JP2016537146A - 粘性飲料又は食品製品を調製するためのカプセル、方法及びシステム - Google Patents
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Abstract
本発明は、カプセル(1)及び食品又は飲料生成マシン(10)のシステム及びカプセル(1)を記載する。カプセル(1)は、カプセル本体(2)に対して移動及び/又は回転させることができる組込式混合ユニット(5)を有する。混合ユニット(5)を回転させることによって、カプセル(1)内部の飲料又は食品製品原材料が、カプセル内に導入された液体と混合される。混合ユニットの回転は、更に、生成された飲料又は食品製品を、カプセル出口(4)を通じて押す圧力を発生させる。混合ユニットの回転は、また、混合ユニット(5)を、カプセルの出口(4)を選択的に開閉するために、第1の位置と第2の位置との間において移動させることができる。【選択図】 図3
Description
本発明は、食品又は飲料生成マシンに挿入するためのカプセル、並びに飲料又は食品製品、特に、高粘性を有する飲料又は食品製品を生成するための方法及びシステムに関する。システムは、本発明のカプセル及び食品又は飲料生成マシンを備える。
本発明のカプセルは、特に、高粘性の飲料又は食品製品を生成するための、単回使用カプセル、好ましくは、単回投入カプセルに関する。本発明の認識における、高粘性を有する食品製品とは、例えば、スープ、ピューレ、マッシュ、スラリー等である。本発明のカプセルは、また、カートリッジ、カセット、フィルム袋、又は任意の他の剛性、半剛性若しくは非剛性のポッド、又は食品若しくは飲料生成マシン内で使用可能な容器とされ得る。
高粘性飲料又は食品製品の課題は、それを周知のカプセルから注出することが難しいことである。特に、粘性飲料又は食品製品が、飲料又は食品製品原材料を、カプセル内に導入された液体と混合することによって生成される場合、導入される液体の力は、通常、生成された飲料又は食品製品のカプセルを適切に空にするほど十分に高いものではない。更に、周知のカプセルの出口は、多くの場合、十分に大きくないか、十分に開いていない。このため、粘性飲料又は食品製品がカプセルを適切に出ることはできない。周知のカプセルの別の課題は、特に、高粘性の飲料又は食品製品では、必要となる、飲料又は食品製品原材料の、導入された液体との適切な混合を容易に実現できないことである。
国際公開第2010/149509A1号では、容器内での冷菓の製造について記載している。容器は、少なくとも1つの可動スクレーパを備える。スクレーパは、特に、製造された冷菓を容器の側壁からかき落とすために移動可能であり、したがって、容器の注出及び内容排出が向上する。
上記に鑑み、本発明の目的は、従来技術を向上させることである。特に、本発明の目的は、カプセルから適切に注出され得る高粘性飲料又は食品製品を生成するための単回使用カプセルを提供することである。更に、本発明の目的は、単回使用カプセル内に収容された飲料又は食品製品原材料の、導入された液体との混合を向上させることである。最後に、本発明の目的は、生成された高粘性飲料又は食品製品が出ることができる、単回使用カプセルの簡単かつ効率的な開放機構を提供することである。
上述の目的は、添付の独立請求項の対象による本発明のカプセル、システム及び方法によって達成される。本発明の更なる利点は、従属請求項の対象に従い発展される。
特に、本発明は、カプセルの入口内に導入された液体と混合されたときに、飲料又は食品製品を生成するための原材料を収容するためのカプセル本体と、カプセルから飲料又は食品製品を注出するための出口と、前述の本体内部に配置された、原材料と液体とを混合するための混合ユニットであって、混合ユニットが、本体に対して、出口が混合ユニットによって閉じられている第1の位置と、出口が開いている第2の位置との間において選択的に移動可能である、混合ユニットと、を備える、食品又は飲料生成マシンに挿入するためのカプセルに関する。
カプセルは、好ましくは単回使用カプセルであり、より好ましくは単回使用かつ単回投入カプセルである。カプセルは、したがって、組込式の単回使用ミキサーを収容する。
カプセル内部の混合ユニットは、カプセル内に導入された、食品製品の飲料及び液体を生成するための原材料が適切に混合されることを確実とする。同時に、混合ユニットは、カプセル出口の簡単かつ効率的な開放機構を提供する。前述の飲料又は食品製品が出口を通じてカプセルを適切に出ることができることから、カプセルは高粘性飲料又は食品製品の製造に適している。混合ユニットは、例えば、カプセルが挿入され得る食品又は飲料生成マシンによって動作され得る。食品又は飲料生成マシンが混合ユニットを移動させると、カプセル出口が自動的に開き、飲料又は食品製品が自動的かつ適切に混合され、注出されてもよい。
