JP2016527319A - 環状ジエステルを有するスキンケア組成物及びその方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、一般的に、少なくとも1つの環状ジエステルを有する局所スキンケア組成物に関する。より具体的には、本発明は、アルファヒドロキシ酸の少なくとも1つの環状ジエステル、及び50〜99.9重量%の、少なくとも1つの3つの極性非水溶媒を有する新しい局所スキンケア組成物に関する。

Description

本発明は、一般的に、少なくとも1つの環状ジエステルを有する局所スキンケア組成物に関する。より具体的には、本発明は、アルファヒドロキシ酸の少なくとも1つの環状ジエステル、及び少なくとも1つの極性非水溶媒を有する新しい局所スキンケア組成物に関する。
アルファヒドロキシ酸(「AHA」)は、小じわ(すなわち、しわ)、乾皮症(しなわち、乾燥皮膚)、角化症、魚鱗癬、及びしみを含む多様な皮膚状態を処置するためのスキンケア組成物において有用であることで既知である。具体的には、グリコール酸及び乳酸のような短鎖カルボン酸であるAHAは、皮膚に浸透するAHAの能力により、化粧品組成物において好まれる。特に、短鎖AHAの生物学的利用能は、表皮及び真皮において細胞活動を刺激すると共に、表皮の外層の落屑を増加させて、上述した皮膚状態を緩和及び処置する助けをする。更に、短鎖AHAは、皮膚の弾力性及びハリを改善しながら、小じわの軽減を更に助けるコラーゲン合成を促進及び刺激することができる。
しかし、スキンケア組成物中にAHAを使用する主な問題は、AHAは酸であり、これは皮膚刺激を引き起こす場合がある。また、AHAの酸性の性質のためのAHAの使用は、皮膚剥離用途のような特定の用途において望ましくてもよいが、AHAの酸度は、より日課的かつ日常的な用途に対して、有害で望ましくない効果を有する場合がある。
スキンケア組成物内でのAHAの使用に関連する刺激を低減するために、スキンケア組成物全体の酸性を抑える試みで、その他の化合物を添加してもよい。例えば、米国特許第5,886,042号及び同第5,385,938号は、両性又は偽両性化合物をAHAに添加して、化粧品組成物のpH全体を上昇させる試みを述べている。しかし、これらの組成物のみが、特定の化合物又は使用に対して望ましくない場合があるアミノ酸及びイミダゾリン化合物のような添加成分を必要とするわけではないが、この方法では、AHAの酸度に関する潜在的な問題に対処することもできない。むしろ、AHAと他の化合物とのバランスを取るようにすることによって、AHAの酸度は単に遮蔽され、低減されない。問題を含むAHAの酸度に対処しないことで、特に敏感肌のユーザーにおいて皮膚刺激及び不耐性が持続する場合がある。
AHAの酸度に関連する問題に加えて、本分野におけるスキンケア組成物は、一般的に、比較的長時間の安定性を維持しつつ、皮膚中への活性物質の十分な浸透も可能にする問題を有する。安定性の問題は、処理中、輸送中、保管中、及び使用中の温度並びに湿度変化を含む多様な環境要因と共に、多様な成分の混和性又は均質性を含む組成物内の化学的要因に基づいて発生し得る。この点において、安定性の悪い組成物は、より酸性になることがあり、かつ経時的により酸性になる可能性があり、これは、減少しつつある又は組成物を分離している又は組成物を析出しているマスキング組成物によるものであり、組成物の過敏性を更に悪化させる。
したがって、十分な安定性及び浸透特性を有しつつも、低減した酸度及び潜在的な過敏性を有するスキンケア組成物に関する当該技術分野において必要性が残る。故に、AHAの少なくとも1つの環状ジエステルのような、少なくとも1つの環状ジエステルを有するスキンケア組成物に関する当該技術分野において必要性が残る。更に、前述した環状ジエステル及び少なくとも1つの極性非水溶媒を有するスキンケア組成物に関する当該技術分野において必要性が残る。
本発明は、一般的に、新しいスキンケア組成物に関連し、
(a)アルファヒドロキシ酸の少なくとも1つの環状ジエステルと、
(b)少なくとも1つの極性非水溶媒と、を含み、
組成物は、1重量%未満の水を含む。
特定の実施形態において、本発明は、新しいスキンケア組成物に関連し、
(a)0.1〜60重量%の、アルファヒドロキシ酸の少なくとも1つの環状ジエステルと、
(b)40〜99.9重量%の、約5〜約20の極性を有する少なくとも1つの極性非水溶媒と、を含み、
組成物は、1重量%未満の水を含む。
本発明の他の実施形態は、新しいスキンケア組成物を製造するためのプロセスに関連する。
4つの例示的なスキンケア組成物の、水の対照に対する相対的な皮膚浸透性を示し、ここで、各層はx軸に沿って示され、かつ1766cm−1での吸光度はy軸に沿って示される。
