JP2016515064A - 膨出中間セクションを備えたリア・ツイストビーム - Google Patents
膨出中間セクションを備えたリア・ツイストビーム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016515064A JP2016515064A JP2015561835A JP2015561835A JP2016515064A JP 2016515064 A JP2016515064 A JP 2016515064A JP 2015561835 A JP2015561835 A JP 2015561835A JP 2015561835 A JP2015561835 A JP 2015561835A JP 2016515064 A JP2016515064 A JP 2016515064A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- section
- twist beam
- along
- width
- height
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G21/00—Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces
- B60G21/02—Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected
- B60G21/04—Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically
- B60G21/05—Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically between wheels on the same axle but on different sides of the vehicle, i.e. the left and right wheel suspensions being interconnected
- B60G21/051—Trailing arm twist beam axles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2200/00—Indexing codes relating to suspension types
- B60G2200/20—Semi-rigid axle suspensions
- B60G2200/23—Trailing arms connected by a U-shaped torsion bar
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2206/00—Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
- B60G2206/01—Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
- B60G2206/10—Constructional features of arms
- B60G2206/16—Constructional features of arms the arm having a U profile and/or made of a plate
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2206/00—Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
- B60G2206/01—Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
- B60G2206/20—Constructional features of semi-rigid axles, e.g. twist beam type axles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2206/00—Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
- B60G2206/01—Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
- B60G2206/70—Materials used in suspensions
- B60G2206/72—Steel
- B60G2206/722—Plates
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2206/00—Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
- B60G2206/01—Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
- B60G2206/80—Manufacturing procedures
- B60G2206/82—Joining
- B60G2206/8201—Joining by welding
