JP2016526955A - 外科用クリップ、特に動脈瘤クリップ - Google Patents

外科用クリップ、特に動脈瘤クリップ Download PDF

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Abstract

本発明は、互いに回転可能に結合され、かつばね(4)によって回転方向において閉鎖位置になるように互いに対して初期応力が加えられる、第1クランプアーム(1)および第2クランプアーム(2)を備える外科用クリップであって、第1ハウジング部(5)は第1クランプアーム(1)に形成されるかまたは配置され、かつ第2ハウジング部(6)は第2クランプアーム(2)に形成されるかまたは配置され、前記ハウジング部(5、6)は、ばね(4)が収容されるハウジング(7)を形成する、外科用クリップに関する。

Description

本発明は、ヒンジによって互いに回転可能に結合され、ばねによって回転方向において閉鎖位置になるように互いに対して初期応力が与えられた、第1クランプアームまたはジョー部と第2クランプアームまたはジョー部とを備える外科用クリップ、特に動脈瘤クリップに関する。
外科用クリップは、組織穿孔部をはさみ付けるかまたは閉鎖するために一時的に使用されるか、またはたとえば動脈瘤に対する長期治療のための血管クランプとして採用される、医療器具またはインプラントである。たとえば、あご状クリップの形態の多数の異なるクリップが既知であり、そこでは、クランプまたはクリップブランチは、上ジョー部および下ジョー部と同様に長手方向に湾曲するように形成され、それらの2つの端部においてヒンジを介して互いに結合されている。別の例は、従来のプライヤと同様に細くて長いクリップによって表され、それは、歯または溝削りを有し、端部がヒンジのように互いに結合されている2つの対向するクランプアーム(ブランチ)を備えている。
従来技術によるクリップは、通常、ヒンジのように互いに結合された2つのジョー部を有し、ジョー部の各々が、クランプ部分(以下では、クランプアームまたはブランチとも呼ぶ)と操作部分とを形成している。さらに、クリップは、基本的にばねアセンブリを備え、それは、クリップをその閉鎖位置になるように初期荷重を加えるのに役立ち、クリップブランチまたはクランプアームによってかけられるクランプ力をもたらす。ばねアセンブリがクリップのジョー部と協働する別個の構成部材であるクリップとともに、ばねアセンブリがクリップまたはジョー部の一体構成部材であるクリップがある。
ブランチまたはクランプアームが、U字型ねじりばねによって互いに対して初期荷重が加えられる、動脈瘤クリップが知られている。こうしたねじりばねの脚は、外側からまたは横方向に直接クランプアームと係合してそれらを圧縮するか、または各々がクリップの長手方向にクランプアームを延長する操作部分と係合し、ジョー部がヒンジ領域において交差するかまたは平行であるかに応じて、それらを圧縮するかまたは引き離す。
しかしながら、ねじりばねの使用によりいくつかの不都合がもたらされる。ねじりばね、特に、らせん形状に巻回されるエネルギー蓄積手段を備えるねじりばねは、通常、比較的に高価かつ複雑な製造を必要とする。特に、巻回工程の間、確実にばね材料に亀裂がないようにしなければならない。ねじりばねの過剰な巻回もまた回避されるべきであり、それは、さもなければ、クランプアームの間の押圧力が低下する可能性があるためである。一般的に、ねじりばねの製造には、加圧力、耐久性、動作安全性等の特性が狭い許容範囲内にある器具を製造するために、高い精度が必要である。
ねじりばねを使用する際のさらなる問題は、再現可能な予張力(Vorspannkraft)の提供である。ねじりばねは、クランプ部分に対して所定の予張力が作用するように設計され寸法が決められなければならない。これは、達成可能な最大閉鎖力を左右する事項である。クリップの寸法が予め定義されていることにより、少なくともかなりの時間で高い労力のみによって得られる所望の閉鎖力を達成することが問題となる可能性がある。特に巻数が少ない場合、またはねじりばねが単なるU字型であり、利用可能な設置空間に応じて巻数が0.5〜2の範囲である場合、ばね領域の塑性変形があることも起こり得る。
