JP2016521870A - 接着剤付きの光コネクタ - Google Patents

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Abstract

接着剤(34)があらかじめ装填された光ファイバコネクタが提供される。光コネクタは本体(20)を含み、この本体は、本体の第1のフェース(22)から内方に延びる第1の区分(28)、本体の第2のフェース(24)から内方に延びる第2の区分(30)、及び第1の区分(28)と第2の区分(30)との間に位置した移行区分(32)を備えた通路を有する。通路の第1の区分は、第1の幅を有し、通路の第2の区分は、第1の幅よりも小さい第2の幅を有する。溶融可能な接着剤配合物(34)が通路の移行区分内に配置されており、この接着剤配合物は、接着剤配合物の溶融及び凝固に続き、光ファイバ(54)を第2の区分の内面に結合するよう構成されている。【選択図】図2

Description

本開示内容、即ち本発明は、一般に、光ファイバコネクタ、特に光ファイバに結合可能な接着剤を有する光ファイバコネクタに関する。光ファイバは、多種多様なエレクトロニクス及び通信分野において使用が増大した。光ファイバは、光コネクタ(例えば、フェルール)に結合可能である。コネクタにより、光ファイバを多種多様なデバイス、例えば種々の電子デバイス、他の光ファイバ等に結合することができる。
〔関連出願の説明〕
本願は、2013年6月3日に出願された米国特許出願第13/908,227号の優先権主張出願であり、この米国特許出願を参照により引用し、その記載内容全体を本明細書の一部とする。
本明細書において引用する任意の技術文献が本発明の先行技術となっているという旨の承認をするものではない。本出願人は、任意の引用した技術文献の正確さ及び関連性に対する疑義を主張する権利を明示的に保持する。
本発明の一実施形態は、接着剤があらかじめ装填された光ファイバコネクタに関する。光ファイバコネクタは、第1のフェース及び第2のフェースを備えた本体と、本体内に形成されていて第1のフェースに形成された第1の開口部と第2のフェースに形成された第2の開口部との間に延びる通路とを有する。通路は、光ファイバを受け入れるよう構成されている。通路は、第1のフェースから内方に延び且つ第1の幅を備えた第1の通路区分を有する。通路は、第2のフェースから内方に延び且つ第2の幅を備えた第2の通路区分を更に有する。第2の幅は、第1の幅よりも小さい。通路は、第1の通路区分と第2の通路区分との間に配置された移行区分を更に有する。接着剤配合物が移行区分内に配置され、この接着剤配合物は、固形物である。接着剤配合物は、接着剤配合物の溶融及び凝固に続き、光ファイバを第2の通路区分の内面に結合するよう構成されている。
幾つかの実施形態では、接着剤配合物は、移行区分内に配置された状態で第2の通路区分の内側端部のところに配置された内側入口を塞いでいる。移行区分は、第1の端及び第2の端を有するのが良く、第1の通路区分の内側端部が移行区分の第1の端に移行し、移行区分の第2の端は、第2の通路区分の内側端部に移行している。
別の実施形態では、第1の通路区分は、第1のフェースから移行区分の第1の端まで延びる円筒形ボアであり、第1の幅は、第1の直径である。第2の通路区分は、第2のフェースから移行区分の第2の端まで延びる円筒形ボアであり、第2の幅は、第2の直径である。第1の直径は、第2の直径の少なくとも2倍である。さらに、第1の通路区分の軸方向長さが本体の軸方向長さの半分よりも大きく、第2の通路区分の軸方向長さが移行区分の軸方向長さよりも大きく且つ本体の軸方向長さの1/3未満である。
移行区分は、これらの実施形態及び他の実施形態では、第2のフェースからの距離が減少するにつれて減少する可変幅を有する。例えば、移行区分は、切頭円錐形内面を有するのが良く、切頭円錐形内面は、本体の軸方向中点と第2のフェースとの間に配置されるのが良い。
加うるに、これらの実施形態及び他の実施形態では、接着剤配合物は、固形粉末接着剤配合物であるのが良く、この固形粉末接着剤配合物は、移行区分内における固形粉末接着剤配合物の圧縮により移行区分に結合されている。例えば、接着剤配合物は、架橋可能な樹脂及び結合剤を含むのが良く、幾つかの実施形態では、架橋可能な樹脂の100重量部当たり0.1〜10重量部の結合剤が存在するのが良い。
光ファイバコネクタ、例えば上述した光コネクタを形成する方法も又提供される。一方法は、光ファイバコネクタの本体及び通路を用意するステップと、接着剤配合物を通路の移行区分内に配置するステップと、光ファイバコネクタを光ファイバに結合しない状態で配置ステップに続き、光ファイバコネクタを少なくとも1日間貯蔵するステップとを含む。
幾つかの実施形態では、かかる方法は、接着剤配合物を固形粉末として調製するステップを更に含むのが良い。接着剤配合物を移行区分内に配置するステップは、かかる実施形態は、固形粉末を圧縮によって移行区分内で本体に結合するステップを含む。これら方法は、接着剤配合物を接着剤配合物の溶融温度よりも高く加熱し、それにより固形粉末が流動状態になるようにするステップと、光ファイバを通路中に挿入するステップと、本体を冷却して接着剤配合物を凝固させ、それにより光ファイバを第2の通路区分内に固定するステップとを更に含むのが良い。
追加の特徴及び追加の利点は、以下の詳細な説明に記載されており、部分的には、明細書から当業者には容易に明らかであり又は書面による説明及び特許請求の範囲並びに添付の図面に記載されている実施形態を実施することによって認識されよう。
理解されるべきこととして、上述の概要説明と以下の詳細な説明の両方は、例示に過ぎず、特許請求の範囲に記載された本発明の性質及び特性を理解するための概観又は構想を提供することを意図している。
添付の図面は、それ以上の理解を提供するために含まれており、そして本明細書に組み込まれてその一部をなしている。図面は、1つ又は2つ以上の実施形態を示しており、本明細書と一緒になって、種々の実施形態の原理及び作用を説明するのに役立つ。
例示の実施形態としての光コネクタの斜視図である。 例示の実施形態としての光コネクタの断面図である。 図2に類似した断面図であるが、例示の実施形態に従って加熱されている光コネクタの一部分を示す図である。 図2に類似した断面図であるが、例示の実施形態としての光コネクタ中に挿入されている光ファイバを示す図である。 図4において円で囲んだ領域の詳細図である。 例示の実施形態としての光コネクタの断面図である。 例示の実施形態としての多心光コネクタの斜視図である。
全体として図を参照すると、接着剤配合物があらかじめ装填された光コネクタの種々の実施形態が示されている。一般的に言って、光コネクタは、第1の端(例えば、第1のフェース)と第2の端(例えば、第2のフェース)との間に延びる中央の光ファイバ受け入れ通路又は貫通ボア(「フェルールボア」とも呼ばれる)を有する。光ファイバ受け入れ通路は、コネクタの第1のフェースから内方に延びる大径通路区分及びコネクタの第2のフェースから内方に延びる小径通路区分(「微小穴区分」又は単に「微小穴」とも呼ばれる)を含む。微小穴区分は、光ファイバの外面と微小穴の内面との間に僅かな量の隙間が存在した状態で光ファイバを受け入れるよう寸法決めされている。移行区分が大径通路区分と微小穴との間に配置され、この移行区分は、大径通路区分から微小穴の小径部までの移行部となるテーパした又は切頭円錐形の区分であるのが良い。
