JP2016507774A - ホイール玉型加工性能の改善されたフィルム積層眼科用レンズ - Google Patents

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Abstract

玉型加工最適化積層構成を有する積層光学レンズ及びそれを製造するための方法。この積層光学レンズは、光学基本レンズ及び前記レンズから最も遠い外側フィルムを含むフィルム層化構造を含んでいる。フィルム層化構造を光学基本レンズの表面上に恒久的に保持するために、フィルム層化構造と光学基本レンズとの間に接着剤層化構造を配置する。この積層レンズは、外側フィルムを有するフィルム層化構造を光学基本要素に接着剤層化構造により積層することにより製造する。外側フィルムは、少なくとも100μmの厚さ、及び好ましくは150ミクロン以上300ミクロン以下の範囲の厚さを有する。この接着剤層化構造は、5ミクロン以上100ミクロン以下、及び好ましくは25ミクロン以上50ミクロン以下の範囲の厚さを有する。

Description

本発明は、ホイール玉型加工性能の改善されたフィルム積層眼科用レンズに関する。
眼科用レンズは、円板として製造される。次に円板の周辺端部がホイール玉型加工により取り除かれ、フレームにはめ込まれるか又は縁なし眼鏡として使用されるトリムレンズとなる。レンズの光学的特性を得るために、フィルム又はフィルム層化構造を円板上に積層することができる。例えば、単層フィルム又は少なくとも1つの機能性フィルムを含むフィルム層化構造をレンズに積層することができる。しかし、フィルム及び層化構造の積層されたレンズは、ホイール玉型加工プロセス中に容易に層間剥離を引き起こし得る脆弱な構成部品である。
より具体的には、図1Aに見ることができるように単層フィルム10aすなわち単純フィルムをレンズ10sに接着剤層10gにより積層する。その他の場合には、2層以上の個別フィルムを含む層化構造を設ける。かかるフィルム層化構造の1つの例は、2つのトリアセテートセルロースフィルム(TAC)間に挟まれたポリビニルアルコール層(PVA)を含む偏光構造である。PVAフィルムがTAC層間に積層され、これらのTAC層がPVA層の両側の保護層として機能する。かかるフィルム構造が図2に示されている。図2は、図2A、2B及び2Cの総称である。フィルム層化構造20wは、外側TACフィルム20a、第1中間接着剤層20b、中間PVAフィルム20c、第2中間接着剤層20d及び内側TACフィルム20eを含んでいる。フィルム層化構造20wは、追加接着剤層20gによりレンズ20sに積層される。
もろい集成材のホイール玉型加工中に2種類の欠陥が現れることがある。すなわち、フィルム分離又は/及びフィルム変形である。
例えば、フィルム分離を引き起こす劣化接合は、3種類の場所で生じ得る。かかる劣化接合10xは、図1Bに示すようにレンズ10sと単純フィルム10aとの間で生じる。積層フィルム層化構造の場合、2種類の欠陥が生じることがある。第1の種類の欠陥20xは、図2Bに示すようにフィルム層化構造20wの内部にある。第2の種類の欠陥20yは、図2cに示すようにレンズ及び20sとフィルム層化構造20wとの間で生じる。
したがって、ホイール玉型加工工程中に優れた性能を示す単層フィルム積層レンズ及びフィルム層化構造積層レンズを提供することが望ましいであろう。
したがって、強化された機械的特性を有するフィルム及びフィルム層化構造積層レンズを提供することが本発明の実施形態の目的である。
接着剤、フィルム又はレンズの化学的組成を変更することなくホイール玉型加工性能を改善することが別の目的である。
ホイール玉型加工工程中の層間分離に耐える既存材料による集成材構成を規定することがさらなる目的である。
