JP2016515193A - サードパーティーロケーションの視覚的識別子 - Google Patents

サードパーティーロケーションの視覚的識別子 Download PDF

Info

Publication number
JP2016515193A
JP2016515193A JP2015553917A JP2015553917A JP2016515193A JP 2016515193 A JP2016515193 A JP 2016515193A JP 2015553917 A JP2015553917 A JP 2015553917A JP 2015553917 A JP2015553917 A JP 2015553917A JP 2016515193 A JP2016515193 A JP 2016515193A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
target
state information
instructions
visual identifier
mobile station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015553917A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016515193A5 (ja
Inventor
アルダナ、カルロス・ホラシオ
ジャン、ニン
ファレス、マリー・エー.
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2016515193A publication Critical patent/JP2016515193A/ja
Publication of JP2016515193A5 publication Critical patent/JP2016515193A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • H04W4/023Services making use of location information using mutual or relative location information between multiple location based services [LBS] targets or of distance thresholds
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L51/00User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail
    • H04L51/21Monitoring or handling of messages
    • H04L51/222Monitoring or handling of messages using geographical location information, e.g. messages transmitted or received in proximity of a certain spot or area
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • H04W4/021Services related to particular areas, e.g. point of interest [POI] services, venue services or geofences
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • H04W4/025Services making use of location information using location based information parameters
    • H04W4/026Services making use of location information using location based information parameters using orientation information, e.g. compass
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • H04W4/025Services making use of location information using location based information parameters
    • H04W4/027Services making use of location information using location based information parameters using movement velocity, acceleration information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • H04W4/029Location-based management or tracking services
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • H04W4/021Services related to particular areas, e.g. point of interest [POI] services, venue services or geofences
    • H04W4/022Services related to particular areas, e.g. point of interest [POI] services, venue services or geofences with dynamic range variability

Abstract

ユーザデバイス(110)を通じてターゲット(106)の地理的状態を決定する諸態様が提供される。1つの方法は、対応する時間値とともに標準のリファレンスフレームにおいて位置データを提供するように構成されたターゲットデバイス(107)に関連付けられた少なくとも1つのターゲット(106)を識別することと、少なくとも1つのターゲット(106)についての地理的状態情報へのアクセスのための要求を送ることと、を含む。該方法は、さらに、少なくとも1つのターゲットに関連する地理的状態情報を受け取ることと、地理的状態情報に基づいて少なくとも1つのターゲットの視覚的識別子(109)を生成することとを含む。視覚的識別子は、ユーザデバイス(110)に機能的に結合されたイメージングセンサによってキャプチャされたデータに関連付けられ得る。ユーザデバイスを通じてターゲットの地理的状態を決定するシステムおよび装置がさらに提示される。

