JP2002319248A - アンスクランブル回路 - Google Patents
アンスクランブル回路Info
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- JP2002319248A JP2002319248A JP2001125747A JP2001125747A JP2002319248A JP 2002319248 A JP2002319248 A JP 2002319248A JP 2001125747 A JP2001125747 A JP 2001125747A JP 2001125747 A JP2001125747 A JP 2001125747A JP 2002319248 A JP2002319248 A JP 2002319248A
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アンスクランブル演算処理において、処理を
高速に行い、回路規模の増大を防ぐことを目的とする。 【解決手段】 デコーダ回路5を用いて、一つ前のスク
ランブル演算を行うためのデータから次にスクランブル
演算を行うためのデータを複数ビット一括して生成する
ことにより、クロックが1個入力される毎に複数ビット
でのスクランブル演算を行うことが可能となり、全ての
データセクタのメインデータをアンスクランブル演算行
う時間が短縮でき、回路規模の増大も防いだ回路構成で
実現できる。
高速に行い、回路規模の増大を防ぐことを目的とする。 【解決手段】 デコーダ回路5を用いて、一つ前のスク
ランブル演算を行うためのデータから次にスクランブル
演算を行うためのデータを複数ビット一括して生成する
ことにより、クロックが1個入力される毎に複数ビット
でのスクランブル演算を行うことが可能となり、全ての
データセクタのメインデータをアンスクランブル演算行
う時間が短縮でき、回路規模の増大も防いだ回路構成で
実現できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクのサー
ボ系の安定性を向上させるために、スクランブル処理さ
れたパラレルデータに対してアンスクランブル処理を行
うアンスクランブル回路に関するものである。
ボ系の安定性を向上させるために、スクランブル処理さ
れたパラレルデータに対してアンスクランブル処理を行
うアンスクランブル回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明を適用するのに好適な記録再生装
置として、DVD装置およびCD−ROM装置がある。
置として、DVD装置およびCD−ROM装置がある。
【0003】従来のDVD装置およびCD−ROM装置
における信号変換手段の一つであるメインデータのアン
スクランブル処理を行うアンスクランブル回路につい
て、図7、図8、図9および図10を参照して説明す
る。
における信号変換手段の一つであるメインデータのアン
スクランブル処理を行うアンスクランブル回路につい
て、図7、図8、図9および図10を参照して説明す
る。
【0004】図7はDVD装置およびCD−ROM装置
におけるアンスクランブル回路の構成を示すブロック図
である。図7において、13はシリアル入力データ、1
4はシリアルスクランブル演算回路、15はシリアル出
力データである。16はシフトレジスタ回路、17はシ
リアルデコーダ回路、18はクロック入力、6は初期値
生成回路、30は上記の各構成要素からなるスクランブ
ル係数発生回路である。
におけるアンスクランブル回路の構成を示すブロック図
である。図7において、13はシリアル入力データ、1
4はシリアルスクランブル演算回路、15はシリアル出
力データである。16はシフトレジスタ回路、17はシ
リアルデコーダ回路、18はクロック入力、6は初期値
生成回路、30は上記の各構成要素からなるスクランブ
ル係数発生回路である。
【0005】DVD装置およびCD−ROM装置におい
ては、信号変換手段としてデータセクタを記録セクタ
に、さらに物理セクタに信号を加工していく工程がある
が、そのデータセクタから記録セクタに加工する前に、
データセクタの中の2048バイトのメインデータに対
してアンスクランブル処理を行う必要がある。
ては、信号変換手段としてデータセクタを記録セクタ
に、さらに物理セクタに信号を加工していく工程がある
が、そのデータセクタから記録セクタに加工する前に、
データセクタの中の2048バイトのメインデータに対
してアンスクランブル処理を行う必要がある。
【0006】まず、初期値生成回路6にて初期値データ
をシフトレジスタ回路16に対して設定する。つぎに、
規格によって定められた2ビットの出力値をシリアルデ
コーダ回路17に入力することにより、初期値以降のス
クランブル係数データがシフトレジスタ回路16の特定
のビットに入力され、クロック入力18がシフトレジス
タ回路16に入力される毎にシフトレジスタ回路16の
特定のビットからスクランブル係数データが出力され
る。これがスクランブル係数発生回路30から出力され
るシリアルスクランブル係数データである。
をシフトレジスタ回路16に対して設定する。つぎに、
規格によって定められた2ビットの出力値をシリアルデ
コーダ回路17に入力することにより、初期値以降のス
クランブル係数データがシフトレジスタ回路16の特定
のビットに入力され、クロック入力18がシフトレジス
タ回路16に入力される毎にシフトレジスタ回路16の
特定のビットからスクランブル係数データが出力され
る。これがスクランブル係数発生回路30から出力され
るシリアルスクランブル係数データである。
【0007】さらに、このスクランブル係数発生回路3
0の出力であるシリアルスクランブル係数データとシリ
アル入力データ13との演算が、クロック入力18が入
力される毎にシリアルスクランル演算回路14にて行わ
れ、アンスクランブル処理が行われたデータがシリアル
出力データ15として生成される。
0の出力であるシリアルスクランブル係数データとシリ
アル入力データ13との演算が、クロック入力18が入
力される毎にシリアルスクランル演算回路14にて行わ
れ、アンスクランブル処理が行われたデータがシリアル
出力データ15として生成される。
【0008】図8および図9はDVD装置およびCD−
ROM装置におけるスクランブル処理の規格を具体的に
表す模式図である。図8はDVD装置における規格を表
