JP2017001507A - ステアリング装置 - Google Patents
ステアリング装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017001507A JP2017001507A JP2015116849A JP2015116849A JP2017001507A JP 2017001507 A JP2017001507 A JP 2017001507A JP 2015116849 A JP2015116849 A JP 2015116849A JP 2015116849 A JP2015116849 A JP 2015116849A JP 2017001507 A JP2017001507 A JP 2017001507A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jacket
- axial direction
- outer jacket
- axial
- steering device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
Abstract
【課題】切込み部とインナージャケットの端部との引っ掛かりを抑制することができるステアリング装置を提供する。
【解決手段】コラムジャケット8が、インナージャケット11と、軸方向Xに延びる軸方向スリット40および切込み部50,60が形成されて弾性的に縮径可能な筒状のアウタージャケット12とを含む。締付機構18が、アウタージャケット12の一対の被締付部19を締め付けることにより、アウタージャケット12にインナージャケット11を軸方向Xに移動不能に保持させる。切込み部50,60は、軸方向スリット40に接続端51,61で接続される。切込み部50,60は、接続端51,61を含む領域に配置されて軸方向Xに関する幅が絞られた幅狭部52,62を含む。
【選択図】図4
【解決手段】コラムジャケット8が、インナージャケット11と、軸方向Xに延びる軸方向スリット40および切込み部50,60が形成されて弾性的に縮径可能な筒状のアウタージャケット12とを含む。締付機構18が、アウタージャケット12の一対の被締付部19を締め付けることにより、アウタージャケット12にインナージャケット11を軸方向Xに移動不能に保持させる。切込み部50,60は、軸方向スリット40に接続端51,61で接続される。切込み部50,60は、接続端51,61を含む領域に配置されて軸方向Xに関する幅が絞られた幅狭部52,62を含む。
【選択図】図4
Description
本発明はステアリング装置に関する。
特許文献1では、アウターコラムの鉛直方向の下端部にアウターコラムの軸方向に直線状に延びる軸方向スリットを形成しており、当該アウターコラムを縮径させてインナーコラムを軸方向に相対移動不能にクランプするクランプ装置を備えるステアリングコラム装置が提案されている。
特許文献1では、軸方向スリットの閉塞端からアウターコラムの周方向に延びる切込みが設けられている。前記切込みは、軸方向スリットの閉塞端からアウターコラムの周方向に離れるほど、幅(アウターコラムの軸方向に関する幅)が狭くされている。
特許文献1では、軸方向スリットの閉塞端からアウターコラムの周方向に延びる切込みが設けられている。前記切込みは、軸方向スリットの閉塞端からアウターコラムの周方向に離れるほど、幅(アウターコラムの軸方向に関する幅)が狭くされている。
特許文献1では、切込みの幅が、軸方向スリット側で広くされているため、下記の欠点がある。すなわち、二次衝突時に、インナーコラムがアウターコラム対して軸方向下方(車両前方)に移動するときに、インナーコラムの端部が、切込みに引っ掛かり、インナーコラムの移動が妨げられるおそれがある。
一方、軸方向スリットがアウターコラムの鉛直方向の上端部に配置されるレイアウトを採用する場合、インナーコラムをアウターコラムに対して軸方向に移動させるテレスコ調整時において、インナーコラムの端部が、切欠きに引っ掛かり、インナーコラムの移動が妨げられることが想定される。
一方、軸方向スリットがアウターコラムの鉛直方向の上端部に配置されるレイアウトを採用する場合、インナーコラムをアウターコラムに対して軸方向に移動させるテレスコ調整時において、インナーコラムの端部が、切欠きに引っ掛かり、インナーコラムの移動が妨げられることが想定される。
本発明の目的は、切込み部とインナージャケットの端部との引っ掛かりを抑制することができるステアリング装置を提供することである。
請求項1の発明は、筒状のインナージャケット(11;11S;11T;11V)と、前記インナージャケットに軸方向(X)に相対摺動可能に嵌合され、前記軸方向に延びる軸方向スリット(40;40R;40S;40T;40V)と前記軸方向スリットに接続端(51;51P;51Q,61;61Q:1P;61Q)で交差状に接続された切込み部(50,60;50P,60P,50Q,60Q)とが形成されて弾性的に縮径可能な筒状のアウタージャケット(12;12P;12Q;12R:12S;12T;12V)とを含み、ステアリングシャフト(3)を回転可能に支持するコラムジャケット(8;8P;8Q;8S;8T;8V)と、前記アウタージャケットと一体に設けられた一対の被締付部(19;19T;19V)を締め付けることにより前記アウタージャケットに前記インナージャケットを前記軸方向に移動不能に保持させる締付機構(18)と、を備え、前記切込み部は、前記接続端を含む領域に配置されて前記軸方向に関する幅が絞られた幅狭部(52,62;52P,62P;52Q,62Q)を含むステアリング装置(1;1P;1Q;1R;1S;1T;1V)を提供する。
