JP2016533434A - ストランド状の繊維材料を処理するための装置 - Google Patents

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Abstract

処理の少なくとも一部の間に循環される連続したロープの形態のストランド状の繊維材料の処理のための装置は、折り畳まれたロープパイル19を保持する貯蔵部を有する、細長い実質的に管状の処理容器1を備える。貯蔵部は、滑走底部16と、そのロープ出口側へのロープ入口側18から滑走底部16の傾斜を変化させるための手段11を含む。

Description

本発明は、その処理の少なくとも一部の間、循環される連続的なロープ形状であるストランド状の繊維素材を処理するための装置に関する。
いわゆる長期貯蔵装置は、特に、仕上げと一般的な繊維材料のような合成ストランド状の繊維材料の一般的な処理のための不連続な一枚仕上げにおいて広く用いられる。これらの長期貯蔵装置は、細長く、実質的に管状の処理容器と、その場所に配置された搬送ノズル列を備え、長期貯蔵装置に搬送ノズル列は、液体及び/又はガス状の搬送媒体の流れを適用することができる。搬送ノズル列に隣接するものは、折りたたまれたロープパイルを収納する処理容器の貯蔵部における材料ロープ入口側で終端する搬送部である。貯蔵部は、下方の容器壁の上側に距離をおいて延在する滑走底部を備え、該滑走底部は、貯蔵部における材料ロープ入口から搬送ノズル列近くの材料ロープ出口側へ伸びる。
このような長期貯蔵装置の例は、特許文献1〜4に記載されており、幾つかの例について言及する。一般に、これらの機械は、フローティング方法により、処理浴中内で比較的高い浴比(1:8〜1:2)で処理される。材料ロープドライブは、リールと搬送ノズルを備える。多くの場合、そのリールは、引きずり点や布地の変位をもたらす材料損傷の原因である。これは、材料ロープとリール間の、及び、滑らかなリール表面の低接触力による。また、材料ロープとリールの間の流体膜により、リールの引き作用は、高い頻度でむしろ最小限である。また、搬送ノズルで生成された材料ロープ速度とリール周速の調整は、多くの場合に問題である。材料ロープ搬送方向に自由に移動する複数のリールを用いて、リールの減速効果による処理された繊維材料の表面損傷を低減することが試みられている。
長期貯蔵装置はまた、特許文献5から知られており、リールは一実施形態で省略され、循環材料ロープの駆動は、搬送ノズルが充填される搬送媒体としての、空気又は空気/流体の混合によって達成される。原理的に似ている長期貯蔵装置の設計が、特許文献6から知られている。この機械もまた、リール無しで作動する。材料搬送は、気体及び/又は流体搬送媒体で選択的に作動する搬送ノズル列によって達成される。この設計を有する機械は、比較的低いドローオフ高さで行うことができ、その長さに沿って材料ロープは、材料貯蔵部の出口において、搬送ノズルへの入口まで持ち上げなくてはならない。そうすることで、循環材料に作用する引張力はこの領域で適切に低くなるが、これは繊細な繊維材料の処理に有利である。
長期貯蔵装置の細長い実質的に管状の処理容器内に、材料ロープ入口に隣接する、折り畳まれたロープパイルを収容する収容部が設けられている。一般に収容部は、下に位置する容器壁から距離を持って材料ロープパイルのための滑走底部を備え、その場合、先に述べた特許文献3に記載されているように、−滑走底部と搬送部の間に−材料ロープの折りたたみ手段もまた配置されていてもよい。材料ロープパイルの上側に接触し、好ましくは摩擦が最小化されるように構成されている滑走底部は、折り畳まれた材料ロープの搬送を促進する重量を得るために、−少なくとも複数の区間において、−材料ロープ入口側にある折り畳み手段から貯蔵部の材料ロープ出口側に向けて斜め下方に傾斜している。
しかし、処理の過程において、繊維材料と、したがって材料ロープパイルの摩擦係数は、例えば温度、材料速度、異なる染色、処理浴内の化学物質及び補助物質によって引き起こされる変化を経験する。したがって、摩擦係数の減少は、次第に大きくなり、最終的には潜在的に30%までになる材料パイルスライドとして作用する、スライド下部のもう一方の端に向かう材料パイルの圧縮を頻繁に生じる。特定の圧縮に際し、材料パイル圧力は、非常に大きくなるので、繊維材料は、材料ロープパイルの外方向に向けて逃げ、押し上げられる。この動作は、材料ロープ搬送システムのドローオフ点上流において、望ましくないドローオフ特性となる。これを改善するためには、滑走底部は、滑走底部の長手方向において、−少なくとも複数の領域で−前もって凹状円弧形状のように構成され、この場合、異なる輪郭形状は、しかし、一般的に、材料のある特定のタイプに多かれ少なかれ良く適していることが知られている。例えば、綿、ポリアミド、ナイロンなどを含む特定の繊維材料が、また機械の貯蔵部を通る材料ロープの移動が問題となる結果を伴う全体の帯域幅の範囲内となる製造、材料組成、摩擦係数の類いの種類に依存している。これは、材料ロープループが折り返されることや、材料ロープのねじれ又は結び目が発生することがある。また、増加した傾きを有する物品の場合に滑走底部の充填密度は、温度に関連するひだやしわの形成により不利な結果につながる可能性がある。
