JP2016539077A - 7−α−[9−(4,4,5,5,5−ペンタフルオロ−ペンチル−スルフィニル)ノニル]−エストラ−1,3,5(10)−トリエン−3,17β−ジオール及びその誘導体の使用 - Google Patents

7−α−[9−(4,4,5,5,5−ペンタフルオロ−ペンチル−スルフィニル)ノニル]−エストラ−1,3,5(10)−トリエン−3,17β−ジオール及びその誘導体の使用 Download PDF

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Abstract

本発明は、腫瘍壊死因子(TNF)関連疾患の治療における医薬品の製造のための式Aの化合物の使用、及びTNF関連疾患を治療する方法であって、必要とする対象に、式Aの化合物の治療上有効な量を投与するステップを含む方法を提供する。【化1】【選択図】図3

Description

本発明は、医薬品の分野に属し、特に一般式Aの化合物の新規な医療上の使用に関する。特に、本発明は、TNF関連疾患、例えばリウマチ性関節炎、関節リウマチなどの治療における7−α−[9−(4,4,5,5,5−ペンタフルオロペンチルスルフィニル)ノニル]−エストラ−1,3,5(10)−トリエン−3,17β−ジオール及びそのエステル誘導体の新規な使用に関する。
フルベストラントとも称される、7−α−[9−(4,4,5,5,5−ペンタフルオロペンチルスルフィニル)ノニル]−エストラ−1,3,5(10)−トリエン−3,17β−ジオールは、抗エストロゲン療法に応答せず、且つエストロゲン受容体陽性である閉経後進行性乳がんの治療に一般に使用される公知のエストロゲン受容体遮断薬である。
腫瘍壊死因子α(TNF−α, tumor necrosis factor-α)は、関節リウマチ(RA, rheumatoid arthritis)における原発性炎症性サイトカインであり、活性化された単核細胞、マクロファージ及びTリンパ球によって放出される。その受容体に結合した後、TNF−αは、免疫制御機構で機能することができ、発熱、炎症、感染、外傷治癒及び腫瘍死滅を含めた、体内の様々な病態生理学的プロセスに関与することができる。正常な環境下では、TNF−αの発現及び分泌は、体に厳格に阻害される一方で、様々な疾患における炎症応答に関与するとTNF−αは発現される。TNF−αは、関節に病理学的変化をもたらす可能性のある炎症の制御に関与し、RAにおけるTNF−αの異常な発現は、RAの病因において主要な因子である。TNF−αは、炎症経路における重要なサイトカインであり、関節リウマチを有する患者の滑膜組織、滑液及び血清中に存在する。TNF−αは、TNF−α及び種々の組織因子及びマトリックスタンパク質の間の相互作用を通して、滑膜細胞のRA炎症応答、異常な増殖及びアポトーシス、軟骨及び骨の角膜血管増殖の形成及び破壊を促進し、RA炎症応答の継続的進行を促進する。したがって、TNF−αは、RA疾患活性の臨床指標並びにRAの治療における有効な標的とみなされ得る。
現在、TNF関連疾患の治療における、フルベストラントによって表される一般式Aの化合物の使用は、報告されていない。
本発明の目的は、腫瘍壊死因子α(TNF−α)関連疾患の治療における医薬品の製造についての式Aの化合物の使用を提供することである。
本発明の目的は、以下の技術的解決策によって達成される。
1つの態様では、本発明は、TNF関連疾患の治療における医薬品の製造のための、式Aの化合物
(式中、
置換基R’は、H、2個〜4個の炭素原子を有するアルカノイル又はアルケノイルから選択され、
置換基Rは、H、2個〜22個の炭素原子を有するアルカノイル又はアルケノイルから選択される)
の使用を提供し、
前記TNF関連疾患が、関節炎であり、好ましくは前記関節炎が、リウマチ性関節炎又は関節リウマチであり、
R’が2個〜4個の炭素原子を有するアルカノイルである場合、前記アルカノイルがアセチルであり、
好ましくは、前記置換基Rが、11個〜22個の炭素原子を有するアルケノイルであり、
好ましくは、前記置換基R’が、Hであり、置換基Rが、1個又は2個以上、好ましくは1個〜6個の炭素−炭素二重結合を含有し、11個〜22個の炭素原子を有する直鎖状又は分岐状アルケノイルであり、
好ましくは、置換基Rが、分岐状アルケノイルであり、前記二重結合が、主鎖又は分岐鎖にあり得、好ましくは、置換基Rが、ウンデカ−2−エノイルであり、