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Springs (AREA)
Abstract
【課題】U型開横断面および膨出中間セクション(24)を形成するベース部分(44)および側壁(46)を有するサスペンションアセンブリ(20)のツイストビーム(22)を提供することにある。【解決手段】ツイストビーム(22)は、端セクション(56、58)と、中間セクション(24)と、移行セクション(60、62)とを有し、各移行セクション(60、62)は一方の端セクション(56、58)から中間セクション(24)まで延びている。ツイストビーム(22)の幅(w)および高さ(h)は、移行セクション(60、62)に沿って中間セクション(24)まで増大する。中間セクション(24)の幅(w)および高さ(h)は、端セクション(56、58)の幅(w)および高さ(h)より大きい。一般に、膨出中間セクション(24)の横断面積は、端セクション(56、58)の横断面積より10%〜30%大きい。【選択図】図1A
Description
本発明は、自動車用ツイストビーム、および該ツイストビームを備えたサスペンションアセンブリに関する。
自動車は、後輪を一体に連結するリア・サスペンションアセンブリを有している。サスペンションアセンブリは、ツイストビーム(トーションビームとも呼ばれている)により相互連結された1対の長手方向コントロールアームおよびトレーリングアームを有している。リア・サスペンションアセンブリのツイストビームは、一般に、O型、C型、U型またはV型(これらの形状は開型または閉型のいずれでもよい)の横断面を有している。また、ツイストビームは、曲げを防止するのに充分な剛性を有するだけでなく、トーションを可能にするのに充分なフレキシビリティを有するものでなくてはならない。したがって、ツイストビームは、単なる構造部材としてだけでなく、トーションスプリングとしても機能する。下記特許文献1〜3には、例示のツイストビームが開示されている。
ツイストビームは、自動車での使用中に、ツイスティングおよび他のファクタにより大きな応力を受ける。したがって、特にツイスティングによる最大応力レベルは最小材料厚さを必要とし、したがってツイストビームの重量を必要とする。しかしながら、ツイストビームの重量は自動車の全重量に寄与するため、できる限り小さく維持するのが好ましい。
ツイストビームはまた、車両の乗り心地およびハンドリングに影響を与える、車両のロール率すなわちロール剛性をも制御する。ツイストビームは、両トレーリングアームが互いに垂直方向に移動するときに、ツイスティングによりロール剛性を付与する。ロール剛性は車両のライドレートに類似するものであるが、横加速度を含む作用に対しては車両のばね上質量にローリングを生じさせる。ロール剛性は、車両のばね上質量のロール度当たりのトルクとして表わされ、一般にNm/°で測定される。車両のロール剛性は車両の全重量移動量を変化させるものではないが、重量が移動する速度および重量が車両のシャーシを介して特定アクスルから他のアクスルに移動する割合を変化させる。一般に、車両の一アクスルのロール剛性が大きい程、当該アクスルでの重量移動速度は速くなりかつ移動割合は大きくなる。重量移動が遅くなると、車両が横転状態になる傾向は低下する。
ツイストビームの寸法および設計は、ロール剛性に大きい影響を与える。ツイストビームの厚さを増大させるとロール剛性を増大できるが、これにより重量および製造コストも増大する。特にU型またはV型の開横断面を有するツイストビームでは、所望ロール剛性を達成するのにしばしばスタビライザバーが使用される。V型閉横断面は充分なロール剛性を得ることもできる。しかしながら、スタビライザバーまたは閉横断面を有するツイストビームは、複雑で、制御されかつ一貫した製造方法を必要とするためコストが嵩む。
本発明は、スタビライザバーまたは閉横断面が形成されたツイストビームと比較して、小さい重量および複雑でない製造方法により非常に大きいロール剛性が得られる膨出中間セクションを備えたサスペンションアセンブリ用ツイストビームを提供する。本発明のツイストビームは、両端部の間で軸線に沿って長手方向に延びているベース部分を有している。ツイストビームはまた、ベース部分により互いに間隔を隔てられた1対の側壁を有している。各側壁は、両端部の間で軸線に沿って長手方向に延びかつベース部分から側縁部まで横方向に延びている。ツイストビームは、両側壁間の幅と、両側縁部間の位置からベース部分までの高さを有している。ツイストビームの中間セクションに沿う幅および高さのいずれか一方または両方は、両端部における幅および高さより大きい。膨出中間セクションの横断面積および長さは、所望のロール剛性を達成すべくおよびビームの形成に使用される製造方法にもとづいて調整される。
本発明の他の長所は、添付図面に関連して以下に述べる説明を参照することにより容易に理解されよう。
図1Aおよび図1Bには、本発明の一実施形態による自動車用サスペンションアセンブリ20が概略的に示されている。このサスペンションアセンブリ20はリア・サスペンションアセンブリであり、逆U型開横断面および膨出中間セクション24を備えたツイストビームを有し、スタビライザバーまたは閉横断面が形成されたツイストビームと比較して、重量が小さくかつ複雑でない製造方法によりロール剛性条件を満たすものである。膨出中間セクション24は、幅wまたは高さhが大きくなっているか、幅wおよび高さhの両方が大きくなっている。
