JP2016533715A - 微生物の解析 - Google Patents
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Abstract
Description
i)微生物からリン脂質を抽出することを含む脂質抽出ステップ、
ii)抽出されたリン脂質を取り込んだMALDI試料を調製することを含む試料調製ステップ、および
iii)MALDI試料にMALDIベースの質量分析を実施することを含むデータ収集ステップ
iv)質量分析データを解析して、微生物株を特徴づけるまたは同定することを含む微生物同定ステップ
を含む、方法を提供する。
i)微生物から脂質を抽出することを含む脂質抽出ステップ、
ii)抽出された脂質を取り込んだMALDI試料を調製することを含む試料調製ステップ、および
iii)MALDI試料にMALDIベースの質量分析を実施することを含むデータ収集ステップ
を含む、方法を提供する。
i)50vol%を超えるアルコールまたは50vol%を超えるエーテルを含む抽出組成物を微生物に添加することを含む脂質抽出ステップ、
ii)抽出された脂質を取り込んだMALDI試料を調製することを含む試料調製ステップ、および
iii)MALDI試料にMALDIベースの質量分析を実施することを含むデータ収集ステップ
を含む、方法を提供する。
i)微生物から脂質を抽出することを含む脂質抽出ステップ、
ii)抽出された脂質を取り込んだMALDI試料を調製することを含む試料調製ステップ、および
iii)MALDI試料にMALDIベースの質量分析を実施することを含むデータ収集ステップ
を含み、ここで
脂質抽出ステップは、微生物にメタノール溶液またはメタノール/アセトン混合物を添加することを含み、および/または
試料調製ステップは、抽出された脂質に9AAまたはATTマトリックス物質を添加することを含み、および/または
データ収集ステップにおいて、走査されたm/z範囲は、MS1スペクトルで約100から約3000である、方法を提供する。
i)微生物から脂質を抽出することを含む脂質抽出ステップ、
ii)抽出された脂質を取り込んだMALDI試料を調製することを含む試料調製ステップ、および
iii)MALDI試料にMALDIベースの質量分析を実施することを含むデータ収集ステップ
を含む、方法を提供する。
i)微生物から脂質およびタンパク質を抽出することを含む抽出ステップ、
ii)抽出された脂質および/または抽出されたタンパク質を取り込んだ1つ以上のMALDI試料を調製することを含む試料調製ステップ、および
iii)微生物の脂質組成および微生物のタンパク質組成に関係する質量分析データが得られるように1つ以上のMALDI試料にMALDIベースの質量分析を実施することを含むデータ収集ステップ
を含む、方法を提供する。
(i)MALDIマトリックス物質、場合によって共存するマトリックス物質、
(ii)試料プレート、
(iii)カチオン性およびアニオン性PL標準の較正混合物(適切には凍結乾燥されたもの)、ならびに
(iv)本明細書に記載の方法を完了するための1セットの指示書
の1つ以上を含む。
先行技術におけるいくつかの方法(例えば、タンパク質バイオタイピング)は、MALDI−MSによる生細胞から直接解析を実施するが、請求項に記載の方法で使用される有機溶媒抽出ステップは、いくつかの重要な利点をもたらす。これらの利点として以下が挙げられる:
a)細胞構造が破壊されることによる、微生物細胞の不活性化。これにより、病原性の種を作業するときでも、(例えば、試料の調製の間および輸送における)試料の容易な取扱いが促進される。
b)均質な脂質溶液が生成され、得られるスペクトルに対する元の細胞構造の影響が最小限になる。質量スペクトルが、より再現性のあるものとなる。
c)保存の容易性。脂質は、顕著な劣化を示さずに長期間(例えば約−20℃から約−80℃で)保存することができる。対照的に、生細胞は、同じ期間にわたって保存することはできない。この保存の容易性により、結果を確認するために再試行することが容易になる。
本発明者は、驚くべきことに、本明細書で説明する脂質抽出に関する抽出方法および溶媒系が、微生物からタンパク質を抽出して、抽出されたタンパク質をMALDI質量分析により解析するために有効であることを見出した。
