JP2016529041A - 針挿入装置用の駆動機構 - Google Patents

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Abstract

本発明は、針挿入装置(1)用の駆動機構(9)に関し、駆動機構(9)は、曲線セクション(12.1)と、直線セクション(12.2)とを含む閉曲線幾何形状を有するノッチ(12)を有する回転可能なホイール(10)を含み、少なくとも1つのクロスビーム(15、16)は、可動に配置され、注射針(2)を後退位置(RP)と伸長位置(EP)との間で動かすために注射針と係合可能であり、クロスビーム(15、16)は、ノッチ(12)と係合するように適用されたカム(15.1、16.1)を含む。

Description

本発明は、針挿入装置用の駆動機構に関する。
注射の投与は、使用者および医療従事者にとって、精神的にも肉体的にも、多くのリスクおよび課題を提示するプロセスである。例えば、患者の皮膚などの注射部位への注射針の手動挿入中は、針の傾斜および曲がりを避け難い場合があり、挿入がゆっくりとなり、それにより痛みが生じるおそれがある。
針挿入装置用の改良された駆動機構が求められている。
本発明の目的は、針挿入装置用の改良された駆動機構を提供することである。
この目的は、請求項1による針挿入装置用の駆動機構により達成される。
本発明の例示的な実施形態は、従属請求項によりもたらされる。
本発明によれば、針挿入装置用の駆動機構は、曲線セクションと直線セクションとを含む閉曲線幾何形状を有するノッチを有する回転可能なホイールを含み、ここで、少なくとも1つのクロスビームは、可動に配置され、注射針を後退位置と伸長位置との間で動かすために注射針と係合可能であり、クロスビームは、ノッチと係合するように適用されたカムを含む。
例示的な実施形態では、ノッチは、ホイールの中心からホイールの周辺部に向かって延び、中心へ戻る。
例示的な実施形態では、曲線セクションは、半円状のセクションとして配置される。
例示的な実施形態では、駆動機構は、平行に配置され、それぞれのカムを有し、少なくとも1つの直線ガイドに沿って独立に可動である近位クロスビームおよび遠位クロスビームを含む。
例示的な実施形態では、ホイールの中心近くの、曲線セクションと直線セクションとの交点において、ノッチは、両方のカムを受けるように適用されたバルジを含む。
例示的な実施形態では、ばねは、クロスビーム間に配置され、それらを離間するように付勢する。
例示的な実施形態では、駆動機構は、注射針を保持するように適用され、少なくとも1つのクロスビームに平行に可動であり、少なくとも1つのクロスビームにより係合されるように適用された針保持具をさらに含む。
例示的な実施形態では、針保持具は、遠位クロスビームにより係合されるように適用された遠位プロングと、近位クロスビームにより係合されるように適用された近位プロングとを含み、遠位プロングおよび近位プロングは、互いに離間されている。
例示的な実施形態では、遠位プロングと近位プロングとの間の距離は、ノッチの直線セクションの長さに一致する。
例示的な実施形態では、第1の直線ガイドは、針保持具の動きを案内するために配置される。
例示的な実施形態では、クロスビームの動きを案内するための第2の直線ガイドおよび第3の直線ガイドは、第1の直線ガイドと平行に配置される。
例示的な実施形態では、ホイールは、第2の直線ガイドと第3の直線ガイドとの間に配置される。
例示的な実施形態では、ホイールは、ローレットを含む。
駆動機構は、注射針を後退位置と伸長位置との間で動かすための挿入装置であって、針が固定される針ベースを含む使い捨てユニットと、駆動機構とを含み、針保持具は、針ベースを保持するように適用される、挿入装置に適用することができる。
挿入装置は、必要とされる針の挿入深さにより決定される、限られた空間要件のみ有するので、装着感に優れた低プロファイルの注射デバイスを実現する。挿入装置は、高速な針の動き、および、正確に針を案内することを達成し、したがって、半自動的に針を挿入および後退させるときに患者の痛みを軽減し、消費者の受入れおよび満足度を向上する。針の動きの速度プロファイルは、ノッチの幾何形状を修正することにより変更することができる。挿入装置は、手動またはモータ駆動により具現化することができる。挿入装置の少ない部材点数および低さは、機械的堅牢性を高め、かつ、製造コストを低減することを可能にする。挿入装置は、フォールトトレラントシステムである。