溶融可能な実質的に固形の接着剤配合物が光コネクタ内にあらかじめ装填されており、かかる接着剤配合物は、主として、移行区分内に且つ/或いは大径通路区分内に維持される。光コネクタを光ファイバに結合しようとする場合、例えば1つ又は2つ以上のレーザにより、あらかじめ装填された接着剤配合物を含む場所で熱を光コネクタに集中して加えるのが良く、それにより接着剤配合物が溶融する。接着剤を溶融させた状態で、光ファイバを第1のフェースから第2のフェースまでコネクタ中に通し、光ファイバは、溶融状態の接着剤配合物を通り、それにより溶融状態の接着剤が光ファイバと一緒に微小穴中に引き込まれる。移行区分の角度は、光ファイバの先端部を微小穴中に案内するのに役立つと共に溶融状態の接着剤配合物を漏斗に通すようにして微小穴中に注入するのに役立つ。大径通路区分及び移行区分の大径(微小穴の直径と比較して)は、加熱に先立って接着剤配合物をコネクタのボア内に貯蔵するのに十分な空間を提供する。
以下に詳細に説明するように、コネクタ内に装填された溶融可能な接着剤配合物は、比較的高温(例えば、290℃を超える温度)で溶融し、又、いったん冷却されると迅速に凝固し、固化し、又は硬化する接着剤であるのが良い。本明細書において説明する接着剤配合物は、加熱に続いて迅速に凝固して光ファイバをコネクタ内に結合するので、本明細書において説明する光コネクタは、光ファイバをコネクタに結合することができる速度を実質的に増大させることができる。硬化して光ファイバをコネクタに結合するのに比較的長い時間を必要とする典型的な光ファイバコネクタ用接着剤と比較して、本明細書において説明するコネクタ内に配置されている接着剤の迅速な凝固は、光ファイバコネクタ取り付け中の実質的に増大したスループットを提供することができる。また、スループットの増大により、光ファイバコネクタの処理(長時間の接着剤硬化時間を伴うバッチ処理ではなく)の際にシングルピースフロースルー(single piece flow through)が可能である。さらに、本明細書において説明する溶融可能な接着剤配合物は各々、固体の形態、固形粉末形態又は他の安定した形態では安定した配合物であるのが良く、従って、接着剤配合物を接着剤配合物の溶融及び光ファイバへの結合前に長時間にわたり(例えば、1日以上、1週間以上、1年以上)コネクタの通路内に装填可能である。かくして、光コネクタ及びあらかじめ装填された接着剤配合物は、光ファイバの挿入直前に接着剤を光コネクタ内に注入し、又は違ったやり方で配置する必要をなくすことができる。
図1を参照すると、例示の実施形態によるメカニカル光ファイバコネクタ組立体10が示されている。一般に、コネクタ組立体10は、ハウジング12及び圧着本体14を含む。ハウジング12内にはフェルール16として示されている光ファイバコネクタが配置されている。一般に、コネクタ組立体10は、フェルール16を光ファイバに結合するのに必要な種々の処理段階中、フェルール16を保持する。
図2を参照すると、コネクタ組立体10の断面図が示されている。コネクタ組立体10は、ハウジング12内に配置されたフェルールホルダ18を含む。フェルールホルダ18は、フェルール16の外面に係合し、それによりフェルール16を定位置に保持する。
図示のように、フェルール16は、一般に、本体20を有する。図示の実施形態では、本体20は、第1の端のところに位置する第1のフェース22及び第2の端のところに位置する第2のフェース24を有する実質的に円筒形の本体である。中央ボア26として示されている光ファイバ受け入れ通路が本体20を貫通して第1のフェース22と第2のフェース24との間に延びている。中央ボア26は、ボア区分28として示されている第1の区分、微小穴30として示されている第2の区分、及びテーパ付き区分32として示されている移行区分を含む。一般に、ボア区分28は、微小穴30の直径よりも大きな直径を有し、テーパ付き区分32は、第2のフェース24までの距離が減少する(例えば、図2の向きで言って左側から右側の方向に)につれて減少する直径を有する。テーパ付き区分32の直径の漸減により、ボア区分28の大径部から微小穴30の小径部まで移行部が形成されている。図示の実施形態では、本体20は、材料の単一の一体部品であり、この単一の一体形材料部品を貫通して、中央ボア26が形成されている。
接着剤プラグ34として示されている接着剤配合物又は結合剤がフェルール16の中央ボア26内に配置されている。以下に詳細に説明するように、接着剤プラグ34の接着剤配合物は、光ファイバを微小穴30内でフェルール16に結合するよう構成された溶融可能な物質である。種々の実施形態では、接着剤プラグ34は、光ファイバをフェルール16に結合する前に相当に長い時間(例えば、1時間、1日、1年等)にわたってフェルール16内にあらかじめ装填され又は貯蔵可能な実質的に固形の本体又は固形粉末である。かかる一実施形態では、接着剤プラグ34は、フェルール16の製造によってフェルール16内に形成されるのが良い。
図示のように、接着剤プラグ34は、主として、テーパ付き区分32内に配置されると共にボア区分28の内端部内に配置されており、かかる接着剤プラグは、テーパ付き区分32から微小穴30への入口に隣接して位置決めされている。一実施形態では、フェルール16が通常の処理状態にあり又は室温(例えば、約15℃〜30℃、40℃未満等)にあるとき、接着剤プラグ34は、実質的に固体であり、従って、この接着剤プラグは、テーパ付き区分32の互いに反対に位置した内面相互間に延びてテーパ付き区分32から微小穴30中への開口部を実質的に塞いでいる。
全体として図3〜図5を参照すると、接着剤プラグ34の溶融及びフェルール16への光ファイバの結合が例示の実施形態に従って示されている。図3を参照すると、一実施形態では、コネクタ組立体10は、加熱システムと関連して使用されるよう構成されており、加熱システムは、熱をフェルール16に集中して加えて接着剤プラグ34を溶融させるようになっており、この場合、フェルール16の本体20の第1のフェース22及び/又は第1のフェース22に隣接して位置するフェルール16の本体20の約1/3は、ハウジング12及び/又は圧着本体14を損傷させるのに足るほど高い温度に到達することがないようになっている。
図3を参照すると、フェルール16は、加熱ポート40によって支持された状態で示されている。加熱ポート40は、開口部42を有し、フェルール16の第2のフェース24は、加熱ポート40内に支持されると、開口部42を貫通する。加熱ポート40は、開口部42を包囲したレフレクタ又は反射器44を有する。レフレクタ44は、傾斜した反射面を有し、これら傾斜した反射面は、熱をフェルール16の一部分に集中して加えて接着剤プラグ34を溶解させるようフェルール16に対して位置決めされている。一実施形態では、加熱は、CO2レーザビーム46によって達成されるのが良く、かかるCO2レーザビーム46は、レフレクタ44によってフェルール16の前側の約1/3(即ち、第2のフェース24に隣接して位置するフェルール16の1/3)に集束される。