Description

[0001] 本開示の諸態様は、一般に、ワイヤレス通信システムにおける位置決定技術に関する。詳細には、本開示は、指定されたターゲットのロケーションの視覚的識別を生成するための、様々なイメージングセンサデータと位置とを統合する手法を提供する。
[0002] 移動局は、近年、単純な音声通信デバイスから、同時に様々なソースからのデータを収集することができる強力なモバイルコンピューティングプラットホームへと進化してきた。これらの移動局は、種々のオンボードセンサ、トランスデューサ、および/または受信機からのデータを結合し、処理して、ユーザに価値ある情報を提供することができる。場合によっては、1つまたは複数のセンサおよび/または受信機が、その位置を決定する機能を移動局に提供し得る。移動局がそれらの位置を精確に決定する能力は、パーソナルプロダクティビティ、通信、ソーシャルネットワーキング、広告、eコマース、および/または他の形態のデータ収集の領域で有用であり得る。さらに、これらの移動局の高速ネットワーキング機能は、それらのデータ収集機能と併せて使用されて、新しいモバイル用途およびサービスを提供し得る。
[0003] 従来のデジタルセルラーネットワークでは、位置特定機能は、様々な時間および/またはフェーズ測定技法によって提供されうる。例えば、CDMAネットワークでは、使用される1つの位置決定アプローチは、アドバンスト・フォワードリンク・トライラテレーション(AFLT:Advanced Forward Link Trilateration)である。AFLTを使用して、移動局は、複数の基地局から送信されたパイロット信号のフェーズ測定からその位置を計算し得る。移動局が衛星測位システム(SPS:Satellite Positioning System)受信機を用いることのできる、ハイブリッド位置特定技法を利用して、AFLTの改良が実現されてきた。SPS受信機は、基地局によって送信された信号から得られた情報とは独立に位置情報を提供することができる。さらに、従来の技法を使用してSPSおよびAFLTシステムの両方から得られた測定を結合することによって、位置の精確度が改善され得る。
[0004] SPSまたはセルラー信号が精確な位置決定のために十分ではないことのある屋内の環境では、移動局は、位置情報を得るために、Wi−Fi(登録商標)(例えば、IEEE802.11x標準)またはWiMAX(登録商標)(例えば、IEEE802.16標準)など、他のタイプのワイヤレスネットワークからの信号を利用し得る。これら他のタイプのワイヤレスネットワークにおいて使用される従来の位置決定技法は、レンジ(range)ベースの位置決定技法を利用し得る。レンジベースの位置決定技法は、そのようなネットワーク内で用いられる信号から得られる信号強度測定(例えば、受信信号強度インジケータ(RSSI:Received Signal Strength Indicator))および/またはラウンドトリップ時間(RTT:Round Trip Time)測定を使用して、距離情報を推定することができる。レンジベースの位置決定は、未知の位置に置かれた移動局および/またはアクセスポイント(AP)など、これらのネットワーク内の任意のネットワークデバイスのために使用され得る。
[0005] 様々なモバイル用途では、ユーザが、あらかじめ定義されたグループ内で、他のユーザ、ペット、および/または関心のある対象を表し得る、1つまたは複数の指定されたターゲットのロケーションを決定することを望むことがある。状況によっては、ターゲットの時間履歴(すなわち、軌道の追跡)も望ましい場合がある。位置情報が、指定されたターゲットに関連付けられた移動局によって決定され、その後、ネットワークを通じて位置情報を共有し得る。したがって、指定されたターゲットのこのようなロケーションは、ユーザの肉眼では見ることができないが、ネットワークのコンテキスト内では「既知」である場合がある。
[0006] しかし、1つまたは複数のターゲットについて位置および/または追跡情報を提供する従来のアプローチは、移動局の限られた画面サイズおよび提示されている情報の複雑さを考えると困難な場合がある。従来のアプローチは、平面マップの上にターゲットの位置情報を単純に重ねるものであり得、それは、一部のユーザを、該ユーザがマップを現実の環境の向きに合わせようとするときに混乱させ得る。
[0007] したがって、ユーザが表示された情報を現実世界の環境に容易に相関させることができるようになる直感的なフォーマットのターゲット追跡情報を移動局のユーザに提供することが望ましい可能性がある。
[0008] 本発明の例示的な諸実施形態は、指定されたターゲットのロケーションの視覚的識別を生成するための様々なイメージングセンサデータと位置とを統合する、システムおよび方法を対象とする。
[0009] 一実施形態では、ユーザデバイスを通じてターゲットの地理的状態を決定するための方法が提供される。該方法は、対応する時間値とともに標準のリファレンスフレーム(standard reference frame)において位置データを提供するように構成されたターゲットデバイスに関連付けられた少なくとも1つのターゲットを識別することを含みうる。該方法は、さらに、少なくとも1つのターゲットについての地理的状態情報へのアクセスのための要求を送ることと、少なくとも1つのターゲットに関連する地理的状態情報を受け取ることとを含み得る。該方法は、また、地理的状態情報に基づいて少なくとも1つのターゲットの視覚的識別子を生成することであって、視覚的識別子が、ユーザデバイスに機能的に結合されたイメージングセンサによってキャプチャされたデータに関連付けられる、生成することを含み得る。
[0010] 他の実施形態では、ターゲットのロケーションの視覚的識別を生成する移動局が提供される。移動局は、ワイヤレストランシーバ、ワイヤレストランシーバに結合されたプロセッサ、およびプロセッサに機能的に結合されたイメージングセンサを含み得る。移動局は、また、プロセッサに結合された、実行可能な命令およびデータを記憶するメモリを含み得る。実行可能な命令は、プロセッサに、対応する時間値とともに標準のリファレンスフレームにおいて位置データを提供するように構成されたターゲットデバイスに関連付けられた少なくとも1つのターゲットを識別することを実行させることができる。プロセッサはさらに、少なくとも1つのターゲットについての地理的状態情報へのアクセスのための要求を送り、少なくとも1つのターゲットに関連する地理的状態情報を受け取ることができる。プロセッサはさらに、地理的状態情報に基づいて少なくとも1つのターゲットの視覚的識別子を生成することができ、視覚的識別子は、イメージングセンサによってキャプチャされたデータに関連付けられる。
[0011] さらに他の実施形態では、複数のターゲットについて追跡情報を提供する方法が提示される。該方法は、複数のターゲットデバイスから、対応する時間値とともに、標準のリファレンスフレームにおいて位置データを受信することと、位置データおよび対応する時間値に基づいて3次元の地理的状態情報を生成することとを含み得る。該方法は、さらに、少なくとも1つのターゲットについての3次元の地理的状態情報へのアクセスのための要求をユーザデバイスから受け取ることと、少なくとも1つのターゲットの3次元の地理的状態情報に関連するユーザのアクセスパーミッション(access permission)を決定することとを含み得る。該方法は、また、要求に基づいて少なくとも1つのターゲットの3次元の地理的状態情報を提供することを含み得る。
[0012] 他の実施形態では、複数のターゲットについて追跡情報を提供するサーバが提供される。該サーバは、ネットワークインターフェース、ネットワークインターフェースに結合されたプロセッサ、およびプロセッサに結合されたメモリを含み得る。メモリは、複数のターゲットデバイスから、対応する時間値とともに、標準のリファレンスフレームにおいて位置データを受信することをプロセッサに実行させることができる、実行可能な命令および/またはデータを記憶する。プロセッサは、さらに、位置データおよび対応する時間値に基づいて3次元の地理的状態情報を生成し、少なくとも1つのターゲットについて3次元の地理的状態情報へのアクセスのための要求をユーザから受け取り得る。プロセッサは、また、少なくとも1つのターゲットの3次元の地理的状態情報に関連するユーザのアクセスパーミッションを決定し、要求に基づいて少なくとも1つのターゲットの3次元の地理的状態情報を提供し得る。
[0013] 添付の図面は、本発明の諸実施形態の説明に役立つように提示されるものであり、単に諸実施形態の例示のために提供されるのであって、諸実施形態を限定するものではない。
指定されたターゲットのロケーションを視覚的に識別する実施形態を示す、例示的な環境の図である。 指定されたターゲットのロケーションを視覚的に識別する実施形態を示す、例示的な環境の図である。 ターゲットの視覚的識別子を提供することができるユーザデバイスに関する例示的な動作環境の図である。 ワイヤレスネットワークにおける移動局の位置を決定する例示的な技法を示す図である。 例示的な移動局の様々な構成要素を示すブロック図である。 例示的な測位サーバの様々な構成要素を示すブロック図である。 ターゲットのロケーションを視覚的に識別するための移動局によって実行され得る例示的なプロセスを示すフローチャートである。 ターゲットのロケーションを視覚的に識別するのを支援するために測位サーバによって実行され得る例示的なプロセスを示すフローチャートである。
詳細な説明
[0021] 本発明の諸態様が、本発明の特定の実施形態を対象とする以下の説明および関連図面において開示される。本発明の範囲から逸脱することなく、代替の実施形態が考案されうる。それに加えて、本発明の周知の要素は、本発明の関連の詳細を不明瞭にしないように、詳細には説明されず、または省略される。
[0022]「例示的(exemplary)」という語は、本明細書では、「例、実例、または例示としての役割を果たすこと」を意味するように使用される。「例示的」なものとしてここに説明される任意の実施形態は、必ずしも、他の実施形態よりも好ましいまたは有利なものと解釈されるべきではない。同様に、「本発明の実施形態」は、本発明のすべての実施形態が、ここに説明される特徴、利点、あるいは動作モードを含むことを要件としているわけではない。
[0023] 本明細書で使用される用語は、特定の実施形態を説明するためのものにすぎず、本発明の実施形態を制限することを意図したものではない。本明細書において使用されるとき、単数形「a」、「an」、「the」は、特に明確に示さない限り、複数形も含むことが意図されている。さらに、用語「備える」、「備えること」、「含む」、および/または「含むこと」は、本明細書で使用されるとき、記載される特徴、整数、ステップ、操作、要素、および/または構成要素の存在を指定するが、1または複数のその他の特徴、整数、ステップ、操作、要素、構成要素、および/またはそれらのグループの存在あるいは追加を排除していないことが理解されよう。
[0024] さらに、多くの実施形態は、例えば、コンピューティングデバイスの要素によって実行されるべき一連のアクションの観点から説明される。本明細書において説明される様々なアクションは、特定の回路(例えば、特定用途向け集積回路(ASIC)によって、1または複数のプロセッサにより実行されるプログラム命令群によって、あるいはそれらの組み合わせによって実行されうるということが認識されるだろう。それに加えて、本明細書において説明されるこれら一連のアクションは、実行されると関連付けられたプロセッサに本明細書において説明される機能を実行させる、コンピュータ命令群の対応するセットを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体の任意の形態において全体的に実現されるものと見なされうる。このように、本発明の様々な態様は、多数の異なる形態で実現されることができ、それらのすべてが、請求項に記載の要旨の範囲内に含まれるよう企図されている。それに加えて、本明細書において説明される実施形態の各々に関して、このような実施形態の対応する形態は、例えば、説明されるアクションを実行するように「構成されたロジック」として本明細書において説明されうる。
[0025] 本開示では、指定されたターゲットのロケーションを視覚的に識別するための諸実施形態が提供される。これらの実施形態は、ユーザが、ターゲットの位置、向き、および/または他の情報(たとえば、高さ、時間、速度、および/または進行方向)(以下、「地理的状態情報」という)を決定するための機能を提供する。本明細書で使用するとき、ターゲットの「ロケーション」は、確立されたレファレンスフレームにおけるターゲットの既知の位置を指す。ターゲットは、ターゲットデバイスに関連付けられた、人、動物、または物体(例えば、自動車や航空機)であり得る。ターゲットデバイスは、その地理的状態情報を決定し、ネットワーク上でこの情報を伝える能力を有する。ターゲットの地理的状態情報は、ユーザデバイスのディスプレイ上にターゲットを表す何らかの形態の視覚的識別子(例えば写真またはアバター)を提示することによって、ネットワークでつながれた任意のユーザデバイス(例えば、ラップトップ、スマートフォンなど)を通じてユーザにとって容易に利用可能となり得る。視覚的識別子の外観は、その地理的状態に応じて変化し得、これについては以下でより詳細に説明する。視覚的識別子は、ターゲットの視覚的識別子がイメージングセンサの視野に現れるときにユーザが該視覚的識別子を「見る」ことを可能にするために、静止画像データまたは「リアルタイム」ビデオデータ上のオーバーレイなど、イメージングセンサによって収集されたデータと組み合わせられ得る。これは、ユーザが、指定されたターゲットをサーチするためにユーザデバイスの向きを変えることによって環境を「スキャンする」ことを可能にする。「リアルタイム」で収集されているイメージングデータと視覚的識別子との組合せは、ユーザデバイスのディスプレイ上に拡張現実感(augmented reality)を提供し、ユーザが障害物(例えば、壁)を通しておよび/または大きな距離を越えてターゲットを「見る」ことを可能にする。
[0026] リファレンスおよび/または標準の座標フレーム(例えば、WGS−84)に関して提供される測地学的座標(geodetic coordinates)(例えば、緯度、経度、高度)を含みうる、屋内または屋外の、ターゲットデバイスの座標を利用することによって、ターゲットの位置が収集され得る。位置および/または向き情報がターゲットデバイスについて決定されると、情報は、サーバなど、ネットワークにつながれた別の処理デバイスによって収集され、後にユーザデバイスを通じてネットワーク上の関心パーティ(interested party)によってアクセスされうるデータベースに記憶され得る。あるいは、処理がアクセスポイントによって行なわれ、次いでユーザデバイスに送られ、ユーザデバイスによって完全に実施され得る。
[0027] 図1Aおよび図1Bは、指定されたターゲットのロケーションを視覚的に識別するいくつかの実施形態を示す環境100Aおよび100Bの図である。図1Aを参照すると、部屋102の中にいる人でありうるターゲット106は、ターゲットデバイス107と同じ場所に位置する。通常、他の物体(例えば、物体108)も部屋の中に存在し得るが、通常はターゲットデバイス107には関連付けられない。移動局でありうるターゲットデバイス107は、ある時間期間にわたってネットワーク113を通じてサーバ111にそのロケーション(あるいはいくつかの実施形態では、その地理的状態情報)をワイヤレスに提供することができる。部屋102の外に位置する移動局でありうるユーザデバイス110は、ネットワーク113を介してサーバ111からターゲットデバイス107の地理的状態を得ることができる。ユーザデバイス110は、部屋102の方向に向けられたオンボードのイメージングセンサを使用してイメージングセンサデータ(例えば、静止画像データおよび/または動画)を同時に収集しうる。ユーザデバイス110がそれ自身の位置および向きを知っているので、それは、そのイメージングセンサデータと、ターゲットデバイス107の地理的状態に対応するデータとを組み合わせることができる。ユーザデバイス110が部屋102の方向に向けられているときには、イメージングセンサは、部屋102の表示112を含み得る、画像化されたシーンの表示をそのディスプレイ114上に提供する。ディスプレイ114上の適切なロケーションにおいて、部屋102の表示112内で、視覚的識別子109がターゲット106を表すために表示されうる。視覚的識別子109は、ターゲット106の写真、あるいはアバターなどの形式化されたアイコンでありうる。上記のとおり、部屋102内の物体108は、いずれのターゲットデバイスにも関連付けられず、したがってサーバ111上に記憶された地理的状態情報を有していない。したがって、物体108は、ディスプレイ114上に表示されない。
[0028] 図1Bは、他の実施形態がターゲット116の視覚的識別子について時間履歴を提供することができる、環境100Bを示す。図1Bを参照すると、ターゲットデバイス117と同じ場所に位置するターゲット116は、部屋115の中を移動し得る。ターゲット116の動きは、時間t=0からt=tまでターゲットデバイス117によって追跡され得る。移動局でありうるターゲットデバイス117は、ネットワーク113を通じてサーバ111に時間の関数としてそのロケーション(すなわち、地理的状態の一例)をワイヤレスに提供することができる。部屋115の外に位置する移動局でありえるユーザデバイス120は、そのイメージングセンサを使用して同時にイメージングセンサデータを収集しながら、ネットワーク113を介してサーバ111からターゲットデバイス117の地理的状態を得ることができる。図1Bに示されるように、ユーザデバイス120は、イメージングセンサの視野が物体118と部屋115の対面する壁125の両方を含むような向きに向けられる。したがって、イメージングセンサは、部屋115の対面する壁125の表示127とともに、ディスプレイ123内に物体118の表示121を提供する。さらに、複数の視覚的識別子119は、それが追跡された時間的範囲に対応する異なる複数の時間においてターゲット116を表すように表示される。したがって、視覚的識別子119(t=0)、119(t−t)、および119(t=t)が、それぞれ、ターゲット116(t=0)、116(t−t)、および116(t=t)を表すように表示されることになる。上記と同じように、視覚的識別子は、ターゲット116の写真、あるいはアバターのような形式化されたアイコンであり得る。さらに、この場合、時間の各瞬間における視覚的識別子は、異なる形で表示され得る。例えば、視覚的識別子119(t=0)が最も早く生じるので、それは、視覚的識別子119(t=t)および119(t=t)よりも明るい色で表示され得、ここで、119(t=t)が最も最近の時間的瞬間におけるターゲット116(t−t)を表すので、最も暗い色を使用して表示され得る。したがって、ユーザデバイスは、時間および/またはターゲットの他の状態に基づいて視覚的識別子119の外観を変更することができる。
