JP2016527665A - ポリマー厚膜銅導体組成物の光焼結 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ポリマー厚膜銅導体組成物を使用して電気導体を電気回路に形成するための方法、堆積された厚膜銅導体組成物を光焼結に供する方法を提供する。また、本発明は、電気導体を光焼結に供する工程を含む、ポリマー厚膜導体組成物から形成された電気導体の抵抗を低減するための方法を提供する。本発明はさらに、これらの方法によって製造された電気導体を備えるデバイスを提供する。また、本発明は、ポリマー厚膜銅導体組成物を提供する。

Description

本発明は、多くの異なった用途において使用するためのポリマー厚膜(PTF)銅導体組成物の光硬化に関する。一実施形態において、ポリマー厚膜銅導体組成物は、ポリエステルまたはITOがスパッタされたガラスなどの薄膜基材上にスクリーン印刷される導体として使用される。ポリマー厚膜銅導体は、グリッド電極として機能する。この組成物はさらに、導電率(低い抵抗率)が必要とされる任意の他の用途に使用されてもよい。
本発明は、電子デバイスにおいて使用するためのポリマー厚膜銅導体組成物に関する。ポリマー厚膜銀導体は、低い抵抗率(<50ミリオーム/sq)と銀の信頼性のために好ましい導体として電子部品において非常に普及している。しかしながら、近年、銀の価格は、$30/トロイ衡オンス超のオーダーに3倍になっており、したがって、回路部品において使用するのに費用がかかるようになっている。
電気的性質をほとんど損なわずにコストを低減した、銀に代わる選択肢が求められている。このような別の選択肢を提供することが本発明の目的である。
本発明は、
a)基材を提供する工程と、
b)還元剤を含むポリマー厚膜銅導体組成物を提供する工程と、
c)前記ポリマー厚膜銅導体組成物を前記基材上に適用する工程と、
d)前記ポリマー厚膜銅導体組成物を光焼結に供して前記電気導体を形成する工程とを含む、電気導体を電気回路に形成するための方法を提供する。
実施形態において、方法は、厚膜銅導体組成物を乾燥させる工程をさらに含み、この工程は、工程(c)の後で工程(d)の前に実施される。組成物は、全ての溶剤を除去するために必要な時間および温度で処理される。乾燥後の光焼結は、抵抗率を低減する。
一実施形態において、ポリマー厚膜銅導体組成物は、
(a)0.2〜10μmの平均粒度および0.2〜3.0m2/gの範囲の表面積/質量比を有する銅粉末処理粒子40〜95重量%と、それが分散された
(b)
(1)フェノキシ、ウレタン、エステルまたはオキサゾリン樹脂と、それが分散された
(2)二塩基性エステル、グリコールエーテル、アルコールまたはそれらの混合物を含む有機溶剤と、を含む有機媒体4〜35重量%と、
(c)ヒドロキシル含有化合物を含む還元剤0.25〜5重量%と、
(d)安定剤として使用される界面活性剤0.0〜5重量%とを含み、
そこで重量%は、ポリマー厚膜銅導体組成物の全重量に基づいている。
また、本発明は、上述の方法の実施形態のいずれかによって形成される電気導体を含む電気デバイスを提供する。
本発明はさらに、還元剤を含むポリマー厚膜銅導体組成物から形成された電気導体の抵抗を低減するための方法を提供し、この方法は、電気導体を光焼結に供する工程を含む。また、本発明は、このような電気導体を含む電気デバイスを提供する。
一般的に、厚膜組成物は、適切な電気的機能性を組成物に与える機能相を含む。機能相は、機能相のためのキャリアとして作用する有機媒体中に分散された電気的機能性粉末を含む。一般的に、厚膜技術において、組成物を焼成して有機化合物を焼尽し、電気的機能性を与える。しかしながら、ポリマー厚膜組成物の場合、溶剤以外の有機化合物は、乾燥後に組成物の一体部分として残る。本明細書中で用いられるとき「有機化合物」は、厚膜組成物のポリマー、樹脂またはバインダー成分を含む。これらの用語は交換可能に使用されてもよく、それら全てが同じことを意味する。
一実施形態において、ポリマー厚膜導体銅組成物は、ポリマー樹脂と溶剤とを含む有機媒体中に分散された銅粉末を含むポリマー厚膜銅導体組成物である。ポリマー厚膜導体銅組成物のこの実施形態において使用される成分は、以下に考察される。
ポリマー厚膜銅導体組成物
A.銅導体粉末
ポリマー厚膜銅導体組成物中の電気的機能性粉末は、銅導体粉末である。銅粉末の粒径および形状は特に重要であり、適用方法に適していなければならない。一実施形態において粒子は、球状の形状である。別の実施形態において粒子はフレークの形態である。さらに別の実施形態において粒子は不規則な形状である。また、銅粒子の粒度分布は本発明の有効性に関して重要である。実際的な問題として、粒度は、1〜100μmの範囲である。実施形態において、平均粒度は0.2〜10μmである。さらに、銅粒子の表面積/質量比は、0.2〜3.0m2/gの範囲である。一実施形態において、銅粒子は、フレークの形態である。
ポリマー厚膜銅導体組成物は、40〜95重量%の銅粉末からなり、そこで重量%は、ポリマー厚膜銅導体組成物の全重量に基づいている。
さらに、少量の1つまたは複数の他の金属を銅導体組成物に添加して導体の性質を改良してもよいことは公知である。このような金属のいくつかの例には、金、銀、ニッケル、アルミニウム、白金、パラジウム、モリブデン、タングステン、タンタル、スズ、インジウム、ランタン、ガドリニウム、ホウ素、ルテニウム、コバルト、チタン、イットリウム、ユウロピウム、ガリウム、硫黄、亜鉛、珪素、マグネシウム、バリウム、セリウム、ストロンチウム、鉛、アンチモン、導電性炭素、およびそれらの組み合わせならびに厚膜組成物の本技術分野に一般的なその他のものが含まれる。付加的な金属は、全組成物の約1.0重量パーセントまで構成してもよい。
B.有機媒体
銅粉末を典型的に、機械混合によって有機媒体(ビヒクル)と混合して、印刷のために適した稠度およびレオロジーを有する、「ペースト」と呼ばれるペースト状組成物を形成する。有機媒体は、固形分が十分な安定度を有して分散し得る有機媒体でなければならない。有機媒体のレオロジー性質は、それらが組成物に良好な適用性を与えるものでなければならない。このような性質には、十分な安定度を有する固形分の分散、組成物の良好な適用、適切な粘度、チキソトロピー、基材および固形分の適切な湿潤性、良好な乾燥速度、および荒っぽい取扱いに耐えるために十分な乾燥膜強度などが含まれる。