種々の実施形態では、接着剤プラグ34及び微小穴30を含むフェルール16の部分に熱が集中して加えられ、その結果、接着剤プラグ34が溶融し、他方、フェルール16の他の領域の加熱が制限されるようになっている。一実施形態では、加熱中、接着剤プラグ34を含むフェルール16の部分は、290℃を超える温度まで加熱され、他方、フェルール16の第1のフェース22の温度は、250℃未満のままである。別の実施形態では、加熱中、接着剤プラグ34を含むフェルール16の部分は、350℃を超える温度まで加熱され、他方、フェルール16の第1のフェース22の温度は250℃以下のままである。別の実施形態では、加熱中、接着剤プラグ34を含むフェルール16の部分は、400℃を超える温度まで加熱され、他方、フェルール16の第1のフェース22の温度は、250℃未満のままである。別の実施形態では、加熱中、接着剤プラグ34を含むフェルール16の部分は、350℃を超える温度まで加熱され、他方、フェルール16の第1のフェース22の温度は、200℃未満のままである。別の実施形態では、加熱中、接着剤プラグ34を含むフェルール16の部分は、400〜600℃の温度まで加熱され、他方、フェルール16の第1のフェース22の温度は、250℃未満のままである。
一実施形態では、ハウジング12は、クランプ部材50を有し、かかる実施形態では、フェルール16は、ハウジング12内のクランプ部材50から見て内方に配置された内側部分52を有する。図3の向きで見て、フェルール16の内側部分52は、クランプ部材50の左側に配置されたフェルール16の部分である。かかる実施形態では、接着剤34の加熱及び溶融中、フェルール16の内側部分52は、ハウジング12を損傷させることになる温度未満に保たれる。かかる一実施形態では、接着剤プラグ34を含むフェルール16の部分は、290℃を超える温度まで加熱され、他方、フェルール16の内側部分52の温度は、250℃未満のままである。別の実施形態では、接着剤プラグ34を含むフェルール16の部分は、290℃を超える温度まで加熱され、他方、フェルール16の内側部分52の温度は、200℃未満のままである。別の実施形態では、接着剤プラグ34を含むフェルール16の部分は、350℃を超える温度まで加熱され、他方、フェルール16の内側部分52の温度は、200℃未満のままである。別の実施形態では、接着剤プラグ34を含むフェルール16の部分は、400〜600℃の温度まで加熱され、他方、フェルール16の内側部分52の温度は、200℃未満のままである。
ボア区分28の直径が大きい(微小穴30の直径が小さいことと比較した場合)ことの結果として、フェルール16の容積の大部分が空気で満たされることになり、フェルール16内の空気は、フェルール16の長さに沿う熱伝達に対するバッファ又は断熱体としての役目を果たすことができる。かくして、ボア区分28内における空気の断熱効果は、上述したように加熱中、フェルール16の内側部分52を低い温度に保つのに寄与することができる。理解されるべきこととして、接着剤配合物を含むフェルール16の部分を加熱して達成される温度は、フェルール16内に配置されている特定の接着剤配合物の溶融温度に基づくことになる。
図4及び図5を参照すると、接着剤プラグ34がその溶融温度(例えば、290℃、350℃、400℃等)を超えていったん加熱されると、接着剤配合物は、流動状態になり、それにより光ファイバ54をフェルール16の中央ボア26を通して挿入することができる。図示のように、光ファイバ54が第1のフェース22から第2のフェース24に向かう方向でボア26中に挿入される。光ファイバ54は、大径ボア区分28を通過し、次に流動性接着材料56(即ち、溶融状態の接着剤プラグ34)に出会う。光ファイバ54は、テーパ付き区分32を通過して微小穴30中に入る。テーパ付き区分32は、溶融状態の接着剤配合物56を漏斗に通すように又は方向付けて微小穴30中に注入するのに役立ち、溶融状態の接着剤配合物56の粘度に鑑みて、光ファイバ54は、接着剤56を微小穴30中に引き込むことができる。かくして、光ファイバ54が微小穴30を通過しているときに接着剤58の薄い層が光ファイバ54の外面を包囲し、そして光ファイバ54と微小穴30の内面との間の空間を満たす。次に、光ファイバ54が定位置にある状態で、フェルール16を冷却させ、それにより溶融状態の接着剤が凝固することができ、それにより光ファイバ54を微小穴30内で定位置に結合する。接着剤配合物の凝固に続き、コネクタを仕上げるための追加のステップ(例えば、第2のフェース24のところでの光ファイバ54の研磨)を実施するのが良い。幾つかの実施形態では、フェルール16を例えば空気の吹き込みによって能動的に冷却して冷却及び凝固プロセスを速めても良い。他の実施形態では、例えばフェルール16及び接着剤配合物が接着剤配合物の凝固温度に戻ることができるようにするだけでフェルール16を受動的に冷却しても良い。
図6を参照すると、接着剤プラグ34を含むフェルール16の詳細図が例示の実施形態に従って示されている。上述したように、フェルール16は、第1のフェース22から第2のフェース24まで延びる中央ボア26を有する。図示の実施形態では、第1のフェース22及び第2のフェース24は各々、フェルール16のそれぞれの第1及び第2の端部のところに平面を定め、これら平面は、互いに実質的に平行である。しかしながら、他の実施形態では、第1のフェース22及び/又は第2のフェース24は、互いに対して角度をなして位置決めされた平面(即ち、互いに平行ではない平面)を定めても良い。他の実施形態では、第1のフェース22及び/又は第2のフェース24は、平坦な表面でなくても良く、例えば、凸状の又は凹状の表面であっても良い。
中央ボア26は、第1のフェース22から内端60まで延びる大径ボア区分28を有する。ボア区分28の内端60は、テーパ付き区分32の第1の端62に移行している。テーパ付き区分32は、テーパ付き区分32の第1の端62から第2の端64まで延びており、第2の端64は、微小穴30の内端66に移行している。微小穴30は、内端66から第2のフェース24まで延びている。かくして、このようにして、ボア区分28、微小穴30、及びテーパ付き区分32は、第1のフェース22から第2のフェース24まで延びる連続した光ファイバ受け入れ通路を構成している。
