JP6277179B2 - 手術用クリップ - Google Patents

手術用クリップ Download PDF

Info

Publication number
JP6277179B2
JP6277179B2 JP2015507554A JP2015507554A JP6277179B2 JP 6277179 B2 JP6277179 B2 JP 6277179B2 JP 2015507554 A JP2015507554 A JP 2015507554A JP 2015507554 A JP2015507554 A JP 2015507554A JP 6277179 B2 JP6277179 B2 JP 6277179B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
surgical clip
clip
coupling device
flexible
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015507554A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015516218A (ja
Inventor
ツィリス,ゲロルド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aesculap AG
Original Assignee
Aesculap AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aesculap AG filed Critical Aesculap AG
Publication of JP2015516218A publication Critical patent/JP2015516218A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6277179B2 publication Critical patent/JP6277179B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/08Wound clamps or clips, i.e. not or only partly penetrating the tissue ; Devices for bringing together the edges of a wound
    • A61B17/083Clips, e.g. resilient
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/12Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for ligaturing or otherwise compressing tubular parts of the body, e.g. blood vessels, umbilical cord
    • A61B17/122Clamps or clips, e.g. for the umbilical cord
    • A61B17/1227Spring clips
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/08Wound clamps or clips, i.e. not or only partly penetrating the tissue ; Devices for bringing together the edges of a wound

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Reproductive Health (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Springs (AREA)