[0029] ある時間期間にわたってターゲットを追跡することが可能であることは、ある人がどこに向かっているかを決定するために使用され得る。これは、ある人の現在のロケーションを決定しようと試みるときだけでなく、その人のロケーションを決定することができない(たとえば、ロケーションサービスが利用可能でない、あるいはオフにされている)ときにも、有用であり得る。この場合、追跡された履歴を使用することは、ターゲットのロケーションを推定(extrapolate)するために使用され得る。一般に、ユーザデバイス120は、はるかに長い時間期間にわたってターゲットを表示することができ、たとえば、ディスプレイ123は、ターゲット116が指定されたエリア内に位置していた状況の時間履歴を示すことができる。この態様では、ターゲット116が以前に位置していた場所を示す視覚的識別子は、ロケーションのエイジに基づいて色、サイズおよび/または形状を変化させ得る。他の態様では、視覚的識別子119は、ユーザデバイス120までの距離および/またはリファレンスに対する近接度に基づいて、サイズ、形状、および/または色を変化させ得る。他の態様では、視覚的識別子119は、対話型であり得、タッチスクリーンディスプレイを使用して表示(例えば、119)をタップするなど、ユーザによってそれが選択されたときに、発生の日時など、追加の情報を提供することができる。あるいは、ユーザと対話すると、視覚的識別子119は、ターゲットデバイス117に関連付けられた人とのコンタクトを開始し、たとえば、テキスト、音声コール、ビデオ会議を確立するため、および/またはゲームを開始するために使用され得る。したがって、視覚的識別子119は、ユーザに情報を伝えるために任意の方法で変更され得る。例えば、視覚的識別子は、動的なものであり得、時間に応じて変化し得る。
[0030] 少なくとも1つのターゲット116がゲームをプレイすることを通じてユーザデバイス120と対話し得る、様々なタイプのゲームが、前述の諸実施形態を使用してプレイされうる。例えば、かくれんぼ(hide and go seek)のゲームを行うことが、種々の実施形態において実施され得る。ここでは、ゲームは、所定の時間が満了するまでターゲットの表示なしに始まることができ、探し手は、隠れたターゲットを見つけるためにそのエリアをスキャンすることができる。隠れたターゲットは、常に探し手を見ることができ、そして、探し手は、近接範囲内のターゲットを表示することができ、そうすると、表示されたターゲットに関連付けられたユーザは、「見つけられた(found)」として通知を与えられる。ターゲットのグループから選択するときには、ユーザが表示することを望むサードパーティメンバーのバディリスト(buddy list)からターゲットが選択され、どのターゲットが参加し得るかを制限するオプションと、サードパーティターゲット間で区別するために該サードパーティターゲットのクラスを異なる形で表示する、あるいはバディリストのメンバーが発見されおよび/または表示されるときに異なるアラートを有するオプションとを含む、バディリストが使用され得る。
[0031] さらに、ターゲットに関する情報を共有するパーミッション(permissions)が確立され、サーバ111内に記憶され得る。パーミッションは、ユーザおよび/またはターゲットのアイデンティティに基づき、および/またはターゲットが特定のエリアや部屋などにいること(たとえば、ある特定の店にいるときには共有するが、別の店にいるときには共有しない)に基づき得る。
[0032] 他の実施形態では、地理的状態情報に基づいてアラートが設定され得る。アラートは、テキストメッセージ、電子メール、コール、ポップアップメッセージ、および/または可聴アラートであり得る。例えば、ユーザは、指定されたロケーションの予め定められた半径に基づいてターゲット116の視覚的識別子119を示すべきかどうか決定しうる。例えば、ユーザデバイス120がターゲットの半径しきい値内にくるまで、視覚的インジケーション119は、隠されたままであり得る。ディスプレイ123は、それが半径内にあるときにターゲット116の視覚的識別子119を示しうるにすぎない。他の態様では、半径の概念は、地理的な座標によって確立された任意の境界(例えば、「ジオフェンス(geo-fence)」)に及ぶように一般化され得る。ターゲット116がジオフェンス(図示せず)によって確立されたエリアに入る/エリアから出るときには、ユーザは、警告され得る。他の態様では、ジオフェンスは、ユーザデバイス120によってターゲットが見つけられないエリアを指定しうる。
(指定されたターゲットの場所を視覚的に特定する例示的なアプリケーション)
[0033] 図1Aおよび/または図1Bにおいて上記した諸実施形態は、様々な異なるアプリケーションにおいて有用であり得る。例えば、ターゲットデバイスの位置は、子供に関連付けられ、親のユーザデバイスに知られ、または親のユーザデバイスと共有され得る。親は、周囲でユーザデバイスをスイープし、そのディスプレイは、親の視覚的近接範囲を超えて子供をサーチするために、拡張現実タイプのレイオーバーを提供し得る。この場合、ユーザデバイスは、ユーザデバイスの向きが変化するときにリアルタイムで静止画像データおよび/またはビデオデータを収集し得る。ユーザデバイス上では、例えば、子供の顔、子供までの距離、または子供を表すインジケータが、ユーザデバイスが子供のロケーションのところを指し示すときに、その子供が親の実際の視線内にない(たとえば、子供が壁の反対側にいる)場合でも、親に提示され得る。他の例では、ユーザがショッピングモールにいるときには、ユーザは、自身の子供がどこにいるかを視覚的に特定し、および/または、子供がモールの異なる部分にいるときでも子供のロケーションを追跡するために、ユーザデバイスを周囲でスイープし得る。さらに、ユーザデバイスのディスプレイは、たとえば、ターンバイターン方式で子供に指示を与え得る。また、時間的なアスペクトがディスプレイに含められて、ユーザが選択した時間期間を子供がどこで経過したかを親が知ることができるようにし得る。
[0034] 図2は、ターゲットの視覚的識別子を提供することができる移動局208として実現されうるユーザデバイスに関する例示的な動作環境200の図である。本開示の諸実施形態は、位置を決定するための様々な技法を利用しうる移動局208を対象とする。動作環境200は、1つまたは複数の異なるタイプのワイヤレス通信システムおよび/またはワイヤレス測位システムを含み得る。図2に示された実施形態では、衛星測位システム(SPS)202a〜202cが、移動局208およびターゲットデバイス214a〜214bのための独立した位置情報ソースとして使用され得る。移動局208は、SPS衛星からジオロケーション情報を得るための信号を受信するように特に設計された1つまたは複数の専用のSPS受信機を含み得る。
[0035] 動作環境200は、また、ワイヤレスの音声および/またはデータ通信のために、移動局208のための別の独立した位置情報ソースとして使用され得る、1つまたは複数のタイプの広域ネットワークワイヤレスアクセスポイント(WAN−WAP)204a〜204cの複数のものをふくむことができる。WAN−WAP 204a〜204cは、既知のロケーションにあるセルラー基地局、および/または、たとえばWiMAX(たとえば802.16)などの他の広域ワイヤレスシステムを含み得る、広域ワイヤレスネットワーク(WWAN)の一部であり得る。WWANは、簡略化のために図2には示されていない他の既知のネットワークコンポーネントを含みうる。通常、WWAN内の各WAN−WAP 204a〜204cは、固定位置から動作し、大都市および/または地方のエリアにわたるネットワークカバレッジを提供することができる。
[0036] 動作環境200は、さらに、ローカルエリアネットワークワイヤレスアクセスポイント(LAN−WAP)206a〜206eを含み得、ワイヤレスの音声および/またはデータ通信のため、ならびに位置データの別の独立したソースのために使用され得る。LAN WAP 206a〜206eは、建物内で動作し、WWANよりも小さな地理的領域にわたって通信を行い得る、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)の一部であり得る。そのようなLAN−WAP 206a〜206eは、例えば、WiFi(登録商標)ネットワーク(802.11x)、セルラーピコネットおよび/またはフェムトセル、Bluetooth(登録商標)ネットワークなどの一部であり得る。
[0037] 移動局208およびターゲットデバイス214a〜214bは、SPS衛星202a〜202c、WAN−WAP204a〜204c、および/またはLAN−WAP206a〜206eのうちのいずれか1つまたはそれらの組合せから位置情報を得ることができる。前述のシステムの各々は、異なる技術を使用して、移動局208およびターゲットデバイス214a〜214bについて位置の独立した推定を提供し得る。いくつかの実施形態では、移動局は、位置データの精確度を改善するために、異なるタイプのアクセスポイントの各々から得られた解を結合し得る。
[0038] SPS衛星202a〜202cを使用して位置を得るときには、移動局は、SPS衛星202a〜202cによって送信された複数の信号から、従来の技術を使用して、位置を抜き出すSPS衛星202a〜202cとともに使用されるように特に設計された受信機を用いることができる。本明細書に記載の方法および装置は、様々な衛星測位システムとともに使用されることができ、それらは、通常、送信機から受信された信号に少なくとも一部基づいて、地球上または上方の自身の位置をエンティティが決定することを可能にするように位置決めされた送信機のシステムを含む。このような送信機は、通常、設定されたチップ数の繰り返し疑似ランダム雑音(PN)符号によりマークされた信号を送信し、地上ベースの制御局、ユーザ機器および/または宇宙ビークル上に位置しうる。特定の例では、このような送信機は、地球周回衛星ビークル(SV)に位置しうる。たとえば、全地球測位システム(GPS)、ガリレオ、グロナスまたはコンパスのような全地球的航法衛星システム(GNSS)のコンステレーション内のSVは、コンステレーション内の他のSVによって送信されたPNコードから識別可能なPNコードでマークされた信号を送信し得る(たとえば、GPS等の場合、衛星ごとに異なるPNコードを使用し、グロナス等の場合、異なる周波数で同じコードを使用する)。ある特定の態様によると、ここに示される技法は、SPS用のグローバルシステム(例えば、GNSS)に限定されない。例えば、ここで提供される技法は、例えば、日本上空の準天頂衛星システム(QZSS)、インド上空のインド地域航法衛星システム(IRNSS)、中国上空の北斗などのような、様々な地域システム、および/または、1つまたは複数の全地球および/または地域航法衛星システムに関連付けられた、または他の何らかの形でそれらとの使用について可能にされた様々な補強システム(例えば、静止衛星型衛星航法補強システム(SBAS))に適用される、または他の何らかの形でそれらとの使用について可能にされうる。限定ではなく例として、SBASは、インテグリティ情報、ディファレンシャル補正などを提供する(1つまたは複数の)補強システム、例えば、広域補強システム(WAAS)、欧州静止衛星航法オーバレイサービス(EGNOS)、運輸多目的衛星用衛星航法補強システム(MSAS)、GPS支援静止衛星補強航法またはGPSおよび静止衛星補強航法システム(GAGAN)、および/または同様のものなどを含みうる。したがって、ここで使用される場合、SPSは、1つまたは複数の全地球および/または地域航法衛星システムおよび/または補強システムの任意の組み合わせを含むことができ、また、SPS信号は、SPS信号、SPSのような信号、および/またはこのような1つまたは複数のSPSに関連付けられた他の信号を含むことができる。
[0039] さらに、開示される諸実施形態は、シュードライトあるいは衛星とシュードライトの組み合わせを利用する位置決定システムとともに使用され得る。シュードライトが、GPS時間で同期され得る、Lバンド(または他の周波数)キャリア信号上で変調されるPNコードまたは他のレンジングコード(GPSまたはCDMAセルラー信号に類似)をブロードキャストする地上ベース(ground-based)の送信機である。そのような各々の送信機が、リモートの受信機による識別を可能にするように、ユニークなPNコードを割り当てられうる。シュードライトは、トンネル、鉱山、建物、都市の峡谷(urban canyons)または他の囲まれたエリアの中のような、軌道上の衛星からのGPS信号が利用可能ではないかもしれない状況で有用である。シュードライトの他のインプリメンテーションは、無線ビーコンとして知られている。本明細書で使用するとき、用語「衛星(satellite)」は、シュードライト、シュードライトの等価物、および考えられる他の物を含むことが意図されている。本明細書で使用するとき、用語「SPS信号」は、シュードライトまたはシュードライトの等価物からのSPSに類似の信号を含むことが意図されている。
[0040] WWANから位置を得るときには、各WAN−WAP204a〜204cがデジタルセルラーネットワーク内の基地局の形態をとり得、移動局208およびターゲットデバイス214a〜214bは、位置を得るために基地局信号を利用することができるセルラートランシーバおよびプロセッサを含み得る。デジタルセルラーネットワークが追加の基地局または図2に示された他のリソースを含み得ることが理解されるべきである。WAN−WAP204a〜204cは、実際には移動可能であり、あるいは他の何らかの形で再配置可能であり得るが、説明の目的上、それらは、事実上固定された位置に配置されていると仮定される。
[0041] 移動局208およびターゲットデバイス214a〜214bは、例えば、アドバンスト・フォワードリンク・トライラテレーション(AFLT:Advanced Forward Link Trilateration)のような既知のタイムオブアライバル技法を使用して位置決定を行い得る。他の実施形態では、各WAN−WAP204a〜204cがWiMaxワイヤレスネットワーキング基地局の形態をとりうる。この場合、移動局208は、WAN−WAP204a〜204cによって提供される信号からタイムオブアライバル(TOA)技法を使用してその位置を決定しうる。以下でより詳細に説明するように、移動局208およびターゲットデバイス214a〜214bは、スタンドアロンモードで、あるいは、TOA技法を使用して測位サーバ210およびネットワーク212の支援を用いて、位置を決定しうる。本開示の諸実施形態が、異なるタイプであるWAN−WAP204a〜204cを使用して移動局208に位置情報を決定させることを含むことに留意する。例えば、一部のWAN−WAP204a〜204cは、セルラー基地局であり得、他のWAN−WAP204a〜204cは、WiMax基地局であり得る。このような動作環境では、移動局208およびターゲットデバイス214a〜214bは、異なるタイプのWAN−WAP204a〜204cの各々からの信号を利用し、さらに、精確度を改善するために、得られた位置の解を組み合わせることができる。
[0042] WLANを使用して位置を得るときには、移動局208およびターゲットデバイス214a〜214bは、測位サーバ210およびネットワーク212の支援によりタイムオブアライバル技法を利用し得る。測位サーバ210は、ネットワーク212を通じて移動局208に通信し得る。ネットワーク212は、LAN−WAP206a〜206eを組み込んだワイヤードネットワークおよびワイヤレスネットワークの組合せを含み得る。一実施形態では、各LAN−WAP206a〜206eは、たとえば、WiFiワイヤレスアクセスポイントであり得、それは、必ずしも固定位置には設置されておらず、位置を変更し得る。各LAN−WAP206a〜206eの位置は、共通の座標系において測位サーバ210内に記憶され得る。一実施形態では、移動局208およびターゲットデバイス214a〜214bの位置は、各LAN−WAP206a〜206eから信号を受信することによって決定され得る。各信号が、受信された信号に含まれ得る何らかの形態の識別情報(例えば、MACアドレスなど)に基づいてその発信元LAN−WAP206a〜206eに関連付けられ得る。移動局208およびターゲットデバイス214a〜214bは、次いで、受信された信号の各々に関連付けられた時間遅延を得ることができる。移動局208およびターゲットデバイス214a〜214bは、次いで、LAN−WAP206a〜206eの各々の時間遅延および識別情報を含み得るメッセージを形成し、該メッセージを測位サーバ210にネットワーク212を介して送ることができる。受信されたメッセージに基づいて、測位サーバ210は、関連のあるLAN−WAP206a〜206eの記憶されたロケーションを使用して、移動局208およびターゲットデバイス214a〜214bの位置を決定し得る。測位サーバ210は、ローカル座標系内の位置へのポインタを含む、移動局208およびターゲットデバイス214a〜214bへのロケーション設定情報(LCI:Location Configuration Information)メッセージを生成し、提供しうる。LCIメッセージは、また、移動局208およびターゲットデバイス214a〜214bのロケーションに関して他の関心ポイントを含み得る。移動局208およびターゲットデバイス214a〜214bの位置を計算するときには、測位サーバ210は、ワイヤレスネットワーク内の要素によって導入され得る異なる複数の遅延を考慮に入れることができる。
[0043] ターゲットデバイス214a〜214bの位置がどのように決定されるかにかかわらず、各ターゲットデバイス214a〜214bは、その位置を提供することができ、または一部の実施形態では、移動局208(この実施形態ではユーザデバイスである)がターゲットデバイス214a〜214bの視覚的インジケーションを生成するために地理的状態情報にアクセスおよび/または追跡し得るように、任意の時間期間にわたるその地理的状態情報を提供しうる。測位サーバ210は、さらに、ターゲットデバイス214a〜214bに関連付けられた人が移動局208によって監視されるべきパーミッションを提供し得るように、パーミッション(permissions)および/またはアクセスコントロールリスト(ACL)を記憶し得る。一部の実施形態では、測位サーバ210は、さらに、経時的なターゲットデバイス214a〜214bの受信された位置に基づいてターゲットデバイス214a〜214bの地理的状態情報を得ることができる。
[0044] 本明細書で記載される位置決定技法は、広域ワイヤレスネットワーク(WWAN)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)など、様々なワイヤレス通信ネットワークに使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、交換可能に使用され得る。WWANは、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC − FDMA)ネットワーク、WiMax(IEEE802.16)などであり得る。CDMAネットワークは、cdma2000、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))などのような1つまたは複数の無線アクセス技術(RAT)をインプリメントしうる。cdma2000は、IS−95、IS−2000、およびIS−856規格を含む。TDMAネットワークは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))、デジタルアドバンストモバイル電話システム(D−AMPS)、または何らかの他のRATをインプリメントしうる。GSMおよびW−CDMAは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名称のコンソーシアムからの文書に説明されている。cdma2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称のコンソーシアムからの文書に説明されている。3GPPおよび3GPP2の文書は、公衆に利用可能である。WLANは、IEEE 802.11xネットワークであり、WPANは、Bluetooth(登録商標)ネットワーク、IEEE 802.15x、または何らかの他のタイプのネットワークでありうる。技法は、また、WWAN、WLANおよび/またはWPANの任意の組合せについて使用され得る。