請求項2のように、前記切込み部は、前記軸方向スリットから互いに前記アウタージャケットの周方向(Z)の逆向きに切り込まれた第1切込み部(50;50P;50Q)および第2切込み部(60;60P;60Q)を含み、前記第1切込み部の幅狭部(52;52P;52Q)の一部または全部が、前記第2切込み部の幅狭部(62;62P;62Q)から、前記軸方向にオフセットされていてもよい。
請求項3のように、前記軸方向スリットは、前記アウタージャケットの鉛直方向(E)の上端部(12SEU;12VEU)または下端部(12EL;12PEL;12QEL;12REL;12TEL)の何れか一方に配置されていてもよい。
請求項1の発明では、切込み部の幅狭部が、軸方向スリットへの接続端を含む領域に配置される。このため、二次衝突時やテレスコ調整時において、インナージャケットとアウタージャケットとが軸方向に相対移動するときに、インナージャケットの端部とアウタージャケットの切込み部との引っ掛かりの発生を効果的に抑制することができる。
請求項2の発明では、アウタージャケットの軸方向に関して、第1切込み部の幅狭部の位置と第2切込み部の幅狭部の位置とが重なる領域を少なくしたり、なくしたりすることができる。このため、二次衝突時やテレスコ調整時における、インナージャケットの端部とアウタージャケットの切込み部との引っ掛かりの発生が、一層抑制される。
請求項2の発明では、アウタージャケットの軸方向に関して、第1切込み部の幅狭部の位置と第2切込み部の幅狭部の位置とが重なる領域を少なくしたり、なくしたりすることができる。このため、二次衝突時やテレスコ調整時における、インナージャケットの端部とアウタージャケットの切込み部との引っ掛かりの発生が、一層抑制される。
請求項3の発明では、軸方向スリットがアウタージャケットの鉛直方向の上端部ないし下端部に配置されて前記引っ掛かりが最も発生し易いレイアウトにおいて、前記引っ掛かりの発生を抑制する最も大きな効果を奏することができる。
本発明の実施形態を添付図面を参照しつつ説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の一実施形態のステアリング装置の概略構成を示す一部破断模式的側面図である。図1を参照して、ステアリング装置1は、ステアリングホイール等の操舵部材2が一端(軸方向上端)に連結されたステアリングシャフト3と、インターミディエイトシャフト4等を介してステアリングシャフト3と連結された転舵機構5と備えている。
(第1実施形態)
図1は本発明の一実施形態のステアリング装置の概略構成を示す一部破断模式的側面図である。図1を参照して、ステアリング装置1は、ステアリングホイール等の操舵部材2が一端(軸方向上端)に連結されたステアリングシャフト3と、インターミディエイトシャフト4等を介してステアリングシャフト3と連結された転舵機構5と備えている。
転舵機構5は、操舵部材2の操舵に連動して転舵輪(図示せず)を転舵する例えばラックアンドピニオン機構である。操舵部材2の回転は、ステアリングシャフト3およびインターミディエイトシャフト4等を介して転舵機構5に伝達される。また、転舵機構5に伝達された回転は、図示しないラック軸の軸方向移動に変換される。これにより、転舵輪が転舵される。
ステアリングシャフト3は、例えばスプライン嵌合やセレーション嵌合によって相対摺動可能に嵌合された筒状のアッパーシャフト6とロアーシャフト7とを有している。操舵部材2は、アッパーシャフト6の一端に連結されている。また、ステアリングシャフト3は、軸方向Xに伸縮可能である。
ステアリング装置1は、ステアリングシャフト3を回転可能に支持する中空のコラムジャケット8を備える。ステアリングシャフト3は、コラムジャケット8内に挿通されており、複数の軸受9,10を介してコラムジャケット8によって回転可能に支持されている。
ステアリング装置1は、ステアリングシャフト3を回転可能に支持する中空のコラムジャケット8を備える。ステアリングシャフト3は、コラムジャケット8内に挿通されており、複数の軸受9,10を介してコラムジャケット8によって回転可能に支持されている。
コラムジャケット8は、相対摺動可能に嵌合された例えばアッパージャケットである筒状のインナージャケット11と、例えばロアージャケットである筒状のアウタージャケット12とを有している。コラムジャケット8は、軸方向Xに伸縮可能である。アッパー側のインナージャケット11は、軸受9を介して軸方向Xに同行移動可能にアッパーシャフト6に連結されている。ロアー側のアウタージャケット12は、軸受10を介してロアーシャフト7を回転可能に支持している。
ステアリング装置1は、車体13に固定される固定ブラケット14と、固定ブラケット14によって支持されたチルト中心軸15と、アウタージャケット12の外周に固定され、チルト中心軸15によって回転可能に支持されたコラムブラケット16とを備える。コラムジャケット8およびステアリングシャフト3は、チルト中心軸15の中心軸線であるチルト中心CCを支点にしてチルト方向Yに回動可能(チルト可能)となっている。
チルト中心CC回りにステアリングシャフト3およびコラムジャケット8を回動(チルト)させることで、操舵部材2の位置を調整できるようになっている(いわゆるチルト調整)。また、ステアリングシャフト3およびコラムジャケット8を軸方向Xに伸縮させることで、操舵部材2の位置を調整できるようになっている(いわゆるテレスコ調整)。