Description

本願発明は、手術用クリップに関する。特に、請求項1の前文に記載するように、一体型の動脈瘤クリップに関する。
手術用クリップ(または組織クリップとも呼ばれる)はベッセルクリップのような動脈瘤の処置に対して組織開口部を一時的に閉じるためにほとんどの場合使用される医学的インプラントである。この目的のために、クランプまたはクリップブランチが上部および下部のジョーに類似の長手方向に反対に曲がった2つの歯の形状であるジョークリップを始め、多くの形状のクリップが適用されている。それらは、2つのそれぞれの長手方向の端部において、ヒンジを介して互いに結合されており、従来のフォーセップと適合する2つの対向する実質的に直線のクランプレールを有する行形状(直線)クリップまで、当該クランプアタッチメントは歯またはひだを備え、適宜、互いにヒンジなどによってひとつの長手方向端部で結合される。
従来のクリップ形状は全部、共通して、クリップブランチに対してクランプ力を印加する少なくとも一つのバネを有する。この少なくともひとつのバネは、互いに対抗してクリップブランチに予め応力を与えるようにクリップ内に挿入される別個のコンポーネントであるか、または、クリップ内に一体形成(ワンピースで)される。後者の場合、バネは実質的にヒンジを形成する。2つのクリップブランチはそのヒンジに関して枢動する。
従来技術において、例えば、DE202010008512U1に開示されるように、直線のクリップブランチを有する手術クリップ、および、片側バネが周知である。
この場合、クランプ力または閉止力は、円形または矩形バネ形状の脚バネによって生成される。具体的には、この種のクリップは、閉止位置において平行に隣接する2つのクランプ部分を形成するように、それぞれの中心部において、緩く交差する2つのクリップブランチ(すなわち、ヒンジピンのような機械的な結合を有しない)および、この位置で互いから離隔された2つの動作レッグまたは動作部を有する。動作部の自由端は、ひとつの部材を形成するように、クリップブランチと一体的に(ひとつの部品として)形成されるか、または、別々の部品として形成された後クリップブランチに結合される脚バネによって相互結合されている。当該脚バネは半回転、1.5回転、または2.5回転の巻数を有する。
動作に関して、手術用クリップは、動作部分において圧縮され、それによってクランプ部分はクリップブランチの交差方向に互いから離隔されている。同時に、脚バネはより強くバイアスされる。動作部分が解放されるとき、クランプ部分が互いに対抗して圧縮されるまで、脚バネにより動作部分同士が離れるように促される。
上述したデザインは、2つのクランプ部分および脚バネの間の十分に高い圧縮力が、小さい弾性変形によってはほとんど導入されないため、寿命が非常に短くまたいくつかの欠点を有する。
脚バネの使用は、バネ材料にクラックを形成することなくバネを巻くためには、比較的高価でかつ複雑な製造プロセスを要求する。この場合、脚バネが巻戻る可能性があり、それによって、クランプ部分の間の圧縮力が減少する。全体として、脚バネの製造は、狭い許容範囲の特性(圧縮力、寿命、信頼性等)を有する部品を製造するよう高い精度を必要とする。したがって、それに応じて廃棄率が高くなる。既知の手術クリップの上記または他の欠点によって、手術クリップが比較的高価となる。
この種の手術用クリップは、米国特許第6,179,850号またはEP0122046A1に開示されている。
他に従来技術としてDE202010008714U1には、交差することなく互いに平行に伸長し、ランド状の柔軟バネを介して、それぞれの中央領域において相互に結合する2つのクリップブランチを有する手術用クリップが開示されている。したがって、クリップブランチは長手方向に沿って柔軟バネを越えて延伸し、それにより柔軟バネの一方側で2つのクランプ部分を形成し、周知のペグの原理に従って、柔軟バネの他方側で2つの動作レッグ/部分が形成される。2つの動作部分は、ランド状の柔軟バネの一方側において互いに対抗して圧縮されるとき、2つのクランプ部分は柔軟バネの他方側において離れて動く。
この手術用クリップは、射出成形プロセスによって単一部品として製造され、その製造は比較的廉価である。上述したクリップとは対照的に、製造は実質的に自動的に実行され、射出成形プロセスによって廉価に製造できる。クリップの閉止位置における柔軟バネのバイアスは、この開示に従う射出成形材料が硬化する際の局所的に異なる材料の収縮によって得られる。このようにして、比較的高い品質標準が単純な方法で達成可能である。しかし、この方法にも欠点がある。
柔軟バネは動作部分の方向に膨出する環状開口部を有し、通常の使用中に柔軟バネの変形経路/程度が比較的大きく、その結果、バネは急速に疲労する。また、バネの曲げ応力は脚バネに比べはるかに大きく、より頻繁にバネ破壊を生じさせる。最終的に、これは信頼性を低下させ、脚バネと比べて寿命が短い。特に、上述した非対称的な材料の収縮によって十分な再生可能なクランプ力を得ることが困難になる。また、従来技術の目的は、環状またはU字形の柔軟バネをクリップブランチのそれぞれの外側端部に配置することであり、その結果、それぞれのクリップブランチのクランプおよび動作部分がバネの同じ側に配置され、クリップが動作するときに同じ方向に(上述した従来技術のように反対方向にではなく)動く。この場合、最初に説明した従来技術のようにそれらを圧縮するのではなく、動作部分を別々に引くことによってクリップは広がる。クリップは柔らかくなり、かつ、非人間工学的になるという事実により、その使用分野は非常に制限される。代替的に、ブランチを交差させる選択肢が存在する。その結果、動作部分の圧縮によってクランプ部分が開放される。しかし、この場合もバネのバイアス力は比較的小さくなり、その結果バネの材料強度が増加されなければならない。したがって、クリップは全体の寸法が非常に大きくなり、特定の目的にしか応用できなくなる。
手術用クリップの他の従来技術は、DE19858580C1に開示されている。ここでは、U字形状のクリップが開示されており、交差することなく平行に伸長する2つのクリップブランチを有し、ランド形状の柔軟バネを介してそれぞれの中央領域において相互接続される。クリップの戻り止め手段は、比較的高い維持力をもたらすように、ランドをクリップブランチの圧縮状態に固定する。しかし、この場合においても、十分に再生可能なクランプ力を達成することは困難である。
これらの問題点に鑑み、本願発明は、改良された特性を有する廉価な手術用クリップを与えることを目的とする。また、クリップがバイアスバネの機能を維持する際に特に高い信頼性を示し、多用途であることも目的とする。また、クリップが最大の閉止力および最小デザインの開口幅を提供することも目的とする。さらに、クリップは、不適切な取り扱いの結果、機械的な過剰負荷を防止するための保護機構を有する(一体化される)ことが好ましい。
他の目的は、請求項1に記載の特徴を有する手術用クリップ(特に、ワンピースおよび単一材料の動脈瘤クリップ)によって達成される。本願発明のより好適な構成は従属項の主題である。
