JP2016534688A - 圧縮機の電気モータの動作を制御するためのシステムおよび方法 - Google Patents

圧縮機の電気モータの動作を制御するためのシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、圧縮機の電気モータの動作を制御するためのシステムであって、少なくとも1つの速度コントローラ(41)と、少なくとも1つの処理コア(42)と、少なくとも1つの信号遅延回路(43)とによって構成される少なくとも1つの予測速度制御ループ(4)を備えるシステムに関し、前記予測ループ(4)の出力信号は、外側速度制御ループ(1)の出力信号に加算される。本発明は、または、圧縮機の電気モータの動作を制御するための方法であって、既知のサンプリングレートにしたがって、第1冷凍サイクル(CR1)を複数の仮想セクタ(J)に離散化するための少なくとも1つの工程と、第1冷凍サイクルの(CR1)の各仮想セクタ(J)における速度補正因子を決定するための少なくとも1つの工程と、後続の冷凍サイクル(CR1)を第1冷凍サイクル(CR1)の離散化において使用されるサンプリングレートにしたがって複数の仮想セクタ(J)に離散化するための少なくとも1つの工程と、第1冷凍サイクル(CR1)の各速度補正因子を後続の冷凍サイクル(CRN)の同等の仮想セクタ(SVN)に適用するための少なくとも1つの工程とを備える方法に関する。

Description

本発明は、圧縮機の電気モータの動作を制御するためのシステムおよび圧縮機の電気モータの動作を制御するための方法に、より詳しくは、例えば、2重蒸発システムにおいて使用される圧縮機において生じるような少なくとも2つの異なるレベルの作動圧力にさらされる(好ましくは往復)圧縮機のための適応システムおよび適応方法に、関する。
概して、本発明は、圧縮機の作動圧力の変更中に、電気モータの速度を減少させることを意図する。
当業者に知られているように、圧縮機、特に往復圧縮機は、圧縮室の容量を制御可能に変更することによって作動流体圧力を変更することができる装置を備え、圧縮室は、通常、作動流体を受け入れるシリンダ室と可動ピストンとによって画定される。したがって、圧縮室の容積は、その内部における可動ピストンの変位に応じて、交互に変更される(減少され、かつ増加される)。入口および作動流体の除去は、吸入弁と排気弁を介して整然と処理され、それらの状態を交互にシフトさせる。
従来の往復圧縮機では、可動ピストンの代替運動は、回転運動における回転駆動力に由来し、特に、回転シャフトに設けられた電気モータに由来する。従来の実施形態では、電気モータのシャフトの前記回転運動は、直線棒と協働する偏心シャフトを介して代替運動に変換され、直線棒は代替ピストンに接続されている。これは、モータシャフトの回転運動が、代替ピストンに与えられた代替(前後)運動に変換されることを意味する。
従来、電気モータの電気的パラメータおよび機械的パラメータが、圧縮サイクルに沿って異なる干渉および振動を受けることが、観察される。
例えば、電気モータの電流が、圧縮シリンダの圧力が増加するにつれて増加する傾向があることが、知られている。圧力増加中の電気モータの電流の間のこの比率は、ピストンが高圧力下で圧縮シリンダの内部にある排出弁の開放に先立ってその正の最大変位に到達して最大の圧縮圧力を生成するときに、(より多くの電流を消費する)電気モータによってなされる余分な労力のため、生じる。
また、電気モータの速度が、圧縮シリンダの圧力が増加するにつれて減少する傾向があることが、知られている。圧力増加中の電気モータの速度間のこの比率は、また、代替ピストンが高圧力下で圧縮シリンダの内部でその正の最大変位に到達して最大の圧縮圧力を生成するときに、電気モータによってなされるより高い労力に起因する(その公称速度の維持に対するより高い障害が生じる)。
この文脈では、作動流体が異なる圧力レベルに到達するシステムにおいて往復圧縮機が使用されうることは、当業者にも知られている。このシステム形式の例は、異なる温度範囲において動作する、かつ、その結果として異なる圧力範囲において動作する独立した蒸発器を備える冷凍システムを指す。
この冷凍システム形式の実施形態は、各蒸発器が往復圧縮機の吸入口に直接に接続された2重蒸発冷凍システムを教示する国際特許出願第PCT/BR2011/000120号に開示されている。その結果として、前記往復圧縮機は、単一の圧縮室を有する2重吸入往復圧縮機を備える。特に、この場合、2つの作動流体からの1つの選択は、圧縮機自体の中に配置された弁を介して実行される。
また、現在の最先端が、2重蒸発冷凍システムを提供し、この2重蒸発冷凍システムでは、(異なる作動圧力を有する)複数の異なる蒸発器が外部選択弁に接続され、この外部選択弁が唯一の往復圧縮機の吸入口に接続された単一の出口を有することを、言及する価値がある。この配置の例は、米国特許第5,531,078号明細書に開示されている。
両方の例において、同一の圧縮室が、異なる時間に、異なる圧力レベルにさらされる。その結果として、圧縮機構とその駆動力(電気モータ)は、2つの異なる労力レベルにさらされる。
以前に言及したように、(単一の作動流体を用いた)圧縮サイクル中に圧力を単に変更することによって、電気モータの速度を損なうのに既に十分である。(国際特許出願第PCT/BR2011/000120号または米国特許第5,531,078号明細書のどちらかに記載されているように)2重蒸発圧縮機の場合、電気モータの速度減少の影響は、さらに深刻である。
これは、電気モータが、より高い圧力の作動流体サイクルの全体中の速度において実質的な減少を示す傾向があるという事実に起因する。この速度の低下は、往復圧縮機の性能を損なうことは明らかである。というのは、これが、より高い圧力の蒸発器に対する冷凍能力における減少を示し、その結果として、全体として冷凍システムの性能における減少がある、ためである。
しかし、往復圧縮機の電気モータの動作制御のための従来のシステムおよび方法は、一体的に反応する、すなわち、それらは、実質的な速度の低下が予め検出された後にのみ、制御動作における増加(通常は、速度減少の補正のための電気モータへの電圧供給)を予測する。
通常、これは、速度コントローラの設計において、非常に迅速な応答を有することを意味し、非常に迅速な応答は、一般的に、システム全体の実質的な消耗につながる。任意選択で、これは、また、速度コントローラの設計において、非常に遅い応答を有することを意味し、非常に遅い応答は、通常、往復圧縮機の電気モータの速度の変動を十分には排除しない。
米国特許第5,531,078号明細書
上述の欠点の観点から、かつ、それらを排除する必要性により、本発明が開発されている。
これにより、本発明の目的の1つは、電気モータの電圧を、予想通りに、すなわち、その速度低下の最初の瞬間に先立って、増加させることができる圧縮機の電気モータの動作のための制御システムおよび制御方法を提供することである。
本発明の別の目的は、圧縮機の電気モータの動作のための前記制御システムおよび前記制御方法を提供することであり、前記制御システムおよび前記制御方法は、圧縮機の圧縮機構が2重蒸発冷凍システム内の2つの可能な異なる作動圧力の間の変動にさらされる場合に、電気モータ速度の変動を、排除する、または許容可能な値まで減少させることができる。
これらの全ての目的は、圧縮機の電気モータの動作のための制御システムおよび圧縮機の電気モータの動作のための制御方法によって、完全に達成され、これらの両方が本発明の目的である。
一般的に言えば、圧縮機の電気モータの動作のための制御システムは、少なくとも1つの速度コントローラと、少なくとも1つの内側制御ループと、電気モータの電気的パラメータを測定するための少なくとも1つのブロックとによって構成された外側速度制御ループによって形成された少なくとも1つの電気モータ制御のサブシステム、および、少なくとも1つの速度コントローラと、少なくとも1つの処理コアと、少なくとも1つの信号遅延回路とを備える少なくとも1つの予測速度制御を備え、前記予測ループの出力信号は、外側制御速度ループの出力信号に加算される。
本発明によれば、前記速度コントローラは、圧縮機の電気モータの速度補正信号を生成することを許可する。
処理コアに関しては、それは、圧縮機の電気モータの動作サイクルの予め決定されたサンプリングレートにしたがう、仮想セクタ化を担当し、かつ、予め定義された各仮想セクタの圧縮機の電気モータの平均速度を測定することを担当する。
次に、信号遅延回路は、速度制御外側ループの出力信号に加算されるべき予測ループの出力信号を担当する。