定義:
本明細書で使用される用語及び語句「発明」、「本発明」、「この発明」及び同様の用語及び語句は、非限定的であり、かつ本主題を任意の単一実施形態に限定する意図はないが、むしろ説明した全ての可能な実施形態を包含する。
本明細書で使用されるとき、用語「約」は、報告された数値の15%以内であることを意味し、他の実施形態において、用語「約」は、報告された数値の10%以内を意味する。
本明細書で使用されるとき、用語「スキンケア組成物」、「化粧品」、「化粧品組成物」、及び複数形の用語を含む同様の用語は、互換的に使用されてもよい。具体的には、用語スキンケア組成物は、洗浄、美化、魅力の促進、又は見た目の変化のために、皮膚を含むヒトの体若しくはその任意の部分に、導入又はそれ以外の方法で塗布される、塗擦、注入、散布、又は噴霧可能な組成物を含むと共に、他の化粧品の成分として使用されることを意図した組成物を含む。用語「スキンケア組成物」及び上述したその他の用語は、石鹸を除外せず、特に、ヒトの皮膚に適用するための局所組成物を含む。
本明細書で使用される、用語「1つの、」、又はその代わりとなる「該」において既に開示された内容を引用している際、及び「少なくとも1つ」は、同じ意味を有し、互換的に使用されてもよい。
本明細書で使用されるとき、全ての重量百分率(重量%)は、特に指示がない限り、スキンケア組成物の総重量%に基づく。また、全組成物の百分率は、特に指示がない限り、100重量%に等しい総量に基づく。
スキンケア組成物:
本明細書のスキンケア組成物は、AHAを有するその他の組成物の代替品を提供しつつ、同時に、低い酸度を有する好ましい実施形態を含む低減した酸度、及び良好な皮膚浸透性を有する安定的な組成物を提供する。
上述したように、AHAが有する皮膚への有益な効果により、化粧品産業においてAHAの使用が増加した一方、AHAの使用が伴う主な欠点は、化合物の酸性の特徴である。例えば、グリコール酸及び乳酸は、それぞれC2 AHA及びC3 AHAであり、両者は4未満のpKa値を有する。例えば、W.M.Haynes,CRC Handbook of Chemistry and Physicsの5−94〜5−95(94th ed.2013)を参照のこと。この比較的高い酸度は、ユーザーに対して、特に敏感肌のユーザーに対して、刺激及び不快感を与える場合がある。
驚くべきことに、アルファヒドロキシ酸の少なくとも1つの環状ジエステル、並びに少なくとも1つの極性非水溶媒、好ましくは少なくとも2つの極性非水溶媒を使用することによって、スキンケア組成物は、非常に低い酸度及び良好な安定性を有しつつ、環状ジエステルが皮膚に浸透することを可能にするように調製することができることがわかった。このスキンケア組成物は、このような低い酸度を有するため、AHAを含有する従来の組成物に関連する刺激及び不快感は、最小化又は防止することができる。またこの発明は、局所適用に際して環状ジエステルが皮膚に浸透する方法を提供するので、環状ジエステル及び対応するAHAに関連する効果は、ユーザーによって得られる。
AHAを有する組成物に関連する刺激及び不快感を低減するため、一般的に好ましい実施形態において、スキンケア組成物は、5.5〜8のpH、より好ましくは6〜8のpHを有してもよく、更により好ましくはスキンケア組成物は、約7のpHを有してもよい。あるいは、スキンケア組成物は、3〜8、より好ましくは3.5〜7、更により好ましくは3.8〜4.2のpHを含む、より低いpHを有するように、他の成分と一緒に調製されてもよい。
更にpHに加えて、好ましい実施形態において、スキンケア組成物は、20℃で、2重量%以下、更に好ましくは1.5重量%以下の酸度を有してもよい。他の実施形態において、スキンケア組成物は、約20℃で、1重量%以下の酸度を有してもよい。スキンケア組成物の酸度は、他の形態に変換され、かつ環式の形態ではないスキンケア組成物における環状エステルの量によって決定することができる。具体的には、スキンケア組成物の酸度は、酸性の非環状二量体形態に変換された環状エステルの量によって、並びに対応する遊離形態のAHA及び組成物に添加されることがあり得る任意のAHAに変換された環状エステルの量によって、決定することができる。
現在のスキンケア組成物は、アルファヒドロキシ酸の環状ジエステル、又は環状ジエステルの混合物が皮膚に浸透することを可能にする。特定の実施形態において、スキンケア組成物は、少なくとも20%、好ましくは少なくとも40%、更に好ましくは少なくとも60%、及び更により好ましくは少なくとも80%の皮膚の少なくとも1つの層を通るアルファヒドロキシ酸の少なくとも1つの環状ジエステルの浸透性を、少なくとも1つの極性非水溶媒を有さないスキンケア組成物に対して改善することができる。
