JP2016516924A - マット、可搬型建設用多孔マットシステム、工具および方法 - Google Patents

マット、可搬型建設用多孔マットシステム、工具および方法 Download PDF

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Abstract

可搬型建設用多孔マットシステムにおいて用いられるマット(10)は、隣接するマットへの接続部を提供するタブ(56、58)を備えている。可搬型建設用多孔マットシステムは、締結具構成(87)に接続された複数の多孔ユニットを備えている。建設用マットシステムを提供する方法は、多孔ユニットを互いに締結具構成で接続するステップを含む。キットは、少なくとも第1の多孔ユニット(82)と、第2の多孔ユニット(84)と、締結具構成(87)とを備えている。

Description

本出願は、PCT国際特許出願として、2014年3月4日に出願され、2013年3月12日に出願された米国特許出願第13/796,144号に基づく優先権を主張し、その開示を参照により全体を本明細書に組み込む。
本開示は、可搬型とされかつ多孔性を有する建設システムにおいて使用されるマット、当該マットを利用するシステム、ならびに、当該システムの組立方法および使用方法、ならびに、当該システムを組立および解体するのに有用な工具に関するものである。
石油、ガス、採掘、建設その他の遠隔地における作業を伴う産業では、作業現場へのアクセスないし作業現場周辺へのアクセスを提供するための道路または作業足場の建設といった作業現場へのアクセスの改善が求められるという問題をかかえている。
これまでの道路建設および足場建設資材および建設方法は必ずしも費用対効果に優れ環境に優しいとはいえない。代替策として路面用マットが用いられることもある。材木や樹木で構成されたマットのようなこれまでのマットシステムには、高価であり、輸送するには重量があり、マットを作製するために樹木が伐採されるため環境コストも高く、しかも使用に伴い急速に劣化する等の点で制約がある。ポリマーまたはガラス繊維製のマットではサイズが大きく、購入またはレンタルして輸送するとなると費用もかさむ。
さらに他の従来技術としてのマットシステムは、設置および組立の点で労働集約的となることもあり、同様に解体についても、マットシステムに土が詰まっているような場合には解体が困難となることもある。
解体が容易であり作業現場からの撤去も容易であり、費用対効果に優れ、かつ輸送が容易で環境にも優しいマットシステムが求められている。
一態様において、可搬型建設用多孔マットシステムにおいて用いられるマットが提供される。マットは、外周部、および、前記外周部内で複数のセルを画定する交差壁部からなるマトリックス、を有する多孔ユニットを備えている。多孔ユニットは、据付サイドおよびユーザサイドを有する。マットは、前記外周部に沿って前記多孔ユニットの残りの部分から突出する複数の第1タブおよび複数の第2タブを備えている。前記第1タブの各々が、前記ユーザサイドから凹設されているとともに前記据付サイドと同じ高さとされている。前記第2タブの各々が、前記据付サイドから凹設されているとともに前記ユーザサイドと同じ高さとされている。前記第1タブおよび前記第2タブの各々が、開口部への解除可能な固着を許容するように構成および配置された該開口部を備えている。
別の態様において、可搬型建設用多孔マットシステムが提供される。システムは、外周部、および、前記外周部内で複数のセルを画定する交差壁部からなるマトリックス、を有するとともに、据付サイドおよびユーザサイドを有する、第1の多孔ユニットを備えている。複数の第1タブおよび第2タブが、前記外周部に沿って前記第1の多孔ユニットの残りの部分から突出している。前記第1タブの各々が前記ユーザサイドから凹設されているとともに前記据付サイドと同じ高さとされている。前記第2タブの各々が、前記据付サイドから凹設されているとともに前記ユーザサイドと同じ高さとされている。前記第1タブおよび前記第2タブの各々が、開口部への解除可能な固着を許容するように構成および配置された該開口部を備えている。システムは、前記第1の多孔ユニットと横方向に隣接しかつ向かい合う第2の多孔ユニットを備えている。第2の多孔ユニットは、外周部、および、前記外周部内で複数のセルを画定する交差壁部からなるマトリックス、を有するとともに、据付サイドおよびユーザサイドを有する。複数の第1タブおよび第2タブが、前記外周部に沿って前記第2の多孔ユニットの残りの部分から突出している。前記第2の多孔ユニットの前記第1タブの各々が前記ユーザサイドから凹設されているとともに前記据付サイドと同じ高さとされている。前記第2の多孔ユニットの前記第2タブの各々が、前記据付サイドから凹設されているとともに前記ユーザサイドと同じ高さとされている。前記第2の多孔ユニットの前記第1タブおよび前記第2タブの各々が、開口部への解除可能な固着を許容するように構成および配置された該開口部を備えている。前記第2の多孔ユニットの前記第1タブの1つが、第1の接続部が画定されるように、前記第1の多孔ユニットの前記第2タブの1つの下となる方向に配置されている。前記第2の多孔ユニットの前記第2タブの1つが、第2の接続部が画定されるように、前記第1の多孔ユニットの前記第1タブの1つの上となる方向に配置されている。前記第1の接続部が、前記第1の接続部の前記第1タブおよび第2タブの夫々の前記開口部内に保持される締結具構成を備えている。前記第2の接続部が、前記第2の接続部の前記第1タブおよび第2タブの夫々の前記開口部内に保持される締結具構成を備えている。
別の態様において、建設マットシステムを提供する方法が提供される。前記方法は、外周部、および、前記外周部内で複数のセルを画定する交差壁部からなるマトリックス、を有するとともに、据付サイドおよびユーザサイドを有する、第1の多孔ユニットを提供するステップを含む。複数の第1タブおよび第2タブが、前記外周部に沿って前記第1の多孔ユニットの残りの部分から突出している。前記第1タブの各々が前記ユーザサイドから凹設されているとともに前記据付サイドと同じ高さとされている。前記第2タブの各々が、前記据付サイドから凹設されているとともに前記ユーザサイドと同じ高さとされている。前記第1タブおよび前記第2タブの各々が、開口部への解除可能な固着を許容するように構成および配置された該開口部を備えている。前記方法は、外周部、および、前記外周部内で複数のセルを画定する交差壁部からなるマトリックス、を有するとともに、据付サイドおよびユーザサイドを有する、第2の多孔ユニットを提供するステップを含む。複数の第1タブおよび第2タブが、前記外周部に沿って前記第2の多孔ユニットの残りの部分から突出している。前記第2の多孔ユニットの前記第1タブの各々が前記ユーザサイドから凹設されているとともに前記据付サイドと同じ高さとされている。前記第2の多孔ユニットの前記第2タブの各々が、前記据付サイドから凹設されているとともに前記ユーザサイドと同じ高さとされている。前記第2の多孔ユニットの前記第1タブおよび前記第2タブの各々が、開口部への解除可能な固着を許容するように構成および配置された該開口部を備えている。前記方法は、前記第2の多孔ユニットの前記第1タブの1つを前記第1の多孔ユニットの前記第2タブの1つの下となる方向に配置して第1の接続部を画定するように、前記第2の多孔ユニットを前記第1の多孔ユニットと横方向に隣接しかつ向かい合うような方向に配置するステップを含む。前記第2の多孔ユニットの前記第2タブの1つは、第2の接続部を画定するように、前記第1の多孔ユニットの前記第1タブの1つの上となる方向に配置される。前記方法は、締結具構成を、前記第1の接続部の前記第1タブおよび第2タブの夫々の前記開口部内に配置するステップを含む。前記方法は、締結具構成を、前記第2の接続部の前記第1タブおよび第2タブの夫々の前記開口部内に配置するするステップを含む。
