JP2016527084A - 成形対象加工物の壁の突出予定部を塑性変形させるための電気油圧式成形機 - Google Patents

成形対象加工物の壁の突出予定部を塑性変形させるための電気油圧式成形機 Download PDF

Info

Publication number
JP2016527084A
JP2016527084A JP2016530586A JP2016530586A JP2016527084A JP 2016527084 A JP2016527084 A JP 2016527084A JP 2016530586 A JP2016530586 A JP 2016530586A JP 2016530586 A JP2016530586 A JP 2016530586A JP 2016527084 A JP2016527084 A JP 2016527084A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
additional tool
molding machine
chamber
downstream
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016530586A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6509216B2 (ja
Inventor
ディディエ プリエ
ディディエ プリエ
ギヨーム ラシヌー
ギヨーム ラシヌー
プラブ マノハラン
プラブ マノハラン
Original Assignee
エコール・サントラル・ドゥ・ナント
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エコール・サントラル・ドゥ・ナント filed Critical エコール・サントラル・ドゥ・ナント
Publication of JP2016527084A publication Critical patent/JP2016527084A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6509216B2 publication Critical patent/JP6509216B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D26/00Shaping without cutting otherwise than using rigid devices or tools or yieldable or resilient pads, i.e. applying fluid pressure or magnetic forces
    • B21D26/02Shaping without cutting otherwise than using rigid devices or tools or yieldable or resilient pads, i.e. applying fluid pressure or magnetic forces by applying fluid pressure
    • B21D26/06Shaping without cutting otherwise than using rigid devices or tools or yieldable or resilient pads, i.e. applying fluid pressure or magnetic forces by applying fluid pressure by shock waves
    • B21D26/12Shaping without cutting otherwise than using rigid devices or tools or yieldable or resilient pads, i.e. applying fluid pressure or magnetic forces by applying fluid pressure by shock waves initiated by spark discharge
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D26/00Shaping without cutting otherwise than using rigid devices or tools or yieldable or resilient pads, i.e. applying fluid pressure or magnetic forces
    • B21D26/02Shaping without cutting otherwise than using rigid devices or tools or yieldable or resilient pads, i.e. applying fluid pressure or magnetic forces by applying fluid pressure
    • B21D26/033Deforming tubular bodies
    • B21D26/045Closing or sealing means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D26/00Shaping without cutting otherwise than using rigid devices or tools or yieldable or resilient pads, i.e. applying fluid pressure or magnetic forces
    • B21D26/02Shaping without cutting otherwise than using rigid devices or tools or yieldable or resilient pads, i.e. applying fluid pressure or magnetic forces by applying fluid pressure
    • B21D26/06Shaping without cutting otherwise than using rigid devices or tools or yieldable or resilient pads, i.e. applying fluid pressure or magnetic forces by applying fluid pressure by shock waves
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D26/00Shaping without cutting otherwise than using rigid devices or tools or yieldable or resilient pads, i.e. applying fluid pressure or magnetic forces
    • B21D26/02Shaping without cutting otherwise than using rigid devices or tools or yieldable or resilient pads, i.e. applying fluid pressure or magnetic forces by applying fluid pressure
    • B21D26/06Shaping without cutting otherwise than using rigid devices or tools or yieldable or resilient pads, i.e. applying fluid pressure or magnetic forces by applying fluid pressure by shock waves
    • B21D26/08Shaping without cutting otherwise than using rigid devices or tools or yieldable or resilient pads, i.e. applying fluid pressure or magnetic forces by applying fluid pressure by shock waves generated by explosives, e.g. chemical explosives

Abstract

本発明は、成形予定の加工物(P)、好ましくは円筒形の管状加工物の壁(P1)の突出予定部(P13)を、成形流体(F)により塑性変形させる電気油圧成形機に関する。電気油圧成形機(1)は、前記成形流体(F)を前記突出予定部(P13)の内面(P11)に付加するためのツール(4)を含み、前記付加ツール(4)は、前記成形流体(F)を収容するように意図されるチャンバ(44)であって、前記チャンバ(44)内に収容されるように意図される成形流体(F)の中に衝撃波を発生させるための手段(3)と協働するチャンバと、変形対象の壁(P1)の前記突出予定部(P13)と反対位置で開放するように意図され、前記チャンバ(44)と流体連通して、前記成形流体(F)を通過させ、発生された衝撃波を標的支持手段(2)のフットプリント(22)に向かって伝播させる下流ポート(42)と、を含む。