ねじりばねは、通常、クリップのブランチに対してまたはそのクランプアームに対して非対称であるように配置されているため、不都合なことに、ブランチまたはクランプアームと、それらと協働するばねの脚との間に摩擦力が発生することも起こり得る。これにより、達成可能な最大閉鎖力が低下することになる。さらに、非対称配置には、クリップのクランプアームが平行に開閉しないという影響もあり得る。さらなる不都合は、通常、ばねの脚とブランチとの間に線接触しかないことである。
独国特許出願公開第102011055094A1号明細書から、クランプアームを含む第1ジョー部と、クランプアームの1つの近位端領域に形成されたフォーク部分とを備える動脈瘤クリップが既知である。クリップは、近位端に渦巻ばねが形成されているクランプアームを備えた、第2ジョー部をさらに備えている。渦巻ばねは、第1ジョー部のフォーク部分に挿入され、その中で、耐トルク式にフォーク部分に結合されるように案内される。この渦巻ばねの使用により、ねじりばねの上述した不都合のうちのいくつかが回避される。しかしながら、ねじりばねは、上述したクリップと同様にこの種のクリップによって体組織と接触するため、ばねの材料は、生体適合性および衛生に関してジョー部の材料と同じ要件を満たさなければならない。
上述した従来技術から、本発明は、あり得る最小の制約で容易に適用することができ、操作性が優れており、かつ容易に清掃することができる、特に細い設計である外科用クリップ、特に動脈瘤クリップを提供するという目的に基づく。1つの目的は、規定された予張力の達成が確実になる外科用クリップ(動脈瘤クリップ)を提供することである。さらに、ばねまたはばねの部分的領域の塑性変形を回避することができ、傾斜および非対称になることなくクランプアームの規定された開閉が可能である場合、有利である。
この目的とともにさらなる目標は、請求項1による特徴を備えた、外科用クリップまたは組織クリップ、特に動脈瘤クリップによって達成される。
特にヒンジによって互いに回転可能に結合され、ばねによってクリップの閉鎖位置になるように回転方向において互いに対して初期荷重が加えられる、第1ジョー部および第2ジョー部を備え、第1ハウジング部が第1クランプアームに形成されるかまたは配置され、第2ハウジング部が第2クランプアームに形成されるかまたは配置され、前記ハウジング部は、外側に向かって本質的に閉鎖されており、ばねが収容されるハウジングを形成するように協働する、本発明による外科用クリップ(動脈瘤クリップ)が特に提供される。
クリップの各ジョー部は、好ましくはクランプアーム部分またはブランチを有し、それらは各々、ハウジング部内に好ましくはシェル状に(遠位)部分において形成されている。一実施形態によれば、第1ハウジング部および/または第2ハウジング部は、それぞれ閉鎖端面を備える円筒状壁から(すなわち、カップのように)形成されてもよい。クランプアームまたは2つのジョー部のハウジング部は、互いに整合し、互いに嵌合してばねが内部に配置されるハウジングを形成する。特に、ハウジング部分、したがってハウジング全体とともにばねは、クリップの回転軸を横切る方向に延在する平面に対して対称であるように形成されてもよく、それにより、ばねの荷重が回転軸を横切る方向にのみ発生し、ブランチへのばね力の対称的な導入が、クリップの回転軸方向におけるいかなる横方向の力成分の分散なしに確保される。
有利には、ばねは、周囲に対してハウジング内で保護される。したがって、ばね材料がジョー部またはハウジングの材料と同じ要件を満たす必要はなく、むしろ、最適化されたばね特性に関する具体的な観点で選択し使用することができる。ばねがハウジング内で保護されているということが特別な利点である。このようにすると、ばねのいかなる損傷も有効に回避することができる。ばねを入れるハウジングの外側と同様に、クリップの2つのクランプアーム、場合によっては、クランプアームの近位延長部においてハウジング部に隣接する2つの操作部分のみが、外側から可視であるかまたは外側に向いている。このように、汚染物質が蓄積する可能性があるいかなる窪み、縁、アンダーカット等なしに特に簡単に平滑面を形成することができる。さらに、単純で非常に平滑な外部構成を備えたクリップを容易に適用することができる。