DE 2 207 679 A DE 36 13 364 C2 DE 10 2007 036 408 B3 FR 2 681 364 US 5 850 651 JP 07 305261 A
本発明の目的は、この問題を改善し、繊維材料(すなわち、異なる摩擦係数を示す生地)の処理に一様に好適であり、それゆえ、様々な繊維材料品の応用の広い領域において、それらの使用を可能とする長期貯蔵装置を提供することである。
この目的を達成するために、本発明に係る長期貯蔵装置は、特許請求項1の特徴を示す。
その新しい長期貯蔵装置は、その材料ロープ入口側から材料ロープ出口側に向かう滑走底部の傾きを変化するための手段を備える。これは、処理容器内部の滑走底部が、その傾斜に関して調整されるという方法で達成される。また一方、好適な実施形態において、処理容器が回転軸周りに回転可能となるように支持され、また、調整装置が配置され、それによって該容器がそれぞれの角度位置にロックされるという構成となっている。
この結果、滑走底部の傾斜は、もはや処理容器の貯蔵部における設計仕様による予め決まった値に固定されず、調整可能であり、したがって異なる繊維材料の摩擦係数の容易な検討を可能とする。
滑走底部の傾斜の調整範囲と、したがって滑走底部上に置かれた材料ロープパイルに規定された滑走角度の高さは、−原則として−6〜14度の間である。しかし、より大きな角度範囲もまた考えられる。
材料ロープの処理容器を通る貯蔵部の通過を容易にすることと、その装置の使用の選択肢を増やすために、少なくとも幾つかの領域において、滑走底部を底部が凹状に湾曲している細長い浴のように構成することが好都合である。そうすることで、底部は−少なくとも幾つかの領域において−円弧又は懸垂線の形として湾曲できる。
特定の、高感度な繊維材料の処理の間、下端、すなわち傾斜された滑走底部の材料ロープ出口における材料ロープパイルで生じる圧縮圧力は、滑走底部の他の共通の傾斜のために非常に高く、折り目、しわ、又は他の表面の障害が発生する。この材料のグループを考慮し、滑走底部の傾斜は、滑走底部によって形成された浴が、実質的に水平方向に配向する程度に減少される。もし、少なくとも材料ロープが滑る浴の一部分が、処理流体で充填されているならば、繊維材料は、浮いた状態で処理される。換言すると、処理は、材料が流体中に浮いているトラフ又は浴でみられるように行われる。
新しい長期貯蔵装置はリール無しで動作し、貯蔵部の材料ロープ出口からベンチュリ搬送ノズル列への経路上にある材料ロープにとって、非常に小さなドローオフ高さとなる。この距離は、0.5m以下であっても、材料ロープの低い流体荷重とともに、それが貯蔵部の外へドローオフされ、したがって繊維材料の非常に穏やかな処理となるときの、材料ロープへの低い引張り応力となる程度でもよい。繊維材料上の低い引張り応力は、減少された伸びとなり、したがって改善された収縮値となる。エラスタンを含有する品目で時折生じるような、材料の縁内側へのうねりは、大幅に回避される。
さらなる有利な特徴、及び本発明の実施形態は、従属請求項の主題である。図面は、本発明の主題の例示的な実施形態を示している。
長期貯蔵装置の側面の概略図であり、処理容器がチルトアップしている。 図1の長期貯蔵装置に対応する側面図であり、処理容器が下げられている。 図にあるように、長期貯蔵装置の側面の縦断面である。 図3の長期貯蔵装置の切り出しであり、拡大した側面において、貯蔵部の材料ロープ入口側を示す。 図3の長期貯蔵装置の切り出しであり、拡大した側面において、貯蔵部の材料ロープ出口側を示す。 図2の長期貯蔵装置の搬送部の側面であり、異なるスケールで描いている。 図6に示す搬送部の平面図である。 異なる縮尺での、図6に示す搬送部の材料ロープ出口屈曲部の部分透視図である。 図7に示す搬送部の平面図であり、搬送管の旋回範囲を示す。 異なる縮尺での、図2に示す長期貯蔵装置の搬送ノズル列の部分透視図である。 図10に示す搬送ノズル列の、線XI−XIに沿った長手方向の概略断面図である。 図11に示す搬送ノズル列の別の実施形態における、対応する断面図である。 図11に示す搬送ノズル列の、図10の線XIII−XIIIに沿った切り出しの部分透視図である。 マルチロープ機としての変形例で、図1に示す長期貯蔵装置の一部を切り開いた平面図である。
図1〜3に示す長期貯蔵装置は、少なくとも処理の一部の間に循環される、連続した材料ロープ状であるストランドに成形した繊維材料の処理のために配置されている。
その機械は、細長く、実質的に管状の処理容器1を備え、それは長い円筒管部2と、短く、同様に円筒状の同じ直径を有する管部3からなり、これらはくさび状の中間管部品4を介して互いに接続され、端側が底部、例えば皿形端(Torispeherical ends)5又はバスケットエルボ端(basket elbow ends)6で封鎖されている。取り外し可能に取り付けられたバスケットエルボ端6には、コンテナ内部に通じる荷重ドア7が設けられている。2つの管部2、3の中心線は、それらの間に165度の斜角を含む。その前部には、処理容器1が、管部3の両側に据え付けられた2つの足8によって支持されており、その足は、静止ベアリングブラケット10によって支持され、水平な回転軸9の周りに旋回できる。