Description

本発明は、電気油圧式成形技術によって、加工物の壁を、有利な態様としては高速および高圧で塑性変形させるための機械と方法に関する。
特定の材料の延性は限定的である。これは特に、チタン合金または高い弾性限を有する種類のスチール等の金属について言えることである。
これに関して、特定の加工物、特に管材の成形は、例えば米国特許第6,305,204号明細書または米国特許第4,557,128号明細書の文献に記載されているような液圧成形機によって行われてもよい。これらの機械においては、変形対象の管の中へと通された円筒形のツールに設けられた小径の通路を通じて加圧された流体が成形室へと輸送される。
これらの液圧成形技術は、加圧された流体の特殊な手段による提供を実現することを通じて、素材の漸進的な変形が確実にされる。
しかし、このような液圧成形技術により実現される素材の変形では、工程終了時に弾性回復が発生し、これは用途に関して限定的であるように思われる。
かなり特殊な知識を必要とする大きく異なる分野において、これらの素材の成形は、高速高圧成形技術、特に例えば欧州特許第1 488 868号明細書の文献に記載されているような電気油圧成形技術、すなわち電気液圧成形技術によって行われてもよい。
これらの電気油圧成形技術は、変形対象の加工物の壁の面のうちの一方に付加される成形流体の急速な移動とその流体の圧力の急速な上昇に基づく(液圧成形機による漸進的な圧力上昇と対照的)。
すると、成形流体は変形対象の部品のプレス加工のための手段として使用される。
成形動作に必要なエネルギーは、成形流体中の衝撃波として得られる。
しかしながら、この電気液圧成形機は、加工物の特殊な構造への特定の変形、特に小径の円筒形管材への拡張を適用するように完全に適応されているとはかぎらない。
これに関連して、本発明は、成形対象の加工物の壁の突出予定部を動的に変形させるのに適し、特に小径の円筒形管材の形成に適応された新規な電気油圧成形機および新規な方法を提案する。
対応する電気油圧成形機はそれゆえ、成形対象の加工物の壁の突出予定部、好ましくは円筒形管材の塑性変形を、その突出予定部の内面に付加されるように意図される成形流体によって可能にするものである。
この電気油圧成形機は、
−変形対象の加工物の前記突出予定部を受けるための標的支持手段であって、前記突出予定部の外面の正面に位置付けられるように意図される刻印を含む標的支持手段と、
−前記成形流体内に、前記突出予定部の所望の塑性変形を起こさせるようになされた、有利な態様としては、高速高圧を実現する衝撃波を発生させる手段と、
を含み、本発明によれば、前記機械は、突出予定部の内面に前記成形流体を付加するツールを含み、前記付加ツールは、
−前記成形流体を収容するように意図され、前記衝撃波を発生させる手段と協働するチャンバと、
−変形対象の壁の突出予定部の正面で開放し、前記チャンバと流体連通して、前記成形流体を通過させ、発生された衝撃波を標的支持手段の刻印に向かって伝播させるように意図された少なくとも1つの下流穴と、
を含む。
特に興味深い実施形態によれば、付加ツールは円筒形の管状要素であり、これは、前記成形流体が充填されるように意図されるチャンバを画定し、
−前記成形流体に衝撃波を発生させるための手段と協働する上流端と、
−前記成形流体を通過させ、前記発生された衝撃波を伝播させるための複数の下流穴が設けられた下流端
の2つの端を含む。
その場合、好ましくは、付加ツールの下流穴は、前記付加ツールを半径方向に通過して開放し、その下流端の円周にわたり分散される。
付加ツールの下流端は円筒形の外面を含み、そこに溝が形成され、その中に下流穴が開放し、前記溝は標的支持手段の刻印の正面の液体貯蔵部を形成するように意図される。
有利な特徴によれば、付加ツールは、下流穴の高さに、成形流体に対して密閉することを確実にする手段を含み、後者の作動領域を限定する。この場合、密閉手段は好ましくは、
−下流孔の両側に設けられ、前記付加ツールと変形対象の加工物との間に位置付けられるようになされたシールと、
−付加ツールの下流穴を液密状態に覆う柔軟エンベロープと、
を含む。
特に興味深い実施形態によれば、衝撃波を発生させる手段は、圧力増倍効果を確保するようになされたピストンを含み、前記ピストンは、付加ツールの上流穴を通って並進/直線運動で移動可能であり、そのチャンバと流体連通し、前記ピストンは、
−付加ツールのチャンバの内部に延びる下流端と、
−それを高速で直線運動させる駆動手段と協働する上流端
の2つの端を含む。この場合、ピストンの駆動手段は、有利な態様としては、ピストンの上流端がその中へと延びる上流空間を含み、前記空間は、導電性流体を受けるようになされ、前記導電性流体の中に、その内部に衝撃波を発生させるのに適した放電を発生させる手段が設けられる。代替的な方法では、ピストンの駆動手段は、ピストンの上流端が延びる高さに磁気空間を含み、この端にはピストンの高速加速を確実にするように意図された磁力を受けるのに適した導電性部品が設けられる。
また別の具体例によれば、付加ツールのチャンバはさらに、
−前記チャンバ内を真空にする手段と、
−前記チャンバに前記成形流体を充填する手段
に接続される。
標的支持手段は、マトリクスまたは、変形対象の加工物に圧着される部品であってもよい。
本発明はまた、上で定義した電気油圧成形機のための、衝撃波を成形流体に付加するツールにも関する。
本発明はさらに、上で定義した電気油圧成形機によって、加工物の壁の突出予定部、例えば半径方向に拡張させ、または形成するための円筒形の管材を塑性変形させる方法にも関する。
この方法は、
−前記変形対象の加工物を標的支持手段、例えばおそらくは拡張により圧着される部品を含むマトリクスの中に位置付けるステップと、
−付加ツールを、その下流穴を変形対象の壁の突出予定部と標的支持手段の刻印の正面に位置付けるステップと、
−付加ツールのチャンバ内に収容された成形流体の中に衝撃波を発生させるステップと、
−前記付加ツールに関して、塑性変形された加工物を引き抜くステップと、
を含む。
本発明を次のような添付の図面に示される各種の実施形態の以下の記述によってさらに説明するが、これは一切限定されない。
本発明による電気油圧成形機の、変形対象の加工物の突出予定部の塑性変形前(上半分)と後(下半分)の縦方向の断面図としての概略図である。 本発明による電気油圧成形機の特定の実施形態の、縦方向の断面図としての概略図であり、ピストンの駆動手段は「水力電気」型である。 図2に示される機械の部分拡大図であり、その、成形流体を変形対象の壁の突出予定部の内面に付加するツールを示す。 マトリクスのタイプの標的支持手段内の円筒形管材の突出予定部を拡張させるための、図3による付加ツールの第一の実施形態の、前記突出予定部の塑性変形前(上半分)と後(下半分)を示す。 拡張により圧着される部品のタイプの標的支持手段内の円筒形管材の突出予定部を拡張させるための、図3による付加ツールの第二の実施形態の、前記突出予定部の塑性変形前(上半分)と後(下半分)を示す。 密閉手段が追加の柔軟エンベロープに置き換えられた、図3による付加ツールをさらに示す。 本発明による電気油圧成形機の他の具体的な実施形態の断面図としての概略図であり、ピストンの駆動手段は「磁気」型である。
