JP2016524519A5 - - Google Patents

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  1. 化学物質、特に、酸、硝酸、硫酸、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、硝酸カルシウム、NO、NO、NO、N、又は、酸化された揮発性有機化合物のいずれかを、反応装置(211、…、214)において、低温プラズマという手段によって製造するための化学プロセスであって、
    第一の電極(51)、及び、第二の電極(522)を含み、一方に対して他方を配置することにより、それらの間にプラズマ発生領域(521)を規定している、上記反応装置(211、…、214)の発生装置(111、112、113)中において、上記低温プラズマを発生し、
    その第一の電極(51)及び/又は第二の電極(522)は、電源(15、16)によって供給されることで、電位差を、それらの間における、上記プラズマ発生領域(521)に定め、
    気体に、上記プラズマ発生領域(521)を横断させることによって、プラズマガスを得、
    上記第二の電極(522)は液体電極であり、
    上記第一の電極(51)は、回転可能であり、好ましくは、約2800rpmの最大回転速度にて駆動する、化学プロセス。
  2. 上記プラズマ発生領域(521)を横断した上記プラズマガスが、上記プラズマ発生領域(521)に再循環され、上記プラズマガスのうちの再循環される一部は、上記発生装置を離れる上記プラズマガス、又は、プロセスのさらなる工程に向けて上記反応装置を離れる上記化学物質、特に、上記酸に対して、1:10〜10:1の範囲内に含まれる割合にある、請求項1に記載の化学プロセス。
  3. 化学物質、特に、酸、硝酸、硫酸、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、硝酸カルシウム、NO、NO、NO、N、又は、酸化された揮発性有機化合物のいずれかを、反応装置(201、202)において、低温プラズマという手段によって製造するための化学プロセスであって、
    外部電極(2)、及び、内部電極(1)を含み、一方が他方を囲むように配置することで、それらの間にプラズマ発生領域(121)を規定する反応装置(201、202)の発生装置(101、102)中において、低温プラズマを発生し、
    その内部電極(1)、及び/又は、外部電極(2)は、電源(15、16)によって供給されることで、電位差を、それらの間における上記プラズマ発生領域(121)に定め、
    上記内部電極(1)及び外部電極(2)は、一方に対して他方を回転させ、
    気体に、上記プラズマ発生領域(121)を横断させることによって、プラズマを得、
    上記プラズマ発生領域(121)を横断したプラズマガスの一部を、上記プラズマ発生領域(121)に再循環させ、
    上記外部電極(2)は、上記プラズマガスの流れに対して、少なくとも1つの再循環排出口(5)の下流に配置されている、プラズマガスの付加的な排出口(10)を有している、化学プロセス。
  4. 上記プラズマガスのうちの再循環される一部は、上記発生装置を離れる上記プラズマガス、又は、プロセスのさらなる工程に向けて、反応装置を離れる、上記化学物質、特に、酸に対して、1:10〜10:1の範囲内に含まれる割合にある、請求項に記載の化学プロセス。
  5. 少なくとも1つの発生装置(101、102)は、内部電極(1)の長手方向軸(L)が導電性液体の自由表面(18)に対して、実質的に垂直であるように配置されている、前述の請求項に記載の化学プロセス。
  6. 導電性液体は、プラズマ発生領域(121)に入る気体を冷却するために使用され、上記プラズマ発生領域(121)に入る蒸気を好ましくは発生させ、反応装置において生成した酸、及び、気体/蒸気に対する凝縮工程を含む、請求項3〜5のいずれか1項に記載の化学プロセス。
  7. 縮工程の下流において、液体−気体の分離工程、及び、上記凝縮工程の下流において、少なくとも1回の冷却工程、好ましくは噴霧−冷却工程をさらに含む、前述の請求項に記載の化学プロセス。