処理容器1の後端には、11で模式的に表され、長い円筒管部2の外側と接する吊り上げ装置がある。その吊り上げ装置は、具体的に示さない吊り上げ軸又は同様に図示しない吊り上げシリンダと協働し、処理容器1の調整手段を構成する。吊り上げ装置11を用いて、処理容器1をその回転軸9の周りに旋回することができ、処理容器の傾斜が水平に対して例えば、図1において短い管部3がおおよそ水平方向と平行に方向付けられた位置と、図2において中間管部品4に隣接する長い管部の実質的に真っ直ぐな中心部2aが、完全に平行か又は水平に対してわずかな残余の傾斜に方向付けられた位置との間で、変更される。図1、2から推論されるように、皿形端5を支持する長い管部2の終端部2bは、隣接する管部2aに対して小さな軸角の周りに約10度上向きに旋回しており、(−図2の処理容器の下側位置において−)処理容器に含まれる流体は、中間管部品4の領域の最下点12における容器底部に集まり、この最下点から取り除くことができる。
一般に、処理容器1の傾斜は、回転軸9の周りに6度から14度の範囲内で適切な旋回により調整される。しかし、使用の特殊なケースでは、他方、特に大きな調整範囲があり得る。傾斜のそのそれぞれ設定された位置で処理容器1は、留め金13に示されるように、吊り上げ装置11の調整手段により固定され得る。処理容器1の傾斜の調整もまた、連続的に行われる。
処理容器1において、図3から特に明白に分かるように、搬送ノズル列14と、隣接する搬送部15と、トラフ形状又は管状の細長い滑走底部(gliding bottom)16とが配置され、これらは、図4、5において17で概略的に示される連続的な材料ロープが循環されることを可能とする。搬送ノズル列14により吸い上げられる材料ロープは搬送部15を通り、19で示される折りたたまれた材料ロープパイルを収容する処理容器1の貯蔵部210の材料ロープ入口側18(図4)に移動する。そこにおいて、処理容器は―材料ロープ入口側18から材料ロープ出口側20(図5)へ−折りたたまれた材料ロープパイル19を受け入れる滑走底部16を広げる。
滑走底部16は、処理容器1において、下に位置する容器壁21の上側にある距離をおいて延在し、容器壁に据え付けられた複数のホルダ22によって固く支持されている。処理容器1の傾斜が回転軸9周りの旋回によって変化した場合、その結果としてまた滑走底部16の傾斜もそれに応じて水平方向に対して変化する。代替として他の実施形態も考えられる。処理容器1内の滑走底部16も、高さが調整可能な複数のホルダ22によって支持され、したがって、容器1自身が一度設定された傾きを維持している間、容器壁21に対して滑走底部16の傾斜を変更することも可能である。
通過する材料ロープパイル19に面する内壁が設けられ、材料ロープパイルに対して低摩擦係数を示し、−例えばテフロン(登録商標)−で被膜された、又は特別な特別滑走要素やローラを備える管状の滑走底部16は、流体不浸透性の外壁23と、−そこから距離を隔てて−材料ロープ入口側18から伸びる領域24a及び材料ロープ出口側20に通じる領域24bに穴が空いていて、その間に位置する壁部24cにおいて流体不浸透性である内壁24との2つの壁からなる。穴の空いた領域24a、24bは、図3において黒く強調されている。それらの両端には、閉鎖キャップ26によって閉じられる液体吐出口25が設けられており(図4、5)、閉鎖キャップ26は、穴の空いた内壁領域24a、24bを通過する処理流体を処理容器1内に排水するために選択的に開くことができる。
充填パイプ260は、管状の滑走底部16において終端し、図2のように処理容器調整の過程において処理流体で滑走底部の充填を可能にする。その場合、滑走底部は基本的に水平方向を向き、閉鎖キャップ26は閉じられる。
充填された処理流体は、最終的に吐出口27を介して容器の内部に排出される。吐出口27を通る流体通路は、封鎖部材28により、外部から制御可能なアクチュエータ29によって作動される方法で制御される。
滑走底部16は、材料ロープパイル19を収納する長さに亘り凹状に湾曲しており、好ましくは、大きな半径(例えば20m)を有する円の円弧と一致し、あるいは、懸垂線と一致する。その際、吐出口27は、滑走底部が水平方向に向いた状態で、滑走底部16の最下点に配置されている。この凹状の湾曲した部分に隣接して、滑走底部16は材料ロープ入口側18上と材料ロープ出口側20のそれぞれ16a、16bにおいて大きく弓なりになり、その際、大きなアーチ16aは処理容器の中心軸の領域内に伸びる。管状の滑走底部16側壁の隣接する共通の境界は、30で示されている。