任意選択で、かつ、さらに本発明によれば、前記予測ループは、処理コアによって予め定義された各仮想セクタの圧縮機の電気モータの速度ピークを測定するための第2処理コアをさらに備える。
圧縮機の電気モータの動作のための制御方法であって、前記圧縮機は、サイクルにおいて代替的に切り換えられる2つの異なる作動圧力レベルを有する2重蒸発冷凍システムにおいて作動可能である制御方法は、第1冷凍サイクルを既知のサンプリングレートにしたがって複数の仮想セクタに離散化する少なくとも1つの工程と、第1冷凍サイクルの各仮想セクタにおける速度補正因子を決定するための少なくとも1つの工程と、後続の冷凍サイクルを第1冷凍サイクルの離散化において使用されるサンプリングレートにしたがって複数の仮想セクタに離散化する少なくとも1つの工程と、第1冷凍サイクルの各速度補正因子を後続の冷凍サイクルの同等の仮想セクタに適用する少なくとも1つの工程とを備える。
好ましくは、仮想セクタのそれぞれは、圧縮機の圧縮サイクルの内部での電気モータの機械的な回転、または、さらに、圧縮機の圧縮サイクルのそれぞれの任意の約数を、備える。
全ての工程が、複数の冷凍サイクルに沿って、圧縮機の動作中に繰り返され、任意選択で、後続の冷凍サイクルの同等の仮想セクタにおける第1冷凍サイクルの各速度補正因子の適用が、より高い圧力レベル中にのみ生じることが、さらに好ましい。
本発明は、以下の図面に基づいて、以下で詳細に説明されるであろう。
図1は、従来の速度コントローラ形式が使用される場合に、異なる圧力レベル間の変更による電気モータの速度変動を参照するグラフを示す。 図2は、図1のグラフを担当する往復圧縮機の電気モータの動作のための従来の制御システムのブロック図を示す。 図3は、本発明の往復圧縮機の電気モータの動作のための制御システムの第1ブロック図を示す。 図4Aは、図3に描かれる往復圧縮機の電気モータの動作のための制御システムを使用する場合に、2つの異なる圧力レベル間の変更による電気モータの速度変動を参照するグラフを示す。 図4Bは、図3に描かれる往復圧縮機の電気モータの動作のための制御システムを使用する場合に、2つの異なる圧力レベル間の変更による電気モータの速度変動を参照するグラフを示す。 図4Cは、図3に描かれる往復圧縮機の電気モータの動作のための制御システムを使用する場合に、2つの異なる圧力レベル間の変更による電気モータの速度変動を参照するグラフを示す。 図5は、本発明の往復圧縮機の電気モータの動作のための制御システムの第2ブロック図を示す。 図6は、図5に描かれる往復圧縮機の電気モータの動作のための制御システムを使用する場合に、2つの異なる圧力レベル間の変更による電気モータの速度変動を参照するグラフを示す。
本方法について
図1は、2重蒸発冷凍システムにおいて使用される、すなわち、少なくとも2つの異なる作動圧力レベルPT1およびPT2を有する往復圧縮機を提供する冷凍システムにおいて使用される往復圧縮機の電気モータの、速度Sと実効電圧に比例する信号TEとの間の関係グラフを図式的に示す。既に当業者に知られているように、往復圧縮機において、これらの2つのパラメータ(モータ速度およびモータ電圧)の間に固有の比率が存在する。
図1に関して、2つの作動圧力レベルPT1およびPT2は、さらに、冷凍サイクルCRに沿って常に繰り返されている。それにもかかわらず、2重蒸発冷凍システムにおける2つの作動圧力レベルPT1およびPT2の間のこのような交替が、一定の持続時間を有する冷凍サイクルCRにおいて常に定義されているわけではないことが、指摘されねばならない。当業者に知られているように、2つの作動圧力レベルPT1およびPT2間の変更は、弁の配置によって達成される。この弁の配置は、(国際特許出願第PCT/BR2011/000120号に記載されているように)往復圧縮機自体に、または、(米国特許第5,531,078号明細書に記載されているように)冷凍システムにおける任意の場所に、配置される。
とにかく、かつ、以前に記載されているように、電気モータの速度Sが、冷凍サイクルCRに沿って、特に、2つの作動圧力レベルPT1およびPT2間の交替中に、2つの変動を受けることが、さらに観察される。
電気モータの速度Sの変動が往復圧縮機の圧縮の効率に有害であることは、明らかである。
この問題を解決するために、往復圧縮機の電気モータが、電気モータの動作を制御することに特に専用される速度ループによって制御されることが、一般的である。一般に、このような速度ループは、速度Sの低下が検出されるとすぐに、電気モータにおける基準TEを変化させることによって、実効電圧を供給することを意図している。
当業者に知られているように、電気モータの動作のための本制御システムは、動作ロジック、すなわち動作方法にしたがって、作動する。本制御方法によれば、電気モータにおける実効電圧の基準TEは、速度Sの低下がはっきりと検出された後にのみ増加される。
これは、電気モータは、速度Sの低下が生じた後に実効電圧TEのインクリメントを受けることを意味する。図1において、速度Sの低下の開始は、基準QVEで示されている。
一旦、電圧の基準TEの電圧におけるインクリメントが、受動的形態で行われると、このスティミュラス(速度Sにおける増加)への応答が遅れにおいて生じることが、確認されている。その結果として、速度Sの減少QVEが生じた時刻と、実効電圧の基準TEの増加が生じる時刻(増加の時間は、基準ITEを通じて図1に示されている)との間の時間の不一致DSTに接することがありえる。この時間の不一致は、速度ループによって使用されるサンプリング周期によって与えられる。
図1において、サンプリング周期は、圧縮機の電気モータの機械的回転に等しく、その後、電圧基準TEの前に圧縮機の電気モータの全1回転がインクリメントされることが確認される。明らかに、このインクリメントの作動速度は、増加されることができ、すなわち、サンプリング周期を増加させるが、たとえそうであったとしても、このインクリメントが常に反応的な形態において生じるので、すなわち、常にサンプリング周期の後に生じるので、より長いまたはより短い時間の不一致DSTが存在するであろう。
本システムについて
上述のロジックを担当するシステムは、図2に図式的に示されている。
図2に示される往復圧縮機の電気モータの動作のための制御システムは、当業者に既に知られている配置を備え、すなわち、留意されうるように、このシステムが、外側速度制御ループ1と、内側制御ループ2と、電気的パラメータを測定するための少なくとも1つのブロック3と、明らかに1つの電気モータMTとを本質的に備える。
当業者に知られているように、外側速度制御ループ1は、少なくとも1つの速度コントローラ11を備え、全ての目的において、少なくとも1つの速度コントローラ11は、電気モータの実効電圧Sの基準TEのインクリメントの振幅を制御する電子回路を指す。一般に、速度コントローラ11は、通常、比例積分型であり、かつ、電気モータMTの機械的(速度)周波数に等しいまたはそれよりも高い更新周波数を通常有する。
図2において、例えば、速度コントローラ11は、電気モータMTの各機械的回転においてモータに印加される実効電圧に比例するその出力信号TEを更新する。この形式のコントローラは、常に、反応的な形態において作動し、すなわち、その入力における誤差変動が、その後に出力が補正されるように生じることが、必要とされる。
当業者にまたよく知られている内側制御ループ2(その出力は、電圧ではなく、むしろ電圧に比例した値)は、少なくとも1つの効力係数21を備え、この内側制御ループ2は、全ての目的において、電気モータに電気的に供給することが可能である周波数インバータを指す。内側制御ループ2は、また、以下の形式:6ステップ、ベクトル制御、直接トルク制御トルク、または電気モータ制御のための任意の他の従来の手法でありうる制御ブロック22によって形成される。
その上、また、当業者の知識にしたがうと、電気的パラメータおよび/または機械的パラメータを測定するためのブロック3は、一般に、往復圧縮機のモータの、電流の電圧、位置の電圧および公称速度の電圧を測定するための回路を備えることができる。この形式の回路は、非常に一般的であり、既知の異なる構成を備えることができる。
電気モータMTは、交流型または直流型であることができる従来の電気モータを含む。
外側速度制御ループ1と、内側制御ループ2と、電気的パラメータを測定するためのブロック3との現実仕様および機能仕様は、往復圧縮機において使用されている電気モータMTの形式に依存するであろうことが、指摘されるべきである。
