JP2016530914A - 飲料を作製および分配供給するための、カプセルを利用するシステム - Google Patents

飲料を作製および分配供給するための、カプセルを利用するシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2016530914A
JP2016530914A JP2016526999A JP2016526999A JP2016530914A JP 2016530914 A JP2016530914 A JP 2016530914A JP 2016526999 A JP2016526999 A JP 2016526999A JP 2016526999 A JP2016526999 A JP 2016526999A JP 2016530914 A JP2016530914 A JP 2016530914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capsule
dispenser
beverage
stream
mixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016526999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6166844B2 (ja
Inventor
ファロ,ジアン,マッテオ ロ
ファロ,ジアン,マッテオ ロ
レーバーラック,ジョン,アール.
シェンツ,ユアンリ
ウィーズマン,カート,アール.
リーム,ジョージ,イー.
ウィーバー,グレッグ,ジー.
Original Assignee
ラ ヴィト テクノロジー エルエルシー
ラ ヴィト テクノロジー エルエルシー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ラ ヴィト テクノロジー エルエルシー, ラ ヴィト テクノロジー エルエルシー filed Critical ラ ヴィト テクノロジー エルエルシー
Publication of JP2016530914A publication Critical patent/JP2016530914A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6166844B2 publication Critical patent/JP6166844B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/24Coffee-making apparatus in which hot water is passed through the filter under pressure, i.e. in which the coffee grounds are extracted under pressure
    • A47J31/34Coffee-making apparatus in which hot water is passed through the filter under pressure, i.e. in which the coffee grounds are extracted under pressure with hot water under liquid pressure
    • A47J31/36Coffee-making apparatus in which hot water is passed through the filter under pressure, i.e. in which the coffee grounds are extracted under pressure with hot water under liquid pressure with mechanical pressure-producing means
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/40Beverage-making apparatus with dispensing means for adding a measured quantity of ingredients, e.g. coffee, water, sugar, cocoa, milk, tea
    • A47J31/407Beverage-making apparatus with dispensing means for adding a measured quantity of ingredients, e.g. coffee, water, sugar, cocoa, milk, tea with ingredient-containing cartridges; Cartridge-perforating means
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/44Parts or details or accessories of beverage-making apparatus
    • A47J31/52Alarm-clock-controlled mechanisms for coffee- or tea-making apparatus ; Timers for coffee- or tea-making apparatus; Electronic control devices for coffee- or tea-making apparatus
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/804Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
    • B65D85/8043Packages adapted to allow liquid to pass through the contents

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Apparatus For Making Beverages (AREA)
  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)