図1Aに示すように、サスペンションアセンブリ20は、第1コントロールアーム26および第2コントロールアーム28を有し、各コントロールアームはサスペンションアセンブリ20の両端部に設けられている。サスペンションアセンブリ20はまた、第1ホイール取付部材34および第2ホイール取付部材36を有し、両ホイール取付部材34、36は互いに整合しかつそれぞれのコントロールアーム26、28に取付けられている。第1コントロールアーム26には、第1ホイール取付部材34とは反対側の端部に隣接して第1スピンドルブラケット38が連結されており、第2コントロールアーム28には、第2ホイール取付部材36とは反対側の端部に隣接して第2スピンドルブラケット39が連結されている。サスペンションアーム20はまた、第1トレーリングアーム42および第2トレーリングアーム43を有し、各トレーリングアーム42、43はそれぞれのスピンドルブラケット38、39に連結されかつそれぞれのコントロールアーム26、28とは反対方向に延びている。
サスペンションアセンブリ20のツイストビーム22は、第1コントロールアーム26に連結された第1端部30から、第2コントロールアーム28に連結された第2端部32まで軸線Aに沿って長手方向に延びている。ツイストビーム22は、図1Aおよび図1Bのリア・サスペンションアセンブリ20に示されているが、他の形式のサスペンションアセンブリに使用することもできる。
図2Aに示すように、ツイストビーム22はベース部分44を有し、該ベース部分44は弧状形状を有しかつ第1端部30から第2端部32まで軸線Aに沿って長手方向に延びている。ツイストビーム22はまた1対の側壁46を有し、各側壁46は第1端部30から第2端部32まで長手方向に延びかつベース部分44により互いに間隔を隔てている。各側壁46はベース部分44から側縁部48まで横方向に延びており、図3C、図4Bおよび図4Cに示すように、ベース部分44および側壁46が協働して逆U型開横断面を形成するようになっている。図示されていないが、ツイストビーム22のベース部分44および側壁46は、開V型横断面を形成するように構成することもできる。図3Bに示すように、ツイストビーム22は、両端部30、32の間で延びている全長ltを有しかつ両端部30、32の間で長手方向軸線Aに沿って延びる平面に対して対称的である。
図4Bおよび図4Cに示すように、ツイストビーム22のベース部分44および側壁46は協働して外表面50および反対側の内表面52を有し、これらの両表面50、52は側縁部48により互いに間隔を隔てている。ベース部分44の外表面50は、中心軸線Aに沿う中央領域が平坦でありかつ中央領域から側壁46にかけて全体として凸状をなしている。ベース部分44の内表面52も中心軸線Aに沿う中央領域が平坦でありかつ中央領域から側壁46にかけて全体として凹状をなしている。内表面52は、横断面積を有しかつ両側縁部48で開口しているキャビティ54を形成している。
図2Cおよび図3Bに示すように、ツイストビーム22は、第1端部30から第2端部32に向かって長手方向に延びている第1端セクション56と、第2端部32から第1端部30に向かって長手方向に延びている第2端セクション58とを有している。一般に、各端セクション56、58は、ツイストビーム22の全長ltの一部に等しい長さleを有している。ツイストビーム22はまた、第1端セクション56と第2端セクション58との間の中間セクション24を有している。一般に、中間セクション24は、ツイストビーム22の全長ltの一部に等しい長さlmを有している。第1移行セクション60が第1端セクション56から中間セクション24まで延びており、第2移行セクション62が第2端セクション58から中間セクション24まで延びている。一般に、各移行セクション60、62は、ツイストビーム22の全長ltの一部に等しい長さltrを有している。キャビティ54の横断面積は移行セクション60、62に沿って増大し、膨出中間セクション24を形成している。
端セクション56、58、移行セクション60、62および中間セクション24の長さは、要求されるロール剛性、製造方法または他の理由に基づいて変えることができる。一般に、両移行セクション60、62の長さltrと、中間セクション24の長さlmとの合計長さは、ツイストビーム22の全長ltの15%〜40%に等しい。この合計長さ、すなわち横断面積の拡大は、所望のロール剛性を達成すべく調整される。
図3Bおよび図4Cに示すように、側壁46は、第1端セクション56の長さleの大部分および第2端セクション58の長さleの大部分に沿う側縁部48に隣接して互いに外方に離れる方向に突出している。これらの領域では、側壁46は、ベース部分44からそれぞれの側縁部48に向かって真直でありかつそれぞれの側縁部48に直接隣接する位置で互いに30〜60°の角度で離れるように外方に突出している。ツイストビーム22の端部30、32に隣接する残余の領域では、図3Bおよび図4Bに示すように、側壁46がベース部分44からそれぞれの側縁部48まで真直に延びている。図1Aおよび図2Aに示すように、側壁46にはコントロールアーム26、28の1つを受入れるためのソケット63が形成されている。