とにかく、図2に示されるシステムは、往復圧縮機の電気モータの動作制御を担当し、速度Sおよび実効電圧の基準TEの比率が、図1に示されている。
この文脈において、既存の巨大な問題が、述べられかつ図示された時間の不一致DSTおよびモータ速度において結果として生じる変動の存在の中に存在し、かつ、本発明の主な目的が、電気モータの速度が2つの作動圧力レベルPT1およびPT2の間の交替中に最小の変動を有するように、往復圧縮機の電気モータの動作中の前記時間の不一致DSTを排除するまたは許容可能なレベルまで低減することである、ことに留意されうる。
新システムについて
したがって、図3および図5は、本発明の往復圧縮機の電気モータの動作のための制御システムの好ましい実施形態のブロック図を示す。
次に、これらの図は、外側速度制御ループ1と、内側制御ループ2と、電気モータMTの電気的パラメータおよび/または機械的パラメータを測定するためのブロック3と、予測速度制御ループ4とを基本的に備えるシステムを示す。
したがって、図3に示されるシステムと図2に示される従来のシステムとの間の大きな相違が、前記予測速度制御ループ4の追加に存在し、この予測速度制御ループ4の出力信号が、外側速度制御ループ1の出力信号に加算される、すなわち、前記内側ループ2を用いてモータに印加されるべき実効電圧に比例した最終信号基準TEが、従来の速度コントローラVcおよび予測コントローラΔVj,i−1の出力の合計になるであろう、ことが確認されうる。
一般に、速度制御の前記予測ループ4は、速度コントローラ41、処理コア42および信号遅延回路43を本質的に備える。
好ましくは、本発明によれば、処理コア42は、各冷凍サイクルCRをサブサイクル数Mまたは仮想セクタJに分割して、これらのセクタのそれぞれの平均速度を測定することが可能なブロックを備える。
一般的に、処理コア42は、予め定義された各仮想セクションJの往復圧縮機の電気モータMTの平均速度のSを測定することを担当することに加えて、予め決定されたサンプリングレートにしたがって、往復圧縮機の電気モータMTの動作サイクルの仮想セクタ化を担当する。これら2つの機能は、圧縮機の電気モータの動作のための制御方法の説明から、より良く理解されるであろう。
また、好ましくは、しかも、本発明によれば、速度コントローラ41は、処理コア42から定義された各仮想セクタJのための1つのコントローラを有する好ましくは積分比例型のコントローラの組を備える。
加えて、速度制御の予測ループ4の前記速度コントローラ41は、各仮想セクタJのための往復圧縮機の電気モータMTの速度補正信号を生成することを担当し、この機能は、圧縮機の電気モータの動作のための制御方法の説明から、より良く理解されることが、指摘されるべきである。
最後に、かつ、さらに本発明によれば、信号遅延回路43は、各冷凍サイクルCRの各仮想セクタJの補正因子を格納するための、かつ、前記補正因子を次の冷凍サイクルCRi+1に適用するためのブロックを備える。
簡潔には、信号遅延回路43は、外側速度制御ループ1の出力信号に加算されるべき予測ループ4の出力信号の遅延を担当すると認められうる。
上述の説明に基づいて、予測速度制御ループ4の出力信号は、外側速度制御ループ1の出力信号に相当する形式の信号を含む、すなわち、予測速度制御ループ4の出力信号は、モータに印加されるべき実効電圧に比例する信号を含むことが、強調されるべきである。
したがって、本システムの場合には、外側速度制御ループ1の出力信号Vcは、予測速度制御ループ4の出力信号にインクリメントされ、すなわち、信号ΔVj,i−1および信号のそのような合計は、内側制御ループ2に送られ、内側制御ループ2は、当業者に知られているように、前記使用される制御戦略に基づいて電気モータMTへの電気供給を効果的に供給し、使用される制御戦略は、以前に述べているように、モータを駆動するために存在する制御戦略、例えば、6ステップ形式、ベクトル形式、トルク直接制御形式などのいずれかとすることができる。
予測速度制御ループ4の作動は、全ての目的において、遅延され、すなわち、サイクルCR中に予測速度制御ループ4によって提供される信号のインクリメントは、次の冷凍サイクルCRi+1においてのみ生じることが、指摘されるべきである。同様に、この態様は、圧縮機の電気モータの動作のための制御方法の説明からより良く理解されるであろう。
任意選択で、かつ、図5に示されるように、往復圧縮機の電気モータの動作のための制御システムは、また、第2処理コア44を備えることができ、第2処理コア44は、予測速度制御ループ4の処理コア42によって予め定義される各冷凍サイクルCRにおける全ての仮想セクタJの間で基準SREFと比較して、往復圧縮機の電気モータの最大速度減少ΔSmaxを測定することを担当する。
往復圧縮機の電気モータの動作のための制御システムのこの任意選択の実施形態は、前記第2処理コア44の追加を伴ってさえ、システムの簡素化である。というのは、結局、前記第2処理コア44が、各冷凍サイクルの範囲内で最大速度減少Sを探すことを目的とするためである。その入力ΔSmaxは、速度コントローラ41の入力において使用される。これは、最も上昇された作動圧力PT1の印加中に外側速度制御ループ1に対して合計されるべき単一の速度補正因子を生成するであろう、好ましくは比例かつ積分型のコントローラに対して、減少されうる。ブロック41は、図3に示されるようなコントローラの組からではなく、むしろ単一のコントローラから構成されるという事実に、注意が引き付けられるべきである。
新システムの新しい方法について
図4A、図4Bおよび図4Cに示されるように、(往復圧縮機の電気モータの動作のための制御システムによって設計された)往復圧縮機の電気モータの動作のための制御方法は、冷凍サイクルCR1において起動され、かつ、冷凍サイクルCR2においてのみ効果的に作動を開始することが、確認される。先行するサイクルにおいて、本方法のアクティブ化、すなわち、予測コントローラのアクティブ化、冷凍サイクルCR0は、既に図1に示されているように、従来の速度ループを用いてのみ動作する。
提案された方法、すなわち、予測コントローラは、サイクルCR1でアクティブ化されるにもかかわらず、この冷凍サイクルCR1が動作中にあるとき、前記方法が予め電気モータMTの特定の制御パラメータを検査する必要があるという事実により、サイクルCR2においてのみ作動を開始する。したがって、次に、前記方法は、負荷の変動プロファイルを次第にコピーするために、かつ、速度変化Sを排除するようにコントローラの出力を適切に補正するために、先行するサイクルにおいて読み出された変動の履歴を常に使用して、冷凍サイクルCR2、3、Nにおいて作動することを開始する。
とにかく、往復圧縮機の電気モータの動作のための前記制御方法は、以下の工程を用いて、詳細に説明されることができる。
工程1:第1冷凍サイクルCR1を、既知のサンプリングレートにしたがって、複数の仮想セクタJ=1,2,3,…,Mに離散化すること。
工程2:図3に示される合成コントローラ41における適用のための冷凍サイクルの各仮想セクタJにおいて速度誤差を決定すること。
工程3:サイクルCRi+1における各適用のために、サイクルCRiの各セクタJの補正因子ΔVJ,Iを取得すること。
工程4:サイクルCRの各セクタJの前記補正因子ΔVJ,IをサイクルCRi+1に適用して、次のサイクルCRi+2における適用のために、サイクルCRi+1における処理をこれから繰り返すために工程3に戻ること。
図4Aは、工程1を示し、工程1において、第1冷凍サイクルCR1は、既知のサンプリングレートにしたがって、複数の仮想セクタJに離散化されている。この離散化は、予測速度制御ループ4の処理コア42を介して実行されうる。図4Aは、10個の仮想セクタJ=1,2,3,…,10に離散化された第1冷凍サイクルCR1を例示している。
さらに、図4Aから、10個の仮想セクタJのそれぞれは、速度Sの異なる値を有し、その結果として、工程3に示されるように、第1冷凍サイクルCR1の各仮想セクタJにおける速度補正因子を決定することが可能であることが、確認されうる。
この速度補正因子は、既に当業者に知られているいくつかの方法によって決定されうる。
好ましくは、この算出は、工程2で説明されるように、実際の速度値を基準速度値SREFと比較することによってなされる。これらの値の間の相違は、前記速度補正因子の大きさを決めるためのパラメータとして使用される。この場合における前記速度補正因子は、ブロック41の出力における値ΔVJ,1であり、値ΔVJ,1は、電気モータMTに供給されるべき実効基準電圧TEを取得するために、ブロック11の従来のコントローラVcの出力に加算されるであろう。したがって、実際の速度と基準速度との相違が増加するにつれて、速度補正因子はより高くなり、その結果として、電気モータMTに供給されるべき実効基準電圧TEの振幅がより高くなるであろう。
