作業者の熟練度によらず誰でも容易に取り付け可能である。
また、絶縁シートは、透視自在であるため、充電部に被せた状態であっても、作業者および作業監督者が充電部を視認可能であり、作業の安全性、確実性を高度に維持できる。
さらに、絶縁シートはリング状部材の軸心方向にスライド自在であるため、リング状部材を充電部または充電部の近傍に取り付けた後に、絶縁シートが充電部全体を覆うように容易に位置調節することができる。このため、リング状部材を充電部または充電部の近傍に取り付ける際には、取り付け位置を気にする必要がなく、取り付け位置がわずかにずれてしまったような場合であっても、容易に位置を修正できる。また、複数の絶縁装置を並べて配設する際に、絶縁シートをスライドさせるだけで絶縁シート間の隙間が生じないように位置調節することができ、充電部が露出しないようにすることができる。つまり、充電部の大きさ、絶縁シートの大きさによらず、複数の絶縁装置を充電部に適切に取り付けることができる。
請求項2に記載の発明によれば、絶縁シートの長孔に挿通した状態で、該突起部が該長孔をスライド自在となっているので、簡易な構成で容易に位置調節することができる。このため、取扱いが容易でメンテナンスが不要である。
この発明の実施の形態に係る絶縁装置の正面図である。 図1の絶縁装置の平面図である。 図1の絶縁装置の斜視図である。 図1の絶縁装置を電柱の充電部に取り付けた状態を示す斜視図である。 絶縁装置の他の形態を示す正面図である。 絶縁装置の他の形態を示す正面図である。 従来の絶縁シートを電柱の充電部に取り付けた状態を示す斜視図である。
つぎに、この発明の実施の形態について図面を用いて詳しく説明する。
図1ないし図4は、この発明の実施の形態を示している。図1は、電柱Pの上部に配設された充電部200近傍において配電線作業を行うために、本発明の絶縁装置1を電柱Pの上部近傍の充電部200に取り付けた状態を示している。
絶縁装置1は、図1に示すように、主としてリング状部材2と、絶縁シート3とを備えている。
リング状部材2は、図1に示すように、外周の一部に開口部21を有するCリングであり、可撓性を有し変形自在な電気絶縁性を有する部材で構成されており、内径は、取り付け対象物に取り付け可能なように外周より大に設定されている。リング状部材2の外周端部には、外周から外方に延設するようにつば部22、23が形成されている。このつば部22、23の基端部側、すなわち、リング状部材2の外周側には、第1の把持部22a、23aがそれぞれ配設されている。第1の把持部22a、23aは、絶縁ヤットコなどの間接活線工具(図示略)でリング状部材2を把持するためのものであり、間接活線工具で容易に把持できるように外面には滑り止め加工が施されている。この第1の把持部22a、23aを間接活線工具で把持した状態で、例えば開口部21を拡開、拡縮したり、リング状部材2をねじったりすることで、リング状部材2を充電部200に取り付けるようになっている。また、リング状部材2の開口部21と対向する内周面には、磁石24が配設されており、リング状部材2を充電部200に取り付けた際に、リング状部材2が充電部200に密着し強固に固定するためのものである。
さらに、リング状部材2の開口部21と対向する外面には、突出部としてのガイド軸25が配設されている。ガイド軸25は、リング状部材2の外面から略垂直に延びる軸部25aと、軸部25aの先端側に配設された水平部25bとを有している。
絶縁シート3は、図2および図3に示すように、リング状部材2の外周側を覆った状態で、リング状部材2の軸心方向にスライド自在に配設されており、可撓性を有し変形自在な電気絶縁性を有する透視自在なシート状部材で構成されている。ここで、透視自在とは、この絶縁シート3を充電部200に取り付けた状態で、充電部200を視認できるようなものであり、例えば透明シート、半透明シート、網目状シート、スリット入りシート、パンチングシートなどのことである。絶縁シート3は、図1に示すように、形状を保持可能な部材で構成され、リング状部材2の外周側を覆うように湾曲し、図3に示すように下側が開口した形状となっている。すなわち、この開口部31から充電部200に対して取り付け、取り外しができるようになっている。
また、絶縁シート3の網目状の目は、図2および図3に示すように、作業者や作業工具などが充電部200に不用意に接触することがないような大きさに設定されているとともに、絶縁シート3を取り付けた状態であっても、充電部200を視認可能なものである。絶縁シート3の略中央部の外縁部には、第2の把持部32、33がそれぞれ配設されている。第2の把持部32、33は、間接活線工具で絶縁シート3を把持するためのものであり、間接活線工具で容易に把持できるように外面には滑り止め加工が施されている。この第2の把持部32、33を間接活線工具で把持した状態で、絶縁シート3をリング状部材2の軸心方向にスライドすることで、絶縁シート3が充電部200を覆うことができるように位置を調節するようになっている。
さらに、絶縁シート3には、図3に示すように、略中央部に長孔34が形成されており、この長孔34にリング状部材2の軸部25aが挿通されている。つまり、絶縁シート3はリング状部材2の軸心方向に、すなわち、長孔34の軸方向に沿ってスライド自在となっている。ここで、長孔34と軸部25aとは、係合した状態でスライド自在となるように、大きさ、形状が設定されている。具体的には例えば、長孔34の幅と軸部25aの径とが略同等となっており、絶縁シート3をリング状部材2の軸心方向にスライドさせた際に、任意の位置で固定可能である。