別の態様において、キットが提供される。キットは、第1の多孔ユニットと、第2の多孔ユニットと、複数の締結具構成とを備えている。第1の多孔ユニットは、外周部、および、前記外周部内で複数のセルを画定する交差壁部からなるマトリックス、を有するとともに、据付サイドおよびユーザサイドを有する。複数の第1タブおよび第2タブが、前記外周部に沿って前記第1の多孔ユニットの残りの部分から突出している。前記第1タブの各々が前記ユーザサイドから凹設されているとともに前記据付サイドと同じ高さとされている。前記第2タブの各々が、前記据付サイドから凹設されているとともに前記ユーザサイドと同じ高さとされている。前記第1タブおよび前記第2タブの各々が、開口部への解除可能な固着を許容するように構成および配置された該開口部を備えている。第2の多孔質のユニットは、外周部、および、前記外周部内で複数のセルを画定する交差壁部からなるマトリックス、を有するとともに、据付サイドおよびユーザサイドを有する。複数の第1タブおよび第2タブが、前記外周部に沿って前記第2の多孔ユニットの残りの部分から突出している。前記第2の多孔ユニットの前記第1タブの各々が前記ユーザサイドから凹設されているとともに前記据付サイドと同じ高さとされている。前記第2の多孔ユニットの前記第2タブの各々が、前記据付サイドから凹設されているとともに前記ユーザサイドと同じ高さとされている。前記第2の多孔ユニットの前記第1タブおよび前記第2タブの各々が、開口部への解除可能な固着を許容するように構成および配置された該開口部を備えている。前記第2の多孔ユニットが、前記第1の多孔ユニットと横方向に隣接しかつ向かい合って位置づけられるように構成および配置されており、前記第2の多孔ユニットの前記第1タブの1つが、第1の接続部が画定されるように前記第1の多孔ユニットの前記第2タブの1つの下となる方向に配置され得る。前記第2の多孔ユニットの前記第2タブの1つが、第2の接続部が画定されるように、前記第1の多孔ユニットの前記第1タブの1つの上となる方向に配置され得る。複数の締結具構成が、前記第1の接続部のそれぞれの第1および第2タブの前記開口部と嵌合するような寸法および形状とされ、かつ、前記第2の接続部のそれぞれの第1および第2タブの前記開口部と嵌合するような寸法および形状とされている。
以下の詳細な説明には望ましい製品の有する特徴または望ましい方法に係る様々な例が部分的には記載されており、またはかかる例は部分的には明細書の記載から明らかであり、あるいは本開示の様々な態様を実施することにより習得され得る。本開示の態様は個別的な特徴に関連することもあれば、それらの特徴の組合せに関連することもあり得る。前述の概要の説明と以下の詳細な説明とがいずれも専ら説明を目的としたものであって、請求に係る発明を限定するものではないことが理解されるべきである。
本開示の原理に従って構成された、設置されかつ使用状態におかれた可搬型建設用多孔マットシステムの概要を示した図である。 本開示の原理に従って構成された可搬型建設用多孔マットシステムの用に供されるマットの一実施形態を示した斜視図であって、当該マットのユーザサイドを示した図である。 図2のマットの別の斜視図であり、当該マットの据付サイドを示した図である。 図3において3Aで示した図3のマットの一部の拡大斜視図である。 図1のマットの上面図である。 図2〜図4のマットの図4の5−5線に沿う断面図である。 図2〜図4のマットをつなぎ合わせて利用したマットシステムの一部を示した斜視図である。 図6のマットシステムの上面図である。 2枚のマットの間における接続部を示した、図7の8−8線に沿う断面図である。 図8の接続部において用いられるボルトの斜視図である。 図9のボルトの断面図である。 図8の接続部において用いられる割ナットの斜視図である。 図11のナットの上面図である。 図11の割ナットの第1半体部を示した斜視図である。 図11の割ナットの第2半体部を示した斜視図である。 図8の接続部のための締結具とともに利用可能なソケットレンチの端部の一実施形態を示した斜視図である。 図15に示すソケットレンチの端部を示した斜視図である。 図16のソケットレンチの端面図である。 図9のボルトとともに用いられている図15〜図17のソケットレンチを示した斜視図である。 図9のボルトに挿入された図15〜図17のソケットレンチの側面図である。 図15〜図17のソケットレンチを操作するために用いられるハンドルをもつボルトドライバー工具の側面図である。 図8の接続部において利用可能な、触覚誘導表面を有する、ボルト−ソケット構成の代替的実施形態を示した斜視図である。 図8の断面と同様の、2枚のマットの間における接続部を示した断面図であって、地中に打ち込んだ杭が示されている図である。 図8の断面と同様の、2枚のマットの間における接続部を示した断面図であり、地上誘導標が示されている図である。 グラウンドアンカーを図1のマットシステムに固定するのに用いられるクリンパーの一実施形態を示した上面図である。 図24のクリンパーの一部分を示した側面図である。 図1のマットシステムを地面に固定するのに利用可能なグラウンドアンカーの一例を示した斜視図である。 グラウンドアンカーを図2〜図4のマットのセル内に固定する図24および図25のクリンパーの一部分を示した斜視図である。 グラウンドアンカーを図2〜図4のマットのセル内に固定する図24および図25のクリンパーの一部分を示した別の斜視図である。 図24および図25のクリンパーにおいて用いられるクリンパー顎部の一方を示した斜視図である。 図24および図25のクリンパーにおいて用いられるクリンパー顎部の他方を示した斜視図である。 図26のグラウンドアンカーを、図2〜図4のマットのセルを通って地中に配置するステップの概要を示した斜視図である。 インパクトレンチのある状態で示されている、図20のボルトドライバー工具の変形例の概要を示した側面図である。 図1のマットシステムを地面に固定するのに利用可能な別のタイプのグラウンドアンカーを示した斜視図である。
A.マットシステムの実施例
図1は、可搬型建設用多孔マットシステムを概ね符号20で示した図である。システム20は、接続ポイント26(図8)でまとめて固定または接続された、図1で図式的に示す個別の建設マット24(図2)の複数個で構成されたグリッド部22を備えている。
図1においては、グリッド部22上を走行するトラック28が示されている。グリッド部22は、サーフェス30上となる方向に配置されており、このサーフェス30は典型的には表層土または地面31を含む大地である。多くの典型的な用途においては、道路または安定した表層土をもたないエリア内に重機を搬入するのが望ましい。かかる用途においては、複数の建設マット24が一体に組み立てられてグリッド部22をなすとともに接続ポイント26によってまとめて固定される。かかるシステムにおいては、グリッド部22は迅速かつ容易に組み立てられる。グリッド部22はまた、迅速かつ容易に解体される。
図2は、システム20において利用可能な建設マット24の一例を示した図である。マット24は、パレット上に容易に積み上げることができ、移動することができるような寸法とされているという意味で可搬型(portable)である。例えば、各マット24は、約40インチ×20インチの寸法とされており、厚さは約2インチとなっている。約464平方インチの名目カバレッジエリアとなる。もちろん、他の寸法であっても利用可能である。
マット24は、マット24を通過して排水が可能となるのに十分な貫通孔を有するという意味において、多孔(porous)ユニット25である。マット24は、外周部32と、当該外周部32内で複数のセル36を画定する交差壁部34からなるマトリックスとを有している。ここに示した好ましい配置構成においては、セル36の各々は、セル内に排水開口構成部38を備えている。典型的には、この排水開口構成部38は、貫通孔40の形態をとる。
マット24は、ここに示した実施形態においては、マット24を縁取るとともに外周部32とセル36のマトリックスとの間に延在されている二重壁構造42(図4を参照)を備えている。この二重壁構造42によりマット24の強度と一体性とが高められる。二重壁構造42の2つの壁部の間には、排水を支援するための開口部構成43(図4)が存在している。
マット24の各々は、据付サイド44とその反対側のユーザサイド46とを有している。据付サイド44は、大地サーフェス30(図1)と接触している側である。ユーザサイド46は、周辺環境に対して開放されている側であって、トラック28(図1)などの重機に対して露呈されている側である。図2においては、ユーザサイド46は、図中において見えている側である。図3は、据付サイド44を示している。
壁部34で画定されたセル36の各々は、排水開口部38を備えており、この排水開口部38は矩形孔部40として図示されている。孔部40は、軸方向表面48によって画定されており、ユーザサイドの軸方向表面49(図4)と据付サイドの軸方向表面50(図3)とを備えている。壁部34がユーザサイドの軸方向表面49から略垂直に延在されている。ここに示した例においては、壁部34は略矩形をなし、この矩形において、自由端52(図2および図5)がユーザサイド46を画定しかつ当該ユーザサイド46をなしている。
マット24の各々は、典型的な例示的実施形態においては、少なくとも20個のセル36、典型的に30個〜50個のセル36、およびここ示した例においては40個のセル36を有している。好ましくは、マット24は、成形非金属材料で構成されている。利用可能な材料としては成形熱可塑性材料が含まれる。マット24の各々は、20ポンドを超えない重量を有しており、典型的には9〜15ポンドの重量を有している。各マット24は、少なくとも100PSIの破砕強度と、100,000PSI〜200,000PSIの曲げ弾性率を有している。ユーザサイド46の開放エリアは典型的には75%〜95%である。据付サイド44の開放エリアは典型的には25%〜35%である。
本開示の原理に従って、マット24は、複数の第1タブ56および第2タブ58を備えている。第1タブ56および第2タブ58は、夫々、マット24の多孔ユニットの残りの部分から外周部32に沿って突出している。第1タブ56および第2タブ58は、グリッド部22を形成するために1枚を超える枚数のマット24を相互に接続するうえで有用である。