[0045] 図3は、ワイヤレスネットワークにおける移動局308の位置を決定する例示的な技法を示す図である。図3に示されるように、移動局308はユーザデバイスまたはターゲットデバイスであり得る。各移動局308に関する座標は、ラウンドトリップ時間(RTT)測定、RSSI測定、および/または様々な三辺測量(trilateration)技法を使用することを含み得る、WiFi、Bluetooth、セルラーなどのワイヤレスネットワークに関連する既知の技術を使用して決定され得る。また、RFID/NFC測位スキーム、ビーコン、レンジングデバイス、AFLT、またはそれらの任意の組合せを採用する、他のワイヤレス測位技法も使用され得る。
[0046] 移動局308は、RF信号(たとえば、2.4GHzおよび/または5.0GHz)ならびにRF信号の変調および情報パケットの交換のための標準プロトコル(たとえば、IEEE802.11)を使用して、複数のWAP311a〜311cとワイヤレスに通信することができる。図3では、WAP311a〜311cは、LAN−WAPおよび/またはWAN−WAPであり得る。交換された信号から異なる複数のタイプの情報を抽出し、ネットワークのレイアウト(すなわち、ネットワークジオメトリ)を用いることによって、移動局308は、あらかじめ定められた参照座標系(reference coordinate system)におけるその位置を決定し得る。図3に示されるように、移動局308は、2次元座標系を使用してその位置(x、y)を指定しうるが、本明細書で開示される実施形態は、それだけに限定されず、また、追加の次元が望ましい場合、3次元座標系を使用する位置決定にも適用可能である。さらに、図3には3つのWAPS311a〜311cが示されているが、諸実施形態は、追加のWAPを利用し、過度に決定された(over-determined)システムに適用可能な技法を使用して位置を解くことができ、これは、異なる複数のノイズ効果によって導入された様々なエラーを平均してならし、したがって、決定された位置の精確度を改善し得る。
[0047] その位置(x,y)を決定するためには、移動局308は、はじめに、ネットワークジオメトリを決定する必要がありうる。ネットワークジオメトリは、参照座標系((x,y)、k=1,2,3)におけるWAP311a〜311cの各々の位置を含み得る。ネットワークジオメトリは、例えば、ビーコン信号においてこの情報を提供すること、外部ネットワーク上の外部の専用サーバを使用して情報を提供すること、または一様なリソース識別子を使用して情報を提供することなど、任意の方法で移動局308に提供され得る。
[0048] 移動局308は、次いで、WAP311a〜311cの各々に対する距離(d、k=1,2,3)を決定し得る。移動局308とWAP311a〜311cとの間で交換されるRF信号の異なる特性を利用することによって、これらの距離(d)を推定する、いくつもの異なるアプローチが存在する。このような特性には、後述するように、信号の往復伝搬時間(RTT)および/または信号の強度(RSSI)が含まれ得る。これらの特性は、既知の技法を使用して距離を決定するために使用され得る。
[0049] 他の実施形態では、距離(d)は、1つには、WAPに関連しない他の情報ソースを使用して決定され、または高精度化(refined)されうる。例えば、GPSなど、他の測位システムが、dの粗な推定を提供するために使用され得る。GPSが、予想される動作環境(屋内、大都市など)においてdの一貫して精確な推定を提供するには不十分な信号を有し得る可能性が高いことに留意すべきである。しかしながら、GPS信号は、位置決定プロセスを支援するために他の情報と組み合わせられることができる。
[0050] 各距離が決定されたら、移動局308は、次いで、たとえば、三辺測量など、様々な既知の幾何学的技法を用いて、その位置(x,y)を解くことができる。図3から、移動局308の位置が、理想的には、点線を用いて描かれた円の交わるところにあることがわかる。各円は、半径d、中心(x,y)(k=1,2,3)によって定義される。実際は、これらの円の交点は、ネットワーク化されたシステムにおけるノイズおよび他のエラーに起因して、単一の点にはない場合がある。
[0051] 図4は、例示的な移動局400の様々な構成要素を示すブロック図である。単純にするために、図4のボックス図に示された様々な特徴および機能は、コモンバスを使用して1つに接続されており、これは、これらの様々な特徴および機能が動作可能に1つに結び付けられていることを表すことが意図されている。他の接続、メカニズム、特徴、機能などが、実際のポータブルワイヤレスデバイスを動作可能に結合および構成するために必要に応じて提供され適合され得ることが、当業者には認識されよう。さらに、図4の例に示された特徴または機能のうちの1つまたは複数がさらに細分化され、あるいは図4に示された特徴または機能のうちの2つ以上が結合され得ることもまた、認識される。
[0052] 移動局400は、1つまたは複数のアンテナ402に接続されうる1つまたは複数の広域ネットワークトランシーバ404を含み得る。広域ネットワークトランシーバ404は、WAN−WAP204a〜204cと通信する、および/またはWAN−WAP204a〜204cからの/への信号を検出する、および/またはネットワーク内の他のワイヤレスデバイスと直接通信するのに適した、デバイス、ハードウェア、および/またはソフトウェアを含む。一態様では、広域ネットワークトランシーバ404は、ワイヤレス基地局のCDMAネットワークと通信するのに適したCDMA通信システムを含み得るが、他の態様では、ワイヤレス通信システムは、たとえばTDMAまたはGSMなど、別のタイプのセルラー電話ネットワークを含み得る。さらに、他の任意のタイプのワイヤレスネットワーキング技術、たとえばWiMax(802.16)などが使用され得る。移動局400は、また、1つまたは複数のアンテナ402に接続され得る、1つまたは複数のローカルエリアネットワークトランシーバ406を含み得る。ローカルエリアネットワークトランシーバ406は、LAN−WAP206a〜206eと通信する、および/またはLAN−WAP206a〜206eへの/からの信号を検出する、および/またはネットワーク内の他のワイヤレスデバイスと直接通信するのに適した、デバイス、ハードウェア、および/またはソフトウェアを含む。一態様では、ローカルエリアネットワークトランシーバ406は、1つまたは複数のローカルワイヤレスアクセスポイントと通信するのに適したWiFi(802.11x)通信システムを含み得るが、他の態様では、ローカルエリアネットワークトランシーバ406は、別のタイプのローカルエリアネットワーク、パーソナルエリアネットワーク(例えば、Bluetooth)を含み得る。さらに、他の任意のタイプのワイヤレスネットワーキング技術、たとえば、ウルトラワイドバンド(Ultra Wide Band)、ZigBee、ワイヤレスUSBなどが使用され得る。
[0053] 本明細書で使用するとき、「ワイヤレスアクセスポイント」(WAP)という略語は、LAN−WAP206a〜206eおよび/またはWAN−WAP204a〜204cを指すために使用され得る。具体的には、以下の説明では、「WAP」という用語が使用されるときには、諸実施形態が、複数のLAN−WAP206a〜206e、複数のWAN−WAP204a〜204c、またはこれら2つの任意の組合せからの信号を利用することができる移動局400を含み得ることが理解されるべきである。移動局400によって利用されているWAPの具体的なタイプは、動作環境に応じて決まり得る。さらに、移動局400は、精確な位置の解にたどり着くために様々なタイプのWAP間で動的に選択し得る。
[0054] SPS受信機408も移動局400に含められ得る。SPS受信機408は、衛星信号を受信するための1つまたは複数のアンテナ402に接続され得る。SPS受信機408は、SPS信号を受信して処理する、いずれか適切なハードウェアおよび/またはソフトウェアを含み得る。SPS受信機408は、他のシステムから必要に応じて情報および動作を要求し、任意の適切なSPSアルゴリズムによって得られた測定を使用して移動局400の位置を決定するために必要な計算を行う。
[0055] 広域ネットワークトランシーバ404、ローカルエリアネットワークトランシーバ406、およびSPS受信機408によって受信された信号から得られたモーションデータとは独立した、相対的な動きおよび/または向き情報を提供するために、モーション/オリエンテーションセンサ412がプロセッサ410に結合され得る。限定ではなく一例として、モーション/オリエンテーションセンサ412は、加速度計(例えば、MEMSデバイス)、ジャイロスコープ、地磁気センサ(例えば、コンパス)、高度計(例えば、気圧高度計)、および/または他の任意のタイプの動き検出センサを利用し得る。さらに、モーション/オリエンテーションセンサ412は、複数の異なるタイプのデバイスを含み、モーション情報を提供するためにそれらの出力を結合し得る。
[0056] イメージングセンサ413が、前述したように後で表示するために視覚的識別子と結合する、移動局400に関連付けられた視野の画像および/またはビデオデータを提供するために、プロセッサ410に結合され得る。イメージングセンサ413は、CCD、CMOSイメージングセンサなど、任意の適切な光学センサであり得る。あるいは、一部の実施形態では、イメージングセンサ413は、ユーザデバイスから物理的に切り離されていて、ネットワークを通じて機能的に結合されるものであり得る。
[0057] プロセッサ410は、処理するためのデータを受け取り、および/または様々な動作モードのためにコンポーネントの構成についてのコマンドを提供するために、広域ネットワークトランシーバ404、ローカルエリアネットワークトランシーバ406、SPS受信機408、モーション/オリエンテーションセンサ412、および/またはイメージングセンサ413の間でデータを交換しうる。プロセッサ410は、処理機能ならびに他の計算および制御機能を提供する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、および/またはデジタルシグナルプロセッサを含み得る。プロセッサ410は、また、移動局400内でプログラムされた機能を実行するためのデータおよびソフトウェア命令を記憶するメモリ414を含み得る。メモリ414は、プロセッサ410のオンボードでありえ(例えば、同じICパッケージ内)、および/または、メモリは、プロセッサ410の外部メモリでありえ、データバスを介して機能的に結合されうる。本開示の諸態様に機能的に関連付けられたソフトウェアの詳細については、以下でより詳細に説明する。
[0058] いくつものソフトウェアモジュールおよびデータテーブルが、メモリ414内に存在し、通信、位置決定、および視覚的識別/ディスプレイ機能を管理するために、プロセッサ410によって利用され得る。図4に示されるように、メモリ414は、測位モジュール416、アプリケーションモジュール430、受信信号強度インジケータ(RSSI)モジュール420、ラウンドトリップ時間(RTT)モジュール422、レンダリング/ディスプレイモジュール428、およびターゲット情報モジュール432を含み、および/または他の何らかの形で受信しうる。図4に示されたメモリ414の中身の編成は例示的なものに過ぎず、したがって、モジュールおよび/またはデータ構造の機能は、移動局400の実装に応じて異なる形で組み合わされ、分離され、および/または構造化され得ることが理解される。
[0059] アプリケーションモジュール430は、測位モジュール416からの位置情報を要求する、モバイルデバイス400のプロセッサ410上で動作するプロセスでありうる。アプリケーションは、通常、ソフトウェアアーキテクチャの上位層内で動作し、図1の説明において上記で提示した、バディロケータ(Buddy Locator)、ショッピングおよびクーポン、資産追跡(Asset Tracking)、および/または様々なゲームおよびアプリケーションを含み得る。測位モジュール416は、複数のWAPと交換された信号から測定されたRTTから得られた情報を使用してモバイルデバイス400の位置を決定し得る。RTT技法を使用して精確に位置を決定するために、各WAPによって導入された処理時間遅延のリーズナブルな推定が、測定されたRTTをキャリブレート/調整するために使用され得る。測定されたRTTは、ラウンドトリップ時間(RTT)情報を得るために移動局400とWAPとの間で交換される信号のタイミングを測定し得る、RTTモジュール422によって決定され得る。
[0060] 測定されると、RTT値は、モバイルデバイス400の位置を決定するのを支援するために測位モジュール416に渡され得る。測位モジュール416は、WAPの処理時間を推定するために補足情報を使用し得る。一実施形態では、WAPによって伝達された信号の振幅値は、この情報を提供するために使用され得る。これらの振幅値は、RSSIモジュール420によって決定されたRSSI測定の形で決定されうる。RSSIモジュール420は、信号に関する振幅および統計情報を測位モジュール416に提供し得る。測位モジュール416は、次いで、RTT測定をキャリブレートし、位置を精確に決定するために、処理時間を推定し得る。位置は、次いで、その前述の要求に応答してアプリケーションモジュール430に出力され得る。加えて、測位モジュール416は、動作パラメータを交換するためにパラメータデータベース424を利用しうる。このようなパラメータには、各WAPについての決定された処理時間、共通の座標フレーム内のWAPの位置、ネットワークに関連する様々なパラメータ、初期の処理時間推定、および事前に決定された処理時間推定などが含まれ得る。
[0061] ターゲット情報モジュール432が、測位サーバ210によって提供される地理的状態情報およびパーミッション情報を決定し得る。パーミッション情報は、各ターゲットデバイス214a〜214bについてユーザデバイスがどのレベルのアクセスを認められるかを決定し、それは、測位サーバ210から受信するとパラメータデータベース424内に記憶され得る。ターゲットデバイス214a〜214bについての地理的状態情報は、レンダリングおよびディスプレイモジュール428に提供され得、イメージングセンサ413からのイメージングセンサデータも同様である。レンダリングおよびディスプレイモジュール428は、地理的状態情報およびイメージングセンサデータを処理し得、したがって、イメージングセンサ413の視野内の各ターゲット214a〜214bに対応する視覚的識別子は、ディスプレイ/タッチスクリーン456のためにイメージングセンサデータと結合され得る。視覚的識別子119は、測位サーバ210から取得され、および/またはパラメータデータベース424から取り出され得る、ターゲットユーザに関連付けられた写真やアイコンなどであり得る。
[0062] 他の実施形態では、補足情報は、オプションで、他のソースから決定され得る補助的な位置および/またはモーションデータを含み得る。補助的な位置データは、不完全またはノイズの多いものであり得るが、WAPの処理時間を推定するための別の独立した情報ソースとして有用であり得る。さらに、他の実施形態では、補足情報には、これらに限るものではないが、Bluetooth信号、ビーコン、RFIDタグ、および/またはマップから得られる情報(例えば、デジタルマップと対話するユーザによって、地理的マップのデジタル表示から座標を受信すること)に基づいてまたは導出され得る情報が含まれ得る。一実施形態では、補足情報のすべてまたは一部が、モーション/オリエンテーションセンサ412および/またはSPS受信機408によって供給される情報から得られ得る。他の実施形態では、補足情報は、非RTT技法(たとえば、CDMAネットワーク内のAFLT)を使用して追加のネットワークを通じて決定され得る。ある特定の実装形態では、補足情報のすべてまたは一部が、また、プロセッサ410によるさらなる処理なしに、モーション/オリエンテーションセンサ412および/またはSPS受信機408によって提供され得る。図4に示されたモジュールは、一例ではメモリ414内に含まれるものとして示されているが、特定の実装形態では、そのようなプロシージャは、他のまたは追加のメカニズムを使用して提供され、あるいは他の何らかの形で動作可能に配置され得る。例えば、メモリ414内に示されたモジュールのすべてまたは一部が、代替的に、ファームウェアにおいて、および/または専用のハードウェアにおいて提供され得る。
[0063] プロセッサ410は、本明細書で提供された技法を少なくとも実施するのに適した任意の形態のロジックを含み得る。例えば、プロセッサ410は、移動局400の他の部分において使用するためのモーションデータを利用する1つまたは複数のルーチンを選択的に開始するために、メモリ414内の命令に基づいて動作可能に構成可能であり得る。
[0064] 移動局400は、移動局400とのユーザの対話を可能にする、マイクロホン/スピーカー452、キーパッド454、およびディスプレイ/タッチスクリーン456など、任意の適切なインターフェースシステムを提供するユーザインターフェース450を含み得る。マイクロホン/スピーカー452は、広域ネットワークトランシーバ404および/またはローカルエリアネットワークトランシーバ406を使用して音声通信サービスを提供する。キーパッド454は、ディスプレイ456がタッチスクリーンを含むときにはオプションでありうるが、このキーパッド454は、ユーザ入力のための任意の適切なボタンを含む。ディスプレイ/タッチスクリーン456は、例えば、バックライト型LCDディスプレイなど、いずれか適切なディスプレイを含み、またさらに、追加のユーザ入力モードのためのタッチスクリーンディスプレイを含むことができる。ディスプレイ/タッチスクリーン456は、また、ターゲットの視覚的識別子を提供するために使用され得る。
[0065] 本明細書で使用するとき、移動局400は、1つまたは複数のワイヤレス通信デバイスまたはネットワークから送信されたワイヤレス信号を取得し、1つまたは複数のワイヤレス通信デバイスまたはネットワークにワイヤレス信号を送信するように構成可能な、任意のポータブルまたは移動可能デバイスまたは機械であり得る。ゆえに、限定ではなく一例として、移動局400は、無線デバイス、セルラー電話デバイス、コンピューティングデバイス、パーソナル通信システム(PCS)デバイス、あるいは他の同様の移動可能なワイヤレス通信装備を備えたデバイス、アプライアンス、または機械を含み得る。「移動局」という用語はまた、衛星信号受信、支援データ受信、および/または位置に関連する処理がデバイスで行われるかまたはPNDで行われるかに関わらず、短距離のワイヤレス、赤外線、ワイヤライン接続、または他の接続などによって、パーソナルナビゲーションデバイス(PND)と通信するデバイスを含むことが意図されている。また、「移動局」は、衛星信号受信、支援データ受信、および/または位置に関連する処理が、デバイスで、サーバで、またはネットワークに関連付けられた別のデバイスで行われるかに関わらず、インターネット、Wi−Fi、または他のネットワークなどを介してサーバと通信することが可能な、ワイヤレス通信デバイス、コンピュータ、ラップトップ等を含むすべてのデバイスを含むことが意図されている。上記の任意の動作可能な組み合わせもまた、「移動局」と考えられる。