基本的に、非交差デザインの単一材料の手術用クリップに対して、柔軟バネまたは柔軟バネ(連続)構造を使用するのが好ましい、そのバネの全長が個々のバネ(個別リーフバネ)の(好適には以下のタイプの)直列配列若しくは連続構造、または、多くの柔軟バネ(リーフバネ)を直列(単一材料の)に結合/形成したバネアームによって、単一動作の多くのバネ部分または類似のフロント柔軟バネの組み合わせを形成するべくひとつの柔軟バネのプラスチック/永久巻若しくは屈曲(製造プロセス中の塑性変形)によって、伸長することが重要な点である。柔軟バネ(連続)構造の少なくとも一部における結合デバイスが、その少なくともひとつによって形成/一体形成され、または、配置される。それによって、少なくとも2つの個々の(柔軟バネ)またはバネ部分(バネアーム)が直接結合または接続される。一方、それらの2つの個々の(柔軟な)バネのまたはバネ部分(バネアーム)の少なくとも一つは、弾性的にバイアスされ、かつ、アクティブなバネの全長はできるだけ短縮される。
単一材料の手術用クリップにおいて、基本的な問題は、柔軟バネ(構造)は、例えば、射出成形プロセスに従って(所定位置に)その製造工程において、最初はバイアスされない点にある。したがって、ほとんどの単一材料の手術用クリップは、最初は平行で交差していないクリップブランチが、交差させられかつ曲げられて、互いに対して押されるように、柔軟バネ(構造)が弾性的に変形されなければならならない、交差デザインである。
一方、本願発明は、単一材料の組み立ての後に、基本的に柔軟バネ(連続)構造に対してそれ自身で、ブランチによって、バイアスを付与する。柔軟バネ構造は出荷位置(単一材料製造)において“オープン”であるように設計され、続いて“クローズ”するようにテンションをかけられなければならない。その結果、十分なバネのバイアス力を非交差デザインの手術クリップによって得ることができる。すなわち、柔軟バネ(連続)構造の結合デバイスは、少なくとも2つの柔軟バネ部分/アームを“短絡”するように機能し、同時に、それを弾性的に変形し、かつ、クリップが閉じる方向に増加したバネのバイアス力を得る。
実際の使用において、実質的に短絡されるべき少なくとも2つの弾性バネ部分/アームがクリップ製造中にそれぞれの一端においてスペーサ(柔軟バネ(連続)構造の一部である)を介して、相互結合されている。当該スペーサは2端が短絡されるとき、ヒンジ状に変形される(バネ弾性によって)。この技術的な構造手段によって、基本的に、柔軟バネ(連続)構造がバネ(スペーサを含む)の全長(最大)を短縮することができる。例えば、このバネ構造体によって結合されたクリップブランチが離れて動く場合、バネ構造の過剰な屈曲が防止され、克服すべきバネの弾性力が最小となる。同時に、最大のバネ弾性力が、クリップブランチのクローズ位置で特に増加する。その位置において、結合デバイス(例えば、クローズ位置に達したとき)が動作し、かつ、柔軟バネ(連続)構造がそれによって短絡され、柔軟バネ(連続)構造の一部(すなわち、スペーサ)は関連する力の流れから除去/除外される。このようにして、互いに異なる弾性率/曲げ剛性を有する理論的に異なる柔軟バネ(連続)構造システムは、結合デバイスによって調節(またはシミュレーション)可能となる。
しかしながら、本願発明において有利なのは、柔軟バネ構造のバイアス力が、クリップブランチの交差によって得られなければならないだけではなく、結合デバイスを介して少なくとも2つの柔軟バネ部分/アームの弾性結合によってもたらされる点にある。
好適には、結合デバイスは、結合クロージャ(係合状態の)に対して、少なくとも一つの個別のバネまたは一つのバネ部分が弾性的に変形されなければならず(好適に、結合されるべきバネ部分/アームの両方)、それによってクリップブランチのクローズ位置において達成される弾性バネ(連続)構造の上述したバイアス力が達成される。閉止位置の高さは結合デバイスの寸法および/または柔軟バネ(連続)構造に沿った位置に依存する。こうして、予め付与された弾性力は所定の方法で結合デバイスを係合させることによってクリップブランチのクローズ位置において安全に達成/増加することができる。
本願発明は他に、クリップブランチの動作部分から始まる少なくともセグメントにおいて、内側、すなわち、クランプ部分の方向に向かって伸長する柔軟バネまたは柔軟バネ(連続)構造体を与える。こうして、柔軟バネ/個々のバネの柔軟バネ(連続)構造体の屈曲度合いが減少し、それによって信頼性が向上ずる。また、柔軟バネの使用により、手術用クリップを伸ばさなくとも十分に強力なバイアス力が達成可能となる。
本願発明の態様に従う、手術用クリップは、2つのクリップブランチ(所定の設計位置において交差しない)を有し、それぞれは少なくとも一つのクランプ部分およびひとつの動作部分を含む。また、手術用クリップは、柔軟バネ(連続)構造体を有し、それを介して2つのクリップブランチ、特にその動作部分が単一材料で互いに(その近位端で)結合される。柔軟バネ(連続)構造体は、少なくとも機能的および/または構造的に少なくとも2つのバネレッグまたはアームを構成し、それは連続的に(スペーサを介して)相互接続される。これらの少なくとも2つのバネアームは、それらが2つの対向する動作部分の間でクランプ部分の方向に伸長するように、クリップにおいて方向付けられ/配置されている。
この技術的手段により、バネの最大可能曲げ距離(すなわち、最大アクティブバネアームの全長)は増加し、したがって、その変形の度合いおよび個々のバネアームの変形の度合い(結合デバイスのオープン/非係合状態において)は減少する。クリップ全体の寸法はそれほど増加しないが、個々のバネまたはバネ部分/アームがクランプ部分から離れる方向(近位端方向)に伸長せず、従来技術の場合と比較して、反対方向(遠位端方向)に伸長する。こうして、強いバイアス力が、破壊のリスクがほとんどなく、コンパクトなデザインで達成され、その結果、このコンパクトなデザインによってクリップの応用が拡大される。さらに、クリップは柔軟バネ(実質的に2次元)を使用し、複雑な構造(3次元)を有する螺旋またはレッグバネを使用しない。これにより、製造が単純かつ廉価となる。
機能的および/または構造的に少なくとも2つの連続配置される柔軟バネのバネアームまたは柔軟バネ構造体がC、U、またはV字形状のレイアウトを有する場合に有利である。ブラケット形状の動作部分がバネアームの平面形状に適応される。すなわち、動作部分は、それぞれの根から好適にC字形状または曲がって、近位方向に関連するクランプ部分と一体的に伸長する。それぞれのひとつのアームが対応する動作部分/ブラケットの近位端においてひとつの材料で一体的に形成され、それぞれの動作部分に沿って(実質的に均一なクリアランスが維持されながら)反対方向に伸長する。
この単純な基本構造は、簡単かつ正確に製造することが可能であり、コストの低減に寄与する。この文脈において、πまたはΩ形状のようなバネアーム(および動作部分)の形成も可能である。また、上述した基本構造は波形またはジグザグアームのような他の形状と組み合わされても良い。それにより、各バネアームのアクティブバネの長さは増加する。また、手術用クリップの柔軟バネ/柔軟バネ構造体がバネレッグ/アームを介して2つのブランチの動作部分の軸自由端(近位端)に一体的に結合される。柔軟バネへの特に好適な曲げ力の導入が達成される(付加的なレバー動作は必要ない)。
各クリップブランチの動作部分は硬いか、または少なくとも一部の距離に渡ってバネ弾性であってよく、よって柔軟バネ構造体の一部を構成する。言い換えれば、柔軟バネ/柔軟バネ構造体を2つのバネアームに機能的/構造的に取り付けることも可能であり、その結果、バネアームの自由端はクリップブランチのクランプ部分から離れる方向に伸長する。この例において、2つのバネアームの自由端は動作部分のリアエンド領域/端部に結合される。動作部分が手動で押される場合、弾性の柔軟変形がアーム長に沿って2つのバネアームに与えられる。すなわち、回転は弾性的に広がる。比較的硬い動作部分の場合において、柔軟バネ構造体の変形の度合いは、2つのバネアームの全長にのみ依存する。