  8. の生成物を増やすのに適している付加的な反応工程を含み、当該付加的な反応工程が、上記凝縮工程、及び、好ましくは少なくとも1回の上記冷却工程の下流に設けられており、上記付加的な反応工程は、好ましくは噴霧、又は、スプレー手段を用いることによって、凝縮した酸と、気体/蒸気との間の接触面の増大をもたらし、凝縮した酸の再循環をもたらす、請求項に記載の化学プロセス。
  9. 生装置(111、112、113)の付加的な反応工程から気体/蒸気の再循環工程をさらに含む、請求項に記載の化学プロセス。
  10. は、HSOであり、プロセスは、硫黄の煙霧を生成する工程を含み、後者は、発生装置(111、112、113)プラズマ発生領域(521)を横断する投入ガスである、前述の請求項に記載の化学プロセス。
  11. ラズマ発生領域(521)への硫黄の煙霧の注入の前に、少なくとも1回の上記硫黄の煙霧の冷却工程を含み、酸は硝酸であり、発生装置(111、112、113)の上記プラズマ発生領域(521)を横断する投入ガスは空気である、前述の請求項のいずれか1項に記載の化学プロセス。
  12. 特に、酸、硝酸、硫酸、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、硝酸カルシウム、NO、NO、NO、N、又は、酸化された揮発性有機化合物のいずれかを製造するためのプロセスにおいて使用するのに適している、低温プラズマの発生装置(111、112、113)であって、
    その装置(111、112、113)は、第一の電極(51)、及び、第二の電極(52、522)を含んでおり、それらの間にプラズマ発生領域(521)を規定するように配置されており、
    その第一の電極(51)及び/又は第二の電極(52、522)は、電源(515、516)に接続されているか、又は、接続可能であることで、使用において、電位差を上記プラズマ発生領域(521)に定め、
    その装置(111、112、113)は、上記プラズマ発生領域(521)を横断すべき気体のための吸入口(58、55)、及び、上記プラズマ発生領域(521)を横断しているプラズマガスのための少なくとも1つの再循環排出口(55、58)を有しており、
    上記装置(111、112、113)は、上記第二の電極(52、522)が、液体電極であるように構成されており、
    上記第一の電極(51)は、回転可能である、低温プラズマの発生装置(111、112、113)。
  13. 本体(52)を含み、上記本体(52)内に、上記第一の電極(51)が、少なくとも部分的に受け入れられている、請求項12に記載の発生装置(111)。
  14. 入口(58、55)及び/又は少なくとも1つの再循環排出口(55、58)が、本体(52)に収められており、上記吸入口(58、55)、又は、少なくとも1つの上記再循環排出口(55、58)は、上記本体(52)の端、好ましくは底に配置されており、少なくとも1つの上記再循環排出口(55、58)及び上記吸入口(58、55)は、上記本体(52)の側壁又は縁に配置されている、前述の請求項に記載の発生装置(111)。
  15. 体(52)は、プラズマガスのための複数の再循環排出口(55)を有しており、その排出口(55)は、好ましくは、上記本体(52)の側壁又は縁に配置されており、上記本体(52)及び第一の電極(51)は、夫々の長手方向軸(L)が実質的に平行又は一致しており、好ましくは、軸の共通の方向は、上記第一の電極(51)の回転の軸(A)のそれに対しても一致しているか、上記本体(52)及び上記第一の電極(51)は、同軸上に、又は偏心して配置されており、装置は、プラズマ発生領域(521)を通じて気体を引き込むのに適している気体吸入手段(54)を含んでいる、請求項1214のいずれか1項に記載の発生装置(111)。
  16. 体(52)の断面積は、第一の電極(51)の上記断面積よりも約25〜100倍の大きさを有しており、上記本体(52)の直径は、上記第一の電極(51)の直径よりも約5〜10倍の大きさを有しており、上記本体(52)は、好ましくはそれらの側壁又は縁に配置されている、少なくとも1つの液体吸入口(555)を有しており、当該配置にすることで、上記液体吸入口(555)が、上記本体(52)を液体電極(522)に部分的に浸漬することを可能にし、少なくとも1つの上記液体吸入口(555)及び少なくとも1つの上記再循環排出口(55、58)は、上記本体(52)の夫々の一部において、実質的に一方が他方に直交して配置されている、請求項1215のいずれか1項に記載の発生装置(111)。