本発明の適用性のさらなる範囲は、以下に与えられる詳細な説明から明らかになるであろう。しかしながら、本発明の精神および範囲に含まれる様々な変更および修正については、この詳細な説明から当業者に明らかとなるので、詳細な説明および特定の例は、本発明の例示的な実施形態を示すものであるが、単なる例示として与えられているに過ぎないことを理解されたい。
単なる例示として与えられ、したがって、本発明を限定するものではない以下に与えられる詳細な説明および添付の図から、本発明は、より十分に理解されるであろう。
注射部位に注射針を挿入するための挿入装置の例示的な実施形態の概略図である。 挿入装置の概略分解図である。 初期位置にある挿入装置の概略側面図であり、針は、後退位置にあり、ホイールは、第1の角度位置にある。 ホイールが回転している間の挿入装置の概略側面図である。 ホイールがさらに回転している間の挿入装置の概略側面図である。 ホイールが第2の角度位置に回転された挿入装置の概略側面図である。 針が伸長位置に動かされた状態の挿入装置の概略側面図である。 ホイールがさらに回転している間の挿入装置の概略図である。 ホイールがさらに回転している間の挿入装置の概略図である。 ホイールが第1の角度位置に回転された状態の挿入装置の概略側面図である。 針が後退位置に動かされた状態の挿入装置の概略側面図である。
対応する部材は、全ての図において同じ参照符号で印付けされている。
図1は、自動的または半自動的に、注射針2を注射部位に挿入するための挿入装置1の、例示的な実施形態の概略図である。図2は、関連する概略分解図である。注射は、手動的に、またはモータにより実行される。装置1は、例えば、人体に恒久的に装着することができるインスリンポンプなどの薬剤ポンプに適用することができる。
注射針2は、使い捨てユニット3の部材であり、使い捨てユニット3は、針2と薬物容器(図示せず)との流体連通を確立するチューブ4をさらに含み、針2を注射ユニット(図示せず)の駆動機構9に機械的に連結するために注射針2が固定される針ベース6を含む。針ベース6は、二又の針保持具7に挿入され、針保持具7は、第1の直線ガイド8において後退位置RPと伸長位置EPとの間で動かされるように配置される。この直線の動きは、例えば、人体の皮下組織などの注射部位への針2の挿入、および、注射部位からの抜き出しに、それぞれ対応する。
針2用の駆動機構9は、手動操作を容易にするためのローレット11を有するホイール10を含む。閉曲線幾何形状を有するノッチ12は、ホイール10の一方の端面13に配置され、ノッチ12は、ホイール10の中心14から周辺部に向かって延び、中心14へ戻る。図示された実施形態では、ノッチ12は、例えば、半円状などの曲線セクション12.1と、直線セクション12.2とを含む。ホイールの中心14近くの、曲線セクション12.1と直線セクション12.2との交点において、ノッチ12は、バルジ12.3を含む。さらに、駆動機構9は、平行に配置された近位クロスビーム15および遠位クロスビーム16を含む。クロスビーム15、16は両方とも、第2の直線ガイド17および第3の直線ガイド18に沿って、独立に可動である。第2および第3の直線ガイド17、18は、第1の直線ガイド8と平行に配置される。クロスビーム15、16はそれぞれ、ホイール10のノッチ12と係合するように適用されたカム15.1、16.1を含む。ばね21は、クロスビーム15、16間に配置され、それらを離間するように付勢する。
ホイール10が回転されると、カム15.1、16.1は、ノッチ12を通って案内され、カム15.1、16.1の一方は、ノッチ12の曲線セクション12.1を通って走行し、したがって、カム16.1、15.1のもう一方が位置する、ホイール10の中心14に向かって動かされる。カム15.1、16.1の一方が、ホイール10の中心14に向かって動かされると、それぞれのクロスビーム15、16は、他方のクロスビーム16、15に向かって動かされ、それにより、ばね21にテンションをかける。クロスビーム15、16が、それらの最小距離に到達し、ばね21が、最大限に圧縮されると、直線セクション12.2は、直線ガイド8、17、18と平行な垂直位置に達する。