更に、特定の実施形態において、スキンケア組成物は、少なくとも0.1、好ましくは少なくとも0.2、より好ましくは少なくとも0.3の吸光度を、1766cn−1で全反射減衰(ATR)−FTIR分光法によって決定された少なくとも1つのスキン層に対して提供することができる。特に好ましい実施形態において、スキンケア組成物は、約0.1〜約1.5、好ましくは約0.15〜約1.0、及び更に好ましくは約0.2〜約0.8の吸光度を、1766cm−1で全反射減衰(ATR)−FTIR分光法によって決定された少なくとも1つのスキン層に対して提供することができる。
アルファヒドロキシ酸の環状ジエステル:
本発明で使用され得る環状ジエステルは、任意のアルファヒドロキシ酸の任意の環状ジエステルであってもよい。好ましい実施形態において、環状ジエステルは、C4〜C8ジエステルであり、2つのC2〜C4 AHAの二量化から形成され得る。この態様において、環状ジエステルは、2つの同一のAHAの環状二量体、又は2つの異なるAHAの組み合わせであってもよい。例えば、環状ジエステルは、2つのグリコール酸分子によって形成されてもよく、結果的にグリコリド、ラクチドを形成するための2つの乳酸分子、又は1つのグリコリド酸及び1つの乳酸分子をもたらす。また、D−及びL−異性体のような、ラクチドの全ての異性体を含むAHAの全ての異性体が包含されている。
特定の実施形態において、環状ジエステルは、以下の式
Figure 2016527319
(式中、R1は、水素若しくはC1〜C2アルキル、アルケニル、又はアルキニルであり、R2は、水素若しくはC1〜C2アルキル、アルケニル、又はアルキニルである)を有し得る。好ましい実施形態において、環状ジエステルは、R1が、水素、メチル、又はエチルであり、R2が、水素、メチル、又はエチルである場合の式(I)で表される環状ジエステルであってよい。より好ましい実施形態において、環状ジエステルは、グリコリド又はラクチドであってもよく、R1及びR2は、両者ともそれぞれ水素又はメチルである。
更に、環状ジエステルは、グリコリド又はラクチド等の単一の化学形態であり得るが、この発明のスキンケア組成物は、多様な環状ジエステルの混合物を有してもよい。特に、スキンケア組成物は、C4〜C8ジエステルの混合物を有してもよく、これにはグリコリド及びラクチドの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。
現在のスキンケア組成物における環状ジエステルの量に関して、好ましくは組成物は、0.1重量%〜60重量%(0.1重量%〜50重量%を含む)の、アルファヒドロキシ酸の少なくとも1つの環状ジエステルを含んでもよい。更に好ましい実施形態において、スキンケア組成物は、0.5重量%〜25重量%(1重量%〜20重量%を含む)の、より好ましくは1重量%〜10重量%の少なくとも1つの環状ジエステルを含んでもよい。特に好ましい実施形態において、スキンケア組成物は、0.1〜50重量%(0.5〜25重量%を含む)の、より好ましくは1〜20重量%(1〜10重量%を含む)の、グリコリド、ラクチド、又はそれらの組み合わせを含んでもよい。環状ジエステルの混合物を有する実施形態において、好ましくはスキンケア組成物は、約0.1重量%〜30重量%、より好ましくは1重量%〜20重量%(1重量%〜10重量%を含む)のグリコリドを有してもよい。環状ジエステルを有する他の実施形態において、好ましくはスキンケア組成物は、約0.1重量%〜30重量%、より好ましくは1重量%〜20重量%(1重量%〜10重量%を含む)のラクチドを有してもよい。
極性非水溶媒:
多様な極性非水溶媒は、このスキンケア組成物に使用されてもよい。特定の実施形態において、スキンケア組成物は、少なくとも1つの極性非水溶媒を有してもよく、かつ特定の実施形態において、スキンケア組成物は、少なくとも2つの極性非水溶媒を有してもよい。
特に、このスキンケア組成物内の少なくとも1つの極性非水溶媒は、アルファヒドロキシ酸の環状ジエステルを、ある程度まで溶解することができるべきである。この点について、好ましい実施形態において、極性非水溶媒は、スキンケア組成物内の溶媒の重量に基づいて、少なくとも1重量%、より好ましくは少なくとも5重量%、及び更により好ましくは少なくとも10重量%の環状ジエステルを溶解することができる。特に好ましい実施形態において、少なくとも1つの極性非水溶媒は、スキンケア組成物内の溶媒の重量に基づいて、1重量%〜20重量%、より好ましくは5重量%〜20重量%、及び更により好ましくは、10重量%〜20重量%の環状ジエステルを溶解することができる。