し、図9はCD−ROM装置における規格を表す。構成
要素の番号については図7と同一である。
ROM装置におけるスクランブル処理の規格を具体的に
表す模式図である。図8はDVD装置における規格を表
し、図9はCD−ROM装置における規格を表す。構成
要素の番号については図7と同一である。
【0009】図8および図9において、シリアルスクラ
ンブル演算回路14は、排他的論理和回路(EX−O
R)で構成され、シリアルデコーダ回路17も排他的論
理和(EX−OR)で構成されている。また、シフトレ
ジスタ回路16は15段のDフリップフロップ(d0〜
d14)で構成されている。なお、図8のDVD装置の
場合は、シリアル入力データ13はMSBファーストで
あり、図9のCD−ROM装置の場合は、シリアル入力
データ13はLSBファーストである。
ンブル演算回路14は、排他的論理和回路(EX−O
R)で構成され、シリアルデコーダ回路17も排他的論
理和(EX−OR)で構成されている。また、シフトレ
ジスタ回路16は15段のDフリップフロップ(d0〜
d14)で構成されている。なお、図8のDVD装置の
場合は、シリアル入力データ13はMSBファーストで
あり、図9のCD−ROM装置の場合は、シリアル入力
データ13はLSBファーストである。
【0010】図8においては、初期値生成回路6にて外
部より設定された値に初期値データが設定された後、シ
フトレジスタ回路16の11ビット目と15ビット目と
の排他的論理和(EX−OR)をとった値が次のスクラ
ンブル係数として1ビット目に入力される。そして、ク
ロック入力18がシフトレジスタ回路16に入力される
毎に、シフトレジスタ回路16の8ビット目からスクラ
ンブル係数データが出力される。さらに、このスクラン
ブル係数データとシリアル入力データ13について、M
SBファーストとして順に排他的論理和(EX−OR)
がとられた結果、アンスクランブル処理が行われたシリ
アル出力データ15が生成され、このシリアル出力デー
タ15はDVD装置の規格を満たしている。
部より設定された値に初期値データが設定された後、シ
フトレジスタ回路16の11ビット目と15ビット目と
の排他的論理和(EX−OR)をとった値が次のスクラ
ンブル係数として1ビット目に入力される。そして、ク
ロック入力18がシフトレジスタ回路16に入力される
毎に、シフトレジスタ回路16の8ビット目からスクラ
ンブル係数データが出力される。さらに、このスクラン
ブル係数データとシリアル入力データ13について、M
SBファーストとして順に排他的論理和(EX−OR)
がとられた結果、アンスクランブル処理が行われたシリ
アル出力データ15が生成され、このシリアル出力デー
タ15はDVD装置の規格を満たしている。
【0011】一方、図9においては、初期値生成回路6
にて特定の初期値データが設定された後、シフトレジス
タ回路16の1ビット目と2ビット目の排他的論理和
(EX−OR)をとった値が次のスクランブル係数とし
て15ビット目に入力される。そして、クロック入力1
8がシフトレジスタ回路16に入力される毎に、シフト
レジスタ回路16の1ビット目からスクランブル係数デ
ータが出力される。さらに、このスクランブル係数デー
タとシリアル入力データ13について、LSBファース
トとして順に排他的論理和(EX−OR)がとられた結
果、アンスクランブル処理が行われたシリアル出力デー
タ15が生成される。このシリアル出力データ15はC
D−ROM規格を満たしている。
にて特定の初期値データが設定された後、シフトレジス
タ回路16の1ビット目と2ビット目の排他的論理和
(EX−OR)をとった値が次のスクランブル係数とし
て15ビット目に入力される。そして、クロック入力1
8がシフトレジスタ回路16に入力される毎に、シフト
レジスタ回路16の1ビット目からスクランブル係数デ
ータが出力される。さらに、このスクランブル係数デー
タとシリアル入力データ13について、LSBファース
トとして順に排他的論理和(EX−OR)がとられた結
果、アンスクランブル処理が行われたシリアル出力デー
タ15が生成される。このシリアル出力データ15はC
D−ROM規格を満たしている。
【0012】図10は、上記図8のDVD装置と図9の
CD−ROM装置のスクランブル回路の規格をゲートR
OM化した場合の構成を示すブロック図である。図10
において、1はパラレル入力データ、2はパラレルスク
ランブル演算回路、3はパラレル出力データ、4はレジ
スタ回路、6は初期値生成回路、7はセレクタ回路、8
はクロック入力、9は初期値プリセット制御信号、19
はゲートROM、40は上記の構成要素からなるスクラ
ンブル係数発生回路である。
CD−ROM装置のスクランブル回路の規格をゲートR
OM化した場合の構成を示すブロック図である。図10
において、1はパラレル入力データ、2はパラレルスク
ランブル演算回路、3はパラレル出力データ、4はレジ
スタ回路、6は初期値生成回路、7はセレクタ回路、8
はクロック入力、9は初期値プリセット制御信号、19
はゲートROM、40は上記の構成要素からなるスクラ
ンブル係数発生回路である。
【0013】まず、初期値生成回路6にて外部から設定
された値によりパラレルの初期値データを生成する。こ
のとき、セレクタ回路7を初期値プリセット制御信号9
にて、初期値生成回路6のパラレル出力がレジスタ回路
4に入力されるように制御する。ここで、クロック入力
8が1個入力されると、レジスタ回路4に初期値生成回
路6の初期値データがラッチされる。
された値によりパラレルの初期値データを生成する。こ
のとき、セレクタ回路7を初期値プリセット制御信号9
にて、初期値生成回路6のパラレル出力がレジスタ回路
4に入力されるように制御する。ここで、クロック入力
8が1個入力されると、レジスタ回路4に初期値生成回
路6の初期値データがラッチされる。
【0014】つぎに、セレクタ回路7をゲートROM1
9のパラレルの出力データがレジスタ回路4に入力され
るように制御する。この状態でクロック入力8がさらに
1個入力されると、レジスタ回路4にゲートROM19
の出力であるパラレルスクランブル係数データがラッチ
される。このとき、レジスタ回路4に前にラッチされて
いたパラレルスクランブル係数データはスクランブル係
数発生回路40の出力として、クロック入力8が1個入
力される毎にパラレルスクランブル演算回路2へ送ら
