JP2016509125A - 磁気結合ポンプ用の缶および製造方法 - Google Patents

磁気結合ポンプ用の缶および製造方法 Download PDF

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Abstract

磁気結合ポンプが、ポンプの駆動装置と回転子との間の間隙内に配置される側壁を有する缶を使用する。ポンプの良い効率のために、間隙は可能な限り狭いのがよいが、これは薄い壁厚の側壁によってのみ成し遂げられ得る。この場合、缶は特にポンプ内の圧力の差に耐えるため、十分に大きな強度でなければならない。同時に、缶が簡単に所望の形状に造形され、かつ高いポンプ圧力下でさえも高度の寸法安定性を有することが可能でなければならない。少なくとも50重量パーセントのニッケルおよび17〜21重量パーセントのクロムを含むニッケル−クロム合金である、ニッケル成分を有する材料から少なくとも部分的になる側壁(3)を有する缶(1)を製造することと、側壁(3)を熱処理によって硬化することとが提案される。これは、腐食および/または高温に対して非常に耐性のある缶(1)を簡単に提供することを可能にする。

Description

本発明は、磁気結合ポンプの駆動装置と回転子との間の間隙内に配置するための缶、ならびに缶の製造のための方法に関する。
流体の供給については、特に化学産業では、ほとんどの用途において、供給ラインおよびポンプの気密に対して高い要求条件が課せられる。同時に、ポンプの高度の効率が確実にされなければならない。固定シールのみを備えたポンプ、すなわち軸封を有しないポンプを、流体に対して非常に不浸透性に製造することができる。磁気結合ポンプは、固定缶を、入力駆動側に設置された駆動装置と出力駆動側に設置された磁気駆動回転子との間、および回転子の周囲に配置することによって、固定して密封され得る。缶は駆動装置と回転子との間の磁場の中に配置され、磁力が缶を通して伝達される。ポンプの羽根車を回転子に連結することができる。駆動装置および回転子には永久磁石が付けられ、また効率的な駆動を可能にするためにできるだけ近くに隣り合わせに配置される。駆動装置と回転子との間の距離および/または間隙がどれ程の大きさでなければならないかを缶の側壁の壁厚が前もって決定することができる。
しばしば、駆動装置と回転子の間に形成されるエアギャップの距離、したがって幅は、例えばたった約4mmであり、その場合缶は例えば2mmの壁厚を有する。狭い間隙および/または間隙の最小幅に対する缶の壁厚の非常に緊密な設計は、効率度の面で、特に駆動の損失を最小限に抑えることに関しては利点をもたらすが、これはまた安全率、そしておそらく缶の有効寿命も、どんな流体が供給されるかによって減少させる。それにもかかわらず間隙をできるだけ狭くすることを可能にするために、高強度、特に高硬度であるだけでなく、またよい耐腐食性を有する、特別に高い品質の材料から缶を製造することに関心が寄せられている。耐腐食性は、側壁の最小限の壁厚に関しては特に重要である。同時に、成形プロセスによって側壁の形状の調節を可能にするために、缶に後処理、特に冷間成形を施すことも可能であるのがよい。ニッケル系合金は缶に適した材料であることがこれまで実証されている。
よい構造材料の性質だけでなく、高い耐腐食性を確実にすることもできる缶を提供することが目的である。また、缶を簡単に所望の目標形状にすることができるような方法で作ることも目的である。とりわけ缶を、簡単に高い材料硬度を得ることができるような方法で作ることも目的である。
これらの目的のうちの少なくとも一つは、請求項1に記載の缶によって、ならびに請求項9に記載の方法によって達成される。本発明の有益な実施形態は、従属クレームの主題である。
例えば、磁気結合ポンプの駆動装置と回転子との間の間隙内に、またはキャンドモーターポンプ内にも配置するために使用され得る本発明の缶は、
− 例えば缶をポンプまたはモーターに接続するためのフランジ部と、
− 底部と、
− 缶が装着状態で間隙内に配置され得る側壁であって、ニッケル成分を有する材料から少なくとも部分的になる側壁と、
を備えている。