混合動作を実施するために、混合ユニットはその長手方向の軸線を中心に回転可能であることが好ましい。
飲料又は食品製品を作製するために、混合動作により、カプセル本体内部の飲料又は食品製品原材料が、導入された液体と適切に混合することを確実とする。
混合ユニットは、その長手方向の軸線を中心に回転させることによって第1の位置と第2の位置との間において移動可能であると有利である。
例えば、カプセル内部の混合ユニットは、カプセルが挿入される食品又は飲料生成マシンによって回転させることができる。上で述べたように、混合ユニットの回転により、一方では、飲料又は食品製品原材料の、導入された液体との適切な混合を確実とする。その一方で、出口が開かれるように、同回転によって混合ユニットを本体に対し移動させる。混合ユニットを回転させることによる混合ユニットの移動は、ねじに類似する状態で機能し得る。
有利なことに、混合ユニットは、その長手方向の軸線に沿って並進させることによって第1の位置と第2の位置との間において移動可能である。
混合ユニットは、食品又は飲料生成マシンによって直接並進させることができる。すなわち、並進は回転の結果である必要はない。これによって、混合ユニットの回転速度と位置とを個々に制御することができる。
本発明は、更に、カプセルの入口内に導入された液体と混合されたときに、飲料又は食品製品を生成するための原材料を収容するためのカプセル本体と、カプセルから飲料又は食品製品を注出するための出口と、前述の本体内部に配置された、原材料と液体とを混合するための混合ユニットであって、混合ユニットが、本体に対し回転可能であり、回転させることによって、本体内の飲料又は食品製品に対し、出口の方向に圧力を発生させるように設計されている、混合ユニットと、を備える、食品又は飲料生成マシンに挿入するためのカプセルに関する。
出口の方向に作用する圧力は、生成された飲料又は食品製品がカプセルからすばやく注出されるように、それを出口内に押す。混合ユニットによって作用する更なる力により、高粘性飲料又は食品製品であってもカプセルから適切に注出され得る。本発明のカプセルは、生成された飲料又は食品製品を完全に排出することができる。
有利には、本発明のカプセルは、以下のように機能するよう食品又は飲料生成マシンによって回転させることができる、回転可能な混合ユニットを備えて構成される。まず、回転により、混合ユニットが、それが出口を閉じる第1の位置から、出口が開いている第2の位置へと移動する。更に、第2の位置へと移動している間、及び第2の位置にあるとき、混合ユニットの回転は、カプセル内部の生成された飲料又は食品製品に対して圧力を発生させる。換言すると、混合ユニットの回転ユニットは、同時に、出口を開くため、飲料及び食品製品原材料を、導入された液体と混合するため、並びに生成された飲料又は食品製品を出口内に押すために使用される。混合ユニットにより発生する圧力は、その設計に起因するものであり、タービン又はフライトオーガ(flight auger)において発生する圧力と類似している。
好ましくは、混合ユニットは、長尺状の、好ましくは円筒状の中心部と、中心部から半径方向に延出する複数の混合要素と、を備える。
混合ユニットの中心部を、カプセルが挿入される食品又は飲料生成マシンによって回転させると、複数の混合要素により、カプセル本体内部の飲料又は食品製品原材料が、導入された液体と適切に混合される。
各混合要素はその先端部に羽根を備えることが好ましい。
羽根の少なくともいくつかは出口の方向に傾斜していることが好ましい。
混合要素の先端部にある羽根は、一方では、飲料又は食品製品原材料の、導入された液体との適切な混合を生じさせる。その一方では、羽根は、生成された飲料又は食品製品に対し、少なくとも部分的に出口へと向かう力を及ぼす。生じた圧力は生成された飲料又は食品製品を、カプセルの出口内に押す。羽根によって発生する力は、高粘性飲料又は食品製品であってもカプセルから適切に排出するほど十分なものである。
好ましくは、第1の位置にある混合ユニットに対して、出口の方向に圧力が印加されると、カプセルの本体はその容積を増加するように設計されている。
通常、スープ又はピューレ等の高粘性飲料又は食品製品は、100mL〜300mLの範囲の注出量にて提供されるべきである。しかしながら、周知のカプセルは、一般に、それよりも容積が小さい。更に、また、本発明のカプセルでは、容積を可能な限り小さく維持することが望まれる。したがって、カプセルは、容積が増加するように設計されることが好ましい。換言すると、カプセルは、食品又は飲料生成マシンに挿入された後に伸張できることが好ましい。例えば、食品又は飲料生成マシンは、したがって、混合ユニットを、カプセル出口の方向に押してもよい。カプセルは、例えば、同様に、内側から外側に押されるとその容積を増加することができる、蛇腹のように設計することができる。