ツイストビーム22の中間セクション24では、側壁46は、図2Aおよび図4Bに示すように、ベース部分44からそれぞれの側縁部48まで真直である。図3Aおよび図3Bに示すように、移行セクション60、62の側壁46は、端セクション56、58の一方に隣接する第1ゾーン64と、それぞれの第1ゾーン64と中間セクション24との間の第2ゾーン66とを有している。第1ゾーン64の側壁46は、図4Cに示すように、ベース部分44からそれぞれの側縁部48に向かって真直であり、次に、それぞれの側縁部48に隣接する他方の側壁46から外方に離れるように突出している。第2ゾーン66の側壁46は、図4Bに示すように、ベース部分44からそれぞれの側縁部48まで真直である。
図3B、図3C、図4A、図4Bおよび図4Cに示すように、各セクション24、56、58、60、62は、一方の側壁46から他方の側壁46まで長手方向軸線Aに対して横方向に延びている幅wを有している。幅wが側壁46に沿ってまたはセクション24、56、58、60、62に沿って変化する場合には、幅wは、側縁部48に隣接する全ての突出部を除き、側壁46またはセクション24、56、58、60、62に沿う最大幅である。各端セクション56、58は幅weを有し、該幅weは、一般に端セクション56、58の大部分に沿って一定である。次に、幅wtrは端セクション56、58から中間セクション24まで移行セクション60、62に沿って増大し、一般に幅wmは両移行セクション60、62の間で中間セクション24に沿って一定である。中間セクション24では、幅wmは端セクション56、58の幅weより大きい。しかしながら、端セクション56、58の幅we、移行セクション60、62の幅wtrおよび中間セクション24の幅wmは、所望のロール剛性、製造方法または他の理由に基づいて変えることができる。
図3A、図4Bおよび図4Cに示すように、各セクション24、56、58、60、62は、長手方向軸線Aを横断する高さhを有している。高さhは、図4Bおよび図4Cに示すように、両側縁部48の間の点Pからベース部分44までを測定したものである。点Pは両側縁部48から等距離に位置している。高さhがセクション24、56、58、60、62に沿って変化する場合には、高さhは、これらのセクション24、56、58、60、62に沿う最大高さに等しい。両端セクション56、58は高さheを有し、この高さheは、一般に両端セクション56、58の大部分に沿って一定である。次に、高さは両端セクション56、58から中間セクション24まで増大し、両移行セクション60、62間の中間セクション24に沿って一定である。中間セクション24は、両端セクション56、58の高さheより大きい高さhmを有する。しかしながら、端セクション56、58の高さhe、移行セクション60、62の高さhtおよび中間セクション24の高さhmは、所望のロール剛性、製造方法および他の理由に基づいて変えることができる。
幅wおよび高さhのいずれか一方の増大または幅wおよび高さhの両方の増大により得られる膨出中間セクション24により、該中間セクション24に沿う開キャビティ54(図4Bおよび図4C)の横断面積は、両端セクション56、58に沿う開キャビティ54の横断面積より増大される。中間セクション24の横断面積は、所望のロール剛性を達成するように調整される。一般に、中間セクション24に沿う開キャビティ54の横断面積は、両端セクション56、58に沿う開キャビティ54の横断面積より10%〜30%大きい。また、中間セクション24の横断面積の増大量も、ツイストビーム22の形成に使用される製造方法に基づいて定められる。
一実施形態によれば、図1Aに示すように、ツイストビーム22には、ベース部分44および側壁46に沿って、ツイストビーム22の重量を軽減させるための複数の軽量化孔68が形成されている。一般にベース部分44には、各端セクション56、58に1つの孔が形成される。一般に各側壁46の各移行セクション60、62には1つの軽量化孔68が形成され、中間セクション24には1つの軽量化孔68が形成される。
本発明のツイストビーム22は、重量とロール剛性との格別なバランスを提供する。膨出中間セクション24を備えた図2Aのツイストビーム22の重量、厚さおよびロール剛性を、膨出中間セクション24を備えていない他の設計による2つのツイストビームと比較した。2つの比較ツイストビーム100、101は図6に示す一般的設計を有するが、横断面は僅かに異なっている。図7Aおよび図7Bには、本発明のツイストビーム22および2つの比較ツイストビーム100、101の横断面が示されている。本発明のツイストビーム22は、8.0kgの重量、4Mmの厚さおよび395N-m/°のロール剛性を有している。第1比較ツイストビーム100は、9.12kgの重量、4.5Mmの厚さおよび441N-m/°のロール剛性を有し、第2比較ツイストビーム101は、7.4kgの重量、4Mmの厚さおよび263N-m/°のロール剛性を有している。これらの試験結果によれば、本発明のツイストビーム22は、第1比較ツイストビーム100と比較して重量が大幅に軽減され、第2比較ツイストビーム101と比較してロール剛性が大幅に改善されたことを示している。
上記教示から本発明の多くの改良および変更が可能であり、特許請求の範囲に特に記載されたもの以外でも実施できることは明白である。また、特許請求の範囲に記載の参照番号は単に便宜上のもので、いかなる意味においても限定的なものではない。
