JP2010504291A5

JP2010504291A5 -

Info

Publication number: JP2010504291A5
Application number: JP2009528598A
Authority: JP
Filing date: 2007-09-20
Publication date: 2010-04-02

Description

従って、本発明の目的は、改良したエマルション型製品を提供することである。
特に、本発明の目的は、日焼け防止製品であるエマルション型製品を提供することである。
さらに、化粧品であるエマルション型製品を提供することが本発明の目的である。
本発明の１つの態様は、少なくとも１０重量％の２〜８個の炭素原子を有するモノアルコール、１〜６重量％の水、親水性コロイドおよび水との非混和性成分（非水混和性成分）の少なくとも１種を含有するエマルション型製品に関する。
本発明の他の態様は、人の皮膚に適用された後に、水と接触されると製品の日焼け防止指数が高い濡れ日焼け防止指数まで上昇され得る静的日焼け防止指数を有する日焼け防止製品に関する。

本発明の更に他の態様は、エマルション型製品の製造法であって、
(ｉ)１種以上の水との非混和性成分を含む水との非混和性相（非水混和性相）を提供し、
(ii) 少なくとも１０重量％の２〜８個の炭素原子を有するモノアルコールと１〜６重量％の水と親水性コロイドとを混合して水／アルコール混合液を提供し、そして
(iii ) (ｉ)の水との非混和相と(ii)の水／アルコール混合液とを混合してエマルション型製品を得る、
少なくとも１０重量％の２〜８個の炭素原子を有するモノアルコール、１〜６重量％の水、親水性コロイドおよび水との非混和性成分の少なくとも１種を含有する前記製造法を提供することである。

さらに、本発明の他の態様は、少なくとも１０重量％の２〜８個の炭素原子を有するモノアルコール、１〜６重量％の水、親水性コロイドおよび水との非混和性成分の少なくとも１種および活性成分を含むエマルション型製品を含有する配合物に関する。
さらに、本発明の態様は、少なくとも１種の日焼け防止剤と組み合わせて本発明によるエマルション型製品の日焼け防止製品としての利用法、本発明によるエマルション型製品の活性成分用のキャリヤー物質としての利用法、を含む。

Claims

少なくとも１０重量％の２〜８個の炭素原子を有するモノアルコール、１〜６重量％の水、親水性コロイドおよび少なくとも１種の非水混和性成分を含むエマルション型製品。
製品が、製品５０重量％と水５０重量％の混合物について２０℃にて測定して４ｍｓ／ｃｍ未満の導電率、４以上のｐＨを有する請求項１に記載のエマルション型製品。
製品がさらに、アルコキシル化アルコール、１０個以上の炭素原子を有する高級脂肪族アルコール、および／又はシロキサン又はシランを含む請求項１又は２に記載のエマルション型製品。
前記親水性コロイドが、ヒドロキシプロピルセルロースである請求項１〜３のいずれか１項に記載のエマルション型製品。
製品がさらに、合成ポリマー、エステル、ベンゾフェノン、ケトンおよび／又はエーテルを含む請求項１〜４のいずれか１項に記載のエマルション型製品。
製品が、日焼け防止製品、化粧用製品又は活性成分用のキャリヤーである請求項１〜５のいずれか１項に記載のエマルション型製品。
日焼け防止製品が、人の皮膚に適用された後の静的日焼け防止指数を有するものであり、該日焼け防止指数は、日焼け防止製品が水と接触されるとき、より高い濡れ日焼け防止指数まで上昇され得る請求項６に記載のエマルション型製品。
少なくとも１０重量％の２〜８個の炭素原子を有するモノアルコール、１〜６重量％の水、親水性コロイドおよび少なくとも１種の非水混和性成分を含むエマルション型製品の製造法であって、
(ｉ)１種以上の非水混和性成分を含む非水混和性相を提供し、
(ii) 少なくとも１０重量％の２〜８個の炭素原子を有するモノアルコールと１〜６重量％の水と親水性コロイドとを混合して水／アルコール混合液を提供し、そして
(iii ) (ｉ)の非水混和性相と(ii)の水／アルコール混合液とを混合してエマルション型製品を得る
工程を含む、エマルション型製品の製造法。
(ｉ)の工程で、少なくとも２種の非水混和性成分が混合されるか、又は複数の非水混和性成分が、混合物に別々に混入される請求項８に記載の製造法。
非水混和性成分の少なくとも２種が互いに不溶性である請求項８又は９に記載の製造法。
少なくとも１種のエステル、少なくとも１種のベンゾフェノン、少なくとも１種のケトンおよび／又は少なくとも１種のエーテルが加えられ、前記エステル、ベンゾフェノン、ケトンおよび／又はエーテルが、シンナメート、ベンゾエート、クリレン、ベンゾフェノン、ケトンおよび／又はこれらの任意の組み合わせからなる群から選択される請求項８〜１０のいずれか１項に記載の製造法。
(iii ) の工程の水／アルコール混合液を加える前に、(ｉ)の工程で得られた水との非混和性相に、アクリレートコポリマー、例えばオクチルアクリルアミドコポリマー、および／又はステアリルエーテル、例えばＰＰＧ−１５ステアリルエーテル、ＰＰＧ１５又はその組み合わせ、および／又はヘキシルデカノール、および／又はポリシロキサン、例えば環状ジメチルポリシロキサン又はシクロペンタシロキサンが加えられる請求項８〜１１のいずれか１項に記載の製造法。
１〜６重量％の水を加える前に、(ii)の工程で少なくとも１０重量％の２〜８個の炭素原子を有するモノアルコールに、ヒドロキシプロピルセルロースであるセルロース化合物が加えられる請求項８〜１２のいずれか１項に記載の製造法。
請求項８〜１３のいずれか１項に記載の製造法によって得られるエマルション型製品。
少なくとも１種の日焼け防止剤と組み合わせた、請求項１〜７、１４のいずれか１項に記載のエマルション型製品の日焼け防止製品としての使用法。
請求項１〜７、１４のいずれか１項に記載のエマルション型製品の活性成分用のキャリヤー物質としての使用法。