好ましくは、前記置換基Rが、11個〜22個の炭素原子を有するアルカノイルであり、
好ましくは、前記置換基R’が、Hであり、置換基Rが、11個〜22個の炭素原子を有する直鎖状又は分岐状アルカノイルであり、
好ましくは、置換基Rが、ウンデカノイル、ドコサノイル、オクタデカノイル及びイソステアロイルから選択される。
別の態様では、本発明は、TNF関連疾患を治療する方法であって、上述のとおり、必要とする対象に、式Aの化合物の治療上有効な量を投与するステップを含み、
好ましくは、前記式Aの化合物が、注射によって投与され、
好ましくは、前記TNF関連疾患が、関節炎であり、さらに好ましくは、前記関節炎が、リウマチ性関節炎又は関節リウマチである、方法も提供する。
本発明は、SDラットにおけるニワトリII型コラーゲンで誘発された関節炎モデルを使用して、そのモデルにおける式Aの化合物(特に、以下の化合物I〜VIを含む)の治療効果を調査する。
炎症を起こしたモデルがSDラットで樹立するのに成功した後、SDラットを、体重によって試験薬物のモデル対照群(12匹のラット)、低用量群、中程度用量群(各々8匹のラット)、及び高用量群(12匹のラット)に無作為に分けた。7日間1日おきに尾部静脈注射により、モデル対照群のラットに、ブランクの脂肪乳剤注射(0.5mL)を投与した。7日間1日おきに尾部静脈注射により、試験薬物の低用量群及び中程度用量群のラットに、式Aの化合物(特に、以降に記述される化合物I〜VIを含む)の脂肪乳剤注射を投与した。14日間1日おきに尾部静脈注射により、試験薬物の高用量群のラットに、式Aの化合物の脂肪乳剤注射を投与した。正常な対照群の12匹の同じモデルにも、ブランクの脂肪乳剤注射を投与した。後足の関節のスコア、後足の関節厚さ測定、血清及び後足の関節組織におけるTNF−αレベル、後足の関節の病理学上の切片などの指標は、薬物の効力を評価するために使用された。
その結果から、式Aの化合物が、顕著に、ラットの後足の腫れの程度及び後足の足首関節の厚さを低減し、血清中のTNF−αレベルを低下させ、且つ、足首関節におけるTNF−αレベルを低下させる上で機能することが示された。ラットの足首関節の病理学上の切片の結果は、血清学のものと実質的に一致した。これは、式Aの化合物が、抗リウマチ性関節炎効果及び抗関節リウマチ効果を示すことを示した。
以降に、本発明の実施態様が、図面と組み合わせて詳細に示される。
正常な対照群のラットの後足の足首関節の病理学上の切片を示す画像である(×400)。 モデル対照群のラットの後足の足首関節の病理学上の切片を示す画像である(×400)。 化合物Iの高用量群(1.40mg/kg)のラットの後足の足首関節の病理学上の切片を示す画像である(×400)。 化合物Vの高用量群(1.80mg/kg)のラットの後足の足首関節の病理学上の切片を示す画像である(×400)。 化合物IIの高用量群(1.80mg/kg)のラットの後足の足首関節の病理学上の切片を示す画像である(×400)。 化合物IIIの高用量群(2.16mg/kg)のラットの後足の足首関節の病理学上の切片を示す画像である(×400)。 化合物IVの高用量群(2.0mg/kg)のラットの後足の足首関節の病理学上の切片を示す画像である(×400)。 化合物VIの高用量群(1.48mg/kg)のラットの後足の足首関節の病理学上の切片を示す画像である(×400)。
本発明は、下の特定の実施態様と組み合わせてさらに記述される。提供される実施例は、例示のためであるにすぎず、本発明の範囲を限定するものではない。
本発明で使用される化合物Iは、Xi'an Libang Pharmaceutical Co., Ltd.社から購入され、化合物II〜IVは、以下の方法によって合成された。本発明に使用されるSDラットは、Super-B&K Laboratory Animal Corp. Ltd.社から購入され、ニワトリII型コラーゲンは、Sigma社から購入され(ロット番号87H5227)、ラット腫瘍壊死因子α[TNF−α]酵素免疫測定法(ELISA, enzyme-linked immunoassay)キットは、Shanghai Biovol Biotech Co., Ltd.社から購入された(ロット番号BV−E12102201)。
本発明は、SDラットにおけるII型コラーゲンで誘発された関節炎モデルを使用して、関節炎(例えば、リウマチ性関節炎及び関節リウマチ)における化合物I及びそのエステル誘導体II〜VIの治療効果を調査する。
化合物IIの合成