第1ばね端部領域では、ハウジング内において2つのクランプアームの一方/ジョー部に耐トルク性を有するようにばねを配置することができ、好ましくはそこに保持することができる。反対側のばね端部領域では、ばねは、ハウジング内で他方のクランプアーム/ジョー部に(緩く)支持され、例として、突起に当接するかまたは凹部内に受容される。2つのジョー部(またはジョー部半体)を組み立てるとき、2つのジョー部の一方の中/上に(堅固に)保持されるばねは、特に他方のばね端部を、ばねの弾性変形により、他方のジョー部の突起/凹部と動作可能に係合させることにより、所望のクランプ力を達成するために必要な初期荷重まで初期応力が加えられる。このように、クリップの単純な組立てが、追加の器具の使用を必須とすることなく有利に可能になる。さらに、クリップの所望のクランプ力は、ばねの適切な選択により、またはたとえばばね支持要素(突起、凹部等)を対応して配置することによって初期荷重を変更することにより、達成することができ、特に、クランプ力は容易に再現することができる。
一実施形態によれば、第1ハウジング部は、第1クランプアームの端部側に形成されるかもしくは配置されてもよく、および/または、第2ハウジング部は、第2クランプアームの端部側に形成されるかもしくは配置されてもよい。これにより、占有する空間が特に小さく、制限された条件で容易に扱うことができる、細く長いクリップを実現することができる。好ましくは、両ハウジング部分は、ブランチのクランプアームと位置合わせされるように配置される。
一実施形態では、クリップは、ハウジングの内部に形成されるかまたは配置されるアクスルピンを備えていてもよい。アクスルピンは、2つのハウジング部の一方に固定して配置することができ、またはそれと一体型に形成することができる一方、他方のハウジング部の対応する座部(孔)と係合する。
有利には、アクスルピンは、いくつかの目的を果たすことができる。一方では、2つのジョー部またはクランプアームを相互に中心に位置決めしかつそれらを保持することができる。他方では、ヒンジの回転軸を画定することができる。本発明のさらなる展開形態によれば、それは、最終的に、(渦巻)ばねの(場合によっては)耐トルク性の固定をもたらすことができる。この目的のために、アクスルピンは、好ましくは凹部またはスロットの形態の座部を備えていてもよい。有利には、ばねの端部は、凹部またはスロットに受容かつ保持される。本発明の一実施形態によれば、アクスルピンは、ヒンジの回転軸において、2つのハウジング部分の一方に対して回転しないように固定され、2つのハウジング部分の他方に対して回転可能である。
アクスルピンの代わりとしてまたはそれに加えて、クリップのヒンジを、ハウジング壁によってまたはハウジング壁の一部自体によって画定してもよい。したがって、一実施形態によれば、第1ハウジング部および第2ハウジング部の円筒状壁の各々は、互いに係合するかまたは協働してヒンジを画定する支持領域または支持部分を備えている。
クリップは、たとえばラグ、突起等の形態で実現されるその操作部分または操作要素を有していてもよい。これらは、特に、ばねの初期荷重に抗してクリップを開放するのに役立ち、好ましくは、第1ハウジング部および/または第2ハウジング部に配置されるかまたは形成される。さらに、操作要素は、クリップの最大開放角度を画定し範囲を定めるように形成されてもよい。このように、ばねのいかなる過剰な引張も有利に防止され、それにより、ばねの早期の疲労を大幅に回避することができ、長期間の使用の後であっても、所望の閉鎖力の達成が確保される。
本発明の特に有利な実施形態によれば、ばねは渦巻ばねである。これにより、ばねの外側寸法が小さい場合にも同等に大きいばねのたわみが保証され、それにより、ばねを塑性的に過剰に曲げるかまたはばねを破壊することなく、クリップをかなりの程度まで開放することができる。特にぜんまいの形態の渦巻ばねが好ましく、それは、クリップのクランプアームに対して対称的に、特にそれらの長手方向において位置合わせされるように極めて適切に配置することができる。これには、クランプアームが本質的に平行に開閉するという効果がある。