20 サスペンションアセンブリ
22 ツイストビーム
24 膨出中間セクション
26、28 コントロールアーム
54 キャビティ
56、58 端セクション
60、62 移行セクション
h ツイストビームの高さ
l ツイストビームの長さ
w ツイストビームの幅
22 ツイストビーム
24 膨出中間セクション
26、28 コントロールアーム
54 キャビティ
56、58 端セクション
60、62 移行セクション
h ツイストビームの高さ
l ツイストビームの長さ
w ツイストビームの幅
Claims (14)
- 両端部(30、32)の間で軸線(A)に沿って長手方向に延びているベース部分(44)と、
該ベース部分(44)により互いに間隔を隔てられた1対の側壁(46)とを有し、各側壁(46)は、両端部(30、32)の間で軸線(A)に沿って長手方向に延びかつベース部分(44)から側縁部(48)まで横方向に延びており、
ツイストビーム(22)は、両側壁(46)間の幅(w)と、両側縁部(48)間の位置からベース部分(44)までの高さ(h)を有し、
ツイストビーム(22)の中間セクション(24)に沿う幅(w)および高さ(h)の少なくとも一方は、両端部(30、32)における幅(w)および高さ(h)より大きいことを特徴とするツイストビーム(22)。 - 前記中間セクション(24)に沿う幅(w)および高さ(h)の両方が、両端部(30、32)における幅(w)および高さ(h)の両方より大きいことを特徴とする請求項1記載のツイストビーム(22)。
- 1対の端セクション(56、58)を有し、各端セクション(56、58)は一方の端部(30、32)から他方の端部(30、32)に向かって長手方向に延び、両端セクション(56、58)の間に配置された中間セクション(24)と、1対の移行セクション(60、62)とを更に有し、各移行セクション(60、62)は一方の端セクション(56、58)から中間セクション(24)まで延びており、幅(w)および高さ(h)の少なくとも一方は、端セクション(56、58)から中間セクション(24)まで移行セクション(60、62)に沿って増大することを特徴とする請求項1記載のツイストビーム(22)。
- 前記幅(w)および高さ(h)の両方が、端セクション(56、58)から中間セクション(24)まで移行セクション(60、62)に沿って増大することを特徴とする請求項3記載のツイストビーム(22)。
- 前記両端部(30、32)の間の全長(lt)を有し、端セクション(56、58)の幅(we)は該端セクション(56、58)の長さ(le)の大部分に沿って一定であり、中間セクション(24)の幅(wm)は、端セクション(56、58)の長さ(le)の大部分に沿う幅(we)より大きいことを特徴とする請求項3記載のツイストビーム(22)。
- 前記両端部(30、32)の間の全長(lt)を有し、端セクション(56、58)の高さ(he)は該端セクション(56、58)の長さ(le)の大部分に沿って一定であり、中間セクション(24)の高さ(hm)は、端セクション(56、58)の長さ(le)の大部分に沿う高さ(he)より大きいことを特徴とする請求項3記載のツイストビーム(22)。
- 前記両端部(30、32)の間の全長(lt)を有し、各端セクション(56、58)は全長(lt)の一部に等しい長さ(le)を有し、中間セクション(24)は全長(lt)の一部に等しい長さ(lm)を有し、各移行セクション(60、62)は全長(lt)の一部に等しい長さ(ltr)を有し、両移行セクション(60、62)の長さ(ltr)と中間セクション(24)の長さ(lm)との合計長さは、全長(lt)の15%〜40%に等しいことを特徴とする請求項3記載のツイストビーム(22)。
- 前記ベース部分(44)および側壁(46)は協働して外表面(50)および反対側の内表面(52)を形成し、これらの外表面(50)および内表面(52)は側縁部(48)により互いに間隔を隔てられており、内表面(52)は側縁部で開口したキャビティ(54)を形成し、中間セクション(24)に沿う開キャビティ(54)の横断面積は、端セクション(56、58)に沿う開キャビティ(54)の横断面積より10%〜30%大きいことを特徴とする請求項3記載のツイストビーム(22)。
- 前記中間セクション(24)の側壁(46)は、ベース部分(44)から側縁部(48)にかけて真直であり、少なくとも1つの端セクション(56、58)に沿う側壁(46)は、ベース部分(44)から側縁部(48)に向かって真直でありかつ側縁部(48)に隣接する位置で互いに離れるように外方に突出していることを特徴とする請求項3記載のツイストビーム(22)。
- 前記ベース部分(44)は弧状形状を形成していることを特徴とする請求項1記載のツイストビーム(22)。
- 前記ベース部分(44)および側壁(46)は協働して、開U型を有する横断面を形成していることを特徴とする請求項10記載のツイストビーム(22)。
- 請求項1に記載のツイストビーム(22)を有することを特徴とするサスペンションアセンブリ(20)。
- 前記ツイストビーム(22)は、第1コントロールアーム(26)と第2コントロールアーム(28)との間で延びていることを特徴とする請求項12記載のサスペンションアセンブリ(20)。