  17. 体吸入手段(54)は、回転翼又は羽根車を含んでおり、後者は、回転可能な第一の電極(51)に対し、好ましくは接続されており、より好ましくは固定されており、上記回転翼又は羽根車は、好ましくは、少なくとも部分的に、プラスチック材料でできている、前述の請求項に記載の発生装置(111)。
  18. 体吸入手段は、本体(52)の外側に配置されている、回転翼又は羽根車(64)、好ましくは、遠心回転翼又は羽根車を含んでいる、請求項2に従属しているときの、請求項1217のいずれか1項に記載の発生装置(112)。
  19. 体吸入手段は、本体(52)の内径の約70〜95%、より好ましくは約60〜90%の範囲内に含まれる直径を有している回転翼又は羽根車(54)を含んでいる、請求項2に従属しているときの、請求項12に記載の発生装置(111)。
  20. 一の電極(51)と第二の電極(51、522)との間に放電を引き起こすためのトリガー手段(53)を含んでおり、上記トリガー手段(53)は、尖端効果に基づいていて、上記第一の電極(51)に接続されており、好ましくは固定されている、請求項1219のいずれか1項に記載の発生装置(111)。
  21. 前述の請求項のいずれか1項に記載の発生装置(111、112、113)と、
    上記発生装置(111、112、113)における第一の電極(51)、及び/又は、第二の電極(52、522)に接続されているか、又は、接続可能である高い周波数又は高い電圧の発生装置と、上記発生装置(111、112、113)における上記電極(51、52、522)のうちの1つを、好ましくは約2800rpmの最大回転速度で、回転するように駆動させるのに適しているモータと、を含んでいる、発生装置のアセンブリ。
  22. 特に、酸、硝酸、硫酸、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、硝酸カルシウム、NO、NO、NO、N、又は、酸化された揮発性有機化合物を製造するためのプロセスにおいて使用するのに適している、反応装置(211、…、214)であって、
    その装置(211、…、214)は、少なくとも1つの発生装置(111、112、113)、又は、前述の請求項のいずれか1項に記載の発生装置のアセンブリを含み、上記装置(211、…、214)は、少なくとも1つの上記発生装置(111、112、113)において発生したプラズマガスが関与する反応によって上記反応装置において得られた気体/蒸気を出すための少なくとも1つの排出口(510)を有している、反応装置(211、…、214)。
  23. その装置(211)は、少なくとも1つの発生装置(111、112、113)における液体電極(522)を受け入れるのに適している槽領域(580)を有している、前述の請求項に記載の反応装置(211)。
  24. 外部のケーシング(511)と、少なくとも部分的に上記ケーシング(511)の内部に配置されている、少なくとも1つの上記発生装置(111、112、113)と、液体電極(522)の水準を、制御及び/又は調整するための手段(518)と、を含んでおり、上記ケーシング(511)は、槽領域(580)を規定している、請求項22又は23に記載の反応装置(211)。
  25. 上記ケーシング(511)は、導電性液体吸入口(513)及び気体吸入口(512)を有しており、好ましくは、一方が他方に隣接して配置されており、上記ケーシング(511)は、その上端の一部に好ましくは配置されている、気体/蒸気の排出口(510)を有している、請求項24に記載の反応装置(211)。
  26. 少なくとも1つの上記発生装置(111、112、113)は、第一の電極(51)の長手方向軸(L)が、実質的に水平なように配置されている、請求項2225のいずれか1項に記載の反応装置(211)。
  27. 請求項2226のいずれか1項に記載の反応装置(211、…、214)、又は、請求項1220のいずれか1項に記載の発生装置(111、112、113);と、