工程1の離散化サンプリングレートが高くなるにつれて、工程3の速度補正因子の精度が高くなる。
さらに、工程3において、速度補正因子は、第1冷凍サイクルCR1中に適用される必要なしに算出のみされることを、言及する価値がある。
それにもかかわらず、これからの詳細な方法によれば、第1冷凍サイクルCR1における遅延が、全体として生じることが予想される。それにもかかわらず、工程3および工程4ならびにその系統的な繰り返しは、後続の冷凍サイクルCRNから、この遅延が克服されることを可能にする。
したがって、図4Bに示されるように、後続の冷凍サイクルCR2は、第1冷凍サイクルCR1の離散化に使用されるサンプルレートに応じた複数の仮想セクタJに離散化される。この図に示されている場合、後続の冷凍サイクルCR2は、また、10個の仮想セクタJに離散化される。
一旦、工程3において定義されるように、10個の仮想セクタJのそれぞれの速度補正因子が既知であれば、この同一の速度補正因子を、図4Bに描かれるように、後続の冷凍サイクルCR2の同等の仮想セクタJ=1,2,3,…,10に適用するのに十分であろう。
後続の冷凍サイクルCR2における(第1冷凍サイクルCR1において決定される)これらの速度補正因子の適用自体は、予測速度制御ループ4の速度コントローラ41によって達成される。
明らかに、そのような複数の速度補正因子であって、それぞれが仮想セクタJの1つに具体的に適している複数の速度補正因子は、遅延された形態において適用され(結局、第1冷凍サイクルの速度補正因子は、後続の冷凍サイクルにおいてのみ使用される)、この遅延は、いわば、予測速度制御ループ4の信号遅延回路43によって制御される、ことが考えられうる。
図4Cにおいて、図4Cでは、全てのサイクルが一度に図示され、工程2、3、および4は、第3冷凍サイクルCRNにおいて繰り返される。
この場合には、第2冷凍サイクルが第1冷凍サイクルから「遅延された」速度補正因子に適用されることに加えて、開示された本方法の工程1および工程2も同時に実行されていることが、強調されるべきである。これは、第3冷凍サイクルが第2冷凍サイクルからの速度補正因子を受け取ることを可能にする。
したがって、第3冷凍サイクルにおいて使用される速度補正因子は、往復圧縮機のモータの速度制御の実際の必要性のために調整されている。
その結果として、図4Cに示されるように、提示された本方法は、全ての冷凍サイクルにおいて連続的に実行される条件では、実際の速度値Sを理想的な速度値SREFに極めて近くなるように維持することができる。
図4Cから、サイクルからサイクルの間の傾向は、モータの一定の基準電圧値に向かいがちな従来のコントローラの出力であり、一方、予測コントローラの出力は、最も高い圧力レベルの入力を補い、かつモータの速度が基準値SREFに向かう傾向があることを観察することが重要である。
さらに、好ましくは、速度補正因子の制御は、積分比例型でありうるものであり、積分比例型の速度補正因子は、基準速度SREFから、およびセクタjのそれぞれの範囲内で計算される平均速度Sj,iから算出され、添え字「i」は、コントローラの作動の現在のサイクルを表し、コントローラのそれぞれの出力は、次の冷凍サイクルにおける外側速度制御1の速度コントローラ11の出力(TE1,i+1=V+DV1,i;TE2,i+1=V+DV2,i;…;TEM,i+1=V+DVM,i)に合計されるべき補正因子(DV1,i=DV1,i−1+K*(SREF−S1,i);DV2,i=DV2,i−1+K*(SREF−S2,i);…;DVM,i=DVN,i−1+K*(SREF−SM,i))であろうことに、留意されるべきである。
要するに、その結果、往復圧縮機の電気モータの動作のための制御システムによって実行される往復圧縮機の電気モータの動作のための制御方法にしたがって、本発明のシステムの結果と最先端の方法のシステムの結果との間の基本的な相違が、今や解決策が提示されているという事実において存在し、この解決策は、負荷の繰り返し特性による圧縮機の電気モータの回転振動を予め排除するために、先行するサイクルの負荷の最適化されたフォーマットをサイクルからサイクルの間にコピーする、ことが認められうる。
任意選択で、かつ、(図5に示されるような、第2処理コア44を備える)往復圧縮機の電気モータの動作のための制御システムの予測速度制御ループ4の任意選択の変更に基づいて、速度補正因子は、最も上昇した作動圧力レベルPT1があらわれる瞬間においてのみ適用されうる。
この場合、図6に示されるように、前記速度補正因子は、次のサイクルにおける従来のコントローラの出力に加算されるように常に更新される。このように、また、図4Cの場合におけるように、サイクルからサイクルの間の傾向は、モータの一定の基準電圧値に向かいがちな従来のコントローラの出力であり、一方、予測コントローラの出力は、最も高い圧力レベルの入力を補い、かつ、モータの速度が基準値に向かう傾向がある。
以上で説明されかつ図示された本発明の実施形態を考慮すると、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲の内容によってのみ制限され、可能な均等物を含むことが、明らかであるはずである。
本発明は、圧縮機の電気モータの動作を制御するためのシステムおよび圧縮機の電気モータの動作を制御するための方法に、より詳しくは、例えば、2重蒸発システムにおいて使用される圧縮機において生じるような少なくとも2つの異なるレベルの作動圧力にさらされる(好ましくは往復)圧縮機のための適応システムおよび適応方法に、関する。
概して、本発明は、圧縮機の作動圧力の変更中に、電気モータの速度を減少させることを意図する。
当業者に知られているように、圧縮機、特に往復圧縮機は、圧縮室の容量を制御可能に変更することによって作動流体圧力を変更することができる装置を備え、圧縮室は、通常、作動流体を受け入れるシリンダ室と可動ピストンとによって画定される。したがって、圧縮室の容積は、その内部における可動ピストンの変位に応じて、交互に変更される(減少され、かつ増加される)。入口および作動流体の除去は、吸入弁と排気弁を介して整然と処理され、それらの状態を交互にシフトさせる。
従来の往復圧縮機では、可動ピストンの代替運動は、回転運動における回転駆動力に由来し、特に、回転シャフトに設けられた電気モータに由来する。従来の実施形態では、電気モータのシャフトの前記回転運動は、直線棒と協働する偏心シャフトを介して代替運動に変換され、直線棒は代替ピストンに接続されている。これは、モータシャフトの回転運動が、代替ピストンに与えられた代替(前後)運動に変換されることを意味する。
従来、電気モータの電気的パラメータおよび機械的パラメータが、圧縮サイクルに沿って異なる干渉および振動を受けることが、観察される。
例えば、電気モータの電流が、圧縮シリンダの圧力が増加するにつれて増加する傾向があることが、知られている。圧力増加中の電気モータの電流の間のこの比率は、ピストンが高圧力下で圧縮シリンダの内部にある排出弁の開放に先立ってその正の最大変位に到達して最大の圧縮圧力を生成するときに、(より多くの電流を消費する)電気モータによってなされる余分な労力のため、生じる。
また、電気モータの速度が、圧縮シリンダの圧力が増加するにつれて減少する傾向があることが、知られている。圧力増加中の電気モータの速度間のこの比率は、また、代替ピストンが高圧力下で圧縮シリンダの内部でその正の最大変位に到達して最大の圧縮圧力を生成するときに、電気モータによってなされるより高い労力に起因する(その公称速度の維持に対するより高い障害が生じる)。
この文脈では、作動流体が異なる圧力レベルに到達するシステムにおいて往復圧縮機が使用されうることは、当業者にも知られている。このシステム形式の例は、異なる温度範囲において動作する、かつ、その結果として異なる圧力範囲において動作する独立した蒸発器を備える冷凍システムを指す。
この冷凍システム形式の実施形態は、各蒸発器が往復圧縮機の吸入口に直接に接続された2重蒸発冷凍システムを教示する国際特許出願第PCT/BR2011/000120号に開示されている。その結果として、前記往復圧縮機は、単一の圧縮室を有する2重吸入往復圧縮機を備える。特に、この場合、2つの作動流体からの1つの選択は、圧縮機自体の中に配置された弁を介して実行される。