試料調製ステップは、抽出された脂質のマトリックス物質への添加を含む。タンパク質解析が実施される実施形態において、試料調製ステップは、抽出されたタンパク質のマトリックス物質への添加を含む。下記に説明されるように、脂質解析に使用されるマトリックス物質は、タンパク質解析に使用されるマトリックス物質と異なってもよい。
データは、ポジティブモード(試料の正のイオン化)および/またはネガティブモード(試料の負のイオン化)で作動する質量分析計で集めることができる。
(a)アニオン性PLは、ほとんどの細菌および他の微生物の細胞膜に広く存在する。より多くのシグナルが、得られたスペクトルに存在し、これにより、解析および微生物の同定がより容易になる。
a.四重極イオントラップ(QIT)、
b.飛行時間測定(TOF)、
c.反射型飛行時間測定(RTOF)、
d.オービトラップ質量分析、
e.フーリエ変換質量分析(FTMS)、
f.タンデム質量分析(MS/MS)
の1つ以上が、データ収集ステップで使用されうる。
・質量精度の増加、
・質量スペクトル分解能の増加、
・質量スペクトルノイズの減少、
・情報内容の増加
の1つ以上に寄与する。
このステップにおいて、収集したデータを解析して、微生物株を同定または特徴づける。
微生物は脂質抽出の前に培養してもよい。
微生物の細胞培養
13種の異なる細菌種および株(表1に列挙)を培養した。この株を、Columbia血液(CB)寒天または最少培地(LB寒天、Sigma)上で標準的な好気条件下、37℃で、一晩(24時間)、成長させた。
3つの脂質抽出技術を使用した。
200μLのMeOH(Sigma)を懸濁化ペレットに添加した。微生物細胞懸濁物を次いで室温で5分間、超音波処理し、続いて15分間、氷上に置いた。次いで懸濁物を数秒間ボルテックス混合し、氷上にさらに15分間置いて脂質抽出を完了させた。得られた懸濁物を次いで12000gで5分間遠心分離して、細胞残屑を沈殿させた。次いで上清をMS解析が実施されるまで−20℃で保存した。
200μLのアセトンを懸濁化微生物細胞ペレットに添加した。次いで、細菌懸濁物を30分間氷上に置いた。得られた懸濁物を次いで3000gで3分間遠心分離した。次いで、上清を、MS解析が実施されるまで−20℃で保存した。
様々なMeOH/アセトン混合物が、酵母および菌類の脂質抽出についても試験され、良好な質量スペクトルの質を得るために同等に適していることが示された。最良の混合物は、体積で70:30から90:10の範囲であった。
300μLのCHCl3:MeOH=70:30(V/v)を、懸濁化細胞ペレットに添加し、氷上に30分間置いた。次いで75μlの0.7Mギ酸を細胞懸濁物に添加し、氷上にさらに15分間置いた。次いで、細菌懸濁物を、数秒間ボルテックス混合し、氷上にさらに15分間置き、上方の水性相と下方の有機相とに分離させた。次いで、細胞懸濁物を、12000gで5分間、遠心分離して、抽出された脂質を含有する下相をピペットで吸引し、新しい試料バイアルに移した。最後に、脂質抽出物を、MS解析が実施されるまで、−20℃で保存した。
MALDI脂質プロファイルの取得のために、異なる脂質クラス特異的な共存するマトリックス系を使用した。
MALDI脂質プロファイルは、窒素レーザー(λ=337nm)を備えるMALDI−レフレクトロン−TOF(RTOF)質量分析計(AXIMA−CFR+またはAXIMA−Performance、Shimadzu、Manchester、UK)ならびに調査下のターゲット表面およびマトリックスを直接観察するための統合モノクロームビデオ画像システム(25×拡大)を使用して取得した。
階層的クラスター解析は、異なる微生物種の関係を脂質/タンパク質プロファイルに基づいて示す樹状図を確立するために、市販の統計ソフトウェアパッケージDataLab3.5(http://www.lohninger.com/datalab)およびBioNumerics7.1(Applied Maths、Belgium)を使用して実施した。DataLabの場合には、Euclideanの距離尺度を使用し、Linkage型はWardの方法に基づいた。
図1は、荷電したリン脂質(PL)および中性脂質(NL)の両方に対して、6つの異なる有機溶媒の抽出効率を示す。抽出効率は、MALDI−MSスペクトルでの対応する脂質種のシグナル強度に基づいて計算する。