れ、パラレル入力データ1とともに複数ビットが一括さ
れた状態で演算が行われ、アンスクランブル処理が行わ
れたデータがパラレル出力データ3として生成される。
9のパラレルの出力データがレジスタ回路4に入力され
るように制御する。この状態でクロック入力8がさらに
1個入力されると、レジスタ回路4にゲートROM19
の出力であるパラレルスクランブル係数データがラッチ
される。このとき、レジスタ回路4に前にラッチされて
いたパラレルスクランブル係数データはスクランブル係
数発生回路40の出力として、クロック入力8が1個入
力される毎にパラレルスクランブル演算回路2へ送ら
れ、パラレル入力データ1とともに複数ビットが一括さ
れた状態で演算が行われ、アンスクランブル処理が行わ
れたデータがパラレル出力データ3として生成される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
7のような構造では、シフトレジスタ回路16にクロッ
ク入力18が供給される毎に1ビットずつしかアンスク
ランブル演算を行うことができない。そのために、全て
のデータセクタのメインデータをアンスクランブル演算
するのに時間がかかるという課題を有していた。
7のような構造では、シフトレジスタ回路16にクロッ
ク入力18が供給される毎に1ビットずつしかアンスク
ランブル演算を行うことができない。そのために、全て
のデータセクタのメインデータをアンスクランブル演算
するのに時間がかかるという課題を有していた。
【0016】一方、上記図10のようにDVD装置およ
びCD−ROM装置のスクランブル演算データの規格を
ゲートROM化すると、パラレル処理が可能となり高速
にはなるが、回路規模が増大してしまうという課題を有
していた。
びCD−ROM装置のスクランブル演算データの規格を
ゲートROM化すると、パラレル処理が可能となり高速
にはなるが、回路規模が増大してしまうという課題を有
していた。
【0017】したがって、本発明の目的は、上記課題を
解決し、高速にアンスクランブル演算を行い、かつ、回
路規模の増大を防ぐことができるアンスクランブル回路
を提供することである。
解決し、高速にアンスクランブル演算を行い、かつ、回
路規模の増大を防ぐことができるアンスクランブル回路
を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
アンスクランブル回路は、外部より設定された値に応じ
てパラレル初期値データを生成する初期値生成回路と、
初期値生成回路から出力されるパラレル初期値データを
一方の入力とし、初期値プリセット制御信号に応じて一
方の入力と他方の入力とを選択的に出力するセレクタ回
路と、クロック入力に応じてセレクタ回路の出力をラッ
チしてパラレルスクランブル係数データとして出力する
レジスタ回路と、レジスタ回路から出力されるパラレル
スクランブル係数データを次のパラレルスクランブル係
数データに相当するパラレルデータに変換し、このパラ
レルデータをセレクタ回路へ他方の入力として供給する
デコーダ回路とからなるスクランブル係数発生回路と、
外部より入力されるパラレル入力データとデコーダ回路
より出力されるパラレルスクランブル係数データとのス
クランブル演算を行うパラレルスクランブル演算回路と
を備えている。そして、パラレル入力データに対してク
ロック入力が1回入力される毎にアンスクランブル処理
を行うようにしている。
アンスクランブル回路は、外部より設定された値に応じ
てパラレル初期値データを生成する初期値生成回路と、
初期値生成回路から出力されるパラレル初期値データを
一方の入力とし、初期値プリセット制御信号に応じて一
方の入力と他方の入力とを選択的に出力するセレクタ回
路と、クロック入力に応じてセレクタ回路の出力をラッ
チしてパラレルスクランブル係数データとして出力する
レジスタ回路と、レジスタ回路から出力されるパラレル
スクランブル係数データを次のパラレルスクランブル係
数データに相当するパラレルデータに変換し、このパラ
レルデータをセレクタ回路へ他方の入力として供給する
デコーダ回路とからなるスクランブル係数発生回路と、
外部より入力されるパラレル入力データとデコーダ回路
より出力されるパラレルスクランブル係数データとのス
クランブル演算を行うパラレルスクランブル演算回路と
を備えている。そして、パラレル入力データに対してク
ロック入力が1回入力される毎にアンスクランブル処理
を行うようにしている。
【0019】この構成によれば、レジスタ回路から出力
されるパラレルスクランブル係数データをデコーダ回路
にて次のパラレルスクランブル係数データに相当するパ
ラレルデータに変換し、このパラレルデータをレジスタ
回路で保持させる構成であるため、複数のビットに対し
て同時にアンスクランブル演算を行うことができ、した
がって全てのデータセクタのメインデータのアンスクラ
ンブル演算を高速に行うことができる。しかも、ゲート
ROMではなく単なるデコーダ回路を用いて演算を行う
だけであるため、回路規模の増大を防ぐことができる。
されるパラレルスクランブル係数データをデコーダ回路
にて次のパラレルスクランブル係数データに相当するパ
ラレルデータに変換し、このパラレルデータをレジスタ
回路で保持させる構成であるため、複数のビットに対し
て同時にアンスクランブル演算を行うことができ、した
がって全てのデータセクタのメインデータのアンスクラ
ンブル演算を高速に行うことができる。しかも、ゲート
ROMではなく単なるデコーダ回路を用いて演算を行う
だけであるため、回路規模の増大を防ぐことができる。
【0020】本発明の請求項2記載のアンスクランブル
回路は、特定の値に固定されたパラレル初期値データを
出力する状態と入力されたパラレルデータをそのまま出
力する状態とを初期値プリセット制御信号に応じて選択
する初期値プリセット回路と、クロック入力に応じて初
期値プリセット回路の出力をラッチしてパラレルスクラ
ンブル係数データとして出力するレジスタ回路と、レジ
スタ回路から出力されるパラレルスクランブル係数デー
タを次のパラレルスクランブル係数データに相当するパ
ラレルデータに変換し、このパラレルデータを初期値プ
リセット回路を通してレジスタ回路へ供給するデコーダ
回路とからなるスクランブル係数発生回路と、外部より
入力されるパラレル入力データとデコーダ回路より出力
されるパラレルスクランブル係数データとのスクランブ