ホイール玉型加工に適する積層レンズを構成する方法を提供することが別の目的である。
既存の製造方法により、ステップ、時間又は費用の追加なしに本構造を組み立てることがさらなる目的である。
これらの目的及びその他の関連目的は、改善されたホイール玉型加工性能に適合され、接着剤により眼科用レンズに積層されるフィルム又はフィルム層化構造を有する積層レンズにより、本発明の実施形態に従って達成される。
積層光学レンズ製品は、光学基本レンズ及び前記レンズから最も遠い外側フィルムを含むフィルム層化構造を含む玉型加工最適化積層構成を有している。接着剤層化構造は、フィルム層化構造を光学基本レンズの表面上に恒久的に保持するためにフィルム層化構造と光学基本レンズとの間に配置される。外側フィルムは、少なくとも100μmの厚さ、及び好ましくは150ミクロン以上300ミクロン以下の範囲の厚さ、及び好ましくは190ミクロンの厚さを有する。接着剤層化構造は、少なくとも1層の光学品質感圧接着剤層を含む。この層の厚さは、5ミクロン以上100ミクロン以下、及び好ましくは25ミクロン以上50ミクロン以下の範囲である。別案として、この接着剤層化構造は、5ミクロン以上16ミクロン以下の範囲の厚さを有する3層接着剤構造を含む。この3層接着剤構造は、2層のラテックス接着剤及び2つのラテックス層の間に挟まれる1層のホットメルト接着剤を含む。本発明は、接着剤の化学的性質を変更することなく外側フィルムの厚さを増大することにより集成材の最終フィルム層の厚さを最適化して、改良された集成材を提供する。
このフィルム層化構造は、外側フィルムと、接着剤層化構造に接触する近位フィルムと、任意選択的に、外側フィルムと近位フィルムとの間に挟まれる中間フィルムとを含む2つ以上のフィルムを含む。1層以上の中間接着剤層がフィルム間に配置される。各中間接着剤層は、0.5ミクロン超、好ましくは1.0ミクロン以上5.0ミクロン以下の範囲の厚さを有する。中間フィルムは、偏光ポリビニルアルコール層(PVA)であり、且つ、外側フィルム及び近位フィルムは、トリアセチルセルロース層(TAC)である。外側フィルムは、少なくとも100μm、及び好ましくは150ミクロン以上300ミクロン以下の範囲の厚さ、及び好ましくは190ミクロンの厚さを有するトリアセチルセルロース層(TAC)である。このフィルム層化構造は、感圧接着剤層と接触する1つのトリアセチルセルロース層(TAC)を含む。
本発明の別の態様による、玉型加工最適化積層レンズの形成を含む積層レンズを製造するための方法。最初に光学基本レンズ、接着剤層化構造、及び外側フィルムを含むフィルム層化構造を用意する。フィルム層化構造は、フィルム層化構造を光学基本レンズの表面上に恒久的に保持するために接着剤層化構造をフィルム層化構造と光学基本レンズとの間に配置した状態で光学基本要素に積層される。外側フィルムは、少なくとも100μmの厚さ、及び好ましくは少なくとも150ミクロン以上300ミクロン以下の範囲の厚さ、及び好ましくは190ミクロンの厚さを有する。
接着剤層化構造は、5ミクロン以上100ミクロン以下、及び好ましくは25ミクロン以上50ミクロン以下の範囲の厚さを有する少なくとも1層の光学品質感圧接着剤を含む。代案として、接着剤層化構造は、5ミクロン〜16ミクロンの範囲の厚さを有する3層接着剤構造を含む。この3層接着剤構造は、2層のラテックス接着剤及び2層のラテックスの間に挟まれる1層のホットメルト接着剤を含む。
フィルム層化構造は、外側フィルムと、接着剤層化構造と接触する近位フィルムと、任意選択的に、外側フィルムと近位フィルムとの間に挟まれる中間フィルムを含む2つ以上のフィルムを含む。これらのフィルム間に1層以上の中間接着剤が配置される。各中間接着剤層は、0.5ミクロン超、好ましくは1.0ミクロン以上5.0ミクロン以下の範囲の厚さを有する。中間フィルムは、偏光ポリビニルアルコール層(PVA)であり、且つ、外側フィルム及び近位フィルムはトリアセチルセルロース層(TAC)である。