第1タブ56の各々は、ユーザサイド46から凹設されているとともに据付サイド50と同じ高さとされている。第1タブ56は、以下に詳述するように、開口部への解除可能な固着を許容するように構成および配置された開口部60を備えている。
第2タブ58の各々は、据付サイド44から凹設されているとともにユーザサイド46と同じ高さとされている。第2タブ58の各々は、以下に詳述するように、開口部への解除可能な固着を許容するように構成および配置された開口部62を備えている。
図2〜図4を概観すると、ここに示した実施形態においてマット24が第1の対の対向側部64、65と第2の対の対向側部66、67とをいかにして有しているのかが理解できる。多くの異なる実施形態が可能である。ここに示した実施形態においては、少なくとも2つの第1タブ56と少なくとも2つの第2タブ58とが、第1の対の側部の対向側部64、65の各々の外周部32に沿うものとされている。他の実施形態においては、側部64、65の各々に沿って2つを超える数の第1タブ56と、2つを超える数の複数の第2タブ58とを設けることができる。
ここに示した実施形態においては、複数の第1タブ56の少なくとも1つと複数の第2タブ58の少なくとも1つとが第2の対の側部66、67の各々の外周部32に沿うものとされている。他の実施形態においては、側部66、67の各々に沿って1つを超える数の第1タブ56と、1つを超える数の複数の第2タブ58とが存在することができる。
多くの異なる実施形態を構成することが可能である。ここに示した例においては、第1タブ56および第2タブ58は、第1の対の側部64、65の各々に沿って交互に順次配置されかつ第2の対の側部66、67の各々に沿って交互に順次配置されている。
この例においては、多孔ユニット25は、中央長手方向軸70(図4)を基準に2回対称軸(two-fold axis of symmetry)を有している。もちろん、代替的な実施形態が可能である。
次に図4を参照すると、ここに示した実施形態においては、第2タブ58の開口部62の各々がいかにして締結具収容開口部62となっているのかが理解できる。ここに示した例においては、開口部62は、細長い非円形の開口72とされている。この細長い開口72は、マット52が互いに隣り合うように並べられてグリッド部22をなすように互いに接続されると、許容誤差が蓄積される。細長い開口72を有することにより、第1タブ56および第2タブ58における開口部60、62は、互いに接続されるにあたり精確な配列におかれる必要がない。他の実施形態においては、開口部62は、円形とすることができるが、他の形状とすることもできる。
図面に示した特定の例示的実施形態においては、第1タブ56の開口部60の各々は、締結具収容開口部60とされている。開口部60は、ここに示した実施形態においては、締結具を受け入れるように構成された孔部または開口部60を画定する一対の対向する略半円形の表面74、75(図3Aを参照)を備えている。半円形の表面74、75は、一対の向かい合うガイドスロット152、153で分離されており、この点の詳細については後述する。以下にさらに説明される例においては、第1タブの開口部60のための締結具は、ナット78(図8および図11〜図14)である。他の実施形態においては、開口部60は、所定の位置に成型されたナット78のねじ山を有することができる。いずれの実施形態(図示したとおり独立のナット78を受け入れる開口部60;またはナットとして機能するあらかじめ成型されたねじ山を有する開口部60)においても、開口部60は、解除可能な固着を許容するものであって、ここでは互いに同じ意味で「開口部60」または「締結具収容開口部60」と呼ぶ。
タブ56、58の各々においては、締結具収容開口部60、62に隣接して、多孔ユニット25の排水をさらに容易にするための排水開口部76を設けることができる。
マット24は、グリッド部22をなすように互いに対して配置されかつ相互に接続され得る。好ましい実施形態においては、マット24は、長手積みパターン80(図6および図7)の形態となるように千鳥パターンで互いに接続されている。「長手積み(running bond)」は、各マット24が隣接するコース上でマット24を重ね合わせたストレッチャーとして置かれている状態を意味している。
マットシステム20を形成するため、次に図6および図7を参照すると、第1の多孔ユニットが引用符号82で図示され、第2の多孔ユニットが引用符号84で図示されている。第2の多孔ユニット84は、第1の多孔ユニット82と横方向に隣接しかつ向かい合う方向に配置されている。マットシステム20を形成するために、第2の多孔ユニット84の複数の第1タブ56の1つが、第1の接続部86を画定するように第1の多孔ユニット82の複数の第2タブ58の1つの下となる方向に配置されている。第2の多孔ユニット84の複数の第2タブ58の1つが、第2の接続部88を画定するように第1の多孔ユニット82の第1タブ56の1つの上となる方向に配置されている。
第1の接続部86は、第1の接続部86の第1タブ56および第2タブ58の締結具収容開口部60、62内に保持される締結具構成87(図8)を備えている。第2の接続部88は、第2の接続部88の第1タブ56および第2タブ58夫々の締結具収容開口部60、62内に保持される締結具構成87(図8)を備えている。図6および図7において、第1の接続部86および第2の接続部88は、締結具構成(ボルト112)の他の部分を受け入れる準備のできた締結具構成87(ナット78)の一部のみを示している。
引き続き図6および図7を参照すると、マットシステム20は、第1の多孔ユニット82と横方向に隣接しかつ向かい合う少なくとも1つの第3の多孔ユニット92をさらに備えている。第3の多孔ユニット92の複数の第1タブ56の1つが、締結具構成87が取り付けられる第3の接続部94を画定するように第1の多孔ユニット82の複数の第2タブ58の1つの下となる方向に配置されている。第3の多孔ユニット92の複数の第2タブ58の1つが、締結具構成87によって取り付けられる接続部96を画定するように第1の多孔ユニット82の第1タブ56の上となる方向に配置されている。
図6および図7に示す例においては、第1の接続部86、第2の接続部88、第3の接続部94および第4の接続部96が、第1の多孔ユニット82の片側64(図6)に沿うものとされている。
ここで再び、引き続き図6および図7を参照すると、第2の多孔ユニット84と第3の多孔ユニット92とが、第5の接続部100および第6の接続部102において、第1の多孔ユニット82の片側64に対して略垂直な第2の多孔ユニット84および第3の多孔ユニット92の側部66、67に沿って、互いに接続されている。第5の接続部100は、第2の多孔ユニット84の複数の第2タブ58の1つの下となる方向に配置されかつ締結具構成87によって取り付けられた第3の多孔ユニット92の複数の第1タブ56の1つを備えている。第6の接続部102は、第2の多孔ユニット84の複数の第1タブ56の1つの上となる方向に配置されかつ締結具構成87が取り付けられた第3の多孔ユニット92の複数の第2タブ58の1つを備えている。
図6および図7に示す実施形態においては、システム20はまた、少なくとも第4の多孔ユニット106と第5の多孔ユニット108とを備えている。ここに示した例示的実施形態においては、第4の多孔ユニット106は、第3の多孔ユニット92の側部64、つまり、第1の多孔ユニット82に接続された側部65の反対側に沿って第3の多孔ユニット92に接続されている。第5の多孔ユニット108は、第3の多孔ユニット92と第2の多孔ユニット84との双方に接続された状態で図示されている。第5の多孔ユニット108は、ユニット92および84の側部64、つまり、第1の多孔ユニット82に接続された第3のユニット92および第2のユニット84の側部65の反対側に接続されている。第4の多孔ユニット106および第5の多孔ユニット108はまた、第4の多孔ユニット106の側部67および第5の多孔ユニット108の側部66に沿って互いに接続されている。
マットシステム20では長手積みパターン80が形成されている。図6および図7に示すパターンは、システム20の望ましいサイズに達するまで継続される。
第1の多孔ユニット82、第2の多孔ユニット84、第3の多孔ユニット92、第4の多孔ユニット106および第5の多孔ユニット108の各々の第1タブ56および第2タブ58は、互いに交互に順次配置されている。つまり、ここに示した例示的実施形態においては、多孔ユニット82、84、92、106および108の各々が、複数の第2タブ58と交互に順次配置された複数の第1タブ56を有している。第2タブ58によって分離されていない複数の第1タブ56が存在することはない。同様に、第1タブ56によって分離されていない複数の第2タブ58が存在することはない。
B.締結具構成および関連コンポーネントの実施例