Abstract

本開示は、分配供給装置によってカプセルから物質を分配供給することに関する。詳細には、本開示の例示的な実施形態は、(1)カプセル、(2)カプセルを収容するための飲料ディスペンサ、および(3)カプセル内で飲料を混合して使用者の飲料容器または飲料グラスに注ぎこむ間に自動的にカプセルを開封してカプセルを回転させるための飲料ディスペンサ内の機構に関する。カプセルを折り開いて剥離開封するためのLa Vitシステムは、カプセルを利用する飲料システムに対してより衛生的な手法を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、飲料を分配供給するためのシステムに関する。また、本発明は、飲料を分配供給するためのシステムにおいて使用されるカプセルおよびカプセルから飲料を分配供給する方法にも関する。
カプセルから、例えば1杯のコーヒーまたはお茶などの飲料を分配供給するための装置および技術が数多く存在する。一手法では、使い捨て容器がカップの上部に適合し、それに人が熱湯を注ぎ込む必要のある大きなリザーバを上部に備えたコーヒーなどの飲料抽出物を収容するための区画を有する。これらの装置は使い捨てであるが高価であることがあり、コーヒーが容易に劣化するまたは汚染される可能性のある空気にコーヒーが曝され、上記装置は自動コーヒー製造機またはその他の飲料機器に一般的には好適でない。飲料の流速が一般的に遅いため、これらの装置は通常、分配供給される飲料の体積の割には大きい。また、これらの装置は、直立で使用されるように設計されることがあり、底部領域のみがろ過流のために利用可能であり、これが、ろ過プロセスの遅さの一因となる。1つの構成では、密閉された受器内にフィルタが供され、支持部材は受器とフィルタの中間に含まれ、フィルタを支持するように機能する。フィルタは濡れると垂れ下がり、ろ過された飲料を放出するために孔をその内部に有する支持部材に適合するが、それ以外の場合ではフィルタからの排出を阻止する。水が圧力で注入される用途において使用されるこのようなフィルタ設計は、流速の遅さを招くであろう。
コーヒーおよびお茶のスペースにある、専売のカプセルを利用する機器を管理運営する公知の会社がいくつか存在し、これらには、Nestle’s Nespresso and Special T、Green Mountain Coffee Roaster’s Keurig、Starbucks Verismo、Kraft’s Tassimo、Sara Lee’s Senseo、Nescafe’s Dolce Gusto、Illy、Lavazza’s BlueおよびBritta Yourceが含まれる。Mars FlaviaおよびEsioは、パウチスタイルのシングルユース分配供給システムを利用する機器である。さらに、商用環境においてシングルサーブの飲料機器を管理運営する公知の会社がいくつか存在し、これらには、PHSI’s Interpure、Waterlogic’s Innowave、Vertex’s Charm、Keurig、NestleおよびMars Flaviaが含まれる。
現在、同様のカプセル/ポッドを利用したシングルサーブのポイントオブユース冷飲料システムの商品化を企図するその他の機器が存在する。例えば、Primo Waterが取得したOmnifrioは穿刺機構を使用し、これはカプセルの上部および底部を穿刺してシロップ濃縮液を流出させることを可能にする。Bevyzは、カプセルを破裂開封して混合プロセスを可能にするための圧力機構を使用する。Esio Hot&Cold Beverage Systemはシロップパウチシステムを使用し、パウチから飲料ミックスを噴出させて、包みの外部で水と飲料ミックスを混合する。BritaによるYourceは、カプセルを利用する機械を使用する。
低温の流体(通常は水)を液体濃縮物ではなく粉末と混合することにより飲料を作製するシステムにおいて冷飲料が分配供給される場合、1つの大きな課題は、混合プロセス中に粉末が効率よく溶解しないということである。これにより、飲料システムからの産物が低品質となり、見栄えの悪い、おそらくは不衛生な残渣が機械それ自体の中に生じる可能性がある。分配供給の間に粉末と液体を効率よく混合でき、残渣、汚染、もしくは飲料間の相互汚染をほとんどまたは全く生じさせないように設計された、熱い、冷たい、周囲温度の、炭酸の、泡立たない、混合飲料を提供するための改善されたシステムが、米国出願第13/293043号、米国仮出願第61/411786号および国際出願第PCT/US2011/060050号に記載されており、これらの全てが参照により本明細書に組み込まれる。本開示では、混合飲料を提供するためのさらなる実施形態を説明する。
本発明の目的は、ボトルウォーターおよびその他の水を利用するすぐに飲める(ready to drink)(RTD)飲料に代わる魅力的な代替物を提供することである。本発明は、消費者の水分補給および飲料ニーズに対して便利で信頼性のある費用対効果の高いポイントオブユースの解決手段を提供することを意図する。本発明は、専売のカプセルを利用するシステムによって無制限の冷却ろ過水およびシングルサーブの固有飲料を作製できるシングルサーブ飲料システムである。本発明は、冷たい、熱い、泡立たない(すなわち発泡しない)、炭酸の、風味のある、強化された、超精製ろ過された、水および香味料である可能性がある。
カプセルは粉末または液体を含み、これらがろ過水に混合されて飲料が作製される。飲料は、「自家製の配合(house formulas)」または製造業者から許諾された一般的なマスマーケットのブランド飲料である可能性がある。
本発明の多様な実施形態は、以下の複数の利点を有する。
・オンデマンドの純水:無制限のろ過された純水。潜在的に不衛生な汚染物質はろ過により水から除去される。
・オンデマンドのカスタム飲料:超純水を用いて作製され、正確な温度まで冷却された、自分の好みのブランド飲料の多くを使用者が味わうことができる。ある機種では、発泡飲料を作製する選択肢が利用可能。
・COの削減:重いボトル飲料を消費地点まで輸送する必要がない。使用中の各機器は炭素排出量を低下させる。
・廃棄物の削減:埋立処理場を一杯にするプラスチックボトルはもはや不要であるが、それでもすぐに飲める(ready to drink)(RTD)飲料についての優れた選択肢を使用者に提供する。
・省スペース:多量の飲料をストックしておく必要がなく、冷蔵庫/キッチン/パントリー内のスペースを節約できる。
・健康上の利点:より優れた濃度、より優れた循環、および全身の健康の全体的改善を含む、より便利で、より優れた水分補給の選択肢に起因する水分補給の改善。
・経済的利点:カプセルのコストは、通常のボトルウォーターのコストの約2〜3%であり、一部の大衆向けボトル飲料のコストの約33%である。
カプセルを使用するための折り開き剥離方法(the cracking and peeling method)は、飲料を作製し供給するための効果的且つ効率的な方法を提供する。機械的装置は、カプセルの上部カバーの下でカプセルへと刻まれた折り目に沿ってカプセルを折り開くよう適合される。機械的装置は、折り開かれた折り目に沿ってカプセルを剥離開封する。例えば、密封を破って、その後カバーを引き剥がすことを可能にするために使用され得る僅かな折り目をカプセルの縁に含むことができる。折り目のところでカプセルを開封して飲料を利用するために、力をカプセルに印加してよい。カバーが引き剥がされると(例えば、カプセルの引裂開封)、混合用の液体流によって飲料が混合される(多くの実施形態において、液体は、冷たいまたは熱い、発泡するまたは泡立たない、水である)。完全に機能するプロトタイプでの試験において、飲料粉末濃縮物をカプセルから洗い出すことに成功している。
一部の実施形態によれば、カプセルのスムーズな開封を確実にするために、カプセルの折り目における引裂の制御性を高めることは有利である。制御された引裂は、カプセルの開封に必要な力を低下させるのに役立つ可能性があり、および/または、カプセルを開封するための、より均質で再現性の高い引裂を生じさせる可能性がある。カプセルの開封に使用される機構の隆起した先端は、制御された引裂を生じさせるのに役立つ可能性がある。隆起した先端がカプセルの長手方向の中心線に沿ったカプセルの開封を容易にするように隆起した先端を配置することができ、または、剥離が中心線から離れて開始し折り目に沿って進んでカプセルが開封されるように、隆起した先端はカプセルの中心線から離れていてよい。
本開示の例示的な実施形態の等角図である。 図1の切断線1A−1Aに沿った断面図を示す。 図1の切断線1A−1Aに沿った断面図を示す。 図1に示される実施形態に従った分解等角図を示す。 図2A〜図2Dは、図2の線2A−2Aに沿った断面図にてカプセル開封プロセス、カプセル回転プロセス、および飲料の混合を図示する。 図2A〜図2Dは、図2の線2A−2Aに沿った断面図にてカプセル開封プロセス、カプセル回転プロセス、および飲料の混合を図示する。 図2A〜図2Dは、図2の線2A−2Aに沿った断面図にてカプセル開封プロセス、カプセル回転プロセス、および飲料の混合を図示する。 図2A〜図2Dは、図2の線2A−2Aに沿った断面図にてカプセル開封プロセス、カプセル回転プロセス、および飲料の混合を図示する。 図1に示される実施形態に従ったカプセルの図を示す。 図1に示される実施形態に従ったカプセルの図を示す。 本開示に従って飲料を混合するための例示的プロセスを説明するフローチャートを示す。
これらの図は本開示の例示であり、本願において提示される発明の範囲および領域を制限するものと解釈されるべきではない。
本開示は、分配供給装置によって容器から物質を分配供給することに関する。詳細には、本発明の例示的な実施形態は、(1)カプセル、(2)カプセルを収容するためのディスペンサ、および(3)混合された内容物をカプセルから使用者の飲料受器または飲料グラスへと分配供給する間にカプセルを開封してカプセルを回転させるためのプロセスを実施するディスペンサ内の機構に関する。これらの領域はそれぞれ、以下でより詳細に説明される。
(1)カプセル:図1に示すように、カプセル11は、いくつかの部分を含む。カプセル11の上部111は、カプセル11の周縁平面リム(a circumferential and planar rim)に結合したカバーであってよい。カプセル11の上部111のカバーは、接着剤などの結合剤によって、あるいはヒートシーリングプロセスによってカプセル11のリムに貼り付けられてよい、アルミ箔、生分解性材料、プラスチックまたはその他のリサイクル可能な材料などの材料であってよい。カプセル11の上部111のカバーは、カプセル11の周縁平面リムによって画定される開口部を密封する。
カプセル11は、周縁平面リムによって画定される開口部を有する、カプセル11の上部111の下に延在する凹型のベースン112を備える。ベースン112は、飲料混合用の粉末または液体などの1種以上の混合剤を含むための受器を形成する。例えば、ベースン112を形成してから混合剤を充填してよく、その後、カプセル11の上部111のカバーをリムに貼り付けることで、ベースン112のリムによって画定される開口部を密封してよい。
上部からカプセル11を見た場合、ベースン112は、ダイヤモンドまたは楕円を含む軸対称形状など、様々な形状に見えてよい。ベースン112は、様々なサイズの混合飲料用の様々な量の混合剤を収容するように様々なサイズに応じて形成されてよい。例えば、ベースン112は、約40立方センチメートル(すなわち40cc)の容量または容積を有してよい。カプセル11内で混合される飲料部分のための空間を残すために、ベースン112の容積は、カプセル11内に封入された混合剤の量の体積よりも大きくてよい。
ベースン112は、それにカプセル11の上部111が貼り付けられてよい平面周縁リム(the planar circumferential rim)を備える。リムは、飲料が混合されている間においてディスペンサ100内でのカプセル11の適合および堅固な装着を可能にする形状の縁を形成するのに十分な幅であってよい。また、ベースン112は、カプセル11の上部111の下でベースン112へと刻まれた折り目または継ぎ目を有してもよい。リムの下のカプセル11の予め脆弱化された部分であってよい折り目は、ディスペンサ100の開封機構がカプセル11に力を印加するとカプセル11が折り開かれて折り目に沿って剥離開封され、カプセル11の端部に開口部を形成できるように設計されてよい。開口部は、カプセル11内で混合剤を溶解または混合するために水などの流体をカプセル11内へと注入できるような形状であってよい。さらに、開口部は、混合された内容物をカプセル11から流出させることができるような形状であってもよい。一部の実施形態において、カプセル11はシングルユース用に設計されてよく、カプセル11は飲料の作製後に除去、排出、または別の方法で廃棄もしくはリサイクルされてよい。一部の実施形態において、さらに別の位置でカプセルが折り開かれて剥離され、カプセルに2つ以上の開口部を生じさせるように、カプセル11は、予め脆弱化された部分をさらに追加で有してよい。例えば、カプセルの2つの端部に開口部が形成されてよい。
カプセルの容積ならびにカプセル11内に最初に存在する混合剤の量は、飲料の体積に応じて変化してよい。一部の実施形態において、カプセル11の容積は約30ccであってよく、カプセル11は、約2〜6.5グラムの混合剤を含んでよい。他の実施形態において、カプセルは、約15〜20グラムの混合剤を含んでよい。
開封されたカプセル11の幾何学的形状は、混合動作およびその後のカプセル11の混合された内容物の排出を最大化するように最適化されてよいが、カプセル11から流出する混合された内容物によって生じる、いかなるこぼれまたは飲料間の相互汚染も最小化するように上記排出を方向付ける。さらに、ディスペンサ100の開封機構は、カプセル11の内容物およびその後の混合された飲料の汚染のリスクを最小化するように設計されてよい。例えば、開封機構は、カプセル11内部への汚染物質の侵入を防いでよく、開封されたカプセル11は、流体の注入および混合物の排出を可能にしてよいが、カプセル11外部またはディスペンサ100内部の汚染物質を防ぐ。