1)反応処理
3gフルベストラント(4.95mmol)を、250mL丸底フラスコに添加し、その後撹拌しながら160mLジクロロメタンで溶解した。その後、前記フラスコに0.0822g(0.66mmol)4−ジメチルアミノピリジン(DMAP, 4-dimethylaminopyridine)、0.96g(5.05mmol)ウンデカン酸及び1.02g(4.98mmol)N,N−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC, N,N-dicyclohexylcarbodiimide)を順次添加した。48時間、室温(例えば、20±5℃)で撹拌下で反応後、反応を停止させた。
2)後プロセス
反応系を最初に凍結して、できる限り反応副産物N,N’−ジシクロヘキシル尿素(DCU, N,N'-dicyclohexylurea)を沈殿させた。濾過して、固形物DCUを除去した後、濾液を飽和炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄し、その後中性になるまで水で洗浄して、回転エバポレーターで蒸発させて、ジクロロメタンを除去して、無色透明のコロイド状の液体を得、それを少量の酢酸エチルに溶解させ、その後、白色固形物DCUがまったく析出しなくなるまで、冷蔵庫で凍結させた(例えば、凍結温度は、−15±3℃であってよい)。濾液を濃縮して酢酸エチルを除去し、n−ヘキサン−酢酸エチルの混合溶媒から再結晶化し、濾過して、析出した白色固体(未反応の原材料フルベストラント)を除去した。母液を回転乾燥して、溶媒を除去し、無色油状物を得た。前記油状物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出剤は、n−ヘキサン−酢酸エチル(1:1、体積比)であった)によってさらに精製し、その後回転エバポレーターによって蒸発させて、1.0611gの無色油状物を得、その油状物は、化合物II(純度99.104%、HPLCによって測定された、C18カラム、流動相:水中67%テトラヒドロフラン(THF, tetrahydrfuran)、流速:1.0mL/分、検出波長:220nm)であり、モル収率は、27.7%であった。
IR(cm−1):3385、2926、2855、1756、1494、1463、1199、1152、1059、1017、985、721。
HNMR(500MHz,CDCl3,ppm):δ 7.28(s,1H)、6.83(d,1H)、6.77(d,1H)、3.73(t,1H,J=8Hz)、2.88〜1.17(t,57H)、0.89(s,3H)、0.77(s,3H)。
13CNMR(125MHz,CDCl3,ppm):δ 172.64、148.52、137.13、126.91、122.37、120.10、118.64、81.93、52.75、51.03、46.47、43.33、41.67、38.23、36.89、34.50、34.45、33.85、31.89、29.67、29.50、29.63、29.55、29.49、29.46、29.34、29.30、29.26、29.16、29.12、28.80、28.23、27.11、25.70、25.01、24.88、22.66、14.62、14.50、11.50。
化合物IIIの合成
1)反応処理
3gフルベストラント(4.95mmol)を、250mL丸底フラスコに添加し、その後撹拌しながら、160mLジクロロメタンで溶解した。その後、前記フラスコに0.0822g(0.66mmol)DMAP、1.87g(5.05mmol)ドコサン酸及び1.02g(4.98mmol)DCCを順次添加した。48時間、室温(例えば、20±5℃)で撹拌下で反応させた後、反応を停止させた。
2)後プロセス
実施例1における後プロセスに従って、反応液を処理して、1.016gの白色固体粉末(HPLCにより純度92.634%)(C18カラム、流動相:水中75%THF、流速:1.0mL/分、検出波長:220nm)を得、その粉末は、化合物IIIであり、モル収率は、22.1%であった。
IR(cm−1):3607、3424、2919、2851、1754、1495、1471、1199、1153、1141、1112、1081、985、719。
HNMR(500MHz,CDCl3,ppm):δ 7.28(d,1H)、6.83(d,1H)、6.77(d,1H)、3.74(t,1H,J=8Hz)、2.91〜1.05(t,79H)、0.89(t,3H)、0.77(s,3H)。