上述したとおり、第1の接続部96、第2の接続部88、第3の接続部94、第4の接続部96、第5の接続部100および第6の接続部102は、各接続部86、88、94、100および102の第1タブ56および第2タブ58夫々を互いに接続する締結具構成87(図8)を備えている。多くの異なる実施形態が可能である。ここに示した実施形態においては、締結具構成87は、ナット78とボルト112とを備えている。図8は、接続部100を図示したものであるが、各接続部86、88、94および102が同様に構成されることが理解されるべきである。
例示的実施形態においては、ナット78は割ナット114(図11〜14)とされている。割ナット114は、成形非金属材料で構成され得る。幾つかの実施形態においては、成形非金属材料は、成形熱可塑性材料などの多孔ユニット25と同じ材料で構成されている。他の実施形態においては、割ナット114は、ガラス強化ナイロンなどの多孔ユニット25よりも強度のある材料で構成されている。この高強度材料は、より強度のある接続部がタブ56、58の間で必要となる場合に役立ち得る。ナット78を割ナット114とすることにより、ナット78が割ナット114でない場合よりも成形技術がより簡素かつ費用対効果の優れたものとなる。
図11〜図14から理解できるように、割ナット114は、第1半体部116と第2半体部117とを備えている。両半体部116、117は、略テーパ状かつ円形の外側断面を有する一体型ナット78を形成するために互いに嵌合可能とされている。
図13を参照すると、第1半体部ナット116は、ねじ山120をもつ内側表面118を備えている。第2半体部ナット117は、ねじ山121をもつ内側表面119を備えている。ねじ山120、121は、ボルト112と係合するためのものである。
割ナット114の第1半体部116は、第1側部122と、第2側部123と、これらの間におけるアーチ状延長部124を有している。第1側部122は、当該第1側部122から延在している突出部126を備えている。突出部126は、上部リム127と底部リム128との双方に対して間隔をおいて設けられている。第2側部123は、上部リム127と底部リム128との双方に対して間隔をおいて設けられた凹部130を備えている。
アーチ状延長部124は、前述したとおり、内側表面118を備えており、これはねじ山120付きである。アーチ状延長部124の外部表面132は、突出しているレール134を備えている。レール134は、ここに示した実施形態においては、第1側部122と第2側部123との中央に配置されている。
割ナット114の第2半体部117は、第1半体部116と嵌合するように構成されており、これによりボルト112と係合するねじ付きソケット136(図11)を有するナット78がもたらされる。
次に図14を参照すると、第2半体部117は、第1側部138と、第2側部139と、これらの間に延在しているアーチ状延長部140とを備えている。第1側部138は、突出部142を備え、また、第2側部139は、凹部144を備えている。突出部142および凹部144は、上部リム145と底部リム146とから間隔をおいて設けられている。
アーチ状延長部140の外部表面148は、該外部表面148から延在されたレール150を備えている。
図11および図12から理解できるように、第1半体部116の突出部126は、第2半体部117の凹部144内に受け入れられる。第2半体部117の突出部142は、第1半体部116の凹部130によって受け入れられる。これにより、各内側表面118、119に沿うねじ山120、121からなるねじ付きソケット136を有するナット78がもたらされる。
ナット78は、第1タブ56の開口部60内に嵌合する。上述したとおり、第1タブ56における開口部60は、対向するガイドスロット152、153(図3A)を備えている。ガイドスロット152、153は、割ナット114の両半体部116、117のレール134、150を受け入れる。スロット152、153は、レール134、150と組み合わせて、割ナット114を第1タブ56の開口部60におけるスペース内の所定の位置に保持する。さらに、前述したとおり、他の実施形態においては、ねじ山は開口部60の一部として成型される得、この場合、開口部60内に位置づけられる独立のナット78を設ける必要はないが、かかる場合であっても開口部60は開口部への解除可能な固着を許容するように構成および配置された開口部であるとみなされ、それゆえ「締結具収容開口部60」とみなされる。
幾つかの好ましい配置構成においては、ナット78は、多孔ユニット25の色と視覚的に区別されるような色とされている。例えば、ナット78は、黄色とすることができ、他方、多孔ユニット25は黒色である。この視覚的に区別される色は、ユーザが様々な多孔ユニット25の間で行われる必要があるいかなる接続においても失敗することがないようにマットシステム20を設置することを支援する。
ボルト112はまた、締結具構成87の一部でもある。一例としての利用可能なボルト112が図9および図10に示されている。ボルト112は、成形非金属材料で構成され得る。この材料は、割ナット114を構成する材料と同じ材料であることができ、あるいは異なる材料とされてもよい。ボルト112用の材料は成形熱可塑性材料などの多孔ユニット25に用いられているものと同じ材料とすることができ、あるいは、ガラス強化ナイロンなどの多孔ユニット25よりも強度のある材料で構成されていてもよい。
ここに示した例においては、ボルト112は、シャフト部156と、フランジ部158と、ヘッド部160とを備えている。シャフト部156は、ナット78によって形成されるねじ付きソケット136と係合するねじ山157でねじ付き状とされている。
フランジ部158は、シャフト部156の直径よりも大きくかつヘッド部160の最外寸法よりも小さい直径を有している。フランジ部158は、ワッシャ162として機能する。ワッシャ162は、上側軸方向表面164とこの上側軸方向表面164とは反対側の下側軸方向表面165とを有している。図8から理解できるように、下側軸方向表面165は、第2タブ開口部62を囲む第2タブ58のフランジ収容表面166と係合する。
ここに示した実施形態においては、ボルト112は、ソケット168を備えている。ソケット168は、頭壁部170によって画定され、外側多角形表面172と内側多角形表面174とを有している。内側多角形表面174は、ソケット168を補強している。ソケット168は、トルキング工具176(図15〜20)を受け入れるように構成されている。工具部176の詳細については後述する。
頭壁部170は、多くの異なる形状を有することができる。ここに示した実施形態においては、外側多角形表面172は六角形の形状とされている。ここに示した例においては、内側多角形表面174は六角形の形状とされている。
引き続き図10を参照すると、ボルト112はまた、貫通孔178を備えることができる。ボルト112がボルト112の端部182において開口180(図8および図10)を有するように、貫通孔178は、ヘッド部160からボルト112を完全に通過して、フランジ部158を通過して、かつシャフト部156を通過して延びている。好ましい実施形態においては、少なくとも貫通孔178の一部分は、貫通孔178を補強する内側多角形表面184を有している。内側多角形表面184は、トルキング工具を受け入れるような形状に構成されている。
ボルト112は、多孔ユニット25の色とは異なる色とすることができる。好ましくは、ボルト112は、多孔ユニット25の色とは対照的な色とされる。例えば、ボルト112は黄色とすることができ、他方で多孔ユニット25は黒色である。これは、ユーザが接続ポイントのすべてをより一層容易に特定することを支援する。
幾つかの実施形態においては、ボルト112のうち少なくとも幾つかは、当該ボルトに固定されたRFIDタグまたはGPSタグなどのロケーション装置188(図22および図23)を備えることができる。これは、ボルト112を保持している接続部の位置情報を電子的に提供することができる。
幾つかの実施形態においては、ボルト112のうちの1つの貫通孔178を通って配置された、地中に打ち込んだ杭190(図22)を設けることができる。地中に打ち込んだ杭190は、多孔ユニット25を地面に係留するのに役立ち得る。
幾つかの配置構成においては、ボルト112のうちの1つの貫通孔178を通って配置された地上誘導標192(図23)が設けられていてもよい。これらは、例えば、マットシステム20全体の外側境界を識別するために用いられ得る。
ボルト112はまた、ボルト112の視認性を増大させることにつながるように成形材料の作製時に蛍光または反射性添加剤が成形材料に含有されてもよい。例えば、道路の縁部に印をつけるために、あるいは外周部の縁部に印をつけるためにグリッド部22の縁部に沿っておかれたボルト112は、蛍光または反射性添加剤を含有するボルト112とすることができる。誘導標192はまた、誘導目的のため太陽光照明などの照明を備えることができる。