ステアリング装置1は、ブラケット17と、締付機構18とを備える。ブラケット17は、一対の側板22(図1では一方の側板のみ図示)を含み、車体13に固定される。
ステアリング装置1は、ブラケット17と、締付機構18とを備える。ブラケット17は、一対の側板22(図1では一方の側板のみ図示)を含み、車体13に固定される。
締付機構18は、ブラケット17の一対の側板22を介して、アウタージャケット12に一体に設けられた一対の被締付部19(被締付側板に相当)を両側から締め付けることにより、チルトロックおよびテレスコロックを達成する。
図1およびステアリング装置1の概略斜視図である図2に示すように、締付機構18は、操作レバー20と、締付軸21と、回転カム31および非回転カム(一方の締付部材32)を含む力変換機構30と、ナット33と、他方の締付部材34と、ワッシャ36および針状ころ軸受37を含む介在部材35とを備えている。
図1およびステアリング装置1の概略斜視図である図2に示すように、締付機構18は、操作レバー20と、締付軸21と、回転カム31および非回転カム(一方の締付部材32)を含む力変換機構30と、ナット33と、他方の締付部材34と、ワッシャ36および針状ころ軸受37を含む介在部材35とを備えている。
操作レバー20は、運転者が回転操作する操作部材として機能する。締付軸21は、操作レバー20と一体回転可能である。締付軸21の中心軸線C1が、操作レバー20の回転中心に相当する。
ステアリング装置1の要部の概略底面図である図4に示すように、アウタージャケット12には、軸方向Xに延びる軸方向スリット40が形成されている。これにより、アウタージャケット12は、弾性的に縮径可能である。
ステアリング装置1の要部の概略底面図である図4に示すように、アウタージャケット12には、軸方向Xに延びる軸方向スリット40が形成されている。これにより、アウタージャケット12は、弾性的に縮径可能である。
図1のIII−III断面図である図3に示すように、軸方向スリット40は、アウタージャケット12の鉛直方向Eの下端部である鉛直方向下端部12ELに配置されている。
図4に示すように、軸方向スリット40は、アウタージャケット12の軸方向上方XU側のジャケット端12aに形成される開口端41からアウタージャケット12の軸方向Xの所定位置に配置される閉塞端42まで達している。
図4に示すように、軸方向スリット40は、アウタージャケット12の軸方向上方XU側のジャケット端12aに形成される開口端41からアウタージャケット12の軸方向Xの所定位置に配置される閉塞端42まで達している。
アウタージャケット12には、軸方向スリット40に接続された第1切込み部50および第2切込み部60が形成されている。第1切込み部50および第2切込み部60は、軸方向スリット40から、アウタージャケット12の周方向Zの互いに逆向きに、切り込まれている。
アウタージャケット12の周方向Zは、第1周方向Z1と、第1周方向Z1の反対方向である第2周方向Z2とを総称して言うものである。
アウタージャケット12の周方向Zは、第1周方向Z1と、第1周方向Z1の反対方向である第2周方向Z2とを総称して言うものである。
第1切込み部50は、軸方向スリット40に接続された第1接続端51を含み、第1接続端51から第1周方向Z1へ延びている。第1切込み部50は、アウタージャケット12の軸方向Xに関する幅W1が絞られた第1幅狭部52を含む。
第1幅狭部52は、第1切込み部50において、第1接続端51を含む領域に配置されている。第1幅狭部52は、第1切込み部50の軸方向下方XL側の縁部から第1切込み部50内へ突出する第1凸部53を設けることにより形成されている。
第1幅狭部52は、第1切込み部50において、第1接続端51を含む領域に配置されている。第1幅狭部52は、第1切込み部50の軸方向下方XL側の縁部から第1切込み部50内へ突出する第1凸部53を設けることにより形成されている。
第2切込み部60は、軸方向スリット40に接続された第2接続端61を含み、第2接続端61から第2周方向Z2へ延びている。第2切込み部60は、アウタージャケット12の軸方向Xに関する幅W2が絞られた第2幅狭部62を含む。
第2幅狭部62は、第2切込み部60において、第2接続端61を含む領域に配置されている。第2幅狭部62は、第2切込み部60の軸方向上方XU側の縁部から第2切込み部60内へ突出する第2凸部63を設けることにより形成されている。
第2幅狭部62は、第2切込み部60において、第2接続端61を含む領域に配置されている。第2幅狭部62は、第2切込み部60の軸方向上方XU側の縁部から第2切込み部60内へ突出する第2凸部63を設けることにより形成されている。
また、第1切込み部50の第1幅狭部52と、第2切込み部60の第2幅狭部62とは、アウタージャケット12の軸方向Xにオフセットして配置されている。本実施形態では、第1幅狭部52の全体が、第2幅狭部62の全体から、軸方向Xにオフセットして配置されている。
アウタージャケット12に設けられた一対の被締付部19は、締付軸21の軸方向である締付軸方向Jに対向している。軸方向スリット40は、アウタージャケット12の周方向Zに関して一対の被締付部19の間に配置されている。
アウタージャケット12に設けられた一対の被締付部19は、締付軸21の軸方向である締付軸方向Jに対向している。軸方向スリット40は、アウタージャケット12の周方向Zに関して一対の被締付部19の間に配置されている。
