JP2016503822A5 - - Google Patents
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Description
濃縮金属加工流体および金属加工プロセスの実施形態において有用な油溶性ポリアルキレングリコールは、ＡＰＩ（米国石油協会）グループＩの鉱油中において、油溶性ポリアルキレングリコール／鉱油が１０／９０〜９０／１０の重量パーセントのレベルにおいて混和性を示す、任意のポリアルキレングリコールを含む。市販の油溶性ポリアルキレングリコールは、Ｔｈｅ Ｄｏｗ Ｃｈｅｍｉｃａｌ ＣｏｍｐａｎｙからＵＣＯＮ ＯＳＰ−１８、ＵＣＯＮ ＯＳＰ−３２、ＵＣＯＮ ＯＳＰ−４６、ＵＣＯＮ ＯＳＰ−６８、ＵＣＯＮ ＯＳＰ−１５０、ＵＣＯＮ ＯＳＰ−２２０、ＵＣＯＮ ＯＳＰ−３２０、ＵＣＯＮ ＯＳＰ−４６０、ＵＣＯＮ ＯＳＰ−６８０およびＳＹＮＡＬＯＸ ＯＤ−８０の商品名で市販されているものを含む。
本発明は、本発明の精神および本質的属性から逸脱せずに他の形態で具現化することができ、したがって、本発明の範囲を示すものとしては、上記明細書ではなく添付の特許請求の範囲が参照されるべきである。
以下に、本願発明に関連する発明の実施形態を例示する。
［実施形態１］
水溶性ポリアルキレングリコール、メトキシポリエチレングリコール、およびそれらの２種以上の組み合わせからなる群から選択される、６０から９０重量パーセントの基油と、
５から２０重量パーセントのグリコールエーテルと、
０．０１から５重量パーセントの油溶性ポリアルキレングリコールと、
溶着防止剤、防食剤、極圧添加剤、緩衝剤、殺生物剤、潤滑添加剤、およびそれらの２種以上の組み合わせからなる群から選択される、０．２から６重量パーセントの１種以上の添加剤とを含む、濃縮金属加工流体。
［実施形態２］
前記基油は、エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドから得られる単位を含むブタノール開始コポリマーからなる群から選択される、少なくとも１種の水溶性ポリアルキレングリコールを含む、実施形態１に記載の濃縮金属加工流体。
［実施形態３］
前記油溶性ポリアルキレングリコールは、プロピレンオキシドおよびブチレンオキシドから得られる単位を含むドデカノール開始コポリマー、ジオール開始ブチレンオキシドホモポリマー、ならびにそれらの２種以上の組み合わせからなる群から選択される、実施形態１に記載の濃縮金属加工流体。
［実施形態４］
前記油溶性ポリアルキレングリコールは、０．０１から２．５重量パーセントの量で存在する、実施形態１に記載の濃縮金属加工流体。
［実施形態５］
前記油溶性ポリアルキレングリコールは、プロピレンオキシドおよびブチレンオキシドから得られる単位を含み、４０℃で１８から４６ｃＳｔの動粘度を有するドデカノール開始コポリマーを含む、実施形態１に記載の濃縮金属加工流体。
［実施形態６］
前記油溶性ポリアルキレングリコールは、４０℃で７０から７００ｃＳｔの動粘度を有するジオール開始ブチレンオキシドホモポリマーを含む、実施形態１に記載の濃縮金属加工流体。
［実施形態７］
前記グリコールエーテルは、少なくとも２００℃の自己発火温度を有する、実施形態１に記載の濃縮金属加工流体。
［実施形態８］
前記グリコールエーテルは、少なくとも４重量パーセントの水に対する溶解度を有する、実施形態１に記載の濃縮金属加工流体。
［実施形態９］
前記基油は、６５から８５重量パーセントの量で存在し、前記グリコールエーテルは、１０から１５重量パーセントの量で存在し、前記油溶性ポリアルキレングリコールは、０．０１から２．５重量パーセントの量で存在する、実施形態１に記載の濃縮金属加工流体。
［実施形態１０］
金属片を提供することと、
前記金属片を、仕上げ加工、工作機械加工、切断、研削、研磨、整形、成形または屈曲プロセスに供することと、
前記金属片の少なくとも一部に金属加工流体を塗布することとを含む、金属加工プロセスであって、前記金属加工流体は、７５から９９重量パーセントの水と、２５から１重量パーセントの金属加工流体濃縮物とを含み、前記金属加工流体濃縮物は、水溶性ポリアルキレングリコール、メトキシポリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、およびそれらの２種以上の組み合わせからなる群から選択される、６０から９０重量パーセントの基油と、５から２０重量パーセントのグリコールエーテルと、０．０１から５重量パーセントの油溶性ポリアルキレングリコールと、溶着防止剤、防食剤、極圧添加剤、緩衝剤、殺生物剤、潤滑添加剤、およびそれらの２種以上の組み合わせからなる群から選択される、０から６重量パーセントの１種以上の添加剤とを含む、金属加工プロセス。
［実施形態１１］
前記油溶性ポリアルキレングリコールは、プロピレンオキシドおよびブチレンオキシドから得られる単位を含むドデカノール開始コポリマー、ジオール開始ブチレンオキシドホモポリマー、ならびにそれらの２種以上の組み合わせからなる群から選択される、実施形態１０に記載の金属加工プロセス。
［実施形態１２］
前記油溶性ポリアルキレングリコールは、前記金属加工流体中に２００から２０００ｐｐｍの量で存在する、実施形態１０に記載の金属加工プロセス。
以下に、本願発明に関連する発明の実施形態を例示する。
［実施形態１］
水溶性ポリアルキレングリコール、メトキシポリエチレングリコール、およびそれらの２種以上の組み合わせからなる群から選択される、６０から９０重量パーセントの基油と、