しかし、通常の動作において意図的に弾性変形と関連づけるべく、少なくとも一部の長さまたは全長にわたって動作部分が弾性であるように設計することも可能である。この例において、上述した2つのバネアームを有する柔軟バネまたは柔軟バネ構造体が他の柔軟バネアームが直列に結合される側の端部側で生成され、その結果、W字形状の柔軟バネ構造体(4つの個別のバネを含む)のレイアウトが形成される。柔軟バネ構造体の方向は変更されないままである。つまり、2つの外側バネアームは同時に動作部分または少なくともその一部を構成し、その自由端(リア)は動作部分の間に配置されたバネアームに直列に結合される。この例において、各バネアームの変形の度合いはさらに減少する。
本願発明の他の態様は、結合デバイスの特別の構成に関する。
好適に、結合デバイスは柔軟バネ(連続)構造体の一部に配置される。すなわち、クランプブランチに最も近接して配置された部分(中央)において、少なくとも2つの個別バネ(バネ部分)が直列に相互結合される。具体的には、少なくとも2つの好適にC字形状の個別のバネまたはバネアームが、反対方向(近位方向)に伸長するスペーサとして、付加的なUまたはV字形状のバネエレメントを介して、好適に直列に相互接続(単一材料で)される。すなわち、それは、クランプブランチの方向(遠位方向)に開放されている。この例において、好適には、2つの付加的な個別バネ/バネアームが形成され、それによって上部から見て、ほぼω字形状が柔軟バネ(連続)構造体に付与される。結合デバイスの係合状態において2つの外側(C字形状)個別バネがアクティブとなり、非係合状態において2つの内側個別バネ(UまたはV字形状に配列された)が力の流れをスイッチオンするように、この付加的なバネエレメントが短絡されるか、ブリッジされるように、結合デバイスが結合および/または構成される。代替的に、好適にUまたはV字形状のスペーサを、小さいバネ特性のみを有するかまたは有しないヒンジとして設計することも可能である。
好適な態様において、結合デバイスは、柔軟バネ(連続)構造体の領域内に2つの相互にロック可能な伸長部を有する。そこで、付加的なUまたはV字形状の内側バネエレメント(スペーサ)が外側個別バネ(バネアーム)と直列に結合される。好適には、一方の伸長部は、ひとつの個別バネに対してフック形状の伸長部/突起を有する。この例において他方の伸長部/戻り止めエッジが付加的なUまたはV字形状バネエレメントの反対レッグの伸長部の方向に向いており、その結果、フック形状の伸長部/突起は対向する伸長部/戻り止めエッジの後ろでポジティブに係合する。UまたはV字形状のバネエレメント(スペーサ)が圧縮されたときも同様である。
本願発明の別の付加的な態様に従い、直線ブランチのクリップデザインが動脈瘤クリップとして好適である。それの対向する2つのクランプ部分は、少なくとも一部において、歯または波形で好適にトリミングされた直線的に伸長するビームを有する。
本願発明の他のまたは付加的な態様は、各動作部分の近位端において、停止面/停止プレートが形成され、クリップが完全に開放される(曲がって開放される)とき、それらは互いに隣接する。すなわち、停止プレートが圧縮されるとき、クリップのさらなる開放が防止される。この構成は、柔軟バネの伸びすぎを防止する構造的に単純な手段を構成する。したがって、材料疲労またはバネ破壊に対する保護をもたらす。また、クリップは、2つの停止プレートをクランプによって一緒に保持することで、単純な方法によって開放位置で保持することが可能である。
本願発明の他のまたは付加的な態様に従う手術用クリップは、好適にパンチングまたはレーザカッティングによって機械形成されるシートコンポーネントである。また、本願発明に従う手術用クリップは射出成形によって形成することも可能である。柔軟バネはさらに別々のバネ鋼から製造され、半田付けまたは溶接によって一体的に2つのブランチに結合することもできる。代替的に、手術用クリップは単一材料から一体的に形成することができ、その機能に応じて部分的に熱処理されてもよい。
以下で、本願発明の好適実施形態が図面を参照して説明される。
図1は、出荷位置においてテンションがかかっていない状態(結合デバイスがオープン状態)にある、動脈瘤クリップとして使用するための直線ブランチの手術用クリップの例を示す。 図2は、クランプ位置(結合デバイスがクローズ状態、つまり、クリップデザインのクローズ位置)における図1に記載の手術用クリップの拡大図である。 図3は、オープン位置(テンションがかかった状態、結合デバイスがクローズ状態)にある図2に記載の手術用クリップを示す。
本願発明の好適実施形態に従う手術用クリップは、2つのクリップブランチ1を有する。それぞれのクリップブランチ1は、クランプ部分2および動作部分4、並びに、動作部分4に沿った(内側/間の)部分的領域に渡って、クランプ部分2の方向へジグザグ形または膨出する、好適には、C、U、またはV字形状の柔軟バネまたは柔軟バネ(連続)構造体6を少なくとも含む。
図1に記載のそれぞれのクリップブランチ1のクランプ部分2は、実質的に直線的に延在するクランプバー2aを有する。クランプバー2aは、歯状にトリミングされるか、クランプバー2aのもう一方に面する側にひだを有して良い(詳細は図示せず)。しかし、それは粗い表面または単純にスムース(非機械的)な面のみを有するように構成されてもよい。クランプ部分2は、ジョーのような全く異なる形状を有してもよい。
それぞれのクランプバー2aの前方の自由端(遠位端)は、直線で設計された場合怪我を防止するために、丸められるか、または保護キャップを備える。また、各クランプバー2aはもう一方のクランプバー2aから離れる方向に面する側に好適に補強ストリップを備えるか、構成される。当該補強ストリップは少なくともクランプまたは動作方向において、各クランプバー2aのより高い柔軟強度を保証する。
各クランプバー2aの後方端(近位端)において、動作部分4は、その伸長方向においてクリップの2つの対向する作用バー4aが円形の空間ゾーンを完全に包囲するように、鈍角を形成しながら、現時点では円形曲線の動作バー(ヨーク)4aの形式で軸方向に結合されている。
図示した実施形態において、動作バー4aは実質的に細長くかつ薄い。しかし、それは少なくともそれぞれの遠位端(外側)において人間の手(指)に適応する(例えば、わずかに波形/ねじれた)長手形状を有する。または、動作キー(図示せず)が動作バー4aに取り付けられている(半田づけ/糊付けされて)。
本願発明にしたがい、動作バー4aは硬くかつクランプバー2aと一体的に構成されている。すなわち、動作バー4aは手術クリップの動作とともに弾性的に変形しない。したがって、好適実施形態において、それらは柔軟バネ構造6の部品またはコンポーネントを構成せず、クランプ部分2へバネの弾性力を伝達するためだけに機能する。代替例として、それらは少なくとも全長にわたって特定の屈曲弾性体(すなわち、柔軟バネ構造体に属する)を有するか、または、長さ方向の一部、好適にはバーの後部領域が弾性体であるようにまたは一部が柔軟バネ構造体に属するように構成されてもよい。