ル演算を行うパラレルスクランブル演算回路とを備えて
いる。そして、パラレル入力データに対してクロック入
力が1回入力される毎にアンスクランブル処理を行うよ
うにしている。
回路は、特定の値に固定されたパラレル初期値データを
出力する状態と入力されたパラレルデータをそのまま出
力する状態とを初期値プリセット制御信号に応じて選択
する初期値プリセット回路と、クロック入力に応じて初
期値プリセット回路の出力をラッチしてパラレルスクラ
ンブル係数データとして出力するレジスタ回路と、レジ
スタ回路から出力されるパラレルスクランブル係数デー
タを次のパラレルスクランブル係数データに相当するパ
ラレルデータに変換し、このパラレルデータを初期値プ
リセット回路を通してレジスタ回路へ供給するデコーダ
回路とからなるスクランブル係数発生回路と、外部より
入力されるパラレル入力データとデコーダ回路より出力
されるパラレルスクランブル係数データとのスクランブ
ル演算を行うパラレルスクランブル演算回路とを備えて
いる。そして、パラレル入力データに対してクロック入
力が1回入力される毎にアンスクランブル処理を行うよ
うにしている。
【0021】この構成によれば、レジスタ回路から出力
されるパラレルスクランブル係数データをデコーダ回路
にて次のパラレルスクランブル係数データに相当するパ
ラレルデータに変換し、このパラレルデータをレジスタ
回路で保持させる構成であるため、複数のビットに対し
て同時にアンスクランブル演算を行うことができ、した
がって全てのデータセクタのメインデータのアンスクラ
ンブル演算を高速に行うことができる。しかも、ゲート
ROMではなく単なるデコーダ回路を用いて演算を行う
だけであるため、回路規模の増大を防ぐことができる。
されるパラレルスクランブル係数データをデコーダ回路
にて次のパラレルスクランブル係数データに相当するパ
ラレルデータに変換し、このパラレルデータをレジスタ
回路で保持させる構成であるため、複数のビットに対し
て同時にアンスクランブル演算を行うことができ、した
がって全てのデータセクタのメインデータのアンスクラ
ンブル演算を高速に行うことができる。しかも、ゲート
ROMではなく単なるデコーダ回路を用いて演算を行う
だけであるため、回路規模の増大を防ぐことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】まず、本発明の第1の実施の形態
について図1、図3および図4を用いて説明する。
について図1、図3および図4を用いて説明する。
【0023】図1はDVD装置におけるアンスクランブ
ル回路の構成を示すブロック図である。図1において、
1はパラレル入力データ、2はパラレルスクランブル演
算回路、3はパラレル出力データ、4はレジスタ回路、
5はデコーダ回路、6は初期値生成回路、7はセレクタ
回路、8はクロック入力、9は初期値プリセット制御信
号、10は上記の構成要素から成るスクランブル係数発
生回路である。
ル回路の構成を示すブロック図である。図1において、
1はパラレル入力データ、2はパラレルスクランブル演
算回路、3はパラレル出力データ、4はレジスタ回路、
5はデコーダ回路、6は初期値生成回路、7はセレクタ
回路、8はクロック入力、9は初期値プリセット制御信
号、10は上記の構成要素から成るスクランブル係数発
生回路である。
【0024】上記のパラレルスクランブル回路2は、1
6ビット(多ビット)の排他的論理和回路で構成され
る。以下の実施の形態でも同様である。
6ビット(多ビット)の排他的論理和回路で構成され
る。以下の実施の形態でも同様である。
【0025】まず、初期値生成回路6にて外部から設定
された値によりパラレル初期値データを生成する。この
ときに、セレクタ回路7を初期値プリセット制御信号9
にて、初期値生成回路6の出力がレジスタ回路4に入力
されるように制御する。ここで、クロック入力8が1個
入力されると、レジスタ回路4に初期値生成回路6のパ
ラレル初期値データがラッチされる。
された値によりパラレル初期値データを生成する。この
ときに、セレクタ回路7を初期値プリセット制御信号9
にて、初期値生成回路6の出力がレジスタ回路4に入力
されるように制御する。ここで、クロック入力8が1個
入力されると、レジスタ回路4に初期値生成回路6のパ
ラレル初期値データがラッチされる。
【0026】さらに、クロック入力8がレジスタ回路4
に入力されることによりレジスタ回路4からパラレルス
クランブル係数データが複数ビット出力としてデコーダ
回路5に入力される。このデコーダ回路5にて、DVD
規格のスクランブル係数のパラレル初期値と次のパラレ
ルスクランブル係数値の関係式に基づいて複数ビットの
パラレルスクランブル係数データを発生させる。以降も
この関係式に基づき一つ前のパラレルスクランブル係数
データを使用して次のパラレルスクランブル係数データ
を発生させていく。
に入力されることによりレジスタ回路4からパラレルス
クランブル係数データが複数ビット出力としてデコーダ
回路5に入力される。このデコーダ回路5にて、DVD
規格のスクランブル係数のパラレル初期値と次のパラレ
ルスクランブル係数値の関係式に基づいて複数ビットの
パラレルスクランブル係数データを発生させる。以降も
この関係式に基づき一つ前のパラレルスクランブル係数
データを使用して次のパラレルスクランブル係数データ
を発生させていく。
【0027】つぎに、セレクタ回路7を初期値プリセッ
ト制御信号9にて、デコーダ回路5の出力がレジスタ回
路4に入力されるように制御した状態にてクロック入力
8が1個入力されると、レジスタ回路4にデコーダ回路
5の出力であるパラレルスクランブル係数データがラッ
チされる。
ト制御信号9にて、デコーダ回路5の出力がレジスタ回
路4に入力されるように制御した状態にてクロック入力
8が1個入力されると、レジスタ回路4にデコーダ回路
5の出力であるパラレルスクランブル係数データがラッ
チされる。
【0028】このときに、レジスタ回路4に前にラッチ
されていたパラレルスクランブル係数データは、スクラ
ンブル係数発生回路10の出力として、クロック入力8
が1個入力される毎にパラレルスクランブル演算回路2
に加えられる。そして、パラレルスクランブル演算回路
2で、パラレル入力データ1とともに複数ビットが一括
されて演算が行われ、アンスクランブル処理が行われた
データがパラレル出力データ3として生成される。
されていたパラレルスクランブル係数データは、スクラ