また、図4に示すように、絶縁装置1で充電部200を覆う際に、2つの絶縁装置1が必要な場合には、絶縁シート3をスライドすることによって他方の絶縁シート3と一部分が重複するように、すなわち、絶縁シート3間に隙間が生じて充電部200が露出しないように位置が調節できるようになっている。
次に、このような構成の絶縁装置1の設置方法および作用について説明する。
ここでは、図4に示すように電柱Pの上部に配設された2つの充電部200A、200B近傍において配電線作業を行うために、2つの絶縁装置1A、1Bを2つの充電部200A、200Bに取り付ける場合について説明する。
まず、1つめの絶縁装置1Aが充電部200Aに取り付けられる。具体的には、図1および図2に示すようなリング状部材2の第1の把持部22a、23aが間接活線工具によって把持された状態で、開口部21が拡開、拡縮されたり、リング状部材2がねじられたりして、リング状部材2が充電部200Aに取り付けられる。このとき、磁石24によって、リング状部材2が充電部200Aに強固に固定される。
そして、絶縁シート3の第2の把持部32、33が、間接活線工具で把持された状態で、絶縁シート3がリング状部材2の軸心方向にスライドされて、絶縁シート3が充電部200Aを覆うように位置が調節される。
つづいて、2つめの絶縁装置1Bが充電部200Bに取り付けられる。具体的には、1つめの絶縁装置1Aの取り付け時と同様に、図1および図2に示すようなリング状部材2の第1の把持部22a、23aが間接活線工具によって把持された状態で、開口部21が拡開、拡縮されたり、リング状部材2がねじられたりすることで、リング状部材2が充電部200Bに取り付けられる。このとき、磁石24によって、リング状部材2が充電部200Bに強固に固定される。
そして、絶縁シート3の第2の把持部32、33が、間接活線工具で把持された状態で、絶縁シート3がリング状部材2の軸心方向にスライドされて、絶縁シート3がスライドされて1つめの絶縁装置1Aの絶縁シート3と一部分が重複するように、すなわち、2つの絶縁装置1A、1Bの絶縁シート3間に隙間が生じて充電部200A、200Bが露出しない位置に調節される。
このようにして、絶縁装置1A、1Bは充電部200A、200B全体を確実に覆い被覆するように取り付けられるので、充電部200A、200B全体を確実に絶縁するように容易に取り付けられる。
つぎに、配電線作業が終了し、2つの絶縁装置1A、1Bを取り外す場合について説明する。
まず、2つめの絶縁装置1Bが充電部200Bから取り外される。具体的には、図1および図2に示すような絶縁シート3の第2の把持部32、33が、間接活線工具で把持された状態で、絶縁シート3がリング状部材2の軸心方向にスライドされて、絶縁シート3がスライドされて1つめの絶縁装置1Aとの重複部分がなくなるように位置が調節される
そして、リング状部材2の第1の把持部22a、23aが間接活線工具によって把持された状態で、開口部21が拡開、拡縮されたり、リング状部材2がねじられたりすることで、リング状部材2が充電部200Bから取り外される。このとき、リング状部材2は充電部200Bに磁石24によって固定されているが、リング状部材2を引張ることによって取り外すことができるように吸着力、吸引力が設定されている。
つづいて、1つめの絶縁装置1Aが充電部200Aから取り外される。具体的には、2つめの絶縁装置1Bの取り外し時と同様に、図1および図2に示すようなリング状部材2の第1の把持部22a、23aが間接活線工具によって把持された状態で、開口部21が拡開、拡縮されたり、リング状部材2がねじられたりすることで、リング状部材2が充電部200Aから取り外される。
このようにして、絶縁装置1A、1Bは充電部200A、200Bから容易に取り外される。
以上のように、リング状部材2を充電部200または充電部200の近傍を保持(把持)するように取り付けるだけで、絶縁シート3が充電部200を覆うようになっているので、取り付け作業が容易になる。具体的には、リング状部材2は、リング外周の一部が開口され、変形自在であるので、充電部200への取り付け時には開口を拡開、拡縮するように変形することができるので、充電部200の大きさ、形状、取り付け位置などによらず容易に取り付け可能である。また、従来であれば、まず絶縁シートが充電部200を覆うように被せた状態で、次にシートクリップなどを用いて絶縁シートを固定して充電部200に取り付ける必要があったが、本件発明の絶縁装置1は、ワンステップで取り付けることができるので、作業時間を短縮できる。また、このように構成が簡易であり、簡単な操作で取り付けることができるので、作業者の熟練度によらず誰でも容易に取り付け可能である。
また、絶縁シート3は、透視自在であるため、充電部200に被せた状態であっても、作業者および作業監督者が充電部200を視認可能であり、作業の安全性、確実性を高度に維持できる。
