JP2016535238A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. 熱回収蒸気発生器（「ＨＲＳＧ」）内に位置する溶融カーボネート燃料電池を使用して、ＣＯ_２を低下させるために排出物ガスを処理する方法であって、
   前記ＨＲＳＧのインレットを通して、ＣＯ_２含有排出物ガスを受け取り、受け取られたガス流を形成することと；
   前記受け取られたガス流を、前記ＨＲＳＧ内に位置する、複数の溶融カーボネート燃料電池を含む燃料電池スクリーンに通過させ、前記受け取られたガス流よりも少なくとも約５０体積％少ないＣＯ_２を含むカソード排出物ガスを生じさせることであって、前記受け取られたガス流の実質的に全てを前記溶融カーボネート燃料電池のカソード部分に通過させることと；
   前記カソード排出物ガスを第１の熱交換器に通過させることと；
   前記カソード排出物ガスを排出物スタックに通過させることと
   を含む、方法。
2. 前記受け取られたガス流を前記燃料電池スクリーンに通過させる前に、前記受け取られたガス流をダクトバーナーに通過させることをさらに含む、請求項１に記載の方法。
3. 前記受け取られたガス流を前記ダクトバーナーに通過させることが、前記受け取られたガス流を、少なくとも約４ｍ／秒の空塔速度で前記ダクトバーナーに通過させることを含む、請求項２に記載の方法。
4. 前記受け取られたガス流を、約１ｍ／秒以下の空塔速度で前記燃料電池スクリーンに通過させることをさらに含む、請求項１に記載の方法。
5. 前記カソード排出物ガスを、少なくとも約４ｍ／秒の空塔速度で前記第１の熱交換器に通過させることをさらに含む、請求項１に記載の方法。
6. 前記ＨＲＳＧの前記インレットを通して受け取られた前記ＣＯ _２ 含有排出物ガスが、少なくとも約４ｍ／秒のインレットでの空塔速度を有する、請求項１に記載の方法。
7. 前記燃料電池スクリーンが第１の層および第２の層を含み、かつ前記方法が、前記受け取られたガス流を、前記第１の層に通過させる少なくとも第１のガス流部分および前記第２の層に通過させる第２のガス流部分に分割することをさらに含む、請求項１に記載の方法。
8. 前記受け取られたガス流を前記燃料電池スクリーンに通過させる前に、前記受け取られたガス流を第２の熱交換器に通過させることをさらに含む、請求項１に記載の方法。
9. 前記複数の溶融カーボネート燃料電池が、約１５００ｍＡ／ｍ^２よりも高い電流密度で作動される、請求項１に記載の方法。
10. 前記ＣＯ _２ 含有排出物ガスが、ガスタービンからの排出物ガスを含む、請求項１に記載の方法。
11. 前記カソード排出物が、前記第１の熱交換器に熱を提供する流路において、前記ガスの実質的に全てを含む、請求項１に記載の方法。
12. 前記カソード排出物におけるＣＯ_２濃度を、前記受け取られたガス流と比較して、少なくとも約６５％低下させるように前記燃料電池スクリーンの大きさが設定される、請求項１に記載の方法。