好ましくは、混合ユニットは、食品又は飲料生成マシンに機械的に結合して、食品又は飲料生成マシンにより移動及び/又は回転させるカップリング手段を備える。
カップリング手段は、例えば、食品又は飲料生成マシンの駆動手段と係合し得る。例えば、カプセルが食品又は飲料生成マシンに挿入されると、駆動手段は、混合ユニットのカップリング手段にスナップ式にはまり得る。同時に、カプセルの本体は、好ましくは、食品又は飲料生成マシンのカプセルシートに着座する。カプセルシートは、混合ユニットが回転する際にカプセル本体も回転することを防止する。
好ましくは、食品又は飲料生成マシンへの更なる結合が防止されるように、カップリング手段は、食品又は飲料生成マシンから分離されたときに変形するように設計されている。
前に述べたように、本発明のカプセルは、好ましくは、単回使用カプセルである。その単回使用後、カップリング手段による、カプセルの、食品又は飲料生成マシンへの機械的結合はもはや不可能である。これによって、カプセルの偶発的な複数回使用を防止できる。同じカプセルの複数回使用は、食品又は飲料生成マシンの内部の汚染の原因となる可能性がある。
好ましくは、出口及び入口は、密閉手段、好ましくは膜及び/又は箔によって密閉されており、密閉手段に穴を開けることができる及び/又は密閉手段をカプセルから剥がすことができる。
好ましくは、使用者は、少なくともカプセルの出口から箔又は膜を剥がす必要がある。しかしながら、密閉手段を剥がした後であっても、混合ユニットがカプセル壁に対して移動するまで、カプセルの出口は依然として混合ユニットによって閉じられている。食品又は飲料生成マシンによるカプセル内への液体の導入は、マシンの注入手段又は穿孔部材によって実現されることが好ましい。注入手段又は穿孔部材は、液体を注入する前に、入口を覆っている箔又は膜を突き刺す又は箔又は膜に穴を開けることができることが好ましい。
本発明は、更に、上述のカプセルと、食品又は飲料生成マシンと、を備える飲料又は食品製品を生成するためのシステムに関する。食品又は飲料生成マシンは、カプセルの混合ユニットを、カプセルの本体に対して回転させる及び/又は移動させるように構成されている。
本発明のシステムは、生成された飲料又は食品製品が高粘性を有する場合であってもカプセルから完全に注出され得る飲料又は食品製品を生成するのに十分に適している。
好ましくは、食品又は飲料生成マシンは、混合ユニットのカップリング手段に機械的に結合するための駆動手段を備える。駆動手段は、食品又は飲料生成マシンのハウジングに対して回転可能及び/又は移動可能である。
好ましくは、食品又は飲料生成マシンは、カプセルの入口に液体を導入するように構成されており、好ましくは、入口を密閉している密閉手段を通じて、穿孔部材によって、液体を注入するように構成されている。
導入される液体は、好ましくは、水又はミルクであり、圧力下でカプセルの入口に提供され得る。生成された飲料又は食品製品をカプセルから適切に注出するために、液圧は、混合ユニットを回転させることによって付加的に提供される圧力とともに機能する。注入される液体は、予熱された液体、例えば、食品又は飲料生成マシンのヒータによって加熱された液体とされ得る。ヒータは、好ましくは、液体貯蔵部とポンプとに接続された、インラインヒータアセンブリとされ得る。ポンプは、好ましくは、液体をカプセル内に導入する前に液体を加圧することができる。
本発明は、更に、液体と混合されたときに飲料又は食品製品を生成するための調整前原材料を収容するカプセル内に液体を導入するステップと、カプセル内部に配置された混合ユニットを、カプセルの出口が混合ユニットによって閉じられている第1の位置から、出口が開いている第2の位置及び移動するステップと、カプセル内の飲料又は食品製品に対して、出口の方向に圧力を発生させるために、その第2の位置にある混合ユニットを回転させるステップと、を含む、飲料又は食品製品を生成するための方法に関する。
好ましくは、混合ユニットを移動するステップは、その第1の位置にある混合ユニットを回転させることによって実施される。
混合ユニットをカプセル本体に対して回転させることによって、まず、出口が開き、次に、液体がカプセル内部の原材料と適切に混合されて、飲料又は食品製品が生成される。3番目に、混合ユニットを回転させることによって、生成された飲料又は食品製品に作用する力によって注出が促される。これは、力がカプセル出口の方向に向けられるからである。