有機媒体は、有機溶剤中のポリマーの溶液を含む。一実施形態において、使用されるポリマー樹脂は、ビスフェノール−AとPKHH(登録商標)(InChem Corp.,Rock Hill,SC)などのエピクロロヒドリン、ポリウレタン、またはVitel(登録商標)2200B(Bostic Limited,Stafford,UK)などのポリエステル樹脂と重合させることによって調製されたフェノキシ樹脂であり、それは、銅粉末の高重量配合を可能にし、したがって、電子部品内の導体の2つの臨界特性である、基材に対する良い接着性と低い抵抗率(高い導電率)の両方を達成するのに役立つ。商品名Aquazol(登録商標)として販売されるポリ(2−エチル−2−オキサゾリン)は、ポリマーバインダーとして使用するためのさらに別の候補である。任意選択により、エチレンアクリルエラストマーVamac(登録商標)(DuPont Co.,Wilmington,DE)などのエラストマーもまた、少量成分として混入して、改良された屈曲耐久性または防しわ性を硬化された導体トレースに与えるゴム強化バインダーを製造することができる。使用される場合、このエラストマー成分は、ペースト中のポリマーバインダーの全量に基づいて約5〜50重量%の範囲の量で混入される。
多種多様な不活性液体を有機媒体中の溶剤として使用することができる。厚膜組成物中に見出される最も広範囲に使用される溶剤は、エチルアセテートおよびアルファ-またはベータ-テルピネオールなどのテルペンまたはそれらとケロシン、ジブチルフタレート、ブチルカルビトール、ブチルカルビトールアセテート、ヘキシレングリコールならびに高沸点アルコールおよびアルコールエステルなどの他の溶剤との混合物である。さらに、基材上に適用した後に急速な硬化を促進するための揮発性液体がビヒクル中に含有され得る。本発明の多くの実施形態において、グリコールエーテル、ケトン、エステルおよび同様な沸点(180℃〜250℃の範囲)のその他の溶剤、およびそれらの混合物などの溶剤を用いてもよい。一実施形態において有機媒体は、二塩基性エステルDBE−3(DuPont Co.,Wilmington,DE)を含む。これらとその他の溶剤との様々な組合せを調合して望ましい粘度および揮発性要件を得る。
ポリマー厚膜銅導体組成物は、4〜35重量%の有機媒体からなり、そこで重量%は、ポリマー厚膜銅導体組成物の全重量に基づいている。
C.還元剤
銅粉末は一般的に、酸化第二銅、酸化第一銅、水酸化銅、またはこれらの酸化物の2種以上の混合物からなる酸化物外層を有する。酸化物層は絶縁体であり、したがって、導体として銅粉末の性能を阻害し得る。従って、印刷されたトレースの抵抗率は、望ましくないほど高い可能性がある。したがって、ペースト組成物は、光焼結プロセスの間に酸化銅層を銅金属に還元することができる有機化合物を含有する。これに適した有機化合物には、カルボン酸またはヒドロキシル含有化合物が含まれる。一実施形態において、還元剤は、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、モノエタノールアミンおよびマロン酸からなる群から選択される。
ポリマー厚膜銅導体組成物は、0.25〜5重量%のヒドロキシル含有化合物からなり、そこで重量%は、ポリマー厚膜銅導体組成物の全重量に基づいている。
D.安定剤
マロン酸もまた、厚膜銅導体ペースト組成物の粘度安定性を強化するさらなる利点を有する。他の同様な化合物には、リンゴ酸および酒石酸がある。さらに、トリデシル酸ホスフェート(Akzo Chemicals)などの添加剤もまた、より高い度合の分散安定度を達成するのに有用である。
ポリマー厚膜銅導体組成物は、0〜5重量%のカルボン酸含有化合物またはホスフェート含有化合物からなり、そこで重量%は、ポリマー厚膜銅導体組成物の全重量に基づいている。一実施形態において、ポリマー厚膜銅導体組成物は、0.5〜5重量%のカルボン酸含有化合物からなり、そこで重量%は、ポリマー厚膜銅導体組成物の全重量に基づいている。
厚膜の適用
ポリマー厚膜銅導体組成物または「ペースト」は典型的に、ガスおよび湿気に対して本質的に不透過性である基材、例えばITOがスパッタされたガラス上に堆積される。また、基材は軟質材料のシートであり得る。実施例は、プラスチックシートとその上に堆積された任意選択の金属または誘電体層との組み合せから構成された複合材料などの不透過性プラスチックである。基材は、140℃の処理温度に耐えるような基材でなければならない。一実施形態において、基材は、金属化銅ペーストを有する層の堆積であり得る。
ポリマー厚膜銅組成物の堆積は好ましくはスクリーン印刷によって行われるが、ステンシル印刷、シリンジ分配または他のコーティング技術などの他の堆積技術を利用することができる。スクリーン印刷の場合、スクリーン網目の大きさが、堆積された厚膜の厚さを制御する。
光焼結
光焼結は、光を使用して高温焼結をもたらす。典型的に、光源を提供するためにフラッシュランプが使用され、短いオン時間の高出力および数ヘルツ〜数十ヘルツの範囲のデューティ・サイクルで運転される。光焼結工程は短く、典型的にI分未満である。また、光焼結は、光硬化と称されてもよい。光焼結装置の商業製造元の例には、NovaCentrix Corp.(Austin,TX)およびXenon Corp.(Wilmington,MA)が含まれる。
堆積された厚膜導体組成物の光焼結は、低い抵抗率を有する導体を提供する。
一実施形態において、光焼結の前に、堆積された厚膜導体組成物は、低温において、典型的に80℃において5分間熱暴露することによって乾燥される。別の実施形態において、堆積された厚膜導体組成物は、光焼結の前に乾燥されない。
本発明は、実施例を示すことによってさらに詳細に考察される。しかしながら、本発明の範囲は、これらの実施例によっていかなる点からも限定されない。
実施例および比較実験
実施例1
4μmの平均粒度を有する銅フレーク(CI−4000F,Ames Goldsmith Corp.,South Glen Falls,NY)を使用してポリマー厚膜銅導体組成物を調製した。約20,000の数平均分子量を有するフェノキシ樹脂(InChem Corp.製のPKHH(登録商標)樹脂)をDBE−3二塩基性エステル(DuPont,Wilmington,DE)とDowanol(登録商標)DPMジプロピレングリコールメチルエーテル((Dow Chemical Co.,Midland,MI)との50/50ブレンドである溶剤中に溶解することによって有機媒体を調製した。有機媒体は20重量%の樹脂と80重量%の溶剤とを含有したが、重量%は有機媒体の全重量に基づいている。次に、銅粉末を有機媒体中に分散させた。
