JP2017002460A - 施錠装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】錠の施錠状態及び解錠状態を容易に認識することができるように改良された施錠装置を提供する。
【解決手段】施錠装置10は、前後方向Zを有し、扉6及び扉6を支持する壁(固定壁)のいずれかの被装着体に取り付ける錠20と、錠を施錠状態及び解錠状態に変える操作ハンドル(鍵)30とを備える。錠20は、施錠状態及び解錠状態に応じて、前後方向Zにおける前面側に位置する第1位置と、後面側に位置する第2位置とに往復移動可能なインジケータであるシャッター板と、インジケータがあらわれる表示窓である鍵孔23とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、施錠装置に関する。
前後方向を有し、扉に取り付けられる錠と、錠を施錠状態と解錠状態とに変える鍵とを備える施錠装置は公知である。例えば、特許文献1に開示されている錠は、ラッチを有し、鍵の旋回によってラッチとともに旋回するロータ(回転体)と、回転体の前端を閉じる前面板とを備えている。前面板は、表示窓を有し、回転体の前端面には、施錠状態を表示する第1着色表示部と、解錠状態を表示する第2着色表示部とを形成し、錠の施錠又は解錠状態に応じて表示窓からいずれか一方の着色表示部をあらわしていた。
特開2014−47557号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている発明では、表示窓からあらわれる着色表示部の色のみによって錠の施錠状態又は解錠状態を表示するため、例えば、夜において、着色表示部の色を視認しづらいおそれがあった。
本発明が課題とするところは、錠の施錠状態及び解錠状態を容易に認識することができるように改良された施錠装置の提供である。
前記課題を解決するための本発明が対象とするのは、前後方向を有し、扉及び前記扉を支持する壁のいずれかの被装着体に取り付ける錠と、前記錠を施錠状態及び解錠状態に変える鍵とを備える施錠装置である。
本発明に係る施錠装置の特徴は、前記錠は、施錠状態及び解錠状態に応じて、前記前後方向における前面側に位置する第1位置と、後面側に位置する第2位置とに往復移動可能なインジケータと、前記インジケータがあらわれる表示窓とを有することである。
本発明の1つ以上の実施の形態に係る施錠装置の錠によれば、施錠状態及び解錠状態に応じて、前後方向における前面側に位置する第1位置と、後面側に位置する第2位置とに往復移動可能なインジケータと、インジケータがあらわれる表示窓とを有するため、錠の施錠状態及び解錠状態を容易に認識することができる。
図面は、本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
本発明の第1実施形態に係る施錠装置を有する扉を備える防護柵の斜視図。 施錠装置の一部破断斜視図。 後方側から視た錠本体の分解斜視図。 図2のIV−IV線における断面図。 前方側から視た錠の内部構造を示す分解斜視図。 図2の断面図において、錠本体の内部構造を示す断面図。 錠が施錠状態にあるときの蓋部及び取付部を前面側から視た斜視図。 施錠状態において、蓋部とシャッター板とを後面側から視た斜視図。 解錠状態において、図2のIV−IV線と同一の個所における断面図。 錠が解錠状態にあるときの蓋部及び取付部を前面側から視た斜視図。 解錠状態において、蓋部とシャッター板とを後面側から視た斜視図。 第2実施形態に係る錠において、図6と同様の断面図。
添付の図面を参照し、この発明に係る施錠装置の詳細を説明すると、以下のとおりである。また、以下の実施形態は、本発明の欠くことのできない要件を含む他に、選択的に採用することのできる要件及び適宜に組み合わせることのできる要件を含んでいる。
[第1実施形態]
図1は、この発明に係る施錠装置を有する防護柵1を示す斜視図である。図1における双頭矢印X,Y,Zは、互いに交差する横方向Xと、縦方向Yと、前後方向Zとを示している。防護柵1は、駅のホーム2から人が線路に転落したり、ホーム2を通過する電車に人が接触したりすることを防止するため、ホーム2の縁に沿って設置してある。