これにより、カム15.1、16.1が、直線ガイド8、17、18に対して平行に、直線セクション12.2に沿って動くことが可能となる。ばね21が圧縮されているため、その結果、関連するカム15.1、16.1が、直線セクション12.2の外端に当たるまで、クロスビーム15、16の一方が動く。直線セクション12.2が、中心14から遠位方向Dまたは近位方向Pのどちらを向いているかによって、どちらのクロスビーム15、16が動くのかが決まる。直線セクション12.2が、中心14から近位方向Pに向いている場合、近位クロスビーム15が、近位方向Pに動き、遠位クロスビーム16は、適所にとどまる。直線セクション12.2が、中心14から遠位方向Dに向いている場合、遠位クロスビーム16が、遠位方向Dに動き、近位クロスビーム15は、適所にとどまる。
二又の針保持具7は、遠位クロスビーム16により係合されるように適用された遠位プロング7.1と、近位クロスビーム15により係合されるように適合された近位プロング7.2とを含む。遠位プロング7.1と近位プロング7.2との間の距離は、ノッチ12の直線セクション12.2の長さに一致する。したがって、クロスビーム15、16の一方が、ばね21を圧縮しながら他方に向かって動かされる場合、針保持具7および針2は、適所にとどまる。直線セクション12.2が、直線ガイド8、17、18と平行な垂直位置に達すると、ばね21が弛緩し、クロスビーム15、16のもう一方を送り、したがって、後退位置RPから伸長位置EPへ、またはその逆に高速で針2を動かす。針保持具7が、重力または慣性力により後退位置RPまたは伸長位置EPから外れて動いてしまうことを防止するために、戻り止め(図示せず)を配置してもよい。
挿入装置1の一連の動作は、以下のとおりである:
図3は、初期位置にある挿入装置1の概略側面図である。針ベース6を有する使い捨てユニット3、針2、およびチューブ4は、二又の針保持具7に挿入されている。ホイール10は、第1の角度位置AP1にあり、そこでは、ノッチ12の直線セクション12.2は、直線ガイド8、17、18と平行な垂直位置にあり、中心14から近位方向Pに向いている。近位クロスビーム15は、そのカム15.1が、直線セクション12.2の外端に位置した状態で近位位置にあり、かつ、針保持具7の近位プロング7.2に当接している。遠位クロスビーム16は、そのカム16.1が、バルジ12.3内の、直線セクション12.2の内端に位置した状態で中心位置にあり、かつ、針保持具7の遠位プロング7.1に当接している。クロスビーム15、16の位置により、針保持具7および針2は、後退位置RPにある。
図4は、ホイール10が回転している間の挿入装置1の概略側面図である。ホイール10は、第1の角度位置AP1に対して約45°時計回りに回転されている。近位クロスビーム15のカム15.1は、近位クロスビーム15を遠位方向Dに動かし、ばね21を圧縮しながら、ノッチ12の曲線セクション12.1に沿って摺動する。したがって、近位クロスビーム15は、針保持具7の近位プロング7.2から外される。遠位クロスビーム16は、中心位置にとどまる。近位クロスビーム15の動きにより、近位クロスビーム15と針保持具7の近位プロング7.2との間に、隙間が作成される。針保持具7および針2は、後退位置RPにとどまる。
図5は、ホイール10がさらに回転している間の挿入装置1の概略側面図である。ホイール10は、第1の角度位置AP1に対して約160°時計回りに回転されている。近位クロスビーム15のカム15.1は、近位クロスビーム15を遠位方向Dにさらに動かし、ばね21を圧縮しながら、ノッチ12の曲線セクション12.1に沿っていっそう摺動する。近位クロスビーム15が中心位置に近づくと、それは、カム15.1、16.1の両方が同時に存在するのに十分な幅のバルジ12.3に、カム15.1が進入するまで、曲線セクション12.1内のカム15.1の位置により減速する。同時に、ばね21は、ほぼ最大限に圧縮される。遠位クロスビーム16は、中心位置にとどまる。近位クロスビーム15と針保持具7の近位プロング7.2との間の隙間は、その最大幅へほぼ到達している。針保持具7および針2は、後退位置RPにとどまる。
