JP2013207891A - 電動機の制御方法並びに電動機向け制御回路並びに電源モジュール付き電動機および圧縮機および空気調和装置 - Google Patents

電動機の制御方法並びに電動機向け制御回路並びに電源モジュール付き電動機および圧縮機および空気調和装置 Download PDF

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Abstract

【課題】さらに確実に電動機の回転むらを解消することができる電動機の制御方法および電動機向け制御回路は提供される。
【解決手段】区間角加速度算出部57は角度範囲で電動機の回転子の角加速度を算出する。基準デューティ比算出部55は目標回転数に基づき基準デューティ比を算出する。補正デューティ比算出部61は、取得した角加速度に基づき、個々の角度範囲ごとに補正デューティ比を算出する。補正デューティ比は1回転中の負荷トルクの変動を反映する。基準デューティ比および補正デューティ比が足し合わせられて出力される。
【選択図】図4

Description

本発明は、電動機の制御方法および電動機向け制御回路、並びに、それら制御方法や制御回路を利用した電源モジュール付き電動機および圧縮機および空気調和装置に関する。
例えば圧縮機に組み込まれる電動機は一般に知られる。圧縮機では気体の圧縮時に電動機の負荷が増大する。したがって、圧縮機では回転子の1回転中に負荷トルクは変動する。こうした負荷トルクの変動は電動機の回転むらを生じさせる。電動機の回転むらは電動機すなわち圧縮機の振動ひいては騒音を引き起こす。
回転むらの解消にあたって、例えば特許文献1に記載されるように、負荷トルクの変動に応じてPWM(パルス幅変調)制御の制御信号でパルス幅すなわちデューティ比は調整される。デューティ比の調整にあたって回転子の1回転は複数の角度範囲に分割される。個々の角度範囲ごとにPWM制御のデューティ比は補正される。
特開2002−247873号公報
特許文献1ではデューティ比の補正にあたって回転子の実回転数が算出される。算出された実回転数が目標回転数に比べられる。しかしながら、回転数は必ずしも負荷の大きさを反映しない。したがって、場合によって、負荷トルクが大きくてもデューティ比が低下してしまうことがあった。こうしたデューティ比の低下は電動機すなわち圧縮機の振動ひいては騒音を引き起こすことがある。負荷との相関が大きい角加速度を用いてデューティ比が調整されれば、こうした問題は解消されることが期待される。
本発明のいくつかの態様によれば、さらに確実に電動機の回転むらを解消することができる電動機の制御方法および電動機向け制御回路は提供されることができる。
本発明の一形態は、1回転を複数の角度範囲に分割した各々の角度範囲に対して、当該角度範囲での電動機の回転子の角加速度を取得する工程と、取得した前記角加速度に基づき、個々の前記角度範囲ごとに電動機の駆動電流を設定する駆動信号を出力する工程とを備える電動機の制御方法に関する。
回転子の1回転を周期として電動機の負荷トルクが変動する場合、個々の角度範囲ごとに相対的に負荷トルクの特性は特定されることができる。こうした負荷トルクの特性は回転子の角加速度に反映されることができる。その結果、個々の角度範囲ごとに負荷トルクに応じて電動機の駆動電流は調整されることができる。こうして調整された駆動電流に応じて駆動信号は生成されることができる。駆動電流は負荷トルクを反映することから、電動機の回転むらは確実に解消されることができる。
角加速度の取得にあたって、電動機の制御方法は、個々の前記角度範囲の時間長さを検出する工程と、前記時間長さに基づき個々の前記角度範囲ごとに角加速度を特定する工程とを備えることができる。電動機ではしばしば回転子の角度位置が特定される。電動機の駆動制御にあたって回転子の角度位置は利用される。こうした回転子の角度位置に基づき角度範囲の時間長さは簡単に検出されることができる。角度範囲は予め特定されることから、時間長さに基づき角加速度は簡単に特定されることができる。したがって、多くの場合にはセンサが追加されなくても、確実に回転むらの解消は実現されることができる。