外側フィルムは、少なくとも100μmの厚さ、及び好ましくは150ミクロン以上300ミクロン以下の範囲の厚さ、及び好ましくは190ミクロンの厚さを有するトリアセチルセルロース層(TAC)である。フィルム層化構造は、感圧接着剤の層と接触する1つのトリアセチルセルロース層(TAC)を含む。
本発明の利点、性質、及び種々のさらなる特徴は、これから添付図に関連して詳細に説明する例示的実施形態の考察により詳細に明らかとなるであろう。以下の図面において、同様の参照番号は、すべての図を通じて同様の構成要素を示す。
図1Aは、レンズに積層された先行技術単層フィルムの図である。 図2Aは、レンズに積層された先行技術3層構造の図である。 図1Bは、フィルム−レンズ層間剥離を示す図である。 図2Bは、構造の外側層内におけるフィルム−フィルム層間剥離を示す図である。 図2Cは、3層構造−レンズ層間剥離を示す図である。 図3は、本発明の実施形態に従ってレンズ構造に積層された単層フィルムを示す図である。 図4は、本発明のさらなる1つの実施形態に従ってレンズ構造に積層された3層構造を示す図である。
本出願において言及される種々の用語に以下の定義を適用する。
フィルムは、単層材料、例えば、機能性フィルム、又はトリアセテートセルロース又はセルローストリアセテートフィルム(TAC)フィルムを指す。
フィルム層化構造は、単層のフィルム材料又は相互に接着される同一又は相異なる特性を有する2層以上の個別フィルムを含む層化構造を指す。
接着剤層は、光学基本レンズと直接接触し、且つ、機能性フィルム又はフィルム層化構造と光学基本レンズ間の恒久的接触を得るために、これらの間に配置される接着剤層を指す。
中間接着剤層は、フィルム層化構造を得るために2つのフィルム間に配置される接着剤層を指す。
外側フィルムは、レンズから見て接着剤層の反対側でレンズから一番遠い場所に配置されるフィルムを指す。単層フィルム構造の場合、単層フィルムは、外側フィルムと考えられる。
近位又は内側フィルムは、光学レンズの表面と共形接触するフィルムを指す。
極性又は偏光フィルムは、偏光機能を果たすフィルムを指す。
HMAは、ホットメルト接着剤を意味する。
PSAは、感圧接着剤を意味する。
PVAは、偏光ポリビニルアルコールフィルム、すなわち、単層フィルムを指す。
偏光構造は、PVAフィルム及びその少なくとも1つの面に設けられた保護フィルム又は第1保護フィルム、中間PVAフィルム及び第2保護フィルムを含む3層構造を指す。
Rxは、眼科用レンズの処方を意味する。
ホイール玉型加工は、水なし又は水併用で光学工業の典型的な砥石車を使用して光学物品の周囲を機械的に成型することを意味する。
一般的に、本発明の装置実施形態は、レンズと接触する接着剤層及び厚い外側フィルム(すなわちレンズから最も遠いフィルム)を有する玉型加工最適化積層構成を含んでいる。この玉型加工最適化積層構成は、在来の接着剤及びフィルムを使用するため、実現が容易である。偏光構造としてのフィルム層化構造の場合、在来の中間接着剤を使用しつつ、外側フィルム層の厚さを調整して外側フィルムの機械的特性を改善することができる。
機械的特性のこの改善は、外側フィルム層の厚さを増大することにより得られる。この玉型加工性能は、外側フィルムの厚さを増大すること、フィルム層構造内の接着剤層及び中間接着剤層の厚さを最適組み合わせとすることにより強化される。この組み合わせにより、通常のホイール玉型加工欠陥は克服され、フィルムの変形及び/又はフィルム分離が回避される。
玉型加工性能の改善された単純単層フィルム積層品