図6は、ホイール10がさらに回転している間の挿入装置1の概略側面図である。ホイール10は、第1の角度位置AP1に対して約180°時計回りに回転され、したがって、第2の角度位置AP2に到達し、そこでは、ノッチ12の直線セクション12.2は、直線ガイド8、17、18と平行な垂直位置にあり、中心14から遠位方向Dに向いている。これにより、遠位クロスビーム16のカム16.1が解放され、ばね21が、遠位クロスビーム16を遠位方向Dに動かすことを可能にする。この動きは、圧縮されたばね21の力に応じ、比較的高速で実行される。近位クロスビーム15のカム15.1は、バルジ12.3内に保持され、したがって、近位クロスビーム15を中心位置に保つ。遠位クロスビーム16が動く際に、遠位クロスビーム16は針保持具7を伴って動き、遠位方向Dに針保持具7を動かし、近位クロスビーム15と針保持具7の近位プロング7.2との間の隙間を縮幅する。
図7は、遠位クロスビーム16のカム16.1が、直線セクション12.2の外端に到達した状態の挿入装置1の概略側面図である。遠位クロスビーム16は、遠位位置に動かされ、針保持具7の遠位プロング7.1を連行し、例えば、人体の皮下組織などの注射部位へ針2を迅速に挿入するために、針保持具7および針2を伸長位置EPに動かす。近位プロング7.2が、近位クロスビーム15に当接することにより、隙間は閉じられている。
図8は、ホイール10がさらに回転している間の挿入装置1の概略図である。ホイール10は、第2の角度位置AP2に対して約45°時計回りに回転されている。遠位クロスビーム16のカム16.1は、遠位クロスビーム16を近位方向Pに動かし、ばね21を圧縮しながら、ノッチ12の曲線セクション12.1に沿って摺動する。したがって、遠位クロスビーム16は、針保持具7の遠位プロング7.1から外される。近位クロスビーム15は、中心位置にとどまる。遠位クロスビーム16の動きにより、遠位クロスビーム16と針保持具7の遠位プロング7.1との間に、隙間が作成される。針保持具7および針2は、伸長位置EPにとどまる。
図9は、ホイール10がさらに回転している間の挿入装置1の概略図である。ホイール10は、第2の角度位置AP2に対して約115°時計回りに回転されている。遠位クロスビーム16のカム16.1は、遠位クロスビーム16を近位方向Pにさらに動かし、ばね21を圧縮しながら、ノッチ12の曲線セクション12.1に沿っていっそう摺動する。遠位クロスビーム16が中心位置に近づくと、それは、カム16.1がバルジ12.3に進入するまで、曲線セクション12.1内のカム16.1の位置により減速する。同時に、ばね21は、ほぼ最大限に圧縮される。近位クロスビーム15は、中心位置にとどまる。遠位クロスビーム16と針保持具7の遠位プロング7.1との間の隙間は、その最大幅へほぼ到達している。針保持具7および針2は、伸長位置EPにとどまる。
図10は、ホイール10がさらに回転している間の挿入装置1の概略側面図である。ホイール10は、第2の角度位置AP2に対して約180°時計回りに回転され、したがって、第1の角度位置AP1に到達し、そこでは、ノッチ12の直線セクション12.2は、直線ガイド8、17、18と平行な垂直位置にあり、中心14から近位方向Pに向いている。これにより、近位クロスビーム15のカム15.1が解放され、ばね21が、近位クロスビーム15を近位方向Pに動かすことを可能にする。この動きは、圧縮されたばね21の力に応じ、比較的高速で実行される。遠位クロスビーム16のカム16.1は、バルジ12.3内に保持され、したがって、遠位クロスビーム16を中心位置に保つ。近位クロスビーム15が動く際に、近位クロスビーム15は針保持具7を伴って動き、近位方向Pに針保持具7を動かし、遠位クロスビーム16と針保持具7の遠位プロング7.1との間の隙間を縮幅する。
図11は、近位クロスビーム15のカム15.1が、直線セクション12.2の外端に到達した状態の挿入装置1の概略側面図である。近位クロスビーム15は、近位位置に動かされ、針保持具7の近位プロング7.2を連行し、針保持具7および針2を後退位置RPに動かす。遠位プロング7.1が、遠位クロスビーム16に当接することにより、隙間は閉じられている。
代替的な実施形態では、ばね21にテンションをかけるプロセスをそれぞれの応用分野の要件に適用するために、ノッチ12の幾何形状、特に、曲線セクション12.1を修正してもよい。この目的のため、半円状のセクション12.1を、別の形状を有する曲線セクションで置き換えてもよい。
代替的な実施形態では、ホイール10は、モータにより駆動されるように適用されたギヤホイールでもよい。
