JP2016514641A - サイドガイド付きローラブラインド装置 - Google Patents

Abstract

車両の透明部分を遮光するローラブラインド装置は、ローラブラインドの巻取物を形成するように巻き取られかつローラブラインドの垂直長手方向の中央面に対する側方の両端部において、ガイドレール（２２Ａ，２２Ｂ）に案内されたローラブラインドウェブ（１６）と、一方のガイドレール（２２Ａ，２２Ｂ）内で案内される２つの駆動機構（２８Ａ，２８Ｂ）を駆動するドライブピニオン（２６）を有する駆動装置（２４）と、を備える。駆動機構（２８Ａ，２８Ｂ）は、歯（３２）付きのベルトとして設計され、該ベルトはローラブラインドウェブ（１６）と係合する平面を少なくとも１つ有し、駆動機構（２８Ａ，２８Ｂ）は、上記平面を介してガイドレール（２２Ａ，２２Ｂ）内でローラブラインドウェブ（１６）と結合しかつガイドレール（２２Ａ，２２Ｂ）とローラブラインドの巻取物との間で、ローラブラインドウェブ（１６）から分離している。【選択図】図２

Description

本発明は、請求項１の前提部分の構成を有する、車両の透明部分を遮光する車両用ローラブラインド装置に関する。

従来から知られたローラブラインド装置は、車両のルーフの透明な切抜部分を遮光するために巻取装置から引き出され、またはルーフの透明な切抜部分を開放するために巻取装置に巻き取られるローラブラインドウェブを備えている。ローラブラインドウェブは、車幅方向に延びる端部において、巻取装置、特に巻取り軸として設計された巻取装置と結合している。車両の垂直長手方向の中央面に対する両側方に配置された端部において、ローラブラインドウェブはガイドストラップを有し、ガイドストラップは、車両長手方向に延びる１つのガイドレールにそれぞれ案内される。このとき、ローラブラインドウェブは、車幅方向に引っ張られた状態となる。駆動用に、ローラブラインド装置は駆動モータを有し、駆動モータは２つの駆動機構を構成する駆動ケーブルを駆動し、該ケーブルは、１つのガイドレールによって、巻取装置と対向するローラブラインドウェブの他端部に配置された引張り枠にそれぞれ案内される。駆動ケーブルとローラブラインドウェブのガイドストラップとは、ガイドレール内での案内方法がそれぞれ必要である。これには、多くの設置スペースが必要とされる。

本発明の目的は、序論で述べたタイプと一致するように構成されかつ設置スペースについては最適化されるように構成されたローラブラインド装置を提供することである。

本発明によると、上記目的は、請求項１に係るローラブラインド装置によって達成される。

すなわち、本発明の要素は、ローラブラインドウェブと結合する平面を少なくとも１つ有する駆動機構が、ローラブラインド装置を駆動するだけでなく、両側方でローラブラインドウェブを案内する役割を有するということである。すなわち、ガイドレール内の駆動機構又は歯付ベルトのみが、それぞれローラブラインドウェブに載っているか又は平面を介してローラブラインドウェブに固定されている。ガイドレール内では、ローラブラインドウェブは、各歯付ベルトによって直接搬送される。ガイドレールの外側では、ローラブラインドウェブと歯付ベルトとが分けられているため、歯付ベルトとローラブラインドウェブとの間の接合は解除されている。これにより、ローラブラインドウェブの布は、ローラブラインドウェブの巻取物を形成するように巻き取られる。しかし、歯付ベルトは、ローラブラインドウェブと結合せずに各ガイド内に独立して延びており、従来のローラブラインド装置の駆動ケーブルのように外周で案内されている。