図1A及び3は、単純フィルム積層の比較例である。図1Aでは、薄い単純TACフィルム10aが薄いPSA接着剤層10gによりレンズ10sに積層されている。フィルム10aの厚さは約40ミクロンであり、また、接着剤層10gの厚さは25ミクロンである。これらの薄い層を有する積層レンズ10mの玉型加工結果は劣悪である。換言すると、積層レンズ10mは図1Bに示すような欠陥を有し、そのパーセンテージは受け入れられないほど高い。
図3では、厚い単純TACフィルム34aが厚いPSA接着剤層34gによりレンズ34sに積層されている。フィルム34aの厚さは約190ミクロンであり、また、接着剤層34gの厚さは25ミクロンである。これらの厚い層を有する積層レンズ34mの玉型加工結果は、良好である。換言すると、積層レンズ34mの欠陥のパーセンテージは、低いか又はゼロである。
PSAによりレンズに接着された単純TACフィルムについて、本発明者らは一連の実験を経験した。これらの実験において、本発明者らは、PSAの厚さ及びTACフィルムの厚さを変化させた。このフィルムによるレンズを玉型加工し、次にフィルム分離及び/又は変形を示すレンズの個数を分析した。
図1A及び3の積層構成について比較試験及び検査を行った。種々の接着剤について各比較試験を繰り返した結果として、接着剤の選択より、むしろ積層構成の方がホイール玉型加工性能の改善に関係することが実証された。換言すると、この二重接着試験により、玉型加工の改善は、接着剤の化学的性質よりむしろ機械的要因からもたらされることが確認された。
個別試験
図1Aの構成について厚さ40ミクロンのTACフィルム10a及び商標3M 8146−1 PSAで販売されている厚さ25ミクロンの感圧接着剤層10gにより試験を行った。玉型加工後、レンズ10mは、多数の欠陥を示す。本発明による図3の新しい機械的積層構成を同一の材料により試験した。ただし、TACフィルム34aの厚さは190ミクロン、また、接着剤34gの厚さは25ミクロンとした。玉型加工後、レンズ34mにおいて欠陥は観察され得ない。
図1Aの構成について、厚さ40ミクロンのTACフィルム10a及び商標Nitto CS962Xで販売されている厚さ25ミクロンのPSA層10gにより試験した。玉型加工後、レンズ10mは、多数の欠陥を示す。本発明による図3の新しい機械的積層構成を同一の材料により試験した。ただし、TACフィルム34aの厚さは190ミクロン、また、接着剤34gの厚さは25ミクロンとした。玉型加工後、レンズ34mにおいて欠陥はないか、又はわずかな変形がある。厚さ190ミクロンのフィルム及び25ミクロンの接着剤を用いる2つの新しい機械的構成により、非常に少なく、且つ、受け入れられる程度の玉型加工後の変形がもたらされたことが容易に分かる。
それぞれ、一定の厚さ50ミクロンのNitto及び3Mの接着剤を用いる一連の試験を行った。次にTACフィルムの厚さを40ミクロンから190ミクロンに変えた。この試験結果は、TACフィルム厚さのパラメータが極めて重要であることを示している。TACの厚さを190ミクロンまで増大すると、変形は減少する。これは、2種類のPSA接着剤(Nitto 9622及び3M 8146−2)について当てはまる。したがって、接着剤の厚さが一定である場合、TACの厚さの増大に対応する玉型加工性能の相当な一貫した改善が見られる。接着性能に対して、機械的構成は接着剤の化学的性質より大きな影響を有する。この試験は、外側フィルムTACが150ミクロン以上300ミクロン以下の範囲の厚さを有する場合、特にその厚さが約190ミクロンである場合に、任意の適切な接着剤が積層レンズに改善されたホイール玉型加工性能を与えることを実証している。