ポリマー厚膜銅導体組成物の成分は、
74.1重量% 銅フレーク粉末
18.5重量% 有機媒体
1.8重量% トリエタノールアミン
5.6重量% Dowanol(登録商標)DPM
であり、重量%は組成物の全重量に基づいている。
成分を配合しシンキー(Thinky)タイプのミキサー内で3分間混合した。この組成物を使用して、Melinex(登録商標)ST−505ポリエステルフィルム(DuPont Teijin Films,Chester,VA)上に600の四角形の蛇行パターンをスクリーン印刷した。325メッシュのステンレス鋼スクリーンを使用して、いくつかのパターンを印刷し、銅ペーストを強制空気対流炉内で80℃で5分間乾燥させた。そのとき、配線抵抗は2メガオーム超として測定された。
次に、乾燥された蛇行パターンを光焼結に供した。NovaCentrix(Austin,TX)によって製造されたPulseForge 3200焼結装置を使用した。装置は基本モードで運転された。処理設定は以下の通りであった:パルス電圧:260V、パルス長:800μsec、オーバーラップ係数:3、ウェブ速度:25FPM。処理後に、測定された配線抵抗は30Ωであった。600の四角形パターンについての平均の導体厚さは、プロフィルメータを使用して測定すると5.1μmであった。したがって抵抗率を計算すると10.2mΩ/□/milであった。
焼結された導体のクロスハッチ接着性を方法ASTM D3359に従って測定した。四角形の形状の試料をMelinex ST−505で印刷し、上に記載した同じ条件を使用して焼結した。ポリエステル基材に対する接着性は5と評価された。
次に、溶解された樹脂を含有する有機溶液をスクリーン印刷することによって一部の処理トレースをポリエステル封入剤で封入し、他の処理トレースをフルオロポリマー封入剤で封入し、140℃で10分間乾燥させた。この封入プロセスは、導体トレースの抵抗率を有意に変化させなかった。次に、封入された蛇行パターンならびに封入されない蛇行パターンを耐久性について試験するために、それらを180℃折り目付け試験に供した。折られた蛇行パターンの上に2kgの円形の重りをゆっくりと転がして導体トレースに強い折り目を付け、この処理の前と後に抵抗率を測定した。封入されない試料、ポリエステルでコートされた試料、およびフルオロポリマーでコートされた試料の平均抵抗率は、それぞれ149%、98%、および81%増加した。不良はなかった。
封入されたおよび封入されない、焼結された導体トレースもまた屈曲耐久試験に供して綜合耐久性を評価した。試料を0.25インチのマンドレルの周りに180度屈曲した。試験試料を屈曲して導電トレースが張力および圧縮下にあるようにした。試料を1000サイクルで試験した(1サイクルは1回の圧縮屈曲および1回の張り屈曲に等しい)。この処理の結果としての抵抗率の平均の変化は、封入されない試料、ポリエステルで封入された試料、およびフルオロポリマーで封入された試料についてそれぞれ78%、34%および31%であった。不良はなかった。
実施例2
4μmの平均粒度を有する銅フレーク(CI−4000F,Ames Goldsmith Corp.,South Glen Falls,NY)を使用してポリマー厚膜銅導体組成物を調製した。ウレタン樹脂をDBE−3二塩基性エステル(DuPont,Wilmington,DE)の溶剤中に溶解することによって有機媒体を調製した。有機媒体は20重量%の樹脂と80重量%の溶剤とを含有したが、重量%は有機媒体の全重量に基づいている。次に、銅粉末を有機媒体中に分散させた。
ポリマー厚膜銅導体組成物の成分は、
74.1重量% 銅フレーク粉末
18.5重量% 有機媒体
2.0重量% トリエタノールアミン
5.4重量% DBE−3
であり、重量%は組成物の全重量に基づいている。
成分を配合しシンキー(Thinky)タイプのミキサー内で3分間混合した。この組成物を使用して、Melinex(登録商標)ST−505ポリエステルフィルム(DuPont Teijin Films,Chester,VA)上に600の四角形の蛇行パターンをスクリーン印刷した。325メッシュのステンレス鋼スクリーンを使用して、いくつかのパターンを印刷し、銅ペーストを強制空気対流炉内で80℃で5分間乾燥させた。そのとき、配線抵抗は2メガオーム超として測定された。
次に、乾燥された蛇行パターンを光焼結に供した。NovaCentrix(Austin,TX)によって製造されたPulseForge 3200焼結装置を使用した。装置は基本モードで運転された。処理設定は以下の通りであった:パルス電圧:260V、パルス長:800μsec、オーバーラップ係数:4、ウェブ速度:25FPM。処理後に、測定された配線抵抗は133Ωであった。600の四角形パターンについての平均の導体厚さは、プロフィルメータを使用して測定すると8.5μmであった。したがって抵抗率を計算すると75.4mΩ/□/milであった。
焼結された導体のクロスハッチ接着性を方法ASTM D3359に従って測定した。四角形の形状の試料をMelinex ST−505で印刷し、上に記載した同じ条件を使用して焼結した。ポリエステル基材に対する接着性は4と評価された。
次に、溶解された樹脂を含有する有機溶液をスクリーン印刷することによって一部の処理トレースをポリエステル封入剤で封入し、他の処理トレースをフルオロポリマー封入剤で封入し、140℃で10分間乾燥させた。この封入プロセスは、導体トレースの抵抗率を有意に変化させなかった。次に、封入された蛇行パターンならびに封入されない蛇行パターンを耐久性について試験するために、それらを180℃折り目付け試験に供した。折られた蛇行パターンの上に2kgの円形の重りをゆっくりと転がして導体トレースに強い折り目を付け、この処理の前と後に抵抗率を測定した。封入されない試料、ポリエステルでコートされた試料、およびフルオロポリマーでコートされた試料の平均抵抗率は、それぞれ182%、142%、および135%増加した。不良はなかった。
封入されたおよび封入されない、焼結された導体トレースもまた屈曲耐久試験に供して綜合耐久性を評価した。試料を0.25インチのマンドレルの周りに180度屈曲した。試験試料を屈曲して導電トレースが張力および圧縮下にあるようにした。試料を1000サイクルで試験した(1サイクルは1回の圧縮屈曲および1回の張り屈曲に等しい)。この処理の結果としての抵抗率の平均の変化は、封入されない試料、ポリエステルで封入された試料、およびフルオロポリマーで封入された試料についてそれぞれ64%、28%および41%であった。不良はなかった。