更に、極性非水溶媒は、任意の有機溶媒であり得る。特定の実施形態において、極性非水溶媒は、極性C1〜C15溶媒であってもよく、より好ましくは溶媒は、極性C1〜C10溶媒であってもよく、及び更により好ましくは溶媒は、極性C2〜C10溶媒であってもよい。具体的には、極性非水溶媒は、少なくとも5の極性を有してもよく、かつ特定の実施形態において、極性非水溶媒は、その全体が、本明細書に参照として組み込まれる、C.M.Hansen,Hansen Solubility Parameters:A User’s Handbook(2nd ed.2007)(「ハンセン」)で定義されるように、少なくとも8の極性を有してもよい。更に、特定の実施形態において、極性非水溶媒は、Hansenで定義されるように、約5〜約20、より好ましくは約8〜約18の極性を有してもよい。
極性に加えて、非水溶媒は、Hansenで定義されるように、特定の水素結合ポテンシャルを有してもよい。好ましい実施形態において、極性非水溶媒は、Hansenで定義されるように、少なくとも5〜最大約30、より好ましくは少なくとも5〜最大約25、更により好ましくは少なくとも5〜最大約20の水素結合ポテンシャルを有してもよい。特に好ましい実施形態において、極性非水溶媒は、Hansenで定義されるように、少なくとも5〜最大約25の水素結合ポテンシャル、及び少なくとも5〜最大約20の極性を有してもよい。更により好ましい実施形態は、Hansenで定義されるように、約6〜約10の水素結合ポテンシャルを有してもよく、かつ約7〜約11の極性を有してもよい。
化学構造に関して、極性非水溶媒は、置換型又は非置換型であってもよく、かつ二環性、芳香族、若しくはその両者を含む、直鎖状、分岐状、又は環状であってもよい。溶媒が、二環性、芳香族、又はその両者を含む環状である場合、溶媒は、環状構造内に少なくとも1つのヘテロ原子を有してもよく、これには酸素、窒素、又はそれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。更に、極性非水溶媒が、任意の特定の官能基を有することに限定されない一方、好ましい実施形態において、極性非水溶媒は、少なくとも1つのカルボニル、エーテル、アルコール、アミド、アミン、イミン、シアン酸、イソシアン酸、ニトリル、イソニトリル、及びこれらの組み合わせを有してもよい。
特定の実施形態において、スキンケア組成物は、以下の式(II)
Figure 2016527319
(式中、R3は、水素、酸素、エーテル、又はエステルであり、R4は、水素又はアルキル、アルケニル、アルキニル、又はアルキルヒドロキシ基であり、R5は、窒素、アルキル、ヒドロキシル、エーテル、エステル、アミド、又はアミンであり、R6は、アルキル、エーテル、エステル、アミド、アミン、又はそれらの組み合わせであり、xは0又は1であり、但し、R5が窒素であり、かつニトリル基を形成する場合、xは0であり、並びにR3が酸素である場合、Cy及びR3は、カルボニルを形成し、式中、R4及びR5は、芳香族構造を含む環状又は二環構造を形成するために結合してもよく、これによってヘテロ原子を含むことができ、少なくとも1つのR6基で任意に置換されてもよい)で表される、少なくとも1つの極性非水溶媒を有してもよい。式(II)は、1つ又は2つ以上のR6基を有し、R6基は、同じ又は異なってもよい。好ましくは、R3は酸素であって、Cy又はC1〜C5アルコキシ若しくはアリールオキシ基でカルボニルを形成し、R4は、水素又はC1〜C5アルキルであり、及びR5は、窒素、C1〜C5アルキル、C1〜C5エーテル、C1〜C5エステル、又はアミドであり、但し、R5が窒素であり、かつニトリル基を形成する場合、xは0である。
あるいは、他の好ましい実施形態において、スキンケア組成物は、式(III)、式(IV)、又はそれらの混合物
Figure 2016527319
(式中、R6は、アルキル、エーテル、エステル、アミド、アミン、又はこれらの組み合わせであり、aは1〜3であり、bは1〜5であり、zは1〜3である)で表される、少なくとも1つの極性非水溶媒を有してもよい。好ましくは、R6は、C1〜C5アルコキシ基、C1〜C5アリールオキシ基、又はそれらの組み合わせであり、より好ましくは、R6は、メトキシ、エトキシ、又はそれらの組み合わせである。更に、好ましい実施形態において、bは1〜4、より好ましくは1〜3である。