処理容器1内の滑走底部16の上にある搬送部15は、搬送管31を備え、その詳細は、特に図6、7で見ることができる。一定の四角い直径を有し、搬送ノズル列14に接続された、短く、真っ直ぐな管状部31aから始まって、搬送管31は、長区間31bにおいて、搬送管によって形成された流路の円錐形の拡張を有しており、そして次第に長方形になる該流路の断面形状となる。搬送ノズル列14に面する搬送管区間31bの終端において、長方形の断面形状を有する材料ロープ出口屈曲部32が続き、該屈曲部の詳細は、図8から明らかである。材料ロープ出口屈曲部32は、おおよそ90度に及び、その側面壁の領域と、少なくともその半径方向の外側壁において、穿孔33が設けられている。それは、図4から推論できるように、滑走底部16において、該滑走底部の材料ロープ入口側18において終結している。穿孔のある材料ロープ出口屈曲部32の下、滑走底部16において、滑走底部16の幅とほぼ対応する幅を有し、150mmから200mmの程度の深さを有する材料ロープ堆積区域330(図4)がある。この堆積区域は、弓なりで滑走底部16の幅を超えて広がり、滑走底部16の内壁24aに向けて規定の距離まで下向きに広がる境界壁34(図4)によって、処理容器の内側に向けて区切られる。材料ロープ堆積区域330は、したがって四方全てが壁によって区切られ、この場合、大きくアーチ状の部分16aは、材料ロープ出口屈曲部に比較的近い横方向に広がる。管状部31aは、多角形断面の一定の矩形を有するように、構成されることもできる。
材料ロープの、(―境界壁34とともに―)およそ150mmから200mmの高さを超える材料ロープ堆積区域330の後ろ側への供給は、滑走底部16に移動する材料ロープ17へ振動を与え、該振動は、図5に図示するように、材料ロープ出口側20の材料ロープ17が常に材料ロープパイルの最上層17aを抜き取られるように、貯蔵部の始まりにおいて重なった層のひだで材料ロープの堆積を引き起こす。図4、5に示すように、材料ロープパイル19は、後に堆積された繊維材料が以前に堆積された繊維材料の重なりの下に置かれるような方法で、材料ロープ入口側18に設けられている。すなわち、材料ロープパイル19内のロープの重なりは、材料ロープ入口側18に向けて傾斜され、貯蔵部を通りすぎる際にこの基本姿勢のまま居られるように、配置されている。このように、優れた材料ロープの移動が行われる上に、―材料ロープが材料ロープ出口側20で抜き取られる際には−、望まない材料ロープループ、その他が形成されるリスクがない。
材料ロープ堆積区域330に入る際に、材料ロープ17は、材料ロープ出口屈曲部32が、搬送管31を介して振動の均一な動きが付与されるように、管状の滑走底部16の幅を横切って折り畳まれる。この目的のために、搬送管は、搬送ノズル列14とともに、処理剤供給ライン470のストレート管接続片35から搬送ノズル列14に伸びる回転軸340(図5、9)の周りに旋回可能に支持される。管接続片35は、処理容器1に取り付けられた回転ベアリングで、36において密封状態で回転可能に支持されている。搬送管31の旋回範囲は、図9から分かり、中心位置の搬送管31側で、この中心位置の両側に位置する搬送管31の2つの終端位置が図示され、一方、旋回範囲は、矢印37で示されている。
搬送管31の比較的大きい長さのために、材料ロープ出口屈曲部32は材料ロープの堆積工程の間、一様で、堆積区域330の幅を横切る直線移動を引き起こす。この結果、堆積区域330における材料ロープの非常に穏やかな堆積が行われ、それは特に非常に繊細な繊維材料として有利である。これは、材料ロープ出口屈曲部が、搬送管の周りに回転運動を付与されて、通過する材料ロープに対応するねじれを引き起し、したがって潜在的に繊細な繊維材料に様々な影響を与える困難さを引き起こす、このような既知の実施形態と対照的である。
揺動旋回運動は、処理容器1に取り付けられた駆動モータ38(図3)により、搬送管31に与えられ、該モータは搬送管31がその旋回範囲37にわたって一様の速度で前後に移動されるように、リンク機構39を介して接続されている。
全体の搬送部15が、処理容器1内の搬送ノズル列14とともに配置されることの結果として、搬送管31は耐圧である必要がなく、したがって比較的簡単で費用効果が高く製造できるという利点となる。図3から分かるように、搬送部15と搬送ノズル列14は、それらが開口した搬入口7を通して取り外しと再挿入ができる程度に、最小限の寸法に構成してもよい。
長さに沿って一定の正方形断面を有するその管状部31aとともに、搬送部15は、搬送ノズル列14の搬送ノズル40に接続され、特にその正確なデザインは、図10〜13から分かる。
管状部31aに取り付けられたのは、円筒状ハウジングパネル41であり、それは軸方向に区切られた方法で周囲に移動可能であり、ノズルハウジング44のハウジングリングフランジ43内のガスケット42によって、液密に封止されて移動される。リングフランジ43は、処理流体供給ライン470(図5)の管状屈曲部460を介して、ノズルハウジング44内に流れる処理流体のための入口開口45を有する。ノズルハウジング44内に及ぶのは、一定の正方形断面を有する管状部31aであり、該管状部31aには、―ハウジングパネル41から軸方向に距離をもって−縁側に−4つのストレートノズル要素46(図11、13)が設けられている。ストレートノズル要素46の各々は、実質的に半円筒形形状に曲がり、管状部31aの側壁の長さにわたっており、この場合、4つのノズル要素46は、互いに当接するように、図13から明らかな方法で互いに両端で接続されている。したがって、円筒表面によってすべての側面上の直線で区切られるノズル開口47が生じる。このノズル入口開口47と一直線上にあるのは、ノズルハウジング44に通じ、それに流体密に接続されるじょうご状材料ロープ入口屈曲部49の出口部48である。出口部は、その寸法の観点から適切に適合され、一定の正方形断面を有する。材料ロープ入口屈曲部49は、図10、11で分かるように、実質的に矩形状の材料ロープ入口開口50を有し、それはまた、実質的に半円筒状の屈曲ガイド面により区切られている。
半円筒状の断面を有し、ノズル入口開口47と出口部48に囲まれたノズル要素46の間に、ノズルギャップ52が区切られ、それを介して処理流体供給ラインを通して供給された処理流体が、搬送管31の管状部31a内に入る。ノズル要素46の円筒形状と、その該形状に対応する出口部47の材料ロープ出口開口の構成により、円錐状のノズルギャップ52を通り、ノズル入口開口に47へ入る処理流体の実質的に渦の無い導入が行われる。多かれ少なかれ平行面によって区切られたノズルギャップの設計条件又はノズルギャップの突如とした具現化とは対照的に、この場合、材料ロープの搬送に有害であるキャビテーション又は同様の現象を避ける層流状態が、−高い処理温度であっても−大いに達成される。
ノズルギャップ52の開口幅は、図11にあるような実施形態において、全体の搬送部15が、矢印53の方向に軸方向に調整できる。この目的のために、調整機構54(図10)は搬送ノズルが設けられ、該調整ノズルは55で旋回可能に支持されたリングフランジ43を有するL字型調整レバー56を備え、調整レバーのそれぞれ選択された角度位置は、留め金57により所定位置に固定可能である。調整レバー56は、旋回軸55の周りに調整レバー56の旋回動作が、矢印53で示すように管状部31aの軸方向振動によって影響を受けるような方法で、ヒンジ式の方法で調整機構の一部分を形成するクリップ58を介して、管状部31aに、したがって全体で搬送管31に接続されている。
調整レバー56は、手動で作動しても、制御装置の具体的に図示しない作動装置を介して作動してもよい。これは、ノズルハウジング44から出口開口部に向けて円錐状に次第に細くなるノズルギャップ52の選択変更を可能とする。このように、より集中的な処理(狭いノズルギャップ)とより穏やかな処理(大きなノズルギャップ)の間の処理流体とともに、通過する材料ロープの処理の強度を変更することが可能となる。
図12に示す別の実施形態において、ノズルハウジング44は、軸方向に前後方向に調整できない搬送管31−したがって、その管片31a−に対するノズルギャップ52を調整するために、矢印53aと一致する管の軸方向に前後に調整される。対応する調整機構は、図12に特に図示していない。基本的に、その設計は図10に示されたものと似ている。それ以外でも、図11の部品と同じ又は類似の部品は、同じ参照番号を有し、−この程度まで−それらを再度説明する必要がない。この場合、入口開口45は、ハウジングパネル41に配置されている。図11の実施形態では、図12の実施形態と同様に、ノズルギャップ52を区切る部品48と46の間のねじりが生じないように、ハウジングパネル41とリングフランジ43の間に耐ねじれ保護が設けられている。
これまでに説明した長期貯蔵装置は、以下のように作動する。
既知の長期貯蔵装置において、大抵の繊維材料は、比較的長い浴比(例えば、1:8〜1:15)で扱われ、これは、エネルギー、化学物質及び反応染料の観点から莫大な費用と労力とを必要とする。
これとは対照的に、油圧作動の長期貯蔵装置は、可能な限り最小の浴比に設計されており、合成材料用で1:3程度、木綿素材で1:4程度である。
処理される材料ロープ17は、通常の方法で−処理扉7を開いた状態で−耐圧のタンクとして設計された処理容器内に導入され、そうすることで、材料ロープは、材料ロープ入口屈曲部49へ搬送ノズル列14により吸い込まれる。搬送ノズル列14は、処理流体が詰まっており、とりわけポンプ60により処理容器の12を起点とし、ドレインライン59(図3)を介して選択的に排出される。処理容器は、2つの足8の一方に配置された回転軸9を有するロータリーフィードスルーを有する。ポンプ60は、処理流体を熱交換器61と浴供給ライン470の糸くずフィルタを通して搬送ノズル列14に搬送する。供給ライン470とポンプ60の圧迫側の間の管の接続が、複数の足8の一方に配置された回転軸9を有するロータリーフィードスルーを介して生じ(これは、図面(図3)に特に示さない)、一方、ドレインライン59は、回転フィードスルー90を介してポンプ60のドレインライン59に接続されている。処理剤添加容器及び装置は、具体的に示していない。
ロープの両端が互いに綴じられ、投入扉7が閉められてから、材料ロープ17は、−選択的に加圧され、処理容器1において所用の温度に上げられた処理流体で処理される。そのようにして、長期貯蔵装置は、繊維材料の要求に応じて−湿モード、半乾燥モード、又は乾燥モードでの作業を行うことができる。
材料ロープは、搬送ノズル列14により循環され、材料ロープ入口側18への搬送部を通って処理容器1内に搬送され、そこから浴形状の滑走底部16内に堆積区域330内の材料ロープ出口屈曲部32を介して導入される。ここで、材料ロープは材料ロープパイル19の形状である貯蔵部に保管され、材料ロープ出口側20へ搬送される。ここで、それはいわゆる排出高さを通過した後に、搬送ノズル列14に吸い込まれる。
搬送ノズル列14の搬送ノズル40の下流で、材料ロープはまず、一定断面積とノズル入口開口47の幅の約5〜10倍の長さを有する管片31aを通る。この区域で、処理剤噴流のパルスは、高い効率で材料パイルの繊維材料に加えられる。処理流体の噴流によって生成された引張力は、通過する材料パイルに約600〜1000mmの長さにわたって作用し、その結果、小さな引張り力で繊維材料の非常に穏やかな処理を達成することができる。
管片31a内のこの集中的な区域に隣接して、搬送管31が管部31bにおいて円錐状に広がる。この管部において、処理媒体の残りの流動エネルギーは、材料ロープに伝わる。同時に、繊維材料は、トランスポートチャンネルの出口幅へ円錐状の広がりを通して受け入れられる。管片31a内のこの集中的な区域と管部31b内の円錐状の広がりは、材料ロープに作用する、材料ロープ搬送システムの非常によい引張り効果となる。搬送部の端における処理流体の低速度は、搬送される繊維材料の減損を防ぎ、また引張り力が搬送部の比較的長いパスを介して材料ロープに伝達されるという状況に寄与する。搬送管31における繊維材料の搬送は、浮いた状態で生じる。搬送部15は、繊維材料を滑走底部16の上部位置とそれによって生成された材料スライドへ運ぶために、傾斜を備える。搬送管31の断面は矩形であり、繊維材料が、円筒管と同様に支持される管底部で、円筒管に比べて圧縮されないという有利さを与える。
搬送管31を通過した後、繊維ロープは、搬送管31の上端に配置された穿孔矩形材料ロープ出口屈曲部32の上端に入る。遠心力と処理剤の残圧により、材料ロープによって押し流される処理剤の大部分は、材料ロープから分離され、処理容器1の後部に入る。材料ロープの速度が増加するにしたがって、不釣り合いに、処理剤の大部分が材料ロープから分離される。処理出口屈曲部32から解放された処理剤は、処理容器1の後部にある隣接した壁にぶつかり、この方法でこれらの壁の清掃となる。原則として、このように分離された処理流体のパーセンテージは、約30〜70%である。
孔あき材料ロープ出口屈曲部32の下において、材料ロープ17が材料ロープ堆積区域330に入る。これは相対的に狭く、既に記載した方法で、材料ロープの制御された堆積が起こる。複数の壁及び境界壁34の特別な構成により、材料ロープは、堆積されている間、既に述べたように、材料ロープ出口側20の滑走底部16の下端部に位置する最上部のひだ17aから引き出されるような方法で中に入る。
依然として搬送される処理流体は、滑走底部16に押し進められた材料ロープパイル19から除かれ、滑走底部区域24a、24b内の穿孔を介して排出され、複数のフラップ26を開口した状態で、処理容器1内に流れ出る。
材料ロープ出口側20上の材料ロープの短い排出高さと組み合わせることで、材料ロープのこの低い処理流体負荷も、滑走底部と搬送ノズル列14間の途中で材料ロープの最小の引張強度ストレスとなる。搬送ノズル列14が、材料ロープ循環路の上昇部に配置されていない限り、すなわち、滑走底部16と材料ロープ入口屈曲部49の下流側に隣接して、しかし、搬送部14の直管部31aの続きにおいて、非常に好ましい循環条件が、特に穏やかな方法で処理された材料ロープのために生じる。
繊維材料層、すなわち、滑走底部16上の材料ロープパイル19の高さは、一般に、10〜15cmの範囲である。最下層の材料ロープひだ上の傾斜した滑走底部16の下端に作用する圧縮圧力は、比較的低い。既に説明した、自由な処理流体を排出する選択の結果、毛細管作用及び接着力により、複数の湾曲部や織物の隙間に残る処理流体のみがある。したがって、はるかに織物材料の最大のグループは、図1のように上昇位置にあり、それに応じて滑走底部16が傾斜されている処理容器内で処理することができる。滑走底部16の一様に湾曲した形状の結果として、材料ロープパイルの密度−既に説明したように−これは、特に、貯蔵部通して全体の搬送経路上で比較的低いままであり、材料ロープ出口側20の近辺において、低く横たわる領域にある。
繊維材料(例えば、アセテート)の特定のグループを参照すると、滑走底部16上の材料ロープパイルの圧縮は、処理容器が、図1のように調整されたとき、すでに高すぎであり、そのため、折り目やしわ又は他の表面の弊害が発生することがある。この物品のグループを考慮すると、処理容器1の傾きは、図2のような位置に低減することができ、その結果、浴状の滑走底部16は、処理剤が充填され、繊維材料が浮いた状態で、その中で処理される。浴コレクタとして機能する壁23により、滑走底部16の下スペースは、穿孔壁24a、bの下にガス/空気の蒸気混合物を装填したままである。したがって、この動作モードでの浴比は、従来のプラントよりもかなり小さい。それ以外は、様々な繊維材料の異なる摩擦係数と調和して、処理容器1の傾きを選択することができる。もし、図2による浴状の滑走底部16がほぼ水平に設定されていれば、この処理での処理剤の放出は、フラップ26及びドレイン弁27によって閉じられる。材料ロープ出口屈曲部32を通って滑走底部16へと流れる処理流体の総量は、材料ロープパイルとともに材料ロープ出口側20へと流れ、ここで、該流体は処理容器の滑走底部16の隆起したエッジ16bの上にあふれる。
もちろん、ノズルギャップ52の調整を含む新しい長期貯蔵装置のすべての機能は、制御装置によって自動的に制御することができる。これは、注文染色に有利であり、そして新しい長期貯蔵装置が、大きなスペクトル内での異なる繊維材料のほぼすべての事実上発生したグループと分野を扱うことができる。
原則として、長期貯蔵装置の公称負荷重量は、軽量の繊維材料に達していない。公称処理重量に達し、材料ロープの循環時間を許容限度内に維持するために、その装置は幾つかの搬送管31を備えていてもよい。この場合、上述したように、搬送管31は、調整可能なノズルギャップ52を有する搬送ノズル40を備え、一方、他の搬送管31は、−必要に応じて調整不要で−より軽量な繊維材料のための寸法にできる;しかし、これは絶対に必要というわけではない。図14に、このタイプの例示的な実施形態を示す。以前に図1〜4を参照して説明した実施形態を考慮して、同一の部分は同一の参照符号で識別し、再び説明しない。
新しい長期貯蔵装置は、油圧機械として既に説明されており、ここで材料ロープ17の搬送は処理流体によってのみ行われ、関連付けられた搬送ノズル列は、それに応じて構成されている。しかしながら基本的に、空気圧及び/又は混合空気圧/油圧で動作する長期貯蔵装置に機械の原理を適用することも可能である。これらの場合、搬送ノズル列14は、搬送ガス及び/又は搬送ガスと搬送流体のいずれかを用いて充填できる搬送ノズル手段を含む。この場合、処理剤を適切な形、例えば微粒化で、それ自体知られているように搬送ガスを添加してもよい。
1 処理容器
2 管部
3 管部
4 中間管部品
5 皿形端
6 バスケットエルボ端
7 搬入口
8 足
9 回転軸
10静止ベアリングブラケット
11 吊り上げ装置
12 最下点
13 留め金
14 搬送ノズル列
15 搬送部
16 滑走底部
17 材料ロープ
18 材料ロープ入口側
19 材料ロープパイル
20 材料ロープ出口側
21 容器壁
22 ホルダ
23 外壁
24 内壁
25 液体吐出口
26 閉鎖キャップ
27 吐出口
28 封鎖部材
29 アクチュエータ
31 搬送管
32 材料ロープ出口屈曲部
33 穿孔
34 境界壁
35 管接続片
37 旋回範囲
38 駆動モータ
39 リンク機構
40 搬送ノズル
41 ハウジングパネル
42 ガスケット
43 リングフランジ
44 ノズルハウジング
45 入口開口
46 ノズル要素
47 ノズル開口
48 出口部
49 材料ロープ入口屈曲部
50 材料ロープ入口開口
52 ノズルギャップ
54 調整機構
55 旋回軸
56 調整レバー
57 留め金
58 クリップ
59 ドレインライン
60 ポンプ
61 熱交換器
90 回転フィードスルー
210 貯蔵部
260 充填パイプ
330 材料ロープ堆積区域
340 回転軸
460 管状屈曲部
470 供給ライン

Claims (28)

  1. 少なくとも処理の一部の間に循環される、連続した材料ロープ状であるストランドのような繊維材料の処理のための装置であって、
    −細長く、実質的に管状の処理容器(1)と、
    −搬送媒体の流れを適用できる搬送ノズル列(14)と、
    前記搬送ノズル列に隣接し、処理容器(1)の貯蔵部において材料ロープ入口側(18)で終端する搬送部(15)と、折り畳まれた材料ロープパイル(19)を収納する前記貯蔵部と、を備える装置において、
    −前記貯蔵部は、下にある容器壁(21)の上側に距離をおいて延在する滑走底部(16)を備え、前記滑走底部(16)は、材料ロープ入口側(18)から前記搬送ノズル列(14)の付近における材料ロープ出口側(20)へと延び、
    −手段(11)は、材料ロープ入口側(18)から材料ロープ出口側(20)に向かう前記滑走底部(16)の傾きを変化させるために設けられている、装置。
  2. 前記滑走底部の傾きが、前記処理容器(1)とともに変更できることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記処理容器(1)は、回転軸(9)の周りに回転できるように支持され、調整手段(11、13)は、前記容器に配置され、それを用いて前記容器を調整された角度位置にそれぞれ固定できることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 前記回転軸(9)が、前記処理容器(1)の、処理剤供給ライン又はドレインライン装置(59)の領域に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 前記処理剤供給ライン又はドレインライン装置(59)は、前記回転軸(9)を含む回転フィードスルー(90)を備えることを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 前記搬送部(15)は、前記処理容器(1)内で、前記滑走底部(16)の上に配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記搬送部(15)は、材料ロープ入口側(18)から材料ロープ出口側(20)に向かって、その長さの一部に亘って上昇するように配置されていることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 前記搬送部(15)は、材料ロープ入口側(18)に面するその端部に、前記滑走底部(16)上の材料ロープを導く材料ロープ出口屈曲部(32)を備え、前記屈曲部の壁には、少なくとも一つの側面処理剤流路(33)が設けられていることを特徴とする請求項6又は7に記載の装置。
  9. 材料ロープ堆積区域(330)は、前記材料ロープ出口屈曲部の下の領域にある前記滑走底部に設けられていることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 前記材料ロープ堆積区域(330)は、境界壁(34)によって前記容器の内部に向かって区切られており、前記境界壁(34)は、材料ロープのそれぞれ最後に堆積された部分(17a)の、折り畳まれ堆積された材料ロープが、材料出口側(20)の一番上に位置するように構成されていることを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 前記滑走底部(16)は、少なくとも幾つかの領域において、底部が長手方向に凹状に湾曲された細長い浴のように構成されていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の装置。
  12. 前記底部は、少なくとも幾つかの領域において、円弧の形に湾曲していることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 前記底部は、少なくとも幾つかの領域において、懸垂線の形に湾曲していることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  14. 前記浴は、少なくとも実質的に水平に向けることができることを特徴とする請求項11乃至13のいずれか一項に記載の装置。
  15. 前記材料出口側(18)の前記搬送部が、前記浴の真上に短い距離を隔てて終端することを特徴とする請求項11に記載の装置。
  16. 前記搬送部は、前記浴の上方に配置されている材料ロープ入口屈曲部(49)を備え、前記搬送ノズル列(14)は、前記材料ロープ入口屈曲部に隣接する前記搬送部の部分(31a)に配置されていることを特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 前記搬送部は、前記搬送ノズル列(14)の領域に配置された回転軸(340)を中心に旋回でき、前記滑走底部を横切って広がるように支持されていることを特徴とする請求項1乃至16のいずれか一項に記載の装置。
  18. 前記搬送部(15)は、実質的に直線状の旋回運動を前記搬送部に与える旋回装置(38)に連結されていることを特徴とする請求項17に記載の装置。
  19. 前記搬送部は、少なくとも多角形断面を有する搬送管(31)を備えることを特徴とする請求項1乃至18のいずれか一項に記載の装置。
  20. 前記搬送管(31)は、断面が正方形又は長方形であることを特徴とする請求項19に記載の装置。
  21. 前記搬送ノズル列(14)は、搬送媒体のための調整可能なノズルギャップ(52)を具備する搬送ノズル(40)を備えることを特徴とする請求項1乃至20のいずれか一項に記載の装置。
  22. 前記ノズルギャップ(52)は、実質的に、部分的に円筒形の断面形状を有するストレートノズル要素(46)により、全周が区切られていることを特徴とする請求項21に記載の装置。
  23. 前記ノズルギャップ(52)は、流れの方向に円錐状に先細りするように構成されていることを特徴とする請求項22に記載の装置。
  24. 前記搬送管(31)は、ノズルギャップ(52)に隣接し、一定の断面を有する管部(31a)を備えることを特徴とする請求項19乃至21のいずれか一項に記載の装置。
  25. 前記搬送管は、一定の断面を有する前記管部(31a)に隣接し、円錐形のように横方向に広がる管部(31b)を有することを特徴とする請求項24に記載の装置。
  26. 前記滑走底部(16)は、少なくとも幾つかの領域で、流体が透過する穿孔を有することを特徴とする請求項1乃至25のいずれか一項に記載の装置。
  27. 前記穿孔は、液密に閉鎖できることを特徴とする請求項26に記載の装置。
  28. 互いに隣接して配置された複数の搬送部を備え、前記複数の搬送部に配置された搬送ノズル列(14)を備えることを特徴とする請求項1乃至27のいずれか一項に記載の装置。
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