種々の実施形態では、フェルール16及び特に中央ボア26の上述の複数の部分の構造的配置、位置決め、及び相対的寸法決めにより、本明細書において説明する種々の機能的特性を備えたフェルールが提供される。図示の実施形態では、フェルール16は、D1として示されている外径を有する外面70を備えた実質的に円筒形であり、ボア区分28及び微小穴30は、各々がこれらの長さに沿って一定の又は実質的に一定の直径を有する円筒形又は実質的に円筒形のボアである。図6では、ボア区分28の内径は、D2として示され、微小穴30の内径は、D3として示されている。理解されるべきこととして、他の実施形態では、外面70、ボア区分28、及び微小穴30は、非円形の断面形状(例えば、楕円形、正方形、長方形、三角形等)を有するのが良く、かかる実施形態では、外面70、ボア区分28、及び微小穴30は、本明細書において説明するD1、D2及びD3の種々の実施形態に実質的にマッチする幅を有するのが良い。
種々の実施形態では、ボア区分28の直径D2の寸法決めにより、フェルール16中への接着材料の容易な又は効果的な挿入を可能にすることができ、それにより接着剤プラグ34を形成することができる。さらに、上述したように、外径D1に対する大きな直径D2により、フェルール16の加熱中に空気を保持する大きな内部キャビティが得られ、かかる内部キャビティは、フェルール16の内側区分52の加熱を制限するバッファ又は断熱体としての役目を果たすことができる。加うるに、D3は、光ファイバ54の外径に厳密にマッチするが接着剤が光ファイバ54を微小穴30内に結合するのに足るほどの空間をもたらすことができるよう寸法決めされている。
種々の実施形態では、D2は、D1の20%〜80%であるのが良く、或いは、具体的に言えば、D1の20%〜60%、又はさらにより具体的に言えばD1の30%〜50%であるのが良い。特定の実施形態では、D2は、D1の約40%である。加うるに、種々の実施形態では、D2は、D3の2倍を超えるのが良く、又は具体的に言えばD3の4倍を超えるのが良く、さらにより具体的に言えばD3の7〜9倍であるのが良い。特定の一実施形態では、D3は、0.1255mm〜0.1260mmである。一実施形態では、D2は、0.250mm〜1.0mmであり、別の実施形態では、D2は、0.500mm〜1.0mmである。特定の実施形態では、D1は、約2.5mmであり、D2は約1mmであり、D3は、約0.1255mmである。別の特定の実施形態では、D1は、約1.25mmであり、D3は、約0.1255mmである。
テーパ付き区分32は、図6の向きで見て左側から右側に漸減する直径を有し(例えば、テーパ付き区分32の直径は、第2のフェース24までの距離が減少するにつれて減少する)、テーパ付き区分32の漸減直径により、D2からD3への移行が得られる。図示の実施形態では、テーパ付き区分32は、フェルール16の長手方向軸線74に対して角度Aをなして位置決めされた内面72を有する実質的に切頭円錐形の区分である。種々の実施形態では、角度Aは、30°〜80°であるのが良く、或いは具体的に言えば50°〜70°であるのが良く、さらにより具体的に言えば約60°であるのが良い。
図6は、中央ボア26の移行区分を切頭円錐形のものとして示しているが、テーパ付き区分32は、第2のフェース24までの距離に比例する(例えば、線形関係をなす)直径を有する。他の実施形態では、内面72は、一般に第2のフェース24までの距離が減少するにつれて減少する可変幅/直径を有する他の形状を有しても良い。例えば、表面72は、漸減直径の段部を有しても良く、或いは、連続的に湾曲しているが第2のフェース24までの距離に対して非線形関係をなす表面であっても良い。上述したように、テーパ付き区分32の漸減直径は、溶融状態の接着剤を漏斗に通すように微小穴30中に注入するよう役立つと共に更に光ファイバ54を挿入中、微小穴30中に案内するよう作用する。
さらに、フェルール16、ボア区分28、微小穴30、及びテーパ付き区分32の相対長さは、上述した機能に更に寄与することができる。例えば、これら相対長さは、構造的に、接着剤プラグ34を微小穴30に隣接して配置することができる。上述したように、かかる配置により、フェルールを加熱して接着剤プラグ34を溶融させることができ、他方、フェルール16の内側部分の加熱を制限することができる。
図示のように、フェルール16は、軸方向長さL1を有し、ボア区分28は、軸方向長さL2を有し、テーパ付き区分32は、軸方向長さL3を有し、微小穴30は、軸方向長さL4を有する。図示の実施形態では、L2は、L3及びL4よりも大きく、L4は、L3よりも大きい。種々の実施形態では、L2は、L1の50%を超えるのが良く、L1の55%を超えるのが良く、又はさらにL1の60%を超えるのが良い。L2は、例えば、L1の50%〜70%であるのが良い。種々の実施形態では、L4は、L1の40%未満であるのが良く、L1の1/3未満であるのが良く、又はさらにL1の30%未満であるのが良い。L4は、例えば、L1の20%〜40%であるのが良い。種々の実施形態では、L3は、L1の30%未満であるのが良く、L1の20%未満であるのが良く、又はさらにL1の10%未満であるのが良い。L3は、例えば、L1の5%〜15%であるのが良い。
図示の実施形態では、接着剤プラグ34は、主として、テーパ付き区分32及びボア区分28内にその内端60に隣接して配置される。図示の実施形態では、接着剤プラグ34の僅かな部分が微小穴30中に延びるのが良く、その結果、プラグ34の接着材料の溶融に先立って、プラグ34の接着材料がテーパ付き区分32と微小穴30との間の開口部を実質的に塞ぐようになっている。
図示の実施形態では、接着剤プラグ34の全てが中央ボア26内で軸方向中点76と第2のフェース24との間に配置されている。種々の実施形態では、プラグ34の溶融に先立って、接着剤プラグ34の少なくとも80%、又は少なくとも90%、又は更に、少なくとも95%が軸方向中点76とテーパ付き区分32の第2の端64との間に配置されるのが良い。種々の実施形態では、接着剤プラグ34のうちの50%超がテーパ付き区分32内に配置されるのが良い。種々の実施形態では、接着剤プラグ34の質量は、0.5mg〜5mgであるのが良く、或いは0.5mg〜3mgであるのが良く、又はさらに具体的に言って、1mg〜2mgであるのが良い。特定の実施形態では、接着剤プラグ34の質量は、約1.2mgであるのが良い。
幾つかの実施形態では、テーパ付き区分32及びボア区分28は、加熱及び微小穴30中への流動に先立って接着材料の貯蔵領域を提供する。幾つかのかかる実施形態では、接着剤プラグ34の接着材料は、微小穴30の直径と比較して十分に大きい平均直径を有する接着材料の粒子又はペレットを含むのが良く、従って、溶融に先立つ微小穴30中への接着材料の配置は、実用的ではない。例えば、或る特定の実施形態では、接着剤プラグ34の接着剤粒子の平均直径は、D3の25%を超えるのが良く、D3の50%を超えるのが良く、或いはD3の75%を超えるのが良い。