動作バー4aの自由端(近位端)は、それぞれの停止プレート6cを形成しつつ柔軟バネまたは柔軟バネ(連続)構造体6の一部に変換される。2つの停止プレート6cは互いに対して方向付けられ、動作バー4aを動作する際にそれらは互いの上面全体にわたって配置されて動作ストップを構成する。同時に、停止プレート6cは近位方向において動作バー4aからある角度で突起し、その結果、外側クランプ用の動作部分が設けられる。それによって、オープン位置においてクリップを機械的に一時的に保持するように、停止プレート6cが圧縮される。
この文脈において、本願発明に従う図1に示す手術用クリップは、出荷位置にある。すなわち、テンションがかかっていない状態における出荷時の位置にある。この状態において2つのクリップブランチ1は実質的に互いに平行に伸長し、弾性バネ(連続)構造体6は、一体的かつ非テンション状態で動作部分4の近位端に隣接して存在する。
ここで、柔軟バネ(連続)構造体6が図1を参照して詳細に説明される。
柔軟バネ(連続)構造体6は、2つの外側バネアームまたはバネ部分6aからなる。それぞれの近位端は、対応する動作部分4/動作バー4aと、その近位端で結合されている。外側バネアーム6aは遠位方向で動作部分4に沿って伸長し、実質的に均一のクリアランスを維持しながら、動作バー4aの円弧形状に従う。しかし、動作バー4aの形状からずれた外側バネアーム6aの形状のオプションが存在する。しかし、本実施形態のように、外側バネアーム6aの自由遠位端が互いの方向に移動し、それによって、互いの距離が縮む場合には、それが有利である。したがって、結合したレイアウトにおいて、それらは概してU,VまたはC字形状をとる。
2つの外側バネアーム6aはそれぞれの自由端/端部においてスペーサを介して好適には内側バネ部分6bと(一体的に)結合されている。内側バネ部分6bも同様に、U、VまたはC字形状を有し、近位方向において膨出している。すなわち、内側バネ部分6bの2つのバネレッグは、遠位方向でクランプ部分2に向かって同様に伸長し、外側バネアーム6aによって結合点において終端する。この例で、実質的に、2つの外側ロングバネアーム6aおよび2つの連続内側ショートバネレッグ6bを有するWまたはω字形状が、本願発明の実施形態に従って柔軟バネ(連続)構造体6に組み込まれる。代替例として、スペーサを固有のバネ特性を有しない(またはほとんど有しない)ヒンジとしてのみ構成することも可能である。
また、柔軟バネ(連続)構造体6は外側バネアーム6aをバイアスし、かつ、アクティブなバネの長さを変化させるための結合メカニズム(結合デバイス)8を具備する。この点は以下で図2を参照して詳細に説明する。
この例において、結合デバイス8は柔軟バネ(連続)構造体6によって一体的に形成された(ワンピースの)戻り止め機構から成る。それによって、外側バネアーム6aが弾性的に変形される間、スペーサ(内側バネ部分6bまたはヒンジ)は短絡される。
言い換えれば、戻り止め機構8は外側バネアーム6aの一つの遠位端からもう一方の外側バネアーム6aの遠位端の方向に伸長し、かつ、もう一方の外側バネアーム6aにおいて形成された戻り止めストリップ12の方向に伸長するフック形状のレッグ10を有する。戻り止め機構は内側バネ部分6b(スペーサ)の結合されたバネレッグまで伸長して構成される。レッグ10の長さ(長手方向に伸長する)は戻り止めストリップ12の後ろでポジティブに係合するために、内側バネ部分(すなわち、2つの内側バネレッグ)は弾性的に(ヒンジの場合には塑性的に)圧縮されなければならないような寸法を有する。それにより、2つの外側バネアーム6aはその遠位自由端において互いの方向に弾性的にバイアスされて移動する。図2に示すような結合デバイス8の係合状態はこのようにして生じる。
この状態において、内側バネ部分6bは短絡されて(すなわち、柔軟バネ(連続)構造体6の力の流れから除去され)ており、その結果柔軟バネ(連続)構造体6のバネ特性を変化させることができる。さらに、外側バネアーム6aもバイアスされており、それによってクランプ力がクローズ位置においてクランプ位置までさらに増加する。
図3に示すように、医療用クリップを開放するために、結合デバイス8が閉止するとき2つのストッププレート6cがバネ力に対抗して互いの方へ移動する。それによって、クランプ部分2aは離隔されている。開放位置を維持するために、付加的なクランプがストッププレート6cに取り付けられて、それを一緒に保持する。
理論的には、レッグ10を押すことにより、戻り止めストリップ12による係合から、結合デバイス8を手で開放することも可能であるが、内側バネ部分6bは柔軟バネ(連続)構造体6の力の流れに結合される。この場合、外側バネアーム6aの2つの遠位自由端が互いから離隔され、バイアスが解放される。この状態において、クリップはもはやバイアスされていない柔軟バネ(連続)構造体6に対してわずかに開放されている。柔軟バネ(連続)構造体6は短絡を解除することによってより柔軟になり、隣接するストッププレート6cに取り付けられるクランプ(図3参照)によって最大位置に保持される。
本願発明に従うクリップは好適に射出成形部品(バネ構造体を含む)として製造される。しかし、パンチング、ワイヤ侵食加工またはレーザカッティングによる単一材料のシート部材として製造されてもよい。好適には、特定のバネ弾性を達成するように柔軟バネとして与えられた少なくとも一部の領域を好適に硬化させてもよい。代替的に、少なくとも外側バネアーム6aおよびスペーサ(内側バネ部分6b)からなるバネ構造体を製造することが可能である。または、動作バー4aをスプリング鋼のクランプ部分2とは別に(例えば、カッティング、パンチングまたはレーザカッティングによって)製造し、その後、溶接または半田付けによりクランプ部分2へそれを結合することも可能である。
図1から図3に示す2つの外側バネアーム6aのレイアウト形状は、C字形または円弧形状であり、バネアーム6a内で実質的に連続する一定の曲げ応力が実現される点で有利である。これにより、材料の特性が、最適に利用される。さらに、閉止力は再現可能製造プロセスのため非常に一定に維持される。
以上、説明された手術用クリップは、各々が好適に直線的に伸長する(バー形状の)クランプ部分2および動作部分4からなる2つのクリップブランチ、および、それを介して2つのクリップブランチが互いに好適にワンピースで結合される柔軟バネ構造体6を有する。本願発明に従い、柔軟バネ構造体6は、クリップブランチ1の間で、クランプ部分2の方向へ動作部分4に沿って膨出するように、少なくともひとつのセクション(中央部)に配置されるかまたは形成される。柔軟バネ構造体6は対向する方向に伸長する多くの連続的に結合された個々のバネアームによって構成されている。また、柔軟バネ構造体は、所定の位置にバネバイアス力を印加して、バネ特性を変化させるためのバネ構造体の少なくとも一部を選択的に短絡させるための結合メカニズムを有する。
好適に、クランプ部分は、対向する動作部分の方向への適切な(隣接する)動作部分の移動と同時に、対向するクランプ部分から離れて移動するブランチの軸方向部分として画定される。2つのブランチの枢動位置は、2つのクリップブランチを結合する柔軟バネ構造体のバネアームによって、かつ、付加的に少なくとも一部または全長にわたってバネ弾性を有する動作部分によって、画定される。
独国特許出願公開第DE202010008512号明細書 米国特許第6,179,850号明細書 欧州特許出願公開第EP0122046号明細書 独国特許出願公開第DE202010008714号明細書 独国特許第DE19858580号明細書