ンブル係数発生回路10の出力として、クロック入力8
が1個入力される毎にパラレルスクランブル演算回路2
に加えられる。そして、パラレルスクランブル演算回路
2で、パラレル入力データ1とともに複数ビットが一括
されて演算が行われ、アンスクランブル処理が行われた
データがパラレル出力データ3として生成される。
【0029】図3はDVD規格における16ビットのス
クランブル係数値の初期値と次データの関係式を示す説
明図である。同図において、最初のd0からd15まで
に入力される16ビットのデータは、r0からr14ま
での規格にて定められた値である。また、d31からd
16までに出力される16ビットのデータは、d0から
d15までに入力される16ビットのデータからデコー
ダ回路5の演算によって生成されるデータである。
クランブル係数値の初期値と次データの関係式を示す説
明図である。同図において、最初のd0からd15まで
に入力される16ビットのデータは、r0からr14ま
での規格にて定められた値である。また、d31からd
16までに出力される16ビットのデータは、d0から
d15までに入力される16ビットのデータからデコー
ダ回路5の演算によって生成されるデータである。
【0030】まず、最初の16ビットは1ビット目に1
1ビット目と15ビット目より求められたスクランブル
係数値が入力され、8ビット目からスクランブル係数値
が出力されていくので、d7=r14+r10、d6=
r13+r9、・・、d8=r0と示される。ただし、
+記号は排他的論理和を示す。以降も同様である。
1ビット目と15ビット目より求められたスクランブル
係数値が入力され、8ビット目からスクランブル係数値
が出力されていくので、d7=r14+r10、d6=
r13+r9、・・、d8=r0と示される。ただし、
+記号は排他的論理和を示す。以降も同様である。
【0031】さらに、次の16ビットがd31=r6+
r2=d14+d10、d30=r5+r1=D13+
d9、・・、d16=r6+r2+r2+r13+r9
=d14+d10+d10+d6=d14+d6とな
り、全てのデータが前の16ビットのデータで表現でき
る。この関係式を実現するように、図1のデコーダ回路
5を構成する。
r2=d14+d10、d30=r5+r1=D13+
d9、・・、d16=r6+r2+r2+r13+r9
=d14+d10+d10+d6=d14+d6とな
り、全てのデータが前の16ビットのデータで表現でき
る。この関係式を実現するように、図1のデコーダ回路
5を構成する。
【0032】図4はDVD用16ビットスクランブル係
数発生回路10の具体的な構成を示す回路図である。図
4において、12は初期値データ、その他の構成要素の
番号は図1と同一である。
数発生回路10の具体的な構成を示す回路図である。図
4において、12は初期値データ、その他の構成要素の
番号は図1と同一である。
【0033】まず、初期値生成回路6にて外部から設定
された値により初期値データ12を発生させる。このと
きに、初期値プリセット制御信号9にて、初期値生成回
路6の出力である初期値データ12がレジスタ回路4に
入力されるようにセレクタ回路7を制御する。ここで、
クロック入力8が1個入力されると、レジスタ回路4に
初期値生成回路6の出力、すなわち、初期値データ12
がラッチされる。
された値により初期値データ12を発生させる。このと
きに、初期値プリセット制御信号9にて、初期値生成回
路6の出力である初期値データ12がレジスタ回路4に
入力されるようにセレクタ回路7を制御する。ここで、
クロック入力8が1個入力されると、レジスタ回路4に
初期値生成回路6の出力、すなわち、初期値データ12
がラッチされる。
【0034】さらに、クロック入力8がレジスタ回路4
に入力されることによりレジスタ回路4から初期値デー
タ12が出力され、デコーダ回路5に入力される。この
デコーダ回路5にてDVD規格のスクランブル係数の初
期値と次の係数値の関係式に基づいた複数ビットのスク
ランブル係数データを発生させる。
に入力されることによりレジスタ回路4から初期値デー
タ12が出力され、デコーダ回路5に入力される。この
デコーダ回路5にてDVD規格のスクランブル係数の初
期値と次の係数値の関係式に基づいた複数ビットのスク
ランブル係数データを発生させる。
【0035】このように、以降もこの関係式に基づき一
つ前のデータを使用してデータ変換のための演算を行う
ことにより、回路規模の増大化を防ぐ構成が可能にな
り、次のデータを発生することができる。
つ前のデータを使用してデータ変換のための演算を行う
ことにより、回路規模の増大化を防ぐ構成が可能にな
り、次のデータを発生することができる。
【0036】つぎに、セレクタ回路7を初期値プリセッ
ト制御信号9にて、デコーダ回路5の出力がレジスタ回
路4に入力されるように制御し、この状態にてクロック
入力8が1個入力されると、レジスタ回路4にデコーダ
回路5の出力であるスクランブル係数データがラッチさ
れる。
ト制御信号9にて、デコーダ回路5の出力がレジスタ回
路4に入力されるように制御し、この状態にてクロック
入力8が1個入力されると、レジスタ回路4にデコーダ
回路5の出力であるスクランブル係数データがラッチさ
れる。
【0037】このときにレジスタ回路4に前にラッチさ
れていたパラレルスクランブル係数データはスクランブ
ル係数発生回路10の出力として、クロック入力8が1
個入力される毎にパラレルスクランブル演算回路2に入
力される。そして、パラレルスクランブル演算回路2に
おいて、パラレル入力データ1とともに複数ビットが一
括されて演算が行われ、アンスクランブル処理が行われ
たデータがパラレル出力データ3として生成される。
れていたパラレルスクランブル係数データはスクランブ
ル係数発生回路10の出力として、クロック入力8が1
個入力される毎にパラレルスクランブル演算回路2に入
力される。そして、パラレルスクランブル演算回路2に
おいて、パラレル入力データ1とともに複数ビットが一
括されて演算が行われ、アンスクランブル処理が行われ
たデータがパラレル出力データ3として生成される。
【0038】上記のように、DVD規格の場合は、外部
から設定された値をもとに初期値データの設定を行うよ
うに、規格にて定められているために、初期値生成回路
6とデコーダ回路5との出力を初期値プリセット制御信
号9にて選択可能なセレクタ回路7を用いた構成を採用