電動機の制御方法は、前記角加速度の取得にあたって、個々の前記角度範囲の角加速度のうち最大値のものを特定する工程を備えることができる。負荷トルクの周期的変動では最大値は簡単に特定されることができる。したがって、角加速度の最大値に相当する角度範囲が特定されると、個々の角度範囲に対して対応の駆動信号は簡単に関連づけられることができる。電動機の制御は簡素化されることができる。
本発明の他の形態は、電動機の回転子の位置を特定する位置信号を受ける入力ポートと、前記位置に基づき、1回転を複数の角度範囲に分割した各々の角度範囲に対して、当該角度範囲での前記回転子の角加速度を算出する算出回路と、算出した前記角加速度に基づき、個々の前記角度範囲ごとに電動機の駆動電流を設定する設定回路と、設定された駆動電流を特定する駆動信号を出力する出力ポートとを備える電動機向け制御回路に関する。こうした電動機向け制御回路は上述の制御方法の実現にあたって利用されることができる。
本発明のさらに他の形態は、回転子を有する電動機と、前記回転子の位置に基づき、1回転を複数の角度範囲に分割した各々の角度範囲に対して、当該角度範囲での前記回転子の角加速度を算出する算出回路と、算出した前記角加速度に基づき、個々の前記角度範囲ごとに駆動電流を設定する設定回路と、設定された駆動電流を特定する駆動信号を出力する出力ポートとを備える電源モジュール付き電動機に関する。こうした電源モジュール付き電動機では前述の制御方法は簡単に実現されることができる。
電源モジュール付き電動機は圧縮機に組み込まれて利用されることができる。このとき、圧縮機は、電源モジュール付き電動機と、前記電源モジュール付き電動機に連結されてピストン室内に圧縮室を区画するピストンとを備えることができる。圧縮機は空気調和装置に組み込まれて利用されることができる。
一実施形態に係る圧縮機の構造を概略的に示す垂直断面図である。 図1の2−2線に沿った水平部分断面図である。 電動機の制御系を概略的に示す回路図である。 制御回路の構成を概略的に示すブロック図である。 補正デューティ比の標準プロファイルを示すグラフである。 位置信号の時間間隔と角加速度との関係を示す概念図である。 一実施形態に係る空気調和装置の構成を概略的に示す構成図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。
図1は一実施形態に係る圧縮機11を概略的に示す。圧縮機11は筐体12を備える。筐体12では密閉空間13が形成される。密閉空間13は気密に外部空間から隔てられる。筐体12には吸入管14および吐出管15が接続される。気体は吸入管14から密閉空間13に流入することができる。密閉空間13内の気体は吐出管15から密閉空間の外側に吐出されることができる。
密閉空間13には電動機16および圧縮ユニット17が配置される。電動機16は駆動軸18を備える。駆動軸18は支持板19に回転自在に支持される。支持にあたって支持板19には軸受け21が形成される。支持板19は筐体12に固定される。こうして駆動軸18は筐体12に回転自在に取り付けられる。
電動機16は回転子22および固定子23を備える。回転子22は駆動軸18に固定される。回転子22は磁極24を有する。磁極24は例えば永久磁石で構成されることができる。固定子23は駆動軸18の軸心回りに配置される。固定子23は筐体12に固定される。固定子23は磁極25を有する、磁極25は例えばインダクタで構成されることができる。磁極24、25同士の相互作用で駆動軸18に回転駆動力は生成されることができる。
圧縮ユニット17はシリンダ26を備える。シリンダ26は筐体12に固定される。シリンダ26は上部材、環状の中間部材27および下部材28を備える。ここでは、支持板19は上部材を兼ねる。支持板19の下向き面は平滑な平面に形成される。支持板19の下向き面は駆動軸18の軸心に直交する。下部材28の上向き面は平滑な平面に形成される。下部材28の上向き面は駆動軸18の軸心に直交する。同様に、中間部材27の上向き面および下向き面は平滑な平面に形成される。支持板19および下部材28の間に中間部材27が挟み込まれる。中間部材27の上向き面は支持板19の下向き面に気密に接触する。中間部材27の下向き面は下部材28の上向き面に気密に接触する。中間部材27の中空空間はピストン室29を形成する。
中間部材27には吸入ポート31が形成される。吸入ポート31はピストン室29に開口する。吸入ポート31には吸入管14が接続される。こうしてピストン室29には吸入管14から気体が導入されることができる。
