JP2017003701A - 光沢付与装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録材を安定して搬送する光沢付与装置を提供する。
【解決手段】ハロゲンヒータ12により加熱される光沢付与定着ローラ11と、光沢付与定着ローラ11を含む複数の部材に張架されて回動する無端状ベルト14と、無端状ベルト14を介して光沢付与定着ローラ11に圧接してニップ部を形成する光沢付与加圧ローラ13と、無端状ベルト14の内周側に設けられて無端状ベルト14を冷却する冷却手段21と、を備え、ニップ部において記録材Pを無端状ベルト14に接触させ、接触させた状態で搬送した後、無端状ベルト14から剥離する光沢付与装置10において、記録材Pが無端状ベルト14と接触しない側の面に送風する送風手段23と、送風手段23を記録材Pの搬送に追従して移動させる送風位置制御手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、光沢付与装置および画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの複合機等の電子写真方式を用いた画像形成装置は、加熱溶融性の樹脂などからなるトナーを用いてトナー画像を得るに際し、記録材(記録媒体、記録紙、用紙ともいう)に転写された未定着トナー像を定着させるために、加熱および加圧を行う定着装置を備えている。
一般的な2ローラ方式による定着装置は、内部に熱源が配された定着ローラと加圧ローラでニップ部(定着ニップ部)を形成している。未定着トナー像が表面に転写された記録材は、定着ローラと加圧ローラ間のニップ部に送られ、該ニップ部にて定着ローラと加圧ローラとから熱と圧力が加えられ、未定着トナー像のトナーが軟化ないし溶融した状態となり、ニップから出た後、記録材表面に固着して定着することになる。しかし、このような構成の定着装置により得られるトナー画像では、画像の光沢度が十分でないという課題があった。
上記の課題に対し、記録材に形成されるトナー画像を、定着装置により定着する際、または、定着装置による定着後に、適度に光沢を与え、高画質にする光沢付与に関する技術が提案されている。
例えば、特許文献1〜3には、定着ローラと他のローラとの間に張架された無端状ベルトと、定着ローラに対向して設けられた加圧ローラとを備え、記録材を無端状ベルトに当接させた状態で冷却手段により冷却してから剥離させ、高光沢のプリントを得る光沢付与についての技術が開示されている。
光沢付与装置において、高光沢な画像を得るためには、無端状ベルトが張架された定着ローラと、加圧ローラと、で形成されるニップ部(光沢付与ニップ部)において、トナーを一度溶融し、トナーと無端状ベルトの密着力でトナーと無端状ベルトとを密着させて、その状態で搬送しつつ冷却し、剥離部で剥離することで無端状ベルトの表面状態がトナーの表面に転写され、トナーの表面が平滑になり高光沢画像を得ることができる。
記録材を無端状ベルトに密着させて冷却を行うときに、冷却不十分の状態で、記録材が無端状ベルトから剥がれてしまうと、異常画像の原因となるため、記録材が無端状ベルトから剥がれないようにする必要がある。
記録材を、無端状ベルトを用いて搬送させる技術に関し、特許文献4には、冷却分離方式の加熱装置において、記録材を帯電させ、フィルム部材に対して静電吸着させることが開示されている。また、特許文献5には、記録用紙と一対の定着ベルトとの密着性を磁力により保持する定着装置が開示されている。また、特許文献6には、記録材の背面から記録用紙に送風する冷却部材を備える光沢付与装置が開示されている。さらに、特許文献7には、記録用紙の背面側にもベルト部材を架け回し、ベルト部材によって搬送を支持する定着装置が開示されている。
光沢付与装置では、すでに述べたように、ニップ部でトナーが溶融され、無端状ベルトにトナーが固着し、記録材と無端状ベルトが密着したまま冷却されることが重要である。
このとき、記録材面積に対する画像面積(画像比率という)が大きければ密着度合いが高まり、安定した搬送力が得られる。例えば、記録材の全面に溶融対象のトナーがあれば記録材の全面のトナーが無端状ベルトと密着し、安定して冷却しながら搬送することができる。