実施例3
1.5μmの平均粒度を有する銅粉末CU−HWQ−1.5(福田金属(Fukuda Metal,)Kyoto Japan)を使用してポリマー厚膜銅導体組成物を調製した。約20,000の数平均分子量を有するフェノキシ樹脂(InChem Corp.製のPKHH(登録商標)樹脂)をDowanol(登録商標)DPMジプロピレングリコールメチルエーテル((Dow Chemical Co.,Midland,MI)の溶剤中に溶解することによって有機媒体を調製した。有機媒体は20重量%の樹脂と80重量%の溶剤とを含有したが、重量%は有機媒体の全重量に基づいている。次に、銅粉末を有機媒体中に分散させた。
ポリマー厚膜銅導体組成物の成分は、
74.1重量% 銅粉末
18.5重量% 有機媒体
3.7重量% トリエタノールアミン
3.7重量% Dowanol(登録商標)DPM
であり、重量%は組成物の全重量に基づいている。
成分を配合し、この組成物をシンキー(Thinky)タイプのミキサー内で3分間混合した。この組成物を使用して、600の四角形の蛇行パターンをMelinex(登録商標)ST−505ポリエステルフィルム上にスクリーン印刷した。325メッシュのステンレス鋼スクリーンを使用して、いくつかのパターンを印刷し、銅ペーストを強制空気対流炉内で80℃で5分間乾燥させた。そのとき、配線抵抗は2メガオーム超として測定された。
成分を配合しシンキー(Thinky)タイプのミキサー内で3分間混合した。この組成物を使用して、Melinex(登録商標)ST−505ポリエステルフィルム(DuPont Teijin Films,Chester,VA)上に600の四角形の蛇行パターンをスクリーン印刷した。325メッシュのステンレス鋼スクリーンを使用して、いくつかのパターンを印刷し、銅ペーストを強制空気対流炉内で80℃で5分間乾燥させた。そのとき、配線抵抗は2メガオーム超として測定された。
次に、乾燥された蛇行パターンを光焼結に供した。NovaCentrix(Austin,TX)によって製造されたPulseForge 3200焼結装置を使用した。装置は基本モードで運転された。処理設定は以下の通りであった:パルス電圧:260V、パルス長:800μsec、オーバーラップ係数:3、ウェブ速度:25FPM。処理後に、測定された配線抵抗は66Ωであった。600の四角形パターンについての平均の導体厚さは、プロフィルメータを使用して測定すると5.5μmであった。したがって抵抗率を計算すると24.5mΩ/□/milであった。
また、印刷された蛇行パターンを印刷されただけの湿潤状態で光焼結した。処理設定は以下の通りであった:パルス電圧:260V、パルス長:800μsec、オーバーラップ係数:3、ウェブ速度:25FPM。処理後に、測定された配線抵抗は70Ωであった。600の四角形パターンについての平均の導体厚さは、プロフィルメータを使用して測定すると5.4μmであった。したがって抵抗率を計算すると25.2mΩ/□/milであった。
焼結された導体のクロスハッチ接着性を方法ASTM D3359に従って測定した。四角形の形状の試料をMelinex ST−505で印刷し、上に記載した同じ条件を使用して焼結した。ポリエステル基材に対する接着性は5と評価された。
次に、溶解された樹脂を含有する有機溶液をスクリーン印刷することによって一部の処理トレースをポリエステル封入剤で封入し、他の処理トレースをフルオロポリマー封入剤で封入し、140℃で10分間乾燥させた。この封入プロセスは、導体トレースの抵抗率を有意に変化させなかった。次に、封入された蛇行パターンならびに封入されない蛇行パターンを耐久性について試験するために、それらを180℃折り目付け試験に供した。折られた蛇行パターンの上に2kgの円形の重りをゆっくりと転がして導体トレースに強い折り目を付け、この処理の前と後に抵抗率を測定した。封入されない試料、ポリエステルでコートされた試料、およびフルオロポリマーでコートされた試料の平均抵抗率は、それぞれ203%、134%、および107%増加した。不良はなかった。
封入されたおよび封入されない、焼結された導体トレースもまた屈曲耐久試験に供して綜合耐久性を評価した。試料を0.25インチのマンドレルの周りに180度屈曲した。試験試料を屈曲して導電トレースが張力および圧縮下にあるようにした。試料を1000サイクルで試験した(1サイクルは1回の圧縮屈曲および1回の張り屈曲に等しい)。この処理の結果としての抵抗率の平均の変化は、封入されない試料、ポリエステルで封入された試料、およびフルオロポリマーで封入された試料についてそれぞれ92%、63%および58%であった。不良はなかった。
実施例4
6μmの平均粒度を有する銅フレーク(CI−6000F,Ames Goldsmith Corp,South Glen Falls,NY)を使用してポリマー厚膜銅導体組成物を調製した。約20,000の数平均分子量を有するフェノキシ樹脂(InChem Corp.製のPKHH(登録商標)樹脂)をDowanol(登録商標)DPMジプロピレングリコールメチルエーテル((Dow Chemical Co.,Midland,MI)の溶剤中に溶解することによって有機媒体を調製した。有機媒体は20重量%の樹脂と80重量%の溶剤とを含有したが、重量%は有機媒体の全重量に基づいている。次に、銅粉末を有機媒体中に分散させた。
ポリマー厚膜銅導体組成物の成分は、
74.1重量% 銅フレーク粉末(Ames)
18.5重量% 有機媒体(20%樹脂/80%溶剤)
1.8重量% トリエタノールアミン
5.6重量% Dowanol(登録商標)DPM
であり、重量%は組成物の全重量に基づいている。
成分を配合しシンキー(Thinky)タイプのミキサー内で3分間混合した。この組成物を使用して、Melinex(登録商標)ST−505ポリエステルフィルム(DuPont Teijin Films,Chester,VA)上に600の四角形の蛇行パターンをスクリーン印刷した。325メッシュのステンレス鋼スクリーンを使用して、いくつかのパターンを印刷し、銅ペーストを強制空気対流炉内で80℃で5分間乾燥させた。そのとき、配線抵抗は2メガオーム超として測定された。