下部材28には吐出ポート32が形成される。吐出ポート32はピストン室29に開口する。下部材28の外側には第1吐出室33が形成される。吐出ポート32は第1吐出室33に接続される。支持板19の外側には第2吐出室34が形成される。第2吐出室34は第1吐出室33に接続される。接続にあたって支持板19、中間部材27および下部材28には貫通経路が形成されればよい。第2吐出室34は筐体12内の密閉空間13に開口する。こうして第2吐出室34は吐出管15に接続される。
圧縮ユニット17はピストン35を備える。ピストン35はピストン室29に収容される。ピストン35は駆動軸18に固定される。ピストン35は支持板19および下部材28の間にスライド自在に挟まれる。ピストン35は駆動軸18の軸心回りに途切れなく駆動軸18を囲む環状に形成される。ピストン35の上面および下面は1対の相互に平行な平面で仕切られる。上面および下面は駆動軸18の軸心に直交する。ピストン35は駆動軸18の軸心回りで全周にわたって上面で支持板19の下向き面に気密に接触し下面で下部材28の上向き面に気密に接触する。
図2に示されるように、ピストン室29は駆動軸18に同軸の円筒面で仕切られる。ピストン35は駆動軸18の軸心から偏心して駆動軸18に固定される。ピストン35は駆動軸18の軸心から最も離れる1母線でピストン室29の内壁面に接触する。駆動軸18が軸心回りで回転すると、ピストン35は当該母線でピストン室29の内壁面に接触し続けることができる。ピストン室29の内壁面とピストン35の外壁との間には圧縮室が区画される。
ピストン室29内で中間部材27には羽根板36が組み込まれる。羽根板36は駆動軸18の軸心を含む平面に沿って広がる。羽根板36は駆動軸18の軸心を含む平面に平行に駆動軸18の軸心に対して進退自在に羽根溝37に挿入される。羽根板36は支持板19および下部材28の間で直線的に延びる接触縁36aを有する。羽根板36は接触縁36aでピストン35の外壁に接触する。羽根板36にはピストン35に向かって押し付け力が付与される。その結果、ピストン35の偏心に拘わらずピストン35の回転時に羽根板36の接触縁36aはピストン35の外壁に接触し続けることができる。
羽根板36の働きで圧縮室は二分割される。ピストン35の回転方向で羽根板36の下流側にはピストン室29の内壁面とピストン35との間に拡張室38が区画される。拡張室38には吸入ポート31が開口する。吸入ポート31はできる限り羽根板36に近接して配置される。ピストン35の回転方向で羽根板36の上流側にはピストン室29の内壁面とピストン35との間に縮小室39が区画される。縮小室39には吐出ポート32が開口する。吐出ポート32はできる限り羽根板36に近接して配置される。ピストン35の回転に応じて吸入ポート31が閉じられると、縮小室39は最大限に拡大する。その後、縮小室39は縮小する。その結果、縮小室39内の気体は圧縮される。圧縮された気体は吐出ポート32から吐出される。縮小室39が縮小していく間、平行して拡張室38は拡大していく。拡張室38には吸入ポート31から気体が導入される。こうしてピストン35の1回転ごとに気体の導入および圧縮が実現される。
図3は電動機の制御系を概略的に示す。なお、本実施形態に係る電動機16には4極電動機が用いられる。電動機16は電源モジュール41に接続される。電源モジュール41は電源回路42およびインバータ回路43を備える。電源回路42はAC/DC変換回路44を備える。AC/DC変換回路44は交流電源に接続される。AC/DC変換回路44は交流電圧を全波整流する。その結果、AC/DC変換回路44は直流電圧を出力する。
インバータ回路43はU相、V相およびW相に対応して3群のスイッチング素子45a、45bを備える。個々の群ごとにスイッチング素子45a、45bは直列に接続される。スイッチング素子45a、45bには電界効果トランジスタ(例えばMOSFET)が用いられることができる。上流のスイッチング素子45aのソースにAC/DC変換回路44の正極端子が接続される。上流のスイッチング素子45aのドレインに下流のスイッチング素子45bのソースが接続される。上流のスイッチング素子45aのドレインおよび下流のスイッチング素子45bのソースに群ごとに固定子23の磁極25の巻線が接続される。下流のスイッチング素子45bのドレインにはAC/DC変換回路44の負極端子が接続される。