本発明は、前記材料が少なくとも50重量パーセントのニッケルおよび17〜21重量パーセントのクロムを含むニッケル−クロム合金であることを提案する。これによって、特に耐性のある缶を提供することが実現可能である。
本発明の第1の実施例による合金の典型的な短期的性質のグラフを示す。 本発明の第1の実施例による合金の典型的なクリープ強さのグラフを示す。 本発明の第1および第2の実施例による材料から製造された缶を図において示す。
特に側壁が最小の材料厚さを持つように設計される場合、側壁の一部のみがこの材料で作られるのではなく、側壁が完全にこの材料から作られるのが好ましい。任意選択により、缶の全部がこの材料で作られてもよいが、異なった、特により費用効率の高い材料がフランジ部用に選択されてもよい。
好ましくは、前記材料はコバルト(Co)を含み、コバルト部分は最大で1重量パーセントになる。さらに好ましくは、前記材料はホウ素(B)を含み、ホウ素部分は最大で0.006重量パーセントになる。
缶の底部は好ましくは、一方の端に缶のポット状クロージャーを設け、それによって側壁に合体する部分であると理解されるべきである。
缶のフランジ部は、缶をポンプ内に定められた位置および配列に配置および固定するように設計された部分であると理解されるのが好ましい。
実施例に従って、材料はニッケル−クロム−鉄合金、特に合金718(Nicofer 5219 Nb)と呼ばれるニッケル合金であり、ニッケル部分は最大で55重量パーセントになり、鉄部分は10〜25重量パーセントの範囲である。言い換えれば、本発明は、磁気結合ポンプの駆動装置と回転子との間の間隙に配置するように設計された缶のために適したニッケル−クロム−鉄合金の使用に関する。このような材料は、高い強度を有し、それ故に高圧で作動するポンプ内で利用される缶のために特に適しているニッケル−クロム−鉄合金であってもよい。同時に、これは特定の状態、特に溶体化焼鈍された状態では適切に成形することができ、このためこれは例えばフローフォーミングによる、簡単な方法の後処理を可能にする。この材料では水素脆化が起らないため、水素を含む媒体でもこのような缶を備えたポンプによって供給され得るのはさらに有利である。
さらに、このような材料は、歪みを生じさせることなく硬化できるという利点を与える。これによって、ポンプ内に特に狭いエアギャップを設けることができるように、高い寸法安定性を有する高強度の缶を簡単な方法で提供することが可能である。硬化は、所定の時間にわたり、そして少なくとも所定の温度レベルでの所定の温度で熱処理を行うことによって達成されてもよい。応力割れの回避のために、直前の溶体化焼鈍が役立つ。溶体化焼鈍は、以下の条件で行われると好ましい:
・ 炉内の温度を960℃付近、特に960℃±15℃、好ましくは厳密に960℃にする;
・ 缶を炉内で少なくとも60分間焼鈍するが、ここではその壁厚によって、缶の滞留時間は壁厚の1ミリメートル当たり少なくとも3分になるべきである;
・ 溶体化焼鈍の後、特に水槽の中で急冷させる。
特に940〜1080℃の温度範囲での、多数の異なる溶体化焼鈍プロセスがこの材料に適用可能ではあるが、そして急冷はまた空気中でも実施可能であるが、前述の溶体化焼鈍プロセスが、特に側壁にとって好ましいことが明らかになった。
硬度測定は、熱処理の前と後に行われるのが好ましい。
缶が熱処理にかけられる前には、それをグリース、油、潤滑剤または他の汚染物質に近づけないことが勧められる。
材料の硬度の調節および設定は、以下の条件で行われるのが好ましい:
・ 炉内を720℃付近、特に720℃±8℃、好ましくは厳密に720℃の温度にするが、ここでこの工程は、溶体化焼鈍のための温度から硬化温度への炉の冷却を含んでもよい;
・ 缶を炉内にて約8時間、好ましくは厳密に8時間の第1の滞留時間、この温度で熱処理にかける;
・ 炉内の温度を、特に2時間の時間内に、そして缶が炉内に残されたまま炉が閉じられた状態で、約620℃、特に620℃±8℃、好ましくは厳密に620℃に低下させる;
・ 缶を炉内にて約8時間、好ましくは厳密に8時間の第2の滞留時間、低下させた温度で熱処理にかけるが、また特にプロセス工学に関連した理由のために、任意選択により第2の滞留時間を12時間まで延長することが可能である;そして、
・ 静止空気中で冷却させる。
加工物が炉内へ送り出される前に、炉を溶体化焼鈍のための設計温度にすることが重要である場合がある。