図15〜図20の工具部176は、締結具構成87の組立および解体の双方に用いられ得る。図15は、ソケットレンチ194として具体化された利用可能な一例を示した図である。ソケットレンチ194は、外側多角壁部196を備えている。多角壁部196は、概ね、ボルト112の頭壁部170の形状とされている。ここに示した例においては、これは六角形の形状である。多角壁部196の内側表面197は、ボルトヘッド部160の外側多角形表面172と係合する。
図16〜図18を参照すると、この例示的実施形態においては、レンチ194は多角壁部196の内部に取り付けられた六角レンチ200をさらに備えている。六角レンチ200は、外壁部202を備えている。外側多角壁部202は、ボルトヘッド部160の内側多角形表面174と同一形状を有するような形状を与えられている。
図16〜図18から理解できるように、外側多角壁部202は、両者間にソケット204が画定されるように多角壁部196の内側表面から離隔されている。
図18は、レンチ194がちょうどボルト112との係合を始めようとしている状態を示している。図19においては、レンチ194の側面図がボルト112と完全に係合された状態で示されている。使用状態においては、ヘッド部160の頭壁部170は、レンチ194のソケット204によって受け入れられる。多角壁部196の内側表面197は頭壁部170の外側多角形表面172と係合する。六角レンチ200の外側多角壁202は、頭壁部170の内側多角形表面174と係合する。工具部176は、その後、ボルト112とナット78との間にトルクを印加するために回され得る。
図20においては、ドライバー工具206が示されている。ドライバー工具206は、工具部176と、ボルト非係合端部210から延びるハンドル延長部208とを備えている。ハンドル延長部208は、工具部176を保持している端部から反対側のハンドル延長部208の端部214においてまたはその近傍においてクロスバー212を備えることができる。クロスバー212は、作業者の両手を受ける完全な「T字」クロスバー212(図示されているとおり)を備えるか、あるいは、片手を受ける「T字」の片側のみを備えることができる。
ドライバー工具206は、しゃがみ込んだり、前かがみになったり、ひざまずいたりする必要なしにボルト112をナット78内に締結するために作業者によって用いられ得る。つまり、作業者は、ドライバー工具206を用いて立ち姿勢でボルト112をナット78内に締結することができる。したがって、ハンドル延長部208は成人の立ち姿勢に対応するのに十分な高さを有するものと理解されるべきである。ハンドル延長部208はまた、その長さを調節可能とされる。
図32は、ドライバー工具206の別の変形例を示した図である。本実施形態においては、ハンドル延長部208に接続されたインパクトレンチ211が存在する。インパクトレンチ211は、バッテリ駆動、空気圧駆動または電動駆動とすることができる。インパクトレンチ211は、工具部176を駆動してボルト112を固定する。幾つかの実施形態においては、ボルト112は、インパクトレンチドライバー工具206により部分的に固定され、その後、図20に示す工具206を用いて、手で最終的締結を行うことができる。
幾つかの実施形態においては、ボルト112は、トルクを印加されてその位置におかれる際にボルト112の「定位置近傍」位置を感知するための触知機能を備えることができる。その一例が図21に示されている。本実施形態においては、ボルトフランジ部158は、下側軸方向表面165から、ねじ付きシャフト部156へ向かう方向に延在している複数の突出部216を有している。前述のとおり、第2タブ158は、フランジ収容表面166を備えている。この例においては、フランジ収容表面166は、フランジ部158上の突出部216に係合するための触覚誘導表面218を画定している。ここに示した実施形態においては、ボルト112が回転してソケット136内にねじ込まれる際にフランジ部158の下側軸方向表面165がフランジ収容表面166に対して相対的に回転し、かつ、突出部216が「カチッ」というような触感を生み出すために戻り止め220と係合されるように、触覚誘導表面218は、複数の戻り止め220を備えている。ボルト112をナット78内に締結しようとしているユーザは、突出部216と戻り止め220との係合状態を感じ取る。ユーザは、ボルト112がナット78内に堅固に締結されることを、それと同数の「カチッ」の後で知ることになる。この特徴は、接続ポイントが十分に緊結されていることを確認するのに役立つ。
C.係留システムおよびコンポーネントの実施例
システム20は、システム20を地表または大地31に固定するのを支援するためのグラウンドアンカー224(図26および図31)とあわせて用いられ得る。ここで図26および図31を参照すると、グラウンドアンカー224は、脚部226を備えており、この脚部226は地面31(図31)に埋設される。ケーブル228は、脚部226に取り付けられて脚部226から、マット24の複数のセル36(図31)の1つを通って延びている。ワッシャ230は、セル36のユーザサイドの軸方向表面49に対して取り付け可能である。ケーブルストップ232は、ケーブル228に固定され、ワッシャ230に対する方向に配置されている。
図26において、グラウンドアンカー224の部品は図示されているもののマット24内に配置されていない。図31においては、マット24のセル36内に設置されているグラウンドアンカー224の一例が示されている。典型的な実装態様においては、マットシステム20は、マットシステム20を地面31に固定するのを支援するために数個の各セル36内に設置された数個のグラウンドアンカー224を備えることができる。
ワッシャ230は、使用状態とするために操作可能に設置されると、セル壁部34に包囲されて、セル36の内側に位置する。
図26および図31のグラウンドアンカー224に対する代替案(または追加案)として、グラウンドアンカー225(図33)が用いられ得る。グラウンドアンカー225は、例えば、亜鉛めっきを施した金属で構成された中実ロッド227を備えている。ワッシャ229は、ここでは矩形または正方形として図示されているが、端部近くにおいてロッド227に固定されている。ワッシャ229は、ロッド227に溶接された亜鉛めっきを施した金属で構成され得る。地面が凍結しているなどの地面条件が脚部226とケーブル228とを駆動して地中に進入させるのを妨げる場合には、ロッド227はアンカーとして用いられ得る。一例としてのグラウンドアンカー225においては、ロッド227は、直径1インチ×全長24〜40インチである。ワッシャ229は、亜鉛めっきを施した2〜3/4インチ×2〜3/4インチの正方形金属板であり、これはセル36の内側に嵌合する。
地面31にずれが生じているか、あるいは、その他の多様な条件のために、マット24を所定の位置に保持するためグラウンドアンカー224が緊結されなくなることがあり得る。従来技術における幾つかの状況においては、ユーザは、別の新しいグラウンドアンカーを隣接するセルに適用する必要がある。しかしながら、本開示の原理に従ってユーザは緩んだグラウンドアンカー224を補修することができる。
例えば、本実施形態においては、緩んだグラウンドアンカー224を補修するために、ユーザはケーブル228をきつく引張り、ワッシャ230をセル36内のユーザサイドの軸方向表面49に対するように移動させる。ケーブルストップ232は、その後、ワッシャ230に対して緊合されるまでケーブル228上を摺動する。この条件において、ケーブルストップ232がセル36の壁部34内にあることが理解されるべきである。
ケーブルストップ232は、その後、それがワッシャ230に対して緊合されるまでケーブル228上を摺動する。この条件においてはケーブルストップ232がセル36の壁部34内にあることが理解されるべきである。
ケーブルストップ232は、その後、ケーブル228に対して緊結すべくケーブル228の周囲に緊結またはクリンプされる必要がある。通常のクリンパーはケーブルに対して垂直あるいは90度で動作するように設計されている。図24、25、27、28および31はケーブル228に対して約10度〜20度、典型的には約15度で使用され得るクリンパー234を示している。このようにして、クリンパー234は、セル36の壁部34内に配置される得、ケーブルストップ232は、セル壁部34内のケーブル228の周囲に緊結され得る。
次に図24、25、27、28および31を参照すると、本開示の原理に従って構成されたクリンパー234が示されている。クリンパー234は、第1のクリンプ顎部236と第2のクリンプ顎部237を備えている。顎部236、237は、工具238内に取り外し可能に取り付けられる。したがって、顎部236、237は、必要であれば現地において工具内で取り外しまたは交換され得る。