本発明に係るローラブラインド装置は、巻取装置上にローラブラインドウェブによって形成されたローラブラインドの巻取物、又は追加の巻取装置を用いること無くローラブラインドウェブによって形成されたローラブラインドの巻取物は小径である。駆動機構の、ローラブラインドウェブを駆動する機能とローラブラインドウェブの両側方で案内する機能とを１つにしたことにより、ガイドレールの領域として必要な設置スペースを小さいままにすることができる。また、ローラブラインドウェブの案内と駆動とが、少ない部品で実現される。

本発明に係るローラブラインド装置は、車両の透明な固定ルーフ又は車両の他の透明な部分において、ルーフ開放システムとともに用いてもよい。

本発明に係る特別な実施形態において、ローラブラインドウェブは、ローラブラインドの幅方向、すなわち、ガイドレールの延伸方向を横切る方向において、偏向することなくローラブラインドの巻取物からガイドレールに送り込まれる。ガイドレール内には、ローラブラインドウェブと歯付ベルトとの結合部が形成されている。これにより、多くの設置スペースを必要とするローラブラインドウェブの偏向を制御するための装置が必要なくなる。むしろ、ローラブラインドウェブの均一な面を、ローラブラインドウェブの巻取物と引張り枠との間に連続させることができるようになる。

ローラブラインドウェブを駆動機構に可逆的に接続することができるようにするとともに、高駆動サイクル、すなわち、ローラブラインド装置の長寿命を保証するために、本発明に係る好ましい実施形態において、駆動機構は、ローラブラインドウェブに接続された平面において、スタッブルストラップ、面ストラップ、フックストラップ及びマッシュルーム型ストラップとしてそれぞれ設計されており、それらのストラップは、対応するガイドレール内において、不透明部材又は少なくとも一部が透明な部材で形成されたローラブラインドウェブに固定されている。これにより、ガイドレール内において、駆動機構は、各ケース内において、面締結又はローラブラインドウェブに引っ掛けられることによってローラブラインドウェブの部材又は織物に接着されている。ここで、ガイドレール外において、駆動機構とローラブラインドウェブとは、それぞれ異なる範囲で案内されており、これにより、駆動機構とローラブラインドウェブとは互いに分離される。スタッブルストラップは、上面に、ローラブラインドウェブの部材と係合する多数の細かい毛又はひげがあるストラップと理解されよう。このストラップは、直線的に延びるように設計されている。

スタッブルストラップ、面ストラップ、フックストラップ及びマッシュルーム型ストラップとして設計された面は、例えば、駆動機構における、歯と対向する面に配置されており、駆動機構は少なくとも略矩形状の断面を有している。

スタッブルストラップ、面ストラップ、フックストラップ及びマッシュルーム型ストラップとして設計された面は、駆動装置と同じ部材で一体に製造され、及び／又は対応する駆動機構との共押出によって製造される。しかし、代わりに、スタッブルストラップ、面ストラップ、フックストラップ及びマッシュルーム型ストラップとして設計された平面が、対応する駆動機構に接着又は溶着されるストラップで形成されていてもよい。

ローラブラインドウェブが製造される部材によるが、スタッブルストラップ、面ストラップ、フックストラップ及びマッシュルーム型ストラップとして設計された、駆動機構の平面は、ローラブラインドウェブの部材に面締結によって、直接接続されたり、接合されたりすることが可能である。

特に、ホイルや防水布など、面締結したり引っ掛けたりして接合させることが出来ない部材である場合は、本発明に係るローラブラインド装置のローラブラインドウェブは、ローラブラインドの垂直長手方向の中央面に対する側方の両端部において、それぞれのケース内に１つのガイドストラップを有している。ガイドストラップは、ローラブラインドウェブの中央部分に接続されるとともに、スタッブルストラップ、面ストラップ、フックストラップ及びマッシュルーム型ストラップとして設計された駆動ケーブルの各面と相互作用する、ループストラップ又はベロアストラップとして設計された部分を少なくとも１つ有している。ローラブラインドウェブのガイドストラップは、一般的な布製のモジュールであって、ローラブラインドウェブの面を形成する部材とは別に、本発明に係るローラブラインド装置に用いられている。これにより、一般的な様式で均一に設計されたガイドレール内の摩擦係数を常に一定にすることができる。