これまでしばしば高圧下で利用され、水素脆化の影響を受けやすいチタン合金に比べ、さらに広範な応用分野がこのようにもたらされる。さらに、この材料はチタンに比べより高い硬度を有する。さらに、この材料は特に600℃まで、高い耐熱性という利点を与える。
このような合金は、高い強度と良好な残存膨張、すなわち後処理を可能にするための十分な延性をも提供する。良好な成形性を確実にすることができる。
本発明の缶は、特別なタイプの冷間成形として側壁のフローフォーミングによってその目標形状を得るのが好ましい。フローフォーミングによって、ポット部分は同程度の薄さの、例えば約1mmの側壁を備え得るが、側壁の壁厚は、特に10分の1未満の偏差の、狭い公差範囲にある可能性もある。薄い壁厚だが狭い公差範囲であることも、磁気結合ポンプによる高い駆動効率という利点を与えるが、これはポンプの駆動装置と回転子とが特に近くに隣り合わせに配置され得るからである。同時に、缶の側壁への後処理が不要であるので、製造費を低く抑えられるであろう。側壁は、面旋削または研削または一切の他の造形プロセスがもはや必要とされないほどの高い安定性および狭い公差範囲で製造されるであろう。フローフォーミングは、好ましくは冷間成形法であると理解されるべきであり、そこで缶の側壁が定められた厚さにされ、定められた配列、特に、高い寸法安定性を有する、すなわち円筒形状からの半径方向の偏差がわずかな(10分の1よりもよい安定性)円筒状の形状を得る。したがって、フローフォーミングは、缶の直径を変化させることなく、円筒の側壁を軸方向へ延長させる場合もある。目標形状は、特に側壁および底部の部位においては、製造方法の終わりに缶が呈するべき形状であると理解されるべきである。目標形状は、側壁および底部の適切な壁厚、外径、および適切な寸法のための公差範囲によって定められるのが好ましい。上に記載したこのタイプの製造によって得られる特別な利点は、缶が全く溶接継ぎ目なしで済むこと、言い換えれば、受圧溶接継ぎ目がないということである。
溶体化焼鈍された状態においておよび硬化後に室温においての本発明の缶の熱間成形および冷間成形された材料の機械的性質は、N/mm単位の引張強さ(Rm)、N/mm単位の降伏強さ(Rp0.2)、パーセント単位の破断点伸び(A5)および収縮(Z)、HB単位のブリネル硬度、およびμm単位のグレンサイズによって定められてもよい:
・ N/mm単位の引張強さ:1240〜1275、
・ N/mm単位の降伏強さ:約1035、好ましくは厳密に1035、
・ パーセント単位の破断点伸び:6、10、12または≧14、
・ HB単位のブリネル硬度:≧331、特に≧341、
・ μm単位のグレンサイズ:好ましくは≦127。
室温での弾性率は、例えば、205kN/mm付近そして100℃では例えば199kN/mm付近にあってもよい。
特別な利点があれば、(適切な熱処理を経た)本発明の缶の材料は、≧14%の破断点伸びおよび≧20ジュール、好ましくは≧27ジュールのノッチ付き衝撃エネルギーを有してもよい。それによって、本発明の缶は、圧力容器指令(圧力容器に関する指令97/23/EC)の要件を満たす。これは、0.5バールを超える内部過剰圧力によって作動するポンプの適用にこの缶を適したものにする。
好ましくは、合金は、ニオブおよびモリブデンの相当な部分ならびにアルミニウムおよびチタン(tinanium)の低量部分を含有する。重量に対するパーセントでこの部分は好ましくは、以下の範囲内にあり、丸括弧内に示されたそれらの値は、腐食性媒体、特に、HS、COまたはClを含有する媒体に導入され得る合金の別形に関している。組成の変化は特に、合金成分の炭素およびニオブに関連するが、アルミニウムおよびチタンにも関連し、より多めの炭素およびニオブ部分は高温用途において利点をもたらし、より少なめの炭素およびニオブ部分は腐食性媒体中での用途に好ましい:
・ 50〜55パーセントのニッケル、
・ 17〜21パーセントのクロム、
・ 2.8〜3.3パーセントのモリブデン、
・ 4.75〜5.5パーセントのニオブ(ニオブとタンタル(tantalium)を合わせて4.87〜5.2パーセント)、
・ 0.2〜0.8パーセント(0.4〜0.6パーセント)のアルミニウム、