本発明の更なる特徴及び利点については、以下、図面を参照して説明する本発明の好適な実施形態の説明に記載されるとともに、同好適な実施形態から明らかとなろう。
図1(a)は、本発明のカプセル1の側面図を示す。カプセル1は本体2を有する。本体2は、液体と混合されたときに飲料又は食品製品を生成するのに適した飲料又は食品製品原材料を収容するように設計されている。飲料又は食品製品原材料は、カプセル1内に、液体、半液体又は乾燥形態で収容され得る。好ましくは、カプセル1内の飲料又は食品製品原材料は常温保存可能な形態である。飲料又は食品製品原材料は、例えば、スープ粉末、スープ濃縮物、ピューレ粉末、ピューレ濃縮物、シロップ、スラリー、挽いたコーヒー、コーヒー粉末、茶葉等とされ得る。導入される液体は、水であることが好ましいが、ミルク、ミルクベースの液体、スープ等とすることもできる。
カプセル1の本体2は、円筒形、円錐形、半円形又は釣鐘形を有し得る。好ましくは、本体2は、飲料又は食品製品原材料を保持するためのキャビティを形成するカップ形の側壁を有し、かつキャビティを閉じるカバーを有する。本体2は水不透過性及び/又はガス不透過性であることが好ましい。例えば、カプセル本体2はアルミニウム又はプラスチック製とされ得る。カバーは、特に、本体2の入口3に配置されている。更に、本体は、出口4、好ましくは、スパウトを有する。出口4は、キャビティの底部に配置され、生成された飲料又は食品製品の、カップ又はカプセル出口4下の同様の容器内への注出を容易にする。
飲料又は食品製品をカプセル1から生成するためには、食品又は飲料生成マシン10によってカプセル1の入口3に液体が提供される。導入された液体は本体2内部で飲料又は食品製品原材料と相互作用し、前述の相互作用によって生成された飲料又は食品製品が出口4から注出される。カプセル1の使用前に、入口3及び出口4の両方が、それぞれ密閉手段81及び密閉手段82によって密閉されていることが好ましい。各密閉手段81、82は、箔、膜等であってもよく、カプセル1から剥がされるか、穴を開けることができるかのいずれかとされ得る。カプセルの入口側の密閉手段81は、カバーと一体とすることも、更には、カバーを形成することもできる。好適な実施形態においては、出口4を密閉する密閉手段82は、食品又は飲料生成マシン10にカプセル1を挿入する前に使用者が剥がすことができ、入口3を密閉する密閉手段81は、カプセル1内に液体を導入するために、食品又は飲料生成マシン10の注入部材又は穿孔部材によって穴を開けることができる。入口3側の密閉手段82が剥がされることになる場合、密閉手段82を一部のみ剥がすことができるように設計することが好ましい。特に、衛生上の理由のため、密閉手段82の残り部分をカバー上に残しつつ、カバーの中心挿入部(central insertion)上に配置された密閉手段82の一部のみを剥がすことができる。
図1(b)は、図1(a)に示される点F−Fに沿った切断面を示し、カプセル1が、本体2内部に配置された混合ユニット5を収容することを示す。この内部混合ユニット5は、カプセル1内に注入された液体を、カプセル1内に収容された飲料又は食品製品原材料と適切に混合するために使用される。
好ましくは、混合ユニット5は本体2に対して回転可能である。したがって、混合ユニット5は、好ましくは、回転軸を成す、長尺状の、好ましくは円筒状の中心部51と、中心部51の外部表面から半径方向に延出する複数の混合要素52と、を備える。混合ユニット5がカプセル本体2に対して回転すると、複数の混合要素52は液体と原材料の混合物を鋤き、飲料又は食品製品の完全な混合を確実にする。
図1(b)は、閉状態、すなわち、飲料又は食品製品が製造され、注出される前の状態のカプセル1を示す。この閉状態において、混合ユニット5は本体2に対して、混合ユニット5が出口4を閉じる第1の位置にある。出口4を適切に閉じるためには、混合ユニット5の、その出口4に面する端部に栓部材54が設けられることが好ましい。栓部材54は、好ましくはスパウトとして形成される、出口4の形状に合うような形状とされることが好ましい。栓部材54は、出口4の気密封止を可能にする、あるいは少なくとも、出口4を液密状態で閉じる材料で作製され得る。加えて、カプセル1内部の気密封止を設けるために、密閉手段82は、出口4の開口部上に提供され得る。混合ユニット5には、入口3に面する端部に、食品又は飲料生成マシン10の駆動手段12に機械的に結合するように設計されたカップリング手段55が設けられる。カップリング手段55と駆動手段12は相補的な係合手段を有し得る。カップリング手段55は、駆動手段に一度だけ結合することができるように設計される。例えば、カップリング手段は、更なる結合が不可能となるように、分離されたときに変形し得る。例えば、カップリング手段55の係合手段は、それらが駆動手段12の相補的な係合手段への結合のためにそれ以上利用できないように、曲げる、折る、又はカップリング手段55内に押し込むことができる。