[0066] 本明細書で使用されるとき、用語「ワイヤレスデバイス」は、ネットワークを通じて情報を転送することができ、そしてまた、位置決定および/またはナビゲーション機能を有する、任意のタイプのワイヤレス通信デバイスを指し得る。ワイヤレスデバイスは、任意のセルラー移動局、パーソナル通信システム(PCS)デバイス、パーソナルナビゲーションデバイス、ラップトップ、携帯情報端末、またはネットワークおよび/またはSPS信号を受信および処理することが可能な任意の他の適切なモバイルデバイスであり得る。
場合によっては、単一のデバイスが同時にユーザデバイスおよびターゲットデバイスの動作を実行し得る。例えば、ユーザが追跡されることに同意しているグループに参加し、そしてグループの他の参加者を追跡することが可能であることを望むときには、ユーザのモバイルデバイスは、ロケーション決定を実行し、そして、ユーザがグループ内の1または複数の他の参加者を追跡することを同時に可能にしながら、サーバに地理的状態情報のアップデートを提供し得る。
[0067] 図5は、例示的な測位サーバ500の様々なコンポーネントを示すブロック図である。測位サーバ500は、プロセッサ505、システムバス507、マスストレージユニット520、I/Oインターフェース515、メモリユニット510、およびネットワークインターフェース525を含み得る。プロセッサ505は、システムバス507を介して、メモリユニット510およびマスストレージユニット520とインターフェース接続し得る。メモリユニット510および/またはマスストレージユニット520は、ソフトウェアモジュールの形態の実行可能命令と、本明細書に記載の指定されたターゲットのロケーションを視覚的に識別する様々な動作を実装するパラメータデータベース内のデータとを含み得る。ネットワークインターフェース525は、システムバス507を通じてプロセッサ505とインターフェース接続し、ネットワーク502と通信するためのインターフェースを提供することができる。I/Oインターフェース515は、ユーザがユーザインターフェース530を介して測位サーバ500にインターフェース接続できるようにするために設けられ得る。測位サーバ500は、いずれか適切なオペレーティング・システムを用いる任意のタイプのコンピュータ/サーバであり得る。代替的に、測位サーバ500は、特殊目的ハードウェアとして実装され得る。
[0068] ソフトウェアモジュールおよびデータテーブルは、メモリユニット510内に存在し得、および/またはマスストレージユニット520は、指定されたターゲットのロケーションを視覚的に識別する際に移動局400を支援するためにプロセッサ505によって利用され得る。図5に示されるように、メモリユニット510は、ターゲットデバイス対話モジュール540、ユーザデバイス対話モジュール542、およびパーミッションモジュール544を含み、および/または他の何らかの形で受信し得る。図5に示したメモリユニット510の中身の編成が、例示的なものにすぎず、したがって、モジュールの機能および/またはデータ構造が、測位サーバ500の実装に応じて異なる形で結合され、分離され、および/または構造化され得ることを理解すべきである。
[0069] 測位サーバ500は、1つまたは複数のターゲットデバイス214a〜214bから地理的状態情報を受け取ることができる。各ターゲットデバイス214a〜214bについてのこの情報は、地理的状態データベース537に記憶され得、そしてまた、ターゲットデバイス214a〜214bが追跡されることができるように、および/または履歴データがターゲットデバイス214a〜214bのパーシステンス(persistence)を決定するために使用され得るように、任意の時間期間にわたって記憶され得る。この地理的状態データベース537は、ターゲットデバイス214a〜214b位置情報の時間履歴を含み、したがって、ターゲットデバイス214a〜214bに関連付けられた時間の関数として他の状態変数の追跡および導出を可能にし得る。近代ネットワークのユビキタスな性質を考慮すると、ターゲットデバイス214a〜214bの追跡は、1つの建物内から世界規模まで、あるいは遅延耐性ネットワーキング(DTN:delay tolerant networking)技法を使用してさらにそれらを超えて、想到可能な任意の地理的範囲にわたって確立され得る。
[0070] さらに図5を参照すると、要求側ユーザがアクセスに関して適切なパーミッションを有している場合、測位サーバ500は、要求があると、ユーザデバイス(例えば、移動局208)に地理的状態情報を提供し得る。各ターゲットについてのパーミッションは、パーミッションデータベース535に記憶され得る。ターゲットデバイス対話モジュール540は、各ターゲットデバイス214a〜214bについて地理的状態情報およびパーミッションデータを決定し、記憶するために使用され得る。測位サーバ500は、各ターゲットデバイスから位置および対応する時間値を受け取り得る。これらの値は、地理的状態情報モジュール546において地理的状態情報へと処理され得る。ユーザデバイス対話モジュール542は、ユーザデバイスからのクエリまたは特定のターゲットデバイス214a〜214bに関する地理的状態情報を処理し得る。測位サーバ500が要求されたターゲットデバイス214a〜214bについて適切なパーミッションとしてユーザデバイスを決定したら、測位サーバ500は、ユーザデバイスに地理的状態情報を提供し得る。パーミッションは、パーミッションデータベース535と関連して動作しているパーミッションモジュール544によって決定され得る。
[0071] 図5に示されたモジュールは、その例ではメモリユニット510に含まれるものとして示されているが、特定の実装形態では、そのようなプロシージャは、他のまたは追加のメカニズムを使用して、提供され、または他の何らかの形で動作可能に配置され得ることが認識される。例えば、ターゲットデバイス対話モジュール540、ユーザデバイス対話モジュール542、およびパーミッションモジュール544のすべてまたは一部がファームウェアにおいて提供され得る。さらに、図5の例はこれらを別個のモジュールとして示しているが、たとえば、このようなプロシージャが、1つのプロシージャとしてともに結合され、または場合によっては他のプロシージャと結合され、あるいは他の何らかの形で複数のサブプロシージャへとさらに分割され得ることが認識される。
[0072] 図6は、指定されたターゲットのロケーションを視覚的に識別するために、移動局208(すなわち、例示的なユーザデバイス)によって実行されうる、例示的なプロセス600を示すフローチャートである。プロセス600は、地理的状態情報を提供するように構成され得るターゲットデバイスに関連付けられた1つまたは複数のターゲットを識別することから開始し得る(ブロック605)。地理的状態情報は、位置、向き、速度、および/またはそれらの関連する時間値を含みうる。すなわち、位置データ、向きデータなどは、それが時間の関数として追跡されることができるように、時間タグ付けされうる。さらに、速度、ヘディングアングル(heading angle)など、他の情報が、既知の技法を使用して位置および時間タグ情報から導出され得る。地理的状態情報は、対応する時間値とともに標準のリファレンスフレームにおいて提供され得る。移動局208は、次いで、少なくとも1つのターゲットについて地理的状態情報にアクセスするようにとの要求を送る(ブロック610)。この要求は、測位サーバ210に送られ得る。移動局208は、次いで、測位サーバ210から1つまたは複数のターゲット214a〜214bに関連する地理的状態情報を受け取る(ブロック615)。移動局208は、次いで、その地理的状態情報に基づいてターゲットの視覚的識別子を生成し得る(ブロック620)。視覚的識別子は、移動局400にオンボードされたイメージングセンサ413によってキャプチャされたイメージングセンサデータでオーバーレイされ、ディスプレイ456上に示され得る。
[0073] 図7は、指定されたターゲット106のロケーションを視覚的に識別する際に移動局400を支援するために測位サーバ500によって実行されうる例示的なプロセス700を示すフローチャートである。プロセス700は、1つまたは複数のターゲットデバイス214a〜214bから位置および/または時間データを受け取ることから開始し得る(ブロック705)。位置データは、ターゲットデバイス214a〜214bから、対応する時間値とともに、標準のリファレンスフレームにおいて提供され得る。次に、測位サーバ210は、位置データと対応する時間値とを使用して3次元の地理的状態情報を生成しうる(ブロック710)。次に、測位サーバ500は、少なくとも1つのターゲット214a〜214bについて3次元の地理的状態情報にアクセスするためのユーザデバイスからの要求を受け取り得る(ブロック715)。測位サーバ500は、次いで、少なくとも1つのターゲット214a〜214bの3次元の地理的状態情報に関連するユーザのアクセスパーミッションを決定し得る(ブロック720)。ユーザのアクセスパーミッションに基づいて、測位サーバ500は、次いで、要求に基づいてユーザデバイス208にターゲットデバイス214a〜214bの3次元の地理的状態情報を提供し得る(ブロック725)。いくつかの実施形態では、サーバは、また、ユーザデバイス(例えば、移動局208)に定期的に3次元の地理的状態情報をアップデートしうる。
[0074] 当業者であれば、情報および信号が、様々な異なる技術および技法のうちの任意のものを用いて表されうることを理解するであろう。例えば、上記の説明全体にわたって言及されうるデータ、命令群、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界あるいは磁気粒子、光学場または光学粒子、あるいはそれら任意の組み合わせによって表わされうる。
[0075] さらに当業者は、本明細書に開示された実施形態に関連して説明された様々な実例となる論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組み合わせとして実現されうることを認識するだろう。ハードウェアおよびソフトウェアの互換性を明確に例示するために、多様な例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、一般にそれらの機能の観点から上記で説明されている。そのような機能がハードウェアとして実装されるかソフトウェアとして実装されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられる設計制約によって決まる。当業者は、説明された機能を特定のアプリケーションごとに様々な方法で実装しうるが、このような実装の決定は、本発明の範囲からの逸脱を引き起こすものと解釈されるべきではない。
[0076] 本明細書に開示された実施形態に関連して説明された方法、シーケンス、および/またはアルゴリズムは、直接ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールにおいて、またはこれら2つの組み合わせにおいて具現化されうる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバルディスク、CD−ROM、または当該技術分野において知られる任意の他の形態の記憶媒体内に存在しうる。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み出し、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替においては、記憶媒体はプロセッサと一体化されうる。
[0077] したがって、本発明は、ここに示された例だけに限定されるものではなく、本明細書で説明された機能性を実行するためのあらゆる手段が本発明の実施形態に含まれる。上記の開示は、本発明の実例となる実施形態を示しているが、特許請求の範囲によって定義される発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更および修正が本明細書においてなされ得ることに留意されたい。本明細書で説明された発明の実施形態にしたがった方法クレームの機能、ステップ、および/またはアクションは、任意の特定の順序で実行される必要はない。さらに、本発明の要素は、単数形で説明され、または請求項に記載されうるが、単数形に限定することが明記されていない限り、複数形が企図される。
[0077] したがって、本発明は、ここに示された例だけに限定されるものではなく、本明細書で説明された機能性を実行するためのあらゆる手段が本発明の実施形態に含まれる。上記の開示は、本発明の実例となる実施形態を示しているが、特許請求の範囲によって定義される発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更および修正が本明細書においてなされ得ることに留意されたい。本明細書で説明された発明の実施形態にしたがった方法クレームの機能、ステップ、および/またはアクションは、任意の特定の順序で実行される必要はない。さらに、本発明の要素は、単数形で説明され、または請求項に記載されうるが、単数形に限定することが明記されていない限り、複数形が企図される。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ユーザデバイスを通じてターゲットの地理的状態を決定する方法であって、
対応する時間値とともに標準のリファレンスフレームにおいて位置データを提供するように構成されたターゲットデバイスに関連付けられた少なくとも1つのターゲットを識別することと、
少なくとも1つのターゲットについての地理的状態情報へのアクセスのための要求を送ることと、
前記少なくとも1つのターゲットに関連する地理的状態情報を受け取ることと、
前記地理的状態情報に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの視覚的識別子を生成することと、ここにおいて、前記視覚的識別子は、前記ユーザデバイスに機能的に結合されたイメージングセンサによってキャプチャされたデータに関連付けられる、
を備える、方法。
[C2]
前記視覚的識別子は、動的であり、前記地理的状態情報に基づいて変化する、上記C1に記載の方法。
[C3]
前記視覚的識別子を前記生成することは、
前記少なくとも1つのターゲットの履歴の視覚的識別子を生成すること、ここにおいて、前記視覚的識別子は時間に基づいて変化する、
をさらに備える、上記C1に記載の方法。
[C4]
前記少なくとも1つのターゲットが指定されたロケーションの半径内にあるかどうかを決定することと、
前記少なくとも1つのターゲットが前記半径内にあるときにだけ、前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を表示することと、
をさらに備える、上記C1に記載の方法。
[C5]
前記地理的状態情報に基づいてアラートを設定すること、ここにおいて、前記アラートは、テキストメッセージ、ポップアップメッセージ、および/または可聴アラートを含む、
をさらに備える、上記C4に記載の方法。
[C6]
視覚的識別子を前記生成することは、
前記イメージングセンサの視野内のビデオデータを収集することと、
前記地理的状態情報に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を前記ビデオデータと結合することと、
をさらに備える、上記C1に記載の方法。
[C7]
前記ビデオデータは、前記ユーザデバイスの向きが変化するときに収集される、上記C6に記載の方法。
[C8]
前記結合することは、
前記少なくとも1つのターゲットが前記イメージングセンサの前記視野内にないときに、前記地理的状態情報に基づいて前記ビデオデータ上に前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子をオーバーレイすることをさらに備える、
上記C7に記載の方法。
[C9]
視覚的識別子を前記生成することは、
前記イメージングセンサの視野内の静止画像データを収集することと、
前記地理的状態情報に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を前記静止画像データと結合することと、
をさらに備える、上記C1に記載の方法。
[C10]
前記静止画像データは、前記ユーザデバイスの向きが変化するときに収集される、上記C9に記載の方法。
[C11]
前記結合することは、
前記少なくとも1つのターゲットが前記イメージングセンサの前記視野内にないときに、前記地理的状態情報に基づいて前記静止画像データ上に前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子をオーバーレイすることをさらに備える、
上記C10に記載の方法。
[C12]
前記イメージングセンサおよび前記ユーザデバイスは、物理的に分離されていて、ネットワークを通じて機能的に結合される、上記C1に記載の方法。
[C13]
前記視覚的識別子のサイズは、リファレンスへの近接度に基づく、上記C1に記載の方法。
[C14]
前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を選択することと、
前記選択に関連する前記少なくとも1つのターゲットと対話することと、
をさらに備える、上記C1に記載の方法。
[C15]
前記対話することは、テキストメッセージを送ること、音声コールを行うこと、ビデオ会議を行うこと、または前記少なくとも1つのターゲットとゲームを開始することを備える、上記C1に記載の方法。
[C16]
前記少なくとも1つのターゲットは、表示のためにサードパーティメンバーのバディリストから選択され、参加者を制限するオプションと、サードパーティメンバーを区別するために前記サードパーティメンバーのクラスを異なる形で表示する、あるいは前記バディリストのメンバーが発見されおよび/または表示されるときに異なるアラートを有するオプションとを含む、上記C1に記載の方法。
[C17]
時間に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子の外観を変化させることをさらに備える、上記C1に記載の方法。
[C18]
前記少なくとも1つのターゲットは、ゲームをプレイすることを通じて前記ユーザデバイスと対話する、上記C1に記載の方法。
[C19]
かくれんぼのゲームをプレイすること、ここにおいて、前記ゲームは、所定の時間が満了するまでターゲットの表示なしに始まり、探し手は、隠れたターゲットを見つけるためにエリアをスキャンすることができ、ここにおいて、隠れたターゲットは、常に前記探し手を見ることができ、さらに、ここにおいて、前記探し手は、近接範囲内のターゲットを表示し、そうすると、表示されたターゲットに関連付けられたユーザは、「見つけられた」として通知を受ける、
をさらに備える、上記C18に記載の方法。
[C20]
前記探し手によってターゲットが見つけられないエリアを指定するジオフェンスを確立することをさらに備える、上記C19に記載の方法。
[C21]
ターゲットのロケーションの視覚的識別を生成する移動局であって、
ワイヤレストランシーバと、
前記ワイヤレストランシーバに結合されたプロセッサと、
前記プロセッサに機能的に結合されたイメージングセンサと、
前記プロセッサに結合されたメモリと、ここにおいて、前記メモリは、
対応する時間値とともに標準のリファレンスフレームにおいて位置データを提供するように構成されたターゲットデバイスに関連付けられた少なくとも1つのターゲットを識別することと、
少なくとも1つのターゲットについての地理的状態情報へのアクセスのための要求を送ることと、
前記少なくとも1つのターゲットに関連する地理的状態情報を受け取ることと、
前記地理的状態情報に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの視覚的識別子を生成することと、ここにおいて、前記視覚的識別子は、前記イメージングセンサによってキャプチャされたデータに関連付けられる、