- 1対のホイール取付部材(34、36)を有し、各ホイール取付部材(34、36)が一方のコントロールアーム(26、28)に連結され、1対のスピンドルブラケット(38、39)を有し、各スピンドルブラケット(38、39)が一方のコントロールアーム(26、28)に連結され、1対のスプリングブラケット(40、41)を有し、各スプリングブラケット(40、41)が一方のコントロールアーム(26、28)に連結され、1対のトレーリングアーム(42、43)を有し、各トレーリングアーム(42、43)がそれぞれのスピンドルブラケット(38、39)に連結されていることを特徴とする請求項13記載のサスペンションアセンブリ(20)。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IN1106CH2013 | 2013-03-14 | ||
IN1106/CHE/2013 | 2013-03-14 | ||
PCT/CA2014/000140 WO2014138850A1 (en) | 2013-03-14 | 2014-02-24 | Rear twist beam with bulged middle section |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016515064A true JP2016515064A (ja) | 2016-05-26 |
Family
ID=51535647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015561835A Pending JP2016515064A (ja) | 2013-03-14 | 2014-02-24 | 膨出中間セクションを備えたリア・ツイストビーム |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9522588B2 (ja) |
EP (1) | EP2969611B1 (ja) |
JP (1) | JP2016515064A (ja) |
CN (1) | CN105008157B (ja) |
BR (1) | BR112015020906A2 (ja) |
CA (1) | CA2898322C (ja) |
MX (1) | MX363009B (ja) |
RU (1) | RU2015130272A (ja) |
WO (1) | WO2014138850A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021138282A (ja) * | 2020-03-05 | 2021-09-16 | 株式会社エフテック | トーションビーム式サスペンション |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2909707A1 (en) * | 2013-04-16 | 2014-10-23 | Magna International Inc. | Twist beam with joined inner and outer parts |
DE102014104014B4 (de) * | 2014-03-24 | 2018-03-08 | Benteler Automobiltechnik Gmbh | Kraftfahrzeugachse und Verfahren zur Herstellung eines Querträgers für eine Kraftfahrzeugachse |
DE102014221472A1 (de) * | 2014-10-22 | 2016-04-28 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Querträger für eine Verbundlenkerachse |
DE112016000816T5 (de) * | 2015-02-20 | 2017-11-02 | Magna International Inc. | Fahrzeug-Verbundlenkerachsenanordnung |
KR101673343B1 (ko) | 2015-05-06 | 2016-11-07 | 현대자동차 주식회사 | 차량용 커플드 토션 빔 액슬 |
CN107554223B (zh) * | 2016-06-30 | 2019-12-13 | 长城汽车股份有限公司 | 扭转梁及后悬架总成 |
CN111361375B (zh) * | 2020-03-24 | 2021-12-07 | 吉利汽车研究院(宁波)有限公司 | 扭力梁后桥总成及具有其的车辆 |
KR20210122388A (ko) * | 2020-03-31 | 2021-10-12 | 현대자동차주식회사 | 커플드 토션빔 액슬의 토션빔 |
WO2022094063A1 (en) * | 2020-10-29 | 2022-05-05 | Magna International Inc. | Twist axle assembly |
CN114435059B (zh) * | 2020-11-06 | 2024-03-26 | 上海汽车集团股份有限公司 | 扭转梁和汽车 |