一般に、接着剤プラグ34は、多種多様な溶融可能接着剤配合物で作られるのが良い。幾つかの実施形態では、接着剤プラグ34は、比較的高い融点(例えば、290℃を超える)を有する溶融可能な接着剤で作られるのが良い。かかる実施形態では、高い溶融温度は、加熱がいったん止められると、比較的迅速に(例えば、30秒未満、20秒未満、15秒未満で)凝固する接着剤に対応している。短い冷却/凝固時間により、従来型エポキシ(これは、硬化するのに20〜30分という長い時間を必要とする場合がある)を用いて結合されるフェルールと比較して、光ファイバを比較的迅速にフェルール16に結合することができる。加うるに、種々の実施形態では、フェルール16の接着剤配合物は、接着剤が加熱、溶融、及び凝固に続き部分的に架橋するよう部分的に架橋可能であるのが良い。かかる部分的に架橋された接着剤は、フェルール/光ファイバ組立体は、使用中、接着剤の溶融温度に達した場合でも再溶融に抵抗する。本明細書において開示する接着剤配合物の種々の実施形態は又、光ファイバをフェルール内に固定するプロセスについて他の望ましい特性、例えば、プロセスサイクル時間の短縮、混合が不要であること及び/又はポットライフ問題がないという特性(これらには限定されない)を更に備えていると言える。
種々の実施形態では、フェルール16には光ファイバ取り付け時刻及び場所から隔った時刻及び/又は場所で接着剤プラグ34を装填することができる。一実施形態では、接着剤プラグ34は、第1の物理的場所又は設備(例えば、フェルール製造設備)のところでフェルール16中に装填されるのが良く、次に、接着剤が装填された状態のフェルール16を第2の物理的場所又は施設に輸送するのが良く、この第2の物理的場所又は施設は、フェルール16を光ファイバに結合する。かくして、接着剤プラグ34を種々の仕方でテーパ付き区分32内に結合することができ、その結果、接着剤プラグ34は、フェルール16の取扱中、輸送中、包装中等においてフェルール16内に位置したままである。
一実施形態では、接着剤プラグ34は、加熱され又は違ったやり方で硬化される前に、粉末接着剤の圧縮によりテーパ付き区分32内に結合される固形粉末接着剤配合物である。別の実施形態では、接着材料がテーパ付き区分32中に押出し成形され又は射出成形されて接着剤プラグ34が形成され、かかる実施形態では、接着材料は、熱可塑性材料を含むのが良い。かくして、本明細書において説明するフェルールは、光ファイバをフェルール内に結合するための加熱前に長時間にわたり、例えば、8時間、16時間、1日間、1週間、1か月間、6か月間、1年間、又はさらに数年間にわたって接着材料を収容することができる。
本明細書で用いられる「接着剤」(又は「接着材料」又は「接着剤配合物」)は、表面取り付けにより物体を互いに結合することができる物質である。一実施形態では、接着剤プラグ34の接着剤配合物は、一般に、部分的に架橋された樹脂及び結合剤を含むのが良い。幾つかの実施形態では、部分的に架橋された樹脂の100重量部当たり約0.1〜約10重量部の結合剤が存在するのが良い。種々の実施形態では、部分的に架橋された樹脂の100重量部当たり約0.1、約0.5、約1、約2、約4、約6、約8、又は約10重量部、又は上述の重量比の任意の組み合わせ相互間の範囲にある結合剤が存在するのが良い。
本明細書で用いられる「熱可塑性樹脂」は、ポリマー(重合体)鎖が架橋しないで、加熱時に軟らかくなり冷却時には硬くなるのを繰り返すポリマー材料を含む物質である。例えば、熱可塑性樹脂は、加熱及び冷却サイクルにより軟らかくなったり硬くなったりするのを繰り返すことができる。本明細書で用いられる「架橋する」又は「架橋され」は、ポリマー鎖を隣接のポリマー鎖に結合する化学結合を意味し、「架橋可能な」は、十分な熱が加えられたときに少なくとも部分的に架橋状態になる化学種を形容する。本明細書で用いられる「部分的に架橋する」又は「部分的に架橋され」は、熱可塑性樹脂及び熱硬化性樹脂とは対照的に、隣り合う鎖の全てが必ずしも結合されない場合にポリマー鎖を隣接のポリマー鎖に結合する化学結合を意味し、「部分的に架橋可能」は、十分な熱が加えられたときに部分的に架橋状態になる化学種を形容する。理解されるべきこととして、「部分的に架橋され」及び「部分的に架橋可能な」という表現が本明細書において説明する接着剤配合物のポリマーを形容するために用いられる場合、同一の樹脂は、架橋に先立つ又は架橋に続く特定の時点で説明されていることは理解されるべきである。
例えば、樹脂は、これがフェルール中に詰め込まれてまだ部分的に架橋されるよう加熱されていないときに、部分的に架橋可能であると形容される場合がある。加熱に続き、樹脂を部分的に架橋するのが良い。別の実施形態では、樹脂は、光ファイバの挿入直前の加熱ステップに先立って、例えば、フェルール中への配置に先立って接着剤配合物が射出成形された場合、架橋されるのが良い。しかしながら、射出成形された接着剤配合物は、依然として部分的に架橋可能であると形容される場合があり、というのは、架橋は、光ファイバ挿入直前の加熱ステップで行われる場合があるからである。さらに理解されるべきこととして、接着剤配合物について本明細書において説明する場合、接着剤配合物が部分的に架橋された樹脂を含むと言われた場合、これが、接着剤配合物がその架橋ステップに先立って部分的に架橋可能な樹脂を含むということに等しい。架橋がコネクタ組み立て中、構造体を互いにしっかりと固定する不変性を提供することができ且つ熱硬化性樹脂がフェルール製造中、材料を制御された仕方で流動させることができるようにするが、部分的に架橋する材料は、両方の種類の材料のかかる利点を特有の形で且つ相乗的に有すると言える。
一実施形態では、接着剤配合物は、少なくとも約5重量%の樹脂が架橋され又は架橋可能であり、少なくとも約5重量%の樹脂が架橋されておらず又は架橋可能ではないという特性を有するのが良い。別の実施形態では、接着剤配合物は、少なくとも約10重量%の樹脂が架橋され又は架橋可能であり、少なくとも約10重量%の樹脂が架橋されておらず又は架橋可能ではないという特性を有するのが良い。別の実施形態では、接着剤配合物は、少なくとも約20重量%の樹脂が架橋され又は架橋可能であり、少なくとも約20重量%の樹脂が架橋されておらず又は架橋可能ではないという特性を有するのが良い。
幾つかの実施形態では、部分的に架橋された樹脂材料は、少なくとも約250℃、270℃又は290℃の温度の融点を有するのが良い。幾つかの実施形態では、部分的に架橋された樹脂材料は、少なくとも約300℃、325℃又は350℃の温度で空気が存在している場合に架橋することができる。加うるに、部分的に架橋された樹脂は、約5分未満、3分未満、1分未満、30秒未満、又はさらに15秒未満で結合することができる場合がある。想定される実施形態では、部分的に架橋された樹脂は、混合を必要とせず、脱気せず、且つ/或いはポットライフ問題を起こさない。一実施形態では、接着剤配合物は、1種類又は2種類以上の部分的に架橋された樹脂、例えば部分的に架橋されたポリ(フェニレンスルフィド)(これには限定されない)を含むのが良い。