特に有利には、ばねは、アルキメデスのらせんの形状を有し、それにより、ばねの有効な巻回の間に一定の隙間がある。第1ハウジング部分および第2ハウジング部分から構成されたハウジングは、有利には、ばねに対して横方向の、好ましくは両側のガイドを形成する。渦巻ばねの弾性変形、すなわち拡張または収縮に伴うクリップの開放または閉鎖時に、ばねは、側方に膨らむかまたは傾斜することができず、材料の早期の疲労を抑制する。
本発明のさらなる実施形態によれば、ばねは、矩形断面を有していてもよく、ばねによってもたらされる規定された方向の予張力を確実にし、クリップのクランプアームの平行な開閉に対して有利となる。ばねの矩形断面はまた、曲げ応力の下にあるときにばねの横方向の膨らみも抑制する。最後に、矩形ばね断面を備える渦巻ばねは、たとえば、レーザー切断によりまたは打抜き加工により、1つの工程で特に単純に製造することができ、それにより、ばねの所望の特性(および、たとえば規定された再現可能な予張力のような、ばねの所望の特性によって決まるクリップの所望の特性)を、単純に、確実にかつ正確に提供することができる。
好ましくは、渦巻ばねは、2つのブランチまたはクランプアーム(またはクランプレール)に対して十分な開放角度を確実に確保するために、1.5〜3の巻き数を有する。上述したように、渦巻ばねを自動の、場合によっては切断、打抜き加工等の材料除去製造工程によって製造することができるため、低い不良率で小さい製造公差を実現することができ、それにより、クリップが全体として低コストになり、製造量が増大し、動作安全性が向上する。
全体として、本発明によるクリップは、大きいばね力を提供する一方で、空間要件が小さく、それにより、外科用途の広い分野で汎用的かつ使用可能となる。従来技術によるクリップと比較して、必要な設置空間が大幅に小さくなる。さらに、ばねがジョー部/クランプアームに支持される際の表面積を、本発明により、ねじりばねを用いる場合よりはるかに広くすることができる。
本発明は、ばねおよびジョー部(特に、クランプアームまたはブランチ)を異なる材料から作製することができるという可能性を提供する。例として、ジョー部/クランプアームは、プラスチックまたはセラミックから作製することができ、特に、射出成形法により、または同様の技術により製造することができる。このようにすると、複雑な形状、たとえば、バヨネットまたは窓があるクランプアームを、単純かつ低コストで製造することも可能である。CTまたはMRT処置の過程においてアーチファクトを回避するクリップを得ることも可能である。しかしながら、ばね特性に関して最適な材料を選択することができる。
本発明のさらなる特徴および利点は、図に基づいて本発明の特に好ましい実施形態の以下の例示的な説明から明らかとなるであろう。
本発明による外科用クリップの実施形態を部分断面斜視図で示す。 本発明による外科用クリップの実施形態を斜視図および部分分解状態で示す。 図2のクリップを異なる取付状態にある3つの部分斜視図で示す。
図1および図2に示す外科用クリップは、部分断面図または部分分解図で表されている。したがって、クリップは、2つのジョー部(ジョー部半体)、すなわち、第1クランプアーム(またはブランチ)1を備えた第1ジョー部15と、第2クランプアーム(またはブランチ)2を備えた第2ジョー部16とを備えている。2つのジョー部15および16、したがってクランプアーム1およびクランプアーム2は、互いに、回転可能または枢動可能に結合されており、ばね4によって、回転方向において閉鎖クリップ位置に向かって互いに対して初期荷重が加えられている。図1および図3cのクリップは、閉鎖クリップ位置で示されており、そこでは、クランプアーム1および2は、所望のクランプ力で互いに対して押圧されている。クランプアーム1とクランプアーム2との間に作用するクランプ力は、図1では、矢印FK1およびFK2で示されている。-クランプアーム1および2は、各々細長く、平坦なクランプ面18a、18bを備え、それらの面は、図1および図3cに示す組立状態では互いに面しており、それらのそれぞれの自由(遠位)端に向かって(図1では左に向かって)テーパ状になっている。図示する実施形態では、クランプ面18a、18bは平滑であるように形成されているが、それらに、好適な輪郭、たとえば歯付きまたは溝付き構造を与えてもよい。