することで、DVD規格を満たすのに十分なスクランブ
ル係数データを発生できる回路が作成できる。
から設定された値をもとに初期値データの設定を行うよ
うに、規格にて定められているために、初期値生成回路
6とデコーダ回路5との出力を初期値プリセット制御信
号9にて選択可能なセレクタ回路7を用いた構成を採用
することで、DVD規格を満たすのに十分なスクランブ
ル係数データを発生できる回路が作成できる。
【0039】以上のように、この実施の形態のアンスク
ランブル回路によれば、レジスタ回路4から出力される
パラレルスクランブル係数データをデコーダ回路5にて
次のパラレルスクランブル係数データに相当するパラレ
ルデータに変換し、このパラレルデータをレジスタ回路
4で保持させる構成であるため、複数のビットに対して
同時にアンスクランブル演算を行うことができ、したが
って全てのデータセクタのメインデータのアンスクラン
ブル演算を高速に行うことができる。しかも、ゲートR
OMではなく単なるデコーダ回路4を用いて演算を行う
だけであるため、回路規模の増大を防ぐことができる。
ランブル回路によれば、レジスタ回路4から出力される
パラレルスクランブル係数データをデコーダ回路5にて
次のパラレルスクランブル係数データに相当するパラレ
ルデータに変換し、このパラレルデータをレジスタ回路
4で保持させる構成であるため、複数のビットに対して
同時にアンスクランブル演算を行うことができ、したが
って全てのデータセクタのメインデータのアンスクラン
ブル演算を高速に行うことができる。しかも、ゲートR
OMではなく単なるデコーダ回路4を用いて演算を行う
だけであるため、回路規模の増大を防ぐことができる。
【0040】つぎに、本発明の第2の実施の形態につい
て図2、図5および図6を用いて説明する。
て図2、図5および図6を用いて説明する。
【0041】図2はCD−ROM装置におけるアンスク
ランブル回路の構成を示すブロック図である。図2にお
いて、1はパラレル入力データ、2はパラレルスクラン
ブル演算回路、3はパラレル出力データ、4はレジスタ
回路、5はデコーダ回路、11は初期値プリセット回
路、8はクロック入力、9は初期値プリセット制御信
号、20は上記の構成要素から成るスクランブル係数発
生回路である。
ランブル回路の構成を示すブロック図である。図2にお
いて、1はパラレル入力データ、2はパラレルスクラン
ブル演算回路、3はパラレル出力データ、4はレジスタ
回路、5はデコーダ回路、11は初期値プリセット回
路、8はクロック入力、9は初期値プリセット制御信
号、20は上記の構成要素から成るスクランブル係数発
生回路である。
【0042】まず、初期値プリセット回路11を用い
て、特定の初期値データを発生させる。このときに、初
期値プリセット制御信号9にて初期値プリセット回路1
1を制御し、その出力をレジスタ回路4に入力する。こ
れによって、クロック入力8の入力時に、レジスタ回路
4にパラレル初期値データがラッチされる。
て、特定の初期値データを発生させる。このときに、初
期値プリセット制御信号9にて初期値プリセット回路1
1を制御し、その出力をレジスタ回路4に入力する。こ
れによって、クロック入力8の入力時に、レジスタ回路
4にパラレル初期値データがラッチされる。
【0043】つぎに、クロック入力8がレジスタ回路4
に入力されることによりレジスタ回路から上記のパラレ
ル初期データが複数ビット出力としてデコーダ回路5に
入力される。このデコーダ回路5にてCD−ROM規格
のスクランブル係数の初期値と次の係数値の関係式に基
づいた複数ビットのデータを発生させる。以降もこの関
係式に基づき一つ前のデータを使用して次のデータを発
生させていく。
に入力されることによりレジスタ回路から上記のパラレ
ル初期データが複数ビット出力としてデコーダ回路5に
入力される。このデコーダ回路5にてCD−ROM規格
のスクランブル係数の初期値と次の係数値の関係式に基
づいた複数ビットのデータを発生させる。以降もこの関
係式に基づき一つ前のデータを使用して次のデータを発
生させていく。
【0044】さらに、クロック入力8が1個入力される
と、デコーダ回路5の出力が初期値プリセット回路11
を通過するように初期値プリセット制御信号9にて初期
値プリセット回路11を制御し、その出力がレジスタ回
路4に入力され、パラレルスクランブル係数データがラ
ッチされる。
と、デコーダ回路5の出力が初期値プリセット回路11
を通過するように初期値プリセット制御信号9にて初期
値プリセット回路11を制御し、その出力がレジスタ回
路4に入力され、パラレルスクランブル係数データがラ
ッチされる。
【0045】このときに、レジスタ回路4に前にラッチ
されていたパラレルスクランブル係数データはスクラン
ブル係数発生回路20の出力としてパラレルスクランブ
ル演算回路2に加えられる。そして、パラレルスクラン
ブル演算回路2において、パラレル入力データ1ととも
に複数ビットが一括されて演算が行われ、アンスクラン
ブル処理が行われたデータがパラレル出力データ3とし
て生成される。
されていたパラレルスクランブル係数データはスクラン
ブル係数発生回路20の出力としてパラレルスクランブ
ル演算回路2に加えられる。そして、パラレルスクラン
ブル演算回路2において、パラレル入力データ1ととも
に複数ビットが一括されて演算が行われ、アンスクラン
ブル処理が行われたデータがパラレル出力データ3とし
て生成される。
【0046】図5はCD−ROM規格における16ビッ
トのスクランブル係数値の初期値と次データの関係式を
示す説明図である。
トのスクランブル係数値の初期値と次データの関係式を
示す説明図である。
【0047】最初の16ビットのデータは、d0からd
14までが規格で定められた特定の初期値にて設定され
る。また、d16からd31までに出力される16ビッ
トのデータは、d0からd15までに入力される16ビ
ットのデータからデコーダ回路5で演算によって生成さ
れるデータである。
14までが規格で定められた特定の初期値にて設定され
る。また、d16からd31までに出力される16ビッ
トのデータは、d0からd15までに入力される16ビ
ットのデータからデコーダ回路5で演算によって生成さ
れるデータである。
【0048】最初の16ビットは15ビット目に1ビッ
ト目と2ビット目より求められたスクランブル係数値が
入力され、1ビット目からスクランブル係数値が出力さ