他の実施形態では、接着剤配合物は、1種類又は2種類以上の部分的に又は非部分的に架橋された樹脂、例えばポリ(フェニレンオキシド)、ポリアミド‐イミド、液晶ポリマー、ポリエーテルエーテルケトン、環状オレフィンコポリマー、又はこれらの組み合わせ(これらには限定されない)を含むのが良い。例えば、ポリ(フェニレンスルフィド)は、テキサス州ザウッドランド所在のシェブロン・フィリップス・ケミカル・カンパニー・エルエルシー(Chevron Phillips Chemical Company LLC)から入手できるRyton (登録商標)V-I 又は独国フランクフルト所在のチコナ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング(Ticona GmbH)から入手できるFortron(登録商標)0205P4若しくは Fortran(登録商標)0203P6(これらには限定されない)を含むのが良い。ポリ(フェニレンオキシド)は、サウジアラビア国リアド所在のエスエービーアイシー(SABIC)社から入手できるSabic SA-102(これには限定されない)を含むのが良い。液晶ポリマーは、ケンタッキー州フローレンス所在のチコナ社から入手できるVeectra(登録商標) A950 VF300Iを含むのが良い。ポリエーテルエーテルケトンは、ベルギー国ブリュッセル所在のソルベイ(Solvay)S.A.から入手できるKetaspire(登録商標)KT-85Iを含むのが良い。環状オレフィンコポリマーは、トパス・アドバンスト・ポリマーズ(Topas Advanced Polymers)社から入手できるTOPAS(登録商標)5013L-10を含むのが良い。
結合剤は、多種多様な1種類又は2種類以上の適当な結合剤を含むことができる。一実施形態では、結合剤は、エポキシ、アミノ又はメルカプト官能性シランを含むのが良い。結合剤のシラン基は、アルコキシシラン、オキシムシラン、アセトキシシランを含むのが良い。変形例として又は上述のシラン系結合剤と組み合わせて、結合剤は、ジルコネート、チタネート、又はこれらの組み合わせを含むのが良い。一実施形態では、結合剤は、グリシドオキシプロピルトリメトキシシラン、例えばガンマ‐グリシドオキシプロピルトリメトキシシランを含むのが良い。例えば、結合剤は、コネチカット州ミドルベリー所在のクロンプトン・コーポレーション(Crompton Corp)から入手できるSilquest(登録商標)A-I87 、Silquest(登録商標)A-1100 又はニュージャージー州バイオネ所在のケンリッチ・ペトロケミカルズ・インコーポレイテッド(Kenrich Petrochemicals, Inc.)から入手できるKen-React (登録商標)KR55を含むのが良い。
結合剤と部分架橋樹脂の組み合わせにより、向上した接着強度を生じさせることができる。特に、結合剤は、a)光ファイバ及び/又はフェルールの無機表面とb)接着剤のポリマーマトリックスの化学結合をもたらすことができる。冷却後、部分架橋樹脂は、無機表面と反応することができる官能基を備えていない場合があり、かかる部分架橋樹脂は、結合剤によって光ファイバとフェルールのうちの一方又はこれら両方に共有結合可能である。結合剤は、特に無機材料に共有結合可能な官能性及び特に有機官能基と反応可能な基を含むのが良い。結合剤の有機官能基は、エポキシ、アミノ、メルカプト、アクリルエステル又は任意他の有機官能基を含むのが良い。一実施形態では、無機材料と反応する結合剤の官能基は、アルコキシシランであるのが良い。他の考えられる基としては、オキシム又はアセトキシシランが挙げられる。シラン結合剤に加えて、ジルコネート及びチタネートも又、かかる結合能力を備えていることが判明している。
本明細書において説明する接着剤配合物は、少なくとも1種類の熱硬化性樹脂を更に含むのが良い。多種多様な熱硬化性樹脂材料を接着剤配合物の一成分として用いることができる。本明細書で用いられる「熱硬化性樹脂」は、比較的不融性の状態をもたらす熱、触媒、紫外線等の作用による化学反応を生じ又は生じた少なくとも1種類のポリマー材料を含む物質である。適当な熱硬化性樹脂の例としては、エポキシ樹脂、例えばビスフェノールAを主成分とするエポキシ又はエポキシノボラック(これらには限定されない)が挙げられる。一実施形態では、部分架橋樹脂の100重量部当たり約1〜約85重量部の熱硬化性樹脂が存在するのが良い。種々の実施形態では、部分架橋樹脂の100重量部当たり約1、約5、約10、約30、約50、約70、約80、又は約85重量部の熱硬化性樹脂、又は上述の重量比の任意の組み合わせ相互間の範囲にある熱硬化性樹脂が存在するのが良い。
熱硬化性樹脂と部分架橋樹脂の組み合わせは、向上した接着強度を生じさせることができる。具体的に言えば、300℃を超える温度での硬化後は、接着剤は、マトリックス全体を通じて熱可塑性樹脂と架橋ネットワーク構造の一様な系を形成することができる。架橋構造は、熱硬化性樹脂によってだけでなく熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂との間でも形成できる。例えば、部分架橋熱可塑性樹脂は、ポリマー鎖の終わりのところに位置するフェノール基によって高温で熱可塑性樹脂と反応することができる。形成されたネットワーク構造は、環境老朽化及び剪断応力下のクリープに抵抗すると共に基板上の結合強度を高めるよう接着剤と対応の光ファイバコネクタの一体性を向上させることができる。
一実施形態では、接着剤配合物は、硬化剤を更に含むのが良い。硬化剤は、接着剤配合物が熱可塑性樹脂を含む場合、かかる熱可塑性樹脂、例えばエポキシ樹脂を硬化させるのを助けることができると共に/或いは結合剤の硬化を助けることができる。例えば、硬化剤は、結合剤及び/又は熱硬化性樹脂のエポキシ基と反応することができる。硬化剤は、入手できる1種類又は2種類以上の硬化剤、例えば無水物硬化剤、アミド硬化剤、芳香族アミン硬化剤、二無水物、一塩基酸無水物、グアニジン化合物、アミン硬化剤又はこれらの組み合わせ(これらには限定されない)を含むのが良い。例えば、硬化剤は、ジシアンジアミド、ピロメリット酸二無水物、無水ドデシルコハク酸、ウロン(urone)、尿素、メラミン、ジシアンジアミド、又はこれらの組み合わせを含むのが良い。一実施形態では、接着剤配合物は、結合剤の100重量部当たり約0.2〜約50重量部の硬化剤を更に含む。種々の実施形態では、結合剤の100重量部当たり約0.2、約0.5、約1、約5、約10、約20、約30、約40、又は約50重量部の硬化剤、又は上述の重量比の任意の組み合わせ相互間の範囲にある硬化剤が存在するのが良い。別の実施形態では、接着剤配合物は、熱硬化性樹脂の100重量部当たり約0.2〜約50重量部の硬化剤を更に含む。種々の実施形態では、熱硬化性樹脂の100重量部当たり約0.2、約0.5、約1、約5、約10、約20、約30、約40、又は約50重量部の硬化剤、又は上述の重量比の任意の組み合わせ相互間の範囲にある硬化剤が存在するのが良い。さらに別の実施形態では、接着剤配合物は、熱硬化性樹脂の重量及び結合剤の重量の合計の100重量部当たり約0.2〜約100重量部の硬化剤を更に含む。種々の実施形態では、熱硬化性樹脂の重量及び結合剤の重量の100重量部当たり約0.2、約0.5、約1、約5、約10、約30、約50、約70、約90、又は約100重量部の硬化剤、又は上述の重量比の任意の組み合わせ相互間の範囲にある硬化剤が存在するのが良い。