Family Cites Families (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2685479A (en) * | 1944-11-25 | 1954-08-03 | Rockwell Spring & Axle Co | Tubular axle beam |
DE2004367A1 (de) * | 1970-01-31 | 1971-08-12 | Audi NSU Auto Union AG, 8070 Ingol Stadt | Hmterradfuhrung |
JPS5853504A (ja) * | 1981-09-22 | 1983-03-30 | Mazda Motor Corp | 自動車の後輪懸架装置 |
FR2737177B1 (fr) * | 1995-07-28 | 1997-09-05 | Vallourec Vitry | Berceau tubulaire pour vehicule automobile |
JP2000052733A (ja) * | 1998-08-13 | 2000-02-22 | Toyota Motor Corp | トーションビーム式リヤサスペンション及びトーションビームの製造方法 |
US6086162A (en) * | 1998-12-14 | 2000-07-11 | General Motors Corporation | Motor vehicle rear axle and method |
JP3526792B2 (ja) * | 1999-09-17 | 2004-05-17 | 本田技研工業株式会社 | トーションビーム式サスペンション |
FR2805776B1 (fr) * | 2000-03-02 | 2003-06-27 | Michelin & Cie | Essieu souple pour vehicule automobile, a dispositif anti- roulis perfectionne |
GB2370257B (en) * | 2000-12-22 | 2004-04-21 | Mg Rover Group Ltd | Vehicle suspension systems |
DE20101602U1 (de) * | 2001-01-31 | 2001-04-05 | Benteler Automobiltechnik GmbH & Co. KG, 33104 Paderborn | Verbundlenkerachse |
DE102004003152A1 (de) | 2004-01-21 | 2005-08-11 | Volkswagen Ag | Verbundlenkerachse für ein Kraftfahrzeug und Verfahren zur Einstellung der Torsionssteifigkeit an einer solchen |
KR100599565B1 (ko) * | 2004-07-20 | 2006-07-13 | 현대모비스 주식회사 | 가변 형상을 갖는 토션빔 타입 현가장치 |
US20080191443A1 (en) | 2005-03-16 | 2008-08-14 | Magna International Inc. | Twist Beam Axle with Integral Torsion Bar |
US20070246904A1 (en) * | 2005-09-12 | 2007-10-25 | Satoshi Murata | Torsion-Beam-Type Suspension Apparatus |
US20070069496A1 (en) * | 2005-09-27 | 2007-03-29 | Rinehart Ronald A | Torsion beam suspension member |
CA2698249C (en) | 2007-09-05 | 2016-01-12 | Magna International Inc. | Twist beam with interlock |
CN201472102U (zh) * | 2009-07-06 | 2010-05-19 | 浙江吉利汽车研究院有限公司 | 一种汽车用悬架扭力梁后桥装置 |
DE102009050058C5 (de) * | 2009-10-21 | 2019-02-28 | Volkswagen Ag | Verbundlenkerachse und Verfahren zur Herstellung von Verbundlenkerachsen für Kraftfahrzeuge |
EP2493711B1 (en) * | 2009-10-30 | 2019-04-10 | Magna International Inc. | Torsion beam of twist axle |
DE102011085029A1 (de) * | 2011-10-21 | 2013-04-25 | Luhn & Pulvermacher - Dittmann & Neuhaus GmbH | Stabilisator in Faserkunststoffverbund und Verfahren zu dessen Herstellung |