また、現在の最先端が、2重蒸発冷凍システムを提供し、この2重蒸発冷凍システムでは、(異なる作動圧力を有する)複数の異なる蒸発器が外部選択弁に接続され、この外部選択弁が唯一の往復圧縮機の吸入口に接続された単一の出口を有することを、言及する価値がある。この配置の例は、米国特許第5,531,078号明細書に開示されている。
両方の例において、同一の圧縮室が、異なる時間に、異なる圧力レベルにさらされる。その結果として、圧縮機構とその駆動力(電気モータ)は、2つの異なる労力レベルにさらされる。
以前に言及したように、(単一の作動流体を用いた)圧縮サイクル中に圧力を単に変更することによって、電気モータの速度を損なうのに既に十分である。(国際特許出願第PCT/BR2011/000120号または米国特許第5,531,078号明細書のどちらかに記載されているように)2重蒸発圧縮機の場合、電気モータの速度減少の影響は、さらに深刻である。
これは、電気モータが、より高い圧力の作動流体サイクルの全体中の速度において実質的な減少を示す傾向があるという事実に起因する。この速度の低下は、往復圧縮機の性能を損なうことは明らかである。というのは、これが、より高い圧力の蒸発器に対する冷凍能力における減少を示し、その結果として、全体として冷凍システムの性能における減少がある、ためである。
しかし、往復圧縮機の電気モータの動作制御のための従来のシステムおよび方法は、一体的に反応する、すなわち、それらは、実質的な速度の低下が予め検出された後にのみ、制御動作における増加(通常は、速度減少の補正のための電気モータへの電圧供給)を予測する。
通常、これは、速度コントローラの設計において、非常に迅速な応答を有することを意味し、非常に迅速な応答は、一般的に、システム全体の実質的な消耗につながる。任意選択で、これは、また、速度コントローラの設計において、非常に遅い応答を有することを意味し、非常に遅い応答は、通常、往復圧縮機の電気モータの速度の変動を十分には排除しない。
“A novel load variation compensation algorithm in a sensor−less brushless DC motor drive for a reciprocating compressor”という表題の論文である先行技術文献は、2つの方法から構成された負荷変動補償アルゴリズムを開示する。第1に、モータに印加されるPWM電圧は、瞬間速度変動を補償するために、増加または減少される。転換点は、ZCPの検出後の端子電圧の積分から予測されることができ、瞬間速度変動は、転換時間を調整することによって補償されることを、第2の代替案は開示している。
先行技術の別の例、文献米国特許出願公開第2011/234144号明細書は、モータ制御装置を提示する。このモータ制御装置では、速度角が推定され、負荷トルクが推定された後に算出され、それの全ての後に、トルク補償電流が、速度変動を低減するために適用される。
文献欧州特許出願公開第2023480号明細書は、ベクトル制御を実行するモータ制御装置を開示する。このモータ制御装置では、共振フィルタが、補正されたトルク電流値を生成し、その後、重畳されたトルク電流値に基づいてベクトル制御を調整する。
さて、文献米国特許出願公開第2004/070364号明細書は、3相電圧発生器と、回転/固定座標変換器と、推定された回転角を受け取る制御ブロックとを備えるモータを制御するためのシステムを開示する。このシステムでは、速度補正は、前記推定された回転角に依存する。
文献欧州特許出願公開第2498395号明細書は、制御電圧値によって電気モータを制御するための予測制御システムを開示する。この予測制御システムでは、制御電圧値は、平均電圧に制御の瞬間速度と平均速度との間の除算の結果を掛け合わせることによって算出される。
さらなる先行技術文献の日本国特開平03−7081号は、回転速度に応じた周期的な振動から速度を推定することを通じてモータを制御するための速度制御システムを開示する。
米国特許第4736143号明細書は、メインシャフトを介してモータによって駆動される圧縮機用のトルク制御装置を開示する。このトルク制御装置では、トルク変動によるメインシャフトの回転速度の変動は、メインシャフトの回転の選択された角度位置において検出される。
最後に、先行技術文献の欧州特許第1519046号明細書は、モータの速度誤差を補償するための装置を開示する。この装置は、負荷特性に起因するモータの速度リップルを低減することができ、かつ、また、振動および騒音を低減することができる。
米国特許第5,531,078号明細書 米国特許出願公開第2011/234144号明細書 欧州特許出願公開第2023480号明細書 米国特許出願公開第2004/070364号明細書 欧州特許出願公開第2498395号明細書 特開平03−7081号公報 米国特許第4736143号明細書 欧州特許出願公開第1519046号明細書
上述の欠点の観点から、かつ、それらを排除する必要性により、本発明が開発されている。
これにより、本発明の目的の1つは、電気モータの電圧を、予想通りに、すなわち、その速度低下の最初の瞬間に先立って、増加させることができる圧縮機の電気モータの動作のための制御システムおよび制御方法を提供することである。
本発明の別の目的は、圧縮機の電気モータの動作のための前記制御システムおよび前記制御方法を提供することであり、前記制御システムおよび前記制御方法は、圧縮機の圧縮機構が2重蒸発冷凍システム内の2つの可能な異なる作動圧力の間の変動にさらされる場合に、電気モータ速度の変動を、排除する、または許容可能な値まで減少させることができる。
これらの全ての目的は、圧縮機の電気モータの動作のための制御システムおよび圧縮機の電気モータの動作のための制御方法によって、完全に達成され、これらの両方が本発明の目的である。
一般的に言えば、圧縮機の電気モータの動作のための制御システムは、少なくとも1つの速度コントローラと、少なくとも1つの内側制御ループと、電気モータの電気的パラメータを測定するための少なくとも1つのブロックとによって構成された外側速度制御ループによって形成された少なくとも1つの電気モータ制御のサブシステム、および、少なくとも1つの速度コントローラと、少なくとも1つの処理コアと、少なくとも1つの信号遅延回路とを備える少なくとも1つの予測速度制御を備え、前記予測ループの出力信号は、外側制御速度ループの出力信号に加算される。
本発明によれば、前記速度コントローラは、圧縮機の電気モータの速度補正信号を生成することを許可する。
処理コアに関しては、それは、圧縮機の電気モータの動作サイクルの予め決定されたサンプリングレートにしたがう、仮想セクタ化を担当し、かつ、予め定義された各仮想セクタの圧縮機の電気モータの平均速度を測定することを担当する。
次に、信号遅延回路は、速度制御外側ループの出力信号に加算されるべき予測ループの出力信号を担当する。
任意選択で、かつ、さらに本発明によれば、前記予測ループは、処理コアによって予め定義された各仮想セクタの圧縮機の電気モータの速度ピークを測定するための第2処理コアをさらに備える。
圧縮機の電気モータの動作のための制御方法であって、前記圧縮機は、サイクルにおいて代替的に切り換えられる2つの異なる作動圧力レベルを有する2重蒸発冷凍システムにおいて作動可能である制御方法は、第1冷凍サイクルを既知のサンプリングレートにしたがって複数の仮想セクタに離散化する少なくとも1つの工程と、第1冷凍サイクルの各仮想セクタにおける速度補正因子を決定するための少なくとも1つの工程と、後続の冷凍サイクルを第1冷凍サイクルの離散化において使用されるサンプリングレートにしたがって複数の仮想セクタに離散化する少なくとも1つの工程と、第1冷凍サイクルの各速度補正因子を後続の冷凍サイクルの同等の仮想セクタに適用する少なくとも1つの工程とを備える。
好ましくは、仮想セクタのそれぞれは、圧縮機の圧縮サイクルの内部での電気モータの機械的な回転、または、さらに、圧縮機の圧縮サイクルのそれぞれの任意の約数を、備える。
全ての工程が、複数の冷凍サイクルに沿って、圧縮機の動作中に繰り返され、任意選択で、後続の冷凍サイクルの同等の仮想セクタにおける第1冷凍サイクルの各速度補正因子の適用が、より高い圧力レベル中にのみ生じることが、さらに好ましい。
本発明は、以下の図面に基づいて、以下で詳細に説明されるであろう。