第1ジョー部15は、第1クランプアーム1の近位端に形成されるかまたは配置される第1ハウジング部分またはハウジング部5を備えている。第2ジョー部16は、第2クランプアーム2の近位端に形成されるかまたは配置される第2ハウジング部分またはハウジング部6を備えている。図1は、第2ジョー部16のハウジング部分6を単に概略的に切取図で示す。図3aから図3cにおいて、ハウジング部分6は、ハウジング部分6によって隠されるクリップのあらゆるユニットの位置および配置も明確にするように透明であるように示されている。
すでに上述したように、ハウジング部分5および6は、クランプアーム1または2の自由(遠位)端とは反対側の端部側においてそれぞれのクランプアーム1または2に形成されるかまたは配置されている。それらは、図1および図3cに示すように、ジョー部15および16が組み立てられるとハウジング7を形成する。図示する実施形態では、ハウジングは、周囲に対して実質的に閉鎖されている。ばね4は、ハウジング7内に収容されている。
第1ハウジング部分5および第2ハウジング部分6は共に、閉鎖された中空円筒の形態で実現され、各々が、円筒状壁8a、8bと本質的に閉鎖された端面9a、9bとを備えている。第1ジョー部15の第1ハウジング部分5の一方の端面9aの中心に、アクスルピン10が配置されるかまたは形成されており、ハウジング7の内部に向かって突出している。第2ジョー部16のハウジング部分6の端面9bの中心に、開口部(孔)17が、アクスルピン10と対向するようにかつそれと整合して形成されている。ジョー部15をジョー部16と組み立てると(図1および図3cを参照)、アクスルピン10は、開口部17と係合し、その長手方向軸周りに回転可能であるようにその中で案内される。図示する実施形態では、アクスルピン10の長手方向軸は、クリップの回転軸3を画定し、それを中心に、2つのジョー部15および16が互いに対して枢動することができる。
第1ハウジング部分5の円筒状壁8aの内側は、アクスルピン10に面する側において周方向に平滑であるように形成されている。第2ハウジング部分6の円筒状壁8bのアクスルピン10に面する内側に、突起19が形成されている。突起19は、壁8bの内側からハウジング部分6、したがってハウジング7の内部に突出し、ハウジング部分6の端面9bに直交する方向において壁8bの高さを越えて延在している。突起19の高さは、第1ハウジング部分5のその内側で測定された壁8aの高さと同じであるかわずかに小さいように寸法が決められており、それにより、ジョー部15、16が組み立てられると、突起19は、実質的にハウジング7の内部高さ全体にわたって延在する。
アクスルピン10は、スロット11を備えている。スロットは、アクスルピン10の長手方向において、すなわち、クリップの回転軸3の方向において連続的であるように形成されており、ばね4の座部としての役割を果たす。ばね4の端部14がスロット11に挿入され、そこで、少なくとも耐トルク性であるように保持され、それにより、端部14は、第1ジョー部15に耐トルク性であるように接続される。2つのハウジング半体すなわちハウジング部分15および16に関して、アクスルピン10の長さは、ジョー部15、16が完全に組み立てられるとその自由端が開口部17内に突出するように、寸法が決められている。アクスルピン10および開口部17の直径は、アクスルピン10がその中で回転可能に案内されるように形成されている。ハウジング部分6の突起19は、ばね4の端部14と反対側の自由端20に対する止め具を形成している。
ハウジング部分5のクランプアーム1とは半径方向反対側において、操作突起12が形成されており、それは、いわば(角度的な)延長においてクランプアーム1まで延在し、壁8aの外側から半径方向外側に突出している。ハウジング部分6のクランプアーム2とは半径方向反対側において、対応して操作突起13が形成され、壁8bの外側から半径方向に外側に突出している。操作突起12、13は、付属物またはキーを画定し、それにより、ばね4の張力に抗してクリップを手動で開放することができる。それらは、関連するクランプアームに対してそれぞれ角度を付けて向けられているため、クリップの最大開放幅も制限し、それにより、ばね4の過剰なねじりが防止され、ばね4の実質的に長い耐用年数が確保される。