特に好ましい実施形態では、極性非水溶媒は、極性C1〜C10アルコールであってもよく、これにはジオール、ケトン、エステル、エーテル、環状エーテル、アミド、ニトリル、及びこれらの混合物が挙げられ、具体的には、極性C1〜C5直鎖状若しくは分岐状の置換型又は非置換型ケトン、エステル、エーテル、アミド、ニトリル、及びそれらの混合物が挙げられる。また、極性非水溶媒は、具体的には、置換型又は非置換型であってもよい極性C4〜C10環状エステル、環状ケトン、及びそれらの混合物が挙げられる。更に、極性非水溶媒は、式(II)、(III)、及び/又は(IV)の溶媒の混合物であってもよい。特定の実施形態において、非水溶媒は、極性C1〜C5直鎖状又は分岐状の置換型又は非置換型ケトン、エステル、エーテル、アミド、ニトリル、及びそれらの混合物と、極性の置換型又は非置換型C4〜C10環状エーテル、環状ケトン、及びそれらの混合物との配合物であってもよい。
極性非水溶媒の特に好ましい実施形態の非限定的な例には、ジメチルアセトアミド、アセトニトリル、エチルアセテート、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、イソソルビドジメチルエーテル(「ジメチルイソソルビド」として既知)メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、プロピレングリコール、及びこれらの混合物が挙げられてもよい。
現在のスキンケア組成物は、40重量%〜99.9重量%(50重量%〜99.9重量%を含む)の少なくとも1つの極性非水溶媒を含んでもよく、より好ましくは、75重量%〜99.5重量%、更により好ましくは80重量%〜99重量%の極性非水溶媒を含んでもよい。前述したように、極性非水溶媒は、溶媒の混合物を含んでもよく、これは少なくとも2つの極性非水溶媒の混合物を含み、この混合物は、組成物の総重量百分率に基づいて、上記範囲にしたがった最終重量%を有する。
その他の成分:
その他の活性化粧化合物、活性医薬化合物、又はそれらの混合物は、このスキンケア組成物内に含まれていてもよい。非限定的な例には、年齢によるシミ、角化症、及びしわを改善又は一掃する化合物である、剥離薬、鎮痛剤、麻酔薬、抗ニキビ剤、抗菌薬、抗酵母剤、抗真菌剤、抗ウイルス剤、抗ふけ剤、抗皮膚炎剤、鎮痒剤、鎮吐剤、抗炎症剤、角質過溶解防止剤、保湿剤、制汗剤、抗乾癬剤、抗脂漏剤、ヘアコンディショナー及びヘアトリートメント剤、抗老化剤、抗喘息剤及び気管支拡張剤、日焼け止め剤、抗ヒスタミン剤、美白剤、脱色素剤、ビタミン、コルチコステロイド、なめし剤、ホルモン、レチノイド、局所循環器官用剤、並びにその他の皮膚科薬が挙げられる。
一般的には、その他の活性成分は、最大約15重量%、好ましくは最大約10重量%、及びより好ましくは最大約5重量%存在してもよい。より具体的には、このスキンケア組成物は、0重量%〜15重量%、好ましくは0重量%〜10重量%、及び更により好ましくは0重量%〜5重量%の追加の活性成分を有してもよい。
更に、スキンケア組成物は、存在する水を有してもよいが、好ましい実施形態において、組成物は、1重量%未満、より好ましくは0.5重量%以下、更により好ましくは0.25重量%以下、最も好ましくは0.1重量%以下の水を有してもよい。特に好ましい実施形態において、スキンケア組成物は、最大1重量%未満、より好ましくは0.5重量%未満、更により好ましくは0.1重量%未満で、水が存在しない状態の比較的無水であってもよく、これには残留水が含まれる。この点について、スキンケア組成物は、少なくとも1つの水スカベンジャーを有してもよく、これには、ヒュームドシリカ、アルミノケイ酸塩、ケイ酸アルミニウムマグネシウムを含むケイ酸アルミニウム、アルミニウムオクテニルコハク酸デンプン、及びそれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。水スカベンジャーは、最大約15重量%、好ましくは最大約10重量%、及びより好ましくは最大約5重量%存在することができる。
多様な界面活性剤、乳化剤、ゲル化剤、可塑剤、レオロジー剤、及びこれらの組み合わせは、このスキンケア組成物に添加することができる。具体的には、非限定的な例として、少なくとも1つの界面活性剤を添加して、スキンケア組成物を均質化することができる。界面活性剤、乳化剤、ゲル化剤、安定剤、可塑剤、レオロジー剤、及びそれらの組み合わせは、最大約15重量%、及び好ましくは最大約10重量%存在してもよい。
環状ジエステルに加えて、スキンケア組成物は、存在するAHAを有してもよい。AHAの量は、環状ジエステルの量より一般的に少なくてもよいが、この組成物は、最大約5重量%の存在するAHA、より好ましくは最大約2重量%の存在するAHA、更により好ましくは最大約1重量%の存在するAHAを有してもよい。特に好ましいAHAは、グリコール酸、乳酸、又はそれらの組み合わせを含んでもよい。更に、AHAがスキンケア組成物内に存在する場合、AHAは、環状ジエステルに加えて組成物に添加されてもよく、又はAHAは、アルファヒドロキシ酸の環状ジエステルの加水分解によって生成されてもよい。しかし、スキンケア組成物の潜在的な過敏性を最小化するために、並びに組成物のために上述した一般的なpH及び酸度の範囲内で、存在するAHAの量は、添加成分又は環状ジエステルの加水分解から得た成分のいずれかとして、比較的少なくかつ上記範囲に応じているべきである。