13CNMR(125MHz,CDCl3,ppm):δ 172.64、148.53、137.13、126.91、122.37、118.64、81.93、52.83、51.11、46.48、43.34、41.68、38.24、36.89、34.50、33.15、31.94、30.56、29.94、29.86、29.71、29.67、29.63、29.62、29.51、29.48、29.37、29.35、29.27、29.17、29.13、28.81、28.23、27.12、25.70、25.01、24.88、23.16、22.66、14.50、14.01、11.50。
化合物IVの合成
3gフルベストラント(4.95mmol)を、250mL丸底フラスコに添加し、その後、撹拌しながら、160mLジクロロメタンに溶解した。その後、前記フラスコに0.0822g(0.66mmol)DMAP、1.44g(5.05mmol)イソステアリン酸及び1.02g(4.98mmol)DCCを順次添加した。48時間、室温(例えば、20±5℃)で撹拌下で反応させた後、反応を停止させた。
実施例1における後プロセスに従って、反応液を処理して、1.0028gの無色コロイド(純度99.312%、HPLCによって測定された)(実施例2と同じ方法で)を得、そのコロイドは、化合物IVであり、モル収率は23.2%であった。
IR(cm−1):3396、2928、2866、1748、1494、1466、1364、1198、1149、1121、1058、1017、984、720。
HNMR(500MHz,CDCl3,ppm):δ 7.28(s,1H)、6.83(d,1H)、6.76(s,1H)、3.74(t,1H,J=8Hz)、2.35〜1.03(t,71H)、1.09〜0.94(t,3H)、0.89(s,3H)、0.77(s,3H)。
13CNMR(125MHz,CDCl3,ppm):δ 171.15、148.60、137.03、126.88、122.45、118.72、81.94、53.34、53.04、52.82、51.39、50.96、48.46、48.39、48.32、46.48、43.33、41.68、38.21、37.92、37.86、37.79、36.89、34.50、33.16、32.37、32.05、31.11、30.56、30.06、29.96、29.87、29.69、29.55、29.50、29.37、29.32、29.18、28.81、28.26、27.11、26.09、25.65、24.81、22.66、21.21、19.40、14.61、14.50、11.51。
化合物Vの合成
0.36gフルベストラント(0.6mmol)を、50mL丸底フラスコに添加し、その後、撹拌しながら、25mLジクロロメタンで溶解した。その後、前記フラスコに9.93mg(0.08mmol)DMAP、0.113g(0.61mmol)ウンデセン酸及び0.13g(0.64mmol)DCCを順次添加した。48時間、室温(例えば、20±5℃)で撹拌下で反応させた後、反応を停止させた。
実施例2における後プロセスに従って、反応液を処理して、明るい黄色油状物を得た。前記油状物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで3回、中性アルミナで1回さらに精製し、乾固するまで蒸発させて、0.1gの明るい黄色油状物(純度96.010%、HPLCによって測定された)(実施例2と同じ方法で)を得、この油状物は、化合物Vであり、収率は、21.5%であった。
IR(KBr,cm−1):3387、2927、2855、1736、1652、1494、1461、1356、1312、1198、1154、1121、1059、1016、983、721。
HNMR(500MHz,CDCl3,ppm):δ 7.27(t,1H)、7.15(t,1H)、6.87(s,1H)、6.82(s,1H)、6.43(t,2H)、5.99(t,1H)、3.74(t,1H,J=8Hz)、3.2〜1.1(t,51H)、0.89(t,3H,J=7Hz)、0.77(s,3H)。