次に、乾燥された蛇行パターンを光焼結に供した。NovaCentrix(Austin,TX)によって製造されたPulseForge 3200焼結装置を使用した。装置は基本モードで運転された。処理設定は以下の通りであった:パルス電圧:260V、パルス長:800μsec、オーバーラップ係数:3、ウェブ速度:25FPM。処理後に、測定された配線抵抗は46Ωであった。600の四角形パターンについての平均の導体厚さは、プロフィルメータを使用して測定すると4.9μmであった。したがって抵抗率を計算すると15mΩ/□/milであった。
焼結された導体のクロスハッチ接着性を方法ASTM D3359に従って測定した。四角形の形状の試料をMelinex ST−505で印刷し、上に記載した同じ条件を使用して焼結した。ポリエステル基材に対する接着性は5と評価された。
次に、溶解された樹脂を含有する有機溶液をスクリーン印刷することによって一部の処理トレースをポリエステル封入剤で封入し、他の処理トレースをフルオロポリマー封入剤で封入し、140℃で10分間乾燥させた。この封入プロセスは、導体トレースの抵抗率を有意に変化させなかった。次に、封入された蛇行パターンならびに封入されない蛇行パターンを耐久性について試験するために、それらを180℃折り目付け試験に供した。折られた蛇行パターンの上に2kgの円形の重りをゆっくりと転がして導体トレースに強い折り目を付け、この処理の前と後に抵抗率を測定した。封入されない試料、ポリエステルでコートされた試料、およびフルオロポリマーでコートされた試料の平均抵抗率は、それぞれ152%、106%、および90%増加した。不良はなかった。
封入されたおよび封入されない、焼結された導体トレースもまた屈曲耐久試験に供して綜合耐久性を評価した。試料を0.25インチのマンドレルの周りに180度屈曲した。試験試料を屈曲して導電トレースが張力および圧縮下にあるようにした。試料を1000サイクルで試験した(1サイクルは1回の圧縮屈曲および1回の張り屈曲に等しい)。この処理の結果としての抵抗率の平均の変化は、封入されない試料、ポリエステルで封入された試料、およびフルオロポリマーで封入された試料についてそれぞれ71%、37%および46%であった。不良はなかった。
実施例5
4μmの平均粒度を有する銅フレーク(CI−4000F,Ames Goldsmith Corp.,South Glen Falls,NY)を使用してポリマー厚膜銅導体組成物を調製した。約20,000の数平均分子量を有するフェノキシ樹脂(InChem Corp.製のPKHH(登録商標)樹脂)をDowanol(登録商標)DPMジプロピレングリコールメチルエーテル((Dow Chemical Co.,Midland,MI)中に溶解することによって有機媒体を調製した。有機媒体は20重量%の樹脂と80重量%の溶剤とを含有したが、重量%は有機媒体の全重量に基づいている。次に、銅粉末を有機媒体中に分散させた。
ポリマー厚膜銅導体組成物の成分は、
75.2重量% 銅フレーク粉末
15.6重量% 有機媒体
1.9重量% トリエタノールアミン
0.94重量% トリデシル酸ホスフェート
6.3重量% Dowanol(登録商標)DPM
であり、重量%は組成物の全重量に基づいている。
成分を配合しシンキー(Thinky)タイプのミキサー内で3分間混合した。この組成物を使用して、Melinex(登録商標)ST−505ポリエステルフィルム(DuPont Teijin Films,Chester,VA)上に600の四角形の蛇行パターンをスクリーン印刷した。325メッシュのステンレス鋼スクリーンを使用して、いくつかのパターンを印刷し、銅ペーストを強制空気対流炉内で80℃で5分間乾燥させた。そのとき、配線抵抗は約500Kohmとして測定された。
次に、乾燥された蛇行パターンを光焼結に供した。NovaCentrix(Austin,TX)によって製造されたPulseForge 3200焼結装置を使用した。装置は基本モードで運転された。処理設定は以下の通りであった:パルス電圧:220V、パルス長:1700μsec、オーバーラップ係数:2、ウェブ速度:25FPM。処理後に、測定された配線抵抗は45Ωであった。600の四角形パターンについての平均の導体厚さは、プロフィルメータを使用して測定すると6.2μmであった。したがって抵抗率を計算すると18.6mΩ/□/milであった。
焼結された導体のクロスハッチ接着性を方法ASTM D3359に従って測定した。四角形の形状の試料をMelinex ST−505で印刷し、上に記載した同じ条件を使用して焼結した。ポリエステル基材に対する接着性は5と評価された。
処理された試料の抵抗率は、周囲条件下、85/85条件下で老化された試料、および強制空気対流炉内で80℃での老化として測定された。観察された平均の抵抗率の変化は、500時間の老化時間後にそれぞれ2.3%、15.4%、および13.1%であった。試料は封入されなかった。処理された導体トレースの防しわ性は、円筒形の2kgの重りを使用して強い折り目を付けることによって測定された。この処理に供された試料の抵抗率の平均増加は、42%であった。また、試料は、蛇行パターンを0.25インチのマンドレルの周りに180度の角度に繰返し曲げることによって屈曲耐久試験にかけられた。1000サイクル(2000回の屈曲)後に観察された平均の抵抗率の増加は86%であった。
実施例6
4μmの平均粒度を有する銅フレーク(CI−4000F,Ames Goldsmith Corp.,South Glen Falls,NY)を使用してポリマー厚膜銅導体組成物を調製した。約500,000の数平均分子量を有するポリ(2−エチル−2−オキサゾリン)(Aquazol(登録商標)−500樹脂)をテルピネオール中に溶解することによって有機媒体を調製した。
有機媒体は20重量%の樹脂と80重量%の溶剤とを含有したが、重量%は有機媒体の全重量に基づいている。次に、銅粉末を有機媒体中に分散させた。
ポリマー厚膜銅導体組成物の成分は、
70.3重量% 銅フレーク粉末
14.6重量% 有機媒体
1.5重量% トリエタノールアミン
0.5重量% トリデシル酸ホスフェート
13.2%重量% テルピネオール
であり、重量%は組成物の全重量に基づいている。
成分を配合しシンキー(Thinky)タイプのミキサー内で3分間混合した。この組成物を使用して、Melinex(登録商標)ST−505ポリエステルフィルム(DuPont Teijin Films,Chester,VA)上に600の四角形の蛇行パターンをスクリーン印刷した。325メッシュのステンレス鋼スクリーンを使用して、いくつかのパターンを印刷し、銅ペーストを強制空気対流炉内で80℃で5分間乾燥させた。そのとき、配線抵抗は約600Kohmとして測定された。