図2を参照して、締付機構18は、締付軸21を介してブラケット17をアウタージャケット12の一対の被締付部19に締め付けることによりチルトロックを達成する。
また、締付機構18は、アウタージャケット12の一対の被締付部19を締め付けることにより、縮径させたアウタージャケット12によってインナージャケット11を軸方向Xに移動不能に保持させてテレスコロックを達成する。これにより、操舵部材2の位置が、車体13(図1参照)に対して固定される。
また、締付機構18は、アウタージャケット12の一対の被締付部19を締め付けることにより、縮径させたアウタージャケット12によってインナージャケット11を軸方向Xに移動不能に保持させてテレスコロックを達成する。これにより、操舵部材2の位置が、車体13(図1参照)に対して固定される。
締付軸21は、ブラケット17の一対の側板22(図1では一方の側板22のみを示してある)にそれぞれ設けられチルト方向Yに延びるチルト用長孔23を挿通している。
図2に示すように、アウタージャケット12は、軸方向Xに延びる長孔80を備える。インナージャケット11は、軸方向Xの下端に設けられて長孔80に係合する係合部81を備える。長孔80と係合部81との係合により、アウタージャケット12に対するインナージャケット11の回転が規制されている。係合部81は、テレスコ調整時や衝撃吸収時に長孔80により案内されて、インナージャケット11とともに軸方向Xの下方XLに移動する。
図2に示すように、アウタージャケット12は、軸方向Xに延びる長孔80を備える。インナージャケット11は、軸方向Xの下端に設けられて長孔80に係合する係合部81を備える。長孔80と係合部81との係合により、アウタージャケット12に対するインナージャケット11の回転が規制されている。係合部81は、テレスコ調整時や衝撃吸収時に長孔80により案内されて、インナージャケット11とともに軸方向Xの下方XLに移動する。
図3に示すように、ブラケット17は、車体13に取り付けられた取付板24と、取付板24に沿って固定された天板25と、天板25の両端からチルト方向Yの下方に延びる一対の側板22とを備えている。
アウタージャケット12の一対の被締付部19は、一対の側板22の内側面22b間に配置され、対応する側板22の内側面22bにそれぞれ沿う板状をなしている。各側板22の内側面22bが、それぞれ対応する被締付部19の外側面19aに対向している。
アウタージャケット12の一対の被締付部19は、一対の側板22の内側面22b間に配置され、対応する側板22の内側面22bにそれぞれ沿う板状をなしている。各側板22の内側面22bが、それぞれ対応する被締付部19の外側面19aに対向している。
アウタージャケット12の各被締付部19には、締付軸21が挿通される円孔からなる締付軸挿通孔29が形成されている。締付軸21と、アウタージャケット12と、インナージャケット11と、ステアリングシャフト3とは、チルト調整時に、チルト方向Yに一体に移動する。
締付軸21は、ブラケット17の両側板22のチルト用長孔23およびアウタージャケット12の両被締付部19の締付軸挿通孔29を挿通するボルトからなる。締付軸21の一端に設けられた大径の頭部21aは、操作レバー20と一体回転可能に固定されている。
締付軸21は、ブラケット17の両側板22のチルト用長孔23およびアウタージャケット12の両被締付部19の締付軸挿通孔29を挿通するボルトからなる。締付軸21の一端に設けられた大径の頭部21aは、操作レバー20と一体回転可能に固定されている。
締付機構18の力変換機構30は、締付軸21の頭部21aと一方の側板22の外側面22aとの間に介在し、操作レバー20の操作トルクを締付軸21の軸力(一対の側板22を締め付けるための締付力)に変換する。
力変換機構30の回転カム31は、操作レバー20と一体回転に連結され締付軸21に対して締付軸方向Jの移動が規制されている。力変換機構30の非回転カムである一方の締付部材32は、回転カム31に対してカム係合し、一方の側板22の外側面22aを押圧して締め付ける。
力変換機構30の回転カム31は、操作レバー20と一体回転に連結され締付軸21に対して締付軸方向Jの移動が規制されている。力変換機構30の非回転カムである一方の締付部材32は、回転カム31に対してカム係合し、一方の側板22の外側面22aを押圧して締め付ける。
締付機構18のナット33は、締付軸21の他端のねじ部21bにねじ嵌合している。他方の締付部材34は、他方の側板22の外側面22aを押圧して締め付ける。介在部材35は、他方の締付部材34とナット33との間に介在している。
介在部材35は、ナット33と他方の締付部材34との間に介在するワッシャ36と、ワッシャ36と他方の締付部材34との間に介在する針状ころ軸受37とを備える。
介在部材35は、ナット33と他方の締付部材34との間に介在するワッシャ36と、ワッシャ36と他方の締付部材34との間に介在する針状ころ軸受37とを備える。
ナット33とブラケット17の他方の側板22との間に、他方の締付部材34と、介在部材35とが介在している。回転カム31と、一方の締付部材32(非回転カム)と、他方の締付部材34と、介在部材35とは、締付軸21の外周によって支持されている。
一方の締付部材32(非回転カム)および他方の締付部材34は、それぞれ対応する側板22の外側面22aを押圧して締め付ける締付板部32a,34aと、それぞれ対応するチルト用長孔23に嵌合されたボス部32b,34bとを有している。各ボス部32b,34bと対応するチルト用長孔23との嵌合によって、各締付部材32,34の回転が規制されている。