さらに、絶縁シート3はリング状部材2の軸心方向にスライド自在であるため、リング状部材2を充電部200または充電部200の近傍に取り付けた後に、絶縁シート3が充電部200全体を覆うように容易に位置調節することができる。このため、リング状部材2を充電部200または充電部200の近傍に取り付ける際には、取り付け位置を気にする必要がなく、取り付け位置がわずかにずれてしまったような場合であっても、容易に位置を修正できる。また、複数の絶縁装置1を並べて配設する際に、絶縁シート3をスライドさせるだけで絶縁シート3間の隙間が生じないように位置調節することができ、充電部200が露出しないようにすることができる。つまり、充電部200の大きさ、絶縁シート3の大きさによらず、複数の絶縁装置1によって充電部200に適切に取り付けることができる。このように、絶縁シート3はリング状部材2の軸心方向にスライド自在であるため、充電部200に段差があるなど取り付け位置や、充電部200の形状などによらず適切に配設することができる。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、複数の絶縁装置1を充電部200A、200Bに取り付ける場合について説明したが、1つの絶縁装置1で充電部200A、200Bを覆うようにしてもよい。この場合は、絶縁シート3を長孔34の軸方向に略2倍の長さを有するように形成し、それに合わせて長孔34を軸方向に大きくすればよい。そして、例えば充電部200Aや充電部200Aと200Bとの間をリング状部材2で保持するように取り付けてから、絶縁シート3をスライドさせて充電部200A、200B全体を覆うように位置を調節すればよい。このように、絶縁装置1のリング状部材2や絶縁シート3の大きさや形状は、取り付ける充電部の大きさ、形状などに合わせて変更してもよいことはもちろんである。
また、上記の実施の形態では、絶縁装置1を電柱Pの上部近傍の充電部200に取り付ける場合について説明したが、他の部位にも適用可能であることはもちろんである。
また、図5に示すように絶縁シート4に形状記憶性を有する芯材を配設し、絶縁装置11の取り付け、取り外し時にリング状部材2や充電部が視認し易いように折り畳み可能な構成としてもよい。ここで、絶縁装置1と同等の構成については、同一符号または対応する符号を付することで、その説明を省略するものとし、以下も同様である。この絶縁シート4は、折り畳んだ状態で固定するために、絶縁シート4の外面に面ファスナや両面テープなどの固定手段41a、41b、42a、42bが配設されている。固定手段41a、41bは中央側に配設され、固定手段42a、42bは折返し部4a、4b側に配設されている。そして、リング状部材2を充電部に取り付けた後に、折返し部4a、4bを把持して折り曲げられている絶縁シート4を広げると、絶縁シート4の形状記憶性によって絶縁シート4はリング状部材2の外周に沿うように形状が元に戻るようになっている。これにより、絶縁装置11の取り付け、取り外し時にリング状部材2や充電部の視認性が向上するので、より作業が容易になり、作業時間を短縮することができる。
さらに、図6に示すように絶縁シート6に継ぎ足し用絶縁シート7を継ぎ足し可能な構成としてもよい。具体的には、絶縁シート6の両端部(リング状部材2の開口部21側)の外面に面ファスナや両面テープなどの固定手段6a、6bを配設し、継ぎ足し用絶縁シート7の両端部に、固定手段6a、6bに対応する固定手段7a、8bを設けておけばよい。そして、絶縁装置12が充電部200に取り付けられた際に、絶縁シート6を追加する必要がある場合は、継ぎ足し用絶縁シート7を絶縁シート6の下端側に継ぎ足すように固定する。これにより、充電部200の大きさや位置関係などによって、絶縁シート6だけでは大きさが十分ではなく充電部200全体を覆うことができない場合であっても、継ぎ足し用絶縁シート7を継ぎ足すことで充電部200全体を覆うことができるようになる。
さらにまた、絶縁装置1の絶縁シート3はリング状部材2の軸心方向にスライド可能であるが、さらに、リング状部材2のガイド軸25に沿ってスライドするようにしてもよい。これにより、充電部200の大きさや位置関係などに合わせて、リング状部材2と絶縁シート3との離間距離を調節することができるので、充電部200の大きさや位置関係によらず絶縁装置1を取り付けることが可能である。
1 絶縁装置
2 リング状部材
21 開口部
22a、23a 第1の把持部
25 ガイド軸(突起部)
3 絶縁シート
32、33 第2の把持部
34 長孔
P 電柱
200 充電部

Claims (2)

  1. リング外周の一部が開口され、変形自在なリング状部材と、
    前記リング状部材の外周側を覆った状態で、前記リング状部材の軸心方向にスライド自在に配設された透視自在な絶縁シートと、
    を備え、
    前記リング状部材が充電部または充電部の近傍を保持した状態で、前記絶縁シートが充電部を覆う、
    ことを特徴とする絶縁装置。
  2. 前記リング状部材の外面には、前記外面から外方に突出する突起部が形成され、
    前記絶縁シートの外周には、長孔が形成され、
    前記リング状部材の突起部を、前記絶縁シートの長孔に挿通した状態で、該突起部が該長孔をスライド自在である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の絶縁装置。
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