図1は、従来の速度コントローラ形式が使用される場合に、異なる圧力レベル間の変更による電気モータの速度変動を参照するグラフを示す。 図2は、図1のグラフを担当する往復圧縮機の電気モータの動作のための従来の制御システムのブロック図を示す。 図3は、本発明の往復圧縮機の電気モータの動作のための制御システムの第1ブロック図を示す。 図4Aは、図3に描かれる往復圧縮機の電気モータの動作のための制御システムを使用する場合に、2つの異なる圧力レベル間の変更による電気モータの速度変動を参照するグラフを示す。 図4Bは、図3に描かれる往復圧縮機の電気モータの動作のための制御システムを使用する場合に、2つの異なる圧力レベル間の変更による電気モータの速度変動を参照するグラフを示す。 図4Cは、図3に描かれる往復圧縮機の電気モータの動作のための制御システムを使用する場合に、2つの異なる圧力レベル間の変更による電気モータの速度変動を参照するグラフを示す。 図5は、本発明の往復圧縮機の電気モータの動作のための制御システムの第2ブロック図を示す。 図6は、図5に描かれる往復圧縮機の電気モータの動作のための制御システムを使用する場合に、2つの異なる圧力レベル間の変更による電気モータの速度変動を参照するグラフを示す。
本方法について
図1は、2重蒸発冷凍システムにおいて使用される、すなわち、少なくとも2つの異なる作動圧力レベルPT1およびPT2を有する往復圧縮機を提供する冷凍システムにおいて使用される往復圧縮機の電気モータの、速度Sと実効電圧に比例する信号TEとの間の関係グラフを図式的に示す。既に当業者に知られているように、往復圧縮機において、これらの2つのパラメータ(モータ速度およびモータ電圧)の間に固有の比率が存在する。
図1に関して、2つの作動圧力レベルPT1およびPT2は、さらに、冷凍サイクルCRに沿って常に繰り返されている。それにもかかわらず、2重蒸発冷凍システムにおける2つの作動圧力レベルPT1およびPT2の間のこのような交替が、一定の持続時間を有する冷凍サイクルCRにおいて常に定義されているわけではないことが、指摘されねばならない。当業者に知られているように、2つの作動圧力レベルPT1およびPT2間の変更は、弁の配置によって達成される。この弁の配置は、(国際特許出願第PCT/BR2011/000120号に記載されているように)往復圧縮機自体に、または、(米国特許第5,531,078号明細書に記載されているように)冷凍システムにおける任意の場所に、配置される。
とにかく、かつ、以前に記載されているように、電気モータの速度Sが、冷凍サイクルCRに沿って、特に、2つの作動圧力レベルPT1およびPT2間の交替中に、2つの変動を受けることが、さらに観察される。
電気モータの速度Sの変動が往復圧縮機の圧縮の効率に有害であることは、明らかである。
この問題を解決するために、往復圧縮機の電気モータが、電気モータの動作を制御することに特に専用される速度ループによって制御されることが、一般的である。一般に、このような速度ループは、速度Sの低下が検出されるとすぐに、電気モータにおける基準TEを変化させることによって、実効電圧を供給することを意図している。
当業者に知られているように、電気モータの動作のための本制御システムは、動作ロジック、すなわち動作方法にしたがって、作動する。本制御方法によれば、電気モータにおける実効電圧の基準TEは、速度Sの低下がはっきりと検出された後にのみ増加される。
これは、電気モータは、速度Sの低下が生じた後に実効電圧TEのインクリメントを受けることを意味する。図1において、速度Sの低下の開始は、基準QVEで示されている。
一旦、電圧の基準TEの電圧におけるインクリメントが、受動的形態で行われると、このスティミュラス(速度Sにおける増加)への応答が遅れにおいて生じることが、確認されている。その結果として、速度Sの減少QVEが生じた時刻と、実効電圧の基準TEの増加が生じる時刻(増加の時間は、基準ITEを通じて図1に示されている)との間の時間の不一致DSTに接することがありえる。この時間の不一致は、速度ループによって使用されるサンプリング周期によって与えられる。
図1において、サンプリング周期は、圧縮機の電気モータの機械的回転に等しく、その後、電圧基準TEの前に圧縮機の電気モータの全1回転がインクリメントされることが確認される。明らかに、このインクリメントの作動速度は、増加されることができ、すなわち、サンプリング周期を増加させるが、たとえそうであったとしても、このインクリメントが常に反応的な形態において生じるので、すなわち、常にサンプリング周期の後に生じるので、より長いまたはより短い時間の不一致DSTが存在するであろう。
本システムについて
上述のロジックを担当するシステムは、図2に図式的に示されている。
図2に示される往復圧縮機の電気モータの動作のための制御システムは、当業者に既に知られている配置を備え、すなわち、留意されうるように、このシステムが、外側速度制御ループ1と、内側制御ループ2と、電気的パラメータを測定するための少なくとも1つのブロック3と、明らかに1つの電気モータMTとを本質的に備える。
当業者に知られているように、外側速度制御ループ1は、少なくとも1つの速度コントローラ11を備え、全ての目的において、少なくとも1つの速度コントローラ11は、電気モータの実効電圧Sの基準TEのインクリメントの振幅を制御する電子回路を指す。一般に、速度コントローラ11は、通常、比例積分型であり、かつ、電気モータMTの機械的(速度)周波数に等しいまたはそれよりも高い更新周波数を通常有する。
図2において、例えば、速度コントローラ11は、電気モータMTの各機械的回転においてモータに印加される実効電圧に比例するその出力信号TEを更新する。この形式のコントローラは、常に、反応的な形態において作動し、すなわち、その入力における誤差変動が、その後に出力が補正されるように生じることが、必要とされる。
当業者にまたよく知られている内側制御ループ2(その出力は、電圧ではなく、むしろ電圧に比例した値)は、少なくとも1つの効力係数21を備え、この内側制御ループ2は、全ての目的において、電気モータに電気的に供給することが可能である周波数インバータを指す。内側制御ループ2は、また、以下の形式:6ステップ、ベクトル制御、直接トルク制御トルク、または電気モータ制御のための任意の他の従来の手法でありうる制御ブロック22によって形成される。
その上、また、当業者の知識にしたがうと、電気的パラメータおよび/または機械的パラメータを測定するためのブロック3は、一般に、往復圧縮機のモータの、電流の電圧、位置の電圧および公称速度の電圧を測定するための回路を備えることができる。この形式の回路は、非常に一般的であり、既知の異なる構成を備えることができる。
電気モータMTは、交流型または直流型であることができる従来の電気モータを含む。
外側速度制御ループ1と、内側制御ループ2と、電気的パラメータを測定するためのブロック3との現実仕様および機能仕様は、往復圧縮機において使用されている電気モータMTの形式に依存するであろうことが、指摘されるべきである。
とにかく、図2に示されるシステムは、往復圧縮機の電気モータの動作制御を担当し、速度Sおよび実効電圧の基準TEの比率が、図1に示されている。
この文脈において、既存の巨大な問題が、述べられかつ図示された時間の不一致DSTおよびモータ速度において結果として生じる変動の存在の中に存在し、かつ、本発明の主な目的が、電気モータの速度が2つの作動圧力レベルPT1およびPT2の間の交替中に最小の変動を有するように、往復圧縮機の電気モータの動作中の前記時間の不一致DSTを排除するまたは許容可能なレベルまで低減することである、ことに留意されうる。
新システムについて
したがって、図3および図5は、本発明の往復圧縮機の電気モータの動作のための制御システムの好ましい実施形態のブロック図を示す。
次に、これらの図は、外側速度制御ループ1と、内側制御ループ2と、電気モータMTの電気的パラメータおよび/または機械的パラメータを測定するためのブロック3と、予測速度制御ループ4とを基本的に備えるシステムを示す。
したがって、図3に示されるシステムと図2に示される従来のシステムとの間の大きな相違が、前記予測速度制御ループ4の追加に存在し、この予測速度制御ループ4の出力信号が、外側速度制御ループ1の出力信号に加算される、すなわち、前記内側ループ2を用いてモータに印加されるべき実効電圧に比例した最終信号基準TEが、従来の速度コントローラVcおよび予測コントローラΔVj,i−1の出力の合計になるであろう、ことが確認されうる。
一般に、速度制御の前記予測ループ4は、速度コントローラ41、処理コア42および信号遅延回路43を本質的に備える。
好ましくは、本発明によれば、処理コア42は、各冷凍サイクルCRをサブサイクル数Mまたは仮想セクタJに分割して、これらのセクタのそれぞれの平均速度を測定することが可能なブロックを備える。