・ 0.65〜1.15パーセント(0.8〜1.15パーセント)のチタン、
・ 残量の鉄。
鉄の残量は好ましくは、11〜24.6重量パーセント(12〜24.13重量パーセント)の範囲にある。
合金は、さらなる微量元素、特に0.08パーセント(0.045パーセント)までのC、および/または0.35パーセントまでのMn、および/または0.35パーセントまでのSi、および/または0.3パーセント(0.23パーセント)までのCu、および/または1.0パーセントまでのCo、および/または0.05パーセントまでのTa、および/または0.006パーセントまでのB、および/または0.015パーセント(0.01パーセント)までのP、および/または0.0015パーセント(0.01パーセント)までのS、および/または5ppm(10ppm)までのPb、および/または3ppm(5ppm)までのSe、および/または0.3ppm(0.5ppm)までのBiを含有してもよい。
好ましくは、炭素部分は、厳密に0.08重量パーセント(0.045重量パーセント)または0.08重量パーセント(0.045重量パーセント)の75〜100%の範囲内にあり、すなわちそれは0.06〜0.08重量パーセント(0.03375〜0.045重量パーセント)を意味する。これによって良い耐熱性を達成することができる。任意選択により、ニオブ部分は、代わりにまたはさらに、厳密に5.5重量パーセント(ニオブおよびタンタルが合わせて5.2重量パーセント)または5.25〜5.5重量パーセント(ニオブおよびタンタルが合わせて5.1〜5.2重量パーセント)の範囲内にある。
変形例に従い、炭素部分は、0.00重量パーセント(0.00重量パーセント)または0.08重量パーセント(0.045重量パーセント)の0〜25%の範囲内にあり、すなわちそれは0.00〜0.02重量パーセント(0.00〜0.011重量パーセント)を意味する。これによって良い耐腐食性を達成することができる。任意選択により、ニオブ部分は代わりにまたはさらに、厳密に4.75重量パーセント(4.87重量パーセント)または4.75〜5.0重量パーセント(ニオブおよびタンタルが合わせて4.87〜4.98重量パーセント)の範囲内にある。
このような合金は、700℃までの高い耐熱性の利点を与え、高温の範囲内でも十分な強度がある。さらに、これらの合金は、高い疲れ強さ、700℃までの良いクリープ強さ、および1000℃までの良い耐酸化性を特徴とする。さらに、それらは、低温においての良い機械的性質および高温および低温においての良い耐腐食性ならびに応力腐食割れならびに点蝕に対する良い耐性を与える。特に応力割れに対して、耐腐食性を特にクロム部分によって確実にすることができる。したがって、この合金はまた、原油抽出および原油処理において存在している媒体中において、HS含有酸ガス環境においてまたは海洋工学分野において利用することができる。
したがって、合金の比密度は、例えば、8g/cm付近にあり、特に8.2g/cmになる。
合金の布はいくつかの相を有するオーステナイトであり、特に、炭化物相、ラーベス相([Fe,Cr]2Nb)、δ(Ni3Nb)斜方晶相、γ’’(Ni3Nb,Al,Ti)体心正方構造(space−centered tetragonal structure)相、および/またはγ’(Ni3Al,Nb)面心立方構造相を有する。どんな場合においても、γ’’(Ni3Nb,Al,Ti)相は、析出硬化によって調節可能な体心正方構造として得られるのが好ましい。体心正方構造を有するγ’’(Ni3Nb,Al,Ti)相は、老化による歪みのための亀裂形成に対する良い耐性を与える。
合金の製造は、真空アーク誘導炉内での溶融と後続のエレクトロスラグ精錬とによって行なうことができる。また、精錬(トランスフォーミング)は、真空アーク法によって達成することができる。
実施例に従って、材料はモリブデンを含有し、モリブデン部分は2.8〜3.3重量パーセントの範囲である。特に、缶が使用される温度範囲とは無関係に、良い耐腐食性をこれによって達成することができる。