顎部236、237は、工具238に対して角度をなしつつ取り付けられている。前述のとおり、典型的な従来技術としてのクリンパーにおいては、クリンパーはケーブルに対して垂直に動作するように設計されている。本実施形態においては、クリンプ顎部236、237は、工具238に対して10度〜20度、典型的には約15度の角度242にて取り付けられている(図25を参照)。セル36内のケーブルにアクセスするために工具238を用いる際、ケーブルは典型的には工具の隣にかつこれに対向して、工具238に対して平行または平行に近い状態で配設されている(図27および図28を参照)。そのため、角度242はまた、クリンプ顎部236、237とケーブルとの間のおおよその角度である。
図29および図30において、例示的クリンプ顎部236、237の斜視図が示されている。顎部236、237の各々は、一対のクリンプ係合表面240、241を備えている。これは、クリンパー234が工具238のワンストロークで二重のクリンプをなすことを可能とする。幾つかの例示的グラウンドアンカー234は、クリンプ係合表面240、241の双方が長さ2倍のケーブルストップ232と係合しクリンプするように、典型的なものの2倍の長さのケーブルストップ232を備えている。
クリンプ顎部236、237は、夫々、工具238の工具顎部246(図24、図25および図28)を受け入れるための溝部244を備えている。締結具は、その後、クリンプ顎部236、237を工具238の工具顎部246に取り付けるために用いられ得る。
クリンパー234は、第1および第2のガイドねじ部248、249(図24および図27)を備えている。ガイドねじ部248、249は、クリンプ処理の間にケーブル228をその位置に保持するのを支援する。このようにして、クリンパー234を扱うために両手が用いられることができ、ケーブル228を堅固に保持するための追加人員または手は不要である。ガイドねじ部248、249は、クリンプ処理の間にケーブル228を堅固に保持してその位置に保持するのを支援する。図27において理解されるように、ケーブル228は、ケーブルストップ232から延在しかつ2つのガイドねじ部248、249の間で延在している。
ケーブルストップ232は、ケーブルストップ232がスロット252を介してケーブルストップ232の側部に沿ってケーブル228に取り付けられ得るように、開放側スロット252(図28)を備えることができる。従来技術としてのケーブルストップは典型的には開放側スロットを有しておらず、糸で結ばれたビードのようにケーブルに対してねじで締結されている。
ここに記載された資材を利用して、マットシステム20を構成するためのキットを提供することができる。かかるキットは、少なくとも第1および第2の多孔ユニット25と複数の締結具構成87とを備えている。
一例としては、キットにおける締結具構成87は、複数の割ナット114と複数のねじ付きボルト112とを備えている。
キットは、ボルト112と割ナット114との間にトルク力を印加するための工具部176を備えることができる。
キットはまた、少なくとも1つのグラウンドアンカー224を備えていてもよい。グラウンドアンカーは、脚部226と、ケーブル228と、ワッシャ230と、ケーブルストップ232とを備えている。
キットはまた、ケーブル228に対して約10度〜20度の角度でケーブルストップ232とケーブル228とに力を印加するための少なくとも1つのクリンパー234を備えることができる。
ここに記載された資材および原理を利用して、建設マットシステム20を提供するための方法を実装することができる。この方法においては、第1の多孔ユニット82のような第1の多孔ユニットが提供される。第2の多孔質の84のような第2の多孔ユニットが提供されて、第1の接続部86を画定するように、第1の多孔ユニット82と横方向に隣接しかつ向かい合うような方向に配置されるとともに、第2の多孔ユニット84の複数の第1タブ56の1つが第1の多孔ユニット82の複数の第2タブ58の1つの下となる方向に配置される。第2の接続部88を画定するように、第2の多孔ユニット84の複数の第2タブ58の1つが、第1の多孔ユニット82の第1タブ56の1つの上となる方向に配置される。本方法は、締結具構成87を第1の接続部86の第1タブ56および第2タブ58の夫々の締結具収容開口部60、62内におくことを含む。本方法は、締結具構成87を第2の接続部88の第1タブ56および第2タブ58の夫々の締結具収容開口部60、62内におくことを含む。
締結具構成87を第1の接続部86の締結具収容開口部60、62内におくステップは、割ナット114を第1の接続部86の第1タブ56の締結具収容開口部60内におくことを含み、また、ねじ付きボルト112を第1の接続部86の第2タブ58の締結具収容開口部62内におくことを含む。ボルトは、ソケット168と、外側多角形表面172と、ソケット168を補強する内側多角形表面174とを備えることができる。本方法はまた、ボルト112と割ナット114との間にトルク力を印加すべく外側多角形表面172と内側多角形表面174との双方を把持するために工具部176を用いることを含むことができる。
本方法は、フランジ部158から延びている複数の突出部216を有するボルト112を用いることを含むことができ、ここで、複数の第2タブ58は、フランジ収容表面166が触覚誘導表面218を画定するように、複数の第2タブ58の締結具収容開口部62に隣接したフランジ収容表面166を有している。工具部176を用いるステップは、フランジ収容表面166の触覚誘導表面218に対してフランジ部158上の突出部216を係合させることを含むことができる。
本方法は、さらに、第1の多孔ユニット82および第2の多孔ユニット84のセル36の1つにグラウンドアンカー224を挿通することを含んでもよい。グラウンドアンカーは、地面31に埋設される脚部226と、脚部226に取り付けられかつセル36を通って脚部226から延びるケーブル228と、セル36を画定する壁部34のユーザサイドの内側軸方向表面49に対するワッシャ230とケーブル228に固定されかつワッシャ230に対する方向に配置されているケーブルストップ232とを備えることができる。
本方法は、さらに、ケーブルストップ232をケーブル228の周囲にクリンプすることを含むことができる。これは、クリンパー234をセル36内に挿入し、ケーブルストップ232をクリンパー234で把持して、クリンパー234を用いてケーブルストップ232をケーブル228の周りに締結することにより行われてもよい。
クリンパー234を使用するステップは、クリンパー234をケーブル228に対して約10度〜20度、典型的に約15度の角度で保持することを含むことができる。
以上の記載は本開示の原理を表現したものである。これらの原理を用いて多くの実施形態を構成することができる。
20 マットシステム
22 グリッド部
24 マット
25 多孔ユニット
26 接続ポイント
28 トラック
30 サーフェス
31 地面
32 外周部
34 交差壁部
36 セル
38 排水開口構成部
40 貫通孔
42 二重壁構造
43 開口部構成
44 据付サイド
46 ユーザサイド
49 軸方向表面
56 第1タブ
58 第2タブ
60 開口部
64、65 第1の対の側部
66、67 第2の対の側部
70 中央長手方向軸
74、75 半円形の表面
78 ナット
82 第1の多孔ユニット
84 第2の多孔ユニット
86 第1の接続部
87 締結具構成
88 第2の接続部
92 第3の多孔ユニット
94 第3の接続部
96 第4の接続部
100 第5の接続部
102 第6の接続部
106 第4の多孔ユニット
108 第5の多孔ユニット
112 ボルト
114 割ナット
116 第1半体部
117 第2半体部
122 第1側部
123 第2側部
124 アーチ状延長部
126 突出部
127 上部リム
128 底部リム
130 凹部
134 レール
136 ソケット
152、153 ガイドスロット
150 レール
156 シャフト部
158 フランジ部
160 ヘッド部
168 ソケット
170 頭壁部
172 外側多角形表面
174 内側多角形表面
176 工具部
178 貫通孔
188 ロケーション装置
190 杭
192 誘導標
196 外側多角壁部
200 六角レンチ
206 ドライバー工具
208 ハンドル延長部
212 クロスバー
211 インパクトレンチ
224 グラウンドアンカー
226 脚部
227 ロッド
228 ケーブル
230 ワッシャ
232 ケーブルストップ
234 クリンパー
236、237 顎部

Claims (30)

  1. 可搬型建設用多孔マットシステムにおいて用いられるマットであって、
    (a)外周部、および、前記外周部内で複数のセルを画定する交差壁部からなるマトリックス、を有するとともに、
    (b)据付サイドおよびユーザサイドを有する、多孔ユニットと、
    (c)前記外周部に沿って前記多孔ユニットの残りの部分から突出する複数の第1タブおよび複数の第2タブと、
    を備え、
    (i)前記第1タブの各々が、前記ユーザサイドから凹設されているとともに前記据付サイドと同じ高さとされ、
    (ii)前記第2タブの各々が、前記据付サイドから凹設されているとともに前記ユーザサイドと同じ高さとされ、かつ、