この機械的構成は、厚いフィルムが使用される場合に、ホイール玉型加工性能に大きな影響を及ぼす。また、この機械的性能は、この厚い外側フィルムが厚い接着剤層と組み合わせて使用される場合に、強化される。厚いフィルムが190ミクロン、例えば150以上300ミクロン以下の範囲である場合及び厚い接着剤層が50ミクロン、例えば25以上50ミクロン以下の範囲である場合に、良好な結果が得られる。
この最後の試験では、80ミクロンのTACフィルムを硬い被膜で覆ってからレンズに接着した。次にPSA接着剤の厚さを25ミクロンから50ミクロンに変えた。硬い被膜の追加は、接着剤の厚さがわずか25ミクロンである場合、若干より良好な結果をもたらす。しかし、硬い被膜の追加は、接着剤の厚さが50ミクロンである場合に、変形を低減する。
被膜なしの試験を被膜ありの試験と比較した場合に、フィルムに対する被膜は、本出願において提案される機械的構成と全面的に両立する旨の結論が導き出される。したがって、本発明に従って製造される積層レンズは、すべて、被覆することができる。かかる被覆は、保護被覆、ハードコート、反射防止(AR)被覆、調光被覆、色付き被覆、曇り止め被覆又はにじみ止め被覆を含む。代案として、調色染料及び着色料をフィルムに混合し、次に硬い被膜又は保護被膜により覆うこともできる。
特殊な接着剤化学性質を必要としないため、本発明の独創的な機械的構成で使用されるレンズは、任意の種類の光学基板物質から製造することができる。例えば、このレンズは、エッジゲート射出成形法又はキャスティング法により製造することができる。また、このレンズは、任意の光学等級材料、例えば、熱可塑又は熱硬化材料から製造することができる。本発明はその貼付工程に関して一般的であるから、本発明は、すべての種類の平面レンズ又は眼科用レンズ、半製品レンズ又は完成品レンズについて利用することができ、また、前面レンズにも後面レンズにも適用することができる。任意の種類の光学接着及び貼付方法をこの独創的概念により使用することができる。例えば、PSA、ホットメルト接着剤、ラテックス、単層接着剤、多層接着剤の系。これらの接着剤は、積層、溶射、回転塗布、浸漬被覆を含む任意の適切な方法により適用することができる。本発明による単層フィルム及びフィルム層化構造の両方の積層レンズは、記述した広い範囲の材料、レンズ型、及び被覆剤とともに使用することができる。
この新技術は、眼科用レンズに適用される任意の種類の単純又は単層フィルムで利用することができる。本発明は、ホイール玉型加工中のフィルム分離が問題となるフィルム積層レンズ適用にとって特に効果的である。この新技術は、任意の種類のホイール玉型加工機におけるフィルム玉型加工性能を改善する。
前記の単純フィルムの例では、TACフィルムは、任意の単層フィルムを代表し、且つ、特にフィルム層化構造が3層構造である場合にフィルム層化構造積層試験の実験的基礎を形成する。実際、本発明の1つの興味深い応用は、偏光機能を有する最終眼科用レンズを提供することである。この目的のために、フィルム層化構造は、例えば、TAC(セルローストリアセテート)、CAB(セルロースアセテートブチラート)、PC(ポリカーボネート)、PET(ポリ(エチレンテレフタル酸エステル))、PMMA(ポリ(メチルメタクリレート)、TPU(ウレタン重合体)、COC(シクロオレフィン共重合体)及びポリイミドから選択された2つの同一又は相異なる材料の保護フィルム間に挟まれるポリビニルアルコール層(PVA)を含むことができる。図2及び図4は、TAC層間に積層されたPVAフィルムを示し、これらのTAC層はPVA層の両側で保護層として機能する。外側フィルムは、TAC層である。
玉型加工欠陥又はフィルム層間分離領域がフィルムとレンズとの間に存在する単層フィルム積層レンズとは異なり、多層フィルム積層レンズの場合には、玉型加工欠陥又はフィルム層間分離領域は多層フィルム内又はレンズと多層フィルムとの間(TACとPVAとの間など)に存在することがある。したがって、多層構造フィルムについて、単層フィルム積層レンズと同じ原則に従って玉型加工性能を改善する必要がある。