防護柵1は、固定柵3と移動ドア4とを備えている。固定柵3は、内部に収容空間3aを画定する固定壁(壁)3bを備えている。移動ドア4は、固定柵3の収容空間3aに収容した収容状態(不図示)と、収容空間3aから進出して固定柵3の外部に露出した進出状態(図1において実線で示した状態)とに移動可能に形成してある。移動ドア4が進出状態にあるときには、固定柵3と固定柵3との間の開口3cが移動ドア4によって閉じられ、ホーム2から線路側に人が移動することが規制される。一方、移動ドア4が収容状態にあるときには、開口3cを通じてホーム2側から線路側に停車した電車に人が移動することが許容される。
防護柵1は、収容状態と進出状態とに移動ドア4を移動するための駆動装置(不図示)を備えている。駆動装置は、固定壁3bの収容空間3aに配置してある。固定壁3bのホーム2側には開口5を形成してある。固定壁3bは、開口5を開閉する扉(被装着体)6を備えている。固定壁3bは、通常、扉6を閉じることによって駆動装置及び収容空間3aが外部に露出することを防止しているが、駆動装置の点検等を行うときには扉6を開いて駆動装置及び収容空間3aを露出することができる。固定壁3bは、扉6の開閉を規制及び許容する錠20を備えている。
図2は、錠20を扉6に取り付けた状態を示す部分破断斜視図である。施錠装置10は、錠20と、錠20に挿入されて施錠・解錠が可能な操作ハンドル(鍵)30と、オプションとして、錠20を固定するためのブラケット90とを含む。錠20は、ラッチ21と鍵孔23とを有する錠本体22を備えている。図2において実線で示すように、扉6の固定枠7に対して交差するように錠本体22のラッチ21が縦方向Yへ延びた施錠状態では、ラッチ21が固定枠7の後面に係止されて扉6が前方に向かって開くことを規制している。かかる施錠状態において、錠本体22の鍵孔23に操作ハンドル30を挿入してラッチ21を周方向Rへ旋回し、図2において二点鎖線で示すように、ラッチ21を横方向Xへ延びる位置に移動させると、ラッチ21と固定枠7との係止が解かれ、錠20が解錠状態となって扉6を開くことができる。
操作ハンドル30は、例えば、前後方向Zである軸方向に延びる軸部32と、軸部32の基端に位置して軸方向へ直交して延びる把持部31と、軸部32の先端に位置して軸方向へ直交して延びる一対の延出部34a,34bとを有する。軸部32は、例えば、中空であって、その先端には後記のピン66を挿入するための開口34を有する。
錠本体22は、蓋部40と、後記する回転体65が収容される取付部50とを有する。蓋部40は、円筒状であって、鍵孔23が位置する円形の錠前面部40aと、錠前面部40aの後方において径外方向に延出する環状の第1フランジ45とを有する。錠前面部40aは、第1フランジ45から前方へ突出しており、第1フランジ45と錠前面部40aとの間には、第1側壁部(段部)41が形成されている。蓋部40において、錠前面部40aの後面には、図3に示すように、第1フランジ45の後端まで延びる、半円における弧状の一対の突出片45aが位置し、一対の突出片45aの間には、離隔部分45bが形成されている。本実施形態において、錠前面部40aと第1フランジ45とが一体に形成されているが、別体に形成されていてもよい。
錠前面部40aの鍵孔23は、図2に示すように、操作ハンドル30の軸部32に対向する中心孔23aと、中心孔23aの径外方向へ互いに対向して延びる一対の第1延出孔23b及び第2延出孔23cとを有する。なお、第1及び第2延出孔23b,23cは、少なくとも一方が設けられていればよい。