本明細書で使用する用語「薬物」または「薬剤」は、少なくとも1つの薬学的に活性な化合物を含む医薬製剤を意味し、
ここで、一実施形態において、薬学的に活性な化合物は、最大1500Daまでの分子量を有し、および/または、ペプチド、タンパク質、多糖類、ワクチン、DNA、RNA、酵素、抗体もしくはそのフラグメント、ホルモンもしくはオリゴヌクレオチド、または上述の薬学的に活性な化合物の混合物であり、
ここで、さらなる実施形態において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病、または糖尿病性網膜症などの糖尿病関連の合併症、深部静脈血栓塞栓症または肺血栓塞栓症などの血栓塞栓症、急性冠症候群(ACS)、狭心症、心筋梗塞、がん、黄斑変性症、炎症、枯草熱、アテローム性動脈硬化症および/または関節リウマチの処置および/または予防に有用であり、
ここで、さらなる実施形態において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病または糖尿病性網膜症などの糖尿病に関連する合併症の処置および/または予防のための少なくとも1つのペプチドを含み、
ここで、さらなる実施形態において、薬学的に活性な化合物は、少なくとも1つのヒトインスリンもしくはヒトインスリン類似体もしくは誘導体、グルカゴン様ペプチド(GLP−1)もしくはその類似体もしくは誘導体、またはエキセンジン−3もしくはエキセンジン−4もしくはエキセンジン−3もしくはエキセンジン−4の類似体もしくは誘導体を含む。
インスリン類似体は、例えば、Gly(A21),Arg(B31),Arg(B32)ヒトインスリン;Lys(B3),Glu(B29)ヒトインスリン;Lys(B28),Pro(B29)ヒトインスリン;Asp(B28)ヒトインスリン;B28位におけるプロリンがAsp、Lys、Leu、Val、またはAlaで置き換えられており、B29位において、LysがProで置き換えられていてもよいヒトインスリン;Ala(B26)ヒトインスリン;Des(B28−B30)ヒトインスリン;Des(B27)ヒトインスリン、およびDes(B30)ヒトインスリンである。
インスリン誘導体は、例えば、B29−N−ミリストイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−パルミトイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−ミリストイルヒトインスリン;B29−N−パルミトイルヒトインスリン;B28−N−ミリストイルLysB28ProB29ヒトインスリン;B28−N−パルミトイル−LysB28ProB29ヒトインスリン;B30−N−ミリストイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B30−N−パルミトイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B29−N−(N−パルミトイル−γ−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(N−リトコリル−γ−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)−des(B30)ヒトインスリン、およびB29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)ヒトインスリンである。
エキセンジン−4は、例えば、H−His−Gly−Glu−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Leu−Ser−Lys−Gln−Met−Glu−Glu−Glu−Ala−Val−Arg−Leu−Phe−Ile−Glu−Trp−Leu−Lys−Asn−Gly−Gly−Pro−Ser−Ser−Gly−Ala−Pro−Pro−Pro−Ser−NH2配列のペプチドであるエキセンジン−4(1−39)を意味する。
エキセンジン−4誘導体は、例えば、以下のリストの化合物:
H−(Lys)4−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)5−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);または
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
(ここで、基−Lys6−NH2が、エキセンジン−4誘導体のC−末端に結合していてもよい);
または、以下の配列のエキセンジン−4誘導体:
desPro36エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2(AVE0010)、
H−(Lys)6−desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
desAsp28Pro36,Pro37,Pro38エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
H−desAsp28Pro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
desMet(O)14,Asp28Pro36,Pro37,Pro38エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2;
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Lys6−desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
H−desAsp28,Pro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(S1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2;
または前述のいずれか1つのエキセンジン−4誘導体の薬学的に許容される塩もしくは溶媒和化合物
から選択される。
ホルモンは、例えば、ゴナドトロピン(フォリトロピン、ルトロピン、コリオンゴナドトロピン、メノトロピン)、ソマトロピン(ソマトロピン)、デスモプレシン、テルリプレシン、ゴナドレリン、トリプトレリン、ロイプロレリン、ブセレリン、ナファレリン、ゴセレリンなどの、Rote Liste、2008年版、50章に列挙されている脳下垂体ホルモンまたは視床下部ホルモンまたは調節性活性ペプチドおよびそれらのアンタゴニストである。
多糖類としては、例えば、グルコサミノグリカン、ヒアルロン酸、ヘパリン、低分子量ヘパリン、もしくは超低分子量ヘパリン、またはそれらの誘導体、または上述の多糖類の硫酸化形態、例えば、ポリ硫酸化形態、および/または、薬学的に許容されるそれらの塩がある。ポリ硫酸化低分子量ヘパリンの薬学的に許容される塩の例としては、エノキサパリンナトリウムがある。
抗体は、基本構造を共有する免疫グロブリンとしても知られている球状血漿タンパク質(約150kDa)である。これらは、アミノ酸残基に付加された糖鎖を有するので、糖タンパク質である。各抗体の基本的な機能単位は免疫グロブリン(Ig)単量体(1つのIg単位のみを含む)であり、分泌型抗体はまた、IgAなどの2つのIg単位を有する二量体、硬骨魚のIgMのような4つのIg単位を有する四量体、または哺乳動物のIgMのように5つのIg単位を有する五量体でもあり得る。
Ig単量体は、4つのポリペプチド鎖、すなわち、システイン残基間のジスルフィド結合によって結合された2つの同一の重鎖および2本の同一の軽鎖から構成される「Y」字型の分子である。それぞれの重鎖は約440アミノ酸長であり、それぞれの軽鎖は約220アミノ酸長である。重鎖および軽鎖はそれぞれ、これらの折り畳み構造を安定化させる鎖内ジスルフィド結合を含む。それぞれの鎖は、Igドメインと呼ばれる構造ドメインから構成される。これらのドメインは約70〜110個のアミノ酸を含み、そのサイズおよび機能に基づいて異なるカテゴリー(例えば、可変すなわちV、および定常すなわちC)に分類される。これらは、2つのβシートが、保存されたシステインと他の荷電アミノ酸との間の相互作用によって一緒に保持される「サンドイッチ」形状を作り出す特徴的な免疫グロブリン折り畳み構造を有する。
α、δ、ε、γおよびμで表される5種類の哺乳類Ig重鎖が存在する。存在する重鎖の種類により抗体のアイソタイプが定義され、これらの鎖はそれぞれ、IgA、IgD、IgE、IgGおよびIgM抗体中に見出される。
異なる重鎖はサイズおよび組成が異なり、αおよびγは約450個のアミノ酸を含み、δは約500個のアミノ酸を含み、μおよびεは約550個のアミノ酸を有する。各重鎖は、2つの領域、すなわち定常領域(C)と可変領域(V)を有する。1つの種において、定常領域は、同じアイソタイプの全ての抗体で本質的に同一であるが、異なるアイソタイプの抗体では異なる。重鎖γ、α、およびδは、3つのタンデム型のIgドメインと、可撓性を加えるためのヒンジ領域とから構成される定常領域を有し、重鎖μおよびεは、4つの免疫グロブリン・ドメインから構成される定常領域を有する。重鎖の可変領域は、異なるB細胞によって産生された抗体では異なるが、単一B細胞またはB細胞クローンによって産生された抗体全てについては同じである。各重鎖の可変領域は、約110アミノ酸長であり、単一のIgドメインから構成される。
哺乳類では、λおよびκで表される2種類の免疫グロブリン軽鎖がある。軽鎖は2つの連続するドメイン、すなわち1つの定常ドメイン(CL)および1つの可変ドメイン(VL)を有する。軽鎖のおおよその長さは、211〜217個のアミノ酸である。各抗体は、常に同一である2本の軽鎖を有し、哺乳類の各抗体につき、軽鎖κまたはλの1つのタイプのみが存在する。
全ての抗体の一般的な構造は非常に類似しているが、所与の抗体の固有の特性は、上記で詳述したように、可変(V)領域によって決定される。より具体的には、各軽鎖(VL)について3つおよび重鎖(HV)に3つの可変ループが、抗原との結合、すなわちその抗原特異性に関与する。これらのループは、相補性決定領域(CDR)と呼ばれる。VHドメインおよびVLドメインの両方からのCDRが抗原結合部位に寄与するので、最終的な抗原特異性を決定するのは重鎖と軽鎖の組合せであり、どちらか単独ではない。
「抗体フラグメント」は、上記で定義した少なくとも1つの抗原結合フラグメントを含み、そのフラグメントが由来する完全抗体と本質的に同じ機能および特異性を示す。パパインによる限定的なタンパク質消化は、Igプロトタイプを3つのフラグメントに切断する。1つの完全なL鎖および約半分のH鎖をそれぞれが含む2つの同一のアミノ末端フラグメントが、抗原結合フラグメント(Fab)である。サイズが同等であるが、鎖間ジスルフィド結合を有する両方の重鎖の半分の位置でカルボキシル末端を含む第3のフラグメントは、結晶可能なフラグメント(Fc)である。Fcは、炭水化物、相補結合部位、およびFcR結合部位を含む。限定的なペプシン消化により、Fab片とH−H鎖間ジスルフィド結合を含むヒンジ領域の両方を含む単一のF(ab’)2フラグメントが得られる。F(ab’)2は、抗原結合に対して二価である。F(ab’)2のジスルフィド結合は、Fab’を得るために切断することができる。さらに、重鎖および軽鎖の可変領域は、縮合して単鎖可変フラグメント(scFv)を形成することもできる。
薬学的に許容される塩は、例えば、酸付加塩および塩基性塩である。酸付加塩としては、例えば、HClまたはHBr塩がある。塩基性塩は、例えば、アルカリまたはアルカリ土類、例えば、Na+、またはK+、またはCa2+から選択されるカチオン、または、アンモニウムイオンN+(R1)(R2)(R3)(R4)(式中、R1〜R4は互いに独立に:水素、場合により置換されたC1〜C6アルキル基、場合により置換されたC2〜C6アルケニル基、場合により置換されたC6〜C10アリール基、または場合により置換されたC6〜C10ヘテロアリール基を意味する)を有する塩である。薬学的に許容される塩のさらなる例は、「Remington’s Pharmaceutical Sciences」17版、Alfonso R.Gennaro(編)、Mark Publishing Company、Easton、Pa.、U.S.A.、1985およびEncyclopedia of Pharmaceutical Technologyに記載されている。
薬学的に許容される溶媒和物は、例えば、水和物である。
機器の様々な構成要素、方法および/またはシステム、ならびに、本明細書に記載された実施形態の修正(追加および/または除去)が、そのような修正、ならびに、その任意および全ての均等物を包含する、本発明の全範囲および精神から逸脱することなくなされることを、当業者は理解するであろう。
1 挿入装置
2 針
3 使い捨てユニット
4 チューブ
6 針ベース
7 針保持具
7.1 遠位プロング
7.2 近位プロング
8 第1の直線ガイド
9 駆動機構
10 ホイール
11 ローレット
12 ノッチ
12.1 曲線セクション
12.2 直線セクション
12.3 バルジ
13 端面
14 中心
15 近位クロスビーム
15.1 カム
16 遠位クロスビーム
16.1 カム
17 第2の直線ガイド
18 第3の直線ガイド
21 ばね
AP1 第1の角度位置
AP2 第2の角度位置
D 遠位方向
EP 伸長位置
P 近位方向
RP 後退位置

Claims (14)

  1. 注射デバイスの針挿入装置(1)用の駆動機構(9)であって、
    曲線セクション(12.1)と直線セクション(12.2)とを含む閉曲線幾何形状を有するノッチ(12)を有する回転可能なホイール(10)を含み、
    ここで、少なくとも1つのクロスビーム(15、16)は、可動に配置され、注射針(2)を後退位置(RP)と伸長位置(EP)との間で動かすために注射針と係合可能であり、クロスビーム(15、16)は、ノッチ(12)と係合するように適用されたカム(15.1、16.1)を含む、前記駆動機構。
  2. ノッチ(12)は、ホイール(10)の中心(14)から該ホイールの周辺部に向かって延び、中心(14)へ戻る、請求項1に記載の駆動機構(9)。
  3. 曲線セクション(12.1)は、半円状のセクションとして配置される、請求項1または2に記載の駆動機構(9)。
  4. 平行に配置され、それぞれのカム(15.1、16.1)を有し、少なくとも1つの直線ガイド(17、18)に沿って独立に可動である近位クロスビーム(15)および遠位クロスビーム(16)を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の駆動機構(9)。
  5. ホイール(10)の中心(14)近くの、曲線セクション(12.1)と直線セクション(12.2)との交点において、ノッチ(12)は、両方のカム(15.1、16.1)を受けるように適用されたバルジ(12.3)を含む、請求項4に記載の駆動機構(9)。
  6. ばね(21)は、クロスビーム(15、16)間に配置され、それらを離間するように付勢する、請求項4または5に記載の駆動機構(9)。
  7. 注射針(2)を保持するように適用され、少なくとも1つのクロスビーム(15、16)に平行に可動であり、該少なくとも1つのクロスビーム(15、16)により係合されるように適用された針保持具(7)をさらに含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の駆動機構(9)。
  8. 針保持具(7)は、
    遠位クロスビーム(16)により係合されるように適用された遠位プロング(7.1)と、
    近位クロスビーム(15)により係合されるように適用された近位プロング(7.2)とを含み、
    遠位プロング(7.1)および近位プロング(7.2)は、互いに離間されている、請求項7に記載の駆動機構(9)。
  9. 遠位プロング(7.1)と近位プロング(7.2)との間の距離は、ノッチ(12)の直線セクション(12.2)の長さに一致する、請求項8に記載の駆動機構(9)。
  10. 第1の直線ガイド(8)は、針保持具(7)の動きを案内するために配置される、請求項7〜9のいずれか1項に記載の駆動機構(9)。
  11. クロスビーム(15、16)の動きを案内するための第2の直線ガイド(17)および第3の直線ガイド(18)は、第1の直線ガイド(8)と平行に配置される、請求項4〜10のいずれか1項に記載の駆動機構(9)。
  12. ホイール(10)は、第2の直線ガイド(17)と第3の直線ガイド(18)との間に配置される、請求項11に記載の駆動機構(9)。
  13. ホイール(10)は、ローレットを含む、請求項1〜12のいずれか1項に記載の駆動機構(9)。
  14. 注射針(2)を後退位置(RP)と伸長位置(EP)との間で動かすための挿入装置(1)であって、
    針(2)が固定される針ベース(6)を含む使い捨てユニット(3)と、
    請求項1〜13のいずれか1項に記載の駆動機構(9)とを含み、
    ここで、針保持具(7)は、針ベース(6)を保持するように適用される、前記挿入装置。
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