その他の活性成分を除いて、着色剤、芳香剤、二酸化ケイ素を含む研磨剤、高分子樹脂、粘土、及びこれらの組み合わせ等が挙げられるが、これらに限定されないその他の非活性成分が、スキンケア組成物に添加されてもよい。一般的に、非活性成分は、最大約5重量%、好ましくは最大約2.5重量%、及び更により好ましくは最大約1重量%存在してもよい。より具体的には、このスキンケア組成物は、0〜5重量%、好ましくは0〜2.5重量%、更により好ましくは0〜1重量%の非活性成分を有することができる。
スキンケア組成物を作製する方法:
このスキンケア組成物は、連続工程又はバッチ工程を含む多様な方法で作製することができる。例えば、非限定的な例として、アルファヒドロキシ酸の少なくとも1つの環状ジエステル及び少なくとも1つの極性非水溶媒を含む全成分は、前述した量で同時に共に添加されてもよい。あるいは、他の非限定的な例として、少なくとも1つの環状ジエステル及び少なくとも1つの極性非水溶媒等の特定の成分は、最初に共に添加されてもよく、追加の環状ジエステル、極性非水溶媒、又はその両方を含むその他の成分が、続いて添加されてもよい。
特定の実施形態において、スキンケア組成物は、アルファヒドロキシ酸の少なくとも1つの環状ジエステル及び少なくとも1つの極性非水溶媒を共に添加することによって作製することができ、実質的に均質な混合物を形成する。この点について、実質的に均質な混合物は、混合物より分離相において、5重量%未満、より好ましくは1重量%未満、更により好ましくは0.5重量%未満、及び最も好ましくは0.1重量%未満の、アルファヒドロキシ酸の環状ジエステル及び/又は極性非水溶媒を有することができる。
アルファヒドロキシ酸の環状ジエステル及び少なくとも1つの極性非水溶媒を含む、スキンケア組成物の多様な成分を共に添加するために使用される方法に加えて、成分は、実質的に均質な混合物を作製するために熱せられてもよい。具体的には、非限定的な例として、環状ジエステル及び極性非水溶媒は、溶媒の沸点より低い温度で熱せられてもよい。その他の非限定的な実施形態において、少なくとも1つの極性非水溶媒は、溶媒の沸点より低い温度で熱せされてもよく、その後環状ジエステルが溶媒に添加されてもよい。
以下の実施例は、好ましいスキンケア組成物を説明しており、それを限定する意図はない。全ての所定の数値は重量百分率であり、かつ全ての製品組成物の百分率は、特に指示がない限り、100重量%に等しい総量に基づく。
試験方法:
酸度試験:酸度試験は、試験した例の酸形成の量を判定し、滴定によって実行された。Mettler Toledo DM140−SC電極を搭載したMettler Toledo DL58 Titrator装置が、ポテンシャル差滴定を行うために使用され、試験した例の酸度を判定した。滴定剤は、71重量%のトルエン、19重量%のメタノール、及び10重量%の1Nテトラブルチンアンモニウムヒドロキシドからなった。滴定は、約20℃の室温で流出した。酸形成結果は、グリコリド又はラクチドを、それぞれ、酸性の非環状二量体形態及びグリコール酸又は乳酸に変換して得た酸の重量百分率として報告された。酸の重量百分率は、それぞれグリコール酸又は乳酸の分子量に基づいて計算される。
老化試験:老化試験では、保存安定性の模擬実験を行う。試験したそれぞれの例は、室温サンプル(「R.T.」)及び老化サンプル(「老化」)に分割された。老化サンプルは、14日間54℃のVWR 1410オーブン内に配置された後、老化サンプルをオーブンから取り除き、酸度試験を用いて酸形成の量を調べた。室温サンプルは、オーブン老化なしで、酸度試験を用いて酸形成の量を調べた。
皮膚浸透試験:皮膚浸透試験は、全反射減衰(ATR)−FTIR分光法及びテープ剥離を用いて、体外の豚皮の外層における、試験した環状エステルの、対応するアルファヒドロキシ酸への沈着、浸透、及び変換を判定した。報告された結果として生じる吸光度は、1766cm−1で判定された。使用されたFTIR分光計は、Thermo Electron CorporationのNicolet 700 FT−IRであった。3M、St.Paul、Minnesota、USAから入手可能なScotch(登録商標)Magic(商標)Tapeがテープ剥離のために使用された。
手順:
工程1:豚皮のサンプルを水で洗浄した。