本開示の別の利点は、カプセル11外部が混合された飲料に接触しないということである。飲料へと向けてホイル蓋またはカプセル11基部を穿刺することがないため、完成品とカプセル11外部が接触することがなく、確実に飲料が無菌のままとなる。大半の機器は、カプセル11外部と完成した飲料の接触を伴い、カプセル11外部が非無菌様式で扱われているため、これは衛生的ではない。
一部の実施形態において、ベースン112の外側などのカプセル11外部は、ベースン112に印刷されたバーコードなど、任意選択の符号化情報113を含んでよい。バーコードリーダーなど、ディスペンサ100上のセンサまたはスキャナが、符号化情報からカプセル11またはその混合剤の態様を識別してよく、その結果、ディスペンサ100が飲料混合プロセスを適宜調整できる。他の実施形態において、符号化情報113は、Quick Response Code(「QRコード(登録商標)」)などの二次元データマトリクスとして符号化されてよい。ディスペンサ100上のスキャナ114は、カメラと通信する1つ以上のプロセッサによって処理するために符号化情報の光学画像をキャプチャできるカメラであってよい。
装置は、商業的に、家庭で、または別の経路で実施されるかどうかに応じて、ロック機能などの追加の機能を組み込むことができる。一部の実施形態において、ベースン112の外側などのカプセル11外部は、任意選択で印刷されたグラフィックを含んでよい。例えば、カプセル11は、商標登録された画像またはロゴを表示してよい。ディスペンサ100のスキャナ114(例えば、カメラ)は、スキャナ114と通信する1つ以上のプロセッサによって処理するためにグラフィックの光学画像をキャプチャするように構成されてよい。プロセッサおよびファームウェア、ソフトウェアまたは別のプロセッサ可読媒体と連動したまま、ディスペンサ100は、真性且つ正規のグラフィックを有するカプセル11が正しい向きでディスペンサ100内に挿入されるまでロック状態にあってよい。グラフィックが検知された後、ディスペンサ100は非ロック状態となり、挿入されたカプセル11の内容物を用いた飲料の混合を進めてよい。
他の実施形態において、符号化情報は、特定のカプセル用の最適な飲料パラメータに関する情報を含んでよい。例えば、コード化された情報がレシピ情報を含む場合、スキャナ114は、スキャナ114と通信する1つ以上のプロセッサによって処理するために符号化されたレシピ情報をキャプチャするように構成されてよい。プロセッサ(複数可)およびファームウェア、ソフトウェアまたは別のプロセッサ可読媒体に応答して、予備湿潤用流れ(pre−wetting stream)中の液体の体積、混合用流れによって分配供給される液体全体の量、およびその他のパラメータなどのディスペンサ100の様々なロボット的動作が、符号化されたレシピ情報に従うように調整されてよい。
プロセッサを本開示の実施形態に従って動作させる指示を含む非一時的プロセッサ可読媒体と共にプロセッサが構成されてよい。
(2)ディスペンサ:本開示の別の態様は、カプセル11を収容し、カプセル11およびその内容物を用いて飲料を混合するためのディスペンサ100である。図1は、本開示の例示的な飲料ディスペンサ100の等角図であり、図1Aは、図1の切断線1A−1Aに沿った断面図である。図示されるように、ディスペンサ100は、取っ手102によって上げ下げできるカバー101を有するフレーム10、ならびに後部ハウジング103および基部115を備えてよい。フレーム10は、カプセル11を収容するための空間を画定し、飲料を混合して分配供給するために使用される機構を取り付けるための箇所を提供する。図1は、ディスペンサ100の例示的な実施形態を示す。飲料の混合のために、ディスペンサ100のフレーム10内の様々な構成要素について、その他の寸法および構成を用いることができる。一部の実施形態において、スタンドアローンの装置としてカウンター上に設置するようにディスペンサ100を設計してよいが、他の実施形態では、ディスペンサ100を、冷蔵庫または水ろ過システムなどの別の装置内に据え付けるように適合させてよい。
ディスペンサの状態情報、広告、または使用者にとって有用である可能性のあるその他の情報を表示するための任意選択のディスプレイなどの、図1には示されない追加のインターフェース要素と共にディスペンサ100が構成されてよい。ディスペンサ100を動作させるために使用者設定の選択肢を選択するためのタッチセンシティブディスプレイまたはその他のボタンをディスペンサ100が備えてよい。
飲料混合中のカプセル11の回転など、(図1Aおよび図2に示されるような)ディスペンサ100内の構成要素を動作させるためのモータ220および歯車列221内の1つ以上の歯車またはその他の機械的装置を基部115が含んでよい。カプセル11自体は、収容区画108内に配置されてよく、収容区画108は、ディスペンサ100内での収容区画108の動作を可能にするヒンジまたはその他の手段によってフレーム10に取り付けられてよい。カバー101が押し下げられてディスペンサ100が閉鎖状態になると、ディスペンサ100のフレーム10によって画定される空間内で収容区画108が後退し、飲料がカプセル11内で混合されてカプセル11から排出される間のカプセル11の開封およびカプセル11の回転を容易にすることができる。
一部の実施形態において、図1Aに示すように、ノズル列201をカバー101に取り付けてよい。また、格納可能な遮蔽体105を旋回軸によってカバー101に取り付けてもよい。カバー101が持ち上げられてディスペンサ101が開放状態になると、ノズル列201は、カバーと共に持ち上げられることになる。格納可能な遮蔽体105は、図1Aに示されるようにノズル列201の正面で軸回転して降下し、ノズル列201を汚染から保護することとなり、開放状態のディスペンサ100内にカプセル11を挿入している間に使用者が操作する必要のないディスペンサ100の構成要素を包み隠すか覆い隠すことによって使用者に対するより美的魅力のある提示を与えることになる。
さらに、収容区画108は、カプセル11の開封を容易にするヒンジ化部110を備えてよい。図1に示されるように、ディスペンサ100が開いている場合にヒンジ化部110が平坦であって収容区画108の残りの部分と平面をなすように、収容区画108が構成されてよい。ディスペンサが閉じた際に、または閉じている際中に、ディスペンサ100の開封機構がヒンジ化部110をスイング式に上昇させ、カプセル11の折り目にトルクまたはその他の圧力を印加してカプセル11を折り開き、折り目に沿ってカプセル11を引裂開封してよい。一部の実施形態において、カバー101が下がる際に、収容区画108のヒンジ化部110がカプセル11の上部111に向けて軸回転するとアンビルがカプセル11の上部111の一部に接触してカプセル11を所定の位置に固定するように、アンビル109をカバー101に取り付けてよい。
遮蔽体107をディスペンサ100のフレーム10に収容区画108の下の位置で取り付けてよい。遮蔽体107は円筒形状であってよく、飲料容器に流入する混合された飲料内容物が遮蔽体107の内壁と接触できないように十分な幅であってよい。この点において、遮蔽体107は清潔なままであり、汚染を防ぐ。遮蔽体107は部分的に、混合された飲料内容物を受けるためにカップまたはその他の飲料容器をどこに配置すべきかを示す使用者に対するガイドとして機能してよい。
後部ハウジング103、基部115、カバー101、またはディスペンサ100の別の部分は、図1Aに示されるようなスキャナ(例えば、カメラ、バーコードリーダー、もしくはその他のセンサ)114またはその他のセンサを備えてよく、これらのスキャナ114またはその他のセンサは、図1に示されるようなスキャナ114用の後部ハウジング103の孔を通してカプセル11上の符号化情報(例えば、セキュリティ画像、二次元データマトリクス、統一商品コード(Universal Product Code)バーコード、もしくはその他の符号化)に向けられてよい。
図1Aに示されるように、フレーム10は、ディスペンサ100の開閉およびフレーム10によって画定される空間内での収容区画108などの構成要素の動作を容易にするためのいくつかのヒンジを備える。詳細には、ヒンジ104Aはカバー101を後部ハウジングに連結し、カバー101が軸回転して上がりディスペンサ100が開くこと、およびカバー101が軸回転して下がりディスペンサ100が閉じることを可能にしてよい。一部の実施形態において、カバー101が閉鎖位置へと軸回転して下がる際に減衰効果を与えるために緩衝器130をカバー100に取り付けてよい。あるいは、緩衝器130の代わりに、または緩衝器130に加えて、その他の減衰機構またはカバーラッチ機構を使用してよい。
カバー101が閉鎖位置へと下がると、ディスペンサ100およびカプセル11を飲料の混合に備えさせるためにフレーム10の構成要素が軸回転して協奏的な折り畳み配置に変形できるようにヒンジ104B、104C、104D、104Eが構成される。詳細には、ヒンジ104Bと104Cとを連結するアーム151によって、格納可能な遮蔽体105をカバー101内で押し上げ、または格納して、ディスペンサ100が完全に閉じるための空間を生み出すことができ、この時点において、格納可能な遮蔽体105はノズル列201およびその他の内部構成要素を保護する必要はない。
ヒンジ104Cと104Dとを連結するフレーム10のアーム152は、アンビル109のための固定具を与え、アーム152は、カバー101が閉鎖位置まで下がると収容区画108内のカプセル11の上にアンビルが位置するような形状である。
収容区画108は、ヒンジ104Dの所でフレーム10に連結され、ヒンジ104Eは、収容区画108のヒンジ化部110の軸回転を可能にする。ヒンジ化部110を含め、収容区画108は、傾斜208に対して移動するように構成されてよい。収容区画108内に配置されたカプセル11が開封のために水平位置へとスライドおよび回転できるように、カバー101が閉鎖位置まで下がると傾斜208が収容区画108の移動をガイドしてよい。
さらに、ヒンジ104Dと104Fとを連結するフレーム10のアーム153は、ヒンジ104Fを介してフレーム10をディスペンサ100の基部115に接続する。カバー101を上げ下げしてディスペンサ100をそれぞれ開閉する際に、折り畳み機構がカプセル11およびフレーム10に取り付けられたその他の構成要素を移動および回転させることが、ヒンジ104B〜104Fによって可能となる。他の実施形態において、ヒンジおよびアームについて異なる配置を使用してよい。例えば、収容区画108にさらなる可動域を与えるために、ヒンジ104Dと104Fとを連結するアーム153を、中間ヒンジを介して連結された2本のアームに分割することができる。他の実施形態において、ノズル列201をディスペンサ100の基部115に固定し、格納可能な遮蔽体105の必要性、またはヒンジ104Bと104Cとを連結するアーム151であってカバー101が閉鎖位置へと下がる際に格納可能な遮蔽体105の格納を補助するような形状のアーム151の必要性を、変化させるかまたは排除することができる。
さらに、一部の実施形態において、ラッチ205は、ラッチヒンジ206によってフレーム10の一部に連結されてよい。フレーム10を折り畳んで閉鎖位置へと下げると、ヒンジ104Fに連結した一番下のアーム154上に配置されたラッチ用留め具205Aにラッチ205が引っ掛かることができる。ラッチ205は、カプセル11を開封するための作動または飲料の混合中にカプセル11を回転させるための作動などのディスペンサ100の作動中に、フレーム10の動作をスムーズ且つ均一に保つことを補助できる。カバー101が上がる際に、フレーム10が展開して上がって開放位置へと戻ることができるようラッチ205がラッチ用留め具205Aから外れるように構成される。また、ソレノイドまたはその他の機構を用いてフレーム10を歯車列221に着脱することを含め、ディスペンサ100の作動中にフレーム10の動作をスムーズ且つ均一に保つための他の代替手段も企図される。
(3)飲料の混合:本開示のさらに別の態様は、飲料混合プロセスである。図1B〜図2Dは、以下で説明される飲料混合プロセスの間の様々な構成のディスペンサおよびカプセル11を図示する。
詳細には、図1Bは、開放状態のディスペンサ100を示す。カプセル11は収容区画108内に挿入されている。カプセル11の上部111は収容区画108の上部に留まったままであり、ベースン112は収容区画112の開口部を通って、さらに、ディスペンサ100のフレーム10によって画定される空間内へと延在する。この状態において、スキャナ114またはその他のスキャナが、ベースン112の外側に印刷された符号化情報113を読み取るために起動されてよい。ディスペンサ100が開いている場合、カプセル11および収容区画108が上側に傾いて符号化情報113をスキャナ114の照準線114A内に位置させるようにフレーム10が展開している。図1Bに図示されるように、スキャナ114は、後部ハウジング103内でディスペンサ100に取り付けられており、スキャナ114は、フレーム10によって画定される空間内でカプセル11へと向けて内側を向く後部ハウジング103の孔を通して符号化情報113を読み取ることができる。
図2は、収容区画108内に挿入されたカプセル11を有する開いたディスペンサ100の分解等角図を示す。図2は、ディスペンサ100の基部115内にモータ220を備える一実施形態を図示する。一部の実施形態において、モータは歯車列ハウジング106内で歯車列221に取り付けられてよく、所定の位置に歯車を保持するための、またはモータ220からのエネルギーをディスペンサ100内の構成要素に伝達するための、ピンまたは軸のセット223によって基部115内でフレーム10に連結されてよい。