AC/DC変換回路44の正極端子および負極端子には平滑コンデンサ46が接続される。平滑コンデンサ46はAC/DC変換回路44の出力電圧を平滑化する。交流電圧の波形に応じた出力電圧の変動は平滑化される。平滑化された直流電圧がインバータ回路43に供給されることができる。
スイッチング素子45a、45bのゲートには制御回路47が接続される。制御回路47は各スイッチング素子45a、45bのゲートに制御信号を供給する。制御回路47には位置検出回路48が接続される。位置検出回路48は固定子23に対して回転子22の位置を検出する。検出にあたってU相、V相およびW相の誘起電圧が監視される。誘起電圧は基準電圧に比較される。電動機16はいわゆるセンサーレスに構成される。回転子22上に検出点が設定される。検出点の通過が均一な角度間隔の固定点で監視される。通過のたびに位置検出回路48は位置信号を出力する。すなわち、位置信号で回転子22の位置は特定される。回転子22が一律な速度で回転すれば、位置検出回路48は均一な時間間隔で位置信号を出力する。時間間隔の増加は速度の下降を意味する。時間間隔の減少は速度の上昇を意味する。
制御信号の生成にあたって制御回路47は位置検出回路48の出力を参照する。回転子22の位置に応じ制御回路47はインバータ回路43を制御する。位置に応じてスイッチング素子45a、45bの切り替えタイミングが決定される。制御回路47はPWM(パルス幅変調)制御に基づき電動機16の回転速度を制御する。
個々の群ごとに上流のスイッチング素子45aおよび下流のスイッチング素子45bのいずれかでゲートに制御電圧が供給される。制御電圧が供給されると、AC/DC変換回路44の出力はインバータ回路43により3相交流に変換されてU相、V相およびW相ごとに磁極25の巻線に供給される。スイッチング素子45a、45bのオンオフが規定のパターンで繰り返される結果、固定子23に対して回転子22は回転する。こうして電動機16は作動する。
図4は制御回路47の構成を概略的に示す。制御回路47は区間時間算出部52を備える。区間時間算出部52は位置検出回路48から位置信号を取得する。位置信号の取得にあたって制御回路47には入力ポート53が設定されることができる。入力ポート53は例えば制御回路47を構成するマイクロプロセッサチップの1端子で提供されることができる。区間時間算出部52は相前後する位置信号の時間間隔を検出する。この時間間隔はU相、V相およびW相の時間長さに相当する。U相、V相およびW相は固定の角度範囲に相当する。ここでは、回転子22の1回転は12相に分割される。
制御回路47は実回転数算出部54を備える。実回転数算出部54は区間時間算出部52に接続される。実回転数算出部54は個々の相ごとの時間長さに基づき回転子22の回転数を算出する。この回転数は回転子22の実回転数に相当する。
制御回路47は基準デューティ比算出部55を備える。基準デューティ比算出部55は実回転数算出部54に接続される。基準デューティ比算出部55は算出された回転子22の実回転数に基づきPWM制御の基準デューティ比を算出する。算出にあたって基準デューティ比算出部55は目標回転数に実回転数を照らし合わせる。実回転数が目標回転数よりも遅ければ、基準デューティ比算出部55は標準のデューティ比からデューティ比の値を増大する。標準のデューティ比は予め試験等により定められることができる。実回転数が目標回転数よりも速ければ、基準デューティ比算出部55はデューティ比を縮小する。
制御回路47は区間速度算出部56を備える。区間速度算出部56は区間時間算出部52に接続される。区間速度算出部56は個々の相ごとに時間長さに基づき回転子22の回転速度すなわち角速度を算出する。ここでは、個々の相は12分割の角度範囲で固定されることから、時間間隔から簡単に速度は算出されることができる。
制御回路47は区間角加速度算出部(算出回路)57を備える。区間角加速度算出部57は区間速度算出部56に接続される。区間角加速度算出部57は個々の相ごとに速度に基づき回転子22の回転加速度すなわち角加速度を算出する。ここでは、特定の相の角加速度は、その相の角速度と、その相の直後の相の角速度との差分に基づき算出される。