図1(c)及び図(d)は、混合ユニット5、特に、複数の混合要素52を更により詳細に示す。これら混合要素52は、その先端部に、それぞれ、少なくとも1つの羽根53を備えることが好ましい。この羽根53は、平坦、凸状又は凹状のいずれかとされ得る。好ましくは、羽根53の少なくともいくつかは出口4の方向に傾斜するか湾曲する。羽根53のいくつかは、また、反対方向に傾斜することができる。特に、羽根53は、様々な方向に向けることができ、例えば、また、入口3の方に向けることができる。羽根53の向きは、また、混合ユニット5上において、例えば、中心部51の長手方向に及び/又は中心部51の周縁に沿って変えることができる。羽根53により、混合ユニット5が回転されたときの、液体と飲料又は食品製品原材料との混合が向上する。
図2(b)は、開状態、すなわち、出口4が開いており、飲料又は食品製品を注出することができる状態にある本発明のカプセル1を示す。出口4を開くために、混合ユニット5は、図1(b)に示されるその第1の位置から、図2(b)に示される、出口4が露出される第2の位置へと移動することができる。栓部材54が出口4から取り外されるように、混合ユニット5全体を本体2に対し移動できることが好ましい。混合ユニット5とカプセル本体2との間の相対運動は、混合ユニット5を回転させることにより発生することが好ましい。換言すると、混合ユニット5は、それぞれ、本体2にねじ込む及び本体2から抜くことができるねじのように機能し得る。しかしながら、混合ユニット5は、また、第1の位置から第2の位置への直線移動と、第2の位置における回転とを含む、組み合わせられた動きを実施するように構成され得る。
混合ユニット5は、カプセル1が挿入される食品又は飲料生成マシン10によって回転させることができるように設計されている。食品又は飲料生成マシン10により生成サイクルが開始されると、第1のステップにおいて、混合ユニット5は、出口4を開くために、第1の位置から第2の位置へと移動する。この移動は、混合ユニット5を回転させることにより発生させることができる。第2のステップでは、混合ユニット5は、その第2の位置において、好ましくは本体2に対する任意の更なる移動なしに回転する。この第2のステップでは、混合ユニット5の回転により、液体の、飲料又は食品製品原材料との適切な混合を確実にする。
図3は、本発明のカプセル1の斜視図を示す。図3(a)は、カプセル1の閉状態を示し、図3(b)には、カプセル1の開状態を示す。これは、図3(a)では、混合ユニット5は第1の位置にあり、図3(b)では、混合ユニット5は、例えば、回転させることによって第2の位置に移動していることを意味する。図3(a)及び図3(b)は、また、羽根53を示す。羽根53のうち少なくともいくつかは、出口4の方向に傾斜していることが好ましい。羽根53は、混合ユニット5の更なる利点及び目的を支持する。
特に、混合ユニット5が回転すると、羽根53は、本体2内で生成された飲料又は食品製品に作用する力を発生させる。回転する混合ユニット5の、発生した力は、タービン羽根によって発生する力に類似する。このため、カプセル1内で生成された飲料又は食品製品に対して、出口4の方向に圧力が印加される。したがって、出口4を通じた飲料又は食品製品の注出及びカプセル1の適切な排出が促進される。特に、液体がカプセル1内に圧力下で更に導入されると、混合ユニット5の圧力と、導入された液体の圧力とを合わせることができ、生成された飲料又は食品製品が高粘性を有する場合、例えば、それがスープ又はピューレの場合であっても、カプセル本体2は、生成された飲料又は食品製品を完全に排出する。
図4及び図5は、本発明のカプセル1の更なる図を示す。図4(a)は、入口3の上にカバーを有するカプセル1の本体2を示す。図4(b)は、特に、入口3側のカバーを上から見たカプセル1を示す。図4(c)は、上から見た、カバーのないカプセル1を示す。この図では、本体2によって画定される、キャビティの底部にある出口4が見える。図4(d)は、特に、出口4が開くその第2の位置において、混合ユニット5がどのように本体2内部に配置されるかを示す。図4(e)は、出口4を閉じるその第1の位置にある混合ユニット5を示す。最後に、図4(f)は、混合ユニット5を図示しないカプセル1の断面を示す。一実施形態においては、カプセル1の入口3の直径は、好ましくは50〜70mm、より好ましくは約60mmである。入口3から出口4までのカプセル1の高さは、好ましくは50〜70mm、より好ましくは55〜60mmである。本体2の側壁は、好ましくは、カップを形成し、カプセル1の回転軸に対して、25°〜35°、好ましくは30°の角度で傾斜している。
