JP2016508612A - レーザ誘起プラズマ分光法による表面層の組成の解析システムおよび方法、ならびに相補的分析を実施するためにサンプルを採取するシステムおよび方法 - Google Patents

レーザ誘起プラズマ分光法による表面層の組成の解析システムおよび方法、ならびに相補的分析を実施するためにサンプルを採取するシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

システムは、材料の表面層と相互作用可能でありかつ材料(4)の表面上にプラズマを生成するパルスレーザビームを発生させる単一パルスレーザ(6)と、材料の表面上にレーザビームを集束する装置(10、12)と、プラズマによって放射される光を収集する装置(18、20)と、収集した光のスペクトルを分析しかつスペクトル分析から表面層の元素組成(元素の性質および相対濃度)を決定する装置(22)と、を含む。本発明によると、システムはまた、粒子を使用した追加の定性もしくは定量分析または検査のために、レーザビームの影響下で表面層から抽出された表面層を代表する粒子を吸引および収集する装置(30、32、34)を含む。

Description

本発明は、LIBS(レーザ誘起ブレイクダウン分光法)による材料の表面層の組成の分析、および該表面層の追加の定性もしくは定量分析または、検査のための該表面層の代表粒子のサンプリングを可能にするシステムに関する。
より具体的には、本発明は、LIBSによる材料の表面汚染の分析を可能にし、この汚染の検査を可能にするシステムに関する。
特に、材料の表面化学汚染の分析および検査に適用されるが、より詳細には材料の表面放射線汚染の分析および検査、特に工場、建物、およびより一般的に原子力施設における放射線調査の実施のために、特に汚染除去および/または解体の前、または汚染除去の後の、放射線状況の調査に適用される。
以下の文献を参照する。
特許文献1は、固体の表面汚染の検査に関する。特許文献2および3は、LIBS法による材料の分析に関する。特許文献4は、化学汚染物質によって汚染された被膜の汚染除去および汚染物質の分析に関し、そのためにLIBS法を使用するものである。特許文献5は、LIBS法を実施することが可能な携帯型装置に関する。
これらの文献によって開示される技法のいずれも、材料の表面汚染の分析およびこの汚染を検査するためサンプリングまたは追加の定性または定量分析の実施の両方を可能にするものではない。
国際公開第95/17656号 米国特許第5,583,634号公報 米国特許第7,106,439号公報 国際公開第2011/060404号 国際公開2012/005775号
本発明の目的は、この二つの目標を達成することにある。
単一パルスレーザを使用した、材料の表面層の組成の分析およびこの表面層の代表粒子のサンプリングの両方を可能にするシステム、ならびにこのシステムを実行するサンプリング及び分析方法を提案する。
したがって、本発明は、
材料の表面に存在する元素の化学的性質および相対濃度の分析を可能にするLIBS法と、
採取されたサンプルの成分の精密な定量または追加の定性分析のために、LIBS法と同一のパルスレーザを使用したアブレーション粒子の吸引および収集を可能にするサンプリング法と、
の2つの技法を組み合わせる。
LIBS法の詳細の簡単な要約は以下の通りである。材料の表面のレーザパルスは、光を放射するプラズマを生成し、光は収集され分光計へと伝達され、こうして得られるスペクトル線が復元および分析される。
サンプリング法に関しては、(同一のパルスレーザを使用して)レーザパルスがまた材料の表面へと送られる。これにより、材料の表面の粒子のアブレーションがもたらされる。アブレーション粒子は、サンプリング手段によって吸引され、その後フィルタ上で収集される。
材料の放射能汚染表面の分析および検査の分野における特定の応用を考慮する場合、フィルタ上で収集された放射能を計算することによって汚染の定量(Bq/cmで表される)が行われ、この定量は、インサイチューで実施されるかまたはフィルタが送られた実験室内で実施される。
詳細には、本発明の対象は、
材料の表面層と相互作用し、かつ材料の表面上にプラズマを生成することが可能である、パルスレーザビームを生成する単一のパルスレーザと、
材料の表面上にパルスレーザビームを集束する装置と、
プラズマによって放射される光を収集する装置と、
こうして収集された光をスペクトル分析し、スペクトル分析から表面層の元素組成を決定する装置と、を備えた、レーザ誘起ブレイクダウン分光法によって、材料の表面層、特に放射性層の組成を分析するシステムであって、
吸引および収集された粒子を使用して、少なくとも1つの追加の定性または定量分析、または少なくとも1つの検査、特に放射能汚染検査を行うために、集束パルスレーザビームの影響下で表面層から抽出されたこの表面層の代表粒子を吸引および収集する装置をさらに備えることを特徴とするシステムである。
本発明の対象を形成するシステムの1つの好ましい実施形態によると、パルスレーザおよび集束装置は、材料の表面で1GW/cmから50GW/cmの範囲内の電力密度を得るように選択される。
集束装置は、好ましくは、材料の表面で、その寸法(より正確には略円形のレーザビームの集束径)が、1μmから10μmの範囲内の集束パルスレーザビームを得るように選択される。
粒子を吸引および収集する装置は、好ましくは、20m/sから200m/sの範囲内の吸引速度を得るように選択される。
本発明の1つの好ましい実施形態によると、パルスレーザビーム集束装置は、
パルスレーザに接続された第1端と、第2端と、を有する光ファイバと、
光ファイバの第2端に配置された集束レンズと、を含む。
プラズマによって放射される光を収集する装置は、その一端が好ましくは光収集レンズに取り付けられた光ファイバを含み得る。
本システムは好ましくは携帯型であり、粒子を吸引および収集する装置は、
この表面層の代表粒子を含む空気を吸い込む吸引サイクロンと、
空気を吸い込むポンプと、
ポンプをサイクロンに接続するダクトと、を含む。
この装置は、
吸引空気に含まれた粒子が堆積するフィルタ、例えばペーパーフィルタと、
フィルタ上に堆積された粒子を使用して、追加の定性もしくは定量分析または検査を行うために、フィルタをそこに配置するためおよび前記フィルタをそこから取り外すためにダクト上に装着され、着脱可能である得るハウジングと、を含み得る。
任意で、システムはさらに、フィルタ上に堆積された粒子を使用して、追加の定量分析もしくは追加の定性分析(したがってスペクトル分析による分析以外の分析)、または検査、特に放射能汚染検査を行う装置を含み得る。放射能汚染検査の場合、この直接検査により、より充実した設備を必要とする精密な検査が非リアルタイムで実験室で実施されることを認識した上で、前記汚染を調査することが可能となる。
本発明の対象を形成するシステムの別の特定の実施形態によると、粒子を吸引および収集する装置は、
材料の表面層から抽出された粒子を含む空気を吸い込む吸引ヘッドと、
空気を吸い込むポンプと、
ポンプを吸引ヘッドと接続するダクトと、
ダクト上に装着されるハウジングと、
格子の上に、この格子のそれぞれ両側に2つの開口部を有するハウジング内に配置された格子と、
格子の上部を移動することができ、ハウジングの両方の開口部を横切ることが可能であり、吸引空気に含まれる粒子がそこに堆積されるフィルタ、例えばペーパーフィルタと、
フィルタ上に堆積された粒子を使用した追加の定性もしくは定量分析または検査、特に放射能汚染検査を行う装置と、
格子の上で、および追加の定性もしくは定量分析または検査、特に放射能汚染検査を行う装置の位置で、フィルタを移動させる装置と、を含む。
本発明の別の対象は、本発明の対象を形成するシステムを実施して、材料の表面層の組成をLIBSによって分析し、かつ少なくとも1つの追加の定性もしくは定量分析、またはこの表面層の少なくとも1つの検査、より詳細には少なくとも1つの放射能汚染検査のためにサンプルを採取する方法である。
この方法は、第1のLIBSによる分析ステップと、第2のサンプリングステップと、第3の追加の定性もしくは定量分析または検査ステップとを含み、これらの第1および第2ステップは同時にまたは順に実施される。
この方法の第1の特定の実施形態によると、第1のステップにおいて、材料のLIBS分析を実施し、LIBS分析の結果少なくとも1つの対象の化学元素、例えば放射性汚染物質の存在が明らかになれば、次いで第2のステージにおいて、追加の定性もしくは定量分析または検査を実施するために、レーザビームの衝撃によって放出された材料の表面層のサンプルを採取する。この場合、該方法は経時的に実施される。この第1の実施形態の1つの利点は、サンプル採取された材料が対象の元素を実際に含むことが確実であるため、フィルタの使用および消耗を制限することができる。したがって、発生する廃棄物が減少し、実験室で追加の分析または検査が実施される場合には、分析の失敗回数を制限することができ、時間の浪費の減少および実験室の資源の使用量の減少につながる。
パラレルモードとも呼ばれる第2の特定の実施形態によると、LIBSによる分析およびサンプリングの2つのステップを同時に実施する。系統的および自動化された検査の場合には、LIBS分析およびサンプリングフィルタの分析の結果を同時に得ることが可能となり、これらの分析は相補的であり得る。
本発明は、添付の図面を参照して、単に表示のためであって限定を意図するものではない以下の例示的実施形態の説明を読むことでより深く理解されるであろう。
図1は、携帯型である、本発明の対象を形成するシステムの第1の特定の実施形態の概略図である。 図2は、固定型である、本発明の対象を形成するシステムの第2の特定の実施形態の概略図である。
図1は、材料の表面放射能汚染の検査への適用における、本発明の第1の実施例を概略的に図示する。
したがって、これは、分析だけでなく、材料4の表面汚染2の検査もまた可能にするシステムである。分析には、LIBS法を使用する。記載した実施例では、システムは携帯型である。材料の表面汚染は、放射線特性のものである。
図1に表した放射能汚染を分析および検査するシステムは、
表面汚染2との相互作用および材料4の表面でのプラズマ8の生成が可能な、パルスレーザビームを形成するための単一パルスレーザ6、例えばパルスYAGレーザと、
材料4の表面上にパルスレーザビームを集束する装置と、を含む。
この装置は、その一端がレーザ6に光学的に結合された光ファイバ10を含む。材料4の表面上にパルスレーザビームを集束するために、ファイバ10の他端には集束レンズ12が取り付けられる。
図からわかるように、図1のシステムは、ハンドル16を備えたユニット14を含む。レンズ12を終端とするファイバ10の端部は、略線形であり、ユニット14内に収容されている。ハンドル16を使用して、分析される材料にシステムを向け、ビームをこの材料の表面上に集束させることができる。
図1のシステムはさらに、プラズマ8によって放射される光を収集する装置を含む。この例では、装置は、その一端に好ましくは集束レンズ20が取り付けられた光ファイバ18を含む。図からわかるように、レンズ20は、レンズ12と同一平面であるが、それよりも下部に配置されている。
システムはさらに、こうして収集された光のスペクトル分析を実施し、こうして実施されるスペクトル分析から表面層の元素組成を決定する装置22を含む。この装置22は、
ファイバ18の他端が取り付けられた分光計24と、
汚染物質の元素組成を決定するために、分光計24によって提供されるスペクトルを処理する装置26と、を含む。
この装置26には、得られた結果を表示する装置28が備えられている。
本発明によると、図1のシステムはさらに、吸引および収集された粒子を使用して表面汚染を検査するために、集束パルスレーザビームの影響下で表面から抽出された表面汚染2の粒子を吸引および収集する装置を含む。
この装置は、
表面汚染2の粒子を含む空気を吸い込む吸引サイクロン30と、
空気を吸い込むポンプ32と、
ポンプ32をサイクロン30に接続するダクト34と、を含む。
吸引空気は、図1において矢印Fで象徴的に表されている。
粒子を吸引および収集する装置はさらに、
吸引空気中に含まれる粒子がそこに堆積するフィルタ36、例えばペーパーフィルタと、
フィルタ36上に堆積した粒子を使用して表面汚染2を検査するために、フィルタ36をそこに装着しかつ前記フィルタをそこから取り外すためにダクト34に装着されたハウジング38と、を含む。
この検査は実験室で実施することができ、その場合はフィルタ36を輸送しなければならない。検査を実施するために、比例計数管が、例えば電子計数手段と組み合わせて使用される。
図1に見られるように、光ファイバ10の略線形端部は、吸引サイクロン30内にあり、サイクロン内の空気の移動によって乱されるのを防ぐためにこのファイバを保護する管40に収容されている。
加えて、記載された例では、ハウジング38は、ダクト34に継続的に装着されている。しかしながら、変形例として、着脱可能なハウジング38を使用してもよい。これにより、フィルタ上で収集された粒子のサンプルの追加の定性または定量分析を実施するために、ハウジング内のままフィルタを実験室に輸送することが可能となる。装置に依存しないやり方で実施されるそのような追加の分析の例として、同位体スペクトルの確立が挙げられる。加えて、実験室は、例えば分析および検査される材料の近くに移動することができる乗り物内にあり得る。
使用する2つの技法に戻ると、LIBS法および汚染検査法である。本発明では、特に図1に表すシステムでは、これらの2つの技法が組み合わされる。これにより、材料に蓄積される電力密度Dの選択、材料における集束パルスレーザビームの寸法T、すなわちレーザスポットは一般的に略円形であるため材料上のレーザスポットの径の選択、および吸引速度Vの選択に関する問題が生じる。
実際、パラメータDおよびTは、2つの技法で異なる値を有する。パラメータVに関しては、高すぎる値を選択すると、プラズマが吸引されるリスクが存在し、分光分析の質に悪影響を及ぼす可能性がある。実際、空気またはガス注入(1)または吸引(2)機能の各々が有効になる最適なバランスを見つけることが必要とされ得る、空気またはガス、例えば不活性ガスの噴射がプラズマに向けられると、LIBS法の使用が容易になることが知られている。
本発明、特に図1のシステムを実行する場合、パラメータD、TおよびVを選択するときに使用する両方の技法で両立できる値の最適な範囲を使用すべきである。選択される値の範囲は以下に与えられる。
パルスレーザ6および集束は、材料4の表面で1GW/cmから50GW/cmの範囲内の電力密度Dを得るように選択される。単に情報のためであり、非限定的には、Dは略30GW/cmと等しい。
加えて、集束は、材料4の表面でのその寸法Tが1μmから10μmの範囲内である集束パルスレーザビームを得るように選択される。単に情報のためであり、非限定的には、略5μmに等しい寸法Tが選択される。
粒子を吸引および収集する装置(図1の例ではポンプ‐ダクト‐サイクロン)は、20m/sから200m/sの範囲、好ましくは20m/sから150m/sの範囲内の吸引速度Vを得るように選択される。
図1を参照して説明されたシステムは、汚染材料がある場所への持ち運び、より一般的には輸送が可能なタイプのものである。
しかしながら、本発明による固定システムも設計することが可能であり、その場合、汚染材料をシステムまで持ってこなければならない。
材料の表面放射能汚染検査への応用に関連する本発明による固定システムの例もまた、図2によって概略的に図示されている。
このシステムの場合、粒子を吸引および収集する装置は、
汚染表面の粒子を含む空気を吸い込む吸引ヘッド42と、
空気を吸い込むポンプ44と、
吸引ヘッド42にポンプ44を接続するダクト46と、
ダクト46に装着されるハウジング48と、
格子50の上に、この格子のそれぞれ両側に2つの開口部52および54を有する、ハウジング48内に位置する格子50と、
格子50上を移動することができ、ハウジング48の両方の開口部52および54を横切ることが可能であり、吸引空気に含まれる粒子が堆積するフィルタ56、例えばペーパーフィルタと、
フィルタ56上に堆積した粒子を使用して汚染を検査する装置58と、
汚染を検査するために、格子50上でおよび装置58の位置でフィルタ56を移動させる装置60と、を含む。
矢印fは、吸引空気の移動を示す。
図2の例では、フィルタ56は、フィルタペーパーのストリップの形態をとり、リール62から広げられる。このストリップは、表示されていないモーターによって制御される駆動ローラ64用いて移動される。
ストリップは、それを支持する格子50の上、次いで検査装置58の位置で連続して通過する。ストリップが、それを支持するプレート66の上部を通過し、装置58がこのプレート66の上にあることがわかる。
図2の例では、この装置58は、比例計数管である。これは、電子計数手段68と組み合わせられる。
比例計数管の位置を通過した後のフィルタペーパーを回収する装置70が見られる。
図2はまた、使用される例えばYAG型の単一パルスレーザ6、集束パルスレーザビーム72を受ける分析材料4、ビームを材料4の近くの領域に導光する光ファイバ10、図示されていない手段で保護されるトラバース吸引ヘッド42を示す。レーザビームの集束レンズは図示されていない。
図2では、生成したプラズマによって放射される光の回復および分析の多様な手段は図示されていない。しかしながら、当業者であれば、図1に関して対応する手段をこの図2に容易に採用することができる。
図1の場合には汚染分析が非リアルタイムで行われるのに対して、この図2の場合、汚染はリアルタイムで分析されることに留意すべきである。
本発明の対象である方法の例は以下の通りである。
<シーケンシャルモードで実施される方法の例>
‐汚染除去の最後での汚染検査:LIBS分析システムを走査モードで使用して可能な限り最も徹底的な方法で汚染除去された表面の特性を明らかにし、特有の化学元素、例えばウランが存在しないことを確実にする;有意な信号を検出した場合、サンプリングモードに切り替える;存在する汚染物質(ウランおよび適用可能であればその他の放射性元素)の精密な定量のためにこのサンプルを実験室に送る。
‐典型的なスペクトルの評価のためのサンプリング:分析システムのLIBS部分を走査モードで使用して、設備および建物の表面上で、特有の元素、例えばウランが無視できない量(数Bq.cm−2またはそれ以上)存在する領域を探す;LIBS装置が正確に較正されていれば、この領域に存在するウランの量を得ることができるが、この情報は放射線環境への介入を準備するには不十分であり、異なるウラン同位体にわたる分布を知ることが重要である;この場合、LIBS分析ステップにおいて対象領域が特定されるとすぐに、サンプリングシステムによってサンプルが採取され、こうして採取されたサンプルは、質量分析装置による分析のために実験室に送られる。事前に行われたLIBS分析により、採取されたサンプルがこの追加の分析を行うために十分な材料を含むことを明確にすることができる。
<パラレルモードで実施される方法の例>
‐系統的品質管理:部品の被膜の品質、または不純物を含まないことが必要とされ、系統的検査によって実証されなければならない部品をシステムの前に配置する;系統的方法でLIBS分析を実施し、同時にサンプルを採取する;LIBS分析の結果を使用して第1の即時分類を行い、可能であればサンプリングによってサンプル材料の追加の分析または検査を使用してLIBSによる分析を確認する。
本発明は、放射能汚染の事例(非汚染の確認または設備もしくは建物の物品上の表面の放射能定性および定量)、または化学汚染の事例(材料の表面上の不純物の有無の調査)に適用することができる。
4 材料
6 パルスレーザ
10、18 光ファイバ
12、20 レンズ
22 スペクトル分析装置
30、44 吸引サイクロン
32 ポンプ
34、46 ダクト
36、56 フィルタ
38、48 ハウジング
42 吸引ヘッド
50 格子

Claims (11)

  1. 材料(4)の表面層と相互作用し、かつ材料の表面上にプラズマを生成することが可能である、パルスレーザビームを生成する単一のパルスレーザ(6)と、
    前記材料の前記表面上に前記パルスレーザビームを集束する装置(10、12)と、
    前記プラズマによって放射される光を収集する装置(18、20)と、
    このやり方で収集された光をスペクトル分析し、前記スペクトル分析から前記表面層の元素組成を決定する装置(22)と、を備えた、レーザ誘起ブレイクダウン分光法によって、材料の表面層、特に放射性層の組成を分析するシステムであって、
    吸引および収集された粒子を使用して、少なくとも1つの追加の定性もしくは定量分析、または少なくとも1つの検査、特に放射能汚染検査を行うために、集束パルスレーザビームの影響下で前記表面層から抽出されたこの表面層の代表粒子を吸引および収集する装置(30、32、34;42、44、46)をさらに備えることを特徴とするシステム。
  2. 前記パルスレーザ(6)および集束装置(10、12)が、前記材料(4)の表面で1GW/cmから50GW/cmの範囲内の電力密度を得るように選択される、請求項1に記載のシステム。
  3. 集束装置(10、12)が、前記材料(4)の表面で、寸法が1μmから10μmの範囲内の集束パルスレーザビームを得るように選択される、請求項1または2に記載のシステム。
  4. 粒子を吸引および収集する装置(30、32、34;42、44、46)が、20m/sから200m/sの範囲内の吸引速度を得るように選択される、請求項1から3のいずれか一項に記載のシステム。
  5. 前記パルスレーザビームの集束装置が、
    前記パルスレーザ(6)に接続された第1端と、第2端とを有する光ファイバ(10)と、
    前記光ファイバ(10)の前記第2端に配置された集束レンズ(12)と、を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載のシステム。
  6. 前記プラズマによって放射される光を収集する装置が、その一端が好ましくは光を収集するレンズ(20)に取り付けられている光ファイバ(18)を含む、請求項1から5のいずれか一項に記載のシステム。
  7. 携帯型であり、前記粒子を吸引および収集する装置が、
    この表面層の代表粒子を含む空気を吸い込む吸引サイクロン(30)と、
    空気を吸い込むポンプ(32)と、
    前記ポンプを前記サイクロンに接続するダクト(34)と、
    を含むことを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載のシステム。
  8. 前記粒子を吸引および収集する前記装置が、
    吸引空気に含まれた粒子が堆積されるフィルタ(36)、例えばペーパーフィルタと、
    前記フィルタ上に堆積された粒子を使用して、追加の定性もしくは定量分析または検査を行うために、前記フィルタをそこに配置するためおよび前記フィルタをそこから取り外すために前記ダクト(34)に装着され、着脱可能であり得る、ハウジング(38)と、
    をさらに含む、請求項7に記載のシステム。
  9. 前記フィルタ上に堆積された粒子を使用して、追加の定性もしくは定量分析または検査、特に放射能汚染検査を行う装置をさらに含む、請求項8に記載のシステム。
  10. 前記粒子を吸引および収集する装置が、
    前記材料の前記表面層から抽出された前記粒子を含む空気を吸い込む吸引ヘッド(42)と、
    空気を吸い込むポンプ(44)と、
    前記ポンプを前記吸引ヘッドに接続するダクト(46)と、
    前記ダクト上に装着されるハウジング(48)と、
    格子の上に、この格子のそれぞれ両側に2つの開口部(52、54)を有する前記ハウジング内に配置された格子(50)と、
    前記格子の上部を移動することができ、前記ハウジングの両方の開口部を横切ることが可能であり、吸引された空気に含まれる粒子がそこに堆積されるフィルタ(56)、例えばペーパーフィルタと、
    前記フィルタ上に堆積された粒子を使用した追加の定性もしくは定量分析または検査、特に放射能汚染検査を行う装置(58)と、
    前記格子の上で、および追加の定性もしくは定量分析または検査、特に放射能汚染検査を行う装置(58)の位置で、前記フィルタを移動させる装置(60)と、
    を含む、請求項1から6のいずれか一項に記載のシステム。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載のシステムを実施する、材料の表面層の組成のレーザ誘起ブレイクダウン分光法による分析、および少なくとも1つの追加の定性もしくは定量分析、またはこの表面層の少なくとも1つの検査のためのサンプル採取のための方法であって、第1のレーザ誘起ブレイクダウン分光法による分析ステップと、第2のサンプリングステップと、第3の追加の定性もしくは定量分析または検査ステップと、を含み、第1のステップおよび第2のステップが同時にまたは経時的に実施されることを特徴とする、方法。
JP2015559474A 2013-02-27 2014-02-24 レーザ誘起プラズマ分光法による表面層の組成の解析システムおよび方法、ならびに相補的分析を実施するためにサンプルを採取するシステムおよび方法 Active JP6362115B2 (ja)

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