13CNMR(125MHz,CDCl3,ppm):δ 170.90、165.38、151.71、148.55、137.10、135.55、126.91、122.44、120.94、120.12、118.79、81.93、52.77、51.04、46.50、43.35、41.71、38.27、36.91、34.51、33.18、31.85、30.56、29.94、29.87、29.70、29.62、29.51、29.36、29.34、29.19、29.16、29.09、28.96、28.81、28.23、27.13、25.70、24.88、22.66、14.50、13.50、11.10。
化合物VIの合成
0.31g(0.4mmol)化合物V(実施例4で合成された)、4mL(40mmol)無水酢酸、0.2g(1.6mmol)4−ジメチルアミノピリジン(DMAP)を、50mL丸底フラスコに順次添加した。その後、30mLのTHF溶液を、前記フラスコに添加した。48時間、還流反応させた後、反応を停止させた。
反応系を冷却した後、それを、中性になるまで水で洗浄し、相を分離した。有機層を、回転乾燥して、勾配溶出(溶出剤は、n−ヘキサン−酢酸エチル(40:1/10:1/5:1、体積比)であった)を通して、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製した。その後、乾固するまで溶出剤を蒸発させて、ミルク様白色コロイド液を得、このコロイド液は化合物VIであった。
IR(cm−1):3449、2927、2855、1736、1651、1494、1461、1373、1360、1311、1245、1198、1154、1121、1045、1027、983、896、822、720。
HNMR(500MHz,CDCl3,ppm):δ 7.27(t,1H)、7.15(t,1H)、6.87(t,1H)、6.81(d,1H)、6.40(t,1H)、6.00(d,1H)、5.63(t,1H)、4.70(t,1H)、2.7〜1.1(t,52H)、2.05(t,3H)、0.89(t,3H)、0.82(s,3H)。
13CNMR(125MHz,CDCl3,ppm):δ 170.90、165.36、151.72、148.56、137.07、136.97、126.92、122.43、122.32、120.92、118.73、82.76、52.71、50.98、46.26、42.94、41.40、38.20、38.12、37.06、34.50、33.17、32.50、32.41、31.84、29.85、29.67、29.55、29.49、29.35、29.32、29.18、29.15、28.79、28.16、26.96、25.64、22.78、22.65、21.17、14.63、12.02。
薬力学的実験
モデルの樹立:
ニワトリII型コラーゲンを、2mg/mL濃度で十分に溶解するように4℃で、撹拌しながら、0.1mol/L酢酸に溶解した。得られた溶液を、一夜4℃で冷蔵庫に入れた。液体パラフィン及びラノリンを、2:1(体積比)の比で混合し、混合物を、オートクレーブにかけて、不完全フロイントアジュバント(IFA, incomplete Freund's adjuvant)を調製した。1時間、80℃で、BCG(カルメット・ゲラン桿菌, Bacillus Calmette Guerin)ワクチン(60mg)を不活化し、乳鉢に移し、この乳鉢にIFAを滴下で添加した。均一に破砕した後、得られた混合物を、二重シリンジによって繰り返し押し引きして、完全フロイントアジュバント(CFA, complete Freund's adjuvant)を調製し、BCGワクチンの最終濃度は、2mg/mLであった。等量のニワトリII型コラーゲン酸溶液を、CFAと混合して、安定な乳剤(1ミリリットル当たり1mgのニワトリII型コラーゲンを含有する)になった。
12匹の雌SDラットを、正常な対照群として192匹の雌SDラットから無作為に選択した。残りの180匹のラットを、ヨードチンキで消毒した。75%エタノールで脱ヨード化した後、ラットの各々に、尾部の基部に皮内注射することにより、150μLコラーゲン乳剤を投与し、右の後足の足裏での皮内注射によって、100μLコラーゲン乳剤を投与した。したがって、各ラットについて総計250μLを投与した。7日後、等量のコラーゲン乳剤を、二次免疫として腹腔内に注射した。
ラットのグループ分け及び投与:炎症を起こしたラットを、モデル対照群、体重に基づき試験薬物の低用量群、中程度用量群、及び高用量群に分けた。以下の表1に示される薬物、群、用量及び投与時間に従って投与を行った。
ここで、試験薬物は、以下に示される化合物I〜VIである:
化合物I:
7−α−[9−(4,4,5,5,5−ペンタフルオロペンチルスルフィニル)ノニル]−エストラ−1,3,5(10)−トリエン−3,17β−ジオール
化合物II:
7−α−[9−(4,4,5,5,5−ペンタフルオロペンチルスルフィニル)ノニル]−エストラ−1,3,5(10)−トリエン−3−ヒドロキシル−17−ウンデカノイル
化合物III:
7−α−[9−(4,4,5,5,5−ペンタフルオロペンチルスルフィニル)ノニル]−エストラ−1,3,5(10)−トリエン−3−ヒドロキシル−17−ドコサノイル
化合物IV:
7−α−[9−(4,4,5,5,5−ペンタフルオロペンチルスルフィニル)ノニル]−エストラ−1,3,5(10)−トリエン−3−ヒドロキシル−17−イソステアロイル
化合物V:
7−α−[9−(4,4,5,5,5−ペンタフルオロペンチルスルフィニル)ノニル]−エストラ−1,3,5(10)−トリエン−3−ヒドロキシル−17−(ウンデカ−2−エノイル)
化合物VI:
7−α−[9−(4,4,5,5,5−ペンタフルオロペンチルスルフィニル)ノニル]−エストラ−1,3,5(10)−トリエン−3−アセチル−17−(ウンデカ−2−エノイル)
これらの試験薬物の全ては、脂肪乳剤注射後に投与した。
結果の評価及びデータ収集
各群のラットを、後足の関節についてスコアを付け、炎症を起こす前に足首関節の厚さについて測定した。正常なラットの眼窩静脈叢から血液を採った。その血液の血清を分離し、−20℃で凍結保存して、サイトカインを検出した。3日間炎症を起こさせた後、ラットの関節についてスコアを付け、投与前(炎症を起こしてから19日目に)、投与(炎症を起こしてから20日目に)後3日目及び8日目に足首関節の厚さを測定した。炎症が重篤であるときに(炎症を起こした後23日目に)各群のラットの眼窩静脈叢から血液を採った。その血液の血清を分離し、−20℃で凍結保存した。各群について8匹のラットを、炎症を起こした後28日目に犠牲にし、腹腔内静脈から血液を採った。この血液の血清を分離し、血清学的検出にかけた(TNF−α)。残りのラットを、炎症を起こしてから35日目に犠牲にし、組織学上の指標検出(histology index detection)を行った。
試験結果
(1)後足の関節のスコアの結果
モデルの樹立及び投与後のラットの後足の関節のスコアの結果を、表2に示した。正常な対照群と比較して、モデル対照群の関節のスコアは、有意に増加した(p<0.01)。投与後3日目における炎症が最も重篤であった。モデル対照群の関節のスコアが最高であった。投与群の関節のスコアが減少し、そのほとんどは、モデル対照群と比較して有意差があった(p<0.01)。
(2)後足の足首関節の厚さの判定
表3には、投与後の関節炎を有するラットの右の足首関節の厚さにおける変化が示された。判定結果は、正常な対照群と比較して、モデル対照群の足首関節の厚さが有意に増大し(p<0.01)、同時に、各投与群における足首関節の厚さが、モデル対照群のものと比較して減少し、高用量群は、有意差を有した(p<0.01)ことを示す。投与の前後のそれ自体の比較では、試験薬物の各群におけるラットの後足の足首関節の厚さが、投与の初期に増大し続け、投与時間の延長と共に減少することを示した。
(3)血清中のTNF−αの判定結果
各群のラットの血清におけるTNF−αの判定結果を、表4に示した。ラットに投与した後3日目に、各群における血清中のTNF−αレベルは、正常な群におけるものと比較して有意に増大し、最も有意な増大は、モデル対照群でのものであり(p<0.01)、同時に投与群におけるTNF−αレベルは、モデル対照群と比較して有意に低減し、高用量群は、有意差を有した(p<0.01)。投与後8日目に、モデル対照群における血清中のTNF−αレベルは増大し続け、低用量群におけるTNF−αレベルは、わずかに増大したが、モデル対照群におけるものよりなお低く、その結果は、有意差を示した。
(4)後足の足首関節の組織におけるTNF−αの判定結果
各群のラットでの後足の足首関節におけるTNF−α含量の判定結果を、表5に示した。各投与群での左右の後足の足首関節におけるTNF−αレベルは、正常な群でのラットのものより有意に高かった(p<0.01、p<0.05)。左の足首関節では、足首関節におけるTNF−αレベルは、各治療群で有意に低減し、モデル対照群と比較して有意差を有し(p<0.01)、同時に、正常な群でのラットの足首関節におけるTNF−α含量と比較して明らかな差は示さなかった。右の足首では、足首関節におけるTNF−αレベルも、各治療群で顕著に低減したが、総体的効果は、左の足首でのものと同程度によくはなかった。