駆動機構とローラブラインドウェブとの間の接着面をできる限り広くするために、駆動機構を、各ケース内で撚り装置によって補助して、駆動装置とガイドレールとの間で長手方向の軸に対して約９０度撚ることが好ましい。これは特に、駆動装置のドライブピニオンの軸がローラブラインドウェブの面に対して直角でありかつローラブラインドウェブと接続される駆動機構の平面が歯と対向する面に配置されている場合に必要となる。

特に、駆動機構の撚り装置は、ローラブラインド装置の枠に収容されている。特に容易に実現できる撚り装置は、内断面が対応する駆動機構の内断面に対応したガイドチューブで構成されている。すなわち、ガイドチューブは、その長手方向の軸に対して撚られる又は捻られるように設計されている。

本発明の主題の更に有利な点及び有利な形態は、明細書、図面及び特許請求の範囲から得られるであろう。

図面では、本発明に係るローラブラインド装置の実施形態は、模式的に簡略化して描写されていて、以下の説明で、より詳細に説明される。

本発明に係るローラブラインド装置を有する自動車のルーフを上から見た概略図である。 ローラブラインド装置を上から見た図である。 図２におけるIII-III線に沿って切断したローラブラインド装置の断面図である。 他の実施形態の図３相当図である。

図面では、車両ルーフ１０が示されている。詳細は記載しないが、上記ルーフ１０は乗用自動車のルーフである。上記ルーフ１０は、ルーフ切抜部１２を有しており、ルーフ切抜部１２は閉じられた状態か、又は図示しないルーフ開放システムと関連した透明な蓋部材に補助されて少なくとも一部が開放された状態である。

車両ルーフ１０は、ルーフ切抜部１２の遮光するために、ローラブラインド装置１４を備えている。ローラブラインド装置１４は、折り畳み又は巻き取り可能な織物からなるローラブラインドウェブ１６を備えている。

ローラブラインドウェブ１６の自由端は、車幅方向に延びる引張り枠１８を有する。引張り枠１８と対向する他端部において、ローラブラインドウェブ１６は、車幅方向に延びる巻取り軸２０に固定されている。巻取り軸２０は、回転可能に据えられるとともに、図示しない巻取バネによってローラブラインドウェブ１６の巻き取り方向に付勢された、巻取チューブを備えている。これにより、ローラブラインドウェブ１６は、引張り枠１８が開放されたとき又は、それにともなって、引張り枠１８が巻取り軸２０の方向に進められたときに、ローラブラインドの巻取物を形成するように巻取り軸２０に自動的に巻き取られる。

引張り枠１８を案内するため及びローラブラインドウェブ１６を両側方で案内するために、ローラブラインド装置１４は、車両の垂直長手方向の中央面において、車両長手方向又はローラブラインドウェブ１６がルーフ切抜部１２の側方の両端部に沿って延びる方向に延びるガイドレール２２Ａ，２２Ｂを、両側方にそれぞれ有する。ガイドレール２２Ａ及びガイドレール２２Ｂは、ルーフ開放システムの一部か又はローラブラインド装置１４にのみ割り当てられたものである。

駆動用に、ローラブラインド装置１４は電気駆動モータ２４を有し、駆動モータ２４は、軸がローラブラインドウェブ１６の延びる面に対して直角をなしているドライブピニオン２６を駆動する。力を伝達させるために、ドライブピニオン２６は、各ケース内でプラスチックの歯付ベルトとして設計された、２つの駆動機構又はドライブケーブル２８Ａ，２８Ｂと係合している。駆動機構２８Ａ及び駆動機構２８Ｂは、１つのガイド装置４０Ａ又はガイド装置４０Ｂを介して対応するガイドレール２２Ａ又はガイドレール２２Ｂのガイドチャネル３０にそれぞれ案内されるとともに、ガイドチャネル内で引張り枠１８に案内されて、該引張り枠と接合する。