を前記プロセッサに実行させる、実行可能な命令およびデータを記憶する、
を備える、移動局。
[C22]
前記視覚的識別子は、動的であり、前記地理的状態情報に基づいて変化する、上記C21に記載の移動局。
[C23]
前記命令は、
前記少なくとも1つのターゲットの履歴の視覚的識別子を生成すること、ここにおいて、前記視覚的識別子は時間に基づいて変化する、
を前記プロセッサにさらに実行させる、上記C21に記載の移動局。
[C24]
前記命令は、
前記少なくとも1つのターゲットが指定されたロケーションの半径内にあるかどうかを決定することと、
前記少なくとも1つのターゲットが前記半径内にあるときにだけ、前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を表示することと、
を前記プロセッサにさらに実行させる、上記C21に記載の移動局。
[C25]
前記命令は、
前記地理的状態情報に基づいてアラートを設定すること、ここにおいて、前記アラートは、テキストメッセージ、ポップアップメッセージ、および/または可聴アラートを備える、
を前記プロセッサにさらに実行させる、上記C24に記載の移動局。
[C26]
前記命令は、
前記イメージングセンサの視野内のビデオデータを収集することと、
前記地理的状態情報に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を前記ビデオデータと結合することと、
を前記プロセッサにさらに実行させる、上記C21に記載の移動局。
[C27]
前記ビデオデータは、前記ユーザデバイスの向きが変化するときに収集される、上記C26に記載の移動局。
[C28]
前記命令は、さらに、
前記少なくとも1つのターゲットが前記イメージングセンサの前記視野内にないときに、前記地理的状態情報に基づいて前記ビデオデータ上に前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子をオーバーレイすること、
を前記プロセッサに実行させる、上記C27に記載の移動局。
[C29]
前記命令は、
前記イメージングセンサの視野内の静止画像データを収集することと、
前記地理的状態情報に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を前記静止画像データと結合することと、
を前記プロセッサにさらに実行させる、上記C21に記載の移動局。
[C30]
前記静止画像データは、前記ユーザデバイスの向きが変化するときに収集される、上記C29に記載の移動局。
[C31]
前記命令は、
前記少なくとも1つのターゲットが前記イメージングセンサの前記視野内にないときに、前記地理的状態情報に基づいて前記静止画像データ上に前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子をオーバーレイすること、
を前記プロセッサにさらに実行させる、上記C30に記載の移動局。
[C32]
前記イメージングセンサおよび前記ユーザデバイスは、物理的に分離されていて、ネットワークを通じて機能的に結合される、上記C21に記載の移動局。
[C33]
前記視覚的識別子のサイズは、リファレンスへの近接度に基づく、上記C21に記載の移動局。
[C34]
前記命令は、
前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を選択することと、
前記選択に関連する前記少なくとも1つのターゲットと対話することと、
を前記プロセッサにさらに実行させる、上記C21に記載の移動局。
[C35]
前記命令は、テキストを送ること、音声コールを行うこと、ビデオ会議を行うこと、または前記少なくとも1つのターゲットとゲームを開始することを前記プロセッサにさらに実行させる、上記C21に記載の移動局。
[C36]
前記少なくとも1つのターゲットは、表示のためにサードパーティメンバーのバディリストから選択され、参加者を制限するオプションと、サードパーティメンバーを区別するために前記サードパーティメンバーのクラスを異なる形で表示する、あるいは前記バディリストのメンバーが発見されおよび/または表示されるときに異なるアラートを有するオプションとを含む、上記C21に記載の移動局。
[C37]
前記命令は、
時間に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子の外観を変化させること
を前記プロセッサにさらに実行させる、上記C21に記載の移動局。
[C38]
前記少なくとも1つのターゲットは、ゲームをプレイすることを通じて前記ユーザデバイスと対話する、上記C21に記載の移動局。
[C39]
前記命令は、
かくれんぼのゲームをプレイすること、ここにおいて、前記ゲームは、所定の時間が満了するまでターゲットの表示なしに始まり、探し手は、隠れたターゲットを見つけるためにエリアをスキャンすることができ、ここにおいて、隠れたターゲットは、常に前記探し手を見ることができ、さらに、ここにおいて、前記探し手は近接範囲内のターゲットを表示し、そうすると、表示されたターゲットに関連付けられたユーザは、「見つけられた」として通知を受ける、
を前記プロセッサにさらに実行させる、上記C38に記載の移動局。
[C40]
前記命令は、
前記探し手によってターゲットが見つけられないエリアを指定するジオフェンスを確立すること
を前記プロセッサにさらに実行させる、上記C39に記載の移動局。
[C41]
ターゲットのロケーションの視覚的識別を生成する移動局であって、
対応する時間値とともに標準のリファレンスフレームにおいて位置データを提供するように構成されたターゲットデバイスに関連付けられた少なくとも1つのターゲットを識別する手段と、
少なくとも1つのターゲットについての地理的状態情報へのアクセスのための要求を送る手段と、
前記少なくとも1つのターゲットに関連する地理的状態情報を受け取る手段と、
前記地理的状態情報に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの視覚的識別子を生成する手段と、ここにおいて、前記視覚的識別子は、前記ユーザデバイスに機能的に結合されたイメージングセンサによってキャプチャされたデータに関連付けられる、
を備える、移動局。
[C42]
前記視覚的識別子は、動的であり、前記地理的状態情報に基づいて変化する、上記C41に記載の移動局。
[C43]
前記少なくとも1つのターゲットの履歴の視覚的識別子を生成する手段、ここにおいて、前記視覚的識別子は時間に基づいて変化する、
をさらに備える、上記C41に記載の移動局。
[C44]
前記少なくとも1つのターゲットが指定されたロケーションの半径内にあるかどうかを決定する手段と、
前記少なくとも1つのターゲットが前記半径内にあるときにだけ、前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を表示する手段と、
をさらに備える、上記C41に記載の移動局。
[C45]
前記地理的状態情報に基づいてアラートを設定する手段、ここにおいて、前記アラートは、テキストメッセージ、ポップアップメッセージ、および/または可聴アラートを備える、
をさらに備える、上記C44に記載の移動局。
[C46]
前記イメージングセンサの視野内のビデオデータを収集する手段と、
前記地理的状態情報に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を前記ビデオデータと結合する手段と、
をさらに備える、上記C41に記載の移動局。
[C47]
前記イメージングセンサの視野内の静止画像データを収集する手段と、
前記地理的状態情報に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を前記静止画像データと結合する手段と、
をさらに備える、上記C41に記載の移動局。
[C48]
前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を選択する手段と、
前記選択に関連する前記少なくとも1つのターゲットと対話する手段と、
をさらに備える、上記C41に記載の移動局。
[C49]
前記少なくとも1つのターゲットは、表示のためにサードパーティメンバーのバディリストから選択され、参加者を制限するオプションと、サードパーティメンバーを区別するために前記サードパーティメンバーのクラスを異なる形で表示する、あるいは前記バディリストのメンバーが発見されおよび/または表示されるときに異なるアラートを有するオプションとを含む、上記C41に記載の移動局。
[C50]
プロセッサによって実行されたときにコンピュータに動作を実行させる命令を備える、非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記命令は、
対応する時間値とともに標準のリファレンスフレームにおいて位置データを提供するように構成されたターゲットデバイスに関連付けられた少なくとも1つのターゲットを識別するための命令と、
少なくとも1つのターゲットについての地理的状態情報へのアクセスのための要求を送るための命令と、
前記少なくとも1つのターゲットに関連する地理的状態情報を受け取るための命令と、
前記地理的状態情報に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの視覚的識別子を生成するための命令と、ここにおいて、前記視覚的識別子は、イメージングセンサによってキャプチャされたデータに関連付けられる、
を備える、非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C51]
前記視覚的識別子は、動的であり、前記地理的状態情報に基づいて変化する、上記C50に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C52]
前記命令は、
前記少なくとも1つのターゲットが指定されたロケーションの半径内にあるかどうかを決定するための命令と、
前記少なくとも1つのターゲットが前記半径内にあるときにだけ、前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を表示するための命令と、
をさらに備える、上記C51に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C53]
前記命令は、
前記地理的状態情報に基づいてアラートを設定するための命令、ここにおいて、前記アラートは、テキストメッセージ、ポップアップメッセージ、および/または可聴アラートを備える、
をさらに備える、上記C52に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C54]
前記命令は、
前記イメージングセンサの視野内のビデオデータを収集するための命令と、
前記地理的状態情報に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を前記ビデオデータと結合するための命令と、
をさらに備える、上記C50に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C55]
前記命令は、
前記少なくとも1つのターゲットが前記イメージングセンサの前記視野内にないときに、前記地理的状態情報に基づいて前記ビデオデータ上に前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子をオーバーレイするための命令
をさらに備える、上記C54に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C56]
前記命令は、
前記イメージングセンサの視野内の静止画像データを収集するための命令と、
前記地理的状態情報に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を前記静止画像データと結合するための命令と、
をさらに備える、上記C50に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C57]
前記命令は、
前記少なくとも1つのターゲットが前記イメージングセンサの前記視野内にないときに、前記地理的状態情報に基づいて前記静止画像データ上に前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子をオーバーレイするための命令、
をさらに備える、上記C56に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C58]
前記命令は、
前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を選択するための命令と、
前記選択に関連する前記少なくとも1つのターゲットと対話するための命令と、
をさらに備える、上記C50に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C59]
前記少なくとも1つのターゲットは、表示のためにサードパーティメンバーのバディリストから選択され、参加者を制限するオプションと、サードパーティメンバーを区別するために前記サードパーティメンバーのクラスを異なる形で表示する、あるいは前記バディリストのメンバーが発見されおよび/または表示されるときに異なるアラートを有するオプションとを含む、上記C50に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C60]
複数のターゲットについて追跡情報を提供する方法であって、
複数のターゲットデバイスから、対応する時間値とともに、標準のリファレンスフレームにおいて位置データを受け取ることと、
前記位置データおよび前記対応する時間値に基づいて3次元の地理的状態情報を生成することと、
少なくとも1つのターゲットについて前記3次元の地理的状態情報へのアクセスのための要求をユーザデバイスから受け取ることと、
前記少なくとも1つのターゲットの前記3次元の地理的状態情報に関連するユーザのアクセスパーミッションを決定することと、
前記要求に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの前記3次元の地理的状態情報を提供することと、
を備える、方法。
[C61]
3次元の地理的状態情報を提供することは、
前記3次元の地理的状態情報を定期的にアップデートすること
をさらに備える、上記C60に記載の方法。
[C62]
前記少なくとも1つのターゲットが指定されたロケーションの半径内にあるかどうかを決定することをさらに備える、上記C60に記載の方法。
[C63]
前記3次元の地理的状態情報は、位置、速度、リファレンスに対する向き、またはそれらのいずれかの組合せ、ならびにそれらに関連づけられた時間値を備える、上記C60に記載の方法。
[C64]
複数のターゲットについて追跡情報を提供するサーバであって、
ネットワークインターフェースと、
前記ネットワークインターフェースに結合されたプロセッサと、
前記プロセッサに結合されたメモリと、ここにおいて、前記メモリは、
複数のターゲットデバイスから、対応する時間値とともに、標準のリファレンスフレームにおいて位置データを受け取ることと、
前記位置データおよび前記対応する時間値に基づいて3次元の地理的状態情報を生成することと、
少なくとも1つのターゲットについて前記3次元の地理的状態情報へのアクセスのための要求をユーザデバイスから受け取ることと、
前記少なくとも1つのターゲットの前記3次元の地理的状態情報に関連するユーザのアクセスパーミッションを決定することと、
前記要求に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの前記3次元の地理的状態情報を提供することと、
を前記プロセッサに実行させる実行可能な命令およびデータを記憶する、
を備える、サーバ。
[C65]
前記命令は、
前記3次元の地理的状態情報を定期的にアップデートすること
を前記プロセッサにさらに実行させる、上記C64に記載のサーバ。
[C66]
前記命令は、
前記少なくとも1つのターゲットが指定されたロケーションの半径内にあるかどうかを決定すること
を前記プロセッサにさらに実行させる、上記C64に記載のサーバ。
[C67]
前記3次元の地理的状態情報は、位置、速度、リファレンスに対する向き、またはそれらのいずれかの組合せ、ならびにそれらに関連づけられた時間値を備える、上記C64に記載のサーバ。
[C68]
複数のターゲットについて追跡情報を提供するサーバであって、
複数のターゲットデバイスから、対応する時間値とともに、標準のリファレンスフレームにおいて位置データを受け取る手段と、
前記位置データおよび前記対応する時間値に基づいて3次元の地理的状態情報を生成する手段と、
少なくとも1つのターゲットについて前記3次元の地理的状態情報へのアクセスのための要求をユーザデバイスから受け取る手段と、
前記少なくとも1つのターゲットの前記3次元の地理的状態情報に関連するユーザのアクセスパーミッションを決定する手段と、
前記要求に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの前記3次元の地理的状態情報を提供する手段と、
を備える、サーバ。
[C69]
前記3次元の地理的状態情報を定期的にアップデートする手段をさらに備える、上記C68に記載のサーバ。
[C70]
前記少なくとも1つのターゲットが指定されたロケーションの半径内にあるかどうかを決定する手段をさらに備える、上記C68に記載のサーバ。
[C71]
前記3次元の地理的状態情報は、位置、速度、リファレンスに対する向き、またはそれらのいずれかの組合せ、ならびにそれらに関連づけられた時間値を備える、上記C68に記載のサーバ。
[C72]
プロセッサによって実行されたときにコンピュータに動作を実行させる命令を備える、非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記命令は、
複数のターゲットデバイスから、対応する時間値とともに、標準のリファレンスフレームにおいて位置データを受け取るための命令と、
前記位置データおよび前記対応する時間値に基づいて3次元の地理的状態情報を生成するための命令と、
少なくとも1つのターゲットについて前記3次元の地理的状態情報へのアクセスのための要求をユーザデバイスから受け取るための命令と、
前記少なくとも1つのターゲットの前記3次元の地理的状態情報に関連するユーザのアクセスパーミッションを決定するための命令と、
前記要求に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの前記3次元の地理的状態情報を提供するための命令と、
を備える、非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C73]
前記命令は、
前記3次元の地理的状態情報を定期的にアップデートするための命令
をさらに備える、上記C72に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C74]
前記命令は、
前記少なくとも1つのターゲットが指定されたロケーションの半径内にあるかどうかを決定するための命令
をさらに備える、上記C72に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C75]
前記3次元の地理的状態情報は、位置、速度、リファレンスに対する向き、またはそれらのいずれかの組合せ、ならびにそれらに関連付けられた時間値を備える、上記C72に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。