玉型加工性能の改善されたフィルム層化構造積層品
次に、単純単層フィルム試験により得られる知識に立脚して、複雑なフィルム層化構造について試験した。例として、結合されてフィルム層化構造を形成する3層のフィルムを含む偏光構造を使用した。これらのフィルム間に中間接着剤層を配置する。より具体的には、3層ラテックス−HMA−ラテックス接着剤系によりTAC−PVA−TAC偏光3層構造をレンズに積層した。この偏光構造は、Onbittから入手できる市販極性構造であった。フィルム層化構造80wを薄い接着剤層80gによりレンズ80sに積層した。これらの試験において、接着剤層80gは、3層ラテックス−HMA−ラテックス接着剤系から構成された。かかる3層接着剤系は、本発明の同一出願人により所有されている欧州特許第2496405号明細書において記述されている。
フィルム層化構造の最適機械的構成を決定するために、外側TACフィルムと、第1及び第2中間接着剤層との厚さを変化させた。新しく作成された各フィルム層化構造構成について分析を行い、フィルム分離(構造内)を示すレンズの個数を玉型加工されたレンズの合計個数と対比して評価した。
図4は、試験モデルを示す。フィルム層化構造80wは、外側TACフィルム80a、第1中間接着剤層80b、PVAフィルム80c、第2中間接着剤層80d及び内側TACフィルム80eから構成されている。すべての試験において、PVAフィルム80cは、25〜35ミクロンとした。TACフィルム80a及び80eは、薄い80ミクロンのフィルム及び厚い190ミクロンのフィルムから独立に選択した。接着剤層80b及び80dは、薄い0.5ミクロン未満の接着剤層及び厚い2.5ミクロンの接着剤層から独立に選択した。追加接着剤層80gにより光学レンズに接着された偏光構造。積層レンズを標準玉型加工機によりトリミングした。薄い接着剤層と厚い接着剤層両方との両方の接着レベルは、剥離力によればほぼ同じである。
以下の表1において、外側TACフィルムの厚さ及び接着剤の厚さの玉型加工効果が明瞭に示されている。驚くべきことに、両方の厚さ(外側TACと中間接着剤)の組み合わせが玉型加工に最善の結果をもたらしている。外側TACの厚さのみでも、接着剤の厚さのみでもホイール玉型加工中のこのフィルム分離問題を解決するには十分でない。主効果は外側TAC厚さによるものであることが分かる。
Figure 2016507774
単層フィルム試験に基づいて、厚い接着剤層80g及び厚い隣接フィルム層80eから改善された玉型加工性能がもたらされることは予想されていたであろう。驚くべきことに、フィルム層化構造では、より厚い中間接着剤層80b、80dと組み合わされた外側フィルム層80aが層間分離の低減に最も大きな影響を及ぼす。薄い内側フィルム層80eを備えることは、表1の最後の行から分かるように層間分離に影響を及ぼさない。
本発明は、フィルム分離がホイール玉型加工中の問題となる単層フィルム又はフィルム層化構造の積層レンズ応用にとって有用であり、この新技術は、任意の種類のホイール玉型加工機のフィルム玉型加工機能を改善する非常に良い方法である。基本光学レンズは、光学及び眼科学において伝統的に使用されている材料から製造することができる。限定ではなく、参考として、材料は、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリイミド、ポリスルホン、ポリエチレンテレフタル酸エステル及びポリカーボネートの共重合体、ポリオレフィンすなわちポリノルボルネン、ジエチレングリコールビス(アリルカーボネート)の重合体及び共重合体、(メタ)アクリルの重合体及び共重合体すなわちビスフェノール−Aから導かれた(メタ)アクリルの重合体及び共重合体、チオ(メタ)アクリルの重合体及び共重合体、ウレタン及びチオウレタンの重合体及び共重合体、エポキシの重合体及び共重合体、及びエピスルフィドの重合体及び共重合体から選択される。