    (iii)前記第1タブおよび前記第2タブの各々が、開口部への解除可能な固着を許容するように構成および配置された、該開口部を備えている、マット。
  2. (a)前記第2タブの前記開口部の各々が、細長い非円形の開口とされている、
    請求項1に記載のマット。
  3. (a)前記第1タブの前記開口部の各々が、ナットを受け入れるように構成された穴を画定する一対の互いに対向する略半円形の表面を備えている、
    請求項1または2に記載のマット。
  4. (a)前記多孔ユニットが成形非金属材料で構成されている、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のマット。
  5. (a)前記複数のセルにおける前記セルの各々が、排水開口構成部を備えている、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のマット。
  6. (a)前記多孔ユニットが、第1の対の対向側部と第2の対の対向側部とを有し、
    (b)少なくとも2つの第1タブと、少なくとも2つの第2タブとが、前記第1の対の前記対向側部の各々の前記外周部に沿うものとされ、
    (c)少なくとも1つの第1タブと少なくとも1つの第2タブとが、前記第2の対の前記対向側部の各々の前記外周部に沿うものとされ、かつ、
    (d)前記第1タブおよび前記第2タブが、前記第1の対の前記対向側部の各々に沿って、および、前記第2の対の前記対向側部の各々に沿って、交互に順次配置されている、
    請求項1から5のいずれか一項に記載のマット。
  7. (a)前記多孔ユニットが、軸周りに2回対称となる対称軸を有している、
    請求項6に記載のマット。
  8. (a)前記多孔ユニットが、前記ユニットを縁取るとともに前記外周部と前記マトリックスとの間に延在された二重壁構造を備えている、
    請求項1から7のいずれか一項に記載のマット。
  9. 可搬型建設用多孔マットシステムであって、
    (a)外周部、および、前記外周部内で複数のセルを画定する交差壁部からなるマトリックス、を有するとともに、据付サイドおよびユーザサイドを有する、第1の多孔ユニットと、
    (i)前記外周部に沿って前記第1の多孔ユニットの残りの部分から突出する複数の第1タブおよび複数の第2タブであって、前記第1タブの各々が前記ユーザサイドから凹設されているとともに前記据付サイドと同じ高さとされ、前記第2タブの各々が、前記据付サイドから凹設されているとともに前記ユーザサイドと同じ高さとされ、前記第1タブおよび前記第2タブの各々が、開口部への解除可能な固着を許容するように構成および配置された該開口部を備えている、該複数の第1タブおよび該複数の第2タブと、
    (b)前記第1の多孔ユニットと横方向に隣接しかつ向かい合う第2の多孔ユニットであって、外周部、および、前記外周部内で複数のセルを画定する交差壁部からなるマトリックス、を有するとともに、据付サイドおよびユーザサイドを有する、該第2の多孔ユニットと、
    (i)前記外周部に沿って前記第2の多孔ユニットの残りの部分から突出する複数の第1タブおよび複数の第2タブであって、前記第2の多孔ユニットの前記第1タブの各々が前記ユーザサイドから凹設されているとともに前記据付サイドと同じ高さとされ、前記第2の多孔ユニットの前記第2タブの各々が、前記据付サイドから凹設されているとともに前記ユーザサイドと同じ高さとされ、前記第2の多孔ユニットの前記第1タブおよび前記第2タブの各々が、開口部への解除可能な固着を許容するように構成および配置された該開口部を備えている、該複数の第1タブおよび該複数の第2タブと、
    を備え、
    (ii)前記第2の多孔ユニットの前記第1タブの1つが、第1の接続部が画定されるように、前記第1の多孔ユニットの前記第2タブの1つの下となる方向に配置され、
    (iii)前記第2の多孔ユニットの前記第2タブの1つが、第2の接続部が画定されるように、前記第1の多孔ユニットの前記第1タブの1つの上となる方向に配置され、
    (c)前記第1の接続部が、前記第1の接続部の前記第1タブおよび第2タブの夫々の前記開口部内に保持される締結具構成を備え、かつ、
    (d)前記第2の接続部が、前記第2の接続部の前記第1タブおよび第2タブの夫々の前記開口部内に保持される締結具構成を備えている、
    可搬型建設用多孔マットシステム。
  10. (a)前記第1の接続部と前記第2の接続部の各々の前記締結具構成が、夫々、割ナットと、前記ナット内に固定されたねじ付きボルトとを備え、
    (b)前記第1タブの各々の締結具収容開口部が、前記割ナットのいずれかを受け入れるような形状とされ、かつ、
    (c)前記第2タブの各々の前記締結具収容開口部が、細長くかつ前記ボルトのいずれかを受け入れるような形状とされている、
    請求項9に記載の建設マットシステム。
  11. (a)前記第1の多孔ユニットと前記第2の多孔ユニットとが、夫々、成形非金属材料で構成され、かつ、
    (b)前記割ナットおよび前記ボルトの各々が成形非金属材料で構成されている、
    請求項10に記載の建設マットシステム。
  12. (a)前記ボルトの各々がソケットを備えている、
    請求項10または11に記載の建設マットシステム。
  13. (a)前記ボルトの各々が、外側多角形表面と、トルキング工具を受け入れるように構成されていて前記ソケットを補強する内側多角形表面とを備えている、
    請求項12に記載の建設マットシステム。
  14. (a)前記ボルトの各々が、前記ソケットの最外寸法よりも小さい寸法とされた貫通孔を備え、かつ、前記貫通孔が、少なくともトルキング工具を受け入れるように構成されていて前記貫通孔の部分を補強する内側多角形表面を有している、
    請求項13に記載の建設マットシステム。
  15. (a)前記ボルトの各々が、フランジ部とねじ付きシャフト部とを備え、前記フランジ部からは、複数の突出部が前記ねじ付きシャフト部に向かって軸方向に延在され、
    (b)前記第2タブの各々が、前記複数の第2タブの前記開口部に隣接してフランジ収容軸方向表面を有し、前記フランジ収容軸方向表面が、前記フランジ部上で前記突出部と係合される触覚誘導表面を画定している、
    請求項10から14のいずれか一項に記載の建設マットシステム。
  16. (a)前記第1の多孔ユニットと横方向に隣接しかつ向かい合う少なくとも第3の多孔ユニットであって、前記第3の多孔ユニットが外周部、および、前記外周部内で複数のセルを画定する交差壁部からなるマトリックス、を有するとともに、据付サイドおよびユーザサイドを有する、該第3の多孔ユニットと、
    (i)前記外周部に沿って前記第3の多孔ユニットの残りの部分から突出された複数の第1タブおよび複数の第2タブと、をさらに備え、前記第3の多孔ユニットの前記第1タブの各々が前記ユーザサイドから凹設されているとともに前記据付サイドと同じ高さとされ、前記第3の多孔ユニットの前記第2タブの各々が、前記据付サイドから凹設されているとともに前記ユーザサイドと同じ高さとされ、かつ、前記第3の多孔ユニットの前記第1タブおよび前記第2タブの各々が、開口部への解除可能な固着を許容するように構成および配置された該開口部を備え、
    (ii)前記第3の多孔ユニットの前記第1タブの1つが、締結具構成が取り付けられる第3の接続部を画定するように、前記第1の多孔ユニットの前記第2タブの1つの下となる方向に配置され、
    (iii)前記第3の多孔ユニットの前記第2タブの1つが、締結具構成が取り付けられる第4の接続部を画定するように、前記第1の多孔ユニットの前記第1タブの1つの上となる方向に配置され、かつ、
    (b)前記第1の接続部と、前記第2の接続部と、前記第3の接続部と、前記第4の接続部とが、すべて、前記第1の多孔ユニットの片側に沿うものとされている、
    請求項9から15のいずれか一項に記載の建設マットシステム。
  17. (a)前記第2の多孔ユニットと前記第3の多孔ユニットとが、前記第2の多孔ユニットおよび前記第3の多孔ユニットの、前記第1の多孔ユニットの前記片側に対して垂直な側面に沿って、第5の接続部および第6の接続部において互いに接続され、
    (i)前記第5の接続部が、前記第2の多孔ユニットの前記第2タブの1つの下となる方向に配置されて締結具構成が取り付けられた、前記第3の多孔ユニットの前記第1タブの1つを含み、かつ、
    (iii)前記第6の接続部が、前記第2の多孔ユニットの前記第1タブの1つの上となる方向に配置されて締結具構成が取り付けられた、前記第3の多孔ユニットの前記第2タブの1つを含む、
    請求項16に記載の建設マットシステム。
  18. (a)前記第1の多孔ユニット、前記第2の多孔ユニットおよび前記第3の多孔ユニットの各々の前記第1タブおよび第2タブが交互に順次配置されている、
    請求項17に記載の建設マットシステム。