れていくので、d0=d0、d1=d1、・・、d15
=d0+d1と示される。ただし、+記号は排他的論理
和を示す。以降も同様である。
ト目と2ビット目より求められたスクランブル係数値が
入力され、1ビット目からスクランブル係数値が出力さ
れていくので、d0=d0、d1=d1、・・、d15
=d0+d1と示される。ただし、+記号は排他的論理
和を示す。以降も同様である。
【0049】さらに、次の16ビットがd16=d1+
d2、d17=d2+d3、・・、d31=d15+d
17=d1+d2+d2+d3=D1+d3となり、全
てのデータが前の16ビットのデータで表現できる。こ
の関係式を実現するように、図2のデコーダ回路5を構
成する。
d2、d17=d2+d3、・・、d31=d15+d
17=d1+d2+d2+d3=D1+d3となり、全
てのデータが前の16ビットのデータで表現できる。こ
の関係式を実現するように、図2のデコーダ回路5を構
成する。
【0050】図6はCD−ROM用16ビットスクラン
ブル係数発生回路の具体的な構成を示す回路図である。
図6において、12は初期値データ、その他の構成要素
の番号は図2と同一である。
ブル係数発生回路の具体的な構成を示す回路図である。
図6において、12は初期値データ、その他の構成要素
の番号は図2と同一である。
【0051】まず、初期値プリセット制御信号9にてパ
ラレルの初期値データ12が初期値プリセット回路11
から出力されるように制御する。つぎに、クロック入力
8がレジスタ回路4に入力されると、レジスタ回路4に
初期値プリセット回路11の出力であるパラレルの初期
値データ12がラッチされる。さらに、クロック入力8
がレジスタ回路4に入力されることによりレジスタ回路
4から初期値データ12が出力され、デコーダ回路5に
入力される。このデコーダ回路5にてCD−ROM規格
のスクランブル係数の初期値と次の係数値の関係式に基
づいて複数ビットのパラレルスクランブル係数データを
発生させる。このように、以降もこの関係式に基づき一
つ前のデータを使用することにより、回路規模の増大化
を防ぐ構成が可能になり、次のデータを発生することが
できる。
ラレルの初期値データ12が初期値プリセット回路11
から出力されるように制御する。つぎに、クロック入力
8がレジスタ回路4に入力されると、レジスタ回路4に
初期値プリセット回路11の出力であるパラレルの初期
値データ12がラッチされる。さらに、クロック入力8
がレジスタ回路4に入力されることによりレジスタ回路
4から初期値データ12が出力され、デコーダ回路5に
入力される。このデコーダ回路5にてCD−ROM規格
のスクランブル係数の初期値と次の係数値の関係式に基
づいて複数ビットのパラレルスクランブル係数データを
発生させる。このように、以降もこの関係式に基づき一
つ前のデータを使用することにより、回路規模の増大化
を防ぐ構成が可能になり、次のデータを発生することが
できる。
【0052】つぎに、初期値プリセット制御信号9にて
デコーダ回路5の出力がそのまま初期値プリセット回路
11を通過し、レジスタ回路5に入力されるように制御
する。この状態にて、クロック入力8が1個入力される
と、レジスタ回路4にデコーダ回路5の出力であるパラ
レルスクランブル係数データがラッチされる。このとき
に、レジスタ回路4に前にラッチされていたパラレルス
クランブル係数データはスクランブル係数発生回路9の
出力として、クロック入力8が1個入力される毎にパラ
レルスクランブル回路2に入力される。そして、パラレ
ルスクランブル回路2において、パラレル入力データ1
とともに複数ビットが一括されて演算が行われ、アンス
クランブル処理が行われたデータがパラレル出力データ
3として生成される。
デコーダ回路5の出力がそのまま初期値プリセット回路
11を通過し、レジスタ回路5に入力されるように制御
する。この状態にて、クロック入力8が1個入力される
と、レジスタ回路4にデコーダ回路5の出力であるパラ
レルスクランブル係数データがラッチされる。このとき
に、レジスタ回路4に前にラッチされていたパラレルス
クランブル係数データはスクランブル係数発生回路9の
出力として、クロック入力8が1個入力される毎にパラ
レルスクランブル回路2に入力される。そして、パラレ
ルスクランブル回路2において、パラレル入力データ1
とともに複数ビットが一括されて演算が行われ、アンス
クランブル処理が行われたデータがパラレル出力データ
3として生成される。
【0053】上記のように、CD−ROM規格の場合
は、初期値データの設定を常に特定の値に固定するよう
に、規格にて定められていることを利用し、初期値プリ
セット制御信号9にてデコーダ回路5の出力を初期値プ
リセット回路11が単に通過するように制御可能な構成
にすることで、本発明の第1の実施の形態よりもさらに
回路規模を縮小が可能とした回路構成となり、CD−R
OM規格を満たすのに十分なスクランブル係数を発生で
きる回路が実現できる。
は、初期値データの設定を常に特定の値に固定するよう
に、規格にて定められていることを利用し、初期値プリ
セット制御信号9にてデコーダ回路5の出力を初期値プ
リセット回路11が単に通過するように制御可能な構成
にすることで、本発明の第1の実施の形態よりもさらに
回路規模を縮小が可能とした回路構成となり、CD−R
OM規格を満たすのに十分なスクランブル係数を発生で
きる回路が実現できる。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明のアンスクランブル
回路を用いれば、一つ前のスクランブル演算を行うため
のパラレルスクランブル係数データから次にスクランブ
ル演算するためのパラレルスクランブル係数データを複
数ビット一括して生成することにより、クロック入力が
1個入力される毎に複数ビットでのスクランブル演算を
行うことが可能となり、全てのデータセクタのメインデ
ータをアンスクランブル演算行う時間を短縮でき、かつ
回路規模の増大化を防ぐことができるという有利な効果
が得られる。
回路を用いれば、一つ前のスクランブル演算を行うため
のパラレルスクランブル係数データから次にスクランブ
ル演算するためのパラレルスクランブル係数データを複
数ビット一括して生成することにより、クロック入力が
1個入力される毎に複数ビットでのスクランブル演算を
行うことが可能となり、全てのデータセクタのメインデ