Claims (75)

  1. ユーザデバイスを通じてターゲットの地理的状態を決定する方法であって、
    対応する時間値とともに標準のリファレンスフレームにおいて位置データを提供するように構成されたターゲットデバイスに関連付けられた少なくとも1つのターゲットを識別することと、
    少なくとも1つのターゲットについての地理的状態情報へのアクセスのための要求を送ることと、
    前記少なくとも1つのターゲットに関連する地理的状態情報を受け取ることと、
    前記地理的状態情報に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの視覚的識別子を生成することと、ここにおいて、前記視覚的識別子は、前記ユーザデバイスに機能的に結合されたイメージングセンサによってキャプチャされたデータに関連付けられる、
    を備える、方法。
  2. 前記視覚的識別子は、動的であり、前記地理的状態情報に基づいて変化する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記視覚的識別子を前記生成することは、
    前記少なくとも1つのターゲットの履歴の視覚的識別子を生成すること、ここにおいて、前記視覚的識別子は時間に基づいて変化する、
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記少なくとも1つのターゲットが指定されたロケーションの半径内にあるかどうかを決定することと、
    前記少なくとも1つのターゲットが前記半径内にあるときにだけ、前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を表示することと、
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記地理的状態情報に基づいてアラートを設定すること、ここにおいて、前記アラートは、テキストメッセージ、ポップアップメッセージ、および/または可聴アラートを含む、
    をさらに備える、請求項4に記載の方法。
  6. 視覚的識別子を前記生成することは、
    前記イメージングセンサの視野内のビデオデータを収集することと、
    前記地理的状態情報に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を前記ビデオデータと結合することと、
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記ビデオデータは、前記ユーザデバイスの向きが変化するときに収集される、請求項6に記載の方法。
  8. 前記結合することは、
    前記少なくとも1つのターゲットが前記イメージングセンサの前記視野内にないときに、前記地理的状態情報に基づいて前記ビデオデータ上に前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子をオーバーレイすることをさらに備える、
    請求項7に記載の方法。
  9. 視覚的識別子を前記生成することは、
    前記イメージングセンサの視野内の静止画像データを収集することと、
    前記地理的状態情報に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を前記静止画像データと結合することと、
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記静止画像データは、前記ユーザデバイスの向きが変化するときに収集される、請求項9に記載の方法。
  11. 前記結合することは、
    前記少なくとも1つのターゲットが前記イメージングセンサの前記視野内にないときに、前記地理的状態情報に基づいて前記静止画像データ上に前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子をオーバーレイすることをさらに備える、
    請求項10に記載の方法。
  12. 前記イメージングセンサおよび前記ユーザデバイスは、物理的に分離されていて、ネットワークを通じて機能的に結合される、請求項1に記載の方法。
  13. 前記視覚的識別子のサイズは、リファレンスへの近接度に基づく、請求項1に記載の方法。
  14. 前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を選択することと、
    前記選択に関連する前記少なくとも1つのターゲットと対話することと、
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  15. 前記対話することは、テキストメッセージを送ること、音声コールを行うこと、ビデオ会議を行うこと、または前記少なくとも1つのターゲットとゲームを開始することを備える、請求項1に記載の方法。
  16. 前記少なくとも1つのターゲットは、表示のためにサードパーティメンバーのバディリストから選択され、参加者を制限するオプションと、サードパーティメンバーを区別するために前記サードパーティメンバーのクラスを異なる形で表示する、あるいは前記バディリストのメンバーが発見されおよび/または表示されるときに異なるアラートを有するオプションとを含む、請求項1に記載の方法。
  17. 時間に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子の外観を変化させることをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  18. 前記少なくとも1つのターゲットは、ゲームをプレイすることを通じて前記ユーザデバイスと対話する、請求項1に記載の方法。
  19. かくれんぼのゲームをプレイすること、ここにおいて、前記ゲームは、所定の時間が満了するまでターゲットの表示なしに始まり、探し手は、隠れたターゲットを見つけるためにエリアをスキャンすることができ、ここにおいて、隠れたターゲットは、常に前記探し手を見ることができ、さらに、ここにおいて、前記探し手は、近接範囲内のターゲットを表示し、そうすると、表示されたターゲットに関連付けられたユーザは、「見つけられた」として通知を受ける、
    をさらに備える、請求項18に記載の方法。
  20. 前記探し手によってターゲットが見つけられないエリアを指定するジオフェンスを確立することをさらに備える、請求項19に記載の方法。
  21. ターゲットのロケーションの視覚的識別を生成する移動局であって、
    ワイヤレストランシーバと、
    前記ワイヤレストランシーバに結合されたプロセッサと、
    前記プロセッサに機能的に結合されたイメージングセンサと、
    前記プロセッサに結合されたメモリと、ここにおいて、前記メモリは、
    対応する時間値とともに標準のリファレンスフレームにおいて位置データを提供するように構成されたターゲットデバイスに関連付けられた少なくとも1つのターゲットを識別することと、
    少なくとも1つのターゲットについての地理的状態情報へのアクセスのための要求を送ることと、
    前記少なくとも1つのターゲットに関連する地理的状態情報を受け取ることと、
    前記地理的状態情報に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの視覚的識別子を生成することと、ここにおいて、前記視覚的識別子は、前記イメージングセンサによってキャプチャされたデータに関連付けられる、
    を前記プロセッサに実行させる、実行可能な命令およびデータを記憶する、
    を備える、移動局。
  22. 前記視覚的識別子は、動的であり、前記地理的状態情報に基づいて変化する、請求項21に記載の移動局。
  23. 前記命令は、
    前記少なくとも1つのターゲットの履歴の視覚的識別子を生成すること、ここにおいて、前記視覚的識別子は時間に基づいて変化する、
    を前記プロセッサにさらに実行させる、請求項21に記載の移動局。
  24. 前記命令は、
    前記少なくとも1つのターゲットが指定されたロケーションの半径内にあるかどうかを決定することと、
    前記少なくとも1つのターゲットが前記半径内にあるときにだけ、前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を表示することと、
    を前記プロセッサにさらに実行させる、請求項21に記載の移動局。
  25. 前記命令は、
    前記地理的状態情報に基づいてアラートを設定すること、ここにおいて、前記アラートは、テキストメッセージ、ポップアップメッセージ、および/または可聴アラートを備える、
    を前記プロセッサにさらに実行させる、請求項24に記載の移動局。
  26. 前記命令は、
    前記イメージングセンサの視野内のビデオデータを収集することと、
    前記地理的状態情報に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を前記ビデオデータと結合することと、
    を前記プロセッサにさらに実行させる、請求項21に記載の移動局。
  27. 前記ビデオデータは、前記ユーザデバイスの向きが変化するときに収集される、請求項26に記載の移動局。
  28. 前記命令は、さらに、
    前記少なくとも1つのターゲットが前記イメージングセンサの前記視野内にないときに、前記地理的状態情報に基づいて前記ビデオデータ上に前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子をオーバーレイすること、
    を前記プロセッサに実行させる、請求項27に記載の移動局。
  29. 前記命令は、
    前記イメージングセンサの視野内の静止画像データを収集することと、
    前記地理的状態情報に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を前記静止画像データと結合することと、
    を前記プロセッサにさらに実行させる、請求項21に記載の移動局。
  30. 前記静止画像データは、前記ユーザデバイスの向きが変化するときに収集される、請求項29に記載の移動局。
  31. 前記命令は、
    前記少なくとも1つのターゲットが前記イメージングセンサの前記視野内にないときに、前記地理的状態情報に基づいて前記静止画像データ上に前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子をオーバーレイすること、
    を前記プロセッサにさらに実行させる、請求項30に記載の移動局。
  32. 前記イメージングセンサおよび前記ユーザデバイスは、物理的に分離されていて、ネットワークを通じて機能的に結合される、請求項21に記載の移動局。
  33. 前記視覚的識別子のサイズは、リファレンスへの近接度に基づく、請求項21に記載の移動局。
  34. 前記命令は、
    前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を選択することと、
    前記選択に関連する前記少なくとも1つのターゲットと対話することと、
    を前記プロセッサにさらに実行させる、請求項21に記載の移動局。
  35. 前記命令は、テキストを送ること、音声コールを行うこと、ビデオ会議を行うこと、または前記少なくとも1つのターゲットとゲームを開始することを前記プロセッサにさらに実行させる、請求項21に記載の移動局。
  36. 前記少なくとも1つのターゲットは、表示のためにサードパーティメンバーのバディリストから選択され、参加者を制限するオプションと、サードパーティメンバーを区別するために前記サードパーティメンバーのクラスを異なる形で表示する、あるいは前記バディリストのメンバーが発見されおよび/または表示されるときに異なるアラートを有するオプションとを含む、請求項21に記載の移動局。
  37. 前記命令は、
    時間に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子の外観を変化させること
    を前記プロセッサにさらに実行させる、請求項21に記載の移動局。
  38. 前記少なくとも1つのターゲットは、ゲームをプレイすることを通じて前記ユーザデバイスと対話する、請求項21に記載の移動局。
  39. 前記命令は、
    かくれんぼのゲームをプレイすること、ここにおいて、前記ゲームは、所定の時間が満了するまでターゲットの表示なしに始まり、探し手は、隠れたターゲットを見つけるためにエリアをスキャンすることができ、ここにおいて、隠れたターゲットは、常に前記探し手を見ることができ、さらに、ここにおいて、前記探し手は近接範囲内のターゲットを表示し、そうすると、表示されたターゲットに関連付けられたユーザは、「見つけられた」として通知を受ける、
    を前記プロセッサにさらに実行させる、請求項38に記載の移動局。
  40. 前記命令は、
    前記探し手によってターゲットが見つけられないエリアを指定するジオフェンスを確立すること
    を前記プロセッサにさらに実行させる、請求項39に記載の移動局。
  41. ターゲットのロケーションの視覚的識別を生成する移動局であって、
    対応する時間値とともに標準のリファレンスフレームにおいて位置データを提供するように構成されたターゲットデバイスに関連付けられた少なくとも1つのターゲットを識別する手段と、
    少なくとも1つのターゲットについての地理的状態情報へのアクセスのための要求を送る手段と、
    前記少なくとも1つのターゲットに関連する地理的状態情報を受け取る手段と、
    前記地理的状態情報に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの視覚的識別子を生成する手段と、ここにおいて、前記視覚的識別子は、前記ユーザデバイスに機能的に結合されたイメージングセンサによってキャプチャされたデータに関連付けられる、
    を備える、移動局。
  42. 前記視覚的識別子は、動的であり、前記地理的状態情報に基づいて変化する、請求項41に記載の移動局。
  43. 前記少なくとも1つのターゲットの履歴の視覚的識別子を生成する手段、ここにおいて、前記視覚的識別子は時間に基づいて変化する、
    をさらに備える、請求項41に記載の移動局。
  44. 前記少なくとも1つのターゲットが指定されたロケーションの半径内にあるかどうかを決定する手段と、
    前記少なくとも1つのターゲットが前記半径内にあるときにだけ、前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を表示する手段と、
    をさらに備える、請求項41に記載の移動局。
  45. 前記地理的状態情報に基づいてアラートを設定する手段、ここにおいて、前記アラートは、テキストメッセージ、ポップアップメッセージ、および/または可聴アラートを備える、
    をさらに備える、請求項44に記載の移動局。
  46. 前記イメージングセンサの視野内のビデオデータを収集する手段と、
    前記地理的状態情報に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を前記ビデオデータと結合する手段と、
    をさらに備える、請求項41に記載の移動局。
  47. 前記イメージングセンサの視野内の静止画像データを収集する手段と、
    前記地理的状態情報に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を前記静止画像データと結合する手段と、
    をさらに備える、請求項41に記載の移動局。
  48. 前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を選択する手段と、
    前記選択に関連する前記少なくとも1つのターゲットと対話する手段と、
    をさらに備える、請求項41に記載の移動局。
  49. 前記少なくとも1つのターゲットは、表示のためにサードパーティメンバーのバディリストから選択され、参加者を制限するオプションと、サードパーティメンバーを区別するために前記サードパーティメンバーのクラスを異なる形で表示する、あるいは前記バディリストのメンバーが発見されおよび/または表示されるときに異なるアラートを有するオプションとを含む、請求項41に記載の移動局。
  50. プロセッサによって実行されたときにコンピュータに動作を実行させる命令を備える、非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記命令は、
    対応する時間値とともに標準のリファレンスフレームにおいて位置データを提供するように構成されたターゲットデバイスに関連付けられた少なくとも1つのターゲットを識別するための命令と、
    少なくとも1つのターゲットについての地理的状態情報へのアクセスのための要求を送るための命令と、
    前記少なくとも1つのターゲットに関連する地理的状態情報を受け取るための命令と、
    前記地理的状態情報に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの視覚的識別子を生成するための命令と、ここにおいて、前記視覚的識別子は、イメージングセンサによってキャプチャされたデータに関連付けられる、
    を備える、非一時的なコンピュータ可読媒体。
  51. 前記視覚的識別子は、動的であり、前記地理的状態情報に基づいて変化する、請求項50に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
  52. 前記命令は、
    前記少なくとも1つのターゲットが指定されたロケーションの半径内にあるかどうかを決定するための命令と、
    前記少なくとも1つのターゲットが前記半径内にあるときにだけ、前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を表示するための命令と、
    をさらに備える、請求項51に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
  53. 前記命令は、
    前記地理的状態情報に基づいてアラートを設定するための命令、ここにおいて、前記アラートは、テキストメッセージ、ポップアップメッセージ、および/または可聴アラートを備える、
    をさらに備える、請求項52に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
  54. 前記命令は、
    前記イメージングセンサの視野内のビデオデータを収集するための命令と、
    前記地理的状態情報に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を前記ビデオデータと結合するための命令と、
    をさらに備える、請求項50に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
  55. 前記命令は、
    前記少なくとも1つのターゲットが前記イメージングセンサの前記視野内にないときに、前記地理的状態情報に基づいて前記ビデオデータ上に前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子をオーバーレイするための命令
    をさらに備える、請求項54に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
  56. 前記命令は、
    前記イメージングセンサの視野内の静止画像データを収集するための命令と、
    前記地理的状態情報に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を前記静止画像データと結合するための命令と、
    をさらに備える、請求項50に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
  57. 前記命令は、
    前記少なくとも1つのターゲットが前記イメージングセンサの前記視野内にないときに、前記地理的状態情報に基づいて前記静止画像データ上に前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子をオーバーレイするための命令、
    をさらに備える、請求項56に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
  58. 前記命令は、
    前記少なくとも1つのターゲットの前記視覚的識別子を選択するための命令と、
    前記選択に関連する前記少なくとも1つのターゲットと対話するための命令と、
    をさらに備える、請求項50に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
  59. 前記少なくとも1つのターゲットは、表示のためにサードパーティメンバーのバディリストから選択され、参加者を制限するオプションと、サードパーティメンバーを区別するために前記サードパーティメンバーのクラスを異なる形で表示する、あるいは前記バディリストのメンバーが発見されおよび/または表示されるときに異なるアラートを有するオプションとを含む、請求項50に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
  60. 複数のターゲットについて追跡情報を提供する方法であって、
    複数のターゲットデバイスから、対応する時間値とともに、標準のリファレンスフレームにおいて位置データを受け取ることと、
    前記位置データおよび前記対応する時間値に基づいて3次元の地理的状態情報を生成することと、
    少なくとも1つのターゲットについて前記3次元の地理的状態情報へのアクセスのための要求をユーザデバイスから受け取ることと、
    前記少なくとも1つのターゲットの前記3次元の地理的状態情報に関連するユーザのアクセスパーミッションを決定することと、
    前記要求に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの前記3次元の地理的状態情報を提供することと、
    を備える、方法。
  61. 3次元の地理的状態情報を提供することは、
    前記3次元の地理的状態情報を定期的にアップデートすること
    をさらに備える、請求項60に記載の方法。
  62. 前記少なくとも1つのターゲットが指定されたロケーションの半径内にあるかどうかを決定することをさらに備える、請求項60に記載の方法。
  63. 前記3次元の地理的状態情報は、位置、速度、リファレンスに対する向き、またはそれらのいずれかの組合せ、ならびにそれらに関連づけられた時間値を備える、請求項60に記載の方法。
  64. 複数のターゲットについて追跡情報を提供するサーバであって、
    ネットワークインターフェースと、
    前記ネットワークインターフェースに結合されたプロセッサと、
    前記プロセッサに結合されたメモリと、ここにおいて、前記メモリは、
    複数のターゲットデバイスから、対応する時間値とともに、標準のリファレンスフレームにおいて位置データを受け取ることと、
    前記位置データおよび前記対応する時間値に基づいて3次元の地理的状態情報を生成することと、
    少なくとも1つのターゲットについて前記3次元の地理的状態情報へのアクセスのための要求をユーザデバイスから受け取ることと、
    前記少なくとも1つのターゲットの前記3次元の地理的状態情報に関連するユーザのアクセスパーミッションを決定することと、
    前記要求に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの前記3次元の地理的状態情報を提供することと、
    を前記プロセッサに実行させる実行可能な命令およびデータを記憶する、
    を備える、サーバ。
  65. 前記命令は、
    前記3次元の地理的状態情報を定期的にアップデートすること
    を前記プロセッサにさらに実行させる、請求項64に記載のサーバ。
  66. 前記命令は、
    前記少なくとも1つのターゲットが指定されたロケーションの半径内にあるかどうかを決定すること
    を前記プロセッサにさらに実行させる、請求項64に記載のサーバ。
  67. 前記3次元の地理的状態情報は、位置、速度、リファレンスに対する向き、またはそれらのいずれかの組合せ、ならびにそれらに関連づけられた時間値を備える、請求項64に記載のサーバ。
  68. 複数のターゲットについて追跡情報を提供するサーバであって、
    複数のターゲットデバイスから、対応する時間値とともに、標準のリファレンスフレームにおいて位置データを受け取る手段と、
    前記位置データおよび前記対応する時間値に基づいて3次元の地理的状態情報を生成する手段と、
    少なくとも1つのターゲットについて前記3次元の地理的状態情報へのアクセスのための要求をユーザデバイスから受け取る手段と、
    前記少なくとも1つのターゲットの前記3次元の地理的状態情報に関連するユーザのアクセスパーミッションを決定する手段と、
    前記要求に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの前記3次元の地理的状態情報を提供する手段と、
    を備える、サーバ。
  69. 前記3次元の地理的状態情報を定期的にアップデートする手段をさらに備える、請求項68に記載のサーバ。
  70. 前記少なくとも1つのターゲットが指定されたロケーションの半径内にあるかどうかを決定する手段をさらに備える、請求項68に記載のサーバ。
  71. 前記3次元の地理的状態情報は、位置、速度、リファレンスに対する向き、またはそれらのいずれかの組合せ、ならびにそれらに関連づけられた時間値を備える、請求項68に記載のサーバ。
  72. プロセッサによって実行されたときにコンピュータに動作を実行させる命令を備える、非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記命令は、
    複数のターゲットデバイスから、対応する時間値とともに、標準のリファレンスフレームにおいて位置データを受け取るための命令と、
    前記位置データおよび前記対応する時間値に基づいて3次元の地理的状態情報を生成するための命令と、
    少なくとも1つのターゲットについて前記3次元の地理的状態情報へのアクセスのための要求をユーザデバイスから受け取るための命令と、
    前記少なくとも1つのターゲットの前記3次元の地理的状態情報に関連するユーザのアクセスパーミッションを決定するための命令と、
    前記要求に基づいて前記少なくとも1つのターゲットの前記3次元の地理的状態情報を提供するための命令と、
    を備える、非一時的なコンピュータ可読媒体。
  73. 前記命令は、
    前記3次元の地理的状態情報を定期的にアップデートするための命令
    をさらに備える、請求項72に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
  74. 前記命令は、
    前記少なくとも1つのターゲットが指定されたロケーションの半径内にあるかどうかを決定するための命令
    をさらに備える、請求項72に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
  75. 前記3次元の地理的状態情報は、位置、速度、リファレンスに対する向き、またはそれらのいずれかの組合せ、ならびにそれらに関連付けられた時間値を備える、請求項72に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
JP2015553917A 2013-01-23 2014-01-22 サードパーティーロケーションの視覚的識別子 Pending JP2016515193A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/747,843 2013-01-23
US13/747,843 US9161167B2 (en) 2013-01-23 2013-01-23 Visual identifier of third party location
PCT/US2014/012545 WO2014116698A1 (en) 2013-01-23 2014-01-22 Visual identifier of third party location