図3は、異なる脂質標準の混合物を含有する、同じ脂質試料の3つの異なる質量スペクトルを示す。スペクトルは、上記の方法にしたがって、異なるマトリックス物質を使用して取得した。ネガティブモードにおいて、9AA−GUAにより、多数のピークの検出が可能になることが理解できる。これらはアニオン性リン脂質に相当する。
図5は、メタノール脂質−抽出溶媒下で血液寒天から取得した質量スペクトルを示す。(+)MALDIモードで測定するとき、いくつかのバックグラウンドピークが脂質プロファイリング質量範囲(m/z700−1500)で見られるが、(−)MALDIモードでは見られない。
ネガティブイオン化モードにより、脂質を構成する脂肪酸残基の解離によって生じるカルボン酸アニオンの検出が可能になる。異なる株は異なるFAを含むので、これにより微生物の同定が支援されうる。
・m/z688.5に対してPE(16:0/16:1(9Z))、PE(17:1(9Z)/15:0)、
・m/z702.5に対してPE(16:0/17:1(9Z))、PE(17:0/16:1(9Z))および
・m/z716.5に対してPE(16:0/18:1(9Z))、PE(17:0/17:1(9Z))。
MALDI質量スペクトルを、請求項に記載の方法にしたがって、サッカロマイセス・セレビシエおよびサッカロマイセス・クドリアブゼビに属する9種の異なる酵母株に対して取得した。
4種の微生物に、メタノール脂質抽出を行った。これらは以下の通りである;
1.S.アウレウス−グラム陽性細菌
2.E.コリ−グラム陰性細菌
3.サッカロマイセス属種−酵母
4.ペニシリウム属種−糸状菌
各脂質抽出物をATTマトリックスに別個に取り込み、MALDI−MSスペクトルをポジティブモードで取得した。結果を図7Aに示す。
E.コリは、グラム陰性細菌の多様性のある一群を表し、「腸内細菌科(Enterobacteriaceae)」の科に属する他種(例えば、エンテロバクター(Enterobacter)、シゲラ(Shigella)、サルモネラ(Salmonella)、クレブシェラ(Klebsiella)など)と密接に関連している。この科は、典型的には、温血生物(例えば、ヒトを含む様々な哺乳類)の腸管内に生息している。
(1)グラム陽性細菌S.アウレウス(#1)、S.エピデルミデス(S.epidermidis)(#3)およびS.ヘモリチカス(S.haemolyticus)とC.ストリアトゥム(C.striatum)との混合培養物(#6)ならびに
(2)グラム陰性腸内細菌の大腸菌株の3種のサブクラスターおよび関連種(例えば、P.エルギノーサ(P.aeruginosa)およびE.フェカリス(E.faecalis))
で表される2つの主要な群の差異が示される。
図13は、MeOHまたはEtOHを使用する迅速な単一ステップ抽出(細胞壁構造の強固性に依存して約5−10分)ならびに超音波処理を利用した「オールインワン」微生物同定アプローチ(同じ微生物の脂質フィンガープリンティングおよびタンパク質フィンガープリンティング)を示す。したがって親水性および疎水性分子の均一な懸濁物(つまり主に細胞性タンパク質および膜脂質)を形成する。これにより、ポジティブおよび/またはネガティブモードで最も適切なMALDIマトリックス系(例えば、タンパク質についてはCHCA;脂質についてはATTまたは9AA)ならびにMALDI−MS解析を使用することにより、タンパク質と脂質の両方の同時解析が可能になる。最後に、取得したMSデータを、生物情報学的ソフトウェアツール(例えば、多変数データ解析)を使用してデータベースに対して検索する。
本発明と本発明が属する技術分野の技術水準とを、より十分に説明および開示するために、いくつかの文献を上記で引用している。これらの参考文献の十分な引用は以下に提供される。これらの各参考文献の全体が本明細書に組み込まれる。
Claims (26)
- 微生物株の同定方法であって、
i)微生物からリン脂質を抽出することを含む脂質抽出ステップ、
ii)抽出されたリン脂質を取り込んだMALDI試料を調製することを含む試料調製ステップ、および
iii)上記MALDI試料にMALDIベースの質量分析を実施することを含むデータ収集ステップ