図1に概略的に断面図で示されている電気油圧成形機1は、成形流体Fによって加工物Pの塑性変形を可能にするように意図されている。
一般的に、「変形」、「成形」、「形成」という用語は等しい意味で使用される。
電気油圧成形機1は、成形材料の限界を広げ、その弾性回復を制限することのできる高速成形方法の実行を可能にする。
変形対象の加工物Pは、金属材料(例えば、チタン合金、弾性限の高いスチール)または、延性または非延性の非金属材料の中から選択される材料で作製される。
加工物Pは、有利な態様としては、縦軸P’を有し、内面P11と外面P12を有する壁P1を含む円筒形管材からなる。
加工物Pの壁P1の「突出予定」部P13は、特にプレスまたは引き抜き型の「塑性変形」、すなわち物体を変位させることによって得られる永久変形を受けるように意図される。
その塑性変形は、有利な態様としては、変形対象の加工物Pの突出予定部P13の、フランス語で“dudgeonnage”と呼ばれる半径方向の拡張またはビーディングである。
したがって、成形流体Fが変形対象の壁P1の突出予定部P13の内面P11に、高速高圧で付加されるように意図される。それゆえ、実施されるのは、高い油圧により、その壁P1の突出予定部P13を標的支持手段の刻印へと高速で圧迫することである。
成形流体Fは、有利な態様としては、液体、好ましくは水である。
意図される「高速」とは、一切限定されることなく、100〜150m/sの間であり、明示される「高圧」は、やはり一切限定されることなく、数百バールか、さらには数千バールを超える場合もある。
このために、本発明によれば、電気油圧成形機1は主として、
−変形対象の壁P1の前記突出予定部P13を受ける標的支持手段2と、
−前記成形流体Fの中に衝撃波を発生させる手段3であって、衝撃波は、変形対象の壁P1の前記突出予定部P13の所望の塑性変形を起こさせるようになされる手段と、
−前記成形流体Fを変形対象の壁P1の突出予定部P13の内面P11に付加するための「ノーズ」とも呼ばれるツール4と、
を含む。
以下に明記するように、付加ツール4は、有利な態様としては、円筒形管材の一部である環状バンドを半径方向に拡張するために、成形流体Fによって、衝撃波を突出予定部P13に局所的に付加することを可能にする。
一般的に、突出予定部P13の「内面」とは、成形流体Fが付加される面と理解するものとし、突出予定部P13の「外面」とは、標的用刻印の中に押し込まれ、これに適合するように意図される反対の面と理解するものとする。
標的支持手段2は、有利な態様としては、半径方向に拡張されるべき部品を受けるように意図されてもよいマトリクス(または圧着されるべき部品)からなる。
標的支持手段2は、変形対象の壁P1の突出予定部P13の外面P12の正面に位置付けられるように意図される環状の刻印22を含む円筒形の貫通穴21を含む。
その円筒形の貫通穴21の直径は、有利な態様としては、間隙内で、その壁P1の外面12により画定される変形対象の加工物Pの外径に対応する。
刻印22の形状は相応に、特に変形対象の壁P1の突出予定部P13の所望の最終形状に応じて調整される。
付加ツール4は、変形対象の部品Pの縦軸P’に関して、および円筒形の貫通穴21の縦軸に関して同軸的に、または少なくとも略同軸的に延びるように意図される縦軸4’を有する円筒形の管状要素からなる。
付加ツール4は、
−成形流体Fの中に衝撃波を発生させる手段3と協働する上流端41aと、
−前記成形流体Fを通過させ、前記発生された衝撃波をその中で伝播させる、複数の下流穴42が設けられた下流端41b
の2つの端41を含む。
付加ツール4は、
−その一部が成形流体Fを収容するように意図されるチャンバ44を画定する円筒形の内面43aと、
−その一部が、マトリクス2の刻印22と変形対象の壁P1の内面P11の正面に位置付けられるように意図される円筒形の外面43b
の2つの円筒形の表面43をさらに含む。
付加ツール4の円筒形の外面43bの直径は、有利な態様としては、間隙内で、変形対象の壁P1の内面P11の直径に対応する。
円筒形の外面43bの直径は、例えば、数ミリメートル(例えば、2〜20mm)から数センチメートル(例えば、2〜5cm)の間である。
付加ツール4の下流穴42は、変形対象の壁P1の突出予定部P13の正面およびマトリクス2の刻印22の正面で開放するように意図される。
下流穴42は、成形流体Fが、特にその成形流体F内で発生された衝撃波が標的支持手段2の刻印22に向かって最適に伝播されることを確実にするために、前記チャンバ44から通過できるようになされる。
したがって、下流穴42の端は開放しており、すなわち、一方で、これらは内側においてチャンバ44と流体連通し、他方で、付加ツール4の周辺外面43bの高さにおいて開放端を有する。
下流穴42は、付加ツール4の円周にわたって規則的に分散され、これらは一定の角度領域だけ離間される。下流穴42は少なくとも2つであり、ここではこれらは4つで、2つずつ約90°の角度領域だけ離間されている。
各下流穴42は半径方向に、すなわち付加ツール4の軸4’を通過する半径方向軸上に延びる。
さらに、下流穴42は各々、長いスロットの形状であり、その縦軸は付加ツール4の縦軸4’に平行に延びる。
前記穴42の縦軸4’に沿った長さは、少なくとも略、壁P1の縦軸P’に沿った突出予定部P13の幅または標的支持手段2の刻印22の幅に対応する。
前記穴42の幅は、付加ツール4の下流端41bの円周の最大部分を占有し、その一方で、それに作用する機械的ひずみに抵抗できる構造を保持するようになされる。
付加ツール4の外面43bは、その下流端41bの側に溝46をさらに含み、その中に下流穴42が開放する。
その構造によって、成形圧力を、半径方向に拡張することにより変形されるべき突出予定部P13の内周全体にわたり均一に分散させることができる。
このために、概して環状の溝46は、付加ツール4の外面43bの円周全体にわたって延び、(その縦軸4’の反対で)周辺へと開放する。
前記溝46の長さは、下流穴42の長さと等しいか、少なくとも略等しい。縦軸4’に沿った前記溝46の長さは、壁P1の縦軸P’に沿った突出予定部P13の幅または標的支持手段2の刻印22の幅に少なくとも略対応する。
その深さは、10分の数ミリメートルであり、例えば0.3mm〜0.7mmの間である。
前記溝46はそれゆえ、変形対象の壁P1の突出予定部P13の内面P11と共に、マトリクス2の刻印22の正面液体Rの貯蔵部を形成するように意図される。
付加ツール4は、その下流穴42の高さにおいて、その周辺面43bにおいて成形流体Fに対する密閉性を確保するための手段47をさらに含む。
前記密閉手段47は、下流穴42と溝46の両側に成形流体Fの作動領域を限定するのに役立つ。