    上記反応装置(211、…、214)、又は、上記発生装置(111、112、113)に動作可能なように接続されていることで、そこから出された気体/蒸気を投入するように受け入れる凝縮装置(70)と、を含んでいる、化学プラント(300、…、305)。
  28. 上記凝縮装置(70)の下流に配置されている、液体−気体分離装置(80)をさらに含む、請求項27に記載の化学プラント(302)。
  29. 上記凝縮装置(70)の下流に配置されている、少なくとも1つの冷却装置(90)をさらに含んでおり、当該冷却装置は、好ましくは霧反応装置(90)、及び、上記凝縮装置(70)の下流及び好ましくは少なくとも1つの冷却装置(90)の下流に配置されている、少なくとも1つの接触反応装置(40)を含んでいる、請求項27に記載の化学プラント(303、304)。
  30. 触反応装置(40)は、凝縮した生成物の循環手段(42〜44)を含んでいる、前述の請求項に記載の化学プラント(303、304)。
  31. 応装置(211、…、214)における上記接触反応装置(40)から気体を引き寄せるのに適している、上記接触反応装置(40)と上記反応装置(211、…、214)との間の連絡手段(47、48、124)をさらに含み、冷却装置(90)、及び/又は、上記接触反応装置(40)は、(複数の)装置内で受け取った、凝縮された生成物の霧状化手段(94、46)を含んでいる、請求項29又は30に記載の化学プラント(304)。
  32. 硫黄の煙霧を生成するのに適しており、上記反応装置(201、202)の上流に配置されている、少なくとも1つの硫黄のバーナー(30)をさらに含んでおり、(複数の)バーナー(30)の下流、及び、上記反応装置(201、202)の上流に配置されている、少なくとも1つの冷却装置(35)を含んでおり、硝酸、又は硫酸を製造する、請求項27に記載の化学プラント(304)。
  33. 特に、酸、硝酸、硫酸、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、硝酸カルシウム、NO、NO、NO、N、又は、酸化された揮発性有機化合物のいずれかを製造するためのプロセスにおいて使用するのに適している低温プラズマの発生装置であって、
    その装置(101、102)は、
    一方が他方を囲むように配置することで、それらの間にプラズマ発生領域(121)を規定する、内部電極(1)及び/又は外部電極(2)、
    ここで、上記内部電極(1)及び/又は外部電極(2)は、電源(15、16)に接続されているか、又は、接続可能であることで、使用において、電位差を上記プラズマ発生領域(121)に定め、
    上記内部電極(1)及び外部電極(2)は、一方に対して他方が回転可能であり、
    上記外部電極(2)は、上記プラズマ発生領域(121)を横断すべき気体のための吸入口(8)、及び、上記プラズマ発生領域(121)を横断した少なくとも1つのプラズマガスのための再循環排出口(5)を有している;と、
    上記外部電極(1)と内部電極(2)との間に放電を引き起こすためのトリガー手段(3、3a)であって、二つの電極(1、2)のうちの回転電極(1)に接続され、好ましくは固定されている、トリガー手段(3、3a);と、
    上記プラズマ発生領域(121)を通じて気体を引き込むのに適している、気体吸入手段(4)であって、上記二つの電極(1、2)のうちの回転電極(1)に接続され、好ましくは固定されている気体吸入手段(4);と、を含んでおり、
    ここで、上記外部電極(2)は、上記プラズマガスの流れに対して、少なくとも1つの再循環排出口(5)の下流に配置されている、プラズマガスの付加的な排出口(10)を有している、低温プラズマの発生装置。
  34. 上記外部電極(2)及び内部電極(1)の両方は、回転可能であり、上記外部電極(2)及び内部電極(1)は、夫々の長手方向軸(L)が、実質的に平行又は一致しており、軸の共通の方向は、好ましくは、関連している回転の軸(A)のそれにも一致するように配置されている、請求項33に記載の発生装置(101)。
  35. 上記内部電極(1)の中間支持材(7)を含み、当該中間支持材(7)は、上記二つの電極(1、2)の間において電気絶縁性を確保するのに適しており、