制御回路47はピーク値算出部58を備える。ピーク値算出部58は区間角加速度算出部57に接続される。ピーク値算出部58は1回転中で角加速度の最大値を検出する。角加速度の最大値は基準値に照らし合わせられる。角加速度の基準値は予め試験等に基づき定められることができる。角加速度の最大値と角加速度の基準値との比に基づき補正係数が決定される。補正係数は、後述されるように、補正デューティ比のピーク値の算出に用いられる。例えば角加速度の最大値と角加速度の基準値とが一致すれば、補正係数には「1.0」が設定される。例えば角加速度の最大値が角加速度の基準値の2分の1であれば、補正係数には「0.5」が設定される。
制御回路47は最軽負荷相判定部59を備える。最軽負荷相判定部59は区間角加速度算出部57に接続される。最軽負荷相判定部59は各区間における各加速度に基づき1回転中の相の中から最も軽い負荷の相を検出する。
制御回路47は補正デューティ比算出部(設定回路)61を備える。補正デューティ比算出部61はピーク値算出部58および最軽負荷相判定部59に接続される。補正デューティ比算出部61は補正係数および最軽負荷相に基づき補正デューティ比を算出する。こうした補正デューティ比に基づき個々の角度範囲ごとに電動機16の駆動電流は設定される。補正デューティ比は個々の相ごとに基準デューティ比に足し合わせられて出力ポート62から出力される。出力ポート62は例えば個々のスイッチング素子45a、45bのゲートに接続されるマイクロプロセッサチップの端子群で提供されることができる。
図5に示されるように、補正デューティ比算出部61では予め補正デューティ比の標準プロファイルが設定される。標準プロファイルの設定にあたって回転子22の1回転中で負荷トルクの変動が特定される。負荷トルクの変動は角加速度の変動に反映される。こうした角加速度の変動を打ち消すように補正デューティ比は設定される。角加速度の変動は個々の圧縮機11ごとに予め測定されることができる。個々の相ごとに負荷トルクの大きさに応じて補正デューティ比が設定される。
ここでは、回転子22の1回転中で角加速度の絶対値が最低値の相と、角加速度の絶対値が最大値の相とが特定される。角加速度の絶対値が最低値(区間0)で補正デューティ比は「0(ゼロ)」に設定される。角加速度の絶対値が最大値(区間5)で補正デューティ比は「ピーク値」に設定される。「ピーク値」は区間5から3相にわたって維持される。区間5の直前の相では「ピーク値」の3分の1の値が設定される。角加速度の最大値が特定の標準値を示す際に標準プロファイルに従って補正デューティ比が設定されると、1回転中の負荷トルクの変動に拘わらず回転子22は一律の角速度で回転することができる。すなわち、加減速度は生じない。回転むらは解消される。
次に電動機16の制御方法を簡単に説明する。圧縮機11の動作にあたって電動機16はPWM制御される。電源モジュール41から固定子23の電極25すなわちインダクタに個々の相ごとに駆動信号が供給される。駆動信号の出力にあたって電圧は一定値に維持され電圧のパルス幅が変更される。パルス幅の変更はスイッチング素子45a、45bの切り替えで実現される。スイッチング素子45a、45bの切り替えにあたって制御回路47では目標回転数が設定される。基準デューティ比算出部55は目標回転数と実回転数との乖離に基づき基準デューティ比を算出する。基準デューティ比に基づきパルス幅が設定される結果、回転子22の回転は目標回転数に維持される。
図6に示されるように、回転子22の1回転中で位置検出回路48は相すなわち固定の角度範囲ごとに位置信号を出力する。区間時間算出部52は位置信号に基づき個々の角度範囲ごとに時間長さT(1)、T(2)....T(0)を検出する。区間速度算出部56は、算出された時間長さT(1)、T(2)....T(0)に基づき個々の角度範囲ごとに区間速度S(1)、S(2)....S(0)を算出する。区間角加速度算出部57は、算出された区間速度S(1)、S(2)...S(0)に基づき個々の角度範囲ごとに角加速度A(1)、A(2)....A(0)を算出する。こうして複数の角度範囲に1回転が分割される際に、個々の角度範囲で回転子22の角加速度は特定されることができる。
続いてピーク値算出部58は個々の角度範囲の角加速度の絶対値のうち最大値のものを特定する。角加速度の最大値は最大値の標準値に照らし合わせられる。最大値の標準値に対する角加速度の最大値の比率は補正係数に相当する。