DE102014104014B4 (de) * | 2014-03-24 | 2018-03-08 | Benteler Automobiltechnik Gmbh | Kraftfahrzeugachse und Verfahren zur Herstellung eines Querträgers für eine Kraftfahrzeugachse |
-
2014
- 2014-02-24 MX MX2015009723A patent/MX363009B/es unknown
- 2014-02-24 JP JP2015561835A patent/JP2016515064A/ja active Pending
- 2014-02-24 WO PCT/CA2014/000140 patent/WO2014138850A1/en active Application Filing
- 2014-02-24 RU RU2015130272A patent/RU2015130272A/ru unknown
- 2014-02-24 CA CA2898322A patent/CA2898322C/en active Active
- 2014-02-24 US US14/774,330 patent/US9522588B2/en active Active
- 2014-02-24 BR BR112015020906A patent/BR112015020906A2/pt not_active IP Right Cessation
- 2014-02-24 EP EP14763381.2A patent/EP2969611B1/en active Active
- 2014-02-24 CN CN201480013336.XA patent/CN105008157B/zh active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021138282A (ja) * | 2020-03-05 | 2021-09-16 | 株式会社エフテック | トーションビーム式サスペンション |
JP7441679B2 (ja) | 2020-03-05 | 2024-03-01 | 株式会社エフテック | トーションビーム式サスペンション |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
MX363009B (es) | 2019-03-04 |
EP2969611A4 (en) | 2016-04-13 |
US20160016453A1 (en) | 2016-01-21 |
CA2898322C (en) | 2021-05-04 |
CN105008157B (zh) | 2017-10-20 |
WO2014138850A1 (en) | 2014-09-18 |
CA2898322A1 (en) | 2014-09-18 |
BR112015020906A2 (pt) | 2017-07-18 |
RU2015130272A (ru) | 2017-04-20 |
MX2015009723A (es) | 2016-03-31 |
US9522588B2 (en) | 2016-12-20 |
EP2969611B1 (en) | 2019-03-27 |
CN105008157A (zh) | 2015-10-28 |
EP2969611A1 (en) | 2016-01-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2016515064A (ja) | 膨出中間セクションを備えたリア・ツイストビーム | |
JP6037833B2 (ja) | ツイストアクスルのトーションビーム | |
CA2873236C (en) | Light weight tubular twist beam | |
US9573436B2 (en) | Torsion beam, torsion beam assembly, and torsion beam type suspension system | |
KR20090009547A (ko) | 차량 현가장치의 토션 빔 | |
JP6893637B2 (ja) | 車両のトーションビーム構造 | |
JP6131750B2 (ja) | トレーリングアーム | |
US9579947B2 (en) | Coupled torsion beam axle for vehicles | |
CN111433482B (zh) | 用于板簧的弹簧板 | |
KR101909464B1 (ko) | 토션 빔 서스펜션 | |
JP6510901B2 (ja) | サスペンション用ブラケット | |
KR101364981B1 (ko) | 차량용 토션 빔과 이를 이용한 차량용 커플드 토션 빔 액슬 | |
KR20150132138A (ko) | 팽윤된 중간 섹션을 가지는 후방 트위스트 비임 | |
KR101211422B1 (ko) | 현가장치용 링크 | |
JP2021094878A (ja) | トーションビーム | |
KR101357681B1 (ko) | 차량용 커플드 토션 빔 액슬 | |
KR20140063968A (ko) | 자동차의 커플드 토션 빔 액슬 | |
JP2018103708A (ja) | トーションビーム式サスペンション |