ここで、前記密閉手段47は2つのOリング47aを含み、これらは下流穴42と溝46の両側において、付加ツール4の外面43bの周囲に位置付けられる。
前記Oリング47aはそれゆえ、前記下流穴42と前記溝46に関して、一方は上流に、他方は下流に、それぞれ位置付けられる。
前記Oリング47aは、付加ツール4の外面43bと変形対象の壁P1の内面P11との間に位置付けられて、液体貯蔵部Rの上流/下流限界を画定する一役を担うようになされる。
付加ツール4のチャンバ44は、付加ツール4の下流部分にわたり、その下流端41bの側に延びる。
前記チャンバ44は、付加ツール4の内面43aによって画定される直径dを有する、概して円筒形状を有する。
例えば、前記チャンバ44は、数ミリメートルから数センチメートルの間の直径と、所望の変形を得るのに十分に大きい容量を有する。
下流端において、チャンバ44は上述の下流穴42によって半径方向に開放する。
上流端において、前記チャンバ44は、付加ツール4の縦軸4’に関して同軸的に配置された上流穴48により開放する。
前記上流穴48はチャンバ44と流体連通し、これはチャンバ44内に収容される成形流体Fの中に衝撃波を発生させる手段3に接続される。
「衝撃波」とは、特に、何れの理論にも限定されることなく、突然の移動に関連する波と理解し、これは特に高圧波の形状を有する。
「衝撃波」とは、さらに、成形流体Fを通る衝撃の伝播に関連する衝撃型の移動(動き、圧力、またはその他あらゆる可変物)と理解する。
前記衝撃波は、有利な態様としては、圧力が比較的重要な数値まで急速に上昇する波面により特徴付けられる。
ここで、成形流体Fの中に衝撃波を発生させるための手段3は、チャンバ44の上流穴48を通る直線運動で移動可能なピストン31を含み、これは、その縦軸4’に同軸に向かう方向にある。
ピストン31は、付加ツール4の上流部分にわたり、その上流端41aの側に延びる。
前記ピストン31には、
−付加ツール4のチャンバ44の内部に伸び、成形流体Fと接触する下流端31aと、
−成形流体F内に所望の衝撃波を発生させるための、上流/下流の方向に高速で突出させるための手段32と協働する上流端31b
の2つの反対の端が設けられている。
例えば、ピストン31のストロークは、移動されるべき液体の体積に勝り、変形を可能にし、その突出速度は100〜150m/sの間である。
前記ピストン31は有利な態様としては、圧力増倍効果を有するタイプのものである。
「圧力増倍効果」とは、付加ツール4のチャンバ44の内部の圧力が、ピストン31の上流端31bで発生する圧力の少なくとも2倍であると理解する。
「圧力増倍効果」とは、有利な態様としては、ピストン31の上流端31bに作用する圧力とその下流端31aに作用する圧力との間で5〜15倍(例えば、10倍)の増倍があると理解する。
このために、ピストン31の下流端31aの前面は、ピストン31の上流端31bの前面の5〜15分の1(例えば10分の1)である。ピストン31の断面の関係によって、圧力の増倍を可能にする。
例えば、ピストン31の下流端31aの前面の直径は10mm〜20mmの間であり、ピストン31の上流端31bの前面の直径は50〜70mmの間である。
圧力は、有利な態様としては、上流側から下流側へと5〜15倍(例えば10倍)に増倍される。
前記ピストンはそれゆえ、流体の圧力を「強化」する原理を適用する。
この場合、ピストン31の上流端31bはピストンのヘッドを形成し、その下流端31aはチャンバ44の内部に延びるシャフトを形成する。
ピストン31の、シャフトを形成する前記下流端31aの直径は、有利な態様としては、間隙内で、チャンバ44の直径と同じである。
実際に、成形対象の加工物Pは、貫通穴21の内部に位置付けることによって、マトリクス2の中に適正に挟み込まれる。
特に、その壁P1の突出予定部P13は、軸方向に、前記マトリクス2の刻印22の正面に適正に挟み込まれる。
次に、付加ツール4は前記部品Pの中に、その下流穴42がマトリクス2の前記同じ刻印22の正面に挟み込まれる。
このために、付加ツール4は、加工物Pの自由端を通る直線運動によって、相互に同軸に導入される。
付加ツール4の下流端41bと変形対象の壁P1との間の密閉性は、付加ツール4の前記外面43bと前記壁P1の内面P11との間に位置付けられる密閉手段47によって確保される。
その後、付加ツール4は成形流体Fで適切に満たされることにより、これが下流穴42の内部に延びることによってチャンバ44を満杯にし、それが液体貯蔵部Rを形成する溝46を満たす。
次に、ピストン31の直線運動の駆動手段32が作動されて、それが、引っ込んだ上流位置(図1の上半分)から展開された下流位置(図1の下半分)へと突出するようにさせる。
ピストン31の下流端31aはそれゆえ、付加ツール4の下流穴42の方向に高速で移動され、前記移動は付加ツール4のチャンバ44の中で成形流体F内に衝撃波を発生させる。
前記衝撃波は、成形流体F内で液体貯蔵部Rまで伝播する。
成形流体Fはそれゆえ、変形対象の突出予定部P13の内面P11に動的な半径方向の圧力を付与し、前記付与によって高速にそれを半径方向に拡張し、マトリクス2の刻印22に適合する状態となる(図1の下半分参照)。
変形が終了したら、付加ツール4は変形された加工物Pから引き抜かれ、これが今度はマトリクス2から引き抜かれる。
新しい加工物Pを成形するには、ピストン31をその、引っ込んだ上流位置(図1の上半分)へとセットし、上述の動作を再び実行させればよい。
図2およびそれ以降の図面は、本発明による電気油圧成形機の具体的な実施形態を示している。
図2と3に示される電気油圧成形機1は、図1に関して上述したものと同じタイプである。
これは、標的支持部(図示せず)と、成形流体F内に衝撃波を発生させる手段3と、変形対象の壁の突出予定部(図示せず)に成形流体Fを付加するツール4と、を含む。
ここで、再び、付加ツール4は円筒形の長い管状要素の形状を有し、
−成形流体Fに衝撃波を発生させる手段3と協働する上流端41aと、
−成形流体Fを通過させ、その中で発生された衝撃波を伝播させるための複数の下流穴42が設けられた下流端41b
の2つの端を有する。
前記付加ツール4は、
−成形流体Fを収容するように意図されるチャンバ44を画定する内面43aと、
−マトリクスの刻印および変形対象の壁の内面の正面に位置付けられるように意図される外面43b
の前記2つの円筒形の表面をさらに含む。
付加ツール4のチャンバ44は、下流では、液体貯蔵部Rを画定するように意図される溝46の底部に延びる下流穴42により、上流では、ピストン31が延びる高さにある上流穴48により開放する。
ここで、付加ツール4のチャンバ44には、2つの開放端導管6、すなわち上側導管6aと下側導管6bが設けられている(図3)。
前記2つの開放端導管6a、6bは、相互に同軸的に、垂直に、付加ツール4の縦軸4’の両側に位置付けられる。
開放端上側導管6aは、チャンバ44内に一次空気の真空、すなわち、例えば1〜1000Paを発生させる手段に接続されるように意図される。そして、開放端下側導管6bは、前記チャンバ44に成形流体Fを充填し、およびそこから排出する手段に接続されるように意図される。