ータをアンスクランブル演算行う時間を短縮でき、かつ
回路規模の増大化を防ぐことができるという有利な効果
が得られる。
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるアンスクラ
ンブル回路の構成を示すブロック図である。
ンブル回路の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態におけるアンスクラ
ンブル回路の構成を示すブロック図である。
ンブル回路の構成を示すブロック図である。
【図3】DVD規格における16ビットスクランブル係
数値の初期値と次データの関係式を示す説明図である。
数値の初期値と次データの関係式を示す説明図である。
【図4】DVD用16ビットスクランブル係数発生回路
の構成を示す回路図である。
の構成を示す回路図である。
【図5】CD−ROM規格における16ビットスクラン
ブル係数値の初期値と次データの関係式を示す説明図で
ある。
ブル係数値の初期値と次データの関係式を示す説明図で
ある。
【図6】CD−ROM用16ビットスクランブル係数発
生回路の構成を示す回路図である。
生回路の構成を示す回路図である。
【図7】従来のアンスクランブル回路の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図8】DVD装置のスクランブル回路の規格を示す模
式図である。
式図である。
【図9】CD−ROM装置のスクランブル回路の規格を
示す模式図である。
示す模式図である。
【図10】DVD装置とCD−ROM装置のスクランブ
ル回路の規格をゲートROM化した場合の構成を示すブ
ロック図である。
ル回路の規格をゲートROM化した場合の構成を示すブ
ロック図である。
1 パラレル入力データ 2 パラレルスクランブル演算回路 3 パラレル出力データ 4 レジスタ回路 5 デコーダ回路 6 初期値生成回路 7 セレクタ回路 8 クロック入力 9 初期値プリセット制御信号 10 スクランブル係数発生回路 11 初期値プリセット回路 12 初期値データ 13 シリアル入力データ 14 シリアルスクランブル演算回路 15 シリアル出力データ 16 シフトレジスタ回路 17 シリアルデコーダ回路 18 クロック入力 19 ゲートROM 20,30,40 スクランブル係数発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 FA24 GB40 KA17 KA21 KA22 5D044 AB01 BC03 CC06 GL18 GL24 GL25 GM03 GM07
Claims (2)
- 【請求項1】 外部より設定された値に応じてパラレル
初期値データを生成する初期値生成回路と、前記初期値
生成回路から出力されるパラレル初期値データを一方の
入力とし、初期値プリセット制御信号に応じて一方の入
力と他方の入力とを選択的に出力するセレクタ回路と、
クロック入力に応じて前記セレクタ回路の出力をラッチ
してパラレルスクランブル係数データとして出力するレ
ジスタ回路と、前記レジスタ回路から出力されるパラレ
ルスクランブル係数データを次のパラレルスクランブル
係数データに相当するパラレルデータに変換し、このパ
ラレルデータを前記セレクタ回路へ他方の入力として供
給するデコーダ回路とからなるスクランブル係数発生回
路と、 外部より入力されるパラレル入力データと前記デコーダ
回路より出力されるパラレルスクランブル係数データと
のスクランブル演算を行うパラレルスクランブル演算回
路とを備え、 前記パラレル入力データに対して前記クロック入力が1
回入力される毎にアンスクランブル処理を行うようにし
たことを特徴とするアンスクランブル回路。 - 【請求項2】 特定の値に固定されたパラレル初期値デ
ータを出力する状態と入力されたパラレルデータをその
まま出力する状態とを初期値プリセット制御信号に応じ
て選択する初期値プリセット回路と、クロック入力に応
じて前記初期値プリセット回路の出力をラッチしてパラ
レルスクランブル係数データとして出力するレジスタ回
路と、前記レジスタ回路から出力されるパラレルスクラ
ンブル係数データを次のパラレルスクランブル係数デー
タに相当するパラレルデータに変換し、このパラレルデ
ータを前記初期値プリセット回路を通して前記レジスタ
回路へ供給するデコーダ回路とからなるスクランブル係
数発生回路と、 外部より入力されるパラレル入力データと前記デコーダ
回路より出力されるパラレルスクランブル係数データと
のスクランブル演算を行うパラレルスクランブル演算回
路とを備え、 前記パラレル入力データに対して前記クロック入力が1
回入力される毎にアンスクランブル処理を行うようにし
たことを特徴とするアンスクランブル回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001125747A JP2002319248A (ja) | 2001-04-24 | 2001-04-24 | アンスクランブル回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001125747A JP2002319248A (ja) | 2001-04-24 | 2001-04-24 | アンスクランブル回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002319248A true JP2002319248A (ja) | 2002-10-31 |
Family
ID=18974910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001125747A Pending JP2002319248A (ja) | 2001-04-24 | 2001-04-24 | アンスクランブル回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002319248A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
2001
- 2001-04-24 JP JP2001125747A patent/JP2002319248A/ja active Pending
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