蓋部40には、前面側からカバー部材80が取り付けられている。換言すると、蓋部40は、カバー部材80を有している。カバー部材80は、好ましくは、ゴムやガラスや硬質のプラスチック等の電気絶縁材料から形成されたものであって、静電気による放電の発生が抑制される。カバー部材80は、図2及び図3に示すように、鍵孔23と同形同大の透孔83が位置する中央部81と、中央部81の径外方向へ延びる後方周縁部(周縁部)82とを有する。カバー部材80の中央部81と後方周縁部82との間には、蓋部40の第1側壁部41に対応するカバー側壁部(カバー段部)84が形成されている。後方周縁部82には、後面側へ向けて突出する突出部85を形成してある。蓋部40とカバー部材80とは、図4に示すように、蓋部40の前面側に形成した一対の凹部49と、カバー部材80の一対の突出部85とを係合させることによって、周方向Rへの回転を規制しながら両者が組み合わされている。換言すれば、突出部85と凹部49とで回転規制部86が構成されている。また、後方周縁部82の径方向Dの寸法が周方向Rで一定であり、第1フランジ45の径方向Dの寸法が周方向Rで一定であり、後方周縁部82及び第1フランジ45は、回転規制部86を除いた全領域で当接している。なお、図4は、図2の矢視IV−IVにおける断面図である。図4において、説明の便宜のため錠本体22の内部にはハッチングを付してその内部構造を省略してあり、錠本体22の内部構造の詳細は後述する。
取付部50は、図2及び図3に示すように、略矩形の第2フランジ51と、両端開口を有し、第2フランジ51の前方及び後方へ延出する円筒状の回転体受部52とを有している。具体的には、回転体受部52は、第2フランジ51から前方へ延びる前方周壁部52aと、第2フランジ51から後方へ延びる後方周壁部52bとを有する。第2フランジ51には、4つの隅部にそれぞれ位置する第1貫通孔50aと、縦方向Yに互いに対向する一対の第2貫通孔50bとが位置する。第1フランジ45と第2フランジ51との間には、第2側壁部(第2段部)46が位置する。
蓋部40と取付部50との組み立て態様について言えば、蓋部40の一対の突出片45aと第1フランジ45とによって画定される凹部44に、第2フランジ51の前方周壁部52aを嵌挿させ、取付部50の第2貫通孔50bに先端を通したネジ58を、蓋部40の後面側に位置するネジ孔48に締結することによって両者が組み合わされている。
図3を参照すると、前後方向Zにおいて、蓋部40と取付部50との間には、回転体65が回転可能に配置してある。回転体65は、取付部50の後方周壁部52bから後方へ延びる、中央にねじ孔65aが位置する固定部67dを有する。固定部67dには、係止板96がその中心に形成された角孔96aを嵌合させて係止板96が取り付けられている。固定部67dには、さらに、係止板96の後方において、ラッチ21の角孔21aを嵌合させてラッチ21が取り付けられている。固定部67dには、ラッチ21のさらに後方において、ワッシャ98を介して係止板96及びラッチ21がボルト99で固定されている。係止板96は、中心から径外方向へ互いに対向して延びる一対の係止部96bを有する。取付部50の後方周壁部52bの後端には、係止板96の係止部96bに対応して位置する一対の突出片55が位置しており、突出片55が、係止板96とともにラッチ21の旋回を規制する旋回規制部56を構成している。ラッチ21は、施錠状態において、固定枠7に係止する先端部21bと、角孔21aが位置する基端部21cをと有する。
ブラケット90は、扉6の後面に溶接された両端固定部92と、扉6の取付孔6bに連通された貫通孔90aが位置する中央部91と、両端固定部92と中央部91との間に位置して前後方向Zへ延びるブラケット段部94とを有する。中央部91において、貫通孔90aの径方向Dの外側には、複数のネジ孔90bが位置しており、取付部50の第1貫通孔50aに先端を通したネジ59をネジ孔90bに締結することによって、錠本体22を扉6に取り付けることができる。より具体的に言えば、錠本体22の前面側がブラケット90の貫通孔90aと、扉6の取付孔6bとに嵌挿され、図4に示すように、第2フランジ51において、第2側壁部46の外周縁部57と、ブラケット90の貫通孔90aの開口周縁93とを対向させるとともに、カバー部材80に被覆された第1フランジ45において、第1側壁部41の外周縁部43が、パッキン87を介在させた状態で、扉6の後面側に位置する、取付孔6bの開口周縁部8に当接されている。ブラケット段部94は、前後方向Zにおいて、扉6の後面と、第2フランジ51の前面との間に、錠本体22の前面側を位置させるための空間94aを形成するものである。
錠本体22をブラケット90を介して扉6に取り付けた状態において、錠本体22の前面80aと扉6の前面6aとは、同一平面上に位置している。ここで、「錠本体22の前面80aと扉6の前面6aとは、同一平面上に位置している」とは、錠本体22の前面80aと扉6の前面6aとが、縦方向Yおよび横方向Xへ直線状に並んでほぼ面一である場合のほかに、意図的にそれらの間に段差を設けないことを意味するものであって、製造上及び設計上において生じる僅かな誤差、例えば、前者と後者との間に約3.0mm以下の段差が生じる場合をも含むものである。また、「錠本体22の前面80a」とは、取付孔6bから露出している錠本体22の部分を意味し、本実施形態においては、蓋部40がカバー部材80を有していることによって、取付孔6bからカバー部材80の中央部81が露出しているので、中央部81の前面80aが錠本体22の前面となる。ただし、蓋部40にカバー部材80が取り付けられていない場合には、蓋部40の錠前面部40aが錠本体22の前面80aとなるが、この場合には、錠前面部40aは、カバー部材80の前後方向Zの寸法だけ、前方側に突出する。
上記特許文献1に開示されている発明の錠では、前面板が壁の前方側へ突出するように扉に取り付けてある。このため、上記錠には、前面板に異物が当たることによって前面板が破損するおそれがあった。一方、上述したように、錠本体22の前面80aと扉6の前面6aとが同一平面上に位置することから、錠本体22に異物が当たってガタつきを生じたり破損したりするおそれはない。また、錠本体22の前面80aが、扉6の前面6aから後方に位置している場合、及び前方へ突出している場合に比して、外観上すっきりとした印象を与えることができ、意匠性にも優れる。
また、後方周縁部82及び第1フランジ45は、回転規制部86を除いた全領域で当接しているため、回転規制部86から外れた部位における第1フランジ45の面積を広くすることができる。このため、カバー部材80を介した第1フランジ45と扉6との接触面積を広くすることができることにより、扉6に対して錠本体22が振動することなく安定した状態で取り付けることができる。しかも、この施錠装置10によれば、後方周縁部82の径方向Dの寸法が周方向Rで一定であり、第1フランジ45の径方向Dの寸法が周方向Rで一定であるため、上記効果を一層向上することができる。
なお、上記実施形態には、第1フランジ45に凹部49を形成する一方、カバー部材80に突出部85を形成するものを説明したが、第1フランジ45に突出部を形成する一方、カバー部材80に凹部を形成してもよい。
また、上記実施形態には、扉6に取り付けられる錠20を説明したが、錠20は、扉6を支持する固定壁(壁(被装着体))3bに取り付けるものにも適用することができる。
さらに、上記実施形態には、錠前面部40a及び第1フランジ45がカバー部材80を備える錠20を説明したが、カバー部材80を必ず設ける必要はない。カバー部材80を省略するときには、錠前面部40aの前面と扉6の前面6aとが同一平面上に位置することとなる。
また、上述した実施形態には、錠20は、錠前面部40aが有するカバー部材80の中央部81の前面80aと、扉6の前面6aとが同一平面上に位置するように、パッキン87を介して扉6の後面側から、カバー部材80を介在させた状態で、第1フランジ45を扉6の後方周縁部82に押し当てながら錠20を扉6に取り付けてあるが、必ずしもパッキン87を設ける必要はない。
さらに、上述した実施形態には、錠20にブラケット90を設けるものを説明したが、必ずしもブラケット90を設ける必要はない。例えば、扉6の後面側に頭部を溶接したボルトを取り付け、そのボルトに締結するナットによって錠20を扉6に取り付けてもよい。
次に、図5〜図6を参照しつつ、錠本体22の内部構造について説明する。錠本体22は、錠前面部40aと取付部50との間に、シャッター板(シャッター)60と、ラッチ21を有し、操作ハンドル30の旋回によってラッチ21と共に周方向Rへ旋回する回転体65と、シャッター板60と回転体65との間に位置してシャッター板60を後面側から前面側へ付勢するスプリング(付勢部材)71とを備え、シャッター板60と回転体65とスプリング71とを、錠前面部40a及び第1フランジ45と取付部50との間に入れた状態で錠前面部40a及び第1フランジ45と取付部50とを取り付けてある。回転体受部52は、回転体65を旋回可能に保持するものである。
回転体65は、取付部50の後方周壁部52b内に位置する基端部67と、基端部67の中心から前方へ延出するピン66と、ピン66を囲むように基端部67から前方へ延びる一対の半円の弧状の突出部分68aから形成された内側周壁部68とを有する。基端部67は、内側周壁部68側において径方向Dの外方に位置する第1延出部(フランジ)67aと、第1延出部の後方に位置するそれと同形同大の第2延出部(フランジ)67bとを有する。基端部67は、さらに、第2延出部67bから後方へ延びる第2延出部67bよりも外形寸法の小さな後方円筒部67cと、後方円筒部67cから後方へ突出する、ラッチ21の基端部21cを取り付けるためのねじ孔65aが位置する固定部67dとを有する。基端部67は、第1延出部67aと第2延出部67bとの間に、周方向へ延びる溝67eを有し、該溝67eにはOリング73を配置してある。
内側周壁部68を形成する突出部分68aは、径方向Dの内方から外方へ向けて凹む凹部70を有し、一対の突出部分68aの間の離隔部分68bと、凹部70とがピン66を中心として十字状となるように、互いに約90度で等間隔に配置されている。内側周壁部68の径方向Dの内部には、らせん状のスプリング71を介してシャッター板60が前方へ付勢された状態で配置されている。内側周壁部68の内面は凹曲状を有し、らせん状のスプリング71の中央にはピン66を挿通し、かつ、該内面にスプリング71が当接した状態で配置される。
シャッター板60は、施錠状態において鍵孔23から前面側に露出する十字状のシャッター部61と、シャッター部61の後方においてそれよりも僅かに外形寸法の大きな係合部62と、シャッター部61及び係合部62の中心に位置してそれらを貫通する中心孔60aとを有する。シャッター部61は、鍵孔23の中心孔23a並びに第1及び第2延出孔23b,23cに対応する形状を有し、鍵孔23にシャッター部61が係合し、この係合状態では、鍵孔23がシャッター部61によって塞がれる。係合部62は、一対の突出部分68aの間の離隔部分68b及び凹部70に嵌合する形状を有する。係合部62は、施錠状態において、横方向X及び縦方向Yにおける鍵孔23の周縁部23dに後面側から当接する当接部分であり、シャッター部61は、係合部62から前面側へ向けて突出する突出部分である。施錠状態において、鍵孔23の周縁部23dに後面側から係合部62が当接するため、鍵孔23から錠本体22の内部へ埃等の異物が入るのを防止することができる。さらに係合部62を具体的に説明すると、係合部62は、中心孔60aの径方向Dの外方へ互いに対向して延びる第1羽根(長羽根)62aと、第1羽根62aと直交するように径外方向へ互いに対向して延びる、第1羽根62aよりも僅かに長さ寸法の小さな第2羽根(短羽根)62bとを有する。第1羽根62aは、自身の径方向の端部に、一対の係合爪63を有している。この係合爪63は、一対の突出片45aの間に位置する離隔部分45bに係合する。
錠本体22には、回転体受部52と、一対の突出片45aと、回転体65との間には、係合爪63に係合してシャッター板60が周方向Rへ旋回することを案内する溝77が形成してある。より具体的には、回転体受部52の内周面52dと、突出片45aの後端縁45cと、回転体65の前端縁67fとによって溝77が形成されている。該溝77は、離隔部分45bの後端とつながっている。
シャッター板60は、その中心孔60aにピン66が挿入され、係合部62の羽根62a,62bが内側周壁部68の凹部70及び離隔部分68bに位置した状態で回転体65に保持される。具体的には、施錠状態において、離隔部分68bに第1羽根62aが位置し、凹部70に第2羽根62bが位置する。
かかる構成を有する施錠装置10の施錠状態を図6〜図8に示す。なお、図7及び図8は、説明の便宜のため、一部の部品を省略して示してある。施錠状態では、シャッター板60がスプリング71の付勢力によって蓋部40の内面(錠前面部40aの内面)に押し当てられ、シャッター部61は、前面側に位置する第1位置に位置するとともに、鍵孔23の延出孔23b,23cに係合するとともに、係合部62は、鍵孔23の周縁部23dに押し当てられるため、錠本体22の内部に塵等の異物が入るのを防止することができる。また、第1羽根62aは、突出部分68a間に位置する離隔部分68b及び突出片45a間に位置する離隔部分45bに嵌合されている。第1羽根62aが離隔部分45b,68bに嵌合することによって、シャッター板60が回転体65に対して旋回するのを規制することができる。回転体65の旋回が規制されることによって、ラッチ21が旋回されることはなく、ラッチ21が扉6の固定枠7から離れて解錠されることはない。
施錠装置10を解錠して扉6を開閉するときには、操作ハンドル30の延出部34a,34bを錠本体22の鍵孔23における第2延出孔23cに差し込むとともに、鍵孔23を閉鎖しているシャッター板60のシャッター部61に当接させる。さらに、操作ハンドル30を押し入れて、シャッター板60をスプリング71の付勢力に抗してシャッター板60を後方へ押し込む。それによって、シャッター板60の係合部62の第1羽根62aが蓋部40の離隔部分45bから外れ、係合爪63が溝77に係合する。係合爪63が溝77に係合した状態では、シャッター板60は、溝77に沿って周方向Rへ旋回可能である。
かかる状態から操作ハンドル30を回転すると、シャッター板60の係合爪63が溝77に案内されつつ、延出部34a,34bが回転体65の離隔部分68bの内面に当接しながら回転体65を回転させ、係止板96の係止部96bが後方周壁部52bの突出片55に当たって停止する(回転体65の回転角は約90度)。回転体65の回転とともにラッチ21が旋回し、扉6の固定枠7からラッチ21が外れ、錠本体22が解錠状態となり、扉6をあけることができるようになる。
錠本体22の解錠状態を、図9〜図11に示す。なお、図10及び図11は、説明の便宜のため、一部の部品を省略して示している。スプリング71の付勢力によってシャッター板60の係合爪63が、突出片45aの後端縁45cに押し当てられ、シャッター板60は後面側の第2位置に位置することとなる。この状態において、錠本体22の内部では、離隔部分45bは縦方向Yの両端にのみ配置され、径方向における他の部分には突出片45aが配置されているため、シャッター板60は、スプリング71の付勢力に抗して後面側の第2位置に位置する状態が維持されることとなる。
この施錠装置10によれば、施錠状態ではシャッター板60が前面側の第1位置に位置する一方、解錠状態ではシャッター板60が後面側の第2位置に位置し、鍵孔23からシャッター板60の位置を視認することができる。換言すれば、シャッター板60が、錠20の施錠・解錠状態を示すインジケータであり、鍵孔23は、そのインジケータの状態をあらわす表示窓である。このため、夜等においても、錠20が施錠状態であるか解錠状態であるかが容易にわかる。なお、解錠状態から施錠状態とするには、この操作と逆の操作を行えばよい。錠20を、施錠状態と解錠状態とに変化させれば、シャッター板60が第1位置と第2位置とに往復移動する。
また、鍵孔23が表示窓であり、シャッター板60がインジケータであるため、特許文献1に開示された施錠装置のように、表示窓及びインジケータ(着色表示部)と鍵穴及びシャッターとをそれぞれ設けてあるものと比較すると、錠20を小型化することができる。
また、図6を参照すると、回転体受部52の後端部には、径方向Dの内側へ突出する縮径部52cを形成してある。また、縮径部52cの内径寸法D1が、回転体65の最大外径寸法D2よりも小さく、かつ、該回転体65の最大外径寸法D2が、回転体受部52の最小内径寸法D3よりも小さいため、回転体受部52の内方へ回転体65を入れ、その後、錠前面部40a及び第1フランジ45を、第2フランジ51に取り付ければ、回転体65の第2延出部67bの後端が、縮径部52cの前端に当接する。このため、電車がホーム2を通過することによって発生する風によって発生する、前方側から後方側へ向かう力を、シャッター板60を介して回転体65が受けても、回転体65が回転体受部52の後方側に脱落するのを防止することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態の施錠装置10において、図6と同様の断面図を図12に示す。図12に示すように、この施錠装置10の錠20においては、シャッター板60のシャッター部61の前面61aと、扉6の前面6aとが同一平面上に位置する。
この施錠装置10によれば、シャッター部61の前面61aと、扉(被装着体)6の前面6aとが同一平面上に位置するため、異物が鍵孔23に引っ掛かることを防止することができる。また、壁(被装着体)6に対して、シャッター板60のシャッター部61の前面61aも同一平面上に位置するので、一層、見栄えを向上することができる。
加えて、施錠状態では、シャッター部61によって、扉6の前面6aとシャッター部61の前面61aとが同一平面上に位置し、シャッター部61の前面61aと錠前面部40aの前面80aとが同一平面上に位置する。このため、使用者は、鍵孔23を指で触れ、鍵孔23にシャッター部61が存在すれば施錠状態である一方、鍵孔23にシャッター部61が存在しなければ解錠状態であることが解る。これにより、視覚によらずに触覚のみでも、錠20が施錠状態であるか、解錠状態であるかが解る。
なお、上述した実施形態には、錠20が施錠状態にあるとき、シャッター板60が前面側に位置する一方、錠20が解錠状態にあるとき、シャッター板60が後面側に位置する施錠装置10を説明した。しかし、この発明は、そのような施錠装置10に限られず、錠が解錠状態にあるとき、シャッター板60が前面側に位置する一方、錠20が施錠状態にあるとき、シャッター板60が後面側に位置する施錠装置でもよい。
これまでに説明した本発明は、少なくとも以下のように整理することができる。
前後方向を有し、扉及び前記扉を支持する壁のいずれかの被装着体に取り付ける錠と、前記錠を施錠状態及び解錠状態に変える鍵とを備える施錠装置であって、前記錠は、施錠状態及び解錠状態に応じて、前記前後方向における前面側に位置する第1位置と、後面側に位置する第2位置とに往復移動可能なインジケータと、前記インジケータがあらわれる表示窓とを有することを特徴とする。
また、本発明には、少なくとも以下の実施態様がある。
(1)前記錠は、鍵孔を有する錠前面部と、前記鍵孔を塞ぐシャッターとを有し、前記鍵孔が前記表示窓であり、前記シャッターが前記インジケータである。
(2)前記シャッターは、前記錠が施錠状態であるときに前記前面側に位置し、解錠状態であるときに前記後面側に位置する。
(3)前記シャッターは、前記錠が施錠状態であるときに前記後面側に位置し、解錠状態であるときに前記前面側に位置する。
(4)前記錠は、ラッチを有し、前記鍵の旋回によって前記ラッチとともに旋回する回転体と、前記回転体を旋回可能に保持する回転体受部とを備え、前記シャッターは、径方向の端部に係合爪を有し、前記錠前面部は、前記前面側から前記後面側へ向けて突出する一対の突出片と、前記係合爪に係合して前記前後方向へ延び、一対の前記突出片の間に位置する離隔部分とを有し、前記回転体受部と、前記突出片と、前記回転体との間には、前記係合爪に係合して前記シャッターが周方向へ旋回することを案内する溝を形成してあり、前記溝は、前記離隔部分の後端につながり、前記回転体と前記シャッターとの間には、前記シャッターを前記後面側から前記前面側へ付勢する付勢部材を設けてあり、前記錠が解錠状態にあるときには、前記係合爪と前記溝とが係合するとともに、前記付勢部材の付勢力に抗して前記係合爪が前記突出片の後端部に当接して前記シャッターが前記後面側に位置し、前記錠が解錠状態から施錠状態になったときには、前記係合爪が前記溝から前記離隔部分へ移動し、前記付勢部材の付勢力によって前記後面側から前記前面側へ前記シャッターが移動する。
(5)前記錠は、鍵孔を有する錠前面部と、前記錠前面部の周縁部から径方向の外側へ延出して前記被装着体の取付孔の周縁部の後面に当接するフランジとを有し、前記錠前面部の前面と、前記被装着体の前面とが同一平面上に位置する。
(6)前記錠は、施錠状態において前記鍵孔を閉塞するシャッター板をさらに有し、前記シャッター板は、施錠状態において、前記鍵孔の周縁部に後面側から当接する当接部分と、前記当接部分から前方側へ向けて突出する突出部分とを有し、前記突出部分の前面と、前記被装着体の前記前面とが同一平面上に位置する。
(7)前記シャッターの前面と、前記被装着体の前記前面とが同一平面に位置する。
3b 固定壁(壁(被装着体))
6 扉(被装着体)
6a 前面
10 施錠装置
20 錠
21 ラッチ
23 鍵孔(表示窓)
30 操作ハンドル(鍵)
40a 錠前面部
45a 突出片
45b 離隔部分
52 回転体受部
60 シャッター板(インジケータ)
63 係合爪
65 回転体
71 スプリング(付勢部材)
77 溝
D 径方向
D1 縮径部の内径寸法
D2 回転体の最大外径寸法
D3 回転体受部の最小内径寸法
R 周方向
X 横方向
Y 縦方向
Z 前後方向

Claims (7)

  1. 前後方向を有し、扉及び前記扉を支持する壁のいずれかの被装着体に取り付ける錠と、前記錠を施錠状態及び解錠状態に変える鍵とを備える施錠装置であって、
    前記錠は、施錠状態及び解錠状態に応じて、前記前後方向における前面側に位置する第1位置と、後面側に位置する第2位置とに往復移動可能なインジケータと、前記インジケータがあらわれる表示窓とを有することを特徴とする前記施錠装置。
  2. 前記錠は、鍵孔を有する錠前面部と、前記鍵孔を塞ぐシャッターとを有し、
    前記鍵孔が前記表示窓であり、前記シャッターが前記インジケータである請求項1に記載の施錠装置。
  3. 前記シャッターは、前記錠が施錠状態であるときに前記前面側に位置し、解錠状態であるときに前記後面側に位置する請求項2に記載の施錠装置。
  4. 前記シャッターは、前記錠が施錠状態であるときに前記後面側に位置し、解錠状態であるときに前記前面側に位置する請求項2に記載の施錠装置。
  5. 前記錠は、ラッチを有し、前記鍵の旋回によって前記ラッチとともに旋回する回転体と、前記回転体を旋回可能に保持する回転体受部とを備え、
    前記シャッターは、径方向の端部に係合爪を有し、
    前記錠前面部は、前記前面側から前記後面側へ向けて突出する一対の突出片と、前記係合爪に係合して前記前後方向へ延び、一対の前記突出片の間に位置する離隔部分とを有し、
    前記回転体受部と、前記突出片と、前記回転体との間には、前記係合爪に係合して前記シャッターが周方向へ旋回することを案内する溝を形成してあり、
    前記溝は、前記離隔部分の後端につながり、
    前記回転体と前記シャッターとの間には、前記シャッターを前記後面側から前記前面側へ付勢する付勢部材を設けてあり、
    前記錠が解錠状態にあるときには、前記係合爪と前記溝とが係合するとともに、前記付勢部材の付勢力に抗して前記係合爪が前記突出片の後端部に当接して前記シャッターが前記後面側に位置し、
    前記錠が解錠状態から施錠状態になったときには、前記係合爪が前記溝から前記離隔部分へ移動し、前記付勢部材の付勢力によって前記後面側から前記前面側へ前記シャッターが移動する請求項3に記載の施錠装置。
  6. 前記錠前面部の前面と、前記被装着体の前面とが同一平面上に位置する請求項2〜5のいずれかに記載の施錠装置。
  7. 前記シャッターの前面と、前記被装着体の前記前面とが同一平面に位置する請求項6に記載の施錠装置。
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