次に、乾燥された蛇行パターンを光焼結に供した。NovaCentrix(Austin,TX)によって製造されたPulseForge 3200焼結装置を使用した。装置は基本モードで運転された。処理設定は以下の通りであった:パルス電圧:220V、パルス長:1600μsec、オーバーラップ係数:2、ウェブ速度:25FPM。処理後に、測定された配線抵抗は52Ωであった。600の四角形パターンについての平均の導体厚さは、プロフィルメータを使用して測定すると5.2μmであった。したがって抵抗率を計算すると18.0mΩ/□/milであった。
焼結された導体のクロスハッチ接着性を方法ASTM D3359に従って測定した。四角形の形状の試料をMelinex ST−505で印刷し、上に記載した同じ条件を使用して焼結した。ポリエステル基材に対する接着性は4と評価された。
処理された試料の抵抗率は、周囲条件下、85/85条件下で老化された試料、および強制空気対流炉内で80℃での老化として測定された。観察された平均の抵抗率の変化は、500時間の老化時間後にそれぞれ2.8%、23.4%、および12.1%であった。試料は封入されなかった。処理された導体トレースの防しわ性は、円筒形の2kgの重りを使用して強い折り目を付けることによって測定された。この処理に供された試料の抵抗率の平均増加は、22%であった。また、試料は、蛇行パターンを0.25インチのマンドレルの周りに180度の角度に繰返し曲げることによって屈曲耐久試験にかけられた。1000サイクル(2000回の屈曲)後に観察された平均の抵抗率の増加は67%であった。
実施例7
1.0μmの平均粒度を有する銅フレーク(CI−1000F,Ames Goldsmith Corp,South Glen Falls,NY)を使用してポリマー厚膜銅導体組成物を調製した。約20,000の数平均分子量を有するフェノキシ樹脂(InChem Corp.製のPKHH(登録商標)樹脂)をDowanol(登録商標)DPMジプロピレングリコールメチルエーテル((Dow Chemical Co.,Midland,MI)中に溶解することによって有機媒体を調製した。有機媒体は20重量%の樹脂と80重量%の溶剤とを含有したが、重量%は有機媒体の全重量に基づいている。次に、銅粉末を有機媒体中に分散させた。
ポリマー厚膜銅導体組成物の成分は、
70.8重量% 銅フレーク粉末
14.7重量% 有機媒体
1.8重量% トリエタノールアミン
0.9重量% トリデシル酸ホスフェート
11.8重量% Dowanol(登録商標)DPM
であり、重量%は組成物の全重量に基づいている。
成分を配合しシンキー(Thinky)タイプのミキサー内で3分間混合した。この組成物を使用して、Melinex(登録商標)ST−505ポリエステルフィルム(DuPont Teijin Films,Chester,VA)上に600の四角形の蛇行パターンをスクリーン印刷した。325メッシュのステンレス鋼スクリーンを使用して、いくつかのパターンを印刷し、銅ペーストを強制空気対流炉内で80℃で5分間乾燥させた。そのとき、配線抵抗は約1.2Mohmとして測定された。
次に、乾燥された蛇行パターンを光焼結に供した。NovaCentrix(Austin,TX)によって製造されたPulseForge 3200焼結装置を使用した。装置は基本モードで運転された。処理設定は以下の通りであった:パルス電圧:200V、パルス長:1400μsec、オーバーラップ係数:3、ウェブ速度:25FPM。処理後に、測定された配線抵抗は39Ωであった。600の四角形パターンについての平均の導体厚さは、プロフィルメータを使用して測定すると7.3μmであった。したがって抵抗率を計算すると18.9mΩ/□/milであった。
焼結された導体のクロスハッチ接着性を方法ASTM D3359に従って測定した。四角形の形状の試料をMelinex ST−505で印刷し、上に記載した同じ条件を使用して焼結した。ポリエステル基材に対する接着性は4と評価された。
処理された試料の抵抗率は、周囲条件下、85/85条件下で老化された試料、および強制空気対流炉内で80℃での老化として測定された。観察された平均の抵抗率の変化は、500時間の老化時間後にそれぞれ1.8%、10.4%、および8.2%であった。試料は封入されなかった。処理された導体トレースの防しわ性は、円筒形の2kgの重りを使用して強い折り目を付けることによって測定された。この処理に供された試料の抵抗率の平均増加は、36%であった。また、試料は、蛇行パターンを0.25インチのマンドレルの周りに180度の角度に繰返し曲げることによって屈曲耐久試験にかけられた。1000サイクル(2000回の屈曲)後に観察された平均の抵抗率の増加は28%であった。
実施例8
4μmおよび1μmの平均粒度をそれぞれ有する2種の銅フレーク粉末(CI−4000FおよびCI−1000F,Ames Goldsmith Corp,South Glen Falls,NY)の混合物を使用してポリマー厚膜銅導体組成物を調製した。約20,000の数平均分子量を有するフェノキシ樹脂(InChem Corp製のPKHH(登録商標)樹脂)をDowanol(登録商標)DPMジプロピレングリコールメチルエーテル(Dow Chemical Co.,Midland,MI)中に溶解することによって有機媒体を調製した。有機媒体は20重量%の樹脂と80重量%の溶剤とを含有したが、重量%は有機媒体の全重量に基づいている。次に、銅粉末を有機媒体中に分散させた。
ポリマー厚膜銅導体組成物の成分は、
55.5重量% CI−1000F Cu粉末
18.6重量% CI−4000F Cu粉末
18.5重量% 有機媒体
0.7重量% トリエタノールアミン
6.7重量% Dowanol(登録商標)DPM
であり、重量%は組成物の全重量に基づいている。
成分を配合しシンキー(Thinky)タイプのミキサー内で3分間混合した。この組成物を使用して、Melinex(登録商標)ST−505ポリエステルフィルム(DuPont Teijin Films,Chester,VA)上に600の四角形の蛇行パターンをスクリーン印刷した。325メッシュのステンレス鋼スクリーンを使用して、いくつかのパターンを印刷し、銅ペーストを強制空気対流炉内で80℃で5分間乾燥させた。そのとき、配線抵抗は2メガオーム超として測定された。