単層フィルム構造又はフィルム層化構造は、光学基本レンズの光学機能又は性能関数に貢献する。機能性の種類は、光崩壊又は光酸化から保護する機能、耐衝撃機能、抗放射線機能、反射防止機能、偏光機能、カラー濾過機能、調光機能、帯電防止機能、汚染防止機能、ピクセル又は微細構造アーキテクチャにより応用される機能となり得る。本発明の好ましい実施形態では、偏光構造を光学基本レンズに接着して偏光レンズを作成する。
本発明は、単層フィルム構造又はフィルム層化構造を光学基本レンズ、例えば眼科用レンズの凸側又は凹側に積層するのに役立つ。これらのレンズは、サングラス、平面レンズ、バイザー、又は処方(Rx)レンズでもよい。かかるレンズは、完成品レンズ(F)、半製品レンズ(SF)、累進レンズ(PAL)、多焦点レンズ、単焦点レンズ及び無限焦点レンズを含み得る。光学基本レンズは、透明、色付き又は染色でもよい。
接着剤、フィルム、フィルム層化構造、積層レンズ及びそれを製造するプロセスの好ましい実施形態について記述したが(それらは限定ではなく、説明を意図している)、修正及び変更が当業者により前記教示を踏まえて行われ得ることに注意するべきである。例えば、意図される応用に応じてその他の均等な要素を積層レンズ製品に包含することができる。また、その他のレンズ積層手順又は異なる順序の手順を実施して同様の結果を得ることができるであろう。したがって、開示された本発明の特定の実施形態における変更が行われ得、それは添付の請求項により概説される本発明の範囲及び趣旨に属するものであることが理解されよう。

Claims (14)

  1. 玉型加工最適化積層構成を有する積層光学レンズであって、前記玉型加工最適化積層構成が:
    − 光学基本レンズ
    − 前記レンズから最も遠い外側フィルムを含むフィルム層化構造、及び
    − 前記フィルム層化構造を前記光学基本レンズの表面上に恒久的に保持するために前記フィルム層化構造と前記光学基本レンズとの間に配置される接着剤層化構造
    を含み、前記外側フィルムが少なくとも100μmの厚さ、及び好ましくは150ミクロン以上300ミクロン以下の範囲の厚さ、及び好ましくは190ミクロンの厚さを有する積層光学レンズ。
  2. 請求項1に記載の積層光学レンズであって、前記接着剤層化構造が5ミクロン以上100ミクロン以下、及び好ましくは25ミクロン以上50ミクロン以下の範囲の厚さを有する、少なくとも1層の光学品質感圧接着剤を含む積層光学レンズ。
  3. 請求項1に記載の積層光学レンズであって、前記接着剤層化構造が5ミクロン以上16ミクロン以下の範囲の厚さを有する3層接着剤構造を含み、前記3層接着剤構造が2層のラテックス接着剤及び前記2層のラテックスの間に挟まれる1層のホットメルト接着剤を含む積層光学レンズ。
  4. 請求項1に記載の積層レンズであって、前記フィルム層化構造が:
    前記外側フィルムと、前記接着剤層化構造と接触する近位フィルムと、任意選択的に、前記外側フィルムと前記近位フィルムとの間に挟まれる中間フィルムとを含む2つ以上のフィルム、及び
    前記フィルム間に配置される1つ以上の中間接着剤層であって、0.5ミクロン超、好ましくは1.0ミクロン以上5.0ミクロン以下の範囲の厚さを有する1つ以上の中間接着剤層
    を含む積層レンズ。