駆動機構２８Ａ及び２８Ｂは、図３に示すように、少なくとも断面が幅広の長方形状であり、各ケース内の一側面側に歯３２を有していて、歯はドライブピニオン２６に係合している。歯３２と対向する面において、少なくとも幅広の平面を構成する駆動機構２８Ａ及び２８Ｂは、スタッブルストラップ、面ストラップ、フックストラップ又はマッシュルーム型ストラップ３４としてそれぞれ設計されるか又はこれらのストラップが設けられている。これらのストラップは、対応するガイドレール２２Ａ又は２２Ｂ内又は対応するガイドチャネル３０内の頂点からローラブラインドウェブ上に広がっていて、ローラブラインドウェブ１６の部材に引っかけられている。これにより、ローラブラインドウェブ１６は、車幅方向において２つのガイドレール２２Ａ，２２Ｂの間で引き延ばされる。スタッブルストラップ、面ストラップ、フックストラップ又はマッシュルーム型ストラップ３４に引っかけられるために、ローラブラインドウェブ１６には、側方の両端部において、布製モジュールを構成する１つのガイドストラップ３６がそれぞれ設けられており、ガイドストラップ３６は、ローラブラインドウェブの中央部３８に縫い付けられて、ループストラップ又はベロアストラップを構成している。中央部３８は、不透明部材から成るものであり、不透明部材は、面締結や引っ掛けでは駆動機構２８Ａ及び駆動機構２８Ｂとの接着が不十分になるものである。

すなわち、駆動機構２８Ａ及び駆動機構２８Ｂの２つの機能表面は、正確には、歯３２を有する面とスタッブルストラップ、面ストラップ、フックストラップ又はマッシュルーム型ストラップ３４を有するように設計された面とがある。

ガイドレール２２Ａ及びガイドレール２２Ｂと駆動モータ２４のドライブピニオン２６との間に配置された部分において、駆動機構２８Ａ及び駆動機構２８Ｂは、ローラブラインドウェブ１６とは分離しており、これにより、ローラブラインドウェブ１６は巻取り軸２０に円滑に巻き取られる。図２に示すように、ローラブラインドウェブが、巻取り軸２０から出始めるときには、偏向することなくガイドレール２２Ａ及び２２Ｂに送り込まれる。これは、ローラブラインドウェブが円滑にかつ平坦に引き出されることを意味する。駆動機構２８Ａ及び駆動機構２８Ｂがローラブラインドウェブ１６から分離しているということは、駆動機構２８Ａ，２８Ｂは、ガイドレール２２Ａ及びガイドレール２２Ｂの外側では、一定距離が維持されているということである。これは、図２における、車両の縦方向でのガイドレール２２Ａ及びガイドレール２２Ｂの右側の領域のことを意味している。または、駆動機構２８Ａ及び駆動機構２８Ｂは、ローラブラインドウェブ１６から離れて案内されており、ガイドレール２２Ａ及びガイドレール２２Ｂ内において、ローラブラインドウェブ１６は、駆動機構２８Ａ及び駆動機構２８Ｂに押しつけられているということである。これにより、両側方のガイドストラップ３６は、スタッブルストラップ、面ストラップ、フックストラップ又はマッシュルーム型ストラップ３４に引っ掛かることが可能となる。

駆動機構２８Ａ及び駆動機構２８Ｂは、駆動モータ２４のドライブピニオン２６と各長手方向の軸に対応するガイドレール２２Ａ又はガイドレール２２Ｂとの間で、９０度撚られている。これにより、各歯３２が上側になり、駆動機構２８Ａ及び駆動機構２８Ｂは上側からローラブラインドウェブ１６上まで広がる。各ケース内において、撚りは、撚り装置を構成する案内装置４０Ａ又は案内装置４０Ｂに補助されている。この案内装置は、詳細には記載しないが、ローラブラインドウェブ装置１４の枠内に収容されていて、対応する駆動機構２８Ａ又は駆動機構２８Ｂの内断面に対応する内断面のガイドチューブで構成されている。したがって、案内装置４０Ａ及び案内装置４０Ｂは、軸とベントを撚られたチューブでそれぞれ形成されている。

