JP2016525484A5 - - Google Patents

Claims (18)

1. 補強製品（２１）であって、前記補強製品は、
   ‐エラストマーマトリックス（２３）を有し、
   ‐前記エラストマーマトリックス（２３）中に埋め込まれた数本の補強要素（４４）を有し、前記補強要素（４４）は、主要方向（Ｘ１）に並べて配列され、各補強要素（４４）は、
   ‐少なくとも１本のフィラメント状要素（４６）と、
   ‐前記フィラメント状要素（４６）を被覆し、熱可塑性ポリマー組成物の少なくとも１つの層（５０）を備える少なくとも１つのシース（４８）と、を有し、
   前記シースの裏側上に存在するエラストマーの平均最小厚さＯＤＯと前記補強製品（２１）の平均厚さＥとの比Ｒ１＝ＯＤＯ／Ｅは、０．１７以下であり、エラストマーの平均最小厚さＯＤＯ及び前記補強製品（２１）の平均厚さＥは、前記主要方向（Ｘ１）に実質的に垂直な方向（Ｙ１）に測定される、補強製品（２１）。
2. 前記比Ｒ１は、０．１５以下である、請求項１記載の補強製品（２１）。
3. 前記比Ｒ１は、０．１０以下である、請求項１又は２記載の補強製品（２１）。
4. 前記比Ｒ１は、０．０７以下である、請求項１〜３のうちいずれか一に記載の補強製品（２１）。
5. 前記平均最小厚さＯＤＯは、０．１７ｍｍ以下である、請求項１〜４のうちいずれか一に記載の補強製品（２１）。
6. 前記平均最小厚さＯＤＯは、０．１１ｍｍ以下である、請求項１〜５のうちいずれか一に記載の補強製品（２１）。
7. 前記主要方向（Ｘ１）における２つの連続して位置する補強要素（４４）を互いに隔てるエラストマーの平均最小厚さＢと前記補強製品（２１）の前記平均厚さＥとの比Ｒ２＝Ｂ／Ｅは、１以下である、請求項１〜６のうちいずれか一に記載の補強製品（２１）。
8. 前記主要方向（Ｘ１）における２つの連続して位置する補強要素（４４）を互いに隔てるエラストマーの平均最小厚さＢと前記補強製品（２１）の前記平均厚さＥとの比Ｒ２＝Ｂ／Ｅは、０．３以下である、請求項１〜７のうちいずれか一に記載の補強製品（２１）。
9. 各補強要素（４４）は、単一のフィラメント状要素（４６）を有する、請求項１〜８のうちいずれか一に記載の補強製品（２１）。
10. 各フィラメント状要素（４６）は、数本の要素モノフィラメント（５４）を含む、少なくとも１本のマルチフィラメントストランド（５２）から成る、請求項１〜９のうちいずれか一に記載の補強製品（２１）。
11. 各フィラメント状要素（４６）は、単一のマルチフィラメントストランド（５２）から成る、請求項１０記載の補強製品（２１）。
12. 各基本モノフィラメント（５４）は、金属製である、請求項１０又は１１記載の補強製品（２１）。
13. 各基本モノフィラメント（５４）は、０．１０ｍｍから０．３５ｍｍまでの範囲にある直径を有する、請求項１０〜１２のうちいずれか一に記載の補強製品（２１）。
14. 各フィラメント状要素（４６）は、前記主要方向（Ｘ１）に実質的に垂直な前記方向（Ｙ１）で見て平均バルクＤを有し、前記平均バルクＤと前記補強製品（２１）の前記平均厚さＥとの比Ｒ３＝Ｄ／Ｅは、１以下である、請求項１〜１３のうちいずれか一に記載の補強製品（２１）。
15. 各フィラメント状要素（４６）は、前記主要方向（Ｘ１）に実質的に垂直な前記方向（Ｙ１）で見て平均バルクＤを有し、前記平均バルクＤと前記補強製品（２１）の前記平均厚さＥとの比Ｒ３＝Ｄ／Ｅは、０．６以下である、請求項１〜１４のうちいずれか一に記載の補強製品（２１）。
16. 請求項１〜１５のうちいずれか一に記載の補強製品（２１）を有する、タイヤ（１０）。
17. 前記タイヤは、トレッド（２０）を載せたクラウン（１２）と、２つのサイドウォール（２２）と、２つのビード（２４）とを有し、各サイドウォール（２２）は、各ビード（２４）を前記クラウン（１２）に連結しており、前記タイヤは、前記ビード（２４）の各々に固定され、前記サイドウォール（２２）を通って前記クラウン（１２）まで延びるカーカス補強材（３２）と、前記カーカス補強材（３２）と前記トレッド（２０）との間に半径方向に介在して設けられたクラウン補強材（１４）とを更に有し、前記クラウン補強材（１４）は、前記補強製品（２１）を含む、請求項１６記載のタイヤ（１０）。
18. 前記クラウン補強材（１４）は、前記補強製品（２１）を含むワーキング補強材（１５）と、前記ワーキング補強材（１５）と前記トレッド（２０）との間に半径方向に介在して設けられたフープ補強材（１７）とを含む、請求項１７記載のタイヤ（１０）。