  19. (a)前記第1の多孔ユニットと前記第2の多孔ユニットとのいずれかの第1のセルを通って配置される少なくとも1つのグラウンドアンカーをさらに備えている、
    請求項9から18のいずれか一項に記載の建設マットシステム。
  20. (a)前記少なくとも1つのグラウンドアンカーが、地中挿入のための端部とワッシャを有する反対側端部とを有するロッドを備え、かつ、前記ワッシャが、前記第1のセルを画定する前記壁部の内側軸方向表面に対向するような方向に配置されている、
    請求項19に記載の建設マットシステム。
  21. (a)外周部、および、前記外周部内で複数のセルを画定する交差壁部からなるマトリックス、を有するとともに、据付サイドおよびユーザサイドを有する、第1の多孔ユニットであって、
    (i)前記外周部に沿って前記第1の多孔ユニットの残りの部分から突出する複数の第1タブおよび複数の第2タブであって、前記第1タブの各々が前記ユーザサイドから凹設されているとともに前記据付サイドと同じ高さとされ、前記第2タブの各々が、前記据付サイドから凹設されているとともに前記ユーザサイドと同じ高さとされ、前記第1タブおよび前記第2タブの各々が、開口部への解除可能な固着を許容するように構成および配置された該開口部を備えている、該複数の第1タブおよび該複数の第2タブを有する該第1の多孔ユニット、
    を提供するステップと、
    (b)外周部、および、前記外周部内で複数のセルを画定する交差壁部からなるマトリックス、を有するとともに、据付サイドおよびユーザサイドを有する、第2の多孔ユニットであって、
    (i)前記外周部に沿って前記第2の多孔ユニットの残りの部分から突出する複数の第1タブおよび複数の第2タブであって、前記第2の多孔ユニットの前記第1タブの各々が前記ユーザサイドから凹設されているとともに前記据付サイドと同じ高さとされ、前記第2の多孔ユニットの前記第2タブの各々が、前記据付サイドから凹設されているとともに前記ユーザサイドと同じ高さとされ、前記第2の多孔ユニットの前記第1タブおよび前記第2タブの各々が、開口部への解除可能な固着を許容するように構成および配置された該開口部を備えている、該複数の第1タブおよび該複数の第2タブを有する、該第2の多孔ユニット、
    を提供するステップと、
    (c)前記第2の多孔ユニットを前記第1の多孔ユニットと横方向に隣接しかつ向かい合う方向に配置して、
    (i)前記第2の多孔ユニットの前記第1タブの1つを前記第1の多孔ユニットの前記第2タブの1つの下となる方向に配置して第1の接続部を画定するとともに、
    (ii)前記第2の多孔ユニットの前記第2タブの1つを前記第1の多孔ユニットの前記第1タブの1つの上となる方向に配置して第2の接続部を画定する
    ような方向に、配置するステップと、
    (d)締結具構成を、前記第1の接続部の前記第1タブおよび第2タブの夫々の前記開口部内に配置するステップと、
    (e)締結具構成を、前記第2の接続部の前記第1タブおよび第2タブの夫々の前記開口部内に配置するステップと
    を含む、建設マットシステムを提供する方法。
  22. 前記第1の多孔ユニットと前記第2の多孔ユニットのいずれかの第1のセルにグラウンドアンカーを挿通するステップをさらに含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記グラウンドアンカーを挿通するステップにおいて、ロッドの端部を地面内に挿入して、前記グラウンドアンカーに固定されたワッシャを、前記第1のセルを画定する壁部の内側軸方向表面に対して押圧するステップを含む、
    請求項22に記載の方法。
  24. (a)外周部、および、前記外周部内で複数のセルを画定する交差壁部からなるマトリックス、を有するとともに、据付サイドおよびユーザサイドを有する、第1の多孔ユニットと
    (i)前記外周部に沿って前記第1の多孔ユニットの残りの部分から突出する複数の第1タブおよび複数の第2タブであって、前記第1タブの各々が前記ユーザサイドから凹設されているとともに前記据付サイドと同じ高さとされ、前記第2タブの各々が、前記据付サイドから凹設されているとともに前記ユーザサイドと同じ高さとされ、前記第1タブおよび前記第2タブの各々が、開口部への解除可能な固着を許容するように構成および配置された該開口部を備えている、該複数の第1タブおよび該複数の第2タブと、
    (b)外周部、および、前記外周部内で複数のセルを画定する交差壁部からなるマトリックス、を有するとともに、据付サイドおよびユーザサイドを有する、第2の多孔ユニットと、
    (i)前記外周部に沿って前記第2の多孔ユニットの残りの部分から突出する複数の第1タブおよび複数の第2タブであって、前記第2の多孔ユニットの前記第1タブの各々が前記ユーザサイドから凹設されているとともに前記据付サイドと同じ高さとされ、前記第2の多孔ユニットの前記第2タブの各々が、前記据付サイドから凹設されているとともに前記ユーザサイドと同じ高さとされ、前記第2の多孔ユニットの前記第1タブおよび前記第2タブの各々が、開口部への解除可能な固着を許容するように構成および配置された該開口部を備えている、該複数の第1タブおよび該複数の第2タブと、
    を備えたキットであって、
    (ii)前記第2の多孔ユニットが、前記第1の多孔ユニットと横方向に隣接しかつ向かい合って位置づけられるように構成および配置され、かつ、
    (A)前記第2の多孔ユニットの前記第1タブの1つが、第1の接続部が画定されるように前記第1の多孔ユニットの前記第2タブの1つの下となる方向に配置され得るように、かつ、
    (B)前記第2の多孔ユニットの前記第2タブの1つが、第2の接続部が画定されるように、前記第1の多孔ユニットの前記第1タブの1つの上となる方向に配置され得るように、
    構成および配置され、そして、
    (c)前記第1の接続部のそれぞれの第1および第2タブの前記開口部と嵌合するような寸法および形状とされ、かつ、前記第2の接続部のそれぞれの第1および第2タブの前記開口部と嵌合するような寸法および形状とされた、複数の締結具構成が備えられている、
    キット。
  25. 前記第1の多孔ユニットと前記第2の多孔ユニットとのいずれかの第1のセルを通って配置される少なくとも1つのグラウンドアンカーをさらに備えている、
    請求項24に記載のキット。
  26. 前記少なくとも1つのグラウンドアンカーが、地中挿入のための端部とワッシャを有する反対側端部とを有するロッドを備え、かつ、前記ワッシャが、前記第1のセルを画定する前記壁部の内側軸方向表面に対向するような方向に配置されている、
    請求項25に記載のキット。
  27. (a)外周部、および、互いに交差する複数の交差壁部で構成されかつ前記外周部内で、貫通孔を有する複数のセルを画定するマトリックス、を有する多孔ユニットを有するマット、を備えた可搬型建設用マットシステムであって、
    (i)前記多孔ユニットが、地面に面する据付サイドと、前記据付サイドに対して反対側となるユーザサイドとを有し、
    (ii)前記多孔ユニットからは、複数の第1タブおよび第2タブが、前記外周部に沿って突出され、前記第1タブおよび前記第2タブの各々が、開口部への解除可能な固着を許容する該開口部を備え、かつ、
    (b)前記マットを前記地面へ固定するために、前記複数のセルのうち第1のセルを通るように向くように構成および配置されたグラウンドアンカーが備えられている、
    可搬型建設用マットシステム。
  28. (a)前記グラウンドアンカーが、前記地面への挿入のための挿入端部と、固定されたワッシャを有する反対側端部とを有する中実ロッドを備え、かつ、
    (i)前記ワッシャが、前記ロッドが前記貫通孔を通って前記地面内に挿入されると、前記複数のセルのうち前記第1のセルの前記据付サイドの上に配置されるように構成されている、
    請求項27に記載の建設マットシステム。
  29. 前記グラウンドアンカーが、
    (a)前記地面の中に埋設される脚部と、
    (b)前記脚部に取り付けられていて、前記脚部から前記複数のセルのうち前記第1のセルを通って延びているケーブルと、
    (c)前記複数のセルのうち前記第1のセルを画定する前記壁部の内側軸方向表面に対向するような方向に配置されているワッシャと、
    (d)前記ケーブルに固定されかつ前記ワッシャに対向するような方向に配置されているケーブルストップと、
    を備えている、請求項27に記載の建設マットシステム。
  30. (a)前記第1タブの各々が前記ユーザサイドから凹設されているとともに前記据付サイドと同じ高さとされ、かつ、
    (b)前記第2タブの各々が、前記据付サイドから凹設されているとともに前記ユーザサイドと同じ高さとされている、
    請求項27から29のいずれか一項に記載の建設マットシステム。
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