一般的に、処理コア42は、予め定義された各仮想セクションJの往復圧縮機の電気モータMTの平均速度のSjを測定することを担当することに加えて、予め決定されたサンプリングレートにしたがって、往復圧縮機の電気モータMTの動作サイクルの仮想セクタ化を担当する。これら2つの機能は、圧縮機の電気モータの動作のための制御方法の説明から、より良く理解されるであろう。
また、好ましくは、しかも、本発明によれば、速度コントローラ41は、処理コア42から定義された各仮想セクタJのための1つのコントローラを有する好ましくは積分比例型のコントローラの組を備える。
加えて、速度制御の予測ループ4の前記速度コントローラ41は、各仮想セクタJのための往復圧縮機の電気モータMTの速度補正信号を生成することを担当し、この機能は、圧縮機の電気モータの動作のための制御方法の説明から、より良く理解されることが、指摘されるべきである。
最後に、かつ、さらに本発明によれば、信号遅延回路43は、各冷凍サイクルCRiの各仮想セクタJの補正因子を格納するための、かつ、前記補正因子を次の冷凍サイクルCRi+1に適用するためのブロックを備える。
簡潔には、信号遅延回路43は、外側速度制御ループ1の出力信号に加算されるべき予測ループ4の出力信号の遅延を担当すると認められうる。
上述の説明に基づいて、予測速度制御ループ4の出力信号は、外側速度制御ループ1の出力信号に相当する形式の信号を含む、すなわち、予測速度制御ループ4の出力信号は、モータに印加されるべき実効電圧に比例する信号を含むことが、強調されるべきである。
したがって、本システムの場合には、外側速度制御ループ1の出力信号Vcは、予測速度制御ループ4の出力信号にインクリメントされ、すなわち、信号ΔVj,i−1および信号のそのような合計は、内側制御ループ2に送られ、内側制御ループ2は、当業者に知られているように、前記使用される制御戦略に基づいて電気モータMTへの電気供給を効果的に供給し、使用される制御戦略は、以前に述べているように、モータを駆動するために存在する制御戦略、例えば、6ステップ形式、ベクトル形式、トルク直接制御形式などのいずれかとすることができる。
予測速度制御ループ4の作動は、全ての目的において、遅延され、すなわち、サイクルCRi中に予測速度制御ループ4によって提供される信号のインクリメントは、次の冷凍サイクルCRi+1においてのみ生じることが、指摘されるべきである。同様に、この態様は、圧縮機の電気モータの動作のための制御方法の説明からより良く理解されるであろう。
任意選択で、かつ、図5に示されるように、往復圧縮機の電気モータの動作のための制御システムは、また、第2処理コア44を備えることができ、第2処理コア44は、予測速度制御ループ4の処理コア42によって予め定義される各冷凍サイクルCRにおける全ての仮想セクタJの間で基準SREFと比較して、往復圧縮機の電気モータの最大速度減少ΔSmaxを測定することを担当する。
往復圧縮機の電気モータの動作のための制御システムのこの任意選択の実施形態は、前記第2処理コア44の追加を伴ってさえ、システムの簡素化である。というのは、結局、前記第2処理コア44が、各冷凍サイクルの範囲内で最大速度減少Sを探すことを目的とするためである。その入力ΔSmaxは、速度コントローラ41の入力において使用される。これは、最も上昇された作動圧力PT1の印加中に外側速度制御ループ1に対して合計されるべき単一の速度補正因子を生成するであろう、好ましくは比例かつ積分型のコントローラに対して、減少されうる。ブロック41は、図3に示されるようなコントローラの組からではなく、むしろ単一のコントローラから構成されるという事実に、注意が引き付けられるべきである。
新システムの新しい方法について
図4A、図4Bおよび図4Cに示されるように、(往復圧縮機の電気モータの動作のための制御システムによって設計された)往復圧縮機の電気モータの動作のための制御方法は、冷凍サイクルCR1において起動され、かつ、冷凍サイクルCR2においてのみ効果的に作動を開始することが、確認される。先行するサイクルにおいて、本方法のアクティブ化、すなわち、予測コントローラのアクティブ化、冷凍サイクルCR0は、既に図1に示されているように、従来の速度ループを用いてのみ動作する。
提案された方法、すなわち、予測コントローラは、サイクルCR1でアクティブ化されるにもかかわらず、この冷凍サイクルCR1が動作中にあるとき、前記方法が予め電気モータMTの特定の制御パラメータを検査する必要があるという事実により、サイクルCR2においてのみ作動を開始する。したがって、次に、前記方法は、負荷の変動プロファイルを次第にコピーするために、かつ、速度変化Sを排除するようにコントローラの出力を適切に補正するために、先行するサイクルにおいて読み出された変動の履歴を常に使用して、冷凍サイクルCR2、3、Nにおいて作動することを開始する。
とにかく、往復圧縮機の電気モータの動作のための前記制御方法は、以下の工程を用いて、詳細に説明されることができる。
工程1:第1冷凍サイクルCR1を、既知のサンプリングレートにしたがって、複数の仮想セクタJ=1,2,3,…,Mに離散化すること。
工程2:図3に示される合成コントローラ41における適用のための冷凍サイクルの各仮想セクタJにおいて速度誤差を決定すること。
工程3:サイクルCRi+1における各適用のために、サイクルCRiの各セクタJの補正因子ΔVJ,Iを取得すること。
工程4:サイクルCRiの各セクタJの前記補正因子ΔVJ,IをサイクルCRi+1に適用して、次のサイクルCRi+2における適用のために、サイクルCRi+1における処理をこれから繰り返すために工程3に戻ること。
図4Aは、工程1を示し、工程1において、第1冷凍サイクルCR1は、既知のサンプリングレートにしたがって、複数の仮想セクタJに離散化されている。この離散化は、予測速度制御ループ4の処理コア42を介して実行されうる。図4Aは、10個の仮想セクタJ=1,2,3,…,10に離散化された第1冷凍サイクルCR1を例示している。
さらに、図4Aから、10個の仮想セクタJのそれぞれは、速度Sjの異なる値を有し、その結果として、工程3に示されるように、第1冷凍サイクルCR1の各仮想セクタJにおける速度補正因子を決定することが可能であることが、確認されうる。
この速度補正因子は、既に当業者に知られているいくつかの方法によって決定されうる。
好ましくは、この算出は、工程2で説明されるように、実際の速度値を基準速度値SREFと比較することによってなされる。これらの値の間の相違は、前記速度補正因子の大きさを決めるためのパラメータとして使用される。この場合における前記速度補正因子は、ブロック41の出力における値ΔVJ,1であり、値ΔVJ,1は、電気モータMTに供給されるべき実効基準電圧TEを取得するために、ブロック11の従来のコントローラVcの出力に加算されるであろう。したがって、実際の速度と基準速度との相違が増加するにつれて、速度補正因子はより高くなり、その結果として、電気モータMTに供給されるべき実効基準電圧TEの振幅がより高くなるであろう。
工程1の離散化サンプリングレートが高くなるにつれて、工程3の速度補正因子の精度が高くなる。
さらに、工程3において、速度補正因子は、第1冷凍サイクルCR1中に適用される必要なしに算出のみされることを、言及する価値がある。
それにもかかわらず、これからの詳細な方法によれば、第1冷凍サイクルCR1における遅延が、全体として生じることが予想される。それにもかかわらず、工程3および工程4ならびにその系統的な繰り返しは、後続の冷凍サイクルCRNから、この遅延が克服されることを可能にする。
したがって、図4Bに示されるように、後続の冷凍サイクルCR2は、第1冷凍サイクルCR1の離散化に使用されるサンプルレートに応じた複数の仮想セクタJに離散化される。この図に示されている場合、後続の冷凍サイクルCR2は、また、10個の仮想セクタJに離散化される。
一旦、工程3において定義されるように、10個の仮想セクタJのそれぞれの速度補正因子が既知であれば、この同一の速度補正因子を、図4Bに描かれるように、後続の冷凍サイクルCR2の同等の仮想セクタJ=1,2,3,…,10に適用するのに十分であろう。
後続の冷凍サイクルCR2における(第1冷凍サイクルCR1において決定される)これらの速度補正因子の適用自体は、予測速度制御ループ4の速度コントローラ41によって達成される。