工程2:その後豚皮を、対照(「対照層」)としてATR−FTIRを使用してスキャンした。
工程3:試験されたそれぞれの組成物を、以下の表で示すように、その後豚皮に塗布し、34℃で2時間放置した。
工程4:2時間後、過剰組成物を豚皮の表面から除去した。
工程5:その後豚皮を、表面(「表層」)としてATR−FTIRでスキャンした。
工程6:その後テープ剥離を、豚皮上の処置した領域に均一に塗布した。
工程7:テープ剥離はその後、豚皮から除去された。
工程8:その後豚皮を、ATR−FTIRによってスキャンし、1766cm−1で吸光度を監視すし、結果を「スキン層1」として記録した。
工程9:工程3〜8は、更に9回繰り返され、それぞれの後に続くスキャンしたスキン層を適宜番号付けした。特に、スキン層1〜10は、皮膚サンプルにテープ剥離が適用された及びそこから除去された回数に対応し、皮膚サンプルは、ATR−FTIRでスキャンした。
材料:
「DMI」はジメチルイソソルビドであり、これはイソソルビドジメチルエステルとしても知られ、Grant Industries Inc.,Elmwood Park,New Jersey,USAから入手可能である。
「EtOH」はエタノールであり、Macron Chemicals,Center Valley,Pennsylvania,USAから入手可能である。
「グリコール酸」は、DuPont(商標)Glypure(登録商標)グリコール酸であり、E.I.Du Pont de Nemours & Co.Inc.,Wilmington,Delaware,USAから入手可能である。
「グリコリド」は、少なくとも99重量%の純度を有するグリコール酸から形成されたC4環状ジエステルである。
「ラクチド」はL−ラクチドであり、TCI Tokyo Chemical Industry Co.,Ltd,Tokyo,Japanから入手可能である。
「PG」はプロピレングリコールであり、J.T Baker,Phillipsburg,New Jersey,USAから入手可能である。
「水」は、脱イオン水である。
(実施例1)
100gのスキンケア組成物は、89gのエタノール、10gのプロピレングリコール、及び1gのグリコリドを混合容器内へ添加し、均質な混合物が得られるまでマグネチックスターラを用いて成分を混ぜ合わせることによって調製された。
均質な混合物は、その後酸度が調べられ、その結果は表1で報告している。
(実施例2)
100gのスキンケア組成物は、エタノールが、ポリプロピレングリコール及びグリコリドと混合される前に乾燥されなかったことを除き、実施例1と同じ方法で調製された。
比較例1:
100gの比較組成物は、1gの水が、エタノール、ポリプロピレングリコール、及びグリコリドに添加され、かつ88gのエタノールが使用されたことを除き、実施例1と同じ方法で調製された。
比較例2:
100gの比較組成物は、5gの水が、エタノール、ポリプロピレングリコール、及びグリコリドに添加され、かつ84gのエタノールが使用されたことを除き、実施例1と同じ方法で調製された。
Figure 2016527319
(実施例3)
100gのスキンケア組成物は、1gのラクチドが、1gのグリコリドの代わりに使用されたことを除き、実施例1と同じ方法で調製された。均質な混合物は、その後酸度が調べられ、その結果は表2で報告している。
比較例3:
100gの比較組成物は、1gのラクチドが、1gのグリコリドの代わりに使用されたことを除き、実施例1と同じ方法で調製された。
比較例4:
100gの比較組成物は、2gのラクチドが、1gのグリコリドの代わりに使用されたことを除き、実施例1と同じ方法で調製された。
Figure 2016527319
(実施例4)
100gのスキンケア組成物は、90gのジメチルイソソルビド及び10gのグリコリドを混合容器内へ添加し、均質な混合物が得られるまでマグネチックスターラを用いて成分を混ぜ合わせることによって調製された。
均質な混合物は、その後酸度が調べられ、その結果は表3で報告している。
比較例5:
100gの比較スキンケア組成物は、10gのグリコール酸が、10gのグリコリドの代わりに使用されたことを除き、実施例4と同じ方法で調製された。
Figure 2016527319
(実施例5)
100gのスキンケア組成物は、99gのジメチルイソソルビド及び1gのグリコリドを混合容器内へ追加し、均質な混合物が得られるまでマグネチックスターラを用いて成分を混ぜ合わせることによって調製された。
均質な混合物は、その後皮膚浸透が調べられ、その結果は表4で報告している。
(実施例6)