補正デューティ比算出部61は、例えば図5に示されるように、標準プロファイルに補正係数を掛け合わせて角加速度の最大値に見合った補正デューティ比のプロファイルを作成する。このプロファイルに基づき補正デューティ比算出部61は個々の相ごとに補正デューティ比を特定する。補正デューティ比は個々の相ごとに一律な基準デューティ比に足し合わせられる。こうして個々の角度範囲ごとに駆動信号は生成される。駆動信号では電動機16の駆動電流が設定される。
圧縮機11では気体の圧縮状態に応じて駆動軸18の負荷トルクは変動する。駆動軸18の1回転周期で電動機16の負荷トルクは変動する。補正デューティ比の標準プロファイルは個々の角度範囲ごとに相対的に負荷トルクの特性を特定する。こうした負荷トルクの特性は回転子22の角加速度に反映されることができる。したがって、例えば角加速度の最大値が特定されれば、他の角度範囲の負荷トルクの特性は想定されることができる。その結果、角加速度の最大値の大きさに応じて補正デューティ比が設定されれば、個々の角度範囲ごとに適切に補正デューティ比は調整されることができる。こうして設定された補正デューティ比に応じて駆動信号は生成されることができる。駆動電流は負荷トルクの大きさを反映することから、電動機16の回転むらは確実に解消されることができる。
電動機16には駆動制御にあたって位置検出回路48が組み込まれる。位置検出回路48で回転子22の角度位置が特定される。こうした回転子22の角度位置に基づき角度範囲の時間長さ時間長さT(1)、T(2)....T(0)は簡単に検出されることができる。角度範囲は予め特定されることから、時間長さ時間長さT(1)、T(2)....T(0)に基づき角加速度A(1)、A(2)....A(0)は簡単に特定されることができる。新たにセンサが追加されなくても、確実に回転むらの解消は実現されることができる。
本実施形態では個々の角度範囲の角加速度のうち最大値のものが特定される。負荷トルクの周期的変動では最大値は簡単に特定されることができる。したがって、角加速度の最大値に相当する角度範囲が特定されると、個々の角度範囲に対して対応の駆動信号は簡単に関連づけられることができる。電動機16の制御は簡素化されることができる。
加えて、本実施形態では角度範囲は電動機16の相に対応する。電動機16では1回転はU相、V相およびW相といった相で区分される。したがって、電動機16の相に角度範囲が対応づけられれば、角度範囲は簡単に特定されることができる。
図7は空気調和装置の構成を概略的に示す。空気調和装置101は圧縮機11を備える。圧縮機11は第1循環経路102に組み込まれる。第1循環経路102は四方弁103の第1口103aおよび第2口103bを相互に結ぶ。圧縮機11の吸入管14は四方弁103の第1口103aに冷媒配管を介して接続される。第1口103aからガス冷媒は圧縮機11の吸入管14に供給される。圧縮機11は低圧のガス冷媒を所定の圧力まで圧縮する。圧縮機11の吐出管15は四方弁103の第2口103bに冷媒配管を介して接続される。圧縮機11の吐出管15からガス冷媒は四方弁103の第2口103bに供給される。第1循環経路102は例えば銅管などの冷媒配管で形成される。
四方弁103の第3口103cおよび第4口103dには第2循環経路104を形成する冷媒配管が接続される。第2循環経路104は四方弁103の第3口103cおよび第4口103dを相互に結ぶ。第2循環経路104には、第3口103c側から順番に室外熱交換器105、膨張弁106および室内熱交換器107が組み込まれる。室外熱交換器105は、通過する冷媒と周囲の空気との間で熱エネルギーの交換を実現する。室内熱交換器107は、通過する冷媒と周囲の空気との間で熱エネルギーの交換を実現する。第2循環経路1104は例えば銅管などの冷媒配管で形成されればよい。
室外熱交換器105に関連づけられて送風ファン108が設置される。送風ファン108は羽根車の回転に応じて気流を生成する。気流は室外熱交換器105を通過する。通過する気流の流量は羽根車の毎分回転数に応じて調整される。気流の流量に応じて室外熱交換器105では冷媒と空気との間で交換される熱エネルギー量が調整される。
室内熱交換器107に関連づけられて送風ファン109が設置される。送風ファン109は羽根車の回転に応じて気流を生成する。気流は室内熱交換器107を通過する。通過する気流の流量は羽根車の毎分回転数に応じて調整される。気流の流量に応じて室内熱交換器107では冷媒と空気との間で交換される熱エネルギー量が調整されることができる。室内熱交換器107および送風ファン109は例えば室内機に組み込まれる。室内機は例えば建物内の室内空間RMに設置される。その他、室内機は室内空間RMに相当する環境空間に設置されればよい。