Claims (16)

  1. 手術用クリップであって、
    各々がクランプ部分および動作部分を含む2つのクリップブランチと、
    前記2つのクリップブランチを結合する柔軟バネ構造体であって、前記手術用クリップにバイアス力を印加する柔軟バネ構造体と
    を備え、
    前記柔軟バネ構造体は複数の連続して結合されたバネアームまたはバネ部分から構成され、前記柔軟バネ構造体は結合デバイスを有し、当該結合デバイスは、前記柔軟バネ構造体の一部を選択的に短絡し、
    前記手術用クリップはワンピースであり、かつ、単一材料からなる、ことを特徴とする手術用クリップ。
  2. 記結合デバイスは、少なくとも2つのバネアームの間に配置され、前記バネアームまたはバネ部分を少なくとも部分的な係合状態において短絡する、ことを特徴とする請求項1に記載の手術用クリップ。
  3. 前記結合デバイスは前記柔軟バネ構造体に沿って配置および/または構成され、前記バネアームまたはバネ部分を係合するために、互いに直接結合されるよう少なくともひとつのバネアームまたはバネ部分の弾性屈曲が、前記バイアスを生成または増加するために要求される、ことを特徴とする請求項1または2に記載の手術用クリップ。
  4. 前記クリップブランチは前記手術用クリップを閉じる方向で、前記結合デバイスを短絡させることによってバイアスされる、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の手術用クリップ。
  5. 前記柔軟バネ構造体は、少なくとも前記クリップブランチの間の領域で、前記動作部分に沿って前記クランプ部分の方向へ膨出し、かつ、前記動作部分に沿って伸長する少なくとも2つの外側バネアームを形成する、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の手術用クリップ。
  6. 前記2つの外側バネアームは、単一材料でそれらのひとつの近位端において前記動作部分に結合され、かつ、前記クランプ部分の方に向いたそれらの自由遠位端において前記結合デバイスによって互いに結合され、前記外側バネアームは、一緒になって、U、CまたはV字形のレイアウトを形成する、請求項5に記載の手術用クリップ。
  7. 係合すると、前記結合デバイスは前記2つの外側バネアームをその自由遠位端において、バネ弾性的かつ直接的に相互結合する、ことを特徴とする請求項6に記載の手術用クリップ。
  8. 前記柔軟バネ構造体は、U、VまたはC字形状のスペーサである内側バネ部分を有し、それによって、前記外側バネアームの前記自由遠位端が非バイアス状態で相互結合され、かつ、前記近位端の方向に膨出する、ことを特徴とする請求項6または7に記載の手術用クリップ。
  9. 前記結合デバイスは前記外側バネアームの前記自由遠位端の領域内に配置されるか構成され、前記スペーサである前記内側バネ部分が前記結合デバイスによって短絡される、ことを特徴とする請求項8に記載の手術用クリップ。
  10. 前記結合デバイスは当該結合デバイスを係合させまたは離脱させるための手動動作可能な戻り止め機構を有する、ことを特徴とする請求項から9のいずれか一項に記載の手術用クリップ。
  11. 前記戻り止め機構は、一方の前記外側バネアームまたは前記バネ部分の前記自由遠位端から、他方の前記外側バネアームまたは前記バネ部分の前記自由遠位端の方向へ一体として伸長するフック形状のレッグを有し、前記レッグと係合する一体材料の戻り止めエッジが、前記他方の前記外側バネアームまたは前記バネ部分の前記自由遠位端において、アンダーカットで形成されている、ことを特徴とする請求項10に記載の手術用クリップ。
  12. 前記結合デバイスは、係合のために短絡される内側バネ部分が圧縮されることが必要であるように形成され、同時に、力の流れ内に保持される前記外側バネアームまたはバネ部分が前記クリップの閉止方向にバイアスされる、ことを特徴とする請求項7から9のいずれか一項に記載の手術用クリップ。
  13. 前記手術用クリップは、前記2つの対向するクランプ部分が、歯状または波形のトリミングを有する直線的に伸長するクランプバーを含む、直線ブランチデザインである、ことを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の手術用クリップ。
  14. 前記2つの動作部分の各々は、前記柔軟バネ構造体に関して、全長にわたってまたは部分的に硬い動作バーを構成し、前記動作バーの各々の近位側には停止プレートが設けられ、前記バイアスの境界を定める最大動作経路に達したとき、それらは互いに当接する、ことを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載の手術用クリップ。
  15. 前記手術用クリップは、パンチングまたはレーザカッティングによって製造されたシート部材である、ことを特徴とする請求項1から14のいずれか一項に記載の手術用クリップ。
  16. 前記柔軟バネ構造体は前記クリップブランチとは別にバネ鋼によって製造され、ひとつの材料で半田付けまたは溶接によって前記2つのクリップブランチに結合され、前記柔軟バネ構造体を有する前記手術用クリップは、単一材料から一体的に形成されている、ことを特徴とする請求項1から15のいずれか一項に記載の手術用クリップ。
JP2015507554A 2012-04-27 2013-04-26 手術用クリップ Active JP6277179B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102012103727.2 2012-04-27
DE102012103727A DE102012103727A1 (de) 2012-04-27 2012-04-27 Einteiliger Chirurgischer Clip
PCT/EP2013/058738 WO2013160452A1 (de) 2012-04-27 2013-04-26 Einteiliger chirurgischer clip