図2A〜図2Dは、図2の切断線2A−2Aに沿ったディスペンサ100の断面図を示し、これらの図において、明確にするために、断面図は僅かに異なった状態のディスペンサ100を示す。詳細には、図2Aは、カバー101が部分的に下げられた、部分的に閉鎖状態のディスペンサ100を示す。ヒンジ104Aを介してカバー101が軸回転して閉鎖位置に向かって下がり、緩衝器130が、後部ハウジング103との連結に向けて、スイング式に降下した状態である。さらに、ヒンジ104Cおよびヒンジ104Dがより低い位置へと移動しており、これにより、収容区画108および収容区画108内のカプセル11が、まず、基部に平行な面より約5°下の角度まで変位する。その後、蓋が完全に閉じると、基部に平行な面より約5°下の角度から、収容区画およびカプセルがディスペンサ100の基部115に平行な面より約5°上となる第1の向きへと収容区画108およびカプセル110が約10°回転する。蓋を下げるプロセスの間の、基部に平行な面より5°下から基部に平行な面より5°上への収容区画108およびカプセル110の回転は、装置によるカプセルの開封を補助するために回転力を提供するのに役立つ。図2Aでは、ラッチ205は、ラッチ用留め具205Aとの連結に向けて、フレームの一番下の部分に向かって降下した状態である。カバー101がまだ部分的に開いている間にノズル列201を保護し続けるために、格納可能な遮蔽体105は未だ格納されていない。
図2Bは、閉鎖状態のディスペンサ100であって、飲料混合プロセスの初期のステップにおいて稼働中のディスペンサ100を示す。カバー101が完全に下げられており、その結果、緩衝器130が後部ハウジング103と完全に連結しており、取っ手102が基部115と完全に連結している。ディスペンサ100が閉じた状態である間は、格納可能な遮蔽体105はノズル列201またはその他の構成要素を保護する必要が最早ないため、格納可能な遮蔽体105がカバー101内に上がって格納され、カバー101が閉じるための空間を与える。ノズル列201は混合のために配置される。
前述のように、図2Bに示す状態では、カプセル110および収容区画108は、基部に平行な面に対して約5°上になっており、ヒンジ化部110を軸回転によって上昇させてカプセル11を部分的に開封させるために、ディスペンサ100がモータ220またはその他の機構を駆動した状態である。図2A〜図2Bに示されるように、カバー101が下がると、ヒンジ化部110が傾斜面208に対して移動し、カム210上に落下し、その後、ヒンジ104Cが移動してヒンジ104Fと位置合わせされる際にヒンジ104Eを中心に軸回転する。アンビル109は、収容区画108の一部と連結しており、ヒンジ化部110は、カバーを折り開いて引き剥がすためにカプセル11の上部111に向かってヒンジ104Eを介して軸回転して上昇した状態であり、開口部はカプセル11の端部にとどまっている。一部の実施形態において、ヒンジ化部110は、ヒンジ化部110の先端に鋭いくちばしのような付属物を備えてよい。上記付属物は、ヒンジ化部110が軸回転して上昇する際に、折り開き剥離動作を安定化し、1点に集中させるのに役立つことがある。ディスペンサ101が閉鎖状態である場合、ヒンジ104Cおよびヒンジ104Fは、図2Bの断面図において同一平面上にあり、混合中の、同一平面上のヒンジ104Cおよび104Fを中心としたカプセル11の回転を容易にする。
例示的な実施形態において、ノズル列201は3つのノズル(混合用ノズル202、仕上げ用ノズル203および炭酸化用ノズル204)を有する。混合用ノズル202の取入口は、混合用流体源(図示せず)に接続されてよい。混合用流体源は、周囲温度のろ過水またはその他の液体を供給できる。あるいは、カプセル11内で任意の粉末混合剤を溶解させるのに最適な温度まで混合用流体を加熱または冷却してよい。閉鎖状態において、混合用ノズル202の排出口は、以下で説明するように、予備湿潤用流れまたは混合用流れを介して混合用流体をカプセル11の開封された端部を通してカプセル11内に注ぐように配置される。
仕上げ用ノズル203の取入口は、仕上げ用流体源(図示せず)に接続されてよい。仕上げ用流体源は、使用者が選ぶ冷たいまたは熱い飲料の摂取に最適な温度までそれぞれ冷却または加熱されたろ過水またはその他の液体を供給できる。飲料が冷たいか熱いかに関係なく、同じカプセル11を使用できる。閉鎖状態において、仕上げ用ノズル203の排出口は、仕上げ用流れを介して、遮蔽体107を通して仕上げ用流体を使用者の飲料容器に直接注ぐように配置される。さらに、仕上げ用ノズル203の排出口およびカプセル11の開封された端部の配置は、仕上げ用流れが、カプセル11の開封された端部から流出する混合された内容物を捕捉してこれと合流することが可能なように構成される。一部の実施形態において、上記配置はさらに、混合された内容物と仕上げ用流れとが合流したフローが飲料容器内に入る際に飲料容器内での追加的な混合作用をさらに促進する視覚的および聴覚的に魅力のある層流を生み出すように構成される。
炭酸化用ノズル204の取入口は、炭酸源(図示せず)に接続されてよい。炭酸源は、周囲温度の、または炭酸飲料を作るのに最適な温度まで冷却もしくは加熱された、発泡水またはその他の炭酸化要素を供給できる。閉鎖状態において、炭酸化用ノズル204の排出口は、炭酸化用流れを介して、遮蔽体107を通して炭酸化流体を使用者の飲料容器に直接注ぐように配置される。一部の実施形態において、炭酸化用ノズル203の排出口、仕上げ用ノズル202の排出口およびカプセル11の開封された端部の配置は、カプセル11の開封された端部からの混合された内容物の流出202Cを捕捉するように構成される仕上げ用流れの捕捉挙動に炭酸化用流れが干渉できないように構成される。
図2Bは、カプセルが傾斜した状態である際に、予備湿潤用流れ202Aをカプセル11の開封された端部へと注入する混合用ノズル202の排出口を示す。一部のカプセルは、粉末混合剤を含んでよい。予備湿潤用流れがカプセル11内の乾燥粉末と混ざってスラリーが生じる。一部の実施形態において、予備湿潤用流れは、約0.5液量オンスの液体を含んでよい。一部の実施形態において、予備湿潤用流れは、約0.5液量オンスの混合用流体など、少量の混合用流体の短時間の射出であってよい。カプセル11が最初に開封される際に、または予備湿潤用流れがカプセル11に注がれる際に、カプセル11の内容物がこぼれ出さないように、予備湿潤ステップの間、カプセル11は水平位置のままであってよい。このステップにおいて、予備湿潤ステップの間に仕上げ用流れまたは炭酸化用流れが飲料容器に注がれないように仕上げ用ノズル203および任意選択の炭酸化用ノズル204はオフになっていてよい。一部の実施形態において、予備湿潤混合用流体がカプセル11内の任意の粉末混合剤とスラリーを形成できるように、予備湿潤用流れの停止後であって次のステップに進む前に一定時間(例えば、約2秒間)飲料ディスペンサが一時停止してよい。
図2Cは飲料混合プロセスの後期段階を示し、この後期段階中に、カプセル11は、第1の向きに対してより傾斜した位置まで回転した状態となっている。飲料混合プロセスの間に、ディスペンサ100によってカプセル11が、基部115に平行な面より約5°上となる(例えば、水平位置から約5°離れた)第1の向きから基部115に平行な面より約90°上となる(例えば、垂直位置に接近する)第2の向きへと回転する。図2Bに示されるように、カプセルは、その第1の向きにおいては、基部に平行な面より約5°上となる第1の向きである。カプセルは、蓋が閉まると第1の向きに達する。図2Cでは、カプセル11が回転してその第1の向きからその第2の向きへと僅かに上昇しており、ヒンジ化部110がさらに軸回転してカプセル11の開封された端部の開口部の角度を増大させた状態である。
図2Cに示されるように、混合用ノズル202の排出口は、開口部を通してカプセル11内に混合用流れ202Bを注いでいる。混合用流れは、カプセル11内に渦を生じさせて混合用流れとスラリーを混合し、さらに、混合剤を溶解させることができる。一部の実施形態において、混合用流れは、約1.5液量オンスの液体を含んでよい。混合された内容物は、カプセル11の開封された端部から逆に流出し始めてよい。混合用流れは、カプセル11の周縁平面リムの範囲内でベースン112の底に注がれる。従って、混合された内容物が混合用流れに干渉されずに開口部にてカプセル11のリムの縁を越えて流出するための空間を残すように混合用ノズル202が構成されてよい。
図2Cに示されるように、仕上げ用ノズル203の排出口は、遮蔽体107に向けて仕上げ用流れ203Aを下方向に注いでいる。一部の実施形態において、仕上げ用流れ中の液体の体積は飲料の体積に依存してよく、仕上げ用流れは、予備湿潤用流れおよび混合用流れ中の液体に加えて、飲料のための残りの液体を提供してよい。例えば、仕上げ用流れは、500mLの飲料のために、約14.9液量オンスの液体を含んでよい。混合された内容物がカプセル11から流出する際、混合された内容物の流れ202Cが仕上げ用流れ203Aに向かうように、混合された内容物がいくらかの水平速度を有してよい。混合された内容物の流れは仕上げ用流れ203Aと合流して、層流の流れ203Bであってよい合流したフローの流れを形成でき、合流したフローの流れは、遮蔽体107を通して飲料容器(図示せず)内へと下方向に注がれてよい。
図2Cは、飲料混合プロセス中のある時点でのスナップショットを表す。混合用流れ202Bおよび仕上げ用流れ203Aがオンになっている間、ディスペンサ100の回転機構によってカプセル11が連続的に回転させられてよく、これにより、カプセル11の内容物がカプセルから飲料容器へと流れ出ることが可能となる。一部の実施形態において、蓋が閉まるとすぐにカプセル11が回転し始める。一部の実施形態において、カプセルが回転している際に混合用ノズル202が移動してもよい。カプセル11が回転し始めた後に、混合用流れ202Bおよび仕上げ用流れ203Aをオンにしてよい。図3は、図2Cに示される時点でのカプセル11の等角図を示す。混合用ノズル202は、混合用流れ202Aをカプセル11内へと注いでおり、内容物を混合するための渦を生じさせている。装置は、混合用流れの速度、回転の速度およびその他の要因のバランスをとり、これにより、カプセル11が回転する際にカプセルの内容物が混合用流れ202Aの下で開口部を通ってカプセル11から縁に沿って流れ出ることが可能となる。図4は、図3の切断線4−4に沿った上面図を示し、この上面図は、カプセル11の開口部からの混合された内容物の流出202Cを捕捉してこれと合流する仕上げ用流れ203Aを表す。
図2Dは、カプセル11がその第2の向き(例えば、ほぼ垂直の向き)に近づくように回転させられており、ヒンジ化部110がさらに軸回転してカプセル11の開口部をほぼ完全に広げている場合の飲料混合プロセス中のある時点における、その後のスナップショットを表す。この時点において、混合用ノズル202は、混合用流れをオフにしていてよい。混合用流れを介してカプセル11に注入される混合用流体の総量は約1.5液量オンスであってよい。混合用流体は、完全もしくはほぼ完全に混合剤を溶解させており、または別の方法で混合剤と合わさっており、開封された端部に沿ってカプセル11の縁から流出し続け、混合された内容物の流れが仕上げ用流れ203Aと合流して層流203Bを形成し続ける。第2の向きにおいて、カプセル11は、混合された内容物をカプセル11から可能な限り多く流出させるような向きにされる。一部の実施形態において、使用者が炭酸飲料を選択していた場合、炭酸化用ノズル204が、遮蔽体107へ向けて炭酸化用流れ(図示せず)を下方向に注いでいてもよい。
図2Dに示される時点の後の時点でのスナップショット(図示せず)においては、カプセル11の回転は停止し、カプセル11の開封された端部からの混合された内容物の流出が完了しており、仕上げ用ノズル203はオフになっているであろう。この時点で、仕上げ用ノズル203は、適切に混合された1杯の飲料を作るのに十分な量の仕上げ用流体を放出したことになってよい(例えば、約6液量オンス、または約8液量オンス、またはそれよりも多い)。カバー101を再度開いてよく、空もしくはほぼ空のカプセル11を除去、排出、または別の方法で廃棄することができる。
図5は、本開示による飲料の分配供給のための例示的な飲料混合方法500を説明するフローチャートを詳細に表す。飲料混合方法500は、ディスペンサ100内にカプセル11を収容するステップ510を含む。ステップ520では、ディスペンサ100の開封機構によってカプセル11が開封される。ステップ530では、予備湿潤用流れがカプセル11内に注がれて、ほぼ水平位置にあるカプセル11内でスラリーを生じさせる。ステップ540では、ステップ550に進む前に一定時間、任意選択で上記方法を一時停止してよい。
ステップ550において、モータまたはディスペンサ100のその他の回転機構の力によりカプセル11が回転し始めてよい。ステップ560では、ほぼ垂直の向きへとカプセル11が回転している間に、混合用流れがカプセル11内に注がれ始めてよい。ステップ570では、仕上げ用流れが飲料容器に注がれ始めてよく、任意選択で、飲料容器に炭酸化用流れが注がれ始めてよい。飲料容器に炭酸化用流れが注がれる実施形態においては、任意の上昇した泡の上部を落ち着かせるために、炭酸化仕上げ用流れの休止時間を装置が組み入れてよい。さらに、飲料容器内での追加的なさらなる混合を補助するために、高圧の液体である、泡立たない液体の仕上げ用流れを装置が追加で含んでよい。
ステップ580において、混合用流れが停止してよい。ステップ590では、混合された内容物が流出して仕上げ用流れと合流し、飲料容器内へと続く層流を生じさせ続ける際に、カプセル11がそのほぼ垂直な向きに達して回転を停止してよい。ステップ595では、カプセル11が空またはほぼ空になり、開封されたカプセル11から混合された内容物が最早流出しなくなると、仕上げ用流れが停止してよく、飲料混合方法500は終了する。
飲料を作製して供給する穿刺機構は数多く存在するが、La Vit折り開き剥離機構(the La Vit cracking and peeling mechanism)は、飲料を作製して供給するための新規の方法であると考えられる。注入される混合用流れの射出にカプセル11の内部を曝すことによって、混合物がカプセル11から容易に流れ出るために上記機構はカプセル11のいかなる部分へのいかなる粉末混合剤のいかなる蓄積または凝集をも防ぎ、物質の完全で均質な混合が可能となる。混合がカプセル11内で起こり、空になると、カプセル11が洗い流されない、他のカプセル11を利用するシステムのようにカビまたは細菌の増殖が発生しやすいことはない。
当該製品の商業的用途としては、オフィスおよび家庭での用途のほか、病院、施設、学校、ホテル、クルーズ船の用途、ならびにポイントオブユースの飲料機器が便利且つ有益である任意の環境が主として挙げられる。