100gのスキンケア組成物は、95gのジメチルイソソルビド及び5gのグリコリドが、それぞれ99gのジメチルイソソルビド及び1gのグリコリドの代わりに使用されたことを除き、実施例5と同じ方法で調製された。
(実施例7)
100gのスキンケア組成物は、90gのジメチルイソソルビド及び10gのグリコリドが、それぞれ99gのジメチルイソソルビド及び1gのグリコリドの代わりに使用されたことを除き、実施例5と同じ方法で調製された。
(実施例8)
100gのスキンケア組成物は、85gのジメチルイソソルビド及び15gのグリコリドが、それぞれ99gのジメチルイソソルビド及び1gのグリコリドの代わりに使用されたことを除き、実施例5と同じ方法で調製された。
Figure 2016527319
実施例5〜8の皮膚浸透は、上記表4で示され、かつ図1で図示される。それぞれのスキン層の吸光度は、グリコリドの吸収は良いが、非環状二量体及びグリコール酸の吸収は悪い領域である、1766cm−1で決定された。したがって、1766cm−1でより高い吸光度値を発揮するスキン層は、そのスキン層でグリコリドのより高い濃度に関連付けられる。この点において、皮膚浸透性は、多様なスキン層でグリコリドの濃度を測定することによって決定されてもよい。
実施例5〜8は全て、対照に対して、極めて良好な皮膚浸透性を概ね示す。したがって、実施例5〜8は、最初のいくつかのスキン層のグリコリド、特に濃度が増加したグリコリドの改善された皮膚浸透性を論証している。より深部のスキン層であっても、実施例6〜8で論証されたとおり、グリコリドの浸透は有意に改善された。
本内容が説明されたように、これは多様に修正又は変化してもよいことが明らかであろう。かかる修正及び変化は、本内容の趣旨及び範囲から逸脱するとみなされず、全てのかかる修正及び変化は、以下の特許請求の範囲内に含まれることを意図する。

Claims (14)

  1. スキンケア組成物であって、
    (a)0.1〜50重量%の、アルファヒドロキシ酸の少なくとも1つの環状ジエステルと、
    (b)50〜99.9重量%の、約5〜約20の極性を有する少なくとも1つの極性非水溶媒と、を含み、
    該組成物は、1重量%未満の水を含む、スキンケア組成物。
  2. 前記環状ジエステルは、2つのC2〜C4アルファヒドロキシ酸のC4〜C8ジエステル二量体である、請求項1に記載のスキンケア組成物。
  3. 前記環状ジエステルは、グリコリド、ラクチド、及びそれらの混合物である、請求項1に記載のスキンケア組成物。
  4. 1〜20重量%の前記環状ジエステルを含む、請求項1に記載のスキンケア組成物。
  5. 前記極性非水溶媒は、約8〜約18の極性を有する、請求項1に記載のスキンケア組成物。
  6. 80〜99重量%の前記極性非水溶媒を含む、請求項1に記載のスキンケア組成物。
  7. 少なくとも2つの極性非水溶媒を含む、請求項1に記載のスキンケア組成物。
  8. 前記2つの極性非水溶媒は、それぞれ約8〜約18の極性を有する、請求項7に記載のスキンケア組成物。
  9. 0.5重量%以下の水を含む、請求項1に記載のスキンケア組成物。
  10. スキンケア組成物であって、
    (a)1〜20重量%のグリコリド、ラクチド、又はそれらの組み合わせと、
    (b)80〜99重量%の少なくとも1つの極性非水溶媒であって、約7〜約11の極性と、約6〜約10の水素結合ポテンシャルと、を有し、以下の式(IV)
    Figure 2016527319
    (式中、R6は、C1〜C5アルコキシ基、C1〜C5アリールオキシ基、又はそれらの組み合わせから選択され、aは1〜3であり、bは1〜3である)で表される、少なくとも1つの極性非水溶媒と、を含み、
    該組成物は、1重量%未満の水を含む、スキンケア組成物。
  11. 前記極性非水溶媒は、イソソルビドジメチルエーテルである、請求項10に記載のスキンケア組成物。
  12. アルファヒドロキシ酸の少なくとも1つの環状ジエステルと、少なくとも1つの極性非水溶媒と、を有する、スキンケア組成物を作製する方法であって、該方法は、(a)0.1〜50重量%の、アルファヒドロキシ酸の少なくとも1つの環状ジエステルと、(b)50〜99.9重量%の、約5〜約20の極性を有する少なくとも1つの極性非水溶媒と、を混合して、混合物を形成する工程を含み、該組成物は、1重量%未満の水を含む、方法。
  13. 少なくとも2つの極性非水溶媒が、アルファヒドロキシ酸の前記少なくとも1つの環状ジエステルと混合される、請求項12に記載の方法。
  14. 前記2つの極性非水溶媒は、それぞれ約8〜約18の極性を有する、請求項13に記載の方法。
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