  5. 請求項4に記載の積層レンズであって、前記中間フィルムが偏光ポリビニルアルコール層(PVA)であり、且つ、前記外側フィルム及び前記近位フィルムが、例えばTAC(セルローストリアセテート)、CAB(セルロースアセテートブチラート)、PC(ポリカーボネート)、PET(ポリ(エチレンテレフタル酸エステル))、PMMA(ポリ(メチルメタクリレート)、TPU(ウレタン重合体)、COC(シクロオレフィン共重合体)及びポリイミドから選択される積層レンズ。
  6. 請求項1に記載の積層レンズであって、前記外側フィルムがトリアセチルセルロース層(TAC)であり、前記TAC層が少なくとも100μm、及び好ましくは150ミクロン以上300ミクロン以下の範囲の厚さ、及び好ましくは190ミクロンの厚さを有する積層レンズ。
  7. 請求項2に記載の積層レンズであって、前記フィルム層化構造が感圧接着剤の前記層と接触する1つのトリアセチルセルロース層(TAC)を含む積層レンズ。
  8. i.光学基本レンズを用意すること、
    ii.接着剤層化構造を用意すること、
    iii.外側フィルムを含むフィルム層化構造を用意すること、及び
    iv.前記フィルム層化構造を前記光学基本レンズの表面上に恒久的に保持するために前記接着剤層化構造を前記フィルム層化構造と前記光学基本レンズとの間に配置した状態で前記フィルム層化構造を前記光学基本要素に積層すること
    により玉型加工最適化積層レンズを形成するステップを含む積層レンズを製造するための方法であって、
    前記外側フィルムは、少なくとも100μmの厚さ、及び好ましくは150ミクロン以上300ミクロン以下の範囲の厚さ、及び好ましくは190ミクロンの厚さを有する方法。
  9. 請求項8に記載の方法であって、前記接着剤層化構造が5ミクロン以上100ミクロン以下、及び好ましくは25ミクロン以上50ミクロン以下の範囲の厚さを有する、少なくとも1層の光学品質感圧接着剤を含む方法。
  10. 請求項8に記載の方法であって、前記接着剤層化構造が5ミクロン〜16ミクロンの範囲の厚さを有する3層接着剤構造を含み、前記3層接着剤構造が2層のラテックス接着剤及び前記2層のラテックスの間に挟まれる1層のホットメルト接着剤を含む方法。
  11. 請求項8に記載の方法であって、前記フィルム層化構造が:
    前記外側フィルムと、前記接着剤層化構造と接着する近位フィルムと、任意選択的に、前記外側フィルムと前記近位フィルムとの間に挟まれる中間フィルムとを含む2つ以上のフィルム、及び
    前記フィルム間に配置される1つ以上の中間接着剤層であって、0.5ミクロン超、好ましくは1.0ミクロン以上5.0ミクロン以下の範囲の厚さを有する1つ以上の中間接着剤層
    を含む方法。
  12. 請求項11に記載の方法であって、前記中間フィルムが偏光ポリビニルアルコール層(PVA)であり、且つ、前記外側フィルム及び前記近位フィルムが、TAC(セルローストリアセテート)、CAB(セルロースアセテートブチラート)、PC(ポリカーボネート)、PET(ポリ(エチレンテレフタル酸エステル))、PMMA(ポリ(メチルメタクリレート)、TPU(ウレタン重合体)、COC(シクロオレフィン共重合体)及びポリイミドから構成されるグループから独立に選択される方法。
  13. 請求項8に記載の方法であって、前記外側フィルムがトリアセチルセルロース層(TAC)であり、前記TAC層が少なくとも100μmの厚さ、及び好ましくは150ミクロン以上300ミクロン以下の範囲の厚さ、及び好ましくは190ミクロンの厚さを有する方法。
  14. 請求項9に記載の方法であって、前記フィルム層化構造が感圧接着剤の前記層と接触する1つのトリアセチルセルロース層(TAC)を含む方法。
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