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015516218A JP2015516218A (ja) 2015-06-11
JP6277179B2 true JP6277179B2 (ja) 2018-02-07

Family

ID=48227278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015507554A Active JP6277179B2 (ja) 2012-04-27 2013-04-26 手術用クリップ

Country Status (8)

Country Link
US (1) US9861365B2 (ja)
EP (1) EP2840978B1 (ja)
JP (1) JP6277179B2 (ja)
KR (1) KR102073438B1 (ja)
CN (1) CN104244846B (ja)
DE (1) DE102012103727A1 (ja)
ES (1) ES2927927T3 (ja)
WO (1) WO2013160452A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9901351B2 (en) * 2012-11-21 2018-02-27 Atricure, Inc. Occlusion clip
RU2661273C1 (ru) 2013-11-21 2018-07-13 Этрикьюэ Инк. Окклюзирующий зажим
WO2015153646A1 (en) * 2014-03-31 2015-10-08 Adrian Edward Park Minimally invasive surgery tissue (mist) clip
EP3264996A4 (en) * 2015-03-04 2018-12-05 Endogear LLC Endoscopic clip
CN104905897B (zh) * 2015-06-10 2017-11-14 无锡市第二人民医院 一种动物实验用胆道支架置入装置
CN105476688B (zh) * 2015-10-12 2018-03-27 南京大学医学院附属鼓楼医院 血管夹不同张口度处夹力的简易测定装置
DE102017127290A1 (de) 2017-11-20 2019-05-23 Aesculap Ag Chirurgischer clip mit bügellosem führungssystem
DE102018103903A1 (de) 2018-02-21 2019-08-22 Aesculap Ag Chirurgischer Clip
CN112704538B (zh) * 2019-10-25 2022-11-29 苏州英途康医疗科技有限公司 施夹器轴组件及医疗手术施夹器