明らかに、そのような複数の速度補正因子であって、それぞれが仮想セクタJの1つに具体的に適している複数の速度補正因子は、遅延された形態において適用され(結局、第1冷凍サイクルの速度補正因子は、後続の冷凍サイクルにおいてのみ使用される)、この遅延は、いわば、予測速度制御ループ4の信号遅延回路43によって制御される、ことが考えられうる。
図4Cにおいて、図4Cでは、全てのサイクルが一度に図示され、工程2、3、および4は、第3冷凍サイクルCRNにおいて繰り返される。
この場合には、第2冷凍サイクルが第1冷凍サイクルから「遅延された」速度補正因子に適用されることに加えて、開示された本方法の工程1および工程2も同時に実行されていることが、強調されるべきである。これは、第3冷凍サイクルが第2冷凍サイクルからの速度補正因子を受け取ることを可能にする。
したがって、第3冷凍サイクルにおいて使用される速度補正因子は、往復圧縮機のモータの速度制御の実際の必要性のために調整されている。
その結果として、図4Cに示されるように、提示された本方法は、全ての冷凍サイクルにおいて連続的に実行される条件では、実際の速度値Sを理想的な速度値SREFに極めて近くなるように維持することができる。
図4Cから、サイクルからサイクルの間の傾向は、モータの一定の基準電圧値に向かいがちな従来のコントローラの出力であり、一方、予測コントローラの出力は、最も高い圧力レベルの入力を補い、かつモータの速度が基準値SREFに向かう傾向があることを観察することが重要である。
さらに、好ましくは、速度補正因子の制御は、積分比例型でありうるものであり、積分比例型の速度補正因子は、基準速度SREFから、およびセクタjのそれぞれの範囲内で計算される平均速度SJiから算出され、添え字「i」は、コントローラの作動の現在のサイクルを表し、コントローラのそれぞれの出力は、次の冷凍サイクルにおける外側速度制御1の速度コントローラ11の出力(TE1,i+1=Vc+DV1,i;TE2,i+1=Vc+DV2,i;…;TEM,i+1=Vc+DVM,i)に合計されるべき補正因子(DV1,i=DV1,i−1+K*(SREF−S1,i);DV2,i=DV2,i−1+K*(SREF−S2,i);…;DVM,i=DVN,i−1+K*(SREF−SM,i))であろうことに、留意されるべきである。
要するに、その結果、往復圧縮機の電気モータの動作のための制御システムによって実行される往復圧縮機の電気モータの動作のための制御方法にしたがって、本発明のシステムの結果と最先端の方法のシステムの結果との間の基本的な相違が、今や解決策が提示されているという事実において存在し、この解決策は、負荷の繰り返し特性による圧縮機の電気モータの回転振動を予め排除するために、先行するサイクルの負荷の最適化されたフォーマットをサイクルからサイクルの間にコピーする、ことが認められうる。
任意選択で、かつ、(図5に示されるような、第2処理コア44を備える)往復圧縮機の電気モータの動作のための制御システムの予測速度制御ループ4の任意選択の変更に基づいて、速度補正因子は、最も上昇した作動圧力レベルPT1があらわれる瞬間においてのみ適用されうる。
この場合、図6に示されるように、前記速度補正因子は、次のサイクルにおける従来のコントローラの出力に加算されるように常に更新される。このように、また、図4Cの場合におけるように、サイクルからサイクルの間の傾向は、モータの一定の基準電圧値に向かいがちな従来のコントローラの出力であり、一方、予測コントローラの出力は、最も高い圧力レベルの入力を補い、かつ、モータの速度が基準値に向かう傾向がある。
以上で説明されかつ図示された本発明の実施形態を考慮すると、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲の内容によってのみ制限され、可能な均等物を含むことが、明らかであるはずである。

Claims (13)

  1. 圧縮機の電気モータの動作を制御するためのシステムであって、
    少なくとも1つの速度コントローラ(11)と、少なくとも1つの内側制御ループ(2)と、電気モータ(MT)の電気的パラメータおよび/または機械的パラメータを測定するための少なくとも1つのブロック(3)とによって本質的に構成される外側速度制御ループ(1)によって形成される電気モータ制御の少なくとも1つのサブシステムを備えるシステムであって、
    圧縮機の電気モータの動作のための前記制御システムは、
    少なくとも1つの速度コントローラ(41)と、少なくとも1つの処理コア(42)と、少なくとも1つの信号遅延回路(43)とによって一体化された少なくとも1つの予測速度制御ループ(4)をさらに備え、
    前記予測ループ(4)の出力信号は、外側速度制御ループ(1)の出力信号に加算されることを特徴とするシステム。
  2. 前記速度コントローラ(41)は、圧縮機の電気モータ(MT)の速度補正信号を生成することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 処理コア(42)は、圧縮機の電気モータ(MT)の動作サイクルを仮想的にセクタ化することを担当し、かつ、予め定義された各仮想セクタの圧縮機の電気モータ(MT)の平均速度を測定することを担当することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  4. 信号遅延回路(43)は、外側速度制御ループ(1)の出力信号に加算されるべき予測ループ(4)の出力信号を遅延させることを担当することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  5. 前記予測ループ(4)は、第2処理コア(44)をさらに備えることを特徴とする請求項1から4に記載のシステム。
  6. 前記第2処理コア(44)は、処理コア(42)によって予め定義された全ての仮想セクタの間で、圧縮機の電気モータ(MT)の最大速度減少ΔSMAXを測定することを担当することを特徴とする請求項5に記載のシステム。
  7. 圧縮機の電気モータの動作を制御するための方法であって、前記圧縮機は、サイクル(CR1、CRN)において択一的に選択される少なくとも2つの異なる作動圧力レベル(PT1、PT2)を有する2重蒸発冷凍システムにおいて作動することができる、方法であって、
    圧縮機の電気モータの動作のための前記制御方法は、
    サンプリングレートにしたがって、冷凍サイクル(CR)を、複数の仮想セクタ(J=1,2,3,…,M)に離散化する少なくとも1つの工程と、
    冷凍サイクル(CR)の各仮想セクタ(J)において速度補正因子を決定するための少なくとも1つの工程と、
    冷凍サイクル(CR)の離散化のために使用されるサンプリングレートにしたがって、後続の冷凍サイクル(CR)を複数の仮想セクタ(J)に離散化するための少なくとも1つの工程と、
    冷凍サイクル(CR)の各速度補正因子を、後続の冷凍サイクル(CR)の同等の仮想セクタ(J=1,2,3,…,M)に適用するための少なくとも1つの工程と
    を備えることを特徴とする方法。
  8. 仮想セクタ(J)のそれぞれは、圧縮機の圧縮サイクルの範囲内の電気モータ(MT)の機械的な回転を含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 仮想セクタ(J)のそれぞれは、圧縮機の圧縮サイクルのそれぞれの任意の約数を含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  10. 全ての工程は、複数の冷凍サイクルに沿って圧縮動作中に繰り返されることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  11. 最大速度減少ΔSmaxは、次のサイクルCRに適用されるべき単一の速度補正因子ΔVを算出するために、冷凍サイクルCR1の仮想セクタJ=1,2,3,…,Mにおいて、測定されることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  12. 冷凍サイクルCRから算出され、次のサイクルCRで使用される補正因子ΔVは、作動圧力PT1の印加に関連する時間の不一致Δtを伴って、適用されうることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 時間の不一致Δtは、作動圧力PT1の開始に対する遅延または前進でありうることを特徴とする請求項12に記載の方法。
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