図示する実施形態では、クリップの2つのジョー部15、16ははさみ状に交差し、それにより、クリップを開放するプロセスは、突起12および13を互いから離れるように移動させるかまたはそれらを押し離すことによって行われる。図に示さない別の実施形態では、ジョー部15、16は、互いに交差しないが、互いに並んで延在する。この場合、クリップの開放は、突起12および13を互いに向かって移動させるかまたはそれらを圧縮することによって行われる。2つの上述した実施形態は、ばね4の巻回方向が異なる。
図に示す実施形態では、ばね4は、有効な巻回の間に一定の隙間があるアルキメデスのらせんの形態で実現されている。それは、矩形断面を備えた平坦なバンドから構成されている。ばね4の幅は、ハウジング7の内部高さに等しいかまたはそれよりわずかに小さく、それにより、ばね4は、端面9b、9bの両側において案内されかつ支持される。ばね4の自由端20は、その端面が突起19の上で全面的に接触し、それにより、あり得る最大面積におけるばね4の最適な支持が達成される。ばね4の自由端20の端面は、その巻回方向に対して直交するように形成されている。自由端20が支持される突起19の領域は、対応して形成されている。ばね4をその端部14によって案内することはまた、巻回方向に対して直交して行われ、それにより、クリップの開放中にばね4に張力がかけられたときに、ばね4に対するいかなる横方向の力成分の導入も回避され、ばねは、巻回方向において(拡張方向において)のみ応力を受ける。ばね4は、クリップにおいて対称的に形成されかつ配置され、特に、クランプアーム1および2の長手方向に延在しているクランプアーム1および2の中間軸に対して対称であるように形成されかつ配置されている。これにより、クリップ、またはヒンジ状に互いに結合されたジョー部15、16の回転軸3を横切るばね4の対称的な荷重および変形とともに、ばね力によるジョー部15および16への対称的な荷重が確保される。ジョー部15および16、したがってクランプ面18a、18bを含むクランプアーム1および2のいかなる傾斜も可能ではなく、意図されたクランプ力が広範囲にわたるゾーンにおいて安全に適用され、クランプアーム1および2が平行に開放することが確実になる。
クリップの上述した構成により、クリップは、容易にかつ追加の器具を用いることなく組み立てることができる。図3a、図3bおよび図3cは、2つのジョー部15および16を組み立てる異なる段階を概略的に示す。図3aに示す段階では、ばね4は、第1ジョー部15の第1ハウジング部分5内に配置されている。そうする際、その端部14はアクスルピン10のスロット11に受け入れられ、それにより、ばね4は、第1ジョー部15に対して回転しないように保護される。
第2ジョー部16は、第1ジョー部15に緩く置かれ、ばね4は、関連するハウジング半体に配置される。そうする際、ジョー部15および16は、回転軸3の方向において互いから間隔を空けて配置される。クランプアーム1および2は、後の枢動軸周りに回転するように角度をなしており、図3aに示す位置(ジョー部が互いに交差しないが互いに平行に延在する位置)から、ジョー部がはさみ状に互いに交差する図3bおよび図3cに示す位置まで移動することができる。ジョー部15および16の交差配置への回転移動中、クランプアーム1および2は、回転軸3を中心に旋回し、互いを越えて移動する。クリップの後の回転軸3の方向におけるジョー部15および16の距離により、クランプアーム1および2の互いを越える上述した移動が可能になる間、ばね4の自由端20はすでに突起19と部分的に係合している。2つのジョー部15および16を互いに対して回転させる上述したプロセスの過程において、ばね4の予張力の付与も行われる。