    上記外部電極(2)の断面積は、上記内部電極(1)の断面積よりも約25〜100倍の大きさを有している、請求項33又は34に記載の発生装置(101)。
  36. 上記外部電極(2)及び内部電極(1)は、両方、実質的に円形の断面を有しており、上記外部電極(2)の直径は、上記内部電極(1)の直径よりも約5〜10倍の大きさを有しており、上記内部電極(1)は、好ましくは、約20〜200mmの範囲内に含まれる直径で、実質的に円形の断面を有しており、上記外部電極(2)、及び/又は、上記内部電極(1)は、約200mmと同じか、より大きな長さを有している、請求項3335のいずれか1項に記載の発生装置(101)。
  37. 上記外部電極(2)、及び/又は、上記内部電極(1)は、約200mmと同じか、より大きな長さを有しており、気体吸入口(8)は、上記外部電極(2)の端に、好ましくは底に配置されており、少なくとも1つの上記再循環排出口(5)は、上記外部電極(2)の側壁又は縁に配置されている、請求項3336のいずれか1項に記載の発生装置(101)。
  38. 少なくとも1つの上記再循環排出口(5)は、上記外部電極(2)の断面積と実質的に同じか、より大きな出口面積を規定している、請求項3337のいずれか1項に記載の発生装置(101)。
  39. 上記外部電極(2)は、上記プラズマガスのための複数の再循環排出口(5)を有しており、当該排出口(5)は、好ましくは、上記外部電極(2)の側壁又は縁に配置されており、上記外部電極(2)は、上記プラズマガスの流れに対して、少なくとも1つの再循環排出口(5)の下流に配置されている、プラズマガスの付加的な排出口(10)を有している、請求項3338のいずれか1項に記載の発生装置(101)。
  40. 上記トリガー手段(3)は、上記電極(1、2)の回転電極(1)に固定されており、上記トリガー手段(3)は、尖端効果に基づいており、実施的に櫛形である、請求項3339のいずれか1項に記載の発生装置(101)。
  41. 上記気体吸入手段は、上記内部電極(1)及び外部電極(2)のうちの回転電極(1)に固定されている回転翼又は羽根車(4)を含んでおり、当該回転翼又は羽根車(4)は、好ましくは、少なくとも部分的にプラスチック材料でできている、請求項3340のいずれか1項に記載の発生装置(101)。
  42. 請求項3341のいずれか1項に記載の発生装置(101、102)と、
    上記発生装置(101、102)における内部電極(1)及び/又は外部電極(2)に接続されているか、又は、接続可能である高い周波数又は高い電圧の発生装置と、を含んでいる、発生装置のアセンブリ。
  43. 特に、酸、硝酸、硫酸、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、硝酸カルシウム、NO、NO、NO、N、又は、酸化された揮発性有機化合物を製造するためのプロセスにおいて使用するのに適している反応装置(201、202)であって、
    その装置(201、202)は、
    少なくとも1つの発生装置(101、102)であって、
    一方が他方を囲むように配置することで、それらの間にプラズマ発生領域(121)を規定する、外部電極(1)及び内部電極(2)、
    ここで、上記内部電極(1)及び/又は外部電極(2)は、電源(15、16)に接続されているか、又は、接続可能であることで、使用において、電位差を上記プラズマ発生領域(121)に定め、
    上記内部電極(1)及び外部電極(2)は、一方が、他方に対して回転可能であり、
    上記外部電極(2)は、上記プラズマ発生領域(121)を横断すべき気体のための吸入口(8)、及び、上記プラズマ発生領域(121)を横断したプラズマガスのための少なくとも1つの再循環排出口(5)を有している;と、
    上記外部電極(1)と内部電極(2)との間に放電を引き起こすためのトリガー手段(3、3a)であって、二つの電極(1、2)のうちの回転電極(1)に接続され、好ましくは固定されているトリガー手段(3、3a);と、
    上記プラズマ発生領域(121)を通じて気体を引き込むのに適している、気体吸入手段(4)であって、上記二つの電極(1、2)のうちの回転電極(1)に接続され、好ましくは固定されている気体吸入手段(4);と、を含んでいる、発生装置(101、102)、