図４には、本発明に係るローラブラインド装置の他の実施形態の両側方のガイド部分を示している。該ローラブラインド装置は図１〜３に係るローラブラインド装置と比べて大きくなっているが、ガイドレール２２Ａ及びガイドレール２２Ｂのガイドチャネル３０内において、ローラブラインドウェブ１６が、プラスチックの歯付ベルトとして設計された駆動機構２８Ａ，２８Ｂの上面に押されている点、及びスタッブルストラップ、面ストラップ、フックストラップ又はマッシュルーム型ストラップ３４に補助されて、この状態を維持している点で異なる。これらのストラップは、上述の実施形態と同様に、各駆動機構２８Ａ又は２８Ｂに共押出されているか、又は密着されている。その他、図４に示すローラブラインド装置のガイドの部分は、図１〜３に示したローラブラインド装置と同じである。

１０ ルーフ
１２ ルーフ切抜部
１４ ローラブラインド装置
１６ ローラブラインドウェブ
１８ 引張り枠
２０ 巻取り軸
２２Ａ，Ｂ ガイドレール
２４ 駆動モータ
２６ ドライブピニオン
２８Ａ，Ｂ 駆動機構
３０ ガイドチャネル
３２ 歯
３４ スタッブルストラップ、面ストラップ、フックストラップ又はマッシュルーム型ストラップ
３６ ガイドストラップ
３８ 中央部
４０Ａ，Ｂ 案内装置

Claims (13)