図5は、カプセル1の更なる図を示す。より正確には、図5(a)は、入口3側のカバーの頂面図を示す。カバーは、混合ユニット5が通る穴を有することが好ましい。特に、混合ユニット5のカップリング手段55は、穴を通じ、食品又は飲料生成マシン10の駆動手段12に係合することができる。したがって、駆動手段12は、混合ユニット5を本体2に対して回転及び/又は移動させるために、混合ユニット5に機械的に結合することができる。図5(b)は、カバーの断面を示す。
混合ユニット5は、図5(c)及び図(d)に更に示される。特に、中心部51から半径方向に延出する混合要素52と、混合要素52の先端部に設けられる羽根53とが示される。図5(d)の羽根のいくつかは出口4に向かって傾斜し、羽根53のいくつかは入口3の方向に傾斜する。羽根53のそのような配置は、一方では、液体と、本体2内部の飲料又は食品製品原材料との良好な混合を提供し、その一方では、カプセル1から飲料又は食品製品を適切に注出するために、十分な圧力が、下方へと、出口4の方向に向けられる。一実施形態においては、中心部は、10〜15mmという好ましい直径を有する。半径方向に延在する混合要素52及び羽根53の先端部によって画定される円の直径は、好ましくは、35〜45mm、より好ましくは、40〜42mmである。
図6は、挿入されたカプセル1のない本発明のシステムの食品又は飲料生成マシン10を示す。食品又は飲料生成マシン10は、駆動手段12が中に配置されるハウジング13を有する。駆動手段12は、ハウジング13に対して回転可能及び/又は移動可能であることが好ましく、かつマシン10の電動機等によって駆動されることが好ましい。駆動手段12は、本発明のカプセル1内の混合ユニット5のカップリング手段55に結合することができる。混合ユニット5をカプセル1の本体2に対して確実に回転させるために、食品又は飲料生成マシン10は、カプセルシート14を少なくとも含むカプセルホルダを更に備える。カプセルシート14には、カプセル1が回転に抗して保持されるように、カプセル1を取り付けることができる。加えて、食品又は飲料生成マシン10は、カプセル1内に液体を注入するための、好ましくは、注入手段、例えば、穿孔部材11を備える。食品又は飲料生成マシン10は、駆動手段12により液体を注入することもまた可能である。駆動手段12は、給水ラインを組み込んでもよい。このような場合では、カプセル内に液体を供給するための、手段、例えば、混合ユニット5の外部のオリフィスに通じる、中心部51内部の導管、を有する混合ユニット5がカプセル1に設けられることが好ましい。
図6(a)は、駆動手段12がカプセルホルダ14に向かって可能な限り延出している状態を示す。この状態において、挿入されたカプセル1の混合ユニット5は、カプセル1の容積を拡張するために、又は出口4を閉じるために、出口4に向かって押され得る。図6(b)では、駆動手段12はハウジング13に対して移動しており、カプセルシート14から最も遠い位置にある。この状態において、駆動手段12は、挿入されたカプセル1の混合ユニット5を回転させるために、少なくとも回転可能である。
図7は、食品又は飲料生成マシン10にカプセル1が挿入された状態の本発明のシステムを示す。図7(a)では、駆動手段12は混合ユニット5に結合されており、混合ユニット5は、混合ユニットがカプセル1の出口4を閉じる、その第1の位置へと移動されている。注入手段11は、カプセル1の入口3側カバーを通じて挿入され、カプセル内に液体を供給するように配置されている。この液体は、例えば、食品又は飲料生成マシン10のインラインヒータアセンブリによって加熱された、加熱液体とされ得る。液体は、また、食品又は飲料生成マシン10のポンプによって加圧することができる。
図7(b)では、駆動手段12は回転及び/又は移動しており、駆動手段12に結合された混合ユニット5は、したがって、第1の位置から、その第2の位置へと移動しており、すなわち、カプセル1の出口4が開いている。ここでは、注入された液体を飲料又は食品製品原材料と適切に混合し、生成された飲料又は食品製品を出口4内に押すために、駆動手段12は混合ユニット5を回転させることができる。食品又は飲料生成マシン10では、駆動手段12の回転速度を変化できることが好ましい。駆動手段12、ゆえに、混合ユニット5の回転速度12に応じて、食品又は飲料生成マシン10は、カプセル1の本体2内で生成される飲料又は食品製品を押す種々の圧力を発生させることができる。これによって、飲料又は食品製品は下方に押され、カプセル1から注出される。本発明のシステムによって、高粘性飲料又は食品製品であっても、適切かつ完全に注出することができる。