ばね4の強度は、アクスルピン10のスロット11および突起19の互いに対する向きとともに、ばね4の初期荷重を規定する。ばね4の所望の初期荷重は、ジョー部15および16が、図3aに示す位置から、図3bに示す位置まで移動すると直ちに達成され、後者の位置では、クランプアーム1および2は、ちょうど完全に互いに上下になるように移動しており、それ以上互いに重ならない。この位置から、ジョー部15および16の組立の完成は、2つのクランプアーム1および2のクランプ面18a、18bが互いの頂部で全面接触するまで、それらを後の回転軸3の方向において、ここでは、アクスルピン10の方向において互いに押すことによって行われる。この位置で、ジョー部15および16はまた、軸方向において互いに対して案内される。この位置で、すなわち、ジョー部15および16の組立が完了したとき、円筒状壁8a、8bの端面21a、21bは互いに当接し、それにより、ばね4を封入するハウジング7は(実質的に)閉鎖される。ばね4は、ハウジング7によって完全に保護され、いかなる不注意の損傷も発生する可能性がない。クリップは、本質的に閉鎖された平滑な外面を備え、クリップの適用とともにその清掃を簡略化する。
図示する実施形態では、一方ではばね4ならびに他方ではジョー部15および16は、異なる材料から構成されてもよい。例として、ジョー部15および16は、プラスチックまたはセラミックから作製され、射出成形によって製造され、ばね4は一般的なばね鋼から構成される。
図示する実施形態では、一方ではばね4ならびに他方ではジョー部15および16は、異なる材料から構成されてもよい。例として、ジョー部15および16は、プラスチックまたはセラミックから作製され、射出成形によって製造され、ばね4は一般的なばね鋼から構成される。
以下の項目は、国際出願時の特許請求の範囲に記載の要素である。
[項目1]
互いに回転可能に結合され、ばね(4)によって回転方向において閉鎖位置になるように互いに対して初期応力が加えられる、第1クランプアーム(1)と第2クランプアーム(2)を備える外科用クリップであって、第1ハウジング部(5)が前記第1クランプアーム(1)に形成されるかまたは配置され、第2ハウジング部(6)が前記第2クランプアーム(2)に形成されるかまたは配置され、前記ハウジング部は、結合されるときに前記ばね(4)が収容されるハウジング(7)を形成することを特徴とする外科用クリップ。
[項目2]
前記第1ハウジング部(5)が、前記第1クランプアーム(1)の近位端側に形成されるかまたは配置され、および/または、前記第2ハウジング部(6)が、前記第2クランプアーム(2)の近位端側に形成されるかまたは配置されていることを特徴とする、項目1に記載の外科用クリップ。
[項目3]
前記第1ハウジング部(5)および/または前記第2ハウジング部(6)が、いずれの場合も閉鎖端面(9a、9b)を備える円筒状壁(8a、8b)から構成されていることを特徴とする、項目1または2に記載の外科用クリップ。
[項目4]
前記ハウジング(7)内の好ましくは中心位置に形成されるかまたは配置されるアクスルピン(10)を備えることを特徴とする、項目1〜3のいずれか一項に記載の外科用クリップ。
[項目5]
前記アクスルピン(10)がヒンジの回転軸(3)を形成し、それにより、前記第1クランプアーム(1)と前記第2クランプアーム(2)が互いに回転可能に結合されていることを特徴とする、項目4に記載の外科用クリップ。
[項目6]
前記アクスルピン(10)が、前記ばね(4)の端部(14)を保持する、好ましくは凹部またはスロット(11)の形態の座部を備えることを特徴とする、項目4または5に記載の外科用クリップ。
[項目7]
前記アクスルピン(10)が、前記回転軸(3)において、前記2つのハウジング部分(5、6)の一方に対して回転しないように固定され、前記2つのハウジング部分(5、6)の他方に対して回転可能であることを特徴とする、項目4〜6のいずれか一項に記載の外科用クリップ。
[項目8]
前記第1ハウジング部(5)と前記第2ハウジング部(6)の前記円筒状壁(8a、8b)の各々が、互いに係合するかまたは協働してヒンジを形成する支持領域または支持部分を備え、前記ヒンジを介して、前記第1クランプアーム(1)と前記第2クランプアーム(2)が互いに回転可能に結合されていることを特徴とする、項目1〜7のいずれか一項に記載の外科用クリップ。
[項目9]
前記ばね(4)の初期荷重に抗して前記クリップを開放するのに役立ち、好ましくは前記第1ハウジング部(5)および/または前記第2ハウジング部(6)に形成されるかまたは配置される操作要素(12、13)を備えることを特徴とする、項目1〜8のいずれか一項に記載の外科用クリップ。