しかしながら、画像比率が小さい場合、無端状ベルトに対し吸着部位が僅少となり、搬送性が充分でなく、溶融した画像部位が充分な冷却前に剥がれやズレなどが発生するおそれがあった。無端状ベルトからの記録材の剥がれやズレが生じると、異常画像や、無端状ベルト表面にトナーがオフセットしてしまうことに繋がってしまう。上記特許文献に記載の方法では、画像比率が小さい場合の搬送性確保に課題を有していた。
そこで本発明は、画像比率が小さい場合においても、記録材を安定して搬送することができる光沢付与装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明に係る光沢付与装置は、熱源により加熱される加熱部材と、前記加熱部材を含む複数の部材に張架されて回動する無端状ベルトと、前記無端状ベルトを介して前記加熱部材に圧接してニップ部を形成する加圧部材と、前記無端状ベルトの内周側に設けられて該無端状ベルトを冷却する冷却手段と、を備え、前記ニップ部において記録材を前記無端状ベルトに接触させ、接触させた状態で搬送した後、前記無端状ベルトから剥離する光沢付与装置において、前記記録材が前記無端状ベルトと接触しない側の面に送風する送風手段と、該送風手段を前記記録材の搬送に追従して移動させる送風位置制御手段と、を備えるものである。
本発明によれば、記録材を安定して搬送することができる。
光沢付与装置の構成を示す概略構成図である。 1つの送風手段を備える光沢付与装置の要部上面図である。 光沢付与装置の要部構成を示す図であって、記録材の搬送位置と送風手段の位置を示す説明図(1)である。 光沢付与装置の要部構成を示す図であって、記録材の搬送位置と送風手段の位置を示す説明図(2)である。 光沢付与装置の要部構成を示す図であって、記録材の搬送位置と送風手段の位置を示す説明図(3)である。 光沢付与装置の要部構成を示す図であって、記録材の搬送位置と送風手段の位置を示す説明図(4)である。 光沢付与装置の要部構成を示す図であって、記録材の搬送位置と送風手段の位置を示す説明図(5)である。 複数の送風手段を備える光沢付与装置の要部上面図である。 画像形成装置に光沢付与装置が連結された状態を示す構成図である。
以下、本発明に係る構成を図1から図9に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
本実施形態に係る光沢付与装置は、熱源(ハロゲンヒータ12)により加熱される加熱部材(光沢付与定着ローラ11)と、加熱部材を含む複数の部材に張架されて回動する無端状ベルト(無端状ベルト14)と、無端状ベルトを介して加熱部材に圧接してニップ部を形成する加圧部材(光沢付与加圧ローラ13)と、無端状ベルトの内周側に設けられて該無端状ベルトを冷却する冷却手段(冷却手段21)と、を備え、ニップ部において記録材(記録材P)を無端状ベルトに接触させ、接触させた状態で搬送した後、無端状ベルトから剥離する光沢付与装置(光沢付与装置10)において、記録材が無端状ベルトと接触しない側の面に送風する送風手段(送風手段23)と、該送風手段を記録材の搬送に追従して移動させる送風位置制御手段(送風位置制御手段60)と、を備えるものである。なお、括弧内は実施形態での符号、適用例を示す。
(光沢付与装置)
光沢付与装置の構成およびその動作について説明する。図1は、光沢付与装置の構成を示す概略構成図である。
[構成]
この光沢付与装置10は、熱源としてのハロゲンヒータ12により加熱される光沢付与定着ローラ11(加熱部材)と、光沢付与定着ローラ11、分離ローラ15および転写ローラ20に張架され、光沢付与定着ローラ11により加熱されながら図中の矢印方向に回動する無端状ベルト14と、無端状ベルト14を挟んで光沢付与定着ローラ11に圧接してニップ部を形成する加圧部材としての光沢付与加圧ローラ13と、を備えている。
また、記録材Pの搬送方向におけるニップ部の下流側において、無端状ベルト14の内周側に無端状ベルト14を内側から冷却する冷却手段21を備えている。冷却手段21は、例えば、ヒートシンク、ファン、ヒートパイプ、ペルチェ素子等の冷却手段である。また、冷却手段21の無端状ベルト14側には、緩衝材22が設けられている。
また、ニップ部の下流側において、無端状ベルト14の外周側であって、鉛直方向上方に、無端状ベルト14を鉛直方向の上方から送風して、冷却する送風手段23を備えている。送風手段23は、ファン24を有し、ファン24の回転により送風口25から記録材Pの背面側(無端状ベルト14と密着しない面)に送風する。送風手段23は、送風位置制御手段60(図2、後述する)に接続されており、図中の矢印で示すように、記録材Pの搬送方向に沿って往復動作可能に設けられている。送風手段23の動作については後述する。また、記録材Pの搬送方向に直交する方向(無端状ベルト14の幅方向)に複数の送風手段23を備えていてもよい。
冷却手段21と送風手段23により、ニップ部の下流側では、無端状ベルト14の内側、外側の両側から冷却することが可能となっている。また、送風手段23は、記録材Pの上方から送風することで、記録材Pの無端状ベルト14への密着性を高めて搬送を補助する搬送補助手段としても機能する。すなわち、送風手段23は、冷却手段としても搬送補助手段としても機能する。
また、ニップ部の下流側であって、送風手段23の上流側には、用紙検知センサ26が設けられており、記録材Pの搬送の有無を検知することが可能となっている。
また、無端状ベルト14の回転方向における分離ローラ15の下流側において、無端状ベルト14の内周側に転写ローラ20が設けられるとともに、転写ローラ20の無端状ベルト14を挟んで対抗する位置に光沢用トナー作像手段30が設けられている。
光沢用トナー作像手段30では、感光体31に対し帯電装置32で帯電を行い、露光装置33で露光し、現像装置35で光沢用トナー16を現像し、無端状ベルト14に転写させる。また、転写残りのトナーはクリーニング部材34によって回収される。
これにより、無端状ベルト14に光沢用トナー16が転写できる構成となっている。なお、図1に示す例では、光沢用トナー作像手段30の感光体31が直接、無端状ベルト14に当接して転写を行っているが、中間転写部材が介在する転写方式であってもよい。
また、画像形成装置によりトナー像(元画像という)が定着された記録材Pを給紙する給紙手段40を備えている。なお、記録材Pの給紙は手差しによるものでもよい。元画像が形成された記録材Pを収納する給紙トレイ41から、給紙ローラ42により給送された記録材Pは、搬送コロ43、搬送ガイド44を介して、レジストローラ45に導かれる。レジストローラ45に達した記録材Pは、タイミングを合わせて、ニップ部に向けて搬送される。
また、図1に示す光沢付与装置10は、画像形成装置により形成された元画像を読み取る読取手段50を備えている。読取手段50は、原稿読取部51、コンタクトガラス52および原稿カバー53を有し、原稿読取部51は、コンタクトガラス52上に載置された記録材Pの画像に対して、照明ランプから発した光を照射しながら走査させる。そして、記録材Pにて反射した光を、ミラー群及びレンズを介して、センサに結像させて、読み取られた後に、電気的な画像信号に変換され、画像情報が得られる。
無端状ベルト14は、基材と外周面側に形成される表面層との2層構造からなるベルト部材である。ベルト基材としては、例えば、厚さ10〜300μmの耐熱性の高い樹脂シートを使用することができる。また、線膨張係数20ppm以下の材料を使用することが好ましい。
具体的にはポリエステル、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエーテルサルフォン、ポリエーテルケトン、ポリサルフォン、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリアミドなどのポリマーシートを用いることができる。本実施形態では、ポリイミドを使用している。
また、表面層は、例えば、厚さ1〜100μmのシリコーン系樹脂、フッ素系樹脂等の表面層形成用材料にて形成することができる。
また、無端状ベルト14は、上述のように画像の光沢付与するためのベルトであるため、その表面層の表面が高光沢を付与するに適した平滑面として形成される。この場合、その平滑面は、例えば、算術平均粗さRaが0.3μm以下、より好ましくは0.1μm以下となるように形成される。
無端状ベルト14は、駆動手段により駆動制御される分離ローラ15の駆動力により周速20〜700mm/秒程度で回転駆動する。なお、無端状ベルト14は、分離ローラ15による駆動力に替えて、またはこれに合わせてニップ部の駆動力により回転駆動するものでも良い。
なお、無端状ベルト14は、接合されている部分がないシームレスベルトであることが好ましい。この場合、ベルトの周長のどの部分でも使用することが可能となる。一方、無端状ベルト14が1箇所以上の接合部を有する場合は、接合部を使用しないように制御がなされる。この場合、無端状ベルト14は、シート状の原反から1箇所以上接合されて作成することができ、シームレス用専用型を作成する必要がない。
光沢付与定着ローラ11は、円筒状の金属ローラからなるものであり、例えばアルミニウム等の熱伝導率の高い金属材料で形成され、その外径が30〜200mm程度のローラ部材である。また、円筒体の中空部分に1本または複数本のハロゲンヒータ12が内蔵され、ハロゲンヒータ12によって光沢付与定着ローラ11は加熱される。また、熱平衡のために長手方向にヒートパイプを備えることも好ましい。また、本実施形態では、熱源としてハロゲンヒータ12を用いたが、光沢付与定着ローラ11の熱源は、これに限られるものではなく、誘導加熱方式(IH)など他の方式を用いてもよい。
ハロゲンヒータ12は、その両端部が光沢付与装置10の側板(不図示)に固定されている。そして、電源部(交流電源)により出力制御されたハロゲンヒータ12からの輻射熱によって光沢付与定着ローラ11が加熱されて、さらに光沢付与定着ローラ11によって加熱された無端状ベルト14の表面から記録材Pに熱が加えられる。
ハロゲンヒータ12の出力制御は、無端状ベルト14が張架された光沢付与定着ローラ11に非接触で設けられたサーミスタやサーモパイルなどの温度センサ18による温度の検知結果に基づいて行われる。例えば、温度センサ18の検知結果に基づいて定められる通電時間だけ、ハロゲンヒータ12に交流電圧が印加される。このようなハロゲンヒータ12の出力制御によって、無端状ベルト14の光沢付与定着ローラ11に張架された部分における表面温度を所望の温度、例えば、使用する光沢用トナーの融点以上、一般には50℃〜200℃程度に調整制御することができる。
光沢付与加圧ローラ13は、外径が30〜200mm程度であって、円筒状の金属ローラの外周に厚さ0.2〜30mmの弾性層(シリコーンゴム層)が形成され、また表層面は、例えば厚さ30〜200μmのフッ素樹脂のチューブ材等が形成されたローラ部材である。
光沢付与加圧ローラ13は、無端状ベルト14を挟んで光沢付与定着ローラ11に圧接されニップ部を形成する。ニップ部の幅は、2〜40mm程度に設定される。
また、光沢付与加圧ローラ13は、カムなどを用いた接離機構により、光沢付与定着ローラ11に対して接離可能な構成であることが好ましい。光沢付与定着ローラ11との軸間距離を可変させることによりニップ幅や荷重を制御することができる。
また、光沢付与加圧ローラ13は、該光沢付与加圧ローラ13を冷却する加圧ローラ冷却手段19を有している。本実施形態では、加圧ローラ冷却手段19として、ファンを用いた空気冷却としているが、必要な生産速度に応じて最適な冷却効率の手段を選択すればよく、水冷方式でも、水冷および空冷の混合方式であっても良い。
光沢用トナー16としては、十分な光沢を実現可能なものであれば特に制限されないが、例えば、透明トナーや、非透明の特色トナー(RGBトナー、淡色トナー、金属光沢トナー(金、銀など)、蛍光トナーなど)などを用いることができる。また、光沢用トナー16は、複数色を具え、同時に複数色又は単色の付与を行うものであってもよい。
透明トナーは、例えば、着色剤をトナー中に添加しないことで、透明トナーを構成することができる。透明トナーを用いることで元画像が可視状態で光沢付与を行うことができる。また、RGBトナー、淡色トナー及び蛍光トナーは、顔料種や量を変えることにより、YMCKトナーと同様に構成することができる。また、金属光沢トナーは、例えば、光を反射するフレーク状物質を含有させたものが挙げられる。非透明の特色トナーを用いることで、YMCKの4色では、表現しにくい特色を使った装飾が可能となる。また、光沢用トナー16として、複数色を用いることで、光沢と特色、複数の特色などを、任意に組み合わせて光沢付与を行うことが可能となる。
光沢付与装置10の構成は、一例であってこれに限られるものではない。例えば、図1に示す光沢付与装置10は、無端状ベルト14に、光沢付与用の画像作成装置(光沢用トナー作像手段30)が付帯しており、記録材Pの全面は勿論、任意の場所に部分的な光沢付与が可能となっているが、これに限られるものではなく、光沢付与用の画像作成装置を備えない構成であってもよい。また、記録材Pの搬送は無端状ベルト14の重力方向上側で吸着され、冷却剥離される構成となっているが、無端状ベルト14の重力方向下側で記録材Pが吸着する構成であってもよい。
[動作]
画像形成装置によりトナー像が定着された記録材Pについて、写真画像のような高い光沢度を得たい場合は、光沢付与装置を通過させることで光沢度を高くすることができる。光沢付与装置10におけるトナー像への光沢付与動作の一例を説明する。
画像形成装置で形成された元画像の情報を、読取手段50で読み込んだ元画像の画像情報について光沢付与装置10が備える領域選択手段から光沢付与をしたい範囲を選択する。領域選択手段は、ユーザにより、インターフェースまたはコンピュータ画面上において光沢を付与する領域を選択することができる手段である。光沢付与範囲は一部であっても全部であってもよい。また、領域選択手段は、作図機能を備え、文字や図形を作成し、追加することができることも好ましい。
なお、読取手段50および領域選択手段は、光沢付与装置本体が備えるものであっても、光沢付与装置本体とは別体であって、通信手段(有線ケーブル、または無線通信)により光沢付与装置本体と接続可能であってもよい。
光沢付与装置10が読取手段50および領域選択手段を備えることで、元画像データを有していない場合でも、画像を読み取り、光沢付与を行う領域を設定することができる。また、読取手段50および領域選択手段を光沢付与装置本体とは別体とすることで、画像編集や操作などを光沢付与装置10の側に行かなくても行うことができ、自由度を上げることができる。
領域選択手段にて選択された光沢付与範囲についての情報は、光沢付与装置10の制御手段(CPU)に送られる。そして、制御手段は、光沢用トナー作像手段30を制御する。光沢用トナー作像手段30は、感光体31に対し帯電装置32で帯電を行い、露光装置33で露光し、現像装置35で光沢用トナー16を現像し、無端状ベルト14に転写させる。
感光体31と接触して回転している無端状ベルト14は、光沢用トナー16を付着させたまま光沢付与定着ローラ11に巻きついていく。光沢付与定着ローラ11は温度センサ18の検知に基づいて適正温度に制御されており、無端状ベルト14に付着した光沢用トナー16にとって充分な加熱時間になり、溶融状態となる。
一方で、給紙手段40は、元画像が形成された記録材Pをニップ部へ搬送する。指定された光沢付与領域と位置を合わせるために、例えば、光沢付与画像イメージと用紙先端とタイミングを合わせて給紙が開始される。
ニップ部において、記録材Pに、溶融した光沢用トナー16が定着される。このときの温度Tは、例えば、元画像のトナーのガラス転移温度TgBに対して、T<TgBの関係を有し、元画像の劣化及び元画像に光沢付与はなされない。
次いで、加熱、加圧されて溶融したトナーにより無端状ベルト14に吸着された記録材Pは、分離ローラ15に到達するまでの間に、冷却手段21および送風手段23によって適温まで冷却され、排紙トレイ46へ排出される。なお、記録材Pが無端状ベルト14から剥離(分離)される分離ローラ15の上部位置を分離部という。
このとき無端状ベルト14に密着した状態で冷却された光沢用トナー像は、剥離時にはトナーのガラス転移点、例えば40度以下に冷却されて固化することで無端状ベルト14の表面状態が光沢用トナー像表面に転写されて高い光沢を得ることができる。
また、このとき、記録材Pへの光沢付与面が鉛直方向に下向きであり、記録材Pはニップ排出後に無端状ベルト14の上を搬送されるため、落下の心配がない。また、光沢用トナー作像手段30を無端状ベルト14の下側に配置することで、作像系からのトナー飛散なども軽減することができる。
ここまで説明したように、本実施形態に係る光沢付与装置10は、無端状ベルト14を介して冷却する冷却装置を備える光沢付与装置10において、部分的に光沢付与をする場合の課題である、密着面積が少ないために搬送不良が起き易いことに対して、ニップ部から分離部まで、無端状ベルト14の上面側に記録材Pの光沢付与面を密着させて搬送させている。これにより、無端状ベルト14と記録材Pの密着部位が少なくても重力で落下することがない。さらに、ニップ部から分離部までは、光沢付与後の記録材Pに対し、ローラなどの部材を当接させず、風圧制御を利用して搬送を補助するようにしているので、傷などのダメージを防ぐことができる。これにより、簡易な構成により記録材を安定して搬送することができる。
(送風手段制御(1))
図2〜図7を参照して、光沢付与装置10が送風手段23を1つ備える場合について説明する。
図2は、光沢付与装置10の要部上面図である。図2に示すように、ファン24を備えた送風手段23は、送風位置制御手段60により、記録材Pの搬送方向に沿って、図中の矢印で示すように、往復動作可能に設けられている。
送風手段23を往復動作させる送風位置制御手段60は、搬送方向の一方側に設けられる駆動モータ61と、駆動モータ61によって回転駆動される駆動プーリ62と、搬送方向の他方側に配置された従動プーリ63と、駆動プーリ62と従動プーリ63との間に掛け回されたタイミングベルト64とを備えている。
送風手段23は、固定部材65を介してタイミングベルト64に取り付けられており、タイミングベルト64の回転により牽引されてガイドレール66上を往復動作可能となっている。また、所定の位置に、送風手段23の位置を検出するセンサ(位置検出手段)が設けられており、ファン24を駆動させない初期位置であるホームポジション、および記録材Pが無端状ベルト14から分離する分離部の位置を検出する。
なお、図2に示す送風位置制御手段60の構成は一例であって、送風手段23を記録材Pの搬送方向に沿って往復動作させるものであれば、その構成は特に限られるものではない。
図3〜図7を参照して送風手段23の制御について説明する。ここで、送風手段23のファン24の駆動タイミング、および送風手段23の移動のタイミングは、用紙検知センサ26にて検出される記録材Pの通過するタイミングに基づいて決定される。用紙検知センサ26の検出結果から記録材Pの通過位置を算出し、ファン24の駆動、および送風位置制御手段60による送風手段23の位置制御に使用する。なお、用紙検知センサ26を備えず、レジストローラ45からの搬送タイミングなど、他のタイミングから記録材Pの位置を算出して制御しても良い。
なお、送風口25は、図3〜図7に示すように、ファン24からの送風が、記録材Pの搬送方向の上流側から下流側(記録材Pの後端側から先端側)に向けて送風(図4〜図6に矢印で示す)される形状となっていることが好ましい。
先ず、図3に示すように、記録材Pがニップ部に進入している際、送風手段23はホームポジションにあって、ファン24はオフとなっている。これにより、記録材Pの先端を煽ることなく、ストレスを与えない。
次いで、図4に示すように、記録材Pの先端がファン24の送風口25の下部相当位置を通過した後に、ホームポジションにおいてファン24をオフからオンにする。記録材Pの先端の通過後にファン24をオンにすることで、記録材Pの先端に送風せず、記録材Pを煽ることがない。
ファン24をオフからオンにした後、図5に示すように、記録材Pの移動に送風手段23が追従して移動を開始する。送風手段23の移動速度は、記録材Pの搬送速度と同等であることが好ましい。
次いで、図6に示すように、記録材Pの先端が分離部において無端状ベルト14から剥離し、排紙トレイ46に向けて排出される際、送風手段23は、分離部上部位置にあり、分離部付近に送風し、記録紙の搬送を補助する。記録材Pの自重で排紙側に落下する恐れがあるが、記録材Pを分離部上部からの風圧で無端状ベルト14に押し付け、搬送を補助し、排紙トレイ46に排出させる。
次いで、図7に示すように、記録材Pが排紙トレイ46に排出されると、ファン24をオンからオフとし、送風手段23はホームポジションに戻り、次の記録材Pを待つ。
(送風手段制御(2))
光沢付与装置10において、ニップ部から分離部までの距離が長い場合などは、複数枚の記録材Pが、無端状ベルト14上を同時に搬送されることとなる。このような場合は、送風手段23を記録材Pの搬送方向に直交する方向(記録材Pの幅方向)に2以上備え、記録材Pごとに独立して送風手段23の移動を制御可能とすることが好ましい。
図8に、2つの送風手段23a,23bを備えた光沢付与装置10の要部上面図を示す。なお、図8では図示しないが、送風手段23a,23bを独立して移動させるため送風手段ごとに送風位置制御手段60を設けている。
図8に示す状態は、1枚目の記録材P1が分離部まで到達し、排出されようとしている状態であるが、このとき、2枚目の記録材P2もニップ部に進入している。このような状態の場合、送風手段23が1つの場合、1枚目の記録材P1に追従させると、2枚目の記録材P2の搬送時に、まだ分離部の上方に位置しているため、記録材P2には送風をすることができない。
そこで、2つの送風手段23a,23bを備え、一方の送風手段23aのみを1枚目の記録材P1に追従させて移動させて、他方の送風手段23bはホームポジションのままとする。2枚目の記録材P2のニップ部への進入時には、送風手段23aはまだ分離部に位置しているため、ホームポジションにある送風手段23bが2枚目の記録材P2に追従して送風する。2枚目の記録材P2への送風制御中に、送風手段23aはホームポジションに戻り次の記録材へ備えるようにする。
このように、複数の送風手段23を独立して移動制御をすることにより、例えば、無端状ベルト14の長さが長く、一度に複数の記録材Pが無端状ベルト14に吸着して搬送される構成においても、各送風手段23がそれぞれの記録材Pを追従することが可能となる。
なお、図8では、2つの送風手段23a,23bを備える例について説明したが、送風手段23の数はこれに限られるものではなく、3以上の送風手段23を備えていてもよい。また、複数の送風手段23を備える構成において、記録材Pが長尺である場合や記録材Pの搬送間隔が十分にある場合などは、複数の送風手段23を同時にオンオフ、移動させて、冷却効率を上げることも好ましい。
以上説明した本実施形態に係る光沢付与装置10によれば、簡易な構成により記録材を安定して搬送することができる。すなわち、記録材Pの画像比率が小さく、無端状ベルト14との吸着力が微小な場合であっても、冷却性能を落とさず、記録材Pの搬送性を保ち、良好な光沢画像を得ることができる。
具体的には、送風手段23からの送風を記録材Pに追従して送風するようにすることで、無端状ベルト14上を搬送される記録紙Pに対し、常に適切な送風ができ、冷却効果が高く、かつ記録材Pを無端状ベルト14に充分に密着させることができる。
また、このとき、記録材Pの進行方向の先頭に向けて送風することで、記録材Pの先端がめくりあがることがなく、冷却不十分で剥離するなどの異常光沢画像になることを回避することができる。さらに、記録材Pの先端部分が通過してから送風を開始することで、無端状ベルト14と記録材Pを煽ることなく密着を阻害することがない。さらに、記録材Pを追従し、背面から送風を続けることで記録材Pの分離および排出を補助することができる。
(画像形成装置)
ここまで光沢付与装置10について説明したが、光沢付与装置10を、画像形成装置が内部または外部に連結可能に備えることが好ましい。
図1に示した光沢付与装置10では、光沢付与装置10の読取手段50で元画像が形成された記録材Pが読み取られて光沢付与範囲が指定されるとともに、給紙トレイ41にすでに記録材Pが載置されて、光沢付与を行う例を説明した。
しかしながら、画像形成装置が光沢付与装置10を内部に搭載、または外部に連結可能に備え、画像形成装置での画像形成動作および定着動作の直後に光沢付与装置での光沢付与がなされるものであってもよい。この場合、光沢付与装置10での光沢付与範囲の指定は、画像形成装置での印刷指示と併せておこなうようにすればよい。
図9は、光沢付与装置10を筐体に収容した光沢付与装置本体100が、画像形成装置200の外部に連結された状態を示す図である。図9においては、画像形成装置200で画像形成および定着がされた記録材Pを画像形成装置200から排紙する排紙口201と、光沢付与装置本体100への記録材Pの給紙口101とが接続されている。また、画像形成装置200の内部に光沢付与装置10を備えていてもよい。
画像形成装置が光沢付与装置10を内部または外部に備えることで、良好な光沢画像を得ることができる画像形成装置とすることができる。
尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施の例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
10 光沢付与装置
11 光沢付与定着ローラ
12 ハロゲンヒータ
13 光沢付与加圧ローラ
14 無端状ベルト
15 分離ローラ
16 光沢用トナー
18 温度センサ
19 加圧ローラ冷却手段
20 転写ローラ
21 冷却手段
22 緩衝材
23,23a,23b 送風手段
24 ファン
25 送風口
26 用紙検知センサ
30 光沢用トナー作像手段
31 感光体
32 帯電装置
33 露光装置
34 クリーニング部材
35 現像装置
40 給紙手段
41 給紙トレイ
42 給紙ローラ
43 搬送コロ
44 搬送ガイド
45 レジストローラ
46 排紙トレイ
50 読取手段
51 原稿読取部
52 コンタクトガラス
53 原稿カバー
60 送風位置制御手段
61 駆動モータ
62 駆動プーリ
63 従動プーリ
64 タイミングベルト
65 固定部材
66 ガイドレール
P,P1,P2 記録材
100 光沢付与装置本体
200 画像形成装置
特開2009−14876号公報 特開2004−325934号公報 特開平5−333643号公報 特開2004−258535号公報 特開2005−338594号公報 特開2013− 88790号公報 特開2005−300980号公報

Claims (9)

  1. 熱源により加熱される加熱部材と、
    前記加熱部材を含む複数の部材に張架されて回動する無端状ベルトと、
    前記無端状ベルトを介して前記加熱部材に圧接してニップ部を形成する加圧部材と、
    前記無端状ベルトの内周側に設けられて該無端状ベルトを冷却する冷却手段と、を備え、
    前記ニップ部において記録材を前記無端状ベルトに接触させ、接触させた状態で搬送した後、前記無端状ベルトから剥離する光沢付与装置において、
    前記記録材が前記無端状ベルトと接触しない側の面に送風する送風手段と、
    該送風手段を前記記録材の搬送に追従して移動させる送風位置制御手段と、を備えることを特徴とする光沢付与装置。
  2. 前記送風手段は、前記記録材の搬送方向の上流側から下流側に向けて送風することを特徴とする請求項1に記載の光沢付与装置。
  3. 前記送風位置制御手段は、
    前記送風手段を前記ニップ部の下流側のホームポジションに位置させた状態において、前記記録材の先端が該送風手段の下部を通過後に、該送風手段による送風を開始させるとともに、前記送風手段を前記記録材の搬送に追従して移動させることを特徴とする請求項1または2に記載の光沢付与装置。
  4. 前記送風位置制御手段は、
    前記記録材が前記無端状ベルトから剥離されるまで、前記送風手段から送風させつつ追従させ、前記記録材の剥離後に、前記ホームポジションに戻すことを特徴とする請求項3に記載の光沢付与装置。
  5. 前記送風手段を前記無端状ベルトの幅方向に複数有することを特徴とする請求項1から4までのいずれかに記載の光沢付与装置。
  6. 前記送風位置制御手段は、複数の前記送風手段を独立して送風および移動制御することを特徴とする請求項5に記載の光沢付与装置。
  7. 前記送風位置制御手段は、複数の前記送風手段について同時に送風および移動制御することを特徴とする請求項5に記載の光沢付与装置。
  8. 前記無端状ベルトの前記ニップ部の上流側に配置され、前記記録材の少なくとも一部に光沢用トナーを付与させるための光沢用トナー作像手段を備えることを特徴とする請求項1から7までのいずれかに記載の光沢付与装置。
  9. 請求項1から8までのいずれかに記載の光沢付与装置を搭載する、又は連結したことを特徴とする画像形成装置。
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