他の実施例に従って、材料はニオブを含有し、ニオブ部分は4.75〜5.5重量パーセントの範囲であるか、または材料はニオブおよびタンタルを含有し、ニオブおよびタンタル部分が合わせて4.87〜5.2重量パーセントになる。良い耐熱性をこれによって調節および設定することができる。ニオブ部分は、オーステナイト布の以下の相:δ(Ni3Nb)斜方晶相、γ’’(Ni3Nb,Al,Ti)体心正方相および/またはγ’(Ni3Al,Nb)面心立方相の少なくとも1つの形成を確実にし、これによって材料の有利な強度の値を調節および設定することができる。
他の実施例に従って、材料はアルミニウムおよびチタンを含有し、アルミニウム部分は0.2〜0.8、好ましくは0.4〜0.6重量パーセントの範囲であり、および/またはチタン部分は0.65〜1.15、好ましくは0.8〜1.15重量パーセントの範囲である。特に、アルミニウムおよびチタンはオーステナイト布の以下の相:γ’’(Ni3Nb,Al,Ti)体心正方相、および/またはγ’(Ni3Al,Nb)面心立方相の少なくとも1つの形成を確実にすることができるので、特に良い機械的性質をこれによって達成することができる。
他の実施例に従って、材料は、ニッケル−クロム−モリブデン合金、特にニッケル合金ハステロイ(Hastelloy)C−22HSまたはこの合金の別形であり、クロム部分が21重量パーセントになり、ニッケル部分が少なくとも56重量パーセント、特に56.6重量パーセントになり、モリブデン部分が17重量パーセントになる。言い換えれば、本発明は、缶用に、例えば、磁気結合ポンプの駆動装置と回転子との間の間隙内にまたはキャンドモーターポンプ内に配置するために適したニッケル−クロム−モリブデン合金の使用に関する。このような材料は、高い耐腐食性および高い延性と共に高い剛性をも特徴とし、したがって製造された目標形状に関して安定性および/または寸法安定性を生じるニッケル−クロム−モリブデン合金である。
合金成分は好ましくは、重量パーセントで以下の値の範囲である:
主成分としてのニッケル、さらなる成分のパーセンテージによって決まるパーセンテージであるが、少なくとも56.6パーセント、
− クロム(Cr):21パーセント、
− モリブデン(Mo):17パーセント、
− 鉄(Fe):最大で2パーセント、
− コバルト(Co):最大で1パーセント、
− タングステン(W):最大で1パーセント、
− マンガン(Mn):最大で0.8パーセント、
− アルミニウム(Al):最大で0.5パーセント、
− ケイ素(Si):最大で0.08パーセント、
− 炭素(C):最大で0.01パーセント、
− ホウ素(B):最大で0.006パーセント。
このような材料は、直前の再造形の後に簡単な方法で硬化され得る。それは、特に中間の溶体化焼鈍を行なわずに、冷間成形後に析出硬化によって高い強度を有する。達成可能な硬度は再造形度の関数である。これは、定められた壁厚を調節するために例えば缶の側壁のフローフォーミングを行なってもよく、側壁の硬化がフローフォーミングの後に行なわれるという利点を与える。冷間成形、特にフローフォーミングは、その場合、好ましくは溶体化焼鈍の後に行なわれる。したがって、高い寸法安定性の利点と高い強度の利点とを、簡単な方法で互いに組み合わせることができる。さらに、材料は、化学工業のポンプ(ケミカルポンプ)へのその使用を特に魅力あるものにしている高い耐酸性を特徴とする。
好ましくは、材料は、上に記載したニッケル−クロム−鉄合金からそれを区別するタングステンを含有する。
材料の強度を熱処理によって調節することができ、その間にNi(Mo、Cr)粒子が形成され、この熱処理は、好ましくは605〜705℃の温度範囲において実施される。しかしながら、合金の良い耐腐食性は、溶体化焼鈍によってだけそれまでに達成することができる。
好ましくは、より高い硬度を調節するための熱処理は、以下の条件によって行なわれる:
− 特に16時間の時間にわたって、705℃の炉内で熱処理、
− 605℃まで炉の冷却、
− 特に32時間の時間にわたって、605℃の炉内で熱処理、および
− 空気中で急冷。
比密度は好ましくは、溶体化焼鈍された状態で8.6g/cm付近または硬化された状態で8.64g/cm付近にある。
例えば、室温においての弾性率は、223GPa(および/またはkN/mm)付近にあり、100℃については、それは218GPa(および/またはkN/mm)付近にある。溶体化焼鈍された状態の室温の再造形された材料の機械的性質は、N/mm単位の引張強さ(Rm)、N/mm単位の降伏強さ(Rp0.2)、パーセント単位の破断点伸び(A5)および収縮(Z)、HP単位のブリネル硬度、およびμm単位のグレンサイズによって定められてもよく、最初の値は冷間成形された成分に関し、2番目の値は熱間成形された成分に関する:
・ Mpaおよび/またはN/mm単位の引張強さ:約837(806)、
・ Mpaおよび/またはN/mm単位の降伏強さ:約439(376)。
硬化によって、値を以下のように調節することができる:
・ Mpaおよび/またはN/mm単位の引張強さ:約1230(1202)、
・ Mpaおよび/またはN/mm単位の降伏強さ:約759(690)。
達成可能な硬度は、硬化の前に行なわれる溶体化焼鈍の時間に応じて、以下の範囲にあり、硬度の値は、ロックウェルに従い、スケールB(単位Rbの硬度の値)またはC(単位Rcの硬度の値)のどちらかに従って決められる。
Figure 2016509125
室温については、再造形度(パーセント単位)によって決まる缶の冷間成形された側壁に関して、側壁の以下の硬度の値を析出硬化によって調節してもよい。
Figure 2016509125
上の表から明らかになるように、達成可能な硬度は再造形度によって決まる。再造形度が高くなればなるほど、達成可能な硬度が高くなる。
他の実施例に従って、材料は鉄を含有し、鉄部分は最大で2重量パーセントになる。
他の実施例に従って、側壁は、再造形工程によって目標形状にされる、再造形度が10パーセント超、好ましくは20〜50パーセント、特に35パーセントである側壁である。特に高い硬度は、再造形および後続の硬化によって達成することができる。
また、本発明は、磁気結合ポンプの駆動装置と回転子との間の間隙に配置するための缶の製造方法に関し、前記方法は、
− 缶をポンプに接続するための缶のフランジ部を形成する工程と、
− 缶の底部を形成する工程と、
− 缶の装着状態において間隙内に配置可能な、ニッケル成分を含有する材料から少なくとも部分的になる側壁であって、再造形工程によって、特にフローフォーミングによって目標形状にされる側壁を形成する工程と、
を有してなる。
少なくとも50重量パーセントのニッケルと17〜21重量パーセントのクロムとを含有する溶体化焼鈍された状態のニッケル−クロム合金が材料として発明により選択され、熱処理による硬化が再造形の後に行なわれる。
硬化は、任意選択により、直接にまたは中間に実施される溶体化焼鈍の後に行なうことができる。硬化は好ましくは、特に18〜48時間の時間にわたって、605〜728℃の温度範囲の熱処理によって達成され、熱処理は、選択された温度に対して二段階の処理であり、一段階をそれぞれ、少なくとも8時間にわたって維持する。
実施例に従って、再造形は冷間成形法であり、析出硬化は、冷間成形の後、特に605〜728℃の温度範囲において行なわれ、冷間成形後の中間の溶体化焼鈍を行なわない。冷間成形は好ましくはフローフォーミング法である。析出硬化は、任意選択により、冷間成形の直後にまたは溶体化焼鈍の中間工程の後に達成され得る。上述のニッケル−クロム−モリブデン合金については、析出硬化は好ましくは、溶体化焼鈍の中間工程なしに実施される。したがって、硬度の増加は、硬化時間の増加によって、例えば、605℃において1、4、10、24または32時間、好ましくは32時間の範囲の硬化時間を選択することによって達成され得るが、これは時間が長くなるために、ロックウェルスケールCに従っての硬度Rcを10パーセント超増加させることができるからである。
本発明の実施例を図面によって以下に説明する。
図1は、℃の単位の温度の関数として溶体化焼鈍および硬化された状態のニッケル−クロム−鉄合金の典型的な短期的性質を示す。非常に一定の機械的性質が室温から600℃までの温度範囲において存在しており、これは特に破断点伸び(A5)および収縮(Z)に当てはまり、したがって缶の良い寸法安定性の観点から利点を与えることがグラフから推定されるであろう。
図2は、h単位の時間の関数として溶体化焼鈍および硬化された状態のニッケル−クロム−鉄合金の典型的なクリープ強さを示し、時間は対数でプロットされ、クリープ強さは、y軸上にN/mm単位で示される。11年をはるかに超える時間と同等の10時間にわたっても、500℃未満の温度においての機械的強度の損失はほとんど認められないことがグラフから推定されるであろう。
図3は、対称軸Sに関して対称的に構成され、底部2、側壁3ならびにフランジ部4を含む、缶1を示す。缶1は、ニッケル−クロム合金を特徴とし、したがってそれは、ニッケルおよびクロムならびにその他の合金成分から形成されてもよい材料から部分的にまたは完全に製造される。この材料の缶の部分的な構造物は例えば、側壁3にのみ関してもよい。好ましくは、少なくとも側壁3は、この材料から完全に製造される。
1 缶
2 底部
3 側壁
4 フランジ部
S 対称軸

Claims (11)

  1. フランジ部(4)と、
    底部(2)と、
    缶の装着状態において間隙内に配置され得る側壁(3)であって、ニッケル成分を含有する材料から少なくとも部分的になる側壁と、
    を備えた缶(1)において、
    前記材料が少なくとも50重量パーセントのニッケルおよび17〜21重量パーセントのクロムを含有するニッケル−クロム合金であることを特徴とする缶。
  2. 前記材料がニッケル−クロム−鉄合金であり、ニッケル部分が最大で55重量パーセントであり、鉄部分が10〜25重量パーセントの範囲であることを特徴とする請求項1に記載の缶。
  3. 前記材料が2.8〜3.3重量パーセントの範囲のモリブデンを含有することを特徴とする請求項2に記載の缶。
  4. 前記材料がニオブを含有し、ニオブ部分が0.5〜10、好ましくは3〜7、特に好ましくは4.75〜5.5重量パーセントになるか、または前記材料がニオブおよびタンタルを含有し、ニオブおよびタンタル部分が合わせて0.5〜10、好ましくは3〜7、特に好ましくは4.87〜5.2重量パーセントになることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の缶。
  5. 前記材料がアルミニウムおよびチタンを特徴として有し、アルミニウム部分が0.2〜0.8、好ましくは0.4〜0.6重量パーセントの範囲であり、および/またはチタン部分が0.65〜1.15、好ましくは0.8〜1.15重量パーセントの範囲であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の缶。
  6. 前記材料がニッケル−クロム−モリブデン合金であり、クロム部分が21重量パーセントになり、ニッケル部分が少なくとも56重量パーセント、特に56.6重量パーセントになり、モリブデン部分が17重量パーセントになることを特徴とする請求項1に記載の缶。
  7. 前記材料が鉄を含有し、鉄部分が最大で2重量パーセントになることを特徴とする請求項6に記載の缶。
  8. 前記側壁(3)が再造形工程によって所望の目標形状にされる側壁(3)であり、前記側壁が10パーセント超、好ましくは20〜50パーセント、さらに好ましくは30〜40パーセント、特に35パーセントの再造形度を有することを特徴とする請求項6または7に記載の缶。
  9. 受圧溶接継ぎ目を全く有しないことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の缶。
  10. 缶(1)を製造する方法であって、
    前記缶(1)のフランジ部(4)を形成する工程と、
    前記缶の底部(2)を形成する工程と、
    前記缶の装着状態において間隙内に配置可能な、ニッケル成分を含有する材料から少なくとも部分的になる側壁(3)であって、再造形工程によって目標形状にされる側壁(3)を形成する工程と、
    を有してなる方法において、
    前記材料として用いるために、少なくとも50重量パーセントのニッケルおよび17〜21重量パーセントのクロムを含有する、溶体化焼鈍された状態のニッケル−クロム合金が選択され、熱処理による硬化が再造形の後に行われることを特徴とする方法。
  11. 前記再造形が冷間成形法であり、析出硬化が冷間成形の後、特に605〜728℃の温度範囲において行われ、すなわち冷間成形の後の中間の溶体化焼鈍を行なわないことを特徴とする請求項10に記載の方法。
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