図8は、混合ユニット5が出口4に向かって押されると、図8(a)に示される初期状態から、図8(b)に示される最終状態へと拡張するように設計されている、本発明のカプセル1を示す。あるいは、カプセル1は、また、好ましくは、カプセル1内に圧力下で導入される液体によって、初期状態から拡張状態へと押すことができる。図8(c)は、拡張状態にあるカプセル1の斜視図を更に示す。
拡張可能なカプセル1のカプセル本体2は、少なくとも3つの部分を備えることが好ましい。拡張状態においては、3つの部分は、上部分2aと、中間部分2bと、下部分2cと、を成す。上部分2aは入口3を備える。下部分2cは出口4を備える。上部分2aは、中間部分2bよりも大きな直径を有することが好ましく、中間部分2bは、下部分2cよりも大きな直径を有することが好ましい。初期状態においては、下部分2cは上部分2a内に配置されることが好ましい。特に、初期状態では、上部分2aは下部分2cを同心円状に取り囲むことが好ましい。同時に、中間部分2bは、好ましくは、折りたたまれ、その折りたたまれた状態で、より大きな直径の上部分2aと、より小さな直径の下部分2cとの間の間隙に配置される。カプセル1は、したがって、初期長さへと圧縮される。
初期状態において、例えば、混合ユニット5及び/又は下方に、出口4の方向に押す液圧によって、下部分2cに対して、出口4の方向に圧力が印加されると、下部分2cが上部分2aに対して移動する。すなわち、下部分2cは上部分2a内から押し出される。それによって、中間部分2bは展開される。中間部分2bは、例えば、フィルム又は類似の可動及び/又は可撓性部品とされ得る。中間部分2bが完全に展開されると、カプセル本体はその最終長さに達する。その初期長さをその最終長さへと増加することによって、カプセル本体2は、また、その容積も増加する。特に、カプセル1は、内側から外側へと押されると、同様に、その容積を増加することができる蛇腹のように挙動する。
要約すると、本発明は、対応する食品又は飲料生成マシン10によって回転させることができる組込式の単回使用混合ユニット5を備えたシステム及びカプセル1を開示する。単回使用混合ユニット5を回転させることによって、飲料又は食品製品原材料と、カプセル1内に導入された液体との少なくとも適切な混合が達成される。更に、カプセル本体2内部に圧力が発生し、これにより、生成された飲料又は食品製品をカプセル出口4内に押す。好ましくは、出口4を選択的に開閉するために、混合ユニット5を第1の位置から第2の位置へと選択的に移動させるため、単回使用混合ユニットの回転も使用することができる。
飲料又は食品製品を生成するため、本発明は、以下の方法ステップを提案する。まず、カプセル1内に液体を導入する。同時に、又は少し遅れて、カプセル1内に圧力を蓄積させ、カプセル1の内部混合ユニット5を第1の位置から第2の位置へと移動し、出口4を開く。同時に、又はその後、下方圧力を発生させるために、混合ユニット5を回転させる。
カプセル1から飲料又は食品製品を完全に注出した後、混合ユニット5は、それを第2の位置から第1の位置へと移動させるために、任意選択的に、反対方向に回転させることができる。これによって、出口4は、再度、閉じられ、カプセル1からの液体又は任意の残留原材料の滴下を防止することができる。閉じられたカプセル1は、その後、食品又は飲料生成マシン10から取り外すことができ、廃棄することができる。
主な利点として、本発明は、単回使用カプセルによる、高粘性飲料又は食品製品の効率的な生成を可能にする。
本明細書中に記載される本好適な実施形態に対する種々の変更及び修正は当業者には明らかであろうことは理解すべきである。このような変更及び修正は本発明の範囲及び趣旨から逸脱することなく、かつその付随する利点を減じることなく施すことができる。したがって、このような変更及び修正は添付の請求項によって包含されるものとする。
Claims (15)
- 食品又は飲料生成マシン(10)に挿入するためのカプセル(1)であって、
(i)前記カプセル(1)内に導入された液体と混合されたときに飲料又は食品製品を生成するための原材料を収容するためのカプセル本体(2)と、
(ii)前記カプセル(1)から前記飲料又は食品製品を注出するための出口(4)と、
(iii)前記本体(2)内部に配置された、前記原材料と前記液体とを混合するための混合ユニット(5)であり、