(5)ラットの後足の足首関節の病理学的試験結果
ラットの後足の足首関節の病理学的試験結果は、表6及び図1〜7に示された。表6には、関節炎徴候は、最も重篤な関節病巣を有するモデル対照群で明らかであることが示された。関節炎における治療効果は、高用量群で明らかであり、モデル対照群と比較して有意差があった。図1では、正常なラットの顕著な病理学的変化が観察された関節骨、軟骨及び滑膜組織がないこと、両側関節の周囲にある皮膚及び皮下組織における炎症性細胞浸潤がないことが示された。図2では、モデル対照群のラットのほとんどの関節の滑膜組織は、炎症細胞によって浸潤され、滑膜細胞はその少数が増殖しながら変性し、関節の周囲の皮下組織は中程度又は重篤な炎症反応を有したことが示された。図3〜7では、投与の高用量群における病巣状態が、モデル対照群におけるものより軽いことが示された。
(6)結論
本発明は、ラットのニワトリII型コラーゲン及びアジュバントで同時誘発された関節炎における化合物I、II、III、IV、V及びVIの脂肪乳剤注射の治療効果を調査し、関節炎を有するラットにおける様々な指標の分析を通して関節炎の治療でのそれの薬理学上の活性を評価した。
ラットモデル及び投与群のラットの後足の腫れの程度、並びに後足の足首関節の治療の結果から、所定の効果が、ラットの後足の腫れの程度及び後足の足首関節の厚さを低減する上で起こることを知見できる。血清中のTNF−αの検出結果は、血清中のTNF−αレベルを低減できること、及びラットの足首関節の病理学的切片の結果は、血清学のものと実質的に一致したことを示した。
結局、化合物I及びそのエステル誘導体は、この関節炎モデルに治療効果を示し、効力は、用量の増加及び投与時間の延長でよくなることが予想できる。

Claims (11)

  1. TNF関連疾患の治療における医薬品の製造のための、式Aの化合物
    (式中、
    置換基R’は、H、2個〜4個の炭素原子を有するアルカノイル又はアルケノイルから選択され、
    置換基Rは、H、2個〜22個の炭素原子を有するアルカノイル又はアルケノイルから選択される)
    の使用。
  2. TNF関連疾患が、関節炎であり、好ましくは、前記関節炎が、リウマチ性関節炎又は関節リウマチであることを特徴とする請求項1に記載の使用。
  3. R’が2個〜4個の炭素原子を有するアルカノイルである場合、前記アルカノイルがアセチルであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の使用。
  4. 置換基Rが、11個〜22個の炭素原子を有するアルケノイルであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の使用。
  5. 置換基R’が、Hであり、置換基Rが、1個又は2個以上、好ましくは1個〜6個の炭素−炭素二重結合を含有し、かつ11個〜22個の炭素原子を有する直鎖状又は分岐状アルケノイルであることを特徴とする、請求項4に記載の使用。
  6. 置換基Rが、分岐状アルケノイルであり、二重結合が、主鎖又は分岐鎖にあってもよく、好ましくは、置換基Rが、ウンデカ−2−エノイルであることを特徴とする、請求項5に記載の使用。
  7. 置換基Rが、11個〜22個の炭素原子を有するアルカノイルであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の使用。
  8. 置換基R’が、Hであり、置換基Rが、11個〜22個の炭素原子を有する直鎖状又は分岐状アルカノイルであることを特徴とする、請求項7に記載の使用。
  9. 置換基Rが、ウンデカノイル、ドコサノイル、オクタデカノイル及びイソステアロイルから選択されることを特徴とする、請求項1〜3、7及び8のいずれかに記載の使用。
  10. TNF関連疾患を治療する方法であって、必要とする対象に、請求項1〜9のいずれかに記載の式Aの化合物の治療上有効な量を投与するステップを含み、
    好ましくは、前記式Aの化合物が、注射によって投与されることを特徴とする、前記方法。
  11. TNF関連疾患が、関節炎であり、好ましくは、前記関節炎が、リウマチ性関節炎又は関節リウマチであることを特徴とする請求項10に記載の方法。
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