前記手段の機能は、前記専用手段3による衝撃波発生中に、前記チャンバ44内の圧縮空気のマットレスの生成を回避することである。
衝撃波を発生させる手段3はピストン31を含み、その駆動手段32は、ここでは、「水力電気」式駆動手段である。
一般的に、「水力電気式駆動手段」とは、適当な放電により導電性流体内に発生された衝撃波により発生された推進力によって、ピストンの突出を確実にする装置と理解する。
ここで、前記駆動手段32は、チャンバ32bを画定する空間32aからなり、その中に1対の電極32cとピストン31の上流端31bが延びる。
両方の電極32cは、上述のチャンバ32bを満たす導電性流体Cの内部に放電を伝達させるように意図される。
両方の電極32cは、空間32aの両側に取り付けられ、これらは離間されて、相互の正面に位置付けられ、これは、ここでは、垂直または略垂直軸に沿っている。
前記2つの電極32cは、可溶性導電性ワイヤ(図示せず)により接続され、(特にその溶融時間に応じて)衝撃波の開始時間を制御してもよい。
空間32cには、有利な態様としては、吸引真空導管(図示せず)が設けられ、その機能は、放電中の圧縮空気のマットレスの生成を回避することである。
ここで再び、前記ピストン31は、圧力増倍効果を確実にするようになされている。
「圧増倍効果」とは、有利な態様としては、ピストン31の上流端31bに導電性流体Cが作用する圧力と、その下流端31aによって成形流体Fに作用する圧力との間に5〜15倍(例えば、10倍)の増倍があると理解する。
実際に、ピストン31を動作させるために、強力な放電(10分の数kVおよびkA)が両方の電極32c間にごく短時間で(数マイクロ秒から数百マイクロ秒の間)で放出される。
強力な電流が、空間32b内にある導電性流体Cを通過して、最初の衝撃波を発生させ、これが前記導電性流体Cの圧力を動的に上昇させる。
発生された最初の衝撃波は、ピストン31の上流端31bをスラストさせ、それが下流側に向かって直線運動で突出される。
前記運動は、付加ツール4のチャンバ44の成形流体Fの中に最終的な衝撃波を発生させる。
さらに説明するように、前記最終的な衝撃波は成形流体Fの中で溝46まで伝播し、高速で加工物Pを拡張させ、それがマトリクスの刻印(ここでは図示せず)に適合する状態となる。
図4は、マトリクス2の中の加工物Pの突出予定部P13を拡張させるための、図3による付加ツール4のある実施形態を示している。
この場合、前記突出予定部P13は、成形流体F内で発生された衝撃波の効果によって前記マトリクス2の前記刻印22に押し付けられる(図4の下半分に示される)。
図5は、挿入により追加されたリング7の中の部品Pの突出予定部P13を拡張させるための、図3の付加ツール4の実施形態を示す。
リング7は、ここでは標的支持手段を形成し、例えば、フェルール型の金属部品からなる。これは、マトリクス2の刻印22の中に保持される。
前記リング7は、刻印を形成する内面71を含み、加工物Pの突出予定部P13は、その形成中にそこに適合するように意図される。
実際に、成形対象の部品Pの突出予定部P13は、成形流体Fの中で発生された衝撃波の効果により、追加されたリング7の刻印71に押し付けられる(図5の下半分に示される)。
前記リング7はそれゆえ、成形対象の加工物Pの突出予定部P13とマトリクス2の刻印22との間に挟まれる。それゆえ、これはその突出予定部P13の半径方向の拡張によって加工物Pに圧着される。
図6は、図2および3による付加ツール4を示しており、その密閉手段47は柔軟エンベロープ47bからなる。
ここで、柔軟エンベロープ47bは、液密であり、ポリウレタン等の材料で作製される、あるタイプのスリーブからなる。
前記柔軟エンベロープ47bは、付加ツール4の外面43bの下流部分を覆う。
特に、前記柔軟エンベロープ47bは、付加ツール4の下流穴42の正面に延び、溝46の周辺開口部を閉じて、貯蔵部Rを半径方向に画定する。
前記柔軟エンベロープ47bは、有利な態様としては、付加ツール4に、下流穴42と溝46の両側において2つのカラー47cによって固定される。
その実施形態は、それが貯蔵部Rを画定し、それゆえ、成形流体Fの漏れを回避する点で興味深い。このことにより、真空にし、充填する動作は、成形作業の都度繰り返されない。
このようなツール4は、前記柔軟エンベロープ47bと共に、図1〜5に関して上述したものと同じ方法で実装される。
図7もまた、上述のものと同じ種類の電気油圧成形機1を示している。
これは、標的支持手段(図示せず)と、成形流体Fの内部に衝撃波を発生させる手段3と、成形対象の壁の突出予定部(図示せず)に成形流体Fを付加するツール4と、を含む。
衝撃波を発生させる手段3はピストン31を含み、その駆動手段32は、ここでは「磁気」駆動手段である。
「磁気」駆動手段32は磁気空間32mを含み、そこには、磁界集束手段の有無を問わず、コイル32sが設けられている。
ピストン31の上流端31bは磁気空間32m内に位置付けられる。
ここで、前記上流端31bは部品31cを含み、これは導電性であり、ピストン31の高速加速を確実にするように意図される磁気スラストに抵抗することのできる推進装置を形成する。
ここで、推進部品31cは中実のコアを構成し、これがコイル32sを交換せずに、磁界集束手段の角度を調節できる。
推進部品31cの周辺面の機械加工によって、上流側から下流側へと拡散するテーパのついた部品を得ることができる。
前記推進部品31cは、所定の角度α(前記推進部品31cの縦軸に関する)を有し、これはピストン31を移動させるように意図される。
発生された軸方向の力は、磁界収束装置の角度αによって異なる。
その角度αを大きくすることにより、推進装置31cとそれに関連するピストン31の上で発生される推進スラストが増大する。
他の何れの形態の「磁気」駆動手段32も使用可能である。
例えば、磁界集束装置を持たないコイル(例えば、テーパのついたコイルを用いたもの)を使用することも可能であり、すると、角度αは固定され、それゆえ限定される。
コイルはまた、らせん状に機械加工されたフラットコイルとすることもでき、その軸はピストンの軸と少なくとも略同軸的に延び、コイルの正面のピストンは直接、コンデンサの放電により生成されるスラストを受ける。
本発明はそれゆえ、加工物、有利な態様としては、管状の放射状形状の加工物の動的な半径方向の拡張のための興味深い技術的解決策を提供する。
その部品の高速変形によって、弾性回復を制限でき、それゆえ、その塑性変形に有利である。
本発明による機械は、様々な利点、特に、
−加工物Pを汚さずに圧着することが可能であること、
−弾性回復がないこと、
−成形時間が非常に短時間(数ミリ秒)であること、
−あらゆる種類の材料に応用できること、
−自動化が可能であること、
−例えば数ミリメートルから数センチメートルの間の小径の管材を半径方向に拡張させることが可能であること
を提供する。