冷房運転が設定されると、四方弁103は第2口103bおよび第3口103cを相互に接続し第1口103aおよび第4口103dを相互に接続する。したがって、圧縮機11から高温高圧の冷媒が室外熱交換器105に供給される。冷媒は室外熱交換器105、膨張弁106および室内熱交換器107を順番に流通する。室外熱交換器105では冷媒の熱エネルギーが外気に放出される。膨張弁106で冷媒は低圧まで減圧される。減圧された冷媒は室内熱交換器107で周囲の空気から吸熱する。冷気が生成される。冷気は送風ファン109の働きで室内空間RMに流される。
暖房運転が設定されると、四方弁103は第2口103bおよび第4口104dを相互に接続し第1口103aおよび第3口103cを相互に接続する。圧縮機11から高温高圧の冷媒が室内熱交換器107に供給される。冷媒は室内熱交換器107、膨張弁106および室外熱交換器105を順番に流通する。室内熱交換機107では冷媒の熱エネルギーが周囲の空気に放出される。暖気が生成される。暖気は送風ファン109の働きで室内空間RMに流される。膨張弁106で冷媒は低圧まで減圧される。減圧された冷媒は室外熱交換器105で周囲の空気から吸熱する。その後、冷媒は圧縮機11に戻される。
その他、圧縮機11は冷蔵庫、冷凍庫、冷蔵商品ケース、冷凍商品ケース、車載用空調装置、その他の機器で使用されることができる。その他、圧縮機11には、前述のようなロータリーピストンだけでなく、レシプロピストンやスクロールピストンが用いられることができる。
11 圧縮機、16 電動機、22 回転子、29 ピストン室、35 ピストン、39 圧縮室(縮小室)、47 (電動機向け)制御回路、53 入力ポート、57 算出回路(区間角加速度算出部)、61 設定回路(補正デューティ比算出部)、62 出力ポート、101 空気調和装置。

Claims (7)

  1. 1回転を複数の角度範囲に分割した各々の角度範囲に対して、当該角度範囲での電動機の回転子の角加速度を取得する工程と、
    取得した前記角加速度に基づき、個々の前記角度範囲ごとに電動機の駆動電流を設定する駆動信号を出力する工程と
    を備えることを特徴とする電動機の制御方法。
  2. 請求項1に記載の電動機の制御方法において、前記角加速度の取得にあたって、
    個々の前記角度範囲の時間長さを検出する工程と、
    前記時間長さに基づき個々の前記角度範囲ごとに角加速度を特定する工程と
    を備えることを特徴とする電動機の制御方法。
  3. 請求項2に記載の電動機の制御方法において、前記角加速度の取得にあたって、個々の前記角度範囲の角加速度のうち最大値のものを特定する工程を備えることを特徴とする電動機の制御方法。
  4. 電動機の回転子の位置を特定する位置信号を受ける入力ポートと、
    前記位置に基づき、1回転を複数の角度範囲に分割した各々の角度範囲に対して、当該角度範囲での前記回転子の角加速度を算出する算出回路と、
    算出した前記角加速度に基づき、個々の前記角度範囲ごとに電動機の駆動電流を設定する設定回路と、
    設定された駆動電流を特定する駆動信号を出力する出力ポートと
    を備えることを特徴とする電動機向け制御回路。
  5. 回転子を有する電動機と、
    前記回転子の位置に基づき1回転を複数の角度範囲に分割した各々の角度範囲に対して、当該角度範囲での前記回転子の角加速度を算出する算出回路と、
    算出した前記角加速度に基づき、個々の前記角度範囲ごとに駆動電流を設定する設定回路と、
    設定された駆動電流を特定する駆動信号を出力する出力ポートと
    を備えることを特徴とする電源モジュール付き電動機。
  6. 請求項5に記載の電源モジュール付き電動機と、前記電源モジュール付き電動機に連結されてピストン室内に圧縮室を区画するピストンとを備えることを特徴とする圧縮機。
  7. 請求項6に記載の圧縮機を備えることを特徴とする空気調和装置。
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