    又は、少なくとも1つの上記発生装置(101、102)、及び、上記発生装置(101、102)の上記内部電極(1)及び/又は外部電極(2)に接続されているか、又は、接続可能な高い周波数又は高い電圧の発生装置を含んでいる、発生装置のアセンブリ、
    を含んでおり、
    上記装置(201、202)は、導電性液体を受け入れるのに適している槽領域(180)を有しており、上記配置は、上記発生装置(101、102)の上記内部電極(1)及び外部電極(2)のうちの1つが、上記槽領域(180)に部分的に受け入れられ、使用において、上記導電性液体に少なくとも部分的に浸漬されるようになっており、
    上記装置(201、202)は、少なくとも1つの上記発生装置において発生した上記プラズマガスが関与する反応によって、上記反応装置において得られた気体/蒸気を出すための排出口(510)を有している、反応装置(201、202)。
  44. ーシング(11)は、槽領域(180)を規定し、後者は、好ましくは実質的に球形又は鉢形であり、上記ケーシング(11)は、好ましくは対向して配置されている、導電性液体吸入口(13)及び気体吸入口(12)を有している、前述の請求項に記載の反応装置(201)。
  45. 部電極(1)は、使用において、上記槽領域(180)に受け入れられている導電性液体に、少なくとも部分的に浸漬されるように配置されており、少なくとも1つの発生装置(101、102)は、その長手方向軸(L)、好ましくは、上記内部電極(1)の長手方向軸が、上記導電性液体の自由表面(18)に対して、実質的に垂直であるように配置されている、請求項43又は44のいずれか1項に記載の反応装置(201)。
  46. 上記槽領域(180)の内部における上記導電性液体の水準を、制御及び/又は調整するための手段(18)を含んでおり、少なくとも1つの発生装置(101、102)は、内部電極(1)の長手方向軸(L)が、実質的に鉛直であるように配置されている、請求項4345のいずれか1項に記載の反応装置(201)。
  47. 請求項3341のいずれか1項に記載の、複数の発生装置(101、102)及び/又は発生装置のアセンブリの夫々、好ましくは、ケーシング(11)の下部に配置されている液体排出口(17、217)と、上記ケーシング(11)の内部に規定されている反応環境を、冷却又は加熱するための手段と、を含んでおり、第二の電極は、格子形(222)である、請求項4346のいずれか1項に記載の反応装置(201)。
  48. 窒素及び酸素を投与するための手段、及び/又は、圧力下において上記気体の生成物を保管するための圧縮手段と、ファン及び/又は熱交換器と、をさらに含んでいる、請求項4347のいずれか1項に記載の装置(201、202、114)。
  49. 請求項4348のいずれか1項に記載の反応装置(201、202)、又は、請求項3342のいずれか1項に記載の発生装置(101、102)と、
    上記反応装置(201、202)、又は、上記発生装置(101、102)に動作可能に接続されていることで、そこから出された気体/蒸気を投入するように受け入れる、凝縮装置(70)と、
    硫黄の煙霧を生成するのに適しており、上記反応装置(201、202)の上流に配置されている、少なくとも1つの硫黄のバーナー(30)と、を含んでおり、上記バーナー(30)の下流、及び、上記反応装置(201、202)の上流に配置されている、少なくとも1つの冷却装置(35)を含んでいる、化学プラント(300、…、304)。
  50. 化学物質、特に、酸、硝酸、硫酸、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、硝酸カルシウム、NO、NO、NO、N、又は、酸化された揮発性有機化合物のいずれかを製造するための化学プロセスであって、前述の請求項のいずれか1項に記載の発生装置(101、102)、発生装置のアセンブリ、反応装置(201、202)又はプラント(300、…、304)を使用する、化学プロセス。
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