Claims (11)

  1. 成形対象の加工物(P)、好ましくは円筒形の管材の壁(P1)の突出予定部(P13)を、その突出予定部(P13)の内面(P11)に付加されるように意図される成形流体(F)によって塑性変形させる電気油圧成形機において、
    −前記成形対象の加工物(P)の前記突出予定部(P13)を受けるための標的支持手段(2、7)であって、前記突出予定部(P13)の外面(P12)の正面に位置付けられるように意図される刻印(22、71)を含む標的支持手段(2、7)と、
    −前記成形流体(F)内に、前記突出予定部(P13)の所望の前記塑性変形を起こさせるようになされた衝撃波を発生させる手段(3)と、
    を含み、
    前記電気油圧成形機(1)は、前記突出予定部(P13)の前記内面(P11)に前記成形流体(F)を付加するツール(4)を含み、前記付加ツール(4)は、
    −前記成形流体(F)を収容するように意図されたチャンバ(44)であって、前記チャンバ(44)に収容されるように意図された前記成形流体(F)の中に前記衝撃波を発生させる手段(3)と協働するチャンバ(44)と、
    −前記変形対象の壁(P1)の前記突出予定部(P13)の正面で開放し、前記チャンバ(44)と流体連通して、前記成形流体(F)を通過させ、前記発生された衝撃波を前記標的支持手段(2、7)の前記刻印(22、71)に向かって伝播させるように意図された少なくとも1つの下流穴(42)と、
    を含むことを特徴とする電気油圧成形機(1)。
  2. 前記付加ツール(4)は円筒形の管状要素としての形状とされ、これは前記成形流体(F)が充填されるように意図される前記チャンバ(44)を画定し、
    −前記成形流体(F)に衝撃波を発生させる手段(3)と協働する上流端(41a)と、
    −前記成形流体(F)を通過させ、前記発生された衝撃波を伝播させるためのいくつかの複数の下流穴(42)が設けられた下流端(41b)
    の2つの端(41)を含むことを特徴とする、請求項1に記載の電気油圧成形機。
  3. 前記付加ツール(4)の前記下流穴(42)は、前記付加ツール(4)を半径方向に通過して開放し、これらが前記下流端(41b)の円周にわたり分散されることを特徴とする、請求項2に記載の電気油圧成形機。
  4. 前記付加ツール(4)の前記下流端(41b)は円筒形の外面(43b)を含み、そこに溝(46)が形成され、その中に前記下流穴(42)が開放し、前記溝(46)は前記標的支持手段(2、7)の前記刻印(22、71)の正面の液体貯蔵部(R)を形成するように意図されることを特徴とする、請求項3に記載の電気油圧成形機。
  5. 前記付加ツール(4)は、前記下流穴(単数または複数)(42)の高さに、前記成形流体(F)に対して密閉することを確実にする手段(47)を含み、その作動領域を限定することを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載の電気油圧成形機。
  6. 前記密閉手段(47)は、
    −前記下流孔(単数または複数)(42)の両側に設けられ、前記付加ツール(4)と前記変形対象の加工物(P)との間に位置付けられるようになされたシール(47a)または、
    −前記付加ツール(4)の前記下流穴(単数または複数)(42)を液密状態に覆う柔軟エンベロープ(47b)、
    を含むことを特徴とする、請求項5に記載の電気油圧成形機。
  7. 前記衝撃波を発生させる手段(3)は、圧力増倍効果を確保するようになされたピストン(31)を含み、前記ピストン(31)は、前記付加ツール(4)の上流穴(48)を通って直線運動で移動可能であり、そのチャンバ(44)と流体連通し、前記ピストン(31)は、
    −前記付加ツール(4)の前記チャンバ(44)の内部に延びる下流端(31a)と、
    −それを高速で直線運動させる駆動手段(32)と協働する上流端(31b)
    の2つの端を含むことを特徴とする、請求項1〜6の何れか1項に記載の電気油圧成形機。
  8. 前記ピストン(31)の前記駆動手段(32)は、前記ピストン(31)の前記上流端(31b)がその中へと延びる上流空間(32a)を含み、前記空間(32a)は、導電性流体(C)を受けるようになされ、前記導電性流体(C)の中に、その内部に衝撃波を発生させるのに適した放電を発生させる手段(32c)が設けられることを特徴とする、請求項7に記載の電気油圧成形機。
  9. 前記ピストン(31)の前記駆動手段(32)は、前記ピストン(31)の前記上流端(31b)が延びる高さに磁気空間(32m)を含み、この端には前記ピストン(31)の高速加速を確実にするように意図された磁力を受けるのに適した導電性部品(31c)が設けられることを特徴とする、請求項7に記載の電気油圧成形機。
  10. 前記付加ツール(44)の前記チャンバ(44)はさらに、
    −前記チャンバ(44)内を真空にする手段と、
    −前記チャンバ(44)に前記成形流体(F)を充填する手段
    に接続されることを特徴とする、請求項1〜9の何れか1項に記載の電気油圧成形機。
  11. 加工物(P)、例えばその拡張またはその形成のための円筒形管材の壁(P1)の突出予定部(P13)を請求項1〜10の何れか1項に記載の電気油圧成形機(1)によって塑性変形させる方法において、
    −前記変形対象の加工物(P)を前記標的支持手段(2、7)、例えばおそらくは拡張により圧着される部品(7)を含むマトリクス(2)の中に位置付けるステップと、
    −前記付加ツール(4)を、その下流穴(単数または複数)(42)を前記変形対象の壁(P1)の前記突出予定部(P31)と前記標的支持手段(2、7)の前記刻印(22、71)の正面に位置付けるステップと、
    −前記付加ツール(4)の前記チャンバ(44)内に収容された前記成形流体(F)の中に前記衝撃波を発生させるステップと、
    −前記付加ツール(4)に関して、塑性変形された前記加工物(P)を引き抜くステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
JP2016530586A 2013-08-01 2014-07-29 成形対象加工物の壁の突出予定部を塑性変形させるための電気油圧式成形機 Expired - Fee Related JP6509216B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR1357632 2013-08-01
FR1357632A FR3009214B1 (fr) 2013-08-01 2013-08-01 Machine d'electro-hydroformage pour la deformation plastique d'une partie projectile de la paroi d'une piece a former
PCT/FR2014/051964 WO2015015114A1 (fr) 2013-08-01 2014-07-29 Machine d'électro-hydroformage pour la déformation plastique d'une partie projectile de la paroi d'une pièce à former