次に、乾燥された蛇行パターンを光焼結に供した。NovaCentrix(Austin,TX)によって製造されたPulseForge 3200焼結装置を使用した。装置は基本モードで運転された。処理設定は以下の通りであった:パルス電圧:240V、パルス長:1000μsec、オーバーラップ係数:3、ウェブ速度:25FPM。処理後に、測定された配線抵抗は42Ωであった。600の四角形パターンについての平均の導体厚さは、プロフィルメータを使用して測定すると6.8μmであった。したがって抵抗率を計算すると19.0mΩ/□/milであった。
焼結された導体のクロスハッチ接着性を方法ASTM D3359に従って測定した。四角形の形状の試料をMelinex ST−505で印刷し、上に記載した同じ条件を使用して焼結した。ポリエステル基材に対する接着性は4と評価された。
比較実験A
上記の実施例3に記載された組成物と同様なポリマー厚膜銅導体組成物が、トリエタノールアミン還元剤を添加しないこと以外は同じ成分を使用して調製された。
ポリマー厚膜銅導体組成物の成分は、
76.9% 銅粉末
19.3% 有機媒体(20%樹脂/80%溶剤)
3.8% Dowanol(登録商標)DPM
であり、重量%は組成物の全重量に基づいている。
成分を配合しシンキー(Thinky)タイプのミキサー内で3分間混合した。この組成物を使用して、Melinex(登録商標)ST−505ポリエステルフィルム(DuPont Teijin Films,Chester,VA)上に600の四角形の蛇行パターンをスクリーン印刷した。325メッシュのステンレス鋼スクリーンを使用して、いくつかのパターンを印刷し、銅ペーストを強制空気対流炉内で80℃で5分間乾燥させた。そのとき、配線抵抗は2メガオーム超として測定された。
次に、乾燥された蛇行パターンを光焼結に供した。NovaCentrix(Austin,TX)によって製造されたPulseForge 3200焼結装置を使用した。装置は基本モードで運転された。処理設定は以下の通りであった:パルス電圧:260V、パルス長:800μsec、オーバーラップ係数:3、ウェブ速度:25FPM。処理後に、測定された配線抵抗は1メガオーム超であった。
また、印刷された蛇行パターンを印刷されただけの湿潤状態で光焼結した。処理設定は以下の通りであった:パルス電圧:260V、パルス長:800μsec、オーバーラップ係数:3、ウェブ速度:25FPM。処理後に、測定された配線抵抗は1メガオーム超であった。
比較実験B
スクリーン印刷可能なポリマー厚膜酸化銅組成物が、50nmの平均粒度を有する酸化銅(Aldrich)を使用して調製された。約350,000の重量平均分子量を有するポリビニルピロリドン(PVPK90樹脂、Aldrich)を水に溶解することによって水性媒体を調製した媒体は20重量%の樹脂と80重量%の水とを含有したが、重量%は水性媒体の全重量に基づいている。次に、酸化銅粉末を水性媒体中に分散させた。
ポリマー厚膜酸化銅組成物の成分は、
65.5重量% 酸化銅粉末
4.0重量% ポリビニルピロリドン
16.0重量% 水
3.0重量% トリエタノールアミン
10.0重量% エチレングリコール
1.5重量% tergitol
であり、重量%は組成物の全重量に基づいている。
成分を配合しシンキー(Thinky)タイプのミキサー内で3分間混合した。この組成物を使用して、Melinex(登録商標)ST−505ポリエステルフィルム(DuPont Teijin Films,Chester,VA)上に600の四角形の蛇行パターンをスクリーン印刷した。325メッシュのステンレス鋼スクリーンを使用して、いくつかのパターンを印刷し、銅ペーストを強制空気対流炉内で80℃で10分間乾燥させた。そのとき、配線抵抗は2メガオーム超として測定された。
次に、乾燥された蛇行パターンを光焼結に供した。NovaCentrix(Austin,TX)によって製造されたPulseForge 3200焼結装置を使用した。装置は基本モードで運転された。処理設定は以下の通りであった:パルス電圧:200V、パルス長:2000μsec、オーバーラップ係数:3、ウェブ速度:25FPM。処理後に、測定された配線抵抗は110Ωであった。600の四角形パターンについての平均の導体厚さは、プロフィルメータを使用して測定すると7.1μmであった。したがって抵抗率を計算すると52mΩ/□/milであった。焼結後に、導体の前面の外観は銅であったが、ポリエステルフィルムを通して見る裏面のトレースの外観は依然として黒色であり、還元されていない酸化銅の存在を示した。調合および処理条件を変えることによって酸化銅の完全な還元を達成することはうまくいかなかった。より攻撃的な焼結は印刷されたトレースの表面から材料を融除したが、酸化銅の完全な還元を達成しなかった。
焼結された導体のクロスハッチ接着性を方法ASTM D3359に従って測定した。四角形の形状の試料をMelinex ST−505で印刷し、上に記載した同じ条件を使用して焼結した。ポリエステル基材に対する接着性は1と評価された。接着不良と凝集破壊の組合せが観察された。
次に、溶解された樹脂を含有する有機溶液をスクリーン印刷することによって一部の処理トレースをポリエステル封入剤で封入し、他の処理トレースをフルオロポリマー封入剤で封入し、140℃で10分間乾燥させた。次に、封入された蛇行パターンならびに封入されない蛇行パターンを耐久性について試験するために、それらを180℃折り目付け試験に供した。折られた蛇行パターンの上に2kgの円形の重りをゆっくりと転がして導体トレースに強い折り目を付け、この処理の前と後に抵抗率を測定した。3組の試料は、折り目付け試験の後に測定可能な配線抵抗を生じることができなかった。
封入されたおよび封入されない、焼結された導体トレースもまた屈曲耐久試験に供して綜合耐久性を評価した。試料を0.25インチのマンドレルの周りに180度屈曲した。試験試料を屈曲して導電トレースが張力および圧縮下にあるようにした。試料は1000サイクルまで試験された(1サイクルは1回の圧縮屈曲および1回の張り屈曲に等しい)。3組の試料は、50の屈曲サイクル後に測定可能な配線抵抗を生じることができなかった。
比較実験C
Mitsui銅粉末を使用してポリマー厚膜銅導体組成物を調製した。以下の成分を配合して低粘度ペーストを調製した。
40.5重量% 銅粉末