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016515193A true JP2016515193A (ja) 2016-05-26
JP2016515193A5 JP2016515193A5 (ja) 2017-02-09

Family

ID=50097847

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015553917A Pending JP2016515193A (ja) 2013-01-23 2014-01-22 サードパーティーロケーションの視覚的識別子

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9161167B2 (ja)
EP (1) EP2949106B1 (ja)
JP (1) JP2016515193A (ja)
KR (1) KR20150108877A (ja)
CN (1) CN104919782B (ja)
WO (1) WO2014116698A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019140522A (ja) * 2018-02-09 2019-08-22 Kddi株式会社 端末装置の位置を特定するための、処理装置、基地局装置、端末装置、制御方法及びプログラム
KR102034168B1 (ko) * 2018-10-11 2019-11-08 한화시스템 주식회사 무기 체계 및 워리어 플랫폼 관리 장치 및 방법
JP2020517032A (ja) * 2017-04-17 2020-06-11 エイトアイ リミテッド ホログラム位置

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130198635A1 (en) * 2010-04-30 2013-08-01 American Teleconferencing Services, Ltd. Managing Multiple Participants at the Same Location in an Online Conference
JP2014239344A (ja) * 2013-06-07 2014-12-18 シャープ株式会社 通信システム
US10262462B2 (en) * 2014-04-18 2019-04-16 Magic Leap, Inc. Systems and methods for augmented and virtual reality
US10188048B2 (en) * 2013-07-17 2019-01-29 Be Seen Be Safe Ltd. Systems and methods for monitoring movement of disease field
AT515228B1 (de) 2014-06-18 2018-08-15 B & R Ind Automation Gmbh Ein- und Ausgabegerät mit Rahmen
CN104219305B (zh) * 2014-09-02 2018-06-08 百度在线网络技术(北京)有限公司 基于位置信息的业务处理方法和装置
US10080100B2 (en) * 2014-09-07 2018-09-18 University Of Florida Research Foundation, Incorporated Dynamic user-defined check-in points
US20160134578A1 (en) * 2014-11-12 2016-05-12 Facebook, Inc. Systems and methods for identifying connections
US9811649B2 (en) * 2014-11-13 2017-11-07 Intel Corporation System and method for feature-based authentication
GB2532959B (en) 2014-12-02 2019-05-08 Here Global Bv An apparatus, method and computer program for monitoring positions of objects
EP3088911B1 (en) * 2015-04-20 2019-03-13 The Boeing Company A method of communicating airborne multilateration information
US11275149B2 (en) * 2016-03-18 2022-03-15 Embarcadero Technologies, Inc. Determining a location of an electronic device
KR101682055B1 (ko) 2016-03-29 2016-12-05 한빛정공(주) 연료분사펌프의 오일 탱크 피스톤
CN105842722A (zh) * 2016-05-10 2016-08-10 大连理工大学 一种移动寻迹方法
US10117062B2 (en) * 2017-02-20 2018-10-30 Ford Global Technologies, Llc Method and apparatus for vehicular device-function control
US10756962B2 (en) * 2017-08-08 2020-08-25 International Business Machines Corporation System and method to define internet control rules in Wi-Fi based on layout
US11539795B2 (en) * 2018-09-06 2022-12-27 Qualcomm Incorporated Network controlled sensor information sharing between vehicles
CN111371890A (zh) * 2020-03-03 2020-07-03 李超 一种基于5g的地理信息推送服务系统
US20220201434A1 (en) * 2020-12-18 2022-06-23 Samsung Electronics Co., Ltd. Coverage extension for device localization through collaborative ranging
CN112668051A (zh) * 2020-12-31 2021-04-16 北京聚云科技有限公司 一种数据获取方法及装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080036587A1 (en) * 2006-08-10 2008-02-14 Seth Meinzen Race tracking system and method
JP2010239568A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Ntt Docomo Inc 情報提示システム、情報提示サーバ、通信端末、および情報提示方法
JP2010287059A (ja) * 2009-06-11 2010-12-24 Sony Corp 移動端末、サーバ装置、コミュニティ生成システム、表示制御方法およびプログラム
JP2012216926A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Ntt Data Corp 通信端末、無線ネットワーク可視化システム、無線通信可視化方法およびプログラム

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5473369A (en) 1993-02-25 1995-12-05 Sony Corporation Object tracking apparatus
US5951621A (en) 1997-10-30 1999-09-14 Lear Automotive Dearborn, Inc. Proximity indicator display
KR20000019726A (ko) 1998-09-15 2000-04-15 이흥수 교통 정보를 제공하는 방법 및 교통 정보 단말기
US8977284B2 (en) 2001-10-04 2015-03-10 Traxcell Technologies, LLC Machine for providing a dynamic data base of geographic location information for a plurality of wireless devices and process for making same
US7289541B2 (en) * 2002-12-04 2007-10-30 Raytheon Company Method for locating and tracking communication units in a synchronous wireless communication system
US7330112B1 (en) * 2003-09-09 2008-02-12 Emigh Aaron T Location-aware services
US7536201B2 (en) 2006-03-29 2009-05-19 Sony Ericsson Mobile Communications Ab Motion sensor character generation for mobile device
US9582937B2 (en) * 2008-01-02 2017-02-28 Nokia Technologies Oy Method, apparatus and computer program product for displaying an indication of an object within a current field of view
US20100009713A1 (en) 2008-07-14 2010-01-14 Carl Johan Freer Logo recognition for mobile augmented reality environment
US8536999B2 (en) * 2008-07-16 2013-09-17 Qualcomm Incorporated Method for dynamic creation of a GeoFence in a wireless system
US20100053151A1 (en) * 2008-09-02 2010-03-04 Samsung Electronics Co., Ltd In-line mediation for manipulating three-dimensional content on a display device
US8849314B2 (en) * 2009-04-29 2014-09-30 Blackberry Limited Systems and methods for location tracking notification
WO2011052004A1 (ja) * 2009-10-27 2011-05-05 三菱電機株式会社 地図描画装置
US8121618B2 (en) * 2009-10-28 2012-02-21 Digimarc Corporation Intuitive computing methods and systems
US9674661B2 (en) * 2011-10-21 2017-06-06 Microsoft Technology Licensing, Llc Device-to-device relative localization
KR101873525B1 (ko) * 2011-12-08 2018-07-03 삼성전자 주식회사 휴대단말기의 콘텐츠 표시장치 및 방법
CN102546805B (zh) * 2012-01-16 2017-03-01 合众思壮北斗导航有限公司 一种数据传输的方法及系统
US20140018094A1 (en) * 2012-07-13 2014-01-16 Microsoft Corporation Spatial determination and aiming of a mobile device
US20140192478A1 (en) * 2013-01-08 2014-07-10 Physical Apps, Llc Methods and apparatus for the retention of a personal electronic device within a physical interaction device

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080036587A1 (en) * 2006-08-10 2008-02-14 Seth Meinzen Race tracking system and method
JP2010239568A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Ntt Docomo Inc 情報提示システム、情報提示サーバ、通信端末、および情報提示方法
JP2010287059A (ja) * 2009-06-11 2010-12-24 Sony Corp 移動端末、サーバ装置、コミュニティ生成システム、表示制御方法およびプログラム
JP2012216926A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Ntt Data Corp 通信端末、無線ネットワーク可視化システム、無線通信可視化方法およびプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020517032A (ja) * 2017-04-17 2020-06-11 エイトアイ リミテッド ホログラム位置
JP2019140522A (ja) * 2018-02-09 2019-08-22 Kddi株式会社 端末装置の位置を特定するための、処理装置、基地局装置、端末装置、制御方法及びプログラム
KR102034168B1 (ko) * 2018-10-11 2019-11-08 한화시스템 주식회사 무기 체계 및 워리어 플랫폼 관리 장치 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
US20140206389A1 (en) 2014-07-24
KR20150108877A (ko) 2015-09-30
CN104919782B (zh) 2018-09-25
WO2014116698A1 (en) 2014-07-31
CN104919782A (zh) 2015-09-16
EP2949106B1 (en) 2017-08-23
EP2949106A1 (en) 2015-12-02
US9161167B2 (en) 2015-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9161167B2 (en) Visual identifier of third party location
JP6046198B2 (ja) ノード処理遅延のネットワークセントリックな決定
JP5173035B2 (ja) 運動センサを使用した無線ベースの測位調整
JP6352253B2 (ja) モバイルデバイスのための協調ナビゲーション技法
EP2746802B1 (en) Wireless position determination using adjusted round trip time measurements
JP6370886B2 (ja) ベニュー測位能力に適応するための方法
JP2017198683A (ja) 拡張ラウンドトリップ時間(rtt)交換のための方法およびシステム
US10595162B2 (en) Access point environment characterization
US9949067B2 (en) Enhancing PRS searches for shorter LPP-type positioning sessions
WO2017044514A1 (en) Associating a signal observation with a location tag
EP3443785A1 (en) Access point mobility indication
US9826353B2 (en) Methods and systems for priority based geofences
JP2016507724A (ja) Rssiデータおよびrttデータに基づくロケーション判定におけるマップの提供および利用
CN110168395B (zh) 处理用于长期演进定位协议型的定位会话的早期位置定位
JP2023527637A (ja) バイスタティック無線に基づく物体場所検出のためのシステムおよび方法
US20220357464A1 (en) Determining position information of mobile devices
US20180192252A1 (en) Enhancing positioning via measurement batching

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170106

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171129

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180411

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180925