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016527084A true JP2016527084A (ja) 2016-09-08
JP6509216B2 JP6509216B2 (ja) 2019-05-08

Family

ID=49237464

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016530586A Expired - Fee Related JP6509216B2 (ja) 2013-08-01 2014-07-29 成形対象加工物の壁の突出予定部を塑性変形させるための電気油圧式成形機

Country Status (8)

Country Link
US (1) US10413957B2 (ja)
EP (1) EP3027336B1 (ja)
JP (1) JP6509216B2 (ja)
KR (1) KR102231542B1 (ja)
BR (1) BR112016001998A2 (ja)
CA (1) CA2919963C (ja)
FR (1) FR3009214B1 (ja)
WO (1) WO2015015114A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109731982A (zh) * 2019-02-20 2019-05-10 哈尔滨工业大学 难变形材料复杂截面空心构件自阻加热电磁成形方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITUA20162257A1 (it) * 2016-04-01 2017-10-01 Bertini Macch S R L Macchina per la formatura e per la sagomatura di un tubolare metallico, come un tubo
KR102417416B1 (ko) * 2020-07-15 2022-07-06 한국생산기술연구원 아크 검출 장치
EP4279194A1 (en) * 2022-05-19 2023-11-22 Braun GmbH Personal care device and method of manufacturing a personal care device

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS433583Y1 (ja) * 1965-11-11 1968-02-14
JPS4947352B1 (ja) * 1968-05-13 1974-12-14
JPS5553217Y2 (ja) * 1978-12-27 1980-12-10
JPS58122131A (ja) * 1982-01-18 1983-07-20 Tokyu Car Corp 衝撃液圧加工装置の増圧装置
JPS5921436A (ja) * 1982-07-12 1984-02-03 コンパニ−・ユ−ロペンヌ・ドユ・ジルコニウム・セジユス 膨張部分成形方法及び装置
JPS59127934A (ja) * 1983-01-10 1984-07-23 カザンスキ− アヴイアツイオンヌイ インスチトウト イ−メニ ア−・エヌ・トウポレヴア 管状工作物用の液圧パルス式成形装置
US4557128A (en) * 1982-01-27 1985-12-10 Costabile John J Apparatus for producing a bulge in thin metal material
JPS63101127U (ja) * 1986-12-15 1988-07-01
JPH039234U (ja) * 1989-06-13 1991-01-29
JPH09201631A (ja) * 1996-01-24 1997-08-05 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 管径拡張工具
US6305204B1 (en) * 2000-07-13 2001-10-23 The Boeing Company Bulge forming machine
JP2005007481A (ja) * 2003-06-20 2005-01-13 Dana Corp 高速ハイドロフォーミング法による車両フレーム部品の製法
US20080134741A1 (en) * 2006-12-11 2008-06-12 Ford Global Technologies, Llc Electro-Hydraulic Forming Tool Having Two Liquid Volumes Separated by a Membrane