Claims (40)

  1. 内部にカプセルを収容するための空間を画定するフレームと、
    前記カプセルの端部を開封するための開封機構および前記カプセルを回転させるための回転機構を有する、前記フレームに可動的に取り付けられた受器と、
    前記回転機構が前記カプセルを回転させているときに混合用流れを前記カプセルの前記開封された端部に注ぐように構成された、前記フレーム上の第1のノズルと
    を備える、飲料を混合するためのディスペンサ。
  2. 前記カプセルが粉末を含み、
    前記第1のノズルがさらに、前記カプセルの前記開封された端部に前記混合用流れを注ぐ前に、前記カプセルの前記開封された端部に予備湿潤用流れを注ぐように構成されている、
    請求項1に記載のディスペンサ。
  3. 前記第1のノズルがさらに、前記カプセルの前記開封された端部に前記予備湿潤用流れを注いだ後であって前記カプセルの前記開封された端部に前記混合用流れを注ぐ前に一定時間一時停止するように構成されている、
    請求項2に記載のディスペンサ。
  4. 飲料容器に仕上げ用流れを注ぐように構成された前記フレーム上の第2のノズルをさらに備える、請求項1に記載のディスペンサ。
  5. 前記第2のノズルがさらに、前記カプセルの内容物が前記開封された端部から流出すると前記飲料容器に前記仕上げ用流れを一定時間注ぐように構成されており、その結果、前記仕上げ用流れが前記カプセルから流出する前記内容物を捕捉して前記飲料容器内に入る合流したフローの流れを発生させる、請求項4に記載のディスペンサ。
  6. 前記回転機構が、前記カプセルを第1の向きから第2の向きへ回転させるように構成されており、前記第1の向きが、前記カプセルの前記開封された端部から前記内容物が流出するのを防ぐように適合されている、請求項2に記載のディスペンサ。
  7. 前記開封された端部が、前記第1の向きにおいて前記カプセルの重心よりも上になるように構成されており、前記開封された端部が、前記第2の向きにおいて前記カプセルの前記重心よりも下になるように構成されている、請求項6に記載のディスペンサ。
  8. 前記第1のノズルがさらに、前記カプセルが前記第1の向きである間に、前記カプセルの前記開封された端部に前記予備湿潤用流れを注ぐように構成されている、請求項6に記載のディスペンサ。
  9. 前記第1のノズルがさらに、前記回転機構が前記カプセルを前記第1の向きと前記第2の向きとの間で回転させる間に、一定時間の少なくとも一部の間、前記カプセルの前記開封された端部に前記混合用流れを注ぐように構成されている、請求項6に記載のディスペンサ。
  10. 前記カプセルの前記内容物の少なくとも大部分が前記カプセルの前記開封された端部から流れ出ることを可能にするように前記第2の向きが適合されている、請求項6に記載のディスペンサ。
  11. 前記カプセルの前記内容物の少なくとも大部分が前記カプセルの前記開封された端部から流れ出ることを可能にすることが、前記カプセルの前記内容物を飲料容器に移すことをさらに含む、請求項10に記載のディスペンサ。
  12. 前記回転機構が、前記フレームに取り付けられた電気モータによって駆動されるように構成されている、請求項1に記載のディスペンサ。
  13. 格納可能な遮蔽体が、前記フレームが開放位置にある場合に前記第1のノズルを保護するように構成されている、請求項1に記載のディスペンサ。
  14. 受器の前記開封機構がヒンジ化受器をさらに含み、前記ヒンジ化受器の第1の部分が、前記ヒンジ化受器の第2の部分に向けて軸回転して前記カプセルを開封するように構成されている、請求項1に記載のディスペンサ。
  15. 前記ディスペンサの蓋が開放位置から閉鎖位置へ移動する際に、一定時間の間、前記ヒンジ化受器の前記第1の部分が前記ヒンジ化受器の前記第2の部分に向けて軸回転する、請求項1に記載のディスペンサ。
  16. 前記カプセル上の符号化情報をスキャンするための、前記ディスペンサ上のスキャナと、
    前記カプセル上の前記符号化情報に基づいた指示のセットに従って前記ディスペンサが飲料を作製することを可能にするための、前記ディスペンサ上のプロセッサと
    をさらに備える、請求項1に記載のディスペンサ。
  17. 前記仕上げ用流れが冷却水からなる、請求項4に記載のディスペンサ。
  18. 前記混合用流れが、前記仕上げ用流れの前記冷却水よりも温度が高い水からなる、請求項17に記載のディスペンサ。
  19. 前記混合用流れが、前記カプセルの前記内容物の溶解度の閾値に達するように適合された温度の水からなる、請求項17に記載のディスペンサ。
  20. 前記飲料容器に炭酸化された流れを注ぐように構成された前記フレーム上に第3のノズルをさらに備える、請求項4に記載のディスペンサ。
  21. 前記フレームが冷蔵庫との統合のために適合されている、請求項1に記載のディスペンサ。
  22. 前記合流したフローの流れが、前記飲料容器内でのさらなる混合のために適合されている、請求項5に記載のディスペンサ。
  23. 前記合流したフローの流れが層流の流れである、請求項5に記載のディスペンサ。
  24. 内部にカプセルを収容するための空間を画定するフレームと、
    カプセルを開封するための、前記フレーム上のヒンジ化受器と、
    予備湿潤用流れ、混合用流れ、仕上げ用流れおよび炭酸化用流れのうちの少なくとも1つを供給するように構成された、前記フレーム上の少なくとも1つのノズルと、
    開封されたカプセルが飲料成分で満杯である第1の位置から前記飲料成分の少なくとも大部分が前記開封されたカプセルから排出される終端位置まで前記開封されたカプセルを回転させるための機構と
    を備える、飲料を混合するためのディスペンサ。
  25. 前記ヒンジ化受器がさらに、前記カプセルの端部に沿った折り目に沿って前記カプセルを折り開くように構成されている、請求項24に記載のディスペンサ。
  26. 前記ヒンジ化受器がさらに、前記折り目に沿って折り開かれた前記カプセルの前記端部を引き剥がすように構成されている、請求項25に記載のディスペンサ。
  27. 前記混合用流れが、前記カプセル内の前記飲料成分の少なくとも大部分を溶解させるように構成されている、請求項24に記載のディスペンサ。
  28. 前記混合用流れがさらに、前記カプセルから前記飲料成分の少なくとも大部分を流出させるように構成されている、請求項27に記載のディスペンサ。
  29. 前記機構が、前記混合用流れが前記カプセルから前記飲料成分の少なくとも大部分を流出させて前記カプセルの前記内容物を前記カプセルから飲料容器へと注ぐ間に、前記カプセルを前記第1の位置から前記終端位置まで回転させるように構成されている、請求項28に記載のディスペンサ。
  30. 前記仕上げ用流れが、前記溶解して流出した飲料成分の少なくとも大部分を捕捉して飲料容器内への層流を発生させるように注がれる、請求項28に記載のディスペンサ。
  31. ディスペンサ内にカプセルを収容することと、
    前記カプセルの端部を開封することと、
    前記ディスペンサ内で前記カプセルを回転させることと、
    前記カプセルが回転している際に混合用流れを開封された前記端部を通して前記カプセル内に注ぐことと
    を含む、飲料を混合するための方法。
  32. 前記カプセルの内容物の流れを捕捉して飲料容器内への層流を発生させるように仕上げ用流れを注ぐことをさらに含む、請求項31に記載の方法。
  33. 前記カプセルの端部を開封することが、
    前記カプセルの端部に沿った折り目で前記カプセルを折り開くことと、
    前記折り目に沿って折り開かれた前記カプセルの前記端部を引き剥がすことと
    をさらに含む、請求項31に記載の方法。
  34. 前記カプセルの前記内容物の少なくとも大部分を混合するために、前記混合用流れが前記カプセル内に渦を発生させる、請求項31に記載の方法。
  35. 前記カプセル上の符号化された指示を読み取ることと、
    前記カプセル上の前記符号化情報に基づいた指示のセットに従って炭酸化用流れを供給することと
    をさらに含む、請求項31に記載の方法。
  36. ミックスを収容するためのベースンと、
    前記ベースンの外縁に沿った脆弱化部分と
    を備える、飲料の混合に使用するためのカプセルであって、
    前記カプセルは、前記脆弱化部分で開封されるように適合されており、
    前記カプセルはさらに、前記カプセルの前記ベースン内で飲料が混合されることが可能なように適合されている、
    カプセル。
  37. 前記脆弱化部分が、折り目と共に形成されている、請求項36に記載のカプセル。
  38. 前記カプセルが、前記折り目を折り開くことと前記折り目に沿った前記脆弱化部分を引き剥がすこととによって開封されるように適合されている、請求項37に記載のカプセル。
  39. 前記飲料を混合するために前記ベースン内に渦が発生可能となるように前記ベースンが軸対称である、請求項36に記載のカプセル。
  40. 前記脆弱化部分に沿った開口部を通って混合用流れが前記ベースンに入ることが可能なように、且つ、混合された前記飲料が前記脆弱化部分に沿った前記開口部を通って前記ベースンを出ることが可能なように前記脆弱化部分が配置されている、請求項36に記載のカプセル。
JP2016526999A 2013-07-15 2014-07-13 飲料を作製および分配供給するための、カプセルを利用するシステム Active JP6166844B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/941,948 US9320382B2 (en) 2013-07-15 2013-07-15 Capsule based system for preparing and dispensing a beverage
US13/941,948 2013-07-15
PCT/US2014/046450 WO2015009580A1 (en) 2013-07-15 2014-07-13 Capsule based system for preparing and dispensing a beverage

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016530914A true JP2016530914A (ja) 2016-10-06
JP6166844B2 JP6166844B2 (ja) 2017-07-19

Family

ID=52277282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016526999A Active JP6166844B2 (ja) 2013-07-15 2014-07-13 飲料を作製および分配供給するための、カプセルを利用するシステム

Country Status (16)

Country Link
US (1) US9320382B2 (ja)
EP (1) EP3021717B1 (ja)
JP (1) JP6166844B2 (ja)
KR (1) KR102088552B1 (ja)
CN (1) CN105592758B (ja)
AU (5) AU2014290347A1 (ja)
BR (1) BR112016000796B1 (ja)
CA (1) CA2918123C (ja)
EA (1) EA032331B1 (ja)
ES (1) ES2681468T3 (ja)
HK (1) HK1220096A1 (ja)
IL (1) IL243297B (ja)
MX (1) MX367135B (ja)
PL (1) PL3021717T3 (ja)
WO (1) WO2015009580A1 (ja)
ZA (1) ZA201600895B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020520712A (ja) * 2017-05-19 2020-07-16 チボ ゲーエムベーハー 淹出モジュールおよび飲料調製機
JP2020520709A (ja) * 2017-05-19 2020-07-16 チボ ゲーエムベーハー 淹出モジュールおよび飲料調製機
KR20200096818A (ko) * 2017-12-19 2020-08-13 크롭'스 프룻 식품의 자동 제조를 위한 장치 및 이러한 식품을 제공 및/또는 판매하는 방법
JP7421543B2 (ja) 2018-07-23 2024-01-24 ディーエス サービシズ オブ アメリカ,インク. 水と風味付け飲料を分配する液体ディスペンサ

Families Citing this family (47)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150079240A1 (en) * 2010-11-09 2015-03-19 Gian Matteo Lo Foro Capsule based system for preparing and dispensing a beverage
ES2563809T3 (es) * 2010-11-09 2016-03-16 La Vit Technology Llc Sistema basado en cápsulas para preparar y dispensar una bebida
CN103764193B (zh) * 2011-07-18 2016-09-21 莱罗系统公司 具有伪造的可缩陷容器元件的鼻部冲洗设备和系统
US10034570B2 (en) 2011-11-09 2018-07-31 LaVit Technology LLC Capsule based system for preparing and dispensing a beverage
US10080459B2 (en) 2011-11-09 2018-09-25 La Vit Technology Llc Capsule-based system for preparing and dispensing a beverage
US9320382B2 (en) 2013-07-15 2016-04-26 La Vit Technology Llc Capsule based system for preparing and dispensing a beverage
CN203749211U (zh) * 2013-08-30 2014-08-06 漳州灿坤实业有限公司 一种胶囊咖啡机自动掉包机构
WO2016141293A1 (en) * 2015-03-05 2016-09-09 Givens Barry Maurice Jr Automatic mixed drink dispenser with single serving ingredient cartridge
US10064513B2 (en) * 2015-03-12 2018-09-04 BSH Hausgeräte GmbH Mixed beverage unit
NL2014557B1 (en) * 2015-03-31 2017-01-06 Bravilor Holding Bv Beverage preparation device.
DE102015106963B4 (de) * 2015-05-05 2019-11-28 Harting Electric Gmbh & Co. Kg Schutzkappe für ein Anbaugehäuse
US11026539B2 (en) * 2015-05-07 2021-06-08 Smart Wave Technologies, Inc. Signal and detection system for pairing products
ITPI20150036A1 (it) * 2015-05-08 2016-11-08 Mac Design S R L Capsula per contenere una polvere alimentare e dispositivo per preparare una bevanda a partire da detta polvere alimentare contenuta in detta capsula
WO2017149479A1 (en) 2016-03-01 2017-09-08 Bartesian Inc. Beverage machine and capsule for use with the beverage machine
US20170252996A1 (en) * 2016-03-03 2017-09-07 Juicero, Inc. Juicer cartridge with secondary flow channel
US20170252990A1 (en) * 2016-03-03 2017-09-07 Juicero, Inc. Juicer cartridge geometry
US20170253000A1 (en) * 2016-03-03 2017-09-07 Juicero, Inc. Juicer with locking mechanism
US20170252991A1 (en) * 2016-03-03 2017-09-07 Juicero, Inc. Juicer with flexible seal
US20170252998A1 (en) * 2016-03-03 2017-09-07 Juicero, Inc. Juicer cartridge with flow disruptor
US20170252993A1 (en) * 2016-03-03 2017-09-07 Juicero, Inc. Juicer cartridge with coupling
US20170252994A1 (en) * 2016-03-03 2017-09-07 Juicero, Inc. Juicing system with juicer cartridge restraints
US20170252999A1 (en) * 2016-03-03 2017-09-07 Juicero, Inc. Juicer with juicer cartridge orientation feature
US20170252997A1 (en) * 2016-03-03 2017-09-07 Juicero, Inc. Juicer cartridge with sanitary seal
US20170252995A1 (en) * 2016-03-03 2017-09-07 Juicero, Inc. Juicer cartridge with outlet separator
US20170251863A1 (en) * 2016-03-03 2017-09-07 Juicero, Inc. Angled juicing system
WO2017214125A1 (en) * 2016-06-07 2017-12-14 Solbern Inc. Triangular food product folding apparatus
CA3041722A1 (en) 2016-11-09 2018-05-17 Pepsico, Inc. Carbonated beverage makers, methods, and systems
US11643269B2 (en) 2016-12-01 2023-05-09 Bedford Systems, LLC Container and opening arrangement for beverage production
CN107928408A (zh) * 2017-10-13 2018-04-20 青岛海尔股份有限公司 冰箱
GB2570366B (en) * 2018-01-26 2020-03-18 Ne Innovations Ltd Pod and dispensing method
DK3536637T3 (da) 2018-03-05 2020-12-14 Nootrie Ag Kapsel til fremstilling af en drikkevare
EP3768127B1 (en) * 2018-03-22 2023-12-06 Bedford Systems LLC Puncture mechanism for beverage machine
USD890569S1 (en) 2018-06-19 2020-07-21 Bartesian Inc. Beverage capsule receiving adaptor
CN108937591B (zh) * 2018-07-17 2021-01-12 无锡鼎加弘思饮品科技有限公司 斜向旋转萃取结构
EP3725191B1 (en) * 2019-04-18 2021-12-08 Research, Investment & Development S.A.L. (Holding) Capsule opener unit for a coffee machine
CN114424890A (zh) * 2020-06-15 2022-05-03 浙江酷菲尔电器有限公司 一种拨片式脱包的软壳胶囊咖啡酿造装置及咖啡机
IT202000014425A1 (it) * 2020-06-17 2021-12-17 Lavazza Luigi Spa Unità d'infusione motorizzata
CN113712434B (zh) * 2021-08-23 2023-09-15 深圳安吉尔饮水产业集团有限公司 一种饮料胶囊机构及饮料制备系统
IT202200004859A1 (it) * 2022-03-14 2023-09-14 Lavazza Luigi Spa Unità d'infusione motorizzata
US11751585B1 (en) 2022-05-13 2023-09-12 Sharkninja Operating Llc Flavored beverage carbonation system
US11647860B1 (en) 2022-05-13 2023-05-16 Sharkninja Operating Llc Flavored beverage carbonation system
US11745996B1 (en) 2022-11-17 2023-09-05 Sharkninja Operating Llc Ingredient containers for use with beverage dispensers
US11738988B1 (en) 2022-11-17 2023-08-29 Sharkninja Operating Llc Ingredient container valve control
US11634314B1 (en) 2022-11-17 2023-04-25 Sharkninja Operating Llc Dosing accuracy
US11925287B1 (en) 2023-03-22 2024-03-12 Sharkninja Operating Llc Additive container with inlet tube
US11871867B1 (en) 2023-03-22 2024-01-16 Sharkninja Operating Llc Additive container with bottom cover
US11931704B1 (en) 2023-06-16 2024-03-19 Sharkninja Operating Llc Carbonation chamber

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006515526A (ja) * 2003-01-24 2006-06-01 クラフト・フーヅ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・インコーポレイテッド 飲料を調製するための機械
JP2012050822A (ja) * 2010-09-02 2012-03-15 Keurig Inc 飲料カートリッジ
US20120231126A1 (en) * 2010-11-09 2012-09-13 La-Vit Technology LLC Capsule Based System for Preparing and Dispensing a Beverage
JP2013514158A (ja) * 2009-12-16 2013-04-25 インテリジェント コーヒー カンパニー エルエルシー ポンプ、およびポンプを備える器具

Family Cites Families (113)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2903163A (en) * 1957-04-03 1959-09-08 Charles H Newman Automatic coffee maker
US3101870A (en) 1960-10-12 1963-08-27 Plastomatic Corp Film sealed container with pouring spout
US3064553A (en) * 1962-01-09 1962-11-20 Universal Match Corp Beverage brewing apparatus
US3295998A (en) 1962-05-28 1967-01-03 Vendcor Inc Apparatus for preparing and dispensing hot potables
US3300094A (en) * 1965-11-23 1967-01-24 Rock Ola Mfg Corp Mixing device
US3743520A (en) 1971-09-03 1973-07-03 J Croner Compartmented beverage container
DE7604691U1 (de) 1976-02-18 1976-07-08 Bosch Gmbh Robert Behaelterpackung
US4164964A (en) * 1977-10-31 1979-08-21 Shirley D. Alderman Fluid dispenser for reconstituting beverages and the like
US4437499A (en) 1981-05-11 1984-03-20 Everpure, Inc. Computer controlled sensor for beverage dispenser
US4492295A (en) 1982-03-05 1985-01-08 Environmental Products Corporation Automated redemption center for metal containers
NL8701701A (nl) 1987-07-17 1989-02-16 Heijenga S Management B V Houder voor een geringe hoeveelheid melk, room of dergelijke.
US5393032A (en) 1988-04-29 1995-02-28 Arctic Icewater, Inc. Non-reusable, peel off covered ice tray
US5156329A (en) 1989-04-05 1992-10-20 American National Can Company Seal testable container structure
US5176314A (en) 1989-12-25 1993-01-05 Sumitomo Bakelite Company Limited Easily openable sealed container
US5433374A (en) 1992-02-06 1995-07-18 Westvaco Corporation Venting/opening for paperboard carton
US5613617A (en) 1994-09-27 1997-03-25 Da Vitoria Lobo; Luis J. Sealed container that is easily opened and mass-produced
GB9425032D0 (en) 1994-12-09 1995-02-08 Robertson James P Flavouring
NZ331125A (en) 1996-02-02 2000-01-28 Sanford Redmond Improved coffee creamer and other cups and tubs
US6145705A (en) 1998-07-09 2000-11-14 Mary M. Wallace Dry condiment dispensing system
EP1000574A1 (fr) 1998-11-16 2000-05-17 Societe Des Produits Nestle S.A. Procédé et dispositif d'extraction d'une capsule fermée
US6079315A (en) 1999-01-19 2000-06-27 Keurig, Inc. Beverage filter cartridge holder
US6499595B1 (en) 1999-07-29 2002-12-31 The Gillette Company Container for shaving cartridge or other stored item
NL1012847C2 (nl) 1999-08-17 2001-02-20 Sara Lee De Nv Inrichting voor het bereiden van koffie.
AU2002211489A1 (en) * 2000-10-06 2002-04-15 Boyd Coffee Company Encoded coffee packet
ATE274321T1 (de) 2000-11-28 2004-09-15 Nestle Sa Perkolationsvorrichtung
EP1219217B1 (en) 2000-12-29 2003-09-17 SGL Italia S.r.l. Coffee machine
US6832542B2 (en) 2001-03-23 2004-12-21 Nestec S.A. Method and device for preparing a hot beverage
AU2002257137A1 (en) 2001-04-11 2002-10-28 Archibald Bros. Fine Beverages, Inc. Automatic flavor-injected blending apparatus and method
GB0111840D0 (en) 2001-05-15 2001-07-04 Drinkmaster Ltd automated drinks machine
US7032507B2 (en) 2001-09-01 2006-04-25 Cai Edward Z Device and method for brewing coffee and espresso beverages
JP4542899B2 (ja) 2002-09-27 2010-09-15 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ コーヒー抽出装置
GB2409965B (en) 2003-01-24 2005-09-21 Kraft Foods R & D Inc A system and method for the preparation of beverages
GB2397504B (en) * 2003-01-24 2005-07-13 Kraft Foods R & D Inc Machine for the preparation of beverages
US6857252B2 (en) 2003-06-20 2005-02-22 Illinois Tool Works, Inc. Strapping machine with strap path access guide
US7165488B2 (en) 2003-12-12 2007-01-23 Keurig, Incorporated Brew chamber for a single serve beverage brewer
BRPI0506804A (pt) * 2004-02-13 2007-05-29 Intelligent Coffee Company L L liberador de bebida em concentrado / extrato lìquido com cartucho de concentrado / extrato substituìvel
GB2413480B (en) 2004-02-17 2006-08-30 Kraft Foods R & D Inc An insert and a system for the preparation of beverages
GB2411106B (en) 2004-02-17 2006-11-22 Kraft Foods R & D Inc Cartridge for the preparation of beverages
EP1586534A1 (en) 2004-02-18 2005-10-19 MDS Global Holding Ltd. Dispensing of a substance
US7226631B2 (en) * 2004-08-12 2007-06-05 Nestec S.A. Method and apparatus for consumable powder reconstitution and frothing
ITMI20042350A1 (it) * 2004-12-09 2005-03-09 Saeco Internat Group S P A Testa erogatrice per macchine per caffe'espresso
WO2007027206A2 (en) 2005-04-11 2007-03-08 Coffee Equipment Company Machine for brewing a beverage such as coffee and related method
KR20060119080A (ko) 2005-05-18 2006-11-24 조동성 음식물 포장 용기
US9844292B2 (en) 2009-10-30 2017-12-19 Adrian Rivera Coffee maker with multi and single cup modes
US8621981B2 (en) 2009-10-30 2014-01-07 Adrian Rivera Coffee maker
WO2007016977A1 (de) 2005-08-05 2007-02-15 Delica Ag Vorrichtung zum extrahieren eines in einer kapsel enthaltenen extraktionsgutes mit einem flüssigen extraktionsmittel
DE602005010583D1 (de) 2005-09-27 2008-12-04 Nestec Sa Extraktionsmodul für eine auf Kapseln basierte Getränkemaschine
EP1774878B1 (en) 2005-10-14 2008-01-23 Nestec S.A. Method for preparing a beverage from a capsule
US20070131687A1 (en) 2005-12-14 2007-06-14 Unique Seal, Llc Package having multiple sealed compartments
US20070164045A1 (en) 2006-01-13 2007-07-19 Wydler Hans L Dual mode container
EP1844805A1 (de) 2006-04-13 2007-10-17 Boehringer Ingelheim Pharma GmbH & Co.KG Inhalator
ATE495690T1 (de) 2006-05-24 2011-02-15 Nestec Sa Kapselperforationsmodul
WO2008005564A2 (en) 2006-07-07 2008-01-10 Hrp Manufacturing, Llc Liquid food dispenser system and method
KR101148249B1 (ko) 2006-09-07 2012-05-21 큐릭, 인코포레이티드 음료를 생성하기 위한 방법 및 장치
PL2345355T3 (pl) 2006-12-06 2013-10-31 Rheavendors Services Spa Sposób i maszyna do wytwarzania i dozowania napojów
GB2447024A (en) 2007-02-27 2008-09-03 Kraft Foods R & D Inc A dispensing machine for hot or cold drinks
US8443969B2 (en) 2007-03-16 2013-05-21 The Coca-Cola Company Ingredient release spout
RU2472414C2 (ru) 2007-03-20 2013-01-20 Конинклейке Филипс Электроникс Н.В. Способ определения, по меньшей мере, одного приемлемого параметра для процесса приготовления напитка
CN101657130B (zh) 2007-04-16 2013-12-11 皇家飞利浦电子股份有限公司 用于产生饮料的装置和该装置的用途
GB2449630B (en) 2007-05-18 2010-01-06 Kraft Foods R & D Inc Beverage preparation machines and methods for operating beverage preparation machines
NL1033923C2 (nl) 2007-06-01 2008-12-02 Sara Lee De Nv Werkwijze en inrichting voor het activeren en ledigen van drankbereidingshouders.
DE602007012913D1 (de) 2007-12-18 2011-04-14 Nestec Sa Gerät zur Herstellung eines Getränks mit austauschbarem Einspritzelement
DK2071987T3 (da) 2007-12-18 2010-08-09 Nestec Sa Indretning til fremstilling af en drikkevare omfattende en justerbar lukkemekanisme
SI2071986T1 (sl) 2007-12-18 2012-04-30 Nestec Sa Sistem za pripravo napitka iz sestavin, podprt s kodiranim vloĹľkom
US7926414B1 (en) 2008-01-15 2011-04-19 Justine Marie Wolcott Material for a manual drip coffee cone
ITRM20080092A1 (it) 2008-02-18 2009-08-19 Ides Ltd Macchina per erogazione di infusi da un preparato in cialde con dispositivo di riarmo.
ES2419656T3 (es) 2008-03-14 2013-08-21 Mocoffee Ag Aparato y cápsula para la preparación de una bebida
US8359969B2 (en) 2008-03-31 2013-01-29 Whirlpool Corporation Apparatus, method and kit for retrofitting an indoor water dispenser of an existing refrigerator
CA2725362C (en) * 2008-04-24 2017-03-28 Tconcept Company S.P.R.L. Capsule, device, and method for preparing infused beverages
RU2517804C2 (ru) * 2008-08-08 2014-05-27 Нестек С.А. Машина для приготовления напитков с ручкой для переноски, имеющая адаптируемый внешний вид и содержащая сменные боковые панели
PE20110784A1 (es) 2008-08-29 2011-10-27 Pepsico Inc Sistema de bebida de post-mezclado
US8166868B2 (en) 2008-12-18 2012-05-01 Whirlpool Corporation Liquid flow control and beverage preparation apparatus
US8221811B2 (en) * 2008-12-18 2012-07-17 Whirlpool Corporation Liquid flow control and beverage preparation apparatuses, methods and systems
EP2384133B2 (en) 2008-12-30 2020-07-01 Société des Produits Nestlé S.A. Process of brewing tea leaves contained in a capsule
PT2210827E (pt) 2009-01-22 2012-11-21 Nestec Sa Cápsula com meios de injecção delamináveis
GB2469873B (en) 2009-05-01 2011-09-07 Kraft Foods R & D Inc Beverage preparation machines
DK2263501T3 (en) 2009-06-17 2016-01-11 Nestec Sa Means for opening a capsule-based device for preparing a beverage
TR200905555A1 (tr) * 2009-07-17 2011-02-21 Hareml�K Gida Dekorasyon Ve Ek�Pmanlari T�Caret Sanay� L�M�Ted ��Rket� Türk kahvesi makinesi.
ES2434321T3 (es) 2009-08-28 2013-12-16 Nestec S.A. Sistema de cápsula para la preparación de bebidas por centrifugación
ITMO20090263A1 (it) 2009-10-26 2011-04-27 Massimiliano Pineschi Dispositivo separatore
US8857663B2 (en) 2009-11-12 2014-10-14 Mds Global Holding Ltd. Container for dispensing a substance
EP2345351A1 (en) 2010-01-19 2011-07-20 Nestec S.A. Capsule for the preparation of a beverage comprising an identification code
US8495949B2 (en) 2010-02-12 2013-07-30 Keurig, Incorporated Apparatus for beverage formation with automated water delivery to heating tank
AU2011229234B2 (en) * 2010-03-19 2015-06-25 Nestec S.A. A beverage machine using ingredient capsules
IT1401412B1 (it) 2010-08-05 2013-07-26 Tmk S R L Gruppo infusore per macchine per la preparazione di infusi.
US20150079240A1 (en) * 2010-11-09 2015-03-19 Gian Matteo Lo Foro Capsule based system for preparing and dispensing a beverage
WO2012062842A1 (en) 2010-11-11 2012-05-18 Nestec S.A. Capsule, beverage production machine and system for the preparation of a nutritional product
GB2485575B (en) 2010-11-18 2013-05-15 Kraft Foods R & D Inc Apparatus and methods relating to dispensation from beverage machines
CA2819281A1 (en) * 2010-12-01 2012-06-07 Nestec S.A. Simple user-interface for a beverage machine
DK2481330T3 (da) 2011-02-01 2013-07-29 Nestec Sa Stregkode til driktilberedningskapsel
ITUD20110098A1 (it) 2011-06-23 2012-12-24 San Marco Spa "capsula per la preparazione di caffè"
DE102011107690A1 (de) 2011-07-13 2013-01-17 Eugster/Frismag Ag Brühvorrichtung mit einem Perforationsmittel zur Erzeugung einer Entlüftungsöffnung in einer Portionskapsel
BR112014001293B1 (pt) 2011-07-19 2021-04-20 Société des Produits Nestlé S.A. máquina de produção de bebida
ITBS20110129A1 (it) 2011-09-26 2013-03-27 Capitani Srl Capsula per la produzione di una bevanda infusa
JP6095697B2 (ja) 2012-02-09 2017-03-15 キューリグ グリーン マウンテン インク 起動ボタンを用いた飲料生成装置および飲料生成方法
MY185241A (en) 2012-02-09 2021-04-30 Keurig Green Mountain Inc Beverage forming device and method with cartridge retainer
JP6223362B2 (ja) 2012-02-09 2017-11-01 キューリグ グリーン マウンテン インク 移動する飲料カートリッジホルダを用いた飲料生成デバイスおよび飲料生成方法
CN104271013A (zh) 2012-02-09 2015-01-07 库里格绿山股份有限公司 具有多部分饮料筒容纳件的饮料形成装置和方法
BR302012004270S1 (pt) 2012-02-21 2014-05-27 Koninkl Philips Electronics Nv "configuração aplicada à cápsula"
BR302012004275S1 (pt) 2012-02-21 2014-05-27 Koninkl Philips Electronics Nv "configuração aplicada à cápsula"
BR302012004274S1 (pt) 2012-02-21 2014-05-27 Koninkl Philips Electronics Nv "configuração aplicada à cápsula"
US9795245B2 (en) 2012-03-14 2017-10-24 Hamilton Beach Brands, Inc. Kitchen appliance for preparing a beverage and method of operating same
GB2504947B (en) 2012-08-13 2015-01-14 Kraft Foods R & D Inc Beverage preparation machines
WO2014096082A1 (en) 2012-12-21 2014-06-26 Nestec S.A. Food or beverage production system
GB201308929D0 (en) 2013-05-17 2013-07-03 Kraft Foods R & D Inc A beverage preparation system, a capsule and a method for forming a beverage
USD726534S1 (en) 2013-05-24 2015-04-14 La Vit Technology Llc Beverage dispenser capsule
JP2016526967A (ja) 2013-06-25 2016-09-08 ネステク ソシエテ アノニム 飲料カプセルのカバー
WO2015006443A1 (en) 2013-07-10 2015-01-15 Keurig Green Mountain, Inc. Beverage machine cartridge holder with damped movement
US9320382B2 (en) 2013-07-15 2016-04-26 La Vit Technology Llc Capsule based system for preparing and dispensing a beverage
CA2920909A1 (en) 2013-08-15 2015-02-19 2266170 Ontario Inc. Capsule identification system
WO2015034496A1 (en) 2013-09-05 2015-03-12 General Mills, Inc. Food product container
MX2016004840A (es) 2013-10-18 2016-07-26 K Fee System Gmbh Sistema y metodo para preparar una bebida.
US10136754B2 (en) 2014-01-17 2018-11-27 Keurig Green Mountain, Inc. Beverage machine cartridge holder

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006515526A (ja) * 2003-01-24 2006-06-01 クラフト・フーヅ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・インコーポレイテッド 飲料を調製するための機械
JP2013514158A (ja) * 2009-12-16 2013-04-25 インテリジェント コーヒー カンパニー エルエルシー ポンプ、およびポンプを備える器具
JP2012050822A (ja) * 2010-09-02 2012-03-15 Keurig Inc 飲料カートリッジ
US20120231126A1 (en) * 2010-11-09 2012-09-13 La-Vit Technology LLC Capsule Based System for Preparing and Dispensing a Beverage

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020520712A (ja) * 2017-05-19 2020-07-16 チボ ゲーエムベーハー 淹出モジュールおよび飲料調製機
JP2020520709A (ja) * 2017-05-19 2020-07-16 チボ ゲーエムベーハー 淹出モジュールおよび飲料調製機
JP7191856B2 (ja) 2017-05-19 2022-12-19 チボ ゲーエムベーハー 淹出モジュールおよび飲料調製機
US11617469B2 (en) 2017-05-19 2023-04-04 Tchibo Gmbh Brewing module and drinks preparation machine
KR20200096818A (ko) * 2017-12-19 2020-08-13 크롭'스 프룻 식품의 자동 제조를 위한 장치 및 이러한 식품을 제공 및/또는 판매하는 방법
KR102655022B1 (ko) * 2017-12-19 2024-04-04 크롭'스 프룻 식품의 자동 제조를 위한 장치 및 이러한 식품을 제공 및/또는 판매하는 방법
JP7421543B2 (ja) 2018-07-23 2024-01-24 ディーエス サービシズ オブ アメリカ,インク. 水と風味付け飲料を分配する液体ディスペンサ

Also Published As

Publication number Publication date
IL243297B (en) 2022-01-01
BR112016000796B1 (pt) 2021-04-27
EA032331B1 (ru) 2019-05-31
CA2918123C (en) 2019-01-15
EA201690211A1 (ru) 2016-05-31
KR20160039626A (ko) 2016-04-11
AU2021200699A1 (en) 2021-03-04
PL3021717T3 (pl) 2019-02-28
AU2017202482A1 (en) 2017-05-04
US9320382B2 (en) 2016-04-26
HK1220096A1 (zh) 2017-04-28
KR102088552B1 (ko) 2020-04-23
IL243297A0 (en) 2016-02-29
ES2681468T3 (es) 2018-09-13
EP3021717B1 (en) 2018-04-25
EP3021717A4 (en) 2017-03-01
MX2016000528A (es) 2016-06-21
AU2017202482B2 (en) 2018-11-29
AU2019201438A1 (en) 2019-03-21
JP6166844B2 (ja) 2017-07-19
US20150017288A1 (en) 2015-01-15
ZA201600895B (en) 2017-04-26
CN105592758B (zh) 2018-11-20
CA2918123A1 (en) 2015-01-22
CN105592758A (zh) 2016-05-18
EP3021717A1 (en) 2016-05-25
AU2014290347A1 (en) 2016-01-28
MX367135B (es) 2019-08-06
WO2015009580A1 (en) 2015-01-22
AU2022259825A1 (en) 2022-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6166844B2 (ja) 飲料を作製および分配供給するための、カプセルを利用するシステム
US10945554B2 (en) Capsule-based system for preparing and dispensing a beverage
KR102460735B1 (ko) 음료 준비 및 분배를 위한 캡슐 기반 시스템
US10118757B2 (en) Capsule based system for preparing and dispensing a beverage
JP5911881B2 (ja) 飲料を調製して吐出するためのカプセルベースのシステム
CA2959594A1 (en) Capsule based system for preparing and dispensing a beverage

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170530

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170605

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170620

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170623

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6166844

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250