５から２０重量パーセントのグリコールエーテルと、
０．０１から５重量パーセントの油溶性ポリアルキレングリコールと、
溶着防止剤、防食剤、極圧添加剤、緩衝剤、殺生物剤、潤滑添加剤、およびそれらの２種以上の組み合わせからなる群から選択される、０．２から６重量パーセントの１種以上の添加剤とを含む、濃縮金属加工流体。
［実施形態２］
前記基油は、エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドから得られる単位を含むブタノール開始コポリマーからなる群から選択される、少なくとも１種の水溶性ポリアルキレングリコールを含む、実施形態１に記載の濃縮金属加工流体。
［実施形態３］
前記油溶性ポリアルキレングリコールは、プロピレンオキシドおよびブチレンオキシドから得られる単位を含むドデカノール開始コポリマー、ジオール開始ブチレンオキシドホモポリマー、ならびにそれらの２種以上の組み合わせからなる群から選択される、実施形態１に記載の濃縮金属加工流体。
［実施形態４］
前記油溶性ポリアルキレングリコールは、０．０１から２．５重量パーセントの量で存在する、実施形態１に記載の濃縮金属加工流体。
［実施形態５］
前記油溶性ポリアルキレングリコールは、プロピレンオキシドおよびブチレンオキシドから得られる単位を含み、４０℃で１８から４６ｃＳｔの動粘度を有するドデカノール開始コポリマーを含む、実施形態１に記載の濃縮金属加工流体。
［実施形態６］
前記油溶性ポリアルキレングリコールは、４０℃で７０から７００ｃＳｔの動粘度を有するジオール開始ブチレンオキシドホモポリマーを含む、実施形態１に記載の濃縮金属加工流体。
［実施形態７］
前記グリコールエーテルは、少なくとも２００℃の自己発火温度を有する、実施形態１に記載の濃縮金属加工流体。
［実施形態８］
前記グリコールエーテルは、少なくとも４重量パーセントの水に対する溶解度を有する、実施形態１に記載の濃縮金属加工流体。
［実施形態９］
前記基油は、６５から８５重量パーセントの量で存在し、前記グリコールエーテルは、１０から１５重量パーセントの量で存在し、前記油溶性ポリアルキレングリコールは、０．０１から２．５重量パーセントの量で存在する、実施形態１に記載の濃縮金属加工流体。
［実施形態１０］
金属片を提供することと、
前記金属片を、仕上げ加工、工作機械加工、切断、研削、研磨、整形、成形または屈曲プロセスに供することと、
前記金属片の少なくとも一部に金属加工流体を塗布することとを含む、金属加工プロセスであって、前記金属加工流体は、７５から９９重量パーセントの水と、２５から１重量パーセントの金属加工流体濃縮物とを含み、前記金属加工流体濃縮物は、水溶性ポリアルキレングリコール、メトキシポリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、およびそれらの２種以上の組み合わせからなる群から選択される、６０から９０重量パーセントの基油と、５から２０重量パーセントのグリコールエーテルと、０．０１から５重量パーセントの油溶性ポリアルキレングリコールと、溶着防止剤、防食剤、極圧添加剤、緩衝剤、殺生物剤、潤滑添加剤、およびそれらの２種以上の組み合わせからなる群から選択される、０から６重量パーセントの１種以上の添加剤とを含む、金属加工プロセス。
［実施形態１１］
前記油溶性ポリアルキレングリコールは、プロピレンオキシドおよびブチレンオキシドから得られる単位を含むドデカノール開始コポリマー、ジオール開始ブチレンオキシドホモポリマー、ならびにそれらの２種以上の組み合わせからなる群から選択される、実施形態１０に記載の金属加工プロセス。
［実施形態１２］
前記油溶性ポリアルキレングリコールは、前記金属加工流体中に２００から２０００ｐｐｍの量で存在する、実施形態１０に記載の金属加工プロセス。
Claims (4)
- 分子量３５０ｇ／モルの水溶性メトキシポリエチレングリコールを含む、６０から９０重量パーセントの基油と、
５から２０重量パーセントの、分子量１７６ｇ／モルのグリコールエーテルと、
０．０１から５重量パーセントの油溶性ポリアルキレングリコールであって、米国石油協会グループＩの鉱油中において、油溶性ポリアルキレングリコール／鉱油が１０／９０〜９０／１０の重量パーセントのレベルにおいて混和性を示す、油溶性ポリアルキレングリコールと、
溶着防止剤、防食剤、極圧添加剤、緩衝剤、殺生物剤、潤滑添加剤、およびそれらの２種以上の組み合わせからなる群から選択される、０．２から６重量パーセントの１種以上の添加剤とを含む、濃縮金属加工流体。 - 前記油溶性ポリアルキレングリコールは、プロピレンオキシドおよびブチレンオキシドから得られる単位を含むドデカノール開始コポリマー、ジオール開始ブチレンオキシドホモポリマー、ならびにそれらの２種以上の組み合わせからなる群から選択される、請求項１に記載の濃縮金属加工流体。
- 前記油溶性ポリアルキレングリコールは、０．０１から２．５重量パーセントの量で存在する、請求項１に記載の濃縮金属加工流体。
- 前記油溶性ポリアルキレングリコールは、プロピレンオキシドおよびブチレンオキシドから得られる単位を含み、４０℃で１８から４６ｃＳｔの動粘度を有するドデカノール開始コポリマーを含む、請求項１に記載の濃縮金属加工流体。
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