[項目10]
前記操作要素(12、13)が前記クリップの最大開放角度を画定することを特徴とする、項目9に記載の外科用クリップ。
[項目11]
前記ばね(4)が、特にぜんまいの形態、好ましくは、アルキメデスのらせんの形態の渦巻ばねであること、および/または、前記ばねが矩形断面を有することを特徴とする、項目1〜10のいずれか一項に記載の外科用クリップ。

Claims (11)

  1. 互いに回転可能に結合され、ばね(4)によって回転方向において閉鎖位置になるように互いに対して初期応力が加えられる、第1クランプアーム(1)と第2クランプアーム(2)を備える外科用クリップであって、第1ハウジング部(5)が前記第1クランプアーム(1)に形成されるかまたは配置され、第2ハウジング部(6)が前記第2クランプアーム(2)に形成されるかまたは配置され、前記ハウジング部は、結合されるときに前記ばね(4)が収容されるハウジング(7)を形成することを特徴とする外科用クリップ。
  2. 前記第1ハウジング部(5)が、前記第1クランプアーム(1)の近位端側に形成されるかまたは配置され、および/または、前記第2ハウジング部(6)が、前記第2クランプアーム(2)の近位端側に形成されるかまたは配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の外科用クリップ。
  3. 前記第1ハウジング部(5)および/または前記第2ハウジング部(6)が、いずれの場合も閉鎖端面(9a、9b)を備える円筒状壁(8a、8b)から構成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の外科用クリップ。
  4. 前記ハウジング(7)内の好ましくは中心位置に形成されるかまたは配置されるアクスルピン(10)を備えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の外科用クリップ。
  5. 前記アクスルピン(10)がヒンジの回転軸(3)を形成し、それにより、前記第1クランプアーム(1)と前記第2クランプアーム(2)が互いに回転可能に結合されていることを特徴とする、請求項4に記載の外科用クリップ。
  6. 前記アクスルピン(10)が、前記ばね(4)の端部(14)を保持する、好ましくは凹部またはスロット(11)の形態の座部を備えることを特徴とする、請求項4または5に記載の外科用クリップ。
  7. 前記アクスルピン(10)が、前記回転軸(3)において、前記2つのハウジング部分(5、6)の一方に対して回転しないように固定され、前記2つのハウジング部分(5、6)の他方に対して回転可能であることを特徴とする、請求項4〜6のいずれか一項に記載の外科用クリップ。
  8. 前記第1ハウジング部(5)と前記第2ハウジング部(6)の前記円筒状壁(8a、8b)の各々が、互いに係合するかまたは協働してヒンジを形成する支持領域または支持部分を備え、前記ヒンジを介して、前記第1クランプアーム(1)と前記第2クランプアーム(2)が互いに回転可能に結合されていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の外科用クリップ。
  9. 前記ばね(4)の初期荷重に抗して前記クリップを開放するのに役立ち、好ましくは前記第1ハウジング部(5)および/または前記第2ハウジング部(6)に形成されるかまたは配置される操作要素(12、13)を備えることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の外科用クリップ。
  10. 前記操作要素(12、13)が前記クリップの最大開放角度を画定することを特徴とする、請求項9に記載の外科用クリップ。
  11. 前記ばね(4)が、特にぜんまいの形態、好ましくは、アルキメデスのらせんの形態の渦巻ばねであること、および/または、前記ばねが矩形断面を有することを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の外科用クリップ。
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