0.6重量% Tergitol NP−9
0.6重量% BYK−020
4.0重量% PVP K−90
14.5重量% グリセロール
7.3重量% エチレングリコール
12.1重量% アスコルビン酸
20.2重量% 脱イオン水
であり、重量%は組成物の全重量に基づいている。
成分を配合し、シンキー(Thinky)タイプのミキサー内で数分間混合して、粉末を媒体中に分散させた。この組成物を使用して、Melinex(登録商標)ST−505ポリエステルフィルム(DuPont Teijin Films,Chester,VA)上に600の四角形の蛇行パターンをスクリーン印刷した。325メッシュのステンレス鋼スクリーンを使用して、いくつかのパターンを印刷し、銅ペーストを強制空気対流炉内で80℃で5分間乾燥させた。次に、配線抵抗を測定すると2Mohm超であった。
次に、乾燥された蛇行パターンを光焼結に供した。NovaCentrix(Austin,TX)によって製造されたPulseForge 3200焼結装置を使用した。装置は基本モードで運転された。処理設定は以下の通りであった:パルス電圧:200V、パルス長:1400μsec、オーバーラップ係数:3、ウェブ速度:25FPM。処理後に、測定された配線抵抗は84Ωであった。600の四角形パターンについての平均の導体厚さは、プロフィルメータを使用して測定すると4.3μmであった。したがって抵抗率を計算すると24.1mΩ/□/milであった。
焼結された導体のクロスハッチ接着性を方法ASTM D3359に従って測定した。四角形の形状の試料をMelinex ST−505で印刷し、上に記載した同じ条件を使用して焼結した。ポリエステル基材に対する接着性は1〜2と評価された。
処理された導体トレースの防しわ性は、円筒形の2kgの重りを使用して強い折り目を付けることによって測定された。試料は、この試験の結果として測定可能な抵抗を生じなかったが、それは導電トレースの完全性が破損されたことを示す。

Claims (10)

  1. a)基材を提供する工程と、
    b)還元剤を含むポリマー厚膜銅導体組成物を提供する工程と、
    c)前記ポリマー厚膜銅導体組成物を前記基材上に適用する工程と、
    d)前記ポリマー厚膜銅導体組成物を光焼結に供して前記電気導体を形成する工程とを含む、電気導体を電気回路に形成するための方法。
  2. 前記方法が、前記ポリマー厚膜導体組成物を乾燥させる工程をさらに含み、乾燥させる前記工程が、工程(c)の後で工程(d)の前に実施される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ポリマー厚膜銅導体組成物が、
    (a)0.2〜10μmの平均粒度および0.2〜3.0m2/gの範囲の表面積/質量比を有する銅粉末処理粒子40〜95重量%と、それが分散された
    (b)
    (1)フェノキシ、ウレタン、オキサゾリン、またはエステル樹脂と、それらが分散された
    (2)二塩基性エステル、グリコールエーテル、アルコールまたはそれらの混合物を含む有機溶剤と、を含む有機媒体4〜35重量%と、
    (c)カルボン酸含有化合物またはホスフェート含有化合物を含む安定剤0.0〜5重量%とをさらに含み、
    前記重量%が、前記ポリマー厚膜銅導体組成物の全重量に基づいている、請求項1に記載の方法。
  4. 前記銅粉末粒子がフレークの形態であり、前記還元剤が、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンおよびマロン酸からなる群から選択され、前記粘度安定剤が、マロン酸、リンゴ酸、酒石酸、およびトリデシル酸ホスフェートからなる群から選択される、請求項3に記載の方法。
  5. 還元剤を含むポリマー厚膜銅導体組成物から形成される電気導体を含む電気デバイスであって、前記電気導体が光焼結に供せられている、電気デバイス。
  6. 前記還元剤が、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンおよびマロン酸からなる群から選択される、請求項5に記載の電気デバイス。
  7. 前記ポリマー厚膜銅導体組成物が、
    (a)0.2〜10μmの平均粒度および0.2〜3.0m2/gの範囲の表面積/質量比を有する銅粉末処理粒子40〜95重量%と、それが分散された
    (b)
    (1)フェノキシ、ウレタン、またはエステル樹脂と、それらが分散された
    (2)二塩基性エステル、グリコールエーテル、アルコールまたはそれらの混合物を含む有機溶剤と、を含む有機媒体4〜35重量%と、
    (c)カルボン酸含有化合物またはホスフェート含有化合物を含む安定剤0.0〜5重量%とをさらに含み、
    前記重量%が、前記ポリマー厚膜銅導体組成物の全重量に基づいている、請求項5に記載の電気デバイス。
  8. 前記銅粉末粒子がフレークの形態であり、前記還元剤が、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンおよびマロン酸からなる群から選択され、前記粘度安定剤が、マロン酸、リンゴ酸、および酒石酸からなる群から選択される、請求項7に記載の電気デバイス。
  9. (a)0.2〜10μmの平均粒度および0.2〜3.0m2/gの範囲の表面積/質量比を有する銅粉末処理粒子40〜95重量%と、それが分散された
    (b)
    (1)フェノキシ、ウレタン、オキサゾリン、またはエステル樹脂と、それらが分散された
    (2)二塩基性エステル、グリコールエーテル、アルコールまたはそれらの混合物を含む有機溶剤と、を含む有機媒体4〜35重量%と、
    (c)カルボン酸含有化合物またはホスフェート含有化合物を含む安定剤0.0〜5重量%とを含むポリマー厚膜銅導体組成物であって、
    前記重量%が、前記ポリマー厚膜銅導体組成物の全重量に基づいている、ポリマー厚膜銅導体組成物。
  10. 前記銅粉末粒子がフレークの形態であり、前記還元剤が、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンおよびマロン酸からなる群から選択され、前記粘度安定剤が、マロン酸、リンゴ酸、および酒石酸からなる群から選択される、請求項9に記載のポリマー厚膜銅導体組成物。
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