1. ローラブラインドの巻取物を形成するために巻き取られるとともに、上記ローラブラインドの垂直長手方向の中央面に対する側方の両端部において、それぞれ一方のガイドレール（２２Ａ，２２Ｂ）に案内されるローラブラインドウェブ（１６）と、上記ガイドレール（２２Ａ，２２Ｂ）の一方にそれぞれ案内される２つの駆動機構（２８Ａ，２８Ｂ）を駆動するドライブピニオン（２６）を有する駆動装置（２４）と、を備えた、車両の透明部分を遮光するための車両用ローラブラインド装置であって、
   上記駆動機構（２８Ａ，２８Ｂ）は、それぞれ歯（３２）を有する歯付ベルトとして設計され、該歯付ベルトは上記ローラブラインドウェブ（１６）と係合される平面を少なくとも１つ有し、
   上記駆動機構（２８Ａ，２８Ｂ）は、それぞれ上記平面を介して、ガイドレール（２２Ａ，２２Ｂ）内で上記ローラブラインドウェブ（１６）に結合されるとともに、ガイドレール（２２Ａ，２２Ｂ）と上記ローラブラインドの巻取物との間の箇所において、上記ローラブラインドウェブ（１６）と分離している
   ことを特徴とするローラブラインド装置。
2. 請求項１に記載のローラブラインド装置において、
   上記ローラブラインドウェブ（１６）はローラブラインドの幅方向において、上記ローラブラインドの巻取物（２０）から上記ガイドレール（２２Ａ，２２Ｂ）に送り込まれる
   ことを特徴とするローラブラインド装置。
3. 請求項１又は２に記載のローラブラインド装置において、
   上記駆動機構（２８Ａ，２８Ｂ）の上記ローラブラインドウェブ（１６）と結合される平面は、スタッブルストラップ、面ストラップ、フックストラップ又はマッシュルーム型ストラップ（３４）として設計され、該ストラップは、対応する上記ガイドレール（２２Ａ，２２Ｂ）内で上記ローラブラインドウェブ（１６）に固定されている
   ことを特徴とするローラブラインド装置。
4. 請求庫３に記載のローラブラインド装置において、
   スタッブルストラップ、面ストラップ、フックストラップ又はマッシュルーム型ストラップ（３４）として設計された面は、上記駆動機構（２８Ａ，２８Ｂ）における歯（３２）と対向する面に配置されている
   ことを特徴とするローラブラインド装置。
5. 請求項３又は４に記載のローラブラインド装置において、
   スタッブルストラップ、面ストラップ、フックストラップ又はマッシュルーム型ストラップ（３４）として設計された面は、同一の物質から一体に製造され、及び／又はそれぞれの駆動機構（２８Ａ，２８Ｂ）と共押出によって製造されている
   ことを特徴とするローラブラインド装置。
6. 請求項３〜５のいずれか１つに記載のローラブラインド装置において、
   スタッブルストラップ、面ストラップ、フックストラップ又はマッシュルーム型ストラップ（３４）として設計された面は、接着又は溶着されたストラップで形成されている
   ことを特徴とするローラブラインド装置。
7. 請求項３〜６のいずれか１つに記載のローラブラインド装置において、
   ローラブラインドウェブ（１６）は、ローラブラインドの垂直長手方向の中央面に対する側方の両端部において、それぞれ１つのガイドストラップ（３６）を有し、ガイドストラップ（３６）は上記ローラブラインドウェブの中央部（３８）に接続されるとともに、対応するガイドレール（２２Ａ，２２Ｂ）内において、対応する上記駆動機構（２８Ａ，２８Ｂ）の各面と相互に作用するループストラップ又はベロアストラップとして設計されており、対応する上記駆動機構の各面は、スタッブルストラップ、面ストラップ、フックストラップ又はマッシュルーム型ストラップ（３４）として設計されている
   ことを特徴とするローラブラインド装置。
8. 請求項１〜７のいずれか１つに記載のローラブラインド装置において、
   上記駆動機構（２８Ａ，２８Ｂ）は、少なくとも断面略矩形状をなしており、ローラブラインドウェブ（１６）に結合される平面は、好ましくは対応する上記駆動機構（２８Ａ，２８Ｂ）の上記歯（３２）と対向する面にそれぞれ配置されている
   ことを特徴とするローラブラインド装置。
9. 請求項１〜８のいずれか１つに記載のローラブラインド装置において、
   上記駆動機構（２８Ａ，２８Ｂ）は、それぞれ引張り枠（１８）に案内され、該引張り枠（１８）はローラブラインドの巻取物から離れた側のローラブラインドウェブ（１６）の端部に配置されている
   ことを特徴とするローラブラインド装置。
10. 請求項１〜９のいずれか１つに記載のローラブラインド装置において、
    ローラブラインドの巻取物は、ローラブラインドウェブ（１６）用の巻取装置（２０）に形成されている
    ことを特徴とするローラブラインド装置。
11. 請求項１〜１０のいずれか１つに記載のローラブラインド装置において、
    上記駆動機構（２８Ａ，２８Ｂ）は、案内装置（４０Ａ，４０Ｂ）にそれぞれ補助されて、駆動装置（２６）とガイドレール（２２Ａ，２２Ｂ）との間で上記駆動機構の長手方向の軸に対して略９０度に捻られている
    ことを特徴とするローラブラインド装置。
12. 請求項１１に記載のローラブラインド装置において、
    上記案内装置（４０Ａ，４０Ｂ）は上記ローラブラインド装置の枠内に収容されている
    ことを特徴とするローラブラインド装置。
13. 請求項１１又は１２に記載のローラブラインド装置において、
    上記案内装置（４０Ａ，４０Ｂ）は、その内断面が、対応する上記駆動機構（２８Ａ，２８Ｂ）の内断面に対応するガイドチューブとして、それぞれ設計されている
    ことを特徴とするローラブラインド装置。