一実施形態では、接着剤配合物は、1種類又は2種類以上の充填材を更に含むのが良い。充填材は、鉱物組成物、例えば金属の少なくとも1種類のピロリン酸塩であるのが良い。例えば、金属は、コバルト又はマグネシウムを含むのが良く、従って、充填材は、ピロリン酸マグネシウム、ピロリン酸コバルト、又はこれらの組み合わせである。一実施形態では、接着剤配合物は、部分的架橋樹脂の100重量部当たり約0.5〜約85重量部の充填材を更に含む。種々の実施形態では、熱硬化性樹脂の100重量部当たり約0.5、約1、約5、約10、約30、約50、約70、約80、又は約85重量部の充填材、又は上述の重量比の任意の組み合わせ相互間の範囲にある充填材が存在するのが良い。
一実施形態では、充填材は、負の熱膨張率を備えた物質を含むのが良い。本明細書で用いられる負の熱膨張率を備えた物質は、部分架橋樹脂のガラス転移温度に近い温度、例えばガラス転移温度を基準として約50℃以内、約30℃以内、約20℃以内、又は約10℃以内の温度で体積の減少を伴う転相を生じる物質を意味している。負の熱膨張率を備えた物質の混入は、接着剤配合物を加熱したときに接着剤配合物の密度及びかくして体積を維持するのを助けることができ、従って、この物質は、フェルールがひび割れを生じ又は破断するような環境中でも膨張せず、過剰な圧力をフェルールに加えることがない。
理解されるべきこととして、本明細書において開示する接着剤配合物実施形態の種々の成分を本明細書において開示する任意の比において任意の組み合わせで組み合わせることができる。かかる種々の成分としては、部分架橋熱可塑性樹脂、結合剤、熱硬化性樹脂、硬化剤、及び充填材が挙げられる。さらに、接着剤配合物の所望の特性を種々の成分のうちの2つだけ又は3つ以上の組み合わせによって生じさせることができるが、成分の任意の組み合わせが本明細書において想定される。さらに理解されるべきこととして、接着剤配合物の成分に言及する場合、この成分は、幾つかの実施形態ではオプションとしての成分であっても良く、全ての実施形態において接着剤性配合物中に存在することは必要ではない。
例えば、一実施形態では、接着剤配合物は、部分架橋樹脂、結合剤、硬化剤、及び部分架橋樹脂を含むことができる。接着剤配合物は、部分架橋樹脂の部分架橋樹脂の100重量部当たり約0.1〜約10重量部の結合剤、部分架橋樹脂の100重量部当たり約0.2〜約5重量部の硬化剤、及び部分架橋樹脂の100重量部当たり約0.5〜約85重量部の充填材を含むことができる。
幾つかの実施形態では、接着剤配合物は、固形粉末として調製されるのが良い。接着剤配合物の種々の成分のうちの少なくとも幾つか、例えば部分架橋樹脂、熱硬化性樹脂、硬化剤、及び/又は充填材のうちの任意のもの又は全ては、固体であるのが良く、又粉末の状態に粉砕されるのが良い。固形粉末材料を充分に混合するのが良い。一実施形態では、結合剤は、液体であるのが良い。しかしながら、ブレンド中の結合剤のフラクションは、比較的僅かであるのが良く、その結果、結合剤を接着材料配合物の固形成分のうちの1つと組み合わせることができ、結果的に得られるブレンドは、自由に流れることができる粉末であるのが良い。例えば、一実施形態では、結合剤を環流条件下において有機溶剤中の熱可塑性粉末とあらかじめ反応させるのが良い。溶剤の除去後、処理済みの粉末が残る。環流溶剤の条件下において、結合剤のうちの何割かは、ポリマーに永続的に結合状態になっている場合がある。用いることができる接着剤配合物の追加の実施形態は、接着剤プラグ34を形成すると共に/或いは本明細書において説明する光コネクタとの関連性は、米国特許第8,696,215号明細書に詳細に開示されており、この米国特許を参照により引用し、その開示内容全体を本明細書の一部とする。
理解されるべきこととして、図1〜図6は、たった1本の光ファイバに結合されるよう構成された接着剤装填フェルールを記載しているが、接着剤配合物、フェルール中央ボア構造及び接着剤プラグ34の構造は、多種多様な光ファイバコネクタ用途で利用することができる。例えば、図7に示されている多心コネクタ100は、複数の中央ボア26及び本明細書において説明した種々の実施形態としての複数の接着剤プラグ34を含むことができる。本明細書において説明した原理は、メカニカルスプライス光ファイバコネクタにも利用できる。種々の単心メカニカルスプライスコネクタの例が米国特許第4,755,018号明細書、同第4,923,274号明細書、同第5,040,867号明細書、及び同第5,394,496号明細書に提供されている。種々の多心メカニカルスプライスコネクタの例が米国特許第6,173,097号明細書、同第6,379,054号明細書、同第6,439,780号明細書、及び同第6,816,661号明細書に提供されている。
種々の実施形態では、接着剤配合物があらかじめ装填された光コネクタを形成する方法が提供される。この方法は、光コネクタを用意するステップを含み、光コネクタは、第1のフェース及び第2のフェースを備えた本体、及びこの本体内に形成されていて第1のフェースに形成された第1の開口部と第2のフェースに形成された第2の開口部との間に延びる光ファイバ受け入れ通路を有する。光ファイバ受け入れ通路は、第1のフェースから内方に延びる第1の通路区分を含み、第1の通路区分は、第1の直径を有する。光ファイバ受け入れ通路は、第2のフェースから内方に延びる第2の通路区分を含み、第2の通路区分は、第2の直径を有する。第2の直径は、第1の直径よりも小さい。光ファイバ受け入れ通路は、第1の通路区分と第2の通路区分との間に配置されていて可変直径を備えたテーパ付き通路を含み、テーパ付き通路区分の可変直径は、第2のフェースまでの距離が減少するにつれて減少する。この方法は、接着剤配合物をテーパ付き通路区分内に配置するステップ及びこの配置ステップに続き、光コネクタを光ファイバに結合することなく、光コネクタを少なくとも1日間貯蔵するステップを含む。種々の実施形態では、この方法は、接着剤配合物をテーパ付き通路区分のところで本体の内面に結合するステップを含むのが良い。種々の実施形態では、結合ステップは、接着剤配合物の配置後に、接着剤配合物をテーパ付き通路区分内で凝固させるステップを含む。種々の実施形態では、配置ステップは、第1の場所(例えば、コネクタの製造施設)のところで行われるのが良く、この方法は、光コネクタを光ファイバが光コネクタに結合される第2の場所に輸送するステップを更に含むのが良い。
本明細書において説明する光ファイバは、ガラス又はプラスチックで作られた柔軟性のある透明な光ファイバであるのが良い。光ファイバは、光を光ファイバの2つの端相互間で伝える導波路として機能するのが良い。光ファイバは、屈折率の小さい透明なクラッディング材料によって包囲された透明なコアを含むのが良い。光は、全内部反射によってコア内に保たれるのが良い。ガラス製光ファイバは、シリカを含むのが良いが、他の何らかの材料、例えばフルオロジルコネート、フルオロアルミネート、及びカルコゲナイドガラス並びに結晶質、例えばサファイアを用いることができる。光は、光を全内部反射によりコア内に捕捉する屈折率の小さい光学クラッディングによって光ファイバのコアに案内することができる。クラッディングは、これを水分及び/又は物理的損傷から保護するバッファ及び/又は別の被膜で被覆されるのが良い。これら被膜は、ドローイングプロセス中、光ファイバの外部に被着されるUV硬化ウレタンアクリレート複合材料であるのが良い。被膜は、ガラス光ファイバのストランドを保護することができる。光ファイバは、内側の一次被膜及び外側の二次被膜を有するのが良い。光ファイバ被膜を同心の層をなして被着するのが良い。