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3222902A (en) * 1961-12-28 1965-12-14 American Can Co Electro-hydraulic forming method and apparatus
US3338080A (en) * 1964-09-21 1967-08-29 Gen Dynamics Corp Forming apparatus
DE1552100B2 (de) * 1965-03-18 1971-07-22 Tokyu Seizo K.K., Yokohama, Kana gawa (Japan) Vorrichtung zum hochenergieumformen von metallischen werkstuecxken mit einem fluessigkeitsstrahl
US3631700A (en) * 1968-08-10 1972-01-04 Shimadzu Corp Electrohydraulic metal-forming machine
JPS472959U (ja) 1971-02-02 1972-09-01
US4187709A (en) * 1976-08-23 1980-02-12 Kevin Strickland Explosive forming
US4492104A (en) * 1981-12-02 1985-01-08 Meadowcraft Inc. Explosive shaping of metal tubing
JPH039234A (ja) 1989-06-07 1991-01-17 Arumasu:Kk 満水試験装置およびその試験方法並びに減圧式止水栓
DE102007007330A1 (de) * 2007-02-14 2008-08-21 Cosma Engineering Europe Ag Verfahren und Werkzeuganordnung zum Explosionsumformen
US8443641B2 (en) * 2007-02-14 2013-05-21 Cosma Engineering Europe Ag Explosion forming system
DE102008006979A1 (de) * 2008-01-31 2009-08-06 Cosma Engineering Europe Ag Vorrichtung für das Explosionsumformen

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS433583Y1 (ja) * 1965-11-11 1968-02-14
JPS4947352B1 (ja) * 1968-05-13 1974-12-14
JPS5553217Y2 (ja) * 1978-12-27 1980-12-10
JPS58122131A (ja) * 1982-01-18 1983-07-20 Tokyu Car Corp 衝撃液圧加工装置の増圧装置
US4557128A (en) * 1982-01-27 1985-12-10 Costabile John J Apparatus for producing a bulge in thin metal material
JPS5921436A (ja) * 1982-07-12 1984-02-03 コンパニ−・ユ−ロペンヌ・ドユ・ジルコニウム・セジユス 膨張部分成形方法及び装置
JPS59127934A (ja) * 1983-01-10 1984-07-23 カザンスキ− アヴイアツイオンヌイ インスチトウト イ−メニ ア−・エヌ・トウポレヴア 管状工作物用の液圧パルス式成形装置
JPS63101127U (ja) * 1986-12-15 1988-07-01
JPH039234U (ja) * 1989-06-13 1991-01-29
JPH09201631A (ja) * 1996-01-24 1997-08-05 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 管径拡張工具
US6305204B1 (en) * 2000-07-13 2001-10-23 The Boeing Company Bulge forming machine
JP2005007481A (ja) * 2003-06-20 2005-01-13 Dana Corp 高速ハイドロフォーミング法による車両フレーム部品の製法
US20080134741A1 (en) * 2006-12-11 2008-06-12 Ford Global Technologies, Llc Electro-Hydraulic Forming Tool Having Two Liquid Volumes Separated by a Membrane

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109731982A (zh) * 2019-02-20 2019-05-10 哈尔滨工业大学 难变形材料复杂截面空心构件自阻加热电磁成形方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP3027336B1 (fr) 2019-11-06
WO2015015114A1 (fr) 2015-02-05
KR102231542B1 (ko) 2021-03-24
KR20160040189A (ko) 2016-04-12
US10413957B2 (en) 2019-09-17
FR3009214B1 (fr) 2016-01-01
BR112016001998A2 (pt) 2017-08-01
CA2919963C (fr) 2021-10-26
FR3009214A1 (fr) 2015-02-06
CA2919963A1 (fr) 2015-02-05
EP3027336A1 (fr) 2016-06-08
JP6509216B2 (ja) 2019-05-08
US20160175912A1 (en) 2016-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1276570B1 (en) Hydroforming a tubular structure of varying diameter from a tubular blank using electromagnetic pulse welding
JP2016527084A (ja) 成形対象加工物の壁の突出予定部を塑性変形させるための電気油圧式成形機
EP0414545A2 (en) Apparatus and method for forming a tubular frame member
CN106424293B (zh) 一种用于金属薄壁管材的液体冲击成形装置及成形方法
CN102873165A (zh) 一种复杂零件小特征部位的冲击液压复合成形工艺
JP2016511151A (ja) 多段チューブハイドロフォーミング工程
US4387507A (en) Method and apparatus for radially expanding tubes
Mori et al. Improvement of formability by oscillation of internal pressure in pulsating hydroforming of tube
CN110177632A (zh) 用于通过磁成形冲压的装置和相关联的方法
JP4826436B2 (ja) 金属板のハイドロフォーム加工装置、加工方法およびこれらを用いた加工製品
US7284403B2 (en) Apparatus and method for performing a hydroforming process
JP2006263753A (ja) 液圧成形方法と装置
WO2011099592A1 (ja) ハイドロフォーム加工方法及びハイドロフォーム加工装置
Hwang et al. Study of large-expansion-ratio tube hydroforming with movable dies
JPWO2005070582A1 (ja) 液圧バルジ加工用異形素管、並びにこれを用いる液圧バルジ加工装置、液圧バルジ加工方法、および液圧バルジ加工品
US20140069160A1 (en) Low Friction End Feeding in Tube Hydroforming
JP2001321844A (ja) 金属管のハイドロフォーム方法および金型
JP2006122943A (ja) 液圧成形用ノズルおよび液圧成形装置
EP3229989B1 (en) A method and arrangement for manufacturing of tubes by continuous hydraulic expansion
CN109622698B (zh) 一种强弱相间分布的钢管的制备装置及方法
CN106368993B (zh) 双蓄能器提供液压动力的电液控制压力机械
Elyasi et al. New die design for improvement of die corner filling in hydroforming of cylindrical stepped tubes
CN117463867A (zh) 用于复杂结构管件的高速冲击流体成形装置及其成形方法
JP2007075844A (ja) 液圧バルジ加工製品およびその液圧バルジ成形方法
JP2002254119A (ja) ハイドロフォーム用シール装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170712

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180619

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180919

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190402

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6509216

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees