JP2017000491A - 遊技機 - Google Patents

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Tomoya Hasegawa
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Abstract

【課題】レバー操作装置に作用させる負荷の程度を切り替える装置の設計を簡素にすることができる遊技機を提供する。
【解決手段】遊技者の操作を受け付けるレバー操作装置を備えた遊技機であって、レバー操作装置は、遊技者の操作によって傾倒されるレバーユニット120と、レバーユニットに弾性力を作用させる弾性ユニット140と、レバーユニットに弾性ユニットによる弾性力が作用した高負荷状態と、レバーユニットに弾性ユニットによる弾性力が作用しない低負荷状態とを切り替える切替手段160と、を備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、遊技者の操作を受け付けるレバー操作装置を備えた遊技機に関する。
従来、遊技者の操作を受け付ける操作装置が設けられ、遊技中に遊技者の操作を受け付けると、さまざまな演出が実行される遊技機が広く普及している。また、こうした操作装置の中には、負荷の程度を切り替えることで、遊技者に意外性や期待感を付与するものが提案されている。
例えば、特許文献1には、回転軸に回転自在に軸支されたボタン装置に対して、ボタン装置に接続された駆動装置が負荷を発生させることで、通常時に操作した際の負荷より大きい負荷を遊技者に付与する技術が記載されている。また、特許文献2には、一端が操作側となり、他端がスイッチ側となるレバーが設けられたレバー操作装置において、レバーの他端側に電磁石を設けることで通常時に操作した際の負荷より大きい負荷を遊技者に付与する技術が記載されている。
特開2014−144218号公報 特開2003−102900号公報
しかしながら、従来における負荷の程度を切り替える操作装置の設計は、煩雑になりやすい傾向があった。
そこで、本発明の目的は、負荷の程度を切り替えるレバー操作装置の設計を簡素にすることができる遊技機を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の、遊技者の操作を受け付けるレバー操作装置を備えた遊技機は、レバー操作装置は、遊技者の操作によって傾倒されるレバーユニットと、レバーユニットに弾性力を作用させる弾性ユニットと、レバーユニットに弾性ユニットによる弾性力が作用した高負荷状態と、レバーユニットに弾性ユニットによる弾性力が作用しない低負荷状態とを切り替える切替手段と、を備えたことを特徴とする。
また、レバーユニットは、ケーシングに回転自在に軸支された回転軸と、回転軸に固定され、遊技者が把持する把持部と、を備えてもよい。
また、弾性ユニットは、回転軸と一体回転する固定部材と、回転軸に相対回転自在に設けられた連動部材と、一端が回転部材に固定され、他端が連動部材に固定された弾性部材と、を備え、切替手段は、連動部材に接触して連動部材の回転を規制する規制位置と、連動部材と非接触となり連動部材の回転を許容する許容位置と、に移動される規制部材と、規制部材を規制位置または許容位置に作動するアクチュエータと、を備え、規制部材が規制位置にあるとき高負荷状態となり、規制部材が許容位置にあるとき低負荷状態となってもよい。
また、レバー操作装置は、レバーユニットの傾倒動作が制限される待機位置から、レバーユニットの傾倒動作が可能となる操作位置まで、レバーユニット、弾性ユニットおよび切替手段を一体に移動させる移動ユニットをさらに備えてもよい。
本発明によれば、レバー操作装置に作用させる負荷の程度を切り替える装置の設計を簡素にすることができる。
遊技機を説明するための斜視図である。 レバー操作装置が扉体に取り付けられた状態を示す図である。 レバー操作装置を説明する図である。 操作ユニットを説明するための斜視図である。 レバーユニットおよび弾性ユニットの動作を説明する図である。 切替手段を説明する図である。 レバーユニットに対して弾性ユニットによる弾性力が作用された場合における動作を説明する図である。 移動ユニットを説明する図である。 移動ユニットの動作を説明する図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本実施形態の遊技機1を説明するための斜視図であり、扉が解放された状態を示している。図示のように、遊技機1は、略矩形上に組まれた四辺によって囲繞空間が形成される外枠2と、この外枠2にヒンジ機構によって開閉自在に取り付けられた中枠4と、この中枠4にヒンジ機構によって開閉自在に取り付けられた扉体6と、を備えている。
中枠4は、外枠2と同様に、略矩形上に組まれた四辺によって囲繞空間が形成されており、この囲繞空間に遊技盤8が保持されている。また、扉体6には、ユニット化されたガラス製または樹脂製の透過板10が保持されている。そして、これら中枠4および扉体6を外枠2に対して閉じると、遊技盤8と透過板10とが所定の間隔を維持して略平行に対面するとともに、遊技機1の正面側から透過板10を介して、遊技盤8が視認可能となる。
図2は、レバー操作装置100が扉体6に取り付けられた状態を示す図である。以下、遊技機1の幅方向をX軸方向、遊技機1の厚さ方向をY軸方向、遊技機1の鉛直方向をZ軸方向として説明する。また、X軸方向において正方向を右側、負方向を左側とし、Y軸方向において正方向を前方、負方向を後方とし、Z軸方向において、正方向を上方、負方向を下方とする。
図2に示すように、扉体6の前面であって、透過板10の下方には、受皿ユニット16が設けられている。この受皿ユニット16は、遊技球が貯留される上皿12(受皿)および下皿14(受皿)が設けられており、上皿12と下皿14との間には、遊技者の操作を受け付けるレバー操作装置100が設けられている。遊技機1においては、遊技の進行中に、レバー操作装置100の操作を有効に受け付ける操作有効時間が設定されることがあり、この操作有効時間内に、レバー操作装置100が遊技者の操作を受け付けると、当該操作に応じてさまざまな演出が実行される。
図3は、レバー操作装置100を説明する図であり、図3(a)は、レバー操作装置100を遊技機1から取り外した状態を示し、図3(b)は、レバー操作装置100を操作ユニット102と移動ユニット104に分解した状態を示す。
図3(a)および図3(b)に示すように、レバー操作装置100は、操作ユニット102と、移動ユニット104とを含んで構成される。詳しくは後述するが、操作ユニット102は遊技者の操作を受け付けるものであり、移動ユニット104は、操作ユニット102の動作が制限される待機位置から操作ユニット102の動作が可能となる操作位置まで、操作ユニット102を移動させるものである。
図4は、操作ユニット102を説明するための斜視図である。図4(a)は、操作ユニット102における左後方側からの斜視図であり、図4(b)は、操作ユニット102における右後方側からの斜視図である。
図4(a)に示すように、操作ユニット102は、ケーシング106と、遊技者によって傾倒されるレバーユニット120と、レバーユニット120に弾性力を作用させる弾性ユニット140と、レバーユニット120に弾性ユニット140による弾性力が作用した高負荷状態と、レバーユニット120に弾性ユニット140による弾性力が作用しない低負荷状態とを切り替える切替手段160とを含んで構成されている。
レバーユニット120は、回転軸122、支持部124、把持部126を含んで構成されている。回転軸122は、両端をケーシング106から突出させた状態でケーシング106に回転自在に軸支されており、ケーシング106から突出する回転軸122の両端には、支持部124がそれぞれ設けられている。
支持部124は、平板状の部材であって、長手方向の一端側が回転軸122に固定されており、他端側が把持部126に固定されている。把持部126は、回転軸122に対して平行に配され、把持部126の両端が、一対の支持部124にそれぞれ固定されている。また、把持部126は、操縦桿を模した装飾が施された中空円筒状の部材であり、内部にLED等の演出用の部材が設けられている。詳しくは後述するが、遊技者が把持部126を把持して手前(遊技機1と正対する遊技者側)に引くように操作すると、レバーユニット120は回転軸122を軸として所定の角度範囲で傾倒することとなる。
図4(b)に示すように、ケーシング106と支持部124との間には、第1コイルバネ130がそれぞれ設けられている。第1コイルバネ130は、回転軸122に挿通された状態で、一端がケーシング106に形成された係止孔106aに係止され、他端が支持部124に係止されている。したがって、上記のように遊技者がレバーユニット120を操作すると、支持部124に作用する第1コイルバネ130の弾性力に抗して、レバーユニット120が傾倒することとなる。
弾性ユニット140は、固定部材142、連動部材144、第2コイルバネ146(弾性部材)を含んで構成されている。固定部材142は、回転軸122に挿通された状態で回転軸122に固定されており、回転軸122と一体回転する。
連動部材144は、平板状の本体144aの一端側に回転軸122が相対回転自在に挿通されており、本体144aを回転軸122の径方向に突出させるように回転軸122に設けられている。
第2コイルバネ146は、固定部材142と連動部材144との間において、回転軸122が相対回転自在に挿通されるとともに、一端が固定部材142に形成された固定部142aに固定され、他端が連動部材144に形成された固定部144bに固定される。
図5は、レバーユニット120および弾性ユニット140の動作を説明する図である。図5(a)は、レバーユニット120が遊技者によって傾倒された際の状態を示す左後方側からの斜視図であり、図5(b)は、レバーユニット120が遊技者によって傾倒された際の状態を示す右後方側からの斜視図である。
図5(a)および図5(b)に示すように、遊技者が把持部126を、遊技機1と正対する遊技者側に引くと、レバーユニット120が回転軸122を軸として回転(傾倒)する。そうすると、回転軸122に固定された固定部材142が一体回転するとともに、固定部材142に一端が固定された第2コイルバネ146も一体回転する。第2コイルバネ146が回転すると、第2コイルバネ146の他端を固定する連動部材144も一体回転することから、この場合には、把持部126の操作に際して、第2コイルバネ146の弾性力による負荷が生じることはない。
なお、このとき、回転軸122の両端に設けられた第1コイルバネ130は、それぞれレバーユニット120(支持部124)に対して、レバーユニット120を元(傾倒される前)の状態に復帰させる方向に弾性力を作用させている。したがって、遊技者は、第1コイルバネ130の弾性力に抗してレバーユニット120を操作する(傾倒させる)ことになる。また、遊技者がレバーユニット120から手を放すと、レバーユニット120が第1コイルバネ130の弾性力によって元の状態に復帰する。ここで、レバーユニット120に対して、第1コイルバネ130のみの弾性力(負荷)が作用される(第2コイルバネ146の弾性力が作用しない)状態を低負荷状態とよぶ。
図4(a)に戻り、切替手段160は、電磁ソレノイド(アクチュエータ)162、規制部材164を含んで構成されている。以下に、切替手段160の詳細および位置関係について説明する。
図6は、切替手段160を説明する図であり、図6(a)は、規制部材164が許容位置にある状態を示し、図6(b)および図6(c)は、規制部材164が規制位置にある状態を示す。また、図6(a)および図6(b)は、右側からの側面図であり、図6(c)は左後方側からの拡大斜視図である。
図6(a)に示すように、電磁ソレノイド162は、通常、バネの弾性力により鉄心を下方に突出させており、不図示のコイルに通電すると、バネの弾性力に抗して鉄心を上方に引き寄せる。なお、電磁ソレノイド162は、取付部材166を介して、締結部材108によって、ケーシング106に固定されている。また、電磁ソレノイド162は、連動部材144の位置に比べて前方(Y軸の正方向)に配設されている。
規制部材164は、一端と他端とで肉厚(Z軸方向)が異なる板部材であり、肉厚の薄い一端側には鉛直方向(Z軸方向)における上方に向けて突出した突起部164aが形成されており、肉厚の厚い他端側は、取付部材166に相対回転自在に軸支されている。規制部材164における一端と他端との間には、電磁ソレノイド162の鉄心と連結された連結棒168が設けられており、鉄心と一体となって鉛直方向に移動する。
また、規制部材164は、連動部材144および電磁ソレノイド162の位置に比べて下方に配設されている。より具体的には、肉厚の厚い端部が電磁ソレノイド162の下方、そして、突起部164aが形成される肉厚の薄い端部が連動部材144の下方に位置するように配設されている。
ここで、図6(a)に示す規制部材164は、電磁ソレノイド162の未通電状態において連動部材144と非接触となり、連動部材144の回転を許容する許容位置にある。一方、図6(b)および図6(c)に示すように、規制部材164は、電磁ソレノイド162の通電状態において、突起部164aと連動部材144(係止部144c)とが接触し、連動部材144の回転を規制する規制位置にある。具体的には、電磁ソレノイド162が通電されると、図6(b)、(c)に示すように、電磁ソレノイド162の鉄心が上方に引き寄せられ、鉄心に固定された連結棒168も上方に引き寄せられる。そうすると、規制部材164は、取付部材166に軸支された他端を中心にして、突起部164aが上方に移動し、連動部材144の先端に設けられた係止部144cと接触した規制位置に移動する。
図7は、レバーユニット120に対して弾性ユニット140による弾性力が作用された場合における動作を説明する図である。図7に示すように、切替手段160が、電磁ソレノイド162を通電状態に切り替え、規制部材164を規制位置に移動させたとする。この状態で、遊技者によってレバーユニット120が傾倒されると、回転軸122と一体に固定部材142、第2コイルバネ146が回転する。このとき、連動部材144には、第2コイルバネ146の端部が固定されているため、連動部材144も回転軸122と一体に回転しようとする。しかしながら、規制部材164が規制位置にあるとき、突起部164aが連動部材144に形成された係止部144cの移動軌跡上に突出している。そのため、連動部材144が回転すると、係止部144cが突起部164aに係止され、連動部材144の回転が規制される。
連動部材144は、回転軸122に相対回転自在に設けられているため、係止部144cが規制部材164に係止された状態では、回転軸122が連動部材144に対して相対回転する。一方、固定部材142は、回転軸122に固定されており、回転軸122と一体回転する。そして、第2コイルバネ146は、一端が固定部材142に固定されており、他端が連動部材144に固定されていることから、係止部144cが規制部材164に係止された状態でレバーユニット120が傾倒されると、第2コイルバネ146に捩じり力が作用する。つまり、レバーユニット120を傾倒する前の状態に復帰させようとする弾性力が第2コイルバネ146に生じる。
しがって、レバーユニット120を傾倒させた遊技者は、規制部材164が規制位置にある場合、規制部材164が許容位置にある場合に比べて、より大きな外力を作用させる必要がある。言い換えると、遊技者は、規制部材164が規制位置にある場合、規制部材164が許容位置にある場合に比べて、レバーユニット120から受ける負荷が大きくなったと感じる。ここで、レバーユニット120に対して第1コイルバネ130による弾性力と、弾性ユニット140(第2コイルバネ146)による弾性力とが作用する状態を高負荷状態とよぶ。
以上のように、レバー操作装置100は、規制部材164が規制位置にあるときに高負荷状態となり、規制部材164が許容位置にあるときに低負荷状態となる。つまり、従来における負荷の程度を切り替える操作装置の設計は、煩雑になりやすい傾向があったものの、本実施形態では、負荷の程度を切り替えるレバー操作装置100の設計を簡素にすることができる。
図8は、移動ユニット104を説明する図である。図8(a)は、移動ユニット104における右後方側からの斜視図を示し、図8(b)は、移動ユニット104における左後方側からの斜視図を示す。ここで、図8(a)および図8(b)は、移動ユニット104が、レバーユニット120の傾倒動作が制限される待機位置にある状態を示している。
図8(a)に示すように、移動ユニット104は、土台部180を備えており、土台部180と遊技機1(不図示)とが固定されることで、レバー操作装置100が遊技機1に配置される。土台部180には、X軸方向に長手方向を沿わせて配される第1支持軸182と、この第1支持軸182よりも下方において第1支持軸182に平行に配された第2支持軸186とが相対回転自在に軸支されている。第1支持軸182は、その両端により、第1懸架部材184を相対回転自在に軸支しており、第2支持軸186は、その両端により、第2懸架部材188を相対回転自在に軸支している。
第1懸架部材184は、一対の板状部材184aと、一対の板状部材184aを連結するとともに、第1支持軸182に平行に配される連結板184bとによって構成される。第1懸架部材184は、各板状部材184aの一端側が第1支持軸182に相対回転自在に軸支されており、他端側に、上記のレバーユニット120の回転軸122(不図示)が相対回転自在に挿通されている。
第2懸架部材188は、第1懸架部材184と同様に一対の板状部材188aと、一対の板状部材188aを連結するとともに、第2支持軸186に平行に配される連結板188b(図8(b)、参照)とによって構成される。第2懸架部材188は、各板状部材188aの一端側が第2支持軸186に相対回転自在に軸支されており、他端側に、ケーシング106に設けられた第3支持軸190が相対回転自在に挿通されている。第3支持軸190は、回転軸122よりも下方に位置し、回転軸122と平行に配されており、ケーシング106に相対回転自在に軸支されている。
また、移動ユニット104は、モータ192を備えており、モータ192の出力軸に、歯車収容部材194に収容された第1歯車196が固定されている。第1歯車196に噛合する第2歯車198は、略半円形状の歯車であって、中心軸200と、中心軸200よりも径方向外方に位置する偏心軸202とが設けられている。中心軸200は、一端が第2歯車198に固定されており、他端が歯車収容部材194に相対回転自在に軸支されている。つまり、中心軸200は、歯車収容部材194と第2歯車198との間に懸架されている。また、偏心軸202は、一端が第2歯車198に固定されており、他端が第2懸架部材188に形成された軸支孔188c内に位置している。つまり、偏心軸202は、第2懸架部材188と第2歯車198との間に懸架されている。
図8(b)に示すように、軸支孔188cは、第2懸架部材188における板状部材188aの長手方向に延びる長孔である。ここで、図8(a)および図8(b)に示す状態では、偏心軸202は、軸支孔188c内において、第3支持軸190側に位置した状態となる。
また、移動ユニット104は、第2支持軸186に設けられた補助機構210を備えている。補助機構210は、第3コイルバネ212と、係合部材214とを含んで構成されている。
第3コイルバネ212は、第2支持軸186に挿通された状態で、一端が第2懸架部材188に形成された係合溝188dに係合され、他端が係合部材214に係合されている。係合部材214は、第3コイルバネ212の他端を係合する本体部214aと第2支持軸186に挿通される円筒部214bとを含んで構成される。本体部214aは、土台部180に当接した状態で締結部材によって固定される。
図9は、移動ユニット104の動作を説明する図である。図9に示すように、遊技機1(図2参照)に設けられた制御装置(不図示)からの制御信号によって作動するモータ192は、第1歯車196を、図中時計回り(実線矢印で示す)方向に回転させる。第1歯車196が回転すると、第2歯車198が連動して図中反時計回り(破線矢印で示す)方向に回転する。第2歯車198が回転すると、偏心軸202は、中心軸200を軸として図中反時計回り方向に移動する。
ここで、図8(a)に示す状態から図9に示す状態に移行するまでに、偏心軸202の一端が中心軸200と同じ高さまで移動すると、偏心軸202の他端は、軸支孔188cが形成される方向に沿って、第3支持軸190側から第2支持軸186側まで移動する。
次に、偏心軸202の一端が中心軸200より高い位置へ移動すると、偏心軸202の他端は、軸支孔188cの上方側の縁を押圧しながら、軸支孔188c内を第2支持軸186側から第3支持軸190側まで移動する。そうすると、偏心軸202の移動に伴う押圧力によって、第2懸架部材188の一端側(ケーシング106側)は、上方に押し上げられ、同時に操作ユニット102全体が上方へ移動する。また、第2懸架部材188に対して補助機構210の第3コイルバネ212の弾性力が作用されているため、操作ユニット102を、偏心軸202のみの押圧力に比べて、容易に押し上げることができる。