iv)質量分析データを解析して、微生物株を特徴づけるまたは同定することを含む微生物同定ステップ
を含む、方法。 - 上記脂質抽出ステップが、微生物からタンパク質を抽出することを含み、前記試料調製ステップが、抽出されたタンパク質を取り込んださらなるMALDI試料を調製することを含み、前記データ収集ステップが、脂質組成に関係する質量分析データおよびタンパク質組成に関係するデータが得られるように前記MALDI試料にMALDIベースの質量分析を実施することを含み、前記脂質抽出ステップにおいて、微生物に有機抽出組成物が添加される、請求項1に記載の方法。
- 微生物の解析方法であって、
i)50vol%を超えるアルコールまたは50vol%を超えるエーテルを含む抽出組成物を微生物に添加することを含む脂質抽出ステップ、
ii)抽出された脂質を取り込んだMALDI試料を調製することを含む試料調製ステップ、および
iii)上記MALDI試料にMALDIベースの質量分析を実施することを含むデータ収集ステップ
を含む、方法。 - 上記脂質抽出ステップが、微生物からタンパク質を抽出することを含み、上記試料調製ステップが、抽出されたタンパク質を取り込んださらなるMALDI試料を調製することを含み、上記データ収集ステップが、脂質組成に関係する質量分析データおよびタンパク質組成に関係する質量分析データが得られるように上記MALDI試料にMALDIベースの質量分析を実施することを含む、請求項3に記載の方法。
- 前記抽出組成物が、70vol%を超えるアルコールを含む、請求項3または4に記載の方法。
- 上記脂質抽出ステップにおいてリン脂質が抽出され、適切には、脂質抽出ステップにおいてさらに中性脂質が抽出される、請求項3から5のいずれか一項に記載の方法。
- 上記有機抽出組成物が、50vol%を超えるアルコールを含み、アルコール体積がメタノールを含むまたはからなる、請求項2から6のいずれか一項に記載の方法。
- 上記有機抽出組成物が、メタノール/アセトン混合物を70:30から90:10の体積比率で含む、請求項7に記載の方法。
- 上記データ収集ステップにおいて、上記MALDI試料が負にイオン化される、請求項1から8のいずれかに記載の方法。
- 上記試料調製ステップにおいて、調製されたMALDI試料が9AAマトリックス物質を含み、場合によって、上記MALDI試料がさらにピリジンを含む、請求項9に記載の方法。
- 上記データ収集ステップにおいて、上記MALDI試料が正にイオン化され、上記試料調製ステップにおいて、調製されたMALDI試料がATTマトリックス物質を含み、場合によって、上記MALDI試料がさらにクエン酸水素二アンモニウムを含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
- 上記データ収集ステップにおいて、得られたデータのm/z範囲が、MS1スペクトルで約100から約3000である、請求項1から11のいずれかに記載の方法。
- 上記データ収集ステップにおいて、MALDIベースの質量分析が、
a)四重極イオントラップ(QIT)、
b)飛行時間測定(TOF)、
c)反射型飛行時間測定(RTOF)、
d)オービトラップ質量分析、
e)フーリエ変換質量分析(FTMS)、
f)タンデム質量分析(MS/MS)および
g)衝突誘起解離
の技術の1つ以上を使用する、請求項1から12のいずれかに記載の方法。 - 上記試料調製ステップにおいて、上記MALDI試料が、ポリマーまたはプラスチックのMALDI試料プレートで調製される、請求項1から13のいずれかに記載の方法。
- 微生物の解析方法であって、
i)微生物から脂質を抽出することを含む脂質抽出ステップ、
ii)抽出された脂質を取り込んだMALDI試料を調製することを含む試料調製ステップ、および
iii)上記MALDI試料にMALDIベースの質量分析を実施することを含むデータ収集ステップ
を含み、ここで
上記脂質抽出ステップが、微生物にメタノール溶液またはメタノール/アセトン組成物を添加することを含み、および/または
上記試料調製ステップが、抽出された脂質に9AAまたはATTマトリックス物質を添加することを含み、および/または
上記データ収集ステップにおいて、走査されたm/z範囲が、MS1スペクトルで約100から約3000である、方法。 - 上記脂質抽出ステップが、微生物からタンパク質を抽出することを含み、上記試料調製ステップが、抽出されたタンパク質を取り込んださらなるMALDI試料を調製することを含み、場合によって、CHCAマトリックス物質を抽出されたタンパク質に添加することを含み、上記データ収集ステップが、脂質組成に関係する質量分析データおよびタンパク質組成に関係する質量分析データが得られるように上記MALDI試料にMALDIベースの質量分析を実施することを含む、請求項15に記載の方法。
- 質量分析データと公知の値とを比較して、微生物株を特徴づけるまたは同定することを含む、微生物同定ステップをさらに含む、請求項3から16のいずれか一項に記載の方法。
- 微生物が細菌である、請求項1から17のいずれかに記載の方法。
- 細菌以外の微生物の解析方法であって、
i)微生物から脂質を抽出することを含む脂質抽出ステップ、
ii)抽出された脂質を取り込んだMALDI試料を調製することを含む試料調製ステップ、および
iii)上記MALDI試料にMALDIベースの質量分析を実施することを含むデータ収集ステップ
を含む、方法。 - 上記脂質抽出ステップが、微生物からタンパク質を抽出することを含み、上記試料調製ステップが、抽出されたタンパク質を取り込んださらなるMALDI試料を調製することを含み、場合によって、CHCAマトリックス物質を抽出されたタンパク質に添加することを含み、上記データ収集ステップが、脂質組成に関係する質量分析データおよびタンパク質組成に関係する質量分析データが得られるように上記MALDI試料にMALDIベースの質量分析を実施することを含む、請求項19に記載の方法。
- 微生物の解析方法であって、
i)微生物から脂質を抽出することを含む脂質抽出ステップ、
ii)抽出された脂質を取り込んだMALDI試料を調製することを含む試料調製ステップ、および
iii)上記MALDI試料にMALDIベースの質量分析を実施することを含むデータ収集ステップ
を含み、ここで上記MALDI試料が、上記データ収集ステップで負にイオン化される、方法。 - 上記脂質抽出ステップが、微生物からタンパク質を抽出することを含み、上記試料調製ステップが、抽出されたタンパク質を取り込んださらなるMALDI試料を調製することを含み、場合によって、CHCAマトリックス物質を抽出されたタンパク質に添加することを含み、データ収集ステップが、脂質組成に関係する質量分析データおよびタンパク質組成に関係する質量分析データが得られるように上記MALDI試料にMALDIベースの質量分析を実施することを含む、請求項21に記載の方法。
- 微生物の解析方法であって、
i)微生物から脂質およびタンパク質を抽出することを含む抽出ステップ、
ii)抽出された脂質および/または抽出されたタンパク質を取り込んだ1つ以上のMALDI試料を調製することを含む試料調製ステップ、および
iii)微生物の脂質組成および微生物のタンパク質組成に関係する質量分析データが得られるように1つ以上の上記MALDI試料にMALDIベースの質量分析を実施することを含む、データ収集ステップ
含む、方法。 - 脂質についての質量スペクトルデータおよびタンパク質についての質量スペクトルデータが統合され、iv)統合された質量分析データを解析して、微生物株を特徴づけるまたは同定することを含む微生物同定ステップを含む、請求項23に記載の方法。
- (i)MALDIマトリックス物質、場合によって共存するマトリックス物質、
(ii)試料プレート、
(iii)カチオン性およびアニオン性PL標準の較正混合物、ならびに、
(iv)請求項1から24のいずれか一項に記載の方法を完了させるための1セットの指示書
を含有する、パーツを含むキット。 - マトリックス物質がATT、THAPおよび9AAから選択され、場合による共存するマトリックス物質がDAHC、GUAおよび酢酸ナトリウムまたは酢酸リチウムから選択され、および/または、
1つ以上の試料プレートが含まれ、ここでそれぞれが48ウェルのターゲットスライドであり、および/または
脂質抽出および/またはマトリックス物質溶解のための有機溶媒が含まれる、請求項25に記載のキット。
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