一方の締付部材32(非回転カム)および他方の締付部材34は、それぞれ対応する側板22の外側面22aを押圧して締め付ける締付板部32a,34aと、それぞれ対応するチルト用長孔23に嵌合されたボス部32b,34bとを有している。各ボス部32b,34bと対応するチルト用長孔23との嵌合によって、各締付部材32,34の回転が規制されている。
また、一方の締付部材32(非回転カム)および他方の締付部材34は、締付軸21によって締付軸方向Jに移動可能に支持されている。
操作レバー20のロック方向への回転に伴って、回転カム31が一方の締付部材32(非回転カム)に対して回転することにより、一方の締付部材32が締付軸方向Jに移動されて、両締付部材32,34(の締付板部32a,34a)によって、ブラケット17の一対の側板22の外側面22aが押圧されて締め付けられる。
操作レバー20のロック方向への回転に伴って、回転カム31が一方の締付部材32(非回転カム)に対して回転することにより、一方の締付部材32が締付軸方向Jに移動されて、両締付部材32,34(の締付板部32a,34a)によって、ブラケット17の一対の側板22の外側面22aが押圧されて締め付けられる。
これにより、ブラケット17の各側板22の内側面22bが、アウタージャケット12の対応する被締付部19の外側面19aを締め付ける。その結果、アウタージャケット12のチルト方向Yの移動が規制されて、チルトロックが達成される。また、両被締付部19が締め付られることで、アウタージャケット12が、弾性的に縮径してインナージャケット11を締め付ける。これにより、インナージャケット11の軸方向Xの移動が規制されて、テレスコロックが達成される。このとき、切込み部50,60が設けられているので、ロアー側のアウタージャケット12が更に撓み易く(縮径し易く)なり、インナージャケット11を抱え込む保持力を向上させることができる。
本実施形態では、切込み部50,60の幅狭部52,62が、軸方向スリット40への接続端51,61を含む領域に配置される。このため、二次衝突時において、インナージャケット11とアウタージャケット12とが軸方向Xに相対移動するときに、インナージャケット11の軸方向下端部11Lとアウタージャケット12の切込み部50,60との引っ掛かりの発生を効果的に抑制することができる。このため、二次衝突時のインナージャケット11の移動が妨げられることがない。
特に、図4に示すように、切込み部として、軸方向スリット40から第1周方向Z1に切り込まれた第1切込み部50と、軸方向スリット40から第2周方向Z2に切り込まれた第2切込み部60とを含む。図5(b)に示すように、アウタージャケット12の軸方向Xに関して、第1切込み部50の第1幅狭部52と第2切込み部60の第2幅狭部62とが、完全にオフセットして配置されている。
このため、下記の利点がある。すなわち、二次衝突時において、図5(a)に示すように、操舵部材2側が突き上げられた状態でインナージャケット11が軸方向下方XLへ移動するときに、インナージャケット11の軸方向下端部11Lの鉛直方向下半部11LLが、アウタージャケット12の内周面に対して強く接触する。このとき、両切込み部50,60の幅狭部52,62が軸方向Xにオフセットされているので、インナージャケット11の軸方向下端部11Lの鉛直方向下半部11LLとアウタージャケット12の切込み部(第1切込み部50および第2切込み部60)との引っ掛かりの発生を、一層抑制することができる。
図示していないが、アウタージャケット12の軸方向Xに関して、第1切込み部50の第1幅狭部52の一部のみと、第2切込み部60の第2幅狭部62とが、オフセットして配置されていてもよい。
図5(b)では、第1凸部53が軸方向上方XUに向けて突出し、第2凸部63が軸方向下方XLに向けて突出しているが、これに代えて、第1凸部53が軸方向下方XLに向けて突出し、第2凸部63が軸方向上方XUに向けて突出するようにしてもよい(図示せず)。
(第2実施形態、第3実施形態)
図6は、本発明の第2実施形態のステアリング装置1Pの要部をチルト方向の下方から見た底面図である。図7は、本発明の第3実施形態のステアリング装置1Qの要部をチルト方向の下方から見た底面図である。
図5(b)では、第1凸部53が軸方向上方XUに向けて突出し、第2凸部63が軸方向下方XLに向けて突出しているが、これに代えて、第1凸部53が軸方向下方XLに向けて突出し、第2凸部63が軸方向上方XUに向けて突出するようにしてもよい(図示せず)。
(第2実施形態、第3実施形態)
図6は、本発明の第2実施形態のステアリング装置1Pの要部をチルト方向の下方から見た底面図である。図7は、本発明の第3実施形態のステアリング装置1Qの要部をチルト方向の下方から見た底面図である。
第2、第3実施形態が、第1実施形態と異なるのは下記である。すなわち、第1実施形態では、第1切込み部50の第1凸部53と第2切込み部60の第2凸部63とが、軸方向Xの互いに逆向きの方向に突出することにより、アウタージャケット12の軸方向Xに関して、第1幅狭部52の一部または全部を、第2幅狭部62からオフセットさせている。
これに対して、図6に示される第2実施形態では、第1切込み部50Pの第1凸部53Pと第2切込み部60Pの第2凸部63Pとが、ともに軸方向上方XUに向けて突出している。アウタージャケット12Pの軸方向Xに関して、第1幅狭部52Pの位置と第2幅狭部62Pの位置とが一致している。軸方向スリット40は、コラムジャケット8Pのアウタージャケット12Pの鉛直方向下端部12PELに配置されている。
また、図7に示される第3実施形態では、第1切込み部50Qの第1凸部53Qと第2切込み部60Qの第2凸部63Qとが、軸方向下方XLに向けて突出している。アウタージャケット12Pの軸方向Xに関して、第1幅狭部52Qの位置と第2幅狭部62Qの位置とが一致している。軸方向スリット40は、コラムジャケット8Qのアウタージャケット12Qの鉛直方向下端部12QELに配置されている。
図6の第2実施形態および図7の第3実施形態の構成要素において、図5(b)の第1実施形態の構成要素と同じ構成要素には、図5(b)の第1実施形態の構成要素の参照符号と同じ参照符号を付してある。
第2実施形態および第3実施形態では、幅狭部52P,62P;52Q,62Q3が設けられることにより、二次衝突時に、インナージャケット11の軸方向下端部11Lの鉛直方向下半部11LLとアウタージャケット12P,12Qの切込み部50P,60P;50Q,60Qとの引っ掛かりの発生を抑制することができる。
(第4実施形態)
図8は本発明の第4実施形態のステアリング装置1Rをチルト方向の下方から見た概略底面図である。図8の第4実施形態のステアリング装置1Rが、図5(b)の第1実施形態のステアリング装置1と異なるのは、下記である。
第2実施形態および第3実施形態では、幅狭部52P,62P;52Q,62Q3が設けられることにより、二次衝突時に、インナージャケット11の軸方向下端部11Lの鉛直方向下半部11LLとアウタージャケット12P,12Qの切込み部50P,60P;50Q,60Qとの引っ掛かりの発生を抑制することができる。
(第4実施形態)
図8は本発明の第4実施形態のステアリング装置1Rをチルト方向の下方から見た概略底面図である。図8の第4実施形態のステアリング装置1Rが、図5(b)の第1実施形態のステアリング装置1と異なるのは、下記である。
すなわち、図5(b)の第1実施形態では、各切込み部50,60が、軸方向スリット40の閉塞端42から軸方向Xに離隔した位置に接続されている。
これに対して、図8の第4実施形態では、各切込み部50,60の接続端51,61が、コラムジャケット8Rのアウタージャケット12Rの鉛直方向下端部12RELに配置された軸方向スリット40Rの閉塞端42Rに接続されている。図示していないが、図8の第4実施形態において、軸方向スリット40Rの閉塞端42Rに、第2実施形態の各切込み部50P,60Pの接続端51P,61Pや、第3実施形態の各切込み部50Q,60Qの接続端51Q,61Qが接続されていてもよい。
(第5実施形態)
図9は本発明の第5実施形態のステアリング装置1Sの模式的断面図である。図10(a)は、第5実施形態のステアリング装置1Sのテレスコ調整時の模式的側面図であり、図10(b)は、第5実施形態のステアリング装置1Sの要部を鉛直方向の上方から見た平面図である。
これに対して、図8の第4実施形態では、各切込み部50,60の接続端51,61が、コラムジャケット8Rのアウタージャケット12Rの鉛直方向下端部12RELに配置された軸方向スリット40Rの閉塞端42Rに接続されている。図示していないが、図8の第4実施形態において、軸方向スリット40Rの閉塞端42Rに、第2実施形態の各切込み部50P,60Pの接続端51P,61Pや、第3実施形態の各切込み部50Q,60Qの接続端51Q,61Qが接続されていてもよい。
(第5実施形態)
図9は本発明の第5実施形態のステアリング装置1Sの模式的断面図である。図10(a)は、第5実施形態のステアリング装置1Sのテレスコ調整時の模式的側面図であり、図10(b)は、第5実施形態のステアリング装置1Sの要部を鉛直方向の上方から見た平面図である。
図9の第5実施形態のステアリング装置1Sが、図3の第1実施形態のステアリング装置1と異なるのは、下記である。すなわち、図3の第1実施形態では、コラムジャケット8Rの鉛直方向下方ELに、締付軸21が配置されており、アウタージャケット12の鉛直方向下端部12ELに、軸方向スリット40が形成されている。
これに対して、第5実施形態では、図9に示すように、コラムジャケット8Sの鉛直方向上方EUに締付軸21が配置されて、アウタージャケット12Sの鉛直方向上端部12SEUに、軸方向スリット40Sが形成されている。図10(b)に示すように、軸方向スリット40Sに対して、第1実施形態と同じ構成の第1切込み部50および第2切込み部60が接続されている。
これに対して、第5実施形態では、図9に示すように、コラムジャケット8Sの鉛直方向上方EUに締付軸21が配置されて、アウタージャケット12Sの鉛直方向上端部12SEUに、軸方向スリット40Sが形成されている。図10(b)に示すように、軸方向スリット40Sに対して、第1実施形態と同じ構成の第1切込み部50および第2切込み部60が接続されている。
第5実施形態では、図10(a)に示すように、インナージャケット11Sをアウタージャケット12Sに対して軸方向Xに移動させて行うテレスコ調整時において、インナージャケット11Sの軸方向下端部11SLの鉛直方向上半部11SLUが、押し上げられてアウタージャケット12Sの内周面と強く接触する。このとき、インナージャケット11Sの軸方向下端部11SLの鉛直方向上半部11SLUが、切込み部50,60に対して引っ掛かりを生ずることを抑制することができる。
(第6実施形態)
図11は、本発明の第6実施形態のステアリング装置1Tの概略断面図である。図11の第6実施形態のステアリング装置1Rが図3の第1実施形態のステアリング装置1と主に異なるのは下記である。
(第6実施形態)
図11は、本発明の第6実施形態のステアリング装置1Tの概略断面図である。図11の第6実施形態のステアリング装置1Rが図3の第1実施形態のステアリング装置1と主に異なるのは下記である。
すなわち、図11に示すように、コラムジャケット8Tが、ロアー側のインナージャケット11Tと、軸方向スリット40Tを有するアッパー側のアウタージャケット12Tとを含む。軸方向スリット40Tは、アウタージャケット12Tの鉛直方向下端部12TELに配置されている。アウタージャケット12Tがインナージャケット11Tに対して軸方向に相対摺動してテレスコ調整が行われる。軸方向スリット40Tに接続される切込み部(図示せず)は、第1〜第4実施形態の何れかと同じ構成である。
また、締付機構18は、車体13に固定された側板22によって、アウタージャケット12Tと一体に設けられた一対の被締付部19T(被締付側板に相当)を押圧して締め付ける。締付機構18の締付軸21は、コラムジャケット8Tの鉛直方向下方ELに配置されている。被締付部19Tに設けられて締付軸21を挿通させる締付軸挿通孔29Tは、テレスコ方向(コラムジャケット8Tの軸方向であり、図11の紙面と直交する方向)に延びる長孔に形成されている。
図11の第6実施形態の構成要素において、図3の第1実施形態と同じ構成要素には、第1実施形態の構成要素の参照符号と同じ参照符号を付してある。第6実施形態においては、二次衝突時において、第1〜第4実施形態と同じく切込み部に対する引っ掛かりの発生を抑制することができる。
(第7実施形態)
図12は、本発明の第7実施形態のステアリング装置1Vの概略断面図である。図12の第7実施形態のステアリング装置1Vが図9の第5実施形態のステアリング装置1Sと主に異なるのは下記である。
(第7実施形態)
図12は、本発明の第7実施形態のステアリング装置1Vの概略断面図である。図12の第7実施形態のステアリング装置1Vが図9の第5実施形態のステアリング装置1Sと主に異なるのは下記である。
すなわち、図12に示すように、コラムジャケット8Vが、ロアー側のインナージャケット11Vが、軸方向スリット40Vを有するアッパー側のアウタージャケット12Vとを含む。軸方向スリット40Vは、アウタージャケット12Vの鉛直方向上端部12VEUに配置されている。アウタージャケット12Vがインナージャケット11Vに対して軸方向に相対摺動してテレスコ調整が行われる。軸方向スリット40Vに接続される切込み部(図示せず)は、第1〜第4実施形態の何れかと同じ構成である。
また、締付機構18は、車体13に固定された側板22によって、アウタージャケット12Vと一体に設けられた一対の被締付部19V(被締付側板に相当)を押圧して締め付ける。締付機構18の締付軸21は、コラムジャケット8Vの鉛直方向上方EUに配置されている。被締付部19Vに設けられて締付軸21を挿通させる締付軸挿通孔29Vは、テレスコ方向(コラムジャケット8Vの軸方向であり、図12の紙面と直交する方向)に延びる長孔に形成されている。
図12の第7実施形態では、図9の第5実施形態と同じく、テレスコ調整時に、切込み部に対する引っ掛かりの発生を抑制することができる。
また、図示していないが、本発明は、チルト調整を行わず、テレスコ調整のみが可能なステアリング装置に適用することが可能である。その他、本発明は、特許請求の範囲記載の範囲内で種々の変更を施すことができる。
また、図示していないが、本発明は、チルト調整を行わず、テレスコ調整のみが可能なステアリング装置に適用することが可能である。その他、本発明は、特許請求の範囲記載の範囲内で種々の変更を施すことができる。
1;1P;1Q;1R;1S;1T;1V…ステアリング装置、3…ステアリングシャフト、8;8P;8Q;8R;8S;8T;8V…コラムジャケット、11;11S;11T;11V…インナージャケット、12;12P;12Q;12R;12S;12T;12V…アウタージャケット、12EL;12PEL;12QEL;12REL;12TEL…鉛直方向下端部、12SEU;12TEU…鉛直方向上端部、12a…ジャケット端、17…ブラケット、18…締付機構、19;19S:19T;19V…被締付部、20…操作レバー、21…締付軸、22…側板、23…チルト用長孔、40;40R;40S;40T;40V…軸方向スリット、41…開口端、42;42R…閉塞端、50;50P,50Q…第1切込み部、51;51P;51Q…第1接続端、52;52P;52Q…第1幅狭部、60;60P,60Q…第2切込み部、61;61P;61Q…第2接続端、62;62P;62Q…第2幅狭部、E…鉛直方向、EL…鉛直方向下方、EU…鉛直方向上方、X…軸方向(テレスコ方向)、XL…軸方向下方、XU…軸方向上方、Y…チルト方向、Z…周方向、Z1…第1周方向、Z2…第2周方向
Claims (3)
- 筒状のインナージャケットと、前記インナージャケットに軸方向に相対摺動可能に嵌合され、前記軸方向に延びる軸方向スリットと前記軸方向スリットに接続端で交差状に接続された切込み部とが形成されて弾性的に縮径可能な筒状のアウタージャケットとを含み、ステアリングシャフトを回転可能に支持するコラムジャケットと、
前記アウタージャケットと一体に設けられた一対の被締付部を締め付けることにより前記アウタージャケットに前記インナージャケットを前記軸方向に移動不能に保持させる締付機構と、を備え、
前記切込み部は、前記接続端を含む領域に配置されて前記軸方向に関する幅が絞られた幅狭部を含むステアリング装置。 - 請求項1において、前記切込み部は、前記軸方向スリットから互いに前記アウタージャケットの周方向の逆向きに切り込まれた第1切込み部および第2切込み部を含み、
前記第1切込み部の幅狭部の一部または全部が、前記第2切込み部の幅狭部から、前記軸方向にオフセットされているステアリング装置。 - 請求項1または2において、前記軸方向スリットは、前記アウタージャケットの鉛直方向の上端部または下端部の何れか一方に配置されているステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015116849A JP2017001507A (ja) | 2015-06-09 | 2015-06-09 | ステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015116849A JP2017001507A (ja) | 2015-06-09 | 2015-06-09 | ステアリング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017001507A true JP2017001507A (ja) | 2017-01-05 |
Family
ID=57753530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015116849A Pending JP2017001507A (ja) | 2015-06-09 | 2015-06-09 | ステアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017001507A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20180229755A1 (en) * | 2015-10-22 | 2018-08-16 | Nsk Ltd. | Outer column with bracket, steering column with bracket, and steering device |
-
2015
- 2015-06-09 JP JP2015116849A patent/JP2017001507A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20180229755A1 (en) * | 2015-10-22 | 2018-08-16 | Nsk Ltd. | Outer column with bracket, steering column with bracket, and steering device |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2016190587A (ja) | ステアリング装置 | |
JP6429077B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP2015157502A (ja) | ステアリング装置 | |
JP6344606B2 (ja) | ステアリング装置 | |
US8931804B2 (en) | Steering device | |
JP6689692B2 (ja) | 締付装置およびステアリング装置 | |
JP6410645B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP2019001281A (ja) | ステアリング装置 | |
WO2014119630A1 (ja) | ステアリングコラム | |
JP6497543B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP6403333B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP2017001507A (ja) | ステアリング装置 | |
JP6137535B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP6410644B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP2016165933A (ja) | ステアリング装置 | |
JP2016132308A (ja) | ステアリング装置 | |
JP5392114B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP2016193711A (ja) | ステアリング装置 | |
WO2016114223A1 (ja) | ステアリング装置 | |
JP5935928B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP5229262B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP6536888B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP2016159849A (ja) | ステアリング装置 | |
JP6387298B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP2014234140A (ja) | ステアリング装置 |