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3604071A (en) 1969-07-25 1971-09-14 Codman & Shurtleff One-piece plastic towel clamp
US4337774A (en) * 1978-06-14 1982-07-06 Metatech Corporation Micro surgical clip
JPS59168848A (ja) 1983-03-11 1984-09-22 エチコン・インコ−ポレ−テツド 非金属製の生物に適合性の無菌の外科装置
US4835824A (en) 1988-04-13 1989-06-06 Durham Vaughn L Medical clamp
JPH01310654A (ja) 1988-06-09 1989-12-14 Shigekiyo Fujita 脳動脈瘤クリップ
US5236440A (en) * 1992-04-14 1993-08-17 American Cyanamid Company Surgical fastener
US5725763A (en) 1996-06-24 1998-03-10 Millipore Corporation Vacuum filtration device sealable vacuum vent
US6210419B1 (en) 1998-12-18 2001-04-03 Aesculap Ag & Co. Kg Surgical clip
DE19858580C1 (de) * 1998-12-18 2000-09-07 Aesculap Ag & Co Kg Gefäßclip
US6179850B1 (en) * 1999-01-07 2001-01-30 Tushar Madhu Goradia Method and apparatus for modulating flow in biological conduits
US7713284B2 (en) * 2006-09-13 2010-05-11 Crofford Theodore W Self-opening skin staple
JP3157486U (ja) 2009-12-04 2010-02-18 中村 正一 外科手術用クリップ
BR112012018338B8 (pt) * 2009-12-22 2021-06-22 Cook Medical Technologies Llc dispositivos médicos com garras giratórias e desmontáveis
DE102010037468A1 (de) 2010-09-10 2012-03-15 Aesculap Ag Chirurgischer Clip
DE202010008512U1 (de) 2010-09-10 2010-11-04 Aesculap Ag Chirurgischer Clip
DE202010008714U1 (de) 2010-10-04 2010-12-02 Aesculap Ag Chirurgischer Clip
DE102010037949A1 (de) 2010-10-04 2012-04-05 Aesculap Ag Chirurgischer Clip
JP6330377B2 (ja) * 2014-03-06 2018-05-30 大日本印刷株式会社 基板付蒸着マスク装置の製造方法、基板付蒸着マスクおよびレジストパターン付基板

Also Published As

Publication number Publication date
US20150057684A1 (en) 2015-02-26
ES2927927T3 (es) 2022-11-11
DE102012103727A1 (de) 2013-10-31
CN104244846A (zh) 2014-12-24
KR102073438B1 (ko) 2020-02-04
CN104244846B (zh) 2018-04-13
US9861365B2 (en) 2018-01-09
EP2840978B1 (de) 2022-08-24
EP2840978A1 (de) 2015-03-04
JP2015516218A (ja) 2015-06-11
WO2013160452A1 (de) 2013-10-31
KR20150003899A (ko) 2015-01-09
WO2013160452A4 (de) 2013-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6277179B2 (ja) 手術用クリップ
CN104936549B (zh) 牙科正畸扩展器
RU2015125470A (ru) Хирургическое сшивающее устройство со встроенным тампоном для отклонения наконечника
US6485411B1 (en) Endoscope shaft with superelastic alloy spiral frame and braid
US5074784A (en) Orthodontic assembly
WO2000072770B1 (en) Shape-memory coupling especially for spinal fixator
JPH0642658Y2 (ja) 歯列矯正用ばね部材
JP2008508063A5 (ja)
DE10045802C1 (de) Zusammengesetzter Palatinalbogen für die Zahnstellungskorrektur
US20140114332A1 (en) Surgical clip
CN109864772A (zh) 显微手术器械以及手柄的改进
JP2016526955A (ja) 外科用クリップ、特に動脈瘤クリップ
JP7357627B2 (ja) 外科クリップ
KR102632828B1 (ko) 제1 요소를 제2 요소에 체결하기 위한 클립, 및 이러한 종류의 클립을 갖는 장치
JP2004503276A5 (ja)
CN111601558A (zh) 具有无夹板导引系统的手术夹子
JP2006305230A (ja) 動脈瘤クリップおよびその製造方法
US6425758B1 (en) Flexible spring brace for the correction of tooth misalignment
JP5633754B2 (ja) 管体性能比較表示装置
EP3459470B1 (de) Plastisch verformbarer chirurgischer clip
JP2004065797A5 (ja)
JP2017500914A (ja) 電極の長手方向スライドを制御するためのトランスポータ
JPWO2023277121A5 (ja)
JP2017018382A (ja) 爪矯正具
JP2019088353A (ja) 狭範囲手術用開創器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160413

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170314

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20170614

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20170810

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170831

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6277179

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250