このようにして、移動ユニット104は、遊技者によるレバーユニット120の傾倒動作が制限される待機位置(図2参照)からレバーユニット120の傾倒動作が可能となる操作位置まで、操作ユニット102を移動させることができる。例えば、操作ユニット102の操作を受け付ける場合にのみ、操作ユニット102を操作位置に移動させることで、操作ユニット102の操作タイミングであることを遊技者に明確にすることができる。
なお、待機位置においては、操作ユニット102の可動部が不図示のストッパーに接触することで、レバーユニット120の傾倒動作が制限される。ただし、レバーユニット120の傾倒動作を、待機位置および操作位置の双方で可能としてもよい。この場合、例えば、遊技の進行状況等に合わせて、待機位置で遊技者の操作を受け付けたり、操作位置で遊技者の操作を受け付けたりすることで、演出効果をより一層向上することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
また、上記実施形態では、弾性部材として第2コイルバネ146を採用した場合を示したが、これに限定されるものではない。例えば、弾性部材は、渦巻バネなどの回転軸122の回転方向に弾性力を作用させる部材でもよいし、レバーユニット120の把持部126の移動方向に弾性力を作用させる部材であってもよい。
また、上記実施形態では、切替手段160におけるアクチュエータとして電磁ソレノイド162を採用した場合を示したが、これに限定されるものではない。例えば、アクチュエータは、モータであってもよい。
また、上記実施形態では、移動ユニット104を備えることとしたが、移動ユニット104は必須の構成ではない。
本発明は、遊技者の操作を受け付けるレバー操作装置を備えた遊技機に利用できる。
1 遊技機
100 レバー操作装置
102 操作ユニット
104 移動ユニット
106 ケーシング
120 レバーユニット
122 回転軸
126 把持部
140 弾性ユニット
142 固定部材
144 連動部材
146 第2コイルバネ(弾性部材)
160 切替手段
162 電磁ソレノイド(アクチュエータ)
164 規制部材

Claims (4)

  1. 遊技者の操作を受け付けるレバー操作装置を備えた遊技機であって、
    前記レバー操作装置は、
    遊技者の操作によって傾倒されるレバーユニットと、
    前記レバーユニットに弾性力を作用させる弾性ユニットと、
    前記レバーユニットに前記弾性ユニットによる弾性力が作用した高負荷状態と、該レバーユニットに該弾性ユニットによる弾性力が作用しない低負荷状態とを切り替える切替手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記レバーユニットは、
    ケーシングに回転自在に軸支された回転軸と、
    前記回転軸に固定され、遊技者が把持する把持部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記弾性ユニットは、
    前記回転軸と一体回転する固定部材と、
    前記回転軸に相対回転自在に設けられた連動部材と、
    一端が前記固定部材に固定され、他端が前記連動部材に固定された弾性部材と、
    を備え、
    前記切替手段は、
    前記連動部材に接触して該連動部材の回転を規制する規制位置と、該連動部材と非接触となり該連動部材の回転を許容する許容位置と、に移動される規制部材と、
    前記規制部材を前記規制位置または前記許容位置に作動するアクチュエータと、
    を備え、
    前記規制部材が前記規制位置にあるとき前記高負荷状態となり、該規制部材が前記許容位置にあるとき前記低負荷状態となることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記レバー操作装置は、
    前記レバーユニットの傾倒動作が制限される待機位置から、該レバーユニットの傾倒動作が可能となる操作位置まで、該レバーユニット、前記弾性ユニットおよび前記切替手段を一体に移動させる移動ユニットをさらに備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018187115A (ja) * 2017-05-08 2018-11-29 サミー株式会社 遊技機

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