本明細書において説明する光コネクタは、代表的には、セラミック材料、例えばジルコニア、アルミナ、チタンドープアルミナ、ガラス繊維入りPPS、又はこれらの組み合わせ(これらには限定されない)を含むのが良い。しかしながら、フェルールの他の構成材料、例えば金属、セラミック、ポリマー、又はこれらの組み合わせが本明細書において想定される。
別段の明示の指定がなければ、本明細書において説明した方法はどれも、そのステップが特定の順序で実施されることを必要とするものとして解されることは意図されていない。したがって、方法に関する請求項がそのステップが行われる順序を実際には記載していない場合又はステップを特定の順序に限定すべきことが特許請求の範囲又は本明細書において特段に指定されていない場合、任意特定の順序を推定することを何ら意図していない。
本発明の精神又は範囲から逸脱することなく種々の改造及び変形を行うことができるということは当業者には明らかであろう。本発明の精神及び実態を含む開示した実施形態の改造例のコンビネーション、サブコンビネーション及び変形例が当業者には想到できるので、本発明は、添付の特許請求の範囲に記載された本発明の範囲及びその均等範囲に含まれる全ての事項を含むものと解されるべきである。

Claims (19)

  1. 光ファイバコネクタであって、
    第1のフェース及び第2のフェースを備えた本体を有し、
    前記本体内に形成されていて前記第1のフェースに形成された第1の開口部と前記第2のフェースに形成された第2の開口部との間に延びる通路を有し、前記通路は、光ファイバを受け入れるよう構成され、前記通路は、
    前記第1のフェースから内方に延び且つ第1の幅を備えた第1の通路区分を有し、
    前記第2のフェースから内方に延び且つ第2の幅を備えた第2の通路区分を有し、前記第2の幅は、前記第1の幅よりも小さく、
    前記第1の通路区分と前記第2の通路区分との間に配置された移行区分を有し、
    前記移行区分内に配置された接着剤配合物を有し、前記接着剤配合物は、固形物であり、前記接着剤配合物は、前記接着剤配合物の溶融及び凝固に続き、光ファイバを前記第2の通路区分の内面に結合するよう構成されている、光ファイバコネクタ。
  2. 前記接着剤配合物は、前記移行区分内に配置された状態で前記第2の通路区分の内側端部のところに配置された内側入口を塞いでいる、請求項1記載の光ファイバコネクタ。
  3. 前記移行区分は、第1の端及び第2の端を有し、前記第1の通路区分の内側端部が前記移行区分の前記第1の端に移行し、前記移行区分の前記第2の端は、前記第2の通路区分の前記内側端部に移行している、請求項2記載の光ファイバコネクタ。
  4. 前記第1の通路区分は、前記第1のフェースから前記移行区分の前記第1の端まで延びる円筒形ボアであり、前記第1の幅は、第1の直径であり、
    前記第2の通路区分は、前記第2のフェースから前記移行区分の前記第2の端まで延びる円筒形ボアであり、前記第2の幅は、第2の直径であり、
    前記第1の直径は、前記第2の直径の少なくとも2倍であり、
    前記第1の通路区分の軸方向長さが前記本体の軸方向長さの半分よりも大きく、
    前記第2の通路区分の軸方向長さが前記移行区分の軸方向長さよりも大きく且つ前記本体の前記軸方向長さの1/3未満である、請求項3記載の光ファイバコネクタ。
  5. 前記本体は、外径を有し、前記第1の直径は、前記本体の前記外径の30%を超える、請求項4記載の光ファイバコネクタ。
  6. 前記接着剤配合物の少なくとも95%が前記本体の軸方向中点と前記移行区分の前記第2の端との間に配置されている、請求項3〜5のうちいずれか一に記載の光ファイバコネクタ。
  7. 前記移行区分は、前記第2のフェースからの距離が減少するにつれて減少する可変幅を有する、請求項1〜6のうちいずれか一に記載の光ファイバコネクタ。
  8. 前記移行区分は、切頭円錐形内面を有する、請求項7記載の光ファイバコネクタ。
  9. 前記切頭円錐形内面は、前記本体の長手方向軸線に対して30°〜80°の角度をなし、前記切頭円錐形内面は、前記移行区分の第1の端から前記移行区分の第2の端まで延びている、請求項8記載の光ファイバコネクタ。
  10. 前記切頭円錐形内面は、前記本体の軸方向中点と前記第2のフェースとの間に配置されている、請求項8又は9記載の光ファイバコネクタ。
  11. 前記接着剤配合物の少なくとも50%が前記移行区分内に配置されている、請求項1〜10のうちいずれか一に記載の光ファイバコネクタ。
  12. 前記接着剤配合物は、前記本体の温度が40℃未満であるときに固形物である、請求項1〜11のうちいずれか一に記載の光ファイバコネクタ。
  13. 前記接着剤配合物は、固形粉末接着剤配合物であり、該固形粉末接着剤配合物は、前記移行区分内における前記固形粉末接着剤配合物の圧縮により前記移行区分に結合されている、請求項1〜12のうちいずれか一に記載の光ファイバコネクタ。
  14. 前記通路を通って前記第1のフェースから前記第2のフェースまで延びる光ファイバを更に有する、請求項1〜13のうちいずれか一に記載の光ファイバコネクタ。
  15. 前記第1の幅は、前記第2の幅の少なくとも4倍である、請求項1〜14のうちいずれか一に記載の光ファイバコネクタ。
  16. 請求項1〜15のうちいずれか一に記載の光ファイバコネクタを形成する方法であって、前記方法は、
    前記光ファイバコネクタの前記本体及び前記通路を用意するステップと、
    前記接着剤配合物を前記通路の前記移行区分内に配置するステップと、
    前記光ファイバコネクタを光ファイバに結合しない状態で前記配置ステップに続き、前記光ファイバコネクタを少なくとも1日間貯蔵するステップとを含む、方法。
  17. 前記接着剤配合物を固形粉末として調製するステップを更に含み、前記接着剤配合物を前記移行区分内に配置する前記ステップは、前記固形粉末を圧縮によって前記移行区分内で前記本体に結合するステップを含む、請求項16記載の方法。
  18. 前記接着剤配合物を前記接着剤配合物の溶融温度よりも高く加熱し、それにより前記固形粉末が流動状態になるようにするステップと、
    光ファイバを前記通路中に挿入するステップと、
    前記本体を冷却して前記接着剤配合物を凝固させ、それにより前記光ファイバを前記第2の通路区分内に固定するステップとを更に含む、請求項17記載の方法。
  19. 前記光ファイバは、前記光ファイバが前記通路中に挿入されたときに溶融状態の前記接着剤配合物を前記通路の前記第2の通路区分中に引き込む、請求項18記載の方法。
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