前記混合ユニット(5)が、長尺状の、好ましくは円筒状の中心部(51)と、前記中心部(51)から半径方向に延出する複数の混合要素(52)と、を含み、前記混合ユニット(5)が、前記本体(2)に対して回転可能であり、回転させることによって、前記本体(2)内の前記飲料又は食品製品に対して前記出口(4)の方向に圧力を発生させるように設計されている、混合ユニット(5)と、を備える、カプセル(1)。 - 前記混合ユニット(5)が、前記本体(2)に対して、前記出口(4)が前記混合ユニット(5)によって閉じられている第1の位置と、前記出口(4)が開いている第2の位置との間において選択的に移動可能である、請求項1に記載のカプセル(1)。
- 前記混合ユニット(5)が、その長手方向の軸線を中心に回転させることによって前記第1の位置と前記第2の位置との間において移動可能である、請求項2に記載のカプセル(1)。
- 前記混合ユニットが、その長手方向の軸線に沿って並進させることによって前記第1の位置と前記第2の位置との間において移動可能である、請求項2に記載のカプセル(1)。
- 各混合要素(51)がその先端部に羽根(53)を備える、請求項1〜4のいずれか一項に記載のカプセル(1)。
- 前記羽根(53)の少なくともいくつかが前記出口(4)の方向に傾斜している、請求項5に記載のカプセル(1)。
- 前記第1の位置にある前記混合ユニット(5)に対して、前記出口(4)の方向に圧力が印加されると、前記カプセル(1)の前記本体(2)がその容積を増加するように設計されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載のカプセル(1)。
- 前記混合ユニット(5)が、飲料生成マシン(10)に機械的に結合して、前記飲料生成マシン(10)により移動及び/又は回転されるカップリング手段(55)を備える、請求項1〜7のいずれか一項に記載のカプセル(1)。
- 前記飲料生成マシン(10)への更なる結合が阻止されるように、前記カップリング手段(55)が、前記飲料生成マシン(10)から分離されたときに変形するように設計されている、請求項1〜8のいずれか一項に記載のカプセル(1)。
- 前記カプセル(1)の前記出口(4)及び入口(3)が、密閉手段(81,82)、好ましくは膜及び/又は箔によって密閉されており、前記密閉手段(81,82)に穴を開けることができる及び/又は前記密閉手段(81,82)を前記カプセル(1)から剥がすことができる、請求項1〜9のいずれか一項に記載のカプセル(1)。
- 飲料又は食品製品を生成するためのシステムであって、
(i)請求項1〜10のいずれか一項に記載のカプセル(1)と、
(ii)食品又は飲料生成マシン(10)であり、
前記食品又は飲料生成マシン(10)が、前記カプセル(1)の前記混合ユニット(5)を前記カプセル(1)の前記本体(2)に対して回転させる及び/又は移動させるように構成されている、食品又は飲料生成マシン(10)と、を備える、システム。 - 前記食品又は飲料生成マシン(10)が、前記混合ユニット(5)のカップリング手段(55)に機械的に結合するための駆動手段(12)を備え、前記駆動手段(12)が、前記飲料生成マシン(10)のハウジング(13)に対して回転可能及び/又は移動可能である、請求項11に記載のシステム。
- 前記食品又は飲料生成マシン(10)が、前記カプセル(1)内に液体を導入するように構成されており、好ましくは、前記カプセル(1)の入口(3)を密閉している密閉手段(81)を通じて穿孔部材(11)によって液体を注入するように構成されている、請求項11又は12に記載のシステム。
- 飲料又は食品製品を生成するための方法であって、
(i)前記液体と混合されたときに前記飲料又は食品製品を生成するための調製前原材料を収容する、請求項1〜10のいずれか一項に記載のカプセル(1)内に液体を導入するステップと、
(ii)前記カプセル(1)内部に配置された前記混合ユニット(5)を、前記カプセル(1)の出口(4)が前記混合ユニット(5)によって閉じられている第1の位置から、前記出口(4)が開いている第2の位置へと移動するステップと、
(iii)前記カプセル(1)内の前記飲料又は食品製品に対して前記出口(4)の方向に圧力を発生させるために、その第2の位置にある前記混合ユニット(5)を回転させるステップと、を含む、方法。 - 前記混合ユニット(5)を移動する前記ステップが、その第1の位置にある前記混合ユニット(5)を回転させることによって実施される、請求項14に記載の方法。
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